JPH0857543A - プレスブレーキにおける撓み補正装置 - Google Patents
プレスブレーキにおける撓み補正装置Info
- Publication number
- JPH0857543A JPH0857543A JP21955894A JP21955894A JPH0857543A JP H0857543 A JPH0857543 A JP H0857543A JP 21955894 A JP21955894 A JP 21955894A JP 21955894 A JP21955894 A JP 21955894A JP H0857543 A JPH0857543 A JP H0857543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- press brake
- urging
- bed
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/02—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
- B21D5/0272—Deflection compensating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベッド部及びラム部が非対称に撓み変形する
状況でワークを折曲げ加工する際に、当該非対称に生じ
る撓み変形を簡便に補正する。 【構成】 ビーム140の両端部を付勢ネジ132によ
り付勢し、かつ、可動支点137cにより付勢ネジ13
2による付勢方向と逆方向に支持する。これにより可動
支点137cを中心にビーム140を湾曲させる。する
とビーム140に取付けられている複数の下クサビ15
0が湾曲状態に依存して進退し、下クサビと斜面を接し
ている上クサビの支持位置を調整する。従って上クサビ
に載置される下型の支持位置がビーム140の撓み量に
依存して変化する様になる。この時、下型の支持位置の
設定は、ベッド部及びラム部で生じる非対称な撓み変形
を打ち消す様に可動支点137cを移動させる。これに
よりラム220及びベッド120の撓みを補正する。
状況でワークを折曲げ加工する際に、当該非対称に生じ
る撓み変形を簡便に補正する。 【構成】 ビーム140の両端部を付勢ネジ132によ
り付勢し、かつ、可動支点137cにより付勢ネジ13
2による付勢方向と逆方向に支持する。これにより可動
支点137cを中心にビーム140を湾曲させる。する
とビーム140に取付けられている複数の下クサビ15
0が湾曲状態に依存して進退し、下クサビと斜面を接し
ている上クサビの支持位置を調整する。従って上クサビ
に載置される下型の支持位置がビーム140の撓み量に
依存して変化する様になる。この時、下型の支持位置の
設定は、ベッド部及びラム部で生じる非対称な撓み変形
を打ち消す様に可動支点137cを移動させる。これに
よりラム220及びベッド120の撓みを補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプレスブレーキにおける
ラム部或はベッド部の撓みを補正する撓み装置に関す
る。
ラム部或はベッド部の撓みを補正する撓み装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキ等の加工機により
長尺のワークを折曲げ加工する際に、折曲げ力によりラ
ム部やベッド部が撓み変形してワークが折曲げ方向に沿
って反ったり、或は曲げ角が不均一となる問題が指摘さ
れている。このため特公昭49−27025号公報で
は、下型組立体内に分割されたクサビを埋設し、各クサ
ビを進出させて下型を中高にし、これにより撓み変形を
補正する方法が提案されている。また特開昭52−12
0951号公報においては、長尺ワークの曲げ部を支持
するパッドの下に多数の小シリンダを持つクッション装
置を設けて各クッション装置を調節することにより下型
を中高にする構成が開示されている。
長尺のワークを折曲げ加工する際に、折曲げ力によりラ
ム部やベッド部が撓み変形してワークが折曲げ方向に沿
って反ったり、或は曲げ角が不均一となる問題が指摘さ
れている。このため特公昭49−27025号公報で
は、下型組立体内に分割されたクサビを埋設し、各クサ
ビを進出させて下型を中高にし、これにより撓み変形を
補正する方法が提案されている。また特開昭52−12
0951号公報においては、長尺ワークの曲げ部を支持
するパッドの下に多数の小シリンダを持つクッション装
置を設けて各クッション装置を調節することにより下型
を中高にする構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
方法は、折曲げ加工が左右対称であることを前提に構成
されている。このため折曲げ長さを変更したい場合や非
対称に加工する場合には、加工械における加工位置や付
加する荷重を変える必要が生じ、それに対応した撓み補
正が必要となる。この様な場合、上述した方法では各部
位のクサビの位置を調節しなければならず、手数を要す
ると共に、適正な補正が困難である問題があった。そこ
で本発明は、上記問題を解決したプレスブレーキにおけ
る撓み補正装置を提供することを目的とする。
方法は、折曲げ加工が左右対称であることを前提に構成
されている。このため折曲げ長さを変更したい場合や非
対称に加工する場合には、加工械における加工位置や付
加する荷重を変える必要が生じ、それに対応した撓み補
正が必要となる。この様な場合、上述した方法では各部
位のクサビの位置を調節しなければならず、手数を要す
ると共に、適正な補正が困難である問題があった。そこ
で本発明は、上記問題を解決したプレスブレーキにおけ
る撓み補正装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ベッドに板状のビームと、複数に分割され
た下クサビと、該下クサビと斜面が相互に接した一体物
の上クサビと、下型とがこの順次積載され配設されてな
るベッド部及び、上型が設けられたラム部を有して前記
下クサビが進退することによりワークをV曲げする際の
下型の高を調節してなる加工装置において、前記ベッド
に固着されてビーム、下クサビ及び上クサビを収納する
筆箱状の基台と、前記ビームの側端面に沿って移動可能
に設けられた可動支点と、前記ビームの左右両端部を可
動支点方向に付勢し、該可動支点を頂点としてビームを
湾曲させ、これによりビーム上に配設された複数の下ク
サビが構成する斜面の高さを微調整して加工力により生
じるベッド部及びラム部の撓みを補正するビーム付勢手
段とを有してなる、ことを特徴とする。
するために、ベッドに板状のビームと、複数に分割され
た下クサビと、該下クサビと斜面が相互に接した一体物
の上クサビと、下型とがこの順次積載され配設されてな
るベッド部及び、上型が設けられたラム部を有して前記
下クサビが進退することによりワークをV曲げする際の
下型の高を調節してなる加工装置において、前記ベッド
に固着されてビーム、下クサビ及び上クサビを収納する
筆箱状の基台と、前記ビームの側端面に沿って移動可能
に設けられた可動支点と、前記ビームの左右両端部を可
動支点方向に付勢し、該可動支点を頂点としてビームを
湾曲させ、これによりビーム上に配設された複数の下ク
サビが構成する斜面の高さを微調整して加工力により生
じるベッド部及びラム部の撓みを補正するビーム付勢手
段とを有してなる、ことを特徴とする。
【0005】例えば前記ビーム付勢手段は、基台の前側
板に遊嵌・係合されると共に、ビームと螺合する付勢ネ
ジからなる。
板に遊嵌・係合されると共に、ビームと螺合する付勢ネ
ジからなる。
【0006】あるいは前記ビーム付勢手段は、基台の後
側板に固着されてビームを可動支点方向に付勢すべく、
流体圧で進退する付勢シリンダーを有した流体押圧装置
からなる。
側板に固着されてビームを可動支点方向に付勢すべく、
流体圧で進退する付勢シリンダーを有した流体押圧装置
からなる。
【0007】また流体押圧装置は、ビームを押圧した際
に当該ビームの位置を規定する基台前側板に螺合するス
トッパーネジを有してなる。
に当該ビームの位置を規定する基台前側板に螺合するス
トッパーネジを有してなる。
【0008】また、前記ビームの上に配設される各下ク
サビの高さを粗調整すべく、ビームに立設されたフラン
ジ部に螺合し、かつ、下クサビに回動自在に係合された
調整ネジが設けられてなる。
サビの高さを粗調整すべく、ビームに立設されたフラン
ジ部に螺合し、かつ、下クサビに回動自在に係合された
調整ネジが設けられてなる。
【0009】さらに左右の付勢ネジにスプロケットが固
着され、かつ、これら左右のスプロケットが駆動手段に
より駆動されて両付勢ネジを同量又はそれぞれ独立に進
退させてなる。
着され、かつ、これら左右のスプロケットが駆動手段に
より駆動されて両付勢ネジを同量又はそれぞれ独立に進
退させてなる。
【0010】
【作用】上記構成に基づき、ビームの両端部をビーム付
勢手段により付勢し、かつ、ビームの任意の点を可動支
点によりビーム付勢手段による付勢方向と逆方向に支持
する。これにより可動支点を中心にビームを湾曲させ
る。各下クサビは調整ネジによりビームに係合されてい
るので、ビームが湾曲すると各下クサビはビームの湾曲
状態に従い進退し、これにより上クサビの支持高さが変
化するようになる。加工力により生じるベッド部及びラ
ム部の撓み変形を補正するには、この撓み変形を打消す
様に上クサビの支持高さを変化させればよいので、可動
視点をそのように動かすことにより撓み変形が補正可能
になる。
勢手段により付勢し、かつ、ビームの任意の点を可動支
点によりビーム付勢手段による付勢方向と逆方向に支持
する。これにより可動支点を中心にビームを湾曲させ
る。各下クサビは調整ネジによりビームに係合されてい
るので、ビームが湾曲すると各下クサビはビームの湾曲
状態に従い進退し、これにより上クサビの支持高さが変
化するようになる。加工力により生じるベッド部及びラ
ム部の撓み変形を補正するには、この撓み変形を打消す
様に上クサビの支持高さを変化させればよいので、可動
視点をそのように動かすことにより撓み変形が補正可能
になる。
【0011】ビームを付勢するビーム付勢手段として
は、付勢ネジを用いることが可能である。この付勢ネジ
は、基台の前側板に遊嵌して回動自在に設けられると共
に離脱不能に係合され、かつ、ビームと螺合している。
なお左右の付勢ネジには、スプロケットが固着され、か
つ、これら左右のスプロケットが連結手段により連結さ
れて連動する様に構成されているので、1つのスプロケ
ットに駆動力が伝達されると連結手段により両付勢ネジ
が同量進退する。従って、ビームの両端を同じ量だけ進
退させることが可能になる。なおユーザーの要求等に応
じ、スプロケットの駆動をステッピングモータ等の駆動
手段によって行ってもよく、また場合によっては手動で
行ってもよい。さらに複雑な加工圧(即ち、撓み変形)
に対応するため、左右のスプロケットをそれぞれ独自に
駆動してもよい。
は、付勢ネジを用いることが可能である。この付勢ネジ
は、基台の前側板に遊嵌して回動自在に設けられると共
に離脱不能に係合され、かつ、ビームと螺合している。
なお左右の付勢ネジには、スプロケットが固着され、か
つ、これら左右のスプロケットが連結手段により連結さ
れて連動する様に構成されているので、1つのスプロケ
ットに駆動力が伝達されると連結手段により両付勢ネジ
が同量進退する。従って、ビームの両端を同じ量だけ進
退させることが可能になる。なおユーザーの要求等に応
じ、スプロケットの駆動をステッピングモータ等の駆動
手段によって行ってもよく、また場合によっては手動で
行ってもよい。さらに複雑な加工圧(即ち、撓み変形)
に対応するため、左右のスプロケットをそれぞれ独自に
駆動してもよい。
【0012】また別のビーム付勢手段としては、流体圧
で進退する付勢シリンダーを有した流体押圧装置を用い
ることも可能である。この場合、流体押圧装置は基台の
後側板に固着されてビームを可動支点方向に付勢する。
そして流体を注入すると付勢シリンダーが前進してビー
ムを付勢して湾曲させ、また流体圧を抜くことによりビ
ームの弾性力により速やかに復位する。従って復位に要
する時間の短縮が図られる。なお、ビームを付勢する際
に、湾曲状態を規制するためにストッパーネジを基台前
側板に螺合させて、このストッパーネジを所定位置にセ
ットすることによりビームの湾曲状態を規定することが
できる。
で進退する付勢シリンダーを有した流体押圧装置を用い
ることも可能である。この場合、流体押圧装置は基台の
後側板に固着されてビームを可動支点方向に付勢する。
そして流体を注入すると付勢シリンダーが前進してビー
ムを付勢して湾曲させ、また流体圧を抜くことによりビ
ームの弾性力により速やかに復位する。従って復位に要
する時間の短縮が図られる。なお、ビームを付勢する際
に、湾曲状態を規制するためにストッパーネジを基台前
側板に螺合させて、このストッパーネジを所定位置にセ
ットすることによりビームの湾曲状態を規定することが
できる。
【0013】ビーム上に配設された各下クサビを、当該
ビームに対して個々に進退させることにより、これらの
下クサビにより支持される上クサビ、即ち下型の支持位
置を粗調整するために調整ネジが設けられている。この
調整ネジは、ビームに立設されたフランジ部と螺合し、
かつ、下クサビに回動自在に係合されているので、調整
ねじを回転させることにより下クサビはビーム面をスラ
イドするようになる。
ビームに対して個々に進退させることにより、これらの
下クサビにより支持される上クサビ、即ち下型の支持位
置を粗調整するために調整ネジが設けられている。この
調整ネジは、ビームに立設されたフランジ部と螺合し、
かつ、下クサビに回動自在に係合されているので、調整
ねじを回転させることにより下クサビはビーム面をスラ
イドするようになる。
【0014】
<実施例1>本発明の実施例1を図を参照して説明す
る。図1は本発明に係るの撓み補正装置が設けられた加
工機2の正面図(図1(a) )と側面図(図1(b) )の該
略図を示したものである。加工機2はベッド部100と
ラム部200とを有し、ベッド部100は下型110が
設けられたベッド120を持ち、またラム部200はに
上型210が取付けられたラム220を持っている。そ
してワークWは、下型110に載置され、上型210を
下型110に向けて押圧することによりV字状に加工さ
れる。
る。図1は本発明に係るの撓み補正装置が設けられた加
工機2の正面図(図1(a) )と側面図(図1(b) )の該
略図を示したものである。加工機2はベッド部100と
ラム部200とを有し、ベッド部100は下型110が
設けられたベッド120を持ち、またラム部200はに
上型210が取付けられたラム220を持っている。そ
してワークWは、下型110に載置され、上型210を
下型110に向けて押圧することによりV字状に加工さ
れる。
【0015】図2は図1における矢視A−Aの断面図を
示している。ベッド120には筆箱状の基台130が固
着され、その中にビーム140、下クサビ150、上ク
サビ160が順次配置されている。下クサビ150は複
数のクサビに分割され、ビーム140の後端に設けられ
たフランジ部141に調整ネジ142により係合してい
る。また上クサビ160は一体で構成され、下クサビ1
50の斜面と互いに接して配設されている。さらに上ク
サビ160の上には下型ホルダー170が設けられ、こ
の下型ホルダー170に多数の下型110が載置され、
下型固定ネジ171により固定されている。
示している。ベッド120には筆箱状の基台130が固
着され、その中にビーム140、下クサビ150、上ク
サビ160が順次配置されている。下クサビ150は複
数のクサビに分割され、ビーム140の後端に設けられ
たフランジ部141に調整ネジ142により係合してい
る。また上クサビ160は一体で構成され、下クサビ1
50の斜面と互いに接して配設されている。さらに上ク
サビ160の上には下型ホルダー170が設けられ、こ
の下型ホルダー170に多数の下型110が載置され、
下型固定ネジ171により固定されている。
【0016】図3は上クサビ160を取除いた時(下ク
サビ150の一部分のみが図示されている)の基台13
0の様子を示す模式図である。基台130の前側板13
1における左右両端には、それぞれビーム付勢手段であ
る付勢ネジ132が挿嵌され、この付勢ネジ132に前
側板131を挟む様にスプロケット133とカラー13
4とが固着されている。また付勢ネジ132のネジ部1
35はビーム140と螺合しており、スプロケット13
3が回転することによりビーム140を付勢可能にして
いる。この左右のスプロケット133はチェーン等の連
結手段136により連結され、一方のスプロケット13
3に伝達された回転力が他方に伝達される構成となって
いる。これにより左右の付勢ネジ132の進退量は同量
に保たれている。なおスプロケット133の駆動は、ス
テッピングモータ等の駆動手段であってもよく、また場
合によっては手動で行ってもよい。これらは適宜選択設
計することができる。さらに左右のスプロケット133
の駆動は、それぞれ独自に行うことも可能である。この
場合には、より複雑な加工圧(即ち、複雑な撓み変形)
に対応することが可能になる。
サビ150の一部分のみが図示されている)の基台13
0の様子を示す模式図である。基台130の前側板13
1における左右両端には、それぞれビーム付勢手段であ
る付勢ネジ132が挿嵌され、この付勢ネジ132に前
側板131を挟む様にスプロケット133とカラー13
4とが固着されている。また付勢ネジ132のネジ部1
35はビーム140と螺合しており、スプロケット13
3が回転することによりビーム140を付勢可能にして
いる。この左右のスプロケット133はチェーン等の連
結手段136により連結され、一方のスプロケット13
3に伝達された回転力が他方に伝達される構成となって
いる。これにより左右の付勢ネジ132の進退量は同量
に保たれている。なおスプロケット133の駆動は、ス
テッピングモータ等の駆動手段であってもよく、また場
合によっては手動で行ってもよい。これらは適宜選択設
計することができる。さらに左右のスプロケット133
の駆動は、それぞれ独自に行うことも可能である。この
場合には、より複雑な加工圧(即ち、複雑な撓み変形)
に対応することが可能になる。
【0017】また左右のスプロケット133の間の前側
板131には、ブラケット137がスライドするスライ
ド穴138が設けられると共に、その下方面にガイド溝
139が凹設されている。そしてブラケット137の先
端部137aに設けられたスライドギブ137bがガイ
ド溝139に嵌合してスライド面138上を移動するブ
ラケット137をガイドするようになる。またブラケッ
ト137の先端部137aには可動支点137cが可動
支点固定ネジ137dにより固着され、付勢ネジ132
によりビーム140が前側板131方向に付勢されると
可動支点137cがビーム140の腹部に当たり湾曲す
る様になる。従って各下クサビ150は、ビーム140
の湾曲状態に従ってそれぞれ進退し、その斜面に接して
いる上クサビ160の支持高さが変化する。
板131には、ブラケット137がスライドするスライ
ド穴138が設けられると共に、その下方面にガイド溝
139が凹設されている。そしてブラケット137の先
端部137aに設けられたスライドギブ137bがガイ
ド溝139に嵌合してスライド面138上を移動するブ
ラケット137をガイドするようになる。またブラケッ
ト137の先端部137aには可動支点137cが可動
支点固定ネジ137dにより固着され、付勢ネジ132
によりビーム140が前側板131方向に付勢されると
可動支点137cがビーム140の腹部に当たり湾曲す
る様になる。従って各下クサビ150は、ビーム140
の湾曲状態に従ってそれぞれ進退し、その斜面に接して
いる上クサビ160の支持高さが変化する。
【0018】一方ビーム140には、フランジ部141
が立設され、このフランジ部141に螺合された調整ネ
ジ142が下クサビ150の切込部151に挿嵌されて
止部材152により離脱不可能に止められている。従っ
て調整ネジ142を回転させるとフランジ部141との
螺合により進退し、これにともない下クサビ150が進
退して、上クサビ160の上下位置、即ち下型110の
上下位置を調整することが可能になる。
が立設され、このフランジ部141に螺合された調整ネ
ジ142が下クサビ150の切込部151に挿嵌されて
止部材152により離脱不可能に止められている。従っ
て調整ネジ142を回転させるとフランジ部141との
螺合により進退し、これにともない下クサビ150が進
退して、上クサビ160の上下位置、即ち下型110の
上下位置を調整することが可能になる。
【0019】上記構成によりベッド部100及びラム部
200の撓み変形の補正の方法を説明する。まず下型1
10が所定の高さになるように調整ネジ142を回転さ
せて基準高さ調整を行う。この高さは、組部品誤差の補
正、ワークWの厚み及び加工形状等により適宜設定され
る。その後、加工の偏心負荷等の非対称性により生ずる
撓み変形を補正すべく、付勢ネジ132を回転させてビ
ーム140を湾曲させる。即ち、加工力により生じるベ
ッド部100又はラム部200の撓み変形を打消すよう
に可動支点137cを移動させ、これによりビーム14
0を湾曲させて上クサビ160の支持高さ位置を変える
ことにより撓み変形を補正する。
200の撓み変形の補正の方法を説明する。まず下型1
10が所定の高さになるように調整ネジ142を回転さ
せて基準高さ調整を行う。この高さは、組部品誤差の補
正、ワークWの厚み及び加工形状等により適宜設定され
る。その後、加工の偏心負荷等の非対称性により生ずる
撓み変形を補正すべく、付勢ネジ132を回転させてビ
ーム140を湾曲させる。即ち、加工力により生じるベ
ッド部100又はラム部200の撓み変形を打消すよう
に可動支点137cを移動させ、これによりビーム14
0を湾曲させて上クサビ160の支持高さ位置を変える
ことにより撓み変形を補正する。
【0020】例えば図4(a) に示す様なワークWを加工
線L1に沿って折曲げて図4(b) の様にする場合を考え
る。一様な加工力で折曲げする場合には、図4(c) の実
線L2で示すような撓み変形が生じる。従って、図4
(a) に示すようなワークを同一条件で折曲げると図4
(b) に示す一点鎖線L3のような撓みが生じてしまい、
加工領域の中央部分を中心に対称にビーム140を撓ま
せたのでは十分な補正ができない。即ち、図4(c) にお
ける斜線部分に対応する領域の補正が不十分となり、こ
のため曲角が一定とならず図4(d) に示す様になる。そ
こで図4(f) に示す様に、可動支点137cを移動させ
てビーム140を非対称に撓ませることにより下クサビ
150の高さ、即ち下型110の支持高さを調整する。
線L1に沿って折曲げて図4(b) の様にする場合を考え
る。一様な加工力で折曲げする場合には、図4(c) の実
線L2で示すような撓み変形が生じる。従って、図4
(a) に示すようなワークを同一条件で折曲げると図4
(b) に示す一点鎖線L3のような撓みが生じてしまい、
加工領域の中央部分を中心に対称にビーム140を撓ま
せたのでは十分な補正ができない。即ち、図4(c) にお
ける斜線部分に対応する領域の補正が不十分となり、こ
のため曲角が一定とならず図4(d) に示す様になる。そ
こで図4(f) に示す様に、可動支点137cを移動させ
てビーム140を非対称に撓ませることにより下クサビ
150の高さ、即ち下型110の支持高さを調整する。
【0021】図4(e) の実線L4は、図4(f) における
点線位置(加工位置)での下クサビ150の高さを示し
たものであり、同図における一点鎖線L3は上述した撓
み変形量を示している。上記例は一例であり、ワークW
に厚み分布がある場合等にも適用できることは付するま
でもない。
点線位置(加工位置)での下クサビ150の高さを示し
たものであり、同図における一点鎖線L3は上述した撓
み変形量を示している。上記例は一例であり、ワークW
に厚み分布がある場合等にも適用できることは付するま
でもない。
【0022】<実施例2>本発明の実施例2を図5を参
照して説明する。なお実施例1と同一部分については同
一符号を付して説明を省略する。実施例1においては、
ビーム140を付勢するために付勢ネジ132を回転さ
せて行った。しかしこの場合、ビーム140が元の状態
に復位するのに時間がかかる面倒さがある。そこで本実
施例2では、ビーム付勢手段として油圧等の流体による
流体押圧装置300を用いる。そしてストッパーネジ3
40によりビーム140の撓み量を規制する。
照して説明する。なお実施例1と同一部分については同
一符号を付して説明を省略する。実施例1においては、
ビーム140を付勢するために付勢ネジ132を回転さ
せて行った。しかしこの場合、ビーム140が元の状態
に復位するのに時間がかかる面倒さがある。そこで本実
施例2では、ビーム付勢手段として油圧等の流体による
流体押圧装置300を用いる。そしてストッパーネジ3
40によりビーム140の撓み量を規制する。
【0023】即ち図5に示す様に、ストッパーネジ34
0は基台130に螺合され、その先端部に規制部材35
0が回動自在に取付けられている。そしてストッパーネ
ジ340を回転させることによりビーム140の停止位
置が決められる。その後、流体注入口320から流体を
注入すると付勢シリンダー310が押されてビーム14
0が湾曲すると共にストッパーネジ340に当接して湾
曲状態が決められる。また注出口330から流体圧を抜
くとビーム140の弾性力によりビーム140が瞬時に
復位する。
0は基台130に螺合され、その先端部に規制部材35
0が回動自在に取付けられている。そしてストッパーネ
ジ340を回転させることによりビーム140の停止位
置が決められる。その後、流体注入口320から流体を
注入すると付勢シリンダー310が押されてビーム14
0が湾曲すると共にストッパーネジ340に当接して湾
曲状態が決められる。また注出口330から流体圧を抜
くとビーム140の弾性力によりビーム140が瞬時に
復位する。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に本発明により、加工力
の非対称によりベッド部及びラム部に非対称な撓み変形
が生じても、可動支点の移動により撓み変形を打消す様
に下型の高さ位置を変えること可能になり、極めて容易
に補正することができる様になった。
の非対称によりベッド部及びラム部に非対称な撓み変形
が生じても、可動支点の移動により撓み変形を打消す様
に下型の高さ位置を変えること可能になり、極めて容易
に補正することができる様になった。
【図1】本発明に係る補正装置が用いられたプレスブレ
ーキ を示す図で、(a) はその正面図、(b) は側面図で
ある。
ーキ を示す図で、(a) はその正面図、(b) は側面図で
ある。
【図2】図1の矢視断面A−Aを示す図である。
【図3】ベッド部の模式図である。
【図4】偏心負荷に対する本発明に係る撓み補正装置の
適用を説明するため図で 、(a) は折曲げ加工するワー
クの上視図、(b) は望む最終加工状態を示す斜視図、
(c) は撓み変形量を示す図、(d) は対称に撓み変形して
いる場合の折曲げ加 状態、(e) は撓み変形に対する下
クサビの高さ補正量を示す図、(f) は非対称な撓み変形
を補正するために可動支点を移動させた図である。
適用を説明するため図で 、(a) は折曲げ加工するワー
クの上視図、(b) は望む最終加工状態を示す斜視図、
(c) は撓み変形量を示す図、(d) は対称に撓み変形して
いる場合の折曲げ加 状態、(e) は撓み変形に対する下
クサビの高さ補正量を示す図、(f) は非対称な撓み変形
を補正するために可動支点を移動させた図である。
【図5】実施例2の説明に適用される図2に代わる図で
ある。
ある。
2 加工機 100 ベッド部 110 下型 120 ベッド 130 基台 131 前側板 132 付勢ネジ(ビーム付勢手段) 133 スプロケット 134 カラー 135 ネジ部 136 連結手段 137 ブラケット 137a 先端部 137b スライドギブ 137c 可動支点 137d 可動支点固定ネジ 138 スライド面 139 ガイド溝 140 ビーム 141 フランジ部 142 調整ネジ 150 下クサビ 151 切込部 152 止部材 160 上クサビ 170 下型ホルダー 171 下型固定ネジ 200 ラム部 210 上型 220 ラム 300 流体押圧装置(ビーム付勢手段) 340 ストッパーネジ 320 流体注入口 310 付勢シリンダー 330 注出口 W ワーク
Claims (6)
- 【請求項1】 ベッドに板状のビームと、複数に分割さ
れた下クサビと、該下クサビと斜面が相互に接した一体
物の上クサビと、下型とが順次積載配設されてなるベッ
ド部及び、上型が設けられたラム部を有して、下型に載
置されたワークを上型が押圧してV曲加工してなるプレ
スブレーキにおいて、 前記ベッドに固着されてビーム、下クサビ及び上クサビ
が収納される筆箱状の基台と、 前記ビームの側端面に沿って移動可能に設けられた可動
支点と、 前記ビームの左右両端部を可動支点方向に付勢して該可
動支点を頂点としてビームを湾曲させ、これによりビー
ムに固定された各下クサビが進退し上クサビの支持高さ
を微調整して撓みを補正するビーム付勢手段とを有して
なる、 ことを特徴とするプレスブレーキにおける撓み補正装
置。 - 【請求項2】 前記ビーム付勢手段が基台の前側板に遊
嵌・係合されると共に、ビームと螺合する付勢ネジから
なり、該付勢ネジを回転させてブームを進退させてな
る、 請求項1記載のプレスブレーキにおける撓み補正装置。 - 【請求項3】 前記ビーム付勢手段が、基台の後側板に
固着されてビームを可動支点方向に付勢すべく、流体圧
で進退する付勢シリンダーを有した流体押圧装置からな
り、ビームを付勢する際には流体を注入して付勢シリン
ダーを前進させ、ビームを復位させる際には流体圧を抜
いてビームの弾性力で復位させてなる、 請求項1記載のプレスブレーキにおける撓み補正装置。 - 【請求項4】 流体押圧装置が、ビームを付勢した際に
当該ビームの位置を規定すべく、基台の前側板に螺合す
るストッパーネジを有してなる、 請求項3記載のプレスブレーキにおける撓み補正装置。 - 【請求項5】 前記ビームの上に配設される各下クサビ
を進退させて当該下クサビによる上クサビの支持高さを
調整すべく、ビームに立設されたフランジ部に螺合し、
かつ、下クサビに回動自在に係合された調整ネジが設け
られてなる、 請求項1乃至4記載のプレスブレーキにおける撓み補正
装置。 - 【請求項6】 左右の付勢ネジにスプロケットが固着さ
れ、かつ、これら左右のスプロケットが駆動手段により
駆動されて両付勢ネジを同量又はそれぞれ独立に進退さ
せてなる、 請求項2又は5記載のプレスブレーキにおける撓み補正
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219558A JP3003515B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | プレスブレーキにおける撓み補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219558A JP3003515B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | プレスブレーキにおける撓み補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0857543A true JPH0857543A (ja) | 1996-03-05 |
| JP3003515B2 JP3003515B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16737396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6219558A Expired - Fee Related JP3003515B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | プレスブレーキにおける撓み補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3003515B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101445841B1 (ko) * | 2012-11-27 | 2014-09-29 | 서종태 | 빔 성형용 가변 금형 |
| JP2019181548A (ja) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | 株式会社吉野機械製作所 | プレス機械 |
| CN114000725A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-02-01 | 西安建筑科技大学 | 一种自平衡的古建筑房骨架矫正复位装置及方法 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6219558A patent/JP3003515B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101445841B1 (ko) * | 2012-11-27 | 2014-09-29 | 서종태 | 빔 성형용 가변 금형 |
| JP2019181548A (ja) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | 株式会社吉野機械製作所 | プレス機械 |
| CN114000725A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-02-01 | 西安建筑科技大学 | 一种自平衡的古建筑房骨架矫正复位装置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3003515B2 (ja) | 2000-01-31 |
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