JPH0859009A - シート状メディアの搬送装置 - Google Patents

シート状メディアの搬送装置

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JPH0859009A
JPH0859009A JP6190477A JP19047794A JPH0859009A JP H0859009 A JPH0859009 A JP H0859009A JP 6190477 A JP6190477 A JP 6190477A JP 19047794 A JP19047794 A JP 19047794A JP H0859009 A JPH0859009 A JP H0859009A
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JP
Japan
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sheet
liquid
acid
deinking
belts
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Pending
Application number
JP6190477A
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English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
剛二 山本
Keizo Nishiguchi
圭三 西口
雅弘 ▲吉▼田
Masahiro Yoshida
Takuji Yamamoto
卓司 山本
Haruhiko Shinko
治彦 新子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シート状メディアMの搬送装置11に、シー
ト状メディアMと面接触した状態で、シート状メディア
Mを液体Wの外から内へ、或いは内から外へ搬送するベ
ルトローラ対20,21を設けた。 【効果】 シート状メディアMがベルトローラ対20,
21と面接触しながら搬送されので、シート状メディア
Mに液体面に沿って流されたり、シート状メディアに皺
が形成されたりすることなく液体Wの内外に搬送でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙やフィルムシート
などのシート状メディアを液体外から液体内へ、或いは
液体内から液体外へ搬送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体外から液体内へ、或いは液体内から
液体外へシート状メディアを搬送する装置として、例え
ばトナーで画像が形成されているシートをトナー溶解液
又はトナー剥離液に侵漬し、このシートからトナーを除
去して再生する装置が知られている。この種の装置で
は、シートを空気中から液体内に侵漬し、また液体内か
ら空気中にシートを取り出して乾燥させるため、シート
を液体内又は液体外へ搬送する装置が必要となる。
【0003】従来、液体内から液体外へシート状メディ
アを搬送する装置として、図6(又は図7)に示すものが
知られている。この搬送装置40は、液体内に設けられ
たシート装入側のローラ対41と、液体外に設けられた
シート排出側のローラ対42と、これらのローラ対4
1,42の間であって、一端部をローラ対41近傍の液
体内に、他端部をローラ対42近傍の液体外に位置して
それぞれ固定された上ガイド43と下ガイド44で構成
されている。上記ローラ対41,42は、図示しない駆
動源にそれぞれ連結され矢印方向に回転可能となってい
る。また、上記上ガイド43と下ガイド44は平行に配
置され、その間にシート搬送路45が斜めに形成されて
いる。
【0004】以上の構成を備えた搬送装置40におい
て、トナーを除去されて液体中を送られてきたシートM
は、ローラ対41の回転に基づきシート搬送路45に導
入される。シート搬送路45に導入されたシートMは、
上ガイド43及び/又は下ガイド44に沿って液体内か
ら空気中に搬送され、その先端部がローラ対42に挟持
される。そして、シートMは、ローラ対42の回転に基
づきシート搬送路45から送り出され、次の図示しない
乾燥装置へ搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気中
から液体中にシート状メディアを突入させようとして
も、メディアが液体面に沿って流れてしまうため、液体
中にうまく突入しないことがある。また、逆に、液体中
から空気中にメディアを排出させようとすると、同様に
メディアが液体面に沿って流れるため、うまく排出でき
ないことがある。このため、上記のように従来の搬送装
置ではシート状メディアの搬送を補助するガイドを設け
ているが、このガイドが抵抗となり、図6に示すように
ジャムが生じやすい。これは、排出側ではシートが濡れ
ており、ガイドに張り付いてしまうためである。また、
突入側においては、液体面の揺れや以前に行われたジャ
ム処理等によってガイド自体が濡れていることがあり、
ガイドにシートが張り付いてジャムが生じることがあ
る。この対策として、図8、図9に示すように、ガイド
をワイヤ46またはリブ47で構成したものが知られて
いるが、この場合、排出側では濡れたシートMの自重に
よってシート自体が波打ち、このままヒートローラ48
で乾燥するとシートMに皺が形成されるという問題点が
生じる。さらに、上記の問題とは別に、図7に示すよう
に、上記排出側のローラ対から送り出されるシートが排
出側の一方のローラの回転にしたがって巻き付くことが
あった。さらにまた、シートが波打った状態で排出側の
ローラ対に挾持されると皺が形成されてしまい、皺が形
成されたままシートを乾燥させると、この皺が永久的な
ものとなってしまうため、再利用に適さないものとなっ
てしまうという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記問
題点に鑑みてなされたもので、請求項1の発明は、液体
内から液体外へ、或いは液体外から液体内へシート状メ
ディアを搬送する装置において、シート状メディアと面
接触した状態でシート状メディアを液体内外へ搬送する
搬送手段を備えている点に特徴を有する。
【0007】また、請求項2の発明は、液体内から液体
外へシート状メディアを搬送する装置において、シート
状メディアと面接触した状態で、シート状メディアを液
体内から液体外へ搬送する搬送手段と、この搬送手段と
シート状メディアとの接触面近傍であって、液体外の位
置に設けられた加熱手段とを備えている点に特徴を有す
る。
【0008】
【作用】上記請求項1の発明では、シート状メディアは
上記搬送手段によって液体の外から内へ、あるいは内か
ら外へ面接触しながら搬送される。また、請求項2の発
明では、液体内から液体外へ取り出されたシート状メデ
ィアと搬送手段との接触面近傍に設けられた加熱手段に
よりシート状メディアは搬送と同時に加熱乾燥される。
【0009】
【発明の効果】上記構成の本発明によれば、シート状メ
ディアは液体面に沿って流れることはなく、確実に液体
内外に搬送される。また、シート状メディアに皺が形成
されることもない。上記請求項2に記載の発明によれ
ば、さらに再利用に好適なシート状メディアが確実に得
られる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、トナーで画像が形成されてい
るシートを脱墨液に侵漬し、このシートからトナーを除
去して再生する装置1が示されている。この再生装置1
は、本体2内に脱墨液W(後に詳述する。)の収容槽3を
備えている。被処理材であるシート状メディアすなわち
複写シートMは、本体2に付設された給紙部4に積層さ
れており、点線で示す搬送路Pに沿って搬送され、第1
の搬送装置5により脱墨液W内に斜めに侵入する。脱墨
液W内に侵入したシートMは、第1の搬送方向変換装置
6によって搬送方向を水平方向に切り替えられてシート
収容部7に供給される。シート収容部7は、侵漬された
シートを一定時間保持するために、多段階に配置された
複数のシート収容デッキ8を備えており、上記第1の搬
送方向変更装置6によって方向転換されたシートMが各
段のデッキ8に一枚づつ導入される。シートMがデッキ
8に収容されている間、このシートMに付着しているト
ナーの全部又は一部が脱墨液に溶解するか、膨潤して剥
離し易い状態になる。デッキ8に一定時間保持されたシ
ートMは導入順に排出され、第2の搬送方向変更装置9
により方向転換されてUターン搬送部10に供給され
る。Uターン搬送部10で、シートMは斜め上方に方向
転換されてトナー除去装置11に供給される。トナー除
去装置11はシート表面に残留するトナーを機械的に除
去する。このトナー除去装置11としてはブラシローラ
が好適に用いられ、ブラシの接触によりトナーが除去さ
れる。次に、シートMは、第2の搬送装置12により脱
墨液Wから取り出され、ヒータを有する乾燥装置13を
通過する間に再利用可能な状態まで乾燥されて排出部1
4に排出される。
【0011】次に、シートMを脱墨液W内に侵入させる
上記第1の搬送装置5について、図2を参照して詳細に
説明する。この第1の搬送装置5は、互いに面接触する
ベルトローラ対20,21から構成される。また、上記
第1の搬送装置5の斜め下方に設けたガイド24,2
5、上記ベルトローラ対20,21の接触面26、及び
第1の搬送装置5の斜め上方に設けたガイド27,28
とにより、直線状に斜め下方に向かうシートMの搬送路
Pが形成されている。
【0012】上記ベルトローラ20は、脱墨液W中に設
けられたローラ30と、脱墨液Wの液面上であってロー
ラ30に対して斜め上方に配置されたローラ31と、こ
れらのローラ30,31に巻回された所定幅のベルト3
2を備えており、このベルト32はローラ30,31の
少なくともいずれか一方に連結された図示しない駆動源
によって矢印a方向に移動するようにしてある。また、
上記接触面26においてベルトローラ20と面接触する
ベルトローラ21についても同様で、脱墨液W中に設け
られたローラ33と、脱墨液Wの液面上に設けられたロ
ーラ34と、これらローラ33,34に巻回されたベル
ト35を備え、ローラ33,34のいずれか一方に連結
された図示しない駆動源により、上記ベルト32と同一
速度で矢印b方向に移動するようになっている。なお、
上記ベルト32,35は1枚の幅広ベルトでもよいし、
複数の細幅帯状ベルトから構成されるものであってもよ
い。
【0013】以上の構成を備えた第1の搬送装置5で
は、ガイド27,28に沿って搬送路Pを送られてきた
シートMは、その先端部が上記接触面26の入口37に
装入され、矢印a,b方向に移動するベルト32,35の間
に挾持される。そして、シートMは、ベルト32,35
と面接触しつつこれらの移動に基づき空気中から脱墨液
W内へ接触面26に沿って搬送される。脱墨液W内に侵
入したシートMは、各ベルトの接触面26の出口36か
ら上記ガイド24,25間の搬送路Pに沿って排出さ
れ、次の第1の搬送方向変換装置6に送られる。このよ
うに、シートMはベルト32,35に面接触状態で挾持
されつつ脱墨液W内に確実に搬送されるので、従来のよ
うに脱墨液Wに侵入する際にシートMが液面に沿って流
れることがなく、シートMに皺が形成されることもな
い。なお、シートMとの密着性を向上させてシートMの
皺防止をより好適なものにするために、ベルト32,3
5は可撓性フィルムで構成されることが望ましい。
【0014】次に、脱墨液W内を搬送されてきたシート
Mを液面上に取り出す装置である上記第2の搬送装置1
2について説明する。この第2の搬送装置12は、図3
に示すように、上記第1の搬送装置5と同様の構成を有
しているが、ベルトローラ対20,21の移動方向が第
1の搬送装置5とは逆の矢印 c,d 方向に移動可能にな
っており、シートMの搬送路Pが直線状に斜め上方に向
かって形成されている点においてのみ相違する。よっ
て、第2の搬送装置12の各部材には、上記第1の搬送
装置5と同一符号を付して説明を省略する。
【0015】上記の構成を備えた第2の搬送装置12で
は、上記第1の搬送装置5の場合とは逆方向にシートM
が搬送される。すなわち、脱墨液W中のガイド24,2
5に沿って搬送路Pを送られてきたシートMは、その先
端部が上記接触面26の入口36に装入され、各ベルト
32,35間に挾持される。そして、シートMは、ベル
ト32,35と面接触しつつこれら矢印 c,d 方向への移
動に基づき脱墨液W内から液面上に接触面26に沿って
搬送される。脱墨液Wから取り出されたシートMは、上
記接触面26の出口37からガイド27,28間の搬送
路Pに沿って排出され、次の乾燥装置13に送られる。
このように、シートMを脱墨液Wから取り出す際も、ベ
ルト32,35間に面接触状態で挾持しつつ液面上に搬
送することとすれば、特に、シートMが脱墨液Wに侵漬
されると強度低下の著しい紙の場合にも液面上でジャム
して停止したり皺がよったりすることがない。なお、第
2の搬送装置12についても、シートMとの密着性を向
上させてシートMの皺防止をより好適なものにするため
に、ベルト32,35は可撓性フィルムで構成すること
が望ましい。
【0016】また、図4に示す第2の搬送装置15のよ
うに、脱墨液Wの液面上であってベルト32,35の接
触面26の内側近傍に、一対のヒータ22,23をベル
ト32,35を介してそれぞれ対向させて設けてもよ
い。この場合には、ベルト32,35に挾持されて脱墨
液Wの液面上に取り出されたシートMは、この搬送過程
で上記ヒータ22,23によってベルト32,35を介し
て両面から加熱され、再利用可能な状態にまで乾燥され
たのち、ガイド27,28間の搬送路Pに排出される。
このようにすれば、シートMは乾燥状態となってベルト
32,35の挾持から解放されるので、各ベルト32,3
5の接触面26の出口37でシートMがいずれか一方の
ベルトに密着して巻き付くのを防止できる。なお、上記
第2の搬送装置15では、その搬送過程でシートMを乾
燥させるので上記乾燥装置13は不要となるが、シート
Mの乾燥状態をより完全なものにするために、乾燥装置
13を併用してもよい。
【0017】上記ヒータ22,23としては電気抵抗に
よる発熱体、赤外線、マイクロ波、熱風などを利用した
もの又はこれらを組み合わせたもの等が適用可能であ
る。また、乾燥後のシートMのカールを防止するため
に、ヒータ22,23は上記のように対向させて配置
し、シートMを表裏同一条件で加熱乾燥するのが好まし
く、同様の理由からベルト32,35の接触面26は直
線的に形成するのが好ましい。
【0018】上記第2の搬送装置15では、シートMは
挾持されるベルト32,35を介して加熱乾燥されるの
で、ベルト32,35には耐熱性と通気性が要求され
る。このため、ベルト32,35の材質としてはステン
レススチールなどの金属や、ポリイミド、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)などの耐熱性樹脂が好適に用
いられる。また、形状としてはベルトに多数の通気孔を
形成したものや、金属製又は耐熱性樹脂製の細い線を編
み込んだメッシュ状のもので構成されるベルトなどが適
用可能である。
【0019】さらに、図5は上記第2の搬送装置15の
変形例を示したものである。この第2の搬送装置16で
は、シートMの乾燥用ヒータ(例えば、ランプヒータな
ど)38,39をベルトローラ対20,21の脱墨液W外
に位置するローラ31,34にそれぞれ内蔵してあるの
で、上記第2の搬送装置15に比べて装置を小型化する
ことができる。また、この第2の搬送装置16では、シ
ートMの乾燥はベルト32,35の接触面26出口37
近傍で行なわれるので、ベルト32,35に通気性は要
求されない。したがって、ベルトに通気孔を設けたり、
メッシュ状のものでベルトを構成したりする必要はない
が、この場合にもベルト32,35に通気性を持たせて
もよい。この第2の搬送装置16では、シートMはベル
トローラ対20,21から排出されるときには既に乾燥
されているので、これらベルトローラ対20,21から
離れやすく、従って巻き付くこともない。
【0020】次に、上記脱墨液Wについて説明する。複
写シート等の記録媒体上に、少なくとも樹脂を含む印字
材料によって可視化された印字面を脱墨する脱墨液は、
前記印字材料の樹脂を溶解或いは膨潤する成分、脱
墨した印字材料が再度紙へ付着するのを防止するために
脱墨後の印字材料を凝集させる作用のある成分、記録
材料の一つである紙の繊維を膨潤させ、印字材料が紙繊
維から離脱を起こし易い状態にする成分、脱墨液の印
字材料及び紙への浸透性を高め、脱墨時間の短縮に寄与
する成分などを必要に応じて配合し製造する。印字材料
の樹脂を溶解或いは膨潤する成分としては、例えば二価
有機酸モノエステル、グリコールエステル、その他の有
機溶剤が挙げられる。
【0021】二価有機酸モノエステルについて具体的に
説明すると、二価有機酸のモノエステルの二価有機酸と
しては、飽和あるいは不飽和脂肪酸、例えばシュウ酸、
マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スベリン酸、マゼライン酸、セバシン酸、マレイ
ン酸あるいはフマル酸、または芳香族脂肪酸、例えばフ
タル酸、イソフタル酸およびテレフタル酸等を使用可能
である。これらの中でもシュウ酸、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、マゼライン酸およびセバシン酸等の飽和脂肪酸が好
ましい。
【0022】二価有機酸のモノエステルのアルコール成
分としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール、ペンタノール等の一価アルコール類
(直鎖あるいは分岐鎖であってもよい)、エチレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスリトールおよびソルビ
トール等の多価アルコール類、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコールおよびポリエチレングリコール
等のグリコール類またはエチルセロソルブおよびブチル
セロソルブ等のセロソルブ類が使用可能である。これら
のアルコールは単独であるいは2種以上混合して使用す
ることができる。
【0023】二価有機酸のモノエステルは上記二価有機
酸とアルコールとのエステル化反応によって、もしくは
二価有機酸ジエステルの加水分解反応によって与えられ
る。好ましい二価有機酸のモノエステルは下記一般式:
【0024】
【化1】HOOC−(CH2)n−COOR1 (式中、R1は炭素数1〜5のアルキル基を表し、n は0
〜8の整数を表す)で表されるものである。
【0025】具体的には、シュウ酸モノエステル(HO
OC−COOR1)、マロン酸モノエステル(HOOC−
CH2−COOR1)、コハク酸モノエステル(HOOC−
(CH2)2−COOR1)、グルタル酸モノエステル(HO
OC−(CH2)3−COOR1)、アジピン酸モノエステル
(HOOC−(CH2)4−COOR1)、ピメリン酸モノエ
ステル(HOOC−(CH2)5−COOR1)、スベリン酸
モノエステル(HOOC−(CH2)6−COOR1)、アゼ
ライン酸モノエステル(HOOC−(CH2)7−COO
1)、セバシン酸モノエステル(HOOC−(CH2)8
COOR1)等を挙げることができる。もちろん二価有機
酸モノエステルとしては単独であるいは2種以上混合し
て使用してもよい。
【0026】二価有機酸モノエステルは、カルボン酸基
の存在により、記録材料である紙の繊維を膨潤させ、印
字材料が紙繊維から容易に離脱を起こし易い状態にさせ
る材料である水と相溶するとともに、印字材料への浸透
力に優れ、エステル基の存在により、トナーへの膨潤、
溶解力が確保されていると考えられる。
【0027】脱墨液全体における添加量は5〜60重量
%、好ましくは20〜40重量%の範囲で使用する。5
重量%未満であると印字材料への膨潤性、溶解性が劣
り、脱墨効果が無く、60重量%より多いと、印字材料
への溶解力が高まりすぎ、紙へ再付着しやすくなる。
【0028】次に、グリコールエーテルについて具体的
に説明すると、例えばエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
レングリコールモノイソプロピレンエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモ
ノイソアミルエーテル、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレング
リコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノエチルエーテル、トリプロピレンモノメチルエーテ
ル等が挙げられ、一種類あるいは二種類以上混合して使
用しても良い。
【0029】グリコールエーテルは紙への浸透性も有す
る。脱墨液全体における添加量は5〜95重量%、好ま
しくは10〜80重量%の範囲で使用する。5重量%未
満であると印字材料への膨潤性、溶解性が劣り、脱墨効
果が無く、95重量%より多いと、印字材料への溶解性
が高まりすぎ、紙へ再付着しやすくなる。
【0030】その他の有機溶剤について具体的に説明す
ると、水と混合せず、かつトナーを溶解もしくは膨潤さ
せるものが挙げられる。例えばベンゼン、トルエン、キ
シレン、ジクロルメタン、メチルエチルケトン、酢酸メ
チル、酢酸エチル、エチルエーテル、プロピレンエーテ
ル、ブチルエーテル、ジイソブチルエーテル、酢酸ブチ
ル、エチルブチルアセタート、プロピオン酸メチル、プ
ロピオン酸エチル等が好適に用いられる。これらの有機
溶剤は単独でも2種類以上混合しても用いられる。脱墨
液全体における添加量は10〜70重量%、好ましくは
20〜60重量%の範囲で使用する。10重量%未満で
あると印字材料への膨潤性、溶解性が劣り、脱墨効果が
無く、70重量%より多いと、印字材料への溶解力が高
まりすぎ、紙へ再付着しやすくなる。
【0031】脱墨した印字材料が再度紙へ付着するのを
防止するために、脱墨後のトナー等の印字材料を凝集さ
せる作用のある成分としては、例えば界面活性剤、高級
脂肪酸、高級脂肪酸エステルが挙げられる。
【0032】界面活性剤について具体的に説明すると、
陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオ
ン性界面活性剤および両性界面活性剤等が使用できる。
従来より、パルプ化した古紙の脱墨剤として界面活性剤
が用いられているが、印字材料が樹脂である場合、界面
活性剤を単独で記録媒体に直接作用させても脱墨作用は
非常に弱いので本発明では上記したような樹脂を溶解あ
るいは膨潤する成分を含むことが好ましい。
【0033】陰イオン界面活性剤としては脂肪酸塩類、
アルキル硫酸エステル塩類、アルキルベンゼンスルフォ
ン酸塩類、アルキルナフタレンスルフォン酸塩類、アル
キルスルホコハク酸塩類、アルキルジフェニルエーテル
ジスルフォン酸塩類、アルキルスルホコハク酸塩類、ナ
フタリンスルフォン酸ホルマリン縮合物、ポリカルボン
酸高分子界面活性剤等が好適に用いられ得る。
【0034】非イオン性界面活性剤としてはポリオキシ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルア
リルエーテル、オキシエチレン−オキシプロピレンコポ
リマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルアミン等が好適に用いられ得る。
【0035】陽イオン性界面活性剤あるいは両性界面活
性剤としては、アルキルアミン塩、第四級アンモニウム
塩、アルキルベタイン、アミンオキサイド等が好まし
い。上記各界面活性剤は、単独または2種以上混合して
使用できる。特に好ましい界面活性剤は、化学式;RO
(CH2CH2O)nH(式中、RはC21〜C22のアルキ
ル基またはアルキルフェニル基、nHは1〜10の整数
を表す)で示されるエチレンオキサイド付加型の非イオ
ン界面活性剤である。
【0036】界面活性剤は脱墨された印字材料を囲い込
み、記録媒体に再付着しない効果をもたせる。さらに、
記録媒体が普通紙等の紙である場合、紙の編目構造に内
に入り込んで印字材料を囲い込み、繊維の奥深くに侵入
した印字材料の脱墨を容易にする作用もある。さらにま
た、印字材料を溶解或いは膨潤する液が水に不溶であ
り、かつ水を脱墨剤に使用する場合は、安定なO/W型
エマルジョンの脱墨液をつくる作用もある。
【0037】脱墨液全体における添加量は0.1〜10
重量%、好ましくは0.1〜5重量%の範囲で使用す
る。0.1重量%未満であると上記効果が得られにく
く、10重量部より多いと泡などが多くなり、取扱いが
困難である。
【0038】高級脂肪酸について具体的に説明すると、
例えばカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシ
ノール酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン
酸、アラキジン酸、アラキドン酸、ベヘニン酸、エルカ
酸、アビエチン酸、ロジン酸、ヤシ油、アマニ油、牛
油、トール脂肪酸、フィチン酸などが例示される。
【0039】高級脂肪酸エステルは、上記高級脂肪酸と
ヒドロキシ化合物、例えばメチルアルコール、エチルア
ルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコール等の
アルコール類、エチレングリコール、グリセリン、ペン
タエリスリトール、ソルビトール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類との
エステル化合物が好ましい。
【0040】高級脂肪酸及び/又は高級脂肪酸エステル
は脱墨後の印字材料を凝集させて記録媒体に再付着させ
ない作用がある。脱墨液全体における添加量は5〜95
重量%、好ましくは20〜80重量%の範囲で使用す
る。5重量%未満であると凝集効果が低くなり、95重
量%より多いと印字材料を溶解或いは膨潤する液の効果
を低下させる。
【0041】記録材料の一つである紙の繊維を膨潤さ
せ、印字材料が紙繊維から離脱を起こし易い状態にさせ
る成分としては、水が挙げられる。水の脱墨液全体にお
ける添加量は脱墨液の1〜90重量%、好ましくは30
〜80重量%含有させる。水の使用量が90重量%を越
えると紙の繊維を破壊してしまい、また、脱墨後の乾燥
に労力がかかりすぎるため好ましくない。水の使用量が
1重量%より少ない場合には、紙の繊維を広げる効果が
得られず、脱墨剤の紙内部への浸透が適当に行われな
い。樹脂を溶解或いは膨潤する液の種類によって適当な
量の設定をおこなう。
【0042】脱墨液の印字材料及び紙への浸透性を高
め、脱墨時間の短縮に寄与する成分としては、例えば有
機酸が挙げられる。具体的には、飽和脂肪族カルボン
酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、
ピミル酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン
酸等、不飽和脂肪族カルボン酸、例えばアクリル酸、プ
ロピオール酸、メタクリル酸、クロトン酸、オレイン
酸、レノール酸、エルカ酸、リシノール酸、アビエチン
酸、ロジン酸、あるいは芳香族カルボン酸、例えば安息
香酸、トルイル酸、ナフトエ酸、ケイ皮酸、2−フル
酸、ニコチン酸およびイソニコチン酸等が使用可能であ
る。これらの有機酸は単独であるいは2種以上混合して
使用可能である。これらの中でもラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、エルカ酸、リシノール酸、アビエチン酸および
ロジン酸等の高級脂肪酸が好ましい。それらの高級脂肪
酸を含有してなるヤシ油、アマニ油、牛油および鯨油等
も使用可能である。
【0043】有機酸は脱墨液全体の1〜10重量%含有
させることが望ましい。本発明で使用する有機酸の脱墨
作用における働きは、必ずしも明らかではないが、本発
明の脱墨剤のトナーおよび紙等への浸透性をよくし、脱
墨の時間を短くし、効率良く脱墨する作用があると考え
られる。
【0044】本発明の脱墨剤には本発明の効果を損なわ
ない範囲で、例えばメタノール、エタノール、n−ブタ
ノール、イソプロパノール、エトキシエタノール等を加
えてもよい。
【0045】脱墨を容易にかつ効率的に行うためのそれ
ぞれの成分の配合形態として、(二価有機酸モノエステ
ル、有機酸、界面活性剤、水)、(グリコールエーテル系
溶剤、高級脂肪酸及び/又は高級脂肪酸エステル、界面
活性剤、水)、(有機溶剤、界面活性剤、水)などが例示
できるが、装置との組み合わせにより、これらに限定さ
れないことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る搬送装置を有する再生装置の概
略構成図である。
【図2】 液体内にシートを侵入させる搬送装置の断面
図である。
【図3】 液体外にシートを取り出す搬送装置の断面図
である。
【図4】 加熱手段を備えた液体外にシートを取り出す
搬送装置の断面図である。
【図5】 図4に示す搬送装置の変形例の断面図であ
る。
【図6】 従来の搬送装置の問題点を説明するための概
略図である。
【図7】 従来の搬送装置の問題点を説明するための概
略図である。
【図8】 従来の搬送装置の斜視図である。
【図9】 従来の搬送装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…再生装置、5,12,15,16…搬送装置、20,2
1…ベルトローラ、22,23,38,39…ヒータ、W
…脱墨液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田 雅弘 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 山本 卓司 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 新子 治彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体外から液体内へ、或いは液体内から
    液体外へシート状メディアを搬送する装置において、 上記シート状メディアと面接触した状態で、シート状メ
    ディアを液体内外へ搬送する搬送手段を備えたことを特
    徴とするシート状メディアの搬送装置。
  2. 【請求項2】 液体内から液体外へシート状メディアを
    搬送する装置において、 上記シート状メディアと面接触した状態で、シート状メ
    ディアを液体内から液体外へ搬送する搬送手段と、 上記搬送手段とシート状メディアとの接触面近傍であっ
    て、液体外の位置に設けられた加熱手段と、を備えたこ
    とを特徴とするシート状メディアの搬送装置。
JP6190477A 1994-08-12 1994-08-12 シート状メディアの搬送装置 Pending JPH0859009A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556738A (zh) * 2011-12-29 2012-07-11 大连佳林设备制造有限公司 整形压平机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556738A (zh) * 2011-12-29 2012-07-11 大连佳林设备制造有限公司 整形压平机
CN102556738B (zh) * 2011-12-29 2016-08-10 大连佳林设备制造有限公司 整形压平机

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