JPH0859654A - 中枢神経系治療用薬剤としての6−アミノ−1,4−ジヒドロピリジン類の使用およびそれらの製造方法 - Google Patents

中枢神経系治療用薬剤としての6−アミノ−1,4−ジヒドロピリジン類の使用およびそれらの製造方法

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JPH0859654A
JPH0859654A JP7232037A JP23203795A JPH0859654A JP H0859654 A JPH0859654 A JP H0859654A JP 7232037 A JP7232037 A JP 7232037A JP 23203795 A JP23203795 A JP 23203795A JP H0859654 A JPH0859654 A JP H0859654A
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nitro
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formula
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クラウス・ウルバーンス
Siegfried Goldmann
ジークフリート・ゴルトマン
Hans-Georg Heine
ハンス−ゲオルク・ハイネ
Bodo Junge
ボド・ユンゲ
Rudolf Schohe-Loop
ルドルフ・シヨーエ−ロープ
Henning Sommermeyer
ヘニング・ゾマーマイヤー
Thomas Glaser
トーマス・グラザー
Reilinde Wittka
ライリンデ・ビツトカ
Vry Jean-Marie-Viktor De
ジヤン−マリー−ビクトル・ド・ブリ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 中枢神経系治療用薬剤としての6−アミノ−
1,4−ジヒドロピリジン類の使用およびそれらの製造
方法を提供する。 【構成】 一般式(I) 〔式中、AはC6〜10アリール又はピリジル、Dはシ
アノ又はニトロ、Rは水素又はアルキル、R及びR
は水素、アルキル又はアシル、Rは水素を表すか、
とRが一緒になり−(CH)nで表す基を表
す、nは2,3又は4の整数を示す〕で表される6−ア
ミノ−5−ニトロ−および−5−シアノ−1,4−ジヒ
ドロピリジン類の新規な使用、新規な6−アシルアミノ
ジヒドロピリジン類、それらの製造方法、並びに特に中
枢神経系を治療する選択的カリウムチャンネル調節因子
としての薬剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、6−アミノ−5−ニトロ−およ
び−5−シアノ−1,4−ジヒドロピリジン類の新規な
使用、新規な6−アシルアミノ−ジヒドロピリジン類、
それらの製造方法、並びに特に中枢神経系を治療する選
択的カリウムチャンネル調節因子としてこれらを薬剤と
して用いることに関する。
【0002】アミノ置換1,4−ジヒドロピリジン類お
よびそれらが示すカルシウム拮抗作用は既に知られてい
る[これに関連して、Arch.Pharm.324
(2)、73−7、1991;Arch.Pharm.
322(5)、285−90、1989およびDOS
22 10 674を参照のこと]。
【0003】驚くべきことに、一般式(I)
【0004】
【化7】
【0005】[式中、Aは、6から10個の炭素原子を
有するアリールまたはピリジルを表し、これらの各々は
任意に、同一もしくは異なる様式でニトロ、シアノ、フ
ェニル、ハロゲンまたはトリフルオロメチルでか或は各
場合とも6個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
アルキルチオもしくはアルコキシで3回以下置換されて
いてもよく、Dは、シアノまたはニトロを表し、R
1は、水素を表すか、或は8個以下の炭素原子を有する
直鎖もしくは分枝アルキルを表し、R2およびR3は、同
一もしくは異なり、水素を表すか、或は各場合とも6個
以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもし
くはアシルを表し、R4は、水素を表すか、或はR3とR
4が一緒になって式−(CH2nで表される基を表し、
ここで、nは、数2、3または4を表す]で表される6
−アミノ−5−ニトロ−および−5−シアノ−1,4−
ジヒドロピリジン類(これらのいくつかは公知である)
およびそれらの生理学的に許容される塩類がカリウムチ
ャンネルに対して選択的調節作用を示し、そして大脳の
病気および中枢神経系(CNS)の病気、並びに鎌状赤
血球貧血と戦う目的で用いるに適切であることを見い出
した。
【0006】生理学的に許容される塩類は、一般に、本
発明に従う化合物と無機もしくは有機酸との塩類であ
る。好適な塩類は、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、
燐酸または硫酸などとの塩類、或は有機カルボン酸もし
くはスルホン酸、例えば酢酸、マレイン酸、フマル酸、
リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、乳酸または安息香酸、或
はメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、フェニルスル
ホン酸、トルエンスルホン酸またはナフタレンジスルホ
ン酸などとの塩類である。
【0007】本発明に従う化合物は立体異性体形態で存
在する可能性があり、これらは鏡像として振る舞うか
(エナンチオマー)或は鏡像として振る舞わない(ジア
ステレオマー)。本発明は、対掌体およびラセミ形態の
両方、並びにジアステレオマー混合物に関する。このラ
セミ形態は、ジアステレオマーと同様、公知様式で立体
異性体的に均一な成分に分離可能である。
【0008】Aがフェニル、ナフチルまたはピリジルを
表し、これらの各々が任意に、同一もしくは異なる様式
でニトロ、シアノ、フェニル、ハロゲンまたはトリフル
オロメチルでか或は各場合とも4個以下の炭素原子を有
する直鎖もしくは分枝アルキルチオもしくはアルコキシ
で3回以下置換されていてもよく、Dがシアノまたはニ
トロを表し、R1が、6個以下の炭素原子を有する直鎖
もしくは分枝アルキルを表し、R2およびR3が、同一も
しくは異なり、水素を表すか、或は各場合とも4個以下
の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくは
アシルを表し、R4が水素を表すか、或はR3とR4が一
緒になって式−(CH2nで表される基を表し、ここ
で、nが数2、3または4を表す、一般式(I)で表さ
れる化合物およびそれらの塩類を用いるのが好適であ
る。
【0009】大脳の病気と戦うには、Aがフェニルまた
はピリジルを表し、これらの各々が任意に、同一もしく
は異なる様式でニトロ、シアノ、フェニル、フッ素、塩
素、トリフルオロメチル、メトキシまたはメチルチオで
2回以下置換されていてもよく、Dがシアノまたはニト
ロを表し、R1が、4個以下の炭素原子を有する直鎖も
しくは分枝アルキルを表し、R2およびR3が、同一もし
くは異なり、水素を表すか、或は各場合とも4個以下の
炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはア
シルを表し、R4が水素を表すか、或はR3とR4が一緒
になって式−(CH2nで表される基を表し、ここで、
nが数2または3を表す、一般式(I)で表される化合
物およびそれらの塩類を用いるのが特に好適である。
【0010】本発明に従う一般式(I)で表される化合
物は、予見できない価値有る薬学的作用スペクトルを示
す。
【0011】これらは、カルシウム依存カリウムチャン
ネル(BK(Ca)チャンネル)、特に中枢神経系のカ
リウムチャンネルのための大きな導電率に対して驚くべ
きほどの選択性を示すチャンネル調節因子である。これ
らは、同時に、有意なカルシウムチャンネル活性を示さ
ないことによって区別される。
【0012】これらが示す薬学特性を基にして、これら
は、実質的変性を示す病気、例えば痴呆の発生を伴う病
気(多梗塞性痴呆(multiinfarction
dementia)(MID)、一次変性痴呆(pri
mary degenerative dementi
a)(PDD)、初老および老年性アルツハイマー病、
HIV痴呆および他の形態の痴呆)、パーキンソン病ま
たは筋萎縮性側索硬化症、並びに多発性硬化症などの治
療を行うに適した薬剤の製造で使用可能である。
【0013】この活性化合物は更に、年令に関連した大
脳機能障害、有機的脳症候群(OBS)および年令に関
連した記憶障害(AAMI)を治療するに適切である。
【0014】これらは、大脳の循環障害の結果として起
こる病気、例えば大脳虚血、卒中、頭蓋脳外傷およびク
モ膜下出血などを予防および治療しそしてこれらの病気
と戦うに適切である。
【0015】これらはうつ病および精神病、例えば精神
分裂病などの治療で価値を示す。これらは更に、神経内
分泌障害および神経伝達物質分泌障害の治療、並びに関
連した健康障害、例えばそう病、アルコール症、薬物乱
用、嗜癖または病的食事挙動などを治療するに適切であ
る。他の使用分野は、片頭痛、睡眠障害および神経障害
の治療分野である。これらは更に鎮痛薬としても適切で
ある。
【0016】本活性化合物は更に、免疫系障害の治療、
特にTリンパ球増殖障害の治療に適切であると共に、平
滑筋系、特に子宮、膀胱および気管支路などに影響を与
えるに適切であり、そしてそれに関連した病気、例えば
喘息および尿失禁などの治療、および不整脈、アンギナ
および糖尿病などの治療で用いるに適切である。
【0017】本発明は更に、一般式(I)
【0018】
【化8】
【0019】で表される新規な化合物およびそれらの塩
類にも関係しており、ここで、これらの置換基が有する
意味を以下の表に示す:
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】本発明に従う化合物および一般式(I)で
表される新規な物質は、一般式(II)
【0027】
【化9】
【0028】[式中、AおよびR1は、上述した意味を
有するが、R1は水素を表さない]で表される化合物
を、D=NO2の場合、一般式(III)
【0029】
【化10】
【0030】[式中、R2およびR3は上述した意味を有
する]で表される化合物と反応させ、そしてD=CNの
場合、適宜アンモニウム塩、好適には酢酸アンモニウム
の存在下、有機溶媒中で一般式(IV)(R2/R3=H)
【0031】
【化11】
【0032】[式中、ZはC1−C4−アルキルを表す]
で表される化合物と反応させ、そしてR2および/また
はR3≠Hの場合、その生成物を相当するアルコール系
アミン溶液と反応させるか、或は適宜アルキル化または
アシル化を実施する場合、塩基の存在下、有機溶媒中で
それらを反応させ、そしてR1=Hの場合、そのエステ
ルの加水分解を通常方法で生じさせる、方法を用いて製
造可能である。
【0033】本発明に従う方法は、例として下記の方程
式で説明可能である:
【0034】
【化12】
【0035】ここで適切な溶媒は、反応条件下で変化し
ない全ての不活性有機溶媒である。これらには、好適に
はアルコール類、例えばメタノール、エタノール、プロ
パノールまたはイソプロパノールなど、或はエーテル
類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、グリコールジメチルエーテルまたはジエチレ
ングリコールジメチルエーテルなど、アセトニトリル、
或はアミド類、例えばヘキサメチル燐酸トリアミドな
ど、或はジメチルホルムアミド、或は酢酸またはハロゲ
ン化炭化水素、例えば塩化メチレンまたは四塩化炭素な
ど、或は炭化水素、例えばベンゼンまたはトルエンなど
が含まれる。上述した溶媒の混合物を使用することも可
能である。イソプロパノール、エタノール、テトラヒド
ロフラン、メタノール、ジオキサンおよびジメチルホル
ムアミドが特に好適である。
【0036】適切な塩基は、一般に、アルカリ金属の水
素化物またはアルコラート類、例えば水素化ナトリウム
またはカリウム第三ブチラートなど、或は環状アミン
類、例えばピペリジンまたはジメチルアミノピリジンな
ど、或はC1−C4−アルキルアミン類、例えばトリエチ
ルアミンなどである。ピペリジン、ジメチルアミノピリ
ジン、ピリジン、水素化ナトリウムおよびカリウム第三
ブチラートが好適である。
【0037】この反応に参与させる物質は、本発明に従
う方法の実施で望まれる如何なる比率でも使用可能であ
る。しかしながら、一般にこれらの反応体を等モル量で
用いる。
【0038】比較的幅広い範囲で反応温度を変化させる
ことができる。一般に、+10℃から+150℃、好適
には+20℃から+100℃、特に個々の溶媒が示す沸
点でこの反応を実施する。
【0039】この反応は常圧下、加圧下または減圧下
(例えば0.5から3バール)で実施可能である。一般
的には常圧下でこの反応を実施する。
【0040】アルキル化で用いるに適切な溶媒も同様に
反応条件下で変化しない通常の有機溶媒である。これら
には、好適にはエーテル類、例えばジエチルエーテル、
ジオキサン、テトラヒドロフランまたはグリコールジメ
チルエーテルなど、或は炭化水素、例えばベンゼン、ト
ルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサンまたは石
油溜分など、或はハロゲン化炭化水素、例えば塩化メチ
レン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエチレン、
トリクロロエチレンまたはクロロベンゼンなど、或は酢
酸エチル、或はトリエチルアミン、ピリジン、ジメチル
スルホキサイド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
燐酸トリアミド、アセトニトリル、アセトンまたはニト
ロメタンなどが含まれる。上述した溶媒の混合物を使用
することも可能である。ジメチルホルムアミドが好適で
ある。
【0041】適切な塩基は、一般に、アルカリ金属の水
素化物またはアルコラート類、例えば水素化ナトリウム
またはカリウム第三ブチラートなど、或は環状アミン
類、例えばピペリジンまたはジメチルアミノピリジンな
ど、或はC1−C4−アルキルアミン類、例えばトリエチ
ルアミンなどである。水素化ナトリウムが好適である。
比較的幅広い範囲で反応温度を変化させることができ
る。一般に、+10℃から+150℃、好適には+20
℃から+100℃、特に室温でこの反応を実施する。
【0042】0℃から+150℃、好適には室温から+
100℃の温度の上記溶媒内でアルキル化を実施する。
【0043】この反応は常圧下、加圧下または減圧下
(例えば0.5から3バール)で実施可能である。一般
的には常圧下でこの反応を実施する。
【0044】各場合ともそのアルキル化すべき化合物1
モル当たり一般に1モルから5モル、好適には1モルか
ら2モルの量で塩基を用いる。
【0045】アシル化で用いるに適切な塩基は、有機塩
基、例えば有機第三アミン類、トリアルキル(C1
6)アミン類、例えばトリエチルアミンなど、或は複
素環式化合物、例えばピリジン、4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ピリジンまたはメチルピペリジンなどであ
る。トリエチルアミンが特に好適である。
【0046】アシル化で用いるに適切な溶媒も同様に反
応条件下で変化しない通常の有機溶媒である。これらに
は、好適にはエーテル類、例えばジエチルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフランまたはグリコールジメチ
ルエーテルなど、或は炭化水素、例えばベンゼン、トル
エン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサンまたは石油
溜分など、或はハロゲン化炭化水素、例えば塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエチレン、ト
リクロロエチレンまたはクロロベンゼンなど、或は酢酸
エチル、或はトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルス
ルホキサイド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル燐
酸トリアミド、アセトニトリル、アセトンまたはニトロ
メタンなどが含まれる。上述した溶媒の混合物を使用す
ることも、或は個々のアシル化剤を溶媒として用いるこ
とも可能である。無水酢酸およびピペリジンが好適であ
る。
【0047】このアシル化は一般に常圧下0℃から+1
20℃、好適には+30℃から+90℃の範囲の温度で
進行する。
【0048】不活性溶媒の中でエステルを通常の塩基で
処理することによる通常方法で、カルボン酸エステルの
加水分解を実施する。
【0049】この加水分解で用いるに適切な塩基は通常
の無機塩基である。これらには、好適にはアルカリ金属
の水酸化物またはアルカリ土類金属の水酸化物、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたは水酸化バリウ
ムなど、或はアルカリ金属の炭酸塩、例えば炭酸ナトリ
ウムまたは炭酸カリウムなど、或は重炭酸ナトリウムな
どが含まれる。水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム
を特に好適に用いる。この加水分解で用いるに適切な溶
媒は、水または加水分解に通常の有機溶媒である。これ
らには、好適にはアルコール類、例えばメタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノールまたはブタ
ノールなど、或はエーテル類、例えばテトラヒドロフラ
ンまたはジオキサンなど、或はジメチルホルムアミドま
たはジメチルスルホキサイドなどが含まれる。メタノー
ル、エタノール、プロパノールまたはイソプロパノール
などの如きアルコール類を特に好適に用いる。また、上
記溶媒の混合物を用いることも可能である。
【0050】一般に、0℃から+100℃、好適には+
20℃から+80℃の範囲の温度で加水分解を実施す
る。
【0051】一般的には常圧下で加水分解を実施する。
しかしながら、減圧下または加圧下(例えば0.5から
5バール)でこの加水分解を実施することも可能であ
る。
【0052】例えば、一般式(I)で表される化合物の
ジアステレオマー混合物の分離を通常方法で行った後直
接このジアステレオマー類のエステル交換を行うか、或
はキラルカルボン酸を最初に調製した後、エナンチオマ
ー的に純粋なジヒドロピリジン類をエステル化で調製す
ることによる操作を用いることで、エナンチオマー的に
純粋な形態が得られる。
【0053】一般的には、分別結晶化を行うか、カラム
クロマトグラフィーにかけるか、或はCraig分配を
行うことによって、ジアステレオマー類の分離を実施す
る。最適な方法は個別に決定すべきであり、時には個々
の方法を組み合わせて用いるのも好都合である。結晶化
またはCraig分配を行うか或はこの2つの方法を組
み合わせて分離を行うのが特に適切である。
【0054】ラセミ体エステルをキラル相使用クロマト
グラフィーにかけることによっても、エナンチオマー的
に純粋な化合物を入手することができる。
【0055】一般式(II)、(III)および(I
V)で表される化合物は公知であるか或は通常方法で製
造可能である。
【0056】本発明に従う一般式(I)で表される化合
物は、特に、カルシウム依存カリウムチャンネルのため
の大きな導電率に対してそれらが選択性を示すことを基
にして、予見できない価値有る作用スペクトルを示す。
【0057】C6−BU1グリオーム細胞からの86ルビ
ジウム流出 Tas他が記述した方法(Neurosci.Let
t.94、279−284(1988))を若干変更し
た方法に従って実験を実施した。この実験ではラットC
6−BU1グリオーム細胞培養物を用いた。イオノマイ
シンがもたらす基底流出量を越えて86ルビジウム流出量
が上昇することをそのデータから計算し、これを100
%に設定した。従って、試験物質の存在下における刺激
はこの値を基にしている。
【0058】本発明はまた、不活性で無毒の薬学的に適
切な助剤および賦形剤に加えて一般式(I)で表される
化合物を1種以上含んでいる薬学調剤か或は式(I)で
表される1種以上の活性化合物から成る薬学調剤、並び
にこれらの調剤の製造方法にも関係している。
【0059】これらの調剤の中に式(I)で表される活
性化合物を全混合物の0.1から99.5重量%、好適
には0.5から95重量%の濃度で存在させるべきであ
る。この薬学調剤には、式(I)で表される活性化合物
に加えて、薬学活性を示す他の化合物も含めることがで
きる。
【0060】上記薬学調剤は、例えば助剤または賦形剤
物質もしくは物質類を用い、公知方法による通常様式で
製造可能である。
【0061】所望の結果を達成するには、一般に、適宜
数回に分けた個別用量の形態で24時間毎に体重1kg
当たり全体量で約0.01から約100mg、好適には
全体量で約1mgから50mgの量で、式(I)で表さ
れる活性化合物または化合物類を投与するのが有利であ
ることを確認した。
【0062】しかしながら、適宜、上述した量から逸脱
させることも有利であり、特にこの逸脱を、治療すべき
被験者の性質および体重、薬剤に対する個人の挙動、病
気の性質およびひどさ、調剤および投与の性質、並びに
投与を行う時間および間隔の関数として行うのが有利で
あり得る。
【0063】
【実施例】出発化合物 実施例I 2−アセチル−3−(3−クロロ−4−トリフルオロメ
チルフェニル)アクリル酸メチル
【0064】
【化13】
【0065】200mLの塩化メチレンの中に3−クロ
ロ−4−トリフルオロメチルベンズアルデヒドを32.
3g(155ミリモル)およびアセト酢酸メチルを1
8.0g(155ミリモル)溶解させた後、ピペリジン
を1.2mLそして氷酢酸を1mL加える。水分離器を
用いてこの混合物を5時間加熱する。次に、これを水で
洗浄し、MgSO4上で乾燥させた後、これの濃縮を行
う。メタノールを用いてこの生成物の再結晶を2回行
う。表題の化合物が25.6g(理論値の54%)得ら
れる。
【0066】実施例II 1−N−メチルアミノ−2−ニトロ−エチレン−1−ア
ミン
【0067】
【化14】
【0068】300mLのエタノールの中に1,2−ビ
ス(メチルチオ)−2−ニトロエタンを25.0g
(0.15モル)溶解させた後、塩酸メチルアミンを1
1.9g(0.18モル)加える。この混合物を還流温
度にまで加熱した後、全体で20.2g(0.18モ
ル)のカリウム第三ブチラートを4回に分けて30分毎
に加える。次に、この混合物を還流下に1時間保持する
(薄層クロマトグラフィーコントロール:アセト酢酸エ
チル/石油エーテル3:1)。これの濃縮を行い、その
残渣を塩化メチレンの中に取り上げ、この混合物を水で
洗浄した後、硫酸ナトリウム上で乾燥させた。次に、こ
れの濃縮を行った後、その残渣をシリカゲル上で濾過す
る(塩化メチレン)。この生成物をエタノールから結晶
化させる。次に、この単離した固体を200mLのブタ
ノールに溶解させた後、この溶液にアンモニアを還流下
で2時間通す(薄層クロマトグラフィーコントロー
ル)。溶媒を留出させた後、その残渣をエタノールから
結晶化させる。
【0069】収量:2.9g(理論値の16%)製造実施例 実施例1 6−アミノ−4−(3−クロロ−4−トリフルオロメチ
ルフェニル)−1,4−ジヒドロ−2−メチル−5−ニ
トロ−3−カルボン酸メチル
【0070】
【化15】
【0071】80mLのエタノールに実施例Iで得られ
る化合物を15.3g(50ミリモル)および2−ニト
ロ−1,1−エテンジアミンを5.2g(50ミリモ
ル)溶解させた後、この溶液を還流下に12時間保持す
る。冷却後、生じてきた固体を吸引濾別し、エタノール
で洗浄する。表題の化合物が13.0g(理論値の66
%)得られる。
【0072】融点:250℃ 実施例1の教示と同様にして表1に示す化合物を製造す
る。
【0073】
【表7】
【0074】実施例5 6−アセチルアミノ−4−(3−クロロ−4−トリフル
オロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−2−メチル
−3−ニトロ−5−カルボン酸メチル
【0075】
【化16】
【0076】40mLの無水酢酸に実施例1で得られる
化合物を4.0g(10.2ミリモル)溶解させた後、
この混合物を還流下で12時間加熱する。次に、減圧下
で無水酢酸を留出させ、その残渣を塩化メチレンに溶解
させた後、この混合物を飽和NaHCO3水溶液で洗浄
する。その有機相を乾燥させ(MgSO4)、濃縮を行
った後、その残渣をシリカゲル使用クロマトグラフィー
で精製する(トルエン/AcOEt/iPrOH 10
0+10+1)。この溶離液を濃縮してエタノールから
再結晶化させる。表題の化合物が0.5g(理論値の1
1%)得られる。 融点:152℃ 実施例5の教示と同様にして表2に示す化合物を製造す
る。
【0077】
【表8】
【0078】実施例14 4−(2,3−ジクロロフェニル)−3−メトキシカル
ボニル−2−メチル−3−ニトロ−1,7−ジアザ
[4.3.0]ビシクロノナ−2,4−ジエン
【0079】
【化17】
【0080】30mLのエタノールに2−アセチル−3
(2,3−ジクロロフェニル)アクリル酸メチルエステ
ルを5.7g(20ミリモル)および2−ニトロメチレ
ン−1,3−ジアゾリジンを2.6g(20ミリモル)
溶解させた後、この溶液を80℃で18時間加熱する。
冷却後、生じてきた固体を吸引濾別し、エタノールで洗
浄する。次に、これをトルエンの中に懸濁させ、p−ト
ルエンスルホン酸を20mg加えた後、水分離器を用い
てこの混合物を還流下に18時間保持する。冷却すると
析出して来る固体を吸引濾別する。表題の化合物が6.
1g(理論値の79%)得られる。
【0081】融点:225℃ 実施例14の教示と同様にして表3に示す化合物を製造
する。
【0082】
【表9】
【0083】実施例22 1,4−ジヒドロ−2−メチル−6−メチルアミノ−4
−(3−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−
5−ニトロ−3−カルボン酸メチル
【0084】
【化18】
【0085】100mLのエタノールに1−N−メチル
アミノ−2−ニトロエチレン−1−アミンを2.9g
(25ミリモル)および2−アセチル−3−(3−クロ
ロ−4−トリフルオロメチルフェニル)アクリル酸メチ
ルを6.7g(25ミリモル)溶解させた後、この溶液
を還流下で一晩加熱する。この反応混合物の濃縮を行っ
た後、その残渣をシリカゲル使用クロマトグラフィーに
2回かける(1:塩化メチレン:AcOEt(勾配)、
2:塩化メチレン:MeOH 100+1)。EtOH
/アセトニトリルから再結晶化させた後、表題の化合物
が1.2g(理論値の21.6%)得られる。
【0086】実施例22の教示と同様にして表4に示す
化合物を製造する。
【0087】
【表10】
【0088】実施例25 6−アミノ−5−シアノ−2−メチル−4−(4−トリ
フルオロメチルフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボン酸メチル
【0089】
【化19】
【0090】100mLのメタノールの中で13.6g
(50ミリモル)の2−アセチル−3−(4−トリフル
オロメチルフェニル)アクリル酸メチルと7.45g
(50ミリモル)の塩酸シアノアセチミド酸エチルエス
テルと15g(190ミリモル)の酢酸アンモニウムを
還流下で1時間加熱する。この混合物の濃縮を行った
後、その残渣を氷水と酢酸エチルの間で分配する。その
有機相を希NaHCO3水溶液で2回そして水で1回洗
浄し、Na2CO3上で乾燥させた後、真空中で濃縮を行
う。この残渣(18.4g)をメタノールから結晶化さ
せることにより、表題化合物の無色結晶が6.3g(理
論値の37%)得られる。
【0091】融点:210−214℃ 実施例25の教示と同様にして表5に示す化合物を製造
する。
【0092】
【表11】
【0093】実施例29 6−アセトアミド−5−シアノ−4−(2,3−ジクロ
ロフェニル)−2−メチル−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボン酸メチル
【0094】
【化20】
【0095】6.7g(20ミリモル)の6−アミノ−
5−シアノ−4−(2,3−ジクロロフェニル)−2−
メチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸メ
チルと33.5mL(350ミリモル)の無水酢酸を還
流下で30分間加熱する。次に、25℃で撹拌しながら
メタノールを加えることによって、過剰量の無水酢酸を
酢酸メチルに変化させる。この反応溶液を真空中で蒸発
させた後、その残渣からのトルエン脱溶媒を真空中で2
回行う。次に、その残渣を50mLのトルエンと一緒に
沸騰させる。分離してきた結晶を濾別した後、トルエン
で洗浄する。
【0096】収量:3.6g(理論値の50%) 融点:224℃(分解) 実施例29の教示と同様にして表6に示す化合物を製造
する。
【0097】
【表12】
【0098】実施例36 5−シアノ−4−(2,3−ジクロロフェニル)−2−
メチル−6−メチルアミノ−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボン酸メチル
【0099】
【化21】
【0100】2.8g(10ミリモル)の2−アセチル
−3−(2,3−ジクロロフェニル)アクリル酸メチル
と1.5g(10ミリモル)の塩酸シアノアセチミド酸
エチルエステルにメチルアミンのエタノール溶液(33
%濃度)を5mL(40ミリモル)加える。この混合物
を46℃に温める。30℃に冷却した後、2.3mL
(40ミリモル)の氷酢酸に続いて20mLのメタノー
ルを加える。還流下で5時間加熱した後、この反応溶液
に氷水を加え、そしてこの混合物をアセト酢酸エチルで
抽出する。その有機相を乾燥させた後(Na2SO4)、
減圧下で濃縮を行うことにより、非晶質残渣が3.9g
得られ、シリカゲルを100g用いたクロマトグラフィ
ーにかけたが、ここでは、トルエン/アセト酢酸エチル
(勾配)を用いる。
【0101】収量:0.5g(理論値の10%)の結晶 融点:234−239℃ 実施例36の教示と同様にして表7に示す化合物を製造
する。
【0102】
【表13】
【0103】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0104】1. 中枢神経系を治療するに適した、カ
リウムチャンネルに対して選択的調節作用を示す薬剤を
製造するための、一般式(I)
【0105】
【化22】
【0106】[式中、Aは、6から10個の炭素原子を
有するアリールまたはピリジルを表し、これらの各々は
任意に、同一もしくは異なる様式でニトロ、シアノ、フ
ェニル、ハロゲンまたはトリフルオロメチルでか或は各
場合とも6個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
アルキルチオもしくはアルコキシで3回以下置換されて
いてもよく、Dは、シアノまたはニトロを表し、R
1は、水素を表すか、或は8個以下の炭素原子を有する
直鎖もしくは分枝アルキルを表し、R2およびR3は、同
一もしくは異なり、水素を表すか、或は各場合とも6個
以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもし
くはアシルを表し、R4は、水素を表すか、或はR3とR
4が一緒になって式−(CH2nで表される基を表し、
ここで、nは、数2、3または4を表す]で表される6
−アミノ−ジヒドロピリジン類およびそれらの生理学的
に許容される塩類の使用。
【0107】2. 中枢神経系を治療するに適した、カ
リウムチャンネルに対して選択的調節作用を示す薬剤を
製造するための、一般式(I)
【0108】
【化23】
【0109】[式中、Aは、6から10個の炭素原子を
有するアリールまたはピリジルを表し、これらの各々は
任意に、同一もしくは異なる様式でニトロ、シアノ、フ
ェニル、ハロゲンまたはトリフルオロメチルでか或は各
場合とも6個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
アルキルチオもしくはアルコキシで3回以下置換されて
いてもよく、Dは、シアノまたはニトロを表し、R
1は、水素を表すか、或は8個以下の炭素原子を有する
直鎖もしくは分枝アルキルを表し、R2およびR3は、同
一もしくは異なり、水素を表すか、或は各場合とも6個
以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルもし
くはアシルを表すが、ここで、これらの置換基の少なく
とも1つがアシル基を表し、R4は、水素を表すか、或
はR3とR4が一緒になって式−(CH2nで表される基
を表し、ここで、nは、数2、3または4を表す]で表
される新規な6−アシルアミノ−ジヒドロピリジン類お
よびそれらの生理学的に許容される塩類。
【0110】3. 40個の態様実施例の群から選択さ
れる第1項記載の一般式(I)で表される新規な化合
物。
【0111】4. 第1項記載の一般式(I)で表され
る化合物の製造方法において、一般式(II)
【0112】
【化24】
【0113】[式中、AおよびR1は、上述した意味を
有するが、R1は水素を表さない]で表される化合物
を、D=NO2の場合、一般式(III)
【0114】
【化25】
【0115】[式中、R2およびR3は、上述した意味を
有する]で表される化合物と反応させ、そしてD=CN
の場合、適宜アンモニウム塩、好適には酢酸アンモニウ
ムの存在下、有機溶媒中で一般式(IV)(R2/R3=H)
【0116】
【化26】
【0117】[式中、ZはC1−C4−アルキルを表す]
で表される化合物と反応させ、そしてR2および/また
はR3≠Hの場合、その生成物を相当するアルコール系
アミン溶液と反応させるか、或は適宜アルキル化または
アシル化を実施する場合、塩基の存在下、有機溶媒中で
それらを反応させ、そしてR1=Hの場合、そのエステ
ルの加水分解を通常方法で生じさせる、ことを特徴とす
る方法。
【0118】5. 一般式(I)
【0119】
【化27】
【0120】[式中、Aは、フェニルまたはピリジルを
表し、これらの各々は任意に、同一もしくは異なる様式
でニトロ、シアノ、フェニル、フッ素、塩素、トリフル
オロメチル、メトキシまたはメチルチオで2回以下置換
されていてもよく、Dは、シアノまたはニトロを表し、
1は、4個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
アルキルを表し、R2およびR3は、同一もしくは異な
り、水素を表すか、或は各場合とも4個以下の炭素原子
を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはアシルを表
すが、ここで、これらの置換基の少なくとも1つがアシ
ルを表し、R4は、水素を表すか、或はR3とR4が一緒
になってエチレンまたはプロピレン基を表す]で表され
る化合物およびそれらの塩類。
【0121】6. 第1項記載の一般式(I)で表され
る化合物を少なくとも1種含んでいる、中枢神経系にお
けるカリウムチャンネルを選択的に処置するための薬
剤。
【0122】7. 第1項記載の一般式(I)で表され
る少なくとも1種の化合物を適宜通常の助剤と一緒に適
切な投薬形態に変換することを特徴とする薬剤の製造方
法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 471/04 108 A // C07D 211/90 (72)発明者 ハンス−ゲオルク・ハイネ ドイツ47800クレーフエルト・アムヘツケ ルホフ14 (72)発明者 ボド・ユンゲ ドイツ42399ブツペルタール・シユピーケ ルン46 (72)発明者 ルドルフ・シヨーエ−ロープ ドイツ42327ブツペルタール・アルントシ ユトラーセ10アー (72)発明者 ヘニング・ゾマーマイヤー ドイツ51061ケルン・サルバトールシユト ラーセ25 (72)発明者 トーマス・グラザー ドイツ51491オフエラート・ビーデンホフ 8 (72)発明者 ライリンデ・ビツトカ ドイツ51069ケルン・ハイデシユトラーセ 21 (72)発明者 ジヤン−マリー−ビクトル・ド・ブリ ドイツ51503レスラト・アデレンホフ36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中枢神経系を治療するに適した、カリウ
    ムチャンネルに対して選択的調節作用を示す薬剤を製造
    するための、一般式(I) 【化1】 [式中、Aは、6から10個の炭素原子を有するアリー
    ルまたはピリジルを表し、これらの各々は任意に、同一
    もしくは異なる様式でニトロ、シアノ、フェニル、ハロ
    ゲンまたはトリフルオロメチルでか或は各場合とも6個
    以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルチオ
    もしくはアルコキシで3回以下置換されていてもよく、
    Dは、シアノまたはニトロを表し、R1は、水素を表す
    か、或は8個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
    アルキルを表し、R2およびR3は、同一もしくは異な
    り、水素を表すか、或は各場合とも6個以下の炭素原子
    を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはアシルを表
    し、R4は、水素を表すか、或はR3とR4が一緒になっ
    て式−(CH2nで表される基を表し、ここで、nは、
    数2、3または4を表す]で表される6−アミノ−ジヒ
    ドロピリジン類およびそれらの生理学的に許容される塩
    類の使用。
  2. 【請求項2】 中枢神経系を治療するに適した、カリウ
    ムチャンネルに対して選択的調節作用を示す薬剤を製造
    するための、一般式(I) 【化2】 [式中、Aは、6から10個の炭素原子を有するアリー
    ルまたはピリジルを表し、これらの各々は任意に、同一
    もしくは異なる様式でニトロ、シアノ、フェニル、ハロ
    ゲンまたはトリフルオロメチルでか或は各場合とも6個
    以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルチオ
    もしくはアルコキシで3回以下置換されていてもよく、
    Dは、シアノまたはニトロを表し、R1は、水素を表す
    か、或は8個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
    アルキルを表し、R2およびR3は、同一もしくは異な
    り、水素を表すか、或は各場合とも6個以下の炭素原子
    を有する直鎖もしくは分枝アルキルもしくはアシルを表
    すが、ここで、これらの置換基の少なくとも1つがアシ
    ル基を表し、R4は、水素を表すか、或はR3とR4が一
    緒になって式−(CH2nで表される基を表し、ここ
    で、nは、数2、3または4を表す]で表される新規な
    6−アシルアミノ−ジヒドロピリジン類およびそれらの
    生理学的に許容される塩類。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一般式(I)で表される
    化合物の製造方法において、一般式(II) 【化3】 [式中、AおよびR1は、上述した意味を有するが、R1
    は水素を表さない]で表される化合物を、D=NO2
    場合、一般式(III) 【化4】 [式中、R2およびR3は、上述した意味を有する]で表
    される化合物と反応させ、そしてD=CNの場合、適宜
    アンモニウム塩、好適には酢酸アンモニウムの存在下、
    有機溶媒中で一般式(IV)(R2/R3=H) 【化5】 [式中、ZはC1−C4−アルキルを表す]で表される化
    合物と反応させ、そしてR2および/またはR3≠Hの場
    合、その生成物を相当するアルコール系アミン溶液と反
    応させるか、或は適宜アルキル化またはアシル化を実施
    する場合、塩基の存在下、有機溶媒中でそれらを反応さ
    せ、そしてR1=Hの場合、そのエステルの加水分解を
    通常方法で生じさせる、ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 一般式(I) 【化6】 [式中、Aは、フェニルまたはピリジルを表し、これら
    の各々は任意に、同一もしくは異なる様式でニトロ、シ
    アノ、フェニル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、
    メトキシまたはメチルチオで2回以下置換されていても
    よく、Dは、シアノまたはニトロを表し、R1は、4個
    以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表
    し、R2およびR3は、同一もしくは異なり、水素を表す
    か、或は各場合とも4個以下の炭素原子を有する直鎖も
    しくは分枝アルキルもしくはアシルを表すが、ここで、
    これらの置換基の少なくとも1つがアシルを表し、R4
    は、水素を表すか、或はR3とR4が一緒になってエチレ
    ンまたはプロピレン基を表す]で表される化合物および
    それらの塩類。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の一般式(I)で表される
    化合物を少なくとも1種含んでいる、中枢神経系におけ
    るカリウムチャンネルを選択的に処置するための薬剤。
JP7232037A 1994-08-25 1995-08-18 中枢神経系治療用薬剤としての6−アミノ−1,4−ジヒドロピリジン類の使用およびそれらの製造方法 Pending JPH0859654A (ja)

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