JPH0860100A - 艶出し剤組成物 - Google Patents

艶出し剤組成物

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JPH0860100A
JPH0860100A JP6217989A JP21798994A JPH0860100A JP H0860100 A JPH0860100 A JP H0860100A JP 6217989 A JP6217989 A JP 6217989A JP 21798994 A JP21798994 A JP 21798994A JP H0860100 A JPH0860100 A JP H0860100A
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phenyl
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JP6217989A
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Eiji Ando
英治 安藤
Atsushi Miyano
淳 宮野
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【構成】コロイダルシリカと次式:R−Si(R′)x
(OR″)3-x (x=0,1、R=アルキル基,ビニル
基等、R′=アルキル基,フェニル基、R″=低級アル
キル基)の有機ケイ素化合物(またはその加水分解物も
しくは部分縮合物)との反応生成物を含有する艶出し剤
組成物。コロイダルシリカと上記有機ケイ素化合物とメ
ラミン樹脂との反応生成物を含有する艶出し剤組成物。 【効果】家具、家屋内外装および自動車の内外装部品な
どの塗装面や木材、皮革、合成樹脂、金属などの基材の
表面に、従来のシリコーン系艶出し剤と同等の艶を与
え、かつ、被処理面の滑りが少なく、艶の耐久性および
耐洗浄性に優れている。メラミン樹脂を用いたものは艶
の耐久性に特に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は艶出し剤組成物、特に家
具、家屋内外装および自動車の内外装部品などの塗装面
や木材、皮革、合成樹脂、金属などの基材の表面に耐久
性、耐洗浄性で滑り性の少ない艶出し効果を与える艶出
し剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリジオルガノシロキサンやポリジオル
ガノシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体などの
有機ケイ素化合物が固体表面に独特の美しい光沢を与え
ることは従来より良く知られ、艶出し剤の成分として使
用されてきた。しかし、これらの有機ケイ素化合物は、
被処理面が滑りやすくなるので、床や階段などには危険
で使用できないという問題があった。そこで、有機ケイ
素化合物の独特の光沢を保持し、被処理面の滑り性を増
大させない艶出し剤の開発が望まれていた。この要件を
解決するために、ジオルガノポリシロキサン油とシリコ
ーン樹脂との併用(特開平4−337378号および特
開平5−32940号公報)、ポリエーテル変性シリコ
ーン、界面活性剤およびシリコーンオイルよりなる組成
物(特開平5−32939号公報)などが提案されてい
るが、いずれも被処理面の艶の耐久性や耐洗浄性が不十
分であるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況を考慮してなされたものであり、有機ケイ素化合物の
示す独特の艶出し効果を保持し、しかも被処理面の滑り
性を抑え、かつ該面の艶の耐久性および耐洗浄性を向上
させた艶出し剤組成物の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に
ついて鋭意検討した結果、コロイダルシリカと特定の有
機ケイ素化合物を溶媒中で反応させて得られた反応生成
物を艶出し剤の成分として含有させることにより、上記
課題が解決し得ることを見出だし、さらに検討を重ね本
発明を完成させた。
【0005】従って、本発明は、コロイダルシリカと一
般式: R−Si(R′)x (OR″)3-x (式中、xは0または1であり、Rはアルキル基、ビニ
ル基、フェニル基、アミノアルキル基、アクリロキシア
ルキル基、メタアクリロキシアルキル基、グリシドキシ
アルキル基、ポリオキシアルキレン基またはポリオキシ
アルキレンアルキル基であり、R′はアルキル基または
フェニル基であり、R″は低級アルキル基である)で表
される有機ケイ素化合物、該有機ケイ素化合物の加水分
解物および該有機ケイ素化合物の部分縮合物からなる群
から選ばれる少なくとも一種の有機ケイ素化合物との反
応生成物を艶出し成分として含有することを特徴とする
艶出し剤組成物に関する。
【0006】本発明において使用されるコロイダルシリ
カとは、ケイ酸塩に希塩酸を作用させた後、透析して得
られる二酸化ケイ素またはその水和物のコロイドで、代
表的なものとしては無水ケイ酸を20〜40%含み、酸
化ナトリウムとしてのナトリウム(ソーダ)含有量が
0.3〜0.4%以下、pH9.5〜10.5、25℃
における粘度が30cp以下、20℃における比重が
1.10〜1.40で、外観が透明性乳白色であるも
の、および無水ケイ酸を20〜40%含み、酸化ナトリ
ウムとしてのソーダ含有量が0.05%以下、pH2〜
4、25℃における粘度が5cp以下、20℃における
比重が1.10〜1.20で、外観が透明性乳白色であ
るもの等を挙げることができる。
【0007】このコロイダルシリカの粒子の表面には−
SiOH基および−OHイオンが存在し、アルカリイオ
ンにより電気二重層が形成され、粒子間の反発により安
定化されている。上記コロイダルシリカは通常水性分散
液として市販されており、例えば、スノーテックス(日
産化学製)、ルドックス(デュポン製)、ナルコアグ
(ナショナルアルミネート製)、サイトロン(モンサン
ト・ケミカル製)等の商品名のものが利用できるがこれ
に限定されるものではない。
【0008】本発明において使用される有機ケイ素化合
物とは一般式: R−Si(R′)x (OR″)3-x (式中、xは0または1であり、Rはアルキル基、ビニ
ル基、フェニル基、アミノアルキル基、アクリロキシア
ルキル基、メタアクリロキシアルキル基、グリシドキシ
アルキル基、ポリオキシアルキレン基またはポリオキシ
アルキレンアルキル基であり、R′はアルキル基または
フェニル基であり、R″はメチル基、エチル基またはプ
ロピル基などの低級アルキル基である)で表わされる化
合物または該化合物の加水分解物もしくは部分縮合物で
ある。すなわち、本発明における有機ケイ素化合物はケ
イ素原子に直接結合したアルコキシ基を2または3個有
するものである。
【0009】上記有機ケイ素化合物として以下のものを
例示できるが、これに限定されるものではない:エチル
トリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、エチ
ルトリプロポキシシラン、エチルトリプトキシシラン、
ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラ
ン、ジメチルジプロポキシシラン、ジメチルジブトキシ
シラン、メチルエチルジメトキシシラン、メチルエチル
ジプロポキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、
メチルトリブトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メ
トキシエトキシ)シラン、γ−ポリオキシエチレンプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−γ−(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
フェニルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ−アミノプロピルエチルジエトキシシラン、
γ−アミノプロピルエチルジメトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルフェニルジエトキシシラン、2−アミノ−1
−メチルエチルトリエトキシシラン、N−メチル−γ−
アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−ブチル−γ
−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N−β−(アミノエチル)−N−β−(アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、メチ
ルトリイソプロポキシシラン、メチルトリイソブトキシ
シラン、エチルトリイソプロポキシシラン、エチルトリ
イソブトキシシラン、ジメチルジイソプロポキシシラ
ン、ジメチルジイソブトキシシラン、メチルエチルイソ
プロポキシシラン、メチルエチルイソブトキシシラン。
【0010】上記有機ケイ素化合物は、水の存在下に容
易に加水分解し、そしてさらに反応して部分縮合物とな
る。これらの加水分解物および部分縮合物を本発明にお
ける有機ケイ素化合物として使用することもできる。加
水分解物としては、エチルトリメトキシシランを例にと
ると、3個のメトキシ基の全てがヒドロキシ基となった
エチルトリヒドロキシシラン、2個加水分解したエチル
ジヒドロキシメトキシシラン、および1個のみ加水分解
したエチルヒドロキシジメトキシシランを挙げることが
できる。なお、この加水分解反応は酸やアルカリの濃度
によって加水分解の割合が異なるので、加水分解物の混
合物を生じるのが一般的である。部分縮合物の例として
は、上記の同一でも異なっていてもよい加水分解物2分
子が互いのヒドロキシ基により脱水縮合したものを挙げ
ることができる。
【0011】また、本発明の艶出し剤成分製造の際に、
メラミン樹脂を併用すると、艶(光沢)の耐久性がさら
に向上するので好ましい。従って、本発明は、コロイダ
ルシリカと一般式: R−Si(R′)x (OR″)3-x (式中、xは0または1であり、Rはアルキル基、ビニ
ル基、フェニル基、アミノアルキル基、アクリロキシア
ルキル基、メタアクリロキシアルキル基、グリシドキシ
アルキル基、ポリオキシアルキレン基またはポリオキシ
アルキレンアルキル基であり、R′はアルキル基または
フェニル基であり、R″は低級アルキル基である)で表
される有機ケイ素化合物、該有機ケイ素化合物の加水分
解物および該有機ケイ素化合物の部分縮合物からなる群
から選ばれる少なくとも一種の有機ケイ素化合物とメラ
ミン樹脂との反応生成物を含有してなる艶出し剤組成物
に関する。
【0012】本発明におけるメラミン樹脂とは、メラミ
ンのアミノ基をホルマリンと反応させてメチロール化さ
せた化合物である。また、水系での安定性を高めるため
にさらに活性基をアルコール等で封鎖してもよい。通常
はメチル化メチロールメラミンの水溶液として一般に市
販されており、例えばミルベンレジンSM−850(昭
和高分子製)、ベッカミンMA−N(大日本インキ化学
製)、スミテックスレジンM−3(住友化学製)等の商
品名のものを利用できるがこれらに限定されるものでは
ない。
【0013】メラミン樹脂の添加量は特に限定されない
が、好ましくは本発明の艶出し剤成分中の固形分100
重量部中に0.01ないし20重量部である。その理由
は、20重量部を越えて含まれていると、艶出し処理後
の被処理面がべとつくので好ましくなく、0.01重量
部未満だとメラミン樹脂を添加した効果が不十分である
からである。
【0014】本発明において艶出し剤成分製造の際にメ
ラミン樹脂を使用する場合、緩衝剤を添加すると好まし
い。緩衝剤は組成物のpHを特定範囲内に緩衝化し、コ
ロイダルシリカと有機ケイ素化合物の反応生成物とメラ
ミン樹脂との安定性を保持するために使用されるもので
あり、緩衝剤として慣用のものが適宜用いられる。コロ
イダルシリカと有機ケイ素化合物の反応生成物とメラミ
ン樹脂とは、水溶液中で加水分解反応を起こし、その安
定性および性能を著しく低下させる恐れがある。そのた
め緩衝剤で水溶液のpHを7以下、好ましくは4〜6に
調整し、コロイダルシリカと有機ケイ素化合物との反応
生成物およびメラミン樹脂を安定化させる必要がある。
有用な緩衝剤の代表例としては、有機酸、無機酸、塩基
およびそれらの塩類、好ましくは酢酸、乳酸、炭酸、リ
ン酸、ヒドロ硫酸、オルガノー、モノ−もしくはポリカ
ルボン酸、アルカリ土類金属塩、アミン塩、アンモニア
など、またはこれらの混合物である。具体的な化合物と
しては、酢酸、酢酸ナトリウム、酢酸アンモニウム、乳
酸、乳酸ナトリウム、塩酸、ホウ酸ナトリウムなどが挙
げられる。使用される緩衝剤の量は前記目的を達成させ
る為に広範囲に変化させ得るが、一般的には全組成物中
で0.01〜5重量%であることが好ましい。
【0015】本発明の艶出し剤成分製造の際に、テトラ
メトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラブトキ
シシラン、テトライソプロポキシシラン、テトライソブ
トキシシラン等やエチルオルソシリケートおよびこれら
の3〜10量体であるシリケート等を添加しても良い。
【0016】本発明の艶出し剤成分の製造は通常反応溶
媒中で行われ、該溶媒として水、エタノール、メタノー
ル、イソプロピルアルコール、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、アセトン、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、エチルグリコール類、ブチルグリコ
ール類などが挙げられるが、環境問題、経済性、安全性
などの観点から水を使用することが望ましい。
【0017】コロイダルシリカと有機ケイ素化合物との
混合比率(無水ケイ酸含有量)は特に限定されないが
1:100〜1:0.2が望ましい。コロイダルシリカ
1に対して有機ケイ素化合物の混合比率が100より大
であると溶媒を水にした場合の組成物の安定性が不十分
であるし、滑り性が高くなり、好ましくない。また0.
2よりも小であると光沢が悪くなり、その耐久性も不十
分で好ましくない。
【0018】コロイダルシリカと有機ケイ素化合物との
反応、またはコロイダルシリカと有機ケイ素化合物とメ
ラミン樹脂との反応は、上記した反応溶媒中、温度0〜
80℃の範囲内にて、1〜36時間で完結する。このよ
うにして得られた艶出し剤成分はそのまま、または水以
外の溶媒の全部もしくは一部を必要に応じて除去した反
応混合物をそのまま、または更に水または他の成分を加
えて使用する。
【0019】本発明の艶出し剤成分中の有効成分(固形
分)は特に限定されない。好ましくは1ないし50重量
%、更に好ましくは5ないし25重量%である。その理
由は、固形分が多すぎると被処理面が不均一になりやす
く、また少なすぎると十分な艶が得られず好ましくない
からである。
【0020】本発明の艶出し剤組成物の適用は、公知の
方法、例えば織布、不織布、発泡体、フェルトまたは刷
毛などによる手塗り、機械的な塗布、浸漬または噴霧な
どにより被処理面を処理することにより通常行われる。
塗布する場合は、本発明の艶出し剤組成物をそのまま、
または水やアルコールで適当な濃度に希釈して用いるこ
とができる。
【0021】本発明の艶出し剤組成物には、通常使用さ
れるシリコーン油やそのエマルジョンおよびシリコーン
樹脂などの有機ケイ素化合物、ワックス、色素、香料、
防腐剤、帯電防止剤、架橋剤、防曇剤、粘度調整剤、分
散助剤、界面活性剤、滑剤、金属粉末、酸化防止剤、紫
外線防止剤などを必要に応じて添加しても良い。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はこれに限定されるものでなく、本発明の技
術思想を利用する実施態様はすべて本発明の範囲に含ま
れるものである。なお、以下の実施例において%は特記
しない限り重量%である。
【0023】I.艶出し剤の調製 実施例1 コロイダルシリカ(商品名:スノーテックス−O,日産
化学社製)5.0重量部、メチルトリエトキシシラン5
0.0重量部および蒸留水45.0重量部を攪拌機、還
流冷却器、温度計、滴下ロートを備えたガラス製反応器
に入れ70℃で4時間還流して反応を行った後、減圧下
で、生成したアルコールを除去し、蒸留水を加えて固形
分を10%に調整し、艶出し剤1とした。
【0024】実施例2〜11 実施例1と同様な実験方法で、コロイダルシリカ、有機
ケイ素化合物および蒸留水を表1に示した成分および配
合量で用いて、固形分10%の艶出し剤2ないし11を
調製した。
【0025】実施例12 コロイダルシリカ(商品名:スノーテックス−O,日産
化学社製)5.0重量部、メチルトリエトキシシラン5
0.0重量部および蒸留水44.0重量部を攪拌機、還
流冷却器、温度計、滴下ロートを備えたガラス製反応器
に入れ70℃で4時間還流して反応を行った後、減圧下
で、生成したアルコールを除去し、更に蒸留水を加えて
固形分を35.0%に調整し、反応液1とした。反応液
1の99.5重量部に変性メラミン樹脂水溶液(商品
名:ミルベンレジンSM−850,有効成分80%,昭
和高分子製)0.5重量部を添加し、上記反応器中70
℃で4時間還流した後、濃塩酸でpHを4.5〜5.0
に調整して更に蒸留水で希釈し、固形分を10%に調整
して艶出し剤12とした。この艶出し剤12中の固形分
100重量部中にメラミン樹脂は1.13重量部含まれ
る。
【0026】実施例13〜22 実施例12と同様な実験方法で、コロイダルシリカ、有
機ケイ素化合物、メラミン樹脂および蒸留水ならびにメ
ラミン樹脂および緩衝剤を表2に示した成分および配合
量で用いて、固形分10%の艶出し剤13ないし22を
調製した。これらの艶出し剤13〜22中の固形分10
0重量部中にメラミン樹脂は1.13重量部含まれる。
【0027】比較例 以下の組成よりなる艶出し剤を調製し、比較例1とした
(特開平5−32940号公報に記載の艶出し剤)。 成 分 名 重量% メチルシリコーン樹脂 5.0 (商品名:K−41、東レダウコーニングシリコーン社製) ジメチルシリコーン油(粘度1300cst) 1.0 ノニオン界面活性剤 0.5 [C1225O(CH2 CH2 O)n H(n=6)] ジエタノールアミン 0.5 プロピレングリコールモノメチルエーテル 1.0 エタノール 3.0 水 バランス
【0028】II.評価試験 A.艶の評価 実施例1〜22および比較例の艶出し剤を含浸させたガ
ーゼで木材(ナラ)および塩化ビニルレザーの表面を処
理し、12時間乾燥させた。処理した面の艶を目視で評
価した。以下の基準に従い4段階で評価した。 ◎:輝かしく美しい深みのある光沢があった ○:◎よりやや落ちるものの、美しい光沢があった △:非処理面と比較してやや光沢があった ×:非処理面と比較して殆ど光沢に差がなかった 評価結果を表1および表2に記載した。これらの結果よ
り、実施例1〜22による本発明の艶出し剤は、従来の
シリコーン系艶出し剤と同等の艶を持つことがわかる。
【0029】B.滑り性の評価 前項Aで得られた木材の被処理面の静摩擦係数を求め
た。静摩擦係数は、静摩擦試験機(HEIDON−10
型静摩擦係数測定機)に処理した木片を設置し、この上
に布で包まれた重さ200gのおもりを載せ、16cm
/分の速度で徐々に傾け、おもりの滑り出した時の角度
を求め、その角度から算出した。なお、未処理の場合の
静摩擦係数は0.32であった。上記の測定結果を表1
および表2に記載した。これらの結果より、実施例1〜
22による本発明の艶出し剤は、従来のシリコーン系艶
出し剤よりも静摩擦係数が大きく、滑りにくいことがわ
かる。
【0030】C.艶の耐久性 項Aで得られた艶出し処理後の木片を8時間水に漬けた
後、水滴をガーゼで軽く拭き取った後、室内で乾燥させ
た。この操作を5回繰り返した後、上記の基準で被処理
面の艶を評価した。結果を表1および表2に記載した。
この結果から、実施例1〜22による本発明の艶出し剤
は、従来のシリコーン系艶出し剤よりも上記耐久性試験
による艶の減退が小さく、耐久性および耐洗浄性に優れ
ていることがわかる。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の艶
出し剤組成物は、コロイダルシリカとケイ素原子に直結
したアルコキシ基を有する有機ケイ素化合物との反応生
成物を艶出し剤成分として含有することにより、家具、
家屋内外装および自動車の内外装部品などの塗装面や木
材、皮革、合成樹脂、金属などの基材の表面に、従来の
シリコーン系艶出し剤と同等の艶を与えることができ、
なおかつ、被処理面の滑りが少なく、艶の耐久性および
耐洗浄性に優れているものである。また、コロイダルシ
リカと上記有機ケイ素化合物とメラミン樹脂との反応生
成物を艶出し剤成分として含有する本発明の艶出し剤組
成物は、さらに向上した艶の耐久性および耐洗浄性を有
するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロイダルシリカと一般式: R−Si(R′)x (OR″)3-x (式中、xは0または1であり、Rはアルキル基、ビニ
    ル基、フェニル基、アミノアルキル基、アクリロキシア
    ルキル基、メタアクリロキシアルキル基、グリシドキシ
    アルキル基、ポリオキシアルキレン基またはポリオキシ
    アルキレンアルキル基であり、R′はアルキル基または
    フェニル基であり、R″は低級アルキル基である)で表
    される有機ケイ素化合物、該有機ケイ素化合物の加水分
    解物および該有機ケイ素化合物の部分縮合物からなる群
    から選ばれる少なくとも一種の有機ケイ素化合物との反
    応生成物を含有してなる艶出し剤組成物。
  2. 【請求項2】 コロイダルシリカと一般式: R−Si(R′)x (OR″)3-x (式中、xは0または1であり、Rはアルキル基、ビニ
    ル基、フェニル基、アミノアルキル基、アクリロキシア
    ルキル基、メタアクリロキシアルキル基、グリシドキシ
    アルキル基、ポリオキシアルキレン基またはポリオキシ
    アルキレンアルキル基であり、R′はアルキル基または
    フェニル基であり、R″は低級アルキル基である)で表
    される有機ケイ素化合物、該有機ケイ素化合物の加水分
    解物および該有機ケイ素化合物の部分縮合物からなる群
    から選ばれる少なくとも一種の有機ケイ素化合物とメラ
    ミン樹脂との反応生成物を含有してなる艶出し剤組成
    物。
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