JPH086015Y2 - 樹脂板用表面保護フィルム - Google Patents
樹脂板用表面保護フィルムInfo
- Publication number
- JPH086015Y2 JPH086015Y2 JP1987170328U JP17032887U JPH086015Y2 JP H086015 Y2 JPH086015 Y2 JP H086015Y2 JP 1987170328 U JP1987170328 U JP 1987170328U JP 17032887 U JP17032887 U JP 17032887U JP H086015 Y2 JPH086015 Y2 JP H086015Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- vinyl acetate
- resin plate
- resin
- ethylene
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アクリル系樹脂板などの樹脂板の表面に仮
着し、塵の付着や傷付きなどがないように、その表面を
保護するのに使用する樹脂板用表面保護フィルムに関す
る。
着し、塵の付着や傷付きなどがないように、その表面を
保護するのに使用する樹脂板用表面保護フィルムに関す
る。
(従来の技術) ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂からなる基材フィル
ムの片面に、粘着剤層を形成した表面保護フィルムにつ
いては、各種物品に仮着する際の粘着性や物品から剥ぎ
取る際の糊残り性等に関して、特に粘着剤層の改良が望
まれている。
ムの片面に、粘着剤層を形成した表面保護フィルムにつ
いては、各種物品に仮着する際の粘着性や物品から剥ぎ
取る際の糊残り性等に関して、特に粘着剤層の改良が望
まれている。
また、この表面保護フィルムの製造にあたっては、粘
着剤成分と基材フィルムの熱可塑性樹脂とを共に押出し
て積層するいわゆる共押出法が採用されることが多く、
そのため、粘着剤成分は溶融押出しに適したものが要望
されている。
着剤成分と基材フィルムの熱可塑性樹脂とを共に押出し
て積層するいわゆる共押出法が採用されることが多く、
そのため、粘着剤成分は溶融押出しに適したものが要望
されている。
この種の表面保護フィルムとしては、例えば、特公昭
46−22359号公報及び特開昭53−112983号公報には、ポ
リエチレンなどからなる基材フィルムの片面に、酢酸ビ
ニル含有量が20〜70或いは15〜40重量%のエチレン−酢
酸ビニル共重合体を主成分とし、必要に応じてこれにロ
ジン、石油樹脂、或いは変成ロジン、変成石油樹脂など
の粘着付与剤を混和してなる粘着剤層を形成した表面保
護フィルムが開示されている。
46−22359号公報及び特開昭53−112983号公報には、ポ
リエチレンなどからなる基材フィルムの片面に、酢酸ビ
ニル含有量が20〜70或いは15〜40重量%のエチレン−酢
酸ビニル共重合体を主成分とし、必要に応じてこれにロ
ジン、石油樹脂、或いは変成ロジン、変成石油樹脂など
の粘着付与剤を混和してなる粘着剤層を形成した表面保
護フィルムが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、かかる表面保護フィルムをアクリル系樹脂
板などの樹脂板用の表面保護フィルムとして使用した場
合には、良好な初期粘着性が得られるものの、貼付け後
の経時粘着性が昂進し、用済後の表面保護フィルムを樹
脂板から容易に剥離できず、剥離作業に手間を要し、ま
た急いで剥離すると、糊残りしたり、基材フィルムが破
断するという問題があった。
板などの樹脂板用の表面保護フィルムとして使用した場
合には、良好な初期粘着性が得られるものの、貼付け後
の経時粘着性が昂進し、用済後の表面保護フィルムを樹
脂板から容易に剥離できず、剥離作業に手間を要し、ま
た急いで剥離すると、糊残りしたり、基材フィルムが破
断するという問題があった。
特に、表面保護された樹脂板が高温、加圧下で長期保
存された場合に、この傾向が大きい。
存された場合に、この傾向が大きい。
本考案は、上記の問題点を解決するものであり、その
目的とするところは、適度の初期粘着性を有し、経時粘
着性の昂進が少なく、しかも共押出法により製造可能な
樹脂板用表面保護フィルムを提供することにある。
目的とするところは、適度の初期粘着性を有し、経時粘
着性の昂進が少なく、しかも共押出法により製造可能な
樹脂板用表面保護フィルムを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の樹脂板用表面保護フィルムは、熱可塑性樹脂
からなる基材フィルムの片面に、酢酸ビニル含有量が5
〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分と
し、これにポリテルペン系樹脂からなる粘着付与剤をエ
チレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、0.5〜2
重量部混和した粘着剤層が形成されていることを特徴と
し、そのことにより上記の目的が達成される。
からなる基材フィルムの片面に、酢酸ビニル含有量が5
〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分と
し、これにポリテルペン系樹脂からなる粘着付与剤をエ
チレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、0.5〜2
重量部混和した粘着剤層が形成されていることを特徴と
し、そのことにより上記の目的が達成される。
本考案において、基材フィルムを構成する熱可塑性樹
脂としては、ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂が好
適に用いられる。また、粘着剤成分となるエチレン−酢
酸ビニル共重合体は、酢酸ビニル含有量が5〜20重量%
の範囲のものを用いることが必要である。酢酸ビニル含
有量が5重量%を下まわると、貼付け初期の粘着剤の粘
着性が低下し実用に供し得ない。一方、酢酸ビニル含有
量が20重量%を上まわると、貼付け後の粘着剤の経時粘
着性が著しく昂進し、実用に供し得ない。特に、酢酸ビ
ニル含有量が10〜20重量%のものが好ましい。上記のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体は、一般にメルトインデッ
クスが1〜10g/10分のものが用いられる。
脂としては、ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂が好
適に用いられる。また、粘着剤成分となるエチレン−酢
酸ビニル共重合体は、酢酸ビニル含有量が5〜20重量%
の範囲のものを用いることが必要である。酢酸ビニル含
有量が5重量%を下まわると、貼付け初期の粘着剤の粘
着性が低下し実用に供し得ない。一方、酢酸ビニル含有
量が20重量%を上まわると、貼付け後の粘着剤の経時粘
着性が著しく昂進し、実用に供し得ない。特に、酢酸ビ
ニル含有量が10〜20重量%のものが好ましい。上記のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体は、一般にメルトインデッ
クスが1〜10g/10分のものが用いられる。
そして、上記のエチレン−酢酸ビニル共重合体には、
ポリテルペン系樹脂からなる粘着付与剤が混和される
が、このポリテルペン系樹脂からなる粘着付与剤は、上
記のエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、
一般に0.5〜2重量部の範囲で混和される。0.5重量部を
下まわると初期粘着性の付与効果が小さく、一方、2重
量部を上まわると経時粘着性の昂進が大きくなる。
ポリテルペン系樹脂からなる粘着付与剤が混和される
が、このポリテルペン系樹脂からなる粘着付与剤は、上
記のエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、
一般に0.5〜2重量部の範囲で混和される。0.5重量部を
下まわると初期粘着性の付与効果が小さく、一方、2重
量部を上まわると経時粘着性の昂進が大きくなる。
なお、前記の基材フィルム及び粘着剤には、必要に応
じて基本的性質を損なわない範囲で他の添加剤例えば紫
外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤、滑剤等を添加するこ
ともできる。
じて基本的性質を損なわない範囲で他の添加剤例えば紫
外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤、滑剤等を添加するこ
ともできる。
(作用) 本考案の樹脂板用表面保護フィルムは、その粘着剤層
が、酢酸ビニル含有量が5〜20重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体を主成分とし、これにポリテルペン系樹
脂からなる粘着付与剤を混和してなるものであって、こ
のように特定の添加量の粘着付与剤を混和することによ
り、アクリル系樹脂板のような樹脂板に対し、適度の初
期粘着性が付与され、しかも経時粘着性の昂進の少ない
ものとなる。
が、酢酸ビニル含有量が5〜20重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体を主成分とし、これにポリテルペン系樹
脂からなる粘着付与剤を混和してなるものであって、こ
のように特定の添加量の粘着付与剤を混和することによ
り、アクリル系樹脂板のような樹脂板に対し、適度の初
期粘着性が付与され、しかも経時粘着性の昂進の少ない
ものとなる。
(実施例) 酢酸ビニル含有量が15重量%のエチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA #41H、三菱油化)100重量部に、ポリ
テルペン系樹脂(PX−1150、安原油脂)をそれぞれ3.0
重量部、2.0重量部、1.4重量部、1.0重量部、0.8重量部
を配合したもの、及び酢酸ビニル含有量が25重量%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体(EVA #360、三井・デュ
ポンポリケミカル)に、ポリテルペン系樹脂を全く配合
しないもの、以上6種類の粘着剤組成物を用意した。
共重合体(EVA #41H、三菱油化)100重量部に、ポリ
テルペン系樹脂(PX−1150、安原油脂)をそれぞれ3.0
重量部、2.0重量部、1.4重量部、1.0重量部、0.8重量部
を配合したもの、及び酢酸ビニル含有量が25重量%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体(EVA #360、三井・デュ
ポンポリケミカル)に、ポリテルペン系樹脂を全く配合
しないもの、以上6種類の粘着剤組成物を用意した。
上記粘着剤組成物と低密度ポリエチレンとから共押出
しにより、第1図に示すように、40μの低密度ポリエチ
レンからなる基材フィルム1の片面に、20μの上記組成
の粘着剤層2が形成された6種類の表面保護フィルムを
製造した。
しにより、第1図に示すように、40μの低密度ポリエチ
レンからなる基材フィルム1の片面に、20μの上記組成
の粘着剤層2が形成された6種類の表面保護フィルムを
製造した。
この6種類の表面保護フィルムをそれぞれ室温で5〜
10Kg/cm2の押圧ロールに通し、ポリメチルメタアクリレ
ート板の表面に貼付けた。この6種類の試料について、
初期粘着力(23℃)、無荷重での経時粘着力(23℃×2
ケ月)、及び無荷重での高温経時粘着力(50℃×2ケ
月)を測定した。それらの結果を第1表及び第2表に示
す。
10Kg/cm2の押圧ロールに通し、ポリメチルメタアクリレ
ート板の表面に貼付けた。この6種類の試料について、
初期粘着力(23℃)、無荷重での経時粘着力(23℃×2
ケ月)、及び無荷重での高温経時粘着力(50℃×2ケ
月)を測定した。それらの結果を第1表及び第2表に示
す。
(考案の効果) 上述の実施例から明らかなように、本考案の樹脂板用
表面保護フィルムは、その粘着剤層が、酢酸ビニル含有
量が5〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を主
成分とし、これにポリテルペン系樹脂からなる粘着付与
剤をエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、
0.5〜2重量部混和したものからなり、これにより適度
の初期粘着性を有し、経時粘着性の昂進が少なく、糊残
りの生じない優れた粘着性能を発現する。
表面保護フィルムは、その粘着剤層が、酢酸ビニル含有
量が5〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を主
成分とし、これにポリテルペン系樹脂からなる粘着付与
剤をエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、
0.5〜2重量部混和したものからなり、これにより適度
の初期粘着性を有し、経時粘着性の昂進が少なく、糊残
りの生じない優れた粘着性能を発現する。
また、基材フィルムの熱可塑性樹脂と共押出しするの
に適し、表面保護フィルムの製造が容易である。
に適し、表面保護フィルムの製造が容易である。
第1図は本考案樹脂板用表面保護フィルムの断面図であ
る。 1……基材フィルム、2……粘着剤層。
る。 1……基材フィルム、2……粘着剤層。
Claims (1)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂からなる基材フィルムの片面
に、酢酸ビニル含有量が5〜20重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体を主成分とし、これにポリテルペン系樹
脂からなる粘着付与剤をエチレン−酢酸ビニル共重合体
100重量部に対し、0.5〜2重量部混和した粘着剤層が形
成されていることを特徴とする樹脂板用表面保護フィル
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987170328U JPH086015Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 樹脂板用表面保護フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987170328U JPH086015Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 樹脂板用表面保護フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0174248U JPH0174248U (ja) | 1989-05-19 |
| JPH086015Y2 true JPH086015Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31461173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987170328U Expired - Lifetime JPH086015Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 樹脂板用表面保護フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086015Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08192501A (ja) * | 1995-01-18 | 1996-07-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 合成樹脂板保護フィルム |
| JP3660747B2 (ja) * | 1995-11-01 | 2005-06-15 | 積水化学工業株式会社 | アクリル板用表面保護フィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5446282A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-12 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Surface protective film |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP1987170328U patent/JPH086015Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0174248U (ja) | 1989-05-19 |
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