JPH086102Y2 - 浮体構築物 - Google Patents
浮体構築物Info
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- JPH086102Y2 JPH086102Y2 JP1991007323U JP732391U JPH086102Y2 JP H086102 Y2 JPH086102 Y2 JP H086102Y2 JP 1991007323 U JP1991007323 U JP 1991007323U JP 732391 U JP732391 U JP 732391U JP H086102 Y2 JPH086102 Y2 JP H086102Y2
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- floating
- floating body
- water
- wave
- floating structure
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浮体底部上に構造物
を構築し、海や湖等において水に浮かべるようになった
浮体構築物に関するものである。
を構築し、海や湖等において水に浮かべるようになった
浮体構築物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル等の構造物は地面に構築する
のが常識であった。そして、このようにビル等の構造物
を地面に構築するにあたっては、地震や台風等に十分耐
えられるようにするため、その基礎をしっかり行う必要
があり、その構築には非常に多くの時間やコストが必要
であった。
のが常識であった。そして、このようにビル等の構造物
を地面に構築するにあたっては、地震や台風等に十分耐
えられるようにするため、その基礎をしっかり行う必要
があり、その構築には非常に多くの時間やコストが必要
であった。
【0003】特に、近年のように地価が高騰した現状で
は、都市やその近辺にビル等の構造物を構築する場合、
土地に非常に多大な費用が必要となり、またこのように
土地が高いため、構造物の高さを高くする等して構造物
の容積率を大きくすることが行われるようになった。し
かし、高いビル等を構築する場合には、それに対応して
その基礎をさらに強固にする必要があり、また構造物の
構造自体もさらに充分な強度を持つようにしなければな
らず、その構築により一層多くの時間とコストが必要に
なるという問題が存在していた。
は、都市やその近辺にビル等の構造物を構築する場合、
土地に非常に多大な費用が必要となり、またこのように
土地が高いため、構造物の高さを高くする等して構造物
の容積率を大きくすることが行われるようになった。し
かし、高いビル等を構築する場合には、それに対応して
その基礎をさらに強固にする必要があり、また構造物の
構造自体もさらに充分な強度を持つようにしなければな
らず、その構築により一層多くの時間とコストが必要に
なるという問題が存在していた。
【0004】一方、近年においては、上記のように都市
やその近辺における地価が高騰したため、都市周辺にお
ける海や湖等が注目され、これらの周辺における開発、
いわゆるウォーターフロント開発が活発化されるように
なった。
やその近辺における地価が高騰したため、都市周辺にお
ける海や湖等が注目され、これらの周辺における開発、
いわゆるウォーターフロント開発が活発化されるように
なった。
【0005】しかし、このようなウォーターフロント開
発においてもビル等の構造物を構築する場合には、水際
における陸地に構造物を構築するようにしており、この
ため上記の場合と同様に、その構築に非常に多くの時間
やコストがかかり、特に、埋立地等の地盤の弱い場所に
ビル等の構造物を構築する場合には、その基礎をより強
固に行わなければならず、その構築により多くの時間や
コストが必要になるという問題があった。
発においてもビル等の構造物を構築する場合には、水際
における陸地に構造物を構築するようにしており、この
ため上記の場合と同様に、その構築に非常に多くの時間
やコストがかかり、特に、埋立地等の地盤の弱い場所に
ビル等の構造物を構築する場合には、その基礎をより強
固に行わなければならず、その構築により多くの時間や
コストが必要になるという問題があった。
【0006】また、近年においては海洋レジャーが活発
化し、ヨットやモーターボート等の船舶を保有する数が
増加したため、これらの船舶を停泊させておく場所も問
題となっていた。
化し、ヨットやモーターボート等の船舶を保有する数が
増加したため、これらの船舶を停泊させておく場所も問
題となっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、ビル等の
構造物を構築する場合における上記のような様々な問題
を解決すると共に、海や湖等をより有効に利用してウォ
ーターフロント開発を活発化させ、さらに海洋レジャー
の活発化に伴って近年増加したヨットやモーターボート
等の船舶を停泊させる場所を充分に確保できるようにす
ることを課題とするものである。
構造物を構築する場合における上記のような様々な問題
を解決すると共に、海や湖等をより有効に利用してウォ
ーターフロント開発を活発化させ、さらに海洋レジャー
の活発化に伴って近年増加したヨットやモーターボート
等の船舶を停泊させる場所を充分に確保できるようにす
ることを課題とするものである。
【0008】そこで、本考案者は構築物を海や湖等に浮
かせることを思い付き、浮体底部上に構造物を構築して
水に浮かべることを考え付いたのである。
かせることを思い付き、浮体底部上に構造物を構築して
水に浮かべることを考え付いたのである。
【0009】しかし、上記のように浮体底部上に構造物
を構築するにあたり、一般のビルのように四角柱状等の
形状になった構造物を浮体底部上に構築すると、これを
海や湖等に浮かせた場合に非常に安定性が悪く、また風
等の影響を大きく受けて、倒れたりするおそれがあり、
高さの低い構造物しか構築することができなかった。
を構築するにあたり、一般のビルのように四角柱状等の
形状になった構造物を浮体底部上に構築すると、これを
海や湖等に浮かせた場合に非常に安定性が悪く、また風
等の影響を大きく受けて、倒れたりするおそれがあり、
高さの低い構造物しか構築することができなかった。
【0010】そこで、本考案者は、上記のように水に浮
く浮体底部上に構造物を構築して浮体構築物を形成する
にあたり、この浮体構築物を海や湖等に浮かせた場合に
おける安定性を向上させるためさらに検討を加え、この
考案を完成するに至ったのである。
く浮体底部上に構造物を構築して浮体構築物を形成する
にあたり、この浮体構築物を海や湖等に浮かせた場合に
おける安定性を向上させるためさらに検討を加え、この
考案を完成するに至ったのである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案においては、上
記のような課題を解決するため、浮体底部10上に構造
物20を構築して水1に浮かべるようにした浮体構築物
において、上記構造物20を浮体底部10より上方に向
かって収縮して中心部に重心を有する正錐状に形成した
のである。
記のような課題を解決するため、浮体底部10上に構造
物20を構築して水1に浮かべるようにした浮体構築物
において、上記構造物20を浮体底部10より上方に向
かって収縮して中心部に重心を有する正錐状に形成した
のである。
【0012】ここで、浮体底部10上に構築する構造物
20の形状は、上記のように浮体底部10より上方に向
かって収縮し、中心部に重心を有する正錐状になってい
ればよく、例えば、ピラミッド形状のような正四角錐等
の正角錐状や、正円錐状にすることができる。
20の形状は、上記のように浮体底部10より上方に向
かって収縮し、中心部に重心を有する正錐状になってい
ればよく、例えば、ピラミッド形状のような正四角錐等
の正角錐状や、正円錐状にすることができる。
【0013】そして、このように浮体底部10上に構造
物20を構築した後は、この浮体構築物を海や湖等の適
当な場所において水1に浮かべて停留させるようにす
る。
物20を構築した後は、この浮体構築物を海や湖等の適
当な場所において水1に浮かべて停留させるようにす
る。
【0014】なお、上記のように浮体構築物を海や湖等
の適当な場所において水1に浮かべて停留させるにあた
っては、この浮体構築物からアンカーを水底に垂らし、
このアンカーによって浮体構築物を停留させるように
し、あるいはこのように水に浮かべられた浮体構築物の
周囲において杭を水底に打ち込み、この杭にワイヤーロ
ープ等を引っ掛けて浮体構築物を停留させるようにす
る。
の適当な場所において水1に浮かべて停留させるにあた
っては、この浮体構築物からアンカーを水底に垂らし、
このアンカーによって浮体構築物を停留させるように
し、あるいはこのように水に浮かべられた浮体構築物の
周囲において杭を水底に打ち込み、この杭にワイヤーロ
ープ等を引っ掛けて浮体構築物を停留させるようにす
る。
【0015】また、この考案においては、上記のように
浮体構築物を海や湖等において水1に浮かべた場合に、
この浮体構築物が波によって揺れるのを抑制するため、
上記構造物20における少なくとも1つの側壁21の下
部内側に消波室30を設け、この消波室30内に水1が
出入りするための給排水口31を開口させると共に、こ
の給排水口31より上方の位置において消波室30内に
おける空気の出入りを行う空気口32を開口させること
が好ましい。
浮体構築物を海や湖等において水1に浮かべた場合に、
この浮体構築物が波によって揺れるのを抑制するため、
上記構造物20における少なくとも1つの側壁21の下
部内側に消波室30を設け、この消波室30内に水1が
出入りするための給排水口31を開口させると共に、こ
の給排水口31より上方の位置において消波室30内に
おける空気の出入りを行う空気口32を開口させること
が好ましい。
【0016】
【作用】この考案に係る浮体構築物においては、上記の
ように浮体底部10上に複数階の構造物20を構築し、
これを海や湖等の適当な場所において水1に浮かべて停
留させるようにしたため、構造物20を地上に構築する
場合のように土地に非常に多大な費用がかかるというこ
とがなく、また構造物20を構築するにあたっても、地
震等を考慮して強固な基礎を設けるという必要がなく、
さらに地上に構築した場合のように固定されないため、
構造物20に加わる負荷が少なく、構造物20自体の強
度を弱くしても十分な耐久性を持ち、その構築が簡単に
行えると共にそのコストも低減される。
ように浮体底部10上に複数階の構造物20を構築し、
これを海や湖等の適当な場所において水1に浮かべて停
留させるようにしたため、構造物20を地上に構築する
場合のように土地に非常に多大な費用がかかるというこ
とがなく、また構造物20を構築するにあたっても、地
震等を考慮して強固な基礎を設けるという必要がなく、
さらに地上に構築した場合のように固定されないため、
構造物20に加わる負荷が少なく、構造物20自体の強
度を弱くしても十分な耐久性を持ち、その構築が簡単に
行えると共にそのコストも低減される。
【0017】また、この考案に係る浮体構築物は、上記
のように海や湖等において水1に浮いた状態になってい
るため、構造物20を構築した後においてもその移動が
簡単に行え、様々な場所に移動させて使用することがで
きると共に、この浮体構築物に対してヨットやモーター
ボート等の船舶を乗船したままの状態で出し入れするこ
とができ、これらの船舶の停泊場所として好適に利用で
きる。
のように海や湖等において水1に浮いた状態になってい
るため、構造物20を構築した後においてもその移動が
簡単に行え、様々な場所に移動させて使用することがで
きると共に、この浮体構築物に対してヨットやモーター
ボート等の船舶を乗船したままの状態で出し入れするこ
とができ、これらの船舶の停泊場所として好適に利用で
きる。
【0018】さらに、この考案に係る浮体構築物におい
ては、浮体底部10上に構造物20を構築するにあた
り、上記のように浮体底部10から上方に向かって収縮
し、中心部に重心を有する正錐状に形成された構造物2
0を構築するため、この浮体構築物を海や湖等に浮かべ
た場合に、箱状のものに比べて風等による影響が少なく
なって揺れが抑制されると共に、浮体底部10に向かっ
て裾広がり状になっているため、浮体構築物全体の重心
が下に位置して安定性が高くなると共に、この浮体構築
物に対する浮力がバランスの良く作用し、浮体構築物全
体の揺れがより一層抑制されるようになる。
ては、浮体底部10上に構造物20を構築するにあた
り、上記のように浮体底部10から上方に向かって収縮
し、中心部に重心を有する正錐状に形成された構造物2
0を構築するため、この浮体構築物を海や湖等に浮かべ
た場合に、箱状のものに比べて風等による影響が少なく
なって揺れが抑制されると共に、浮体底部10に向かっ
て裾広がり状になっているため、浮体構築物全体の重心
が下に位置して安定性が高くなると共に、この浮体構築
物に対する浮力がバランスの良く作用し、浮体構築物全
体の揺れがより一層抑制されるようになる。
【0019】また、この考案に係る浮体構築物において
は、上記のように構造物20が正錐状に形成されて浮体
底部10の面積が大きくなっているため、この浮体底部
10をある程度沈めるだけで充分な浮力が作用し、高い
構造物20を構築して浮体構築物全体の重量が重くなっ
た場合においても、この浮体底部10による浮力によっ
て浮体構築物が海や湖等に浮いた状態で安定する。な
お、このように構成された浮体構築物であっても、海や
湖等に浮かべるにあたっては、波や風による浮体構築物
の揺れ等をより少なくするため、波や風が静かな湾内等
に浮かべるようにすることが好ましい。
は、上記のように構造物20が正錐状に形成されて浮体
底部10の面積が大きくなっているため、この浮体底部
10をある程度沈めるだけで充分な浮力が作用し、高い
構造物20を構築して浮体構築物全体の重量が重くなっ
た場合においても、この浮体底部10による浮力によっ
て浮体構築物が海や湖等に浮いた状態で安定する。な
お、このように構成された浮体構築物であっても、海や
湖等に浮かべるにあたっては、波や風による浮体構築物
の揺れ等をより少なくするため、波や風が静かな湾内等
に浮かべるようにすることが好ましい。
【0020】また、上記のように構造物20における少
なくとも1つの側壁21の下部内側に消波室30を設け
ると共に、この消波室30内に水1が出入りするための
給排水口31を開口させ、さらにこの給排水口31より
上方の位置において消波室30内における空気の出入り
を行う空気口32を開口させると、波が上記給排水口3
1を通して消波室30内に出入りすると共に、これに伴
って消波室30内における空気が上記空気口32を通し
て給排され、この消波室30において波がかき消され、
波による浮体構築物の揺れがより一層抑制されるように
なる。
なくとも1つの側壁21の下部内側に消波室30を設け
ると共に、この消波室30内に水1が出入りするための
給排水口31を開口させ、さらにこの給排水口31より
上方の位置において消波室30内における空気の出入り
を行う空気口32を開口させると、波が上記給排水口3
1を通して消波室30内に出入りすると共に、これに伴
って消波室30内における空気が上記空気口32を通し
て給排され、この消波室30において波がかき消され、
波による浮体構築物の揺れがより一層抑制されるように
なる。
【0021】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
【0022】(実施例1) この実施例の浮体構築物においては、図1〜図4に示す
ように、平面形状が正方形になった浮体底部10の上に
柱,梁(図示せず)等を設けてピラミッドのような正四
角錐状になった構造物20を構築するようにした。
ように、平面形状が正方形になった浮体底部10の上に
柱,梁(図示せず)等を設けてピラミッドのような正四
角錐状になった構造物20を構築するようにした。
【0023】ここで、上記のように浮体底部10上に構
造物20を構築した浮体構築物が海や湖等において水1
に浮かぶようするため、上記の浮体底部10には空間部
11を設けるようにした。
造物20を構築した浮体構築物が海や湖等において水1
に浮かぶようするため、上記の浮体底部10には空間部
11を設けるようにした。
【0024】一方、この浮体底部10上に上記のような
構造物20を構築するにあたり、この実施例において
は、図3に示すように、その内部に複数階のフロアー2
2を設け、下から所要階のフロアー22をヨットやモー
ターボート等の船舶2を収容させる立体収納庫として用
いるようにする一方、この立体収納庫よりその上のフロ
アー22は店舗、レストラン、ホテル、展望台等の様々
な用途に用いるようにした。
構造物20を構築するにあたり、この実施例において
は、図3に示すように、その内部に複数階のフロアー2
2を設け、下から所要階のフロアー22をヨットやモー
ターボート等の船舶2を収容させる立体収納庫として用
いるようにする一方、この立体収納庫よりその上のフロ
アー22は店舗、レストラン、ホテル、展望台等の様々
な用途に用いるようにした。
【0025】また、この浮体構築物においては、上記の
ように構築された構造物20の内部に光が差し込むよう
にするため、この構造物20における三角形状になった
各側壁21に多数の円形状の窓23aや大きな窓23b
を設けるようにした。
ように構築された構造物20の内部に光が差し込むよう
にするため、この構造物20における三角形状になった
各側壁21に多数の円形状の窓23aや大きな窓23b
を設けるようにした。
【0026】そして、上記のように正方形状の浮体底部
10の上に正四角錐状の構造物20を構築した後、この
浮体構築物を海や湖等に浮かべ、船等によってこの浮体
構築物を波や風が静かな湾内等の適当な場所に運び、図
2に示すように、陸地3より少し離れた適当な場所にこ
の浮体構築物を浮かべると共に、この浮体構築物の四隅
において、図3及び図4に示すように、杭4を水底5に
打ち込み、この杭4にワイヤーロープ6等を巻き付け
て、この浮体構築物を停留させるようにした。
10の上に正四角錐状の構造物20を構築した後、この
浮体構築物を海や湖等に浮かべ、船等によってこの浮体
構築物を波や風が静かな湾内等の適当な場所に運び、図
2に示すように、陸地3より少し離れた適当な場所にこ
の浮体構築物を浮かべると共に、この浮体構築物の四隅
において、図3及び図4に示すように、杭4を水底5に
打ち込み、この杭4にワイヤーロープ6等を巻き付け
て、この浮体構築物を停留させるようにした。
【0027】また、この実施例の浮体構築物において
は、上記のように構造物20における下から所要階のフ
ロアー22をヨットやモーターボート等の船舶2を収容
させる立体収納庫として用いるために、構造物20内に
これらの船舶2を上げ降ろしするための昇降装置(図示
せず)等を設けるようにすると共に、これらの船舶2が
乗船したままの状態でこの浮体構築物に出入りできるよ
うにするため、上記構造物20において沖側に面した側
壁21の下部にこれらの船舶2が出入りする出入口24
を設けるようにした。
は、上記のように構造物20における下から所要階のフ
ロアー22をヨットやモーターボート等の船舶2を収容
させる立体収納庫として用いるために、構造物20内に
これらの船舶2を上げ降ろしするための昇降装置(図示
せず)等を設けるようにすると共に、これらの船舶2が
乗船したままの状態でこの浮体構築物に出入りできるよ
うにするため、上記構造物20において沖側に面した側
壁21の下部にこれらの船舶2が出入りする出入口24
を設けるようにした。
【0028】さらに、この実施例の浮体構築物において
は、上記の立体収納庫よりその上のフロアー22を店
舗、レストラン、ホテル、展望台等として使用するた
め、それぞれの用途に応じた様々な装置や備品等(図示
せず)を設けると共に、陸地3からこの浮体構築物に人
や車が出入りできるようにするため、上記構造物20に
おいて陸地3に面した側壁21にも出入口25を設け、
この出入口25と陸地3との間に橋7を架け渡すように
した。
は、上記の立体収納庫よりその上のフロアー22を店
舗、レストラン、ホテル、展望台等として使用するた
め、それぞれの用途に応じた様々な装置や備品等(図示
せず)を設けると共に、陸地3からこの浮体構築物に人
や車が出入りできるようにするため、上記構造物20に
おいて陸地3に面した側壁21にも出入口25を設け、
この出入口25と陸地3との間に橋7を架け渡すように
した。
【0029】(実施例2) この実施例における浮体構築物も、上記実施例1の浮体
構築物とほぼ同様であり、平面形状が正方形になった浮
体底部10の上に柱,梁等を設けてピラミッドのような
正四角錐状になった構造物20を構築するようにした。
構築物とほぼ同様であり、平面形状が正方形になった浮
体底部10の上に柱,梁等を設けてピラミッドのような
正四角錐状になった構造物20を構築するようにした。
【0030】但し、この実施例の浮体構築物において
は、図5に示すように、上記浮体底部10と構造物20
とが一体となってピラミッドのような正四角錐状になる
ようした。
は、図5に示すように、上記浮体底部10と構造物20
とが一体となってピラミッドのような正四角錐状になる
ようした。
【0031】また、この実施例の浮体構築物において
は、図5及び図6に示すように、上記構造物20の少な
くとも沖側に面する側壁21の下部において、この側壁
21の内側に消波室30を設けると共に、このように消
波室30が設けられた側壁21において、水上から水面
下に伸びた細長い給排水口31を多数並列するようにし
て開口させると共に、この給排水口31より上方の位置
において上記消波室30内における空気の出入りを行う
空気口32を所要数開口させ、さらに上記消波室30の
箇所における浮体底部に給排水口31を設けるようにし
た。
は、図5及び図6に示すように、上記構造物20の少な
くとも沖側に面する側壁21の下部において、この側壁
21の内側に消波室30を設けると共に、このように消
波室30が設けられた側壁21において、水上から水面
下に伸びた細長い給排水口31を多数並列するようにし
て開口させると共に、この給排水口31より上方の位置
において上記消波室30内における空気の出入りを行う
空気口32を所要数開口させ、さらに上記消波室30の
箇所における浮体底部に給排水口31を設けるようにし
た。
【0032】この結果、この実施例の浮体構築物に沖側
から波が打ち寄せた場合には、波が上記給排水口31を
通して消波室30内に出入りすると共に、これに伴って
消波室30内における空気が上記空気口32を通して給
排され、波がこの消波室30においてかき消されるよう
になり、波による浮体構築物の揺れが抑制されるように
なった。
から波が打ち寄せた場合には、波が上記給排水口31を
通して消波室30内に出入りすると共に、これに伴って
消波室30内における空気が上記空気口32を通して給
排され、波がこの消波室30においてかき消されるよう
になり、波による浮体構築物の揺れが抑制されるように
なった。
【0033】さらに、この実施例の浮体構築物は上記の
ように浮体底部10と構造物20とが一体となってピラ
ミッドのような正四角錐状になっているため、この浮体
構築物の水面下における部分の水1に対する抵抗が少な
く、波等の水1の動きによる浮体構築物の揺れがより少
なくなった。
ように浮体底部10と構造物20とが一体となってピラ
ミッドのような正四角錐状になっているため、この浮体
構築物の水面下における部分の水1に対する抵抗が少な
く、波等の水1の動きによる浮体構築物の揺れがより少
なくなった。
【0034】なお、上記実施例1及び2の各浮体構築物
においては、上記のように正方形状の浮体底部10の上
に正四角錐状の構造物20を構築するようにしたが、浮
体底部10の平面形状を三角形や五角形等の多角形状や
円形状に形成し、この浮体底部10の平面形状に対応さ
せて、正三角錐や正五角錐等の正多角錐状や正円錐状の
構造物20を構築するようにしてもよい。
においては、上記のように正方形状の浮体底部10の上
に正四角錐状の構造物20を構築するようにしたが、浮
体底部10の平面形状を三角形や五角形等の多角形状や
円形状に形成し、この浮体底部10の平面形状に対応さ
せて、正三角錐や正五角錐等の正多角錐状や正円錐状の
構造物20を構築するようにしてもよい。
【0035】さらに、上記のような浮体構築物に簡単な
推進装置を設けておき、船等でこの浮体構築物を引っ張
ったりしなくとも、この浮体構築物自体が勝手に移動で
きるようにしておくことも可能である。
推進装置を設けておき、船等でこの浮体構築物を引っ張
ったりしなくとも、この浮体構築物自体が勝手に移動で
きるようにしておくことも可能である。
【0036】
【考案の効果】以上詳述したように、この考案に係る浮
体構築物は、浮体底部上に構造物を構築し、これを海や
湖等の適当な場所において水に浮かべるようにしたた
め、構造物を地上に構築する場合のような土地の問題は
なく、また構造物を構築するにあたっても、地震や台風
等に十分に耐えられるようにするため、構造物を地上に
構築する場合のようにその基礎を強固に行うという必要
がなく、地上に構築した構造物に比べて、構造物に加わ
る負荷が少なく、構造物自体の強度を弱くしても十分な
耐久性を持ち、その構築が簡単に行えると共に、その製
造コストも安くて済む。
体構築物は、浮体底部上に構造物を構築し、これを海や
湖等の適当な場所において水に浮かべるようにしたた
め、構造物を地上に構築する場合のような土地の問題は
なく、また構造物を構築するにあたっても、地震や台風
等に十分に耐えられるようにするため、構造物を地上に
構築する場合のようにその基礎を強固に行うという必要
がなく、地上に構築した構造物に比べて、構造物に加わ
る負荷が少なく、構造物自体の強度を弱くしても十分な
耐久性を持ち、その構築が簡単に行えると共に、その製
造コストも安くて済む。
【0037】また、この考案に係る浮体構築物は、上記
のように海や湖等に浮かべて用いるため、構造物を構築
した後においてもその移動が簡単に行え、様々な場所で
使用できると共に、この浮体構築物に対してヨットやモ
ーターボート等の船舶を乗船したままの状態で出し入れ
することができ、この浮体構築物をこれらの船舶の停泊
場所として好適に利用することができ、近年増加したこ
れらの船舶の停泊場所の問題も解決されるようになる。
のように海や湖等に浮かべて用いるため、構造物を構築
した後においてもその移動が簡単に行え、様々な場所で
使用できると共に、この浮体構築物に対してヨットやモ
ーターボート等の船舶を乗船したままの状態で出し入れ
することができ、この浮体構築物をこれらの船舶の停泊
場所として好適に利用することができ、近年増加したこ
れらの船舶の停泊場所の問題も解決されるようになる。
【0038】さらに、この考案に係る浮体構築物におい
ては、浮体底部上に浮体底部から上方に向かって収縮し
て中心部に重心を有する正錐状の構造物を構築するよう
にしたため、この浮体構築物を海や湖等に浮かべた場合
に、波や風による影響が少なくなって揺れが抑制され、
また浮体構築物全体の重心が下に位置してその安定性が
高くなると共に、この浮体構築物に対する浮力がバラン
スの良く作用し、浮体構築物全体の揺れがより一層抑制
されるようになり、構造物の高さを高くしても安全に使
用することができるようになる。
ては、浮体底部上に浮体底部から上方に向かって収縮し
て中心部に重心を有する正錐状の構造物を構築するよう
にしたため、この浮体構築物を海や湖等に浮かべた場合
に、波や風による影響が少なくなって揺れが抑制され、
また浮体構築物全体の重心が下に位置してその安定性が
高くなると共に、この浮体構築物に対する浮力がバラン
スの良く作用し、浮体構築物全体の揺れがより一層抑制
されるようになり、構造物の高さを高くしても安全に使
用することができるようになる。
【0039】加えて、上記構造物における少なくとも1
つの側壁の下部内側に消波室を設けると共に、この消波
室内に水が出入りするための給排水口を開口させ、さら
にこの給排水口より上方の位置において消波室内におけ
る空気の出入りを行う空気口を開口させると、波が上記
給排水口を通して消波室内に出入りすると共に、これに
伴って消波室内における空気が上記空気口を通して給排
され、波がこの消波室においてかき消されて、波による
浮体構築物の揺れが抑制され、この浮体構築物を海や湖
等の浮かべた場合における安定性がさらに高くなり、よ
り安全に使用することができるようになる。
つの側壁の下部内側に消波室を設けると共に、この消波
室内に水が出入りするための給排水口を開口させ、さら
にこの給排水口より上方の位置において消波室内におけ
る空気の出入りを行う空気口を開口させると、波が上記
給排水口を通して消波室内に出入りすると共に、これに
伴って消波室内における空気が上記空気口を通して給排
され、波がこの消波室においてかき消されて、波による
浮体構築物の揺れが抑制され、この浮体構築物を海や湖
等の浮かべた場合における安定性がさらに高くなり、よ
り安全に使用することができるようになる。
【図1】この考案の実施例1に係る浮体構築物を水に浮
かべた状態を示した斜視図である。
かべた状態を示した斜視図である。
【図2】同実施例に係る浮体構築物を水に浮かべて停留
させた状態を示した平面図である。
させた状態を示した平面図である。
【図3】同実施例に係る浮体構築物を水に浮かべて停留
させた状態での沖側に面した部分を示す図である。
させた状態での沖側に面した部分を示す図である。
【図4】同実施例に係る浮体構築物を水に浮かべて停留
させ、この浮体構築物と陸地との間に橋を架け渡した状
態を示した図である。
させ、この浮体構築物と陸地との間に橋を架け渡した状
態を示した図である。
【図5】この考案の実施例2に係る浮体構築物を水に浮
かべて停留させた状態での沖側に面した部分を示す図で
ある。
かべて停留させた状態での沖側に面した部分を示す図で
ある。
【図6】同実施例の浮体構築物の沖側に面する側壁下部
に消波室を設けた状態を示した断面図である。
に消波室を設けた状態を示した断面図である。
1 水 10 浮体底部 20 構造物 21 側壁 30 消波室 31 給排水口 32 空気口
Claims (2)
- 【請求項1】 浮体底部10上に構造物20を構築して
水1に浮かべるようになった浮体構築物であって、上記
構造物20が浮体底部10より上方に向かって収縮して
中心部に重心を有する正錐状に形成されてなることを特
徴とする浮体構築物。 - 【請求項2】 請求項1に記載した浮体構築物におい
て、上記構造物20における少なくとも1つの側壁21
の下部内側に消波室30を設けると共に、この消波室3
0内に水1が出入りするための給排水口31を開口さ
せ、さらにこの給排水口31より上方の位置において消
波室30内における空気の出入りを行う空気口32を開
口させたことを特徴とする浮体構築物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007323U JPH086102Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 浮体構築物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007323U JPH086102Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 浮体構築物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499722U JPH0499722U (ja) | 1992-08-28 |
| JPH086102Y2 true JPH086102Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31739099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991007323U Expired - Lifetime JPH086102Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 浮体構築物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086102Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7744205B2 (ja) * | 2021-10-20 | 2025-09-25 | 清水建設株式会社 | 浮体構造物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0831952B2 (ja) * | 1986-07-22 | 1996-03-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置 |
| JPH01318613A (ja) * | 1988-06-21 | 1989-12-25 | Taisei Corp | 軟着底海上構造物 |
| JPH02108713A (ja) * | 1988-09-22 | 1990-04-20 | Tatsujun Rin | 水上地所構造 |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP1991007323U patent/JPH086102Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0499722U (ja) | 1992-08-28 |
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