JPH086351Y2 - 衝突センサ - Google Patents
衝突センサInfo
- Publication number
- JPH086351Y2 JPH086351Y2 JP2023490U JP2023490U JPH086351Y2 JP H086351 Y2 JPH086351 Y2 JP H086351Y2 JP 2023490 U JP2023490 U JP 2023490U JP 2023490 U JP2023490 U JP 2023490U JP H086351 Y2 JPH086351 Y2 JP H086351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- collision sensor
- flying
- collision
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、衝突センサに係わり、特に、車の乗員保護
装置であるエアバッグ等のトリガーシステムに用いられ
る衝突感知に適した衝突センサに関する。
装置であるエアバッグ等のトリガーシステムに用いられ
る衝突感知に適した衝突センサに関する。
従来、この種の衝突センサとしては、特開昭57−813
号公報に開示されるものがある。この衝突センサは、第
3図及び第4図(第3図のD−D線断面図)に示される
ように、樹脂製ボディ1の孔1A内に中空円柱状のシリン
ダ2が挿入され、孔1Aの底には半球窪み1Bが形成されて
いる。また、ボディ1の孔1Aと反対側に設けられた軸1C
には永久磁石3が固定されている。そして、シリンダ2
内にボール状の飛翔子4が隙間(H/2)を有して遊嵌さ
れている。また、シリンダ2は非磁性材料の金属で形成
され、飛翔子4は磁性材料の金属で形成されている。し
たがって、飛翔子4はシリンダ2により一方向の移動に
拘束され、磁石3に吸引され半球窪み1Bで停止してい
る。さらに、ボディ1の拡大部1Eに保持板5が気密的に
かしめらている。この保持板5に一対の傾斜する片持ち
弾性片6A、6Bからなるコンタクト6が固定されており、
このコンタクト6は飛翔子4と接触することにより始め
て閉合するようになっている。すなわち、ボディ1と保
持板5が気密的にかしめられことによって、飛翔子4が
矢印方向に移動するための空間は外部からの空気の流入
がない気密空間となっている。また、シリンダ端面2Aと
ボディ1との間にOリング7が設けられ、飛翔子4が矢
印方向に移動した場合、半球窪み1B側に向かってシリン
ダ2外周とボディの孔1Aを通るバイパス空気流が生じる
ことなく、隙間(H/2)を通って半球窪み1B側に空気が
流入するようになっている。
号公報に開示されるものがある。この衝突センサは、第
3図及び第4図(第3図のD−D線断面図)に示される
ように、樹脂製ボディ1の孔1A内に中空円柱状のシリン
ダ2が挿入され、孔1Aの底には半球窪み1Bが形成されて
いる。また、ボディ1の孔1Aと反対側に設けられた軸1C
には永久磁石3が固定されている。そして、シリンダ2
内にボール状の飛翔子4が隙間(H/2)を有して遊嵌さ
れている。また、シリンダ2は非磁性材料の金属で形成
され、飛翔子4は磁性材料の金属で形成されている。し
たがって、飛翔子4はシリンダ2により一方向の移動に
拘束され、磁石3に吸引され半球窪み1Bで停止してい
る。さらに、ボディ1の拡大部1Eに保持板5が気密的に
かしめらている。この保持板5に一対の傾斜する片持ち
弾性片6A、6Bからなるコンタクト6が固定されており、
このコンタクト6は飛翔子4と接触することにより始め
て閉合するようになっている。すなわち、ボディ1と保
持板5が気密的にかしめられことによって、飛翔子4が
矢印方向に移動するための空間は外部からの空気の流入
がない気密空間となっている。また、シリンダ端面2Aと
ボディ1との間にOリング7が設けられ、飛翔子4が矢
印方向に移動した場合、半球窪み1B側に向かってシリン
ダ2外周とボディの孔1Aを通るバイパス空気流が生じる
ことなく、隙間(H/2)を通って半球窪み1B側に空気が
流入するようになっている。
つぎに、上述した構造の衝突センサが自動車の適所に
固設され、自動車の衝突を検知する場合の作動を以下に
説明する。
固設され、自動車の衝突を検知する場合の作動を以下に
説明する。
乗員保護装置であるエアバッグを始動させるべき衝突
は、相当の加速度変化がある程度の時間継続した場合で
あって、大きな加速度変化が短い時間しか続かない衝撃
ではエアバッグを始動させてはならない。すなわち、こ
の種の衝突センサは単なる加速度の大きさを検出するも
のではなく、加速度と時間の積に相当するものを検出す
るそのために、シリンダ2と飛翔子4の隙間(H/2)を
通る空気流によって受ける飛翔子4の減衰作用が重要と
なる。
は、相当の加速度変化がある程度の時間継続した場合で
あって、大きな加速度変化が短い時間しか続かない衝撃
ではエアバッグを始動させてはならない。すなわち、こ
の種の衝突センサは単なる加速度の大きさを検出するも
のではなく、加速度と時間の積に相当するものを検出す
るそのために、シリンダ2と飛翔子4の隙間(H/2)を
通る空気流によって受ける飛翔子4の減衰作用が重要と
なる。
第3図の図面左側に衝突が発生すると、衝突に伴う加
速度変化により、飛翔子4は慣性力で矢印方向に移動し
ようとする。すると、飛翔子4が移動すると半球窪み1B
側は負圧になり、隙間(H/2)を通る空気流が発生す
る。すなわち、飛翔子4の矢印側の移動は隙間(H/2)
を通る空気流で決まる減衰作用を受ける。その結果、飛
翔子4が距離Lだけ移動してコンタクト6に接触するま
でに所定の時間がかかり、加速度変化が大きくてもその
時間が短い衝撃(例えば大きな石に乗り上げた場合)は
検知しないようになっている。したがって、このような
衝突センサの検出特性は、飛翔子4からコンタクト6ま
での距離L、磁石3の磁力の大きさ及びシリンダ2と飛
翔子4との隙間(H/2)を流れる空気抵抗の3要素で決
まるようになっている。
速度変化により、飛翔子4は慣性力で矢印方向に移動し
ようとする。すると、飛翔子4が移動すると半球窪み1B
側は負圧になり、隙間(H/2)を通る空気流が発生す
る。すなわち、飛翔子4の矢印側の移動は隙間(H/2)
を通る空気流で決まる減衰作用を受ける。その結果、飛
翔子4が距離Lだけ移動してコンタクト6に接触するま
でに所定の時間がかかり、加速度変化が大きくてもその
時間が短い衝撃(例えば大きな石に乗り上げた場合)は
検知しないようになっている。したがって、このような
衝突センサの検出特性は、飛翔子4からコンタクト6ま
での距離L、磁石3の磁力の大きさ及びシリンダ2と飛
翔子4との隙間(H/2)を流れる空気抵抗の3要素で決
まるようになっている。
従来の技術で述べた衝突センサにおいて、衝突の衝撃
は真正面からとは限らず、斜めから衝撃を受けることが
多い。この場合、衝突に伴うシリンダ2径方向からの衝
撃がボディ1及びシリンダ2を介して飛翔子4に伝わ
り、シリンダ2内面に飛翔子4が繰り返し当たる等飛翔
子4の好ましくない運動が発生し、またそれに伴ってシ
リンダ2と飛翔子4との隙間も変動して安定した検出特
性が得られない恐れがあるという問題点を有していた。
さらに、ボディ1は樹脂製であり、シリンダ2は金属製
であることから、両者の熱膨張差等により、ボディ1の
孔1Aとシリンダ2外周間に僅かのがたが発生している場
合には、飛翔子4の好ましくない運動は一層顕著とな
る。
は真正面からとは限らず、斜めから衝撃を受けることが
多い。この場合、衝突に伴うシリンダ2径方向からの衝
撃がボディ1及びシリンダ2を介して飛翔子4に伝わ
り、シリンダ2内面に飛翔子4が繰り返し当たる等飛翔
子4の好ましくない運動が発生し、またそれに伴ってシ
リンダ2と飛翔子4との隙間も変動して安定した検出特
性が得られない恐れがあるという問題点を有していた。
さらに、ボディ1は樹脂製であり、シリンダ2は金属製
であることから、両者の熱膨張差等により、ボディ1の
孔1Aとシリンダ2外周間に僅かのがたが発生している場
合には、飛翔子4の好ましくない運動は一層顕著とな
る。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、衝
突の衝撃が斜めから伝わる場合に、飛翔子の好ましくな
い運動を抑制した衝突センサを提供しようとするもので
ある。
みてなされたものであり、その目的とするところは、衝
突の衝撃が斜めから伝わる場合に、飛翔子の好ましくな
い運動を抑制した衝突センサを提供しようとするもので
ある。
上記目的を達成するために、本考案における衝突セン
サは、磁石と、この磁石によって吸引される磁性材料の
飛翔子と、この飛翔子の移動を一方向に拘束するシリン
ダと、一方向に移動する飛翔子と接触することにより初
めて閉合するコンタクトと、飛翔子とシリンダとコンタ
クトを気密的に収納するボディとを備えた衝突センサに
おいて、前記シリンダ外周と前記ボディ間に弾性シール
部材を設けたものである。
サは、磁石と、この磁石によって吸引される磁性材料の
飛翔子と、この飛翔子の移動を一方向に拘束するシリン
ダと、一方向に移動する飛翔子と接触することにより初
めて閉合するコンタクトと、飛翔子とシリンダとコンタ
クトを気密的に収納するボディとを備えた衝突センサに
おいて、前記シリンダ外周と前記ボディ間に弾性シール
部材を設けたものである。
シリンダ外周と前記ボディ間の弾性シール部材が衝撃
に対する緩衝材となって、シリンダ内面から飛翔子に伝
達される衝撃が少なくなる。
に対する緩衝材となって、シリンダ内面から飛翔子に伝
達される衝撃が少なくなる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は衝突センサの断面図であり、第2図は衝突セ
ンサの側面図である。
ンサの側面図である。
第1図と第2図において、10が衝突センサを示し、第
3図と第4図で説明したものと同様の作動をする部分に
ついては、同じ符号を付してその説明を省略する。
3図と第4図で説明したものと同様の作動をする部分に
ついては、同じ符号を付してその説明を省略する。
第1図と異なる点は、シリンダ2の外周の軸方向の中
程に円周溝2Bが加工されており、その中に断面凸状の弾
性シール部材8が設けられている点である。弾性シール
部材8の凸状先端がボディ1の孔1Aに張り出すことによ
り、シリンダ2外周とボディ1間の気密を保持すると共
に、ボディ1からシリンダ2に伝わる衝撃を緩和する。
また、シリンダ2外周とボディ1間に熱膨張差等による
がたつきがある場合には、このがたつきも吸収する。す
なわち、シリンダ2外周とボディ1間に弾性シール部材
8が衝撃に対する緩衝材としても作動し、飛翔子4に伝
わる衝突時の衝撃を少なくする。なお、弾性シール部材
8を緩衝材として確実に作動させるためには、図示のよ
うにシリンダ2の軸方向の略中央に弾性シール部材8を
設ける等の如く、シリンダ2の軸方向のバランスがよい
位置に弾性シール部材8を設けることが望ましい。
程に円周溝2Bが加工されており、その中に断面凸状の弾
性シール部材8が設けられている点である。弾性シール
部材8の凸状先端がボディ1の孔1Aに張り出すことによ
り、シリンダ2外周とボディ1間の気密を保持すると共
に、ボディ1からシリンダ2に伝わる衝撃を緩和する。
また、シリンダ2外周とボディ1間に熱膨張差等による
がたつきがある場合には、このがたつきも吸収する。す
なわち、シリンダ2外周とボディ1間に弾性シール部材
8が衝撃に対する緩衝材としても作動し、飛翔子4に伝
わる衝突時の衝撃を少なくする。なお、弾性シール部材
8を緩衝材として確実に作動させるためには、図示のよ
うにシリンダ2の軸方向の略中央に弾性シール部材8を
設ける等の如く、シリンダ2の軸方向のバランスがよい
位置に弾性シール部材8を設けることが望ましい。
また、ボディ1内にはコンタクト6の先端位置を決め
るための樹脂製の支持部材9が付設されており、ボディ
1と保持板5の間の気密を確実とするためのOリング5A
も付加されている。このような衝突センサ1は、軸1Cに
より位置決め部材13とも一体化されており、上面解放の
容器12内に位置決め部材13と共に挿入されている。そし
て、プリント基板11からの配線15は、容器側面のゴムシ
ール14を介して外部に至っている。そして、容器12内の
衝突センサ10、プリント基盤11、位置決め部材13は砂や
樹脂による充填剤16で一体的に固められている。
るための樹脂製の支持部材9が付設されており、ボディ
1と保持板5の間の気密を確実とするためのOリング5A
も付加されている。このような衝突センサ1は、軸1Cに
より位置決め部材13とも一体化されており、上面解放の
容器12内に位置決め部材13と共に挿入されている。そし
て、プリント基板11からの配線15は、容器側面のゴムシ
ール14を介して外部に至っている。そして、容器12内の
衝突センサ10、プリント基盤11、位置決め部材13は砂や
樹脂による充填剤16で一体的に固められている。
本考案の衝突センサは、磁石と、この磁石によって吸
引される磁性材料の飛翔子と、この飛翔子の移動を一方
向に拘束するシリンダと、一方向に移動する飛翔子と接
触することにより初めて閉合するコンタクトと、飛翔子
とシリンダとコンタクトを気密的に収納するボディとを
備えた衝突センサにおいて、前記シリンダ外周と前記ボ
ディ間に弾性シール部材を設けたものであり、この弾性
シール部材が衝撃に対する緩衝材となって、シリンダ内
周面から飛翔子に伝達される衝撃が少なくなる。したが
って、飛翔子の好ましくない運動及び隙間変動も少なく
なり、安定した検出特性を得ることができる。
引される磁性材料の飛翔子と、この飛翔子の移動を一方
向に拘束するシリンダと、一方向に移動する飛翔子と接
触することにより初めて閉合するコンタクトと、飛翔子
とシリンダとコンタクトを気密的に収納するボディとを
備えた衝突センサにおいて、前記シリンダ外周と前記ボ
ディ間に弾性シール部材を設けたものであり、この弾性
シール部材が衝撃に対する緩衝材となって、シリンダ内
周面から飛翔子に伝達される衝撃が少なくなる。したが
って、飛翔子の好ましくない運動及び隙間変動も少なく
なり、安定した検出特性を得ることができる。
第1図は衝突センサの断面図、第2図は衝突センサの側
面図、第3図は従来の衝突センサの断面図、第4図は第
3図のD−D線断面図である。 1…ボディ、2…シリンダ、3…磁石、4…飛翔子。 6…コンタクト、8…弾性シール材。
面図、第3図は従来の衝突センサの断面図、第4図は第
3図のD−D線断面図である。 1…ボディ、2…シリンダ、3…磁石、4…飛翔子。 6…コンタクト、8…弾性シール材。
Claims (1)
- 【請求項1】磁石と、この磁石によって吸引される磁性
材料の飛翔子と、この飛翔子が所定の隙間を有して遊嵌
されその移動を一方向に拘束するシリンダと、一方向に
移動する飛翔子と接触することにより初めて閉合するコ
ンタクトを備え、前記シリンダを挿入する孔を有し、他
方向に前記磁石で吸引される飛翔子が停止するための窪
みが形成され、飛翔子とシリンダとコンタクトを気密空
間内に収納するボディとを備えた衝突センサにおいて、 前記シリンダ外周と前記ボディの孔との間に、この孔の
径方向に張り出す弾性シール部材を設けたことを特徴と
する衝突センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023490U JPH086351Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 衝突センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023490U JPH086351Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 衝突センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02148534U JPH02148534U (ja) | 1990-12-18 |
| JPH086351Y2 true JPH086351Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31523330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2023490U Expired - Lifetime JPH086351Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 衝突センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086351Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP2023490U patent/JPH086351Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02148534U (ja) | 1990-12-18 |
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