JPH0866540A - 遊技機島における遊技媒体貯留構造 - Google Patents

遊技機島における遊技媒体貯留構造

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JPH0866540A
JPH0866540A JP20262794A JP20262794A JPH0866540A JP H0866540 A JPH0866540 A JP H0866540A JP 20262794 A JP20262794 A JP 20262794A JP 20262794 A JP20262794 A JP 20262794A JP H0866540 A JPH0866540 A JP H0866540A
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JP
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game
game medium
island
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JP20262794A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少ない資材で構築できて、施工を容易とすると
共に施工時間を短縮することにより、コストを大幅に低
減することができ、また、島の占有スペースを削減でき
て、省スペース化の要請に応じることができる遊技機島
における遊技媒体貯留構造を提供すること。 【構成】複数の遊技機11を横方向に並設してなる遊技
機設置部10Bの下側において、各遊技機11から排出
される遊技媒体を貯留する遊技機島10における遊技媒
体貯留構造であって、前記遊技機設置部10Bの下側に
構築する島下段を、各遊技機11から排出されたり島内
に補給される遊技媒体を直接貯留する箱状枠形に形成し
て遊技媒体貯留部10Aとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の遊技機を横方向
に並設してなる遊技機設置部の下側において、各遊技機
から排出される遊技媒体を貯留する遊技機島における遊
技媒体貯留構造に関する。ここで遊技機とは、主として
パチンコ台を指すものであり、遊技媒体はパチンコ球で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技店においては、フロ
ア上に複数の遊技機島が設置されており、各遊技機島に
て営業に必要な数量のパチンコ球を保有するための球貯
留及び補給に関する設備が設けられていた。
【0003】例えば、遊技店内のカウンターの傍らに、
遊技客が景品と交換する持球を計数するためのパチンコ
球計数機が設置されている場合、かかる設置箇所のフロ
ア下にパチンコ球を多量に貯留するためのいわゆる球場
が形成されいてた。また、球場に溜ったパチンコ球を各
遊技機島へ戻すために、パチンコ球を天井側に揚送する
揚送機や、揚送したパチンコ球を各遊技機島へ送るため
の流送樋が配備されていた。かかる技術では、その設備
に要する資材及び施工労力は多大なものとなるから、コ
ストが極めて高くなり、また、島間を亘る流送樋等は遊
技店の見栄えを良くするという観点からみて、美観上好
ましくなかった。
【0004】このような不都合を解消するために、従
来、各遊技機島毎にパチンコ球計数機を設け、かかる球
計数機にて直接島内にパチンコ球を回収する技術も知ら
れている。この場合、遊技機島を構築する複数の遊技機
から排出されたパチンコ球のみならず、前記球計数機か
ら回収する多量のパチンコ球をも島内に貯留できるよう
に、図9に示す如く島下段1内部には、大型の下部貯留
タンク2が設けられていた。更に詳しく言えば、島下段
1は、遊技店のフロアに立設したフレーム材(図示せ
ず)の内側に箱型の下部貯留タンク2を据え付け、フレ
ーム材にその内部を覆うよう腰板3を取り付けて構築さ
れていた。
【0005】また、図10及び図11に示すように、従
来の遊技機島は、前述の島下段1上において、パチンコ
台4を背中合せにした状態で横方向に複数並設して構成
されており、島前面側で一列に並ぶパチンコ台列4Aと
島後面側で一列に並ぶパチンコ台列4Bとの各背面間は
離隔するよう配置されていた。各パチンコ台列4A,4
Bの背面間スペースには、球貸し機5から送り出された
紙幣を横方向に搬送する紙幣搬送装置6が配設されてい
る。このように、各パチンコ台列4A,4B間には、紙
幣搬送装置6を配設するスペースをある程度広く確保す
る必要があり、結局、島全体の奥行幅Lは、少なくとも
パチンコ台4の2台分に相当する奥行幅に紙幣搬送装置
6を加味した大きさに設定する必要があり、それに対応
して前述の島下段の奥行幅も定まっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術では、遊技機島の施工現場にて、先ず最初に
構築する島下段1からして、その内部に下部貯留タンク
2やその関連資材、更に腰板3等の大型な資材を別に組
み付けねばならず、現場における工数が嵩むと共に時間
もかかるため、コストを低減する際の大きな支障となる
という問題点があった。
【0007】また、島の奥行幅Lが、パチンコ台4の2
台分に紙幣搬送装置6を加味した大きさとなり、営業上
パチンコ台4を増やしたくても狭い店内では、フロアに
設置できる島数が限定されてしまうという不具合を呈し
ていた。このような事情に鑑み、島の奥行方向の占有ス
ペースを減らして、その分、フロア上に設置できる島数
を増やせるような省スペース型遊技機島の開発が切望さ
れていた。
【0008】本発明は、このような従来技術の有する問
題点に着目してなされたもので、少ない資材で構築でき
て、施工を容易とすると共に施工時間を短縮することに
より、コストを大幅に低減することができ、また、島の
占有スペースを削減できて、省スペース化の要請に応じ
ることができる遊技機島における遊技媒体貯留構造を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。
【0010】1 複数の遊技機(11)を横方向に並設
してなる遊技機設置部(10B)の下側において、各遊
技機(11)から排出される遊技媒体を貯留する遊技機
島(10)における遊技媒体貯留構造であって、前記遊
技機設置部(10B)の下側に構築する島下段を、各遊
技機(11)から排出されたり島内に補給される遊技媒
体を直接貯留する箱状枠形に形成して遊技媒体貯留部
(10A)としたことを特徴とする遊技機島(10)に
おける遊技媒体貯留構造。
【0011】2 前記遊技媒体貯留部(10A)は、枠
組材(30)と該枠組材(30)の四方を囲む外壁板
(31)とを具備してなることを特徴とする1項記載の
遊技機島(10)における遊技媒体貯留構造。
【0012】3 前記遊技媒体貯留部(10A)の底部
に、各遊技機(11)から排出される遊技媒体が落下し
た際の衝撃を緩和する弾性シート(34)を設けたこと
を特徴とする1項または2項記載の遊技機島(10)に
おける遊技媒体貯留構造。
【0013】4 前記遊技媒体貯留部(10A)内に、
その底部の長手方向に延びる中心線に向って傾斜する内
壁(35)を設けたことを特徴とする1項,2項または
3項記載の遊技機島(10)における遊技媒体貯留構
造。
【0014】5 前記内壁(35)を、遊技媒体は通過
不能だが該遊技媒体の径より小さい混合物が通過し得る
分離部材(35a)で形成したことを特徴とする4項記
載の遊技機島(10)における遊技媒体貯留構造。
【0015】6 前記遊技媒体貯留部(10A)内に、
その底部の長手方向に遊技媒体を移送する回転可能な螺
旋状体(50)を配設したことを特徴とする1項,2
項,3項,4項または5項記載の遊技機島(10)にお
ける遊技媒体貯留構造。
【0016】7 前記遊技媒体貯留部(10A)内に、
遊技媒体の研磨装置(40)を配設し、前記研磨装置
(40)は、一対のベルトコンベヤー(40a,40
b)をそれらの搬送ベルト(43,44)間に遊技媒体
を挟めるだけの間隔を取って底部の長手方向に沿って上
下に平行に併設してなり、前記一対のベルトコンベヤー
(40a,40b)のうち少なくとも一方の搬送ベルト
(43/44)が研磨材からなることを特徴とする1
項,2項,3項,4項,5項または6項記載の遊技機島
(10)における遊技媒体貯留構造。
【0017】8 前記遊技機設置部(10B)は、背中
合わせに複数の遊技機(11)を、それらの背面間に他
の遊技関連設備を介在させず互いに対接させた状態で横
方向に延びるよう列設してなり、背中合せに対接させた
遊技機(11)2台分に相当する奥行幅に構成され、前
記遊技媒体貯留部(10A)を、前記遊技機設置部(1
0B)に対応した奥行幅に構成したことを特徴とする1
項,2項,3項,4項,5項,6項または7項記載の遊
技機島(10)における遊技媒体貯留構造。
【0018】
【作用】遊技機島(10)における遊技媒体貯留構造で
は、複数の遊技機(11)を横方向に並設してなる遊技
機設置部(10B)の下側に構築する島下段を、各遊技
機(11)から排出されたり島内に補給される遊技媒体
を直接貯留できる箱状枠形に形成して遊技媒体貯留部
(10A)とする。従来、島下段内に別途配設されてい
た下部貯留タンクは不要となるために除去する。
【0019】かかる遊技媒体貯留部(10A)は、例え
ば、枠組材(30)と該枠組材(30)の四方を囲む外
壁板(31)とによって、簡易かつ迅速に構築すること
ができる。このように、下部貯留タンクを除去すること
で、資材点数が大幅に削減されると共に、組み付け工数
も削減されて施工時間を短縮することができる。
【0020】また、前記遊技媒体貯留部(10A)の底
部に、各遊技機(11)から排出される遊技媒体が落下
した際の衝撃を緩和する弾性シート(34)を設けた場
合、遊技媒体が落下によって受ける衝撃を緩和して遊技
媒体の耐久性を向上させることができると共に、落下に
よって生じる耳障りな衝突音を低減することができる。
【0021】また、前記遊技媒体貯留部(10A)内
に、その底部の長手方向に延びる中心線に向って傾斜す
る内壁(35)を設けた場合、貯留された遊技媒体の一
部が遊技媒体貯留部(10A)の隅等に残留してしまい
錆付くような事態を防止できる。前記内壁(35)を、
遊技媒体は通過不能だが該遊技媒体の径より小さい混合
物が通過し得る分離部材(35a)で形成すれば、遊技
媒体からごみを有効に除くことができる。また、前記遊
技媒体貯留部(10A)内に、その底部の長手方向に遊
技媒体を移送する回転可能な螺旋状体(50)を配設す
れば、貯留された遊技媒体をスムーズに移動させて島内
の遊技媒体循環経路の一端を担うことができる。
【0022】更に、前記遊技媒体貯留部(10A)内に
遊技媒体の研磨装置(40)を配設し、該研磨装置(4
0)が、一対のベルトコンベヤー(40A,40B)を
それらの搬送ベルト(43,44)間に遊技媒体を挟め
るだけの間隔を取って底部の長手方向に沿って上下に平
行に併設してなり、前記一対のベルトコンベヤー(40
A,40B)のうち少なくとも一方の搬送ベルト(43
/44)が研磨材からなる場合、前記遊技媒体貯留部
(10A)の貯留機能を何ら損なうことなく、遊技媒体
貯留部(10A)内の上部スペースを有効に利用して、
遊技媒体を研磨することができる。また、搬送ベルト
(43/44)を形成する研磨材は、6ナイロンを主成
分とし、他に静電気除去材、研磨増強材を混入したり、
他の合成樹脂、繊維物質等により合成されている。
【0023】以上のような遊技媒体貯留部(10A)の
上側には遊技機設置部(10B)が構築されるが、背中
合わせに複数の遊技機(11)をそれらの背面間に他の
遊技関連設備を介在させず互いに対接させた状態で横方
向に延びるよう列設すれば、遊技機設置部(10B)は
背中合せに対接させた遊技機(11)2台分に相当する
奥行幅に抑えられる。
【0024】このように、島全体の奥行幅をほぼ決定す
る遊技機設置部(10B)を薄型化することにより、こ
れに対応して前述の遊技媒体貯留部(10A)の奥行幅
も抑えられ、島の占有スペースを大幅に削減することが
できる。それにより、所定のフロア面積当たり、より多
くの島を設置することができ、延ては省スペース化の要
請に応じることができるため、例えば、狭い店内でも奥
行方向により多くの遊技機(11)を装備できる等、営
業上極めて有利となる。
【0025】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1〜図5は本発明の第1実施例を示してい
る。本実施例に係る遊技媒体貯留構造は、図1,図3及
び図4に示す遊技機島10の島下段に設けられている。
遊技機島10は、横方向に並設される複数のパチンコ機
(遊技機)11と、各パチンコ機11で使うパチンコ球
(遊技媒体)や該パチンコ球の貸出しと引き換えに取り
込まれる紙幣を処理する遊技関連設備(遊技媒体貸機1
7,研磨装置40,紙幣搬送装置80等)とから構成さ
れている。
【0026】遊技機島10の島下段は、後述する島中段
をなす遊技機設置部10Bの各パチンコ台11から排出
されるパチンコ球や、島端または島中に介装されたパチ
ンコ球計数機(図示せず)等から補給された多量のパチ
ンコ球をそのまま貯留する箱状枠形に形成されており、
遊技媒体貯留部10Aをなしている。すなわち、島下段
をなす遊技媒体貯留部10A自体が全体的に、従来の下
部貯留タンクの役割を果しているため、島下段からは下
部貯留タンクが除去されている。
【0027】遊技媒体貯留部10Aは、図2に示すよう
に、島中段及び島上段を支える強度を有する枠組材30
と、該枠組材30の四方を囲む外壁板31、それに枠組
材30の底部をなす底板32、枠組材30の上部に取付
ける天板33とを具備してなる。これらの資材を予め工
場等で組み付て、遊技媒体貯留部10Aを一つのユニッ
トとして構成してもよく、また、遊技店等の設置現場に
て組み立ててもよい。なお、外壁板31は一般に腰板と
称されている。
【0028】図1及び図3に示すように、遊技媒体貯留
部10A内の上側には、各遊技機11から排出されたパ
チンコ球を受け、一方向に流下させる球受樋38が配設
されている。また、遊技媒体貯留部10A内の中程に
は、球受樋38から流れ出たパチンコ球を研磨する研磨
装置40が配設されている。図3に示すように、研磨装
置40は、球受樋38とは逆向きに緩やかに傾斜した一
対のベルトコンベヤー40a,40bを、それらの搬送
ベルト43,44間に遊技媒体を挟めるだけの間隔を取
って底部の長手方向に沿って上下に平行に併設してな
る。
【0029】すなわち、研磨装置40は、球受樋38か
ら流れ出た球を上下から弾撥的に挾持して、研磨しなが
ら同一方向へ搬送する装置である。更に詳しく言えば、
上側のベルトコンベヤー40aは、図示省略したモータ
により回転駆動する駆動プーリー41と、従動プーリー
42と、各プーリー41,42に巻き掛けられた搬送ベ
ルト43とからなり、同様に下側のベルトコンベヤー4
0bも、各プーリー41,42とその間に巻き掛けられ
た搬送ベルト44とからなる。
【0030】パチンコ球は上下の搬送ベルト43,44
間に挟まれて、搬送されつつ研磨される。すなわち、上
下の搬送ベルト43,44は、共に布状の研磨材により
形成されている。かかる研磨材は、6ナイロンを主成分
とし、他に静電気除去材、研磨増強材を混入したり、他
の合成樹脂、繊維物質等により合成されている。球受樋
38の下流端を臨む上側搬送ベルト43は、下側搬送ベ
ルト44より引っ込むように配されて球溜り部45が設
けられている。なお、搬送ベルト43,44は必ずしも
双方共に研磨材により形成する必要はなく、少なくとも
一方のみを研磨材より形成すれば足りる。
【0031】遊技媒体貯留部10Aの底板32は、上下
の搬送ベルト43,44の下流端側から横方向へ次第に
低くなるよう傾斜しており、かかる底板32上には、傾
斜方向にパチンコ球を移送する回転可能な螺旋状体50
が配設されている。螺旋状体50の一端部50aは駆動
モータ51の出力軸に連結されている。駆動モータ51
はカバー部材52で覆われている。螺旋状体50の他端
部側50bには、島下段から島上段にパチンコ球を揚送
する揚送機構60が配設されている。なお、螺旋状体5
0は、長手方向に複数に分割(例えば3段)されたもの
をつなぎ合わせて構成されている。
【0032】揚送機構60は、図3に示すように、島1
0内の適所に立設された管状体61と、該管状体61内
の上側に配され、図示省略したモータにより回転駆動す
る駆動スプロケット62と、管状体61内の上側に配さ
れた従動スプロケット63と、両スプロケット62,6
3に巻き掛けられたチェーン部材64とを具備してな
る。チェーン部材64の多数の連結部には、パチンコ球
用のバケット65,65…が固設されている。パチンコ
球用のバケット65は、パチンコ球が落下不能でありゴ
ミ等の不純物のみ落下するように、パチンコ球の径より
若干小さな隙間を等間隔に有した簀の子状に形成されて
いる。
【0033】また、管状体61の下端にはゴミ取り用の
網部材66が設けられている。網部材66は、前記螺旋
状体50により揚送機構60まで送られたパチンコ球を
先ず最初にゴミ等から分離するものであり、網部材66
上には前記螺旋状体50の他端部50bが延ばされてい
る。一方、揚送機構60の管状体61の上端部にはパチ
ンコ球排出口67が開設され、かかるパチンコ球排出口
67には、各パチンコ機11にパチンコ球を補給する補
給樋70の上流端70aが接続されている。
【0034】以上のような遊技媒体貯留部10A上に設
置される遊技機設置部10Bは、背中合わせに複数のパ
チンコ台(遊技機)11を、それらの背面間に他の遊技
関連設備を介在させず互いに対接させた状態で横方向に
延びるよう列設してなる。従って、遊技機設置部10B
は、図1に示すように背中合せに対接させたパチンコ台
11の2台分に相当する奥行幅L1 に構成されている。
また、図3に示すように、横方向に並ぶ各パチンコ台1
1の間には、球貸機17が介装されている。
【0035】パチンコ台11は、パチンコ球をハンドル
12の操作によって盤面上に打ち出し、パチンコ球の入
賞を競うものであり、正面側にはパチンコ球を機内に導
入する前皿13や、パチンコ球貯留用の予備皿14が設
けられている。球貸機17は、紙幣判断手段96(図1
参照)からの信号を受けた際に、相当数の球を計数しつ
つ払い出すものである。ここで紙幣判断手段96は、遊
技客が紙幣投入口94に投入した紙幣を磁気・光方式で
特定し、紙幣金額に対応する信号を球貸機17に出力す
るものである。
【0036】図5に示すように、パチンコ台11の背面
側には、役物に使われるCRT等の嵩ばる特定部品15
が出っ張っているが、背中合わせの2台のパチンコ台1
1は、これらの特定部品15が互いに回避する状態でう
まく対接すべく配されている。2台のパチンコ台11の
背面側は互いにぴったりと当ててもよく、また多少隙間
を開けてるように対接させてもかまわない。何れにせ
よ、前後2列のパチンコ台11の背面間には、他の遊技
関連設備を介装する余地はなく、従来この背面間に介装
されていた紙幣搬送装置80は、後述する島上段側に配
設されている。
【0037】島上段は紙幣搬送部10Cとして構成され
ており、かかる紙幣搬送部10Cは、各パチンコ台11
にパチンコ球を供給する補給樋70と、パチンコ球と引
き換えに取り込んだ紙幣を横方向に搬送する紙幣搬送装
置80とをそれぞれ横方向に延びるように配設してな
る。補給樋70は、遊技機設置部10Bをなす各パチン
コ台11のすぐ上に沿って、前記揚送機構60の上端部
のパチンコ球排出口67に接続された上流端70aから
島端まで延びた下流端70bにかけて緩やかに下方に傾
斜するよう配設されている。
【0038】補給樋70の途中数箇所には、各パチンコ
台11に対応した供給部材71が取付けられており、各
供給部材71とパチンコ台11とはパチンコ球が流下す
るジャバラ状の連通部材72で接続されている。また、
紙幣搬送装置80は、横方向(長手方向)に延びるハウ
ジング81と、該ハウジング81の両端に離間して配さ
れた駆動プーリー82と従動プーリー83、それに両プ
ーリー82,83間に掛け渡された丸ベルト84とから
なる。
【0039】ハウジング81の側壁の要所には、丸ベル
ト84を両側から挾持する小プーリー85の対が支持さ
れている。小プーリー85は丸ベルト84に弾撥的に当
接するようバネ等により付勢されている。また、側壁の
要所には、紙幣搬送部10Cを全体的に覆うカバー部材
90に形成された紙幣投入口94に連なり、紙幣を丸ベ
ルト84に当接するように導くガイド通路部86が設け
られている。ガイド通路部86の途中には紙幣判断手段
96が設けられている。
【0040】前記補給樋70や紙幣搬送装置80は、ド
ーム状のカバー部材90により覆われている。カバー部
材90は、各パチンコ台11の正面よりも多少せり出さ
せて傾斜した正面部91と、前後の正面部91の上端を
覆う円弧形断面の天井部92とを有する。このようなカ
バー部材90には、従来技術における開閉可能な幕板は
なく、その代り、下部93の内側に位置する連通部材7
2の球詰まりを解消すべく、該連通部材72を突ける棒
状部材95が操作可能に設けられている。正面部91の
適所には紙幣投入口94が開設されている。
【0041】次に作用を説明する。図1に示すように、
遊技機設置部10Bの下側に構築する島下段は、各パチ
ンコ台11から排出されたり計数機等から島内に補給さ
れるパチンコ球を直接貯留できる箱状枠形に形成して、
遊技媒体貯留部10Aとする。更に詳しくは、図2に示
すように、底板32の周囲にて枠組材30を組み立て、
該枠組材30の外側に外壁板31を取付ければよい。
【0042】外壁板31に囲まれた遊技媒体貯留部10
Aの内部空間が、そのまま従来の下部貯留タンクの役割
を果すため、島下段からは従来の下部貯留タンクは除去
される。従って、下部貯留タンクやこれに関連する支持
部品等も一切不要となり、簡易かつ迅速に島下段を構築
することができる。このように、下部貯留タンクを除去
することで、島下段を構成する資材点数が大幅に削減さ
れると共に、組み付け工数も大幅に削減されて、施工時
間を短縮することができ、コストを低減することが可能
となる。
【0043】以上のような遊技媒体貯留部10Aの上側
には遊技機設置部10Bが構築されるが、かかる遊技機
設置部10Bは、背中合わせに複数のパチンコ台11
を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在させず互
いに対接させた状態で、2列が横方向に延びるように列
設して構築する。前後2列のパチンコ台11の背面間に
は、他の遊技関連設備を介装する余地はなく、遊技機設
置部10Bは、背中合せに対接させたパチンコ台11の
2台分に相当する奥行幅L1 となる。なお、従来、背中
合わせのパチンコ台11間にあった紙幣搬送装置80は
島上段側に配設する。
【0044】このように、島全体の奥行幅をほぼ決定す
る遊技機設置部10Bを極力薄型化することにより、こ
れに対応させて前述の遊技媒体貯留部10Aをも薄型化
することが可能となる。それにより、島10の占有スペ
ースを大幅に削減することができ、所定のフロア面積当
たり、より多くの島10を設置することができ、延ては
省スペース化の要請に応じることができるため、例え
ば、狭い店内でも奥行方向にはより多くのパチンコ台1
1を装備できる等、営業上極めて有利となる。
【0045】以下、遊技機島10における紙幣や遊技媒
体の流れについても簡単に説明する。遊技客が紙幣搬送
部10Cにある紙幣投入口94に紙幣を入れると、紙幣
は紙幣判断手段96に送り込まれ紙幣の真偽や種類が判
断され、真正な札の場合には、そのまま紙幣搬送装置8
0に送られる。この時、紙幣判断手段96は紙幣額に相
当する所定信号を遊技媒体貸機17に出力し、それによ
り、該遊技媒体貸機17が作動してパチンコ球が払い出
される。
【0046】紙幣搬送装置80に送られた紙幣は、丸ベ
ルト84と小プーリー85との間に挾持され、丸ベルト
84の回転駆動に伴って、島端側に順送りされ、最終的
には図示省略した料金収納箱に収納される。一方、遊技
客はパチンコ台11の前皿13のパチンコ球をハンドル
12操作によって盤面上に打ち出して入賞を競う。入賞
を逸したパチンコ球等、パチンコ台11から排出された
パチンコ球は、球受樋38を流下した後、研磨装置40
の上下の搬送ベルト41,42間に挟まれて、搬送され
つつ研磨される。かかる研磨装置40によれば、遊技媒
体貯留部10Aの貯留機能を何ら損なうことなく、遊技
媒体貯留部10A内の上部スペースを有効に利用して、
遊技媒体を研磨することができる。
【0047】このように研磨されたパチンコ球は、遊技
媒体貯留部10A内にそのまま貯留され、螺旋状体50
の回転により揚送機構60の下端部に移送される。かか
る螺旋状体50によって、遊技媒体貯留部10A内のパ
チンコ球はスムーズに横方向移動して島内を循環する。
続いてパチンコ球は、揚送機構60の回転駆動するチェ
ーン部材64に多数固設されたバケット65,65…に
よりすくい上げられて紙幣搬送部10Cに揚送され、補
給樋70を流下つつ各パチンコ台11に還元される。な
お、複数のパチンコ台11,11…や、遊技関連設備で
ある研磨装置40,螺旋状体50,揚送機構60,紙幣
搬送装置80等は、図示省略した制御手段により集中管
理されている。
【0048】図6は本発明の第2実施例を示している。
本実施例では、遊技媒体貯留部10Aの底板32上に各
パチンコ台11から排出されるパチンコ球が落下した際
の衝撃を緩和する弾性シート34を設けたものである。
弾性シート34は、ゴム材や不織布等の或る程度衝撃力
を緩和し得る材質を薄板状に成形したものである。
【0049】それにより、パチンコ球は底板32上に直
接落下せず、弾性シート34によってパチンコ球の落下
時の衝撃は緩和されるため、パチンコ球の耐久性を向上
させることができる。また、パチンコ球り落下により生
じる耳障りな衝突音を低減することができる。なお、第
1実施例と同種の部位については同一符号を付し、重複
した説明を省略する。
【0050】図7は本発明の第3実施例を示している。
本実施例では、遊技媒体貯留部10A内に、その底板3
2の長手方向に延びる中心線に向って傾斜する内壁35
を設けたものである。内壁35は、図示したように底板
32の中心線に沿う螺旋状体50に向って斜めに下降す
る平面状に設けられている。
【0051】それにより、貯留されたパチンコ球の一部
が遊技媒体貯留部10Aの隅等に残留してしまい錆付く
ような事態を防止でき、パチンコ球は螺旋状体50に向
って集まりスムーズに遊技媒体貯留部10A内を横方向
に移送することができる。なお、前記各種実施例と同種
の部位については同一符号を付し、重複した説明を省略
する。
【0052】図8は本発明の第3実施例の変形例を示し
ている。本変形例では、第3実施例に係る内壁35を、
図示したように底板32の中心線に沿う螺旋状体50に
向って斜めに下降する階段状の内壁35Aとして設けた
ものである。それにより、貯留されたパチンコ球の荷重
が螺旋状体50に集中するのを防止でき、螺旋状体50
に過負荷がかかるのを防止できる。
【0053】また、図7及び図8に示す内壁35,35
Aを単なる板材ではなく、パチンコ球は通過不能だが該
パチンコ球の形より小さい混合物が通過し得る分離部材
で形成してもよい。ここで分離部材とは、図示した内壁
35,35Aの形状に、例えば、パチンコ球の径より若
干小さな網目を有する金網や、パチンコ球の径より若干
小さな隙間を等間隔に有した簀の子の部材である。かか
る分離部材によれば、遊技媒体貯留部10A内のパチン
コ球からごみ等の混合物を簡単に取り除くことができ、
ごみ等による球詰まりを防止することができる。
【0054】なお、本発明に係る遊技機島は図示した実
施例に限定されるものではない。また、遊技機はパチン
コ台に限定されるものではなく、例えば、遊技媒体にメ
ダルを用いるスロットマシン等でもかまわない。その他
の具体的構成も、図示した実施例に限定されるものでは
ない。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島における遊技媒体
貯留構造によれば、複数の遊技機を並設してなる遊技機
設置部の下側に構築する島下段を、各遊技機から排出さ
れたり島内に補給される遊技媒体を直接貯留できる箱状
枠形に形成したから、従来の島下段内に配されていた下
部貯留タンクを除去できるため、島下段を構成する資材
点数が大幅に削減されると共に、組み付け工数も大幅に
削減されて、施工時間を短縮することができ、コストを
低減することが可能となる。
【0056】また、遊技媒体貯留部上の遊技機設置部
を、背中合せに対接させた遊技機2台分に相当する奥行
幅に構成し、これに対応させて前記遊技媒体貯留部も薄
型化すれば、島の占有スペースを大幅に削減することが
可能であり、省スペース化の要請に応じることができ、
所定のフロア面積当たりより多くの島を設置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造を概略的に示す横断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造を含む島全体の内部構造を概略的に示す
正面図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造を含む島全体を示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造上の遊技機設置部を示す平面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造を概略的に示す横断面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造を概略的に示す横断面図である。
【図8】第3実施例の変形例に係る遊技機島における遊
技媒体貯留構造を概略的に示す横断面図である。
【図9】従来の遊技機島を示す側面図である。
【図10】従来の遊技機島の島中段を示す平面図であ
る。
【図11】従来の遊技機島を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…遊技機島 10A…遊技媒体貯留部 10B…遊技機設置部 11…パチンコ台(遊技機) 30…枠組材 31…外壁板 32…底板 34…弾性シート 35…内壁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊技機を横方向に並設してなる遊技
    機設置部の下側において、各遊技機から排出される遊技
    媒体を貯留する遊技機島における遊技媒体貯留構造であ
    って、 前記遊技機設置部の下側に構築する島下段を、各遊技機
    から排出されたり島内に補給される遊技媒体を直接貯留
    できる箱状枠形に形成して遊技媒体貯留部としたことを
    特徴とする遊技機島における遊技媒体貯留構造。
  2. 【請求項2】前記遊技媒体貯留部は、枠組材と該枠組材
    の四方を囲む外壁板とを具備してなることを特徴とする
    請求項1記載の遊技機島における遊技媒体貯留構造。
  3. 【請求項3】前記遊技媒体貯留部の底部に、各遊技機か
    ら排出される遊技媒体が落下した際の衝撃を緩和する弾
    性シートを設けたことを特徴とする請求項1または2記
    載の遊技機島における遊技媒体貯留構造。
  4. 【請求項4】前記遊技媒体貯留部内に、その底部の長手
    方向に延びる中心線に向って傾斜する内壁を設けたこと
    を特徴とする請求項1,2または3記載の遊技機島にお
    ける遊技媒体貯留構造。
  5. 【請求項5】前記内壁を、遊技媒体は通過不能だが該遊
    技媒体の径より小さい混合物が通過し得る分離部材で形
    成したことを特徴とする請求項4記載の遊技機島におけ
    る遊技媒体貯留構造。
  6. 【請求項6】前記遊技媒体貯留部内に、その底部の長手
    方向に遊技媒体を移送する回転可能な螺旋状体を配設し
    たことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載
    の遊技機島における遊技媒体貯留構造。
  7. 【請求項7】前記遊技媒体貯留部内に、遊技媒体の研磨
    装置を配設し、 前記研磨装置は、一対のベルトコンベヤーをそれらの搬
    送ベルト間に遊技媒体を挟めるだけの間隔を取って底部
    の長手方向に沿って上下に平行に併設してなり、前記一
    対のベルトコンベヤーのうち少なくとも一方の搬送ベル
    トが研磨材からなることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5または6記載の遊技機島における遊技媒体貯
    留構造。
  8. 【請求項8】前記遊技機設置部は、背中合わせに複数の
    遊技機を、それらの背面間に他の遊技関連設備を介在さ
    せず互いに対接させた状態で横方向に延びるよう列設し
    てなり、背中合せに対接させた遊技機2台分に相当する
    奥行幅に構成され、 前記遊技媒体貯留部を、前記遊技機設置部に対応した奥
    行幅に構成したことを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6または7記載の遊技機島における遊技媒体貯
    留構造。
JP20262794A 1994-08-26 1994-08-26 遊技機島における遊技媒体貯留構造 Pending JPH0866540A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11207005A (ja) * 1998-01-22 1999-08-03 Sanyo Electric Co Ltd パチンコ遊技装置の下部タンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11207005A (ja) * 1998-01-22 1999-08-03 Sanyo Electric Co Ltd パチンコ遊技装置の下部タンク

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