JPH0869714A - 厚膜抵抗体組成物および可変抵抗器 - Google Patents

厚膜抵抗体組成物および可変抵抗器

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JPH0869714A
JPH0869714A JP6206383A JP20638394A JPH0869714A JP H0869714 A JPH0869714 A JP H0869714A JP 6206383 A JP6206383 A JP 6206383A JP 20638394 A JP20638394 A JP 20638394A JP H0869714 A JPH0869714 A JP H0869714A
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博司 神田
Chie Okabe
千恵 岡部
Mamoru Murakami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的特性に優れ、接触抵抗を低く維持し且
つ摺動子と抵抗体摺動路間の摺動時の安定化した導電結
合を与える、可変抵抗器に使用するのに適した厚膜抵抗
体組成物を提供することである。 【構成】 7m2/gまでの比表面積を有する導電性パイ
ロクロル10〜50重量%、カドミウム酸化物を含有し
ないガラス結合剤20〜70重量%および酸化アルミニ
ウム、酸化亜鉛および酸化ガドリニウムよりなる群から
選ばれた酸化物添加剤0〜5重量%を有機ベヒクル中に
分散させて厚膜抵抗体組成物を調製し、これを基板上に
印刷し焼成して可変抵抗器用の抵抗体を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変抵抗器に使用するに
適した厚膜パイロクロル抵抗体組成物およびそれから形
成される可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗体組成物を基板上にスクリーン印
刷、スプレー等で塗布し、焼成することによってオーム
抵抗が形成された摺動路上を導電結合しながら摺動接触
子が滑動し、摺動路上の摺動接触子の位置に相応する電
圧と抵抗値の大きさに依存した大きさの電流を出力信号
として取出す可変抵抗器は、制御用、センサ用、設定用
として広く使用されている。この可変抵抗器は回転運動
の回転角等の機械的入力値を対応する電気的な出力信号
(例えば電圧)に変換するために用いられ、その電気的
特性は摺動路上の滑動表面の摩耗、摺動接触子を摺動路
に常時わずかな圧力で圧着する圧着力の変化、摺動接触
子と摺動路との間での導電結合の状態および/または摺
動抵抗の増減の影響等によって変化することが知られて
いる。その結果、可変抵抗器の出力平滑性の変化が生じ
ることとなる。
【0003】可変抵抗器の直線性の安定度および摺動雑
音の抑制に寄与する主要因として、温度変化および経時
に対して全抵抗値が安定して接触抵抗が小さく安定して
いることおよび摺動子と摺動面間の導電結合の安定化が
挙げられる。したがって、厚膜抵抗体組成物を使用して
形成される摺動路面をなめらかにしかつ安定化した導電
結合を確保できる電気伝導度が高い抵抗体組成物ペース
トの開発が望まれている。
【0004】可変抵抗器は一般に厚膜抵抗体組成物によ
って形成されるものであり、ほとんどの厚膜抵抗体組成
物は主要成分として導電体成分、結合剤および有機ベヒ
クルを含有する。導電体成分はオーム抵抗が形成された
摺動路となる厚膜抵抗体の電気的性質を決定すると同時
に機械的性質に影響を与える。結合剤例えばガラスおよ
び/または結晶性酸化物は厚膜を一緒に保持しかつ基板
にそれを結合させる役目をする。一方、有機ベヒクルは
抵抗組成物の適用特性特にそのレオロジーに影響を与え
る分散媒体である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、電気的特性に優れ、接触抵抗を低く維持し且つ摺動
子と抵抗体摺動路間の摺動時の安定化した導電結合を与
える、可変抵抗器に使用するのに適した厚膜抵抗体組成
物を提供することである。また、本発明の別の目的は上
記厚膜抵抗体組成物から形成された可変抵抗器を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば (A) 一般式 (MxBi2-x)(M′yM″2-y)O7-z (式中、Mはイットリウム、タリウム、インジウム、カ
ドミウム、鉛、銅および希土類金属より成る群から選ば
れ、M′は白金、チタン、クロム、ロジウムおよびアン
チモンより成る群から選ばれ、M″はルテニウム、イリ
ジウムまたはその混合物であり、xは0〜2であるがた
だし1価の銅に対してはx≦1であり、yは0〜0.5
であるがただしM′がロジウムであるかまたは白金、チ
タン、クロム、ロジウムおよびアンチモンのうちの1種
より多い場合にはyは0〜1であり、そしてzは0〜1
であるがただしMが2価の鉛またはカドミウムの場合に
はこれは少なくとも約x/2に等しい)で表されかつ7
m2/gまでの比表面積を有する導電性パイロクロル、1
0〜50重量% (B) カドミウム酸化物を含有しないガラス結合剤、
20〜70重量% (C) 酸化アルミニウム、酸化亜鉛および酸化ガドリ
ニウムよりなる群から選ばれた酸化物添加剤、0〜5重
量%(但し、上記の重量%は(A)、(B)および(C)の合
計重量基準)および (D) 有機ベヒクル よりなる、可変抵抗器に使用するのに適した厚膜抵抗体
組成物が提供される。
【0007】また、本発明は上記の厚膜抵抗体組成物を
基板上に適用して形成された摺動路を有する可変抵抗器
を提供することである。
【0008】本発明の厚膜抵抗体組成物における無機固
形分はパイロクロル、ガラス結合剤および酸化物添加剤
より構成されている。各構成成分について以下に詳述す
る。パイロクロルはRu+4、Ir+4またはその混合物
(M″)の多成分化合物であり、そして一般式 (MxBi2-x)(M′yM″2-y)O7-z (式中、Mはイットリウム、タリウム、インジウム、カ
ドミウム、鉛、銅および希土類金属より成る群から選ば
れ、M′は白金、チタン、クロム、ロジウムおよびアン
チモンより成る群から選ばれ、M″はルテニウム、イリ
ジウムまたはその混合物であり、xは0〜2であるがた
だし1価の銅に対してはx≦1であり、yは0〜0.5
であるがただしM′がロジウムであるかまたは白金、チ
タン、クロム、ロジウムおよびアンチモンのうちの1種
より多い場合にはyは0〜1であり、そしてzは0〜1
であるがただしMが2価の鉛またはカドミウムの場合に
はこれは少なくとも約x/2に等しい)を有している。
なお、これらパイロクロル物質は米国特許第35839
31号明細書に詳細に記載されている。
【0009】パイロクロル中好ましいものは容易に純粋
の形で得られ、ガラス結合剤により悪影響を受けず、比
較的温度によって変化しない低い抵抗率を有しており、
空気中で約1000℃まで加熱した場合でも安定であ
り、そして還元性雰囲気中で比較的安定であるルテン酸
ビスマスBi2Ru27およびルテン酸鉛Pb2Ru26
である。その他のパイロクロル中には、Pb1.5Bi0.5
Ru26.25およびGdBiRu26.5が包含される。
すべてこれらに対してはy=0である。本発明で用いる
パイロクロルは7m2/gまでの比表面積を有することが
必要である。実際には、0.1〜7m2/gの比表面積の
ものが用いられるが、この範囲外のものは可変抵抗器の
電気特性を悪くし、接触抵抗を増大させ、摺動子と抵抗
体摺動路間の摺動時の導電結合を不安定にするので好ま
しくない。その上、入手の容易性等を考慮して、本発明
では0.5〜5m2/gの比表面積を有するパイロクロル
を用いるのが有利である。
【0010】本発明の抵抗体組成物におけるパイロクロ
ル相は可変抵抗器の抵抗体を形成する抵抗体組成物に要
求される伝導性、焼結性および安定性を与え、従来抵抗
体の温度係数(TCR)の制御のためにガラス結合剤に
導入されていたカドミウム酸化物を含有しないガラス結
合剤の使用により悪影響を受けることなく、安定した低
い接触抵抗(Rc)および接触抵抗変化(CRV)を呈
する。ガラス結合剤は厚膜を非伝導性基板に適正に適合
させる必要性によってその組成が支配される。すなわ
ち、ガラス結合剤は基板と同様の膨張/収縮特性を有す
ると同時に約540〜950℃の範囲での合着温度範囲
を有する必要性がある。このように本発明におけるガラ
ス結合剤としてはこれらの要求を満足させる広い範囲の
種類のガラス結合剤を使用することができる。しかしな
がら、本発明のガラス結合剤はカドミウム酸化物を含有
しないことが特徴である。その例として、珪酸鉛ガラ
ス、硼珪酸鉛ガラスまたは亜鉛アルミノ硼珪酸塩ガラス
を挙げることができる。ガラス結合剤の代表的な組成を
以下の表1に示す。これらのガラス結合剤の中でNo.
1、2、4、5および9のものが好ましい。
【0011】
【表1】
【0012】ガラス結合剤は、通常のガラス製造技術に
より所望の比率で所望の成分(またはその前駆体例えば
23に対するH3BO3)を混合しそしてこの混合物を
加熱して溶融物を生成させることにより製造される。当
該技術分野では周知のように、加熱はピーク温度までそ
して溶融物が完全に液体となりしかも気体発生が停止す
るような時間の間実施される。この研究においては、ピ
ーク温度は1100〜1500℃、通常1200〜14
00℃の範囲である。次いで溶融物を典型的には冷ベル
ト上かまたは冷流水中に注いで冷却させることによって
この溶融物を急冷させる。次いで所望によりミル処理に
よって粒子サイズの低減を実施することができる。
【0013】更に、本発明の厚膜抵抗体組成物にはガラ
ス結合剤の成分とは別に酸化アルミニウム、酸化亜鉛お
よび酸化カドリニウムよりなる群から選ばれた少量の酸
化物添加剤が含有されているのが有利である。この添加
剤は商業上入手できる微細粒子の形態で使用される。こ
の酸化物添加剤は抵抗体マイクロ構造の形成を有利にす
ることによってRcおよびCRVをより改善する役目を
する。本発明の抵抗体組成物の無機固形分を有機ベヒク
ル中に分散させて、印刷可能な組成物ペーストを生成さ
せる。無機物:ベヒクルの比は重量基準で1:1〜6:
1の範囲にある。
【0014】すべての不活性液体をベヒクルとして使用
することができる。濃厚化剤および/または安定剤およ
び/またはその他の一般的添加剤を加えたかまたはこれ
らを加えていない水または種々の有機液体のいずれか一
つをベヒクルとして使用することができる。使用しうる
有機液体の例は脂肪族アルコール、そのようなアルコー
ルのエステル例えばアセテートおよびプロピオネート、
テルペン例えば松根油、テルピネオールその他、溶媒例
えば松根油およびエチレングリコールモノアセテートの
モノブチルエーテル中の樹脂例えば低級アルコールのポ
リメタクリレートの溶液またはエチルセルロースの溶液
である。ベヒクルには基板への適用後の迅速な固化を促
進させるための揮発性液体を含有させることができるし
またはベヒクルはこれより構成されていることもでき
る。好ましいベヒクルはエチルセルロースおよびベータ
テルピネオールをベースとするものである。ペーストは
3本ロールミルを用いて製造するのが好都合である。
【0015】本発明の可変抵抗器における摺動路は、本
発明の抵抗体組成物を例えばセラミック、アルミナまた
はその他の誘電体基板上に通常の方法で被膜として印刷
することにより製造できる。有利には、アルミナ基板が
使用される。一般に、スクリーンステンシル技術を使用
するのがよい。得られる印刷パターンは一般には放置し
て水平化され、約10分間高温例えば150℃で乾燥さ
れ、そして空気中またはベルト炉中で例えば約850℃
のピーク温度で焼成される。可変抵抗器における摺動子
の材料としては摺動路表面の摩耗量を小さく、集中抵抗
を小さくするため例えばPd系のPALINEYR(商
品名)を使用し、この摺動子に30gの圧着力を付勢し
抵抗体の摺動路面上に圧着して導電的な結合を得るのが
好都合である。
【0016】〔作用〕可変抵抗器の性能のうち接触抵抗
を評価する場合集中接触抵抗(Rc)が用いられる。Rc
は図1に示すように抵抗体によって形成された摺動路両
端に設けられた電極端子間(R13)および摺動子を全抵
抗値のほぼ1/2になるような位置に設置して測定され
るそれぞれの端子と摺動子間の抵抗値(R12、R23)を
用いて下記の式によって算出される。
【0017】
【数1】 集中接触抵抗(Rc)の測定は、JIS規格のC526
1に準拠して実施される。図1に示す等価回路におい
て、供試抵抗器(R)は接触部分に接触抵抗(Rc)を有
しており、このRcは上記の式(I)に基づいて求める
ことができる。
【0018】更に、この可変抵抗器の静的状態での接触
抵抗を評価するRcとは別に、摺動子を抵抗体上で滑動
させ、その抵抗体上の位置に対応して接触抵抗が変化
し、その変化のうちで最小値と最大値とを比較した結果
の最大変化値(図3のA)を接触抵抗変化(CRV)と
し、これによって接触抵抗の安定化を評価する。
【0019】接触抵抗変化(CRV)については、図2
に示す測定回路を用いて供試抵抗器に直流電流を流し、
摺動子を1サイクル2秒の速度で回転もしくは移動した
場合に抵抗体である摺動路と摺動子間に発生する雑音電
圧をオシロスコープで測定した結果、例えば図3に示さ
れる波形から次式(II)によって求めることができる。
【数2】
【0020】また、端子上の接触抵抗(≒0)からピー
ク(最大接触抵抗値)まで(図3のB)を動的集中接触
抵抗(CR)と称し、次式(III)により求めることが
できる。
【数3】
【0021】B>Aの関係が常に成立するのでCR>C
RVとなり、したがってCRを限りなく0に近づけるこ
とが理想的な可変抵抗器とされている。
【0022】さらに、抵抗の値が温度によって変化する
割合を表す抵抗の温度係数(TCR)は一般に摂氏1度
当たり100万分の1(ppm/℃)で表され、TCRが
高い場合、温度変化が比較的大きい抵抗変化を生ずるで
あろうから抵抗器の重要な性質である。TCRは一般に 1.室温(25℃)における抵抗 2.−55℃における抵抗 3.125℃における抵抗 を測ることにより計算される。各温度での熱平衡を得る
のには非常に注意が払われる。抵抗の変化はその係数を
与えるための温度増加で割った室温抵抗の函数として表
される。−55℃における抵抗から室温における抵抗へ
の変化率をCTCRと称し、室温における抵抗から12
5℃における抵抗への変化率をHTCRと称する。
【0023】
【効果】本発明の厚膜抵抗体組成物によれば、電気特性
にすぐれ、接触抵抗を低く維持しかつ摺動子と抵抗体摺
動路間の摺動時の安定化した導電結合を与える可変抵抗
器を得ることができる。
【0024】
【実施例】本発明を以下の実施例および比較例によって
さらに詳細に説明する。例中、無機結合剤、導電成分お
よび酸化物添加剤の配合割合は重量%によって示す。な
お、表2に表記した例のうちで、例1〜8および17〜
24は本発明の実施例を示し、一方例9〜16は比較例
を示す。 実施例1 約3m2/gの比表面積を有するGdBiRu26.5パイ
ロクロル25重量%と表1のNo.5ガラス結合剤(Si
2 34.0重量%、Al23 1.0重量%、PbO 6
5.0重量%)25重量%とを、エチルセルロース15
部とβ−テルピネオール85部よりなる約30Pa.Sの粘
度を有するベヒクル中に分散させ、これを3本ロールミ
ルで混練してペースト組成物を調製した。組成物中の無
機固形分(パイロクロル+ガラス結合剤)対ベヒクルの
重量比は70/30であった。ガラス結合剤は所定の原
料を気体の発生が完全に停止するまでガラスの組成に応
じて約30分間〜5時間、1000〜1700℃の範囲
で加熱して溶融させ、水中で急冷しそして約2〜5m2
gの比表面積までミル処理して製造した。上述のように
して調製した抵抗体組成物をアルミナ基板上にスクリー
ン印刷により塗布し、得られたパターンを850℃で焼
成して本発明の抵抗体を製造した。この抵抗体の電気的
特性を上述した方法により評価し、その結果を表2に示
す。
【0025】実施例2〜8 表2に示した指示に従って実施例1の手順と同様にして
ペースト組成物と抵抗体を製造した。抵抗体の電気特性
を測定した結果を表2に示す。 比較例9〜16 比較例9〜12では実施例1で用いた比表面積約3m2
gのパイロクロル成分の代わりに比表面積約8m2/gの
ものを用い、表2に示した指示に従って実施例1の手順
と同様にしてペースト組成物と抵抗体を製造した。比較
例13〜16では実施例1で用いたパイロクロル成分の
代わりに酸化ルテニウム(RuO2)を用い、表2に示
した指示に従って実施例1の手順と同様にしてペースト
組成物と抵抗体を製造した。上述のようにして製造した
抵抗体の電気的特性を測定した結果を表2に示す。
【0026】実施例17〜24 これらの実施例は酸化物添加剤を用いた場合の例を示す
ものである。酸化アルミニウムは比表面積が0.2〜0.
7m2/g(平均値約0.5m2/g)のものと7.4〜10.
5m2/g(平均値約9m2/g)のものとを用いた。後者
のものが好ましい。酸化亜鉛と酸化ガドリニウムは比表
面積が1.8〜5.0m2/g(平均値約3m2/g)のもの
を用いた。表2に示した指示に従って実施例1の手順と
同様にしてペースト組成物と抵抗体を製造した。抵抗体
の電気特性を測定した結果を表2に示す。
【0027】表2の結果から、実施例1〜8にあるよう
に3m2/gのパイロクロルを用いることによりTCRを
小さく保持した上で広い焼成温度にわたってCRの低い
抵抗体が得られ、さらに実施例17〜24にあるように
無機酸化物の添加によりTCRを大きく変動させないま
まより0%に近いCRを有する抵抗体が得られることが
明らかである。
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】
【表6】
【図面の簡単な説明】
【図1】接触抵抗の評価に用いられる等価回路を示す。
【図2】接触抵抗変化の評価に用いられる測定回路を示
す。
【図3】オシロスコープの波形を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 一般式 (MxBi2-x)(M′yM″2-y)O7-z (式中、 Mはイットリウム、タリウム、インジウム、カドミウ
    ム、鉛、銅および希土類金属より成る群から選ばれ、 M′は白金、チタン、クロム、ロジウムおよびアンチモ
    ンより成る群から選ばれ、 M″はルテニウム、イリジウムまたはその混合物であ
    り、 xは0〜2であるがただし1価の銅に対してはx≦1で
    あり、 yは0〜0.5であるがただしM′がロジウムであるか
    または白金、チタン、クロム、ロジウムおよびアンチモ
    ンのうちの1種より多い場合にはyは0〜1であり、そ
    してzは0〜1であるがただしMが2価の鉛またはカド
    ミウムの場合にはこれは少なくとも約x/2に等しい)
    で表されかつ7m2/gまでの比表面積を有する導電性パ
    イロクロル、10〜50重量% (B) カドミウム酸化物を含有しないガラス結合剤、
    20〜70重量% (C) 酸化アルミニウム、酸化亜鉛および酸化ガドリ
    ニウムよりなる群から選ばれた酸化物添加剤、0〜5重
    量%(但し、上記の重量%は(A)、(B)および(C)の合
    計重量基準)および (D) 有機ベヒクル よりなる、可変抵抗器に使用するのに適した厚膜抵抗体
    組成物。
  2. 【請求項2】 導電性パイロクロルの比表面積が0.1
    〜7m2/gである請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 導電性パイロクロルの比表面積が0.5
    〜5m2/gである請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 酸化物添加剤が存在しない請求項1記載
    の組成物。
  5. 【請求項5】 酸化物添加剤が存在する請求項1記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 有機ベヒクルが(A)、(B)および(C)の
    合計:有機ベヒクルの比が重量基準で1:1〜6:1の
    範囲で含有される請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 (A) 一般式 (MxBi2-x)(M′yM″2-y)O7-z (式中、 Mはイットリウム、タリウム、インジウム、カドミウ
    ム、鉛、銅および希土類金属より成る群から選ばれ、 M′は白金、チタン、クロム、ロジウムおよびアンチモ
    ンより成る群から選ばれ、 M″はルテニウム、イリジウムまたはその混合物であ
    り、 xは0〜2であるがただし1価の銅に対してはx≦1で
    あり、 yは0〜0.5であるがただしM′がロジウムであるか
    または白金、チタン、クロム、ロジウムおよびアンチモ
    ンのうちの1種より多い場合にはyは0〜1であり、そ
    してzは0〜1であるがただしMが2価の鉛またはカド
    ミウムの場合にはこれは少なくとも約x/2に等しい)
    で表されかつ7m2/gまでの比表面積を有する導電性パ
    イロクロル、10〜50重量% (B) カドミウム酸化物を含有しないガラス結合剤、
    20〜70重量% (C) 酸化アルミニウム、酸化亜鉛および酸化ガドリ
    ニウムよりなる群から選ばれた酸化物添加剤、0〜5重
    量%(但し、上記の重量%は(A)、(B)および(C)の合
    計重量基準)および (D) 有機ベヒクル よりなる厚膜抵抗体組成物を基板上に適用して形成され
    た摺動路を有する可変抵抗器。
  8. 【請求項8】 導電性パイロクロルの比表面積が0.1
    〜7m2/gである請求項7記載の可変抵抗器。
  9. 【請求項9】 導電性パイロクロルの比表面積が0.5
    〜5m2/gである請求項7記載の可変抵抗器。
  10. 【請求項10】 酸化物添加剤が存在しない請求項7記
    載の可変抵抗器。
  11. 【請求項11】 酸化物添加剤が存在する請求項7記載
    の可変抵抗器。
  12. 【請求項12】 有機ベヒクルが(A)、(B)および(C)
    の合計:有機ベヒクルの比が重量基準で1:1〜6:1
    の範囲で含有される請求項7記載の可変抵抗器。
JP20638394A 1994-08-31 1994-08-31 厚膜抵抗体組成物および可変抵抗器 Expired - Lifetime JP3605148B2 (ja)

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