JPH087029B2 - 燃焼炉の水冷式貫通孔の構造 - Google Patents
燃焼炉の水冷式貫通孔の構造Info
- Publication number
- JPH087029B2 JPH087029B2 JP62266239A JP26623987A JPH087029B2 JP H087029 B2 JPH087029 B2 JP H087029B2 JP 62266239 A JP62266239 A JP 62266239A JP 26623987 A JP26623987 A JP 26623987A JP H087029 B2 JPH087029 B2 JP H087029B2
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- JP
- Japan
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- furnace
- hole
- wall
- water
- cooled
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は、ボイラの燃焼室、溶融炉或いは焙焼炉等
において、炉壁を貫通し、高温の炉内に達する覗窓、検
査孔、測定孔或いはバーナ孔等の貫通孔の構造に関する
ものである。
において、炉壁を貫通し、高温の炉内に達する覗窓、検
査孔、測定孔或いはバーナ孔等の貫通孔の構造に関する
ものである。
[従来の技術] 第4図は従来の技術における燃焼炉等の貫通孔の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
非常に高温の炉内25と常温の炉外26とを連通する貫通
孔21があり、周壁の炉外26側は断熱効果の高い周壁水冷
ジャケット22構造となっている。周壁の炉内25側は炉内
温度を維持するために周壁水冷ジャケット22に溶接した
スタッド24によって支持された耐火物23を全面に張設し
てある。
孔21があり、周壁の炉外26側は断熱効果の高い周壁水冷
ジャケット22構造となっている。周壁の炉内25側は炉内
温度を維持するために周壁水冷ジャケット22に溶接した
スタッド24によって支持された耐火物23を全面に張設し
てある。
該構造の貫通孔21は、耐火物23を張設したことによっ
て炉内温度を低下させることなく高い温度を維持するこ
とが可能であり、また周壁水冷ジャケット22によって外
面を覆われていることによって十分な断熱効果を有する
貫通孔の構造である。
て炉内温度を低下させることなく高い温度を維持するこ
とが可能であり、また周壁水冷ジャケット22によって外
面を覆われていることによって十分な断熱効果を有する
貫通孔の構造である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の技術の貫通孔の構造は、炉
内25の温度が高い時、例えばサイクロン石炭燃焼炉にお
いて炉内の温度が微粉炭燃焼灰の溶融温度よりも高いよ
うな場合、輻射熱及び高温ガスとの接触によって表面温
度が上昇している耐火物の表面に飛来した溶融状態の燃
焼灰は急激に冷却されることなく耐火物23の表面に溶着
する。
内25の温度が高い時、例えばサイクロン石炭燃焼炉にお
いて炉内の温度が微粉炭燃焼灰の溶融温度よりも高いよ
うな場合、輻射熱及び高温ガスとの接触によって表面温
度が上昇している耐火物の表面に飛来した溶融状態の燃
焼灰は急激に冷却されることなく耐火物23の表面に溶着
する。
溶着した溶融灰は周壁水冷ジャケットとの間に耐火物
23が介在し、急激な冷却が行われるのを妨げていること
により、冷却による凝固、脱落を生じることなく次々に
炉内側に付着、成長を繰り返し、最後には貫通孔21を閉
塞させるという不具合を有するものであった。
23が介在し、急激な冷却が行われるのを妨げていること
により、冷却による凝固、脱落を生じることなく次々に
炉内側に付着、成長を繰り返し、最後には貫通孔21を閉
塞させるという不具合を有するものであった。
本願発明は、このような現状に鑑みてなされたもの
で、極めて簡潔な構成によって溶融灰の付着・成長によ
る閉塞によって本来の機能を損なわれることのない貫通
孔の構造を提供することを目的としている。
で、極めて簡潔な構成によって溶融灰の付着・成長によ
る閉塞によって本来の機能を損なわれることのない貫通
孔の構造を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的は前記特許請求の範囲に記載された燃焼炉
の水冷式貫通孔の構造によって達成される。すなわち、 炉内で燃焼或いは溶融等を行う、炉の内面全面に耐火
物を貼設した燃焼炉の外壁側から内壁側に炉壁を貫通し
て設けられる覗窓等の小口径の水冷構造の貫通孔であっ
て、貫通孔が開口する炉内壁の貫通孔の周縁部に貫通孔
の内面から連続した水冷壁面を直接露出させた水冷壁構
造部を形成する燃焼炉の水冷式貫通孔の構造である。
の水冷式貫通孔の構造によって達成される。すなわち、 炉内で燃焼或いは溶融等を行う、炉の内面全面に耐火
物を貼設した燃焼炉の外壁側から内壁側に炉壁を貫通し
て設けられる覗窓等の小口径の水冷構造の貫通孔であっ
て、貫通孔が開口する炉内壁の貫通孔の周縁部に貫通孔
の内面から連続した水冷壁面を直接露出させた水冷壁構
造部を形成する燃焼炉の水冷式貫通孔の構造である。
[作用] サイクロン石炭燃焼炉に上記構成になる貫通孔を取り
付けた場合、炉内周壁のうち耐火物が貼設されている部
分については、その耐火物の表面に飛来した微粉炭の溶
融灰は次々に炉内側に付着・成長を繰り返すが、貫通孔
の炉内側開口端部に沿った炉内壁側に形成した水冷壁構
造部に飛来した微粉炭の溶融灰は、水冷壁構造部に衝突
・接触した際に極めて短時間に冷却されて凝固すること
により貫通孔の炉内側開口部付近に着・成長することな
く直ちに落下する。
付けた場合、炉内周壁のうち耐火物が貼設されている部
分については、その耐火物の表面に飛来した微粉炭の溶
融灰は次々に炉内側に付着・成長を繰り返すが、貫通孔
の炉内側開口端部に沿った炉内壁側に形成した水冷壁構
造部に飛来した微粉炭の溶融灰は、水冷壁構造部に衝突
・接触した際に極めて短時間に冷却されて凝固すること
により貫通孔の炉内側開口部付近に着・成長することな
く直ちに落下する。
これによって貫通孔の炉内側開口部は常に当初の形状
を保持することにより、十分な視界等本来の機能を保持
することが可能になる。
を保持することにより、十分な視界等本来の機能を保持
することが可能になる。
[実施例] 以下、本願発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図はサイクロン石炭燃焼炉の側断面図、第2図は
第1図のa−a断面図、第3図は第1図のb部詳細図で
ある。第1〜3図において、1はサイクロン石炭燃焼
炉、2は1次空気および微粉炭送入孔、3は2次空気送
入孔、4,5は貫通孔、6は周壁水冷ジャケット、7は炉
壁水冷ジャケット、8は周壁冷却水入口管、9は周壁冷
却水出口管、10は炉壁冷却水入口管、11は炉壁冷却水出
口管、12は耐火物、13は炉内、14は炉外である。
第1図のa−a断面図、第3図は第1図のb部詳細図で
ある。第1〜3図において、1はサイクロン石炭燃焼
炉、2は1次空気および微粉炭送入孔、3は2次空気送
入孔、4,5は貫通孔、6は周壁水冷ジャケット、7は炉
壁水冷ジャケット、8は周壁冷却水入口管、9は周壁冷
却水出口管、10は炉壁冷却水入口管、11は炉壁冷却水出
口管、12は耐火物、13は炉内、14は炉外である。
燃焼室で微粉炭を燃焼した際、微粉炭の燃焼灰の溶融
温度が非常に低い炭種の場合には、通常の燃焼室におい
て燃焼灰は溶融状態となって飛散するが、サイクロン石
炭燃焼炉において高温高熱負荷燃焼を行った場合には、
燃焼灰の溶融温度が高い炭種であっても燃焼灰は溶融状
態となって飛散する。
温度が非常に低い炭種の場合には、通常の燃焼室におい
て燃焼灰は溶融状態となって飛散するが、サイクロン石
炭燃焼炉において高温高熱負荷燃焼を行った場合には、
燃焼灰の溶融温度が高い炭種であっても燃焼灰は溶融状
態となって飛散する。
飛散した溶融状態の燃焼灰のうち燃焼室周壁に貼設さ
れた耐火物12上に達したものは、耐火物12が微粉炭燃焼
炎からの輻射熱および燃焼ガスとの接触によって高温状
態にあるために冷却されることなく溶融状態のまま付着
する。
れた耐火物12上に達したものは、耐火物12が微粉炭燃焼
炎からの輻射熱および燃焼ガスとの接触によって高温状
態にあるために冷却されることなく溶融状態のまま付着
する。
耐火物12の炉外14側は周壁水冷ジャケット6に接して
いることにより、溶融状態の燃焼灰が付着、燃焼を繰り
返して耐火物12の炉内側にその厚みを増すに従って、付
着した溶融状態の燃焼灰は周壁ジャケット6の側から徐
々に冷却されて固着し始め、それによって耐火物12の炉
内側への溶融状態の燃焼灰の付着・成長は更に進行を続
ける。
いることにより、溶融状態の燃焼灰が付着、燃焼を繰り
返して耐火物12の炉内側にその厚みを増すに従って、付
着した溶融状態の燃焼灰は周壁ジャケット6の側から徐
々に冷却されて固着し始め、それによって耐火物12の炉
内側への溶融状態の燃焼灰の付着・成長は更に進行を続
ける。
これに対して本願発明における貫通孔4及び5の炉内
側に露出させて形成した周壁水冷ジャケット6或いは炉
壁水冷ジャケット7はの表面は、ジャケット内に常に冷
却水が流入、流出していることにより、ほぼ冷却水の温
度に近い温度を維持し得る。
側に露出させて形成した周壁水冷ジャケット6或いは炉
壁水冷ジャケット7はの表面は、ジャケット内に常に冷
却水が流入、流出していることにより、ほぼ冷却水の温
度に近い温度を維持し得る。
第3図において貫通孔4は、炉内13に露出させた水冷
ジャケットを周壁水冷ジャケット6と共通の部材で形成
したものであり、貫通孔5は炉内13に露出させた水冷ジ
ャケットを独立した冷却系の炉壁水冷ジャケット7で形
成したものであるが、いずれの場合も炉内13に露出させ
た冷却壁の表面に接触した溶融状態の燃焼灰は極めて短
時間の間に冷却、凝固して脱落することにより、上記の
耐火物12の場合と異なり炉内13に露出した水冷ジャケッ
ト6或いは7の表面は常に清浄な状態が保たれる。
ジャケットを周壁水冷ジャケット6と共通の部材で形成
したものであり、貫通孔5は炉内13に露出させた水冷ジ
ャケットを独立した冷却系の炉壁水冷ジャケット7で形
成したものであるが、いずれの場合も炉内13に露出させ
た冷却壁の表面に接触した溶融状態の燃焼灰は極めて短
時間の間に冷却、凝固して脱落することにより、上記の
耐火物12の場合と異なり炉内13に露出した水冷ジャケッ
ト6或いは7の表面は常に清浄な状態が保たれる。
貫通孔5の炉内壁側開口端部周縁部に露出させる水冷
壁構造部の形状は溶融状態の燃焼灰が接触によって冷却
され、凝固・脱落が確実に行われる形状であれば特に限
定されるものではないが、第3図に示すような円弧状の
場合に特に良好な結果が得られる。
壁構造部の形状は溶融状態の燃焼灰が接触によって冷却
され、凝固・脱落が確実に行われる形状であれば特に限
定されるものではないが、第3図に示すような円弧状の
場合に特に良好な結果が得られる。
[発明の効果] 本願発明は上記実施例において詳述したように、炉内
で燃焼、溶融等が行う燃焼炉において、貫通孔と炉内壁
との境界部に隣接する炉内壁側に貫通孔の炉内壁側開口
端に沿って貫通孔の内面から連続させた水冷壁面を直接
露出させた水冷壁構造部を形成させることにより、溶融
灰が付着・成長して覗窓、検査孔、測定孔或いはバーナ
孔等の貫通孔が閉塞或いは遮蔽されてその機能を果たし
得なくなる等の不具合が生ずるのを防止し得るという効
果を奏する。
で燃焼、溶融等が行う燃焼炉において、貫通孔と炉内壁
との境界部に隣接する炉内壁側に貫通孔の炉内壁側開口
端に沿って貫通孔の内面から連続させた水冷壁面を直接
露出させた水冷壁構造部を形成させることにより、溶融
灰が付着・成長して覗窓、検査孔、測定孔或いはバーナ
孔等の貫通孔が閉塞或いは遮蔽されてその機能を果たし
得なくなる等の不具合が生ずるのを防止し得るという効
果を奏する。
第1図は本願発明の実施に用いるサイクロン石炭燃焼炉
の側断面図、第2図は際1図のa−a断面図、第3図は
第1図のb部詳細図で本願発明の実施例を示す図であ
る。 第4図は従来技術の例を示す図である。 1…サイクロン石炭燃焼炉、2…1次空気および微粉炭
送入孔、3…2次空気送入孔、4,5…貫通孔、6…周壁
水冷ジャケット、7…炉壁水冷ジャケット、8…周壁冷
却水入口管、9…周壁冷却水出口管、10…炉壁冷却水入
口管、11…炉壁冷却水出口管、12…耐火物、13…炉内、
14…炉外、21…貫通孔、22…周壁水冷ジャケット、23…
耐火物、24…スタッド、25…炉内、26…炉外。
の側断面図、第2図は際1図のa−a断面図、第3図は
第1図のb部詳細図で本願発明の実施例を示す図であ
る。 第4図は従来技術の例を示す図である。 1…サイクロン石炭燃焼炉、2…1次空気および微粉炭
送入孔、3…2次空気送入孔、4,5…貫通孔、6…周壁
水冷ジャケット、7…炉壁水冷ジャケット、8…周壁冷
却水入口管、9…周壁冷却水出口管、10…炉壁冷却水入
口管、11…炉壁冷却水出口管、12…耐火物、13…炉内、
14…炉外、21…貫通孔、22…周壁水冷ジャケット、23…
耐火物、24…スタッド、25…炉内、26…炉外。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野添 浚平 東京都江東区南砂2丁目4番25号 川崎重 工業株式会社東京設計事務所内 (56)参考文献 実開 昭59−120900(JP,U) 実開 昭51−153704(JP,U) 実公 昭62−27839(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】炉内で燃焼或いは溶融等を行う、炉の内面
全面に耐火物を貼設した燃焼炉の外壁側から内壁側に炉
壁を貫通して設けられる覗窓等の小口径の水冷構造の貫
通孔であって、 貫通孔が開口する炉内壁の貫通孔の周縁部に 貫通孔の内面から連続した水冷壁面を直接露出させた 水冷壁構造部を形成する ことを特徴とする燃焼炉の水冷式貫通孔の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62266239A JPH087029B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 燃焼炉の水冷式貫通孔の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62266239A JPH087029B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 燃焼炉の水冷式貫通孔の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111191A JPH01111191A (ja) | 1989-04-27 |
| JPH087029B2 true JPH087029B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=17428205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62266239A Expired - Lifetime JPH087029B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 燃焼炉の水冷式貫通孔の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087029B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51153704U (ja) * | 1975-06-03 | 1976-12-08 | ||
| JPS59120900U (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-15 | 住友金属工業株式会社 | 加熱炉の装入口ジヤケツト |
| JPS646355Y2 (ja) * | 1985-08-05 | 1989-02-17 |
-
1987
- 1987-10-23 JP JP62266239A patent/JPH087029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111191A (ja) | 1989-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129 Year of fee payment: 12 |