JPH0870818A - 肉質改良剤 - Google Patents
肉質改良剤Info
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- JPH0870818A JPH0870818A JP6230228A JP23022894A JPH0870818A JP H0870818 A JPH0870818 A JP H0870818A JP 6230228 A JP6230228 A JP 6230228A JP 23022894 A JP23022894 A JP 23022894A JP H0870818 A JPH0870818 A JP H0870818A
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- Japan
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- meat
- measured
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 肉組織中のスジや腱などの硬質蛋白質を軟化
させ、食肉の食味を向上させる肉質改良剤を提供する。 【構成】 肉組織中の硬質蛋白質を特異的に加水分解す
るプロテアーゼを含有する肉質改良剤。使用できるプロ
テアーゼの例としてストレプトミセス・グリセオロアル
ブス SN−22株(FERM P−13837)の生
産するプロテアーゼが挙げられる。 【効果】 スジや腱など硬質蛋白質を多く含む低品位の
肉に適用すると、肉質が軟化するばかりでなく食味的に
も優れた肉が得られ、その品位を向上することができ
る。
させ、食肉の食味を向上させる肉質改良剤を提供する。 【構成】 肉組織中の硬質蛋白質を特異的に加水分解す
るプロテアーゼを含有する肉質改良剤。使用できるプロ
テアーゼの例としてストレプトミセス・グリセオロアル
ブス SN−22株(FERM P−13837)の生
産するプロテアーゼが挙げられる。 【効果】 スジや腱など硬質蛋白質を多く含む低品位の
肉に適用すると、肉質が軟化するばかりでなく食味的に
も優れた肉が得られ、その品位を向上することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肉組織中のスジや腱な
どの硬質蛋白質を軟化させ、食肉の食味を向上させる肉
質改良剤に関する。さらに詳しくは、肉組織中の硬質蛋
白質を特異的に加水分解するプロテアーゼを含有する肉
質改良剤に関する。
どの硬質蛋白質を軟化させ、食肉の食味を向上させる肉
質改良剤に関する。さらに詳しくは、肉組織中の硬質蛋
白質を特異的に加水分解するプロテアーゼを含有する肉
質改良剤に関する。
【0002】
【従来の技術】食肉の軟化方法としては従来よりパパイ
ン、ブロメライン、メロン由来のプロテアーゼなど植物
由来のプロテアーゼを作用させることが知られている
(NewFood Industry,vol.36,
No.2,p53〜56(1994))。最近では、パ
パインなどのプロテアーゼ、ペプチダーゼ、アミラー
ゼ、コラゲナーゼの中から選ばれた1種類以上の酵素
と、アルカリ性バチルス属細菌の生産するエラスターゼ
を組合せ、肉を軟化する方法が提案されている(特開平
5−276899号)。
ン、ブロメライン、メロン由来のプロテアーゼなど植物
由来のプロテアーゼを作用させることが知られている
(NewFood Industry,vol.36,
No.2,p53〜56(1994))。最近では、パ
パインなどのプロテアーゼ、ペプチダーゼ、アミラー
ゼ、コラゲナーゼの中から選ばれた1種類以上の酵素
と、アルカリ性バチルス属細菌の生産するエラスターゼ
を組合せ、肉を軟化する方法が提案されている(特開平
5−276899号)。
【0003】食肉は、筋原線維蛋白質からなる筋細胞
と、スジや腱などの硬質蛋白質である結合組織からな
る。筋細胞は熟成中にエンドペプチダーゼ類の作用によ
り軟化する(化学と生物,vol.32,No.4,p
229〜237(1994))が、硬蛋白質であるエラ
スチンやコラーゲンはこれらの酵素の作用を受けず、軟
化することはない。パパイン、ブロメラインなどを肉に
作用させると、確かに肉は軟化するが、その作用は特異
的ではなく筋細胞にも作用し、肉がボロボロとなったり
溶解してしまう。従って、筋細胞に作用せず、スジや腱
を特異的に軟化させる酵素の出現が期待されている。ア
ルカリ性バチルス属細菌の生産するエラスターゼ(Bi
ochim.Biophys.Acta,vol.88
3,p439〜447(1986))はエラスチン分解
力が強く、一つの解答とは考えられるが、本酵素は基質
特異性が比較的広く、エラスチンのみならず肉質蛋白質
も分解するため、肉質の低下が問題であった。
と、スジや腱などの硬質蛋白質である結合組織からな
る。筋細胞は熟成中にエンドペプチダーゼ類の作用によ
り軟化する(化学と生物,vol.32,No.4,p
229〜237(1994))が、硬蛋白質であるエラ
スチンやコラーゲンはこれらの酵素の作用を受けず、軟
化することはない。パパイン、ブロメラインなどを肉に
作用させると、確かに肉は軟化するが、その作用は特異
的ではなく筋細胞にも作用し、肉がボロボロとなったり
溶解してしまう。従って、筋細胞に作用せず、スジや腱
を特異的に軟化させる酵素の出現が期待されている。ア
ルカリ性バチルス属細菌の生産するエラスターゼ(Bi
ochim.Biophys.Acta,vol.88
3,p439〜447(1986))はエラスチン分解
力が強く、一つの解答とは考えられるが、本酵素は基質
特異性が比較的広く、エラスチンのみならず肉質蛋白質
も分解するため、肉質の低下が問題であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、極めて基質
特異性が高く硬質蛋白質にのみ作用する酵素を使用する
ことにより、スジや腱などの多い食肉を軟化させ、筋細
胞蛋白質の分解を起こさず食肉の質を改良することが可
能となる肉質改良剤を提供するものである。
特異性が高く硬質蛋白質にのみ作用する酵素を使用する
ことにより、スジや腱などの多い食肉を軟化させ、筋細
胞蛋白質の分解を起こさず食肉の質を改良することが可
能となる肉質改良剤を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々のプ
ロテアーゼを用い、硬質蛋白質を多く含みスジや腱の多
い低品位の肉の軟化方法を鋭意検討していたが、驚くべ
きことにある種の放線菌が生産するプロテアーゼが硬質
蛋白質を特異的に分解し、他の筋原線維蛋白質などをほ
とんど分解しないことを見出し、本発明を完成した。
ロテアーゼを用い、硬質蛋白質を多く含みスジや腱の多
い低品位の肉の軟化方法を鋭意検討していたが、驚くべ
きことにある種の放線菌が生産するプロテアーゼが硬質
蛋白質を特異的に分解し、他の筋原線維蛋白質などをほ
とんど分解しないことを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、下記の性質を有するプ
ロテアーゼを含有する肉質改良剤であり、より具体的に
は放線菌SN−22株が生産するプロテアーゼ、マシキ
ノリシン(Masikinolysin)を含有するこ
とを特徴とする肉質改良剤である。 1)作用:L−バリンおよびL−アラニンのカルボキシ
ル基によるペプチド結合を加水分解する。 2)基質特異性:還元アルキル化リゾチームを基質とし
た場合に、Ala10−Ala11、Val29−Cy
s30、Ala32−Cys33、Ala42−Thr
43、Ala90−Ser91、Val109−Ala
110の間を切断する。 3)作用pH範囲および至適pH:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、37℃で測定した場合、作用pH範囲が6〜11で
あり、至適pHは9.0である。 4)作用温度範囲および至適温度:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、pH10.0のグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液
中で測定した場合、作用温度範囲が30℃〜60℃であ
り、至適温度は45℃である。
ロテアーゼを含有する肉質改良剤であり、より具体的に
は放線菌SN−22株が生産するプロテアーゼ、マシキ
ノリシン(Masikinolysin)を含有するこ
とを特徴とする肉質改良剤である。 1)作用:L−バリンおよびL−アラニンのカルボキシ
ル基によるペプチド結合を加水分解する。 2)基質特異性:還元アルキル化リゾチームを基質とし
た場合に、Ala10−Ala11、Val29−Cy
s30、Ala32−Cys33、Ala42−Thr
43、Ala90−Ser91、Val109−Ala
110の間を切断する。 3)作用pH範囲および至適pH:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、37℃で測定した場合、作用pH範囲が6〜11で
あり、至適pHは9.0である。 4)作用温度範囲および至適温度:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、pH10.0のグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液
中で測定した場合、作用温度範囲が30℃〜60℃であ
り、至適温度は45℃である。
【0007】5)pH安定性:37℃、40分間保持し
た後の残存相対活性を測定した場合、安定pH範囲はp
H8〜11である。 6)温度安定性:pH9で1時間保持した後の残存酵素
活性を測定した場合、10〜40℃まで安定であり、6
0℃では失活する。 7)阻害剤:ジイソプロピルホスホフルオリデートおよ
びフェニルメタンスルホニルフルオリドにより阻害を受
け、微生物アルカリプロテアーゼ阻害剤、エラスチナー
ル、パラクロロ水銀安息香酸、エチレンジアミン四酢酸
では阻害されない。8)等電点:等電点電気泳動法によ
る等電点(pI)は 6.4である。 9)分子量:SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動
法により測定した分子量は26,000ダルトンであ
る。
た後の残存相対活性を測定した場合、安定pH範囲はp
H8〜11である。 6)温度安定性:pH9で1時間保持した後の残存酵素
活性を測定した場合、10〜40℃まで安定であり、6
0℃では失活する。 7)阻害剤:ジイソプロピルホスホフルオリデートおよ
びフェニルメタンスルホニルフルオリドにより阻害を受
け、微生物アルカリプロテアーゼ阻害剤、エラスチナー
ル、パラクロロ水銀安息香酸、エチレンジアミン四酢酸
では阻害されない。8)等電点:等電点電気泳動法によ
る等電点(pI)は 6.4である。 9)分子量:SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動
法により測定した分子量は26,000ダルトンであ
る。
【0008】本発明の肉質改良剤に含まれるプロテアー
ゼ、マシキノリシンを生産する放線菌SN−22株の菌
学的性質を以下に記す。 1.形態的特徴 寒天培地上に生育した基底菌糸より気中菌糸を生じ、こ
れはよく伸張し直鎖状の菌糸先端に胞子鎖を生じる。胞
子表面は平滑であり、大きさは、直径0.5〜0.7μ
m、長さ1.0〜1.5μmである。
ゼ、マシキノリシンを生産する放線菌SN−22株の菌
学的性質を以下に記す。 1.形態的特徴 寒天培地上に生育した基底菌糸より気中菌糸を生じ、こ
れはよく伸張し直鎖状の菌糸先端に胞子鎖を生じる。胞
子表面は平滑であり、大きさは、直径0.5〜0.7μ
m、長さ1.0〜1.5μmである。
【0009】2.各種培地上での生育状態 (1)トリプトン・酵母エキス寒天培地(ISP−1)
での生育は中程度で白色の気菌糸を少量着生する。基底
菌糸は白色でメラノイド色素および可溶性色素の生成は
ない。 (2)麦芽エキス・酵母エキス寒天(ISP−2)での
生育は旺盛で白色の気菌糸を着生し、その先端に赤味を
帯びた胞子を着生することがある。基底菌糸の色は淡い
褐色であり、メラノイド色素および可溶性色素の生成は
ない。 (3)オートミール寒天培地(ISP−3)での生育は
ISP−2の場合と似ているが紫色の可溶性色素を生成
する。 (4)澱粉・塩類寒天培地(ISP−4)での生育はI
SP−2の場合と類似するが僅かに黄色可溶性色素を生
成する。 (5)グリセロール・アスパラギン寒天培地(ISP−
5)での生育はISP−2の場合と類似するが胞子は白
色であり基底菌糸は無色で褐色の可溶性色素を生成す
る。チロシン添加培地でメラニン色素は生成しない
での生育は中程度で白色の気菌糸を少量着生する。基底
菌糸は白色でメラノイド色素および可溶性色素の生成は
ない。 (2)麦芽エキス・酵母エキス寒天(ISP−2)での
生育は旺盛で白色の気菌糸を着生し、その先端に赤味を
帯びた胞子を着生することがある。基底菌糸の色は淡い
褐色であり、メラノイド色素および可溶性色素の生成は
ない。 (3)オートミール寒天培地(ISP−3)での生育は
ISP−2の場合と似ているが紫色の可溶性色素を生成
する。 (4)澱粉・塩類寒天培地(ISP−4)での生育はI
SP−2の場合と類似するが僅かに黄色可溶性色素を生
成する。 (5)グリセロール・アスパラギン寒天培地(ISP−
5)での生育はISP−2の場合と類似するが胞子は白
色であり基底菌糸は無色で褐色の可溶性色素を生成す
る。チロシン添加培地でメラニン色素は生成しない
【0010】3.生育温度範囲 生育温度範囲は15〜35℃であり至適生育温度は26
〜30℃である。 4.各種炭素源の利用性 プリードハム・ゴットリーブの培地を用いて調べた結
果、D−キシロース、D−グルコース、D−フルクトー
ス、シュークロース、イノシトール、L−ラムノース、
D−マンニトールを利用し、ラフィノースは利用しな
い。
〜30℃である。 4.各種炭素源の利用性 プリードハム・ゴットリーブの培地を用いて調べた結
果、D−キシロース、D−グルコース、D−フルクトー
ス、シュークロース、イノシトール、L−ラムノース、
D−マンニトールを利用し、ラフィノースは利用しな
い。
【0011】5.細胞壁成分 細胞壁成分を全菌体の分解物を用いて調べた結果、LL
−ジアミノピメリン酸を含みガラクトース、マンノー
ス、リボース、ラムノースおよび少量のグルコースを含
んだ。これらの結果からルシェバリエ(インターナショ
ナル・ジャーナル・オブ・システマティック・バクテリ
オロジー(Int.J.Syst.Bact.)vo
l.20,p435〜443(1970))のタイプI
細胞壁に属した。
−ジアミノピメリン酸を含みガラクトース、マンノー
ス、リボース、ラムノースおよび少量のグルコースを含
んだ。これらの結果からルシェバリエ(インターナショ
ナル・ジャーナル・オブ・システマティック・バクテリ
オロジー(Int.J.Syst.Bact.)vo
l.20,p435〜443(1970))のタイプI
細胞壁に属した。
【0012】以上の菌学的性質からInt.J.Sy
s.Bact.,vol.18,p69〜189,p2
79〜392(1968)、同vol.19,p391
〜512(1969)、同vol.22,p265〜3
94(1972)を参考に検索し本菌株をストレプトミ
セス・グリセオロアルブス(Streptomyces
griseoloalbus)SN−22と同定した。
本菌株は、工業技術院生命工学工業技術研究所に菌寄第
13837号(FERM P−13837)として寄託
している。
s.Bact.,vol.18,p69〜189,p2
79〜392(1968)、同vol.19,p391
〜512(1969)、同vol.22,p265〜3
94(1972)を参考に検索し本菌株をストレプトミ
セス・グリセオロアルブス(Streptomyces
griseoloalbus)SN−22と同定した。
本菌株は、工業技術院生命工学工業技術研究所に菌寄第
13837号(FERM P−13837)として寄託
している。
【0013】本発明の肉質改良剤に含まれるプロテアー
ゼ、マシキノリシンは上記菌株を栄養培地に接種し、好
気的に培養することにより製造される。上記菌株の培養
方法は、原則的には一般微生物の培養方法に準ずるが、
通常は液体培養による振とう培養、通気攪拌培養などの
好気的条件下で行うのが好適である。
ゼ、マシキノリシンは上記菌株を栄養培地に接種し、好
気的に培養することにより製造される。上記菌株の培養
方法は、原則的には一般微生物の培養方法に準ずるが、
通常は液体培養による振とう培養、通気攪拌培養などの
好気的条件下で行うのが好適である。
【0014】培養に用いられる培地としては、ストレプ
トミセス(Streptomyces)属に属する微生
物が利用できる栄養源を含有する培地であればよく、各
種の合成培地、半合成培地、天然培地などいずれも用い
ることができる。培地組成としては炭素源としてのグル
コース、シュークロース、フルクトース、グリセリン、
デキストリン、澱粉、糖蜜などを単独又は組合わせて用
いることができる。窒素源としてはファーマメディア、
ペプトン、肉エキス、大豆粉、カゼイン、アミノ酸、酵
母エキス、麦芽エキス、尿素などの有機窒素源、硝酸ナ
トリウム、硫酸アンモニウムなどの無機窒素源を単独又
は組合わせて用いることができる。その他、塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、塩化コバルト
などの塩類、重金属類塩、ビタミンB、ビオチンなどの
ビタミン類も必要に応じて添加することができる。な
お、培養中発泡が著しいときは公知の各種消泡剤を適宜
培地中に添加することもできる。
トミセス(Streptomyces)属に属する微生
物が利用できる栄養源を含有する培地であればよく、各
種の合成培地、半合成培地、天然培地などいずれも用い
ることができる。培地組成としては炭素源としてのグル
コース、シュークロース、フルクトース、グリセリン、
デキストリン、澱粉、糖蜜などを単独又は組合わせて用
いることができる。窒素源としてはファーマメディア、
ペプトン、肉エキス、大豆粉、カゼイン、アミノ酸、酵
母エキス、麦芽エキス、尿素などの有機窒素源、硝酸ナ
トリウム、硫酸アンモニウムなどの無機窒素源を単独又
は組合わせて用いることができる。その他、塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、塩化コバルト
などの塩類、重金属類塩、ビタミンB、ビオチンなどの
ビタミン類も必要に応じて添加することができる。な
お、培養中発泡が著しいときは公知の各種消泡剤を適宜
培地中に添加することもできる。
【0015】培養条件は、上記菌株が良好に生育してマ
シキノリシンを生産し得る範囲内で適宜選択すればよ
い。例えば、培地のpHは、5〜9程度、通常中性付近と
することが好ましい。培養温度は、微生物が良好に生育
する温度、通常26〜30℃に保つのがよく、培養時間
は、3〜5日間程度でよい。
シキノリシンを生産し得る範囲内で適宜選択すればよ
い。例えば、培地のpHは、5〜9程度、通常中性付近と
することが好ましい。培養温度は、微生物が良好に生育
する温度、通常26〜30℃に保つのがよく、培養時間
は、3〜5日間程度でよい。
【0016】マシキノリシンは、菌体外酵素であるの
で、培養終了後、ろ過または遠心分離により菌体を除き
その上澄液を粗酵素液として用いる。粗酵素液はそのま
ま肉質改良剤として使用することもできるが、硫酸アン
モニウムによる塩析沈澱物あるいはエタノール、アセト
ンなどによる沈澱物を得、乾燥粉末として用いることも
できる。また、さらに公知の酵素精製手段、例えばイオ
ン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィ
ーなどによって、より活性純度を高めてから使用するこ
ともできる。
で、培養終了後、ろ過または遠心分離により菌体を除き
その上澄液を粗酵素液として用いる。粗酵素液はそのま
ま肉質改良剤として使用することもできるが、硫酸アン
モニウムによる塩析沈澱物あるいはエタノール、アセト
ンなどによる沈澱物を得、乾燥粉末として用いることも
できる。また、さらに公知の酵素精製手段、例えばイオ
ン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィ
ーなどによって、より活性純度を高めてから使用するこ
ともできる。
【0017】例えば、次のとおり精製することができ
る。まず培養液よりろ過または遠心分離により菌体を除
去し上澄液を得る。これに硫酸アンモニウムを添加し沈
澱を生成させる。沈澱を水に溶解し透析後DEAEセル
ロースカラムクロマトグラフィー、次いでブチルトヨパ
ール650Sカラムクロマトグラフィー、セファデック
スG−75ゲルろ過により、ディスクゲル電気泳動およ
びゲルろ過クロマトグラフィーで単一バンドとなるまで
精製することができる。
る。まず培養液よりろ過または遠心分離により菌体を除
去し上澄液を得る。これに硫酸アンモニウムを添加し沈
澱を生成させる。沈澱を水に溶解し透析後DEAEセル
ロースカラムクロマトグラフィー、次いでブチルトヨパ
ール650Sカラムクロマトグラフィー、セファデック
スG−75ゲルろ過により、ディスクゲル電気泳動およ
びゲルろ過クロマトグラフィーで単一バンドとなるまで
精製することができる。
【0018】粗酵素液から沈澱、各種クロマトグラフィ
ーにより精製されたマシキノリシンの酵素学的性質は以
下のとおりである。 1)作用:L−バリンおよびL−アラニンのカルボキシ
ル基によるペプチド結合を加水分解する。スクシニル−
アラニル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを
基質として作用させた場合にアラニル−パラニトロアニ
リドのCONH結合を加水分解する。 2)基質特異性: 還元アルキル化リゾチームを基質と
した場合に、Ala10−Ala11、Val29−C
ys30、Ala32−Cys33、Ala42−Th
r43、Ala90−Ser91、Val109−Al
a110の間を切断する。酸化インシュリンB鎖を基質
とした場合に、B鎖のVal12−Glu13の間を強
く切断しGly23−Phe24間を弱く切断する
ーにより精製されたマシキノリシンの酵素学的性質は以
下のとおりである。 1)作用:L−バリンおよびL−アラニンのカルボキシ
ル基によるペプチド結合を加水分解する。スクシニル−
アラニル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを
基質として作用させた場合にアラニル−パラニトロアニ
リドのCONH結合を加水分解する。 2)基質特異性: 還元アルキル化リゾチームを基質と
した場合に、Ala10−Ala11、Val29−C
ys30、Ala32−Cys33、Ala42−Th
r43、Ala90−Ser91、Val109−Al
a110の間を切断する。酸化インシュリンB鎖を基質
とした場合に、B鎖のVal12−Glu13の間を強
く切断しGly23−Phe24間を弱く切断する
【0019】3)作用pH範囲および至適pH:スクシ
ニル−アラニル−アラニル−アラニル−パラニトロアニ
リドを基質とし、クエン酸緩衝液(pH3.5〜5)、
リン酸緩衝液(pH5〜7)、トリス・塩酸緩衝液(p
H7〜9)、グリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(pH
9〜11)、炭酸水素ナトリウム・水酸化ナトリウム緩
衝液(pH10〜12)中で37℃、20分間反応した
ときの相対活性は図1に示すとおりであり、作用pH範
囲が6〜11であり、至適pHは9.0である。 4)作用温度範囲および至適温度:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、pH10.0のグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液
中で測定した場合、図2に示すように作用温度範囲は3
0℃〜60℃であり、至適温度は45℃である。
ニル−アラニル−アラニル−アラニル−パラニトロアニ
リドを基質とし、クエン酸緩衝液(pH3.5〜5)、
リン酸緩衝液(pH5〜7)、トリス・塩酸緩衝液(p
H7〜9)、グリシン・水酸化ナトリウム緩衝液(pH
9〜11)、炭酸水素ナトリウム・水酸化ナトリウム緩
衝液(pH10〜12)中で37℃、20分間反応した
ときの相対活性は図1に示すとおりであり、作用pH範
囲が6〜11であり、至適pHは9.0である。 4)作用温度範囲および至適温度:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、pH10.0のグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液
中で測定した場合、図2に示すように作用温度範囲は3
0℃〜60℃であり、至適温度は45℃である。
【0020】5)pH安定性:スクシニル−アラニル−
アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質とし、
クエン酸緩衝液(pH3〜5)、リン酸緩衝液(pH5
〜7)、トリス・塩酸緩衝液(pH7〜9)、グリシン
・水酸化ナトリウム緩衝液(pH9〜11)、炭酸水素
ナトリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(pH10〜1
2)中に37℃、40分間保持した後の残存相対活性を
測定した場合、図3に示すように安定pH範囲はpH8
〜11である。 6)温度安定性:スクシニル−アラニル−アラニル−ア
ラニル−パラニトロアニリドを基質とし、pH9で1時
間保持した後の残存酵素活性を測定した場合、図4に示
すように10〜40℃まで安定であり、60℃では失活
する。
アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質とし、
クエン酸緩衝液(pH3〜5)、リン酸緩衝液(pH5
〜7)、トリス・塩酸緩衝液(pH7〜9)、グリシン
・水酸化ナトリウム緩衝液(pH9〜11)、炭酸水素
ナトリウム・水酸化ナトリウム緩衝液(pH10〜1
2)中に37℃、40分間保持した後の残存相対活性を
測定した場合、図3に示すように安定pH範囲はpH8
〜11である。 6)温度安定性:スクシニル−アラニル−アラニル−ア
ラニル−パラニトロアニリドを基質とし、pH9で1時
間保持した後の残存酵素活性を測定した場合、図4に示
すように10〜40℃まで安定であり、60℃では失活
する。
【0021】7)阻害剤:ジイソプロピルホスホフルオ
リデートおよびフェニルメタンスルホニルフルオリドに
より阻害を受け、微生物アルカリプロテアーゼ阻害剤、
エラスチナール、パラクロロ水銀安息香酸、エチレンジ
アミン四酢酸、キモスタチン、N−トシル−L−リシル
クロロメチルケトン、N−トシル−L−フェニルアラニ
ルクロロメチルケトン、オボムコイド、アンチパイン、
タロペプチンでは阻害されない。添加した阻害剤の濃度
および残存活性を表1に示す。
リデートおよびフェニルメタンスルホニルフルオリドに
より阻害を受け、微生物アルカリプロテアーゼ阻害剤、
エラスチナール、パラクロロ水銀安息香酸、エチレンジ
アミン四酢酸、キモスタチン、N−トシル−L−リシル
クロロメチルケトン、N−トシル−L−フェニルアラニ
ルクロロメチルケトン、オボムコイド、アンチパイン、
タロペプチンでは阻害されない。添加した阻害剤の濃度
および残存活性を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】8)等電点:等電点電気泳動法による等電
点(pI)は 6.4である。 9)分子量:ディスクゲル電気泳動およびセファデック
スG−75カラムによるゲルろ過において1バンドであ
り、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により
測定した分子量は26,000ダルトンである。従って
本酵素は分子量26,000ダルトンの単量体である。
点(pI)は 6.4である。 9)分子量:ディスクゲル電気泳動およびセファデック
スG−75カラムによるゲルろ過において1バンドであ
り、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により
測定した分子量は26,000ダルトンである。従って
本酵素は分子量26,000ダルトンの単量体である。
【0024】本発明の肉質改良剤中の酵素含有量は特に
限定されないが、肉に作用させ有意に肉質を軟化できる
量が好ましい。酵素の含有量は当該酵素の精製度により
大きく異なるが、通常1gの肉質改良組成物中0.00
001〜0.5g程度、好適には0.0001〜0.1
g程度が推奨される。また肉質改良剤には酵素活性安定
剤、あるいは増量剤として血清アルブミン、グリセロー
ル、塩化カルシウム、シクロデキストリン、デキストリ
ン、乳糖、クエン酸ナトリウム、重曹などを単独または
組み合わせて使用することができる。本発明の肉質改良
剤の形態は粉末状でも良いが、緩衝液や水に溶解した液
状でも良い。
限定されないが、肉に作用させ有意に肉質を軟化できる
量が好ましい。酵素の含有量は当該酵素の精製度により
大きく異なるが、通常1gの肉質改良組成物中0.00
001〜0.5g程度、好適には0.0001〜0.1
g程度が推奨される。また肉質改良剤には酵素活性安定
剤、あるいは増量剤として血清アルブミン、グリセロー
ル、塩化カルシウム、シクロデキストリン、デキストリ
ン、乳糖、クエン酸ナトリウム、重曹などを単独または
組み合わせて使用することができる。本発明の肉質改良
剤の形態は粉末状でも良いが、緩衝液や水に溶解した液
状でも良い。
【0025】本発明の肉質改良剤の肉に対する使用方法
は、肉が屠殺直後から調理されるまでの間に酵素が肉に
対し有効に作用する方法であれば、特にその方法は限定
されない。すなわち、肉を液状の肉質改良剤に漬け込
む、液状の肉質改良剤を肉に注入する、粉末または液状
の肉質改良剤を肉に振りかける方法などいずれの方法で
も良い。本発明の肉質改良剤はその本質が酵素であるの
で、酵素反応が充分に進行するよう一定時間保持する必
要がある。通常は、肉を本発明品にて処理後、1晩程度
冷蔵庫に保存すれば良い。酵素反応は通常温度が高い
程、速く進行するので、本発明品にて肉を処理後、30
〜40℃に30〜60分間保持後、数時間冷蔵庫に保存
することも行われる。
は、肉が屠殺直後から調理されるまでの間に酵素が肉に
対し有効に作用する方法であれば、特にその方法は限定
されない。すなわち、肉を液状の肉質改良剤に漬け込
む、液状の肉質改良剤を肉に注入する、粉末または液状
の肉質改良剤を肉に振りかける方法などいずれの方法で
も良い。本発明の肉質改良剤はその本質が酵素であるの
で、酵素反応が充分に進行するよう一定時間保持する必
要がある。通常は、肉を本発明品にて処理後、1晩程度
冷蔵庫に保存すれば良い。酵素反応は通常温度が高い
程、速く進行するので、本発明品にて肉を処理後、30
〜40℃に30〜60分間保持後、数時間冷蔵庫に保存
することも行われる。
【0026】本発明における肉質改良剤の使用量は、処
理する肉の種類や肉に含まれる結合組織の量、目的とす
る肉の軟化程度、あるいはその処理温度、処理時間、処
理方法などにより異なるため、普遍的な使用量を示すこ
とはできないが、酵素活性量として肉1.0g当り0.
01〜10ユニット程度の量であれば良い。
理する肉の種類や肉に含まれる結合組織の量、目的とす
る肉の軟化程度、あるいはその処理温度、処理時間、処
理方法などにより異なるため、普遍的な使用量を示すこ
とはできないが、酵素活性量として肉1.0g当り0.
01〜10ユニット程度の量であれば良い。
【0027】なお、酵素活性は、以下の方法で測定した
ときにパラニトロアニリンを1μmol/min/ml
生成する酵素量を1ユニット(u)と定義した。酵素サ
ンプル溶液100μl、pH10の50mMグリシン・
水酸化ナトリウム緩衝液1mlを混合し37℃、10分
間保持後、2mMスクシニル−アラニル−アラニル−ア
ラニル−パラニトロアニリド(50%メタノール溶液)
100μlを加え37℃で20分間反応する。その後、
1M酢酸緩衝液(pH4.0)を200μl加え410
nmの吸光度を測定する。
ときにパラニトロアニリンを1μmol/min/ml
生成する酵素量を1ユニット(u)と定義した。酵素サ
ンプル溶液100μl、pH10の50mMグリシン・
水酸化ナトリウム緩衝液1mlを混合し37℃、10分
間保持後、2mMスクシニル−アラニル−アラニル−ア
ラニル−パラニトロアニリド(50%メタノール溶液)
100μlを加え37℃で20分間反応する。その後、
1M酢酸緩衝液(pH4.0)を200μl加え410
nmの吸光度を測定する。
【0028】以下に実施例を示し本発明の効果をさらに
具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定さ
れるものではない。なお、下記の説明中特に記載がない
限り表示濃度は重量%である。
具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定さ
れるものではない。なお、下記の説明中特に記載がない
限り表示濃度は重量%である。
【0029】
実施例1 グルコース1%、脱脂大豆粉 0.5%、酵母エキス
0.3%、麦芽エキス0.3%を含む培地(pH7.
0)70mlを肩付振とうフラスコ(坂口フラスコ)に
入れ120℃、15分間蒸気加圧滅菌しストレプトミセ
ス・グリセオロアルブス・SN−22株を接種し30℃
にて84時間振とう培養した。この培養液を遠心分離し
菌体を除去し上澄み液を得た。この液の酵素活性は2.
5u/mlであり、これを粗酵素液として以下の精製を
実施した。
0.3%、麦芽エキス0.3%を含む培地(pH7.
0)70mlを肩付振とうフラスコ(坂口フラスコ)に
入れ120℃、15分間蒸気加圧滅菌しストレプトミセ
ス・グリセオロアルブス・SN−22株を接種し30℃
にて84時間振とう培養した。この培養液を遠心分離し
菌体を除去し上澄み液を得た。この液の酵素活性は2.
5u/mlであり、これを粗酵素液として以下の精製を
実施した。
【0030】上記粗酵素液10lに硫酸アンモニウムを
40%飽和になるように添加し、4℃で1時間放置後生
じた沈澱を遠心分離で集めた。沈澱物を1lの水に溶解
し、純水に対して低温下で24時間透析後、DEAEカ
ラムクラマトグラフィーに供した。吸着した酵素蛋白質
を0〜1Mの食塩水で溶出し、活性画分を集め再び40
%飽和硫酸アンモニウムで塩析沈澱化を行い、続いてセ
ファデックスG−75カラムクロマトグラフィーでゲル
ろ過を行い活性画分を集めた。これを凍結乾燥し酵素蛋
白質200mgを得た。この比活性は13u/mgであ
り、ろ液からの収率は10.3%、純度は91倍以上に
上昇していた。
40%飽和になるように添加し、4℃で1時間放置後生
じた沈澱を遠心分離で集めた。沈澱物を1lの水に溶解
し、純水に対して低温下で24時間透析後、DEAEカ
ラムクラマトグラフィーに供した。吸着した酵素蛋白質
を0〜1Mの食塩水で溶出し、活性画分を集め再び40
%飽和硫酸アンモニウムで塩析沈澱化を行い、続いてセ
ファデックスG−75カラムクロマトグラフィーでゲル
ろ過を行い活性画分を集めた。これを凍結乾燥し酵素蛋
白質200mgを得た。この比活性は13u/mgであ
り、ろ液からの収率は10.3%、純度は91倍以上に
上昇していた。
【0031】実施例2 実施例1で得られた精製マシキノリシン100μl(1
0u)およびpH10の50mMグリシン・水酸化ナト
リウム緩衝液1mlを2mMスクシニル−アラニル−ア
ラニル−アラニル−パラニトロアニリド溶液100μl
に加え、37℃、20分間反応し、反応液をメルク社製
シリカゲル薄層クロマトグラフィープレート(Art5
715)に10μlスポットし、ブタノール:酢酸:水
(4:1:2)で展開し、ニンヒドリン発色により酵素
反応物を調べ、パラニトロアニリンの生成を確認した。
0u)およびpH10の50mMグリシン・水酸化ナト
リウム緩衝液1mlを2mMスクシニル−アラニル−ア
ラニル−アラニル−パラニトロアニリド溶液100μl
に加え、37℃、20分間反応し、反応液をメルク社製
シリカゲル薄層クロマトグラフィープレート(Art5
715)に10μlスポットし、ブタノール:酢酸:水
(4:1:2)で展開し、ニンヒドリン発色により酵素
反応物を調べ、パラニトロアニリンの生成を確認した。
【0032】実施例3 実施例1で得られた精製マシキノリシン205μgをガ
ラスチューブに入れ6N塩酸を200μl加え封管し、
100℃、48時間加水分解を行ないアミノ酸組成を分
析した。その結果を表2に示す。Asx、Gly、Va
lが多く含まれることが特徴である。なお、Asxはア
スパラギン酸またはアスパラギンを表わし、Glxはグ
ルタミン酸またはグルタミンを表わす。
ラスチューブに入れ6N塩酸を200μl加え封管し、
100℃、48時間加水分解を行ないアミノ酸組成を分
析した。その結果を表2に示す。Asx、Gly、Va
lが多く含まれることが特徴である。なお、Asxはア
スパラギン酸またはアスパラギンを表わし、Glxはグ
ルタミン酸またはグルタミンを表わす。
【0033】
【表2】
【0034】実施例4 実施例1で得られたマシキノリシンを用いて酸化インシ
ュリンB鎖に対する加水分解部位を決定した。50mM
トリス・塩酸緩衝液(pH9)に溶解した酸化インシュ
リンB鎖(シグマ社製)1mg/mlの溶液250μl
に酵素標品2.4μgを加え、37℃で反応し、15、
30、60、240分毎にサンプリングを行ない、最終
濃度0.1Nになるように塩酸を加えて(6N塩酸を5
μl添加)反応を停止した後、その9μlを用いて高速
液体クロマトグラフィー(HPLC)により分解、分取
した。
ュリンB鎖に対する加水分解部位を決定した。50mM
トリス・塩酸緩衝液(pH9)に溶解した酸化インシュ
リンB鎖(シグマ社製)1mg/mlの溶液250μl
に酵素標品2.4μgを加え、37℃で反応し、15、
30、60、240分毎にサンプリングを行ない、最終
濃度0.1Nになるように塩酸を加えて(6N塩酸を5
μl添加)反応を停止した後、その9μlを用いて高速
液体クロマトグラフィー(HPLC)により分解、分取
した。
【0035】HPLCの条件 カラム:Nucleosil 5C18、4×150m
m 展開溶媒:A=0.05%トリフルオロ酢酸 B=80%アセトニトリル+0.05%トリフルオロ酢
酸 グラジエント A100%→50%、45分 検出:210nm 流速:0.8ml/min カラム温度:40℃
m 展開溶媒:A=0.05%トリフルオロ酢酸 B=80%アセトニトリル+0.05%トリフルオロ酢
酸 グラジエント A100%→50%、45分 検出:210nm 流速:0.8ml/min カラム温度:40℃
【0036】分取した4ピークについてアミノ酸配列の
決定を行ない加水分解部位を決定した。本酵素は酸化イ
ンシュリンB鎖のVal12−Glu13の間を強く切
断しGly23−Phe24間を弱く切断することが分
かった。種々のプロテアーゼによる加水分解の状態を図
5に示す。
決定を行ない加水分解部位を決定した。本酵素は酸化イ
ンシュリンB鎖のVal12−Glu13の間を強く切
断しGly23−Phe24間を弱く切断することが分
かった。種々のプロテアーゼによる加水分解の状態を図
5に示す。
【0037】実施例5 還元アルキル化リゾチーム(和光純薬製)に対する加水
分解部位を調べた。50mMトリス・塩酸緩衝液(pH
9)に溶解した還元アルキル化リゾチームに実施例1で
得られた酵素標品を還元アルキル化リゾチーム:酵素=
100:1(w:w)の割合で混合し30℃で反応し、
15、30、60、120分毎にサンプリングを行ない
塩酸により反応を停止後HPLCにより分析を行なっ
た。
分解部位を調べた。50mMトリス・塩酸緩衝液(pH
9)に溶解した還元アルキル化リゾチームに実施例1で
得られた酵素標品を還元アルキル化リゾチーム:酵素=
100:1(w:w)の割合で混合し30℃で反応し、
15、30、60、120分毎にサンプリングを行ない
塩酸により反応を停止後HPLCにより分析を行なっ
た。
【0038】HPLCの条件 カラム:Wakosil 5C4、2.6×150mm 溶媒:A=0.05%トリフルオロ酢酸 B=80%アセトニトリル+0.05%トリフルオロ酢
酸 グラジエント A100%→B100%、45分 流速:0.3ml/min 検出:210nm
酸 グラジエント A100%→B100%、45分 流速:0.3ml/min 検出:210nm
【0039】得られた9個のピークの分取を行ないアミ
ノ酸配列の分析を行ない加水分解部位を次に示すように
決定した。マシキノリシンは、還元アルキル化リゾチー
ムのAla10−Ala11、Val29−Cys3
0、Ala32−Cys33、Ala42−Thr4
3、Ala90−Ser91およびVal109−Al
a110の間を切断した。図6にこれらの加水分解部位
を示す。以上の結果から本酵素はL−バリン並びにL−
アラニンのカルボキシル末端を切断する特異なプロテア
ーゼであることがわかる。
ノ酸配列の分析を行ない加水分解部位を次に示すように
決定した。マシキノリシンは、還元アルキル化リゾチー
ムのAla10−Ala11、Val29−Cys3
0、Ala32−Cys33、Ala42−Thr4
3、Ala90−Ser91およびVal109−Al
a110の間を切断した。図6にこれらの加水分解部位
を示す。以上の結果から本酵素はL−バリン並びにL−
アラニンのカルボキシル末端を切断する特異なプロテア
ーゼであることがわかる。
【0040】実施例6 市販の牛スジおよび鶏腿肉から採取したスジを用い、実
施例1にて得られた本発明のマシキノリシンの動物のス
ジに対する効果を調べた。比較のため、豚膵臓由来エラ
スターゼ(和光純薬工業株式会社製)、Clostri
dium histolyticum由来コラゲナーゼ
(コラゲナーゼ・アマノ、天野製薬株式会社製)、パパ
イヤ由来パパイン(パパインW−40、天野製薬株式会
社製)、パイナップル由来ブロメライン(天野製薬株式
会社製)についても同時に試験を行った。尚、酵素類の
作用を確認するため、使用酵素濃度は大過剰量とした。
施例1にて得られた本発明のマシキノリシンの動物のス
ジに対する効果を調べた。比較のため、豚膵臓由来エラ
スターゼ(和光純薬工業株式会社製)、Clostri
dium histolyticum由来コラゲナーゼ
(コラゲナーゼ・アマノ、天野製薬株式会社製)、パパ
イヤ由来パパイン(パパインW−40、天野製薬株式会
社製)、パイナップル由来ブロメライン(天野製薬株式
会社製)についても同時に試験を行った。尚、酵素類の
作用を確認するため、使用酵素濃度は大過剰量とした。
【0041】牛のスジは2mm×2cm、鶏のスジは取
得した紐状のものを長さ2cmに切り、容量約1mlの
豆試験管に入れ、マシキノリシンは40mMトリス・塩
酸緩衝液(pH9.0)に濃度6mg/ml、豚膵臓由
来エラスターゼは40mMトリス・塩酸緩衝液(pH
8.8)に濃度2.24mg/ml、コラゲナーゼは4
0mM McIlvaine氏緩衝液(pH7.0)に
濃度2.15mg/ml、パパインは40mM McI
lvaine氏緩衝液(pH7.0)に濃度10.2m
g、ブロメラインは40mM McIlvaine氏緩
衝液(pH7.0)に濃度9.8mg/mlの酵素溶液
をそれぞれ0.5ml添加し、30℃にて16時間反応
を行った。酵素反応後のスジを取り出し、実態顕微鏡下
で拡大倍率60倍にて、処理後のスジの状態を観察し
た。
得した紐状のものを長さ2cmに切り、容量約1mlの
豆試験管に入れ、マシキノリシンは40mMトリス・塩
酸緩衝液(pH9.0)に濃度6mg/ml、豚膵臓由
来エラスターゼは40mMトリス・塩酸緩衝液(pH
8.8)に濃度2.24mg/ml、コラゲナーゼは4
0mM McIlvaine氏緩衝液(pH7.0)に
濃度2.15mg/ml、パパインは40mM McI
lvaine氏緩衝液(pH7.0)に濃度10.2m
g、ブロメラインは40mM McIlvaine氏緩
衝液(pH7.0)に濃度9.8mg/mlの酵素溶液
をそれぞれ0.5ml添加し、30℃にて16時間反応
を行った。酵素反応後のスジを取り出し、実態顕微鏡下
で拡大倍率60倍にて、処理後のスジの状態を観察し
た。
【0042】その結果、パパイン、ブロメライン処理で
は両スジ共に酵素により全く変化を受けず、酵素処理前
と同じ状態であった。パパイン、ブロメラインはスジに
対し、酵素作用を示さないことが明らかとなった。コラ
ゲナーゼ処理では鶏スジは完全に溶解し、牛スジは表面
が溶解しドロドロの状態となった。一方、マシキノリシ
ンとエラスターゼはスジに対し、ほとんど同様の作用を
示した。すなわち、両酵素処理では両スジ共にスジの原
形は留めていたが、表面が透明に変化し、明確にスジに
対する作用が確認された。以上より、マシキノリシンは
コラゲナーゼほど強力ではないが、結合組織であるスジ
に対し、豚膵臓由来のエラスターゼと同様の作用を示す
ことが明らかとなった。
は両スジ共に酵素により全く変化を受けず、酵素処理前
と同じ状態であった。パパイン、ブロメラインはスジに
対し、酵素作用を示さないことが明らかとなった。コラ
ゲナーゼ処理では鶏スジは完全に溶解し、牛スジは表面
が溶解しドロドロの状態となった。一方、マシキノリシ
ンとエラスターゼはスジに対し、ほとんど同様の作用を
示した。すなわち、両酵素処理では両スジ共にスジの原
形は留めていたが、表面が透明に変化し、明確にスジに
対する作用が確認された。以上より、マシキノリシンは
コラゲナーゼほど強力ではないが、結合組織であるスジ
に対し、豚膵臓由来のエラスターゼと同様の作用を示す
ことが明らかとなった。
【0043】実施例7 マシキノリシンおよび実施例6で用いた種々のプロテア
ーゼの筋原線維蛋白質に対する作用を調べた。市販の牛
腿肉5.12gをR.Yangらの方法(Agric.
Biol.Chem.,vol.36,No.12,p
2087〜2095(1972))にて処理し、粗筋原
線維蛋白質6.4g(湿重量、ローリー法による蛋白質
含量12.6%)を得た。
ーゼの筋原線維蛋白質に対する作用を調べた。市販の牛
腿肉5.12gをR.Yangらの方法(Agric.
Biol.Chem.,vol.36,No.12,p
2087〜2095(1972))にて処理し、粗筋原
線維蛋白質6.4g(湿重量、ローリー法による蛋白質
含量12.6%)を得た。
【0044】得られた筋原線維蛋白質10mg(粗筋原
線維122mg)に2mlの緩衝液(処理酵素毎に、実
施例6と同じ緩衝液を使用)を加え均一に攪拌後、各酵
素液0.2mlを添加し、37℃で1時間反応を行っ
た。各酵素の酵素濃度はそれぞれ、マシキノリシン24
2μg/ml、豚膵臓エラスターゼ258μg/ml、
Clostridium histolyticum由
来コラゲナーゼ248μg/ml、パパイン256μg
/ml、ブロメライン278μg/mlであった。
線維122mg)に2mlの緩衝液(処理酵素毎に、実
施例6と同じ緩衝液を使用)を加え均一に攪拌後、各酵
素液0.2mlを添加し、37℃で1時間反応を行っ
た。各酵素の酵素濃度はそれぞれ、マシキノリシン24
2μg/ml、豚膵臓エラスターゼ258μg/ml、
Clostridium histolyticum由
来コラゲナーゼ248μg/ml、パパイン256μg
/ml、ブロメライン278μg/mlであった。
【0045】酵素反応液についてSDS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動を行い、各種酵素による筋原線維蛋
白質の挙動を調べた。図7にSDS−ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動の電気泳動図を示す。図7に示したよう
に、パパイン、ブロメラインは分子量20万付近の筋原
線維蛋白質のミオシン重鎖(図中のMHC)を良好に分
解し、蛋白質バンドが消失した。筋原線維蛋白質を分解
しないと思われた、豚膵エラスターゼもミオシン重鎖を
完全に分解した。
アミドゲル電気泳動を行い、各種酵素による筋原線維蛋
白質の挙動を調べた。図7にSDS−ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動の電気泳動図を示す。図7に示したよう
に、パパイン、ブロメラインは分子量20万付近の筋原
線維蛋白質のミオシン重鎖(図中のMHC)を良好に分
解し、蛋白質バンドが消失した。筋原線維蛋白質を分解
しないと思われた、豚膵エラスターゼもミオシン重鎖を
完全に分解した。
【0046】一方、Clostridium hist
olyticum由来のコラゲナーゼは本条件では、ミ
オシン重鎖蛋白質には全く作用しなかった。本発明のマ
シキノリシンは、図よりミオシン重鎖に僅かに作用して
いるように観察されるが、豚膵エラスターゼとは異な
り、ミオシン重鎖のバンドをほとんど残していた。以上
の観察より、マシキノリシンは筋原線維蛋白質に及ぼす
影響は少なく、硬蛋白質に作用することから、肉質を軟
化し、且つ、肉質を過剰に分解する懸念のないことが判
明した。
olyticum由来のコラゲナーゼは本条件では、ミ
オシン重鎖蛋白質には全く作用しなかった。本発明のマ
シキノリシンは、図よりミオシン重鎖に僅かに作用して
いるように観察されるが、豚膵エラスターゼとは異な
り、ミオシン重鎖のバンドをほとんど残していた。以上
の観察より、マシキノリシンは筋原線維蛋白質に及ぼす
影響は少なく、硬蛋白質に作用することから、肉質を軟
化し、且つ、肉質を過剰に分解する懸念のないことが判
明した。
【0047】実施例8 市販の牛内腿肉2kgを購入し、厚さ2cm、1切れ5
0gに切断し、肉重量の3%容量のマシキノリシン酵素
溶液あるいは緩衝液を、注射器(注射針:25G)で4
mm間隔で肉の上下に肉厚の1/3付近に注入し、5℃
にて一晩冷蔵庫に放置後、3lのイオン交換水中で95
℃、15分間蒸煮後、レオメーター(CR−200D、
株式会社サン科学製)にて、直径4mm円柱型のプラン
ジャーを使用し、侵入速度50mm/min、圧縮距離
5mmの条件にて、肉の固さをその最大荷重として求め
た。
0gに切断し、肉重量の3%容量のマシキノリシン酵素
溶液あるいは緩衝液を、注射器(注射針:25G)で4
mm間隔で肉の上下に肉厚の1/3付近に注入し、5℃
にて一晩冷蔵庫に放置後、3lのイオン交換水中で95
℃、15分間蒸煮後、レオメーター(CR−200D、
株式会社サン科学製)にて、直径4mm円柱型のプラン
ジャーを使用し、侵入速度50mm/min、圧縮距離
5mmの条件にて、肉の固さをその最大荷重として求め
た。
【0048】各試験区の処理条件は以下のとおりであ
る。 1)無処理 2)20mMトリス・塩酸緩衝液(pH8)を注入した
もの 3)肉1g当り0.2uのマシキノリシン(使用酵素量
10u、精製酵素0.77mg相当)を2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの 4)肉1g当り0.5uのマシキノリシン(使用酵素量
25u、精製酵素1.92mg相当)を2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの 5)肉1g当り1.0uのマシキノリシン(使用酵素量
50u、精製酵素3.85mg相当)を2の緩衝液に溶
解した酵素液を注入したもの各試験区の処理肉の結果を
剪断最大荷重として表3に示す。
る。 1)無処理 2)20mMトリス・塩酸緩衝液(pH8)を注入した
もの 3)肉1g当り0.2uのマシキノリシン(使用酵素量
10u、精製酵素0.77mg相当)を2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの 4)肉1g当り0.5uのマシキノリシン(使用酵素量
25u、精製酵素1.92mg相当)を2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの 5)肉1g当り1.0uのマシキノリシン(使用酵素量
50u、精製酵素3.85mg相当)を2の緩衝液に溶
解した酵素液を注入したもの各試験区の処理肉の結果を
剪断最大荷重として表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】表3に示したとおり、本発明のマシキノリ
シンを含有する肉質改良剤は肉に対して顕著な軟化効果
を示すことが判明した。また、使用酵素量は肉1gに対
し、0.2u以上で有意に肉を軟化できることが判明し
た。
シンを含有する肉質改良剤は肉に対して顕著な軟化効果
を示すことが判明した。また、使用酵素量は肉1gに対
し、0.2u以上で有意に肉を軟化できることが判明し
た。
【0051】実施例9 本発明は酵素の作用に関するものであるので、肉に対す
る作用温度を30℃程度に上げれば肉の軟化作用が増大
すると考えられたので、酵素液を肉に注入後、冷蔵庫に
一晩保存する前に、30℃、30分間保温した。試験
区、試験条件は30℃、30分間プレインキュベート以
外は実施例8と同じである。各試験区の処理肉の結果を
剪断最大荷重として表4に示す。
る作用温度を30℃程度に上げれば肉の軟化作用が増大
すると考えられたので、酵素液を肉に注入後、冷蔵庫に
一晩保存する前に、30℃、30分間保温した。試験
区、試験条件は30℃、30分間プレインキュベート以
外は実施例8と同じである。各試験区の処理肉の結果を
剪断最大荷重として表4に示す。
【0052】
【表4】
【0053】表4に示したとおり、反応条件として肉に
酵素液を注入後、30℃、30分間プレインキュベート
しても、特に肉の軟化に顕著な効果は認められなかっ
た。プレインキュベートにより、緩衝液処理区では肉が
やや固くなったが、マシキノリシン注入区では実施例8
と同様、肉1gに対し、酵素量0.2u以上の使用で、
肉の有意な軟化効果が認められた。
酵素液を注入後、30℃、30分間プレインキュベート
しても、特に肉の軟化に顕著な効果は認められなかっ
た。プレインキュベートにより、緩衝液処理区では肉が
やや固くなったが、マシキノリシン注入区では実施例8
と同様、肉1gに対し、酵素量0.2u以上の使用で、
肉の有意な軟化効果が認められた。
【0054】比較例1 本発明の効果を他の酵素と比較するために、パパイン
(パパイヤ由来、400u/mg、天野製薬株式会社
製)の肉の軟化効果を調べた。実験条件は実施例8と同
様とした。但し、予備試験より使用酵素量を決定した。
すなわち、市販の牛内腿肉2kgを購入し、厚さ2c
m、1切れ50gに切断し、肉重量の3%容量のパパイ
ン酵素溶液あるいは緩衝液を、注射器(注射針:25
G)で4mm間隔で肉の上下に肉厚の1/3付近に注入
し、5℃にて一晩冷蔵庫に放置後、3lのイオン交換水
中で95℃、15分間蒸煮後、レオメーター(CR−2
00D、株式会社サン科学製)にて、直径4mm円柱型
のプランジャーを使用し、侵入速度50mm/min、
圧縮距離5mmの条件にて、肉の固さをその最大荷重と
して求めた。
(パパイヤ由来、400u/mg、天野製薬株式会社
製)の肉の軟化効果を調べた。実験条件は実施例8と同
様とした。但し、予備試験より使用酵素量を決定した。
すなわち、市販の牛内腿肉2kgを購入し、厚さ2c
m、1切れ50gに切断し、肉重量の3%容量のパパイ
ン酵素溶液あるいは緩衝液を、注射器(注射針:25
G)で4mm間隔で肉の上下に肉厚の1/3付近に注入
し、5℃にて一晩冷蔵庫に放置後、3lのイオン交換水
中で95℃、15分間蒸煮後、レオメーター(CR−2
00D、株式会社サン科学製)にて、直径4mm円柱型
のプランジャーを使用し、侵入速度50mm/min、
圧縮距離5mmの条件にて、肉の固さをその最大荷重と
して求めた。
【0055】各試験区の処理条件は以下のとおりであ
る。 1)無処理 2)20mMトリスー塩酸緩衝液(pH8)を注入した
もの 3)肉1g当り5uのパパインを2)の緩衝液に溶解し
た酵素液を注入したもの 4)肉1g当り10uのパパインを2)の緩衝液に溶解
した酵素液を注入したもの 5)肉1g当り15uのパパインを2)の緩衝液に溶解
した酵素液を注入したもの各試験区の処理肉の結果を剪
断最大荷重として表5に示す。
る。 1)無処理 2)20mMトリスー塩酸緩衝液(pH8)を注入した
もの 3)肉1g当り5uのパパインを2)の緩衝液に溶解し
た酵素液を注入したもの 4)肉1g当り10uのパパインを2)の緩衝液に溶解
した酵素液を注入したもの 5)肉1g当り15uのパパインを2)の緩衝液に溶解
した酵素液を注入したもの各試験区の処理肉の結果を剪
断最大荷重として表5に示す。
【0056】
【表5】
【0057】表5に示したとおり、パパインは肉1g当
りの酵素量10u以上の使用で、緩衝液注入区に対し5
%の危険率で有意に肉を軟化した。パパイン処理の場合
は酵素量の上昇に伴う肉の軟化度がマシキノリシンのよ
うには顕著ではなかった。また、酵素液注入部位が溶解
すると共に、注射針の痕跡を伝って肉の表面に多くのひ
び割れが生じた。これはパパインが筋原線維を消化して
しまうためと考えられ、パパインは肉の処理には適して
いないことが判明した。
りの酵素量10u以上の使用で、緩衝液注入区に対し5
%の危険率で有意に肉を軟化した。パパイン処理の場合
は酵素量の上昇に伴う肉の軟化度がマシキノリシンのよ
うには顕著ではなかった。また、酵素液注入部位が溶解
すると共に、注射針の痕跡を伝って肉の表面に多くのひ
び割れが生じた。これはパパインが筋原線維を消化して
しまうためと考えられ、パパインは肉の処理には適して
いないことが判明した。
【0058】比較例2 本発明の効果を他の酵素と比較するために、エラスター
ゼ(豚膵臓由来、251u/mg、和光純薬工業株式会
社製)の肉の軟化効果を調べた。実験条件は実施例4と
同様とした。但し、予備試験より使用酵素量を決定し
た。すなわち、市販の牛内腿肉2kgを購入し、厚さ2
cm、1切れ50gに切断し、肉重量の3%容量のエラ
スターゼ酵素溶液あるいは緩衝液を、注射器(注射針:
25G)で4mm間隔で肉の上下に肉厚の1/3付近に
注入し、5℃にて一晩冷蔵庫に放置後、3lのイオン交
換水中で95℃、15分間蒸煮後、レオメーター(CR
−200D、株式会社サン科学製)にて、直径4mm円
柱型のプランジャーを使用し、侵入速度50mm/mi
n、圧縮距離5mmの条件にて、肉の固さをその最大荷
重として求めた。
ゼ(豚膵臓由来、251u/mg、和光純薬工業株式会
社製)の肉の軟化効果を調べた。実験条件は実施例4と
同様とした。但し、予備試験より使用酵素量を決定し
た。すなわち、市販の牛内腿肉2kgを購入し、厚さ2
cm、1切れ50gに切断し、肉重量の3%容量のエラ
スターゼ酵素溶液あるいは緩衝液を、注射器(注射針:
25G)で4mm間隔で肉の上下に肉厚の1/3付近に
注入し、5℃にて一晩冷蔵庫に放置後、3lのイオン交
換水中で95℃、15分間蒸煮後、レオメーター(CR
−200D、株式会社サン科学製)にて、直径4mm円
柱型のプランジャーを使用し、侵入速度50mm/mi
n、圧縮距離5mmの条件にて、肉の固さをその最大荷
重として求めた。
【0059】各試験区の処理条件は以下のとおりであ
る。 1)無処理 2)20mMトリス・塩酸緩衝液(pH8)を注入した
もの 3)肉1g当り5uのエラスターゼを2)の緩衝液に溶
解した酵素液を注入したもの 4)肉1g当り10uのエラスターゼを2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの 5)肉1g当り15uのエラスターゼを2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの各試験区の処理肉の結果
を剪断最大荷重として表6に示す。
る。 1)無処理 2)20mMトリス・塩酸緩衝液(pH8)を注入した
もの 3)肉1g当り5uのエラスターゼを2)の緩衝液に溶
解した酵素液を注入したもの 4)肉1g当り10uのエラスターゼを2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの 5)肉1g当り15uのエラスターゼを2)の緩衝液に
溶解した酵素液を注入したもの各試験区の処理肉の結果
を剪断最大荷重として表6に示す。
【0060】
【表6】
【0061】表6に示したとおり、エラスターゼは肉1
g当りの酵素量14uの使用で、無処理区に対し5%の
危険率で有意に肉を軟化した。エラスターゼ処理の場合
は肉の軟化が顕著ではなく、また、エラスターゼが豚膵
臓由来であることを考えると、食品工業で使用するには
価格的にも問題があり、実用的ではないことが指摘され
た。
g当りの酵素量14uの使用で、無処理区に対し5%の
危険率で有意に肉を軟化した。エラスターゼ処理の場合
は肉の軟化が顕著ではなく、また、エラスターゼが豚膵
臓由来であることを考えると、食品工業で使用するには
価格的にも問題があり、実用的ではないことが指摘され
た。
【0062】実施例10 各酵素で軟化処理した肉について、その食味をパネラー
15名にて官能検査により評価した。使用した肉は実施
例8に於ける無処理区、マシキノリシン処理肉は実施例
8の肉1g当り0.5u処理区、パパイン処理肉は比較
例1の肉1g当りパパイン10u処理区、エラスターゼ
処理肉は比較例2の肉1g当り14u処理区の肉を使用
した。評価は無処理を比較対照とする2点比較法によ
り、1点を極めて不味い、5点を最高に美味しいとする
5点法にて行った。結果を表5に示す。
15名にて官能検査により評価した。使用した肉は実施
例8に於ける無処理区、マシキノリシン処理肉は実施例
8の肉1g当り0.5u処理区、パパイン処理肉は比較
例1の肉1g当りパパイン10u処理区、エラスターゼ
処理肉は比較例2の肉1g当り14u処理区の肉を使用
した。評価は無処理を比較対照とする2点比較法によ
り、1点を極めて不味い、5点を最高に美味しいとする
5点法にて行った。結果を表5に示す。
【0063】
【表7】
【0064】表7に示したとおり、無処理区に対し有意
に食味が向上したのは本発明のマシキノリシン処理のみ
であった。エラスターゼは肉の軟化効果が不充分であ
り、パパイン処理は筋原線維も消化されているためか、
食味の評価は高くなかった。以上より本発明の効果は明
白である。
に食味が向上したのは本発明のマシキノリシン処理のみ
であった。エラスターゼは肉の軟化効果が不充分であ
り、パパイン処理は筋原線維も消化されているためか、
食味の評価は高くなかった。以上より本発明の効果は明
白である。
【0065】
【図1】 ストレプトミセス・グリセオロアルブスSN
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの作
用pHと活性の関係を示す図である。
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの作
用pHと活性の関係を示す図である。
【図2】 ストレプトミセス・グリセオロアルブスSN
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの安
定pH域を示す図である。
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの安
定pH域を示す図である。
【図3】 ストレプトミセス・グリセオロアルブスSN
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの作
用温度と活性の関係を示す図である。
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの作
用温度と活性の関係を示す図である。
【図4】 ストレプトミセス・グリセオロアルブスSN
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの作
用温度安定性を示す図である。
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンの作
用温度安定性を示す図である。
【図5】 ストレプトミセス・グリセオロアルブスSN
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンおよ
び数種のプロテアーゼによる酸化インシュリンB鎖の加
水分解部位を示す図である。
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンおよ
び数種のプロテアーゼによる酸化インシュリンB鎖の加
水分解部位を示す図である。
【図6】 ストレプトミセス・グリセオロアルブスSN
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンによ
る還元アルキル化リゾチームの加水分解を示す図であ
る。
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンによ
る還元アルキル化リゾチームの加水分解を示す図であ
る。
【図7】 ストレプトミセス・グリセオロアルブスSN
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンおよ
び各種のプロテアーゼによる筋原線維蛋白質の加水分解
を示す、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動の図
である。
−22株の生産するプロテアーゼ、マシキノリシンおよ
び各種のプロテアーゼによる筋原線維蛋白質の加水分解
を示す、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動の図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 和彦 神奈川県藤沢市城南4−9−1メルシャン 株式会社中央研究所内 (72)発明者 刀根 弘 神奈川県藤沢市城南4−9−1メルシャン 株式会社中央研究所内 (72)発明者 村尾 澤夫 大阪府堺市堀上緑町2−17−31
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の性質を有するプロテアーゼを含有
することを特徴とする肉質改良剤。 1)作用:L−バリンおよびL−アラニンのカルボキシ
ル基によるペプチド結合を加水分解する。 2)基質特異性:還元アルキル化リゾチームを基質とし
た場合に、Ala10−Ala11、Val29−Cy
s30、Ala32−Cys33、Ala42−Thr
43、Ala90−Ser91、Val109−Ala
110の間を切断する。 3)作用pH範囲および至適pH:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、37℃で測定した場合、作用pH範囲が6〜11で
あり、至適pHは9.0である。 4)作用温度範囲および至適温度:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、pH10.0のグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液
中で測定した場合、作用温度範囲が30℃〜60℃であ
り、至適温度は45℃である。 5)pH安定性:37℃、40分間保持した後の残存相
対活性を測定した場合、安定pH範囲はpH8〜11で
ある。 6)温度安定性:pH9で1時間保持した後の残存酵素
活性を測定した場合、10〜40℃まで安定であり、6
0℃では失活する。 7)阻害剤:ジイソプロピルホスホフルオリデートおよ
びフェニルメタンスルホニルフルオリドにより阻害を受
け、微生物アルカリプロテアーゼ阻害剤、エラスチナー
ル、パラクロロ水銀安息香酸、エチレンジアミン四酢酸
では阻害されない。8)等電点:等電点電気泳動法によ
る等電点(pI)は 6.4である。 9)分子量:SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動
法により測定した分子量は26,000ダルトンであ
る。 - 【請求項2】 ストレプトミセス(Streptomy
ces)属に属する微生物が生産し、下記の性質を有す
るプロテアーゼを含有することを特徴とする肉質改良
剤。 1)作用:L−バリンおよびL−アラニンのカルボキシ
ル基によるペプチド結合を加水分解する。 2)基質特異性: 還元アルキル化リゾチームを基質と
した場合に、Ala10−Ala11、Val29−C
ys30、Ala32−Cys33、Ala42−Th
r43、Ala90−Ser91、Val109−Al
a110の間を切断する。 3)作用pH範囲および至適pH:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、37℃で測定した場合、作用pH範囲が6〜11で
あり、至適pHは9.0である。 4)作用温度範囲および至適温度:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、pH10.0のグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液
中で測定した場合、作用温度範囲が30℃〜60℃であ
り、至適温度は45℃である。 5)pH安定性:37℃、40分間保持した後の残存相
対活性を測定した場合、安定pH範囲はpH8〜11で
ある。 6)温度安定性:pH9で1時間保持した後の残存酵素
活性を測定した場合、10〜40℃まで安定であり、6
0℃では失活する。 7)阻害剤:ジイソプロピルホスホフルオリデートおよ
びフェニルメタンスルホニルフルオリドにより阻害を受
け、微生物アルカリプロテアーゼ阻害剤、エラスチナー
ル、パラクロロ水銀安息香酸、エチレンジアミン四酢酸
では阻害されない。8)等電点:等電点電気泳動法によ
る等電点(pI)は 6.4である。 9)分子量:SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動
法により測定した分子量は26,000ダルトンであ
る。 - 【請求項3】 ストレプトミセス・グリセオロアルブス
(Streptomyces griseoloalb
us)SN−22株(FERM P−13837)が生
産し、下記の性質を有するプロテアーゼを含有すること
を特徴とする肉質改良剤。 1)作用:L−バリンおよびL−アラニンのカルボキシ
ル基によるペプチド結合を加水分解する。 2)基質特異性: 還元アルキル化リゾチームを基質と
した場合に、Ala10−Ala11、Val29−C
ys30、Ala32−Cys33、Ala42−Th
r43、Ala90−Ser91、Val109−Al
a110の間を切断する。 3)作用pH範囲および至適pH:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、37℃で測定した場合、作用pH範囲が6〜11で
あり、至適pHは9.0である。 4)作用温度範囲および至適温度:スクシニル−アラニ
ル−アラニル−アラニル−パラニトロアニリドを基質と
し、pH10.0のグリシン・水酸化ナトリウム緩衝液
中で測定した場合、作用温度範囲が30℃〜60℃であ
り、至適温度は45℃である。 5)pH安定性:37℃、40分間保持した後の残存相
対活性を測定した場合、安定pH範囲はpH8〜11で
ある。 6)温度安定性:pH9で1時間保持した後の残存酵素
活性を測定した場合、10〜40℃まで安定であり、6
0℃では失活する。 7)阻害剤:ジイソプロピルホスホフルオリデートおよ
びフェニルメタンスルホニルフルオリドにより阻害を受
け、微生物アルカリプロテアーゼ阻害剤、エラスチナー
ル、パラクロロ水銀安息香酸、エチレンジアミン四酢酸
では阻害されない。8)等電点:等電点電気泳動法によ
る等電点(pI)は 6.4である。 9)分子量:SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動
法により測定した分子量は26,000ダルトンであ
る。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230228A JPH0870818A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 肉質改良剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230228A JPH0870818A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 肉質改良剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870818A true JPH0870818A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16904555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230228A Pending JPH0870818A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 肉質改良剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0870818A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008301779A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Iris Ohyama Inc | ペットフード |
| WO2009047925A1 (ja) | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Hiroshima Prefecture | 熟成食品の製造方法 |
| JP2009219383A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Kagawa Univ | コラーゲン分解酵素を産生する低温細菌、コラーゲン分解酵素、その製造方法、およびその酵素を用いた軟化食肉の製造方法 |
| JP2014207887A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-11-06 | ナガセケムテックス株式会社 | 食肉用結着キットおよびそれを用いた食肉製品の製造方法 |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6230228A patent/JPH0870818A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008301779A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Iris Ohyama Inc | ペットフード |
| WO2009047925A1 (ja) | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Hiroshima Prefecture | 熟成食品の製造方法 |
| JP2009219383A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Kagawa Univ | コラーゲン分解酵素を産生する低温細菌、コラーゲン分解酵素、その製造方法、およびその酵素を用いた軟化食肉の製造方法 |
| JP2014207887A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-11-06 | ナガセケムテックス株式会社 | 食肉用結着キットおよびそれを用いた食肉製品の製造方法 |
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