JPH0870843A - ニンニク焼酎の製造方法 - Google Patents

ニンニク焼酎の製造方法

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JPH0870843A
JPH0870843A JP21265594A JP21265594A JPH0870843A JP H0870843 A JPH0870843 A JP H0870843A JP 21265594 A JP21265594 A JP 21265594A JP 21265594 A JP21265594 A JP 21265594A JP H0870843 A JPH0870843 A JP H0870843A
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JP
Japan
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garlic
shochu
liquid
deodorized
liquor
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JP21265594A
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Inventor
Junji Morinaga
純二 森永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原料および工程の簡略化を図って、コストの
低下を実現できるニンニク焼酎の製造方法を提供する。 【構成】 乾燥状態のガーリックフレークを所定の量の
水で還元し、それを搾り出して採取した液体を生のまま
脱臭し、脱臭した液体を所定の温度で加熱し、液体中の
糖類をアルコールと炭酸ガスに分解させ、その蒸留を行
って焼酎を製造するニンニク焼酎の製造方法。前記脱臭
工程においては、搾り汁と大豆油とを混合撹拌し、静置
して分離した透明液を採取して60〜95℃で加熱した
後静置し、浮上物と沈澱物を分離して得た透明液を採取
し、更に60〜95℃で加熱した後静置し、浮上物を除
去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニンニクだけで焼酎を
造り出す方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ニンニクが人体に有益な食物であること
は、一般に広く知られている。ニンニクの主成分は、発
見者に因んでスコルジニンまたは別名サチバミンと呼ば
れている。その主成分は、炭水化物の中のイオウ成分に
含まれている揮発成分であり、その主成分は一般家庭料
理で使用する加熱や温度では急変または消滅しないとい
うことが発表されている。
【0003】生ニンニクの口臭や刺激、辛味を除去して
胃や腸など内臓を損傷することがないように、食する前
に加熱や蒸す、煮るなどの調理をすることが推奨されて
いる。これは、刺激成分は排除しても、加熱することに
よってはニンニクの主成分(有効成分)は消滅,変化し
ないことを意味する。
【0004】このニンニクを原料として酒を製造する方
法が特公昭35−13891号公報に記載されている。
これは、次の工程からなる。 (a)ニンニクを清水に浸漬後適当な大きさに切断す
る。 (b)これを合成酒の製造に使用されるような琥珀酸の
ような有機酸の稀薄液に浸漬する。 (c)水洗いする。 (d)これに、清水に浸漬処理した米を混和して蒸気で
蒸す。 (e)これが適温に冷却したときに、これに麹菌を接種
し、培養したものを甘味を加えたアルコール含有液中に
入れる。 (f)必要に応じて酵母菌、適当な薬草、薬草の煎液な
どを加えて醗酵醸成させる。 これはニンニクを原料とする醸造酒の製造工程である。
【0005】一方、各種の原料、例えば人参、夕顔,山
芋を原料として焼酎(蒸留酒)を製造することが特開昭
58−198286号公報、特開昭59−140875
号公報、特開昭59−162871号公報等に開示され
ている。これらの焼酎の製造工程は次の通りである。 (a)原料を水洗する。 (b)それを蒸す。 (c)蒸した原料を予め用意した一次醪 (もろみ) と撹
拌混ぜ合わせて二次醪を作る。 (d)二次醪を醗酵させる。 (e)醗酵した二次醪を蒸留、濾過する。
【0006】このような従来の醸造酒または蒸留酒(焼
酎)の製法では、酒,焼酎の醗酵過程において各種原料
を混入するものであるため、米,麦等の醗酵主体の比率
が高い。そのため、これらの製法を用いてニンニク焼酎
を製造しても、他の原料(米,麦)に対して数割程度の
ニンニク成分しか抽出できないという問題があった。
【0007】このような従来の問題点を解決するため
に、本発明者は、先に、特公平6−34694号公報に
おいて、ニンニクを主原料とした焼酎の製造方法を開示
した。それは、細断するかすり潰した生ニンニクを蒸
し、それに水を加えて撹拌し、所定の温度に保って醗酵
させ、醗酵が止まったときに、予め作っておいた一次醪
を混合して撹拌し、所定の温度に保って本醗酵させるこ
とによりニンニク二次醪の糖類をアルコールと炭酸ガス
に分解させ、その蒸留を行って焼酎を製造するというも
のである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
の出願のものでは、ニンニクを主原料としているが、予
備醗酵と本醗酵の二つの工程が必要であり、また一次醪
を予め作っておかなければならないという工程上の煩雑
さがあり、コストが嵩むという問題があった。
【0009】本発明が解決すべき課題は、原料および工
程の簡略化を図って、コストの低下を実現できるニンニ
ク焼酎の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のニンニク焼酎の製造方法は、乾燥状態のガ
ーリックフレークを所定の量の水で還元し、それを搾り
出して採取した液体を生のまま脱臭し、脱臭した液体を
所定の温度で加熱し、液体中の糖類をアルコールと炭酸
ガスに分解させ、その蒸留を行って焼酎を製造するもの
である。
【0011】前記脱臭工程は、搾り汁と大豆油とを混合
撹拌し、静置して分離した透明液を採取して60〜95
℃で加熱した後静置し、浮上物と沈澱物を分離して得た
透明液を採取し、更に60〜95℃で加熱した後静置
し、浮上物を除去するものである。
【0012】
【作用】乾燥状態のガーリックフレークを一定の量の真
水に還元し、ある一定の時間をおくと、ガーリックフレ
ークのニンニク成分が真水に抽出される。これをミキサ
ー等にかけて粉砕し、脱水機にかけて液体を採取し、そ
の液体を脱臭する。脱臭後の液体を所定の温度で加熱、
放置すると、ニンニク自体が含有する微生物(仮に「ニ
ンニク酵母」と名付ける)が作用して、液体中の糖類が
アルコールと炭酸ガスに分解される。これを蒸留する
と、ニンニク焼酎が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。本発明の原料であるガーリックフレークは、ニ
ンニク球根をばらばらに一片毎にほぐしてよく洗浄し、
表面の薄皮を除去して3〜4mm前後の厚さにスライス
し、熱を加えずできるだけ自然に乾燥するように、40
〜50℃の低温で乾燥させ、厚み2〜3mmのフレーク
としたものである。このガーリックフレークは、保存性
がよく、品質不変で、還元が真水で短時間に行なえると
いう特徴がある。
【0014】このガーリックフレークを用いたニンニク
焼酎製造方法を以下に詳述する。
【0015】(a)ガーリックフレーク10kgに対
し、元の状態に戻すために、真水50kgの比率で常温
で真水還元する。48時間位すると、還元した水は生の
ニンニク球根を搾り出した液汁とほぼ同じくニンニク特
有の辛味、刺激も存在し、臭いも発散するものとなる。
【0016】(b)水を含んだガーリックフレークは元
の厚みの3〜4mm程度に戻っているため、液体だけを
採取するのに、還元した水を含んだガーリックフレーク
をミキサーにかけて粉砕し、次に脱水機にかけて液体だ
けを採取する。これで、約48kgの液体が採取され、
繊維粕が約12kg程残る。この繊維粕は後述するよう
に再利用する。
【0017】(c)採取した48kgのニンニク還元液
体は特有の臭いと辛味と刺激があるため、脱臭する必要
がある。脱臭処理の前に、採取した液体には微粒子の浮
遊物や不純物があるので、それを取り除くため、液体を
4〜5日、平均温度10℃前後(10±1℃)の室に安
置する。そうすると、容器の底部に、にごり、沈澱物が
1kg位できる。これを除去する。なお、10±1℃よ
り温度が高いとニンニク液が酸化状態となり、これより
低いと作用が進行しにくくなる。
【0018】(d)次に、脱臭を行う。これは、搾り汁
と大豆油とを混合撹拌し、静置して分離した透明液を採
取して60〜95℃で加熱した後静置し、浮上物と沈澱
物を分離して得た透明液を採取し、更に60〜95℃で
加熱した後静置し、浮上物を除去することにより行う。
これは、本発明者の特開平5−304924号公報「脱
臭ニンニク液の製造方法および包装方法」において開示
した方法である。この脱臭処理により、不純物が約1k
g除去され、これにより辛味、刺激、臭いが除去され
る。
【0019】(e)まず、1回目の低温加熱を50〜6
0℃で約30分間位行った後、それを一定の温度10℃
位の室に4〜5日間安置しておくと、容器の底部に粘着
性の沈澱物が500g程生じる。その沈澱物を取り除い
て、2回目の低温加熱を50〜60℃で30分位行い、
その後、約10℃の温度に保たれた室に4〜5日安置す
ると、更に極々微粒子の非粘着性の沈澱物が約300g
生じる。
【0020】(f)この2回の低温工程を終わり、1回
目と2回目の沈澱物を除去した後、美しい透明な液体を
更に5〜6日間、一定の温度10℃位に安置し、液体に
何らの変化もないことを見定めた後に、全く透明になっ
た液体を蒸留して焼酎を製造する。液体の重量は、沈澱
物を除去した結果、46.2kgである。
【0021】(g)蒸留の過程で次のアルコール度数の
蒸留物が得られた。 最初の100g 90度 次の460g 70度 次の15kg 30度 次の30kg 8度 焼酎の標準的アルコール度数を30〜35度とすると、
原液60kgに対して、およそ20kgの焼酎が得られ
ることになる。また、アルコール度数の低い液にも、ニ
ンニクの有効成分が濃縮された状態で含まれているの
で、料理用に使用したり、炊飯の液として使用すること
ができる。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、市販
のガーリックフレークを使用して、醪添加を必要とする
ことなく、ニンニク焼酎を自力の醗酵作用で効率的に製
造できる。ガーリックフレークを還元した繊維の粕はそ
のまま食品として利用できる。透明化液体により焼酎だ
けを採取したアルコール度数が低い透明液は濃縮された
ニンニク液体として多種多様の食品に利用できるもので
あり、アルコールを採取した残りも利用できる。したが
って、コストも安くなる上に捨てるものは何もないとい
う利点がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥状態のガーリックフレークを所定の
    量の水で還元し、それを搾り出して採取した液体を生の
    まま脱臭し、脱臭した液体を所定の温度で加熱し、液体
    中の糖類をアルコールと炭酸ガスに分解させ、その蒸留
    を行って焼酎を製造することを特徴とするニンニク焼酎
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 脱臭工程は、搾り汁と大豆油とを混合撹
    拌し、静置して分離した透明液を採取して60〜95℃
    で加熱した後静置し、浮上物と沈澱物を分離して得た透
    明液を採取し、更に60〜95℃で加熱した後静置し、
    浮上物を除去する請求項1記載のニンニク焼酎の製造方
    法。
JP21265594A 1994-09-06 1994-09-06 ニンニク焼酎の製造方法 Pending JPH0870843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491741B1 (ko) * 2002-08-10 2005-05-27 이봉호 냄새 없는 분쇄마늘 및 이를 함유하는 마늘술의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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