JPH0872582A - 車両用定速走行制御装置 - Google Patents
車両用定速走行制御装置Info
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- JPH0872582A JPH0872582A JP21119694A JP21119694A JPH0872582A JP H0872582 A JPH0872582 A JP H0872582A JP 21119694 A JP21119694 A JP 21119694A JP 21119694 A JP21119694 A JP 21119694A JP H0872582 A JPH0872582 A JP H0872582A
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- Japan
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- vehicle
- integral
- vehicle speed
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- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積分補正を用いた定速走行制御において、低
速域での車速のうねりをなくし安定した定速走行制御を
行う。 【構成】 設定車速V1と車両の現実の速度V2との速
度偏差ΔVに対し、その偏差に対する比例項(K1×Δ
V)と積分項(SAn)により、スロットル弁の目標ス
ロットル開度Aを、A=SAn+K1×ΔVにより求め
(ステップ205)、比例積分制御により、定速走行制
御を行う。ここで、積分補正係数K2を、高速域に比べ
低速域にて小さくなるように設定された関数により設定
(ステップ207)し、これと速度偏差ΔVを乗じて積
分補正量ΔAを求める(ステップ208)。これを積分
して積分項のデータSAnを求める。
速域での車速のうねりをなくし安定した定速走行制御を
行う。 【構成】 設定車速V1と車両の現実の速度V2との速
度偏差ΔVに対し、その偏差に対する比例項(K1×Δ
V)と積分項(SAn)により、スロットル弁の目標ス
ロットル開度Aを、A=SAn+K1×ΔVにより求め
(ステップ205)、比例積分制御により、定速走行制
御を行う。ここで、積分補正係数K2を、高速域に比べ
低速域にて小さくなるように設定された関数により設定
(ステップ207)し、これと速度偏差ΔVを乗じて積
分補正量ΔAを求める(ステップ208)。これを積分
して積分項のデータSAnを求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の現実の走行速度
を設定車速に一致させるように速度調節要素を制御する
車両用定速走行速度制御装置に関する。
を設定車速に一致させるように速度調節要素を制御する
車両用定速走行速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、車両の現実
の走行速度を設定車速に一致させるように速度調節要素
(例えば、スロットル弁の開度を調節するアクチュエー
タ)を制御して、定速走行を行うようにしたものが種々
提案されている。このような制御において、特公平4─
43822号公報に示されるものにおいては、設定車速
と現実の走行速度の偏差に比例した比例項とその偏差に
応じた積分補正量を積分して得られる積分項を設けて、
いわゆる比例積分制御により、現実の走行速度を設定車
速に一致させるようにしている。このような積分補正を
用いるは、車両負荷の変動、速度調節要素におけるリン
ク系の遊び等により、設定車速と現実の走行速度の間に
定常偏差が生じ、この定常偏差を小さくするためであ
る。
の走行速度を設定車速に一致させるように速度調節要素
(例えば、スロットル弁の開度を調節するアクチュエー
タ)を制御して、定速走行を行うようにしたものが種々
提案されている。このような制御において、特公平4─
43822号公報に示されるものにおいては、設定車速
と現実の走行速度の偏差に比例した比例項とその偏差に
応じた積分補正量を積分して得られる積分項を設けて、
いわゆる比例積分制御により、現実の走行速度を設定車
速に一致させるようにしている。このような積分補正を
用いるは、車両負荷の変動、速度調節要素におけるリン
ク系の遊び等により、設定車速と現実の走行速度の間に
定常偏差が生じ、この定常偏差を小さくするためであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術による積分補正を用いた制御においては、低速域
で車速のうねりが発生することがある。この点について
詳述すると、低速域(40km/h〜60km/hぐら
いの車速)では、ほんの少ししかスロットルが開いてお
らず、スロットル開度変化量に対する車速の変化が大き
い。従って、アクセルペダルとスロットルとが線形に設
計されている車両においては、上記従来技術のように積
分補正量を車速によらず一定とすると、低速域におい
て、車速に対するゲイン(積分補正係数)が大きくな
り、スロットル開度の変動量が大きくなりすぎることに
なる。その結果、車速が意図した補正量より大きく変化
してしまい、これにより定速走行制御中に車速のうねり
が生じ、安定した制御ができないことになる。
来技術による積分補正を用いた制御においては、低速域
で車速のうねりが発生することがある。この点について
詳述すると、低速域(40km/h〜60km/hぐら
いの車速)では、ほんの少ししかスロットルが開いてお
らず、スロットル開度変化量に対する車速の変化が大き
い。従って、アクセルペダルとスロットルとが線形に設
計されている車両においては、上記従来技術のように積
分補正量を車速によらず一定とすると、低速域におい
て、車速に対するゲイン(積分補正係数)が大きくな
り、スロットル開度の変動量が大きくなりすぎることに
なる。その結果、車速が意図した補正量より大きく変化
してしまい、これにより定速走行制御中に車速のうねり
が生じ、安定した制御ができないことになる。
【0004】本発明は上記問題に鑑みたもので、上記積
分補正を用いた定速走行制御において、低速域での車速
のうねりをなくし安定した定速走行制御を行うことを目
的とする。
分補正を用いた定速走行制御において、低速域での車速
のうねりをなくし安定した定速走行制御を行うことを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1に記載の発明においては、車両の現
実の走行速度を検出する速度検出手段(1およびコント
ローラ2における車速演算処理)と、設定車速を記憶す
る記憶手段(コントローラ2内のRAM)と、前記検出
した現実の走行速度と前記設定車速との偏差に応じた積
分補正量による積分データを含む制御量により速度調節
要素(6)を制御する制御手段(ステップ103〜10
4)とを備えて、前記現実の走行速度を前記設定車速に
一致させるようにした車両用定速走行制御装置におい
て、前記偏差に応じた積分補正量を、高速域に比べて低
速域にて小さくなるゲインにて演算する積分補正量演算
手段(207,208)を備えたことを特徴としてい
る。
するため、請求項1に記載の発明においては、車両の現
実の走行速度を検出する速度検出手段(1およびコント
ローラ2における車速演算処理)と、設定車速を記憶す
る記憶手段(コントローラ2内のRAM)と、前記検出
した現実の走行速度と前記設定車速との偏差に応じた積
分補正量による積分データを含む制御量により速度調節
要素(6)を制御する制御手段(ステップ103〜10
4)とを備えて、前記現実の走行速度を前記設定車速に
一致させるようにした車両用定速走行制御装置におい
て、前記偏差に応じた積分補正量を、高速域に比べて低
速域にて小さくなるゲインにて演算する積分補正量演算
手段(207,208)を備えたことを特徴としてい
る。
【0006】請求項2に記載の発明においては、車両の
現実の走行速度を検出する速度検出手段(1およびコン
トローラ2における車速演算処理)と、設定車速を記憶
する記憶手段(コントローラ2内のRAM)と、前記検
出した現実の走行速度と前記設定車速との偏差に応じた
積分補正量による積分データを含む制御量により速度調
節要素(6)を制御する制御手段(ステップ103〜1
04)とを備えて、前記現実の走行速度を前記設定車速
に一致させるようにした車両用定速走行制御装置におい
て、前記設定車速に対し高速域に比べて低速域での積分
補正係数が小さくなる特性にて、前記記憶された設定車
速に対する積分補正係数を設定する設定手段(ステップ
207)と、前記偏差に前記設定された積分補正係数を
乗じて前記積分補正量を求める補正量演算手段(ステッ
プ208)を備えたことを特徴としている。
現実の走行速度を検出する速度検出手段(1およびコン
トローラ2における車速演算処理)と、設定車速を記憶
する記憶手段(コントローラ2内のRAM)と、前記検
出した現実の走行速度と前記設定車速との偏差に応じた
積分補正量による積分データを含む制御量により速度調
節要素(6)を制御する制御手段(ステップ103〜1
04)とを備えて、前記現実の走行速度を前記設定車速
に一致させるようにした車両用定速走行制御装置におい
て、前記設定車速に対し高速域に比べて低速域での積分
補正係数が小さくなる特性にて、前記記憶された設定車
速に対する積分補正係数を設定する設定手段(ステップ
207)と、前記偏差に前記設定された積分補正係数を
乗じて前記積分補正量を求める補正量演算手段(ステッ
プ208)を備えたことを特徴としている。
【0007】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0008】
【発明の作用効果】請求項1および2に記載の発明にお
いては、現実の走行速度と設定車速との偏差に応じた積
分補正量による積分データを含む制御量により速度調節
要素を制御する場合に、その積分補正量を、高速域に比
べて低速域にて小さくなるゲインにて演算するようにし
ているから、低速域での定速走行において、スロットル
開度の変動量を低く抑え、車速を意図した補正量に応じ
て変化させることができる。従って、低速域での車速の
うねりを生じないようにして、安定した定速走行制御を
行うことができる。
いては、現実の走行速度と設定車速との偏差に応じた積
分補正量による積分データを含む制御量により速度調節
要素を制御する場合に、その積分補正量を、高速域に比
べて低速域にて小さくなるゲインにて演算するようにし
ているから、低速域での定速走行において、スロットル
開度の変動量を低く抑え、車速を意図した補正量に応じ
て変化させることができる。従って、低速域での車速の
うねりを生じないようにして、安定した定速走行制御を
行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は本発明の一実施例を示す全体構成図であ
る。この図1において、車速センサ1は車両の走行速度
に応じた車速パルスを発生する。コントローラ2は、こ
の車速センサ1からの車速パルスを入力して車両の現実
の走行速度を演算し、定速走行時には、その現実の走行
速度を設定車速に一致させるように定速走行制御を行う
もので、設定車速などのデータを記憶する記憶手段とし
てのRAM、制御プログラム等を記憶するROM、各種
制御を実行するCPU等により構成されている。
する。図1は本発明の一実施例を示す全体構成図であ
る。この図1において、車速センサ1は車両の走行速度
に応じた車速パルスを発生する。コントローラ2は、こ
の車速センサ1からの車速パルスを入力して車両の現実
の走行速度を演算し、定速走行時には、その現実の走行
速度を設定車速に一致させるように定速走行制御を行う
もので、設定車速などのデータを記憶する記憶手段とし
てのRAM、制御プログラム等を記憶するROM、各種
制御を実行するCPU等により構成されている。
【0010】このコントローラ2には、セット・コース
トスイッチ3、リジューム・アクセルスイッチ4、キャ
ンセルスイッチ5からの信号が入力される。このセット
・コーストスイッチ3は定速走行を行う時又は車速を減
少させる時に操作されるものであり、キャンセルスイッ
チ5は定速走行を解除するときに操作されるものであ
る。また、リジューム・アクセルスイッチ4は、車速を
増加させる時に操作されるものである。
トスイッチ3、リジューム・アクセルスイッチ4、キャ
ンセルスイッチ5からの信号が入力される。このセット
・コーストスイッチ3は定速走行を行う時又は車速を減
少させる時に操作されるものであり、キャンセルスイッ
チ5は定速走行を解除するときに操作されるものであ
る。また、リジューム・アクセルスイッチ4は、車速を
増加させる時に操作されるものである。
【0011】コントローラ2からは、車両の現実の走行
速度を設定車速に一致させるための制御信号が、速度調
節要素を構成するアクチュエータ6に出力される。アク
チュエータ6は、特公平4─43822号に示すモータ
式のものであって、コントローラ2からの制御信号に基
づきスロットル弁7の弁開度を調節する。このスロット
ル弁7の弁開度の調節により車両の現実の走行速度が増
減され、設定車速に一致するようになる。
速度を設定車速に一致させるための制御信号が、速度調
節要素を構成するアクチュエータ6に出力される。アク
チュエータ6は、特公平4─43822号に示すモータ
式のものであって、コントローラ2からの制御信号に基
づきスロットル弁7の弁開度を調節する。このスロット
ル弁7の弁開度の調節により車両の現実の走行速度が増
減され、設定車速に一致するようになる。
【0012】次に、上記構成においてその作動を説明す
る。車両の運転開始時にイグニッションスイッチが投入
されると、車載バッテリからの電源が図1に示す各部電
気系に供給され、ぞれぞれが作動状態になる。そして、
コントローラ2は、制御プログラムに従った演算処理を
実行する。まず、図2に示すステップ100でイニシャ
ライズ処理を行い、定速走行における設定車速の値を0
に設定するとともに、車速センサ1からの車速パルスに
基づく割り込み演算処理を許可する。従って、これ以
降、図示しない車速割り込み演算処理によって車速が求
められる。この車速センサ1および車速パルスに基づく
車速演算処理が特許請求の範囲でいう速度検出手段に相
当する。
る。車両の運転開始時にイグニッションスイッチが投入
されると、車載バッテリからの電源が図1に示す各部電
気系に供給され、ぞれぞれが作動状態になる。そして、
コントローラ2は、制御プログラムに従った演算処理を
実行する。まず、図2に示すステップ100でイニシャ
ライズ処理を行い、定速走行における設定車速の値を0
に設定するとともに、車速センサ1からの車速パルスに
基づく割り込み演算処理を許可する。従って、これ以
降、図示しない車速割り込み演算処理によって車速が求
められる。この車速センサ1および車速パルスに基づく
車速演算処理が特許請求の範囲でいう速度検出手段に相
当する。
【0013】次のステップ101において、定速走行制
御が行われているかどうかを判別する。この判別は図示
しないタイマ割り込みプログラムにより、周期的にチェ
ックされるスイッチ3〜5の操作状態によりセット、リ
セットされるフラグを用いて行われる。このステップ1
01にてセット・コーストスイッチ3が操作されていな
くそれに対するフラグがセットされていない場合は、ス
テップ102にて非制御状態処理を行う。具体的には、
アクチュエータ6によるスロットル弁7の作用を行わな
いようにする。
御が行われているかどうかを判別する。この判別は図示
しないタイマ割り込みプログラムにより、周期的にチェ
ックされるスイッチ3〜5の操作状態によりセット、リ
セットされるフラグを用いて行われる。このステップ1
01にてセット・コーストスイッチ3が操作されていな
くそれに対するフラグがセットされていない場合は、ス
テップ102にて非制御状態処理を行う。具体的には、
アクチュエータ6によるスロットル弁7の作用を行わな
いようにする。
【0014】また、ステップ101にてセット・コース
トスイッチ3の操作によるフラグがセットされている場
合には、ステップ103に進み、セット・コーストスイ
ッチ3が操作された時の車両の走行速度を設定車速V1
としてRAMに記憶する。以後、この記憶された設定車
速V1により定速走行制御が行われる。この後、ステッ
プ200に進み、定速走行制御のためのスロットルの調
整量(特許請求の範囲でいう制御量)を演算する。この
処理の詳細を図3に示す。
トスイッチ3の操作によるフラグがセットされている場
合には、ステップ103に進み、セット・コーストスイ
ッチ3が操作された時の車両の走行速度を設定車速V1
としてRAMに記憶する。以後、この記憶された設定車
速V1により定速走行制御が行われる。この後、ステッ
プ200に進み、定速走行制御のためのスロットルの調
整量(特許請求の範囲でいう制御量)を演算する。この
処理の詳細を図3に示す。
【0015】まず、ステップ201に進んで、設定車速
V1と上記車速演算処理にて求めた現実の走行速度V2
との差により速度偏差ΔVを演算する。次に、ステップ
202に進み、リジューム・アクセルスイッチ4の操作
によるフラグがセットされているか否かを判定する。リ
ジューム・アクセルスイッチ4の操作によるフラグがセ
ットされていない場合は、ステップ203に進む。この
ステップ203への到来が1回目の時には、ステップ2
04に進み、積分データSAnをAiに設定する。この
Aiはスロットルの初期開度(平坦路における設定車速
時のスロットル弁の開度量)である。この後、ステップ
205に進み、目標スロットル開度Aを積分データSA
nおよび偏差比例データK1×ΔVにより数1を用いて
求める。
V1と上記車速演算処理にて求めた現実の走行速度V2
との差により速度偏差ΔVを演算する。次に、ステップ
202に進み、リジューム・アクセルスイッチ4の操作
によるフラグがセットされているか否かを判定する。リ
ジューム・アクセルスイッチ4の操作によるフラグがセ
ットされていない場合は、ステップ203に進む。この
ステップ203への到来が1回目の時には、ステップ2
04に進み、積分データSAnをAiに設定する。この
Aiはスロットルの初期開度(平坦路における設定車速
時のスロットル弁の開度量)である。この後、ステップ
205に進み、目標スロットル開度Aを積分データSA
nおよび偏差比例データK1×ΔVにより数1を用いて
求める。
【0016】
【数1】A=SAn+K1×ΔV この後、図2のステップ104に進み、目標スロットル
開度Aに基づきスロットル弁7の開度を調整する制御信
号をアクチェエータ6に出力する。この調整出力ステッ
プ104およびアクチュエータ6によるスロットル弁7
の調整は、特公平4ー43822号公報に示すものと同
様である。
開度Aに基づきスロットル弁7の開度を調整する制御信
号をアクチェエータ6に出力する。この調整出力ステッ
プ104およびアクチュエータ6によるスロットル弁7
の調整は、特公平4ー43822号公報に示すものと同
様である。
【0017】次に、図3に示すステップ203に到来し
た時には、その判定がNOになり、ステップ206に進
んで、速度偏差ΔVの大きさ(絶対値)が所定の値V
u、例えば4km/h以上か否かが判定される。速度偏
差ΔVの大きさがVu以上である時、ステップ205に
進み、上記数1により目標スロットル開度Aを求め、こ
れによりスロットル弁7の開度を調整するようにする。
た時には、その判定がNOになり、ステップ206に進
んで、速度偏差ΔVの大きさ(絶対値)が所定の値V
u、例えば4km/h以上か否かが判定される。速度偏
差ΔVの大きさがVu以上である時、ステップ205に
進み、上記数1により目標スロットル開度Aを求め、こ
れによりスロットル弁7の開度を調整するようにする。
【0018】このような制御により、速度偏差ΔVがV
uより小さくなると、ステップ206に到来した時、そ
の判定がYESになり、ステップ207に進む。このス
テップ207においては、積分補正係数K2を求める。
これは、図4に示す設定車速と積分補正係数K2の特性
関係から求める。この特性関係は、設定車速が小さい低
速域においてはその積分補正係数K2が高速域に比べて
小さくなるように設定されたものである。この積分補正
係数K2は、図4に示す特性のマップから求めてもよい
し、所定の計算式に基づいて求めるようにしてもよい。
uより小さくなると、ステップ206に到来した時、そ
の判定がYESになり、ステップ207に進む。このス
テップ207においては、積分補正係数K2を求める。
これは、図4に示す設定車速と積分補正係数K2の特性
関係から求める。この特性関係は、設定車速が小さい低
速域においてはその積分補正係数K2が高速域に比べて
小さくなるように設定されたものである。この積分補正
係数K2は、図4に示す特性のマップから求めてもよい
し、所定の計算式に基づいて求めるようにしてもよい。
【0019】この積分補正係数K2および速度偏差ΔV
に基づき、ステップ208では、積分補正量ΔAを数2
により求める。
に基づき、ステップ208では、積分補正量ΔAを数2
により求める。
【0020】
【数2】ΔA=K2×ΔV この積分補正量により、ステップ209にて積分データ
SAnを数3により求める。
SAnを数3により求める。
【0021】
【数3】SAn=SA(n−1)+ΔA ここで、SA(n−1)は前回の積分データである。従
って、ステップ207から209への処理を繰り返し行
うことにより、積分データSAnは積分補正量ΔA分だ
け徐々に増大していく。すなわち積分補正量ΔAの積分
により積分データSAnが得られる。
って、ステップ207から209への処理を繰り返し行
うことにより、積分データSAnは積分補正量ΔA分だ
け徐々に増大していく。すなわち積分補正量ΔAの積分
により積分データSAnが得られる。
【0022】この積分データSAnを基に、数1により
目標スロットル開度Aが求められる。なお、上記のよう
に、積分補正係数を設定車速に応じ、低速域での値を小
さくするようにすることにより、低速域での定速走行に
おいて、スロットル開度の変動量を低く抑え、車速を意
図した補正量に応じて変化させることができる。従っ
て、従来技術の問題点として述べた車速のうねりを生じ
ないようにして、安定した定速走行制御を行うことがで
きる。
目標スロットル開度Aが求められる。なお、上記のよう
に、積分補正係数を設定車速に応じ、低速域での値を小
さくするようにすることにより、低速域での定速走行に
おいて、スロットル開度の変動量を低く抑え、車速を意
図した補正量に応じて変化させることができる。従っ
て、従来技術の問題点として述べた車速のうねりを生じ
ないようにして、安定した定速走行制御を行うことがで
きる。
【0023】また、リジューム・アクセルスイッチ4の
操作によるフラグがセットされた場合は、ステップ21
0に進み、車両を加速するための開度量AA を用いて、
数4により目標スロットル開度Aを求める。この処理は
特公平4ー43822号公報に示すものと同様である。
操作によるフラグがセットされた場合は、ステップ21
0に進み、車両を加速するための開度量AA を用いて、
数4により目標スロットル開度Aを求める。この処理は
特公平4ー43822号公報に示すものと同様である。
【0024】
【数4】A=Ai+AA なお、上記実施例においては、図4に示す特性に従っ
て、積分補正係数を求めるものを示したが、その特性は
図4に示すものに限らず、低速域での積分補正係数が高
速域に比べて小さくなるものであれば、他の特性であっ
てもよい。
て、積分補正係数を求めるものを示したが、その特性は
図4に示すものに限らず、低速域での積分補正係数が高
速域に比べて小さくなるものであれば、他の特性であっ
てもよい。
【0025】また、図4に示す特性は、設定車速でな
く、現実の走行速度V2に対して設定されたものであっ
てもよい。さらに、アクチュエータ6としてモータ式の
ものを示したが、それに限らず他の方式、例えばバキュ
ーム式のものを用いるようにしてもよい。さらに、定速
走行制御として、速度偏差に対する比例積分制御に限ら
ず、比例積分微分制御により行うようにしたものについ
ても本発明を適用することができる。
く、現実の走行速度V2に対して設定されたものであっ
てもよい。さらに、アクチュエータ6としてモータ式の
ものを示したが、それに限らず他の方式、例えばバキュ
ーム式のものを用いるようにしてもよい。さらに、定速
走行制御として、速度偏差に対する比例積分制御に限ら
ず、比例積分微分制御により行うようにしたものについ
ても本発明を適用することができる。
【0026】なお、図2、図3のフローチャートに示す
各ステップは、それぞれの機能を実現する機能実現手段
として構成されるものであり、上記したコンピュータ制
御に限らず、それぞれの機能をハードロジック構成にす
るようにしたものについても本発明を適用することがで
きる。
各ステップは、それぞれの機能を実現する機能実現手段
として構成されるものであり、上記したコンピュータ制
御に限らず、それぞれの機能をハードロジック構成にす
るようにしたものについても本発明を適用することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】コントローラ2による定速走行制御の処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】図2に示す調整量演算処理ステップ200の詳
細な演算処理を示すフローチャートである。
細な演算処理を示すフローチャートである。
【図4】設定車速と積分補正係数の関係を示す特性図で
ある。
ある。
1 車速センサ 2 コントローラ 6 アクチュエータ 7 スロットル弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥居 良成 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の現実の走行速度を検出する速度検
出手段と、設定車速を記憶する記憶手段と、前記検出し
た現実の走行速度と前記設定車速との偏差に応じた積分
補正量による積分データを含む制御量により速度調節要
素を制御する制御手段とを備えて、前記現実の走行速度
を前記設定車速に一致させるようにした車両用定速走行
制御装置において、 前記偏差に応じた積分補正量を、高速域に比べて低速域
にて小さくなるゲインにて演算する積分補正量演算手段
を備えたことを特徴とする車両用定速走行制御装置。 - 【請求項2】 車両の現実の走行速度を検出する速度検
出手段と、設定車速を記憶する記憶手段と、前記検出し
た現実の走行速度と前記設定車速との偏差に応じた積分
補正量による積分データを含む制御量により速度調節要
素を制御する制御手段とを備えて、前記現実の走行速度
を前記設定車速に一致させるようにした車両用定速走行
制御装置において、 前記設定車速に対し高速域に比べて低速域での積分補正
係数が小さくなる特性にて、前記記憶された設定車速に
対する積分補正係数を設定する設定手段と、 前記偏差に前記設定された積分補正係数を乗じて前記積
分補正量を求める補正量演算手段を備えたことを特徴と
する車両用定速走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21119694A JPH0872582A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 車両用定速走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21119694A JPH0872582A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 車両用定速走行制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872582A true JPH0872582A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16601971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21119694A Pending JPH0872582A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 車両用定速走行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112706783A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-04-27 | 重庆大学 | 一种基于状态流的自动驾驶汽车纵向速度控制方法 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP21119694A patent/JPH0872582A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112706783A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-04-27 | 重庆大学 | 一种基于状态流的自动驾驶汽车纵向速度控制方法 |
| CN112706783B (zh) * | 2021-01-12 | 2022-06-28 | 重庆大学 | 一种基于状态流的自动驾驶汽车纵向速度控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |