JPH087808Y2 - ブレーキ付モータの防音装置 - Google Patents

ブレーキ付モータの防音装置

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JPH087808Y2
JPH087808Y2 JP1993043041U JP4304193U JPH087808Y2 JP H087808 Y2 JPH087808 Y2 JP H087808Y2 JP 1993043041 U JP1993043041 U JP 1993043041U JP 4304193 U JP4304193 U JP 4304193U JP H087808 Y2 JPH087808 Y2 JP H087808Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
brake
motor
electromagnet
armature
housing
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993043041U
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English (en)
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JPH0716576U (ja
Inventor
敏樹 大嶋
Original Assignee
日精工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ブレーキ機構を内蔵
したブレーキ付モータにおいて、電磁石がブレーキアー
マチュアを吸着したときに発生する吸着音を低減するた
めの防音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ブレーキ付モータにおいては、
モータの起動時にモータ軸の制動を解除するために、電
磁石によりブレーキアーマチュアを吸着してブレーキシ
ューから解離するようになっている。このとき、電磁石
とブレーキアーマチュアとの衝接に伴って吸着音が発生
し、特に、起動、停止を繰り返すような運転条件下では
吸着音が頻発するため、何等かの防音対策が必要とな
る。そこで、従来は、モータハウジングに吸音材を貼着
したり、ハウジングを遮音構造に改変したりする等の防
音対策を講じていた。また、実開昭60−69559号
公報には、磁極対向 面に円環状の溝を設け、その溝内に
ゴムリング等の緩衝材を埋設し、衝突エネルギーの吸収
能力を高めて、ブレーキ作動体と磁極との衝突、接触を
防止することによって、ブレーキング時の衝突音の発生
の防止を図ったモータが開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の防音
対策によると、吸着音の発生源が放置されたままである
からさほどの防音効果が得られず、そのうえ、モータハ
ウジングの構成材料が高価になるという問題点があっ
た。一方、実開昭60−69559号公報に開示された
モータは、リング状の緩衝材がブレーキング時における
各部材間の衝突の衝撃をある程度吸収し、ブレーキ作動
体と磁極とが接触頻度を低下するため、一応の防音効果
を得ることができるものの、単純なリング状の緩衝材は
嵩密度が大きいため、それ自体が発音源となってしまう
し、金属製のブレーキ作動体および磁極がブレーキング
に伴う振動音を大きく反響させてしまうので、高い防音
効果を発揮することができなかった。
【0004】そこで、この考案の課題は、安価な構成で
高い防音効果が得られるブレーキ付モータの防音装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、モータハウジングに固定された電磁
石と、モータ軸と一体に回転するブレーキシューと、ブ
レーキシューと電磁石との間に介装されたブレーキアー
マチュアと、ブレーキアーマチュアをブレーキシュー側
へ付勢するスプリングとを備え、モータの起動時に電磁
石がブレーキアーマチュアを吸着してブレーキシューか
ら解離し、モータの停止時にはスプリングがブレーキア
ーマチュアをブレーキシューに圧接してモータ軸を制動
するように構成したブレーキ付モータにおいて、前記ブ
レーキアーマチュアを制振鋼板によって形成するととも
に、前記電磁石はその吸着面に少なくとも3個の収容孔
を備え、一つの収容孔を吸着面の二等分線上に形成し、
他の収容孔を前記二等分線の両側に振り分けて形成し、
各収容孔には筒状の防音ゴムをその一部が吸着面より露
出する状態で収容して構成される。
【0006】
【作用】上記構成によれば、電磁石の吸着面に防音ゴム
が設けられているので、ブレーキアーマチュアの吸着音
がその発生源において抑制される。また、防音ゴムは筒
状に成形されるとともに、その一部を露出した状態で収
容孔に収容されるため、防音ゴムの柔軟性が向上し、そ
れによってブレーキアーマチュアの衝撃が効果的に緩和
される。なお、防音ゴムは筒状であるため、衝撃を吸収
する能力が高く、その上、ブレーキングの際にそれ自体
が発音源になったりしない。しかも、防音ゴムが吸着面
の二等分線上とその両側とに振り分けて配設されるか
ら、少ない数の防音ゴムによりブレーキアーマチュアの
衝撃を均等に分散し、かつ、きわめて効率良く吸収し
て、高い防音効果が得られる。また、ブレーキアーマチ
ュア自体が制振鋼板によって形成されているため、ブレ
ーキングに伴う振動音が大きく反響することがないの
で、一層優れた防音効果が発揮される。
【0007】
【実施例】以下、この考案を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、モータハウジ
ング1は、ステータ及びロータ(図示略)が内装された
ボディ2と、ボディ2の端面を覆うカバー3とから構成
されている。カバー3の内側には、コイル4が埋設され
た電磁石5がステー6を介しネジ7により固定されると
ともに、通しボルト8を介してステータに結合されてい
る。
【0008】電磁石5の中心孔9には軸受10によりモ
ータ軸11が支持され、その軸端にはファン12が挿通
されて、キー13により回り止めされ、かつ、リング1
4によって抜け止めされている。ファン12の電磁石5
と対向する面には、環状のブレーキシュー16がモータ
軸11と一体に回転するように固着されている。ブレー
キシュー16と電磁石5との間には、制振鋼板からなる
円板状のブレーキアーマチュア17が介装され、その中
心孔18はファン12のスリーブ部19に相対回転可能
及び軸方向移動可能に外嵌されている。
【0009】図2に示すように、電磁石5のブレーキア
ーマチュア17と対向する面には、コイル4を挟んで内
側吸着面21と外側吸着面22とがそれぞれ環状に設け
られている。内側吸着面21には、ブレーキアーマチュ
ア17の孔23に挿通される3本のピン24が植設さ
れ、これらによってブレーキアーマチュア17の軸方向
移動を案内するようになっている。外側吸着面22には
3個の支持孔25が等角度をおいて穿設され、各支持孔
25にはブレーキアーマチュア17をブレーキシュー1
6側へ付勢するスプリング26が支持されている。
【0010】そして、モータの起動時には、電磁石5を
励磁し、その内側及び外側吸着面21,22にブレーキ
アーマチュア17を吸着し、それをブレーキシュー16
から解離して、モータ軸11の制動を解除するととも
に、モータの停止時には、電磁石5を消磁し、スプリン
グ26の付勢力でブレーキアーマチュア17をブレーキ
シュー16に圧接して、モータ軸11を制動するように
なっている。なお、図2において、27は通しボルト8
の頭部を格納するための切欠、28はコイル4に給電す
るためのリード線である。
【0011】本実施例のブレーキ付モータにおいては、
電磁石5が外側吸着面22に3個の収容孔30を備えて
いる。一つの収容孔30は外側吸着面22を二等分する
直線上に形成され、他の二つの収容孔30は二等分線の
両側に振り分けて形成されている。各収容孔30には、
図3に示すように、ニトリルゴム等からなる筒状の防音
ゴム31がその一部を外側吸着面22より露出した状態
で収容されている。なお、図2の図示例では、3個の収
容孔30が120゜の等角度をおいて形成されている
が、各収容孔30の間隔を変更したり、収容孔30並び
に防音ゴム31の個数を増やして実施することも可能で
ある。
【0012】上記のように構成された本実施例のブレー
キ付モータによれば、電磁石5の外側吸着面22に防音
ゴム31が設けられているので、ブレーキアーマチュア
17の吸着音をその発生源において効果的に抑制でき
る。従って、従来とは異なり、モータハウジング1に特
別の防音対策を講じる必要がなくなり、それを安価に製
作することができる。
【0013】また、防音ゴム31は筒状に成形されてい
るとともに、その一部を露出した状態で収容孔30に収
容されているため、防音ゴム31が優れた柔軟性を発揮
して、ブレーキアーマチュア17の衝撃を効果的に緩和
する。しかも、防音ゴム31が外側吸着面22の二等分
線上とその両側とに振り分けて配設されているから、3
個の防音ゴム31によりブレーキアーマチュア17の衝
撃を均等に分散吸収して、高い防音効果を発揮すること
ができる。
【0014】なお、この考案は上記実施例に限定される
ものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で各部の
形状並びに構成を適宜に変更して具体化することも可能
である。
【0015】
【考案の効果】以上に詳述したように、この考案によれ
ば、ブレーキアーマチュアを制振鋼板によって形成する
とともに、電磁石の吸着面に少なくとも3個の収容孔を
設け、一つの収容孔を吸着面の二等分線上に形成し、他
の収容孔を二等分線の両側に振り分けて形成し、各収容
孔に筒状の防音ゴムをその一部が吸着面より露出する状
態で収容したので、安価な構成で、きわめて高い防音効
果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブレーキ付モータの要
部断面図である。
【図2】図1のブレーキ付モータの防音装置を示す分解
斜視図である。
【図3】図2の防音装置の防音ゴムを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・モータハウジング、5・・電磁石、11・・モー
タ軸、12・・ファン、16・・ブレーキシュー、17
・・ブレーキアーマチュア、21・・内側吸着面、22
・・外側吸着面、26・・スプリング、30・・収容
孔、31・・防音ゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータハウジングに固定された電磁石
    と、モータ軸と一体に回転するブレーキシューと、ブレ
    ーキシューと電磁石との間に介装されたブレーキアーマ
    チュアと、ブレーキアーマチュアをブレーキシュー側へ
    付勢するスプリングとを備え、モータの起動時に電磁石
    がブレーキアーマチュアを吸着してブレーキシューから
    解離し、モータの停止時にはスプリングがブレーキアー
    マチュアをブレーキシューに圧接してモータ軸を制動す
    るように構成したブレーキ付モータにおいて、前記ブレ
    ーキアーマチュアを制振鋼板によって形成するととも
    に、前記電磁石はその吸着面に少なくとも3個の収容孔
    を備え、一つの収容孔を吸着面の二等分線上に形成し、
    他の収容孔を前記二等分線の両側に振り分けて形成し、
    各収容孔には筒状の防音ゴムをその一部が吸着面より露
    出する状態で収容したことを特徴とするブレーキ付モー
    タの防音装置。
JP1993043041U 1993-08-05 1993-08-05 ブレーキ付モータの防音装置 Expired - Lifetime JPH087808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993043041U JPH087808Y2 (ja) 1993-08-05 1993-08-05 ブレーキ付モータの防音装置

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JP1993043041U JPH087808Y2 (ja) 1993-08-05 1993-08-05 ブレーキ付モータの防音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0716576U JPH0716576U (ja) 1995-03-17
JPH087808Y2 true JPH087808Y2 (ja) 1996-03-04

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JP1993043041U Expired - Lifetime JPH087808Y2 (ja) 1993-08-05 1993-08-05 ブレーキ付モータの防音装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5663265U (ja) * 1979-10-19 1981-05-28
JPS6069559U (ja) * 1983-10-19 1985-05-17 株式会社安川電機 低騒音ブレ−キモ−タ

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JPH0716576U (ja) 1995-03-17

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