JPH087849B2 - 磁気ヘッド用非磁性基板 - Google Patents
磁気ヘッド用非磁性基板Info
- Publication number
- JPH087849B2 JPH087849B2 JP1214207A JP21420789A JPH087849B2 JP H087849 B2 JPH087849 B2 JP H087849B2 JP 1214207 A JP1214207 A JP 1214207A JP 21420789 A JP21420789 A JP 21420789A JP H087849 B2 JPH087849 B2 JP H087849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- substrate
- coefficient
- thermal expansion
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属性磁性膜を蒸着するための非磁性の磁
気ヘッド用非磁性基板に関するものである。
気ヘッド用非磁性基板に関するものである。
従来技術 従来この種の用途のものとしては、チタン酸バリウ
ム、チタン酸カルシウム、アルミナ等が使用されてい
た。しかしながら、その熱膨張率が磁性膜構造体と大き
く異なっていたため、蒸着した磁性膜構造体が剥離しや
すく、また熱膨張率の差により応力が発生しクラックが
発生することがあった。
ム、チタン酸カルシウム、アルミナ等が使用されてい
た。しかしながら、その熱膨張率が磁性膜構造体と大き
く異なっていたため、蒸着した磁性膜構造体が剥離しや
すく、また熱膨張率の差により応力が発生しクラックが
発生することがあった。
さらに、従来の材料は硬さが低く、特に高保磁力テー
プ(いわゆるメタルテープ)が使用された場合には、非
磁性基板が磁性膜構造体と硬度及び耐摩耗性が異なり、
磁気テープとの摺動により発生する摩擦のために偏摩耗
等を引き起こし、磁気特性に変化をきたすという問題が
あった。特に硬度が低い場合には、磁気ヘッドの寿命が
短くなること、あるいは非磁性基板の変形や割れ及び剥
離を引き起こすといった欠点が顕著であった。
プ(いわゆるメタルテープ)が使用された場合には、非
磁性基板が磁性膜構造体と硬度及び耐摩耗性が異なり、
磁気テープとの摺動により発生する摩擦のために偏摩耗
等を引き起こし、磁気特性に変化をきたすという問題が
あった。特に硬度が低い場合には、磁気ヘッドの寿命が
短くなること、あるいは非磁性基板の変形や割れ及び剥
離を引き起こすといった欠点が顕著であった。
本発明者等は、上記の欠点を解決すべく、CoO−NiO系
セラミックスについて従来より研究を進め、CoxNi2-xO2
(ただし0.2≦x≦1.8)なる組成の酸化物が有効である
として既に開示した。
セラミックスについて従来より研究を進め、CoxNi2-xO2
(ただし0.2≦x≦1.8)なる組成の酸化物が有効である
として既に開示した。
しかし、金属性磁性膜構造体の製造工程やその用途に
よっては、より高い熱膨張率を有する非磁性基板が必要
となってきた。
よっては、より高い熱膨張率を有する非磁性基板が必要
となってきた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の欠点を解決したもので、具体的には
150x10-7/℃以上の熱膨張率を有し、ピッカース硬度500
〜700の特性を持ち、さらに他のヘッド構成材料間で過
度の化学的侵食反応を起こさない材料を提供することが
目的である。
150x10-7/℃以上の熱膨張率を有し、ピッカース硬度500
〜700の特性を持ち、さらに他のヘッド構成材料間で過
度の化学的侵食反応を起こさない材料を提供することが
目的である。
発明の構成 即ち、本発明は、CoxNi2-xO2(ただし0<x<0.2)
で表わされ、岩塩型構造を有することを特徴とする磁気
ヘッド用非磁性基板に関する。
で表わされ、岩塩型構造を有することを特徴とする磁気
ヘッド用非磁性基板に関する。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明者等は、CoO−NiO系セラミックスについて従来
より研究を進めてきたが、上記の観点から検討を加え、
基本組成としてCoxNi2-xO2(ただし0<x<0.2)なる
組成の酸化物が有効であることを見い出した。
より研究を進めてきたが、上記の観点から検討を加え、
基本組成としてCoxNi2-xO2(ただし0<x<0.2)なる
組成の酸化物が有効であることを見い出した。
CoO−NiO系セラミックスにおいて、熱膨張率は次式に
よってほぼ決定される。
よってほぼ決定される。
α(CN)=α(C)M(C)+α(N)M(N) (ただし、αは熱膨張率、Mはモル分率を示し、( )
内のCはCoO、NはNiO、CNはCoO−NiO系であることを表
わす。)この式を適用すると、150x10-7/℃以上の熱膨
張率を得るには、本発明の組成比(0<x<0.2)が必
要となる。
内のCはCoO、NはNiO、CNはCoO−NiO系であることを表
わす。)この式を適用すると、150x10-7/℃以上の熱膨
張率を得るには、本発明の組成比(0<x<0.2)が必
要となる。
市販の各酸化物を原料として、所望組成になるよう秤
量し、ボールミルにより混合する。混合は例えばエタノ
ール中湿式ボールミルで10〜30時間行なう。
量し、ボールミルにより混合する。混合は例えばエタノ
ール中湿式ボールミルで10〜30時間行なう。
乾燥後、CIP成形し、例えばAr中850〜1100℃で仮焼
し、次いで粗砕機を用いて粉砕し、100〜200μmの篩で
篩分けを行なう。
し、次いで粗砕機を用いて粉砕し、100〜200μmの篩で
篩分けを行なう。
仮焼粉はさらに例えばエタノール中湿式ボールミルで
20〜72時間処理し、1μm以下に微粉砕する。
20〜72時間処理し、1μm以下に微粉砕する。
これを造粒後、CIP成形し、例えばN2中1230〜1400℃
で焼結し、その後、HIP処理を行なう。HIP処理条件は、
800〜1200kg/cm2、1200〜1350℃、1〜2時間が望まし
い。
で焼結し、その後、HIP処理を行なう。HIP処理条件は、
800〜1200kg/cm2、1200〜1350℃、1〜2時間が望まし
い。
このようにして得られた焼結体は、緻密で岩塩型構造
を有し、テープの摺動による摩擦やエッヂ部の欠けが少
なく従来の材料よりも優れていることが確認できた。
を有し、テープの摺動による摩擦やエッヂ部の欠けが少
なく従来の材料よりも優れていることが確認できた。
また、CoxNi2-xO2(ただし0.2≦x≦1.8)の場合と同
様、MnO、TiO2、Al2O3、CaO、Y2O3、TiN、B2O3、SiO2等
の添加材が有効である。
様、MnO、TiO2、Al2O3、CaO、Y2O3、TiN、B2O3、SiO2等
の添加材が有効である。
添加は、単独あるいは各々の組み合わせでも良好であ
り、所望の硬度、熱膨張率に対応した組み合わせを採用
するのが望ましい 実施例 組成式CoxNi2-xO2で表わされる酸化物のうち、表1の組
成のものをNiO、CoOより調整した。混合は、エタノール
中湿式ボールミルで22時間処理した。
り、所望の硬度、熱膨張率に対応した組み合わせを採用
するのが望ましい 実施例 組成式CoxNi2-xO2で表わされる酸化物のうち、表1の組
成のものをNiO、CoOより調整した。混合は、エタノール
中湿式ボールミルで22時間処理した。
乾燥後、CIP成形し、Ar中1000℃で仮焼後、150μm以
下に粉砕した。
下に粉砕した。
仮焼粉をさらにエタノール中湿式ボールミルで70時間
処理し、1μm以下に微粉砕した。
処理し、1μm以下に微粉砕した。
これを造粒後、CIP成形し、N2中1400℃で焼結した。
なお、HIP処理を行なわなくとも焼結体の密度は高い値
であった。
なお、HIP処理を行なわなくとも焼結体の密度は高い値
であった。
焼結体のX線回折より、岩塩型構造であることを確認
した。
した。
焼結体のピッカース硬度(Hv)、熱膨張率(α:×10
-7/℃)を表1に示す。表中には、比較例としてチタン
酸バリウム(チタバリ)の特性を併記した。
-7/℃)を表1に示す。表中には、比較例としてチタン
酸バリウム(チタバリ)の特性を併記した。
発明の効果 以上説明したように、(1)本組成の非磁性基板は、
熱膨張率、硬度とも磁性膜構造体とほぼ同等の特性を得
ることができる。
熱膨張率、硬度とも磁性膜構造体とほぼ同等の特性を得
ることができる。
このため、磁性膜構造体の剥離やクラックの発生を著
しく防止できる。
しく防止できる。
(2)さらに、硬度を高めることにより磁気ヘッドの短
寿命化や非磁性基板の変形、割れ等を抑えることがで
き、ヘッドの耐摩耗性、耐久性に特にすぐれている利点
がある。
寿命化や非磁性基板の変形、割れ等を抑えることがで
き、ヘッドの耐摩耗性、耐久性に特にすぐれている利点
がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−94408(JP,A) 特開 平2−94407(JP,A) 特開 平1−287811(JP,A) 特開 平2−168602(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】CoxNi2-xO2(ただし0<x<0.2)で表わ
され、岩塩型構造を有することを特徴とする磁気ヘッド
用非磁性基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1214207A JPH087849B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 磁気ヘッド用非磁性基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1214207A JPH087849B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 磁気ヘッド用非磁性基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0380412A JPH0380412A (ja) | 1991-04-05 |
| JPH087849B2 true JPH087849B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=16652007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1214207A Expired - Lifetime JPH087849B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 磁気ヘッド用非磁性基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087849B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP1214207A patent/JPH087849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0380412A (ja) | 1991-04-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0119869B1 (en) | Non-magnetic substrate material | |
| JPH087849B2 (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JP2708160B2 (ja) | フェライトの製造方法 | |
| JPH0782616B2 (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH0491402A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH05283230A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04273407A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04279012A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04269809A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04273406A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04279010A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04269810A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04273405A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH02168602A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04269812A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04279011A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH0487303A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04279009A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04251416A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JP2832956B2 (ja) | 誘電体磁器材料 | |
| JPH0325904A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH0294408A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04214603A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH04269811A (ja) | 磁気ヘッド用非磁性基板 | |
| JPH08703B2 (ja) | 磁気ヘッドスライダー材料 |