JPH0880717A - タイヤ用滑り止め具及び滑り止めセット - Google Patents
タイヤ用滑り止め具及び滑り止めセットInfo
- Publication number
- JPH0880717A JPH0880717A JP24184594A JP24184594A JPH0880717A JP H0880717 A JPH0880717 A JP H0880717A JP 24184594 A JP24184594 A JP 24184594A JP 24184594 A JP24184594 A JP 24184594A JP H0880717 A JPH0880717 A JP H0880717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- substrate
- slip
- spike pin
- slip preventing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 33
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 5
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 claims 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 4
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000012744 reinforcing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 氷雪路におけるタイヤのスリップを防止する
装置に関し、特に緊急時にタイヤの外周面に簡単に取り
付けることができる、小型で肉厚が薄く、従って走行安
定性にも優れた滑り止め具を提供することを目的として
いる。 【構成】 タイヤトレッドの幅より狭く全体として偏平
なゴム製基板2を有している。この基板はその裏面5を
平坦面に製造し、その頂面4に突条6を設けている。突
条6には、この滑り止め具を装着しようとするタイヤの
トレッドパターンの溝間隔より大きな鍔12を基端に有
するスパイクピン9が埋設されている。スパイクピンの
鍔12に複数個の透孔14を設け、スパイクピン9をゴ
ム製基板2にモールド成形により埋設する。更に、基板
2を菱形とする。上記滑り止め具1は、その長手方向を
タイヤの周方向にしてタイヤ周面に瞬間接着剤で接着し
て使用する。滑り止め具は、トレッドの幅方向の全領域
を覆い隠すことがない。
装置に関し、特に緊急時にタイヤの外周面に簡単に取り
付けることができる、小型で肉厚が薄く、従って走行安
定性にも優れた滑り止め具を提供することを目的として
いる。 【構成】 タイヤトレッドの幅より狭く全体として偏平
なゴム製基板2を有している。この基板はその裏面5を
平坦面に製造し、その頂面4に突条6を設けている。突
条6には、この滑り止め具を装着しようとするタイヤの
トレッドパターンの溝間隔より大きな鍔12を基端に有
するスパイクピン9が埋設されている。スパイクピンの
鍔12に複数個の透孔14を設け、スパイクピン9をゴ
ム製基板2にモールド成形により埋設する。更に、基板
2を菱形とする。上記滑り止め具1は、その長手方向を
タイヤの周方向にしてタイヤ周面に瞬間接着剤で接着し
て使用する。滑り止め具は、トレッドの幅方向の全領域
を覆い隠すことがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤの外周面に装着
して氷雪路におけるスリップを防止する装置に関し、特
に急斜面の氷雪路から脱出する際のような緊急時に一時
的に使用するのに好適な滑り止め具に関するものであ
る。
して氷雪路におけるスリップを防止する装置に関し、特
に急斜面の氷雪路から脱出する際のような緊急時に一時
的に使用するのに好適な滑り止め具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スパイクタイヤは、氷雪路における自動
車の安定走行を保持する機能に優れているが、粉塵公害
を発生するのでその使用が規制されており、これに代わ
るものとしてスタッドレスタイヤが提供されている。し
かしスタッドレスタイヤは、スパイクタイヤに比べて氷
雪路におけるグリップ力に欠け、山道等の深雪路や凍結
路ではスリップしやすく危険である。そこで従来は、ス
タッドレスタイヤの外周面に既存のチェーンや滑り止め
具をロープで締めつけてスリップによる危険を回避して
いた。
車の安定走行を保持する機能に優れているが、粉塵公害
を発生するのでその使用が規制されており、これに代わ
るものとしてスタッドレスタイヤが提供されている。し
かしスタッドレスタイヤは、スパイクタイヤに比べて氷
雪路におけるグリップ力に欠け、山道等の深雪路や凍結
路ではスリップしやすく危険である。そこで従来は、ス
タッドレスタイヤの外周面に既存のチェーンや滑り止め
具をロープで締めつけてスリップによる危険を回避して
いた。
【0003】この種の滑り止め具としては、実開平5−
89020号公報に開示されたものがある。この滑り止
め具は、図9、10に示されており、タイヤ22の幅方
向に伸びる2本のベルト23の中央部相互を略矩形の連
結部24で一体に連結して略H型に形成し、その内部に
補強用の芯材を内設するとともに、ベルト23の両端に
フック状の掛止金具25をそれぞれ取り付けて、滑り止
め本体26を製造する。そして連結部24の表面に所定
幅の溝28を設けることにより凸部27を配置形成し、
この凸部27にスパイクピン29を埋設するというもの
である。
89020号公報に開示されたものがある。この滑り止
め具は、図9、10に示されており、タイヤ22の幅方
向に伸びる2本のベルト23の中央部相互を略矩形の連
結部24で一体に連結して略H型に形成し、その内部に
補強用の芯材を内設するとともに、ベルト23の両端に
フック状の掛止金具25をそれぞれ取り付けて、滑り止
め本体26を製造する。そして連結部24の表面に所定
幅の溝28を設けることにより凸部27を配置形成し、
この凸部27にスパイクピン29を埋設するというもの
である。
【0004】上記従来構造では、ベルト23や連結部2
4を、スタッドレスタイヤ22の柔らかくて大きなブロ
ックパターン31に沈み込まないように、比較的幅広く
形成しており、凸部27をスタッドレスタイヤのブロッ
クパターン31より大きなものとして、凸部27の間の
溝28と協同してスタッドレスタイヤ22と同質なグリ
ップ力を実現している。
4を、スタッドレスタイヤ22の柔らかくて大きなブロ
ックパターン31に沈み込まないように、比較的幅広く
形成しており、凸部27をスタッドレスタイヤのブロッ
クパターン31より大きなものとして、凸部27の間の
溝28と協同してスタッドレスタイヤ22と同質なグリ
ップ力を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の滑り止め具は、
タイヤの外周面を四等分した位置にそれぞれ配置し、掛
止金具に挿通したロープを締めつけてタイヤに固定する
というものであり、従来のチェーンと同様に、取付作業
が面倒であるという欠点がある。また、従来の滑り止め
具は、タイヤ周面の一部をその幅方向全体に渡って被覆
するものであり、滑り止め具の被覆面にスタッドレスタ
イヤと同質のグリップ力を確保する必要があり、大型で
厚くなるという欠点があった。
タイヤの外周面を四等分した位置にそれぞれ配置し、掛
止金具に挿通したロープを締めつけてタイヤに固定する
というものであり、従来のチェーンと同様に、取付作業
が面倒であるという欠点がある。また、従来の滑り止め
具は、タイヤ周面の一部をその幅方向全体に渡って被覆
するものであり、滑り止め具の被覆面にスタッドレスタ
イヤと同質のグリップ力を確保する必要があり、大型で
厚くなるという欠点があった。
【0006】本発明は、タイヤの外周面に簡単に取り付
けることができる、小型で肉厚が薄く、従って走行安定
性にもより優れた滑り止め具を提供することを目的とし
ている。
けることができる、小型で肉厚が薄く、従って走行安定
性にもより優れた滑り止め具を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ用滑り止
め具は、タイヤトレッドの幅より狭く全体として偏平な
ゴム製基板2を有している。この基板はその裏面5を平
坦面に製造し、その頂面4に突条6を設けている。突条
6には、この滑り止め具を装着しようとするタイヤのト
レッドパターンの溝間隔より大きな鍔12を基端に有す
るスパイクピン9が埋設されている。
め具は、タイヤトレッドの幅より狭く全体として偏平な
ゴム製基板2を有している。この基板はその裏面5を平
坦面に製造し、その頂面4に突条6を設けている。突条
6には、この滑り止め具を装着しようとするタイヤのト
レッドパターンの溝間隔より大きな鍔12を基端に有す
るスパイクピン9が埋設されている。
【0008】スパイクピンの鍔12に複数個の透孔14
を設け、スパイクピン9をゴム製基板2にモールド成形
により埋設するときに、この透孔14に液化したゴムを
浸入させ、鍔12の表裏のゴム層をこの透孔14内のゴ
ム材により連結一体化させる構造が好ましい。
を設け、スパイクピン9をゴム製基板2にモールド成形
により埋設するときに、この透孔14に液化したゴムを
浸入させ、鍔12の表裏のゴム層をこの透孔14内のゴ
ム材により連結一体化させる構造が好ましい。
【0009】更に、基板2を菱形とすると共に基板の周
囲から基板の頂面4に至る上り斜面3を設け、突条6を
十字形にして菱形の頂面の対角線の方向に向けて配置
し、この突条6の十字の先端部にスパイクピン9を埋設
するのがよい。
囲から基板の頂面4に至る上り斜面3を設け、突条6を
十字形にして菱形の頂面の対角線の方向に向けて配置
し、この突条6の十字の先端部にスパイクピン9を埋設
するのがよい。
【0010】また、本発明の滑り止めセットは、前記滑
り止め具の複数個と液状の瞬間接着剤とを一組としたも
ので、更に好ましくは紙ヤスリや布ヤスリなどの研磨シ
ートを同梱したものである。
り止め具の複数個と液状の瞬間接着剤とを一組としたも
ので、更に好ましくは紙ヤスリや布ヤスリなどの研磨シ
ートを同梱したものである。
【0011】
【作用】以上のように構成した本発明の滑り止め具1
は、その長手方向をタイヤの周方向に向けて接着するも
のであり、接着したときにタイヤトレッドの幅方向の全
領域を覆い隠すことがなく、常にタイヤトレッドの一部
が露出しているので、スタッドレスタイヤの機能をある
程度保持することができ、滑り止め具に設けた突条6と
溝7とあいまってスタッドレスタイヤの機能を低下させ
ることがない。
は、その長手方向をタイヤの周方向に向けて接着するも
のであり、接着したときにタイヤトレッドの幅方向の全
領域を覆い隠すことがなく、常にタイヤトレッドの一部
が露出しているので、スタッドレスタイヤの機能をある
程度保持することができ、滑り止め具に設けた突条6と
溝7とあいまってスタッドレスタイヤの機能を低下させ
ることがない。
【0012】また、本発明の滑り止め具1は、スパイク
ピン9の鍔12がこれを装着しようとするスタッドレス
タイヤのトレッドパターンの溝間隔(通常は10mm程
度)より大きいので、その背面をタイヤのトレッドパタ
ーンの頂面で支持されるから、スパイクピン9がトレッ
ドパターンの溝に没入することがなく、確実に路面に食
いつかせることができる。従ってスパイクピンの背面側
に補強材等を設ける必要がなく、基体2を薄くできる。
ピン9の鍔12がこれを装着しようとするスタッドレス
タイヤのトレッドパターンの溝間隔(通常は10mm程
度)より大きいので、その背面をタイヤのトレッドパタ
ーンの頂面で支持されるから、スパイクピン9がトレッ
ドパターンの溝に没入することがなく、確実に路面に食
いつかせることができる。従ってスパイクピンの背面側
に補強材等を設ける必要がなく、基体2を薄くできる。
【0013】また、スパイクピン9の鍔12に透孔14
が設けられて鍔12の表裏のゴム層が連結されているの
で、スパイクピンが確実に基板2に固定され、その脱落
を防止することができる。
が設けられて鍔12の表裏のゴム層が連結されているの
で、スパイクピンが確実に基板2に固定され、その脱落
を防止することができる。
【0014】また、本発明の滑り止め具1は、基板の周
囲から頂面4に至る上り斜面3を設けたので、基板2の
周縁部に応力が集中することがなく、更に基板の周囲を
タイヤ表面の変形に追従させることができ、接着剤の剥
離を防止できるとともに、走行中の振動も小さくでき
る。
囲から頂面4に至る上り斜面3を設けたので、基板2の
周縁部に応力が集中することがなく、更に基板の周囲を
タイヤ表面の変形に追従させることができ、接着剤の剥
離を防止できるとともに、走行中の振動も小さくでき
る。
【0015】更に、基板の上面の突条6を菱形の対角線
の方向を向く十字形に形成し、かつスパイクピンをその
十字の先端部に配置したものは、全てのスパイクピンが
路面に食いつき、効率のよい滑り止め効果が発揮され
る。
の方向を向く十字形に形成し、かつスパイクピンをその
十字の先端部に配置したものは、全てのスパイクピンが
路面に食いつき、効率のよい滑り止め効果が発揮され
る。
【0016】この発明の滑り止め具は、液状瞬間接着剤
を用いて接着する。そこで、液状の瞬間接着剤を本発明
の滑り止め具の複数個と組にして準備すれば、緊急の際
に即時に滑り止め具を装着できると共に、接着剤が不適
当なために滑り止め具が剥離したり接着に時間が掛かっ
たりすることを防止できる。長く保管してあったタイヤ
はその表面に老化層が出来ていて接着した滑り止め具が
走行中に剥離する危険があるので、その場合には紙ヤス
リや布ヤスリなどの研磨シートでタイヤ表面を研磨して
から滑り止め具を接着するのがより確実である。
を用いて接着する。そこで、液状の瞬間接着剤を本発明
の滑り止め具の複数個と組にして準備すれば、緊急の際
に即時に滑り止め具を装着できると共に、接着剤が不適
当なために滑り止め具が剥離したり接着に時間が掛かっ
たりすることを防止できる。長く保管してあったタイヤ
はその表面に老化層が出来ていて接着した滑り止め具が
走行中に剥離する危険があるので、その場合には紙ヤス
リや布ヤスリなどの研磨シートでタイヤ表面を研磨して
から滑り止め具を接着するのがより確実である。
【0017】
【実施例】図1ないし図3は本発明の一実施例を示した
ものである。本発明のタイヤ用滑り止め具1は、全体と
して偏平な菱形のゴム製基板2を有しており、基板2の
裏面は平坦面となっている。基板2の周囲は上り斜面3
となって厚肉の頂面4へと連なっている。基板の頂面に
は突条6が形成されており、この突条6は、菱形の対角
線方向に延びる十字形の幅広の主突条6aとこの主突条
6aの中間位置から基板2の長手直角方向に延びる幅狭
の補助突条6bとからなっている。
ものである。本発明のタイヤ用滑り止め具1は、全体と
して偏平な菱形のゴム製基板2を有しており、基板2の
裏面は平坦面となっている。基板2の周囲は上り斜面3
となって厚肉の頂面4へと連なっている。基板の頂面に
は突条6が形成されており、この突条6は、菱形の対角
線方向に延びる十字形の幅広の主突条6aとこの主突条
6aの中間位置から基板2の長手直角方向に延びる幅狭
の補助突条6bとからなっている。
【0018】主突条6aと補助突条6bとの間には溝7
が形成される。主突条6aにはへ字形及び円形の凹所8
が設けられている。十字形の主突条6aの4つの先端部
には後述するスパイクピン9が埋設されており、ピン9
の周面に円周溝11が形成されている。スパイクピンの
先端は突条6から3mm程度突出している。図の滑り止
め具は実物大で示されており、基板2の長さは135m
m、幅は60mm、突条6部分の厚さ7mm、溝底部分
での厚さ4mmである。
が形成される。主突条6aにはへ字形及び円形の凹所8
が設けられている。十字形の主突条6aの4つの先端部
には後述するスパイクピン9が埋設されており、ピン9
の周面に円周溝11が形成されている。スパイクピンの
先端は突条6から3mm程度突出している。図の滑り止
め具は実物大で示されており、基板2の長さは135m
m、幅は60mm、突条6部分の厚さ7mm、溝底部分
での厚さ4mmである。
【0019】図4および図5は図1の滑り止め具に埋設
したスパイクピンを実物大で示したもので、スパイクピ
ン9は、厚さ1.5mmで直径15mmの鍔12の中心
に、底からの高さが9mm、基端直径5mmで先端直径
4mmの円柱体13を固着した金属製部材であり、鍔1
2を四等分した位置に直径2mmの透孔14が設けられ
ている。
したスパイクピンを実物大で示したもので、スパイクピ
ン9は、厚さ1.5mmで直径15mmの鍔12の中心
に、底からの高さが9mm、基端直径5mmで先端直径
4mmの円柱体13を固着した金属製部材であり、鍔1
2を四等分した位置に直径2mmの透孔14が設けられ
ている。
【0020】ピンの鍔12に設けた透孔14は、基板2
へのピン9の固定を確実にするためのものである。この
ような透孔14を設けないでピンの鍔12を基板2に焼
き込んでもよいが、その場合には鍔12に接着補強剤
(たとえば商品名ケミロック)を塗着しておくのが効果
的である。
へのピン9の固定を確実にするためのものである。この
ような透孔14を設けないでピンの鍔12を基板2に焼
き込んでもよいが、その場合には鍔12に接着補強剤
(たとえば商品名ケミロック)を塗着しておくのが効果
的である。
【0021】図6はスパイクピンの埋設方法を示したも
のである。下金型15に基板2の溝7及び凹所8と対応
する位置に突起16を設け、スパイクピン9と対応する
位置に短い筒形のピン支え17を設ける。スパイクピン
9を天地逆にしてピン支え17に嵌挿し、上方に厚さ3
〜4mmの生ゴムシート18を置き、上金型19を下げ
て6分程度加熱加硫する。成形後下金型15から剥離し
て本発明の滑り止め具1を得る。
のである。下金型15に基板2の溝7及び凹所8と対応
する位置に突起16を設け、スパイクピン9と対応する
位置に短い筒形のピン支え17を設ける。スパイクピン
9を天地逆にしてピン支え17に嵌挿し、上方に厚さ3
〜4mmの生ゴムシート18を置き、上金型19を下げ
て6分程度加熱加硫する。成形後下金型15から剥離し
て本発明の滑り止め具1を得る。
【0022】上記のように製作したスパイクピン9は、
その鍔12及び円柱体13の基部が基板2及び突条6内
にモールドされており、鍔の透孔14に浸入したゴムに
よって鍔12の表裏のゴム層が繋がり、脱落不能に固定
される。埋設されたスパイクピン9の周りに形成される
円周溝11は、下金型のピン支え17によって形成され
たものである。
その鍔12及び円柱体13の基部が基板2及び突条6内
にモールドされており、鍔の透孔14に浸入したゴムに
よって鍔12の表裏のゴム層が繋がり、脱落不能に固定
される。埋設されたスパイクピン9の周りに形成される
円周溝11は、下金型のピン支え17によって形成され
たものである。
【0023】図7及び図8は、スパイクピンの形状及び
その埋設構造を示した図である。図7のスパイクピン9
は長孔形の透孔14を有しており、四方に扇形の爪を配
置したピン支え17で保持してモールド成形したもので
ある。成形された滑り止め具のスパイクピンの周囲に
は、ピン支えに対応する扇形の空所21ができる。スパ
イクピン9の周囲に空所を設けることは、ピン9の周囲
に付着する雪の排出を容易にし、ピンのグリップ力を確
保するのに役立つ。
その埋設構造を示した図である。図7のスパイクピン9
は長孔形の透孔14を有しており、四方に扇形の爪を配
置したピン支え17で保持してモールド成形したもので
ある。成形された滑り止め具のスパイクピンの周囲に
は、ピン支えに対応する扇形の空所21ができる。スパ
イクピン9の周囲に空所を設けることは、ピン9の周囲
に付着する雪の排出を容易にし、ピンのグリップ力を確
保するのに役立つ。
【0024】図8のスパイクピンは正三角形の各辺上に
位置する透孔14を有しており、下金型のピン支え17
を短くしてスパイクピンを先端でのみ支えるようにした
ものであり、スパイクピン9の周囲には溝11が設けら
れていない。上記のように、スパイクピンの形状及び埋
設構造としては、各種のものが考えられるが、使用地域
の氷雪の性状などに合わせて好適な埋設構造を選択する
のがよい。
位置する透孔14を有しており、下金型のピン支え17
を短くしてスパイクピンを先端でのみ支えるようにした
ものであり、スパイクピン9の周囲には溝11が設けら
れていない。上記のように、スパイクピンの形状及び埋
設構造としては、各種のものが考えられるが、使用地域
の氷雪の性状などに合わせて好適な埋設構造を選択する
のがよい。
【0025】次に本発明の滑り止め具の使用方法を説明
する。例えば氷雪路の坂道でスタックしたとき、基板の
裏面5に液状の瞬間接着剤を塗布し、滑り止め具の長手
方向がタイヤの周方向となるようにしてタイヤの外周面
の四ないし五等分した位置に、滑り止め具を1枚ずつ接
着する。一般にスタッドレスタイヤのトレッドの幅は1
40から150mmであり、滑り止め具を接着してもト
レッドはその幅方向の一部が露出している。接着剤の硬
化を待って登坂を開始して氷雪路から脱出する。氷雪路
が続く場合は滑り止め具1をタイヤにそのまま接着して
走行し、氷雪路が終了したら、タイヤから滑り止め具1
を引き剥がし取る。
する。例えば氷雪路の坂道でスタックしたとき、基板の
裏面5に液状の瞬間接着剤を塗布し、滑り止め具の長手
方向がタイヤの周方向となるようにしてタイヤの外周面
の四ないし五等分した位置に、滑り止め具を1枚ずつ接
着する。一般にスタッドレスタイヤのトレッドの幅は1
40から150mmであり、滑り止め具を接着してもト
レッドはその幅方向の一部が露出している。接着剤の硬
化を待って登坂を開始して氷雪路から脱出する。氷雪路
が続く場合は滑り止め具1をタイヤにそのまま接着して
走行し、氷雪路が終了したら、タイヤから滑り止め具1
を引き剥がし取る。
【0026】タイヤは、特に夏期の保存期間中に表面に
老化層が出来ていることがある。或る程度走行した後の
タイヤであれば表面の老化層は剥離しているが、特に履
き始めのスタッドレスタイヤでは表面に老化層が残って
おり、これを除去しないで滑り止め具を貼着した場合、
走行中に滑り止め具が剥離する危険がある。この場合に
は、タイヤ表面の滑り止め具を貼着しようとする部分を
研磨シートで研磨してから滑り止め具を貼着する。タイ
ヤ表面を研磨することにより、表面の老化層が剥離し、
更にタイヤ表面を粗面にすることにより、滑り止め具の
接着がより強固になる。
老化層が出来ていることがある。或る程度走行した後の
タイヤであれば表面の老化層は剥離しているが、特に履
き始めのスタッドレスタイヤでは表面に老化層が残って
おり、これを除去しないで滑り止め具を貼着した場合、
走行中に滑り止め具が剥離する危険がある。この場合に
は、タイヤ表面の滑り止め具を貼着しようとする部分を
研磨シートで研磨してから滑り止め具を貼着する。タイ
ヤ表面を研磨することにより、表面の老化層が剥離し、
更にタイヤ表面を粗面にすることにより、滑り止め具の
接着がより強固になる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の滑り止め具は、タ
イヤの外周面に接着して使用するものであるから、緊急
の際に簡単に装着することができる。更に基板がタイヤ
の幅より狭いから、全幅に渡ってタイヤを覆い隠すこと
がなく、タイヤの機能を完全に阻害することがない。ス
パイクピンの鍔はスタッドレスタイヤのトレッドパター
ンの溝間隔より大きいので、背面がタイヤのブロックパ
ターンで支持され、スパイクピンがタイヤの溝内に埋没
することがなく、全てのスパイクピンが路面に確実に食
いつき、グリップ力を高める。また、基板を菱形にする
とともに周囲に上り斜面を設けたので、スパイクピンに
かかる応力が基板とタイヤトレッドとの接着部に集中す
るのを回避することができ、振動も小さく、走行安定性
を高めることができる。
イヤの外周面に接着して使用するものであるから、緊急
の際に簡単に装着することができる。更に基板がタイヤ
の幅より狭いから、全幅に渡ってタイヤを覆い隠すこと
がなく、タイヤの機能を完全に阻害することがない。ス
パイクピンの鍔はスタッドレスタイヤのトレッドパター
ンの溝間隔より大きいので、背面がタイヤのブロックパ
ターンで支持され、スパイクピンがタイヤの溝内に埋没
することがなく、全てのスパイクピンが路面に確実に食
いつき、グリップ力を高める。また、基板を菱形にする
とともに周囲に上り斜面を設けたので、スパイクピンに
かかる応力が基板とタイヤトレッドとの接着部に集中す
るのを回避することができ、振動も小さく、走行安定性
を高めることができる。
【図1】本発明の滑り止め具の一実施例の平面図
【図2】本発明の滑り止め具の側面図
【図3】本発明の滑り止め具の断面図
【図4】スパイクピンの側面図
【図5】スパイクピンの平面図
【図6】本発明の滑り止め具の製造方法の説明図
【図7】スパイクピンの他の構造を示す平面図及び埋設
構造の説明図
構造の説明図
【図8】スパイクピンの更に他の構造を示す平面図及び
埋設構造の説明図
埋設構造の説明図
【図9】従来の滑り止め具の平面図
【図10】従来の滑り止め具の装着状態を示す断面図
2 基板 3 上り斜面 4 頂面 5 裏面 6 突条 9 スパイクピン 12 鍔 14 透孔
Claims (4)
- 【請求項1】 タイヤトレッドの幅より狭く全体として
偏平なゴム製基板(2) を有しており、この基板の裏面
(5) は平坦面に形成され、この基板の頂面(4)は突条(6)
を有し、この突条(6) 部分にこの滑り止め具を装着し
ようとするタイヤのトレッドパターンの溝間隔より大き
な鍔(12)を基端に有するスパイクピン(9) が埋設されて
いることを特徴とする、タイヤ用滑り止め具。 - 【請求項2】 スパイクピンの鍔(12)は複数個の透孔(1
4)を備えており、スパイクピン(9) を基板(2) に埋設す
るときに透孔(14)にゴムが流入して固化し、鍔(12)の表
裏のゴム層が透孔(14)内のゴムにより連結されているこ
とを特徴とする、請求項1記載のタイヤ用滑り止め具 - 【請求項3】 基板(2) を菱形とすると共に基板の周囲
から基板の頂面(4)に至る上り斜面(3) を設け、この頂
面(4) の中心に十字形の突条(6) を菱形の対角線の方向
にして配置し、この突条(6) の十字の先端部分にスパイ
クピン(9) を埋設したことを特徴とする、請求項1又は
2記載のタイヤ用滑り止め具。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のタイヤ用滑り
止め具の複数個と液状の瞬間接着剤との組からなる、タ
イヤ用滑り止めセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24184594A JPH0880717A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | タイヤ用滑り止め具及び滑り止めセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24184594A JPH0880717A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | タイヤ用滑り止め具及び滑り止めセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880717A true JPH0880717A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=17080365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24184594A Pending JPH0880717A (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | タイヤ用滑り止め具及び滑り止めセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0880717A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006193100A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Okamoto Ind Inc | タイヤ用滑り止め装置 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP24184594A patent/JPH0880717A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006193100A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Okamoto Ind Inc | タイヤ用滑り止め装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0880717A (ja) | タイヤ用滑り止め具及び滑り止めセット | |
| JPH02267014A (ja) | 防滑構造体およびこれを用いた滑り止め具 | |
| WO1989000114A1 (fr) | Sculpture de bande de roulement de pneu et pneu a ceinture | |
| JPS61178207A (ja) | 車両用タイヤ滑り止め装置 | |
| JPH06312608A (ja) | タイヤチェーンおよび装着方法 | |
| JPH0535842Y2 (ja) | ||
| JPH074103U (ja) | タイヤ用滑り止めピン | |
| JP3003907U (ja) | 履物に締結する滑り止めバンド | |
| JPH0351601B2 (ja) | ||
| JP2000158917A (ja) | タイヤ用スパイク装置 | |
| JPH033048Y2 (ja) | ||
| JPS63301112A (ja) | タイヤ滑り止め | |
| JP2625133B2 (ja) | タイヤ滑り止め装置 | |
| JP3005436U (ja) | スパイク付タイヤバンド | |
| JPH0635692Y2 (ja) | タイヤ滑り止め具 | |
| JPH044165B2 (ja) | ||
| JPH0442170Y2 (ja) | ||
| JP3264875B2 (ja) | 靴の滑り止め具 | |
| JPS63301111A (ja) | 車輌タイヤにおける滑り止めシ−ト | |
| JP2546479Y2 (ja) | タイヤ滑り止め具用補助具 | |
| JPH06127219A (ja) | スノータイヤ及びタイヤの滑り止め具 | |
| JPH067930Y2 (ja) | タイヤ滑り止め具 | |
| JPH0589020U (ja) | タイヤ用滑べり止め具 | |
| JPH0635691Y2 (ja) | タイヤ用滑止具 | |
| JPH042084Y2 (ja) |