JPH0881176A - クレーン車の側方監視装置 - Google Patents

クレーン車の側方監視装置

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JPH0881176A
JPH0881176A JP22032394A JP22032394A JPH0881176A JP H0881176 A JPH0881176 A JP H0881176A JP 22032394 A JP22032394 A JP 22032394A JP 22032394 A JP22032394 A JP 22032394A JP H0881176 A JPH0881176 A JP H0881176A
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JP
Japan
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angle
monitoring
monitoring camera
control
side monitoring
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JP22032394A
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Yugo Ochi
雄悟 越智
Kei Miyoshi
圭 三好
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Tadano Ltd
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Tadano Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブーム先端部に設けられた側方監視カメラの
監視角を所定の監視角にワンタッチで制御可能とする。 【構成】 ブームと、該ブーム先端側部に設けられた側
方監視カメラと、該側方監視カメラからの映像を映す運
転席側モニターテレビと、上記側方監視カメラを水平方
向の正逆両方向に所定回転角範囲で回転駆動する側方監
視カメラ駆動手段とを備えてなるクレーン車において、
上記側方監視カメラ駆動手段の複数の回転駆動角データ
を記憶した回転駆動角データ記憶手段と、該回転駆動角
データ記憶手段に記憶された複数の回転駆動角データか
ら所定の回転駆動角データを選択する回転駆動角データ
選択手段と、該回転駆動角データ選択手段により選択さ
れた回転駆動角データに応じて上記側方監視カメラ駆動
手段を駆動制御する駆動制御手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、クレーン車の側方監
視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にクレーン車では、ブーム格納状態
において、そのフロント側に相当に大きなブームのオー
バーハングが生じる。そのために特に運転席と反対側
(我が国のような右ハンドル車の場合には左側)に走行運
転上の死角を生じる。したがって、そのままでは交差点
等に進入する際に危険である。
【0003】そこで、従来より例えば特公平2−348
80号公報に示されるように、運転席と反対側のブーム
先端側部に側方監視カメラを設けるとともに車両走行状
態では該側方監視カメラを水平方向に旋回可能となるよ
うにしたクレーン車の側方監視装置が提案されている。
【0004】このような側方監視装置によると、上記側
方監視カメラにより運転席と反対側の道路状況をも任意
の角度で視認することができるようになり、交差点進入
時等の安全性を大きく向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のク
レーン車の側方監視装置の場合、上記側方監視カメラの
監視方向を十字形交差点の場合を前提として定常的には
ブームと直交する方向(監視角90°)に固定して置き、
例えば図10に示すような交差角の小さい交差点に遭遇
したような時には、その都度モニターを見ながら水平旋
回モータを任意に駆動させて監視方向を適正に調整する
構成が採られており、ワンタッチでの調整が不可能であ
るから非常に不便である。また、短時間では正確な監視
方向の調整が難しい、などの問題がある。
【0006】一般にクレーン車での出動状態を考える
と、決まった格納庫から出て比較的通いなれた道路を通
って目的地に行き、また同様のルートで帰ってくるのが
通常であり、その間に存在する交差点の交差角も何種類
かのものに限られてくる。したがって、それら比較的良
く通る交差点の交差角に対応した適切な側方監視カメラ
の監視角が予じめ設定されていると便利である。
【0007】本願発明は、このような観点からなされた
もので、複数の異なる監視角データ(側方監視カメラの
回転駆動角データ)を所定の記憶手段に予じめ設定記憶
させて置き、該設定記憶された複数の監視角データを遭
遇する交差点の交差角に応じて所定の操作手段でワンタ
ッチに読み出して側方監視カメラの監視角を変更するこ
とにより、当該遭遇する交差点の交差角に対応して簡単
に監視角を可変制御できるようにしたクレーン車の側方
監視装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、該目的を達
成するために、次のような課題解決手段を備えて構成さ
れている。
【0009】すなわち、本願発明のクレーン車の側方監
視装置は、ブームと、該ブーム先端側部に設けられた側
方監視カメラと、該側方監視カメラからの映像を映す運
転席側モニターテレビと、上記側方監視カメラを水平方
向の正逆両方向に所定回転角範囲で回転駆動する側方監
視カメラ駆動手段とを備えてなるクレーン車において、
上記側方監視カメラ駆動手段の複数の回転駆動角データ
を記憶した回転駆動角データ記憶手段と、該回転駆動角
データ記憶手段に記憶された複数の回転駆動角データか
ら所定の回転駆動角データを選択する回転駆動角データ
選択手段と、該回転駆動角データ選択手段により選択さ
れた回転駆動角データに応じて上記側方監視カメラ駆動
手段を駆動制御する駆動制御手段とを設けて構成されて
いる。
【0010】
【作用】このような構成の結果、本願発明のクレーン車
の側方監視装置では、同構成に対応して次のような有効
な作用が実現される。
【0011】すなわち、本願発明のクレーン車の側方監
視装置の構成では、上述のように、ブームと、該ブーム
先端側部に設けられた側方監視カメラと、該側方監視カ
メラからの映像を映す運転席側モニターテレビと、上記
側方監視カメラを水平方向の正逆両方向に所定回転角範
囲で回転駆動する側方監視カメラ駆動手段とを備えてな
るクレーン車において、予じめ上記側方監視カメラ駆動
手段の複数の回転駆動角データを回転駆動角データ記憶
手段に記憶させておき、走行時には、回転駆動角データ
選択手段によって該回転駆動角データ記憶手段に記憶さ
れている上記複数の回転駆動角データから所定の回転駆
動角データを任意に選択し、駆動制御手段によって該選
択された回転駆動角データに応じて上記側方監視カメラ
駆動手段を自動的に駆動制御する。
【0012】したがって、本願発明のクレーン車の側方
監視装置によると、例えば上記側方監視カメラの回転駆
動角を十字形交差点の場合を基準として定常的にはブー
ムと直交する方向(回転駆動角90°)に固定して置き、
例えば図10に示すような90°よりも交差角の小さい
交差点(又は90°よりも交差角の大きな交差点)に遭遇
したような時には、その都度上記駆動制御手段を作動さ
せて当該交差点の交差角に応じた回転駆動角データを選
択し、例えば水平旋回モータ等の上記側方監視カメラ駆
動手段を駆動させて側方監視カメラの監視方向を適正に
調整することが可能となり、ワンタッチでの調整が可能
となるから非常に便利である。また、短時間で正確な監
視方向の調整ができるようになる。
【0013】また、例えば駆動角データをティーチング
等により変更可能にしたものにおいては、側方監視カメ
ラの監視角をより正確かつ任意に調節することが可能と
なる。
【0014】
【発明の効果】その結果、本願発明のクレーン車の側方
監視装置によると、例えば決まった格納庫から出て比較
的通いなれた道路を通って目的地に行き、また同様のル
ートで帰ってくるのが通常であり、その間に存在する交
差点の交差角も何種類かのものに限られてくるクレーン
車の一般的な出動状態にとって非常に好都合なものとな
る。
【0015】
【実施例】図1〜図9は、トップブーム先端側部に側方
監視カメラを設け、該側方監視カメラをブーム前方から
後方までの広い角度に亘って任意に監視角(回転駆動角)
を変更できるようにした本願発明の実施例に係るクレー
ン車の側方監視装置の構成および作用を示している。
【0016】本実施例では、クレーンとして例えば図1
に示すように、車両1のシャーシ部1a上に旋回台2を
設け、該旋回台2上にヒンジ部4を介してブーム3を起
伏動自在に設置した移動式クレーンが採用されている。
【0017】上記ブーム3は、例えば4段伸縮式の伸縮
式ブームよりなり、上記旋回台2上に支持されたベース
ブーム3aに対してセカンドブーム3b、サードブーム3
c、トップブーム3dの3本の伸縮ブームを順次伸縮可能
に嵌挿させて構成されている。上記トップブーム3dの
ブームヘッド部12の左側部には、後述する側方監視カ
メラ14が設けられている。
【0018】そして、ブーム3は上記ベースブーム3a
と旋回台2との間に設けられた起伏シリンダ6の伸縮制
御によって最小起伏角から最大起伏角の状態又は最大起
伏角から最小起伏角の状態まで任意に起伏作動せしめら
れるようになっている。
【0019】また、上記旋回台2のカウンタウエイト側
後端部にはウインチ7が設けられているとともに、ベー
スブーム3a先端側上面部にはワイヤーガイド用のシー
ブ8が、さらにトップブーム3dの先端側ブームヘッド
部12上下部分には図2に示すように上部側シーブ9と
下部側シーブ10が各々回転可能に設けられている。そ
して、上記ウインチ7のドラム部から繰り出されたワイ
ヤーが、必要に応じて上記シーブ8,9,10を介してブ
ームヘッド部12より下方に垂設され、その先端に玉掛
け用のフックが設けられるようになっている。
【0020】一方、上記側方監視カメラ14は、図2、
図3に示すように、上記ブームヘッド12の側面に箱形
の支持筺体13を固定し、同支持筺体13の内部に水平
旋回モータ等の側方監視カメラ駆動モータ(以下、単に
モータという)15を下方に向けて取付けるとともに該
モータ15の回転軸15a下端に駆動ギヤ16を設け、
該駆動ギヤ16を側方監視カメラ14の回転支持軸18
上端に設けた従動ギヤ17と噛み合わせることによって
上記側方監視カメラ14が図3に示すように水平方向に
0°(前方監視状態)から180°(後方監視状態)までの
所定回転駆動角範囲で回転駆動せしめられるようになっ
ている。そして、上記モータ15が右回転すると、当該
側方監視カメラ14は図3の矢印(イ)方向(0°〜18
0°方向)に回動し、他方左回転すると矢印(ロ)方向(1
80°〜0°方向)に回動する。そして、上記側方監視
カメラ14の回転支持軸18部分には、上記側方監視カ
メラ14の実際の回転駆動角(監視角:0°〜180°)
θを検出するポテンショメータが設置されている。
【0021】さらに、図1において符号11は当該移動
式クレーンの運転室を示しており、該運転室11は上記
旋回台2の進行方向右側(ブーム3の右側)に設けられて
いる。そして、該運転室11内にはクレーンおよび車両
の各種運転操作手段が設けられているとともに、また、
そのインパネ部には周知のものと同様のモニターテレビ
(図示省略)が設置されており、上記側方監視カメラ14
で撮像された任意の監視角方向の道路状態、交通状況が
該モニターテレビの画面上に映し出されるようになって
いる。該モニターテレビの電源は、車両の走行速度に応
じて自動的にON,OFFされるようになっており、例
えば車両の走行速度Vが15km/h以上では自動的に電
源がOFFにされるようになっている。
【0022】次に図4は、上記本実施例のクレーン車に
おける側方監視装置の側方監視カメラ制御回路部の構成
を示している。
【0023】該制御回路は、上記側方監視カメラ14
が、使用目的に応じて図3の0°〜180°までの所望
の監視角方向の撮像が可能となるように適切に上記モー
タ15の回転駆動方向と回転数を制御し、それによって
上記側方監視カメラ14の回転駆動角(監視角)を正確に
目標回転駆動角(目標監視角)に可変制御するように構成
されている。
【0024】すなわち、図中先ず符号26は例えばマイ
クロプロセッサよりなる側方監視カメラ制御ユニット
(CPU)であり、該側方監視カメラ制御ユニット26は
後述の図6〜図9に示すような本実施例の制御プログラ
ムの他に当該制御に必要な各種の制御データをメモリし
たリードオンリーメモリ(ROM)27と、ティーチング
時の側方監視カメラの回転駆動角データ(監視角データ)
を一時的にメモリするE2ROM28、側方監視カメラ
の回転駆動角(監視角)最終設定用の監視角データ設定レ
ジスタ29とを備えて構成されている。
【0025】そして、該側方監視カメラ制御ユニット2
6の入力端側には入力ポート25を介して、車速センサ
21およびA/D変換器22、ティーチングスイッチS
t、第1〜第4の操作スイッチSa〜Sd、ポテンショメ
ータ23およびA/D変換器、リセットスイッチSr等
のセンサおよび各種のスイッチ類が各々接続されてい
る。車速センサ21は、当該クレーン車の走行速度V(k
m/h)を検出して入力し、クレーン車の走行状態を判定
し、モニタ電源をON/OFF制御するのに使用され
る。ティーチングスイッチStは、後述する第1〜第4
の各操作スイッチSa〜SdのON操作に対応して可変す
べき側方監視カメラの回転駆動角(監視角)θ(θは図3
の0°〜180°)を任意にティーチング設定するのに
使用される。第1〜第4の各操作スイッチSa〜Sdは、
上記ティーチングスイッチStのON操作状態時におい
て、ON操作することにより後述するポテンショメータ
23の実際の検出回転駆動角θを当該ON操作された操
作スイッチ毎に設定するのに使用されるとともにティー
チング完了後は当該ティーチングされた側方監視カメラ
の回転駆動角(目標監視角)θへの制御指令スイッチとし
て、また非ティーチング状態では予じめメーカー側で固
定的に設定された側方監視カメラの回転駆動角(目標監
視角)への制御指令スイッチとして使用される。ポテン
ショメータ23は、上述の如く例えば上記側方監視カメ
ラ14の回転支軸部18位置に設けられていて、側方監
視カメラ14の実際の回転駆動角(監視角)θ(図3の0
°〜180°)を検出して入力する。リセットスイッチ
Srは、そのON操作により上記E2ROM28のX1
4番地の各書き込み角θを全てクリアしてリセット(X
1=0、X2=0、X3=0、X4=0)する。
【0026】他方、上記側方監視カメラ制御ユニット2
6の出力端子側には、出力ポート30を介して上述した
側方監視カメラ駆動モータ15の駆動制御回路が設けら
れている。
【0027】該モータ駆動制御回路は、上記モータ15
のロータ側界磁端子を、相互に反対になるように設けた
2組の電源側又はアース側端子に任意に逆方向に切替え
接続することによって回転方向を変える2組のリレー接
点S1,S2を備えた第1のリレースイッチRS1、該第1
のリレースイッチRS1の上記2組のリレー接点S1,S2
を切替え作動させる第1のリレーコイルRL1、該第1
のリレーコイルRL1を励磁する第1のトランジスタ
1、そのON期間中上記第1のリレースイッチRS1
2組の電源端子に共通に電源(+B)を供給する第2のリ
レースイッチRS2、該第2のリレースイッチRS2をO
N/OFF作動させる第2のリレーコイルRL2、該第
2のリレーコイルRL2を励磁する第2のトランジスタ
2、電源側切替接点t1を上記第1のリレースイッチR
1側2組の電源端子t2,t3に選択的に接続するマニュア
ル駆動スイッチSm等を備えて構成されている。
【0028】上記第1のリレースイッチRS1の2組の
リレー接点S1,S2の上記電源側又はアース側端子との
極性を決める接続状態は、上記第1のリレーコイルRL
1の励磁、非励磁、すなわち上記第1のトランジスタQ1
のON,OFF作動に応じて順次逆の状態に切替えられ
る。該第1のトランジスタQ1のON/OFF作動状態
は、上記側方監視カメラ制御ユニット26からのD/A
コンバータ32を介したアナログ制御出力信号によって
制御される。
【0029】上記第2のリレースイッチRS2の励磁作
動も同様であり、該第2のリレースイッチRS2のON,
OFF作動は上記側方監視カメラ制御ユニット26から
のD/Aコンバータ33を介したアナログ制御信号によ
って第2のトランジスタQ2をON/OFFすることに
よってON/OFF制御される。
【0030】次に、上記図4の側方監視カメラ制御装置
の制御動作について図5〜図9のフローチャートを参照
して具体的に説明する。
【0031】なお、本制御における最終的な制御対象は
上記側方監視カメラ14の監視角であり、該監視角は結
局上記モータ15による側方監視カメラ14の回転駆動
角によって決まるものであり、制御上は直接同側方監視
カメラ14の回転駆動角を制御することになるが、それ
ら両概念は実質的に等価なものであるので、以下の説明
では説明を簡単にするために単に監視角として表現する
ことにする。
【0032】先ず同制御装置の制御動作は、その機能面
から見て例えば図5のフローチャートに示すように、上
述の側方監視カメラ14の監視角θを所定の基準角位置
(格納位置=90°)に自動復帰させるオートリターン制
御(ステップS1)、設定可能な複数の監視角位置θa〜θ
dをユーザーの所望する監視角に対応して任意にティー
チングするティーチング制御(ステップS2)、該ティー
チング制御による場合又は該ティーチング制御を採用し
ない場合の各場合に応じて各々制御すべき複数の監視角
を上記監視角データ設定レジスタ29に設定する監視角
設定制御(ステップS3)、該監視角設定制御により設定
された所定の設定監視角となるように側方監視カメラ1
4を駆動制御する監視角制御(ステップS4)の4種の制
御動作から構成されている。
【0033】図6〜図7のフローチャートは、各々これ
ら図5のステップS1〜S4の各制御動作の詳細を示すも
のである。
【0034】<オートリターン制御>先ず図6のフロー
チャートは、上記オートリターン制御の内容を示してい
る。
【0035】先ずステップS1で、上記車速センサ21
の検出値Vを読み込む。次に、ステップS2に進み、上
記車速検出値Vを予じめ設定されている所定の設定車速
Vs(例えばVs=15km/h)と比較し、実際の車速Vが
車両の走行開始状態を示す当該設定車速Vs以上となっ
たか否かを判定する。
【0036】その結果、NOと判定されたモニターテレ
ビ電源のONが可能である車両走行開始前の状態の時
は、図7のフローのティーチング制御(後述)に進む一
方、YESと判定されたモニターテレビの電源がOFF
される車両の走行開始状態となつた時は、オートリター
ン制御の前提として先ずステップS3に進んで上述した
ポテンショメータ23の検出角θを読み込む。
【0037】その後、さらにステップS4に進んで、同
検出角θが図3の基準監視角90°であるか否か、すな
わち側方監視カメラ14が通常の十字形交差点に対応し
た側方監視角位置にあるか否かを判定する。その結果、
YESと判定されたθ=90°の時は、後述するステッ
プS5〜S11のオートリターン制御は必要でないから、
そのまま当該周期の制御を終えて次周期の制御にリター
ンする。
【0038】他方、NOと判定されたθ=90°でない
時、すなわち上記側方監視カメラ14の実際の監視角θ
が基準となる監視角90°の位置にない時は、さらにス
テップS5に進んで同実際の監視角θが上記基準監視角
90°よりも大きいか否か(小さいか)を判定する。
【0039】その結果、YESと判定された実際の監視
角θが90°よりも大きい時は、ステップS6に進ん
で、上述の第1のトランジスタQ1をONにして第1の
リレースイッチRS1の各リレー接点S1,S2をモータ右
回転方向の接続状態に切替えた後、ステップS8に進
む。ステップS8では上記第2のトランジスタQ2をON
にし、それによって第2のリレースイッチRS2をON
にしてモータ15を右回転方向に駆動する。そして、こ
のようにモータ31が右回転方向に駆動されると、上記
側方監視カメラ14が監視角θを90°方向に小さくす
るように回動される。
【0040】そこで、続くステップS9で再度上記ポテ
ンショメータ23の検出角θを読み込み、さらにステッ
プS10で当該検出角θがθ=90°となったか否かを判
定する。該判定の結果、θ=90°なってYESと判定
されると、次にステップS11に進んで上記第1のトラン
ジスタQ1、第2のトランジスタQ2を各々OFFにして
上記第1、第2のリレーコイルRL1,RL2の励磁およ
びモータ15の駆動を各々停止させて当該周期の制御を
終える。この結果、上記側方監視カメラ14がθ>90
°の状態からθ=90°の上記基準監視角位置に自動的
に復帰する(オートリターン)。
【0041】他方、上記ステップS5の実際の監視角θ
が上記基準監視角90°よりも大きいか否かの判定にお
いて、NOと判定された実際の監視角θが90°よりも
小さい時は、ステップS7に進んで、上述の第1のトラ
ンジスタQ1をOFFにして第1のリレースイッチRS1
の各リレー接点S1,S2をモータ左回転方向の接続状態
に切替えた後、ステップS8に進む。ステップS8では上
記第2のトランジスタQ2をONにし、第2のリレース
イッチRS2をONにしてモータ15を左回転方向に駆
動する。そして、このようにモータ15が左回転方向に
駆動されると、上記側方監視カメラ14が監視角θを9
0°方向に大きくするように回動される。
【0042】そこで、続くステップS9で再度上記ポテ
ンショメータ23の検出角θを読み込み、さらにステッ
プS10で当該検出角θがθ=90°となったか否かを判
定する。該判定の結果、θ=90°なってYESと判定
されると、次にステップS11に進んで上記第1のトラン
ジスタQ1、第2のトランジスタQ2を各々OFFにして
上記第1、第2のリレーコイルRL1,RL2の励磁およ
びモータ15の駆動を各々停止させて当該周期の制御を
終える。この結果、上記側方監視カメラ14がθ<90
°の状態からθ=90°の上記基準監視角位置に自動的
に復帰する(オートリターン)。
【0043】以上のようにしてθ>90°の状態又はθ
<90°の状態からのオートリターン制御が簡単に実現
される。
【0044】<ティーチング制御>次に図7のフローチ
ャートに示すティーチング制御の内容について説明す
る。
【0045】該ティーチング制御は、上記図6のフロー
チャートのステップS2において、車速センサ21によ
り検出された車速Vが走行開始状態を示す設定車速(1
5km/h)よりも低いNO判定がなされた時、すなわちモ
ニターテレビ電源のONが可能な車両の走行開始前の状
態においてなされる。
【0046】つまり、上記図6のフローチャートのステ
ップS2においてNOと判定されると、続いて図7のフ
ローチャートのステップS12に進んで上述した各スイッ
チSt,Sr,Sa〜Sdの操作状態(ON/OFF状態)を読
み込む。
【0047】そして、先ずステップS13で上記書き換え
可能なリードオンリーメモリE2ROM28のメモリデ
ータをリセットするためのリセツトスイッチSrがON
操作されたが否かを判定する。
【0048】その結果、YES(Sr・・・ON)と判定
されると、ステップS14に進んで上記E2ROM28の
それまでのメモリデータを全てクリアする。他方、NO
(Sr・・・OFF)と判定されると、ステップS15に進
んで、今度はティーチングスイッチStがON操作され
たか否かを判定する。
【0049】その結果、NO(St・・・OFF)と判定
されたティーチング不要と認められる時は後述する図8
のフローチャートのメーカーセツトの固定監視角データ
書き込み制御に進む。
【0050】他方、そうではなく、YES(St・・・O
N)と判定されたティーチングが必要と認められる時
は、先ず上述のマニュアル駆動スイッチSmを操作して
側方監視カメラ14を駆動し、モニターテレビ上の映像
が適切な状態となったことを前提として、ステップS16
に進んで上記ポテンショメータ23の検出角θを読み込
む。そうして、ステップS17,S19,S21,S23で順次第
1〜第4の各操作スイッチSa,Sb,Sc,SdのON状態
を確認し、ステップS17で、YESの第1の操作スイッ
チSaがONの時はステップS18で上記E2ROM28の
1番地に上記現在の検出角θを、ステップS19でYE
Sの第2の操作スイッチSbがONの時はステップS20
で上記E2ROM28のX2番地に上記現在の検出角θを
書き込む。ステップS21でYESの第3の操作スイッチ
ScがONの時はステップS22で上記E2ROM28のX
3番地に上記現在の検出角θを書き込む。ステップS23
でYESの第4の操作スイッチSdがONの時はステッ
プS24で上記E2ROM28のX4番地に上記現在の検出
角θを書き込む。
【0051】他方、少なくとも該制御周期では未だ上記
第1〜第4の操作スイッチSa〜Sdの何れもON操作さ
れなかった時(ステップS17,S19,S21,S23の全ての判
定でNOの時)は、さらに上記ステップS12にリターン
して次の周期で上記と同様の制御を実行する。
【0052】このようにして上記第1〜第4の各操作ス
イッチSa〜Sd毎の設定監視角が一先ずE2ROM28
にメモリされる。そして、該メモリが完了すると、次の
制御周期では通常リセットスイッチSr、ティーチング
スイッチStのON操作がなされることなく、ステップ
13,S15の判定が各々NOとなるので、続いて図8の
フローチャートのステップS25に進むことになる。
【0053】<監視角設定制御>図8のフローチャート
は、上記E2ROM28への書き込みデータに基いた監
視角設定制御の内容を示している。
【0054】すなわち、以上のようにしてステップS25
に進むと、先ず当該ステップS25で、上記E2ROM2
8のX1番地の書き込みデータ(書き込み角)が0(書き込
み角なし)であるか否かを判定する。
【0055】その結果、YESと判定されたユーザの希
望によるティーチングが行われていない時には、次にス
テップS26に進んで上述の監視角データ設定レジスタ2
9の設定監視角θaRを30°に設定して次のステップ
28に進む。他方、NOと判定されたティーチングが行
われている時は、ステップS27に進んで、上記監視角デ
ータ設定レジスタ29の設定監視角θaRを上記E2RO
M28のX1番地に書き込まれているティーチング角θ
1に設定して次のステップS28に進む。ステップS28
に進むと、該ステップS28で、上記E2ROM28のX2
番地の書き込みデータ(書き込み角)が0(書き込み角な
し)であるか否かを判定する。
【0056】その結果、YESと判定されたティーチン
グが行われていない時には、次にステップS29に進んで
上述の監視角データ設定レジスタ29の設定監視角θb
Rを60°に設定して次のステップS31に進む。他方、
NOと判定されたティーチングが行われている時は、ス
テップS30に進んで、上記監視角データ設定レジスタ2
9の設定監視角θbRを上記E2ROM28のX2番地に
書き込まれているティーチング角θX2に設定して次の
ステップS31に進む。ステップS31に進むと、該ステッ
プS31で、上記E2ROM28のX3番地の書き込みデー
タ(書き込み角)が0(書き込み角なし)であるか否かを判
定する。
【0057】その結果、YESと判定されたティーチン
グが行われていない時には、次にステップS32に進んで
上述の監視角データ設定レジスタ29の設定監視角θc
Rを120°に設定して次のステップS34に進む。他
方、NOと判定されたティーチングが行われている時
は、ステップS33に進んで、上記監視角データ設定レジ
スタ29の設定監視角θcRを上記E2ROM28のX3
番地に書き込まれているティーチング角θX3に設定し
て次のステップS34に進む。ステップS34に進むと、該
ステップS34で、上記E2ROM28のX4番地の書き込
みデータ(書き込み角)が0(書き込み角なし)であるか否
かを判定する。
【0058】その結果、YESと判定されたティーチン
グが行われていない時には、次にステップS35に進んで
上述の監視角データ設定レジスタ29の設定監視角θd
Rを150°に設定して次の図9のフローチャートのス
テップS37に進む。他方、NOと判定されたティーチン
グが行われている時は、ステップS36に進んで、上記監
視角データ設定レジスタ29の設定監視角θdRを上記
2ROM28のX4番地に書き込まれているティーチン
グ角θX4に設定して次の図9のフローチャートのステ
ップS37に進む。
【0059】このようにして監視角データ設定レジスタ
29へのティーチングによる監視角データの設定制御が
行われる。
【0060】<監視角制御>次に、図9のフローチャー
トは、上述のようにしてユーザーにより設定された監視
角データ又はメーカーサイドで予じめ設定した固定監視
角データの各々に対応して行われる側方監視カメラ14
の監視角制御の内容を示している。
【0061】すなわち、先ず最初に上記各操作スイッチ
Sa〜Sdの操作状態を読み込み、ステップS37で上記第
1の操作スイッチSaがON操作されたか否かを判定す
る。その結果、YESと判定されると、さらにステップ
38に進み、上記ポテンショメータ23の検出角θを読
み込んで同検出角θが上記第1の設定監視角θaRとな
っているか否かを判定する。そして、同検出角θが目標
とする第1の設定監視角θaRになっているYES判定
の時はステップS39に進んで上記モータ15の駆動を停
止して当該周期の制御を終了し、次の制御周期にリター
ンする。
【0062】他方、上記検出角θが目標とする第1の設
定監視角θaRになっていないとしてNOと判定された
時は、さらにステップS40に進んで、上記検出角θは目
標とする第1の設定監視角θaRよりも大の状態である
か否かを判定する。その結果、YESと判定された検出
角θが目標とする第1の設定監視角θaRよりも大の時
は、ステップS41で上記第1のトランジスタQ1をON
にして第1のリレースイッチRS1のリレー接点S1,S2
をモータ右回転方向側接続状態に切替えた後、ステップ
43で上記第2のトランジスタQ2をONにして上記モ
ータ15を右回転方向に駆動した上で再び上記ステップ
38にリターンする。そして、ステップS38で検出角θ
が目標とする第1の設定監視角θaRになったことが判
定されると、すでに述べた如くステップS39で上記モー
タ15を停止させて、当該周期の制御を終える。一方、
検出角θが目標とする第1の設定監視角θaRになるま
では上記モータ15の右回転方向の駆動を継続し、θ=
θaRとなった時点で初めてモータ15の駆動を停止さ
せる。
【0063】また、上記ステップS40の判定でNOと判
定された上記検出角θが目標とする第1の設定監視角θ
aRよりも小さい時は、ステップS42で上記第1のリレ
ースイッチRS1のリレー接点S1,S2をモータ左回転方
向の接続状態に切替えて、モータ15を左回転方向に駆
動しながら、上記と同様の制御を行ない、ステップS38
でθ=θaRと判定されると、ステップS39に進んでモ
ータ15を停止させて、当該周期の制御を終える。
【0064】一方、上記第1の操作スイッチSaがON
操作されていないとしてステップS37でNOと判定され
た時は、さらにステップS44に進んで第2の操作スイッ
チSbがON操作されたか否かを判定する。
【0065】その結果、YES(ON)と判定されると、
さらにステップS45に進み、上記ポテンショメータ23
の検出角θを読み込んで同検出角θが上記第2の設定監
視角θbRとなっているか否かを判定する。そして、検
出角θが目標とする第2の設定監視角θbRになってい
るYES判定の時はステップS46に進んでモータ15の
駆動を停止して当該周期の制御を終了し、次の制御周期
にリターンする。
【0066】他方、上記検出角θが目標とする第2の設
定監視角θbRになっていないとしてNOと判定された
時は、さらにステップS47に進んで、上記検出角θは目
標とする第2の設定監視角θbRよりも大の状態である
か否かを判定する。その結果、YESと判定された検出
角θが目標とする第2の設定監視角θbRよりも大の時
は、ステップS48で上記第1のトランジスタQ1をON
にして第1のリレースイッチRS1のリレー接点S1,S2
をモータ右回転方向側接続状態に切替えた後、ステップ
50で上記第2のトランジスタQ2をONにして上記モ
ータ15を右回転方向に駆動した上で上記ステップS45
にリターンする。そして、ステップS45で検出角θが目
標とする第2の設定監視角θbRになったことが判定さ
れると、すでに述べた如くステップS46で上記モータ1
5を停止させて、当該周期の制御を終える。一方、検出
角θが目標とする第2の設定監視角θbRになるまでは
上記モータ15の右回転方向の駆動を継続し、θ=θb
Rとなった時点で初めてモータ15の駆動を停止させ
る。
【0067】また、上記ステップS47の判定でNOと判
定された上記検出角θが目標とする第2の設定監視角θ
bRよりも小さい時は、ステップS49で上記第1のリレ
ースイッチRS1のリレー接点S1,S2をモータ左回転方
向の接続状態に切替えて、モータ15を左回転方向に駆
動しながら、上記と同様の制御を行ない、ステップS45
でθ=θbRと判定されると、初めてステップS46に進
んでモータ15を停止させて、当該周期の制御を終え
る。
【0068】一方、上記第1の操作スイッチSa、第2
の操作スイッチSbが共にON操作されていないとして
ステップS37,S44で各々NOと判定された時は、さら
にステップS51に進んで第3の操作スイッチScがON
操作されたか否かを判定する。
【0069】その結果、YESと判定されると、さらに
ステップS52に進み、上記ポテンショメータ23の検出
角θを読み込んで同検出角θが上記第3の設定監視角θ
cRとなっているか否かを判定する。そして、同検出角
θが目標とする第3の設定監視角θcRになっているY
ES判定の時はステップS53に進んでモータ15の駆動
を停止して当該周期の制御を終了し、次の制御周期にリ
ターンする。
【0070】他方、上記検出角θが目標とする第3の設
定監視角θcRになっていないとしてNOと判定された
時、さらにステップS54に進んで、上記検出角θは目標
とする第3の設定監視角θcRよりも大の状態であるか
否かを判定する。その結果、YESと判定された検出角
θが目標とする第3の設定監視角θcRよりも大の時
は、ステップS55で上記第1のトランジスタQ1をON
にして第1のリレースイッチRS1のリレー接点S1,S2
をモータ右回転方向側接続状態に切替えた後、ステップ
57で上記第2のトランジスタQ2をONにして上記モ
ータ15を右回転方向に駆動した上で上記ステップS52
にリターンする。そして、ステップS52で検出角θが目
標とする第3の設定監視角θcRになったことが判定さ
れると、すでに述べた如くステップS53で上記モータ1
5を停止させて、当該周期の制御を終える。一方、検出
角θが目標とする第3の設定監視角θcRになるまでは
上記モータ15の右回転方向の駆動を継続し、θ=θc
Rとなった時点で初めてモータ15の駆動を停止させ
る。
【0071】また、上記ステップS54の判定でNOと判
定された上記検出角θが目標とする第3の設定監視角θ
cRよりも小さい時は、ステップS56で上記第1のリレ
ースイッチRS1のリレー接点S1,S2をモータ左回転方
向の接続状態に切替えて、モータ15を左回転方向に駆
動しながら、上記と同様の制御を行ない、ステップS52
でθ=θcRと判定されると、初めてステップS53に進
んでモータ15を停止させて、当該周期の制御を終え
る。
【0072】一方、上記第1の操作スイッチSa、第2
の操作スイッチSb、第3の操作スイッチSc何れもがO
N操作されていないとしてステップS37,S44,S51で各
々NOと判定された時は、さらにステップS58に進んで
第4の操作スイッチSdがON操作されたか否かを判定
する。
【0073】その結果、YESと判定されると、さらに
ステップS59に進み、上記ポテンショメータ23の検出
角θを読み込んで同検出角θが上記第4の設定監視角θ
dRとなっているか否かを判定する。そして、検出角θ
が目標とする第4の設定監視角θdRになっているYE
S判定の時はステップS60に進んでモータ15の駆動を
停止して当該周期の制御を終了し、次の制御周期にリタ
ーンする。
【0074】他方、上記検出角θが目標とする第4の設
定監視角θdRになっていないとしてNOと判定された
時、さらにステップS61に進んで、上記検出角θは目標
とする第4の設定監視角θdRよりも大の状態であるか
否かを判定する。その結果、YESと判定された検出角
θが目標とする第4の設定監視角θdRよりも大の時
は、ステップS62で上記第1のトランジスタQ1をON
にして第1のリレースイッチRS1のリレー接点S1,S2
をモータ右回転方向側接続状態に切替えた後、ステップ
64で上記第2のトランジスタQ2をONにして上記モ
ータ15を右回転方向に駆動した上で上記ステップS59
にリターンする。ステップS59で検出角θが目標とする
第4の設定監視角θdRになったことが判定されると、
すでに述べた如くステップS60で上記モータ15を停止
させて、当該周期の制御を終える。一方、検出角θが目
標とする第4の設定監視角θdRになるまでは上記モー
タ15の右回転方向の駆動を継続し、θ=θdRとなっ
た時点で初めてモータ15の駆動を停止させる。
【0075】また、上記ステップS61の判定でNOと判
定された上記検出角θが目標とする第4の設定監視角θ
dRよりも小さい時は、ステップS63で上記第1のリレ
ースイッチRS1のリレー接点S1,S2をモータ左回転方
向の接続状態に切替えて、モータ15を左回転方向に駆
動しながら、上記と同様の制御を行ない、ステップS59
でθ=θdRと判定されると、初めてステップS60に進
んでモータ15を停止させて、当該周期の制御を終え
る。
【0076】以上の結果、上記側方監視カメラ14の設
定監視角θが、ON操作された第1〜第4の各操作スイ
ッチSa〜Sdに対応した制御設定監視角θaR〜θdR位
置に自動的に、しかも短時間で正確に移動制御されるこ
とになる。
【0077】したがって、上記本実施例のクレーン車の
側方監視装置によると、上記側方監視カメラ14の監視
角(回転駆動角)θを十字形交差点の場合を基準として定
常的にはブーム3と直交する方向(θ=90°)に固定し
て置き、例えば図10に示すような90°よりも交差角
の小さい交差点(又は90°よりも交差角の大きい交差
点)に遭遇したような時には、当該交差点の交差角に応
じ、その都度上記第1〜第4の操作スイッチSa〜Sdの
何れかをON操作して対応する設定監視角データを選択
し、側方監視カメラ駆動手段であるモータ15を駆動さ
せて監視方向を適正に調整することが可能となり、ワン
タッチでの調整が可能となるから非常に便利である。ま
た、短時間で正確な監視方向の調整ができるようにな
る。
【0078】その結果、例えば決まった格納庫から出て
比較的通いなれた道路を通って目的地に行き、また同様
のルートで帰ってくるのが通常であり、その間に存在す
る交差点の交差角も何種類かのものに限られてくるクレ
ーン車の一般的な出動状態にとって非常に好都合なもの
となる。
【0079】なお、上記の実施例における側方監視カメ
ラは、水平面内で監視角の調節が可能であるが、これを
更に水平軸を中心に鉛直面内でも回動可能なように取り
付け、クレーン作業時に鉛直下方の吊荷を監視するよう
に構成してもよい。その際には、例えばクレーン作業を
選択するためのPTOスイッチに連動して、PTOスイ
ッチがオンとなった時にカメラを水平軸を中心に鉛直下
方に回動させて吊荷を監視するようにし、PTOスイッ
チがオフとなった時には水平軸を中心にブーム側方に回
動させてクレーン側方を監視するよう構成すれば、自動
的に側方監視カメラと吊荷監視カメラの選択切換えが行
われるようになるので、好都合である。
【0080】また、以上の実施例において、例えば上記
側方監視カメラ14のレンズ部にオートフォーカス可能
な所定倍率の電動ズーム機構を設けることも勿論可能で
ある。
【0081】このように、ズーム機構を有する監視カメ
ラを備えたものにおいては、そのズーム値(遠方、標
準、近方)を回転駆動角データと共に記憶させるよう構
成しておき、選択手段による側方監視角の制御と同時に
監視カメラのズーム機構を駆動してズーム制御を行うよ
うにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例に係るクレーン車の
側方監視装置におけるクレーン車全体の構成を示す側面
図である。
【図2】図2は、同クレーン車のクレーンブーム先端部
における側方監視カメラの取付状態を一部を切欠いて示
す拡大正面図である。
【図3】図3は、同クレーン車のクレーンブーム先端部
における側方監視カメラの監視角可変状態を示す拡大平
面図である。
【図4】図4は、上記クレーン車の側方監視装置の監視
角制御回路部の構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、同クレーン車の側方監視装置の基本と
なる制御内容を示す概略的なフローチャートである。
【図6】図6は、同クレーン車の側方監視装置の側方監
視カメラのオートリターン制御の内容を示すフローチャ
ートである。
【図7】図7は、同クレーン車の側方監視装置の監視角
ティーチング制御の内容を示すフローチャートである。
【図8】図8は、同クレーン車の側方監視装置の監視角
設定制御の内容を示すフローチャートである。
【図9】図9は、同クレーン車の側方監視装置の監視角
制御の内容を示すフローチャートである。
【図10】図10は、従来例の問題点を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1は車両、2は旋回台、3はブーム、7はウインチ、1
2はブームヘッド、13は支持筺体、14は側方監視カ
メラ、15はモータ、21は車速センサ、23はポテン
ショメータ、26は側方監視カメラ制御ユニット、27
はROM、28はE2ROM、29は監視角データ設定
レジスタ、Stはティーチングスイッチ、Sa〜Sdは第
1〜第4の操作スイッチ、Srはリセツトスイッチ、Q1
は第1のトランジスタ、Q2は第2のトランジスタ、R
1は第1のリレーコイル、RL2は第2のリレーコイ
ル、RS1は第1のリレースイッチ、RS2は第2のリレ
ースイッチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームと、該ブーム先端側部に設けられ
    た側方監視カメラと、該側方監視カメラからの映像を映
    す運転席側モニターテレビと、上記側方監視カメラを水
    平方向の正逆両方向に所定回転角範囲で回転駆動する側
    方監視カメラ駆動手段とを備えてなるクレーン車におい
    て、上記側方監視カメラ駆動手段の複数の回転駆動角デ
    ータを記憶した回転駆動角データ記憶手段と、該回転駆
    動角データ記憶手段に記憶された複数の回転駆動角デー
    タから所定の回転駆動角データを選択する回転駆動角デ
    ータ選択手段と、該回転駆動角データ選択手段により選
    択された回転駆動角データに応じて上記側方監視カメラ
    駆動手段を駆動制御する駆動制御手段とを設けたことを
    特徴とするクレーン車の側方監視装置。
JP22032394A 1994-09-14 1994-09-14 クレーン車の側方監視装置 Pending JPH0881176A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22032394A JPH0881176A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 クレーン車の側方監視装置

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JP (1) JPH0881176A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006282337A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ヤードクレーン
US7788858B1 (en) * 2007-06-18 2010-09-07 Ammons Douglas D All terrain vehicle with telescoping camera
JP2020158300A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 揚重作業支援システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006282337A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ヤードクレーン
US7788858B1 (en) * 2007-06-18 2010-09-07 Ammons Douglas D All terrain vehicle with telescoping camera
JP2020158300A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 揚重作業支援システム

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Effective date: 20040323

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