JPH088850B2 - 吸着搬送機及び被成形物の加工方法 - Google Patents
吸着搬送機及び被成形物の加工方法Info
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- JPH088850B2 JPH088850B2 JP4008124A JP812492A JPH088850B2 JP H088850 B2 JPH088850 B2 JP H088850B2 JP 4008124 A JP4008124 A JP 4008124A JP 812492 A JP812492 A JP 812492A JP H088850 B2 JPH088850 B2 JP H088850B2
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Landscapes
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生イカ等の被成形物を
切断成形するためのイカ切断成形機における吸着搬送
機、及び該被成形物の切断加工方法に関し、さらに詳細
には鮪のたたきをイカで巻いた所謂「イカトロ」を製造
する際に、イカが円形状を呈する如くローリングされる
ように該イカの両端を斜めに切断するように構成したイ
カ切断成形機における吸着搬送機と、該イカの切断加工
方法に関する。
切断成形するためのイカ切断成形機における吸着搬送
機、及び該被成形物の切断加工方法に関し、さらに詳細
には鮪のたたきをイカで巻いた所謂「イカトロ」を製造
する際に、イカが円形状を呈する如くローリングされる
ように該イカの両端を斜めに切断するように構成したイ
カ切断成形機における吸着搬送機と、該イカの切断加工
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、飽食の時代と言われる中にあっ
て、イカや鮪等の新鮮な魚介類の需要が増大している傾
向にあり、特に鮪のたたきを生イカで巻いた前記イカト
ロの需要は顕著である。
て、イカや鮪等の新鮮な魚介類の需要が増大している傾
向にあり、特に鮪のたたきを生イカで巻いた前記イカト
ロの需要は顕著である。
【0003】該イカトロは、前記の如く中心部に配され
る鮪のたたきと、該鮪のたたきを包被する前記イカと、
該イカ及び鮪のたたきの中間に挟装される海苔と、によ
り成り、更に前記イカの両端はローリングした際に図1
0に示す如く重合する箇所がイカ厚によって段状を呈さ
ないようにするべく斜めに切断されている。
る鮪のたたきと、該鮪のたたきを包被する前記イカと、
該イカ及び鮪のたたきの中間に挟装される海苔と、によ
り成り、更に前記イカの両端はローリングした際に図1
0に示す如く重合する箇所がイカ厚によって段状を呈さ
ないようにするべく斜めに切断されている。
【0004】従来、前記イカの両端を斜めに切断するに
あっては、人為的な方法が成されていた。
あっては、人為的な方法が成されていた。
【0005】則ち、切開、及び皮剥されたイカの両端部
に、包丁等の刃物を傾斜状に入れることにより、該イカ
の両端を斜めに切断していた。
に、包丁等の刃物を傾斜状に入れることにより、該イカ
の両端を斜めに切断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の如くイカの両端を人為的な方法で切断するものにあ
っては多くの問題点があった。
来の如くイカの両端を人為的な方法で切断するものにあ
っては多くの問題点があった。
【0007】則ち、イカは軟体性の動物であり、特にイ
カトロにおいてはぬめりを有した軟質ゴム状を呈した生
イカを使用するため、取扱いが困難であり、延いては良
好な切断を行うことができないという問題点があった。
カトロにおいてはぬめりを有した軟質ゴム状を呈した生
イカを使用するため、取扱いが困難であり、延いては良
好な切断を行うことができないという問題点があった。
【0008】特に、該イカの両端は前記の如く斜めに切
断しなければならないため、該作業は一層困難なものと
なる。
断しなければならないため、該作業は一層困難なものと
なる。
【0009】また、該切断作業を人為的に行うと、上記
事情も相まって切断箇所が均一とならず、商品価値の低
下を招くこととなるばかりか、作業者の労力負担も計り
知れないという問題点があった。
事情も相まって切断箇所が均一とならず、商品価値の低
下を招くこととなるばかりか、作業者の労力負担も計り
知れないという問題点があった。
【0010】更には、人為的作業によっては、増大する
イカトロ需要に応えるべく、生産性を向上させることが
できないという問題点があった。
イカトロ需要に応えるべく、生産性を向上させることが
できないという問題点があった。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みて成されたもの
であり、イカの両端を斜めに切断するイカ切断成形機を
新規に開発し、品質及び生産性が飛躍的に向上するよう
にしたものである。
であり、イカの両端を斜めに切断するイカ切断成形機を
新規に開発し、品質及び生産性が飛躍的に向上するよう
にしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、被成形物が載
置されるとともに吸着孔が穿孔されたパレットと、該パ
レットが固定配置されるとともにトラックに沿って走行
するように構成された搬送車と、前記パレットの下方に
配置されるとともにパレットの吸着孔に挿通されるスラ
イド軸を有した上下動を行う可動板と、により構成した
ことを特徴とするイカ切断成形機における吸着搬送機を
提供することにより上記課題を達成するものである。
置されるとともに吸着孔が穿孔されたパレットと、該パ
レットが固定配置されるとともにトラックに沿って走行
するように構成された搬送車と、前記パレットの下方に
配置されるとともにパレットの吸着孔に挿通されるスラ
イド軸を有した上下動を行う可動板と、により構成した
ことを特徴とするイカ切断成形機における吸着搬送機を
提供することにより上記課題を達成するものである。
【0013】また、本発明は、前記吸着搬送機に於い
て、被成形物が載置される前記パレット上面の所要箇所
に被成形物を係止するための突起を突設したことを特徴
とする吸着搬送機を提供することにより、上記課題を達
成するものである。
て、被成形物が載置される前記パレット上面の所要箇所
に被成形物を係止するための突起を突設したことを特徴
とする吸着搬送機を提供することにより、上記課題を達
成するものである。
【0014】また、本発明は、前記吸着搬送機により搬
送される被成形物を、上方から降下する押圧板によって
押止しながら切断部を通過させることにより、該被成形
物の成形加工を施すようにしたことを特徴とする被成形
物の加工方法を提供することにより、上記課題を達成す
るものである。
送される被成形物を、上方から降下する押圧板によって
押止しながら切断部を通過させることにより、該被成形
物の成形加工を施すようにしたことを特徴とする被成形
物の加工方法を提供することにより、上記課題を達成す
るものである。
【0015】
【作用】本発明の請求項1に係わる吸着搬送機にあって
は、被成形物(イカ)がパレットに穿孔された吸着孔に
吸着されて搬送され、この吸着された状態にて切断され
るため、該切断時にイカが遊動してしまうことはなく、
延いては該イカの切断が成されるようになっている。
は、被成形物(イカ)がパレットに穿孔された吸着孔に
吸着されて搬送され、この吸着された状態にて切断され
るため、該切断時にイカが遊動してしまうことはなく、
延いては該イカの切断が成されるようになっている。
【0016】該吸着搬送機におけるパレットはイカを載
置することで、切断時における支持板として働き、また
搬送車はパレット上のイカを切断部まで搬送し、該イカ
を切断部で切断するように働き、更に可動板はパレット
にイカを吸着させるための負圧を発生させるように働
き、切断時のイカの遊動を防止している。
置することで、切断時における支持板として働き、また
搬送車はパレット上のイカを切断部まで搬送し、該イカ
を切断部で切断するように働き、更に可動板はパレット
にイカを吸着させるための負圧を発生させるように働
き、切断時のイカの遊動を防止している。
【0017】また、請求項2に係わる吸着搬送機は、特
に前記パレットに突起を突設することにより、該突起が
パレットに載置されたイカを係止するように働き、延い
ては切断時における一層のイカ遊動防止が図られてい
る。
に前記パレットに突起を突設することにより、該突起が
パレットに載置されたイカを係止するように働き、延い
ては切断時における一層のイカ遊動防止が図られてい
る。
【0018】更に、請求項3に係わる被成形物の加工方
法にあっては、前記吸着搬送機により搬送されてきたイ
カを更に押圧板によって上方から押止して、切断を行う
方法であり、これによってイカの切断加工が確実に成さ
れるようになり、延いてはイカの切断加工の自動化が達
成されている。
法にあっては、前記吸着搬送機により搬送されてきたイ
カを更に押圧板によって上方から押止して、切断を行う
方法であり、これによってイカの切断加工が確実に成さ
れるようになり、延いてはイカの切断加工の自動化が達
成されている。
【0019】特に、前記押圧板は、イカとの当接面が該
イカ形状に合った流線形状を呈しているとともに、摩擦
抵抗を増大させるべくローレット加工の如く網目加工が
施されているため、該イカの全面がパレットに均一的に
押圧され且つ滑りを生じないこととなり、延いてはイカ
の切断加工が確実に成されるようになっている。
イカ形状に合った流線形状を呈しているとともに、摩擦
抵抗を増大させるべくローレット加工の如く網目加工が
施されているため、該イカの全面がパレットに均一的に
押圧され且つ滑りを生じないこととなり、延いてはイカ
の切断加工が確実に成されるようになっている。
【0020】
【実施例】以下、本発明の吸着搬送機及び被成形物の加
工方法に関する実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
工方法に関する実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0021】図1は本発明に係わる吸着搬送機の可動板
と搬送車の係合状態を示す斜視図、図2は同実施例にお
ける吸着搬送機のパレットを示す斜視図、図3は同実施
例における吸着搬送機を示す一部破断側面図、図4は同
実施例における吸着搬送機を示す一部破断正面図、図5
は同実施例における吸着搬送機を示す平面図、図6はイ
カ切断成形機の切断部箇所を示す正面図、図7はイカ切
断成形機の切断部箇所を示す平面図、図8は押圧板によ
る被成形物の押止状態を示す断面図、図9はイカ切断成
形機により切断成形されたイカで製造されたイカトロを
示す斜視図である。
と搬送車の係合状態を示す斜視図、図2は同実施例にお
ける吸着搬送機のパレットを示す斜視図、図3は同実施
例における吸着搬送機を示す一部破断側面図、図4は同
実施例における吸着搬送機を示す一部破断正面図、図5
は同実施例における吸着搬送機を示す平面図、図6はイ
カ切断成形機の切断部箇所を示す正面図、図7はイカ切
断成形機の切断部箇所を示す平面図、図8は押圧板によ
る被成形物の押止状態を示す断面図、図9はイカ切断成
形機により切断成形されたイカで製造されたイカトロを
示す斜視図である。
【0022】本発明の請求項1に係わる吸着搬送機の特
徴とするところは、被成形物rが載置されるとともに吸
着孔11,11,・・・が穿孔されたパレット10と、
該パレット10が固定配置されるとともにトラック50
に沿って走行するように構成された搬送車30と、前記
パレット10の下方に配置されるとともにパレット10
の吸着孔11に挿通されるスライド軸21を有した上下
動を行う可動板20と、により構成したところにある。
徴とするところは、被成形物rが載置されるとともに吸
着孔11,11,・・・が穿孔されたパレット10と、
該パレット10が固定配置されるとともにトラック50
に沿って走行するように構成された搬送車30と、前記
パレット10の下方に配置されるとともにパレット10
の吸着孔11に挿通されるスライド軸21を有した上下
動を行う可動板20と、により構成したところにある。
【0023】また、請求項2に係わる吸着搬送機の特徴
とするところは、被成形物rが載置される前記パレット
10上面の所要箇所に被成形物rを係止するための突起
18を突設したところにある。
とするところは、被成形物rが載置される前記パレット
10上面の所要箇所に被成形物rを係止するための突起
18を突設したところにある。
【0024】更に、請求項3に係わる被成形物の加工方
法の特徴とするところは、前記吸着搬送機により搬送さ
れる被成形物rを、上方から降下する押圧板60によっ
て押止しながら切断部70を通過させることにより、該
被成形物rの成形加工を施すようにしたところにある。
法の特徴とするところは、前記吸着搬送機により搬送さ
れる被成形物rを、上方から降下する押圧板60によっ
て押止しながら切断部70を通過させることにより、該
被成形物rの成形加工を施すようにしたところにある。
【0025】なお、前記吸着搬送機は、楕円周状を呈す
るトラック50に沿って該吸着搬送機が走行し、切断部
70を通過することによりイカ等の被成形物rの切断加
工が連続的に成される構成のイカ切断成形機Aの構成要
素の一つである。
るトラック50に沿って該吸着搬送機が走行し、切断部
70を通過することによりイカ等の被成形物rの切断加
工が連続的に成される構成のイカ切断成形機Aの構成要
素の一つである。
【0026】搬送車30は、図1に示すように前記トラ
ック50を挟持する車輪38,38を有する一対の可動
片37,37と、双方の可動片37に橋絡された両端が
該可動片37の中央部に枢着されている連結片36と、
該連結片36の中央に固着された連結軸33に装着され
るとともに対向する箇所に貫通孔35,35が穿孔され
た固定円盤34と、該固定円盤34の上面に各々対向し
て立設されている固定軸31,31,・・・、及び案内
軸32,32と、該固定軸31及び案内軸32を挿通し
て前記固定円盤34にボルト止めされるトレー40と、
により構成されている。
ック50を挟持する車輪38,38を有する一対の可動
片37,37と、双方の可動片37に橋絡された両端が
該可動片37の中央部に枢着されている連結片36と、
該連結片36の中央に固着された連結軸33に装着され
るとともに対向する箇所に貫通孔35,35が穿孔され
た固定円盤34と、該固定円盤34の上面に各々対向し
て立設されている固定軸31,31,・・・、及び案内
軸32,32と、該固定軸31及び案内軸32を挿通し
て前記固定円盤34にボルト止めされるトレー40と、
により構成されている。
【0027】なお、前記トレー40には支持壁43が立
設されているとともに、該支持壁43にはパレット10
を着脱自在に係止するための係止具41が取付られてい
る。
設されているとともに、該支持壁43にはパレット10
を着脱自在に係止するための係止具41が取付られてい
る。
【0028】一方、前記可動板20は、略正方形状を呈
するとともに前記固定軸31及び案内軸32が挿通され
る挿通孔23a,23bを有する支持板23と、該支持
板23の底面に配設され、前記固定円盤34の貫通孔3
5,35に摺動自在に挿通される摺動脚25,25と、
前記支持板23の上面に立設されている複数のスライド
軸21,21,・・・と、により構成されている。
するとともに前記固定軸31及び案内軸32が挿通され
る挿通孔23a,23bを有する支持板23と、該支持
板23の底面に配設され、前記固定円盤34の貫通孔3
5,35に摺動自在に挿通される摺動脚25,25と、
前記支持板23の上面に立設されている複数のスライド
軸21,21,・・・と、により構成されている。
【0029】なお、前記スライド軸21の先端に形成さ
れた溝部にはOリング29が嵌合されているとともに、
角部に配された対向する2つのスライド軸21には圧縮
バネ27が遊挿されている。
れた溝部にはOリング29が嵌合されているとともに、
角部に配された対向する2つのスライド軸21には圧縮
バネ27が遊挿されている。
【0030】他方、パレット10は、図2に示すように
前記支持板23と略同形、同大の正方形状を呈している
とともに、その上面には被成形物rを係止するための先
端尖鋭なる突起18が突設され、更に前記スライド軸2
1が摺動自在に嵌入される吸着孔11と、前記案内軸3
2の先端部32a,32bが嵌入される確認用孔19,
19が穿孔されている。
前記支持板23と略同形、同大の正方形状を呈している
とともに、その上面には被成形物rを係止するための先
端尖鋭なる突起18が突設され、更に前記スライド軸2
1が摺動自在に嵌入される吸着孔11と、前記案内軸3
2の先端部32a,32bが嵌入される確認用孔19,
19が穿孔されている。
【0031】前記先端部32a,32bの開口径は相違
(確認用孔19,19も同様)しており、パレット10
の取付方向が誤装されないようになっている。
(確認用孔19,19も同様)しており、パレット10
の取付方向が誤装されないようになっている。
【0032】なお、吸着搬送機の進行方向Lの逆側側面
にはパレット10の上面に対して突出したストッパー1
5,15が取付られているとともに、搬送車30のトレ
ー40に設けられた前記係止具41が係着される係止片
17(進行方向Lの側面にも存する)が取付られてい
る。
にはパレット10の上面に対して突出したストッパー1
5,15が取付られているとともに、搬送車30のトレ
ー40に設けられた前記係止具41が係着される係止片
17(進行方向Lの側面にも存する)が取付られてい
る。
【0033】また、他の両側面にはパレット10に載置
された被成形物rの脱落を防止するべく保持片13,1
3が取付られている。
された被成形物rの脱落を防止するべく保持片13,1
3が取付られている。
【0034】上記の如く構成のパレット10、可動板2
0、及び搬送車30は、組に合わされることにより図3
乃至図5に示す状態を呈することとなる。
0、及び搬送車30は、組に合わされることにより図3
乃至図5に示す状態を呈することとなる。
【0035】次に、前記吸着搬送機の使用状況、及び該
吸着搬送機を用いて実際に被成形物rの切断加工を行う
方法について詳述する。
吸着搬送機を用いて実際に被成形物rの切断加工を行う
方法について詳述する。
【0036】イカ切断成形機Aにおいて、成形前の被成
形物rを供給する図示しない給送部と、成形後の被成形
物rが払い出される搬出部と、には上下動する図示しな
いエアシリンダが配設されており、給送部にて作業者が
被成形物rをパレット10上に載置すると摺動脚25,
25を上方に押圧していたプッシュロッド(前記エアシ
リンダによって上下動する)の押圧が解除され、その一
方で可動板20が前記圧縮バネ27に付勢されて下方移
動するようになる(パレット10上における被成形物r
の有無検出は光電管スイッチ等による)。
形物rを供給する図示しない給送部と、成形後の被成形
物rが払い出される搬出部と、には上下動する図示しな
いエアシリンダが配設されており、給送部にて作業者が
被成形物rをパレット10上に載置すると摺動脚25,
25を上方に押圧していたプッシュロッド(前記エアシ
リンダによって上下動する)の押圧が解除され、その一
方で可動板20が前記圧縮バネ27に付勢されて下方移
動するようになる(パレット10上における被成形物r
の有無検出は光電管スイッチ等による)。
【0037】従って、前記光電管スイッチが感知した
(被成形物rが載置された)一定時間経過後に可動板2
0が下方移動すると、スライド軸21がこれに伴って下
方移動し、延いては前記スライド軸21によって閉塞さ
れていた吸着孔11に負圧の室が形成され、被成形物r
を該吸着孔11に吸着することとなる(図8参照)。
(被成形物rが載置された)一定時間経過後に可動板2
0が下方移動すると、スライド軸21がこれに伴って下
方移動し、延いては前記スライド軸21によって閉塞さ
れていた吸着孔11に負圧の室が形成され、被成形物r
を該吸着孔11に吸着することとなる(図8参照)。
【0038】被成形物rがパレット10に吸着される
と、吸着搬送機はイカ切断成形機Aのトラック50に沿
って巡回、前進し、前後左右を各所で切断される。
と、吸着搬送機はイカ切断成形機Aのトラック50に沿
って巡回、前進し、前後左右を各所で切断される。
【0039】なお、吸着搬送機は複数配設されている
が、これらの巡回駆動は、所定箇所に位置する吸着搬送
機の連結軸33が前後動する図示しないエアシリンダの
駆動軸先端に設けられた掛止片によって掛止、牽引され
ることにより成される(牽引された吸着搬送機に他の吸
着搬送機が押せ押せ方式で追動し、全体として間欠した
巡回動を行う)。
が、これらの巡回駆動は、所定箇所に位置する吸着搬送
機の連結軸33が前後動する図示しないエアシリンダの
駆動軸先端に設けられた掛止片によって掛止、牽引され
ることにより成される(牽引された吸着搬送機に他の吸
着搬送機が押せ押せ方式で追動し、全体として間欠した
巡回動を行う)。
【0040】一方、上記の如く前後左右を切断されて長
方形状を呈した被成形物rは、更に図6乃至図7に示す
ように、吸着搬送機の移動、及び停止に合わせて前後動
するエアシリンダ63により前後動を行い且つ上下動す
る押圧板60によって押圧された状態で切断部70を通
過するようになっている。
方形状を呈した被成形物rは、更に図6乃至図7に示す
ように、吸着搬送機の移動、及び停止に合わせて前後動
するエアシリンダ63により前後動を行い且つ上下動す
る押圧板60によって押圧された状態で切断部70を通
過するようになっている。
【0041】従って、切断刃71を有する保持体73が
傾斜して取付られた前記切断部70の通過時に被成形物
rの両端が斜めに切断されることとなる。
傾斜して取付られた前記切断部70の通過時に被成形物
rの両端が斜めに切断されることとなる。
【0042】なお、前記切断時にあって被成形物rは、
吸着孔11に吸着されているとともに、突起18には係
止され、更にストッパー15,15により係止され、且
つ押圧板60によって押圧されているため、切断抵抗に
負けて遊動してしまうことはない。
吸着孔11に吸着されているとともに、突起18には係
止され、更にストッパー15,15により係止され、且
つ押圧板60によって押圧されているため、切断抵抗に
負けて遊動してしまうことはない。
【0043】特に、前記押圧板60における被成形物r
との当接面は、図8に示すように被成形物rの形状と同
様な流線形状を呈しているとともに、ローレットの如く
網目加工が施されているため、被成形物rの遊動防止効
果は絶大である。
との当接面は、図8に示すように被成形物rの形状と同
様な流線形状を呈しているとともに、ローレットの如く
網目加工が施されているため、被成形物rの遊動防止効
果は絶大である。
【0044】一方、両端を斜めに切断された被成形物r
は、複数の溝切りカッター80が配列された下方を通過
されることにより筋mを付けられ、その後前記搬出部に
て図示しないエアシリンダによって駆動するプッシュロ
ッドが再度摺動脚25,25を上方に押圧することによ
り被成形物rの吸着が解除され、しかる後、外部へと搬
送されることとまる。
は、複数の溝切りカッター80が配列された下方を通過
されることにより筋mを付けられ、その後前記搬出部に
て図示しないエアシリンダによって駆動するプッシュロ
ッドが再度摺動脚25,25を上方に押圧することによ
り被成形物rの吸着が解除され、しかる後、外部へと搬
送されることとまる。
【0045】なお、上記のようにして切断成形された被
成形物rは、図9に示す如くイカトロを製造するべくロ
ーリングした際に綺麗な円形状を呈することとなる。
成形物rは、図9に示す如くイカトロを製造するべくロ
ーリングした際に綺麗な円形状を呈することとなる。
【0046】他方、上記の如く構成された吸着搬送機、
及び該吸着搬送機を有するイカ切断成形機Aは、被成形
物rであるイカの切断成形に利用する以外にも各産業界
にて利用可能であることは言うまでもない。
及び該吸着搬送機を有するイカ切断成形機Aは、被成形
物rであるイカの切断成形に利用する以外にも各産業界
にて利用可能であることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明に係わる吸着搬送機及び被成形物
の加工方法は、以下に記載するような効果を有する。
の加工方法は、以下に記載するような効果を有する。
【0048】(1)本発明の請求項1に係わる吸着搬送
機にあっては、イカ等の被成形物がパレットに穿孔され
た吸着孔に吸着されて搬送され、この吸着された状態に
て切断されるため、該切断時に被成形物が遊動してしま
うことはなく、延いては該被成形物の切断が良好に成さ
れるという優れた効果を有する。
機にあっては、イカ等の被成形物がパレットに穿孔され
た吸着孔に吸着されて搬送され、この吸着された状態に
て切断されるため、該切断時に被成形物が遊動してしま
うことはなく、延いては該被成形物の切断が良好に成さ
れるという優れた効果を有する。
【0049】(2)また、請求項2に係わる吸着搬送機
は、特に前記パレットに突起を突設することにより、該
突起がパレットに載置された被成形物を係止するように
なるため、切断時における被成形物の遊動防止が一層向
上するようになるという優れた効果を有する。
は、特に前記パレットに突起を突設することにより、該
突起がパレットに載置された被成形物を係止するように
なるため、切断時における被成形物の遊動防止が一層向
上するようになるという優れた効果を有する。
【0050】(3)また、請求項3に係わる被成形物の
加工方法にあっては、前記吸着搬送機により搬送されて
きた被成形物を、更に上方から降下する押圧板によって
押止して切断を行うため、被成形物の切断加工が確実に
成されるようになり、延いては該被成形物の切断加工の
自動化が達成されたという優れた効果を有する。
加工方法にあっては、前記吸着搬送機により搬送されて
きた被成形物を、更に上方から降下する押圧板によって
押止して切断を行うため、被成形物の切断加工が確実に
成されるようになり、延いては該被成形物の切断加工の
自動化が達成されたという優れた効果を有する。
【0051】(4)特に、前記押圧板は被成形物との当
接面が該被成形物形状に合った流線形状を呈していると
ともに、摩擦抵抗を増大させるべくローレット加工の如
く網目加工が施されているため、該被成形物の全面がパ
レットに均一的に押圧され且つ滑りを生じないこととな
り、延いては被成形物の切断加工が確実に成されるとい
う優れた効果を有する。
接面が該被成形物形状に合った流線形状を呈していると
ともに、摩擦抵抗を増大させるべくローレット加工の如
く網目加工が施されているため、該被成形物の全面がパ
レットに均一的に押圧され且つ滑りを生じないこととな
り、延いては被成形物の切断加工が確実に成されるとい
う優れた効果を有する。
【図1】本発明に係わる吸着搬送機の可動板と搬送車の
係合状態を示す斜視図
係合状態を示す斜視図
【図2】同実施例における吸着搬送機のパレットを示す
斜視図
斜視図
【図3】同実施例における吸着搬送機を示す一部破断側
面図
面図
【図4】同実施例における吸着搬送機を示す一部破断正
面図
面図
【図5】同実施例における吸着搬送機を示す平面図
【図6】イカ切断成形機の切断部箇所を示す正面図
【図7】イカ切断成形機の切断部箇所を示す平面図
【図8】押圧板による被成形物の押止状態を示す断面図
【図9】イカ切断成形機により切断成形されたイカで製
造されたイカトロを示す斜視図
造されたイカトロを示す斜視図
【図10】両端の切断成形を施さないイカをローリング
した状態を示す正面図
した状態を示す正面図
r 被成形物 10 パレット 11 吸着孔 18 突起 20 可動板 21 スライド軸 30 搬送車 50 トラック 60 押圧板 70 切断部
Claims (3)
- 【請求項1】 被成形物が載置されるとともに吸着孔が
穿孔されたパレットと、該パレットが固定配置されると
ともにトラックに沿って走行するように構成された搬送
車と、前記パレットの下方に配置されるとともにパレッ
トの吸着孔に挿通されるスライド軸を有した上下動を行
う可動板と、により構成したことを特徴とする吸着搬送
機。 - 【請求項2】 被成形物が載置される前記パレット上面
の所要箇所に被成形物を係止するための突起を突設した
ことを特徴とする請求項1記載の吸着搬送機。 - 【請求項3】 請求項1、或いは2記載の吸着搬送機に
より搬送される被成形物を、上方から降下する押圧板に
よって押止しながら切断部を通過させることにより、該
被成形物の成形加工を施すようにしたことを特徴とする
被成形物の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008124A JPH088850B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 吸着搬送機及び被成形物の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008124A JPH088850B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 吸着搬送機及び被成形物の加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192112A JPH05192112A (ja) | 1993-08-03 |
| JPH088850B2 true JPH088850B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=11684548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4008124A Expired - Lifetime JPH088850B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 吸着搬送機及び被成形物の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088850B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7437318B2 (en) | 2001-03-30 | 2008-10-14 | Gemstar Ebook Group Limited | Systems and methods for electronic off-line catalog |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP4008124A patent/JPH088850B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7437318B2 (en) | 2001-03-30 | 2008-10-14 | Gemstar Ebook Group Limited | Systems and methods for electronic off-line catalog |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05192112A (ja) | 1993-08-03 |
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