JPH0888960A - 磁石式発電機の点火用発電コイル - Google Patents
磁石式発電機の点火用発電コイルInfo
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- JPH0888960A JPH0888960A JP24728694A JP24728694A JPH0888960A JP H0888960 A JPH0888960 A JP H0888960A JP 24728694 A JP24728694 A JP 24728694A JP 24728694 A JP24728694 A JP 24728694A JP H0888960 A JPH0888960 A JP H0888960A
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープの片面に塗布した接着剤が線材に付着
し,線材が巻枠に固着されることを防止する点火用発電
コイルの提供。 【構成】 巻枠10に線材81を巻きつけた点火用発電
コイル1である。巻枠10は,胴部11と鍔部12とを
有し,胴部11には線材の浮動防止用のテープ13が接
着されている。巻枠10の角部には鍔部12とテープ1
3の被覆面とに当接するシート部材21が配設され,シ
ート部材21は線材を巻回する傾斜面を有し,角部との
間には空隙部15が形成されている。シート部材21の
両端部を拡開して胴部11を内側に嵌入可能とすること
が好ましい。
し,線材が巻枠に固着されることを防止する点火用発電
コイルの提供。 【構成】 巻枠10に線材81を巻きつけた点火用発電
コイル1である。巻枠10は,胴部11と鍔部12とを
有し,胴部11には線材の浮動防止用のテープ13が接
着されている。巻枠10の角部には鍔部12とテープ1
3の被覆面とに当接するシート部材21が配設され,シ
ート部材21は線材を巻回する傾斜面を有し,角部との
間には空隙部15が形成されている。シート部材21の
両端部を拡開して胴部11を内側に嵌入可能とすること
が好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,2輪自動車の磁石式発
電機の点火用発電コイルに関する。
電機の点火用発電コイルに関する。
【0002】
【従来技術】2輪自動車のエンジンに装着される磁石式
発電機の点火用発電コイルは,合成樹脂により形成され
コアと一体に成形された巻枠に細線(0.2mmφ以
下)を巻きつけて製作される。そして,上記巻枠と巻線
との間には,両者の境界部の線材が浮動しないようにす
る固定用のテープが介設されており,このテープは片面
に接着剤を塗布して巻枠の胴部に接着される。また,線
材は一般に自己融着銅線が用いられており,線材の絶縁
層の表面に形成された融着層が,自己加熱により溶融
し,銅線どうしを融着し固定する。
発電機の点火用発電コイルは,合成樹脂により形成され
コアと一体に成形された巻枠に細線(0.2mmφ以
下)を巻きつけて製作される。そして,上記巻枠と巻線
との間には,両者の境界部の線材が浮動しないようにす
る固定用のテープが介設されており,このテープは片面
に接着剤を塗布して巻枠の胴部に接着される。また,線
材は一般に自己融着銅線が用いられており,線材の絶縁
層の表面に形成された融着層が,自己加熱により溶融
し,銅線どうしを融着し固定する。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来の点火用
発電コイルは,時に断線などの不具合が発生する。発明
者は,上記断線の原因を追求し,その大きな要因の1つ
は上記線材の浮動防止用のテープから接着剤が押し出さ
れ,巻線が巻枠の鍔部に固着し,これによって断線等の
不具合が生ずることを究明した。
発電コイルは,時に断線などの不具合が発生する。発明
者は,上記断線の原因を追求し,その大きな要因の1つ
は上記線材の浮動防止用のテープから接着剤が押し出さ
れ,巻線が巻枠の鍔部に固着し,これによって断線等の
不具合が生ずることを究明した。
【0004】即ち,テープの上に巻線を巻きつけると,
その押圧力によりテープ裏面の接着剤が巻枠の両端側に
押し出され,押し出された接着剤は巻枠両端の鍔部(巻
枠の胴部に垂直な壁面を形成するもの)に付着し,線材
を鍔部に固着して不具合を発生させる。
その押圧力によりテープ裏面の接着剤が巻枠の両端側に
押し出され,押し出された接着剤は巻枠両端の鍔部(巻
枠の胴部に垂直な壁面を形成するもの)に付着し,線材
を鍔部に固着して不具合を発生させる。
【0005】鍔部に線材が固着すると固着された線材に
過度に応力が集中し,断線するなどの不具合が発生す
る。即ち,巻枠(鍔部)と線材との間の熱膨張係数の差
による熱応力や,エンジンの振動などによる機械的な振
動によって固着された線材に応力が集中し,これによっ
て断線などの損傷が発生する。本発明は,かかる従来の
問題点に鑑みて,線材の浮動防止用のテープの接着剤が
線材に付着することを防止し,巻線の断線などの不具合
を防止することのできる点火用発電コイルを提供しよう
とするものである。
過度に応力が集中し,断線するなどの不具合が発生す
る。即ち,巻枠(鍔部)と線材との間の熱膨張係数の差
による熱応力や,エンジンの振動などによる機械的な振
動によって固着された線材に応力が集中し,これによっ
て断線などの損傷が発生する。本発明は,かかる従来の
問題点に鑑みて,線材の浮動防止用のテープの接着剤が
線材に付着することを防止し,巻線の断線などの不具合
を防止することのできる点火用発電コイルを提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,巻枠に線材を巻きつけて
なる2輪自動車の磁石式発電機の点火用発電コイルであ
って,上記巻枠は,線材を巻きつける胴部と,該胴部の
両端部において該胴部に垂直な壁面を形成する鍔部とを
有しており,上記胴部の外周面は,接着剤を用いて接着
された線材の浮動防止用のテープによって被われてお
り,また上記胴部と鍔部とが直交する巻枠両端の角部に
は,上記鍔部の壁面と上記胴部のテープ被覆面との両面
に当接して上記胴部のまわりを一周又はほぼ一周するシ
ート部材が配設されており,該シート部材は,上記壁面
側からテープ被覆面側に向かう傾斜面を有する外周面を
有し,該シート部材の内周面と上記角部との間には,該
角部を一周する空隙部が形成されており,上記線材は,
上記巻枠の両端近傍においては上記シート部材の外周面
に沿って巻き重ねられていることを特徴とする磁石式発
電機の点火用発電コイルにある。
なる2輪自動車の磁石式発電機の点火用発電コイルであ
って,上記巻枠は,線材を巻きつける胴部と,該胴部の
両端部において該胴部に垂直な壁面を形成する鍔部とを
有しており,上記胴部の外周面は,接着剤を用いて接着
された線材の浮動防止用のテープによって被われてお
り,また上記胴部と鍔部とが直交する巻枠両端の角部に
は,上記鍔部の壁面と上記胴部のテープ被覆面との両面
に当接して上記胴部のまわりを一周又はほぼ一周するシ
ート部材が配設されており,該シート部材は,上記壁面
側からテープ被覆面側に向かう傾斜面を有する外周面を
有し,該シート部材の内周面と上記角部との間には,該
角部を一周する空隙部が形成されており,上記線材は,
上記巻枠の両端近傍においては上記シート部材の外周面
に沿って巻き重ねられていることを特徴とする磁石式発
電機の点火用発電コイルにある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,巻
枠両端の角度に,鍔部の壁面と胴部のテープ被覆面とに
当接し胴部のまわりをめぐるシート部材が配設されてい
ることである。そして,該シート部材は,上記壁面側か
らテープ被覆面側に向かう傾斜面を有する外周面を有
し,シート部材の内周面と角度との間には空隙部が設け
られている。
枠両端の角度に,鍔部の壁面と胴部のテープ被覆面とに
当接し胴部のまわりをめぐるシート部材が配設されてい
ることである。そして,該シート部材は,上記壁面側か
らテープ被覆面側に向かう傾斜面を有する外周面を有
し,シート部材の内周面と角度との間には空隙部が設け
られている。
【0008】また,巻枠の両端近傍では,線材は上記外
周面に沿って巻き重ねられる。上記シート部材は,閉じ
たリング状に胴部を一周してもよく,また開いたリング
状に両端に間隙を設けてもよい。また,シート部材の外
周面とは,線材を巻きつける外表面を言う。
周面に沿って巻き重ねられる。上記シート部材は,閉じ
たリング状に胴部を一周してもよく,また開いたリング
状に両端に間隙を設けてもよい。また,シート部材の外
周面とは,線材を巻きつける外表面を言う。
【0009】なお,上記シート部材は,完全に閉じたリ
ング状の部材とせず,両端部を設けて,この両端部の間
隙を拡開することのできるように構成することが好まし
い。即ち,シート部材は両端部を接触又は近接させた閉
じたリング形又は開いたリング形とし,その両端部を拡
開して巻枠の胴部を拡開部から内側に嵌め込むことがで
きるようにすることが好ましい。
ング状の部材とせず,両端部を設けて,この両端部の間
隙を拡開することのできるように構成することが好まし
い。即ち,シート部材は両端部を接触又は近接させた閉
じたリング形又は開いたリング形とし,その両端部を拡
開して巻枠の胴部を拡開部から内側に嵌め込むことがで
きるようにすることが好ましい。
【0010】このように構成すれば,鍔部を有する巻枠
の胴部に対してシート部材を容易に嵌合することがで
き,組付けが容易となるからである(図4参照)。な
お,シート部材の両端部を拡開可能とするためには,シ
ート部材を適度の弾性係数を有する弾性部材によって形
成することにより容易に実現することができる。
の胴部に対してシート部材を容易に嵌合することがで
き,組付けが容易となるからである(図4参照)。な
お,シート部材の両端部を拡開可能とするためには,シ
ート部材を適度の弾性係数を有する弾性部材によって形
成することにより容易に実現することができる。
【0011】
【作用及び効果】本発明にかかる点火用発電コイルにお
いては,巻枠の両端の角度には,シート部材が配設され
ており,このシート部材の内周面と角部との間には空隙
部が形成されている。従って,巻線に圧迫されテープの
両端から接着剤が押し出されたとしても,接着剤は上記
空隙部に滞溜する。
いては,巻枠の両端の角度には,シート部材が配設され
ており,このシート部材の内周面と角部との間には空隙
部が形成されている。従って,巻線に圧迫されテープの
両端から接着剤が押し出されたとしても,接着剤は上記
空隙部に滞溜する。
【0012】また,線材は巻枠の両端近傍ではシート部
材の外周面に沿って巻き重ねられており,空隙部に滞留
した接着剤に接触するようなことはない。そのため,線
材は,接着剤によって巻枠やシート部材に固着されるよ
うなことがなく,このような固着によって生ずる線材の
応力の集中やこれによる断線の不具合が生じない。
材の外周面に沿って巻き重ねられており,空隙部に滞留
した接着剤に接触するようなことはない。そのため,線
材は,接着剤によって巻枠やシート部材に固着されるよ
うなことがなく,このような固着によって生ずる線材の
応力の集中やこれによる断線の不具合が生じない。
【0013】また,シート部材の外周面には傾斜面が設
けられており,この傾斜面に線材を巻きつけることによ
り,シート部材はテープ被覆面と鍔部の壁面に向かって
押圧される。それ故,巻線によってシート部材は巻枠の
角度に押圧され安定的に保持される。
けられており,この傾斜面に線材を巻きつけることによ
り,シート部材はテープ被覆面と鍔部の壁面に向かって
押圧される。それ故,巻線によってシート部材は巻枠の
角度に押圧され安定的に保持される。
【0014】上記のように,本発明によれば,線材の浮
動防止用のテープの接着剤が線材に付着することを防止
し,巻線の断線などの不具合を防止することのできる点
火用発電コイルを提供することができる。
動防止用のテープの接着剤が線材に付着することを防止
し,巻線の断線などの不具合を防止することのできる点
火用発電コイルを提供することができる。
【0015】
実施例1 本発明の実施例にかかる点火用発電コイルにつき,図1
〜図4を用いて説明する。本例は,巻枠10に線材81
を巻きつけてなる2輪自動車の磁石式発電機の点火用発
電コイル1である。巻枠10は,線材81を巻きつける
胴部11と,胴部11の両端部において胴部11に垂直
な壁面121(図3)を形成する鍔部12とを有する。
〜図4を用いて説明する。本例は,巻枠10に線材81
を巻きつけてなる2輪自動車の磁石式発電機の点火用発
電コイル1である。巻枠10は,線材81を巻きつける
胴部11と,胴部11の両端部において胴部11に垂直
な壁面121(図3)を形成する鍔部12とを有する。
【0016】胴部11の外周面は,接着剤を用いて接着
された線材81の浮動防止用のテープ13によって被わ
れており,胴部11と鍔部12とが直交する巻枠10両
端の角部には,鍔部12の壁面121とテープ13の被
覆面との両面に当接して図2に示すように胴部11のま
わりをほぼ一周するシート部材21が配設されている。
された線材81の浮動防止用のテープ13によって被わ
れており,胴部11と鍔部12とが直交する巻枠10両
端の角部には,鍔部12の壁面121とテープ13の被
覆面との両面に当接して図2に示すように胴部11のま
わりをほぼ一周するシート部材21が配設されている。
【0017】シート部材21は,図3に示すように,壁
面121側からテープ13の被覆面に向かう傾斜面21
1,212を有する外周面210を有する。また,シー
ト部材21の内周面215と上記角部との間には該角部
を一周する空隙部15(図2)が形成されている。
面121側からテープ13の被覆面に向かう傾斜面21
1,212を有する外周面210を有する。また,シー
ト部材21の内周面215と上記角部との間には該角部
を一周する空隙部15(図2)が形成されている。
【0018】そして,線材81は,図1に示すように,
巻枠10の両端近傍においては,シート部材21の外周
面210(図3)に沿って巻き重ねられる。シート部材
21は,図2,図4に示すように,両端部217,21
8を近接させた開いたリング形を有しており,図4の破
線に示すように両端部217,218の間隙を拡開して
巻枠10の胴部11をその内側に嵌め込むことができる
弾性変形可能な部材によって形成されている。
巻枠10の両端近傍においては,シート部材21の外周
面210(図3)に沿って巻き重ねられる。シート部材
21は,図2,図4に示すように,両端部217,21
8を近接させた開いたリング形を有しており,図4の破
線に示すように両端部217,218の間隙を拡開して
巻枠10の胴部11をその内側に嵌め込むことができる
弾性変形可能な部材によって形成されている。
【0019】図1,図2において符号31は打ち抜いた
鉄板を積層したコアである。また,巻枠10はナイロン
等の樹脂によって形成され,コア31と一体に成形され
る。テープ13は,不織布などの片面にエポキシ等の接
着剤を塗布したものであり,接着剤塗布面を胴部11に
面接触させて胴部11の外周面に接着される。
鉄板を積層したコアである。また,巻枠10はナイロン
等の樹脂によって形成され,コア31と一体に成形され
る。テープ13は,不織布などの片面にエポキシ等の接
着剤を塗布したものであり,接着剤塗布面を胴部11に
面接触させて胴部11の外周面に接着される。
【0020】線材81は,絶縁被膜の外側に,加熱する
ことにより線材81間を融着する融着層が形成されてお
り,いわゆる自己融着銅線である。シート部材21はナ
イロン等によって形成され,図4の破線に示すように,
両端部217,218を拡開して巻枠10の胴部に嵌着
する。図1において,符号32は,巻線の外面を保護す
る保護テープである。
ことにより線材81間を融着する融着層が形成されてお
り,いわゆる自己融着銅線である。シート部材21はナ
イロン等によって形成され,図4の破線に示すように,
両端部217,218を拡開して巻枠10の胴部に嵌着
する。図1において,符号32は,巻線の外面を保護す
る保護テープである。
【0021】次に本例の点火用発電コイル1の作用効果
について述べる。本例においては,例えば自己融着のた
めに線材を加熱し,これによってテープ13の接着剤が
軟化し両端から浸み出したとしても,接着剤は空隙部1
5に滞溜し線材81に付着するようなことがない。従っ
て,従来の点火用発電コイルのように,線材81が巻枠
10に固着するようなことがない。それ故,線材81に
過度に応力が集中するようなことがなく,断線などの不
具合が生じにくい。
について述べる。本例においては,例えば自己融着のた
めに線材を加熱し,これによってテープ13の接着剤が
軟化し両端から浸み出したとしても,接着剤は空隙部1
5に滞溜し線材81に付着するようなことがない。従っ
て,従来の点火用発電コイルのように,線材81が巻枠
10に固着するようなことがない。それ故,線材81に
過度に応力が集中するようなことがなく,断線などの不
具合が生じにくい。
【0022】また,線材81は,シート部材21の傾斜
面211,212の上に巻き重ねられるから,シート部
材21は線材81の締付ける力によって巻枠10の角部
に押しつけられ巻枠10に密着する。そのため,シート
部材21と鍔部12の壁面121との間に隙間が生ずる
ことはなく,線材81が隙間に入り込んでしまうような
ことがない。
面211,212の上に巻き重ねられるから,シート部
材21は線材81の締付ける力によって巻枠10の角部
に押しつけられ巻枠10に密着する。そのため,シート
部材21と鍔部12の壁面121との間に隙間が生ずる
ことはなく,線材81が隙間に入り込んでしまうような
ことがない。
【0023】上記のように,本例によれば,線材81の
浮動防止用のテープ31の接着剤が線材81に付着する
ことを防止し,巻線の断線などの不具合を防止すること
のできる点火用発電コイル1を提供することができる。
浮動防止用のテープ31の接着剤が線材81に付着する
ことを防止し,巻線の断線などの不具合を防止すること
のできる点火用発電コイル1を提供することができる。
【0024】実施例2 本例は,図5に示すように,実施例1においてシート部
材22の形状を変更した他の実施例である。即ち,シー
ト部材22は外周面220に単一の傾斜面221を有
し,内側にテープ13の被覆面に当接する支脚223を
有する。そしてシート部材22と角度との間に形成され
る空隙部15の他にテープ13の被覆面との間に第2空
隙部16を形成する。その他については実施例1と同様
であり,同様の効果を得ることができる。
材22の形状を変更した他の実施例である。即ち,シー
ト部材22は外周面220に単一の傾斜面221を有
し,内側にテープ13の被覆面に当接する支脚223を
有する。そしてシート部材22と角度との間に形成され
る空隙部15の他にテープ13の被覆面との間に第2空
隙部16を形成する。その他については実施例1と同様
であり,同様の効果を得ることができる。
【0025】実施例3 本例は,図6に示すように,実施例1においてシート部
材23の形状を変更したもう1つの実施例である。即
ち,シート部材23はその外周面に単一の傾斜面231
とテープ13の被覆面に平行なフラット面233とを有
する。その他については実施例1と同様である。
材23の形状を変更したもう1つの実施例である。即
ち,シート部材23はその外周面に単一の傾斜面231
とテープ13の被覆面に平行なフラット面233とを有
する。その他については実施例1と同様である。
【0026】実施例4 本例は,図7に示すように,実施例1においてシート部
材24の形状を変更したもう1つの実施例である。即
ち,シート部材24はその外周面240全体が傾斜面を
なす。そして,シート部材24の巻枠10との当接面2
42,234に線材81に固着することのないシール用
の接着剤(シリコンゴムなど)を塗布して巻枠10に接
着し,その後乾燥して線材81を巻きつける。その他に
ついては,実施例1と同様である。
材24の形状を変更したもう1つの実施例である。即
ち,シート部材24はその外周面240全体が傾斜面を
なす。そして,シート部材24の巻枠10との当接面2
42,234に線材81に固着することのないシール用
の接着剤(シリコンゴムなど)を塗布して巻枠10に接
着し,その後乾燥して線材81を巻きつける。その他に
ついては,実施例1と同様である。
【図1】実施例1の点火用発電コイルの断面図。
【図2】図1,図3のA−A矢視線断面図。
【図3】図1の角部近傍の拡大図。
【図4】実施例1のシート部材の模式的拡大図。
【図5】実施例2の点火用発電コイルの角部近傍の拡大
図。
図。
【図6】実施例3の点火用発電コイルの角部近傍の拡大
図。
図。
【図7】実施例4の点火用発電コイルの角部近傍の拡大
図。
図。
1...点火用発電コイル, 10...巻枠, 11...胴部, 12...鍔部, 13...テープ, 15...空隙部, 21〜24...シート部材, 81...線材,
Claims (2)
- 【請求項1】 巻枠に線材を巻きつけてなる2輪自動車
の磁石式発電機の点火用発電コイルであって,上記巻枠
は,線材を巻きつける胴部と,該胴部の両端部において
該胴部に垂直な壁面を形成する鍔部とを有しており,上
記胴部の外周面は,接着剤を用いて接着された線材の浮
動防止用のテープによって被われており,また上記胴部
と鍔部とが直交する巻枠両端の角部には,上記鍔部の壁
面と上記胴部のテープ被覆面との両面に当接して上記胴
部のまわりを一周又はほぼ一周するシート部材が配設さ
れており,該シート部材は,上記壁面側からテープ被覆
面側に向かう傾斜面を有する外周面を有し,該シート部
材の内周面と上記角部との間には,該角部を一周する空
隙部が形成されており,上記線材は,上記巻枠の両端近
傍においては上記シート部材の外周面に沿って巻き重ね
られていることを特徴とする磁石式発電機の点火用発電
コイル。 - 【請求項2】 請求項1において,上記シート部材は,
その両端部を接触させた閉じたリング形又はその両端部
を近接させた開いたリング形のいずれかの形状を有し,
上記両端部の間隙を拡開して上記巻枠の胴部を内側に嵌
め込むことができる弾性変形可能な部材によって形成さ
れていることを特徴とする磁石式発電機の点火用発電コ
イル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24728694A JP3509222B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 磁石式発電機の点火用発電コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24728694A JP3509222B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 磁石式発電機の点火用発電コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888960A true JPH0888960A (ja) | 1996-04-02 |
| JP3509222B2 JP3509222B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=17161191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24728694A Expired - Fee Related JP3509222B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 磁石式発電機の点火用発電コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3509222B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003535562A (ja) * | 2000-05-29 | 2003-11-25 | ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール | 回転電動機械およびその構成要素を製造する方法 |
| JP2008206318A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電機子のインシュレータおよび電機子 |
| JP2019013084A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 多摩川精機株式会社 | コイルボビン、リング状被覆部材、コイル巻線製品、回転電機、および占積率向上方法 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP24728694A patent/JP3509222B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003535562A (ja) * | 2000-05-29 | 2003-11-25 | ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール | 回転電動機械およびその構成要素を製造する方法 |
| JP2008206318A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電機子のインシュレータおよび電機子 |
| JP2019013084A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 多摩川精機株式会社 | コイルボビン、リング状被覆部材、コイル巻線製品、回転電機、および占積率向上方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3509222B2 (ja) | 2004-03-22 |
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