JPH089173Y2 - 紡機におけるスライバ案内装置 - Google Patents

紡機におけるスライバ案内装置

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JPH089173Y2
JPH089173Y2 JP1990038221U JP3822190U JPH089173Y2 JP H089173 Y2 JPH089173 Y2 JP H089173Y2 JP 1990038221 U JP1990038221 U JP 1990038221U JP 3822190 U JP3822190 U JP 3822190U JP H089173 Y2 JPH089173 Y2 JP H089173Y2
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JP
Japan
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sliver
separator
feed roller
guide
spinning machine
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JP1990038221U
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義雄 川崎
義明 木下
達丈 堀部
敏夫 杉江
啓二 尾上
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Nisshinbo Holdings Inc
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Nisshinbo Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は紡機におけるスライバ案内装置に関するもの
である。
[従来の技術] 一般に、粗紡機においては第8図に示すように、粗紡
機機台41の後方に配置された多数のケンス42a,42bから
スライバSが供給される。ケンス42a,42bはケンス替え
の手間を省くため通常大きな径のケンス、例えば直径50
0mm程度のものが使用される。一方、粗紡機の錘ピッチ
は紡出番手にもよるがほぼ110〜130mm程度とケンス径に
比べて小さく、粗紡機機台41の後側にケンス42a,42bが
複数列で並べられる。そして、各錘に供給されるスライ
バ同士の干渉を防いでケンス42aから繰出されるスライ
バSを粗紡機機台41の供給すべき錘に円滑に案内するた
め、第9図に示すように、ケンス42a,42bからのスライ
バSの立ち上がり位置(ケンスからのスライバが最初の
フィードローラに接する位置)にスライバSの位置を規
制するスライバセパレータ43が設けられている。スライ
バセパレータ43は第10図に示すようにフィードローラ44
の下方に近接して配設された支持ロッド45にその基端が
固定されるとともに、フィードローラ44の下方から粗紡
機機台41と反対側を通って上方へ延びるように湾曲形成
された一対の部材により、スライバSの太さよりも若干
広い幅のガイド溝43aが形成されている。
一方、近年省人化、生産性向上のため紡績工場におい
ても種々の自動化がなされているが、スライバ継ぎ作業
は依然として人手によって行われている。本願出願人は
スライバ継ぎ作業を自動的に行うスライバ継ぎ機を提案
した(特願昭63-237145)。第4図(a)〜第4図
(e)に示すように、スライバ継ぎ機46はフィードロー
ラ44の上方にフィードローラ44と平行に延びるように
(紙面と直交する方向)架設されたレール47に沿って移
動可能に設けられている。スライバ継ぎ機46には特開昭
62-97929号公報に開示された装置と同様な構成のスライ
バ継ぎ装置48が装備されるとともに、スライバ把持装置
49がフィードローラ44と直交する状態に設けられたガイ
ドロッド50に沿って移動可能に装備されている。スライ
バ把持装置49は伸縮可能なアーム51を有し、その下端に
はニッパ52が装備されている。そして、スライバ把持装
置49は粗紡機機台41に供給中の仕掛スライバSを把持し
(第4図(a)の状態)、次いでスライバ継ぎ装置48の
スライバ導入部に導くとともにスライバ導入部からはみ
出した部分を切断し(第4図(b)の状態)、予備のケ
ンス42bからスライバSを取出して(第4図(c)の状
態)その端部をスライバ継ぎ装置48のスライバ導入部に
導き(第4図(d)の状態)、その後スライバ導入部か
らはみ出した部分を切断する作業を行う。そして、スラ
イバ導入部に導かれた両スライバの端部がスライバ継ぎ
装置48により継ぎ合わされた後、スライバ導入部から放
出されて第4図(e)に示す状態となってスライバ継ぎ
作業が完了する。
[考案が解決しようとする課題] 従来のスライバセパレータ43はスライバの位置を規制
するためスライバの太さより若干広い幅のガイド溝43a
が形成されただけであり、人手によるスライバ継ぎ作業
時にはさほど支障はないが、前記のようなスライバ継ぎ
機46により自動的にスライバ継ぎ作業を行う場合には支
障を生じる。すなわち、スライバ把持装置49は第4図
(c)に示すようにケンス42bからスライバSの端部を
把持した後、スライバSの端部をスライバ継ぎ装置48の
導入部へ導く位置へ移動する第4図(d)に示す工程で
スライバSをスライバセパレータ43のガイド溝43aに確
実に挿入する必要がある。しかし、ケンス42bの径が大
きいため、スライバSを上部から取り出すとスライバS
は裾広がりの状態となり、アーム51の単純な動きすなわ
ち予備のケンス42bのスライバSを把持した後、上昇及
びフィードローラ44と直交する方向への水平移動だけの
単純な動きではスライバSをスライバセパレータ43のガ
イド溝43aに挿入するのが困難である。
この不都合を解消するため単にガイド溝43aの幅を広
くすることも考えられるが、この場合には新たな問題点
が発生する。すなわち、ガイド溝43aの幅を広くすると
粗紡機機台に供給されているスライバSを把持する際
(仕掛スライバの取込み工程)、スライバSの位置がガ
イド溝43aの幅の範囲で変動するためニッパ52を大きく
開いた状態でスライバ把持位置への移動を行うか、スラ
イバSの位置を検知する装置を設けてニッパ52をスライ
バSと対応する位置に移動させる必要がある。しかし、
ニッパ52を大きく開いた状態でスライバ把持位置への移
動を行うと、ニッパ52が隣接したスライバSを引掛ける
危険性が増大し好ましくない。又、後者の場合はニッパ
52をスライバSと対応する位置に移動させるための制御
機構が必要となり構造が複雑となる。又、ガイド溝43a
の幅を広くするとスライバSとフィードローラ44間の滑
り(スライバのフィードローラ上での横滑り)が発生す
る。スライバSの横滑りが発生すると、スライバSの供
給量に変化が生じ、ひいては粗糸の太さ斑の要因となる
という不都合もある。
本考案は前記の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的はスライバ継ぎ作業をスライバ継ぎ機によ
り自動的に行う場合にもスライバをスライバセパレータ
の横移動規制部に確実に導入することができ、しかもス
ライバの規制作用に支障をきたすことのない紡機におけ
るスライバ案内装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本考案においては、ケンス
内から引き出されたスライバをフィードローラを介して
紡機側へ供給する構成を備えるとともに前記ケンス内の
スライバと新しいケンス内のスライバとを繋ぐためのス
ライバ把持装置を有するスライバ継ぎ機を備えた紡機に
おいて、前記フィードローラの近傍にスライバセパレー
タを配設し、前記スライバセパレータを、前記新しいケ
ンスから前記スライバ把持装置によって引き出され、前
記スライバセパレータ配設位置に対応した高さ位置にあ
るスライバの拡がり幅より広く拡開したガイド部と、前
記ガイド部に連続したスライバ径より若干広い幅を有す
る横移動規制部とから形成した。
[作用] 本考案のスライバセパレータを使用すると、スライバ
継ぎ機のスライバ把持装置により新たなケンスからスラ
イバの端部を把持した状態でスライバの端部をスライバ
セパレータの上方まで垂直に移動させた後、紡機機台に
近づく方向へ移動させる際に、ケンスに連なるスライバ
がスライバセパレータのガイド部に案内されて横移動規
制部に導かれる。ここで、ガイド部は新しいケンスから
スライバ把持装置によって引き出されたスライバのスラ
イバセパレータ配設位置に対応した高さ位置にある当該
スライバの拡がり幅より広く拡開するように形成されて
いることから、スライバ把持装置によって引き出された
スライバは確実にガイド部に導かれる。又、規制部はス
ライバ径より若干広い幅に形成されているため、スライ
バの位置は所定の位置に規制される。
[実施例1] 以下、本考案を具体化した第1実施例を第1〜4図に
従って説明する。スライバセパレータ1はフィードロー
ラ2の下方にフィードローラ2に沿って延設された支持
ロッド3に対して、ケンス42bのほぼ中心部と対応する
位置において固定されている。スライバセパレータ1は
支持ロッド3に嵌着されるボス部4からフィードローラ
2の下方を通って粗紡機機台側(第1図の右側)と反対
側上方へ向って延びる一対の板材によりスライバの径よ
り若干広い幅を有する横移動規制部5が形成され、板材
の先端がほぼ八の字状に折曲げ形成されて前記横移動規
制部5に対して幅広となる2対のガイド部6a,6bが形成
されている。一方のガイド部6aは横移動規制部5の上方
への延長線上にあり、他方のガイド部6bは粗紡機機台へ
供給されるスライバの進行方向に対して後方へ向って八
の字状に延びるように形成されている。
次に前記のように構成されたスライバセパレータ1の
作用を説明する。スライバ継ぎ機46によるスライバ継ぎ
作業時に第4図(c)に示すようにスライバ把持装置49
のアーム51が延びてニッパ52がスライバSを把持した
後、所定位置まで上昇すると第1,2図に示すようにスラ
イバSがニッパ52から垂れ下がった状態となる。この時
スライバSは第1図の実線で示す位置にあるとは限らず
鎖線で示す状態A,Bの範囲のいずれかに存在する状態と
なる。第1図の状態からニッパ52が粗紡機機台側すなわ
ち第1図の右側へ向って移動するが、この時にスライバ
Sをスライバセパレータ1の横移動規制部5内に確実に
挿入する必要がある。第2図に示すようにニッパ52に連
なるスライバSと横移動規制部5とが完全に対応した状
態になくとも、横移動規制部5に連続するガイド部6bが
スライバセパレータ1と対応する高さにおけるスライバ
Sの拡がり幅より広く拡がっているため、ニッパ52が第
1図の状態から右方向へ移動するに従ってスライバSが
ガイド部6bに案内されて横移動規制部5内へと確実に挿
入される。
又、スライバ継ぎ装置48により仕掛スライバ及び新た
なスライバの端部が継ぎ合わされた後、スライバ継ぎ装
置48の導入部48aからスライバSが放出されるが、この
時スライバSはガイド部6aに案内されて横移動規制部5
へと導かれる。その後、新たなスライバSが順次ケンス
42bから繰出されて粗紡機へ供給される。その際スライ
バSは第1図の鎖線1,l2の範囲内を移動するが、スラ
イバSが横移動規制部5に規制されてフィードローラ2
の作用によりケンス42bから繰出されるため、スライバ
Sはフィードローラ2上での横滑りが確実に防止された
状態で粗紡機へ供給され、スライバSが安定した状態で
供給される。
[実施例2] 次に第2実施例を第5〜7図に従って説明する。この
実施例のスライバセパレータ1は一対の円錐台状のガイ
ド部材7がその小径部7a側が互いに対向する状態でスラ
イバSの太さより若干広い間隔をおいて、小径部7aより
小径の連結部材8により連結されて形成されるととも
に、フィードローラ2に嵌着固定されている。小径部7a
の径と連結部材8の外径との差はスライバSの太さのほ
ぼ2倍に形成され、小径部7a端面と連結部材8の外周面
とにより横移動規制部5が構成されている。又、ガイド
部材7のテーパ面7bがガイド部を構成している。
従って、この実施例のスライバセパレータ1を使用し
た場合にも前記実施例と同様に、スライバ把持装置49の
ニッパ52にスライバSの端部が把持されてケンス42bの
上方に引出された第5図に示す状態からニッパ52が粗紡
機側へ移動する際に、スライバSがテーパ面7bに案内さ
れて確実に横移動規制部5へと導かれる。又、スライバ
継ぎ装置48によりスライバ継ぎ作業完了後、スライバS
が導入部48aから放出された際スライバSがテーパ面7b
に案内されて横移動規制部5へと確実に挿入される。
この実施例のスライバセパレータ1はフィードローラ
2に取付けられるため、前記実施例と異なりスライバセ
パレータ1を支持するための支持ロッド3を設ける必要
が無くなり、その分コストが安くなる。又、加工が容易
な単純な形状のため、スライバセパレータ1の製造も簡
単になる。
なお、本考案は前記両実施例に限定されるものではな
く、例えば、第1実施例の場合2個のガイド部6a,6bを
設ける代わりに上方へ向かって8字状に開いた1個のガ
イド部を設けた構成としてもよい。この場合ガイド部の
長さを第1実施例の場合より長くすることが好ましい。
又、前記両実施例ではスライバ継ぎ作業をスライバ継ぎ
機により自動的に行う場合について述べたが、この考案
のスライバセパレータを使用した場合には、作業者が人
手でケンスからスライバを取出してスライバセパレータ
に導く作業を行う場合にも作業が容易となる。又、粗紡
機のみならず練条機にも使用できる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、スライバ継ぎ機
のスライバ把持装置により新たなからスライバ端部を上
方に引出した後、水平移動させた場合、あるいはスライ
バセパレータの上方からスライバを落下させた場合、ガ
イド部の作用によりスライバが確実に横移動規制部に導
かれ、しかもスライバの規制作用が確実に行われる。従
って、スライバ把持装置を含むスライバ継ぎ機の単純な
動きでスライバをスライバセパレータの横移動規制部に
確実に導入することができ、スライバ継ぎ機の構造が簡
略化できるとともに、スライバ継ぎ作業時間が短くで
き、粗紡機の場合停台時間が短縮されて生産性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した第1実施例の側面図、第2
図は背面図、第3図は平面図、第4図(a)〜(e)は
スライバ継ぎ機によるスライバ継ぎ作業を示す概略図、
第5〜7図は第2実施例を示すものであって、第5図は
側面図、第6図は背面図、第7図は平面図、第8図は粗
紡機機台とケンスの配置を示す概略平面図、第9図は同
じく側面図、第10図はスライバセパレータの斜視図であ
る。 スライバセパレータ1、フィードローラ2、支持ロッド
3、ボス部4、横移動規制部5、ガイド部6a,6b、ガイ
ド部材7、小径部7a、ガイド部としてのテーパ面7b、連
結部材8、スライバS。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木下 義明 静岡県藤枝市善左衛門600 日清紡績株式 会社藤枝工場内 (72)考案者 堀部 達丈 静岡県藤枝市善左衛門600 日清紡績株式 会社藤枝工場内 (72)考案者 杉江 敏夫 岐阜県大垣市住吉町5丁目10番地の3 (72)考案者 尾上 啓二 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 実公 昭37−32638(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケンス内から引き出されたスライバをフィ
    ードローラを介して紡機側へ供給する構成を備えるとと
    もに前記ケンス内のスライバと新しいケンス内のスライ
    バとを繋ぐためのスライバ把持装置を有するスライバ継
    ぎ機を備えた紡機において、前記フィードローラの近傍
    にスライバセパレータを配設し、前記スライバセパレー
    タを、前記新しいケンスから前記スライバ把持装置によ
    って引き出され、前記スライバセパレータ配設位置に対
    応した高さ位置にあるスライバの拡がり幅より広く拡開
    したガイド部と、前記ガイド部に連続したスライバ径よ
    り若干広い幅を有する横移動規制部とから形成した紡機
    におけるスライバ案内装置。
JP1990038221U 1990-04-09 1990-04-09 紡機におけるスライバ案内装置 Expired - Lifetime JPH089173Y2 (ja)

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JPH03128672U JPH03128672U (ja) 1991-12-25
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