JPH0892165A - 新規酸化防止剤 - Google Patents

新規酸化防止剤

Info

Publication number
JPH0892165A
JPH0892165A JP17892395A JP17892395A JPH0892165A JP H0892165 A JPH0892165 A JP H0892165A JP 17892395 A JP17892395 A JP 17892395A JP 17892395 A JP17892395 A JP 17892395A JP H0892165 A JPH0892165 A JP H0892165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
integer
sum
och
acid ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17892395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Osawa
久勇 大澤
Akio Saito
彰夫 斉藤
Takaaki Yamazaki
高明 山崎
Tetsuya Ichihashi
哲也 市橋
Tomoyuki Kurumada
知之 車田
Hirohide Maruyama
博秀 丸山
Kazunori Yokoo
和則 横尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Nyukazai Co Ltd
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Nyukazai Co Ltd
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Nyukazai Co Ltd, Sankyo Co Ltd filed Critical Nippon Nyukazai Co Ltd
Priority to JP17892395A priority Critical patent/JPH0892165A/ja
Publication of JPH0892165A publication Critical patent/JPH0892165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液状または低融点物質であり、合成高分子材料
に対して優れた酸化防止作用を有するばかりでなく、液
状モノマーと混合し易く合成高分子材料との相溶性がと
くに優れており、また合成樹脂製造プラントにおいては
自動計量に適しており、高分子材料用酸化防止剤として
きわめて有用な化合物を提供する。 【解決手段】1) 一般式 【化1】 [式中、 R1 :C1 −C6 アルキル基 EO:エチレンオキシ基、 PO:プロピレンオキシ基、 a及びbは、同一又は異なって0又は1乃至16の整
数、但し、a及びbの和は1乃至16の整数、mは0又
は1乃至3の整数、nは2乃至4の整数であり、但し、
mとnの和は2乃至4の整数、 R2 :酸素で中断されていてもよい2乃至4価のC3
12アルカンポリオキシ基を示す。但し、R2 が2価の
3 アルカンジオキシ基である場合を除く。]を有する
置換フェニルアルカン酸誘導体及び当該置換フェニルア
ルカン酸誘導体を有効成分とする酸化防止剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規酸化防止剤に
関し、特に有機材料の酸化に対して優れた酸化防止効果
を付与できる当該置換フェニルアルカン酸誘導体を有効
成分とする新規酸化防止剤に関する。
【0002】
【従来の技術】置換フェニルアルカン酸誘導体は、有機
材料の酸化防止剤として有用な化合物であり、従来から
多数の化合物が知られている。
【0003】なかでも、置換フェニルプロピオン酸(ア
ルカン酸)と、ポリアルキレングリコールのエステル類
が特公昭55−27120号公報に開示されている。し
かし、本願発明の置換フェニルプロピオン酸(アルカン
酸)と、炭素数4個以上のアルカンジオール、グリセリ
ン又はペンタエリスリトールのような多価アルコールへ
のアルキレンオキシド付加物とが反応して生成したエス
テル類については未だ開示例がない。
【0004】また、従来、酸化防止剤は殆どの化合物が
比較的高融点の固体であって、合成高分子用の液状のモ
ノマー、ポリウレタン用ポリオール、塗料、接着剤、潤
滑油、油脂などのとの混和性に難点があり、混和し易い
液体の安定剤が要望されている。更に、最近では、合成
樹脂の製造プラントにおいて、自動計量に適した液体の
安定剤が望まれている。また、新しいポリオレフィンの
製造プラントでは、大きな粒径のポリマーを重合し、液
体安定剤又はその溶液と接触させて乾燥してポリマーと
安定剤の溶融混合工程を省略することが要望されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の状況に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、液体もしくは加温によ
り容易に液体となる低流動点のワックス状の優れた酸化
防止効果を有する酸化防止剤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者らは、置換フェニルアルカン酸誘導体に着
目して鋭意研究を行なった結果、置換フェニルアルカン
酸と、多価アルコールへのアルキレンオキシド付加物が
反応して生成したエステル類又は置換フェニルアルカン
酸と、多価アルコールへの炭素数の異なったアルキレン
オキシド付加物が反応して生成したエステル類が、液体
もしくは加温により容易に液体となる低流動点のワック
ス状の優れた酸化防止作用を示すことを見出し本発明を
完成した。即ち、本発明は(1)一般式
【0007】
【化2】
【0008】[式中、R1 はC1 −C6 アルキル基を示
し、EOはエチレンオキシ基を示し、POはプロピレン
オキシ基を示し、a及びbは同一又は異なって0又は1
乃至16の整数を示すが、同時に0であることはない。
【0009】R2 は、酸素で中断されていてもよい2乃
至4価のC3 −C12アルカンポリオキシ基を示し、m
は、0又は1乃至3の整数を示し、nは、1乃至4の整
数を示すが、但し、mとnの和は、2乃至4の整数を示
す。
【0010】aとbの和は、mとnの和が2のとき、1
乃至4の整数であり、mとnの和が3のとき、1乃至1
2の整数であり、mとnの和が4のとき、1乃至16の
整数である。
【0011】但し、上記において、R2 が2価のC3
ルカンジオキシ基である場合を除く。]を有する置換フ
ェニルアルカン酸誘導体。
【0012】(2)当該置換フェニルアルカン酸誘導体
を有効成分とする酸化防止剤に関するものである。
【0013】上記において、R1 の定義におけるC1
6 アルキル基は、直鎖または分枝鎖のアルキル基であ
り得、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、s-ブチル、t-ブチル、ペンチル、イソペンチル、t-
ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル基であり得、好適に
は、C1 −C4 アルキル基であり得、特に好適には、メ
チル基またはt-ブチル基である。
【0014】上記において、mとnの和は2乃至4の整
数を表し、R2 が上記において定義している「酸素で中
断されていてもよい2乃至4価のC3 −C12アルカンポ
リオキシ基」の価数に一致する。
【0015】上記において、式:(EO)a +(PO)
b はエチレンオキシド又はプロピレンオキシドの単独又
は混合付加生成物を表す。混合付加生成物の場合はその
付加順序を限定するものではない。また、エチレンオキ
シド又はプロピレンオキシドのR2 に対する付加位置は
指定しない。
【0016】上記において、a又はbはエチレンオキシ
ド又はプロピレンオキシドの平均付加モル数を示す。a
及びbは0又は1乃至16の整数を示す。
【0017】aとbの和は、mとnの和によって異な
り、mが0でありnが2のとき、1乃至4の整数であ
り、好適、特に好適には、2乃至4の整数である。mが
0でありnが3のとき、1乃至12の整数であり、好適
には、1乃至9の整数であり、特に好適には、2乃至6
の整数である。mが0でありnが4のとき、1乃至16
の整数であり、好適には、1乃至12の整数であり特に
好適には、4乃至8の整数である。
【0018】上記において、R2 は、アルカンポリオキ
シ基の価数が2(mとnの和が2)のとき、1,3-ブタン
ジオキシ、1,4-ブタンジオキシ、1,5-ペンタンジオキ
シ、2,2-ジメチル-1,3- プロパンジオキシ、3-メチル-
1,5- ペンタンジオキシ、1,6-ヘキサンジオキシ、1,3-
ヘキサンジオキシ、1,3,3-トリメチル-1,3- プロパンジ
オキシ、2,2-ジエチル-1,3- プロパンジオキシ、1,7-ヘ
プタンジオキシ、1,8-オクタンジオキシ、1-プロピル-2
- エチル-1,3- プロパンジオキシ、 3,4- オクタンジオ
キシ、1,9-ノナンジオキシ、2-エチル-2- ブチル-1,3-
プロパンジオキシ、1,10- デカンジオキシ、1,11- ウン
デカンジオキシ、1,12- ドデカンジオキシ、式:-OCH(C
H3)CH2OCH(CH3)CH2O- 、式: -OCH(CH3)CH2O{CH(CH3)CH
2O}2- のような炭素数4乃至12個の直鎖または分枝鎖
のアルカンジオキシ基であり得、好適には、C4 −C10
アルカンジオキシ基であり、特に好適には、1,4-ブタン
ジオキシ、1,6-ヘキサンジオキシ、1,8-オクタンジオキ
シ、1,10- デカンジオキシ基のような直鎖のアルカンジ
オキシ基である。
【0019】上記において、R2 は、アルカンポリオキ
シ基の価数が3(mとnの和が3)のとき、式:-OCH2C
H(O-)CH2O-、式:CH3C(CH2O-)3、式:C2H5C(CH2O-)3
式:C4H9C(CH2O-)3 、式:-OCH2(CH2)3CH(O-)CH2O-又
は式:-OCH(CH3)CH(CH2O-)CH(CH3)O- で表される基のよ
うな炭素数3乃至8個のアルカントリオキシ基であり、
好適には、式:-OH2CH(O-)CH2O- 、式:C2H5C(CH2O-)3
で表される基である。
【0020】上記において、R2 は、アルカンポリオキ
シ基の価数が4(mとnの和が4)のとき、式:O{CH2C
H(O-)CH2O-}2、式: C(CH2O-)4で表される基のような炭
素数5乃至6個のアルカンテトラオキシ基であり、好適
には、式: C(CH2O-)4で表される基である。前記一般式
(I)を有する化合物において好適には、(1)R1
1 −C4 アルキル基である化合物、(2)R2 が、C
4 −C10アルカンジオキシ基、C3 −C8 アルカントリ
オキシ基又はC5 −C6 アルカンテトラオキシ基である
化合物、(3)a及びbは、同一又は異なって、mとn
の和が2のとき、0又は1乃至4の整数であり、mとn
の和が3のとき、0又は1乃至9の整数であり、mとn
の和が4のとき、0又は1乃至12の整数であるが、同
時に0でない化合物、(4)aとbの和は、mとnの和
が2のとき、1乃至4の整数であり、mとnの和が3の
とき、1乃至9の整数であり、mとnの和が4のとき、
1乃至12の整数である化合物、更に好適には、(5)
1 がメチルまたはt-ブチル基である化合物、(6)R
2 が、1,4-ブタンジオキシ基、1,6-ヘキサンジオキシ
基、1,8-オクタンジオキシ基又は1,10- デカンジオキシ
基である2価の直鎖アルカンジオキシ基、式:-OCH2CH
(O-)CH2O-、式:C2H5C(CH2OH)3 で表されるアルカント
リオキシ基又は式:C(CH2O-)4 で表されるアルカンテト
ラオキシ基である化合物、(7)a及びbは、mとnの
和が2のとき、1又は2であり、mとnの和が3のと
き、1乃至4の整数であり、mとnの和が4のとき、1
乃至4の整数である化合物、(8)aとbの和は、mと
nの和が2のとき、2乃至4の整数であり、mとnの和
が3のとき、2乃至6の整数であり、mとnの和が4の
とき、2乃至8の整数である化合物、一般式(I)にお
ける化合物は表1に具体的に例示する。
【0021】
【化3】
【0022】下記表において、略号は以下の基または符
号を示す。
【0023】 Bu ・・・・・・ブチル EO・・・・・・・エチレンオキシ Et ・・・・・・エチル Me・・・・・・・メチル PO・・・・・・・プロピレンオキシ Pr・・・・・・・プロピル t ・・・・・・・ターシャリー
【0024】
【表1】 ─────────────────────────────────── 化合物 No R2 {(EO)a+ (PO)b} R1 n m ─────────────────────────────────── 1 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2} Me 2 0 2 -OCH2(CH2)2CH2O- {(PO)2} Me 2 0 3 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2 +(PO)2} Me 2 0 4 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)1} tBu 2 0 5 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 6 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 7 -OCH2(CH2)2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 8 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)1 +(PO)2} tBu 2 0 9 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2 +(PO)2} tBu 1 1 10 -OCH2CH2CH(Me)O- {(PO)1} tBu 2 0 11 -OCH2CH2CH(Me)O- {(PO)2} tBu 2 0 12 -OCH2C(Me)2CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 13 -OCH2C(Me)2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 14 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)2} Me 2 0 15 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)4} Me 2 0 16 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)1} tBu 1 1 17 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 18 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 19 -OCH2(CH2)4CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 20 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)2 +(PO)2} tBu 2 0 21 -OCH2CH2CH(Me)CH2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 22 -OCH(Me)CH2C(Me)2O- {(EO)4} tBu 2 0 23 -OCH(Me)CH2OCH(Me)CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 24 -OCH2C(Et)2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 25 -OCH2(CH2)6CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 26 -OCH2(CH2)6CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 27 -OCH2(CH2)6CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 28 -OCH2CH(Et)CH(Pr)O- {(EO)4} tBu 2 0 29 -OCH2C(Et)(Bu)CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 30 -OCH2(CH2)7CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 31 -OCH(Me)CH2O{CH(Me)CH2O}2- {(EO)2} tBu 2 0 32 -OCH2(CH2)8CH2O- {(EO)2} Me 2 0 33 -OCH2(CH2)8CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 34 -OCH2(CH2)8CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 35 -OCH2(CH2)8CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 36 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2} Me 2 0 37 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2+(PO)2} Me 2 0 38 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 39 -OCH2(CH2)10CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 40 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2+(PO)2} tBu 2 0 41 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)3} Me 2 1 42 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)2} tBu 3 0 43 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)3} tBu 3 0 44 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)6} tBu 3 0 45 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)9} tBu 3 0 46 -OCH2CH(O-)CH2O- {(PO)4} tBu 3 0 47 MeC(CH2O-)3 {(EO)3} tBu 3 0 48 MeC(CH2O-)3 {(EO)6} tBu 3 0 49 MeC(CH2O-)3 {(PO)3} tBu 3 0 50 EtC(CH2O-)3 {(EO)3} Me 3 0 51 EtC(CH2O-)3 {(PO)3} Me 3 0 52 EtC(CH2O-)3 {(EO)3+(PO)3} Me 3 0 53 EtC(CH2O-)3 {(EO)3} tBu 3 0 54 EtC(CH2O-)3 {(EO)6} tBu 3 0 55 EtC(CH2O-)3 {(EO)9} tBu 3 0 56 EtC(CH2O-)3 {(PO)3} tBu 3 0 57 EtC(CH2O-)3 {(PO)6} tBu 3 0 58 EtC(CH2O-)3 {(EO)3+(PO)3} tBu 3 0 59 -OCH2(CH2)3CH(O-)CH2O- {(EO)3} tBu 3 0 60 -OCH(Me)CH(CH2O-)CH(Me)O- {(EO)3} tBu 3 0 61 O{CH2CH(O-)CH2O-}2 {(EO)4} tBu 4 0 62 O{CH2CH(O-)CH2O-}2 {(PO)4} tBu 4 0 63 O{CH2CH(O-)CH2O-}2 {(EO)4+(PO)4} tBu 4 0 64 C(CH2O-)4 {(EO)4} Me 4 0 65 C(CH2O-)4 {(EO)8} Me 4 0 66 C(CH2O-)4 {(PO)4} Me 4 0 67 C(CH2O-)4 {(EO)3} tBu 3 1 68 C(CH2O-)4 {(EO)4} tBu 4 0 69 C(CH2O-)4 {(EO)8} tBu 4 0 70 C(CH2O-)4 {(EO)16} tBu 4 0 71 C(CH2O-)4 {(PO)4} tBu 4 0 72 C(CH2O-)4 {(PO)8} tBu 4 0 73 C(CH2O-)4 {(PO)16} tBu 4 0 74 C(CH2O-)4 {(EO)4+(PO)4} tBu 4 0 75 C(CH2O-)4 {(EO)8+(PO)8} tBu 4 0 ──────────────────────────────────── 上記化合物のうち、好適には、化合物番号1、2、3、
4、5、7、8、9、14、16、17、19、20、
25、27、32、33、35、36、37、38、3
9、40、41、42、43、44、46、47、4
9、50、51、52、53、54、56、57、5
8、64、66、67、68、71及び74の化合物を
挙げ得、特に好適には、化合物番号1、2、3、4、
5、7、8、9、14、16、17、19、20、2
5、27、32、33、35、41、42、43、4
6、50、51、52、53、56、58、64、6
6、67、68、71及び74の化合物を挙げることが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一般式(I)を有する化
合物は、以下の3方法で製造される。
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】上記式中、R1 、R2 、n、k及びmは前
述したものと同意義を示す。
【0029】R3 はメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、イソブチルのようなC1 −C4 アルキ
ル基を示し、好適には、メチル基である。
【0030】Xは好適には、塩素、臭素、のようなハロ
ゲン原子を示す。
【0031】IIIa は置換フェニルプロピオン酸のR
3 エステルを示し、IIIb は置換フェニルプロピオン
酸を示し、IIIc は置換フェニルプロピオン酸ハライ
ドを示す。
【0032】A法は不活性溶剤中または無溶剤中、エス
テエル交換触媒存在下に一般式(II)を有する化合物
と一般式(IIIa )を有する化合物とを反応させるこ
とにより達成される。
【0033】使用される不活性溶剤は例えば、ジイソプ
ロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランのよ
うなエーテル類、四塩化炭素、ジクロロエタンのような
ハロゲン化炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サン、エチルシクロヘキサン、ケロシンのような鎖状ま
たは環状の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレンのような芳香族炭化水素類であり得、好適には、
芳香族炭化水素類である。 使用されるエステル交換触
媒としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム
のようなアルカリ金属、リチウムアミド、ナトリウムア
ミドのようなアルカリ金属アミド、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムter −ブトキシド
のようなアルカリ金属アルコキシド、水酸化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金
属水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムのようなアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素リチウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのようなアルカ
リ金属炭酸水素塩、リチウムアミド、リチウムN,Nジ
イソプロピルアミドのようなアルカリ金属アミド、チタ
ン(IV)テトライソプロポキシド、チタン(IV)テ
トラブトキシドのようなチタン(IV)アルコキシド、
アルミニウムイソプロピレート、アルミニウムブチレー
トのようなアルミニウムアルコキシド、ジブチル錫オキ
シド、ジオクチル錫オキシドのような有機錫オキシドで
あり得、好適には、アルカリ金属アルコキシド類であ
る。
【0034】反応温度及び時間は、原料化合物、溶剤、
並びに触媒の種類によって異なるが反応温度は、通常5
0℃乃至200℃であり、好適には、80℃乃至140
℃であり、反応時間は通常、2時間乃至24時間であ
り、好適には、4時間乃至12時間である。
【0035】反応終了後、本反応の目的化合物は、常法
にしたがって、反応混合物より採取される。例えば、反
応混合物を希塩酸、希硫酸のような希鉱酸により中和洗
浄し、不溶物を除いた後、無水硫酸マグネシウムのよう
な乾燥剤で乾燥後、溶剤を溜去することにより得ること
ができる。必要ならば、減圧蒸留、カラムクロマトグラ
フィー等で精製することができる。
【0036】B法は脱水縮合法による目的物(I)の製
造方法であるが、2方法があり、B−1法及びB−2法
に分けられる。
【0037】B−1法は、不活性溶剤中、酸存在下に一
般式(II)を有する化合物と一般式(IIIb )を有
する化合物とを反応させ、反応中に生成する水を溜去す
ることによって達成される。
【0038】使用される不活性溶剤はA法において使用
される溶剤と同じであり得、好適には、芳香族炭化水素
類である。
【0039】使用される酸としては、ベンゼンスルホン
酸、パラトルエンスルホン酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸、メタンスルホン酸のようなスルホン酸類、塩
酸、硫酸のような鉱酸類であり得、好適には、硫酸また
はスルホン酸類であり、更に好適には、パラトルエンス
ルホン酸である。
【0040】反応温度及び時間は、原料化合物、溶剤、
並びに触媒の種類によって異なるが反応温度は、通常6
0℃乃至200℃であり得、好適には100℃乃至15
0℃であり、反応時間は通常、3時間乃至24時間であ
り得、好適には、4時間乃至12時間である。
【0041】反応終了後、本反応の目的化合物は、常法
にしたがって、反応混合物より採取される。例えば、反
応混合物を炭酸水素ナトリウムのようなアルカリ水溶液
により中和洗浄し、不溶物を除いた後、無水硫酸マグネ
シウムのような乾燥剤で乾燥後、溶剤を溜去することに
より得ることができる。必要ならば、減圧蒸留、カラム
クロマトグラフィー等で精製することができる。
【0042】B−2法は、不活性溶剤中、縮合剤及び塩
基存在下に一般式(II)を有する化合物と一般式(I
IIb )を有する化合物とを反応させることにより達成
される。
【0043】使用される不活性溶剤はA法において使用
される溶剤と同じであり得、好適には、ハロゲン化炭化
水素類であり特に好適には、塩化メチレンである。
【0044】使用される縮合剤としては、例えば、
N′,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)のようなN′,N′−ジシクロアルキルカルボジイ
ミド類、N,N−ジカルボニルのようなイミダゾールイ
ミダゾール誘導体を挙げることができるが、好適には、
DCCである。 使用される塩基としては、ピリジン類
であり、好適には、4−ジメチルアミノピリジンであ
る。
【0045】反応温度は、0℃乃至100℃で行なわれ
るが、好適には、10℃乃至40℃である。
【0046】反応時間は、反応温度、原料、試薬又は使
用される溶剤等により異なるが、通常5分乃至5時間で
あり、好適には30分乃至2時間である。
【0047】例えば、反応混合物を適宜、不溶物が存在
する場合には濾過により除去した後、酢酸エチルのよう
な混和しない有機溶媒を加え、飽和重曹水で洗浄後、目
的化合物を含む有機層を分取し、無水硫酸ナトリウム等
で乾燥後、溶剤を留去することによって得られる。
【0048】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はカラムクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。
【0049】C法は、不活性溶剤中、ハロゲン化水素捕
捉剤の存在下に一般式(II)を有する化合物と一般式
(IIIc )を有する化合物とを反応させることにより
達成される。
【0050】使用される不活性溶剤はA法において使用
される溶剤と同じ溶剤であり、好適には、芳香族炭化水
素である。
【0051】使用されるハロゲン化水素捕捉剤として
は、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物、炭酸リチウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金
属炭酸塩、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムのようなアルカリ金属炭酸水素塩、トリ
エチルアミン、トリオクチルアミン、N−メチルモルホ
リン、N,N−ジメチルピペラジンのような脂肪族第三
級アミン類、ピリジン、N,N−ジメチルアミノピリジ
ンのようなピリジン類であり得、好適には、トリエチル
アミン及びピリジン類である。
【0052】反応温度は、通常0℃乃至120℃であ
り、好適には10℃乃至60℃であり、反応時間は通
常、1時間乃至12時間であり、好適には、4時間乃至
8時間である。
【0053】反応終了後、本反応の目的化合物は、常法
にしたがって、反応混合物より採取さる。例えば、反応
混合物を希塩酸、希硫酸のような希鉱酸により洗浄し、
不溶物を除いた後、無水硫酸マグネシウムのような乾燥
剤で乾燥後、溶剤を溜去することにより得ることができ
る。必要ならば、減圧蒸留、カラムクロマトグラフィー
等で精製することができる。
【0054】本発明の酸化防止剤を高分子材料に添加す
るには、重合前か重合後、あるいは成形加工中の都合の
よいあらゆる段階で通常の技術により、容易に添加でき
る。例えば、該酸化防止剤を粒状あるいは粉末状の高分
子材料と混合するか、あるいは当該防止剤の溶液もしく
は懸濁液を高分子材料と混合して乾燥するか、液状の単
量体、ポリオール、イソシアネート、可塑剤あるいはプ
レポリマーと混合して高分子材料に添加することができ
る。
【0055】本発明の酸化防止剤により安定化される有
機材料には油脂、潤滑油、ワックス、天然ゴム、有機顔
料、染料、印刷インキ、合成高分子用モノマー、ポリウ
レタン用ポリオール、合成高分子などが含まれる。
【0056】合成高分子としては、ポリオレフィン、例
えば、低密度、直鎖状低密度、高密度及び架橋ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリイソブテン、ポリメチルブ
テン−1、ポリメチルペンテン−1、ポリイソプレン、
ポリブタジエン及びそのようなホモポリマーの混合物
(例えば、ポリプロピレンとポリエチレン、ポリプロピ
レンとポリブテン−1、又はポリプロピレンとポリイソ
ブチレンの混合物)、オレフィンのコポリマー、例え
ば、エチレン−プロピレンコポリマー、プロピレン−ブ
テン−1コポリマー、エチレン−ブテン−1コポリマ
ー、エチレン及びプロピレンとブタジエン、ヘキサジエ
ン、ジシクロペンタジエンあるいはエチリデンノルボル
ネンのようなジエンとのターポリマー:スチレン系ポリ
マー、例えば、ポリスチレン、ポリ(α−メチルスチレ
ン)、スチレン又はα−メチルスチレンと他のビニル系
モノマーとのコポリマー、例えば、スチレン−無水マレ
イン酸コポリマー、スチレン−ブタジエンコポリマー、
スチレン−アクリロニトリル−メチルメタクリレートコ
ポリマー、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エ
ステルコポリマー、及びスチレンのグラフトコポリマ
ー、例えば、ポリブタジエンに対するスチレンのグラフ
トコポリマー、ポリブタジエンに対するスチレンとアク
リロニトリルのグラフトコポリマー及び上記スチレンコ
ポリマーとこれらとの混合物、例えば、ABS、MB
S、ASAあるいはAES:ハロゲン含有樹脂、例え
ば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化
ビニル、ポリクロロプレン、塩素化ビニル−塩化ビニリ
デンコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、
塩化ビニル−エチレンコポリマー、塩化ビニリデン−酢
酸ビニルコポリマー、塩素化ポリエチレン及び塩素化ポ
リプロピレン、ポリクロロトリフルオロエチレン及びポ
リテトラフルオロエチレン:α,β−不飽和酸及びその
酸誘導体のポリマー、例えば、ポリアクリル酸エステル
及びポリメタクリル酸エステル、ポリアクリルアミド及
びポリアクリロニトリル:不飽和アルコールと不飽和ア
ミン又はそのアシル誘導体又はアセタールのポリマー、
例えば、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ステアリン酸ビニル、ポリ安息香酸ビニル、ポリマレイ
ン酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリフタル酸アリ
ル、ポリメラミンアリル、及び前記単量体と他種のビニ
ル化合物とのコポリマー、例えば、エチレン−酢酸ビニ
ルコポリマー:ポリアルキレンオキシド及びポリフェニ
レンオキシド、例えば、ポリオキシメチレン、オキシメ
チレン−エチレンオキシドコポリマー、ポリオキシエチ
レン、ポリプロピレンオキシド、ポリイソブチレンオキ
シド及びポリフェニレンオキシド:変性セルロース、例
えば、セルロースアセテート、セルロースアセテートブ
チレート、セルロースアセテートプロピオネート、セル
ロースプロピオネート、ニトロセルロース、エチルセル
ロース:ポリアミド及びコポリアミド、例えば、ジアミ
ンと脂肪酸又は芳香族ジカルボン酸から、及び/又はア
ミノカルボン酸又はそれに対応するラクタムから誘導さ
れるポリアミド及びコポリアミド:例えば、ナイロン
6、ナイロン6/6、ナイロン6/10、ナイロン1
1、ナイロン12、芳香族ポリアミド:ポリエステル、
例えば、ジカルボン酸とジアルコールとから、及び/又
はヒドロオキシカルボン酸又はそれに対応するラクトン
から誘導されるポリエステル、例えば、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシク
ロヘキサン−1,4−ジメチレンテレフタレート:ポリ
カーボネート:ポリエステルカーボネート:ポリエーテ
ルイミド:ポリエーテルエーテルケトン:ポリエーテル
スルホン:ポリフェニレンオキシド:ポリフェニレンス
ルフィド:ポリスルホン:ケイ素樹脂:あるいは上記合
成高分子のブレンド組成物:ポリウレタン、一方がアル
デヒド、他方がフェノール、尿素又はメラミンとから誘
導される架橋ポリマー、例えば、フェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂及びジアリールフタレート樹
脂:エポキシポリマー、例えば、エポキシ化合物のホモ
ポリマー及びコポリマー、例えば、ポリエチレンオキシ
ド、及びビスグリシジルエーテル化合物のポリマー:ア
クリル系コポリマー、例えば、アクリル酸及びメタアク
リル酸とそれらのエステルとビニル系モノマーから誘導
されるプレポリマー、アルキド樹脂、例えば、グリセロ
ール−フタル酸樹脂及びこれとメラミン−ホルムアルデ
ヒド樹脂との混合物、不飽和ポリエステル樹脂例えば、
飽和及び不飽和ジカルボン酸と多価アルコールとのコポ
リエステルから誘導され、架橋剤としてビニル化合物を
用いて得られた不飽和ポリエステル樹脂、及びそれを塩
素化して難燃化変性を施したものが挙げられる。
【0057】高分子材料の効果的安定化に必要な本発明
の酸化防止剤の量は、種々の要因、例えば対象となるポ
リマーの種類及び性質、その使用目的、及び他の安定剤
の存在等に依存する。通常、高分子の重量を基準にして
本発明の酸化防止剤を0.01乃至5.0 重量%用いると充分
であるが、好適には、ポリオレフィン及びスチレン系ポ
リマーについては0.01乃至2.0 重量%、好ましくは0.05
乃至2.0 重量%:塩化ビニル及び塩化ビニリデンポリマ
ーについては0.01乃至5.0 重量%、好ましくは0.05乃至
2.0 重量%:そして、ポリウレタン及びポリアミドにつ
いては0.01乃至5.0 重量%、好ましくは0.05乃至2.0 重
量%である。所望により、本発明の酸化防止剤の1種又
はそれ以上を一緒に用いることができる。又必要に応じ
て本発明の酸化防止剤と他のフェノール系の酸化防止剤
を使用することもできる。
【0058】本発明の高分子材料用酸化防止剤は、高分
子工業の分野で慣用の種々の添加剤を併用することがで
き、例えばそのような添加剤として次のものがあげられ
る。イオウ系安定剤としては、例えば、ジラウリルチオ
ジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロピオネー
ト、ジステアリルチオジプロピオネート、ペンタエリス
リチルテトラキス[ドデシルチオプロピオネート]など
が例示できる。
【0059】リン系安定剤としては、例えば、トリス
(2,4−ジ−t −ブチルフェニル)ホスファイト、ト
リフェニルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホ
スファイト、ジステアリル ペンタエリスリトール ジ
ホスファイト、ビス(2,6−ジ−t −ブチル−4−メ
チルフェニル)ペンタエリスリトール ジホスファイ
ト;ビス(2,4−ジ−t-ブチルフェニル)ペンタエリ
スリトールジホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−
t −ブチルフェニル)4,4−ビフェニレンホスホナイ
トなどが例示できる。
【0060】ヒンダードアミン系光安定剤としては、例
えば、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン、4−ステアロイルオキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、4−メタクリロイル
オキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4
−メタクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタ
メチルピペリジン、ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジニル)セバケート、ビス(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)セバケ
ート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−1−オク
トキシ−4−ピペリジニル)セバケート、2−メチル−
2−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニ
ル)イミノ−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニル)プロピオンアミド、2−メチル−2−
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニ
ル)イミノ−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ピペリジニル)プロピオンアミド、1−アクリロ
イル−4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジニル)2−ブチル−2−(3,5−
ジ−t −ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネー
ト、 8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−
テトラメチル1,3,8−トリアザスピロ[4,5]デ
カン−2,4−ジオン、テトラキス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジニル)1,2,3,4−ブ
タンテトラカルボキシレート、テトラキス(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)1,
2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、トリデシ
ル・トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレー
ト、トリデシル・トリス(1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテ
トラカルボキシレート、4ー{3−(3,5−ジ−t
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ}−1−[2−{3−(3,5−ジ−t −ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}エチル]
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ジトリデシ
ル・ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジニル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレー
ト、ジトリデシル・ビス(1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジニル)1,2,3,4−ブタンテ
トラカルボキシレート、3,9−ビス[1,1−ジメチ
ル−2−{トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニルオキシカルボニル)ブチルカルボニルオ
キシ}エチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
[5,5]ウンデカン、3,9−ビス[1,1−ジメチ
ル−2−(トリス{1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ピペリジルオキシカルボニル)ブチルカルボニル
オキシ}エチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ[5,5]ウンデカン、ジメチルサクシネート・4−
ヒドロキシ−1−(−ヒドロキシエチル)−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ[エチ
レン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ニル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジニル)イミノ}]、ポリ
[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミ
ノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}
{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメ
チル−4-ピペリジニル)イミノ}]、ポリ[{6−(シ
クロヘキシルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2,
4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジニル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)イミ
ノ}]、ポリ[{6−(モルフォリノ)−1,3,5−
トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジニル)イミノ}ヘキサメチレ
ン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニ
ル)イミノ}]、1,6,11−トリス[{4,6−ビス
(N−ブチル−N−(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)アミノ)−1,3,5−トリアジン−
2−イル}アミノ]アザウンデカン、1,6,11−トリ
ス[{4,6−ビス(N−ブチル−N−(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)アミノ)−
1,3,5−トリアジン−2−イル}アミノ]アザウン
デカン、1,5,8,12−テトラキス[4,6−ビス
{N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジニル)アミノ)−1,3,5−トリア
ジン−2−イル]−1,5,8,12−テトラアザドデカ
ンおよびポリメチルプロピル−3−オキシ[4−(2,
2,6,6−テトラメチル)ピペリジニル]シロキサン
などが例示できる。好適には、特にビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケート、ビ
ス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ニル)セバケート、テトラキス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジニル)1,2,3,4−ブタン
テトラカルボキシレート、テトラキス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)1,2,
3,4−ブタンテトラカルボキシレート、ジメチルサク
シネート・4−ヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合
物、ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイ
ル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ニル)イミノ]ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)イミノ}]、ポリ[{6
−モルフォリノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジ
イル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)イミノ}]、1,5,
8,12−テトラキス{4,6−ビス(N−1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ブチル
アミノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル]−1,
5,8,12−テトラアザドデカンである。
【0061】ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、
例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルフォニック
アシッド、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシロキシベンゾフェノ
ン−2−ヒドロキシ−4−ベンジロキシベンゾフェノ
ン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メト
キシフェニル)メタン、2,2′−ジヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−
4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、2,2′,4,
4′−テトラヒドロキシベンゾフェノンおよび2、ヒド
ロキシ−4−メトキシ−2′−カルボキシベンゾフェノ
ンなどを例示できる。
【0062】また、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
としては、例えば、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2′−ヒド
ロキシ−3′,5′−ビス(α,α−ジメチルベンジ
ル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′,5′−ジ−t −ブチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−t −ブ
チル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−
t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t −ア
ミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5′−t −オクチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2,2′−メチレン−ビス[4−(1,1,3,
3−テトラメチルブチル)−6−(2N−ベンゾトリア
ゾール−2−イル)フェノール]、メチル−3−[3−
t −ブチル−5−(2−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとポリ
エチレングリコールとの縮合物および2−(2−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾトリアゾール・コポリマーなどを
例示できる。
【0063】ニッケル系安定剤としては、例えば、ニッ
ケル モノエチル−ビス(3,5−ジ−t −ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)ホスフォネート;ニッケル ブ
チルアミン−2,2′−チオビス(4−t −オクチルフ
ェノレート)錯体;ニッケルジブチル−ジチオカルバメ
ート;ニッケル 3,5−ジ−t −ブチル−4−ヒドロ
キシベンゾエートが例示できる。
【0064】高級脂肪酸の金属塩としては、例えば、ス
テアリン酸、ミリスチン酸及びラウリン酸のカルシウ
ム、マグネシウム、バリウム、亜鉛、カドミウム、鉛も
しくはニッケル塩などを例示できる。
【0065】その他必要に応じ、重金属不活性化剤、造
核剤、有機錫化合物、可塑剤、エポキシ化合物、顔料、
塗料、蛍光増白剤、充填剤、造強剤、発泡剤、帯電防止
剤、滑剤、防カビ剤、殺菌剤等の加工助剤と併用するこ
とができる。
【0066】この様にして安定化された高分子は、非常
に広範な形態で、例えばフィルム、シート、繊維、テー
プ、圧縮成形材料、射出成形材料、塗料組成物、シーリ
ング材又は接着剤として使用できる。
【0067】
【実施例】次に、実施例及び参考例を挙げて本発明をを
更に詳しく説明するが、これらにより本発明の範囲を限
定するものではない。実施例及び参考例において使われ
ている部又は%は特に記載しない限り重量比である。
【0068】以下の実施例において使用したアルコール
のアルキレンオキシド付加物は、市販品を用いるか、公
知の方法、即ち、小田良平・寺村一広共著「界面活性剤
の合成と応用」第13版1972年 槇書店発行 14
1〜142頁に記載の方法に従い製造した。エチレンオ
キサイド付加モル数は前述のとおり、平均付加モル数で
ある。
【0069】以下の実施例において、出発物質用に製造
したアルキレンオキシド付加物の物性としてヒドロキシ
ル価を測定し記載した。
【0070】実施例1(例示化合物No.5、A法)1,4−ブタンジオールのエチレンオキシド2倍モル付
加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸メチルとの縮合物 1,4−ブタンジオールのエチレンオキシド2倍モル付
加物(ヒドロキシル価632.0平均分子量:177.
6)20.0g(0.113モル)、3−(3,5−ジ
−ブチル−4−ヒドロキシ)フェニルプロピオン酸
メチル65.7g(0.225モル)、トルエン50g
及びテトライソプロポキシチタン0.9gの混合物を1
0時間攪拌、加熱、還流し、生成するメタノールとトル
エンの混合物を溜去した。反応混合物に水20mlを加
えて攪拌、加熱、還流し、水をトルエンとともに溜去し
た。反応液をろ過し、ろ液を減圧下に濃縮し、nD 20
1.5164を示す標題化合物が微黄色ゼリー状物質と
して70.0g(収率:88.8%)得られた。
【0071】実施例2(例示化合物No.6、A法)1,4−ブタンジオールのエチレンオキシド4倍モル付
加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸メチルとの縮合物 1,4−ブタンジオールのエチレンオキシド4倍モル付
加物(ヒドロキシル価413.1、平均分子量:27
1.6)20.0g(0.074モル)を出発物質とし
て用い、他は実施例1と同様な方法により反応し、nD
20 1.5115を示す標題化合物が微黄色ゼリー状物
質として51.6g(収率:88.1%)得られた。
【0072】実施例3(例示化合物No.10、B−1
法)1,3−ブタンジオールのプロピレンオキシド等モル付
加物の3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸との縮合物 1,3−ブタンジオールのプロピレンオキシド等モル付
加物(bp.128℃/15mmgHg)3.7g
(0.025モル)、3−(3,5−ジ−−ブチル−
4−ヒドロキシ)フェニルプロピオン酸20.85g
(0.075モル)、トルエン70g及びp−トルエン
スルホン酸0.07gの混合物を窒素気流下に11時間
攪拌、加熱、還流し、生成する水とトルエンと共に溜去
した。反応混合物を室温に冷却してヘキサン70gを加
え、2%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、次いで2回
水洗した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち、溶媒を減圧下に溜去し、nD 20 1.5150を示す
標題化合物が淡黄色ゼリー状物質として13.3g(収
率:79.5%)得られた。
【0073】実施例4(例示化合物No.15、B−2
法)1,6−ヘキサンジオールのエチレンオキシド4倍モル
付加物と3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)プロピオン酸との縮合物 1,6−ヘキサンジオールのエチレンオキシド4倍モル
付加物(ヒドロキシル価:376.0、平均分子量:2
98.4)1.17g(4.0ミリモル)、3−(3−
−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プ
ロピオン酸1.89g(8.0ミリモル)、塩化メチレ
ン20ml、N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド
2.06g(10.0ミリモル)及び4−ジメチルアミ
ノピリジン0.20gの混合物を40℃で5時間加熱、
攪拌した。反応液を室温に冷却した後、0.1N−塩
酸、水、4%炭酸水素ナトリウム水溶液、水の順に洗浄
し、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に
溶剤を溜去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出液:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)
し、mp:71〜72℃を示す標題化合物が淡黄色非晶
質体として1.82g(収率:62.3%)得られた。
【0074】実施例5(例示化合物No.17、A法)1,6−ヘキサンジオールのエチレンオキシド2倍モル
付加物と3−(3,5−ジt−ブチル−4−ヒドロキシ
−5−メチルフェニル)プロピオン酸メチルとの縮合物 1,6−ヘキサンジオールのエチレンオキシド4倍モル
付加物(ヒドロキシル価376.0g、平均分子量:2
98.4)74.60g(0.25モル)を出発物質と
して用い、他は実施例1と同様な方法により反応、処理
すると、nD 201.5102を示す黄色粘稠物質が17
4.0g得られた。この物質10gをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液;n−ヘキサン:酢酸エチ
ル=4:2)すると、nD 20 1.5138を示す黄色粘
稠油状物質として、1,6−ヘキサンジオールのエチレ
ンオキシド2倍モル付加物と3−(3,5−ジt−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン
酸メチルとの縮合物が4.5g(収率:60%)単離さ
れた。
【0075】実施例6(例示化合物No.19、B−2
法)1,6−ヘキサンジオールのプロピレンオキシド2倍モ
ル付加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオン酸との縮合物 1,6−ヘキサンジオールのプロピレンオキシド2倍モ
ル付加物(ヒドロキシル価:487.5、平均分子量:
230.2)0.8g(3.5ミリモル)を出発物質と
して用い、他は実施例4と同様な方法により反応し、n
D 20 1.5130を示す標題化合物が微黄色ゼリー状物
質として1.71g(収率:65.8%)得られた。
【0076】実施例7(例示化合物No.20、B−1
法)1,6−ヘキサンジオールのプロピレンオキシド2倍モ
ル及びエチレンオキシド2倍モル付加物と3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ン酸との縮合物 1,6−ヘキサンジオールのプロピレンオキシド2倍モ
ル及びエチレンオキシド2倍モル付加物(ヒドロキシル
価:344.8、平均分子量:325.5)9.4g
(28.9ミリモル)を出発物質として用い、他は実施
例3と同様な方法により反応、処理し、標題化合物がn
D 20 1.5064を示す微黄色オイル状物質として2
0.3g(収率:83.0%)得られた。
【0077】実施例8(例示化合物No.28、B−2
法)2−エチル−1,3−ヘキサンジオールのエチレンオキ
シド4倍モル付加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシ)フェニルプロピオン酸との縮合物 2−エチル−1,3−ヘキサンジオールのエチレンオキ
シド4倍モル付加物(ヒドロキシル価:309.0、平
均分子量:363.2)1.2g(3.3ミリモル)を
出発物質として用い、他は実施例4と同様な方法により
反応、処理し、残留物をシリカゲル・カラムクロマトグ
ラフィー(溶出液;ヘキサン:酢酸エチル=7:3)
し、mp:115〜124℃を示す標題化合物が淡黄色
粉末として1.56g(収率:53.4%)得られた。
【0078】実施例9(例示化合物No.33、A法)1,10−デカンジオールのエチレンオキシド2倍モル
付加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸メチルとの縮合物 1,10−デカンジオールのエチレンオキシド4倍モル
付加物(ヒドロキシル価:317.0、平均分子量:3
54.0)35.4g(100.0ミリモル)を出発物
質として用い、他は実施例1と同様な方法により反応、
処理すると、nD 20 1.5064を示す微黄色粘稠油状
物質が80.0g得られた。更に、この10gをシリカ
ゲル・カラムクロマトグラフィー(溶出液;ヘキサン:
酢酸エチル=7:3)すると、nD 20 1.5088を示
す1,10−デカンジオールのエチレンオキシド2倍モ
ル付加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシ)フェニルプロピオン酸メチルとの縮合物が微黄色
粘稠油状物質として2.5g(収率:23.4%)得ら
れた。
【0079】実施例10(例示化合物No.43、B−
2法)グリセリンのエチレンオキシド3倍モル付加物と3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)フェニル
プロピオン酸との縮合物 グリセリンのエチレンオキシド3倍モル付加物(ヒドロ
キシル価:742.5、平均分子量:226.7)0.
339g(1.5ミリモル)を出発物質として用い、他
は実施例4と同様な方法により反応、処理すると、標題
化合物がmp:47〜57℃ を示すワックス状物質と
して1.37g(収率:86.0%)得られた。
【0080】実施例11(例示化合物No.46、B−
2法)グリセリンのプロピレンオキシド4倍モル付加物と3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)フェニル
プロピオン酸との縮合物 グリセリンのプロピレンオキシド4倍モル付加物(ヒド
ロキシル価:513.0、平均分子量:328.1)
0.492g(1.5ミリモル)を出発物質として用
い、他は実施例4と同様な方法により反応、処理する
と、標題化合物がmp:55〜56℃ を示すワックス
状物質として1.48g(収率:83.5%)得られ
た。
【0081】実施例12(例示化合物No.53、B−
2法)トリメチロールプロパンのエチレンオキシド3倍モル付
加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ)フェニルプロピオン酸との縮合物 トリメチロールプロパンのエチレンオキシド3倍モル付
加物(ヒドロキシル価:620.0、平均分子量:27
1.45)0.41g(1.5ミリモル)を出発物質と
して用い、他は実施例4と同様な方法により反応、処理
すると、標題化合物がmp:52〜55℃ を示すワッ
クス状物質として1.30g(収率:82.6%)得ら
れた。
【0082】実施例13(例示化合物No.55、A
法)トリメチロールプロパンのエチレンオキシド9倍モル付
加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸メチルとの縮合物 トリメチロールプロパンのエチレンオキシド9倍モル付
加物(ヒドロキシル価:315.0、平均分子量:53
4.3)20.0g(37.4ミリモル)、3−(3,
5−ジ−−ブチル−4−ヒドロキシ)フェニルプロピ
オン酸メチル32.0g(0.11モル)、トルエン1
50g及びナトリウムエチラート0.04gの混合物を
5時間攪拌、加熱、還流し、生成するメタノールとトル
エンの混合物を溜去した。反応液を室温に冷却後、5%
硫酸で中和した後、水で2回洗浄し、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮し、nD 20 1.51
13を示す標題化合物が淡黄色粘稠油状物質として4
7.3g(収率:96.1%)得られた。
【0083】実施例14(例示化合物No.64、B−
2法)ペンタエリスリトールのエチレンオキシド4倍モル付加
物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)
フェニルプロピオン酸との縮合物 ペンタエリスリトールのエチレンオキシド4倍モル付加
物(ヒドロキシル価:728.0、平均分子量:30
8.25)0.462g(1.5ミリモル)を出発物質
として用い、他は実施例4と同様な方法により反応、処
理し、mp:118〜127℃を示す標題化合物が微黄
色ワックス状物質として1.484g(収率:73.3
%)得られた。
【0084】実施例15(例示化合物No.71、B−
2法)ペンタエリスリトールのプロピレンオキシド4倍モル付
加物と3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ)フェニルプロピオン酸メチルとの縮合物 ペンタエリスリトールのプロピレンオキシド4倍モル付
加物(ヒドロキシル価583.0、平均分子量:38
5.0)19.25g(0.05モル)を出発物質とし
て用い、他は実施例4と同様な方法により反応、処理
し、mp:42〜45℃を示す標題化合物が微黄色ワッ
クス状物質として50.2g(収率:70.4%)得ら
れた。
【0085】実施例16(耐熱老化性試験) 未安定化ポリプロピレン粉末(MFR〜4.0 )100 部に
本発明酸化防止剤0.20部をラボプラストミル(東洋精機
製作所製)ミキサーで200 ℃で10分間混練して均質にし
た。得られた塊を直ちにプレス機で2 〜3 mm厚のシート
に圧延した。このシートの1部を切り取りプレス機で24
0 ℃、4分間加圧し、0.5mm 厚シートを得た。得られた
ポリプロピレン0.5mm 厚シートから10×100mm の試験片
を作成し、130 ℃のオーブン中に経時し、酸化分解(白
化)が始まるまでの日数を劣化の指標とした。結果を表
2に示す。
【0086】
【表2】 実施例化合物 添加量(%) 130℃耐熱日数 例示化合物No. ─────────────────────────────────── 実施例 1 0.20% 104 5 実施例 5 0.20% 105 17 実施例 6 0.20% 84 19 実施例 7 0.20% 82 20 実施例 9 0.20% 102 33 実施例11 0.20% 93 46 実施例12 0.20% 85 53 実施例14 0.20% 85 64 実施例15 0.20% 110 71 ──────────────────────────────────── 比較化合物 1 0.20% 53 比較化合物 2 0.20% 58 ─────────────────────────────────── 比較化合物 1:特公昭55−27120号公報記載の化合物 トリエチレングリコール ビス[3−(3−t −ブチル− 4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオネート] =イルガノックス245(チバ・ガイギー社製品) 比較化合物 2:特公昭55−27120号公報記載の化合物 トリエチレングリコール ビス[3−(3,5−ジ−t − ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]
【0087】
【発明の効果】本発明の上記一般式(I)を有する化合
物は、有機材料用酸化防止剤として有用であり、特に高
分子材料との相溶性に優れ、揮散性及び表面への移行性
が低く、しかも、優れた熱安定化効果を有し、且つ、耐
NOx 性にも優れている。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【表1】 ─────────────────────────────────── 化合物 No R2 {(EO)a+ (PO)b} R1 n m ─────────────────────────────────── 1 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2} Me 2 0 2 -OCH2(CH2)2CH2O- {(PO)2} Me 2 0 3 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2 +(PO)2} Me 2 0 4 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)1} tBu 1 1 5 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 6 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 7 -OCH2(CH2)2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 8 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)1 +(PO)2} tBu 2 0 9 -OCH2(CH2)2CH2O- {(EO)2 +(PO)2} tBu 2 0 10 -OCH2CH2CH(Me)O- {(PO)1} tBu 1 1 11 -OCH2CH2CH(Me)O- {(PO)2} tBu 2 0 12 -OCH2C(Me)2CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 13 -OCH2C(Me)2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 14 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)2} Me 2 0 15 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)4} Me 2 0 16 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)1} tBu 1 1 17 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 18 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 19 -OCH2(CH2)4CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 20 -OCH2(CH2)4CH2O- {(EO)2 +(PO)2} tBu 2 0 21 -OCH2CH2CH(Me)CH2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 22 -OCH(Me)CH2C(Me)2O- {(EO)4} tBu 2 0 23 -OCH(Me)CH2OCH(Me)CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 24 -OCH2C(Et)2CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 25 -OCH2(CH2)6CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 26 -OCH2(CH2)6CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 27 -OCH2(CH2)6CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 28 -OCH2CH(Et)CH(Pr)O- {(EO)4} tBu 2 0 29 -OCH2C(Et)(Bu)CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 30 -OCH2(CH2)7CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 31 -OCH(Me)CH2O{CH(Me)CH2O}2- {(EO)2} tBu 2 0 32 -OCH2(CH2)8CH2O- {(EO)2} Me 2 0 33 -OCH2(CH2)8CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 34 -OCH2(CH2)8CH2O- {(EO)4} tBu 2 0 35 -OCH2(CH2)8CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 36 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2} Me 2 0 37 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2+(PO)2} Me 2 0 38 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2} tBu 2 0 39 -OCH2(CH2)10CH2O- {(PO)2} tBu 2 0 40 -OCH2(CH2)10CH2O- {(EO)2+(PO)2} tBu 2 0 41 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)3} Me 3 0 42 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)2} tBu 2 1 43 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)3} tBu 3 0 44 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)6} tBu 3 0 45 -OCH2CH(O-)CH2O- {(EO)9} tBu 3 0 46 -OCH2CH(O-)CH2O- {(PO)4} tBu 3 0 47 MeC(CH2O-)3 {(EO)3} tBu 3 0 48 MeC(CH2O-)3 {(EO)6} tBu 3 0 49 MeC(CH2O-)3 {(PO)3} tBu 3 0 50 EtC(CH2O-)3 {(EO)3} Me 3 0 51 EtC(CH2O-)3 {(PO)3} Me 3 0 52 EtC(CH2O-)3 {(EO)3+(PO)3} Me 3 0 53 EtC(CH2O-)3 {(EO)3} tBu 3 0 54 EtC(CH2O-)3 {(EO)6} tBu 3 0 55 EtC(CH2O-)3 {(EO)9} tBu 3 0 56 EtC(CH2O-)3 {(PO)3} tBu 3 0 57 EtC(CH2O-)3 {(PO)6} tBu 3 0 58 EtC(CH2O-)3 {(EO)3+(PO)3} tBu 3 0 59 -OCH2(CH2)3CH(O-)CH2O- {(EO)3} tBu 3 0 60 -OCH(Me)CH(CH2O-)CH(Me)O- {(EO)3} tBu 3 0 61 O{CH2CH(O-)CH2O-}2 {(EO)4} tBu 4 0 62 O{CH2CH(O-)CH2O-}2 {(PO)4} tBu 4 0 63 O{CH2CH(O-)CH2O-}2 {(EO)4+(PO)4} tBu 4 0 64 C(CH2O-)4 {(EO)4} Me 4 0 65 C(CH2O-)4 {(EO)8} Me 4 0 66 C(CH2O-)4 {(PO)4} Me 4 0 67 C(CH2O-)4 {(EO)3} tBu 3 1 68 C(CH2O-)4 {(EO)4} tBu 4 0 69 C(CH2O-)4 {(EO)8} tBu 4 0 70 C(CH2O-)4 {(EO)16} tBu 4 0 71 C(CH2O-)4 {(PO)4} tBu 4 0 72 C(CH2O-)4 {(PO)8} tBu 4 0 73 C(CH2O-)4 {(PO)16} tBu 4 0 74 C(CH2O-)4 {(EO)4+(PO)4} tBu 4 0 75 C(CH2O-)4 {(EO)8+(PO)8} tBu 4 0 ──────────────────────────────────── 上記化合物のうち、好適には、化合物番号1、2、3、
4、5、7、8、9、14、16、17、19、20、
25、27、32、33、35、36、37、38、3
9、40、41、42、43、44、46、47、4
9、50、51、52、53、54、56、57、5
8、64、66、67、68、71及び74の化合物を
挙げ得、特に好適には、化合物番号1、2、3、4、
5、7、8、9、14、16、17、19、20、2
5、27、32、33、35、41、42、43、4
6、50、51、52、53、56、58、64、6
6、67、68、71及び74の化合物を挙げることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 高明 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 市橋 哲也 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 車田 知之 神奈川県川崎市川崎区千鳥町1−1 日本 乳化剤株式会社技術研究所内 (72)発明者 丸山 博秀 神奈川県川崎市川崎区千鳥町1−1 日本 乳化剤株式会社技術研究所内 (72)発明者 横尾 和則 神奈川県川崎市川崎区千鳥町1−1 日本 乳化剤株式会社技術研究所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1 はC1 −C6 アルキル基を示し、 EOはエチレンオキシ基を示し、POはプロピレンオキ
    シ基を示し、 a及びbは同一又は異なって0又は1乃至16の整数を
    示すが、同時に0であることはない。R2 は、酸素で中
    断されていてもよい2乃至4価のC3 −C12アルカンポ
    リオキシ基を示し、mは、0又は1乃至3の整数を示
    し、nは、1乃至4の整数を示すが、但し、mとnの和
    は、2乃至4の整数を示す。aとbの和は、mとnの和
    が2のとき、1乃至4の整数であり、mとnの和が3の
    とき、1乃至12の整数であり、mとnの和が4のと
    き、1乃至16の整数である。但し、上記において、R
    2 が2価のC3 アルカンジオキシ基である場合を除
    く。]を有する置換フェニルアルカン酸誘導体。
  2. 【請求項2】R1 がC1 −C4 アルキル基を示し、R2
    は2価のC4 −C10アルカンジオキシ基を示し、a及び
    bは、同一又は異なって0又は、1乃至4の整数を示
    し、aとbの和は、1乃至4であり、mとnの和が2で
    ある、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エステ
    ル。
  3. 【請求項3】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、R
    2 は1,4-ブタンジオキシ基、1,6-ヘキサンジオキシ基、
    1,8-オクタンジオキシ基又は1,10- デカンジオキシ基か
    ら選択された2価の直鎖アルカンジオキシ基を示し、a
    は、1又は2を示し、bは、0を示し、mとnの和が2
    である、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エステ
    ル。
  4. 【請求項4】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、R
    2 は1,4-ブタンジオキシ基、1,6-ヘキサンジオキシ基、
    1,8-オクタンジオキシ基又は1,10- デカンジオキシ基か
    ら選択された2価の直鎖アルカンジオキシ基を示し、a
    は、0を示し、bは、1又は2を示し、mとnの和が2
    である、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エステ
    ル。
  5. 【請求項5】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、R
    2 は1,4-ブタンジオキシ基、1,6-ヘキサンジオキシ基、
    1,8-オクタンジオキシ基又は1,10- デカンジオキシ基か
    ら選択された2価の直鎖アルカンジオキシ基を示し、a
    及びbは、同一又は異なって、1又は2を示し、aとb
    の和は、2乃至4の整数を示し、mとnの和が2であ
    る、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エステル。
  6. 【請求項6】R1 がC1 −C4 アルキル基を示し、R2
    は3価のC3 −C8 アルカントリオキシ基を示し、a及
    びbは、同一又は異なって0又は1乃至9の整数を示
    し、aとbの和は、1乃至9の整数であり、mとnの和
    が3である、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エ
    ステル。
  7. 【請求項7】R1 がC1 −C4 アルキル基を示し、R2
    は3価のC3 −C8 アルカントリオキシ基を示し、a及
    びbは、同一又は異なって0又は1乃至6の整数を示
    し、aとbの和は、1乃至6の整数であり、mとnの和
    が3である、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エ
    ステル。
  8. 【請求項8】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、R
    2 は式:-OCH2CH(O-)CH2O-及び式:C2H5C(CH2O-)3から
    選択された3価のアルカントリオキシ基を示し、aは、
    1乃至3の整数を示し、bは0を示し、mとnの和が3
    である、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エステ
    ル。
  9. 【請求項9】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、R
    2 は式:-OCH2CH(O-)CH2O-及び式:C2H5C(CH2O-)3から
    選択された3価のアルカントリオキシ基を示し、aは0
    を示し、bは、1乃至4の整数を示し、mとnの和が3
    である、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エステ
    ル。
  10. 【請求項10】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、
    2 は式:-OCH2CH(O-)CH2O-及び式:C2H5C(CH2O-)3
    ら選択された3価のアルカントリオキシ基を示し、a及
    びbは、同一又は異なって、1乃至3の整数を示し、a
    とbの和は、2乃至6の整数を示し、mとnの和が3で
    ある、請求項1記載の置換フェニルアルカン酸エステ
    ル。
  11. 【請求項11】R1 がC1 −C4 アルキル基を示し、R
    2 が4価のC5 −C6 アルカンテトラオキシ基を示し、
    a及びbは、同一又は異なって、0又は1乃至12の整
    数を示し、aとbの和は、1乃至12の整数を示し、m
    とnの和が4である、請求項1記載の置換フェニルアル
    カン酸エステル。
  12. 【請求項12】R1 がC1 −C4 アルキル基を示し、R
    2 が4価のC5 −C6 アルカンテトラオキシ基を示し、
    a及びbは、同一又は異なって、0又は1乃至8の整数
    を示し、aとbの和は、1乃至8の整数を示し、mとn
    の和が4である、請求項1記載の置換フェニルアルカン
    酸エステル。
  13. 【請求項13】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、
    2 が式:C(CH2O-)4 で表される4価のアルカンテトラ
    オキシ基を示し、aは、1乃至4の整数を示し、bは0
    を示し、mとnの和が4である、請求項1記載の置換フ
    ェニルアルカン酸エステル。
  14. 【請求項14】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、
    2 が式:C(CH2O-)4 で表される4価のアルカンテトラ
    オキシ基を示し、aは、0を示し、bは、1乃至4の整
    数を示し、mとnの和が4である、請求項1記載の置換
    フェニルアルカン酸エステル。
  15. 【請求項15】R1 がメチル基又はt-ブチル基を示し、
    2 が式:C(CH2O-)4 で表される4価のアルカンテトラ
    オキシ基を示し、a及びbは、同一又は異なって、1乃
    至4の整数を示し、aとbの和は、2乃至8の整数を示
    し、mとnの和が4である、請求項1記載の置換フェニ
    ルアルカン酸エステル。
  16. 【請求項16】請求項1の置換フェニルアルカン酸誘導
    体を有効成分とする有機材料用酸化防止剤。
JP17892395A 1994-07-19 1995-07-14 新規酸化防止剤 Pending JPH0892165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17892395A JPH0892165A (ja) 1994-07-19 1995-07-14 新規酸化防止剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16652394 1994-07-19
JP6-166523 1994-07-19
JP17892395A JPH0892165A (ja) 1994-07-19 1995-07-14 新規酸化防止剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0892165A true JPH0892165A (ja) 1996-04-09

Family

ID=26490861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17892395A Pending JPH0892165A (ja) 1994-07-19 1995-07-14 新規酸化防止剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0892165A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002002684A1 (de) * 2000-07-05 2002-01-10 Basf Aktiengesellschaft Stabilisatoren, insbesondere für thermoplastische polyurethane
WO2024170610A1 (en) 2023-02-17 2024-08-22 Basf Se Process for the preparation of hydroxyphenylcarboxylic acid esters using catalytic transesterification

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002002684A1 (de) * 2000-07-05 2002-01-10 Basf Aktiengesellschaft Stabilisatoren, insbesondere für thermoplastische polyurethane
JP2004502814A (ja) * 2000-07-05 2004-01-29 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 特に熱可塑性ポリウレタン用の安定剤
WO2024170610A1 (en) 2023-02-17 2024-08-22 Basf Se Process for the preparation of hydroxyphenylcarboxylic acid esters using catalytic transesterification

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4340534A (en) Ethers based on polyalkyl-1-oxadiazaspirodecanes
JPS59122487A (ja) ピペリジル−トリアジン−トリアミン誘導体及び高分子材料用安定剤
US5169925A (en) Polymeric polyalkyl-1-oxa-diazaspirodecanes
DE4407947C2 (de) Polymethylpiperidinverbindungen, die Silangruppen enthalten, diese enthaltende Zusammensetzungen und die Verwendung als Stabilisatoren für organische Materialen geeignet sind
EP0314472B1 (en) Novel piperidyl-triazine derivatives and their use as polymer stabilizers
JPS6332783B2 (ja)
BE1008476A5 (fr) Composes piperidiques, composition stabilisee par ces composes, procede les utilisant et leur utilisation pour stabiliser une matiere organique.
HK1005729B (en) Novel piperidyl-triazine derivatives and their use as polymer stabilizers
KR0183121B1 (ko) 페닐알카논산 에스테르 및 항산화제로서의 그의 용도
JPH0122265B2 (ja)
JPH0892165A (ja) 新規酸化防止剤
JPH0657033A (ja) 置換−1−オキシ−4−アシルオキシピペリジンまたは1−オキシ−4−アシルアミノピペリジン安定剤
JP3038508B2 (ja) 有機材料用安定剤として使用するためのピペリジン−トリアジン化合物
US4237294A (en) 2,2,6,6-Tetramethylpiperidine derivatives
US5633378A (en) Polyalkylpiperidine compounds
JPS6332784B2 (ja)
ITMI942260A1 (it) Derivati della 2, 2, 6, 6-tetrametilpiperidina utili come stabilizzanti alla luce, al calore e all'ossidazione per materiali organici
JP2723794B2 (ja) 新規酸化防止剤
FR2746799A1 (fr) Composes stabilisants, composition les contenant et leur procede d'utilisation
WO2006054446A1 (ja) ヒドロキシベンゾエート化合物の製造方法
EP0414916B1 (en) Phosphite compound and application thereof
JP2731185B2 (ja) ピペリジル−トリアジン誘導体
SU688132A3 (ru) Способ получени линейных термопластичных сложных полиэфиров
JPH03123757A (ja) 安定剤としてのヒドロキシフェニルカルボン酸エステル
DE4404144A1 (de) Neue Piperidin-triazin-Verbindungen, die zur Verwendung als Stabilisatoren für organische Materialien geeignet sind