JPH0892259A - シラシクロヘキサン化合物、その製造方法及びこれを含有する液晶組成物 - Google Patents
シラシクロヘキサン化合物、その製造方法及びこれを含有する液晶組成物Info
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- JPH0892259A JPH0892259A JP7214261A JP21426195A JPH0892259A JP H0892259 A JPH0892259 A JP H0892259A JP 7214261 A JP7214261 A JP 7214261A JP 21426195 A JP21426195 A JP 21426195A JP H0892259 A JPH0892259 A JP H0892259A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シラシクロヘキサン環を有する液晶化合物を
提供する。 【構成】 下記一般式(I)で表されるシラシクロヘキ
サン化合物。 但し、Rは炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、炭素数
1〜10のモノ又はジフルオロアルキル基、炭素数3〜
8の分枝鎖状アルキル基、炭素数2〜7のアルコキシア
ルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基を表す。 は1又は4位のケイ素がH、F、Cl又はCH3の置換
基を持つトランス−1−シラ−1,4−シクロヘキシレ
ン基又はトランス−4−シラ−1,4−シクロへキシレ
ン基を表す。L1及びL2はそれぞれ相互に独立してH又
はFを表す。L3及びL4はそれぞれ相互に独立してH、
F又はClを表す。XはH、CN、F、Cl、CF3、
CF2Cl、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、OC
HFCl、OCHF2、炭素数1〜10の直鎖状アルキ
ル基又は炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。iは
0、1又は2を表す。
提供する。 【構成】 下記一般式(I)で表されるシラシクロヘキ
サン化合物。 但し、Rは炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、炭素数
1〜10のモノ又はジフルオロアルキル基、炭素数3〜
8の分枝鎖状アルキル基、炭素数2〜7のアルコキシア
ルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基を表す。 は1又は4位のケイ素がH、F、Cl又はCH3の置換
基を持つトランス−1−シラ−1,4−シクロヘキシレ
ン基又はトランス−4−シラ−1,4−シクロへキシレ
ン基を表す。L1及びL2はそれぞれ相互に独立してH又
はFを表す。L3及びL4はそれぞれ相互に独立してH、
F又はClを表す。XはH、CN、F、Cl、CF3、
CF2Cl、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、OC
HFCl、OCHF2、炭素数1〜10の直鎖状アルキ
ル基又は炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。iは
0、1又は2を表す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なシラシクロヘキ
サン化合物、その製造方法、これを含有する液晶組成物
及びこの液晶組成物を含有する液晶表示素子に関する。
サン化合物、その製造方法、これを含有する液晶組成物
及びこの液晶組成物を含有する液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、液晶物質が持つ光学異
方性及び誘電異電性を利用したものであり、その表示様
式によって、TN型(ねじれネマチック型)、STN型
(超ねじれネマチック型)、SBE型(超複屈折型)、
DS型(動的散乱型)、ゲスト・ホスト型、DAP型
(整列相の変形型)及びOMI型(光学的モード干渉
型)等、各種の方式がある。最も一般的なディスプレイ
デバイスはシャット−ヘルフリッヒ効果に基づき、ねじ
れネマチック構造を有するものである。
方性及び誘電異電性を利用したものであり、その表示様
式によって、TN型(ねじれネマチック型)、STN型
(超ねじれネマチック型)、SBE型(超複屈折型)、
DS型(動的散乱型)、ゲスト・ホスト型、DAP型
(整列相の変形型)及びOMI型(光学的モード干渉
型)等、各種の方式がある。最も一般的なディスプレイ
デバイスはシャット−ヘルフリッヒ効果に基づき、ねじ
れネマチック構造を有するものである。
【0003】これらの液晶表示に用いられる液晶物質に
要求される性質は、その表示方式によって若干異なる
が、液晶温度範囲が広いこと、水分、空気、光、熱、電
界等に対して安定であること等は、いずれの表示方式に
おいても共通して要求される。さらに、液晶材料は、低
粘度であり、且つセル中において短いアドレス時間、低
い閾値電圧及び高いコントラストを与えることが望まれ
る。
要求される性質は、その表示方式によって若干異なる
が、液晶温度範囲が広いこと、水分、空気、光、熱、電
界等に対して安定であること等は、いずれの表示方式に
おいても共通して要求される。さらに、液晶材料は、低
粘度であり、且つセル中において短いアドレス時間、低
い閾値電圧及び高いコントラストを与えることが望まれ
る。
【0004】現在、単一の化合物でこれらの要求をすべ
て満たす物質はなく、実際には数種〜10数種の液晶化
合物・潜在液晶化合物を混合して得られる液晶性混合物
が使用されている。それ故、構成成分が互いに容易に混
和できることが重要ともなる。
て満たす物質はなく、実際には数種〜10数種の液晶化
合物・潜在液晶化合物を混合して得られる液晶性混合物
が使用されている。それ故、構成成分が互いに容易に混
和できることが重要ともなる。
【0005】これらの構成成分のうち、高いTNI(ネマ
チック−アイソトロピック転移温度)と高いΔn(屈折
率異方性)とを同時に備えた液晶物質として、以下の化
合物が知られている。
チック−アイソトロピック転移温度)と高いΔn(屈折
率異方性)とを同時に備えた液晶物質として、以下の化
合物が知られている。
【0006】
【化13】 (Z1、Z2及びZ3はそれぞれ相互に独立してH又は
F、XはF、CN又はClを表す。)(特表平3−50
3771号公報参照)
F、XはF、CN又はClを表す。)(特表平3−50
3771号公報参照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、液晶ディスプレ
イーの用途が拡大するにつれて、液晶材料に要求される
特性も益々高度なものになりつつあり、また駆動方式、
動作モードに関しても多様化が進みつつある。
イーの用途が拡大するにつれて、液晶材料に要求される
特性も益々高度なものになりつつあり、また駆動方式、
動作モードに関しても多様化が進みつつある。
【0009】特に車載用には、その使用環境から、高温
度にまで拡大したネマチック相を持つ液晶材料が必要と
なる。ネマチック相を高温部にまで拡大するには、高い
TN1(ネマチック−アイソトロピック転移温度)を持つ
液晶化合物を構成成分に加えればよい。
度にまで拡大したネマチック相を持つ液晶材料が必要と
なる。ネマチック相を高温部にまで拡大するには、高い
TN1(ネマチック−アイソトロピック転移温度)を持つ
液晶化合物を構成成分に加えればよい。
【0010】一方、従来から知られている動作モードと
してSTN(スーパーツイステッドネマチック)モード
があるが、最近、その欠点であった低応答速度を改良す
るアクティブアドレシング駆動方式が開発され、実用化
されつつある。これに使用される液晶材料としては、セ
ルギャップを狭くしたことに対応する高いΔn(屈折率
異方性)を持った液晶材料が必要となる。
してSTN(スーパーツイステッドネマチック)モード
があるが、最近、その欠点であった低応答速度を改良す
るアクティブアドレシング駆動方式が開発され、実用化
されつつある。これに使用される液晶材料としては、セ
ルギャップを狭くしたことに対応する高いΔn(屈折率
異方性)を持った液晶材料が必要となる。
【0011】他方、新規な表示方式としてPDLC(ポ
リマー分散液晶)方式あるいはPNLC(ポリマーネッ
トワーク液晶)方式が提案され、実用化に向けて開発が
進んでいる。これらの表示モードはいずれも散乱モード
であるため、コントラストを上げるにはΔnの大きな液
晶材料を必要とする。
リマー分散液晶)方式あるいはPNLC(ポリマーネッ
トワーク液晶)方式が提案され、実用化に向けて開発が
進んでいる。これらの表示モードはいずれも散乱モード
であるため、コントラストを上げるにはΔnの大きな液
晶材料を必要とする。
【0012】この様な観点から、本発明は、高いTNIと
同時に大きなΔnを持ち、且つ従来知られていなかった
分子構造中にケイ素原子を含んだシラシクロヘキサン環
を有する全く新規な液晶化合物を提供することを目的と
する。
同時に大きなΔnを持ち、且つ従来知られていなかった
分子構造中にケイ素原子を含んだシラシクロヘキサン環
を有する全く新規な液晶化合物を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、下記
一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物であ
る。
一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物であ
る。
【化14】 但し、Rは炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、炭素数
1〜10のモノ又はジフルオロアルキル基、炭素数3〜
8の分枝鎖状アルキル基、炭素数2〜7のアルコキシア
ルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基を表す。
1〜10のモノ又はジフルオロアルキル基、炭素数3〜
8の分枝鎖状アルキル基、炭素数2〜7のアルコキシア
ルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基を表す。
【化15】 は1又は4位のケイ素がH、F、Cl又はCH3の置換
基を持つトランス−1−シラ−1,4−シクロヘキシレ
ン基又はトランス−4−シラ−1,4−シクロへキシレ
ン基を表す。L1及びL2はそれぞれ相互に独立してH
又はFを表す。L3及びL4はそれぞれ相互に独立して
H、F又はClを表す。XはH、CN、F、Cl、CF
3、CF2Cl、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、O
CHFCl、OCHF2、炭素数1〜10の直鎖状アル
キル基又は炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。iは
0、1又は2を表す。
基を持つトランス−1−シラ−1,4−シクロヘキシレ
ン基又はトランス−4−シラ−1,4−シクロへキシレ
ン基を表す。L1及びL2はそれぞれ相互に独立してH
又はFを表す。L3及びL4はそれぞれ相互に独立して
H、F又はClを表す。XはH、CN、F、Cl、CF
3、CF2Cl、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、O
CHFCl、OCHF2、炭素数1〜10の直鎖状アル
キル基又は炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。iは
0、1又は2を表す。
【0014】また本発明は、有機金属試薬
【化16】R−M (MはMgP(Pはハロゲンを表す。)、ZnP又はL
iを表す。)と
iを表す。)と
【化17】 (Qはハロゲン、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜
4のアルコキシ基)、メタンスルホニルオキシ基、ベン
ゼンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキ
シ基又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ基を表
す。)との炭素−炭素結合形成反応又は炭素−ケイ素結
合形成反応によることを特徴とする前記一般式(I)で
表されるシラシクロヘキサン化合物の製造方法である。
4のアルコキシ基)、メタンスルホニルオキシ基、ベン
ゼンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキ
シ基又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ基を表
す。)との炭素−炭素結合形成反応又は炭素−ケイ素結
合形成反応によることを特徴とする前記一般式(I)で
表されるシラシクロヘキサン化合物の製造方法である。
【0015】また本発明は、有機金属試薬
【化18】 (WはH、F、Cl又はCH3で好ましくはH又はCH3
を表す。)と
を表す。)と
【化19】 との炭素−炭素結合形成反応によることを特徴とする前
記一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物の
製造方法である。
記一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物の
製造方法である。
【0016】また本発明は、有機金属試薬
【化20】 と
【化21】 (m及びnは0、1又は2で且つm+n=2を満たす整
数を表す。)との炭素−炭素結合形成反応によることを
特徴とする前記一般式(I)で表されるシラシクロヘキ
サン化合物の製造方法である。
数を表す。)との炭素−炭素結合形成反応によることを
特徴とする前記一般式(I)で表されるシラシクロヘキ
サン化合物の製造方法である。
【0017】また本発明は、有機金属試薬
【化22】 と
【化23】 との炭素−炭素結合形成反応によることを特徴とする前
記一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物の
製造方法である。
記一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物の
製造方法である。
【0018】また本発明は、有機金属試薬
【化24】 (M’はM、B(OR’)2(R’はアルキル基(好ま
しくは炭素数1〜4のアルキル基)又は水素原子を表
す。)又はTiPk(OR”)3-k(Pはハロゲン、R”
はアルキル基(好ましくは炭素数1〜6のアルキル基)
kは0〜3の整数を表す。)を表す。)と
しくは炭素数1〜4のアルキル基)又は水素原子を表
す。)又はTiPk(OR”)3-k(Pはハロゲン、R”
はアルキル基(好ましくは炭素数1〜6のアルキル基)
kは0〜3の整数を表す。)を表す。)と
【化25】 との炭素−炭素結合形成反応によることを特徴とする前
記一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物の
製造方法である。
記一般式(I)で表されるシラシクロヘキサン化合物の
製造方法である。
【0019】さらに本発明は、前記一般式(I)で表さ
れるシラシクロヘキサン化合物を含有することを特徴と
する液晶組成物及びこの液晶組成物を含有することを特
徴とする液晶表示素子である。
れるシラシクロヘキサン化合物を含有することを特徴と
する液晶組成物及びこの液晶組成物を含有することを特
徴とする液晶表示素子である。
【0020】次に、前記一般式(I)で表されるシラシ
クロヘキサン化合物の具体例を示して本発明をさらに詳
細に説明する。
クロヘキサン化合物の具体例を示して本発明をさらに詳
細に説明する。
【0021】本発明の新規な環構造としては、以下のト
ランス−1−又はトランス−4−シラシクロヘキサン環
を含む還構造が挙げられる。
ランス−1−又はトランス−4−シラシクロヘキサン環
を含む還構造が挙げられる。
【0022】
【化26】
【0023】
【化27】
【0024】なお、Rは以下のいずれかを表す。 (a)炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、即ち、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−
ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オ
クチル基、n−ノニル基又はn−デシル基。 (b)炭素数1〜10のモノ又はジフロロアルキル基、
即ち、フロロメチル基、1−フロロエチル基、1−フロ
ロプロピル基、1−フロロブチル基、1−フロロペンチ
ル基、1−フロロヘキシル基、1−フロロヘプチル基、
1−フロロオクチル基、1−フロロノニル基、1−フロ
ロデシル基、2−フロロエチル基、2−フロロプロピル
基、2−フロロブチル基、2−フロロペンチル基、2−
フロロヘキシル基、2−フロロヘプチル基、2−フロロ
オクチル基、2−フロロノニル基、2−フロロデシル
基、3−フロロプロピル基、3−フロロブチル基、3−
フロロペンチル基、3−フロロヘキシル基、3−フロロ
ヘプチル基、3−フロロオクチル基、3−フロロノニル
基、3−フロロデシル基、4−フロロブチル基、4−フ
ロロペンチル基、4−フロロヘキシル基、4−フロロヘ
プチル基、4−フロロオクチル基、4−フロロノニル
基、4−フロロデシル基、5−フロロペンチル基、5−
フロロヘキシル基、5−フロロヘプチル基、5−フロロ
オクチル基、5−フロロノニル基、5−フロロデシル
基、6−フロロヘキシル基、6−フロロヘプチル基、6
−フロロオクチル基、6−フロロノニル基、6−フロロ
デシル基、7−フロロヘプチル基、7−フロロオクチル
基、7−フロロノニル基、7−フロロデシル基、8−フ
ロロオクチル基、8−フロロノニル基、8−フロロデシ
ル基、9−フロロノニル基、9−フロロデシル基、10
−フロロデシル基、ジフロロメチル基、1,1−ジフロ
ロエチル基、1,1−ジフロロプロピル基、1,1−ジ
フロロブチル基、1,1−ジフロロペンチル基、1,1
−ジフロロヘキシル基、1,1−ジフロロヘプチル基、
1,1−ジフロロオクチル基、1,1−ジフロロノニル
基、1,1−ジフロロデシル基、2,2−ジフロロエチ
ル基、2,2−ジフロロプロピル基、2,2−ジフロロ
ブチル基、2,2−ジフロロペンチル基、2,2−ジフ
ロロヘキシル基、2,2−ジフロロヘプチル基、2,2
−ジフロロオクチル基、2,2−ジフロロノニル基、
2,2−ジフロロデシル基、3,3−ジフロロプロピル
基、3,3−ジフロロブチル基、3,3−ジフロロペン
チル基、3,3−ジフロロヘキシル基、3,3−ジフロ
ロヘプチル基、3,3−ジフロロオクチル基、3,3−
ジフロロノニル基、3,3−ジフロロデシル基、4,4
−ジフロロブチル基、4,4−ジフロロペンチル基、
4,4−ジフロロヘキシル基、4,4−ジフロロヘプチ
ル基、4,4−ジフロロオクチル基、4,4−ジフロロ
ノニル基、4,4−ジフロロデシル基、5,5−ジフロ
ロペンチル基、5,5−ジフロロヘキシル基、5,5−
ジフロロヘプチル基、5,5−ジフロロオクチル基、
5,5−ジフロロノニル基、5,5−ジフロロデシル
基、6,6−ジフロロヘキシル基、6,6−ジフロロヘ
プチル基、6,6−ジフロロオクチル基、6,6−ジフ
ロロノニル基、6,6−ジフロロデシル基、7,7−ジ
フロロヘプチル基、7,7−ジフロロオクチル基、7,
7−ジフロロノニル基、7,7−ジフロロデシル基、
8,8−ジフロロオクチル基、8,8−ジフロロノニル
基、8,8−ジフロロデシル基、9,9−ジフロロノニ
ル基、9,9−ジフロロデシル基又は10,10−ジフ
ロロデシル基。 (c)炭素数3〜8の分枝鎖状アルキル基、即ち、イソ
プロピル基、sec−ブチル基、イソブチル基、1−メ
チルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル
基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3
−メチルペンチル基、1−エチルペンチル基、1−メチ
ルヘキシル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキ
シル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル
基、1−メチルヘプチル基、2−メチルヘプチル基又は
3−メチルヘプチル基。 (d)炭素数2〜7のアルコキシアルキル基、即ち、メ
トキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル
基、ブトキシメチル基、ペントキシメチル基、ヘキシロ
キシメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、
プロポキシエチル基、ブトキシエチル基、ペントキシエ
チル基、メトキシプロピル基、エトキシプロピル基、プ
ロポキシプロピル基、ブトキシプロピル基、メトキシブ
チル基、エトキシブチル基、プロポキシブチル基、メト
キシペンチル基、エトキシペンチル基又はメトキシヘキ
シル基。 (e)炭素数2〜8のアルケニル基、即ち、ビニル基、
1−プロペニル基、アリル基、1−ブテニル基、3−ブ
テニル基、イソプレニル基、1−ペンテニル基、3−ペ
ンテニル基、4−ペンテニル基、ジメチルアリル基、1
−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、5−ヘキセニル
基、1−ヘプテニル基、3−ヘプテニル基、6−ヘプテ
ニル基又は7−オクテニル基。
ル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−
ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オ
クチル基、n−ノニル基又はn−デシル基。 (b)炭素数1〜10のモノ又はジフロロアルキル基、
即ち、フロロメチル基、1−フロロエチル基、1−フロ
ロプロピル基、1−フロロブチル基、1−フロロペンチ
ル基、1−フロロヘキシル基、1−フロロヘプチル基、
1−フロロオクチル基、1−フロロノニル基、1−フロ
ロデシル基、2−フロロエチル基、2−フロロプロピル
基、2−フロロブチル基、2−フロロペンチル基、2−
フロロヘキシル基、2−フロロヘプチル基、2−フロロ
オクチル基、2−フロロノニル基、2−フロロデシル
基、3−フロロプロピル基、3−フロロブチル基、3−
フロロペンチル基、3−フロロヘキシル基、3−フロロ
ヘプチル基、3−フロロオクチル基、3−フロロノニル
基、3−フロロデシル基、4−フロロブチル基、4−フ
ロロペンチル基、4−フロロヘキシル基、4−フロロヘ
プチル基、4−フロロオクチル基、4−フロロノニル
基、4−フロロデシル基、5−フロロペンチル基、5−
フロロヘキシル基、5−フロロヘプチル基、5−フロロ
オクチル基、5−フロロノニル基、5−フロロデシル
基、6−フロロヘキシル基、6−フロロヘプチル基、6
−フロロオクチル基、6−フロロノニル基、6−フロロ
デシル基、7−フロロヘプチル基、7−フロロオクチル
基、7−フロロノニル基、7−フロロデシル基、8−フ
ロロオクチル基、8−フロロノニル基、8−フロロデシ
ル基、9−フロロノニル基、9−フロロデシル基、10
−フロロデシル基、ジフロロメチル基、1,1−ジフロ
ロエチル基、1,1−ジフロロプロピル基、1,1−ジ
フロロブチル基、1,1−ジフロロペンチル基、1,1
−ジフロロヘキシル基、1,1−ジフロロヘプチル基、
1,1−ジフロロオクチル基、1,1−ジフロロノニル
基、1,1−ジフロロデシル基、2,2−ジフロロエチ
ル基、2,2−ジフロロプロピル基、2,2−ジフロロ
ブチル基、2,2−ジフロロペンチル基、2,2−ジフ
ロロヘキシル基、2,2−ジフロロヘプチル基、2,2
−ジフロロオクチル基、2,2−ジフロロノニル基、
2,2−ジフロロデシル基、3,3−ジフロロプロピル
基、3,3−ジフロロブチル基、3,3−ジフロロペン
チル基、3,3−ジフロロヘキシル基、3,3−ジフロ
ロヘプチル基、3,3−ジフロロオクチル基、3,3−
ジフロロノニル基、3,3−ジフロロデシル基、4,4
−ジフロロブチル基、4,4−ジフロロペンチル基、
4,4−ジフロロヘキシル基、4,4−ジフロロヘプチ
ル基、4,4−ジフロロオクチル基、4,4−ジフロロ
ノニル基、4,4−ジフロロデシル基、5,5−ジフロ
ロペンチル基、5,5−ジフロロヘキシル基、5,5−
ジフロロヘプチル基、5,5−ジフロロオクチル基、
5,5−ジフロロノニル基、5,5−ジフロロデシル
基、6,6−ジフロロヘキシル基、6,6−ジフロロヘ
プチル基、6,6−ジフロロオクチル基、6,6−ジフ
ロロノニル基、6,6−ジフロロデシル基、7,7−ジ
フロロヘプチル基、7,7−ジフロロオクチル基、7,
7−ジフロロノニル基、7,7−ジフロロデシル基、
8,8−ジフロロオクチル基、8,8−ジフロロノニル
基、8,8−ジフロロデシル基、9,9−ジフロロノニ
ル基、9,9−ジフロロデシル基又は10,10−ジフ
ロロデシル基。 (c)炭素数3〜8の分枝鎖状アルキル基、即ち、イソ
プロピル基、sec−ブチル基、イソブチル基、1−メ
チルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル
基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3
−メチルペンチル基、1−エチルペンチル基、1−メチ
ルヘキシル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキ
シル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル
基、1−メチルヘプチル基、2−メチルヘプチル基又は
3−メチルヘプチル基。 (d)炭素数2〜7のアルコキシアルキル基、即ち、メ
トキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル
基、ブトキシメチル基、ペントキシメチル基、ヘキシロ
キシメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、
プロポキシエチル基、ブトキシエチル基、ペントキシエ
チル基、メトキシプロピル基、エトキシプロピル基、プ
ロポキシプロピル基、ブトキシプロピル基、メトキシブ
チル基、エトキシブチル基、プロポキシブチル基、メト
キシペンチル基、エトキシペンチル基又はメトキシヘキ
シル基。 (e)炭素数2〜8のアルケニル基、即ち、ビニル基、
1−プロペニル基、アリル基、1−ブテニル基、3−ブ
テニル基、イソプレニル基、1−ペンテニル基、3−ペ
ンテニル基、4−ペンテニル基、ジメチルアリル基、1
−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、5−ヘキセニル
基、1−ヘプテニル基、3−ヘプテニル基、6−ヘプテ
ニル基又は7−オクテニル基。
【0025】WはH、F、Cl又はCH3基を表す。
【0026】L1及びL2はそれぞれ相互に独立してH又
はFを表し、L3及びL4はそれぞれ相互に独立してH、
F又はClを表す。
はFを表し、L3及びL4はそれぞれ相互に独立してH、
F又はClを表す。
【0027】XはH、CN、F、Cl、CF3、CF2C
l、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、OCHFC
l、OCHF2又は以下のいずれかの基を表す。 (f)炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、即ち、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−
ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オ
クチル基、n−ノニル基又はn−デシル基。 (g)炭素数1〜10の直鎖状アルコキシ基、即ち、メ
トキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、n−ブトキ
シ基、n−ペントキシ基、n−ヘキシロキシ基、n−ヘ
プチロキシ基、n−オクチロキシ基、n−ノニロキシ基
又はn−デシロキシ基。
l、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、OCHFC
l、OCHF2又は以下のいずれかの基を表す。 (f)炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、即ち、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−
ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オ
クチル基、n−ノニル基又はn−デシル基。 (g)炭素数1〜10の直鎖状アルコキシ基、即ち、メ
トキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、n−ブトキ
シ基、n−ペントキシ基、n−ヘキシロキシ基、n−ヘ
プチロキシ基、n−オクチロキシ基、n−ノニロキシ基
又はn−デシロキシ基。
【0028】次に、前記一般式(I)で表されるシラシ
クロヘキサン化合物の部分骨格構造
クロヘキサン化合物の部分骨格構造
【化28】 の具体例としては、以下のものが挙げられる。
【0029】
【化29】
【0030】
【化30】
【0031】
【化31】
【0032】
【化32】
【0033】
【化33】
【0034】
【化34】
【0035】
【化35】
【0036】
【化36】
【0037】
【化37】
【0038】
【化38】
【0039】次に、前記一般式(I)で表されるシラシ
クロヘキサン化合物の部分骨格構造
クロヘキサン化合物の部分骨格構造
【化39】 の具体例としては、以下のものが挙げられる。
【0040】
【化40】
【0041】
【化41】
【0042】
【化42】
【0043】
【化43】
【0044】
【化44】
【0045】
【化45】
【0046】
【化46】
【0047】
【化47】
【0048】
【化48】
【0049】
【化49】
【0050】
【化50】
【0051】
【化51】
【0052】
【化52】
【0053】
【化53】
【0054】
【化54】
【0055】
【化55】
【0056】
【化56】
【0057】
【化57】
【0058】
【化58】
【0059】
【化59】
【0060】
【化60】
【0061】
【化61】
【0062】
【化62】
【0063】
【化63】
【0064】
【化64】
【0065】
【化65】
【0066】
【化66】
【0067】
【化67】
【0068】
【化68】
【0069】
【化69】
【0070】
【化70】
【0071】
【化71】
【0072】
【化72】
【0073】
【化73】
【0074】これらの具体例のうち、特に以下のものが
実用上好ましい。
実用上好ましい。
【0075】環構造については、
【化74】 で表されるものが好ましい。
【0076】Rについては、以下のいずれかが好まし
い。 (k)炭素数2〜7の直鎖状アルキル基、即ち、エチル
基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、
n−ヘキシル基又はn−ヘプチル基。 (i)炭素数1〜10のモノ又はジフルオロアルキル基
のうち、2−フロロエチル基、2−フロロプロピル基、
2−フロロブチル基、2−フロロペンチル基、2−フロ
ロヘキシル基、2−フロロヘプチル基、4−フロロブチ
ル基、4−フロロペンチル基、4−フロロヘキシル基、
4−フロロヘプチル基、5−フロロペンチル基、5−フ
ロロヘキシル基、5−フロロヘプチル基、6−フロロヘ
キシル基、6−フロロヘプチル基、7−フロロヘプチル
基、2,2−ジフロロエチル基、2,2−ジフロロプロ
ピル基、2,2−ジフロロブチル基、2,2−ジフロロ
ペンチル基、2,2−ジフロロヘキシル基、2,2−ジ
フロロヘプチル基、4,4−ジフロロブチル基、4,4
−ジフロロペンチル基、4,4−ジフロロヘキシル基、
4,4−ジフロロヘプチル基、5,5−ジフロロペンチ
ル基、5,5−ジフロロヘキシル基、5,5−ジフロロ
ヘプチル基、6,6−ジフロロヘキシル基、6,6−ジ
フロロヘプチル基又は7,7−ジフロロヘプチル基。 (j)分枝鎖状アルキル基のうち、イソプロピル基、1
−メチルプロピル基、2−メチルプロピル基、1−メチ
ルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル
基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基又は
2−エチルヘキシル基。 (k)炭素数2〜6のアルコキシアルキル基、即ち、メ
トキシメチル基、メトキシエチル基、メトキシプロピル
基、メトキシペンチル基、エトキシメチル基、エトキシ
エチル基、プロポキシメチル基又はペントキシメチル
基。 (l)アルケニル基のうち、ビニル基、1−プロペニル
基、3−ブテニル基、1−ペンテニル基、3−ペンテニ
ル基、4−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、5−ヘキ
セニル基、6−ヘプテニル基又は7−オクテニル基。
い。 (k)炭素数2〜7の直鎖状アルキル基、即ち、エチル
基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、
n−ヘキシル基又はn−ヘプチル基。 (i)炭素数1〜10のモノ又はジフルオロアルキル基
のうち、2−フロロエチル基、2−フロロプロピル基、
2−フロロブチル基、2−フロロペンチル基、2−フロ
ロヘキシル基、2−フロロヘプチル基、4−フロロブチ
ル基、4−フロロペンチル基、4−フロロヘキシル基、
4−フロロヘプチル基、5−フロロペンチル基、5−フ
ロロヘキシル基、5−フロロヘプチル基、6−フロロヘ
キシル基、6−フロロヘプチル基、7−フロロヘプチル
基、2,2−ジフロロエチル基、2,2−ジフロロプロ
ピル基、2,2−ジフロロブチル基、2,2−ジフロロ
ペンチル基、2,2−ジフロロヘキシル基、2,2−ジ
フロロヘプチル基、4,4−ジフロロブチル基、4,4
−ジフロロペンチル基、4,4−ジフロロヘキシル基、
4,4−ジフロロヘプチル基、5,5−ジフロロペンチ
ル基、5,5−ジフロロヘキシル基、5,5−ジフロロ
ヘプチル基、6,6−ジフロロヘキシル基、6,6−ジ
フロロヘプチル基又は7,7−ジフロロヘプチル基。 (j)分枝鎖状アルキル基のうち、イソプロピル基、1
−メチルプロピル基、2−メチルプロピル基、1−メチ
ルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル
基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基又は
2−エチルヘキシル基。 (k)炭素数2〜6のアルコキシアルキル基、即ち、メ
トキシメチル基、メトキシエチル基、メトキシプロピル
基、メトキシペンチル基、エトキシメチル基、エトキシ
エチル基、プロポキシメチル基又はペントキシメチル
基。 (l)アルケニル基のうち、ビニル基、1−プロペニル
基、3−ブテニル基、1−ペンテニル基、3−ペンテニ
ル基、4−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、5−ヘキ
セニル基、6−ヘプテニル基又は7−オクテニル基。
【0077】WについてはH、F又はCH3基が好まし
い。
い。
【0078】部分骨格構造
【化75】 については、以下のものが好ましい。
【0079】
【化76】
【0080】
【化77】
【0081】
【化78】
【0082】
【化79】
【0083】部分骨格構造
【化80】 については、以下のものが好ましい。
【0084】
【化81】
【0085】
【化82】
【0086】
【化83】
【0087】
【化84】
【0088】
【化85】
【0089】
【化86】
【0090】
【化87】
【0091】
【化88】
【0092】
【化89】
【0093】
【化90】
【0094】
【化91】
【0095】
【化92】
【0096】
【化93】
【0097】
【化94】
【0098】
【化95】
【0099】
【化96】
【0100】
【化97】
【0101】
【化98】
【0102】次に、本発明の前記一般式(I)で表され
るシラシクロヘキサン化合物の製造方法について説明す
る。環構造により反応基質は若干異なるが、いずれも共
通して、以下に示す有機金属試薬のカップリング反応に
より製造される。
るシラシクロヘキサン化合物の製造方法について説明す
る。環構造により反応基質は若干異なるが、いずれも共
通して、以下に示す有機金属試薬のカップリング反応に
より製造される。
【0103】まず、有機金属試薬
【化99】R−M (MはMgP(Pはハロゲンを表す。)、ZnP又はL
iを表す。)と
iを表す。)と
【化100】 (Qはハロゲン、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜
4のアルコキシ基)、メタンスルホニルオキシ基、ベン
ゼンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキ
シ基又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ基を表
す。)との反応において、
4のアルコキシ基)、メタンスルホニルオキシ基、ベン
ゼンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキ
シ基又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ基を表
す。)との反応において、
【化101】 が
【化102】 (WはH、F、Cl又はCH3基を表す。)である場
合、Qとしてはハロゲン又はアルコキシ基が挙げられ、
特にCl、Br、OCH3又はOCH2CH3基であれ
ば、この炭素−ケイ素結合形成反応が容易に進行し、高
い収率で目的物を与えるので好ましい。
合、Qとしてはハロゲン又はアルコキシ基が挙げられ、
特にCl、Br、OCH3又はOCH2CH3基であれ
ば、この炭素−ケイ素結合形成反応が容易に進行し、高
い収率で目的物を与えるので好ましい。
【0104】また、
【化103】 が
【化104】 である場合、この炭素−炭素結合形成反応は触媒量の銅
塩の存在下に行われる。銅化合物として、塩化銅
(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、シアン化銅
(I)等の1価の銅塩、塩化銅(II)、臭化銅(I
I)、ヨウ化銅(II)、酢酸銅(II)等の2価の銅
塩、ジリチウムテトラクロロキュープレート等の銅錯体
等が挙げられる。Qとしてハロゲン原子やスルホニルオ
キシ基が挙げられ、特にBr又はIが高い収率で目的物
を与えるため好しい。
塩の存在下に行われる。銅化合物として、塩化銅
(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、シアン化銅
(I)等の1価の銅塩、塩化銅(II)、臭化銅(I
I)、ヨウ化銅(II)、酢酸銅(II)等の2価の銅
塩、ジリチウムテトラクロロキュープレート等の銅錯体
等が挙げられる。Qとしてハロゲン原子やスルホニルオ
キシ基が挙げられ、特にBr又はIが高い収率で目的物
を与えるため好しい。
【0105】次に、有機金属試薬
【化105】 と
【化106】 との反応において、
【化107】 が
【化108】 である場合、この炭素−炭素結合形成反応は遷移金属触
媒の存在下に行われる。
媒の存在下に行われる。
【0106】遷移金属触媒として、特にパラジウムある
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
【0107】ニッケル触媒としては、例えば[1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
【0108】Qとしては、ハロゲンやメタンスルホニル
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
【0109】脱離基Qがトリフルオロメタンスルホニル
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
【0110】また、有機金属試薬
【化109】 と
【化110】 (m及びnは0、1又は2で且つm+n=2を満たす整
数を表す。)との反応において、
数を表す。)との反応において、
【化111】 がm=0,1である場合、この炭素−炭素結合形成反応
は触媒量の銅塩の存在下に行われる。銅化合物として、
塩化銅(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、シアン
化銅(I)等の1価の銅塩、塩化銅(II)、臭化銅
(II)、ヨウ化銅(II)、酢酸銅(II)等の2価
の銅塩、ジリチウムテトラクロロキュープレート等の銅
錯体等が挙げられる。Qとしてハロゲンやスルホニルオ
キシ基が挙げられ、特にBr又はIが高い収率で目的物
を与えるため好しい。
は触媒量の銅塩の存在下に行われる。銅化合物として、
塩化銅(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、シアン
化銅(I)等の1価の銅塩、塩化銅(II)、臭化銅
(II)、ヨウ化銅(II)、酢酸銅(II)等の2価
の銅塩、ジリチウムテトラクロロキュープレート等の銅
錯体等が挙げられる。Qとしてハロゲンやスルホニルオ
キシ基が挙げられ、特にBr又はIが高い収率で目的物
を与えるため好しい。
【0111】また、
【化112】 がm=2である場合、この炭素−炭素結合形成反応は遷
移金属触媒の存在下に行われる。
移金属触媒の存在下に行われる。
【0112】遷移金属触媒として、特にパラジウムある
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
【0113】ニッケル触媒としては、例えば[1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
【0114】Qとしては、ハロゲンやメタンスルホニル
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
【0115】脱離基Qがトリフルオロメタンスルホニル
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
【0116】また、有機金属試薬
【化113】 と
【化114】 との反応において、
【化115】 がn=0,1である場合、この炭素−炭素結合形成反応
は触媒量の銅塩の存在下に行われる。銅化合物として、
塩化銅(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、シアン
化銅(I)等の1価の銅塩、塩化銅(II)、臭化銅
(II)、ヨウ化銅(II)、酢酸銅(II)等の2価
の銅塩、ジリチウムテトラクロロキュープレート等の銅
錯体等が挙げられる。Qとしてハロゲンやスルホニルオ
キシ基が挙げられ、特にBr又はIが高い収率で目的物
を与えるため好しい。
は触媒量の銅塩の存在下に行われる。銅化合物として、
塩化銅(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、シアン
化銅(I)等の1価の銅塩、塩化銅(II)、臭化銅
(II)、ヨウ化銅(II)、酢酸銅(II)等の2価
の銅塩、ジリチウムテトラクロロキュープレート等の銅
錯体等が挙げられる。Qとしてハロゲンやスルホニルオ
キシ基が挙げられ、特にBr又はIが高い収率で目的物
を与えるため好しい。
【0117】また、
【化116】 がn=2である場合、この炭素−炭素結合形成反応は遷
移金属触媒の存在下に行われる。
移金属触媒の存在下に行われる。
【0118】遷移金属触媒として、特にパラジウムある
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
【0119】ニッケル触媒としては、例えば[1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
【0120】Qとしては、ハロゲンやメタンスルホニル
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
【0121】脱離基Qがトリフルオロメタンスルホニル
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
【0122】また、有機金属試薬
【化117】 (M’はM、B(OR’)2(R’はアルキル基(好ま
しくは炭素数1〜4のアルキル基)又は水素原子を表
す。)又はTiPk(OR”)3-k(Pはハロゲン、R”
はアルキル基(好ましくは炭素数1〜6のアルキル基)
kは0〜3の整数を表す。)を表す。)と
しくは炭素数1〜4のアルキル基)又は水素原子を表
す。)又はTiPk(OR”)3-k(Pはハロゲン、R”
はアルキル基(好ましくは炭素数1〜6のアルキル基)
kは0〜3の整数を表す。)を表す。)と
【化118】 との炭素−炭素結合形成反応は、遷移金属触媒の存在下
に行われる。
に行われる。
【0123】遷移金属触媒として、特にパラジウムある
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
いはニッケル化合物が好ましい。パラジウム触媒として
は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]パラジウム(0)等の0価のパラジウム化
合物、あるいは、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセ
ン]パラジウム(II)クロリド等の2価のパラジウム
化合物と配位子から成る化合物、またはこれらと還元剤
の組み合わせ等を用いることができる。
【0124】ニッケル触媒としては、例えば[1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン]ニッケル(I
I)クロリド、[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン]ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェ
ニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド等の2価のニ
ッケル化合物や、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)ニッケル(0)等の0価のニッケル化合物を挙げる
ことができる。
【0125】Qとしては、ハロゲンやメタンスルホニル
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基又はトリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基が挙げられ、特にC
l、Br、I又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基が高い収率で目的物を与えるため好ましい。
【0126】脱離基Qがトリフルオロメタンスルホニル
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
オキシ基の場合、塩化リチウム、臭化リチウム等のリチ
ウム塩の添加が収率の向上をもたらす。
【0127】さらに、M’がB(OR’)2である場合
には、反応は塩基の存在下で行うのが望ましい。塩基と
しては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
無機塩基や、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ト
リブチルアミン等の有機塩基を用いることができる。
には、反応は塩基の存在下で行うのが望ましい。塩基と
しては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
無機塩基や、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ト
リブチルアミン等の有機塩基を用いることができる。
【0128】以上の反応で得られた生成物から、通常の
後処理操作の後、精製操作により、目的のシラシクロヘ
キサン化合物を得ることができる。シラシクロヘキサン
環の立体配置がトランス体とシス体の混合物である場合
には、クロマトグラフィーや再結晶等の常法の精製手段
によりトランス体を分離することができる。
後処理操作の後、精製操作により、目的のシラシクロヘ
キサン化合物を得ることができる。シラシクロヘキサン
環の立体配置がトランス体とシス体の混合物である場合
には、クロマトグラフィーや再結晶等の常法の精製手段
によりトランス体を分離することができる。
【0129】次に、本発明のシラシクロヘキサン化合物
と混合して液晶相を形成するために用いられる既知の化
合物は、
と混合して液晶相を形成するために用いられる既知の化
合物は、
【化119】
【化120】 から選ばれる。
【0130】なお、[化119〕及び[化120]にお
いて、(M)及び(N)は以下の〜のいずれかを表
す。 無置換又は置換基として1個又は2個以上のF、C
l、Br、CN、アルキル基を有するトランス−1,4
−シクロヘキシレン基。 シクロヘキサン環中の1個又は隣接していない2個の
CH2基がO又はSに置き換えられているトランス−
1,4−シクロヘキシレン基。 1,4−シクロヘキセニレン基。 無置換又は置換基として1個又は2個のF、Cl、C
H3又はCN基を有する1,4−フェニレン基。 環中の1個又は2個のCH基がN原子により置き換え
られている1,4−フェニレン基。
いて、(M)及び(N)は以下の〜のいずれかを表
す。 無置換又は置換基として1個又は2個以上のF、C
l、Br、CN、アルキル基を有するトランス−1,4
−シクロヘキシレン基。 シクロヘキサン環中の1個又は隣接していない2個の
CH2基がO又はSに置き換えられているトランス−
1,4−シクロヘキシレン基。 1,4−シクロヘキセニレン基。 無置換又は置換基として1個又は2個のF、Cl、C
H3又はCN基を有する1,4−フェニレン基。 環中の1個又は2個のCH基がN原子により置き換え
られている1,4−フェニレン基。
【0131】Z1及びZ2は、−CH2CH2−、−CH=
CH−、−C≡C−、−CO2−、−OCO−、−CH2
O−、−OCH2−又は単結合を表す。
CH−、−C≡C−、−CO2−、−OCO−、−CH2
O−、−OCH2−又は単結合を表す。
【0132】l(エル)及びmは0、1又は2(但し、
l+m=1、2、3)、nは0、1又は2である。
l+m=1、2、3)、nは0、1又は2である。
【0133】Rは炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、
炭素数3〜8の分枝鎖状アルキル基、炭素数2〜7のア
ルコキシアルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基を
表す。
炭素数3〜8の分枝鎖状アルキル基、炭素数2〜7のア
ルコキシアルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基を
表す。
【0134】XはH、CN、F、Cl、CF3、CF2C
l、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、OCHFC
l、OCHF2、炭素数1〜10の直鎖状アルキル基又
は炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。
l、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、OCHFC
l、OCHF2、炭素数1〜10の直鎖状アルキル基又
は炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。
【0135】Y及びZはそれぞれ相互に独立してH又は
Fを表す。
Fを表す。
【0136】なお、上記においてl(エル)及びnがい
ずれも2の場合には(M)中に、mが2の場合には
(N)中に、それぞれ異種環を含んでいてもよい。
ずれも2の場合には(M)中に、mが2の場合には
(N)中に、それぞれ異種環を含んでいてもよい。
【0137】液晶相中における本発明のシラシクロヘキ
サン化合物の割合は、その1種又は2種以上を1〜50
%、好ましくは5〜30%含有される。また、液晶相に
は着色ゲスト−ホスト系を生成するための多色性染料或
いは誘電異方性、粘度、ネマチック相の配向を変えるた
めの添加剤を含むことができる。
サン化合物の割合は、その1種又は2種以上を1〜50
%、好ましくは5〜30%含有される。また、液晶相に
は着色ゲスト−ホスト系を生成するための多色性染料或
いは誘電異方性、粘度、ネマチック相の配向を変えるた
めの添加剤を含むことができる。
【0138】このようにして形成された液晶相は、所望
形状の電極を有する透明基板間に封入して液晶表示素子
として使用される。この素子は、必要において各種アン
ダーコート、配向制御用オーバーコート、偏光板、フィ
ルター、反射層等を有しても良い。また、多層セルとし
たり、他の表示素子と組み合わせたり、半導体基板を用
いたり、或いは光源を用いたりする種々のものが使用で
きる。
形状の電極を有する透明基板間に封入して液晶表示素子
として使用される。この素子は、必要において各種アン
ダーコート、配向制御用オーバーコート、偏光板、フィ
ルター、反射層等を有しても良い。また、多層セルとし
たり、他の表示素子と組み合わせたり、半導体基板を用
いたり、或いは光源を用いたりする種々のものが使用で
きる。
【0139】また、液晶表示素子の駆動方法としては、
ダイナミックスキャタリング(DSM)方式、ツイステ
ッドネマチック(TN)方式、ゲストホスト(GH)方
式、スーパーツイステッドネマチック(STN)方式、
ポリマー分散(PDLC)方式、ポリマーネットワーク
(PNLC)方式、電界制御複屈折(ECB)方式等、
液晶表示素子の業界で公知の方式を採用することができ
る。
ダイナミックスキャタリング(DSM)方式、ツイステ
ッドネマチック(TN)方式、ゲストホスト(GH)方
式、スーパーツイステッドネマチック(STN)方式、
ポリマー分散(PDLC)方式、ポリマーネットワーク
(PNLC)方式、電界制御複屈折(ECB)方式等、
液晶表示素子の業界で公知の方式を採用することができ
る。
【0140】
【実施例】以下に具体的な実施例を挙げて本発明をさら
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
【0141】[実施例1] トランス−4−(2−(4−(4−n−プロピル−4−
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3’,4’
−ジフルオロビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びテトラヒド
ロフラン(以下「THF」と略す。)50mlの混合物
に、n−プロピルブロマイド2.5g(20mmol)
を滴下してグリニャー試薬を得た。続いて、この溶液を
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−3’,4’−ジフルオロビフ
ェニル8.5g(20mmol)のTHF溶液50ml
に滴下して粗生成物を得た。このものは、シラシクロヘ
キサン環に関してトランス体とシス体の混合物であり、
通常の後処理の後、これらをクロマトグラフィーにより
分離して、トランス体の目的物7.5g(収率86%)
を得た。 C−N転移温度:63℃、N−I転移温度:155℃ IR(KBr disc) νmax:2914,28
62,2102,1605,1506,984,88
7,881,816,775cm-1
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3’,4’
−ジフルオロビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びテトラヒド
ロフラン(以下「THF」と略す。)50mlの混合物
に、n−プロピルブロマイド2.5g(20mmol)
を滴下してグリニャー試薬を得た。続いて、この溶液を
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−3’,4’−ジフルオロビフ
ェニル8.5g(20mmol)のTHF溶液50ml
に滴下して粗生成物を得た。このものは、シラシクロヘ
キサン環に関してトランス体とシス体の混合物であり、
通常の後処理の後、これらをクロマトグラフィーにより
分離して、トランス体の目的物7.5g(収率86%)
を得た。 C−N転移温度:63℃、N−I転移温度:155℃ IR(KBr disc) νmax:2914,28
62,2102,1605,1506,984,88
7,881,816,775cm-1
【0142】実施例1と同様にして以下の化合物を得
た。
た。
【0143】[実施例2]n−プロピルブロマイド及び
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2,4’−ジフルオロビフェ
ニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−n−プ
ロピル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)
−2,4’−ジフルオロビフェニルを得た。
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2,4’−ジフルオロビフェ
ニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−n−プ
ロピル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)
−2,4’−ジフルオロビフェニルを得た。
【0144】[実施例3]n−プロピルブロマイド及び
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2,3’,4’−トリフルオ
ロビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4
−n−プロピル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)
エチル)−2,3’,4’−トリフルオロビフェニルを
得た。
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2,3’,4’−トリフルオ
ロビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4
−n−プロピル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)
エチル)−2,3’,4’−トリフルオロビフェニルを
得た。
【0145】[実施例4]n−プロピルブロマイド及び
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−n−プ
ロピルビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−
(4−n−プロピル−4−シラシクロヘキシル)フェニ
ル)エチル)−2−フルオロ−4’−n−プロピルビフ
ェニルを得た。
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−n−プ
ロピルビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−
(4−n−プロピル−4−シラシクロヘキシル)フェニ
ル)エチル)−2−フルオロ−4’−n−プロピルビフ
ェニルを得た。
【0146】[実施例5]n−ペンチルブロマイド及び
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−クロロ
ビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−
n−ペンチル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エ
チル)−2−フルオロ−4’−クロロビフェニルを得
た。
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−クロロ
ビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−
n−ペンチル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エ
チル)−2−フルオロ−4’−クロロビフェニルを得
た。
【0147】[実施例6]n−ペンチルブロマイド及び
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−シアノ
ビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−
n−ペンチル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エ
チル)−2−フルオロ−4’−n−プロポキシビフェニ
ルを得た。
4−(2−(4−(4−クロロ−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−シアノ
ビフェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−
n−ペンチル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エ
チル)−2−フルオロ−4’−n−プロポキシビフェニ
ルを得た。
【0148】[実施例7]4−(2−ブロモエチル)−
2,3’,4’−トリフルオロビフェニル及び4−(4
−(3−メトキシプロピル)−4−シラシクロヘキシ
ル)−1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2
−(4−(4−n−ペンチル−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−シアノ
ビフェニルを得た。
2,3’,4’−トリフルオロビフェニル及び4−(4
−(3−メトキシプロピル)−4−シラシクロヘキシ
ル)−1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2
−(4−(4−n−ペンチル−4−シラシクロヘキシ
ル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−シアノ
ビフェニルを得た。
【0149】[実施例8] トランス−4−(2−(4−(4−n−ペンチル−4−
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3,4’−
ジフルオロビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びTHF50
mlの混合物に、4−(2−ブロモエチル)−3,4’
−ジフルオロビフェニル5.9g(20mmol)を滴
下してグリニャー試薬を得た。続いて、この溶液を4−
(4−n−ペンチル−4−シラシクロヘキシル)−1−
ブロモベンゼン6.5g(20mmol)と触媒量のテ
トラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
を添加したTHF溶液50mlに滴下して粗生成物を得
た。このものは、シラシクロヘキサン環に関してトラン
ス体とシス体の混合物であり、通常の後処理の後、これ
らをクロマトグラフィーにより分離して、トランス体の
目的物7.6g(収率82%)を得た。
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3,4’−
ジフルオロビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びTHF50
mlの混合物に、4−(2−ブロモエチル)−3,4’
−ジフルオロビフェニル5.9g(20mmol)を滴
下してグリニャー試薬を得た。続いて、この溶液を4−
(4−n−ペンチル−4−シラシクロヘキシル)−1−
ブロモベンゼン6.5g(20mmol)と触媒量のテ
トラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
を添加したTHF溶液50mlに滴下して粗生成物を得
た。このものは、シラシクロヘキサン環に関してトラン
ス体とシス体の混合物であり、通常の後処理の後、これ
らをクロマトグラフィーにより分離して、トランス体の
目的物7.6g(収率82%)を得た。
【0150】実施例8と同様にして以下の化合物を得
た。
た。
【0151】[実施例9]4−(2−ブロモエチル)−
2,3’,4’−トリフルオロビフェニル及び4−(4
−(3−メトキシプロピル)−4−シラシクロヘキシ
ル)−1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2
−(4−(4−(3−メトキシプロピル)−4−シラシ
クロヘキシル)フェニル)エチル)−2,3’,4’−
トリフルオロビフェニルを得た。
2,3’,4’−トリフルオロビフェニル及び4−(4
−(3−メトキシプロピル)−4−シラシクロヘキシ
ル)−1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2
−(4−(4−(3−メトキシプロピル)−4−シラシ
クロヘキシル)フェニル)エチル)−2,3’,4’−
トリフルオロビフェニルを得た。
【0152】[実施例10]4−(2−ブロモエチル)
−2−フルオロ−4’−n−プロピルビフェニル及び4
−(4−(3−ペンテニル)−4−シラシクロヘキシ
ル)−1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2
−(4−(4−(3−ペンテニル)−4−シラシクロヘ
キシル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−n
−プロピルビフェニルを得た。
−2−フルオロ−4’−n−プロピルビフェニル及び4
−(4−(3−ペンテニル)−4−シラシクロヘキシ
ル)−1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2
−(4−(4−(3−ペンテニル)−4−シラシクロヘ
キシル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−4’−n
−プロピルビフェニルを得た。
【0153】[実施例11] トランス−4−(2−(4−(4−n−ペンチル−4−
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−2’,3’
−ジフルオロ−4’−n−プロポキシビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びTHF50
mlの混合物に、4−(4−n−ペンチル−4−シラシ
クロヘキシル)−1−ブロモベンゼン6.5g(20m
mol)を滴下してグリニャー試薬を得た。続いて、こ
の溶液を、4−(2−ブロモエチル)−2’,3’−ジ
フルオロ−4’−n−プロポキシビフェニル7.1g
(20mmol)、触媒量のヨウ化銅(I)及びトリエ
チルホスファイトを添加したTHF溶液50mlに滴下
して粗生成物を得た。このものは、シラシクロヘキサン
環に関してトランス体とシス体の混合物であり、通常の
後処理の後、これらをクロマトグラフィーにより分離し
て、トランス体の目的物8.3g(収率80%)を得
た。
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−2’,3’
−ジフルオロ−4’−n−プロポキシビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びTHF50
mlの混合物に、4−(4−n−ペンチル−4−シラシ
クロヘキシル)−1−ブロモベンゼン6.5g(20m
mol)を滴下してグリニャー試薬を得た。続いて、こ
の溶液を、4−(2−ブロモエチル)−2’,3’−ジ
フルオロ−4’−n−プロポキシビフェニル7.1g
(20mmol)、触媒量のヨウ化銅(I)及びトリエ
チルホスファイトを添加したTHF溶液50mlに滴下
して粗生成物を得た。このものは、シラシクロヘキサン
環に関してトランス体とシス体の混合物であり、通常の
後処理の後、これらをクロマトグラフィーにより分離し
て、トランス体の目的物8.3g(収率80%)を得
た。
【0154】実施例11と同様にして以下の化合物を得
た。
た。
【0155】[実施例12]4−(4−イソブチル−4
−シラシクロヘキシル)−1−ブロモベンゼン及び4−
(2−ブロモエチル)−2−フルオロ−4’−シアノビ
フェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−イ
ソブチル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エチ
ル)−2−フルオロ−4’−シアノビフェニルを得た。
−シラシクロヘキシル)−1−ブロモベンゼン及び4−
(2−ブロモエチル)−2−フルオロ−4’−シアノビ
フェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−イ
ソブチル−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エチ
ル)−2−フルオロ−4’−シアノビフェニルを得た。
【0156】[実施例13]4−(4−n−ペンチル−
4−メチル−4−シラシクロヘキシル)−1−ブロモベ
ンゼン及び4−(2−ブロモエチル)−4’−シアノビ
フェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−n
−ペンチル−4−メチル−4−シラシクロヘキシル)フ
ェニル)エチル)−4’−シアノビフェニルを得た。
4−メチル−4−シラシクロヘキシル)−1−ブロモベ
ンゼン及び4−(2−ブロモエチル)−4’−シアノビ
フェニルを用いてトランス−4−(2−(4−(4−n
−ペンチル−4−メチル−4−シラシクロヘキシル)フ
ェニル)エチル)−4’−シアノビフェニルを得た。
【0157】[実施例14] トランス−4−(2−(4−(4−n−ペンチル−4−
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3’,4’
−ジフルオロビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びTHF50
mlの混合物に、3,4−ジフルオロブロモベンゼン
3.9g(20mmol)を滴下してグリニャー試薬を
得た。これを塩化亜鉛2.8g(20mmol)のTH
F溶液20mlに滴下して有機亜鉛試薬を得た。続い
て、この溶液を、4−(2−(4−(4−n−ペンチル
−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−1−
ブロモベンゼン8.6g(20mmol)と触媒量の
1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンニッケ
ル(II)クロリドを添加したTHF溶液50mlに滴下
して粗生成物を得た。このものは、シラシクロヘキサン
環に関してトランス体とシス体の混合物であり、通常の
後処理の後、これらをクロマトグラフィーにより分離し
て、トランス体の目的物8.3g(収率90%)を得
た。
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3’,4’
−ジフルオロビフェニルの製造 マグネシウム0.5g(21mmol)及びTHF50
mlの混合物に、3,4−ジフルオロブロモベンゼン
3.9g(20mmol)を滴下してグリニャー試薬を
得た。これを塩化亜鉛2.8g(20mmol)のTH
F溶液20mlに滴下して有機亜鉛試薬を得た。続い
て、この溶液を、4−(2−(4−(4−n−ペンチル
−4−シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−1−
ブロモベンゼン8.6g(20mmol)と触媒量の
1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンニッケ
ル(II)クロリドを添加したTHF溶液50mlに滴下
して粗生成物を得た。このものは、シラシクロヘキサン
環に関してトランス体とシス体の混合物であり、通常の
後処理の後、これらをクロマトグラフィーにより分離し
て、トランス体の目的物8.3g(収率90%)を得
た。
【0158】実施例14と同様にして以下の化合物を得
た。
た。
【0159】[実施例15]4−フルオロブロモベンゼ
ン及び4−(2−(4−(4−n−プロピル−1−シラ
シクロヘキシル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−
1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2−(4
−(4−n−プロピル−1−シラシクロヘキシル)フェ
ニル)エチル)−2,4’−ジフルオロビフェニルを得
た。
ン及び4−(2−(4−(4−n−プロピル−1−シラ
シクロヘキシル)フェニル)エチル)−2−フルオロ−
1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2−(4
−(4−n−プロピル−1−シラシクロヘキシル)フェ
ニル)エチル)−2,4’−ジフルオロビフェニルを得
た。
【0160】[実施例16]4−フルオロブロモベンゼ
ン及び4−(2−(4−(4−n−ペンチル−1−フル
オロ−1−シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−
1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2−(4
−(4−n−ペンチル−1−フルオロ−1−シラシクロ
ヘキシル)フェニル)エチル)−4’−フルオロビフェ
ニルを得た。
ン及び4−(2−(4−(4−n−ペンチル−1−フル
オロ−1−シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−
1−ブロモベンゼンを用いてトランス−4−(2−(4
−(4−n−ペンチル−1−フルオロ−1−シラシクロ
ヘキシル)フェニル)エチル)−4’−フルオロビフェ
ニルを得た。
【0161】[実施例17]トランス−4−(2−(ト
ランス−4−(3,4−ジフルオロフェニル)シクロヘ
キシル)エチル)−1−n−エチル−1−シクロヘキサ
ン45%、トランス−4−(2−(トランス−4−
(3,4−ジフルオロフェニル)シクロヘキシル)エチ
ル)−1−n−プロピル−1−シクロヘキサン15%及
びトランス−4−(2−(トランス−4−(3,4−ジ
フルオロフェニル)シクロヘキシル)エチル)−1−n
−ペンチル−1−シクロヘキサン40%からなる混合物
Aは以下の性質を示す。 TNI(ネマチック−アイソトロピック転移温度)=96
℃ TCN(結晶−ネマチック転移温度)=−10℃ Δn(屈折率異方性、25℃)=0.0718
ランス−4−(3,4−ジフルオロフェニル)シクロヘ
キシル)エチル)−1−n−エチル−1−シクロヘキサ
ン45%、トランス−4−(2−(トランス−4−
(3,4−ジフルオロフェニル)シクロヘキシル)エチ
ル)−1−n−プロピル−1−シクロヘキサン15%及
びトランス−4−(2−(トランス−4−(3,4−ジ
フルオロフェニル)シクロヘキシル)エチル)−1−n
−ペンチル−1−シクロヘキサン40%からなる混合物
Aは以下の性質を示す。 TNI(ネマチック−アイソトロピック転移温度)=96
℃ TCN(結晶−ネマチック転移温度)=−10℃ Δn(屈折率異方性、25℃)=0.0718
【0162】この混合物A85%と実施例1で得られた
トランス−4−(2−(4−(4−n−プロピル−4−
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3’,4’
−ジフルオロビフェニル15%からなる混合物は、以下
に示すように、TNIが上昇し、TCNが降下するとともに
とΔnが増大する結果を得た。 TNI=103℃ TCN=−16℃ Δn=0.0864
トランス−4−(2−(4−(4−n−プロピル−4−
シラシクロヘキシル)フェニル)エチル)−3’,4’
−ジフルオロビフェニル15%からなる混合物は、以下
に示すように、TNIが上昇し、TCNが降下するとともに
とΔnが増大する結果を得た。 TNI=103℃ TCN=−16℃ Δn=0.0864
【0163】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高いTNI
(ネマチック−アイソトロピック転移温度)と同時に大
きなΔn(屈折率異方性)を持ち、且つ、従来知られて
いなかった分子構造中にケイ素原子を含んだシラシクロ
ヘキサン環を有する全く新規な液晶化合物を提供するこ
とができた。高いTNIにより、高温域まで液晶範囲が拡
大されるので、例えば車載用液晶パネル組成物として良
好である。また、大きなΔnにより、例えばSTN(ス
ーパーツイステッドネマチック)モードでは反応速度の
高速化が可能となり、PDLC(ポリマー分散液晶)方
式やPNLC(ポリマーネットワーク液晶)方式ではコ
ントラストの向上が可能となる。
(ネマチック−アイソトロピック転移温度)と同時に大
きなΔn(屈折率異方性)を持ち、且つ、従来知られて
いなかった分子構造中にケイ素原子を含んだシラシクロ
ヘキサン環を有する全く新規な液晶化合物を提供するこ
とができた。高いTNIにより、高温域まで液晶範囲が拡
大されるので、例えば車載用液晶パネル組成物として良
好である。また、大きなΔnにより、例えばSTN(ス
ーパーツイステッドネマチック)モードでは反応速度の
高速化が可能となり、PDLC(ポリマー分散液晶)方
式やPNLC(ポリマーネットワーク液晶)方式ではコ
ントラストの向上が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻原 勤 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の 1 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内 (72)発明者 金生 剛 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の 1 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内 (72)発明者 金子 達志 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の 1 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内 (72)発明者 栗原 英志 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 信越化学工業株式会社コ−ポレ−トリサ −チセンタ−内
Claims (8)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表されるシラシクロ
ヘキサン化合物。 【化1】 但し、Rは炭素数1〜10の直鎖状アルキル基、炭素数
1〜10のモノ又はジフルオロアルキル基、炭素数3〜
8の分枝鎖状アルキル基、炭素数2〜7のアルコキシア
ルキル基又は炭素数2〜8のアルケニル基を表す。 【化2】 は1又は4位のケイ素がH、F、Cl又はCH3の置換
基を持つトランス−1−シラ−1,4−シクロヘキシレ
ン基又はトランス−4−シラ−1,4−シクロへキシレ
ン基を表す。L1及びL2はそれぞれ相互に独立してH又
はFを表す。L3及びL4はそれぞれ相互に独立してH、
F又はClを表す。XはH、CN、F、Cl、CF3、
CF2Cl、CHFCl、OCF3、OCF2Cl、OC
HFCl、OCHF2、炭素数1〜10の直鎖状アルキ
ル基又は炭素数1〜10のアルコキシ基を表す。iは
0、1又は2を表す。 - 【請求項2】 有機金属試薬 【化3】R−M (MはMgP(Pはハロゲンを表す。)、ZnP又はL
iを表す。)と 【化4】 (Qはハロゲン、アルコキシ基、メタンスルホニルオキ
シ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、p−トルエンスル
ホニルオキシ基又はトリフルオロメタンスルホニルオキ
シ基を表す。)との炭素−炭素結合形成反応又は炭素−
ケイ素結合形成反応によることを特徴とする請求項1記
載のシラシクロヘキサン化合物の製造方法。 - 【請求項3】 有機金属試薬 【化5】 (WはH、F、Cl又はCH3を表す。)と 【化6】 との炭素−炭素結合形成反応によることを特徴とする請
求項1記載のシラシクロヘキサン化合物の製造方法。 - 【請求項4】 有機金属試薬 【化7】 と 【化8】 (m及びnは0、1又は2で且つm+n=2を満たす整
数を表す。)との炭素−炭素結合形成反応によることを
特徴とする請求項1記載のシラシクロヘキサン化合物の
製造方法。 - 【請求項5】 有機金属試薬 【化9】 と 【化10】 との炭素−炭素結合形成反応によることを特徴とする請
求項1記載のシラシクロヘキサン化合物の製造方法。 - 【請求項6】 有機金属試薬 【化11】 (M’はM、B(OR’)2(R’はアルキル基又は水
素原子を表す。)又はTiPk(OR”)3-k(Pはハロ
ゲン、R”はアルキル基、kは0〜3の整数を表す。)
を表す。)と 【化12】 との炭素−炭素結合形成反応によることを特徴とする請
求項1記載のシラシクロヘキサン化合物の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1に記載のシラシクロヘキサン化
合物を含有することを特徴とする液晶組成物。 - 【請求項8】 請求項7に記載の液晶組成物を含有する
ことを特徴とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214261A JPH0892259A (ja) | 1994-07-29 | 1995-07-31 | シラシクロヘキサン化合物、その製造方法及びこれを含有する液晶組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-197895 | 1994-07-29 | ||
| JP19789594 | 1994-07-29 | ||
| JP7214261A JPH0892259A (ja) | 1994-07-29 | 1995-07-31 | シラシクロヘキサン化合物、その製造方法及びこれを含有する液晶組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0892259A true JPH0892259A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=26510634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7214261A Pending JPH0892259A (ja) | 1994-07-29 | 1995-07-31 | シラシクロヘキサン化合物、その製造方法及びこれを含有する液晶組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0892259A (ja) |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7214261A patent/JPH0892259A/ja active Pending
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