JPH089500Y2 - 螺旋管と継手部材との接続構造 - Google Patents
螺旋管と継手部材との接続構造Info
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- JPH089500Y2 JPH089500Y2 JP1989079862U JP7986289U JPH089500Y2 JP H089500 Y2 JPH089500 Y2 JP H089500Y2 JP 1989079862 U JP1989079862 U JP 1989079862U JP 7986289 U JP7986289 U JP 7986289U JP H089500 Y2 JPH089500 Y2 JP H089500Y2
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- spiral
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電力の配電分野において、ケーブルを保護
するために使用される螺旋管と、この螺旋管の端部に接
続される継手部材との接続構造に関する。
するために使用される螺旋管と、この螺旋管の端部に接
続される継手部材との接続構造に関する。
(従来の技術) 従来、ケーブル保護管として用いられているものに螺
旋管がある。この螺旋管aは、第3図に示すように、一
側縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜止部b,bが対設さ
れた嵌合部cを有し、他側縁に、該嵌合部c内に摺動可
能に嵌入係止される係止部dを有する帯状の合成樹脂プ
ロファイルeを、螺旋状に巻回するとともに、巻回状態
において互いに隣合う前記嵌合部cと係止部dとを嵌合
させて筒状に形成してなるものである。そして、このよ
うになる螺旋管aは、係止部dを嵌合部c内において管
aの軸方向にスライドさせることにより伸縮させたり曲
げたりすることができるものである。
旋管がある。この螺旋管aは、第3図に示すように、一
側縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜止部b,bが対設さ
れた嵌合部cを有し、他側縁に、該嵌合部c内に摺動可
能に嵌入係止される係止部dを有する帯状の合成樹脂プ
ロファイルeを、螺旋状に巻回するとともに、巻回状態
において互いに隣合う前記嵌合部cと係止部dとを嵌合
させて筒状に形成してなるものである。そして、このよ
うになる螺旋管aは、係止部dを嵌合部c内において管
aの軸方向にスライドさせることにより伸縮させたり曲
げたりすることができるものである。
螺旋管aは、以上述べたように可撓性を有するので、
主に管路の屈曲部分に用いられ、螺旋管a同士又は螺旋
管aと直管(図示せず)とはそれぞれ継手部材h(第4
図参照)により接続される。
主に管路の屈曲部分に用いられ、螺旋管a同士又は螺旋
管aと直管(図示せず)とはそれぞれ継手部材h(第4
図参照)により接続される。
継手部材hは、第4図に示すように、筒状であって、
一端に螺旋管aが挿入接続される接続部kを有し、この
接続部kはその内径が螺旋管aの外形よりもやや大きく
なされており、また開口端に向かうにつれて漸次該内径
が大となるように形成されるとともに、奥部の内壁面に
螺旋管aの端縁と衝合する衝合部lが周方向に沿って形
成されたものである。
一端に螺旋管aが挿入接続される接続部kを有し、この
接続部kはその内径が螺旋管aの外形よりもやや大きく
なされており、また開口端に向かうにつれて漸次該内径
が大となるように形成されるとともに、奥部の内壁面に
螺旋管aの端縁と衝合する衝合部lが周方向に沿って形
成されたものである。
そして、上記螺旋管aと継手部材hとは次のようにし
て接続される。まず、螺旋管aを所定の寸法に切断する
とともに、該切断によって生じる跳ね出し部を切除し、
次に、継手部材hの接続部kの内周面に充填接合剤mを
塗布してから、螺旋管aをその端縁が前記衝合部lと衝
合するまで接続部k内に挿入し、接合剤mを硬化させ、
これで接続を完了する。
て接続される。まず、螺旋管aを所定の寸法に切断する
とともに、該切断によって生じる跳ね出し部を切除し、
次に、継手部材hの接続部kの内周面に充填接合剤mを
塗布してから、螺旋管aをその端縁が前記衝合部lと衝
合するまで接続部k内に挿入し、接合剤mを硬化させ、
これで接続を完了する。
このようにして管の接続を行い、管路を形成したの
ち、管内にケーブルを挿通する。
ち、管内にケーブルを挿通する。
ところが、上記したような螺旋管aと継手部材hとの
接続構造にあっては、ケーブルの引き入れ及び引き出し
時に、特に管路の屈曲部分に位置する継手部材の箇所で
ケーブルのシースが傷つくといった問題があった。
接続構造にあっては、ケーブルの引き入れ及び引き出し
時に、特に管路の屈曲部分に位置する継手部材の箇所で
ケーブルのシースが傷つくといった問題があった。
すなわち、螺旋管aは、前記したように帯状の合成樹
脂製プロファイルeを螺旋状に巻回することにより形成
されたものであるから、継手部材hとの接続に際して所
定寸法に切断した場合、第3図に示すように、端部にプ
ロファイルeの嵌合部cと係止部dの両方が現れ、端縁
における厚みが不均一となる。このため、継手部材hと
接続したとき、第4図に示すように、該端縁と継手部材
hの衝合部lとの間にどうしても間隙sが形成されるこ
とになる。そして、このような状態で管内にケーブルを
挿通すると、ケーブルは管路の屈曲部では必然的に管路
の内周側の管壁に押しつけられるので、ケーブルは該管
壁と擦れ合うことになるが、管路の屈曲部分に継手部材
hが存在し、継手部材hの内部に前記した間隙sが形成
されていると、該間隙s部分における角部(螺旋管aの
端縁及び継手部材hの衝合部lの縁)によってケーブル
のシース表面が削られるのである。
脂製プロファイルeを螺旋状に巻回することにより形成
されたものであるから、継手部材hとの接続に際して所
定寸法に切断した場合、第3図に示すように、端部にプ
ロファイルeの嵌合部cと係止部dの両方が現れ、端縁
における厚みが不均一となる。このため、継手部材hと
接続したとき、第4図に示すように、該端縁と継手部材
hの衝合部lとの間にどうしても間隙sが形成されるこ
とになる。そして、このような状態で管内にケーブルを
挿通すると、ケーブルは管路の屈曲部では必然的に管路
の内周側の管壁に押しつけられるので、ケーブルは該管
壁と擦れ合うことになるが、管路の屈曲部分に継手部材
hが存在し、継手部材hの内部に前記した間隙sが形成
されていると、該間隙s部分における角部(螺旋管aの
端縁及び継手部材hの衝合部lの縁)によってケーブル
のシース表面が削られるのである。
そこで、出願人は先に、上記問題の解決を図ったケー
ブル保護管(螺旋管)と継手部材との接続構造を提案
(実願昭63-157728号)している。
ブル保護管(螺旋管)と継手部材との接続構造を提案
(実願昭63-157728号)している。
この接続構造は、第5図に示すように、螺旋管aの端
部が、継手部材hの接続部k内に挿入されるとともに、
該螺旋管aの端縁が、前記接続部kの最奥部に位置する
衝合部lに当接され、該接続部kの内周面と螺旋管aの
端部外周面との間隙に接合剤mが充填されて螺旋管aと
継手部材hとが接続固定される一方、螺旋管aの端縁と
継手部材hの衝合部lとの間隙に、螺旋管a内に挿通さ
れるケーブルのシースの硬度と同一かもしくはそれより
低い硬度を有する充填材nが充填されたものである。な
お、図中の符号pは他方の接続部、rは直管を示してい
る。
部が、継手部材hの接続部k内に挿入されるとともに、
該螺旋管aの端縁が、前記接続部kの最奥部に位置する
衝合部lに当接され、該接続部kの内周面と螺旋管aの
端部外周面との間隙に接合剤mが充填されて螺旋管aと
継手部材hとが接続固定される一方、螺旋管aの端縁と
継手部材hの衝合部lとの間隙に、螺旋管a内に挿通さ
れるケーブルのシースの硬度と同一かもしくはそれより
低い硬度を有する充填材nが充填されたものである。な
お、図中の符号pは他方の接続部、rは直管を示してい
る。
この接続構造によると、ケーブルのシースの損傷原因
となる螺旋管aの端縁と継手部材hの衝合部lとの間隙
に、ケーブルのシースの硬度と同一かもしくはそれより
低い硬度を有する充填材nが充填されているので、該間
隙部分がケーブルのシースと直接擦れ合うことがなくな
り、その結果、ケーブルの引き入れ時及び引き出し時に
シースが損傷することがなくなるといった効果が得られ
た。
となる螺旋管aの端縁と継手部材hの衝合部lとの間隙
に、ケーブルのシースの硬度と同一かもしくはそれより
低い硬度を有する充填材nが充填されているので、該間
隙部分がケーブルのシースと直接擦れ合うことがなくな
り、その結果、ケーブルの引き入れ時及び引き出し時に
シースが損傷することがなくなるといった効果が得られ
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記した接続構造にあっては、確かに
ケーブルのシースの損傷を防ぐことはできるものの、螺
旋管aの端縁と継手部材hの衝合部lとの間隙に充填材
nを充填する作業が、一々作業者が継手部材hの奥を覗
き込みながら手で行うものであるため、作業性が余りよ
くなく、しかもその作業には熟練を要するといった不都
合があった。また、このように充填材nの充填作業は手
を継手部材hの奥部に入れて行う必要があるため、継手
部材hのもう一方の接続部に後から接続する螺旋管(図
示せず)については、その端縁と継手部材hの衝合部l
との間隙に充填材nを充填することができず、継手部材
hとは別体の接続用部材(図示せず)が必要になるとい
った不都合もあった。さらに、切断によって螺旋管aの
端縁に生じる跳ね出し部を、継手部材hへの挿入が容易
に行われるように所定の形状(第3図参照)に切除する
必要があり、接続作業が煩瑣になるといった不都合もあ
った。
ケーブルのシースの損傷を防ぐことはできるものの、螺
旋管aの端縁と継手部材hの衝合部lとの間隙に充填材
nを充填する作業が、一々作業者が継手部材hの奥を覗
き込みながら手で行うものであるため、作業性が余りよ
くなく、しかもその作業には熟練を要するといった不都
合があった。また、このように充填材nの充填作業は手
を継手部材hの奥部に入れて行う必要があるため、継手
部材hのもう一方の接続部に後から接続する螺旋管(図
示せず)については、その端縁と継手部材hの衝合部l
との間隙に充填材nを充填することができず、継手部材
hとは別体の接続用部材(図示せず)が必要になるとい
った不都合もあった。さらに、切断によって螺旋管aの
端縁に生じる跳ね出し部を、継手部材hへの挿入が容易
に行われるように所定の形状(第3図参照)に切除する
必要があり、接続作業が煩瑣になるといった不都合もあ
った。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る螺旋管と継手部材との接続構造は、一側
縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜止部が対設された嵌
合部を有し、他側縁に、該嵌合部内に摺動可能に嵌入係
止される係止部を有する帯状の合成樹脂製プロファイル
を、螺旋状に巻回するとともに、巻回状態において互い
に隣合う前記嵌合部と係止部とを嵌合させて筒状に形成
してなる伸縮性及び可撓性を有する螺旋管と、この螺旋
管が挿入接続される円筒状の継手部材との接続構造であ
って、前記継手部材は、その軸方向中央部内周面に、前
記螺旋管の端縁と衝合する衝合部が内鍔状に突設される
とともに、該衝合部の内周面に、前記螺旋管の内径と略
等しい外径を有し、且つ該衝合部の側面から周端縁まで
の長さが前記プロファイルの嵌合部の幅よりも長い薄肉
で短筒状の損傷防止コアが設けられ、この継手部材の内
周面、衝合部側面および損傷防止コアの外周面によって
螺旋管の端部を被包する止水部が形成されたもので、こ
のようになる継手部材に前記螺旋管が挿入され、前記損
傷防止コアに該螺旋管の端部が外嵌されるとともに、前
記衝合部に該螺旋管の端縁が衝合されて前記止水部によ
って螺旋管の端部が被包された状態で螺旋管と継手部材
とが接着固定されたものである。
縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜止部が対設された嵌
合部を有し、他側縁に、該嵌合部内に摺動可能に嵌入係
止される係止部を有する帯状の合成樹脂製プロファイル
を、螺旋状に巻回するとともに、巻回状態において互い
に隣合う前記嵌合部と係止部とを嵌合させて筒状に形成
してなる伸縮性及び可撓性を有する螺旋管と、この螺旋
管が挿入接続される円筒状の継手部材との接続構造であ
って、前記継手部材は、その軸方向中央部内周面に、前
記螺旋管の端縁と衝合する衝合部が内鍔状に突設される
とともに、該衝合部の内周面に、前記螺旋管の内径と略
等しい外径を有し、且つ該衝合部の側面から周端縁まで
の長さが前記プロファイルの嵌合部の幅よりも長い薄肉
で短筒状の損傷防止コアが設けられ、この継手部材の内
周面、衝合部側面および損傷防止コアの外周面によって
螺旋管の端部を被包する止水部が形成されたもので、こ
のようになる継手部材に前記螺旋管が挿入され、前記損
傷防止コアに該螺旋管の端部が外嵌されるとともに、前
記衝合部に該螺旋管の端縁が衝合されて前記止水部によ
って螺旋管の端部が被包された状態で螺旋管と継手部材
とが接着固定されたものである。
(作用) ケーブルのシースの損傷原因となる螺旋管の端縁と継
手部材の衝合部との間隙が、損傷防止コアにより閉塞さ
れる。これによって、該間隙部分がケーブルのシースと
直接擦れ合うことがなくなり、ケーブルの引き込み及び
引き出し時におけるシース表面の損傷が防止される。ま
た、衝合部側面から周端縁までの損傷防止コアの長さ
を、螺旋管を形成するプロファイルの嵌合部の幅よりも
長くして、この損傷防止コアの外周面と継手部材の内周
面と衝合部側面とによって、螺旋管の端部を被包する止
水部を成形しているので、螺旋管の端縁を衝合部に衝合
した状態で、継手部材端部と螺旋管外周面との間隙から
入り込んでくる水や、螺旋管の嵌合部内を伝わってくる
水が管路内に浸入するのが防止される。
手部材の衝合部との間隙が、損傷防止コアにより閉塞さ
れる。これによって、該間隙部分がケーブルのシースと
直接擦れ合うことがなくなり、ケーブルの引き込み及び
引き出し時におけるシース表面の損傷が防止される。ま
た、衝合部側面から周端縁までの損傷防止コアの長さ
を、螺旋管を形成するプロファイルの嵌合部の幅よりも
長くして、この損傷防止コアの外周面と継手部材の内周
面と衝合部側面とによって、螺旋管の端部を被包する止
水部を成形しているので、螺旋管の端縁を衝合部に衝合
した状態で、継手部材端部と螺旋管外周面との間隙から
入り込んでくる水や、螺旋管の嵌合部内を伝わってくる
水が管路内に浸入するのが防止される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る螺旋管と継手部材との接続構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
螺旋管1は、一側縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜
止部11,11が対設された嵌合部12を有し、他側縁に、該
嵌合部12内に摺動可能に嵌入係止される係止部13を有す
る帯状の合成樹脂製プロファイル14を、螺旋状に巻回す
るとともに、巻回状態においてたがいに隣合う前記嵌合
部12と係止部13とを嵌合させて筒状に形成してなるもの
である。そして、このようになる螺旋管1は、係止部13
を嵌合部12内において管1の軸方向にスライドさせるこ
とにより伸縮させたり曲げたりすることがでる。
止部11,11が対設された嵌合部12を有し、他側縁に、該
嵌合部12内に摺動可能に嵌入係止される係止部13を有す
る帯状の合成樹脂製プロファイル14を、螺旋状に巻回す
るとともに、巻回状態においてたがいに隣合う前記嵌合
部12と係止部13とを嵌合させて筒状に形成してなるもの
である。そして、このようになる螺旋管1は、係止部13
を嵌合部12内において管1の軸方向にスライドさせるこ
とにより伸縮させたり曲げたりすることがでる。
一方、継手部材2は、筒状であって、両端に上記螺旋
管1が挿入される接続部21,22を有するもので、その軸
方向中央部には、螺旋管1の端縁と衝合する衝合部23が
内周面に沿って設けられるとともに、該衝合部23の内周
面に短筒状コア24が設けられている。上記各接続部21,2
2は、成形時の抜きが容易に行えるよう、通常はその内
径が開口端に向かうにしたがってわずかずつ大きくなさ
れているが、その内径は一定であってもよい。前記衝合
部23は、その高さが螺旋管1の肉厚(プロファイル14の
嵌合部12の厚み)と略等しくなされており、この衝合部
23に螺旋管1の端縁が衝合することによって螺旋管1の
接続部21,22内への挿入長さが規制される。また、上記
コア24は、螺旋管1を接続した際、螺旋管1の端縁と衝
合部23との間隙を閉塞し、該間隙部分がケーブルのシー
スと直接擦れ合うのを防ぐ。同時に、上記接続部21,22
の内周面と衝合部22の側面とコア24の外周面とによっ
て、螺旋管1の端部を被包する止水部25が形成され、こ
の止水部25によって、接続部21,22の開口端から入り込
んでくる水やプロファイル14の嵌合部12内を伝わってく
る水が管路内に浸入するのを阻止するようになされてい
る。そのため、コア24は、その外径が螺旋管1の内径と
略等しくなされ、且つ衝合部23の側面から周端縁までの
長さLが前記プロファイル14の嵌合部12の幅Wよりも長
くなされている。この長さLは、具体的には、嵌合部12
の幅Wの1.1〜1.5倍が好ましい。また、このコア24は、
ケーブルの挿通の障害にならないように極力薄い方が好
ましく、さらには周端縁が面取りされるか又は曲面に形
成されていることか好ましい(第1図に示す実施例では
面取りされている。)。このようになる継手部材2は、
前記螺旋管1の材質と同じ材質が好ましく、成形性のう
えから、例えば硬質塩化ビニル樹脂が好適である。
管1が挿入される接続部21,22を有するもので、その軸
方向中央部には、螺旋管1の端縁と衝合する衝合部23が
内周面に沿って設けられるとともに、該衝合部23の内周
面に短筒状コア24が設けられている。上記各接続部21,2
2は、成形時の抜きが容易に行えるよう、通常はその内
径が開口端に向かうにしたがってわずかずつ大きくなさ
れているが、その内径は一定であってもよい。前記衝合
部23は、その高さが螺旋管1の肉厚(プロファイル14の
嵌合部12の厚み)と略等しくなされており、この衝合部
23に螺旋管1の端縁が衝合することによって螺旋管1の
接続部21,22内への挿入長さが規制される。また、上記
コア24は、螺旋管1を接続した際、螺旋管1の端縁と衝
合部23との間隙を閉塞し、該間隙部分がケーブルのシー
スと直接擦れ合うのを防ぐ。同時に、上記接続部21,22
の内周面と衝合部22の側面とコア24の外周面とによっ
て、螺旋管1の端部を被包する止水部25が形成され、こ
の止水部25によって、接続部21,22の開口端から入り込
んでくる水やプロファイル14の嵌合部12内を伝わってく
る水が管路内に浸入するのを阻止するようになされてい
る。そのため、コア24は、その外径が螺旋管1の内径と
略等しくなされ、且つ衝合部23の側面から周端縁までの
長さLが前記プロファイル14の嵌合部12の幅Wよりも長
くなされている。この長さLは、具体的には、嵌合部12
の幅Wの1.1〜1.5倍が好ましい。また、このコア24は、
ケーブルの挿通の障害にならないように極力薄い方が好
ましく、さらには周端縁が面取りされるか又は曲面に形
成されていることか好ましい(第1図に示す実施例では
面取りされている。)。このようになる継手部材2は、
前記螺旋管1の材質と同じ材質が好ましく、成形性のう
えから、例えば硬質塩化ビニル樹脂が好適である。
以上のようになる螺旋管1と継手部材2とを接続する
には、まず、螺旋管1を所定の寸法に切断するととも
に、該切断によって生じる跳ね出し部等を鋸歯やハンド
グラインダ等を用いて接続に支障のない程度に切除す
る。次に、接着剤を、螺旋管1の端部、又は継手部材1
の衝合部23の側面からコア24の外周面にかけて塗ったの
ち、螺旋管1を接続部21内に挿入して、その端部をコア
24に外嵌させるとともに、衝合部23に衝合させ、螺旋管
1の端部を接続部25で被包した状態とする。この状態で
上記接着剤を硬化させ、両者を接着固定する。なお、こ
の作業は反対側の接続部22についても同様に行われ、こ
れによって螺旋管1同士が接続される。
には、まず、螺旋管1を所定の寸法に切断するととも
に、該切断によって生じる跳ね出し部等を鋸歯やハンド
グラインダ等を用いて接続に支障のない程度に切除す
る。次に、接着剤を、螺旋管1の端部、又は継手部材1
の衝合部23の側面からコア24の外周面にかけて塗ったの
ち、螺旋管1を接続部21内に挿入して、その端部をコア
24に外嵌させるとともに、衝合部23に衝合させ、螺旋管
1の端部を接続部25で被包した状態とする。この状態で
上記接着剤を硬化させ、両者を接着固定する。なお、こ
の作業は反対側の接続部22についても同様に行われ、こ
れによって螺旋管1同士が接続される。
ここで、上記接着剤としては、例えばアクリル系接着
剤、ウレタン系接着剤、高粘度溶剤系塩化ビニル接着剤
が挙げられるが、接着後直ちに管を埋め戻しする場合に
は、例えば、ウレタン系接着剤で粘度が5000〜20000cps
の硬化速度の早い2液性のものが好適である。
剤、ウレタン系接着剤、高粘度溶剤系塩化ビニル接着剤
が挙げられるが、接着後直ちに管を埋め戻しする場合に
は、例えば、ウレタン系接着剤で粘度が5000〜20000cps
の硬化速度の早い2液性のものが好適である。
以上述べた実施例では、螺旋管1同士を接続している
が、本考案は螺旋管1と直管(図示省略)との接続にも
適用できるものである。第2図は、その場合に使用され
る継手部材の一実施例を示す半断面図である。この図に
おいて、上記した実施例のものと同一構成要素には同一
符号を付している。この継手部材2は、直管が接続され
る側の接続部22が、螺旋管1が接続される側の接続部21
に比べて外径が小さくなされている点を除き、前記実施
例のものと同じである。
が、本考案は螺旋管1と直管(図示省略)との接続にも
適用できるものである。第2図は、その場合に使用され
る継手部材の一実施例を示す半断面図である。この図に
おいて、上記した実施例のものと同一構成要素には同一
符号を付している。この継手部材2は、直管が接続され
る側の接続部22が、螺旋管1が接続される側の接続部21
に比べて外径が小さくなされている点を除き、前記実施
例のものと同じである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の螺旋管と継手部材との
接続構造は、螺旋管の端縁と継手部材の衝合部との間隙
が、損傷防止コアにより閉塞されているから、該間隙部
分がケーブルのシースと直接擦れ合うことがなくなり、
ケーブルの引き入れ及び引き出しにおけるシース表面の
損傷を防止することができ、ケーブルの繰り返し使用が
可能となる。したがって、経済的ロスをなくすことがで
きる。またそれとともに、止水部によって螺旋管の端部
が被包されているから、継手部材の接続部開口端から侵
入してくる水やプロファイルの嵌合部内を伝わってくる
水が管路内に侵入することがなく、ケーブルを長期にわ
たって保護することができる。さらに、螺旋管の接続
は、その端縁を損傷防止コアに外嵌させて接着固定する
だけであるから、誰でも簡単且つ確実に接続作業を行う
ことができる。しかも、螺旋管の端縁が損傷防止コアに
外嵌されるものであるから、螺旋管と継手部材との接着
代を比較的大きくとることができる。したがって、管の
引抜強度が高い。
接続構造は、螺旋管の端縁と継手部材の衝合部との間隙
が、損傷防止コアにより閉塞されているから、該間隙部
分がケーブルのシースと直接擦れ合うことがなくなり、
ケーブルの引き入れ及び引き出しにおけるシース表面の
損傷を防止することができ、ケーブルの繰り返し使用が
可能となる。したがって、経済的ロスをなくすことがで
きる。またそれとともに、止水部によって螺旋管の端部
が被包されているから、継手部材の接続部開口端から侵
入してくる水やプロファイルの嵌合部内を伝わってくる
水が管路内に侵入することがなく、ケーブルを長期にわ
たって保護することができる。さらに、螺旋管の接続
は、その端縁を損傷防止コアに外嵌させて接着固定する
だけであるから、誰でも簡単且つ確実に接続作業を行う
ことができる。しかも、螺旋管の端縁が損傷防止コアに
外嵌されるものであるから、螺旋管と継手部材との接着
代を比較的大きくとることができる。したがって、管の
引抜強度が高い。
第1図は本考案に係る螺旋管と継手部材との接続構造を
示す断面図、第2図は継手部材の他の実施例を示す半断
面図、第3図は螺旋管を示す断面図、第4図及び第5図
は従来のケーブル保護管(螺旋管)と継手部材との接続
構造を示す部分断面図である。 1……螺旋管 11……抜止部、12……嵌合部 13……係止部、14……合成樹脂性プロファイル 2……継手部材 21,22……接続部、23……衝合部 24……損傷防止コア、25……止水部
示す断面図、第2図は継手部材の他の実施例を示す半断
面図、第3図は螺旋管を示す断面図、第4図及び第5図
は従来のケーブル保護管(螺旋管)と継手部材との接続
構造を示す部分断面図である。 1……螺旋管 11……抜止部、12……嵌合部 13……係止部、14……合成樹脂性プロファイル 2……継手部材 21,22……接続部、23……衝合部 24……損傷防止コア、25……止水部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−169486(JP,U) 実開 昭63−125273(JP,U) 実開 昭63−157728(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】一側縁に、二股状で且つ開口端内縁に抜止
部が対設された嵌合部を有し、他側縁に、該嵌合部内に
摺動可能に嵌入係止される係止部を有する帯状の合成樹
脂製プロファイルを、螺旋状に巻回するとともに、巻回
状態において互いに隣合う前記嵌合部と係止部とを嵌合
させて筒状に形成してなる伸縮性及び可撓性を有する螺
旋管と、この螺旋管が挿入接続される円筒状の継手部材
との接続構造であって、 前記継手部材は、その軸方向中央部内周面に、前記螺旋
管の端縁と衝合する衝合部が内鍔状に突設されるととも
に、該衝合部の内周面に、前記螺旋管の内径と略等しい
外径を有し、且つ該衝合部の側面から周端縁までの長さ
が前記プロファイルの嵌合部の幅よりも長い薄肉で短筒
状の損傷防止コアが設けられ、この継手部材の内周面、
衝合部側面および損傷防止コアの外周面によって螺旋管
の端部を被包する止水部が形成されたもので、 このようになる継手部材に前記螺旋管が挿入され、前記
損傷防止コアに該螺旋管の端部が外嵌されるとともに、
前記衝合部に該螺旋管の端縁が衝合されて前記止水部に
よって螺旋管の端部が被包された状態で螺旋管と継手部
材とが接着固定されたことを特徴とする螺旋管と継手部
材との接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989079862U JPH089500Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 螺旋管と継手部材との接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989079862U JPH089500Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 螺旋管と継手部材との接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0319198U JPH0319198U (ja) | 1991-02-25 |
| JPH089500Y2 true JPH089500Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31624410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989079862U Expired - Lifetime JPH089500Y2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 螺旋管と継手部材との接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089500Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005282637A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Showa Denko Kenzai Kk | 合成樹脂管の接合構造および接合方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59169486U (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-13 | 積水化学工業株式会社 | 合成樹脂製の管継手 |
| JPH0432547U (ja) * | 1990-07-13 | 1992-03-17 |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP1989079862U patent/JPH089500Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005282637A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Showa Denko Kenzai Kk | 合成樹脂管の接合構造および接合方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0319198U (ja) | 1991-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |