JPH089922Y2 - 誘電体共振器の接続構造 - Google Patents

誘電体共振器の接続構造

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JPH089922Y2
JPH089922Y2 JP221490U JP221490U JPH089922Y2 JP H089922 Y2 JPH089922 Y2 JP H089922Y2 JP 221490 U JP221490 U JP 221490U JP 221490 U JP221490 U JP 221490U JP H089922 Y2 JPH089922 Y2 JP H089922Y2
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dielectric
conductive
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容平 石川
敏朗 平塚
貞夫 山下
尚 高垣
正道 安藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、誘電体共振器に関し、詳しくは誘電体フ
ィルタなどに用いる複数の誘電体共振器を互いに接続す
るための接続構造に関する。
[従来の技術] 従来の誘電体共振器の接続構造としては、例えば第3
図に示すような接続構造がある。図に示すように、誘電
体共振器1は、外表面に導電膜を形成したセラミック板
からなる導電性ケース2内に内部誘電体(図示せず)を
配設した構造を備えており、この種の誘電体共振器は単
独で共振器として、そして複数個組み合わせて誘電体フ
ィルタとして広範に用いられている。そして、複数個並
置された誘電体共振器1は、一方の誘電体共振器1の導
電性ケース2と、接続すべき相手側の誘電体共振器1の
導電性ケース2との間に金属線材を面状に並べたアース
板3を架設し、導電性ケース2の導電膜とアース板3と
が接合した状態で、アース板3を導電性ケース2にはん
だ付けすることにより互いに接続されている。上記アー
ス板3は導電性ケースの上面、下面及び両側面間に架設
され、各アース板3の両端部が接続すべき両側の導電性
ケース2にはんだ付けされている。このようにして、複
数の誘電体共振器1をアース板3を介して接続すること
により、隣接する誘電体共振器1間に磁界結合が生じ、
所望のフィルタ特性が得られる。上記従来のアース板3
としては、金属線材を面状に並べたもののほかに孔など
のない金属製めくら板状のもの、金属メッシュからなる
もの、薄い金属板にスリットを形成したもの等が用いら
れている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来の接続構造においては、アース板の
剛性が小さく、はんだ付けの際にアース板が変形しやす
く誘電体共振器相互間の相対位置を一定に保つことが困
難であり、接続構造体(フィルタ)の特性が変動すると
いう問題点がある。また、金属製のアース板とその接続
対象である導電性ケースを構成するセラミック板とは線
膨脹率が大きく異なるため、はんだ付け部に応力がかか
り誘電体共振器の相対位置が変化して、特性を変動さ
せ、さらには、はんだ付け部にかかる応力により、はん
だ付け部が外れて、特性を変化させるとともに望ましく
ないノイズを発生するという問題点がある。
この考案は上記の問題点を解決するものであり、誘電
体共振器間の接続強度に優れ、かつ安定した特性を保持
することが可能な誘電体共振器の接続構造を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案の誘電体共振器の接続構造は、上記の問題点
を解決するために、 外表面に導電膜が形成されたセラミック板からなる導
電性ケース内に誘電体を配設した誘電体共振器を互いに
接続するにあたって、 一方の誘電体共振器の導電性ケースと、接続すべき相
手側の誘電体共振器の導電性ケースとの間に、前記導電
性ケースと当接する面に導電膜を形成したセラミック板
からなるアース板を架設して、前記導電性ケースの外表
面の導電膜と前記アース板の導電膜とを接合したことを
特徴とする。
[作用] 誘電体共振器間に導電膜を有するセラミックからなる
アース板が架設され、誘電体共振器の導電性ケースの外
表面の導電膜とアース板の導電膜とが互いに当接して、
各導電性ケース同士を電気的に接続するとともに、剛性
に優れたセラミックからなるアース板が、各誘電体共振
器を機械的に強固に接続し、その相対位置を一定に保持
する。さらに、互いに接続する導電性ケースとアース板
がともにセラミックからなっており、線膨脹率が概略等
しいため、接合部に大きな力が加わることを防止し、安
定した接続をもたらすとともに、各誘電体共振器間の相
対位置を一定に保持して、接続構造体の安定した特性を
維持する。
[実施例] 以下に、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図に示すアース板3を示す斜視図である。誘電体共振
器1は外表面に導電膜(図示せず)を形成したセラミッ
ク板を組み合わせ、これを接合して形成した導電性ケー
ス2内に酸化チタン系の誘電体セラミックからなる内部
誘電体(図示せず)を配設した構造を備えており、この
誘電体共振器1は単独では共振器として、また、複数個
組み合わせて誘電体フィルタとして広範に用いられるも
のである。一方、誘電体共振器1を接続するためのアー
ス板3はセラミック板3a(第2図)を基材とし、該セラ
ミック板3aの前記導電性ケース2と当接する面には、例
えば銀ペーストを塗布してこれを焼き付けることにより
導電膜4(第2図)を形成している。そして、複数個並
置された誘電体共振器1は、そのうちの一つの誘電体共
振器1の導電ケース2から接続すべき相手側の誘電体共
振器1の導電性ケース2にわたって上記のセラミック製
のアース板3を架設し、導電性ケース2の導電膜とアー
ス板3の導電膜4とを接合させるとともに、両者が接合
した状態でアース板3の両端を接続すべき両側の導電性
ケース2に焼き付けることにより誘電体共振器1が互い
に接続されている。上記アース板3は導電性ケース2の
上面、下面及び両側面の間に架設され、それぞれが導電
性ケース2に焼き付けられて固定されている。このよう
にして、複数の誘電体共振器1がアース板3を介して接
続され、隣接する誘電体共振器1間に磁界結合が生じて
所望のフィルタ特性がもたらされる。
上記実施例における誘電体共振器1の接続構造におい
ては、導電性ケース2の外表面の導電膜とアース板3に
形成された導電膜4が互いに当接して電気的に接続する
とともに、剛性に優れたアース板3が、各誘電体共振器
1を機械的に確実に接続し、その相対位置を一定に保持
する。その結果、誘電体共振器の接続構造体(フィル
タ)は安定した特性を維持することが可能になる。ま
た、互いに接続される導電性ケース2とアース板3はい
ずれもセラミック製であり線膨脹率に差がないため、そ
の接合部に大きな応力がかからず、焼き付け接合部が外
れたりしないので、安定した特性が得られ望ましくない
ノイズの発生を防止する。
なお、アース板3を構成するセラミック板3a及び導電
膜4を構成する材料については特に限定されるものでは
なく、公知の種々の材料を用いることが可能であり、ま
た、上記導電膜の形成方法についても上記実施例により
限定されるものではなく公知の種々の方法でこれを形成
することができる。
また、アース板3の形状についても、上記実施例で示
したような、スリットなどの形成されていないめくら板
状のものに限らず、孔やスリット等が形成されたものや
表面に溝を設けたものなど種々の形状のものを用いるこ
とが可能である。
[考案の効果] 上述のように、この考案の誘電体共振器の接続構造
は、誘電体共振器の導電性ケース同士を、その表面に導
電膜を形成したセラミック製のアース板を用いて接続し
ているので、剛性に優れたアース板3により各誘電体共
振器1が電気的及び機械的に確実に接続され、かつその
相対位置が一定に保持されるため、安定した特性を維持
することが可能になる。また、導電性ケース2とアース
板3はいずれもセラミックを基材としており線膨脹率が
ほぼ等しいため焼き付け接合部に大きな応力がかから
ず、接合部が外れたりすることがないので、安定した特
性が持続し、望ましくないノイズの発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による誘電体共振器の接続
構造を示す斜視図、第2図は第1図の実施例におけるア
ース板を示す斜視図、第3図は従来の誘電体共振器の接
続構造を示す斜視図である。 1……誘電体共振器、2……導電性ケース 3……アース板、4……導電膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高垣 尚 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)考案者 安藤 正道 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−318801(JP,A) 実開 平1−172702(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外表面に導電膜が形成されたセラミック板
    からなる導電性ケース内に誘電体を配設した誘電体共振
    器を互いに接続するための接続構造であって、 一方の誘電体共振器の導電性ケースと、接続すべき相手
    側の誘電体共振器の導電性ケースとの間に、前記導電性
    ケースと当接する面に導電膜を形成したセラミック板か
    らなるアース板を架設して、前記導電性ケースの外表面
    の導電膜と前記アース板の導電膜とを接合したこと を特徴とする誘電体共振器の接続構造。
JP221490U 1990-01-12 1990-01-12 誘電体共振器の接続構造 Expired - Lifetime JPH089922Y2 (ja)

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JPH0394810U JPH0394810U (ja) 1991-09-27
JPH089922Y2 true JPH089922Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31506093

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