JPH09101149A - 建設工事における水平基準線の計測方法 - Google Patents
建設工事における水平基準線の計測方法Info
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- JPH09101149A JPH09101149A JP27822495A JP27822495A JPH09101149A JP H09101149 A JPH09101149 A JP H09101149A JP 27822495 A JP27822495 A JP 27822495A JP 27822495 A JP27822495 A JP 27822495A JP H09101149 A JPH09101149 A JP H09101149A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設工事における水平基準線の計測方法にお
いて、単独でも熟練を要することなく正確に短時間に計
測でき、省人化と省力化を図り精度の高い水平基準線を
設定する。 【解決手段】 基準階の基準点からそれぞれ上方に鉛直
方向レーザー光線Svを発振して計測階Fnで受光するこ
とにより計測階に基準点を移転し、該基準点に水平方向
レーザー発振器8を、相隣る他方の基準点に水平方向レ
ーザー受光器9をそれぞれ自動的に位置決めして、水平
方向レーザー発振器8から水平方向に発振したレーザー
光線を他方の基準点で受光することにより基準点同士を
水平方向レーザー光線で照合し、その状態で該水平方向
レーザー発振器8からのレーザー光線を中間墨出し装置
10に受光させ、該受光位置により中間墨出しを行い、
計測階に水平基準線を設定する。
いて、単独でも熟練を要することなく正確に短時間に計
測でき、省人化と省力化を図り精度の高い水平基準線を
設定する。 【解決手段】 基準階の基準点からそれぞれ上方に鉛直
方向レーザー光線Svを発振して計測階Fnで受光するこ
とにより計測階に基準点を移転し、該基準点に水平方向
レーザー発振器8を、相隣る他方の基準点に水平方向レ
ーザー受光器9をそれぞれ自動的に位置決めして、水平
方向レーザー発振器8から水平方向に発振したレーザー
光線を他方の基準点で受光することにより基準点同士を
水平方向レーザー光線で照合し、その状態で該水平方向
レーザー発振器8からのレーザー光線を中間墨出し装置
10に受光させ、該受光位置により中間墨出しを行い、
計測階に水平基準線を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設工事におい
て、建築物を構築する際、建築物の柱位置等を印すため
の水平基準線を設定する建設工事における水平基準線の
計測方法に関するものである。
て、建築物を構築する際、建築物の柱位置等を印すため
の水平基準線を設定する建設工事における水平基準線の
計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建設工事において建築物を構築す
る際、先ず建築の範囲を平面的に計測してその位置を確
定し、基礎工事の後、上方階へと順次構築していく。計
測はレベル、トランシット、下げ振、巻尺等の計測機器
を利用して行っており、建築物を構築する際の最初の計
測は平面的に基準となる水平面に基準点を設定し、基準
点から構築する範囲に平面上で基準線をマーキングする
所謂地墨と称する墨出しが行なわれる。
る際、先ず建築の範囲を平面的に計測してその位置を確
定し、基礎工事の後、上方階へと順次構築していく。計
測はレベル、トランシット、下げ振、巻尺等の計測機器
を利用して行っており、建築物を構築する際の最初の計
測は平面的に基準となる水平面に基準点を設定し、基準
点から構築する範囲に平面上で基準線をマーキングする
所謂地墨と称する墨出しが行なわれる。
【0003】建築物を上方に構築する際、通常前記地墨
の平面的4隅の交叉点(基準点)を基点に、下げ振によ
って鉛直方向に計測して上階の床面に基準点を転移し、
さらに、トランシットを使用して床面の基準点を基に水
平面(以下、床面という)に基準線を計測し、床面に基
準点を表示し基準点間を墨壷によって墨出しする。
の平面的4隅の交叉点(基準点)を基点に、下げ振によ
って鉛直方向に計測して上階の床面に基準点を転移し、
さらに、トランシットを使用して床面の基準点を基に水
平面(以下、床面という)に基準線を計測し、床面に基
準点を表示し基準点間を墨壷によって墨出しする。
【0004】また、最近においては、基準階の基準点に
レーザー発振器を設置し、且つ該発振器の鉛直方向の上
階床に貫通孔を形成して、該貫通孔の上部にレーザー受
光器を設置して、前記レーザー発振器より鉛直方向にレ
ーザー光線を発してレーザー受光器に当てることによっ
て、下階の基準点をそれぞれ上方階に移転し、該基準点
を基点としてトランシットを利用して床上に墨出しする
方法が提案されている。そして、順次構築される階毎に
前記の何れかの方法を繰り返して墨出を行なっている。
レーザー発振器を設置し、且つ該発振器の鉛直方向の上
階床に貫通孔を形成して、該貫通孔の上部にレーザー受
光器を設置して、前記レーザー発振器より鉛直方向にレ
ーザー光線を発してレーザー受光器に当てることによっ
て、下階の基準点をそれぞれ上方階に移転し、該基準点
を基点としてトランシットを利用して床上に墨出しする
方法が提案されている。そして、順次構築される階毎に
前記の何れかの方法を繰り返して墨出を行なっている。
【0005】
【問題を解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来方法によると、次の様な問題がある。建築物を上方
に構築する際の水平基準線の計測(墨出し)は、建築物
の精度が左右される重要な作業であり、専門測量技師に
よって行なわれ、測量にあたってはレベル、トランシッ
ト、下げ振、巻尺等を用いて測量技師がレベル、トラン
シットを目視によって視準し、また、視準先に補助作業
員を要している。さらに、下げ振、巻尺等を使用しても
同様に少なくても2人の要員によって行なわれるため、
測量時間に手間が掛かるとともに建築物の大型化・高層
化に伴い全体に要する測量要員は増大傾向にある。か
つ、各階毎に同一の測量作業が行なわれ、しかも計測は
その工程に従って適宜な時期を見て随時行なうので、計
測の精度にバラツキが生じ易くなり、結果的に建築物の
精度の確保が困難であるという問題がある。
従来方法によると、次の様な問題がある。建築物を上方
に構築する際の水平基準線の計測(墨出し)は、建築物
の精度が左右される重要な作業であり、専門測量技師に
よって行なわれ、測量にあたってはレベル、トランシッ
ト、下げ振、巻尺等を用いて測量技師がレベル、トラン
シットを目視によって視準し、また、視準先に補助作業
員を要している。さらに、下げ振、巻尺等を使用しても
同様に少なくても2人の要員によって行なわれるため、
測量時間に手間が掛かるとともに建築物の大型化・高層
化に伴い全体に要する測量要員は増大傾向にある。か
つ、各階毎に同一の測量作業が行なわれ、しかも計測は
その工程に従って適宜な時期を見て随時行なうので、計
測の精度にバラツキが生じ易くなり、結果的に建築物の
精度の確保が困難であるという問題がある。
【0006】また、前述の基準階の基準点をレーザー光
線により上方階に移転して、水平基準線を設定する方法
においても、水平基準線の計測作業においては前記の方
法と同様に少なくても2人の要員によって行なっている
ので、省人化を図ることはできない問題点がある。ま
た、従来の方法による水平基準線の設定精度は人的熟練
度に大きく影響されるという問題点がある。
線により上方階に移転して、水平基準線を設定する方法
においても、水平基準線の計測作業においては前記の方
法と同様に少なくても2人の要員によって行なっている
ので、省人化を図ることはできない問題点がある。ま
た、従来の方法による水平基準線の設定精度は人的熟練
度に大きく影響されるという問題点がある。
【0007】そこで、本発明は、前記従来技術の有する
問題点を解消するために創案されたものであって、その
目的とするところは、建築物の構築の際、最も基本とな
る基準線の計測作業において、複数の専門の測量技術者
によらず単独で水平基準線を計測して設定することがで
き、省人化と省力化を図ることができ、且つ水平基準線
計測時間の短縮と、精度の高い水平基準線を出して建築
物の品質の向上を計ることのできる建設工事における水
平基準線の計測方法を提供することにある。
問題点を解消するために創案されたものであって、その
目的とするところは、建築物の構築の際、最も基本とな
る基準線の計測作業において、複数の専門の測量技術者
によらず単独で水平基準線を計測して設定することがで
き、省人化と省力化を図ることができ、且つ水平基準線
計測時間の短縮と、精度の高い水平基準線を出して建築
物の品質の向上を計ることのできる建設工事における水
平基準線の計測方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成する本
発明の建設工事における水平基準線の計測方法は、基準
階の床面上に設定された基準点からそれぞれ鉛直上方に
レーザー光線を発振し、該発振されたレーザー光線を計
測階で受光して該受光位置を計測階のそれぞれの基準点
として求め、該計測階基準点に水平にレーザー光線を発
振する水平方向レーザー発振器を位置決め設定し、且つ
該計測階基準点と対向する他方の計測階基準点に前記水
平方向レーザー光線を受光する水平方向レーザー受光器
を位置決め設定することにより、基準階の基準点を計測
階に移転する工程、一方の計測階基準点から水平方向に
発振したレーザー光線を他方の計測階基準点で受光し、
計測階基準点同士を水平方向レーザー光線で照合するこ
とにより、基準階の基準線を計測階に移転する工程、そ
の状態で水平方向レーザー発振器のレーザー発振起伏角
を調節して、該水平方向レーザー発振器からのレーザー
光線を前記水平方向レーザー発振器と水平方向レーザー
受光器との間の床面上に設置された中間墨出し装置のレ
ーザー受光部に受光させ、該受光位置を床上に中間基点
として印す中間墨出し工程、該中間基点間を通る直線を
形成することにより計測階に水平基準線を設定する工程
よりなることを特徴とする技術手段からなる。
発明の建設工事における水平基準線の計測方法は、基準
階の床面上に設定された基準点からそれぞれ鉛直上方に
レーザー光線を発振し、該発振されたレーザー光線を計
測階で受光して該受光位置を計測階のそれぞれの基準点
として求め、該計測階基準点に水平にレーザー光線を発
振する水平方向レーザー発振器を位置決め設定し、且つ
該計測階基準点と対向する他方の計測階基準点に前記水
平方向レーザー光線を受光する水平方向レーザー受光器
を位置決め設定することにより、基準階の基準点を計測
階に移転する工程、一方の計測階基準点から水平方向に
発振したレーザー光線を他方の計測階基準点で受光し、
計測階基準点同士を水平方向レーザー光線で照合するこ
とにより、基準階の基準線を計測階に移転する工程、そ
の状態で水平方向レーザー発振器のレーザー発振起伏角
を調節して、該水平方向レーザー発振器からのレーザー
光線を前記水平方向レーザー発振器と水平方向レーザー
受光器との間の床面上に設置された中間墨出し装置のレ
ーザー受光部に受光させ、該受光位置を床上に中間基点
として印す中間墨出し工程、該中間基点間を通る直線を
形成することにより計測階に水平基準線を設定する工程
よりなることを特徴とする技術手段からなる。
【0009】そして、前記水平方向レーザー発振器は、
基準階から発振される鉛直方向のレーザー光線を受光す
る鉛直方向レーザー受光器、及び該鉛直方向レーザー受
光器の上部に設けられ、該受光器で受光した鉛直方向レ
ーザー光線の受光中心位置に前記水平方向レーザー発振
器の軸心を位置決めする位置決め装置と一体に組み立て
られて水平方向レーザー発振装置を構成し、且つ前記水
平方向レーザー受光器は、基準階から発振される鉛直方
向のレーザー光線を受光する鉛直方向レーザー受光器、
及び該鉛直方向レーザー受光器の上部に設けられ、該受
光器で受光した鉛直方向レーザー光線の受光中心位置に
前記水平方向レーザー受光器の受光面中心位置を位置決
めする位置決め装置と一体に組み立てられ水平方向レー
ザー受光装置を構成してなり、前記基準階から発振され
た鉛直方向レーザー受光中心位置に自動的に、前記水平
方向レーザー発振器及び前記水平方向レーザー受光器を
位置決めされ、基準階の基準点を計測階に移転する工程
が自動的に行われるようにすることが望ましい。
基準階から発振される鉛直方向のレーザー光線を受光す
る鉛直方向レーザー受光器、及び該鉛直方向レーザー受
光器の上部に設けられ、該受光器で受光した鉛直方向レ
ーザー光線の受光中心位置に前記水平方向レーザー発振
器の軸心を位置決めする位置決め装置と一体に組み立て
られて水平方向レーザー発振装置を構成し、且つ前記水
平方向レーザー受光器は、基準階から発振される鉛直方
向のレーザー光線を受光する鉛直方向レーザー受光器、
及び該鉛直方向レーザー受光器の上部に設けられ、該受
光器で受光した鉛直方向レーザー光線の受光中心位置に
前記水平方向レーザー受光器の受光面中心位置を位置決
めする位置決め装置と一体に組み立てられ水平方向レー
ザー受光装置を構成してなり、前記基準階から発振され
た鉛直方向レーザー受光中心位置に自動的に、前記水平
方向レーザー発振器及び前記水平方向レーザー受光器を
位置決めされ、基準階の基準点を計測階に移転する工程
が自動的に行われるようにすることが望ましい。
【0010】さらに、前記水平方向レーザー発振器は、
前記位置決め装置に水平回転機構及び鉛直回転機構を介
して設けられ、該水平回転機構及び鉛直回転機構が遠隔
制御可能であり、遠隔制御により前記水平方向レーザー
発振器のレーザー発振起伏角度を制御するようにするこ
とが望ましい。
前記位置決め装置に水平回転機構及び鉛直回転機構を介
して設けられ、該水平回転機構及び鉛直回転機構が遠隔
制御可能であり、遠隔制御により前記水平方向レーザー
発振器のレーザー発振起伏角度を制御するようにするこ
とが望ましい。
【0011】前記中間基点は、中間墨出し装置のレーザ
ー受光部に照射された座標の数値を表示部より読み取
り、該中間墨出し装置下部の鉛直方向の墨出し起点より
前記座標の数値を計測して床上に印するようにした。
ー受光部に照射された座標の数値を表示部より読み取
り、該中間墨出し装置下部の鉛直方向の墨出し起点より
前記座標の数値を計測して床上に印するようにした。
【0012】前記水平方向レーザー発振装置及び水平方
向レーザー受光装置は、建築物躯体の最上部に対向して
設けられた鉛直方向に伸縮自在の昇降装置の下端に、夫
々対向して懸設され、且つ基準階上方に構築された上方
階床に鉛直方向レーザー発振器のレーザー光線が透過で
きる貫通孔が設けられ、前記昇降装置を伸長させること
により、水平方向レーザー発振装置及び水平方向レーザ
ー受光装置を水平基準線を設定する計測階の床面付近に
位置させて該階の水平基準線を設定するようにすること
によって、設置変えの手間が省けより省力化を図ること
ができる。
向レーザー受光装置は、建築物躯体の最上部に対向して
設けられた鉛直方向に伸縮自在の昇降装置の下端に、夫
々対向して懸設され、且つ基準階上方に構築された上方
階床に鉛直方向レーザー発振器のレーザー光線が透過で
きる貫通孔が設けられ、前記昇降装置を伸長させること
により、水平方向レーザー発振装置及び水平方向レーザ
ー受光装置を水平基準線を設定する計測階の床面付近に
位置させて該階の水平基準線を設定するようにすること
によって、設置変えの手間が省けより省力化を図ること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】建設工事において建築物を構築す
る際、先ず建築の範囲を平面的に計測して基礎工事の
後、上階へと順次構築していく。建築の範囲を平面的に
計測する一般的な方法は、図14に示すように、構築す
る最下階F(基準階)の床に柱心を印す通り芯CX0、
CY0を計測し床上に墨出しを行ない、柱芯からやや離
れた位置に逃げ墨が印される。この逃げ墨を基準線
X0、Y0とし、その交叉点を基準点P0として上方階F
nに鉛直方向Zを計測して基準点Pnを求めることによ
り、基準線X0、Y0を鉛直方向に移転した水平の基準線
Xn、Ynを計測し、同線を基に計測階の柱芯CXn、C
Ynを計り出す。以下、同様にして、上方階F1、F2、・
・・Fnと順に基準線X0、Y0を移して各階に基準線を設
定し、各階の柱芯を求める。
る際、先ず建築の範囲を平面的に計測して基礎工事の
後、上階へと順次構築していく。建築の範囲を平面的に
計測する一般的な方法は、図14に示すように、構築す
る最下階F(基準階)の床に柱心を印す通り芯CX0、
CY0を計測し床上に墨出しを行ない、柱芯からやや離
れた位置に逃げ墨が印される。この逃げ墨を基準線
X0、Y0とし、その交叉点を基準点P0として上方階F
nに鉛直方向Zを計測して基準点Pnを求めることによ
り、基準線X0、Y0を鉛直方向に移転した水平の基準線
Xn、Ynを計測し、同線を基に計測階の柱芯CXn、C
Ynを計り出す。以下、同様にして、上方階F1、F2、・
・・Fnと順に基準線X0、Y0を移して各階に基準線を設
定し、各階の柱芯を求める。
【0014】本発明は、前記したように構築される基準
階から上方階へ鉛直に水平の基準線を移転する作業を計
測機器を使用して光学的に行なう方法である。以下本発
明の好ましい実施の形態を図面に基づき詳細に説明す
る。
階から上方階へ鉛直に水平の基準線を移転する作業を計
測機器を使用して光学的に行なう方法である。以下本発
明の好ましい実施の形態を図面に基づき詳細に説明す
る。
【0015】図1〜図4に本発明を実施するために必要
な各装置の配置及び水平基準線の計測方法が模式的に示
され、図5に全体のシステムが示されている。この実施
形態では、図1に示すように、基準床F0に平面的に計
測されている基準線X0、Y0の交点である基準点P0に
鉛直方向レーザー発振器1を設置し、基準線X0、Y0を
移転する上方階Fnの床面に鉛直方向レーザー発振器1
の鉛直上に水平方向レーザー発振装置2を設置し、また
対向する他方の鉛直方向レーザー発振器1の鉛直上に水
平方向レーザー受光装置3を設置し、前記水平方向レー
ザー発振装置2と水平方向レーザー受光装置3間に中間
レーザー受光器10を設置する。
な各装置の配置及び水平基準線の計測方法が模式的に示
され、図5に全体のシステムが示されている。この実施
形態では、図1に示すように、基準床F0に平面的に計
測されている基準線X0、Y0の交点である基準点P0に
鉛直方向レーザー発振器1を設置し、基準線X0、Y0を
移転する上方階Fnの床面に鉛直方向レーザー発振器1
の鉛直上に水平方向レーザー発振装置2を設置し、また
対向する他方の鉛直方向レーザー発振器1の鉛直上に水
平方向レーザー受光装置3を設置し、前記水平方向レー
ザー発振装置2と水平方向レーザー受光装置3間に中間
レーザー受光器10を設置する。
【0016】なお、この実施の形態においては、図1に
示すように、鉛直方向レーザー発振器1とそれに対応す
る水平方向レーザー発振装置2、水平方向レーザー受光
装置3を平面的に四角形に配置しているが、建物の形
状、規模に対応して例えば三角形等自由に配置すること
は勿論である。又、レーザー光線の有効距離よりも長い
距離の水平基準線を計測する場合は、例えば、中間基準
点がレーザー光線の有効距離よりも短い位置に位置する
ように基準床の中間基準点にも鉛直方向レーザー発振器
を設置し、測定階の両端の基準点には水平方向レーザー
発振装置を設置し、中間基準点の鉛直上方部には水平方
向レーザー受光装置を設置することによってレーザー光
線の有効距離の2倍までの水平基準線を計測できる。同
様にして、中間に設置する水平方向レーザー発振装置及
び又は水平方向レーザー受光装置の数を増やすことによ
って、さらに長い距離の水平基準線を計測することがで
きる。
示すように、鉛直方向レーザー発振器1とそれに対応す
る水平方向レーザー発振装置2、水平方向レーザー受光
装置3を平面的に四角形に配置しているが、建物の形
状、規模に対応して例えば三角形等自由に配置すること
は勿論である。又、レーザー光線の有効距離よりも長い
距離の水平基準線を計測する場合は、例えば、中間基準
点がレーザー光線の有効距離よりも短い位置に位置する
ように基準床の中間基準点にも鉛直方向レーザー発振器
を設置し、測定階の両端の基準点には水平方向レーザー
発振装置を設置し、中間基準点の鉛直上方部には水平方
向レーザー受光装置を設置することによってレーザー光
線の有効距離の2倍までの水平基準線を計測できる。同
様にして、中間に設置する水平方向レーザー発振装置及
び又は水平方向レーザー受光装置の数を増やすことによ
って、さらに長い距離の水平基準線を計測することがで
きる。
【0017】しかしながら、水平方向レーザー発振装置
2の後述する鉛直回転機構を鉛直方向に略180°回転
できるように構成することによって、墨出しする水平基
準線が水平方向レーザー発振器から照射するレーザー光
線が届かないような長い距離の場合には、その中間部に
水平方向レーザー発振装置を設置し、他方端に位置決め
された水平方向レーザー受光装置との間で、上記の方法
により、水平基準線の墨出しを行った後、水平方向レー
ザー発振器を鉛直方向に180°回転させることによ
り、水平方向レーザー受光装置との間で設定された水平
基準線をそのまま後方に延長させた状態で水平基準線を
設定することができる。従って、後方には、水平方向レ
ーザー受光装置を配置せずに、中間墨出し装置のみを配
置することによって延長部の水平基準線の墨出しができ
るので、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
2の後述する鉛直回転機構を鉛直方向に略180°回転
できるように構成することによって、墨出しする水平基
準線が水平方向レーザー発振器から照射するレーザー光
線が届かないような長い距離の場合には、その中間部に
水平方向レーザー発振装置を設置し、他方端に位置決め
された水平方向レーザー受光装置との間で、上記の方法
により、水平基準線の墨出しを行った後、水平方向レー
ザー発振器を鉛直方向に180°回転させることによ
り、水平方向レーザー受光装置との間で設定された水平
基準線をそのまま後方に延長させた状態で水平基準線を
設定することができる。従って、後方には、水平方向レ
ーザー受光装置を配置せずに、中間墨出し装置のみを配
置することによって延長部の水平基準線の墨出しができ
るので、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0018】次に前記各装置の機能及び構成を図6〜図
10を基に説明する。鉛直方向レーザー発振器1は、水
平面に設置して常に鉛直方向にレーザー光を発振するよ
うに構成され、基準階の基準点に設置し、該基準点から
鉛直方向上方にレーザー光を発振する。また、水平方向
レーザー発振装置2は、図1及び図4に示すように、上
方階Fnに基準点P0の鉛直上方位置に設置して、基準点
からの鉛直方向レーザー光線を受光し横方向にレーザー
を発振させるように構成したものであり、主構成要素と
して、図6に示すように、鉛直方向レーザー発振器1か
らのレーザー光線Svを受光する鉛直方向レーザー受光
器4と、該鉛直方向レーザー受光器4でのレーザー受光
位置に応じて水平方向レーザー発振器8を位置決めする
位置決め部5、該位置決め部5に姿勢制御手段を介して
支持されている水平方向レーザー発振器8とを備えてい
る。
10を基に説明する。鉛直方向レーザー発振器1は、水
平面に設置して常に鉛直方向にレーザー光を発振するよ
うに構成され、基準階の基準点に設置し、該基準点から
鉛直方向上方にレーザー光を発振する。また、水平方向
レーザー発振装置2は、図1及び図4に示すように、上
方階Fnに基準点P0の鉛直上方位置に設置して、基準点
からの鉛直方向レーザー光線を受光し横方向にレーザー
を発振させるように構成したものであり、主構成要素と
して、図6に示すように、鉛直方向レーザー発振器1か
らのレーザー光線Svを受光する鉛直方向レーザー受光
器4と、該鉛直方向レーザー受光器4でのレーザー受光
位置に応じて水平方向レーザー発振器8を位置決めする
位置決め部5、該位置決め部5に姿勢制御手段を介して
支持されている水平方向レーザー発振器8とを備えてい
る。
【0019】前記鉛直方向レーザー受光器4は、レーザ
ー光線を感知する光センサで構成され、レーザー光線受
光位置を光学的に検出してデータを演算制御部403に
送るようになっている。演算制御部403(図6)では
鉛直方向レーザー受光器で受光したレーザー光線の中心
点を演算処理により求め、該レーザー光線中心点を直角
座標系で表し、該座標点に水平方向レーザー発振器の軸
心が位置するように位置決め部を制御するように指令を
出しようになっている。なお、図6において、401は
水平方向レーザー発振装置1を床面Fnに水平に支持す
るためのレベル調整ネジであり、402は鉛直方向レー
ザー受光器4の下面に取り付けられたフードであり床面
Fnの開口部に嵌合するようになっている。また、演算
制御部403は、水平方向レーザー発振装置と一体に組
立ても良く、又は図6に示すように信号ケーブル404
を介して別体に設けても良い。
ー光線を感知する光センサで構成され、レーザー光線受
光位置を光学的に検出してデータを演算制御部403に
送るようになっている。演算制御部403(図6)では
鉛直方向レーザー受光器で受光したレーザー光線の中心
点を演算処理により求め、該レーザー光線中心点を直角
座標系で表し、該座標点に水平方向レーザー発振器の軸
心が位置するように位置決め部を制御するように指令を
出しようになっている。なお、図6において、401は
水平方向レーザー発振装置1を床面Fnに水平に支持す
るためのレベル調整ネジであり、402は鉛直方向レー
ザー受光器4の下面に取り付けられたフードであり床面
Fnの開口部に嵌合するようになっている。また、演算
制御部403は、水平方向レーザー発振装置と一体に組
立ても良く、又は図6に示すように信号ケーブル404
を介して別体に設けても良い。
【0020】位置決め部5は、その機枠500が鉛直方
向レーザー受光器4の上部に取り付けられ、例えば図7
に示すように、水平方向レーザー発振器を設置する摺動
体501を有し、該摺動体を直交する2軸(X軸−Y
軸)方向に例えばボールネジ機構等の変位機構で変位さ
せて位置決めするものである。図7に示す位置決め部に
おいて、前記摺動体501は、X軸方向摺動枠体502
上に設けられた一対のY軸方向ガイドロッド503に案
内され、その下面中央部にY軸駆動用のボールネジ50
4と螺合する内螺子部材504’が固定され、該ボール
ネジをY軸駆動モータ505で駆動することにより、X
軸方向摺動枠体502上をY軸方向に任意に摺動させる
ことができる。また、X軸方向摺動枠体502は、機枠
500に設けられた一対のX軸方向ガイドロッド507
に案内され、その下面中央部にX軸駆動用のボールネジ
508と螺合する内螺子部材508’が固定され、該ボ
ールネジ508をX軸駆動モータ509で駆動すること
により、X軸方向に任意に摺動させることができる。従
って、演算制御部からの指示を受けてX軸駆動モータ5
09及びY軸駆動モータ505を駆動制御することによ
つて、前記摺動体を二次元面内を任意の位置に変位させ
て位置決めすることができる。
向レーザー受光器4の上部に取り付けられ、例えば図7
に示すように、水平方向レーザー発振器を設置する摺動
体501を有し、該摺動体を直交する2軸(X軸−Y
軸)方向に例えばボールネジ機構等の変位機構で変位さ
せて位置決めするものである。図7に示す位置決め部に
おいて、前記摺動体501は、X軸方向摺動枠体502
上に設けられた一対のY軸方向ガイドロッド503に案
内され、その下面中央部にY軸駆動用のボールネジ50
4と螺合する内螺子部材504’が固定され、該ボール
ネジをY軸駆動モータ505で駆動することにより、X
軸方向摺動枠体502上をY軸方向に任意に摺動させる
ことができる。また、X軸方向摺動枠体502は、機枠
500に設けられた一対のX軸方向ガイドロッド507
に案内され、その下面中央部にX軸駆動用のボールネジ
508と螺合する内螺子部材508’が固定され、該ボ
ールネジ508をX軸駆動モータ509で駆動すること
により、X軸方向に任意に摺動させることができる。従
って、演算制御部からの指示を受けてX軸駆動モータ5
09及びY軸駆動モータ505を駆動制御することによ
つて、前記摺動体を二次元面内を任意の位置に変位させ
て位置決めすることができる。
【0021】また、前記姿勢制御手段は、水平方向レー
ザー発振器の横方向の角度を制御するために該水平方向
レーザー発振器を水平面内で回転させる水平回転駆動部
6(図6)と、上下方向の起伏角度を制御する鉛直回転
機構7とから構成されている。前記水平回転駆動部6
は、例えば位置決め部の摺動体501の中央に軸を突設
して回転テーブル601を軸受し、該回転テーブルを歯
車機構によりモータとエンコーダ等の角度検出手段との
組合せにより、任意の角度に回転駆動して水平の位置を
決めるように構成されている。
ザー発振器の横方向の角度を制御するために該水平方向
レーザー発振器を水平面内で回転させる水平回転駆動部
6(図6)と、上下方向の起伏角度を制御する鉛直回転
機構7とから構成されている。前記水平回転駆動部6
は、例えば位置決め部の摺動体501の中央に軸を突設
して回転テーブル601を軸受し、該回転テーブルを歯
車機構によりモータとエンコーダ等の角度検出手段との
組合せにより、任意の角度に回転駆動して水平の位置を
決めるように構成されている。
【0022】また、鉛直回転機構7は、水平方向レーザ
ー発振器8の起伏角度を任意に制御できるものであれば
適宜の機構が採用でき、例えば、図8に示すように、水
平回転駆動部6の回転テーブルの上面に立設された一対
の支柱701の上部に起伏可能に軸受された水平方向レ
ーザー発振器取付ベース702を設け、該水平方向レー
ザー発振取付ベースの嵌合支持部704に水平方向レー
ザー発振器8を取付け、水平方向レーザー発振器取付ベ
ース702を歯車機構703等の適宜の伝動機構を介し
てモータ705で起伏駆動制御するように構成すること
ができる。図8に示す実施形態において、水平方向レー
ザー発振器取付ベースの起伏角度を角度検出器706で
検出して、該検出データに基づいて前記モータを例えば
リモートコントローラで遠隔制御できるように構成する
ことによって、水平方向レーザー発振器の起伏角度を遠
隔から任意に制御することができる。なお、図8におい
て、707は水平方向レーザー発振器取付ベース702
に取り付けられた角度板であり、該角度板の位置を角度
検出器で検出することにより、水平方向レーザー発振器
の起伏角度を検出することができる。
ー発振器8の起伏角度を任意に制御できるものであれば
適宜の機構が採用でき、例えば、図8に示すように、水
平回転駆動部6の回転テーブルの上面に立設された一対
の支柱701の上部に起伏可能に軸受された水平方向レ
ーザー発振器取付ベース702を設け、該水平方向レー
ザー発振取付ベースの嵌合支持部704に水平方向レー
ザー発振器8を取付け、水平方向レーザー発振器取付ベ
ース702を歯車機構703等の適宜の伝動機構を介し
てモータ705で起伏駆動制御するように構成すること
ができる。図8に示す実施形態において、水平方向レー
ザー発振器取付ベースの起伏角度を角度検出器706で
検出して、該検出データに基づいて前記モータを例えば
リモートコントローラで遠隔制御できるように構成する
ことによって、水平方向レーザー発振器の起伏角度を遠
隔から任意に制御することができる。なお、図8におい
て、707は水平方向レーザー発振器取付ベース702
に取り付けられた角度板であり、該角度板の位置を角度
検出器で検出することにより、水平方向レーザー発振器
の起伏角度を検出することができる。
【0023】鉛直回転機構7の回転角度は、前方に水平
方向レーザー受光装置を配置して水平基準線の墨出しを
行う場合は、水平方向レーザー発振器が水平方向から中
間墨出し装置に向けレーザー光線を照射できるように、
略90°以内に起伏できる角度であれば良い。しかしな
がら、水平方向レーザー発振器を前方水平方向から後方
水平方向に鉛直面を180°回転可能に構成することに
よって、前述したように、後方には水平方向受光装置を
設置しなくても、正確に後方の基準墨出しができる。鉛
直回転機構により水平方向レーザー発振器を鉛直面で1
80°回転させることによって、光軸が回転の前後でぶ
れることがなく、水平回転機構では困難な水平基準線の
延長が正確に且つ容易にできる。
方向レーザー受光装置を配置して水平基準線の墨出しを
行う場合は、水平方向レーザー発振器が水平方向から中
間墨出し装置に向けレーザー光線を照射できるように、
略90°以内に起伏できる角度であれば良い。しかしな
がら、水平方向レーザー発振器を前方水平方向から後方
水平方向に鉛直面を180°回転可能に構成することに
よって、前述したように、後方には水平方向受光装置を
設置しなくても、正確に後方の基準墨出しができる。鉛
直回転機構により水平方向レーザー発振器を鉛直面で1
80°回転させることによって、光軸が回転の前後でぶ
れることがなく、水平回転機構では困難な水平基準線の
延長が正確に且つ容易にできる。
【0024】一方、水平方向レーザー受光器装置3は、
図9に示すように、鉛直方向レーザー受光器4、位置決
め部5、姿勢制御手段及び水平方向レーザー受光器9を
順に組立て構成されている。前記鉛直方向レーザー受光
器4、レベル調整ネジ401、フード402、及び位置
決め部5は、水平方向レーザー発振器装置2と同様な構
成であるので、同じ符号を付し詳細な説明は省略する。
また、水平方向レーザー受光器装置3の姿勢制御手段
は、水平方向レーザー受光器9を鉛直軸心回りに回転さ
せる水平回転駆動部から構成され、該水平回転駆動部も
水平方向レーザー発振器装置2の水平回転駆動部と同様
に構成されている。水平方向レーザー受光器9は、水平
回転駆動部6に取り付けるベース901上に、光センサ
ーで構成された受光面902が垂直になるように支持さ
れている。
図9に示すように、鉛直方向レーザー受光器4、位置決
め部5、姿勢制御手段及び水平方向レーザー受光器9を
順に組立て構成されている。前記鉛直方向レーザー受光
器4、レベル調整ネジ401、フード402、及び位置
決め部5は、水平方向レーザー発振器装置2と同様な構
成であるので、同じ符号を付し詳細な説明は省略する。
また、水平方向レーザー受光器装置3の姿勢制御手段
は、水平方向レーザー受光器9を鉛直軸心回りに回転さ
せる水平回転駆動部から構成され、該水平回転駆動部も
水平方向レーザー発振器装置2の水平回転駆動部と同様
に構成されている。水平方向レーザー受光器9は、水平
回転駆動部6に取り付けるベース901上に、光センサ
ーで構成された受光面902が垂直になるように支持さ
れている。
【0025】中間墨出し装置10は、前記水平方向レー
ザー発振装置2と水平方向レーザー受光装置3の間の床
面に設置されるもので、図10に示すように、ケース1
1と、該ケース11の側面に設けられたレーザー受光部
12と、ケース上部に設けられた水準器13と内部に演
算制御部を備えた位置表示部14とを備え、ケース11
の底部にはその水平度を調整する調整ネジ15と、レー
ザー受光部12の鉛直方向を床面に印す墨出し起点指示
部16とが設けられている。なお、17はレーザー受光
部12のY軸の鉛直方向を表示するためにケース11の
外面に形成されたけがき線であり、該けがき線の延長上
に前記墨出し起点指示部16が設けられている。
ザー発振装置2と水平方向レーザー受光装置3の間の床
面に設置されるもので、図10に示すように、ケース1
1と、該ケース11の側面に設けられたレーザー受光部
12と、ケース上部に設けられた水準器13と内部に演
算制御部を備えた位置表示部14とを備え、ケース11
の底部にはその水平度を調整する調整ネジ15と、レー
ザー受光部12の鉛直方向を床面に印す墨出し起点指示
部16とが設けられている。なお、17はレーザー受光
部12のY軸の鉛直方向を表示するためにケース11の
外面に形成されたけがき線であり、該けがき線の延長上
に前記墨出し起点指示部16が設けられている。
【0026】次に、以上のように構成された前記各機器
を利用して基準階Fnから上方の計測階Fnへ鉛直と水
平の基準線を移転する作業を、図1〜図5により説明す
る。
を利用して基準階Fnから上方の計測階Fnへ鉛直と水
平の基準線を移転する作業を、図1〜図5により説明す
る。
【0027】例えば、図1に示すように、基準階F0の
床面の直交座標軸X0、Y0方向が交叉する4つの基準点
P0a〜P0dを有する地墨を上方階に移転する場合、基準
階の基準点P0a〜P0dに鉛直度計測レーザー発振器1を
それぞれ設置し、計測階Fnの床を貫通した貫通孔30
(図4)上に、例えば基準階の基準点P0aの鉛直上方部
Aには水平方向レーザー発振装置2を、それと相隣る基
準点P0b、P0cの鉛直上方部B、Cには水平方向レーザ
ー受光装置3をさらに、対角上の基準点P0dの鉛直上方
部Dには水平方向レーザー発振装置2を設置する。
床面の直交座標軸X0、Y0方向が交叉する4つの基準点
P0a〜P0dを有する地墨を上方階に移転する場合、基準
階の基準点P0a〜P0dに鉛直度計測レーザー発振器1を
それぞれ設置し、計測階Fnの床を貫通した貫通孔30
(図4)上に、例えば基準階の基準点P0aの鉛直上方部
Aには水平方向レーザー発振装置2を、それと相隣る基
準点P0b、P0cの鉛直上方部B、Cには水平方向レーザ
ー受光装置3をさらに、対角上の基準点P0dの鉛直上方
部Dには水平方向レーザー発振装置2を設置する。
【0028】この状態で、鉛直度計測レーザー発振器1
より鉛直方向にレーザー光線Svを発振すると、計測階
Fnの床を貫通した貫通孔30上に設置された水平方向
レーザー発振装置2及び水平方向レーザー受光装置3の
各鉛直方向レーザー受光器4がレーザー光線Svを感知
する。鉛直方向レーザー受光器4は、受光位置を直交座
標上で認識し、該受光データを演算制御部403に送り
該受光中心位置を演算し、該演算値に基づいて位置決め
部5に水平方向レーザー発振器8又は水平方向レーザー
受光器9の軸心が受光中心位置に変位させるように指令
し、その指令により摺動体501がXY方向に摺動し、
鉛直上方位置に自動的に位置決めされる。従って、水平
方向レーザー発振器の水平方向レーザー発振位置が自動
的に基準階の基準点P0a、P0dの鉛直上方に位置するこ
とになり、基準点Pna、Pndが確定される。同様にし
て、基準点Pnb、Pncも確定され、基準階の基準点P0a
〜P0dが自動的にしかも正確に計測階Fnに移転され
る。
より鉛直方向にレーザー光線Svを発振すると、計測階
Fnの床を貫通した貫通孔30上に設置された水平方向
レーザー発振装置2及び水平方向レーザー受光装置3の
各鉛直方向レーザー受光器4がレーザー光線Svを感知
する。鉛直方向レーザー受光器4は、受光位置を直交座
標上で認識し、該受光データを演算制御部403に送り
該受光中心位置を演算し、該演算値に基づいて位置決め
部5に水平方向レーザー発振器8又は水平方向レーザー
受光器9の軸心が受光中心位置に変位させるように指令
し、その指令により摺動体501がXY方向に摺動し、
鉛直上方位置に自動的に位置決めされる。従って、水平
方向レーザー発振器の水平方向レーザー発振位置が自動
的に基準階の基準点P0a、P0dの鉛直上方に位置するこ
とになり、基準点Pna、Pndが確定される。同様にし
て、基準点Pnb、Pncも確定され、基準階の基準点P0a
〜P0dが自動的にしかも正確に計測階Fnに移転され
る。
【0029】次に、基準点Pnaに位置する水平方向レー
ザー発振装置2の水平方向レーザー発振器8から相隣る
基準点Pnbに位置する水平方向レーザー受光装置3の水
平方向レーザー受光器9に向けて水平方向レーザー光線
Shを発振し、水平方向レーザー受光器9に受光させ、
基準点Pnaと基準点Pnbとを水平方向レーザー光線Sh
で結んで照合し、四角形の一辺が確定される。同様にし
て、基準点Pnc、Pnd間も水平方向レーザー光線Shで
結ばれる。なお、水平方向レーザー受光器における水平
方向レーザー受光位置のX−Y座標点は、演算制御部を
介して送信されてリモートコントローラ(以下、単にリ
モコンと云う)Hの液晶パネルに表示することができる
ようになっている。従って、照合は、リモコンHの液晶
パネルを見ながら、リモコンのキー又はジョイステック
を操作して、水平方向レーザー発振装置2の水平回転駆
動部20を回転させ、水平方向レーザー受光装置のレー
ザー受光器9の受光中心位置に受光するように水平方向
レーザー発振器の姿勢を制御することによって遠隔制御
により正確に基準点PnaとPnb間、及びPncとPnd間を
レーザー光線で結ぶことができる。このようにして設定
された水平方向レーザー光線は、基準階の基準墨の鉛直
上方位置に一致している。
ザー発振装置2の水平方向レーザー発振器8から相隣る
基準点Pnbに位置する水平方向レーザー受光装置3の水
平方向レーザー受光器9に向けて水平方向レーザー光線
Shを発振し、水平方向レーザー受光器9に受光させ、
基準点Pnaと基準点Pnbとを水平方向レーザー光線Sh
で結んで照合し、四角形の一辺が確定される。同様にし
て、基準点Pnc、Pnd間も水平方向レーザー光線Shで
結ばれる。なお、水平方向レーザー受光器における水平
方向レーザー受光位置のX−Y座標点は、演算制御部を
介して送信されてリモートコントローラ(以下、単にリ
モコンと云う)Hの液晶パネルに表示することができる
ようになっている。従って、照合は、リモコンHの液晶
パネルを見ながら、リモコンのキー又はジョイステック
を操作して、水平方向レーザー発振装置2の水平回転駆
動部20を回転させ、水平方向レーザー受光装置のレー
ザー受光器9の受光中心位置に受光するように水平方向
レーザー発振器の姿勢を制御することによって遠隔制御
により正確に基準点PnaとPnb間、及びPncとPnd間を
レーザー光線で結ぶことができる。このようにして設定
された水平方向レーザー光線は、基準階の基準墨の鉛直
上方位置に一致している。
【0030】次に、水平方向レーザー発振装置2と水平
方向レーザー受光装置3との間に設置された中間墨出し
装置10のレーザー受光部12に、水平方向レーザー発
振器から発振したレーザー光線が受光するように、リモ
コンHからの遠隔制御により鉛直回転機構を操作して水
平方向レーザー発振器8の起伏角を制御してレーザー光
線を中間墨出し装置のレーザー受光部に受光させる(図
3(a)(b)参照)。中間墨出し装置10は、レーザ
ー光線を受光すると、レーザー受光部12の鉛直方向に
対してX方向の座標18を演算して位置表示部14に座
標位置20を表示する。計測作業員はその座標を読み取
り、該位置表示部14下部の鉛直方向の墨出し起点部よ
り前記座標の数値を計測して床上に基点tを印す。
方向レーザー受光装置3との間に設置された中間墨出し
装置10のレーザー受光部12に、水平方向レーザー発
振器から発振したレーザー光線が受光するように、リモ
コンHからの遠隔制御により鉛直回転機構を操作して水
平方向レーザー発振器8の起伏角を制御してレーザー光
線を中間墨出し装置のレーザー受光部に受光させる(図
3(a)(b)参照)。中間墨出し装置10は、レーザ
ー光線を受光すると、レーザー受光部12の鉛直方向に
対してX方向の座標18を演算して位置表示部14に座
標位置20を表示する。計測作業員はその座標を読み取
り、該位置表示部14下部の鉛直方向の墨出し起点部よ
り前記座標の数値を計測して床上に基点tを印す。
【0031】基準点間の距離が長くて複数の中間基点t
1、t2、t3・・・・を印す必要がある場合は、中間墨出し
装置10を図4(b)に示すように所定間隔離れた位置
に移動して、前記と同様の操作によって次の中間基点t
2、t3・・・・を印する。なお、中間墨出し装置は予め所定
間隔ごとに複数設置しても良いが、1台の中間墨出し装
置を順に移動させて行なう方が装置が少なくて良い。こ
のようにして求めた床面上の各基点t1、t2、t3・・・間
に亘り床上に墨を打つことにより、水平基準線Xnが形
成される。
1、t2、t3・・・・を印す必要がある場合は、中間墨出し
装置10を図4(b)に示すように所定間隔離れた位置
に移動して、前記と同様の操作によって次の中間基点t
2、t3・・・・を印する。なお、中間墨出し装置は予め所定
間隔ごとに複数設置しても良いが、1台の中間墨出し装
置を順に移動させて行なう方が装置が少なくて良い。こ
のようにして求めた床面上の各基点t1、t2、t3・・・間
に亘り床上に墨を打つことにより、水平基準線Xnが形
成される。
【0032】次に、図1(b)に示すように基準点Pna
位置にある水平方向レーザー発振装置2の水平方向レー
ザー発振器8と基準点Pnc位置にある水平方向レーザー
受光装置3の水平方向レーザー受光器9とが対峙するよ
うに、リモコンを操作してそれぞれの水平回転駆動部を
90°回転させ、前記と同様な操作を経て基準点Pna点
とPnc点との間、及び基準点Pnb点とPnd点との間の墨
出しを行なうことによって、基準線Ynが形成される。
このようにして、上方階に四辺形の墨出しが形成され
る。該四辺形は、基準階に形成された4辺形の地墨と合
同であり、且つ地墨の鉛直上に位置していることにな
り、基準階の地墨が正確に上方階に移される。同様にし
て、図4に示すように、水平方向レーザー発振装置及び
水平方向レーザー受光装置を順に上方階に移動して設置
することによって、上方階F1、F2、・・・Fnの墨出
しが一人でも簡単に且つ正確に行うことができる。
位置にある水平方向レーザー発振装置2の水平方向レー
ザー発振器8と基準点Pnc位置にある水平方向レーザー
受光装置3の水平方向レーザー受光器9とが対峙するよ
うに、リモコンを操作してそれぞれの水平回転駆動部を
90°回転させ、前記と同様な操作を経て基準点Pna点
とPnc点との間、及び基準点Pnb点とPnd点との間の墨
出しを行なうことによって、基準線Ynが形成される。
このようにして、上方階に四辺形の墨出しが形成され
る。該四辺形は、基準階に形成された4辺形の地墨と合
同であり、且つ地墨の鉛直上に位置していることにな
り、基準階の地墨が正確に上方階に移される。同様にし
て、図4に示すように、水平方向レーザー発振装置及び
水平方向レーザー受光装置を順に上方階に移動して設置
することによって、上方階F1、F2、・・・Fnの墨出
しが一人でも簡単に且つ正確に行うことができる。
【0033】次に、上記目的を達成する本願の他の発明
に係る水平基準線の計測方法の好ましい実施の形態を図
11〜図13により詳細に説明する。本発明は、建築物
K(図11)の構造が鉄筋コンクリート造や鉄骨造のよ
うに鉄骨を組立て各階を構築する工法において特に有効
であって、前記構造による鉄骨躯体Mの組立後、前記鉄
骨躯体の最上部Fyの4角形の角部に、伸縮自在の昇降
装置Tの先端にレーザー受光器と水平方向レーザー発振
器とが一体になった水平方向レーザー発振装置2を懸設
し、一方の角位置に伸縮自在の昇降装置Tの先端にレー
ザー受光器と水平方向レーザー受光器と一体になった水
平方向レーザー受光装置3を懸設してある。そして、前
記4角形の角部に懸設した水平方向レーザー発振装置2
及び水平方向レーザー受光装置3の鉛直方向下方のの基
準階床面Fに鉛直方向レーザー発振器1が設置されてい
る。なお、図11(b)の昇降装置Tは退縮した状態を
示している。
に係る水平基準線の計測方法の好ましい実施の形態を図
11〜図13により詳細に説明する。本発明は、建築物
K(図11)の構造が鉄筋コンクリート造や鉄骨造のよ
うに鉄骨を組立て各階を構築する工法において特に有効
であって、前記構造による鉄骨躯体Mの組立後、前記鉄
骨躯体の最上部Fyの4角形の角部に、伸縮自在の昇降
装置Tの先端にレーザー受光器と水平方向レーザー発振
器とが一体になった水平方向レーザー発振装置2を懸設
し、一方の角位置に伸縮自在の昇降装置Tの先端にレー
ザー受光器と水平方向レーザー受光器と一体になった水
平方向レーザー受光装置3を懸設してある。そして、前
記4角形の角部に懸設した水平方向レーザー発振装置2
及び水平方向レーザー受光装置3の鉛直方向下方のの基
準階床面Fに鉛直方向レーザー発振器1が設置されてい
る。なお、図11(b)の昇降装置Tは退縮した状態を
示している。
【0034】図12は昇降装置Tの先端に水平方向レー
ザー発振装置2を懸設した状態を示している。水平方向
レーザー発振装置2は、鉛直方向レーザー受光器4と水
平方向レーザー発振器8とが一体になっており、その構
成は前記発明の実施形態と同様であるので、同一符号を
付し詳細な説明は省く。該水平方向レーザー発振装置2
は、図12に示すように、昇降装置Tの下端に設けられ
た枠体20内に固定されている。昇降装置により、鉛直
方向に移動できるようになっている。なお、図中21
は、枠体に保持されている演算制御装置、22はアンテ
ナである。
ザー発振装置2を懸設した状態を示している。水平方向
レーザー発振装置2は、鉛直方向レーザー受光器4と水
平方向レーザー発振器8とが一体になっており、その構
成は前記発明の実施形態と同様であるので、同一符号を
付し詳細な説明は省く。該水平方向レーザー発振装置2
は、図12に示すように、昇降装置Tの下端に設けられ
た枠体20内に固定されている。昇降装置により、鉛直
方向に移動できるようになっている。なお、図中21
は、枠体に保持されている演算制御装置、22はアンテ
ナである。
【0035】図13は昇降装置Tの先端に水平方向レー
ザー受光装置3を懸設した状態を示している。水平方向
レーザー受光装置3は、鉛直方向レーザー受光器4と水
平方向レーザー受信器9とが一体になっており、その構
成は前記発明の実施形態と同様であるので、同一符号を
付し詳細な説明は省く。また、他の構成は、図12に示
す場合と同様であり、同一部材には同一符号を付してあ
る。
ザー受光装置3を懸設した状態を示している。水平方向
レーザー受光装置3は、鉛直方向レーザー受光器4と水
平方向レーザー受信器9とが一体になっており、その構
成は前記発明の実施形態と同様であるので、同一符号を
付し詳細な説明は省く。また、他の構成は、図12に示
す場合と同様であり、同一部材には同一符号を付してあ
る。
【0036】而して計測階への水平基準線の設定は、図
11で示すように、前記昇降装置Tに懸設された水平方
向レーザー発振装置2と水平方向レーザー受光装置3と
を該計測階Fnの床面近くに伸長し、基準階F0の床面に
設置された鉛直方向レーザー発振器1から鉛直方向レー
ザー光線を発振し、水平方向レーザー発振装置2及び水
平方向レーザー受光装置3の鉛直方向レーザー受光器で
受光させることによって、基準階の基準点の鉛直上方に
水平方向レーザー発振器及び水平方向レーザー受光器を
位置決めして、前記発明と同様な方法で、基準階の鉛直
点を移転する。以下、の動作は前記発明の実施形態と実
質的に同様であるので詳細の説明は省略する。
11で示すように、前記昇降装置Tに懸設された水平方
向レーザー発振装置2と水平方向レーザー受光装置3と
を該計測階Fnの床面近くに伸長し、基準階F0の床面に
設置された鉛直方向レーザー発振器1から鉛直方向レー
ザー光線を発振し、水平方向レーザー発振装置2及び水
平方向レーザー受光装置3の鉛直方向レーザー受光器で
受光させることによって、基準階の基準点の鉛直上方に
水平方向レーザー発振器及び水平方向レーザー受光器を
位置決めして、前記発明と同様な方法で、基準階の鉛直
点を移転する。以下、の動作は前記発明の実施形態と実
質的に同様であるので詳細の説明は省略する。
【0037】以上のように、本発明によれば、躯体の最
上部に懸設した昇降装置から水平方向レーザー発振装置
2と水平方向レーザー受光装置3を伸縮させて任意の計
測床に随時移動できるので設置変えの手間が省け、高層
な建築物での計測には好適な方法である。
上部に懸設した昇降装置から水平方向レーザー発振装置
2と水平方向レーザー受光装置3を伸縮させて任意の計
測床に随時移動できるので設置変えの手間が省け、高層
な建築物での計測には好適な方法である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、基準階床面に鉛直方向
レーザー発振器を設置し、上方階に水平方向レーザー発
振装置と水平方向レーザー受光装置を設置して、鉛直方
向レーザー発振器から水平方向レーザー発振装置と水平
方向レーザー受光装置にレーザー光線を発振することに
よって鉛直方向に基準点を移転でき、且つ水平方向レー
ザー発振装置と水平方向レーザー受光装置とを水平方向
のレーザー光線で照合することにより基準階床面の水平
基準線が移転され、水平方向レーザー発振装置と水平方
向レーザー受光装置間の中間墨出し装置に前記水平方向
レーザー発振装置からの水平方向レーザーの起伏角度を
制御して中間墨出しを行うことによって、上方階に基準
階床面の基準線を正確に移転して設定することができ
る。
レーザー発振器を設置し、上方階に水平方向レーザー発
振装置と水平方向レーザー受光装置を設置して、鉛直方
向レーザー発振器から水平方向レーザー発振装置と水平
方向レーザー受光装置にレーザー光線を発振することに
よって鉛直方向に基準点を移転でき、且つ水平方向レー
ザー発振装置と水平方向レーザー受光装置とを水平方向
のレーザー光線で照合することにより基準階床面の水平
基準線が移転され、水平方向レーザー発振装置と水平方
向レーザー受光装置間の中間墨出し装置に前記水平方向
レーザー発振装置からの水平方向レーザーの起伏角度を
制御して中間墨出しを行うことによって、上方階に基準
階床面の基準線を正確に移転して設定することができ
る。
【0039】よって、床面への墨出しは専門の測量技術
者を要せず、かつ、一人での計測が可能であり時間短縮
とともに省力となり、基準階床面の各基準点からレーザ
ー光線により鉛直方向と水平方向に変換して計測床に移
転するため計測誤差がなく正確に墨出し作業ができ、建
物の基本となる基準線の転移が正確に行なうことがで
き、建物の品質が向上する。
者を要せず、かつ、一人での計測が可能であり時間短縮
とともに省力となり、基準階床面の各基準点からレーザ
ー光線により鉛直方向と水平方向に変換して計測床に移
転するため計測誤差がなく正確に墨出し作業ができ、建
物の基本となる基準線の転移が正確に行なうことがで
き、建物の品質が向上する。
【0040】また、請求項5記載の発明によれば、構築
された鉄骨躯体の最上部に伸縮自在の昇降装置に計測機
器を懸設することによって、水平方向レーザー発振装置
及び水平方向レーザー受光装置を任意の上方階に移動で
き、所謂盛変え作業が省略されるので、作業時間を飛躍
的に短縮させることができる。しかも、計測終了後は他
の工事に支障の無い位置に移動できる機材の安全は確保
できる。
された鉄骨躯体の最上部に伸縮自在の昇降装置に計測機
器を懸設することによって、水平方向レーザー発振装置
及び水平方向レーザー受光装置を任意の上方階に移動で
き、所謂盛変え作業が省略されるので、作業時間を飛躍
的に短縮させることができる。しかも、計測終了後は他
の工事に支障の無い位置に移動できる機材の安全は確保
できる。
【図1】本発明の実施の形態を示す模式図であり、
(a)は計測機器の配置、(b)Y軸方向の水平基準線
を設定する場合の変化、(c)はリモートコントローラ
を示している。
(a)は計測機器の配置、(b)Y軸方向の水平基準線
を設定する場合の変化、(c)はリモートコントローラ
を示している。
【図2】(a)は上方階での計測機器の平面配置図、
(b)Y軸方向の水平基準線を設定する場合の変化図で
ある。
(b)Y軸方向の水平基準線を設定する場合の変化図で
ある。
【図3】(a)水平方向レーザー発振装置から発振した
水平方向レーザーを水平方向レーザー受光装置が受光し
ている状態図、(b)中間墨出し方法を示す説明図であ
る。
水平方向レーザーを水平方向レーザー受光装置が受光し
ている状態図、(b)中間墨出し方法を示す説明図であ
る。
【図4】多層階建物の計測状態を示す断面図である。
【図5】本発明の計測システムを示すフローチャート図
である。
である。
【図6】水平方向レーザー発振装置の正面図である。
【図7】位置決め部の平面図である。
【図8】(a)は鉛直回転機構の側面図であり、(b)
はその正面図である。
はその正面図である。
【図9】水平方向レーザー受光装置の正面図である。
【図10】中間墨出し装置の斜視図である。
【図11】(a)は本発明の他の実施形態による水平基
準線計測方法を説明するための建物の一部断面模式図、
(b)は昇降装置が上方に縮小している状態を示すその
要部模式図、(c)はその基準階の平面模式図である。
準線計測方法を説明するための建物の一部断面模式図、
(b)は昇降装置が上方に縮小している状態を示すその
要部模式図、(c)はその基準階の平面模式図である。
【図12】昇降装置に懸設された水平方向レーザー発振
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図13】昇降装置に懸設された水平方向レーザー受光
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図14】建物の計測基準となる基準床における通芯と
寄芯(逃げ墨)との関係を示す計測斜視図である。
寄芯(逃げ墨)との関係を示す計測斜視図である。
F 基準階 Fn 計測床 Fy 最上
部 K 建物 M 鉄骨躯体 CX0、CY0 基準階の通の芯 X0、Y0 基準階
の基準線 CXn、CYn 計測階の通の芯 Xn、Yn 計測階
の基準線 Sv 鉛直方向レーザー光線 Sh 水平方向レ
ーザー光線 P0 基準階の基準点 Pn 計測階の基
準点 1 鉛直方向レーザー発振器 2 水平方向レー
ザー発振装置 3 水平方向レーザー受光装置 4 鉛直方向レー
ザー受光器 5 位置決め部 6 水平回転駆動
部 7 鉛直回転機構 8 水平方向レー
ザー発振器 9 水平方向レーザー受光器 10 中間墨出し装
置 H リモートコントローラ T 昇降装置
部 K 建物 M 鉄骨躯体 CX0、CY0 基準階の通の芯 X0、Y0 基準階
の基準線 CXn、CYn 計測階の通の芯 Xn、Yn 計測階
の基準線 Sv 鉛直方向レーザー光線 Sh 水平方向レ
ーザー光線 P0 基準階の基準点 Pn 計測階の基
準点 1 鉛直方向レーザー発振器 2 水平方向レー
ザー発振装置 3 水平方向レーザー受光装置 4 鉛直方向レー
ザー受光器 5 位置決め部 6 水平回転駆動
部 7 鉛直回転機構 8 水平方向レー
ザー発振器 9 水平方向レーザー受光器 10 中間墨出し装
置 H リモートコントローラ T 昇降装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 高志 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 吉武 亮二 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 加藤 将夫 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 森島 靖人 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 高崎 信博 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 横山 泰雄 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 北島 知行 東京都新宿区大久保2丁目31番15号 株式 会社日本システムインダストリー内
Claims (5)
- 【請求項1】 基準階の床面上に設定された基準点から
それぞれ鉛直上方にレーザー光線を発振し、該発振され
たレーザー光線を計測階で受光して該受光位置を計測階
のそれぞれの基準点として求め、該計測階基準点に水平
にレーザー光線を発振する水平方向レーザー発振器を位
置決め設定し、且つ該計測階基準点と対向する他方の計
測階基準点に前記水平方向レーザー光線を受光する水平
方向レーザー受光器を位置決め設定することにより、基
準階の基準点を計測階に移転する工程、 一方の計測階基準点から水平方向に発振したレーザー光
線を他方の計測階基準点で受光し、計測階基準点同士を
水平方向レーザー光線で照合することにより、基準階の
基準線を計測階に移転する工程、 その状態で水平方向レーザー発振器のレーザー発振起伏
角を調節して、該水平方向レーザー発振器からのレーザ
ー光線を前記水平方向レーザー発振器と水平方向レーザ
ー受光器との間の床面上に設置された中間墨出し装置の
レーザー受光部に受光させ、該受光位置を床上に中間基
点として印す中間墨出し工程、 該中間基点間を通る直線を形成することにより計測階に
水平基準線を設定する工程よりなることを特徴とする建
築工事における水平基準線の計測方法。 - 【請求項2】 前記水平方向レーザー発振器は、基準階
から発振される鉛直方向のレーザー光線を受光する鉛直
方向レーザー受光器、及び該鉛直方向レーザー受光器の
上部に設けられ、該受光器で受光した鉛直方向レーザー
光線の受光中心位置に前記水平方向レーザー発振器の軸
心を位置決めする位置決め装置と一体に組み立てられて
水平方向レーザー発振装置を構成し、且つ前記水平方向
レーザー受光器は、基準階から発振される鉛直方向のレ
ーザー光線を受光する鉛直方向レーザー受光器、及び該
鉛直方向レーザー受光器の上部に設けられ、該受光器で
受光した鉛直方向レーザー光線の受光中心位置に前記水
平方向レーザー受光器の受光面中心位置を位置決めする
位置決め装置と一体に組み立てられ水平方向レーザー受
光装置を構成してなり、前記基準階から発振された鉛直
方向レーザー受光中心位置に自動的に、前記水平方向レ
ーザー発振器及び前記水平方向レーザー受光器を位置決
めされ、基準階の基準点を計測階に移転する工程が自動
的に行われることを特徴とする請求項1記載の水平基準
線の計測方法。 - 【請求項3】 前記水平方向レーザー発振器は、前記位
置決め装置に水平回転機構及び鉛直回転機構を介して設
けられ、該水平回転機構及び鉛直回転機構が遠隔制御可
能であり、遠隔制御により前記水平方向レーザー発振器
のレーザー発振起伏角度を制御するようにしたことを特
徴とする請求項2記載の水平基準線の計測方法。 - 【請求項4】 前記中間基点は、中間墨出し装置のレー
ザー受光部に照射された座標の数値を表示部より読み取
り、該中間墨出し装置下部の鉛直方向の墨出し起点より
前記座標の数値を計測して床上に印するようにしたこと
を特徴とする請求項1、2又は3記載の水平基準線の計
測方法。 - 【請求項5】 前記水平方向レーザー発振装置及び水平
方向レーザー受光装置は、建築物駆体の上部に対向して
設けられた鉛直方向に伸縮自在の昇降装置の下端に、そ
れぞれ対向して懸設され、且つ基準階上方に構築された
上方階床に鉛直度計測レーザー発振器からのレーザー光
線が透過できる貫通孔が設けられ、前記昇降装置を伸長
させることにより、水平方向レーザー発振装置及び水平
方向レーザー受光装置を水平基準線を設定する計測階の
床面付近に位置させて該計測階の水平基準線を計測する
ことを特徴とする請求項2、3又は4記載の水平基準線
の計測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27822495A JPH09101149A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 建設工事における水平基準線の計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27822495A JPH09101149A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 建設工事における水平基準線の計測方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101149A true JPH09101149A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17594352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27822495A Withdrawn JPH09101149A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 建設工事における水平基準線の計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101149A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114046045A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-15 | 中建八局第二建设有限公司 | 一种坡度抹面收口调节工具及其使用方法 |
| JP2022057294A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | 大和ハウス工業株式会社 | アンカーボルト検査システム及び測定装置 |
| CN115790544A (zh) * | 2022-11-21 | 2023-03-14 | 上海外高桥造船有限公司 | 氧化炉层高精度测量方法 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP27822495A patent/JPH09101149A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022057294A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | 大和ハウス工業株式会社 | アンカーボルト検査システム及び測定装置 |
| CN114046045A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-15 | 中建八局第二建设有限公司 | 一种坡度抹面收口调节工具及其使用方法 |
| CN115790544A (zh) * | 2022-11-21 | 2023-03-14 | 上海外高桥造船有限公司 | 氧化炉层高精度测量方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |