JPH09106911A - 樹脂封止コイル - Google Patents

樹脂封止コイル

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JPH09106911A
JPH09106911A JP26546795A JP26546795A JPH09106911A JP H09106911 A JPH09106911 A JP H09106911A JP 26546795 A JP26546795 A JP 26546795A JP 26546795 A JP26546795 A JP 26546795A JP H09106911 A JPH09106911 A JP H09106911A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
pair
lead wires
lead
electric wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP26546795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Imai
正幸 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線部を形成する電線やリード線相互を確実
に所要距離以上離隔させ、かつ、リード線等が適正位置
からずれたりすることがないようにする。 【解決手段】 巻線部15を形成する電線の両端部15
a,15bと一対のリード線21,22との接続部分
P,Qを覆うように巻線部15の外周を樹脂でモールド
封止するが、その前に、巻線部15の外周に、一対のリ
ード線21,22の先端部が嵌め込まれて保持される溝
状保持部31,32が両側部に形成されてなるリード線
ホルダ30を配置し、このリード線ホルダ30により前
記電線の両端部15a,15bと前記一対のリード線2
1,22の先端部との接続部分P,Q相互を適当距離だ
け強制的に離隔させておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボビンに巻装され
た巻線部の外周を樹脂のモールドにより封止してなる樹
脂封止コイルに係り、特に、巻線部を形成する電線の両
端部と一対リード線の先端部との接続部分も樹脂でモー
ルドされているものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているコイル(ソレノ
イド)は、通常、ボビンと、それに巻装された電線から
なる巻線部とを備え、それを通電励磁すべく、前記巻線
部を形成する電線の両端部(始端部、終端部)にそれぞ
れ一対のリード線が接続され、このリード線が外部に引
き出されている。
【0003】このようなコイルにあっては、安全性や耐
久性等を向上させるべく、巻線部の外周全体を樹脂によ
りモールドして封止し、それによって巻線部やそれを形
成する電線とリード線との接続部分等を外部から隔絶さ
せるようになすことが従来より行われている。樹脂で巻
線部の外周をモールドするにあたっては、通常、ボビン
に電線を巻装して巻線部を形成するとともに、その巻線
部を形成する電線の両端部にそれぞれ一対のリード線を
接続したものを型内に配置し、そこにモールド樹脂を注
入充填する方法か、射出成形する方法かを行い、樹脂が
硬化するまで待って型から取り出すようにされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した如くにして樹
脂で巻線部の外周をモールドした従来の樹脂封止コイル
にあっては、樹脂の注入充填時における流動等に起因し
て、巻線部を形成する電線の両端部、前記一対のリード
線の先端部、あるいは、それらの接続部分に不所望な挙
動が生じて、それらが相互に所要の絶縁距離を越えて接
近して干渉しあったり、リード線等の位置(引き出し位
置)等が適正位置からずれたりする等の不具合が生じる
場合があり、歩留りを低下させるだけでなく、製品の品
質や信頼性を低下させるおそれの原因となっていた。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、巻線部を形成する
電線やリード線相互を確実に所要距離以上離隔させるこ
とができるとともに、リード線等が適正位置からずれた
りすることがないようにでき、もって、歩留り、品質、
信頼性等を向上させることのできる樹脂封止コイルを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る樹脂封止コイルは、基本的には、ボビ
ンと、それに巻装された電線からなる巻線部と、この巻
線部を形成する電線の両端部がそれぞれ接続された一対
のリード線とを備え、前記電線の両端部と前記一対のリ
ード線との接続部分を覆うように前記巻線部の外周が樹
脂でモールドされて封止されている。
【0007】そして、前記巻線部の外周にリード線ホル
ダが配置され、該リード線ホルダは、前記一対のリード
線の先端部が嵌め込まれて保持される溝状保持部を両側
部に形成し、この溝状保持部により前記電線の両端部と
前記一対のリード線の先端部との接続部分相互が適当距
離だけ強制的に離隔せしめられていることを特徴として
いる。
【0008】本発明の樹脂封止コイルの好ましい態様と
しては、前記溝状保持部がL字状に形成されていて、前
記リード線が半径方向に引き出されているものが挙げら
れる。このような構成とされた本発明に係る樹脂封止コ
イルにおいては、樹脂で巻線部の外周をモールドする前
に、予め、巻線部を形成する電線の両端部(始端部、終
端部)と一対のリード線との接続部分相互が、リード線
ホルダの両側部に形成された溝状保持部に実質的に不動
状態で保持されると同時に相互に適当距離だけ強制的に
離隔せしめられた状態で配置される。また、それに伴い
前記電線の両端部相互及び一対のリード線相互もリード
線ホルダにより適当距離だけ離隔せしめられた状態で保
持される。
【0009】そのため、樹脂の注入充填時においても、
巻線部を形成する電線の両端部、前記一対のリード線の
先端部、及びそれらの接続部分は動かず、従って、それ
らが相互に所要の絶縁距離を越えて接近して干渉しあっ
たり、リード線等の位置(引き出し位置)等が適正位置
からずれたりする等の不具合は生じ難くされ、歩留り、
製品の品質、信頼性等が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る樹脂封止コ
イルの一実施形態を示す斜視図、図2は図1の樹脂封止
コイル10において巻線部の外周に樹脂(樹脂モールド
20部分)をモールドする前の、コイル半製品の状態
(10’)を示す正面図、図3は図1の樹脂封止コイル
10を例えば電磁弁1の弁体駆動用コイルとして使用し
た状態を示す断面図である。
【0011】図示例の樹脂封止コイル10は、図2及び
図3を参照すればよくわかるように、中央部に後述する
如くの可動鉄心が挿入される貫通穴13を有するボビン
12と、それに巻装された電線からなる巻線部15と、
を備えている。前記ボビン12は、上下に鍔状部12
A,12Bを有し、この鍔状部12A,12Bは片側
(図1において左側)が半円形で他方側が概略台形とさ
れ、この台形側の端部に後述するリード線ホルダ30を
位置決めするための嵌合凸部12a,12bが設けられ
ている。
【0012】前記巻線部15の外周側の、前記ボビン1
2の嵌合凸部12a,12bで挟まれる位置に、図4に
示される如くのリード線ホルダ30が配置されている。
リード線ホルダ30は合成樹脂製であり、前記巻線部1
5の外周面に沿う曲面を有し該巻線部15に当接せしめ
られる後板部34、該後板部34の中央部に突設された
L字状中央仕切柱部33、前記後板部34の下端部で前
記L字状仕切柱部33の下側に横向きに突設された横板
部35、前記L字状仕切柱部33の上側に設けられ該L
字状仕切柱部33より背が低くて前記横板部35と同幅
のL字状前板部36、前記L字状仕切柱部33の上端部
に設けられて前記ボビン12の嵌合凸部12aに嵌め込
まれる上嵌合部37と、前記横板部35の下面中央に突
設されて前記ボビン12の嵌合凸部12bに嵌め込まれ
る下嵌合部38と、からなっている。
【0013】ここで、前記L字状中央仕切柱部33の両
側に、前記後板部34と横板部35とL字状前板部36
とで挟まれるようにして左右一対のL字状の溝状保持部
31,32が形成されている。そして、図4において仮
想線で示される如くに、一対のリード線21,22の先
端部(被覆部21B,22Bが切除されて露出せしめら
れた芯線部21A,22Aだけでなくその後側の被覆さ
れている部分を多少含む)が前記リード線ホルダ30の
左右両側に形成されている溝状保持部31,32に嵌め
込まれている。
【0014】ここでは、リード線21,22のビニール
等からなる被覆部21B,22Bが前記溝状保持部3
1,32に圧入されてその弾力により保持される。この
場合、前記溝状保持部31,32がL字状に形成されて
いる関係上、前記リード線21,22は半径方向(横方
向)に引き出されることになる。前記一対のリード線2
1,22の先端部が溝状保持部31,32に嵌め込まれ
る前又は後に、図2及び図3に示される如くに、該一対
のリード線21,22のそれぞれの先端部における露出
せしめられた芯線部21A,22Aに、それぞれ巻線部
15を形成する電線の両端部15a,15bが別々に巻
き付けられて絡げられ、前記巻線部15を形成する電線
の始端部15aと一方のリード線21(の芯線21Aの
先端部)とが、また、電線の終端部15bと他方のリー
ド線22(の芯線22Aの先端部)とがそれぞれ接続さ
れる。
【0015】この場合、前記巻線部15を形成する電線
の両端部15a,15bと一対のリード線21,22と
の接続部分P,Q(図2)は、必要に応じて半田付け等
により解けないように補強され、その後、前記リード線
ホルダ30の両側部に形成された溝状保持部31,32
の上部に位置せしめられて、相互に適当距離だけ強制的
に離隔せしめられた状態で保持され、それに伴い前記電
線の両端部15a,15b相互及び一対のリード線2
1,22相互もリード線ホルダ30により適当距離だけ
離隔せしめられた状態で保持される。
【0016】この状態でリード線ホルダ30が、図2に
示される如くに、巻線部15(又はボビン12)にポリ
エステル製の接着テープ18等の適宜の手段で固定され
る。この場合、接着テープ18はL字状仕切柱部33及
び接続部分P,Qを通るように巻線部15に巻き付けら
れる。この状態のコイル半製品10’(図2に示される
ボビン12、巻線部15、リード線ホルダ30、リード
線21,22からなる部分)が型内に配置され、そこに
モールド樹脂が注入充填されて成形が行われる。
【0017】それにより、図4に示される如くに、前記
巻線部15を形成する電線の両端部15a,15bと前
記一対のリード線21,22との接続部分P,Qを覆う
ように前記巻線部15の外周全体が樹脂でモールドされ
て(樹脂モールド20)封止され、製品としての樹脂封
止コイル10が得られる。このようにして作製された樹
脂封止コイル10は、図3に示される如くの電磁弁1の
弁体駆動用コイルとして使用され、この場合は、貫通穴
13に盲蓋43及びスリーブ45が挿入されるととも
に、その外周にコ字状の保持部材25が外装されて前記
盲蓋43と保持部材25とが止めネジ44で締結され、
前記スリーブ45内にはコイルスプリング46により下
向きに付勢された可動鉄心40が摺動自在に嵌挿され、
前記可動鉄心40の下端部には円錐形の弁体42が突設
される。
【0018】該樹脂封止コイル10は、弁箱50の受座
53に防水パッキン54を介して着座せしめられて固定
され、該コイル10をリード線21,22を通じて通電
励磁することにより前記可動鉄心40が上下方向に摺動
せしめられ、前記受座53内に配設された弁シート51
に対して前記可動鉄心40に突設された弁体42が接離
し、それによって流量調整が行われるようになってい
る。
【0019】このような構成とされた本発明に係る樹脂
封止コイルの一形態においては、樹脂で巻線部15の外
周をモールドする前に、予め、巻線部15を形成する電
線の両端部15a(始端部),15b(終端部)と一対
のリード線21,22との接続部分P、Q相互が、リー
ド線ホルダ30の両側部に形成された溝状保持部31,
32に実質的に不動状態で保持されると同時に相互に適
当距離だけ強制的に離隔せしめられて配置される。ま
た、それに伴い前記電線の両端部15a,15b相互及
び一対のリード線21,22相互もリード線ホルダ30
により適当距離だけ離隔せしめられた状態にされる。
【0020】そのため、樹脂の注入充填時においても、
巻線部15を形成する電線の両端部15a,15b、一
対のリード線21,22の先端部、及びそれらの接続部
分P,Qはほとんど動かず、従って、それらが相互に所
要の絶縁距離を越えて接近して干渉しあったり、リード
線等の位置(引き出し位置)等が適正位置からずれたり
する等の不具合は生じ難くされ、歩留り、製品の品質、
信頼性等が向上する。
【0021】なお、リード線ホルダ30の形状は上述し
た例のものに限られることはなく、適宜変更できること
は勿論であり、要は、巻線部を形成する電線の両端部と
一対のリード線の先端部との接続部分を適当な距離だけ
離隔させると同時に樹脂の流動に抗して不動状態で保持
できるような構造であればよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の樹脂封止コイルは、樹脂で巻線部の外周をモールド
する前に、予め、巻線部を形成する電線の両端部と一対
のリード線との接続部分相互が、リード線ホルダの両側
部に形成された溝状保持部に実質的に不動状態で保持さ
れると同時に相互に適当距離だけ強制的に離隔せしめら
れた状態で配置されるので、樹脂の注入充填時において
も、巻線部を形成する電線の両端部、前記一対のリード
線の先端部、及びそれらの接続部分はほとんど動かず、
従って、それらが相互に所要の絶縁距離を越えて接近し
て干渉しあったり、リード線等の位置(引き出し位置)
等が適正位置からずれたりする等の不具合は生じ難くさ
れ、歩留り、製品の品質、信頼性等が向上するという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂封止コイルの一実施形態を示
す斜視図。
【図2】図1に示される樹脂封止コイルにおいて巻線部
の外周に樹脂をモールドする前のコイル半製品の状態を
示す正面図。
【図3】図1の樹脂封止コイルを電磁弁の弁体駆動用コ
イルとしての使用した状態を示す断面図。
【図4】図1に示される樹脂封止コイルに使用されたリ
ード線ホルダを示す斜視図。
【符号の説明】
10 樹脂封止コイル 12 ボビン 15 巻線部 18 接着テープ 20 樹脂モールド 21,22 リード線 30 リード線ホルダ 31,32 溝状保持部 P,Q 接続部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンと、それに巻装された電線からな
    る巻線部と、この巻線部を形成する電線の両端部がそれ
    ぞれ接続された一対のリード線とを備え、前記電線の両
    端部と前記一対のリード線との接続部分を覆うように前
    記巻線部の外周が樹脂によりモールドされた樹脂封止コ
    イルにおいて、 前記巻線部の外周に、リード線ホルダが配置されている
    ことを特徴とする樹脂封止コイル。
  2. 【請求項2】 前記リード線ホルダは、前記一対のリー
    ド線の先端部が嵌め込まれて保持される溝状保持部を両
    側部に形成し、該溝状保持部により前記電線の両端部と
    前記一対のリード線の先端部との接続部分相互が適当距
    離だけ強制的に離隔せしめられていることを特徴とする
    請求項1に記載の樹脂封止コイル。
  3. 【請求項3】 前記溝状保持部がL字状に形成されてい
    て、前記リード線が半径方向に引き出されていることを
    特徴とする請求項2に記載の樹脂封止コイル。
JP26546795A 1995-10-13 1995-10-13 樹脂封止コイル Pending JPH09106911A (ja)

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JP26546795A JPH09106911A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 樹脂封止コイル

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JP26546795A JPH09106911A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 樹脂封止コイル

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JP (1) JPH09106911A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013058578A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Fuji Koki Corp モールドコイル
JP2016123218A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社不二工機 コイル装置及びそれを用いた電気的駆動弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013058578A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Fuji Koki Corp モールドコイル
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