JPH09106923A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
内燃機関用点火コイルInfo
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- JPH09106923A JPH09106923A JP7291865A JP29186595A JPH09106923A JP H09106923 A JPH09106923 A JP H09106923A JP 7291865 A JP7291865 A JP 7291865A JP 29186595 A JP29186595 A JP 29186595A JP H09106923 A JPH09106923 A JP H09106923A
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Links
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同時点火方式用の一対の点火コイルと一対の
イグナイタを一体的に形成し、組付、配線が容易な内燃
機関用点火コイルを提供する。 【解決手段】 一対のイグナイタ8A,8B及び一対の
点火コイル1A,1Bをケース30内に収容し、各々を
電源に接続すると共に接地するコネクタを備える。コネ
クタには、イグナイタ8A,8Bに対し点火信号を供給
する第1及び第2のコネクタターミナル61,62と、
一対の一次コイル11及び一対のイグナイタ8A,8B
を電源に接続する第3のコネクタターミナル63と、一
対のイグナイタ8A,8Bの各々を接地する第4のコネ
クタターミナル64を備え、これらのコネクタターミナ
ルをケース30内で並設する。コネクタターミナルに連
通孔を形成し、L字状に屈曲したイグナイタターミナル
の先端を連通孔に挿通して半田を施すことにより確実に
接合できる。
イグナイタを一体的に形成し、組付、配線が容易な内燃
機関用点火コイルを提供する。 【解決手段】 一対のイグナイタ8A,8B及び一対の
点火コイル1A,1Bをケース30内に収容し、各々を
電源に接続すると共に接地するコネクタを備える。コネ
クタには、イグナイタ8A,8Bに対し点火信号を供給
する第1及び第2のコネクタターミナル61,62と、
一対の一次コイル11及び一対のイグナイタ8A,8B
を電源に接続する第3のコネクタターミナル63と、一
対のイグナイタ8A,8Bの各々を接地する第4のコネ
クタターミナル64を備え、これらのコネクタターミナ
ルをケース30内で並設する。コネクタターミナルに連
通孔を形成し、L字状に屈曲したイグナイタターミナル
の先端を連通孔に挿通して半田を施すことにより確実に
接合できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関用点火コイ
ルに関し、特に一個の点火コイルで二気筒分の点火を行
なう同時点火方式の内燃機関用点火コイルに係る。
ルに関し、特に一個の点火コイルで二気筒分の点火を行
なう同時点火方式の内燃機関用点火コイルに係る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の点火方式としては種々の方式
のものが知られているが、このうち同時点火方式(ダブ
ル点火方式とも呼ばれる)の点火コイルにおいては、一
方の気筒が圧縮工程にあって他方の気筒が排気工程にあ
るという関係の二つの気筒が選択され、これらの気筒に
対して同時に出力高電圧が印加されるように構成されて
いる。例えば四気筒の内燃機関に関し、第1気筒と第4
気筒が同時に点火され、第2気筒と第3気筒が同時に点
火される場合において、例えば第1気筒が圧縮工程にあ
ると、気筒内部の圧力が大であるので高電圧でも容易に
放電しないが、第4気筒は排気工程にあって気筒内部の
圧力が大気圧に近いので低電圧で容易に放電し、点火プ
ラグの抵抗は無視し得る値となる。このため、第1気筒
及び第4気筒の点火プラグが直列接続されている場合、
排気工程にある第4気筒の点火プラグは殆ど抵抗となら
ず、圧縮工程にある第1気筒に対し略全ての出力高電圧
が印加されることになる。従って、各点火プラグに対し
点火コイルによって個別に高電圧が印加される場合と同
様となる。
のものが知られているが、このうち同時点火方式(ダブ
ル点火方式とも呼ばれる)の点火コイルにおいては、一
方の気筒が圧縮工程にあって他方の気筒が排気工程にあ
るという関係の二つの気筒が選択され、これらの気筒に
対して同時に出力高電圧が印加されるように構成されて
いる。例えば四気筒の内燃機関に関し、第1気筒と第4
気筒が同時に点火され、第2気筒と第3気筒が同時に点
火される場合において、例えば第1気筒が圧縮工程にあ
ると、気筒内部の圧力が大であるので高電圧でも容易に
放電しないが、第4気筒は排気工程にあって気筒内部の
圧力が大気圧に近いので低電圧で容易に放電し、点火プ
ラグの抵抗は無視し得る値となる。このため、第1気筒
及び第4気筒の点火プラグが直列接続されている場合、
排気工程にある第4気筒の点火プラグは殆ど抵抗となら
ず、圧縮工程にある第1気筒に対し略全ての出力高電圧
が印加されることになる。従って、各点火プラグに対し
点火コイルによって個別に高電圧が印加される場合と同
様となる。
【0003】上記のような同時点火方式を実現する点火
コイルとしては、例えば特開平4−226007号公報
に開示されている。同公報で提案された発明は、複数組
の第1の積層コアを埋設した単一の容器状樹脂製ハウジ
ング内に複数組の第2の積層コア、一次コイル、二次コ
イルをそれぞれ収納することとし、エンジンや車体への
点火コイルの組付工数および組付スペースを低減し得る
ようにするものとされている。具体的には、C字型の積
層コアとI字型の積層コアを有し後者にコイルを巻装し
て成る点火コイルを、二組並設したものであり、同公報
の図4に明らかなように各コイルの軸心に位置する一対
のI字型の積層コアが平行に配置されている。
コイルとしては、例えば特開平4−226007号公報
に開示されている。同公報で提案された発明は、複数組
の第1の積層コアを埋設した単一の容器状樹脂製ハウジ
ング内に複数組の第2の積層コア、一次コイル、二次コ
イルをそれぞれ収納することとし、エンジンや車体への
点火コイルの組付工数および組付スペースを低減し得る
ようにするものとされている。具体的には、C字型の積
層コアとI字型の積層コアを有し後者にコイルを巻装し
て成る点火コイルを、二組並設したものであり、同公報
の図4に明らかなように各コイルの軸心に位置する一対
のI字型の積層コアが平行に配置されている。
【0004】一方、特開平6−77066号公報には、
少ない部品点数で、ケース内に容易且つ適切にコア及び
コイルを収容し得るようにすることを目的とし、コアを
内蔵し少くとも一次コイルを巻装する一次ボビンと、一
次ボビンに連結し、一次コイルの巻線を接続する一次タ
ーミナルを設けた連結部と、この連結部に連結し、少く
とも一次ターミナルに接続するコネクタターミナルを設
けたコネクタ部とを一体的に形成して一次コイルアセン
ブリを構成し、この一次コイルアセンブリをケース内に
配設した内燃機関用点火コイルが開示されている。
少ない部品点数で、ケース内に容易且つ適切にコア及び
コイルを収容し得るようにすることを目的とし、コアを
内蔵し少くとも一次コイルを巻装する一次ボビンと、一
次ボビンに連結し、一次コイルの巻線を接続する一次タ
ーミナルを設けた連結部と、この連結部に連結し、少く
とも一次ターミナルに接続するコネクタターミナルを設
けたコネクタ部とを一体的に形成して一次コイルアセン
ブリを構成し、この一次コイルアセンブリをケース内に
配設した内燃機関用点火コイルが開示されている。
【0005】また、実公平6−27939号公報には、
絶縁樹脂層により1次コイルと2次コイルをコイル収容
部中に固定すると共に、補助収容部中にスイッチングモ
ジュールを固定した内燃機関の点火コイルが提案されて
いる。更に、特開平6−66239号公報には、パワー
スイッチとイグニッションコイルとを組み立て、次にパ
ワースイッチとイグニッションコイルとを配線接続して
組立体を形成し、その後その組立体の全体を絶縁樹脂を
用いてトランスファー成型する内燃機関用点火装置の製
造方法が提案されている。
絶縁樹脂層により1次コイルと2次コイルをコイル収容
部中に固定すると共に、補助収容部中にスイッチングモ
ジュールを固定した内燃機関の点火コイルが提案されて
いる。更に、特開平6−66239号公報には、パワー
スイッチとイグニッションコイルとを組み立て、次にパ
ワースイッチとイグニッションコイルとを配線接続して
組立体を形成し、その後その組立体の全体を絶縁樹脂を
用いてトランスファー成型する内燃機関用点火装置の製
造方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前掲の特開平4−22
6007号公報に記載のように二つのコアが平行に配置
される二組の点火コイルにおいては、コア構造が制約さ
れ、小型化が困難である。また、各コアに巻装される一
次コイル間の配線が複雑であり、これを回避するため別
個に配線することとしても、装置外でのリード線の処理
が問題となる。特に、同公報に記載の点火コイルにおい
ては、並設された二組の点火コイルに夫々一次コイル及
び二次コイルが組付けられることになるので、部品点数
が多いというだけでなく組付作業が煩雑で、配線作業も
困難であり、作業性が低い。これに対し、仮に(極めて
困難ではあるが)特開平6−77066号公報に記載の
ように一次コイルアセンブリを構成し得たとすれば、少
くとも二組の点火コイルの各々については組付性が良好
となるが、内燃機関用点火コイル全体としては依然組付
作業及び配線作業に問題が残る。
6007号公報に記載のように二つのコアが平行に配置
される二組の点火コイルにおいては、コア構造が制約さ
れ、小型化が困難である。また、各コアに巻装される一
次コイル間の配線が複雑であり、これを回避するため別
個に配線することとしても、装置外でのリード線の処理
が問題となる。特に、同公報に記載の点火コイルにおい
ては、並設された二組の点火コイルに夫々一次コイル及
び二次コイルが組付けられることになるので、部品点数
が多いというだけでなく組付作業が煩雑で、配線作業も
困難であり、作業性が低い。これに対し、仮に(極めて
困難ではあるが)特開平6−77066号公報に記載の
ように一次コイルアセンブリを構成し得たとすれば、少
くとも二組の点火コイルの各々については組付性が良好
となるが、内燃機関用点火コイル全体としては依然組付
作業及び配線作業に問題が残る。
【0007】一方、実公平6−27939号公報におい
ては、スイッチングモジュールを内蔵する点火コイルが
開示されており、その実施例としてスイッチング素子チ
ップを金属ケースに直接半田付けすることによって熱抵
抗を小さくするといった技術は開示されているが、複数
の点火コイルを一体化するものではなく、配線作業を容
易にするものでもない。特開平6−66239号公報に
おいても、一個のパワースイッチと点火コイルの配線技
術に関するもので、複数の点火コイルの一体化に係るも
のでも、そのときの配線の容易化に係るものでもない。
ては、スイッチングモジュールを内蔵する点火コイルが
開示されており、その実施例としてスイッチング素子チ
ップを金属ケースに直接半田付けすることによって熱抵
抗を小さくするといった技術は開示されているが、複数
の点火コイルを一体化するものではなく、配線作業を容
易にするものでもない。特開平6−66239号公報に
おいても、一個のパワースイッチと点火コイルの配線技
術に関するもので、複数の点火コイルの一体化に係るも
のでも、そのときの配線の容易化に係るものでもない。
【0008】そこで、本発明は同時点火方式の内燃機関
用点火コイルに供する一対の点火コイルと一対のイグナ
イタを一体的に収容し、組付、配線が容易な内燃機関用
点火コイルを提供することを目的とする。
用点火コイルに供する一対の点火コイルと一対のイグナ
イタを一体的に収容し、組付、配線が容易な内燃機関用
点火コイルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、一次コイル及び二次コイルを巻装した少
くとも一対の点火コイルと、前記一次コイルの各々の両
端を接続し点火信号に応じて前記一対の点火コイルに対
する通電を制御する少くとも一対のイグナイタとをケー
ス内に収容し、前記一対のイグナイタ及び前記一対の点
火コイルを夫々電源に接続すると共に接地するコネクタ
を、前記ケースと一体的に形成した内燃機関用点火コイ
ルにおいて、前記コネクタが、前記一対のイグナイタに
対し点火信号を供給する第1及び第2のコネクタターミ
ナルと、前記一対の一次コイル及び前記一対のイグナイ
タを前記電源に接続する第3のコネクタターミナルと、
前記一対のイグナイタの各々を接地する第4のコネクタ
ターミナルを備え、前記第1乃至第4のコネクタターミ
ナルを前記ケース内で並設するように構成したものであ
る。而して、一対のイグナイタに接続される全てのコネ
クタターミナルがケース内に収容されており、しかも電
源用と接地用のコネクタターミナルが共通化されている
ので、部品点数が少なく、組付及び配線が容易である。
め、本発明は、一次コイル及び二次コイルを巻装した少
くとも一対の点火コイルと、前記一次コイルの各々の両
端を接続し点火信号に応じて前記一対の点火コイルに対
する通電を制御する少くとも一対のイグナイタとをケー
ス内に収容し、前記一対のイグナイタ及び前記一対の点
火コイルを夫々電源に接続すると共に接地するコネクタ
を、前記ケースと一体的に形成した内燃機関用点火コイ
ルにおいて、前記コネクタが、前記一対のイグナイタに
対し点火信号を供給する第1及び第2のコネクタターミ
ナルと、前記一対の一次コイル及び前記一対のイグナイ
タを前記電源に接続する第3のコネクタターミナルと、
前記一対のイグナイタの各々を接地する第4のコネクタ
ターミナルを備え、前記第1乃至第4のコネクタターミ
ナルを前記ケース内で並設するように構成したものであ
る。而して、一対のイグナイタに接続される全てのコネ
クタターミナルがケース内に収容されており、しかも電
源用と接地用のコネクタターミナルが共通化されている
ので、部品点数が少なく、組付及び配線が容易である。
【0010】前記内燃機関用点火コイルにおいて、請求
項2に記載のように、前記第1乃至第4のコネクタター
ミナルのうち少くとも一つのコネクタターミナルが連通
孔を有すると共に、前記一対のイグナイタの少くとも一
方がL字状に屈曲したイグナイタターミナルを有し、該
イグナイタターミナルの先端を前記連通孔に挿通して前
記コネクタターミナルに接合するように構成するとよ
い。このように構成することにより、一次コイル等の組
付時に両ターミナルの接合を行なうことができるので、
配線が容易である。
項2に記載のように、前記第1乃至第4のコネクタター
ミナルのうち少くとも一つのコネクタターミナルが連通
孔を有すると共に、前記一対のイグナイタの少くとも一
方がL字状に屈曲したイグナイタターミナルを有し、該
イグナイタターミナルの先端を前記連通孔に挿通して前
記コネクタターミナルに接合するように構成するとよ
い。このように構成することにより、一次コイル等の組
付時に両ターミナルの接合を行なうことができるので、
配線が容易である。
【0011】前記内燃機関用点火コイルにおいて、請求
項3に記載のように、前記コネクタターミナルの連通孔
と前記イグナイタターミナルとの接合部に半田を施すこ
ととしてもよい。このように構成することにより、接合
部を目視することができ半田接合が容易であると共に、
連通孔回りで半田が固化するので、両ターミナルが確実
に接合される。
項3に記載のように、前記コネクタターミナルの連通孔
と前記イグナイタターミナルとの接合部に半田を施すこ
ととしてもよい。このように構成することにより、接合
部を目視することができ半田接合が容易であると共に、
連通孔回りで半田が固化するので、両ターミナルが確実
に接合される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内燃機関用点火コ
イルの望ましい実施形態を図面を参照して説明する。図
1乃至図5は本発明の内燃機関用点火コイルの一実施形
態の全体構成を示し、図6乃至図10は各部分を拡大し
て示すもので、図1に示すように二組の点火コイル1
A,1Bが一体的に並設されて成る。両者は同じ構成で
あるので同一の部品及び部分については同一の符号を付
し、以下の説明では主として一方についてのみ説明す
る。本実施形態の内燃機関用点火コイル1は、図6に一
方の点火コイル1B側の拡大断面を示すように(点火コ
イル1A側も同一構造)、図4に示すE字状のコア3の
二つの開口部に、一対の柱状のコア2が同一の軸上に配
置されている。そして、各コア2は夫々一次コイルアセ
ンブリ10に内蔵され、これに二次コイルアセンブリ2
0が組み付けられたものが二組構成され、これらが一対
のイグナイタ8A,8Bと共にケース30内に収容され
ると、図1に示す構造となる。
イルの望ましい実施形態を図面を参照して説明する。図
1乃至図5は本発明の内燃機関用点火コイルの一実施形
態の全体構成を示し、図6乃至図10は各部分を拡大し
て示すもので、図1に示すように二組の点火コイル1
A,1Bが一体的に並設されて成る。両者は同じ構成で
あるので同一の部品及び部分については同一の符号を付
し、以下の説明では主として一方についてのみ説明す
る。本実施形態の内燃機関用点火コイル1は、図6に一
方の点火コイル1B側の拡大断面を示すように(点火コ
イル1A側も同一構造)、図4に示すE字状のコア3の
二つの開口部に、一対の柱状のコア2が同一の軸上に配
置されている。そして、各コア2は夫々一次コイルアセ
ンブリ10に内蔵され、これに二次コイルアセンブリ2
0が組み付けられたものが二組構成され、これらが一対
のイグナイタ8A,8Bと共にケース30内に収容され
ると、図1に示す構造となる。
【0013】ケース30は合成樹脂製の筐体で、その略
中央部に二つの凹部33A,33B(図13に示す)が
形成されており、この中に夫々一次コイルアセンブリ1
0及び二次コイルアセンブリ20が収容されている。ケ
ース30の側壁の一方側には四つの高圧コネクタ部31
a乃至31dが同一面上で相互に平行に並設され、夫々
に高圧ターミナル7が収容されている。また、ケース3
0の高圧コネクタ部31a乃至31dと反対側の側壁に
は、一対のイグナイタ8A,8Bが装着されている。こ
れは一次コイルの一次電流を制御するもので、イグニッ
ションモジュールとも呼ばれる。
中央部に二つの凹部33A,33B(図13に示す)が
形成されており、この中に夫々一次コイルアセンブリ1
0及び二次コイルアセンブリ20が収容されている。ケ
ース30の側壁の一方側には四つの高圧コネクタ部31
a乃至31dが同一面上で相互に平行に並設され、夫々
に高圧ターミナル7が収容されている。また、ケース3
0の高圧コネクタ部31a乃至31dと反対側の側壁に
は、一対のイグナイタ8A,8Bが装着されている。こ
れは一次コイルの一次電流を制御するもので、イグニッ
ションモジュールとも呼ばれる。
【0014】一方、外部コアを構成するコア3は図2乃
至図4に示すようにケース30の底面に平行に装着され
ており、ケース30の樹脂材料によって被覆されること
なく露呈している。即ち、ケース30は二つの容器が接
合された形状を呈し、図4に示すように、両容器間の底
面側に形成された凹部32に、コア3の中央の脚部3c
が嵌合されると共に、両外側面に脚部3a,3bの各々
の内側面が密着するように嵌合されている。コア3は前
述のようにE字状の鉄心で、無方向性珪素鋼板が複数積
層されて成るが、方向性珪素鋼板を用いることとしても
よい。また、各点火コイル1A,1B毎にコ字状の外部
コアを形成し両者を接合することとしてもよい。而し
て、図6に示すように、コア2とコア3との間で両者が
対向する部分にはケース30の側壁が介装されている。
即ち、コア2とコア3との間には外周壁33及び隔壁3
4が存在し、これらによってエアギャップが形成されて
いる。
至図4に示すようにケース30の底面に平行に装着され
ており、ケース30の樹脂材料によって被覆されること
なく露呈している。即ち、ケース30は二つの容器が接
合された形状を呈し、図4に示すように、両容器間の底
面側に形成された凹部32に、コア3の中央の脚部3c
が嵌合されると共に、両外側面に脚部3a,3bの各々
の内側面が密着するように嵌合されている。コア3は前
述のようにE字状の鉄心で、無方向性珪素鋼板が複数積
層されて成るが、方向性珪素鋼板を用いることとしても
よい。また、各点火コイル1A,1B毎にコ字状の外部
コアを形成し両者を接合することとしてもよい。而し
て、図6に示すように、コア2とコア3との間で両者が
対向する部分にはケース30の側壁が介装されている。
即ち、コア2とコア3との間には外周壁33及び隔壁3
4が存在し、これらによってエアギャップが形成されて
いる。
【0015】これに対し、内部コアを構成しコア3と共
に磁気回路を形成するコア2は、図6に示すように、本
体部2aの両端が拡幅され延出部2b,2cが形成され
た柱状の鉄心であり、延出部2bには固定用の孔(符号
省略)が形成されている。本実施形態のコア2として
は、例えば圧延方向が本体部2aの軸方向の方向性珪素
鋼板が複数積層されて成る。
に磁気回路を形成するコア2は、図6に示すように、本
体部2aの両端が拡幅され延出部2b,2cが形成され
た柱状の鉄心であり、延出部2bには固定用の孔(符号
省略)が形成されている。本実施形態のコア2として
は、例えば圧延方向が本体部2aの軸方向の方向性珪素
鋼板が複数積層されて成る。
【0016】一対の一次コイルアセンブリ10は図1に
示すように略左右対称に形成されており、各一次ボビン
11には上記の構成になるコア2がインサート樹脂成形
により内蔵されている。一次ボビン11の一次コイル1
2が巻装される部分は、図6に示すコア2の本体部2a
回りに形成され、鍔部11a及び11bが相互に所定距
離隔てて形成されている。そして、鍔部11a,11b
間に一次コイル12の巻線が二層もしくは四層に巻回さ
れる。また、図1及びこの一部を拡大した図7、並びに
図10に示すように、一対の一次ボビン11,11が相
互に対向する側に、一次コイル12の巻線を案内支持す
るための突起14,15が立設されている。
示すように略左右対称に形成されており、各一次ボビン
11には上記の構成になるコア2がインサート樹脂成形
により内蔵されている。一次ボビン11の一次コイル1
2が巻装される部分は、図6に示すコア2の本体部2a
回りに形成され、鍔部11a及び11bが相互に所定距
離隔てて形成されている。そして、鍔部11a,11b
間に一次コイル12の巻線が二層もしくは四層に巻回さ
れる。また、図1及びこの一部を拡大した図7、並びに
図10に示すように、一対の一次ボビン11,11が相
互に対向する側に、一次コイル12の巻線を案内支持す
るための突起14,15が立設されている。
【0017】更に、図7に示すように第1乃至第4のコ
ネクタターミナル61乃至64がケース30内に並設さ
れ、夫々の基端部が平行に配置されている。そして、巻
始めの端部12a,12bはイグナイタターミナル8A
5,8B5に電気的に接続され、巻終りの端部12c,
12dが第3のコネクタターミナル63に電気的に接続
される。尚、これらの接続構造については後述する。
ネクタターミナル61乃至64がケース30内に並設さ
れ、夫々の基端部が平行に配置されている。そして、巻
始めの端部12a,12bはイグナイタターミナル8A
5,8B5に電気的に接続され、巻終りの端部12c,
12dが第3のコネクタターミナル63に電気的に接続
される。尚、これらの接続構造については後述する。
【0018】一方、図1に示すように左右の一次コイル
アセンブリ10には、同形状の二次コイルアセンブリ2
0が装着されている。これらは何れも二次ボビン21に
二次コイル22が巻装されて成る。二次ボビン21は図
6に示すように、軸方向に所定間隔毎に複数の鍔部21
aが形成された断面略矩形の樹脂製筒体であり、これら
の鍔部21a間に複数の溝21bが形成されており、こ
れらの溝21b内に二次コイル22の巻線が図6の左方
から右方へ順次巻回されている。二次ボビン21の両端
は幅広の鍔部21c,21dとされ、これらの鍔部21
c,21dに形成された溝(図示せず)に夫々図1及び
図6に示す二次ターミナル23が嵌着されている。
アセンブリ10には、同形状の二次コイルアセンブリ2
0が装着されている。これらは何れも二次ボビン21に
二次コイル22が巻装されて成る。二次ボビン21は図
6に示すように、軸方向に所定間隔毎に複数の鍔部21
aが形成された断面略矩形の樹脂製筒体であり、これら
の鍔部21a間に複数の溝21bが形成されており、こ
れらの溝21b内に二次コイル22の巻線が図6の左方
から右方へ順次巻回されている。二次ボビン21の両端
は幅広の鍔部21c,21dとされ、これらの鍔部21
c,21dに形成された溝(図示せず)に夫々図1及び
図6に示す二次ターミナル23が嵌着されている。
【0019】各二次ターミナル23には二次コイル22
の巻線の巻始め又は巻終りが巻き付けられ、半田等によ
って接続されており、従って二次コイル22の両端は夫
々二次ターミナル23に電気的に接続されている。ま
た、各二次ターミナル23は二次ボビン21の軸に対し
直交する方向に延出しており、後にケース30に組み付
けられる際には、二次ターミナル23が高圧ターミナル
7内に挿入され、両者間が電気的に接続される。即ち、
上記一次コイルアセンブリ10は二次コイルアセンブリ
20が装着されてサブアセンブリとされ、このサブアセ
ンブリが図6に示すようにケース30内に収容され、各
二次ターミナル23が各高圧ターミナル7内に挿入され
る(図6では一方側のみが表れる)。
の巻線の巻始め又は巻終りが巻き付けられ、半田等によ
って接続されており、従って二次コイル22の両端は夫
々二次ターミナル23に電気的に接続されている。ま
た、各二次ターミナル23は二次ボビン21の軸に対し
直交する方向に延出しており、後にケース30に組み付
けられる際には、二次ターミナル23が高圧ターミナル
7内に挿入され、両者間が電気的に接続される。即ち、
上記一次コイルアセンブリ10は二次コイルアセンブリ
20が装着されてサブアセンブリとされ、このサブアセ
ンブリが図6に示すようにケース30内に収容され、各
二次ターミナル23が各高圧ターミナル7内に挿入され
る(図6では一方側のみが表れる)。
【0020】図1に示すように、ケース30の高圧ター
ミナル31a乃至31dと反対側の側壁には、一対のイ
グナイタ8A,8Bが二組の点火コイル1A,1B間に
近接した位置に装着されている。前述のようにケース3
0には凹部30A,30Bが形成されており、これらに
夫々イグナイタ8A,8Bが収容されているが、ケース
30成形時にイグナイタ8A,8Bを一体的に設けるこ
ととしてもよい。これらのイグナイタ8A,8Bには、
その一部に例えば図11に一点鎖線で示した回路素子
(これについては後述する)が収容されており、イグナ
イタ8A,8Bに接続されるイグナイタターミナル8A
1乃至8A5並びに8B2乃至8B5が屈曲され、図
1、図7、図8及び図10に示すようにケース30の上
方に延出形成されている。
ミナル31a乃至31dと反対側の側壁には、一対のイ
グナイタ8A,8Bが二組の点火コイル1A,1B間に
近接した位置に装着されている。前述のようにケース3
0には凹部30A,30Bが形成されており、これらに
夫々イグナイタ8A,8Bが収容されているが、ケース
30成形時にイグナイタ8A,8Bを一体的に設けるこ
ととしてもよい。これらのイグナイタ8A,8Bには、
その一部に例えば図11に一点鎖線で示した回路素子
(これについては後述する)が収容されており、イグナ
イタ8A,8Bに接続されるイグナイタターミナル8A
1乃至8A5並びに8B2乃至8B5が屈曲され、図
1、図7、図8及び図10に示すようにケース30の上
方に延出形成されている。
【0021】また、図10及び図14に示すように、ケ
ース30にはコネクタ部36が設けられており、この中
に第1乃至第4のコネクタターミナル61乃至64の先
端部が図4に示すように一列に配置されている。これら
のコネクタターミナルの基端部側は、図7に示すよう
に、第1のコネクタターミナル61にイグナイタターミ
ナル8A1が接合され、同様に第2のコネクタターミナ
ル62にイグナイタターミナル8B2が接合され、第3
のコネクタターミナル63にイグナイタターミナル8A
3,8B3が接合されている。尚、これらの接合構造に
ついては組付手順と共に後述する。
ース30にはコネクタ部36が設けられており、この中
に第1乃至第4のコネクタターミナル61乃至64の先
端部が図4に示すように一列に配置されている。これら
のコネクタターミナルの基端部側は、図7に示すよう
に、第1のコネクタターミナル61にイグナイタターミ
ナル8A1が接合され、同様に第2のコネクタターミナ
ル62にイグナイタターミナル8B2が接合され、第3
のコネクタターミナル63にイグナイタターミナル8A
3,8B3が接合されている。尚、これらの接合構造に
ついては組付手順と共に後述する。
【0022】このように、一次及び二次コイルアセンブ
リ10,20が一体とされた状態でケース30内に収容
され、一次コイル12とイグナイタ8A,8Bとの電気
的接続部は,第1乃至第4のコネクタターミナル61乃
至64を介して行なわれるので、配線が容易である。即
ち、第1乃至第4のコネクタターミナル61乃至64が
設けられているので、イグナイタターミナル8A1等へ
の接続が容易であり、特に点火コイル1A,1Bの各一
次コイル12に対して、一個の第3のコネクタターミナ
ル63によってイグナイタターミナル8A3,8B3の
両者に電気的に接続することができ、同様に一個の第4
のコネクタターミナル64によってイグナイタターミナ
ル8A4,8B4の両者に電気的に接続することができ
るので、共通化によって部品点数が少なくなるというだ
けでなく、配線が容易で、良好な組付作業性が得られ
る。しかも、後述するように接合構造が容易且つ確実で
ある。
リ10,20が一体とされた状態でケース30内に収容
され、一次コイル12とイグナイタ8A,8Bとの電気
的接続部は,第1乃至第4のコネクタターミナル61乃
至64を介して行なわれるので、配線が容易である。即
ち、第1乃至第4のコネクタターミナル61乃至64が
設けられているので、イグナイタターミナル8A1等へ
の接続が容易であり、特に点火コイル1A,1Bの各一
次コイル12に対して、一個の第3のコネクタターミナ
ル63によってイグナイタターミナル8A3,8B3の
両者に電気的に接続することができ、同様に一個の第4
のコネクタターミナル64によってイグナイタターミナ
ル8A4,8B4の両者に電気的に接続することができ
るので、共通化によって部品点数が少なくなるというだ
けでなく、配線が容易で、良好な組付作業性が得られ
る。しかも、後述するように接合構造が容易且つ確実で
ある。
【0023】上記のように配線された後、ケース30内
の空間に熱硬化性の合成樹脂、例えばエポキシ樹脂が充
填、硬化されて図6等に点描で示すように樹脂部9が形
成される。これにより、一次コイル12及び二次コイル
22が含侵固着されると共に、一次コイル12とイグナ
イタ8A,8Bとの電気的接続部が適切に絶縁され、更
に二次コイル22の出力高電圧に耐え得る絶縁性が確保
される。而して、図1に示すように、ケース30内に二
組の点火コイル1A,1Bを有する単体の内燃機関用点
火コイル1が形成される。
の空間に熱硬化性の合成樹脂、例えばエポキシ樹脂が充
填、硬化されて図6等に点描で示すように樹脂部9が形
成される。これにより、一次コイル12及び二次コイル
22が含侵固着されると共に、一次コイル12とイグナ
イタ8A,8Bとの電気的接続部が適切に絶縁され、更
に二次コイル22の出力高電圧に耐え得る絶縁性が確保
される。而して、図1に示すように、ケース30内に二
組の点火コイル1A,1Bを有する単体の内燃機関用点
火コイル1が形成される。
【0024】図11は本実施形態に係る四気筒内燃機関
用の点火回路の要部を示すもので、上記の内燃機関用点
火コイル1は内燃機関(図示せず)に装着され、高圧コ
ネクタ部31a乃至31dがハイテンションコード(図
示せず)を介して点火プラグ81乃至84に接続され
る。即ち、第1気筒に装着された点火プラグ81と、第
4気筒に装着された点火プラグ84が点火コイル1Aの
高圧コネクタ部31a,31bに接続され、第2気筒に
装着された点火プラグ82と、第3気筒に装着された点
火プラグ83が点火コイル1Bの高圧コネクタ部31
c,31dに接続される。
用の点火回路の要部を示すもので、上記の内燃機関用点
火コイル1は内燃機関(図示せず)に装着され、高圧コ
ネクタ部31a乃至31dがハイテンションコード(図
示せず)を介して点火プラグ81乃至84に接続され
る。即ち、第1気筒に装着された点火プラグ81と、第
4気筒に装着された点火プラグ84が点火コイル1Aの
高圧コネクタ部31a,31bに接続され、第2気筒に
装着された点火プラグ82と、第3気筒に装着された点
火プラグ83が点火コイル1Bの高圧コネクタ部31
c,31dに接続される。
【0025】また、第1乃至第4のコネクタターミナル
61乃至64を介してイグナイタ8A,8Bが夫々電子
制御ユニットECU及び電源BTに接続されると共に、
接地されている。尚、電子制御ユニットECUはイグナ
イタ8A,8Bに点火信号を供給するもので、その構成
は一般的なものと同様であるので説明は省略する。而し
て、イグナイタ8A,8B内のスイッチングトランジス
タTr1,Tr2によって、電源BTから各一次コイル
12に供給される一次電流が断続されると、各二次コイ
ル22に逆起電力が誘起され30乃至40kvの高電圧
が発生する。この高電圧は図1の二次ターミナル23及
び高圧ターミナル7を介して点火プラグ81乃至84に
出力される。而して、図12に示した二組の点火コイル
1x,1yが並設された従来の装置においては、六個の
コネクタターミナル61乃至66が必要となるのに対
し、本実施形態によれば第1乃至第4のコネクタターミ
ナル61乃至64となり、二つのコネクタターミナルが
省略された形となる。
61乃至64を介してイグナイタ8A,8Bが夫々電子
制御ユニットECU及び電源BTに接続されると共に、
接地されている。尚、電子制御ユニットECUはイグナ
イタ8A,8Bに点火信号を供給するもので、その構成
は一般的なものと同様であるので説明は省略する。而し
て、イグナイタ8A,8B内のスイッチングトランジス
タTr1,Tr2によって、電源BTから各一次コイル
12に供給される一次電流が断続されると、各二次コイ
ル22に逆起電力が誘起され30乃至40kvの高電圧
が発生する。この高電圧は図1の二次ターミナル23及
び高圧ターミナル7を介して点火プラグ81乃至84に
出力される。而して、図12に示した二組の点火コイル
1x,1yが並設された従来の装置においては、六個の
コネクタターミナル61乃至66が必要となるのに対
し、本実施形態によれば第1乃至第4のコネクタターミ
ナル61乃至64となり、二つのコネクタターミナルが
省略された形となる。
【0026】上記の構成になる内燃機関用点火コイル1
においては、第1気筒の点火プラグ81と第4気筒の点
火プラグ84が同時に点火され、第2気筒の点火プラグ
82と第3気筒の点火プラグ83が同時に点火される。
例えば、第1気筒が圧縮工程にあると気筒内部の圧力が
大であるので点火プラグ81は高電圧でも容易に放電し
ないが、第4気筒は排気工程にあって気筒内部の圧力が
大気圧に近いので低電圧で容易に放電し、点火プラグ8
4の抵抗は無視し得る値となり、圧縮工程にある第1気
筒の点火プラグ81に対し略全ての出力高電圧が印加さ
れることになる。而して、点火プラグ81乃至84に対
し、点火コイル1A,1Bによって個別に高電圧が印加
され、各々の電極部に火花放電が生じ、各燃焼室(図示
せず)内の圧縮混合気が着火される。
においては、第1気筒の点火プラグ81と第4気筒の点
火プラグ84が同時に点火され、第2気筒の点火プラグ
82と第3気筒の点火プラグ83が同時に点火される。
例えば、第1気筒が圧縮工程にあると気筒内部の圧力が
大であるので点火プラグ81は高電圧でも容易に放電し
ないが、第4気筒は排気工程にあって気筒内部の圧力が
大気圧に近いので低電圧で容易に放電し、点火プラグ8
4の抵抗は無視し得る値となり、圧縮工程にある第1気
筒の点火プラグ81に対し略全ての出力高電圧が印加さ
れることになる。而して、点火プラグ81乃至84に対
し、点火コイル1A,1Bによって個別に高電圧が印加
され、各々の電極部に火花放電が生じ、各燃焼室(図示
せず)内の圧縮混合気が着火される。
【0027】図13乃至図17は上記内燃機関用点火コ
イル1の各部品を組付手順に従って示したもので、先ず
ケース30は図13及び図14に示すように、全周に外
周壁33が形成されている。ケース30の底面側には、
図4に示す凹部32が形成されるように、中央部に隔壁
34が形成されており、その表面側に二つの凹部33
A,33Bが形成されている。隔壁34の表面には複数
の案内溝(代表して34aで示す)が形成されている。
更に、隔壁35が形成され、イグナイタ8A,8Bを収
容するための凹部30A,30Bが形成されている。
尚、後者の方が深く形成されており、従って図8に示す
ように両者間に段差が形成されている。更に、凹部30
A,30Bの間には複数の仕切壁37が立設されてい
る。
イル1の各部品を組付手順に従って示したもので、先ず
ケース30は図13及び図14に示すように、全周に外
周壁33が形成されている。ケース30の底面側には、
図4に示す凹部32が形成されるように、中央部に隔壁
34が形成されており、その表面側に二つの凹部33
A,33Bが形成されている。隔壁34の表面には複数
の案内溝(代表して34aで示す)が形成されている。
更に、隔壁35が形成され、イグナイタ8A,8Bを収
容するための凹部30A,30Bが形成されている。
尚、後者の方が深く形成されており、従って図8に示す
ように両者間に段差が形成されている。更に、凹部30
A,30Bの間には複数の仕切壁37が立設されてい
る。
【0028】上記のケース30に対し、イグナイタ8
A,8Bが夫々凹部30A,30Bに収容され、イグナ
イタターミナル8A1,8B2等は、夫々隣接する仕切
壁37間に配置される。そして、コネクタ36の複数の
連通孔(図14に、代表して361で表す)の各々にコ
ネクタターミナル61乃至64が圧入されると共に、コ
ネクタターミナル61乃至64の連通孔61a乃至64
aには、夫々イグナイタターミナル8A1,8B2,8
A3及び8B3,8A4及び8B4の先端部が圧入され
る。この後、連通孔61a乃至64a回りが半田接合さ
れる。このとき、目視によって接合部を確認しながら半
田付け作業を行なうことができる。而して、連通孔61
a乃至64a回りで各ターミナルが確実に接合され、し
かもこれらの接合部が仕切壁37によって区画されてい
るので、半田が他の部分に流出することはない。
A,8Bが夫々凹部30A,30Bに収容され、イグナ
イタターミナル8A1,8B2等は、夫々隣接する仕切
壁37間に配置される。そして、コネクタ36の複数の
連通孔(図14に、代表して361で表す)の各々にコ
ネクタターミナル61乃至64が圧入されると共に、コ
ネクタターミナル61乃至64の連通孔61a乃至64
aには、夫々イグナイタターミナル8A1,8B2,8
A3及び8B3,8A4及び8B4の先端部が圧入され
る。この後、連通孔61a乃至64a回りが半田接合さ
れる。このとき、目視によって接合部を確認しながら半
田付け作業を行なうことができる。而して、連通孔61
a乃至64a回りで各ターミナルが確実に接合され、し
かもこれらの接合部が仕切壁37によって区画されてい
るので、半田が他の部分に流出することはない。
【0029】次に、図15に示すように、コア2に一次
ボビン11が一体成形され、このとき配線支持部13が
形成され、これに突起14,15が一体的に形成され
る。また、前述の二次コイルアセンブリ20が形成され
る。そして、一次ボビン11に一次コイル12が巻装さ
れた後、二次ボビン21の中空部内に挿入される。この
状態で、一対の一次コイルアセンブリ10及び二次コイ
ルアセンブリ20が夫々ケース30の凹部33A,33
B内に収容される。このとき、高圧ターミナル7が高圧
コネクタ部31a乃至31d内に挿入され電気的に接続
される。而して、図16に示すように高圧ターミナル7
の凹部に二次ターミナル23が嵌合し電気的に接続され
ると共に、一次コイルアセンブリ10及び二次コイルア
センブリ20がケース30内に保持される。
ボビン11が一体成形され、このとき配線支持部13が
形成され、これに突起14,15が一体的に形成され
る。また、前述の二次コイルアセンブリ20が形成され
る。そして、一次ボビン11に一次コイル12が巻装さ
れた後、二次ボビン21の中空部内に挿入される。この
状態で、一対の一次コイルアセンブリ10及び二次コイ
ルアセンブリ20が夫々ケース30の凹部33A,33
B内に収容される。このとき、高圧ターミナル7が高圧
コネクタ部31a乃至31d内に挿入され電気的に接続
される。而して、図16に示すように高圧ターミナル7
の凹部に二次ターミナル23が嵌合し電気的に接続され
ると共に、一次コイルアセンブリ10及び二次コイルア
センブリ20がケース30内に保持される。
【0030】この後、図7及び図8に示すように、一次
コイル12の巻線の端部12a,12bが突起15及び
案内溝34aを介して導出され、夫々イグナイタターミ
ナル8A5,8B5の先端部に巻回された後、半田接合
される。一方、端部12c,12dは突起14及び中央
部の案内溝34aを介して導出され、コネクタターミナ
ル63の先端部の溝に嵌合された後、半田接合される。
そして、ケース30内に合成樹脂が充填され、樹脂部9
(図1)が形成される。
コイル12の巻線の端部12a,12bが突起15及び
案内溝34aを介して導出され、夫々イグナイタターミ
ナル8A5,8B5の先端部に巻回された後、半田接合
される。一方、端部12c,12dは突起14及び中央
部の案内溝34aを介して導出され、コネクタターミナ
ル63の先端部の溝に嵌合された後、半田接合される。
そして、ケース30内に合成樹脂が充填され、樹脂部9
(図1)が形成される。
【0031】図17はE字状外部コアを構成するコア3
を示すものであるが、両側の脚部3a,3bがケース3
0の外側面に当接し、中央の脚部3cが凹部32に収容
されるように装着される。このとき、ケース30の突起
34b(図5、図10及び図14に表れる)にコア3の
孔3eが嵌合され、両側の孔3d,3fもケース30の
突起(図示省略)に嵌合されるので所定の位置に配置さ
れる。換言すれば、図1乃至図3に示すように、両側の
脚部3a,3bと中央の脚部3cとの間の二つの凹部
に、ケース30の凹部33A,33Bを構成する部分が
夫々収容された状態となる。そして、突起34b等の先
端が加熱され、熱かしめされる。尚、コア3は予め図1
3のケース30に装着しておいた後に、各部品を組み込
むこととしてもよい。而して、本実施形態の内燃機関用
点火コイルによれば、組付作業及び配線作業を容易に行
なうことができる。
を示すものであるが、両側の脚部3a,3bがケース3
0の外側面に当接し、中央の脚部3cが凹部32に収容
されるように装着される。このとき、ケース30の突起
34b(図5、図10及び図14に表れる)にコア3の
孔3eが嵌合され、両側の孔3d,3fもケース30の
突起(図示省略)に嵌合されるので所定の位置に配置さ
れる。換言すれば、図1乃至図3に示すように、両側の
脚部3a,3bと中央の脚部3cとの間の二つの凹部
に、ケース30の凹部33A,33Bを構成する部分が
夫々収容された状態となる。そして、突起34b等の先
端が加熱され、熱かしめされる。尚、コア3は予め図1
3のケース30に装着しておいた後に、各部品を組み込
むこととしてもよい。而して、本実施形態の内燃機関用
点火コイルによれば、組付作業及び配線作業を容易に行
なうことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載の効果を奏する。即ち、本発明の内燃機関
用点火コイルにおいては、一対のイグナイタに対し点火
信号を供給する第1及び第2のコネクタターミナルと、
一対の一次コイル及び一対のイグナイタを電源に接続す
る第3のコネクタターミナルと、一対のイグナイタの各
々を接地する第4のコネクタターミナルを備え、第1乃
至第4のコネクタターミナルをケース内で並設するよう
に構成されているので、部品点数が少なく、組付及び配
線が容易であり、小型且つ安価に構成することができ
る。
で以下に記載の効果を奏する。即ち、本発明の内燃機関
用点火コイルにおいては、一対のイグナイタに対し点火
信号を供給する第1及び第2のコネクタターミナルと、
一対の一次コイル及び一対のイグナイタを電源に接続す
る第3のコネクタターミナルと、一対のイグナイタの各
々を接地する第4のコネクタターミナルを備え、第1乃
至第4のコネクタターミナルをケース内で並設するよう
に構成されているので、部品点数が少なく、組付及び配
線が容易であり、小型且つ安価に構成することができ
る。
【0033】また、請求項2に係る内燃機関用点火コイ
ルにおいては、上記に加え、少くとも一つのコネクタタ
ーミナルが連通孔を有すると共に、一対のイグナイタの
少くとも一方がL字状に屈曲したイグナイタターミナル
を有し、該イグナイタターミナルの先端を連通孔に挿通
してコネクタターミナルに接合するように構成されてい
るので、一層配線が容易である。
ルにおいては、上記に加え、少くとも一つのコネクタタ
ーミナルが連通孔を有すると共に、一対のイグナイタの
少くとも一方がL字状に屈曲したイグナイタターミナル
を有し、該イグナイタターミナルの先端を連通孔に挿通
してコネクタターミナルに接合するように構成されてい
るので、一層配線が容易である。
【0034】更に、請求項3に係る内燃機関用点火コイ
ルにおいては、コネクタターミナルの連通孔とイグナイ
タターミナルとの接合部に半田を施すように構成されて
いるので、半田接合が容易であり、確実に接合すること
ができる。
ルにおいては、コネクタターミナルの連通孔とイグナイ
タターミナルとの接合部に半田を施すように構成されて
いるので、半田接合が容易であり、確実に接合すること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの一部断面平面図である。
ルの一部断面平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの正面図である。
ルの正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの背面図である。
ルの背面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの底面図である。
ルの底面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの側面図である。
ルの側面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの部分拡大断面図である。
ルの部分拡大断面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの部分拡大平面図である。
ルの部分拡大平面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの部分拡大断面を示し、図7のA−A線断面図であ
る。
ルの部分拡大断面を示し、図7のA−A線断面図であ
る。
【図9】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コイ
ルの部分拡大断面図である。
ルの部分拡大断面図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コ
イルの拡大断面を示し、図7のB−B線断面図である。
イルの拡大断面を示し、図7のB−B線断面図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る内燃機関用点火コ
イルの要部を示す電気回路図である。
イルの要部を示す電気回路図である。
【図12】従来の内燃機関用点火コイルの要部を示す電
気回路図である。
気回路図である。
【図13】本発明の一実施形態に供するケースの平面図
である。
である。
【図14】本発明の一実施形態におけるイグナイタ及び
コネクタターミナルのケースへの組付状態を示す断面図
である。
コネクタターミナルのケースへの組付状態を示す断面図
である。
【図15】本発明の一実施形態における一次コイルアセ
ンブリの二次コイルアセンブリ及び高圧ターミナルのケ
ースへの組付状態を示す平面図である。
ンブリの二次コイルアセンブリ及び高圧ターミナルのケ
ースへの組付状態を示す平面図である。
【図16】本発明の一実施形態において各部品をケース
内に収容した状態を示す一部断面平面図である。
内に収容した状態を示す一部断面平面図である。
【図17】本発明の一実施形態に供する外部コアの平面
図である。
図である。
1A,1B 点火コイル 2 コア, 2a 本体部, 2b,2c 延出部 3 コア 7 高圧ターミナル 8A,8B イグナイタ 8A1,8A3,8A4,8A5 イグナイタターミナ
ル 8B2,8B3,8B4,8B5 イグナイタターミナ
ル 9 樹脂部 10 一次コイルアセンブリ 11 一次ボビン, 11a,11b 鍔部 12 一次コイル 13 配線支持部, 14 突起, 15 突起 20 二次コイルアセンブリ 21 二次ボビン, 21a 鍔部, 21b 溝 22 二次コイル 23 二次ターミナル 30 ケース 30A,30B 凹部 31a〜31d 高圧コネクタ部 32 凹部 33 外周壁 33A,33B 凹部 34 隔壁 61 第1のコネクタターミナル 62 第2のコネクタターミナル 63 第3のコネクタターミナル 64 第4のコネクタターミナル
ル 8B2,8B3,8B4,8B5 イグナイタターミナ
ル 9 樹脂部 10 一次コイルアセンブリ 11 一次ボビン, 11a,11b 鍔部 12 一次コイル 13 配線支持部, 14 突起, 15 突起 20 二次コイルアセンブリ 21 二次ボビン, 21a 鍔部, 21b 溝 22 二次コイル 23 二次ターミナル 30 ケース 30A,30B 凹部 31a〜31d 高圧コネクタ部 32 凹部 33 外周壁 33A,33B 凹部 34 隔壁 61 第1のコネクタターミナル 62 第2のコネクタターミナル 63 第3のコネクタターミナル 64 第4のコネクタターミナル
Claims (3)
- 【請求項1】 一次コイル及び二次コイルを巻装した少
くとも一対の点火コイルと、前記一次コイルの各々の両
端を接続し点火信号に応じて前記一対の点火コイルに対
する通電を制御する少くとも一対のイグナイタとをケー
ス内に収容し、前記一対のイグナイタ及び前記一対の点
火コイルを夫々電源に接続すると共に接地するコネクタ
を、前記ケースと一体的に形成した内燃機関用点火コイ
ルにおいて、前記コネクタが、前記一対のイグナイタに
対し点火信号を供給する第1及び第2のコネクタターミ
ナルと、前記一対の一次コイル及び前記一対のイグナイ
タを前記電源に接続する第3のコネクタターミナルと、
前記一対のイグナイタの各々を接地する第4のコネクタ
ターミナルを備え、前記第1乃至第4のコネクタターミ
ナルを前記ケース内で並設したことを特徴とする内燃機
関用点火コイル。 - 【請求項2】 前記第1乃至第4のコネクタターミナル
のうち少くとも一つのコネクタターミナルが連通孔を有
すると共に、前記一対のイグナイタの少くとも一方がL
字状に屈曲したイグナイタターミナルを有し、該イグナ
イタターミナルの先端を前記連通孔に挿通して前記コネ
クタターミナルに接合したことを特徴とする請求項1記
載の内燃機関用点火コイル。 - 【請求項3】 前記コネクタターミナルの連通孔と前記
イグナイタターミナルとの接合部に半田を施したことを
特徴とする請求項2記載の内燃機関用点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7291865A JPH09106923A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7291865A JPH09106923A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106923A true JPH09106923A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17774438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7291865A Pending JPH09106923A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09106923A (ja) |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP7291865A patent/JPH09106923A/ja active Pending
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