JPH0910914A - ダイカスト鋳造機の給湯方法 - Google Patents
ダイカスト鋳造機の給湯方法Info
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- JPH0910914A JPH0910914A JP16570095A JP16570095A JPH0910914A JP H0910914 A JPH0910914 A JP H0910914A JP 16570095 A JP16570095 A JP 16570095A JP 16570095 A JP16570095 A JP 16570095A JP H0910914 A JPH0910914 A JP H0910914A
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイマー設定で射出スリーブへの給湯量を制
御するダイカスト鋳造機の給湯方法において、各鋳造サ
イクルでのタイマーの設定時間を適切に調整して給湯量
を安定化でき、更には自動的な調整も容易で全自動運転
も可能とする給湯方法を提供する。 【構成】 各鋳造での金型(D) のキャビティへ(C) への
溶湯(M) の圧入充填時の射出プランジャ(6) のストロー
クを、ストロークセンサー(8) で計測して給湯制御装置
(17)の演算部(17b) に伝え、予め入力した演算パラメー
タに基づいて標準ストローク範囲と比較し、その計測ス
トロークが標準ストローク範囲から外れていれば、その
外れ値の大きさに応じた調整値を演算して、次の鋳造で
のタイマー(17a) の設定時を増減させて給湯する。 【効果】 各鋳造でのタイマー設定時間を適切かつ自動
的に調整して射出スリーブへの給湯量を安定化でき、安
定した鋳造品を効率良く得ることができる。
御するダイカスト鋳造機の給湯方法において、各鋳造サ
イクルでのタイマーの設定時間を適切に調整して給湯量
を安定化でき、更には自動的な調整も容易で全自動運転
も可能とする給湯方法を提供する。 【構成】 各鋳造での金型(D) のキャビティへ(C) への
溶湯(M) の圧入充填時の射出プランジャ(6) のストロー
クを、ストロークセンサー(8) で計測して給湯制御装置
(17)の演算部(17b) に伝え、予め入力した演算パラメー
タに基づいて標準ストローク範囲と比較し、その計測ス
トロークが標準ストローク範囲から外れていれば、その
外れ値の大きさに応じた調整値を演算して、次の鋳造で
のタイマー(17a) の設定時を増減させて給湯する。 【効果】 各鋳造でのタイマー設定時間を適切かつ自動
的に調整して射出スリーブへの給湯量を安定化でき、安
定した鋳造品を効率良く得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽合金等の鋳造に用い
られるダイカスト鋳造機の給湯方法に関し、特にタイマ
ーによる設定時間のもとで給湯量を制御するコールドチ
ャンバー方式のダイカスト鋳造機の給湯方法に関する。
られるダイカスト鋳造機の給湯方法に関し、特にタイマ
ーによる設定時間のもとで給湯量を制御するコールドチ
ャンバー方式のダイカスト鋳造機の給湯方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、コールドチャンバ方式の
ダイカスト鋳造機は、金型キャビティに溶湯を圧入充填
することにより複雑な形状の鋳造品を寸法精度良く量産
できることから、軽合金や樹脂部材等の製造に広く用い
られている。また、各種の鋳造機が用いられているが、
これらダイカスト鋳造機は、基本的構成として、金型を
取り付ける固定および移動ダイプレート、金型の開閉型
締め機構および溶湯を金型キャビティに圧入充填するた
めの射出機構からなる鋳造機本体と、給湯炉の溶湯を射
出機構に給湯する給湯装置とを備えてなる。
ダイカスト鋳造機は、金型キャビティに溶湯を圧入充填
することにより複雑な形状の鋳造品を寸法精度良く量産
できることから、軽合金や樹脂部材等の製造に広く用い
られている。また、各種の鋳造機が用いられているが、
これらダイカスト鋳造機は、基本的構成として、金型を
取り付ける固定および移動ダイプレート、金型の開閉型
締め機構および溶湯を金型キャビティに圧入充填するた
めの射出機構からなる鋳造機本体と、給湯炉の溶湯を射
出機構に給湯する給湯装置とを備えてなる。
【0003】また、射出機構に溶湯を供給する方法にも
種々あるが、近年では、連続鋳造が効率良く行え、かつ
鋳造品質の向上が図れることより、溶湯圧送手段を有す
る出湯室を給湯管を介して射出機構の射出スリーブに接
続し、該出湯室から溶湯を直接に射出スリーブに給湯す
る方法が広く採用されている。一方、溶湯の圧送方法と
しては、電磁ポンプによる電磁圧送方式と、出湯室に加
圧ガスを送入して内圧を高めることで溶湯を圧送する加
圧給湯方式とが代表的であるが、加圧給湯方式による給
湯方法では、予め外部のタイマーで設定した時間、ない
しは予め設定した圧力に達するまで出湯室に加圧ガスを
送入することで、射出スリーブへの給湯量を制御してい
る。この種の鋳造機の代表1例である立形ダイカスト鋳
造機の概要構成を〔図3〕に示す。
種々あるが、近年では、連続鋳造が効率良く行え、かつ
鋳造品質の向上が図れることより、溶湯圧送手段を有す
る出湯室を給湯管を介して射出機構の射出スリーブに接
続し、該出湯室から溶湯を直接に射出スリーブに給湯す
る方法が広く採用されている。一方、溶湯の圧送方法と
しては、電磁ポンプによる電磁圧送方式と、出湯室に加
圧ガスを送入して内圧を高めることで溶湯を圧送する加
圧給湯方式とが代表的であるが、加圧給湯方式による給
湯方法では、予め外部のタイマーで設定した時間、ない
しは予め設定した圧力に達するまで出湯室に加圧ガスを
送入することで、射出スリーブへの給湯量を制御してい
る。この種の鋳造機の代表1例である立形ダイカスト鋳
造機の概要構成を〔図3〕に示す。
【0004】〔図3〕に示す立形ダイカスト鋳造機にお
いて、金型(D) は目的とする鋳造品の形状に対応するキ
ャビティ(C) を有する対の移動金型(D1)と固定金型(D2)
から構成されると共に、その移動金型(D1)が、鋳造機本
体(1) の型締シリンダ(2) によって昇降させられる移動
ダイプレート(3) に取り付けられ、該鋳造機本体(1)の
固定ダイプレート(4) に取り付けられた固定金型(D2)に
対して開放および閉め切り可能とされている。
いて、金型(D) は目的とする鋳造品の形状に対応するキ
ャビティ(C) を有する対の移動金型(D1)と固定金型(D2)
から構成されると共に、その移動金型(D1)が、鋳造機本
体(1) の型締シリンダ(2) によって昇降させられる移動
ダイプレート(3) に取り付けられ、該鋳造機本体(1)の
固定ダイプレート(4) に取り付けられた固定金型(D2)に
対して開放および閉め切り可能とされている。
【0005】また、金型(D) 下方の固定ダイプレート
(4) 内には、先端部を固定金型(D2)に連結されて、該金
型(D) のキャビティ(C) に連通する射出スリーブ(5) が
配設されている。また、射出スリーブ(5) 内には、先端
にプランジヤチップ(6a)を取着した射出プランジヤ(6)
が摺動自由に配されている。一方、射出プランジヤ(6)
は、その下方に配置された射出シリンダ(7) のピストン
ロッド(7a)に連結され、この射出シリンダ(7) によって
射出スリーブ(5) 内を昇降させられる。また、射出スリ
ーブ(5) は、下部側壁に設けた給湯口(5a)を、立ち上が
り部を形成するマウスピース(9a)を先端に有する給湯管
(9) を介して、鋳造機本体(1)の側方に配置された給湯
炉(10)の出湯室(11)に接続されており、この給湯炉(10)
から溶湯(M) を給湯される。
(4) 内には、先端部を固定金型(D2)に連結されて、該金
型(D) のキャビティ(C) に連通する射出スリーブ(5) が
配設されている。また、射出スリーブ(5) 内には、先端
にプランジヤチップ(6a)を取着した射出プランジヤ(6)
が摺動自由に配されている。一方、射出プランジヤ(6)
は、その下方に配置された射出シリンダ(7) のピストン
ロッド(7a)に連結され、この射出シリンダ(7) によって
射出スリーブ(5) 内を昇降させられる。また、射出スリ
ーブ(5) は、下部側壁に設けた給湯口(5a)を、立ち上が
り部を形成するマウスピース(9a)を先端に有する給湯管
(9) を介して、鋳造機本体(1)の側方に配置された給湯
炉(10)の出湯室(11)に接続されており、この給湯炉(10)
から溶湯(M) を給湯される。
【0006】一方、給湯炉(10)は、密閉構造とされた出
湯室(11)と溶湯保持室(12)とを備え、かつ、その出湯室
(11)と溶湯保持室(12)とは、該出湯室(11)の底壁に設け
られた連通孔(11a) により連通され、また、この連通孔
(11a) は、該出湯室(11)側に配されたシリンダ(14)にて
昇降させられる栓体(13)によって開閉される。そして、
その出湯室(11)の内上部は、流量制御弁(15a) および減
圧弁(15b) を介装した送気管路(15)を介して加圧ガス供
給源(19)に接続されており、この送気管路(15)を介して
導入した加圧ガスによって内部の溶湯(M) 面にガス圧を
かけて、溶湯(M) を射出スリーブ(5) に圧送できるよう
にされている。また、溶湯保持室(12)の内上部も、流量
制御弁(16a) と減圧弁(16b) を介装した送気管路(16)を
介して加圧ガス供給源(19)に接続されており、この送気
管路(16)を介して導入した加圧ガスによって内部に保持
した溶湯(M) 面にガス圧をかけて、出湯室(11)に向けて
溶湯(M) を補給できるようにされている。なお、溶湯保
持室から出湯室へ溶湯を補給するには、上記構成の他
に、溶湯保持室にフロートを配し、そのフロートを上下
させることで、溶湯保持室の溶湯を出湯室へ補給する方
法も広く採用されている。
湯室(11)と溶湯保持室(12)とを備え、かつ、その出湯室
(11)と溶湯保持室(12)とは、該出湯室(11)の底壁に設け
られた連通孔(11a) により連通され、また、この連通孔
(11a) は、該出湯室(11)側に配されたシリンダ(14)にて
昇降させられる栓体(13)によって開閉される。そして、
その出湯室(11)の内上部は、流量制御弁(15a) および減
圧弁(15b) を介装した送気管路(15)を介して加圧ガス供
給源(19)に接続されており、この送気管路(15)を介して
導入した加圧ガスによって内部の溶湯(M) 面にガス圧を
かけて、溶湯(M) を射出スリーブ(5) に圧送できるよう
にされている。また、溶湯保持室(12)の内上部も、流量
制御弁(16a) と減圧弁(16b) を介装した送気管路(16)を
介して加圧ガス供給源(19)に接続されており、この送気
管路(16)を介して導入した加圧ガスによって内部に保持
した溶湯(M) 面にガス圧をかけて、出湯室(11)に向けて
溶湯(M) を補給できるようにされている。なお、溶湯保
持室から出湯室へ溶湯を補給するには、上記構成の他
に、溶湯保持室にフロートを配し、そのフロートを上下
させることで、溶湯保持室の溶湯を出湯室へ補給する方
法も広く採用されている。
【0007】また、送気管路(15),(16) の流量制御弁(1
5a),(16a) は、それぞれ給湯制御装置(20)に接続され、
この給湯制御装置(20)の指令によって開閉を制御され
る。一方、給湯制御装置(20)は、出湯室(11)側の流量制
御弁(15a) の閉塞時点を定めるタイマー(20a) を備えて
おり、そのタイマー(20a) に予め設定された設定時間の
もとで出湯室(11)に加圧ガスを送給させ、それにより出
湯室(11)の圧力を高めて、射出スリーブ(5) への給湯量
を制御する構成とされている。更に、この給湯制御装置
(20)は、出湯室(11)に配設された圧力計(21)にも接続さ
れており、この圧力計(21)の検出値により流量制御弁(1
5a) の開度を調整して出湯室(11)内の圧力を制御できる
ようにされている。
5a),(16a) は、それぞれ給湯制御装置(20)に接続され、
この給湯制御装置(20)の指令によって開閉を制御され
る。一方、給湯制御装置(20)は、出湯室(11)側の流量制
御弁(15a) の閉塞時点を定めるタイマー(20a) を備えて
おり、そのタイマー(20a) に予め設定された設定時間の
もとで出湯室(11)に加圧ガスを送給させ、それにより出
湯室(11)の圧力を高めて、射出スリーブ(5) への給湯量
を制御する構成とされている。更に、この給湯制御装置
(20)は、出湯室(11)に配設された圧力計(21)にも接続さ
れており、この圧力計(21)の検出値により流量制御弁(1
5a) の開度を調整して出湯室(11)内の圧力を制御できる
ようにされている。
【0008】このダイカスト鋳造機では、〔図3〕に示
すように、移動金型(D1)と固定金型(D2)とを閉め切り、
かつ、射出スリーブ(5) 内のプランジヤチップ(6a)を、
上端面が給湯口(5a)下端と略同高さとなる基準位置に位
置させると共に、出湯室(11)の連通孔(11a) を閉塞した
状態で、給湯制御装置(20)からの指令によって出湯室(1
1)側の送気管路(15)の流量制御弁(15a) を開き、加圧ガ
ス供給源(19)からの加圧ガスを出湯室(11)に送入して内
圧を高め、内部の溶湯(M) 面に所定のガス圧をかけて射
出スリーブ(5) への給湯を開始する。そして、給湯制御
装置(20)のタイマー(20b) の設定時間のもとで所定量の
溶湯(M) を射出スリーブ(5) に給湯した後、該給湯制御
装置(20)から鋳造機本体(1)の制御装置(図示省略)に
給湯終了信号を伝え、これにより射出プランジヤ(6)を
前進させて先端のプランジヤチップ(6a)で射出スリーブ
(5) の給湯口(5a)を閉塞して、射出スリーブ(5) への給
湯を終了する。これに続いて、射出プランジヤ(6) を更
に上昇させて、給湯された溶湯(M) を金型(D) のキャビ
ティ(C) に圧入充填させて鋳造する。また、プランジヤ
チップ(6a)による給湯口(5a)の閉塞後には、出湯室(11)
圧力を低めてマウスピース(9a)内の溶湯(M) が該給湯口
(5a)から下方に溢流しないように引き戻す。
すように、移動金型(D1)と固定金型(D2)とを閉め切り、
かつ、射出スリーブ(5) 内のプランジヤチップ(6a)を、
上端面が給湯口(5a)下端と略同高さとなる基準位置に位
置させると共に、出湯室(11)の連通孔(11a) を閉塞した
状態で、給湯制御装置(20)からの指令によって出湯室(1
1)側の送気管路(15)の流量制御弁(15a) を開き、加圧ガ
ス供給源(19)からの加圧ガスを出湯室(11)に送入して内
圧を高め、内部の溶湯(M) 面に所定のガス圧をかけて射
出スリーブ(5) への給湯を開始する。そして、給湯制御
装置(20)のタイマー(20b) の設定時間のもとで所定量の
溶湯(M) を射出スリーブ(5) に給湯した後、該給湯制御
装置(20)から鋳造機本体(1)の制御装置(図示省略)に
給湯終了信号を伝え、これにより射出プランジヤ(6)を
前進させて先端のプランジヤチップ(6a)で射出スリーブ
(5) の給湯口(5a)を閉塞して、射出スリーブ(5) への給
湯を終了する。これに続いて、射出プランジヤ(6) を更
に上昇させて、給湯された溶湯(M) を金型(D) のキャビ
ティ(C) に圧入充填させて鋳造する。また、プランジヤ
チップ(6a)による給湯口(5a)の閉塞後には、出湯室(11)
圧力を低めてマウスピース(9a)内の溶湯(M) が該給湯口
(5a)から下方に溢流しないように引き戻す。
【0009】ここで、上記溶湯圧入過程において、射出
スリーブ(5) およびキャビティ(C)内の気体は、溶湯(M)
に押されて金型(D) のガス抜き間隙から外部に排出さ
れ、一方、溶湯(M) は、極小さな間隙とされたガス抜き
間隙の入側で凝固して外部への噴出を阻止されてキャビ
ティ(C) 内に充満し、これにより射出プランジヤ(6)が
設定押圧力に達して上昇を停止する。そしてキャビティ
(C) 内の溶湯(M) が凝固すると移動金型(D1)が開放さ
れ、続いて射出プランジヤ(6) が更に上昇して鋳造品を
固定金型(D2)から引き離した後に基準位置に下降復帰
し、1サイクルの鋳造が終了する。
スリーブ(5) およびキャビティ(C)内の気体は、溶湯(M)
に押されて金型(D) のガス抜き間隙から外部に排出さ
れ、一方、溶湯(M) は、極小さな間隙とされたガス抜き
間隙の入側で凝固して外部への噴出を阻止されてキャビ
ティ(C) 内に充満し、これにより射出プランジヤ(6)が
設定押圧力に達して上昇を停止する。そしてキャビティ
(C) 内の溶湯(M) が凝固すると移動金型(D1)が開放さ
れ、続いて射出プランジヤ(6) が更に上昇して鋳造品を
固定金型(D2)から引き離した後に基準位置に下降復帰
し、1サイクルの鋳造が終了する。
【0010】なお、上記ダイカスト鋳造機では、タイマ
ーの設定時間によって給湯量を制御するが、前述の出湯
室圧力により給湯量を制御する方法では、出湯室に配設
した圧力計により給湯時の出湯室内圧力を測定し、その
測定圧力が、予め設定された設定圧力、すなわち射出ス
リーブ内の溶湯ヘッド圧力から算定された圧力に達する
と、該出湯室への加圧ガスの送入を停止すると共に、射
出プランジヤを前進させて先端のプランジヤチップで射
出スリーブの給湯口を閉塞して、射出スリーブへの給湯
を終了し、続いて、上記と同手順にて1サイクルの鋳造
を終了する。
ーの設定時間によって給湯量を制御するが、前述の出湯
室圧力により給湯量を制御する方法では、出湯室に配設
した圧力計により給湯時の出湯室内圧力を測定し、その
測定圧力が、予め設定された設定圧力、すなわち射出ス
リーブ内の溶湯ヘッド圧力から算定された圧力に達する
と、該出湯室への加圧ガスの送入を停止すると共に、射
出プランジヤを前進させて先端のプランジヤチップで射
出スリーブの給湯口を閉塞して、射出スリーブへの給湯
を終了し、続いて、上記と同手順にて1サイクルの鋳造
を終了する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のダ
イカスト鋳造機の給湯方法では、予めタイマー設定した
設定時間、ないしは予め設定された設定圧力によって各
鋳造サイクルでの給湯量を定めるので、一連の鋳造を効
率良く行えるものの、その連続的な鋳造の過程で給湯量
にバラツキが生じ、そのままでは鋳造品に欠肉等の欠陥
をもたらすため、その設定時間や設定圧力の調整を頻繁
に行わなければならず、これが全自動運転の適用に対す
る大きな阻害要因となっている。すなわち、給湯管を介
して出湯室から溶湯を射出スリーブに給湯する上記従来
のダイカスト鋳造機の給湯方法では、一連の鋳造を連続
して行うと、射出スリーブへの給湯経路を構成する給湯
管内および給湯口、特に各鋳造サイクル毎に大気に連通
される給湯口に溶湯の酸化物が付着し、それらの流路抵
抗が増大するため、同一の設定時間での溶湯流量が変動
して給湯量にバラツキが生じる。更にまた、給湯経路の
流路抵抗の増大に加えて、金型のガス抜き間隙に、溶湯
の凝固物や潤滑剤等が付着し、給湯時における射出スリ
ーブの背圧が増大することがあり、これがため同一の設
定圧力での溶湯流量が変動して給湯量にバラツキが生じ
る。そのため、上記従来の給湯方法では、射出スリーブ
への給湯量を一定の範囲内に維持するには、各鋳造サイ
クル毎の給湯量を確認して、前者ではタイマーの設定時
間を、後者では設定圧力を変更調整することが必要とな
り、オペレータの負荷が高くなり、かつ、これが原因し
て全自動運転が困難となる。ここで、一連の鋳造におけ
る給湯量の変動を見越して、タイマーの設定時間ないし
は設定圧力を大きく設定することが考えられるが、この
場合、各鋳造品の溶湯圧入部に不要な余肉を付すことに
なるので、その除去に余分な工程が必要となるだけでな
く、製品歩留りを低下させるので実用に適さない。
イカスト鋳造機の給湯方法では、予めタイマー設定した
設定時間、ないしは予め設定された設定圧力によって各
鋳造サイクルでの給湯量を定めるので、一連の鋳造を効
率良く行えるものの、その連続的な鋳造の過程で給湯量
にバラツキが生じ、そのままでは鋳造品に欠肉等の欠陥
をもたらすため、その設定時間や設定圧力の調整を頻繁
に行わなければならず、これが全自動運転の適用に対す
る大きな阻害要因となっている。すなわち、給湯管を介
して出湯室から溶湯を射出スリーブに給湯する上記従来
のダイカスト鋳造機の給湯方法では、一連の鋳造を連続
して行うと、射出スリーブへの給湯経路を構成する給湯
管内および給湯口、特に各鋳造サイクル毎に大気に連通
される給湯口に溶湯の酸化物が付着し、それらの流路抵
抗が増大するため、同一の設定時間での溶湯流量が変動
して給湯量にバラツキが生じる。更にまた、給湯経路の
流路抵抗の増大に加えて、金型のガス抜き間隙に、溶湯
の凝固物や潤滑剤等が付着し、給湯時における射出スリ
ーブの背圧が増大することがあり、これがため同一の設
定圧力での溶湯流量が変動して給湯量にバラツキが生じ
る。そのため、上記従来の給湯方法では、射出スリーブ
への給湯量を一定の範囲内に維持するには、各鋳造サイ
クル毎の給湯量を確認して、前者ではタイマーの設定時
間を、後者では設定圧力を変更調整することが必要とな
り、オペレータの負荷が高くなり、かつ、これが原因し
て全自動運転が困難となる。ここで、一連の鋳造におけ
る給湯量の変動を見越して、タイマーの設定時間ないし
は設定圧力を大きく設定することが考えられるが、この
場合、各鋳造品の溶湯圧入部に不要な余肉を付すことに
なるので、その除去に余分な工程が必要となるだけでな
く、製品歩留りを低下させるので実用に適さない。
【0012】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたもので、タイマー設定により射出スリ
ーブへの給湯量を制御する給湯方法において、各鋳造サ
イクルでのタイマーの設定時間を適切に調整して射出ス
リーブへの給湯量を安定化することができ、更には、設
定時間の自動的な調整も容易で全自動運転も可能とする
ダイカスト鋳造機の給湯方法を提供することを目的とす
る。
るためになされたもので、タイマー設定により射出スリ
ーブへの給湯量を制御する給湯方法において、各鋳造サ
イクルでのタイマーの設定時間を適切に調整して射出ス
リーブへの給湯量を安定化することができ、更には、設
定時間の自動的な調整も容易で全自動運転も可能とする
ダイカスト鋳造機の給湯方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成とされている。すなわち、本
発明に係るダイカスト鋳造機の給湯方法は、金型のキャ
ビティに連通し、該金型キャビティに溶湯を圧入する射
出プランジヤを備えた射出スリーブと、溶湯を圧送する
ための加圧手段を有し、給湯管を介して射出スリーブの
給湯口に接続された出湯室とを備え、前記加圧手段の制
御部に装備したタイマーによる設定時間のもとで出湯室
の圧力を高めて、該出湯室内の溶湯を射出スリーブに給
湯し、射出プランジヤによって金型キャビティに圧入充
填させて鋳造するダイカスト鋳造機において、各鋳造の
圧入充填時における前記射出プランジヤのストロークを
測定すると共に、その測定ストローク値を予め範囲をも
って設定された基準ストロークと比較し、該測定ストロ
ーク値が基準ストローク範囲から外れていれば、その外
れ値の大きさに応じて、次の鋳造での前記タイマーの設
定時間を増減させて給湯することを特徴とする。
めに、本発明は以下の構成とされている。すなわち、本
発明に係るダイカスト鋳造機の給湯方法は、金型のキャ
ビティに連通し、該金型キャビティに溶湯を圧入する射
出プランジヤを備えた射出スリーブと、溶湯を圧送する
ための加圧手段を有し、給湯管を介して射出スリーブの
給湯口に接続された出湯室とを備え、前記加圧手段の制
御部に装備したタイマーによる設定時間のもとで出湯室
の圧力を高めて、該出湯室内の溶湯を射出スリーブに給
湯し、射出プランジヤによって金型キャビティに圧入充
填させて鋳造するダイカスト鋳造機において、各鋳造の
圧入充填時における前記射出プランジヤのストロークを
測定すると共に、その測定ストローク値を予め範囲をも
って設定された基準ストロークと比較し、該測定ストロ
ーク値が基準ストローク範囲から外れていれば、その外
れ値の大きさに応じて、次の鋳造での前記タイマーの設
定時間を増減させて給湯することを特徴とする。
【0014】
【作用】射出スリーブに給湯した溶湯を、該射出スリー
ブの射出プランジヤによって金型キャビティに圧入充填
して鋳造するするダイカスト鋳造機において、同一金型
での溶湯圧入充填の完了時における射出プランジヤの前
進限は、該射出スリーブに給湯された溶湯量によって定
まる。従って、射出スリーブへの給湯量が変動すると、
それに対応して圧入充填時の射出プランジヤのストロー
クが変化する。ここで、本発明の給湯方法では、各鋳造
の圧入充填時における前記射出プランジヤのストローク
を測定すると共に、その測定ストローク値を予め範囲を
もって設定された基準ストロークと比較し、該測定スト
ローク値が基準ストローク範囲から外れていれば、その
外れ値の大きさに応じて、次の鋳造での前記タイマーの
設定時間を増減させて給湯するので、一連の鋳造を行う
過程で、給湯管内および給湯口に溶湯の酸化物が付着し
て流路抵抗が増大し、射出スリーブへの単位時間当たり
の溶湯流量に変動が生じても、その変動に対応して次の
鋳造でのタイマーの設定時間を調整し、射出スリーブへ
の給湯量を安定させることができる。更にまた、出湯室
の加圧手段の制御部に演算機能を保有させ、その演算部
に予め設定した基準ストローク範囲および演算パラメー
タを記憶させると共に、該演算部で測定ストローク値と
基準ストローク範囲と比較し、プログラムに基づいて次
の鋳造でのタイマーの設定時間の調整値を演算させる等
の、実施容易な手段を講じることで、各鋳造サイクルで
のタイマーの設定時間を自動的に調整して給湯量を安定
化することができる。
ブの射出プランジヤによって金型キャビティに圧入充填
して鋳造するするダイカスト鋳造機において、同一金型
での溶湯圧入充填の完了時における射出プランジヤの前
進限は、該射出スリーブに給湯された溶湯量によって定
まる。従って、射出スリーブへの給湯量が変動すると、
それに対応して圧入充填時の射出プランジヤのストロー
クが変化する。ここで、本発明の給湯方法では、各鋳造
の圧入充填時における前記射出プランジヤのストローク
を測定すると共に、その測定ストローク値を予め範囲を
もって設定された基準ストロークと比較し、該測定スト
ローク値が基準ストローク範囲から外れていれば、その
外れ値の大きさに応じて、次の鋳造での前記タイマーの
設定時間を増減させて給湯するので、一連の鋳造を行う
過程で、給湯管内および給湯口に溶湯の酸化物が付着し
て流路抵抗が増大し、射出スリーブへの単位時間当たり
の溶湯流量に変動が生じても、その変動に対応して次の
鋳造でのタイマーの設定時間を調整し、射出スリーブへ
の給湯量を安定させることができる。更にまた、出湯室
の加圧手段の制御部に演算機能を保有させ、その演算部
に予め設定した基準ストローク範囲および演算パラメー
タを記憶させると共に、該演算部で測定ストローク値と
基準ストローク範囲と比較し、プログラムに基づいて次
の鋳造でのタイマーの設定時間の調整値を演算させる等
の、実施容易な手段を講じることで、各鋳造サイクルで
のタイマーの設定時間を自動的に調整して給湯量を安定
化することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。〔図1〕は本発明の給湯方法の1実施例に用いた
立形ダイカスト鋳造機の概要構成を一部を切欠いて示す
正面図である。なお、本実施例の立形ダイカスト鋳造機
は、、給湯制御系の構成が一部異なる点を除いて、〔図
3〕に示した立形ダイカスト鋳造機と同様であるので、
ここでは〔図3〕と等価な各部には同符号を付してその
説明を省略するものとする。
する。〔図1〕は本発明の給湯方法の1実施例に用いた
立形ダイカスト鋳造機の概要構成を一部を切欠いて示す
正面図である。なお、本実施例の立形ダイカスト鋳造機
は、、給湯制御系の構成が一部異なる点を除いて、〔図
3〕に示した立形ダイカスト鋳造機と同様であるので、
ここでは〔図3〕と等価な各部には同符号を付してその
説明を省略するものとする。
【0016】〔図1〕において、(8) はストロークセン
サーであって、このストロークセンサー(8) は、射出プ
ランジヤ(6) の下部側方に配設されると共に、給湯炉(1
1)の給湯制御装置(17)に接続され、射出プランジヤ(6)
の直線移動量を計測し、その測定値を電気信号として給
湯制御装置(17)に伝えるものとされている。
サーであって、このストロークセンサー(8) は、射出プ
ランジヤ(6) の下部側方に配設されると共に、給湯炉(1
1)の給湯制御装置(17)に接続され、射出プランジヤ(6)
の直線移動量を計測し、その測定値を電気信号として給
湯制御装置(17)に伝えるものとされている。
【0017】一方、給湯制御装置(17)は、給湯炉(10)の
出湯室(11)および溶湯保持室(12)に加圧ガス供給源(19)
からの加圧ガスを送給する送気管路(15),(16) の流量制
御弁(15a),(16a) に接続され、その指令によって、それ
ら流量制御弁(15a),(16a) の開閉を制御するものとされ
ている。また、この給湯制御装置(17)は、出湯室(12)側
の流量制御弁(16a) の閉塞時点を定めるタイマー(17a)
と、予め範囲をもって設定された射出プランジヤ(6) の
基準ストロークと演算パラメータを記憶すると共に、セ
ンサー(8) から伝えられた射出プランジヤ(6) の測定ス
トローク値と基準ストローク範囲とを比較し、プログラ
ムに基づいてタイマー(17a) の設定時間の調整値を演算
する演算部(17b)とを備えている。更にまた、この給湯
制御装置(17)は、出湯室(11)に配設されたレベル計(18)
にも接続されており、該レベル計(18)で出湯室(11)内の
溶湯(M) 量を検出して該出湯室(11)への溶湯(M) の補給
量を制御できるようにされている。
出湯室(11)および溶湯保持室(12)に加圧ガス供給源(19)
からの加圧ガスを送給する送気管路(15),(16) の流量制
御弁(15a),(16a) に接続され、その指令によって、それ
ら流量制御弁(15a),(16a) の開閉を制御するものとされ
ている。また、この給湯制御装置(17)は、出湯室(12)側
の流量制御弁(16a) の閉塞時点を定めるタイマー(17a)
と、予め範囲をもって設定された射出プランジヤ(6) の
基準ストロークと演算パラメータを記憶すると共に、セ
ンサー(8) から伝えられた射出プランジヤ(6) の測定ス
トローク値と基準ストローク範囲とを比較し、プログラ
ムに基づいてタイマー(17a) の設定時間の調整値を演算
する演算部(17b)とを備えている。更にまた、この給湯
制御装置(17)は、出湯室(11)に配設されたレベル計(18)
にも接続されており、該レベル計(18)で出湯室(11)内の
溶湯(M) 量を検出して該出湯室(11)への溶湯(M) の補給
量を制御できるようにされている。
【0018】上記構成の本実施例のダイカスト鋳造機で
は、〔図3〕により述べた手順と同様な手順にて一連の
鋳造を行うのであるが、その運転に先立ち、予め設定さ
れた射出プランジヤ(6) の基準ストローク、タイマー(1
7a) の初期設定時間および上下限設定時間と、下表に示
す演算パラメータを給湯制御装置(17)の演算部(17b)に
入力して記憶させる。
は、〔図3〕により述べた手順と同様な手順にて一連の
鋳造を行うのであるが、その運転に先立ち、予め設定さ
れた射出プランジヤ(6) の基準ストローク、タイマー(1
7a) の初期設定時間および上下限設定時間と、下表に示
す演算パラメータを給湯制御装置(17)の演算部(17b)に
入力して記憶させる。
【0019】
【表1】
【0020】上記〔表1〕のS1〜S6は、射出プランジヤ
(6) のストロークであって、これらはS1<S2<S3<S4<
S5<S6の関係にあり、かつS3〜S4の範囲が基準ストロー
ク範囲である。また、C1〜C6は、1以上の整数からなる
重み回数である。なお、本実施例では、〔表1〕のタイ
マ調整値は−0.3(s)〜+0.3(s)の固定値としているが、
この値をパラメータ入力としても良く、また 1/10(s)単
位でなく1/100(s)単位としても良い。
(6) のストロークであって、これらはS1<S2<S3<S4<
S5<S6の関係にあり、かつS3〜S4の範囲が基準ストロー
ク範囲である。また、C1〜C6は、1以上の整数からなる
重み回数である。なお、本実施例では、〔表1〕のタイ
マ調整値は−0.3(s)〜+0.3(s)の固定値としているが、
この値をパラメータ入力としても良く、また 1/10(s)単
位でなく1/100(s)単位としても良い。
【0021】そして、運転開始時には、給湯制御装置(1
7)のタイマー(17a) は初期設定時間に設定し、溶湯(M)
を出湯室(11)から射出スリーブ(5) へ給湯し、その溶湯
(M)を射出プランジヤ(6) で金型(D) のキャビティ(C)
に圧入充填して第1サイクルの鋳造を行うが、続く各鋳
造サイクルにおいては、溶湯(M) の圧入充填完了時の射
出プランジヤ(6) のストロークをストロークセンサー
(8) によって測定し、その測定ストローク値から次の鋳
造でのタイマー(17a) の設定時間を調整して、射出スリ
ーブ(5) への給湯量を制御する。
7)のタイマー(17a) は初期設定時間に設定し、溶湯(M)
を出湯室(11)から射出スリーブ(5) へ給湯し、その溶湯
(M)を射出プランジヤ(6) で金型(D) のキャビティ(C)
に圧入充填して第1サイクルの鋳造を行うが、続く各鋳
造サイクルにおいては、溶湯(M) の圧入充填完了時の射
出プランジヤ(6) のストロークをストロークセンサー
(8) によって測定し、その測定ストローク値から次の鋳
造でのタイマー(17a) の設定時間を調整して、射出スリ
ーブ(5) への給湯量を制御する。
【0022】ここで、本実施例では、測定した射出プラ
ンジヤ(6) の測定ストローク値(S0)を給湯制御装置(17)
の演算部(17b) に取込み、前記演算パラメータに基づい
て、基準ストローク範囲(S3〜S4)と比較し、〔図2〕
の演算フロー図に示すように、該測定ストローク値(S0)
が基準ストローク範囲(S3〜S4)内にあれば、これをタ
イマー(17a) に伝えて、次の鋳造でのタイマー(17a) の
設定時間を初期設定時間のままとして次の鋳造を継続
し、また、基準ストローク範囲(S3〜S4)から外れてい
れば、重み回数(C1 〜C6) に基づいて演算し、その結果
により置き換えた設定時間(T0)をタイマー(17a) に伝え
て、これにより次の鋳造での設定時間を変更調整して、
各鋳造サイクルにおける射出スリーブ(5) への給湯量を
制御する。
ンジヤ(6) の測定ストローク値(S0)を給湯制御装置(17)
の演算部(17b) に取込み、前記演算パラメータに基づい
て、基準ストローク範囲(S3〜S4)と比較し、〔図2〕
の演算フロー図に示すように、該測定ストローク値(S0)
が基準ストローク範囲(S3〜S4)内にあれば、これをタ
イマー(17a) に伝えて、次の鋳造でのタイマー(17a) の
設定時間を初期設定時間のままとして次の鋳造を継続
し、また、基準ストローク範囲(S3〜S4)から外れてい
れば、重み回数(C1 〜C6) に基づいて演算し、その結果
により置き換えた設定時間(T0)をタイマー(17a) に伝え
て、これにより次の鋳造での設定時間を変更調整して、
各鋳造サイクルにおける射出スリーブ(5) への給湯量を
制御する。
【0023】これを〔図2〕の (a)図のフローにより説
明すると、測定ストローク値(S0)が基準ストローク範囲
(S3〜S4)から外れてS0>S4の関係にある場合、その測
定ストローク値(S0)が、S0>S4と連続してなった回数を
N4、S0>S5と連続してなった回数をN5、S0>S6と連続し
てなった回数をN6であると、N4≧C4となった時に、次の
鋳造での設定時間(T0)は前回の値から0.1(s)増加させた
時間、N5≧C5となった時に0.2(s)増加させた時間、N6≧
C6となった時に0.3(s)増加させた時間となる。(但し、
その時間増加の優先順位は、0.1(s)<0.2(s)<0.3(s)と
なる。) また、例えば初期設定時間がやや過剰であったり、一連
の鋳造の過程で酸化物等で狭窄されていた溶湯経路が何
らかの理由で復元したりして、測定ストローク値(S0)が
基準ストローク範囲(S3〜S4)から低く外れてS0<S3の
関係となった場合、その測定ストローク値(S0)が、S0<
S3と連続してなった回数をN3、S0<S2と連続してなった
回数をN2、S0<S1と連続してなった回数をN1であると、
N3≧C3となった時に、次の鋳造での設定時間(T0)は前回
の値から0.1(s)減少させた時間、N2≧C2となった時に0.
2(s)減少させた時間、N1≧C1となった時に0.3(s)減少さ
せた時間となる。(但し、その時間減少の優先順位は、
0.1(s)<0.2(s)<0.3(s)となる。また、S0が一度でも上
記条件を外れた場合は、上記のN1〜N3は各々0にリセッ
トされる。)
明すると、測定ストローク値(S0)が基準ストローク範囲
(S3〜S4)から外れてS0>S4の関係にある場合、その測
定ストローク値(S0)が、S0>S4と連続してなった回数を
N4、S0>S5と連続してなった回数をN5、S0>S6と連続し
てなった回数をN6であると、N4≧C4となった時に、次の
鋳造での設定時間(T0)は前回の値から0.1(s)増加させた
時間、N5≧C5となった時に0.2(s)増加させた時間、N6≧
C6となった時に0.3(s)増加させた時間となる。(但し、
その時間増加の優先順位は、0.1(s)<0.2(s)<0.3(s)と
なる。) また、例えば初期設定時間がやや過剰であったり、一連
の鋳造の過程で酸化物等で狭窄されていた溶湯経路が何
らかの理由で復元したりして、測定ストローク値(S0)が
基準ストローク範囲(S3〜S4)から低く外れてS0<S3の
関係となった場合、その測定ストローク値(S0)が、S0<
S3と連続してなった回数をN3、S0<S2と連続してなった
回数をN2、S0<S1と連続してなった回数をN1であると、
N3≧C3となった時に、次の鋳造での設定時間(T0)は前回
の値から0.1(s)減少させた時間、N2≧C2となった時に0.
2(s)減少させた時間、N1≧C1となった時に0.3(s)減少さ
せた時間となる。(但し、その時間減少の優先順位は、
0.1(s)<0.2(s)<0.3(s)となる。また、S0が一度でも上
記条件を外れた場合は、上記のN1〜N3は各々0にリセッ
トされる。)
【0024】これを (b)図により説明すると、射出スリ
ーブ(5) への給湯量が所期範囲よりも少なくて、溶湯
(M) の圧入充填完了時の射出プランジヤ(6) の測定スト
ローク値(S0)が、基準ストローク範囲(S3〜S4)の上限
以上の値(S4〜S6)であると、次の鋳造でのタイマーの
設定時間(T0)を延長し、また、給湯量が所期範囲よりも
大きくて、測定ストローク値(S0)が基準ストローク範囲
(S3〜S4)の下限以下の値(S3〜S1)であると、設定時
間(T0)を延長させて、各鋳造での射出プランジヤ(6) の
測定ストローク値(S0)が、基準ストローク範囲(S3〜S
4)内の値となるように、つまり射出スリーブ(5) への
給湯量が所期範囲内になるように制御する。
ーブ(5) への給湯量が所期範囲よりも少なくて、溶湯
(M) の圧入充填完了時の射出プランジヤ(6) の測定スト
ローク値(S0)が、基準ストローク範囲(S3〜S4)の上限
以上の値(S4〜S6)であると、次の鋳造でのタイマーの
設定時間(T0)を延長し、また、給湯量が所期範囲よりも
大きくて、測定ストローク値(S0)が基準ストローク範囲
(S3〜S4)の下限以下の値(S3〜S1)であると、設定時
間(T0)を延長させて、各鋳造での射出プランジヤ(6) の
測定ストローク値(S0)が、基準ストローク範囲(S3〜S
4)内の値となるように、つまり射出スリーブ(5) への
給湯量が所期範囲内になるように制御する。
【0025】一方、演算された設定時間(T0)が、記憶さ
せた上下限値以上になると、該演算部(17b) からアラー
ムが出され、自動運転はサイクル停止となり、この場合
には、射出スリーブ(5) への給湯経路を構成する給湯管
(9) および給湯口(5a)を中心とする各部の点検・整備を
行った後に運転が再開される。
せた上下限値以上になると、該演算部(17b) からアラー
ムが出され、自動運転はサイクル停止となり、この場合
には、射出スリーブ(5) への給湯経路を構成する給湯管
(9) および給湯口(5a)を中心とする各部の点検・整備を
行った後に運転が再開される。
【0026】このようにして給湯する本実施例では、一
連の鋳造を行う過程で、給湯管(9)内および給湯口(5a)
に溶湯(M) の酸化物が付着して流路抵抗が増大し、射出
スリーブ(5) への単位時間当たりの溶湯流量に変動が生
じても、その変動に対応して各鋳造サイクルでのタイマ
ー(17a) の設定時間を自動的かつ適切に調整し、射出ス
リーブへ(M) の給湯量を安定させることができ、よって
全自動運転のもとで安定した品質の鋳造品を効率良く得
ることができる。
連の鋳造を行う過程で、給湯管(9)内および給湯口(5a)
に溶湯(M) の酸化物が付着して流路抵抗が増大し、射出
スリーブ(5) への単位時間当たりの溶湯流量に変動が生
じても、その変動に対応して各鋳造サイクルでのタイマ
ー(17a) の設定時間を自動的かつ適切に調整し、射出ス
リーブへ(M) の給湯量を安定させることができ、よって
全自動運転のもとで安定した品質の鋳造品を効率良く得
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係るダイ
カスト鋳造機の給湯方法によれば、各鋳造サイクルでの
タイマーの設定時間を適切に調整して射出スリーブへの
給湯量を安定化することができ、更には、各鋳造サイク
ルでのタイマーの設定時間の自動的な調整も容易で全自
動運転も可能となり、よって安定した品質の鋳造品を効
率良く得ることができる。
カスト鋳造機の給湯方法によれば、各鋳造サイクルでの
タイマーの設定時間を適切に調整して射出スリーブへの
給湯量を安定化することができ、更には、各鋳造サイク
ルでのタイマーの設定時間の自動的な調整も容易で全自
動運転も可能となり、よって安定した品質の鋳造品を効
率良く得ることができる。
【図1】本発明の給湯方法の1実施例に用いた立形ダイ
カスト鋳造機の概要構成を一部を切欠いて示す正面図で
ある。
カスト鋳造機の概要構成を一部を切欠いて示す正面図で
ある。
【図2】本発明の実施例に関わる給湯量制御の説明図で
あって、 (a)図はタイマー設定時間の補正値の演算フロ
ー、 (b)図はタイマー調整による射出プランジヤのスト
ローク制御の説明図である。
あって、 (a)図はタイマー設定時間の補正値の演算フロ
ー、 (b)図はタイマー調整による射出プランジヤのスト
ローク制御の説明図である。
【図3】従来の立形ダイカスト鋳造機の概要構成を一部
を切欠いて示す正面図である。
を切欠いて示す正面図である。
(1) --鋳造機本体、(2) --型締シリンダ、(3) --移動ダ
イプレート、(4) --固定ダイプレート、(5) --射出スリ
ーブ、(5a)--給湯口、(6) --射出プランジヤ、(6a)--プ
ランジヤチップ、(7) --射出シリンダ、(7a)--ピストン
ロッド、(8) --ストロークセンサー、(9a)--マウスピー
ス、(9) --給湯管、(10)--給湯炉、(11)--出湯室、(11
a) --連通孔、(12)--溶湯保持室、(13)--栓体、(14)--
シリンダ、(15)--送気管路、(15a) --流量制御弁、(15
b) --減圧弁、(16)--送気管路、(16a) --流量制御弁、
(16b) --減圧弁、(17)--給湯制御装置、(17a) --タイマ
ー、(17b) --演算部、(18)--レベル計、(19)--加圧ガス
供給源、(D) --金型、(D1)--移動金型、(D2)--固定金
型、(C) --キャビティ、(M) --溶湯。
イプレート、(4) --固定ダイプレート、(5) --射出スリ
ーブ、(5a)--給湯口、(6) --射出プランジヤ、(6a)--プ
ランジヤチップ、(7) --射出シリンダ、(7a)--ピストン
ロッド、(8) --ストロークセンサー、(9a)--マウスピー
ス、(9) --給湯管、(10)--給湯炉、(11)--出湯室、(11
a) --連通孔、(12)--溶湯保持室、(13)--栓体、(14)--
シリンダ、(15)--送気管路、(15a) --流量制御弁、(15
b) --減圧弁、(16)--送気管路、(16a) --流量制御弁、
(16b) --減圧弁、(17)--給湯制御装置、(17a) --タイマ
ー、(17b) --演算部、(18)--レベル計、(19)--加圧ガス
供給源、(D) --金型、(D1)--移動金型、(D2)--固定金
型、(C) --キャビティ、(M) --溶湯。
Claims (1)
- 【請求項1】 金型のキャビティに連通し、該金型キャ
ビティに溶湯を圧入する射出プランジヤを備えた射出ス
リーブと、溶湯を圧送するための加圧手段を有し、給湯
管を介して射出スリーブの給湯口に接続された出湯室と
を備え、前記加圧手段の制御部に装備したタイマーによ
る設定時間のもとで出湯室の圧力を高めて、該出湯室内
の溶湯を射出スリーブに給湯し、射出プランジヤによっ
て金型キャビティに圧入充填させて鋳造するダイカスト
鋳造機において、各鋳造の圧入充填時における前記射出
プランジヤのストロークを測定すると共に、その測定ス
トローク値を予め範囲をもって設定された基準ストロー
クと比較し、該測定ストローク値が基準ストローク範囲
から外れていれば、その外れ値の大きさに応じて、次の
鋳造での前記タイマーの設定時間を増減させて給湯する
ことを特徴とするダイカスト鋳造機の給湯方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570095A JPH0910914A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ダイカスト鋳造機の給湯方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570095A JPH0910914A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ダイカスト鋳造機の給湯方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910914A true JPH0910914A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15817397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16570095A Withdrawn JPH0910914A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ダイカスト鋳造機の給湯方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910914A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103624236A (zh) * | 2013-09-16 | 2014-03-12 | 华南理工大学 | 一种挤压铸造定量浇注装置及方法 |
| CN113766982A (zh) * | 2019-05-17 | 2021-12-07 | 芝浦机械株式会社 | 压铸机 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16570095A patent/JPH0910914A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103624236A (zh) * | 2013-09-16 | 2014-03-12 | 华南理工大学 | 一种挤压铸造定量浇注装置及方法 |
| CN103624236B (zh) * | 2013-09-16 | 2017-02-08 | 华南理工大学 | 一种挤压铸造定量浇注装置及方法 |
| CN113766982A (zh) * | 2019-05-17 | 2021-12-07 | 芝浦机械株式会社 | 压铸机 |
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