JPH09110948A - ビニルエステル樹脂組成物及び硬化物 - Google Patents

ビニルエステル樹脂組成物及び硬化物

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JPH09110948A
JPH09110948A JP8225931A JP22593196A JPH09110948A JP H09110948 A JPH09110948 A JP H09110948A JP 8225931 A JP8225931 A JP 8225931A JP 22593196 A JP22593196 A JP 22593196A JP H09110948 A JPH09110948 A JP H09110948A
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ester resin
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浩也 奥村
Toshiaki Uchida
俊明 内田
Koichi Akiyama
浩一 秋山
Kenichi Morita
憲一 森多
Koji Shibata
孝司 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビニルエステル樹脂硬化物は、その優れた耐熱
性、耐食性、靭性、耐煮沸性、光沢、透明性等により、
多くの分野で使用されている。しかしこのビニルエステ
ル樹脂は末端にカルボキシル基をもたないので、アルカ
リ土類金属酸化物で増粘させることができず、加熱、加
圧成形が困難である。また、注型成形の場合も分子内の
二重結合の濃度が低いため硬化に時間がかかり生産性が
低く、硬化物の耐煮沸性も劣る。 【解決手段】本発明においては、ビニルエステル樹脂に
イソシアネート成分を反応させより高分子化することに
より、架橋密度を高くして硬化物の生産性、耐煮沸性を
向上させるとともに、ウレタン変性ビニルエステル樹脂
にさらに酸を付加させることにより、樹脂の増粘も容易
にし、且つビニルエステル樹脂が本来有している上記の
優れた外観、物性を備えた硬化物を与える樹脂組成物を
得るに至った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なビニルエステ
ル樹脂組成物及びその硬化物に関するものであり、より
詳細には生産効率がよく、耐熱性、靭性、耐食性、耐水
性、耐煮沸性、光沢、透明性等に優れたビニルエステル
樹脂組成物及びその硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】ビニルエステル樹脂硬化物は、耐熱性、
耐食性、靭性、耐煮沸性、光沢、透明性等に優れ、近年
種々の分野で使用されてきている。しかし、例えば樹脂
組成物を加熱加圧法によって成形するためには、まず、
何らかの方法で樹脂を増粘させる必要があるが、ビニル
エステル系樹脂は末端にカルボキシル基を有していない
ため、例えば、特公昭40−273号に開示されている
ような酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属酸化物を
使用した増粘法を取ることが出来ない。そこで増粘に関
与する官能基をもたないビニルエステル系樹脂と、増粘
に関与するカルボキシル基を有する不飽和ポリエステル
系樹脂等を混合することにより樹脂に増粘性を付与し、
加熱加圧成形する方法も知られている(特開平4−23
818号)が、この方法によれば本来相溶性が良くない
ビニルエステル系樹脂と不飽和ポリエステル系樹脂の系
中での分離傾向が強く、また増粘に関与しない低分子量
のビニルエステル系樹脂を多量に含有させた場合には、
充分な増粘が得られない。さらに系中の相分離に影響さ
れ、ビニルエステル系樹脂が本来有する上記の特徴が発
現されにくい。また、末端にカルボキシル基を含有する
ビニルエステル系樹脂も知られてはいるが、このタイプ
のビニルエステル系樹脂では分子量が不足し、充分な増
粘性が発揮されない。以上の理由から、加熱加圧成形法
により、該樹脂本来の上記特徴を有する硬化物を与える
ビニルエステル系樹脂はまだ得られていない。一方、注
型成形法についてはすでに一部の用途でビニルエステル
系樹脂が使用されてきているが、1分子中に含まれる二
重結合数が限られたものであるため、あまり架橋度を上
げることが出来ず、従って硬化に時間がかかり、生産効
率を低下させている。さらに低架橋度であるため、ビニ
ルエステル系樹脂の特徴である耐熱性も充分に発現され
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、注型成
形法では低粘度でありながら高い架橋度を得、加熱加圧
成形法においてはアルカリ土類金属酸化物による増粘が
可能であり、しかも何れの場合においても、樹脂を硬化
させて得られる硬化物が、耐熱性、耐食性、耐水性、靭
性、耐煮沸性、光沢、透明性等に優れるビニルエステル
系樹脂を求めて鋭意研究を重ねた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そして本発明者らは、従
来から知られているビニルエステル樹脂にイソシアネー
ト成分を反応させてより高分子量化することにより、注
型成形時の課題を克服し、さらに高分子化したウレタン
変性ビニルエステル樹脂中に存在する水酸基に多塩基性
酸を付加させることにより加熱加圧成形時の問題点を解
決するに至った。すなわち、本発明は、(1)ウレタン
変性ビニルエステル樹脂(A)または(A)中に存在す
る水酸基の一部または全部に多塩基酸無水物(B)を付
加させて得られるウレタン変性酸付加ビニルエステル樹
脂(A′)と、分子内に少なくとも1個の二重結合を有
する反応性単量体(C)を含有してなり、(A)が1分
子内に平均1.2個以上のエポキシ基を有するエポキシ
樹脂(D)に不飽和一塩基酸(E)を付加させて得られ
るビニルエステル樹脂(F)及び/または1分子内に1
個の水酸基を有する(メタ)アクリレート(G)と1分
子内に平均1.5個以上のイソシアネート基を有するポ
リイソシアネート成分(H)を、(H)成分中のイソシ
アネート基と(F)および(G)中の合計水酸基の当量
比が0.01〜1.2になるように反応させて得られたも
のであることを特徴とするビニルエステル樹脂組成物、
(2)(D)が1分子内に1.5〜3個のエポキシ基を
有するものである前記(1)記載のビニルエステル樹脂
組成物、(3)(D)におけるエポキシ基がグリシジル
基である前記(1)記載のビニルエステル樹脂組成物、
(4)(D)がビスフェノール系エポキシ樹脂である前
記(1)記載のビニルエステル樹脂組成物、(5)
(H)が1分子内に平均2〜3.5個のイソシアネート
基を有するものである前記(1)記載のビニルエステル
樹脂組成物、(6)(E)がアクリル酸またはメタクリ
ル酸である前記(1)記載のビニルエステル樹脂組成
物、(7)(G)が、ヒドロキシメチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート又はグリセリンジ
(メタ)アクリレートである前記(1)記載のビニルエ
ステル樹脂組成物、(8)さらにビニルエステル樹脂組
成物100重量部に対し0.1〜5.0重量部の硬化触媒
および0.01〜10.0重量部内部離型剤、0〜400
重量部の充填剤等の添加剤を含んでなる前記(1)記載
のビニルエステル樹脂組成物、(9)さらにビニルエス
テル樹脂組成物100重量部に対し0.1〜5.0重量部
の硬化触媒、0.01〜10.0重量部の内部離型剤、0
〜400重量部の充填剤等の添加剤を含んでなる請求項
1記載のビニルエステル樹脂組成物を0.2〜10重量
部の増粘剤とともにガラス繊維に含浸させ、増粘させた
シート状又はバルク状樹脂組成物、および(10)前記
(8)または(9)の樹脂組成物を硬化させた硬化物、
である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、まずエポキシ
基を有するエポキシ樹脂(D)に不飽和一塩基性酸
(E)を反応させてビニルエステル樹脂(F)を得る。
この反応に用いるエポキシ樹脂(D)としては、ビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック、クレ
ゾールノボラックなどに代表されるノボラック型エポキ
シ樹脂、脂肪族型、脂環式、単環式エポキシ樹脂、アミ
ン型エポキシ樹脂、共重合型エポキシ樹脂等を使用する
ことができる。ビスフェノール型エポキシ樹脂として
は、分子内に2個のグリシジル基を有するビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂、たとえば東都化成(株)製のエポ
トートYD128、 YD011、YD014、YD0
17、YD901、YD904、油化シェルエポキシ
(株)製のエピコート828、1001、1004、1
007、住友化学(株)製のELA128、ESA01
1、ESA014、ESA017など、分子内に2個の
グリシジル基を有するビスフェノールF型エポキシ樹
脂、たとえば東都化成(株)製のエポトートYDF17
0、YDF2001、油化シェルエポキシ(株)製のエ
ピコート807など、分子内に2個のグリシジル基を有
するビスフェノールS型エポキシ樹脂、たとえば、日本
化薬(株)製のEBPSー300など、分子内に2個の
グリシジル基を有する臭素化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、たとえば、東都化成(株)製のエポトートYD
B400、YDB406、YDB412、油化シェルエ
ポキシ(株)製のエピコート5050、5051、住友
化学(株)製のスミエポキシELB240、ELB25
0などを挙げることができる。フェノールノボラック型
エポキシ樹脂としては、たとえば、東都化成(株)製の
エポトートYDPN 638、油化シェルエポキシ
(株)製のエピコート152、154、日本化薬(株)
製のEPPN201、BREN等を挙げることができ
る。
【0006】クレゾールノボラック型エポキシ樹脂とし
ては、たとえば、東都化成(株)製のエポトートYDC
N701、YDCN702、YDCN703、YDCN
704、住友化学(株)製のスミエポキシESCN19
5HH、220HH等を挙げることができる。脂肪族型
エポキシ樹脂としては、分子内に2個のグリシジル基を
有する水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、たとえ
ば、東都化成(株)製のエポトートST−1000、ST
−3000等、分子内に1〜2個のグリシジル基を有す
るプロピレングリコールポリグリシジルエーテル、分子
内に1〜4個のグリシジル基を有するペンタエリスリト
ールポリグリシジルエーテル等を挙げることができる。
脂環式エポキシ樹脂としては、分子内に2個のエポキシ
基を有するアリサイクリックジエポキシアセタール、ジ
シクロペンタジエンジオキシド、ビニルヘキセンジオキ
シド等を挙げることができる。さらに分子内に1個のエ
ポキシ基を有するエポキシ樹脂としては、ビニルヘキセ
ンモノオキシド、グリシジルメタクリレート等を挙げる
ことができる。単環式エポキシ樹脂としてはレゾルシン
ジグリシジルエーテル、テレフタル酸ジグリシジルエス
テル等が挙げられる。アミン型エポキシ樹脂としては、
分子内に4個のエポキシ基を有するもの、たとえば、東
都化成(株)製のYHー434等を挙げることができ
る。共重合型エポキシ樹脂としては、グリシジルメタク
リレートとスチレンとの共重合体等を挙げることができ
る。これらのエポキシ樹脂は単独でも、混合しても使用
することができる。これらのエポキシ樹脂は、1分子内
に含まれるエポキシ基の数が平均1.2個以上であれば
よいが、平均1.2〜4個のものが好んで用いられ、平
均1.5〜3個のものさらに好ましく用いられる。これ
ら種々の型のエポキシ樹脂の中で、ポリイソシアネート
との反応が制御しやすいビスフェノール型、脂肪族型、
単環式、脂環式エポキシ樹脂を使用することが好まく、
さらに耐食性に優れた骨格を有するビスフェノール型エ
ポキシ樹脂を使用することが特に好ましい。またビスフ
ェノール型エポキシ樹脂には核体数が異なる樹脂がある
が、核体数が5以上となると、樹脂の粘度が高まり、作
業性が悪くなると共に、1分子中の二重結合密度が低く
なり、硬化物の耐熱性に影響がでるので、核体数4以下
のものを使用することが好ましい。
【0007】次に、不飽和一塩基酸(E)としては、た
とえばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、桂皮酸
などの不飽和モノカルボン酸及び二塩基酸無水物と1分
子中に少なくとも1個の不飽和基を有するアルコールと
の反応物等が挙げられる。上記反応物に用いられる二塩
基酸無水物の例としては、たとえば、無水マレイン酸、
無水コハク酸、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸等の脂肪族または芳香族
のジカルボン酸無水物を挙げることができる。不飽和基
を有するアルコールの例としては、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、グリ
セリンジ(メタ)アクリレート等アクリル酸、メタクリ
ル酸と多価アルコールとのエステル化合物が挙げられ
る。 この不飽和一塩基酸(E)としては、耐熱性、耐
食性などの点からC数6以下で、耐熱性が低く、吸水性
が高いエステル基を含まない構造を有するものを使用す
ることが好ましい。さらにアクリル酸、メタクリル酸を
使用することが好ましい。エポキシ樹脂(D)と不飽和
一塩基酸(E)との反応では、エポキシ樹脂(D)のエ
ポキシ基に対する不飽和一塩基酸(E)の当量比が0.
8〜1.2となるように反応させることが好ましく、特
に好ましくは0.9〜1.1である。この反応に際して
は、ビニルエステル樹脂(F)をゲル化させないため重
合禁止剤を添加することが好ましい。本発明で使用され
る重合禁止剤としては、ハイドロキノン、パラベンゾキ
ノン、メチルハイドロキノン、カテコール等の不飽和ポ
リエステル樹脂、ビニルエステル樹脂に従来使用されて
いる重合禁止剤が挙げられる。また(D)と(E)の反
応を定量的に進めるため、ビニルエステル化触媒を使用
することが好ましい。このビニルエステル化触媒として
は、ベンジルジメチルアミンなどの各種3級アミン、ト
リエチルベンジルアンモニウムクロライド等の各種4級
アンモニウム塩、トリフェニルホスフィン等の含リン系
化合物、リチウム、スズを初めとする各種金属塩など従
来用いられているのものが挙げられる。
【0008】本発明におけるビニルエステル樹脂組成物
の製造に使用可能な分子中に1個の水酸基を有する(メ
タ)アクリレート(G)としては、たとえばアクリル酸
またはメタクリル酸などの不飽和モノカルボン酸にエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド、等のモノエポ
キシ化合物を付加させた2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリル酸エステル、さらにグリセリンジ(メタ)
アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アク
リレート等が好ましい例として挙げられる。(F)およ
び/または(G)の系において、系中に含まれるビニル
エステル樹脂(F)に対する(G)の比率が高くなる
と、1分子中に含まれる二重結合数が少なくなり、耐熱
性に劣るため、系中に含まれる(G)の量は50重量%
以下とすることが好ましく、特に耐熱性が要求される分
野では30重量%以下とすることが好ましい。次にビニ
ルエステル樹脂(F)および/または1分子内に1個の
水酸基を有する(メタ)アクリレート(G)に、ポリイ
ソシアネート成分(H)を反応させてウレタン変性ビニ
ルエステル樹脂(A)を得る。ポリイソシアネート成分
(H)としては、従来知られている芳香族ポリイソシア
ネート化合物、及び脂環族、芳香脂肪族を含む脂肪族ポ
リイソシアネート化合物、さらにそれらのポリイソシア
ネート化合物とモノイソシアネート化合物との混合物が
使用できる。このポリイソシアネート化合物の例として
は、たとえば、トリレンジイソシアネート(TDI)、
フェニレンジイソシアネート(PDI)、4,4′−ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)などの芳香
族ポリイソシアネート、たとえば、水添キシリレンジイ
ソシアネート(H6XDI)、イソホロンジイソシアネ
ート(IPDI)、シクロヘキサンジイソシアネート
(CHDI)、水添4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(H12MDI)などの脂環族ポリイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラ
メチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)など
の芳香脂肪族ポリイソシアネート、たとえば1,6−ヘ
キサメチレンジイソシアネート(HDI)などの脂肪族
ポリイソシアネートが挙げられる。またこれらのポリイ
ソシアネート化合物のアロファネート体、ビュレット
体、トリマー体等も好ましい例として挙げられる。また
モノイソシアネート基を有するイソシアネート化合物と
しては、フェニルイソシアネート、イソシアネートエチ
ルメタクリレート、m−イソプロペニル−α、α−ジメ
チルベンジルイソシアネートが好ましい例として挙げら
れる。
【0009】本発明で得られる硬化物は外観、透明度、
色調、耐煮沸性等に優れるため、人造大理石用途にも好
適である。外観が重視される人造大理石用途では、ポリ
イソシアネート類の中でもIPDI、XDI、H6XD
I、TMXDI、H12MDI、HDIなどいわゆる無黄
変性のポリイソシアネートを使用することが好ましい。
ポリイソシアネート成分(H)中の1分子内に含有され
るイソシアネートの平均官能基数は1.5以上であれば
よいが、好ましくは1.5〜4、さらに好ましくは2〜
3.5である。このビニルエステル樹脂(F)および/
または1個の水酸基を有する(メタ)アクリレート
(G)とポリイソシアネート成分(H)の反応において
は、イソシアネート基と水酸基の当量比が通常0.01
〜1.2となる範囲で反応させるが、好ましくは0.1〜
1.2、さらに好ましくは0.3〜1.1の範囲である。
このイソシアネート基と水酸基間の反応を円滑に進める
ためウレタン化触媒を使用することができる。ウレタン
化触媒としては、たとえば自体公知のトリエチルアミン
などの3級アミン、オクタン酸錫、ジブチル錫ジラウレ
ートなどの有機酸塩、および有機金属化合物等が使用可
能である。ウレタン変性ビニルエステル樹脂(A)はそ
のまま反応性単量体(C)と混合してもよいが、さらに
(A)中の水酸基の一部または全部に多塩基性酸無水物
(B)を付加させてウレタン変性酸付加ビニルエステル
樹脂(A′)として(C)と混合することができる。
(A)をアルカリ土類金属の酸化物等で増粘させない場
合は、酸無水物(B)で変性する必要はないが、アルカ
リ土類金属の酸化物等で十分に増粘させる場合は(A)
中の水酸基の10%以上、好ましくは25%以上を酸無
水物と反応させるのがよい。ここで使用される(B)と
しては、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水フタル
酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸など飽和、不飽和ジカルボン酸類の無水物が好まし
い。この(A)と(B)の反応には反応触媒を使用する
のが効果的であり、たとえば3級アミン、4級アンモニ
ウム塩等を使用すると、反応時間を大幅に短縮すること
ができる。反応温度は通常50〜160℃であり、好ま
しくは80〜120℃である。ウレタン変性酸付加ビニ
ルエステル樹脂(A′)の使用は、加熱加圧成型法で酸
化マグネシウム等のアルカリ土類金属酸化物等を使用し
て増粘させたいときに特に有用であるが、同じ加熱加圧
成形法でもイソシアネートで増粘させる場合、また注型
法で成型する場合には必ずしも必要でない。
【0010】このようにして得られた(A)または
(A′)と、反応性単量体(C)(以下ビニルモノマー
ということがある。)が混合される。このビニルモノマ
ーとしてはたとえばアクリル酸、メタクリル酸、イタコ
ン酸、クロトン酸、フマル酸、マレイン酸、無水マレイ
ン酸等の不飽和脂肪酸、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸グリシジル、
(メタ)アクリル酸ドデシル等の不飽和脂肪酸エステ
ル、(メタ)アクロニトリルなどのニトリル類、(メ
タ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリル
アミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、ジエチル
アミノエチル(メタ)アクリルアミド等のアミド類、塩
化ビニル、プロペン、ブテン等の脂肪族ビニル化合物、
スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、p−t
−ブチルスチレン等の芳香族ビニル化合物、ブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン、ペンタジエン等のジエ
ン化合物、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1、4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1、
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の多官能
(メタ)アクリレート類を挙げることができ、これらは
単独にあるいは混合して使用することもできる。ウレタ
ン変性ビニルエステル樹脂(A)またはウレタン変性酸
付加ビニルエステル樹脂(A′)とビニルモノマーの混
合比率は任意に選ぶことができるが、ビニルモノマーの
含有率が10〜80重量%の範囲が好ましく、30〜8
0重量%の範囲がさらに好ましい。この(A)または
(A′)と(C)に加えて、さらにビニルエステル樹脂
(F)を樹脂組成物全体に対し5〜45重量%加えるこ
とにより、硬化物の物質を変えることなく作業性ならび
に生産性を向上させることができる。
【0011】本発明のビニルエステル樹脂組成物は通常
の不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂の硬化
の際に使用される硬化触媒および必要に応じて硬化促進
剤を添加することによって容易に硬化させることができ
る。本発明に使用される硬化触媒としては、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、tーブチルパーオキシベンゾ
エート、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキ
サイド、クメンハイドロパーオキサイド等の有機過酸化
物が挙げられる。硬化触媒の使用量は、ビニルエステル
樹脂組成物100重量部に対して、0.1〜5.0重量部
が好ましく、より好ましくは0.5〜3.0重量部であ
る。硬化促進剤としては、ナフテン酸コバルト、オクタ
ン酸コバルト、ジメチルアニリン、ジエチルアニリン、
アセチルアセトン等が挙げられる。硬化促進剤の使用量
は、ビニルエステル樹脂組成物100重量部に対して、
0.01〜3.0重量部が好ましい。本発明のビニルエス
テル樹脂組成物は、この種の技術において通常用いられ
る充填剤、低収縮化剤、硬化剤、内部離型剤、顔料、増
粘剤、重合禁止剤、繊維強化材等の添加剤を配合し、人
造大理石調成形品その他種々の硬化物を製造することが
できる。充填剤としては、水酸化アルミニウム、ガラス
粉末、炭酸カルシウム、タルク、シリカ、クレー、ガラ
スバルーン等が挙げられる。これらは通常、樹脂組成物
100重量部に対して0〜400重量部配合される。低
収縮化剤としては、飽和ポリエステル、ポリメチルメタ
クリレート、ポリビニルアセテート、架橋ポリスチレ
ン、スチレンーブタジエン(ブロック)共重合体及びそ
の水添品、酢酸ビニルースチレン(ブロック)共重合
体、(メタ)アクリルースチレン(ブロック)共重合体等
を挙げることができ、これらは通常ビニルエステル樹脂
組成物100重量部に対し1〜30重量部用いることが
できる。内部離型剤としては、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウムに代表される金属石鹸や、シリコン
やフッ素系の有機化合物、リン酸系の化合物等を挙げる
ことができ、これらはビニルエステル樹脂組成物100
重量部に対し通常0.01〜10.0重量部使用される。
顔料としては、たとえば酸化チタン、カーボンブラッ
ク、弁柄、フタロシアニンブルー等が挙げられる。
【0012】増粘剤としては、たとえばマグネシウム、
カルシウム等の酸化物または水酸化物が挙げられ、ビニ
ルエステル樹脂100重量部に対し通常0.2〜10重
量部使用される。繊維強化材としては、一般的には直径
約8ー15μで長さが50mm以下のガラス繊維が使用
される。繊維強化材は、通常成形材料全量に対して、1
〜75重量%程度配合される。本発明のビニルエステル
樹脂組成物は、これらの成分を公知の方法にて混練、含
浸することによって、SMC、TMCのようなシート状
またはBMCのようなバルク状の成形材料とすることが
できるが、増粘剤を使用する場合は、混練、含浸後、所
定の温度で所定の時間熟成させた後成形に供される。本
発明のビニルエステル樹脂組成物は、自体公知の加熱加
圧法や注型法により所望の硬化物とすることができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の理解を助けるために、好適な実
施態様について説明する。 実施例1 ビニルエステル樹脂組成物(a)を以下の方法により調
製した。還流管と攪拌装置を備えた2リットル4つ口コ
ルベン中で、ハイドロキノン1.0g、ベンジルジメチ
ルアミン1.0gの存在下、エポキシ樹脂(YD12
8,東都化成(株)製、エポキシ当量187)748g
に、メタクリル酸(三菱ガス化(株)製)344gを添
加し、120℃でエポキシ基を完全に反応させた。その
後、コルベン中の温度を60℃に調節した後、ジブチル
チンジラウレート0.3g、XDI(武田薬品工業
(株)製)188gを添加し、イソシアネート基を完全
に反応させた。次に、100℃で無水コハク酸98gを
添加し、酸無水物を完全に反応させた後、スチレン59
1gを添加して反応を終了させビニルエステル樹脂組成
物(a)を得た。次に、この(a)を加熱加圧法により
成形し、物性を評価した。以下に成形条件を示す。3リ
ットルのニーダーにビニルエステル樹脂組成物(a)1
00g、水酸化アルミニウム(CWL325B、住友化
学(株)製)300g、モノt−ブチルハイドロキノン
(MTBHQ)0.03g、t−ブチルパーオキシベン
ゾエート(パーブチルZ、日本油脂(株)製)0.5
g、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート
(パーブチルO、日本油脂(株)製)0.5g、ステア
リン酸亜鉛(ZNSーP、アデカファインケミカル
(株)製)4gを入れ、良く混練した。次に酸化マグネ
シウム(マグミック、協和化学工業(株)製)1g、架
橋ポリスチレン(スタフィロイドGS103、武田薬品
工業(株)製)5g、ガラスファイバー(長さ1.5m
mのチョップトストランド)10gを添加し十分混練含
浸した。このバルクモールディングコンパウンド(BM
C)をニーダーから取り出し、40℃にて3日間増粘熟
成させた後、300×300×8mmの平型にて、12
0℃、10MPaの条件で7分間保持し、物性測定用平
板を得た。評価結果は〔表1〕に示した。
【0014】実施例2 実施例1中のビニルエステル樹脂組成物(a)の製造
中、メタクリル酸344gをアクリル酸288gとし、
スチレン量を567gとする以外は実施例1と同様にし
てウレタン変性ビニルエステル樹脂組成物(b)を調製
した。水酸化アルミニウム300gを350gとする以
外は実施例1と同様にして物性評価用平板を得た。評価
結果は〔表1〕に示した。 実施例3 実施例1中の(a)100gを(a)50g、(b)5
0gとする以外は実施例1と同様にして物性測定用平板
を得た。評価結果は〔表1〕に示した。 実施例4 実施例1中の(a)100gを(a)30g、(b)7
0gとする以外は実施例1と同様にして物性測定用平板
を得た。評価結果は〔表1〕に示した。 実施例5 実施例1中の(a)100gを(a)80g、(b)2
0gとし、水酸化アルミニウム300gを400gとす
る以外は実施例1と同様にして物性測定用平板を得た。
評価結果は〔表1〕に示した。
【0015】実施例6 実施例1における無水コハク酸98gに代えて、無水テ
トラヒドロフタル酸98gを使用した外はすべて実施例
1と同様にして、ビニルエステル樹脂組成物(c)およ
び物性測定用平板を得た。その測定結果は〔表1〕に示
した。 実施例7 実施例1における無水コハク酸98gに代えて、無水マ
レイン酸98gを使用した以外はすべて実施例1と同様
にして、ビニルエステル樹脂組成物(d)および物性測
定用平板を得た。その結果は〔表1〕に示した。 比較例1 実施例1中の(a)100gに代えてイソフタル酸系不
飽和ポリエステル樹脂組成物(ポリマール6316、武
田薬品工業(株)製)100gを用いた以外は実施例1
と同様にして物性測定用平板を得た。評価結果は〔表
1〕に示した。
【0016】実施例8 還流管と攪拌装置を備えた2リットル4つ口コルベン中
で、ハイドロキノン1.0g、ベンジルジメチルアミン
1.0gの存在下、エポキシ樹脂(YD128、東都化
成(株)製、エポキシ当量187)374gに、メタク
リル酸(三菱ガス化(株)製)172gを添加し、12
0℃でエポキシ基を完全に反応させた。続いてヒドロキ
シエチルメタクリレート(三菱ガス化(株)製)260
gとスチレンモノマー507gを添加し、コルベン中の
温度を60℃に調節した後、ジブチルチンジラウレート
0.3g、XDI(武田薬品工業(株)製)376gを
添加し、イソシアネート基が消失するまで反応を続けビ
ニルエステル樹脂組成物(e)を得た。次に、この樹脂
組成物を注型法により成形し物性を評価した。以下に成
形条件を示す。(e)100gに対して、水酸化アルミ
ニウム(CWL325B,住友化学(株)製)150
g、t−ヘキシルパーオキシ2−エチルヘキサノエート
(パーキュアーHO、日本油脂(株)製)1.5g、ビ
ス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカー
ボネート(パーカドックス16、化薬アクゾ(株)製)
0.5gを加え良く混練した後、真空脱泡した。この樹
脂ペーストを300×300×8mmの平型中にて、7
0℃で20分、90℃でさらに60分加熱し物性評価用
平板を得た。評価結果は〔表2〕に示した。 実施例9 実施例8中、XDI 376gをIPDI 442gと
し、スチレンモノマー量を535gとする以外は実施例
8における(e)の調製法と同様にしてビニルエステル
樹脂組成物(f)を調製した。その後、実施例8と同様
にして物性評価用平板を得た。評価結果は〔表2〕に示
した。 実施例10 実施例8中、(e)100gを、(e)30g、(f)
70gとし、また水酸化アルミニウム量150gを10
0gとする以外は実施例8と同様にして物性評価用平板
を得た。評価結果は〔表2〕に示した。
【比較例2】実施例8中、(e)100gをイソフタル
酸系不飽和ポリエステル樹脂組成物(ポリマール631
6、武田薬品工業(株)製)100gとする以外は実施
例8と同様にして物性評価用平板を得た。 評価結果は
〔表2〕に示した。
【0017】実施例11 還流管と攪拌装置を備えた10リットル4つ口コルベン
中で、ハイドロキノン3.5g、ベンジルジメチルアミ
ン3.0gの存在下、エポキシ樹脂(YD128、東都
化成(株)製、エポキシ当量187)2244gに、メ
タクリル酸(三菱ガス化(株)製)1032gを添加
し、125℃でエポキシ基を完全に反応させた。その後
コルベン中の温度を60℃に調整した後、ジブチルチン
ジラウレート1.0g、TDI(武田薬品工業(株)
製)696gを添加し、イソシアネート基を完全に反応
させた。次に、100℃で無水マレイン酸98gを添加
して反応させ、スチレンモノマー3616gを加え、組
成物(g)を得た。10リットル容器に組成物(g)5
kg、水酸化アルミニウム(CWL325B、住友化学
(株)製)7.5kg、パラベンゾキノン1g、t−ブ
チルパーオキシベンゾエート50g、ステアリン酸亜鉛
(ZNS−P、アデカファインケミカル(株)製)20
0g、10%カーボンブラックトナー(606BLK、
大泰化工(株)製)500gを秤取り、高速ミキサーで
10分間撹拌した。さらに、24%MgOペースト(ポ
リマール増粘剤、武田薬品工業(株)製)を300g加
え、3分間さらに撹拌した。この樹脂組成物を用いて1
インチにカットしたガラスファイバー(S−30 日本
電気硝子製)がSMC中で30重量%を占めるようにS
MCを調製した。このSMCを40℃で3日間増粘熟成
した後、300×300×8mmの平板にて140℃、
10MPaの条件で7分間保持し、物性測定用平板を得
た。 比較例3 実施例11において、組成物(g)5kgに代えて不飽
和ポリエステル樹脂(9305Z、ビスA系不飽和ポリ
エステル樹脂、NV53(武田薬品工業(株)製))5
kgを用いて平板を作成した。評価結果は〔表3〕に示
す。
【0018】
【表1】加熱加圧法 不飽和ポリエステル:イソフタル酸系不飽和ポリエステ
ル樹脂(スチレン含量40重量%)
【0019】
【表2】注型法 不飽和ポリエステル樹脂:イソ系不飽和ポリエステル樹
脂(スチレン含有40%)
【0020】
【表3】 強度保持率:150℃×3000時間後の保持率
【0021】
【発明の効果】本発明のビニルエステル樹脂組成物は、
加熱加圧成型する場合、たとえば酸化マグネシウムなど
のアルカリ土類金属酸化物による増粘性を発現し、また
注型成型においても樹脂粘度を低く保ちながら架橋度を
あげることができるので、生産効率が高く、しかも得ら
れる硬化物は良好な耐熱性、耐食性、耐煮沸性、光沢お
よび増粘性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 18/58 NEK C08G 18/58 NEK 18/67 NFA 18/67 NFA 18/72 NFF 18/72 NFF 59/14 NHB 59/14 NHB C08L 75/14 C08L 75/14 (72)発明者 森多 憲一 神奈川県藤沢市村岡東2丁目26番1号 武 田薬品第一湘南寮内 (72)発明者 柴田 孝司 神奈川県鎌倉市梶原2丁目27番1−401号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウレタン変性ビニルエステル樹脂(A)ま
    たは(A)中に存在する水酸基の一部または全部に多塩
    基酸無水物(B)を付加させて得られるウレタン変性酸
    付加ビニルエステル樹脂(A′)と、分子内に少なくと
    も1個の二重結合を有する反応性単量体(C)を含有し
    てなり、(A)が1分子内に平均1.2個以上のエポキ
    シ基を有するエポキシ樹脂(D)に不飽和一塩基酸
    (E)を付加させて得られるビニルエステル樹脂(F)
    及び/または1分子内に1個の水酸基を有する(メタ)
    アクリレート(G)と1分子内に平均1.5個以上のイ
    ソシアネート基を有するポリイソシアネート成分(H)
    を、(H)成分中のイソシアネート基と(F)および
    (G)中の合計水酸基の当量比が0.01〜1.2になる
    ように反応させて得られたものであることを特徴とする
    ビニルエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(D)が1分子内に1.5〜3個のエポキ
    シ基を有するものである請求項1記載のビニルエステル
    樹脂組成物。
  3. 【請求項3】(D)におけるエポキシ基がグリシジル基
    である請求項1記載のビニルエステル樹脂組成物。
  4. 【請求項4】(D)がビスフェノール系エポキシ樹脂で
    ある請求項1記載のビニルエステル樹脂組成物。
  5. 【請求項5】(H)が1分子内に平均2〜3.5個のイ
    ソシアネート基を有するものである請求項1記載のビニ
    ルエステル樹脂組成物。
  6. 【請求項6】(E)がアクリル酸またはメタクリル酸で
    ある請求項1記載のビニルエステル樹脂組成物。
  7. 【請求項7】(G)が、ヒドロキシメチル(メタ)アク
    リレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
    ドロキシプロピル(メタ)アクリレート又はグリセリン
    ジ(メタ)アクリレートである請求項1記載のビニルエ
    ステル樹脂組成物。
  8. 【請求項8】さらにビニルエステル樹脂組成物100重
    量部に対し0.1〜5.0重量部の硬化触媒および0.0
    1〜10.0重量部内部離型剤、0〜400重量部の充
    填剤等の添加剤を含んでなる請求項1記載のビニルエス
    テル樹脂組成物。
  9. 【請求項9】さらにビニルエステル樹脂組成物100重
    量部に対し0.1〜5.0重量部の硬化触媒、0.01〜
    10.0重量部の内部離型剤、0〜400重量部の充填
    剤等の添加剤を含んでなる請求項1記載のビニルエステ
    ル樹脂組成物を0.2〜10重量部の増粘剤とともにガ
    ラス繊維に含浸させ、増粘させたシート状又はバルク状
    樹脂組成物。
  10. 【請求項10】請求項8または9の樹脂組成物を硬化さ
    せた硬化物。
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