JPH09123484A - ドットマトリックスプリンターヘッド - Google Patents

ドットマトリックスプリンターヘッド

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Publication number
JPH09123484A
JPH09123484A JP27916595A JP27916595A JPH09123484A JP H09123484 A JPH09123484 A JP H09123484A JP 27916595 A JP27916595 A JP 27916595A JP 27916595 A JP27916595 A JP 27916595A JP H09123484 A JPH09123484 A JP H09123484A
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JP
Japan
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yoke
core
magnetic pole
dot
coil
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Pending
Application number
JP27916595A
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English (en)
Inventor
Kazumi Tanaka
和水 田中
Masanobu Sugiyama
雅庸 杉山
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CHIYUUWA GIKEN KK
Original Assignee
CHIYUUWA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、所望のライン長としたドットマトリ
ックスプリンターヘッドの制作を容易としたドットマト
リックスプリンターヘッドの提供を目的としたものであ
る。 【解決手段】ヨーク部とこのヨーク部に設けた磁極部と
からなるコアーの前記磁極部にコイルを巻回し、このコ
イルに印字信号を付与して作動部材を動作させ、この作
動部材によって印字素子を駆動して記録媒体に印字を行
うドットマトリックスプリンターヘッドにおいて、前記
コアー20を、略コ字状にして磁極片21b(磁極部)
とヨーク片21c(ヨーク部)とを形成したコアー素子
21を、互いに前記磁極部の先端部を反対向としてヨー
ク部を重ね合わせて直線状に配列して形成することによ
り、ライン長を自由に設定できるようにしたドットマト
リックスプリンターヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドットマトリッ
クスプリンターヘッドに関し、特にページプリンターと
して使用できるドットマトリックスプリンターヘッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドットマトリックスプリンターヘ
ッド(以下単にドットヘッドという)は、一般に印字信
号が付与されるコイルが巻回されたマグネットコアーの
磁極により印字素子を駆動して記録紙等の記録媒体に印
字をするものであり、そして、コイルが巻回された磁極
はドットヘッドのケース内に設けたヨークに円形状に配
列するとともに中央部に前記印字素子を配置する構成と
なっている。そして、印字素子が少ない場合はよいとし
ても印字素子の数が増加すると前記磁極も前記印字素子
の数だけ必要となり、これらの磁極をヨークに円形状に
配列しなければならないため、ヨークおよびケースが大
きくなり結果としてドットヘッドが大型化するという問
題がある。また、別体となっている各磁極をヨークに取
り付けなければならず、また、コイルから引き出される
配線を収めるスペースが取れず配線が困難となるという
問題がある。
【0003】そして、前記大型化の問題を解決するよう
にしたドットヘッドとしては、例えば、特公平3−82
67号公報に記載されている。つまり、この公報に記載
されているドットヘッドは、二つのマグネット支持部つ
まり第1のマグネット支持部15と第2のマグネット支
持部16を連結部17で連結してヨーク6を形成し、こ
れら第1のマグネット支持部15と第2のマグネット支
持部16に、それぞれ第1のマグネット7aと第2のマ
グネット7bとを取り付け、これら第1のマグネット7
aと第2のマグネット7bとによって駆動される印字片
10を設けた構成としたものである。このように、上下
方向に互いに離して第1のマグネット支持部15と第2
のマグネット支持部16を設けた前記ヨーク6を複数段
重合してドットヘッドを構成としているため、印字片6
つまり印字素子が多くなったとしても、上記ケース内に
コイルを巻回した磁極を円形状に配列する構成としたも
のに比べて小形化が可能となるものである。
【0004】しかし、上記公報記載のドットヘッドは、
ヨーク6の第1のマグネット支持部15および第2のマ
グネット支持部16にそれぞれ別体に形成した第1のマ
グネット7aおよび第2のマグネット7bの磁極を取り
付ける構造となっていることから、この取り付けが容易
ではなく組立上大きな問題がある。
【0005】また、近年複写形式とした各種伝票等が多
く使用されるようになっており、また、この種伝票等の
サイズはその用途によって種々のサイズとなっており、
このサイズの違いによって印字幅も異なるものである。
これら複写形式の伝票等では、いわゆるサーマルプリン
ターと呼ばれている熱転写式のプリンターは、ノンイン
パクト式であるため複写ができないため使用できず、ど
うしてもドットヘッドを用いたインパクト式プリンター
を使用せざるを得ないものである。
【0006】ところで、前記熱転写式のプリンターに使
用されるヘッドは抵抗体で印字素子を形成しこの抵抗体
に通電して発熱させる構造であるために、この抵抗体つ
まり印字素子をライン状に配列形成することができるこ
とから、いわゆるページプリンターとして用いられるヘ
ッドのライン長を長くすることも可能であるが、インパ
クト式プリンターにおけるドットヘッドは上述したよう
に、印字素子を動作させる磁極とこの磁極に巻回される
コイルを要することから、小型化を図ることが難しく、
また、ページプリンターつまりラインプリンターとして
印字素子をライン状に配列して小型化を図ることはさら
に困難である。
【0007】加えて、上記のように各種サイズにそれぞ
れ合わせたライン長とした印字素子を有するドットヘッ
ドを制作するには、それぞれのライン長としたコアーを
作成するためにそれぞれのライン長つまり磁極数とした
コアーの成型型を作成する等しなければならないという
問題がある。
【0008】このようなことから、この発明の発明者等
は、この発明をするまでの過程において、印字素子をラ
イン状に配列したページプリンター用のドットヘッドの
小型化を図ったものを考案し試作検討した。このドット
ヘッドAを図11ないし図15を参照して説明する。図
11および図12に示すように100はコアーで、この
コアー100は、ヨーク105とこのヨーク105に設
けた磁極111ないし114から構成されている。そし
て、前記ヨーク105は、ケイ素鋼板をプレス加工する
ことにより形成され、中央部に凹状に形成した磁極取付
部101と、この磁極取付部101の両端に垂直に形成
した連結部102、102およびこれら両連結部10
2、102から前記磁極取付部101と平行に両側に延
出して設けた磁極取付部103、104とからなってお
り、そして、前記磁極111ないし114は前記磁極取
付部101および磁極取付部103、104に溶接等に
より、図11に示すようにそれぞれライン方向(図11
において上下方向)に直線状に多数個配列されて設けら
れている。そして、磁極取付部101に設けられた磁極
111および112は図12に示すように連結部102
と平行にしてその先端部を上方に向けて取り付けられ、
また、磁極取付部103および104に設けられた磁極
113および114は連結部102に平行にしてその先
端部を図12において下方に向けて取り付けられてい
る。なお、前記磁極111、112の先端面は磁極取付
部103および104の上面を含む平面と略同一面とな
るように、また、磁極113および114の先端面は前
記磁極取付部101の下面を含む平面と略同面となるよ
うに設定されている。
【0009】また、前記ヨーク105の中央部にはライ
ン方向に沿って形成された細長形状の貫通孔107が形
成されている。そして、前記磁極111・・ないし11
4・・のライン方向つまり前記貫通孔107の長手方向
と直交する方向(図11において左右方向)の配置関係
は、移動自在にかつ密接状態に前記貫通孔107に所定
の順序で配列される後述する印字素子を互いに干渉する
ことがなく駆動できるように、相互にライン方向に僅か
ずつずらして設けられている。
【0010】また、前記磁極取付部101の下面両端部
つまり連結部102との連結箇所近傍位置には同一形状
の係合溝115a、115bが形成されている。また、
同様に前記磁極取付部103および104の上面の内側
部つまり連結部102との連結箇所近傍位置に同一形状
の係合溝116a、116bが形成されている。
【0011】そして、前記各磁極111・・ないし11
4・・には、それぞれ図13および図14に示すように
コイル111a・・ないし114a・・が設けられてい
る。これらコイル111a・・ないし114a・・が設
けられたコアー100を図15に示すように仕切壁12
3および124を介在させて複数個(図5においては3
個)重ね合わせ、図において下面側および上面側にそれ
ぞれ配置した側板121および122によって挾持して
図示しない取付ねじによって一体化してドットヘッドA
は組み立てられている。前記側板121および122に
はそれぞれ中央部に細長形状のガイド孔121a、12
2aが形成され、また、内側には嵌合溝121b、12
2bがライン方向に沿って設けられている。また、前記
仕切壁123、124のそれぞれの表裏面には嵌合溝1
23a、123bおよび124a、124bがそれぞれ
形成されている。
【0012】そして、このドットヘッドAが組み立てら
れる際には、図15に示すように前記各コアー100に
形成した係合溝115aないし116b(図15におい
ては115b、116bのみ図示)に、レバー141な
いし146が取り付けられたアマチュア131ないし1
36を、その一端部に設けた係合突起131aないし1
36aを遊嵌するとともに他端部を各磁極111ないし
114の先端部に位置させて配置し、また、各アマチュ
ア131ないし136の係合突起131aないし136
aの先端部を回動支点として前記他端部が磁極111な
いし114の先端面から小間隙を離間するように付勢す
る弾性部材137を前記側板121、122の嵌合溝1
21b、122bおよび仕切壁123、124の嵌合溝
123aないし124bとレバー141ないし146と
の間に配設する。また、先端部には印字をするためのい
わゆるドット部151が、また、側面に係合溝152が
形成された印字素子150を前記係合溝152に前記各
レバー141ないし146のそれぞれの先端部に係合
(図15では143のみ係合した状態を示す)するとと
もに、前記ガイド孔121aおよびガイド孔122aに
ガイドさせて配置されるものである。なお、前記印字素
子150は薄板から打ち抜いて作られ、板厚方向に配列
して前記ガイド孔121a、122a内に直線状に並べ
て配設されている。
【0013】ドットヘッドAは、上記のように前記磁極
111・・ないし114・・のライン方向と直交する方
向の配置関係を、移動自在にかつ密接して前記貫通孔1
07に配列される印字素子が互いに干渉することなく、
相互にライン方向に僅かずつずらして設けられるととも
に、印字素子150を薄板から形成する構成としたこと
から小形にしたページプリンター用のドットヘッドAと
することができるものである。
【0014】しかし、上記のように構成したドットヘッ
ドAは小形とし、しかもページプリンターとして用いる
ことができるという目的は達成できるものの、次のよう
な問題があることが判明した。
【0015】その一つは、図13および図14に示すよ
うにライン方向に多数配列された磁極111および11
2に巻回されたコイル111a・・および112a・・
に接続される多数のリード線111b・・および112
b・・はこれらコイル111a・・および112a・・
の外周と前記連結部102との間に形成された極めて狭
い間隙に配線しなければならないことから、その配線が
極めて困難であるとともにコイルの数が多くなった場合
には全てのリード線が配線できなくなるという問題であ
り、このことは、コイルの引き出し線を絶縁チューブで
被覆することを要するためその配線は一層困難となるも
のである。また、他の一つは上述したように各種サイズ
の伝票等の印字幅サイズに合わせるために種々のライン
長のコアーを制作しなければならないが、この場合はこ
れら各種のライン長のコアーを制作するためのそれぞれ
の成型型が必要となり、これら成型型の作成等のため高
コスト化となる。さらにヨークと別体となっている磁極
をヨークに取り付けるための工程を要することから作業
工程が増加するとともに高コスト化となる問題である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のド
ットヘッドにおいては、第一に小形化を図ることができ
ないという問題があり、第二には種々のサイズの伝票等
の記録媒体に合わせた印字幅サイズに適用する各種ライ
ン長としたドットヘッドの制作が困難であるという問題
があり、第三には磁極数が多数の場合はコイルのリード
線の配線が困難となり結果としてドットヘッドの小形化
が図れないという問題があり、第四にはヨークと別体と
なっている多数の磁極をヨークに取り付けなければなら
ないという問題がある。また、発明者が試作検討した上
述のドットヘッドにおいても、上記第二問題である種々
のサイズの伝票等の記録媒体に合わせた印字幅サイズに
適用する各種ライン長としたドットヘッドの制作が困難
であるという問題、第三の問題である磁極数が多数の場
合コイルのリード線の配線が困難となるという問題およ
び第四のヨークにヨークと別体となっている多数磁極を
取り付けなければならないという問題がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、請求項1記載の発明は、上記第
一の問題および第二の問題の解決を目的としたものであ
り、ヨーク部とこのヨーク部に設けた磁極部とからなる
コアーの前記磁極部にコイルを巻回し、このコイルに印
字信号を付与して作動部材を動作させ、この作動部材に
よって印字素子を駆動して記録媒体に印字を行うドット
マトリックスプリンターヘッドにおいて、前記コアー
を、略コ字状にして磁極部とヨーク部とを形成したコア
ー素子を、互いに前記磁極部の先端部を反対向としてヨ
ーク部を重ね合わせて直線状に配列して形成したドット
マトリックスプリンターヘッドとしたものであり、ま
た、請求項2記載の発明は、上記第一の問題ないし第三
の問題の解決を目的としたものであり、上記請求項1記
載の発明における、前記コアー素子のヨーク部の先端部
を隣接するコアー素子のヨーク部の基部背面から所定量
突出する方向にずらして配列し、互いに隣接するヨーク
部の基部背面とヨーク部の側面とによりリード線配設部
を形成したドットマトリックスプリンターヘッドとした
ものであり、また、請求項3記載の発明は、上記請求項
1記載の発明および請求項2記載の発明のそれぞれの問
題の解決に加えて上記第四の問題の解決を目的としたも
のであり、上記請求項1記載の発明または請求項2記載
の発明における、コアー素子を磁性鋼板によって磁極部
およびヨーク部を一体にして形成したドットマトリック
スプリンターヘッドとしたものである。
【0018】上記のように構成した請求項1記載の発明
は、種々のサイズの記録媒体の印字幅サイズに合わせた
ライン長のドットマトリックスプリンターヘッドを容易
に作成することができ、また、ドットマトリックスプリ
ンターヘッドの小形化を図ることができるという作用を
有するものである。また、請求項2記載の発明は、請求
項1の作用に加えて磁極数が多数となってもコイルのリ
ード線の配線が容易にできるという作用を有するもので
ある。また、請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明および請求項2記載の発明のそれぞれの作用に加
えてヨークに多数磁極を取り付ける工程をなくすという
作用を有するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の一実施の形態
を図1ないし図10に基づいて説明する。
【0020】図1、図2において1はドットマトリック
スプリンターヘッド(以下単にドットヘッドという)で
あり、このドットヘッド1は、大きくは枠体10、この
枠体10に配設されたコアー20、このコアー20に装
着されたコイル30、印字素子50およびこの印字素子
50を動作させるアマチュア60等から構成されてい
る。
【0021】そして、前記枠体10は、図1、図2に示
すように上下に配設される上側板11、下側板12およ
び左右に配設される側板13、側板14とからなってい
る。前記上側板11には、図1に示すように中央部に紙
面と直交する方向(以下図1において紙面と直交する方
向をライン方向という)に沿って形成された細長形状の
ガイド孔11aが設けられており、また、図2に示すよ
うにねじ孔11bが4個(図2では1個のみ図示)設け
られている。また、下側板12の中央部には図1に示す
ようにライン方向に沿って形成され細長形状のガイド孔
12aが設けられており、図2に示すように前記上側板
11に設けた4個のねじ孔11bに対応して4個(図2
では1個のみ図示)の挿通孔12bが設けられている。
また、上側板11および下側板12の内側には弾性ゴム
で形成された弾性部材Sが収納される収納凹部11c、
12cがライン方向に沿って設けられている。
【0022】つぎに、前記左右側板13および14は同
一形状に形成されており、側板13、14には後述する
仕切壁17、18の端面に当接する当接面13a、14
aが形成され、この当接面13a、14aのそれぞれに
は長方形状の貫通孔13b、14bが形成されるととも
に、この貫通孔13b、14bの両側には前記上側板1
1に形成したねじ孔11bと下側板12に形成した挿通
孔12bに対応した貫通孔13c、14c(14cは不
図示)が形成された側壁13d、14dが形成されてい
る。そして、これら側壁13d、14dのうち両外側に
位置する側壁13d、14dは、前記上側板11と下側
板12を取り付ける際の取付面となっている。
【0023】また、図1に示すように前記左右に配設さ
れる側板13と側板14によって支持された仕切壁17
および18が互いに所定間隔離間させて設けられてお
り、この仕切壁17、18のそれぞれの表裏面にはライ
ン方向に沿って弾性ゴムで形成された弾性部材Sが収納
される収納凹部17a、17bおよび18a、18bが
それぞれ形成されている。
【0024】つぎに、前記コアー20について説明す
る。このコアー20は図4に示すように互いに重ね合わ
れさる複数個のコアー素子21から構成されており、そ
して、このコアー素子21は、ケイ素鋼板等の磁性鋼板
をプレス加工により打ち抜いて形成されたもので、その
形状は図3に示すように、ヨークの一部を構成するとと
もにヨーク基部としての連結部21aの一端側に、磁極
部としての磁極片21bを一体に形成するとともに、他
端側にヨーク部としてのヨーク片21cを磁極片21b
との間に間隙Gを設け先端を同一方向として一体に形成
して略コ字状に形成されている。つまり、コアー素子2
1は略コ字状にして磁極片21bとヨーク片21cとを
形成した形状となっているものである。また、前記ヨー
ク片21cには前記連結部21aとの接合部近傍に固定
用切欠22、22が形成され、また、先端部には支持溝
23が形成されている。
【0025】そして、前記複数のコアー素子21は固定
部材26によって固定されるようになっており、この固
定部材26は、図6に示す固定杆27と図7に示すクサ
ビクリップ28とからなり、前記固定杆27は前記固定
用切欠22、22に嵌合するように角柱状に形成され基
端部には抜け止め用の頭部27aが形成され、また、先
端部の両側に対向して形成された係合溝27bが形成さ
れている。また、クサビクリップ28は略方形状の平板
部材からなり、中央部には前記係合溝27bに係合する
狭小の係止溝28aとこの係止溝28aに連続して形成
された前記固定杆27の先端部を挿通できるように方形
状の挿通孔28bが形成されている。このクサビクリッ
プ28の固定杆27の係合溝27bへの取り付けは、ク
サビクリップ28の挿通孔28bに固定杆27の先端部
を挿通した後、クサビクリップ28を移動させて係止溝
28aを係合溝27bに係合させることにより取り付け
る。
【0026】そして、前記コアー素子21を図4に示す
ように互いに磁極片21bおよびヨーク片21cの先端
を、隣接するコアー素子21の連結部21a側に位置す
るように、つまり互いに磁極側と連結部側とを対向させ
るようにして、隣接するコアー素子21のヨーク片21
cを互いに重ね合わせて直線状に配列つまり積層して、
その配列長つまり積層長が所定長すなわち所定個数とな
るように積層し、これら積層されたコアー素子21を前
記固定用切欠22、22に前記固定部材26の固定杆2
7を挿通して固定することによってコアー20として組
み立てられる。
【0027】つまり、前記コアー素子21を所定の個数
積層した後、前記固定部材26の固定杆27を前記側板
13の各貫通孔13bに挿通して、この固定杆27を前
記ヨーク片21cに形成した固定用切欠22、22内に
嵌合させるとともに、その先端部を前記側板14の貫通
孔14bを貫通させた後クサビクリップ28の挿通孔2
8bを固定杆27の先端部に挿入しついで係止溝28a
を前記先端部に設けた係合溝27bに係合することによ
り、前記積層されたコアー素子21は固定されてコアー
20として組み立てられる。なお、前記コアー素子21
を所定の個数積層して積層状態に固定する方法として
は、積層したコアー素子21のみを別の固定手段であら
かじめ固定してコアー20を形成し、このコアー20を
前記側板13、14で挟持するようにしてもよく、この
場合の固定手段としてはリベット等を用いて固定すれば
よい。
【0028】そして、前記コアー素子21の積層される
個数は、所望のドットヘッドのライン長によって決定さ
れるものであり、この積層するコアー素子21は必要と
するライン長つまりドット数に応じて任意に設定できる
ことから、ドットヘッドのライン長つまりドット数は自
由に定めることができるものである。したがって、ドッ
トヘッドのライン長に応じたそれぞれのコアーを制作す
る成型型等は不要となるものである。
【0029】また、前記コアー素子21は、図4に示す
ように互いに磁極片21bおよびヨーク片21cの先端
を、隣接するコアー素子21の連結部21a側つまりヨ
ーク基部側に位置するようにするとともに、コアー素子
21の連結部21aとこの連結部21aに隣接するコア
ー素子21のヨーク片21cの先端部を前記連結部21
aから所定量つまり所定寸法Lだけ突出する方向にずら
して積層してある。このように所定寸法Lだけずらして
積層することにより連結部21aの背面とこの連結部2
1aに隣接するヨーク片21cの側面とによって図4、
図8に示すようにリード線配設部Rを形成し、このリー
ド線配設部Rに後述するコイル巻線30aの引出線を配
設するようになっており、このことによって、コイル巻
線30aの引出線が極めて容易にできるものである。
【0030】つぎに、前記コアー素子21に形成された
磁極片21bに装着されるコイル30について説明す
る。このコイル30は図5に示すように、異なる形状の
コイルボビン31および36と、これらコイルボビン3
1、36に巻回されるコイル巻線30aとから構成され
ている。そして、前記コイルボビン31には前記磁極片
21bが挿入される方形状の挿入孔32aが形成された
巻枠部32と、この巻枠部32の両端に形成された鍔部
33、34とから構成されており、また、前記鍔部34
には端子台34aが一体に形成され、この端子台34a
には3個の端子35a、35b、35cが設けられてい
る。なお、前記コイルボビン36は端子台34aに端子
35aないし35cが設けられていない点がコイルボビ
ン31と異なるがその他の構成は同一構成であり、同一
部分には同一符号を付して示した。
【0031】そして、前記巻枠部32にはコイル巻線3
0aが巻回され、このコイル巻線の入力ラインとなる一
方の引出線44aの端部が引き出されて前記端子35a
の基部に半田付されて固定され、またコイル巻線30a
の共通ラインとなる他方の引出線44bの端部が引き出
されて前記端子35bの基部に半田付されて固定されて
いる。また、前記コイルボビン36に巻回されたコイル
巻線30aの入力ラインとなる一方の引出線45aの端
部が引き出されて前記コイルボビン31の端子35cの
基部に半田付されて固定され、またコイル巻線30aの
共通ラインとなる他方の引出線45bの端部が引き出さ
れて前記コイルボビン31の端子35bの基部に前記コ
イルボビン31のコイル巻線30aの共通ラインとなる
他方の引出線44bとともに半田付されて固定されてい
る。なお、前記引出線45aおよび45bはそれぞれ絶
縁チューブ46aおよび46bによって被覆されてい
る。
【0032】そして、前記コイルボビン31は、前記コ
アー20を構成する一方側に配列されているコアー素子
21の磁極片21b(図4において先端部が上方に向い
ている磁極片21b)に鍔部34側から挿入されて装着
され、また、コイルボビン36は、コアー20を構成す
る他方側に配列されているコアー素子21の磁極片21
b(図4において先端部が下方に向いている磁極片21
b)に鍔部34側から挿入されて装着され、そして、両
コイルボビン31および36をそれぞれ磁極片21b、
21bに装着した後、図8に示すように前記絶縁チュー
ブ46aおよび46b内に通されて絶縁された引出線4
5aおよび45bを前記コアー素子21の連結部21a
の外側面とこの連結部21aに隣接するコアー素子21
のヨーク片21cとの間に形成された前記リード線配設
部Rに配設されるようになっているため、コイル巻線3
0aの引出線45a、45bつまりリード線の配設が容
易にかつ余裕をもってなされるものである。
【0033】つぎに、印字素子50は薄いケイ素鋼板か
らなり細長い短冊形状に形成され、図1において上端部
および下端部には、前記上側板11および下側板12に
形成したガイド孔11aおよび12aに上下方向に移動
可能にガイドされる幅広のガイド部51、52が形成さ
れ、また、前記下側のガイド部52の先端中央部にドッ
ト状の印字部53が形成されている。また、前記印字素
子50には係合溝54が形成されている。そして、各印
字素子50に形成されている係合溝54の位置は、ライ
ン方向に配列され互いに隣接する印字素子50の係合溝
54に、後述する作動片65の先端が係合した際に、隣
接する作動片65同志が相互に干渉しないように上下方
向にずらした位置に形成されている。
【0034】つぎに、前記アマチュア60はケイ素鋼板
等からなり短冊形状に形成されるとともに一端部を折り
曲げて形成した係合部61が形成され、この係合部61
は図8に示すようにコアー素子21に形成した支持溝2
3に挿入され、その先端部を支点として回動可能となっ
ている。また、前記各アマチュア60の図8において上
面には同じく鋼板等からなる短冊状の作動片65が一体
に取り付けられており、この作動片65の先端部は前記
印字素子50の厚みと略同一幅となるなるように先細に
形成され、この先端部は前記印字素子50の係合溝54
に係合するようになっている。なお、前記作動片65は
図1に示すように外側に位置するコアー素子21の磁極
片21bに対応するものは長く、内側に位置するコアー
素子21の磁極片21bに対応するものは短く形成され
ている。そして、前記アマチュア60と作動体65とで
印字素子50を駆動する作動部材を構成しているもので
ある。なお、アマチュア60の先端部を先細に形成し、
この先端部を直接印字素子50の係合溝54に係合させ
るようにしてもよいものである。
【0035】つぎに、前記コイルボビン31に形成した
端子台34aに設けた端子35aないし35cに接続さ
れるフレキシブル配線基板70について説明する。この
フレキシブル配線基板70は図10に示すように、フレ
キシブル基板71の一端側に共通ライン接続孔72と入
力ライン接続孔74を形成するとともに、これら共通ラ
イン接続孔72および入力ライン接続孔74にそれぞれ
接続してプリント配線された共通ライン73および入力
ライン75とから構成されている。そして、共通ライン
接続孔72を前記端子35bに、また、入力ライン接続
孔74を端子35aおよび35cにそれぞれ挿入するこ
とにより端子35aないし端子35cはフレキシブル配
線基板70に接続されるものである。
【0036】また、このフレキシブル配線基板70のフ
レキシブル基板71の前記共通ライン接続孔72と入力
ライン接続孔74が形成されている部分の裏面には保形
性を有する基板76が設けられており、また、フレキシ
ブル基板71の他端部も同様に裏面には保形性を有する
基板76が設けられており、この他端部は図示しない雌
コネクターに接続される雄コネクター77となってい
る。
【0037】上述のように、コアー素子21の磁極片2
1bおよびヨーク片21cの先端部を隣接するコアー素
子21の連結部21a側に位置させて、所定長つまり所
定個数配列つまり積層し、また、各磁極片21bにコイ
ル30を装着した後、側板13、14間の所定位置に配
設して固定部材26によって固定するとともに、これら
側板13、14を取付ねじ80によって締め付けられる
上側板11および下側板12によって挾持して図1に示
すようにドットヘッド1は組み立てられる。なお、この
組立の際に、印字素子50、作動片65が取り付けられ
たアマチュア60、弾性部材Sが組み込まれる。この弾
性部材Sによって各アマチュア60は係合部61の先端
部を支点として、先端部は磁極片21bの先端面から小
間隙離間するように付勢されており、各コイル巻線30
aに通電つまり印字信号が与えられると、アマチュア6
0が磁極片21bに吸引され、この吸引されるアマチュ
ア60とともに動作する作動片65によって印字素子5
0は駆動されて記録媒体に印字がなされる。そして、組
み立てられたドットヘッド1には前記フレキシブル配線
基板70が接続される。図2において81は取付ねじ8
0を締め付けるときの側板13、14の変形を防止する
スペーサーである。
【0038】上記のようにして組み立てられたドットヘ
ッド1の動作は、従来のドットヘッドと同様である。つ
まり図示しないプリンター装置から前記フレキシブルプ
リント配線基板70を介して印字信号が送られ、この印
字信号に基づいて前記ライン方向に多数配列された各印
字素子50が動作し、伝票等の各種記録媒体に印字がな
されるものてある。
【0039】そして、上記のドットヘッド1は印字素子
50をライン方向に多数配列する構成であるため、いわ
ゆるページプリンター用ドットヘッドとして用いること
ができるものである。また、コアー20はコアー素子2
1を多数ライン方向に積層して配列して構成するもので
あることから、伝票等の記録媒体の各種サイズの異なる
印字幅に応じたライン長つまりドット数に必要な数のコ
アー素子21をライン方向に積層することによりコアー
20の長さを容易に所望のライン長とすることができ、
したがって、所望のライン長のドットヘッドを容易に制
作できるものである。
【0040】また、隣接するコアー素子21を相互にず
らして積層することにより、リード線配設部Rを形成し
このリード線配設部R内に絶縁チューブ46a、46b
で覆われたコイル巻線30aの引出線45a、45bを
配設して配線するようにしたことから、その配線が極め
て容易となるものである。また、前記リード線配設部R
はコイル等から発生する熱を放熱する放熱空間としても
機能することからドットヘッド1のコアー20の冷却が
効果的になされるものであり、このことによってコイル
の巻回数を増加できスペースファクターを上げることが
でき、小型でかつインパクト力の大きなドットヘッドの
作成が可能となるものである。
【0041】また、コアー素子21を連結部21a、磁
極片21bおよびヨーク片21cをケイ素鋼板を打ち抜
いて一体に形成する構成としたため、従来のように別体
の磁極片を個々にヨークに取り付けるという繁雑な取り
付け作業をなくすことができることから組立作業を容易
とすることができる。
【0042】なお、上記実施の形態においてはコアー素
子21を一枚の鋼板で形成することとしたが、これは薄
い鋼板を所定枚数積層して形成するようにしてもよく、
このようにした場合はいわゆる鉄損を減少させることが
できるという利点がある。
【0043】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、種々のサイズの記録媒体の印字幅サイズに合わせ
たライン長のドットマトリックスプリンターヘッドを容
易に作成することができるとともに、ドットマトリック
スプリンターヘッドの小形化を図ることができるという
効果を奏することができるものである。また、請求項2
記載の発明は、請求項1の効果に加えてコイルのリード
線の配線が容易にできるという効果を奏することができ
るものである。また、請求項3記載の発明は、上記請求
項1記載および請求項2記載のそれぞれの発明の作効果
に加えてヨークに多数の磁極を取り付ける工程をなくす
という効果を奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドットマトリックスプリンターヘッド
の実施の形態の正面断面図。
【図2】上記実施の形態のドットマトリックスプリンタ
ーヘッドの一部を断面した側面図。
【図3】上記実施の形態におけるコアー素子の斜視図。
【図4】上記実施の形態におけるコアー素子を積層して
構成したコアーの一部を示す斜視図。
【図5】上記実施の形態におけるコイルの斜視図。
【図6】上記実施の形態における固定部材(固定杆)の
斜視図。
【図7】上記実施の形態における固定部材(クサビクリ
ップ)の斜視図。
【図8】上記実施の形態におけるリード線配設部を示す
図。
【図9】上記実施の形態における接続端子の位置関係を
示す図。
【図10】上記実施の形態におけるフレキシブル配線基
板の平面図。
【図11】試作したドットマトリックスプリンターヘッ
ドのコアーの平面図。
【図12】上記試作のコアーの断面図(図10における
X−X線で断面した図)。
【図13】上記試作のコアーにコイルを装着した状態を
示す平面図。
【図14】上記試作のコアーにコイルを装着した状態の
側面図。
【図15】上記試作したドットマトリックスプリンター
ヘッドの組立て状態の一部を省略した断面図。
【符号の説明】
1 ドットマトリックスプリンターヘッド 20 コアー 21 コアー素子 21a コアー素子の連結部(ヨーク基部) 21b コアー素子の磁極片(磁極部) 21c コアー素子のヨーク片(ヨーク部) 30 コイル 50 印字素子 60 アマチュア(作動部材の一部) 65 作動片(作動部材の一部) R リード線配設部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヨーク部とこのヨーク部に設けた磁極部と
    からなるコアーの前記磁極部にコイルを巻回し、このコ
    イルに印字信号を付与して作動部材を動作させ、この作
    動部材によって印字素子を駆動して記録媒体に印字を行
    うドットマトリックスプリンターヘッドにおいて、前記
    コアーを、略コ字状にして磁極部とヨーク部とを形成し
    たコアー素子を、互いに前記磁極部の先端部を反対向と
    してヨーク部を重ね合わせて直線状に配列して形成した
    ことを特徴とするドットマトリックスプリンターヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】前記コアー素子のヨーク部の先端部を隣接
    するコアー素子のヨーク部の基部背面から所定量突出す
    る方向にずらして配列し、互いに隣接するヨーク部の基
    部背面とヨーク部の側面とによりリード線配設部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のドットマトリック
    スプリンターヘッド。
  3. 【請求項3】前記コアー素子を磁性鋼板によって磁極部
    およびヨーク部を一体にして形成したことを特徴とする
    請求項1または、請求項2記載のドットマトリックスプ
    リンターヘッド。
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