JPH09131538A - ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構 - Google Patents
ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構Info
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- JPH09131538A JPH09131538A JP31468695A JP31468695A JPH09131538A JP H09131538 A JPH09131538 A JP H09131538A JP 31468695 A JP31468695 A JP 31468695A JP 31468695 A JP31468695 A JP 31468695A JP H09131538 A JPH09131538 A JP H09131538A
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- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、トグルブロックの偏摩耗の発生を
防止すると共に、トグルブロックの位置調整を迅速かつ
容易に行うことを課題とする。 【解決手段】 本発明は、上記課題の解決手段として、
スイングジョ−の下端部に一端を連結したトグルプレ−
トの他端を支持するトグルブロックを、機械フレ−ムに
対向して配した一対の上部支持材と、同じく対向して配
した一対の下部支持材とで挟持して構成したトグルブロ
ックの前進後退の位置調整機構において、前記上部支持
材か下部支持材の一方あるいは両方と前記トグルブロッ
クとの間に弾性体を介在させ、トグルブロックに外力を
加える手段によりスライド可能に構成したことを特徴と
する、ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機
構を提供するものである。
防止すると共に、トグルブロックの位置調整を迅速かつ
容易に行うことを課題とする。 【解決手段】 本発明は、上記課題の解決手段として、
スイングジョ−の下端部に一端を連結したトグルプレ−
トの他端を支持するトグルブロックを、機械フレ−ムに
対向して配した一対の上部支持材と、同じく対向して配
した一対の下部支持材とで挟持して構成したトグルブロ
ックの前進後退の位置調整機構において、前記上部支持
材か下部支持材の一方あるいは両方と前記トグルブロッ
クとの間に弾性体を介在させ、トグルブロックに外力を
加える手段によりスライド可能に構成したことを特徴と
する、ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機
構を提供するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダブルトグル又は
シングルトグルジョ−クラッシャのトグルブロックのス
ライド機構に関するものである。
シングルトグルジョ−クラッシャのトグルブロックのス
ライド機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ジョ−クラッシャは、採掘されたままの
原石を砕くための一次破砕機として用いられる代表的な
破砕機である。図3はダブルトグルジョ−クラッシャの
一例である。採掘された原石は、固定ジョ−aとスイン
グジョ−bとの間に形成される破砕室c内に投入され、
スイングジョ−bの揺動により破砕される。
原石を砕くための一次破砕機として用いられる代表的な
破砕機である。図3はダブルトグルジョ−クラッシャの
一例である。採掘された原石は、固定ジョ−aとスイン
グジョ−bとの間に形成される破砕室c内に投入され、
スイングジョ−bの揺動により破砕される。
【0003】スイングジョ−bは、スイングジョ−軸d
を支点として吊り下げられており、偏心軸eの回転によ
り上下運動するピットマンfと、その前後のトグル機構
によって揺動運動する。ダブルトグル機構の場合は、ス
イングジョ−bとピットマンfとを連結するジョ−トグ
ルプレ−トgと、ピットマンfとトグルブロックhとを
連結するフレ−ムトグルプレ−トiより構成される。
を支点として吊り下げられており、偏心軸eの回転によ
り上下運動するピットマンfと、その前後のトグル機構
によって揺動運動する。ダブルトグル機構の場合は、ス
イングジョ−bとピットマンfとを連結するジョ−トグ
ルプレ−トgと、ピットマンfとトグルブロックhとを
連結するフレ−ムトグルプレ−トiより構成される。
【0004】フレ−ムトグルプレ−トi側には、破砕で
きないものをかみ込んだ際の安全装置が設けられている
と共に、固定ジョ−aとスイングジョ−bとの間の破砕
間隙の調整装置も設けられている。この間隙調整装置
は、トグルブロックhを前後にスライドさせ、フレ−ム
トグルプレ−トi、ピットマンf、ジョ−トグルプレ−
トgを介して、スイングジョ−bの前後の位置調整を行
うものである。
きないものをかみ込んだ際の安全装置が設けられている
と共に、固定ジョ−aとスイングジョ−bとの間の破砕
間隙の調整装置も設けられている。この間隙調整装置
は、トグルブロックhを前後にスライドさせ、フレ−ム
トグルプレ−トi、ピットマンf、ジョ−トグルプレ−
トgを介して、スイングジョ−bの前後の位置調整を行
うものである。
【0005】また、スイングジョ−bの下端にはテンシ
ョンロッドjの一端が連結されており、トグルブロック
hから垂下する反力板kに反力をとるテンション用バネ
lによって、常にトグルプレ−ト側に引っ張られてお
り、トグルプレ−トの脱落を防止している。
ョンロッドjの一端が連結されており、トグルブロック
hから垂下する反力板kに反力をとるテンション用バネ
lによって、常にトグルプレ−ト側に引っ張られてお
り、トグルプレ−トの脱落を防止している。
【0006】次に、図4、5に示した従来のトグルブロ
ックhのスライド機構について説明する。トグルブロッ
クhは、機械本体フレ−ムmに接合された棚状の上部支
持材nと下部支持材oとの間に、ウェッジpを介して挟
持されており、通常の破砕運転時にはトグルブロックh
は固定されている。
ックhのスライド機構について説明する。トグルブロッ
クhは、機械本体フレ−ムmに接合された棚状の上部支
持材nと下部支持材oとの間に、ウェッジpを介して挟
持されており、通常の破砕運転時にはトグルブロックh
は固定されている。
【0007】破砕間隙の調整を行う場合は、固定ボルト
qを外してウェッジpを引き抜き、トグルブロックhを
解放した状態で油圧ジャッキrにより前後に移動調整す
る。調整後は、再びウェッジbを嵌め込み、固定ボルト
qで締結を行う。なお、シングルジョ−クラッシャの場
合は、ピットマンfとジョ−トグルプレ−トgを持た
ず、偏心軸eをスイングジョ−軸dに兼用させた構造と
なる。
qを外してウェッジpを引き抜き、トグルブロックhを
解放した状態で油圧ジャッキrにより前後に移動調整す
る。調整後は、再びウェッジbを嵌め込み、固定ボルト
qで締結を行う。なお、シングルジョ−クラッシャの場
合は、ピットマンfとジョ−トグルプレ−トgを持た
ず、偏心軸eをスイングジョ−軸dに兼用させた構造と
なる。
【0008】
<イ>トグルブロックhは、テンション用バネlによっ
て、常にトグルプレ−ト側に引っ張られているため、テ
ンション用バネlの引っ張り反力Fが反力板kを介して
トグルブロックhに作用すると、トグルブロックhは前
進できないため、点Qを中心とする回転モ−メントが発
生する。
て、常にトグルプレ−ト側に引っ張られているため、テ
ンション用バネlの引っ張り反力Fが反力板kを介して
トグルブロックhに作用すると、トグルブロックhは前
進できないため、点Qを中心とする回転モ−メントが発
生する。
【0009】従来のトグルブロックhは反力板kと一体
に形成されているため、このとき発生する回転モ−メン
トは、F×A(点Qから反力板k中心までの距離)=M
となり、大きな回転モ−メントとなる。従って、破砕運
転時の負荷がトグルブロックhの点Qに集中的にかかる
ため、点Qの部分の偏摩耗の発生が激しく、メンテナン
スの頻度が多くなるおそれがある。
に形成されているため、このとき発生する回転モ−メン
トは、F×A(点Qから反力板k中心までの距離)=M
となり、大きな回転モ−メントとなる。従って、破砕運
転時の負荷がトグルブロックhの点Qに集中的にかかる
ため、点Qの部分の偏摩耗の発生が激しく、メンテナン
スの頻度が多くなるおそれがある。
【0010】<ロ>従来のトグルブロックhのスライド
機構は、位置調整の度に、固定ボルトq及びウェッジp
の取り外しと取り付けを行う必要があり、作業が煩雑で
あった。
機構は、位置調整の度に、固定ボルトq及びウェッジp
の取り外しと取り付けを行う必要があり、作業が煩雑で
あった。
【0011】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、トグルブロックの偏摩耗の発
生を防止すると共に、前進後退の位置調整を迅速かつ容
易に行えるジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調
整機構を提供することを目的とする。
るためになされたもので、トグルブロックの偏摩耗の発
生を防止すると共に、前進後退の位置調整を迅速かつ容
易に行えるジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調
整機構を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、スイングジョ−の下端部に一
端を連結したトグルプレ−トの他端を支持するトグルブ
ロックを、機械フレ−ムに対向して配した一対の上部支
持材と、同じく対向して配した一対の下部支持材とで挟
持して構成したトグルブロックの前進後退の位置調整機
構において、前記上部支持材か下部支持材の一方あるい
は両方と前記トグルブロックとの間に弾性体を介在さ
せ、トグルブロックに外力を加える手段によりスライド
可能に構成したことを特徴とする、ジョ−クラッシャの
トグルブロックの位置調整機構を提供するものである。
この場合において、弾性体にゴムを用いる構造や、トグ
ルブロックの上部支持材と下部支持材との接触部を低摩
擦材で構成する構造、またはトグルブロックに外力を加
える手段として、トグルブロックに連結した油圧シリン
ダを用いる構造を採用することができる。また、上記ト
グルブロックの底面に形成した係合穴内に係合する係合
部材と、下部支持材の下部に沿って形成したガイド溝内
に両端縁を収納してスライド可能に配置した回転制止板
と、スイングジョ−の下端部を引き寄せるテンションロ
ッドを貫通させると共にテンション用バネの反力をとる
反力板とよりなる反力伝達部材を設けた構造も採用する
ことができる。さらに、上記反力伝達部材を設ける場合
においては、トグルブロックに上記弾性体を用いない構
造も採用できる。
決するための手段として、スイングジョ−の下端部に一
端を連結したトグルプレ−トの他端を支持するトグルブ
ロックを、機械フレ−ムに対向して配した一対の上部支
持材と、同じく対向して配した一対の下部支持材とで挟
持して構成したトグルブロックの前進後退の位置調整機
構において、前記上部支持材か下部支持材の一方あるい
は両方と前記トグルブロックとの間に弾性体を介在さ
せ、トグルブロックに外力を加える手段によりスライド
可能に構成したことを特徴とする、ジョ−クラッシャの
トグルブロックの位置調整機構を提供するものである。
この場合において、弾性体にゴムを用いる構造や、トグ
ルブロックの上部支持材と下部支持材との接触部を低摩
擦材で構成する構造、またはトグルブロックに外力を加
える手段として、トグルブロックに連結した油圧シリン
ダを用いる構造を採用することができる。また、上記ト
グルブロックの底面に形成した係合穴内に係合する係合
部材と、下部支持材の下部に沿って形成したガイド溝内
に両端縁を収納してスライド可能に配置した回転制止板
と、スイングジョ−の下端部を引き寄せるテンションロ
ッドを貫通させると共にテンション用バネの反力をとる
反力板とよりなる反力伝達部材を設けた構造も採用する
ことができる。さらに、上記反力伝達部材を設ける場合
においては、トグルブロックに上記弾性体を用いない構
造も採用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1、2を参照しながら、
本発明の一実施の形態について説明する。図1、2は、
ダブルトグルジョ−クラッシャのフレ−ムトグルプレ−
トiの一端を支持するトグルブロック1の位置調整機構
を示している。なお、シングルトグルジョ−クラッシャ
の場合、トグルブロック1は、ジョ−トグルプレ−トを
支持する型式となる。
本発明の一実施の形態について説明する。図1、2は、
ダブルトグルジョ−クラッシャのフレ−ムトグルプレ−
トiの一端を支持するトグルブロック1の位置調整機構
を示している。なお、シングルトグルジョ−クラッシャ
の場合、トグルブロック1は、ジョ−トグルプレ−トを
支持する型式となる。
【0014】<イ>トグルブロック トグルブロック1は鋼製のブロック体であり、破砕室側
の前面には溝11が設けてあり、フレ−ムトグルプレ−
トiの一端が収納されている。一方、トグルブロック1
の背面には、トグルブロック1に外力を加えてスライド
させる手段として、例えば、油圧シリンダ2などが連結
されている。
の前面には溝11が設けてあり、フレ−ムトグルプレ−
トiの一端が収納されている。一方、トグルブロック1
の背面には、トグルブロック1に外力を加えてスライド
させる手段として、例えば、油圧シリンダ2などが連結
されている。
【0015】トグルブロック1の前面の四隅から背面の
四隅にかけては、低摩擦材12a、12bが付設されて
いる。これらはトグルブロック1のスライド性を良くす
ると共に、スライド時の摩耗を負担するものである。
四隅にかけては、低摩擦材12a、12bが付設されて
いる。これらはトグルブロック1のスライド性を良くす
ると共に、スライド時の摩耗を負担するものである。
【0016】下部の低摩擦材12aとトグルブロック1
との間には、トグルブロック1の前面から背面にかけて
ゴム等の弾性体13が介在している。なお、破砕時の揺
動力は、フレ−ムトグルプレ−トiを介してトグルブロ
ック1には上向きに作用するため、弾性体13自身に揺
動力に対抗する強度を与える必要はない。
との間には、トグルブロック1の前面から背面にかけて
ゴム等の弾性体13が介在している。なお、破砕時の揺
動力は、フレ−ムトグルプレ−トiを介してトグルブロ
ック1には上向きに作用するため、弾性体13自身に揺
動力に対抗する強度を与える必要はない。
【0017】また、トグルブロック1の底面には、左右
の弾性体13間でかつ前面と背面との中間部の位置に、
係合穴14が2箇所に設けられている。
の弾性体13間でかつ前面と背面との中間部の位置に、
係合穴14が2箇所に設けられている。
【0018】<ロ>支持材 図1に示すように、機械フレ−ム3間の対向面には、そ
れぞれ対向する一対の上部支持材31と、それらの下方
において対向する一対の下部支持材32が棚状に設けら
れている。
れぞれ対向する一対の上部支持材31と、それらの下方
において対向する一対の下部支持材32が棚状に設けら
れている。
【0019】上部支持材31の底面と下部支持材32の
上面間の距離は、トグルブロック1の上部低摩擦材12
bの上面と下部低摩擦材12bの底面間の距離より、僅
かに狭く形成されている。
上面間の距離は、トグルブロック1の上部低摩擦材12
bの上面と下部低摩擦材12bの底面間の距離より、僅
かに狭く形成されている。
【0020】トグルブロック1は、弾性体13が収縮さ
れた状態で、上部支持材31及び下部支持材32により
低摩擦材12a、12bの部分を挟持されてセットされ
る。そして、収縮された弾性体13が伸長しようとする
力で、トグルブロック1の上下の低摩擦材12a、12
bが、それぞれ上部支持材31と下部支持材32に圧着
し固定される。
れた状態で、上部支持材31及び下部支持材32により
低摩擦材12a、12bの部分を挟持されてセットされ
る。そして、収縮された弾性体13が伸長しようとする
力で、トグルブロック1の上下の低摩擦材12a、12
bが、それぞれ上部支持材31と下部支持材32に圧着
し固定される。
【0021】また、下部支持材32は断面をコの字状に
形成するなどして、下部支持材32の下部に沿って、対
向する2条のガイド溝33が形成されるよう構成する。
形成するなどして、下部支持材32の下部に沿って、対
向する2条のガイド溝33が形成されるよう構成する。
【0022】<ハ>反力伝達部材 反力伝達部材4は、回転制止板41の上面に2つの係合
部材42が、底面に2つの反力板43が、それぞれ一体
に突設されたものである。回転制止板41は、図1に示
すように、その左右両端縁が、フレ−ム3に設けられた
対向するガイド溝33内にスライド自在に合致する寸法
を有している。
部材42が、底面に2つの反力板43が、それぞれ一体
に突設されたものである。回転制止板41は、図1に示
すように、その左右両端縁が、フレ−ム3に設けられた
対向するガイド溝33内にスライド自在に合致する寸法
を有している。
【0023】係合部材42は、トグルブロック1の2つ
の係合穴14に対応する位置に設けられた突起体であ
り、トグルブロック1の係合穴14内に係合されてい
る。なお、係合部材42は、1つのあるいは3つ以上形
成してもよい。
の係合穴14に対応する位置に設けられた突起体であ
り、トグルブロック1の係合穴14内に係合されてい
る。なお、係合部材42は、1つのあるいは3つ以上形
成してもよい。
【0024】反力板43は、テンションロッド5と面直
交するよう回転制止板41から垂下されており、テンシ
ョンロッド5が貫通している。また、反力板43の背面
には、テンションロッド5を破砕室の反対側方向(図2
の右側方向)に引っ張るためのテンション用バネ51の
一端が当接しており、その引っ張り力の反力Fが反力板
43を介してトグルブロック1に伝達されている。
交するよう回転制止板41から垂下されており、テンシ
ョンロッド5が貫通している。また、反力板43の背面
には、テンションロッド5を破砕室の反対側方向(図2
の右側方向)に引っ張るためのテンション用バネ51の
一端が当接しており、その引っ張り力の反力Fが反力板
43を介してトグルブロック1に伝達されている。
【0025】
【作用】破砕運転時は、油圧シリンダ2を固定してお
く。この状態では、トグルブロック1は、弾性体13が
伸長しようとする力で上部支持材31と下部支持材32
とに圧着して、固定された状態を保つことができる。
く。この状態では、トグルブロック1は、弾性体13が
伸長しようとする力で上部支持材31と下部支持材32
とに圧着して、固定された状態を保つことができる。
【0026】破砕間隙の調整時は、油圧シリンダ2を伸
長あるいは収縮させる。すると、低摩擦材12a、12
bによる滑り作用と、弾性体13がさらに収縮すること
による圧着離脱作用が相乗的に機能するため、トグルブ
ロック1を容易に前後にスライドさせることができ、位
置調整を迅速かつ容易に行える。
長あるいは収縮させる。すると、低摩擦材12a、12
bによる滑り作用と、弾性体13がさらに収縮すること
による圧着離脱作用が相乗的に機能するため、トグルブ
ロック1を容易に前後にスライドさせることができ、位
置調整を迅速かつ容易に行える。
【0027】ところで、上述したように本発明のトグル
ブロック1は、弾性体13の介在により上下方向に伸縮
する構造である。そのため、テンション用バネ51の引
っ張り反力Fが反力板43を介してトグルブロック1に
作用すると、トグルブロック1は前進できないため、弾
性体13の特に背面側が収縮して、点Qを中心とする回
転モ−メントが発生する。
ブロック1は、弾性体13の介在により上下方向に伸縮
する構造である。そのため、テンション用バネ51の引
っ張り反力Fが反力板43を介してトグルブロック1に
作用すると、トグルブロック1は前進できないため、弾
性体13の特に背面側が収縮して、点Qを中心とする回
転モ−メントが発生する。
【0028】このとき、図4の従来のトグルブロックh
のように、本発明のトグルブロック1と反力板43が一
体に形成されていると、回転モ−メントは、図2に示す
ように、F×A(点Qから反力板43中心までの距離)
=Mとなり、大きな回転モ−メントMが発生する。
のように、本発明のトグルブロック1と反力板43が一
体に形成されていると、回転モ−メントは、図2に示す
ように、F×A(点Qから反力板43中心までの距離)
=Mとなり、大きな回転モ−メントMが発生する。
【0029】従って、弾性体13の収縮率が大きいた
め、トグルブロック1の姿勢が、前面側が上向きに傾斜
した状態となり、フレ−ムトグルプレ−トiの連結端の
位置がずれて、ひいては破砕間隙の設定寸法が狂うおそ
れがある。
め、トグルブロック1の姿勢が、前面側が上向きに傾斜
した状態となり、フレ−ムトグルプレ−トiの連結端の
位置がずれて、ひいては破砕間隙の設定寸法が狂うおそ
れがある。
【0030】また、破砕運転時の負荷がトグルブロック
1の点Qに集中的にかかるため、トグルブロック1の点
Qの部分の偏摩耗の発生が激しく、メンテナンスの頻度
が多くなるおそれもある。
1の点Qに集中的にかかるため、トグルブロック1の点
Qの部分の偏摩耗の発生が激しく、メンテナンスの頻度
が多くなるおそれもある。
【0031】そこで本発明は、トグルブロック1と反力
板43とを別体とし、反力板43にかかる回転モ−メン
トMを、回転制止板41とガイド溝33とを合致させる
ことにより吸収することができた。従って、点Qを中心
とする回転モ−メントは、F×B(点Qから係合穴14
中心までの距離)=M´となり、小さな回転モ−メント
に抑えることができた。
板43とを別体とし、反力板43にかかる回転モ−メン
トMを、回転制止板41とガイド溝33とを合致させる
ことにより吸収することができた。従って、点Qを中心
とする回転モ−メントは、F×B(点Qから係合穴14
中心までの距離)=M´となり、小さな回転モ−メント
に抑えることができた。
【0032】従って、弾性体13の収縮率が小さく、ト
グルブロック1の姿勢がほとんど変わらないため、破砕
間隙の正確な設定寸法を維持できる。また、破砕運転時
の負荷がトグルブロック1の点Qに集中的に作用するの
も回避できるため、偏摩耗を防止でき、メンテナンスの
頻度も少なくて済む。
グルブロック1の姿勢がほとんど変わらないため、破砕
間隙の正確な設定寸法を維持できる。また、破砕運転時
の負荷がトグルブロック1の点Qに集中的に作用するの
も回避できるため、偏摩耗を防止でき、メンテナンスの
頻度も少なくて済む。
【0033】
【その他の発明の実施の形態】弾性体13は、上部の低
摩擦材12bとトグルブロック1との間に介在させても
良いし、また上下両方に介在させてもよい。また、トグ
ルブロック1を上部ブロックと下部ブロックに完全に分
断して、それらの間に弾性体13を介在させてもよい。
なお弾性体13には、ゴムの他に、スプリングや松葉バ
ネなどを用いても良い。
摩擦材12bとトグルブロック1との間に介在させても
良いし、また上下両方に介在させてもよい。また、トグ
ルブロック1を上部ブロックと下部ブロックに完全に分
断して、それらの間に弾性体13を介在させてもよい。
なお弾性体13には、ゴムの他に、スプリングや松葉バ
ネなどを用いても良い。
【0034】さらに、図4の従来型の弾性体13を有さ
ないトグルブロックに、反力伝達部材4を設ける構造で
もよい。この場合も上記と同様に、破砕運転時の負荷が
トグルブロック1の点Qに集中的に作用するのも回避で
きるため、偏摩耗を防止でき、メンテナンスの頻度も少
なくて済むという効果が得られる。
ないトグルブロックに、反力伝達部材4を設ける構造で
もよい。この場合も上記と同様に、破砕運転時の負荷が
トグルブロック1の点Qに集中的に作用するのも回避で
きるため、偏摩耗を防止でき、メンテナンスの頻度も少
なくて済むという効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるため、
次のような効果を得ることができる。 <イ>トグルブロックと反力板を別体にしたことによっ
て、弾性体の収縮率が小さく、トグルブロックの姿勢が
ほとんど変わらないため、破砕間隙の正確な設定寸法を
維持できる。従って、破砕原料を設定通りの寸法に破砕
することができる。
次のような効果を得ることができる。 <イ>トグルブロックと反力板を別体にしたことによっ
て、弾性体の収縮率が小さく、トグルブロックの姿勢が
ほとんど変わらないため、破砕間隙の正確な設定寸法を
維持できる。従って、破砕原料を設定通りの寸法に破砕
することができる。
【0036】<ロ>トグルブロックと反力板を別体にし
たことによって、破砕運転時の負荷がトグルブロックの
前面上部に集中的に作用するのも回避できるため、偏摩
耗を防止でき、メンテナンスの頻度も少なくて済む。従
って、コストの低減を図ることができる。
たことによって、破砕運転時の負荷がトグルブロックの
前面上部に集中的に作用するのも回避できるため、偏摩
耗を防止でき、メンテナンスの頻度も少なくて済む。従
って、コストの低減を図ることができる。
【0037】<ハ>従来のようにトグルブロックの位置
調整の度に、固定ボルト及びウェッジの取り外しや取り
付けを行う必要がない。そのため、トグルブロックの位
置調整を迅速かつ容易に行うことができる。
調整の度に、固定ボルト及びウェッジの取り外しや取り
付けを行う必要がない。そのため、トグルブロックの位
置調整を迅速かつ容易に行うことができる。
【図1】 本発明の装置の一実施の形態の説明図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 従来技術の説明図
【図4】 従来技術の説明図
【図5】 従来技術の説明図
Claims (6)
- 【請求項1】 スイングジョ−の下端部に一端を連結し
たトグルプレ−トの他端を支持するトグルブロックを、
機械フレ−ムに対向して配した一対の上部支持材と、同
じく対向して配した一対の下部支持材とで挟持して構成
したトグルブロックの前進後退の位置調整機構におい
て、 前記上部支持材か下部支持材の一方あるいは両方と前記
トグルブロックとの間に弾性体を介在させ、 トグルブロックに外力を加える手段によりスライド可能
に構成したことを特徴とする、 ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構。 - 【請求項2】 弾性体にはゴムを用いたことを特徴とす
る、請求項1に記載のジョ−クラッシャのトグルブロッ
クの位置調整機構。 - 【請求項3】 トグルブロックの上部支持材と下部支持
材との接触部を低摩擦材で構成したことを特徴とする、
請求項1又は2に記載のジョ−クラッシャのトグルブロ
ックの位置調整機構。 - 【請求項4】 トグルブロックに外力を加える手段とし
て、トグルブロックに連結した油圧シリンダを用いたこ
とを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のジ
ョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構。 - 【請求項5】 トグルブロックの底面に形成した係合穴
内に係合する係合部材と、下部支持材の下部に沿って形
成したガイド溝内に両端縁を収納してスライド可能に配
置した回転制止板と、スイングジョ−の下端部を引き寄
せるテンションロッドを貫通させると共にテンション用
バネの反力をとる反力板とよりなる反力伝達部材を設け
たことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載
のジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構。 - 【請求項6】 スイングジョ−の下端部に一端を連結し
たトグルプレ−トの他端を支持するトグルブロックを、
機械フレ−ムに対向して配した一対の上部支持材と、同
じく対向して配した一対の下部支持材とで挟持して構成
したトグルブロックの前進後退の位置調整機構におい
て、 トグルブロックの底面に形成した係合穴内に係合する係
合部材と、 下部支持材の下部に沿って形成したガイド溝内に両端縁
を収納してスライド可能に配置した回転制止板と、 スイングジョ−の下端部を引き寄せるテンションロッド
を貫通させると共にテンション用バネの反力をとる反力
板とよりなる反力伝達部材を設けたことを特徴とする、 ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31468695A JP2969553B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31468695A JP2969553B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131538A true JPH09131538A (ja) | 1997-05-20 |
| JP2969553B2 JP2969553B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=18056336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31468695A Expired - Fee Related JP2969553B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | ジョ−クラッシャのトグルブロックの位置調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969553B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007185566A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Kurimoto Ltd | ジョークラッシャ |
| CN103028460A (zh) * | 2011-10-09 | 2013-04-10 | 范公奇 | 振动颚式破碎机 |
| JP2016117035A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 株式会社アーステクニカ | ジョークラッシャ |
| JP2019063808A (ja) * | 2019-02-05 | 2019-04-25 | 株式会社アーステクニカ | ジョークラッシャ |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP31468695A patent/JP2969553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007185566A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Kurimoto Ltd | ジョークラッシャ |
| CN103028460A (zh) * | 2011-10-09 | 2013-04-10 | 范公奇 | 振动颚式破碎机 |
| JP2016117035A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 株式会社アーステクニカ | ジョークラッシャ |
| JP2019063808A (ja) * | 2019-02-05 | 2019-04-25 | 株式会社アーステクニカ | ジョークラッシャ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2969553B2 (ja) | 1999-11-02 |
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