JPH09131976A - 直描型水なし平版印刷版原版 - Google Patents
直描型水なし平版印刷版原版Info
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- JPH09131976A JPH09131976A JP7289764A JP28976495A JPH09131976A JP H09131976 A JPH09131976 A JP H09131976A JP 7289764 A JP7289764 A JP 7289764A JP 28976495 A JP28976495 A JP 28976495A JP H09131976 A JPH09131976 A JP H09131976A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/10—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
- B41C1/1008—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials
- B41C1/1033—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials by laser or spark ablation
-
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】地汚れ性および感度の向上した直描型水なし平
版印刷版原版を得る。 【解決手段】基板、該基板上に設けたシリコーンゴム
層、および該シリコーンゴム層上に設けた、インキ受容
性感熱層からなる直描型水なし平版印刷版原版におい
て、インキ受容性感熱層が金属の薄膜であることを特徴
とする直描型水なし平版印刷版原版。
版印刷版原版を得る。 【解決手段】基板、該基板上に設けたシリコーンゴム
層、および該シリコーンゴム層上に設けた、インキ受容
性感熱層からなる直描型水なし平版印刷版原版におい
て、インキ受容性感熱層が金属の薄膜であることを特徴
とする直描型水なし平版印刷版原版。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿し水を用いずに印
刷が可能な、水なし平版印刷版原版に関するものであ
り、特にレーザ光で直接製版できる直描型水なし平版印
刷版原版に関するものである。
刷が可能な、水なし平版印刷版原版に関するものであ
り、特にレーザ光で直接製版できる直描型水なし平版印
刷版原版に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製版用フィルムを使用しないで、原稿か
ら直接オフセット印刷版を作製する、いわゆるダイレク
ト製版は、熟練度を必要としない簡易性、短時間で印刷
版が得られる迅速性、多様なシステムから品質とコスト
に応じて選択可能である合理性などの特徴を生かして、
軽印刷業界のみでなく、一般オフセット印刷、グラビア
印刷の分野にも進出し始めている。
ら直接オフセット印刷版を作製する、いわゆるダイレク
ト製版は、熟練度を必要としない簡易性、短時間で印刷
版が得られる迅速性、多様なシステムから品質とコスト
に応じて選択可能である合理性などの特徴を生かして、
軽印刷業界のみでなく、一般オフセット印刷、グラビア
印刷の分野にも進出し始めている。
【0003】特に最近では、プリプレスシステムやイメ
ージセッター、レーザプリンタなどの出力システムの急
激な進歩によって新しいタイプの各種平版印刷材料が開
発されている。
ージセッター、レーザプリンタなどの出力システムの急
激な進歩によって新しいタイプの各種平版印刷材料が開
発されている。
【0004】これらの平版印刷版を、製版方法から分類
すると、レーザ光を照射する方法、サーマルヘッドで書
き込む方法、ピン電極で電圧を部分的に印加する方法、
インクジェットでインキ反撥層またはインキ着肉層を形
成する方法などが挙げられる。
すると、レーザ光を照射する方法、サーマルヘッドで書
き込む方法、ピン電極で電圧を部分的に印加する方法、
インクジェットでインキ反撥層またはインキ着肉層を形
成する方法などが挙げられる。
【0005】なかでも、レーザ光を用いる方法は解像
度、および製版速度の面で他の方式よりも優れており、
その種類も多い。
度、および製版速度の面で他の方式よりも優れており、
その種類も多い。
【0006】このレーザ光を用いる平版印刷版はさら
に、光反応によるフォトンモードのものと、光熱変換を
行って熱反応を起こさせるヒートモードの2つのタイプ
に分けられる。
に、光反応によるフォトンモードのものと、光熱変換を
行って熱反応を起こさせるヒートモードの2つのタイプ
に分けられる。
【0007】フォトンモードタイプとしては (1)フォトポリマーを用いた高感度PS版 (2)有機光導電体や酸化亜鉛を用いた電子写真式平版 (3)銀塩方式平版 (4)銀塩複合方式平版 (5)直描マスター 等があり、ヒートモードタイプとしては (6)熱破壊方式平版 が挙げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の方式はレーザ光源に主としてアルゴンイオンレーザを
使用しているため装置が大型となり、また印刷版も高感
度のフォトポリマーを使用しているため、印刷版の取扱
いに注意が必要で、なおかつ保存安定性も低下しやすい
といった欠点がある。
の方式はレーザ光源に主としてアルゴンイオンレーザを
使用しているため装置が大型となり、また印刷版も高感
度のフォトポリマーを使用しているため、印刷版の取扱
いに注意が必要で、なおかつ保存安定性も低下しやすい
といった欠点がある。
【0009】(2)の電子写真式平版は、明室で取り扱
えるといった利点はあるが、感光層の帯電後2〜5分の
間で暗減衰が大きくなるため、帯電後短時間で露光現像
処理をする必要があり、大判サイズを高解像力で出力す
るのは難しい。
えるといった利点はあるが、感光層の帯電後2〜5分の
間で暗減衰が大きくなるため、帯電後短時間で露光現像
処理をする必要があり、大判サイズを高解像力で出力す
るのは難しい。
【0010】(3)の銀塩方式は、さまざま波長のレー
ザに対応した印刷版が開発されているが、銀廃液が出る
ことが問題となっており、また感度が高いために、取扱
いに注意を要するといった問題もある。
ザに対応した印刷版が開発されているが、銀廃液が出る
ことが問題となっており、また感度が高いために、取扱
いに注意を要するといった問題もある。
【0011】(4)の銀塩複合方式平版は、感光層上に
高感度ハロゲン化銀乳剤層を設けて上層のハロゲン化銀
乳剤層をアルゴンイオンレーザで露光、現像後それをマ
スクとしてさらに紫外線で露光、現像を行うものであ
る。しかし、この印刷版は露光、現像工程が2回あるた
め、印刷版の処理が複雑になるという問題がある。
高感度ハロゲン化銀乳剤層を設けて上層のハロゲン化銀
乳剤層をアルゴンイオンレーザで露光、現像後それをマ
スクとしてさらに紫外線で露光、現像を行うものであ
る。しかし、この印刷版は露光、現像工程が2回あるた
め、印刷版の処理が複雑になるという問題がある。
【0012】(5)の直描マスターは、直接印刷版にレ
ーザで書き込むわけではないが、レーザプリンタで形成
されたトナー画像をインキ着肉部として、印刷版上に転
写するものである。しかし、印刷版の解像度という面で
は、他の方式と比較して劣っている。
ーザで書き込むわけではないが、レーザプリンタで形成
されたトナー画像をインキ着肉部として、印刷版上に転
写するものである。しかし、印刷版の解像度という面で
は、他の方式と比較して劣っている。
【0013】以上のフォトンモードタイプに対して、
(6)の熱破壊方式は、明室で取り扱えるといった利点
があり、また光源となる半導体レーザの急激な進歩によ
って、最近その有用性が見直されてきている。
(6)の熱破壊方式は、明室で取り扱えるといった利点
があり、また光源となる半導体レーザの急激な進歩によ
って、最近その有用性が見直されてきている。
【0014】例えば、特開平6―199064号、特開
平7―164773号、USP5339737号、US
P5353705号、EP0580393号、特開平6
―55723号、EP0573091号、USP537
8580号公報にはレーザ光を光源として用いる、直描
型水なし平版印刷版原版が記載されている。
平7―164773号、USP5339737号、US
P5353705号、EP0580393号、特開平6
―55723号、EP0573091号、USP537
8580号公報にはレーザ光を光源として用いる、直描
型水なし平版印刷版原版が記載されている。
【0015】この熱破壊方式の印刷版原版のインキ受容
性感熱層は、レーザ光吸収化合物としてカーボンブラッ
クを用い、熱分解化合物としてニトロセルロースを使用
している。 そしてこのカーボンブラックがレーザ光を
吸収することによって熱エネルギーに変換され、さらに
その熱でインキ受容性感熱層が破壊される。
性感熱層は、レーザ光吸収化合物としてカーボンブラッ
クを用い、熱分解化合物としてニトロセルロースを使用
している。 そしてこのカーボンブラックがレーザ光を
吸収することによって熱エネルギーに変換され、さらに
その熱でインキ受容性感熱層が破壊される。
【0016】そして最終的に、現像によってこの部分を
除去することによって、表面のシリコーンゴム層が同時
に剥離され、インキ着肉部となる。
除去することによって、表面のシリコーンゴム層が同時
に剥離され、インキ着肉部となる。
【0017】しかしながらこの印刷版は、レーザ光の吸
収率が十分ではないために、印刷版の感度が低いといっ
た問題があった。
収率が十分ではないために、印刷版の感度が低いといっ
た問題があった。
【0018】この原因として、使用しているカーボンブ
ラックの1次粒子径が適当でないことが挙げられる。す
なわち、上述の特許で使用されているカーボンブラック
の1次粒子径は、全て30μm以上で、使用している半
導体レーザ(波長800nm付近)の光を必ずしも効率
良く吸収しているとは言えない。これは、レーザ光の吸
収効率の1つの目安である、印刷版としての光学濃度が
上記の粒子径では、最大にならないということによるも
のである。すなわち、光学濃度は粒子径が20μm前後
の時が最大となり、30μmよりも大きくなると黒色度
が低下してしまう。これは表面での光の反射が多くなっ
てしまうためである。
ラックの1次粒子径が適当でないことが挙げられる。す
なわち、上述の特許で使用されているカーボンブラック
の1次粒子径は、全て30μm以上で、使用している半
導体レーザ(波長800nm付近)の光を必ずしも効率
良く吸収しているとは言えない。これは、レーザ光の吸
収効率の1つの目安である、印刷版としての光学濃度が
上記の粒子径では、最大にならないということによるも
のである。すなわち、光学濃度は粒子径が20μm前後
の時が最大となり、30μmよりも大きくなると黒色度
が低下してしまう。これは表面での光の反射が多くなっ
てしまうためである。
【0019】また、粒子径が15μmよりも小さくなっ
ても、光学濃度は低下する。これは、粒子が小さくなる
とカーボンブラック自体が透明性を帯びやすくなること
と、粒子の分散性が低下することによるものである。
ても、光学濃度は低下する。これは、粒子が小さくなる
とカーボンブラック自体が透明性を帯びやすくなること
と、粒子の分散性が低下することによるものである。
【0020】また、上記特許のカーボンブラックは吸油
量が高い、すなわちハイストラクチャー構造を有してい
るために、粒子どうしが相互に凝集してしまい、インキ
受容性感熱層溶液の粘度が高くなって取扱が不便になっ
たり、塗膜が均一にならないといった問題点を有してい
た。
量が高い、すなわちハイストラクチャー構造を有してい
るために、粒子どうしが相互に凝集してしまい、インキ
受容性感熱層溶液の粘度が高くなって取扱が不便になっ
たり、塗膜が均一にならないといった問題点を有してい
た。
【0021】また、特に特開平6―55723号、EP
0573091号、USP5378580号では光源と
してNd―YAGレーザを用いているために、露光装置
がかなり大がかりなものとなってしまうといった、別の
問題点を持っていた。
0573091号、USP5378580号では光源と
してNd―YAGレーザを用いているために、露光装置
がかなり大がかりなものとなってしまうといった、別の
問題点を持っていた。
【0022】さらに、USP5379698には、金属
薄膜をインキ受容性感熱層として用いる直描型水なし平
版印刷版が記載されている。
薄膜をインキ受容性感熱層として用いる直描型水なし平
版印刷版が記載されている。
【0023】これは、金属薄膜上にインキ反撥層である
シリコーンゴム層を形成したものであるが、使用してい
る金属が、チタン、アルミニウム、鉄、ニッケル、クロ
ムといった、比較的融点の高い金属を使用しているため
に、印刷版の感度が低いといった問題があった。
シリコーンゴム層を形成したものであるが、使用してい
る金属が、チタン、アルミニウム、鉄、ニッケル、クロ
ムといった、比較的融点の高い金属を使用しているため
に、印刷版の感度が低いといった問題があった。
【0024】また、この印刷版材は、インキ受容性感熱
層がかなり薄いために、非常にシャープな画像が得ら
れ、印刷版の解像度という面では有利であるが、印刷時
に版表面の温度が上昇した場合、非画像部であるシリコ
ーンゴム層上にインキが付着し、結果的に印刷物が汚れ
る(地汚れする)といった問題を有していた。
層がかなり薄いために、非常にシャープな画像が得ら
れ、印刷版の解像度という面では有利であるが、印刷時
に版表面の温度が上昇した場合、非画像部であるシリコ
ーンゴム層上にインキが付着し、結果的に印刷物が汚れ
る(地汚れする)といった問題を有していた。
【0025】この原因として、シリコーンゴム層の膜厚
が薄いことが挙げられる。
が薄いことが挙げられる。
【0026】従って、この地汚れ性を向上させるために
は、シリコーンゴム層の膜厚を厚くする必要があるが、
膜厚を厚くすると、現像性が低下するといった問題が生
じる。
は、シリコーンゴム層の膜厚を厚くする必要があるが、
膜厚を厚くすると、現像性が低下するといった問題が生
じる。
【0027】また、画像部のセルの深さが深いため、イ
ンキを多く盛りすぎ、インキの消費量が多くなりやすい
といった問題もあった。
ンキを多く盛りすぎ、インキの消費量が多くなりやすい
といった問題もあった。
【0028】この問題はシリコーンゴム上層型の水なし
平版印刷版に共通する問題であり、これを解決する方法
として、従来の水なし平版印刷版ではシリコーンゴム層
を感光層の下に設ける、いわゆるシリコーンゴム下層型
水なし平版印刷版が特公昭56―14976号に記載さ
れている。
平版印刷版に共通する問題であり、これを解決する方法
として、従来の水なし平版印刷版ではシリコーンゴム層
を感光層の下に設ける、いわゆるシリコーンゴム下層型
水なし平版印刷版が特公昭56―14976号に記載さ
れている。
【0029】これは、直描型ではなく、通常の水なし平
版印刷版であるが、シリコーンゴム層上に感光層を積層
することは、シリコーンゴム層が多くの液体を反撥しや
すいために良好に塗布することは極めて難しい。
版印刷版であるが、シリコーンゴム層上に感光層を積層
することは、シリコーンゴム層が多くの液体を反撥しや
すいために良好に塗布することは極めて難しい。
【0030】また、良好に塗布できても、シリコーンゴ
ム層との接着性が悪いために、印刷時に表面層が剥がれ
やすく、耐刷性が悪くなるといった問題があった。
ム層との接着性が悪いために、印刷時に表面層が剥がれ
やすく、耐刷性が悪くなるといった問題があった。
【0031】これは、シリコーンゴム層と感光層との間
に化学結合が形成されにくいことによるものであった。
に化学結合が形成されにくいことによるものであった。
【0032】本発明はかかる従来技術の欠点を改良する
ため、シリコーンゴム層をインキ受容性感熱層の下層に
設け、インキ受容性感熱層として融点の低い金属の薄膜
を使用し、さらに2層の間にシランカップリング剤の層
を設けることによって、シリコーンゴム層への接着性を
向上させ、結果的に地汚れ性、及び感度の向上した直描
型水なし平版印刷版原版を提供することを目的とする。
ため、シリコーンゴム層をインキ受容性感熱層の下層に
設け、インキ受容性感熱層として融点の低い金属の薄膜
を使用し、さらに2層の間にシランカップリング剤の層
を設けることによって、シリコーンゴム層への接着性を
向上させ、結果的に地汚れ性、及び感度の向上した直描
型水なし平版印刷版原版を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は下記の構成からなる。
め、本発明は下記の構成からなる。
【0034】1.基板、該基板上に設けたシリコーンゴ
ム層、および該シリコーンゴム層上に設けた、インキ受
容性感熱層からなる直描型水なし平版印刷版原版におい
て、インキ受容性感熱層が金属の薄膜であることを特徴
とする直描型水なし平版印刷版原版。
ム層、および該シリコーンゴム層上に設けた、インキ受
容性感熱層からなる直描型水なし平版印刷版原版におい
て、インキ受容性感熱層が金属の薄膜であることを特徴
とする直描型水なし平版印刷版原版。
【0035】2.前記1において、インキ受容性感熱層
が融点930(K)以下の金属の薄膜であることを特徴
とする直描型水なし平版印刷版原版。
が融点930(K)以下の金属の薄膜であることを特徴
とする直描型水なし平版印刷版原版。
【0036】3.前記1において金属がテルル、スズ、
アンチモン、ガリウム、マグネシウム、ポロニウム、セ
レン、タリウム、亜鉛、ビスマスのいずれかであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
アンチモン、ガリウム、マグネシウム、ポロニウム、セ
レン、タリウム、亜鉛、ビスマスのいずれかであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
【0037】4.前記1において金属が、テルル、ス
ズ、アンチモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛のうちのい
ずれか2種類の組み合わせからなる、アロイであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
ズ、アンチモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛のうちのい
ずれか2種類の組み合わせからなる、アロイであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
【0038】5.前記1において金属が、テルル、ス
ズ、アンチモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛のうちのい
ずれか3種類の組み合わせからなる、アロイであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
ズ、アンチモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛のうちのい
ずれか3種類の組み合わせからなる、アロイであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
【0039】6.前記1においてインキ受容性感熱層の
膜厚が、50〜10000オングストロームであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
膜厚が、50〜10000オングストロームであること
を特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。
【0040】7.前記1においてインキ受容性感熱層の
光学濃度が0.6〜2.5であることを特徴とする直描
型水なし平版印刷版原版。
光学濃度が0.6〜2.5であることを特徴とする直描
型水なし平版印刷版原版。
【0041】8.前記1においてシリコーンゴム層とイ
ンキ受容性感熱層の間に、シランカップリング剤層を設
けたことを特徴とする、直描型水なし平版印刷版原版。
ンキ受容性感熱層の間に、シランカップリング剤層を設
けたことを特徴とする、直描型水なし平版印刷版原版。
【0042】9.前記1において基板とシリコーンゴム
層の間に、シランカップリング剤層を設けたことを特徴
とする、直描型水なし平版印刷版原版。
層の間に、シランカップリング剤層を設けたことを特徴
とする、直描型水なし平版印刷版原版。
【0043】10.前記1においてシリコーンゴム層
が、シランカップリング剤を含有することを特徴とす
る、直描型水なし平版印刷版原版。
が、シランカップリング剤を含有することを特徴とす
る、直描型水なし平版印刷版原版。
【0044】11.片側にシリコーンゴム層表面を有す
る基板と、片側にインキ受容性感熱層を有するフィルム
を、シリコーンゴム層面側とインキ受容性感熱層面側が
接するようにラミネートすることを特徴とする、直描型
水なし平版印刷版原版の製造方法。
る基板と、片側にインキ受容性感熱層を有するフィルム
を、シリコーンゴム層面側とインキ受容性感熱層面側が
接するようにラミネートすることを特徴とする、直描型
水なし平版印刷版原版の製造方法。
【0045】12.前記11においてフィルムの、イン
キ受容性感熱層上に、予めシランカップリング剤が塗布
されていることを特徴とする、直描型水なし平版印刷版
原版の製造方法。
キ受容性感熱層上に、予めシランカップリング剤が塗布
されていることを特徴とする、直描型水なし平版印刷版
原版の製造方法。
【0046】13.前記1〜10のいずれかに記載の直
描型水なし平版印刷版原版を、選択的に露光、現像して
なる、水なし平版印刷版。
描型水なし平版印刷版原版を、選択的に露光、現像して
なる、水なし平版印刷版。
【0047】
【発明の実施の形態】ここで、直描型とは、露光時にネ
ガあるいはポジのフィルムを用いずに、印刷版上に直接
記録ヘッドから、画像形成を行うことをいう。
ガあるいはポジのフィルムを用いずに、印刷版上に直接
記録ヘッドから、画像形成を行うことをいう。
【0048】また、ここでの光学濃度とはラッテンフィ
ルター No.106を用いて、マクベス反射濃度計
RD―514で測定を行った場合の数値をいう。
ルター No.106を用いて、マクベス反射濃度計
RD―514で測定を行った場合の数値をいう。
【0049】次に、本発明に使用する直描型水なし平版
印刷版について説明する。
印刷版について説明する。
【0050】本発明では、シリコーンゴム層上に金属の
インキ受容性感熱層を設けたことが特徴となっている。
インキ受容性感熱層を設けたことが特徴となっている。
【0051】ここで使用されるインキ受容性感熱層は、
レーザ光を効率よく吸収して、その熱によって瞬間的に
一部または全部が蒸発、または融解することが好まし
い。
レーザ光を効率よく吸収して、その熱によって瞬間的に
一部または全部が蒸発、または融解することが好まし
い。
【0052】まず、レーザ光を効率良く吸収するために
は、光源として用いられる半導体レーザの波長(800
nm付近)に対する吸収率が重要となってくる。
は、光源として用いられる半導体レーザの波長(800
nm付近)に対する吸収率が重要となってくる。
【0053】そして、この800nm付近の光に対する
吸収率の指標として、印刷版の光学濃度を測定してい
る。すなわち、光学濃度が高いほどレーザ光を効率良く
吸収することができるのである。
吸収率の指標として、印刷版の光学濃度を測定してい
る。すなわち、光学濃度が高いほどレーザ光を効率良く
吸収することができるのである。
【0054】この、光学濃度は0.6〜2.5が好まし
く、より好ましくは0.8〜1.8である。光学濃度が
0.6よりも小さいと、レーザ光が効率良く吸収されな
いために印刷版の感度が低下しやすく、2.5よりも大
きくても膜厚が厚くなるために画像を形成するためのエ
ネルギーが余分に必要となり、感度が低下してしまう。
く、より好ましくは0.8〜1.8である。光学濃度が
0.6よりも小さいと、レーザ光が効率良く吸収されな
いために印刷版の感度が低下しやすく、2.5よりも大
きくても膜厚が厚くなるために画像を形成するためのエ
ネルギーが余分に必要となり、感度が低下してしまう。
【0055】このような金属材料としては、金属光沢
の、より小さい材料が好まれる。金属光沢が大きくなる
と、表面でのレーザ光の反射も大きくなるためである。
の、より小さい材料が好まれる。金属光沢が大きくなる
と、表面でのレーザ光の反射も大きくなるためである。
【0056】このような金属として具体的には、テル
ル、スズ、アンチモン、ガリウム、マグネシウム、ポロ
ニウム、セレン、タリウム、亜鉛、銅、インジウム、マ
ンガン、鉛、リン、ビスマス、コバルト、パラジウム、
ビスマスが好ましく使用されるが、より好ましくは、テ
ルル、スズ、アンチモン、ガリウム、マグネシウム、ポ
ロニウム、セレン、タリウム、亜鉛、ビスマスである。
ル、スズ、アンチモン、ガリウム、マグネシウム、ポロ
ニウム、セレン、タリウム、亜鉛、銅、インジウム、マ
ンガン、鉛、リン、ビスマス、コバルト、パラジウム、
ビスマスが好ましく使用されるが、より好ましくは、テ
ルル、スズ、アンチモン、ガリウム、マグネシウム、ポ
ロニウム、セレン、タリウム、亜鉛、ビスマスである。
【0057】また、瞬間的に一部または全部が蒸発、ま
たは融解する金属としては、融点が1500(K)以下
であれば、どのようなものでも好ましく使用できるが、
より好ましくは930(K)以下である。融点が150
0(K)よりも大きいと、レーザ光を照射しても、蒸発
または融解するのに時間がかかるため、結果的に版材の
感度が低下してしまう。
たは融解する金属としては、融点が1500(K)以下
であれば、どのようなものでも好ましく使用できるが、
より好ましくは930(K)以下である。融点が150
0(K)よりも大きいと、レーザ光を照射しても、蒸発
または融解するのに時間がかかるため、結果的に版材の
感度が低下してしまう。
【0058】具体的には、融点が930(K)以下の金
属である、テルル、スズ、アンチモン、ガリウム、マグ
ネシウム、ポロニウム、セレン、タリウム、亜鉛、ビス
マスが好ましく使用されるが、より好ましくはテルル、
スズ、亜鉛である。これらの金属は、薄膜にレーザ光が
照射された時に、熱によって容易に蒸発、または融解す
るために特に好ましい。
属である、テルル、スズ、アンチモン、ガリウム、マグ
ネシウム、ポロニウム、セレン、タリウム、亜鉛、ビス
マスが好ましく使用されるが、より好ましくはテルル、
スズ、亜鉛である。これらの金属は、薄膜にレーザ光が
照射された時に、熱によって容易に蒸発、または融解す
るために特に好ましい。
【0059】またこれらの金属は、2種類あるいは3種
類のアロイとすることによって、より融点が低下しやす
くなり、印刷版としての感度も向上するため、特に好ま
しい。
類のアロイとすることによって、より融点が低下しやす
くなり、印刷版としての感度も向上するため、特に好ま
しい。
【0060】そのようなアロイとする場合の組み合わせ
としては、請求項4や5に記載の、テルル、スズ、アン
チモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛からなる群より選ば
れる。
としては、請求項4や5に記載の、テルル、スズ、アン
チモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛からなる群より選ば
れる。
【0061】具体的には、2種類の組み合わせのアロイ
としては、テルル/スズ、テルル/アンチモン、テルル
/ガリウム、テルル/ビスマス、テルル/亜鉛、スズ/
亜鉛、が好ましく、より好ましくはテルル/亜鉛、テル
ル/スズ、スズ/亜鉛、のアロイである。
としては、テルル/スズ、テルル/アンチモン、テルル
/ガリウム、テルル/ビスマス、テルル/亜鉛、スズ/
亜鉛、が好ましく、より好ましくはテルル/亜鉛、テル
ル/スズ、スズ/亜鉛、のアロイである。
【0062】3種類のアロイとしては、テルル/スズ/
亜鉛、テルル/ガリウム/亜鉛、スズ/アンチモン/亜
鉛、スズ/ビスマス/亜鉛、が好ましく、より好ましく
はテルル/スズ/亜鉛、スズ/アンチモン/亜鉛、のア
ロイである。
亜鉛、テルル/ガリウム/亜鉛、スズ/アンチモン/亜
鉛、スズ/ビスマス/亜鉛、が好ましく、より好ましく
はテルル/スズ/亜鉛、スズ/アンチモン/亜鉛、のア
ロイである。
【0063】またこの時、薄膜の膜厚も版材の感度に大
きな影響を与える。すなわち、膜厚が厚すぎると、薄膜
を蒸発、融解させるために要するエネルギーが余分に必
要となるために、版材の感度が低下してしまうのであ
る。そのため、膜厚としては50〜10000オングス
トロームが好ましく、より好ましくは200〜2000
オングストロームである。
きな影響を与える。すなわち、膜厚が厚すぎると、薄膜
を蒸発、融解させるために要するエネルギーが余分に必
要となるために、版材の感度が低下してしまうのであ
る。そのため、膜厚としては50〜10000オングス
トロームが好ましく、より好ましくは200〜2000
オングストロームである。
【0064】このような薄膜の形成方法としては、真空
蒸着、スパッタリングのいずれかの方法で行うことが好
ましい。
蒸着、スパッタリングのいずれかの方法で行うことが好
ましい。
【0065】真空蒸着は、10-4〜10-7mmHgの減
圧容器中で、金属と炭素を加熱蒸発させ、基板の表面に
薄膜を形成させるのが一般的である。
圧容器中で、金属と炭素を加熱蒸発させ、基板の表面に
薄膜を形成させるのが一般的である。
【0066】スパッタリングは10-1〜10-3mmHg
の減圧容器中で1対の電極に直流あるいは交流電圧を加
え、グロー放電を起こさせ、陰極のスパッタリング現象
を利用して基板上に薄膜を形成する。
の減圧容器中で1対の電極に直流あるいは交流電圧を加
え、グロー放電を起こさせ、陰極のスパッタリング現象
を利用して基板上に薄膜を形成する。
【0067】以上のインキ受容性感熱層を形成するため
の基板としては、寸法的に安定な板状物が用いられる。
この様な寸法的に安定な板状物としては、従来印刷版の
基板として使用されたものが含まれ、それらを好適に使
用することができる。かかる基板としては、紙、プラス
チック(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレンなど)がラミネ−トされた紙、例えばアルミニウ
ム(アルミニウム合金も含む。)、亜鉛、銅などのよう
な金属の板、例えばセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、セルロースアセテート、ポリエチレンテレフタ
レ−ト、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカ−ボ
ネ−ト、ポリビニルアセタ−ルなどのようなプラスチッ
クのフィルム、上記の如き金属がラミネ−トもしくは蒸
着された紙もしくはプラスチックフィルムなどが含まれ
る。これらの基板のうち、アルミニウム板は寸法的に著
しく安定であり、しかも安価であるので特に好ましい。
また、軽印刷用の基板として用いられている、ポリエチ
レンテレフタレ−トフィルムも好ましく使用される。
の基板としては、寸法的に安定な板状物が用いられる。
この様な寸法的に安定な板状物としては、従来印刷版の
基板として使用されたものが含まれ、それらを好適に使
用することができる。かかる基板としては、紙、プラス
チック(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレンなど)がラミネ−トされた紙、例えばアルミニウ
ム(アルミニウム合金も含む。)、亜鉛、銅などのよう
な金属の板、例えばセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、セルロースアセテート、ポリエチレンテレフタ
レ−ト、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカ−ボ
ネ−ト、ポリビニルアセタ−ルなどのようなプラスチッ
クのフィルム、上記の如き金属がラミネ−トもしくは蒸
着された紙もしくはプラスチックフィルムなどが含まれ
る。これらの基板のうち、アルミニウム板は寸法的に著
しく安定であり、しかも安価であるので特に好ましい。
また、軽印刷用の基板として用いられている、ポリエチ
レンテレフタレ−トフィルムも好ましく使用される。
【0068】本発明で使用する水なし平版印刷版は、基
板とシリコーンゴム層との接着を強固にするため、プラ
イマ−層を設けても良い。本発明で使用する直描型水な
し平版印刷版原版のプライマ−層は、次の条件を満たす
ことが必要である。すなわち、基板とシリコーンゴム層
とをよく接着し、経時において安定であること、さらに
現像液の溶剤に対する耐溶剤性が良いことである。この
ような条件を満たすものとして、特公昭61−5421
9号公報に示されるようなエポキシ樹脂を含むものの
他、ポリウレタン樹脂、フェノ−ル樹脂、アクリル樹
脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、
塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、エチレン―酢酸ビニル共重合
体、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリロニトリル―ブ
タジエン共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリエーテルス
ルフォン樹脂、ミルクカゼイン、ゼラチン等を使用する
ことが出来る。これらの樹脂は単独であるいは二種以上
混合して用いることができる。
板とシリコーンゴム層との接着を強固にするため、プラ
イマ−層を設けても良い。本発明で使用する直描型水な
し平版印刷版原版のプライマ−層は、次の条件を満たす
ことが必要である。すなわち、基板とシリコーンゴム層
とをよく接着し、経時において安定であること、さらに
現像液の溶剤に対する耐溶剤性が良いことである。この
ような条件を満たすものとして、特公昭61−5421
9号公報に示されるようなエポキシ樹脂を含むものの
他、ポリウレタン樹脂、フェノ−ル樹脂、アクリル樹
脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、
塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、エチレン―酢酸ビニル共重合
体、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリロニトリル―ブ
タジエン共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリエーテルス
ルフォン樹脂、ミルクカゼイン、ゼラチン等を使用する
ことが出来る。これらの樹脂は単独であるいは二種以上
混合して用いることができる。
【0069】これらの中では、ポリウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂
等を単独で、あるいは2種以上を混合して用いることが
好ましい。
エステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂
等を単独で、あるいは2種以上を混合して用いることが
好ましい。
【0070】また、上記プライマー層を構成するアンカ
ー剤としては、例えばシランカップリング剤等の、公知
の接着剤を用いることができ、また有機チタネート等も
有効である。
ー剤としては、例えばシランカップリング剤等の、公知
の接着剤を用いることができ、また有機チタネート等も
有効である。
【0071】さらに塗工性を改良する目的で、界面活性
剤を添加することも任意である。
剤を添加することも任意である。
【0072】また、印刷版の露光部は、プライマー層が
露出して画線部となるために、このプライマー層中に染
料等の添加剤を含有させて検版性を向上させることが好
ましい。
露出して画線部となるために、このプライマー層中に染
料等の添加剤を含有させて検版性を向上させることが好
ましい。
【0073】上記のプライマー層を形成するための組成
物は、DMF、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、ジオキサン、トルエン、キシレン、THF等の
適当な有機溶剤に溶解させることによって組成物溶液と
して調整される。かかる組成物溶液を基板上に均一に塗
布し必要な温度で必要な時間加熱することにより、プラ
イマー層が形成される。
物は、DMF、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、ジオキサン、トルエン、キシレン、THF等の
適当な有機溶剤に溶解させることによって組成物溶液と
して調整される。かかる組成物溶液を基板上に均一に塗
布し必要な温度で必要な時間加熱することにより、プラ
イマー層が形成される。
【0074】プライマ−層の厚さは被覆層にして0.5
〜50g/m2 が好ましく、より好ましくは1〜10
g/m2 である。厚さが0.5g/m2 よりも薄いと基
板表面の形態欠陥および化学的悪影響の遮断効果がおと
り、50g/m2 よりも厚いと経済的見地から不利とな
るので上記の範囲が好ましい。
〜50g/m2 が好ましく、より好ましくは1〜10
g/m2 である。厚さが0.5g/m2 よりも薄いと基
板表面の形態欠陥および化学的悪影響の遮断効果がおと
り、50g/m2 よりも厚いと経済的見地から不利とな
るので上記の範囲が好ましい。
【0075】基板上または、プライマー層上に形成され
るシリコーンゴム層としては、従来の水なし平版印刷版
のシリコーンゴム組成物がすべて使用できる。
るシリコーンゴム層としては、従来の水なし平版印刷版
のシリコーンゴム組成物がすべて使用できる。
【0076】このようなシリコ−ンゴム層は線状オルガ
ノポリシロキサン(好ましくはジメチルポリシロキサ
ン)をまばらに架橋することにより得られるものであ
り、代表的なシリコ−ンゴム層は、次式(I)に示すよ
うな繰り返し単位を有するものである。
ノポリシロキサン(好ましくはジメチルポリシロキサ
ン)をまばらに架橋することにより得られるものであ
り、代表的なシリコ−ンゴム層は、次式(I)に示すよ
うな繰り返し単位を有するものである。
【0077】
【化1】 (ここでnは2以上の整数である。Rは炭素数1〜10
のアルキル、アリ−ル、あるいはシアノアルキル基であ
る。全体のRの40%以下がビニル、フェニル、ハロゲ
ン化ビニル、ハロゲン化フェニルであり、Rの60%以
上がメチル基であるものが好ましい。また、鎖末端もし
くは側鎖のかたちで分子鎖中に少なくとも一つ以上の水
酸基を有する。) 本発明の印刷版に適用するシリコ−ンゴム層の場合には
次に示すような縮合型の架橋を行うシリコ−ンゴム(R
TV、LTV型シリコ−ンゴム)を用いることができ
る。このようなシリコ−ンゴムとしてはオルガノポリシ
ロキサン鎖のRの一部がHに置換されたものも使用でき
るが、通常次式(II)と(III )、(IV)で表される末
端基どうしの縮合によって架橋される。これにさらに過
剰の架橋剤を存在させる場合もある。
のアルキル、アリ−ル、あるいはシアノアルキル基であ
る。全体のRの40%以下がビニル、フェニル、ハロゲ
ン化ビニル、ハロゲン化フェニルであり、Rの60%以
上がメチル基であるものが好ましい。また、鎖末端もし
くは側鎖のかたちで分子鎖中に少なくとも一つ以上の水
酸基を有する。) 本発明の印刷版に適用するシリコ−ンゴム層の場合には
次に示すような縮合型の架橋を行うシリコ−ンゴム(R
TV、LTV型シリコ−ンゴム)を用いることができ
る。このようなシリコ−ンゴムとしてはオルガノポリシ
ロキサン鎖のRの一部がHに置換されたものも使用でき
るが、通常次式(II)と(III )、(IV)で表される末
端基どうしの縮合によって架橋される。これにさらに過
剰の架橋剤を存在させる場合もある。
【0078】
【化2】
【化3】
【化4】 (ここでRは先に説明したRと同様であり、R1 、R2
は一価の低級アルキル基であり、Acはアセチル基であ
る。) このような縮合型の架橋を行うシリコ−ンゴムには、
錫、亜鉛、鉛、カルシウム、マンガンなどの金属カルボ
ン酸塩、例えばラウリン酸ジブチル錫、錫(II)オクト
エ−ト、ナフテン酸塩など、あるいは塩化白金酸のよう
な触媒が添加される。
は一価の低級アルキル基であり、Acはアセチル基であ
る。) このような縮合型の架橋を行うシリコ−ンゴムには、
錫、亜鉛、鉛、カルシウム、マンガンなどの金属カルボ
ン酸塩、例えばラウリン酸ジブチル錫、錫(II)オクト
エ−ト、ナフテン酸塩など、あるいは塩化白金酸のよう
な触媒が添加される。
【0079】更に、本発明において用いられる次式
(V)と(VI)との付加反応により架橋を行ったシリコ
−ンゴム層としては、多価ハイドロジェンオルガノポリ
シロキサンと1分子中に2個以上の式(VI)結合を有す
るポリシロキサンとの反応によって得られ、望ましくは
以下の成分からなる組成物を架橋硬化したものがあげら
れる。
(V)と(VI)との付加反応により架橋を行ったシリコ
−ンゴム層としては、多価ハイドロジェンオルガノポリ
シロキサンと1分子中に2個以上の式(VI)結合を有す
るポリシロキサンとの反応によって得られ、望ましくは
以下の成分からなる組成物を架橋硬化したものがあげら
れる。
【0080】
【化5】
【化6】 (1)1分子中にケイ素原子に直接結合したアルケニル基(望ましくはビニル基 )を少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン 100重量部 (2)1分子中に少なくとも式(V)基を2個有するオルガノハイドロジェンポ リシロキサン 0.1〜1000重量部 (3)付加触媒 0.00001〜10重量部 成分(1)のアルケニル基は分子鎖末端、中間のいずれ
にあってもよく、アルケニル基以外の有機基としては、
置換もしくは非置換のアルキル基、アリ−ル基である。
成分(1)は水酸基を微量有していることが好ましい。
成分(2)は成分(1)と反応してシリコ−ンゴム層を
形成するが、感熱破壊層に対する接着性の付与の役割を
果たす。成分(2)の水素基は分子鎖末端、中間のいず
れにあってもよく、水素以外の有機基としては成分
(1)と同様のものから選ばれる。成分(1)と成分
(2)の有機基はインキ反撥性の向上の点で総じて基数
の60%以上がメチル基であることが好ましい。成分
(1)及び成分(2)の分子構造は直鎖状、環状、分枝
状いずれでもよく、どちらか少なくとも一方の分子量が
1000を超えることがゴム物性の面で好ましく、更
に、成分(2)の分子量が1000を超えることが好ま
しい。成分(1)としては、α,ω−ジビニルポリジメ
チルシロキサン、両末端メチル基の(メチルビニルシロ
キサン)(ジメチルシロキサン)共重合体などが例示さ
れ、成分(2)としては、両末端水素基のポリジメチル
シロキサン、α,ω−ジメチルポリメチルハイドロジェ
ンシロキサン、両末端メチル基の(メチルハイドロジェ
ンシロキサン)(ジメチルシロキサン)共重合体、環状
ポリメチルハイドロジェンシロキサンなどが例示され
る。成分(3)の付加触媒は、公知のもののなかから任
意に選ばれるが、特に白金系の化合物が望ましく、白金
単体、塩化白金、塩化白金酸、オレフィン配位白金など
が例示される。これらの組成物の硬化速度を制御する目
的で、テトラシクロ(メチルビニル)シロキサンなどの
ビニル基含有のオルガノポリシロキサン、炭素−炭素三
重結合含有のアルコ−ル、アセトン、メチルエチルケト
ン、メタノ−ル、エタノ−ル、プロピレングリコ−ルモ
ノメチルエ−テルなどの架橋抑制剤を添加することも可
能である。これらの組成物は、3成分を混合した時点に
おいて付加反応が起き、硬化が始まるが、硬化速度は反
応温度が高くなるに従い急激に大きくなる特徴を有す
る。故に組成物のゴム化までのポットライフを長くし、
かつ感光層上での硬化時間を短くする目的で、組成物の
硬化条件は、基板、感光層の特性が変わらない範囲の温
度条件で、かつ完全に硬化するまで高温に保持しておく
ことが、感光層との接着力の安定性の面で好ましい。
にあってもよく、アルケニル基以外の有機基としては、
置換もしくは非置換のアルキル基、アリ−ル基である。
成分(1)は水酸基を微量有していることが好ましい。
成分(2)は成分(1)と反応してシリコ−ンゴム層を
形成するが、感熱破壊層に対する接着性の付与の役割を
果たす。成分(2)の水素基は分子鎖末端、中間のいず
れにあってもよく、水素以外の有機基としては成分
(1)と同様のものから選ばれる。成分(1)と成分
(2)の有機基はインキ反撥性の向上の点で総じて基数
の60%以上がメチル基であることが好ましい。成分
(1)及び成分(2)の分子構造は直鎖状、環状、分枝
状いずれでもよく、どちらか少なくとも一方の分子量が
1000を超えることがゴム物性の面で好ましく、更
に、成分(2)の分子量が1000を超えることが好ま
しい。成分(1)としては、α,ω−ジビニルポリジメ
チルシロキサン、両末端メチル基の(メチルビニルシロ
キサン)(ジメチルシロキサン)共重合体などが例示さ
れ、成分(2)としては、両末端水素基のポリジメチル
シロキサン、α,ω−ジメチルポリメチルハイドロジェ
ンシロキサン、両末端メチル基の(メチルハイドロジェ
ンシロキサン)(ジメチルシロキサン)共重合体、環状
ポリメチルハイドロジェンシロキサンなどが例示され
る。成分(3)の付加触媒は、公知のもののなかから任
意に選ばれるが、特に白金系の化合物が望ましく、白金
単体、塩化白金、塩化白金酸、オレフィン配位白金など
が例示される。これらの組成物の硬化速度を制御する目
的で、テトラシクロ(メチルビニル)シロキサンなどの
ビニル基含有のオルガノポリシロキサン、炭素−炭素三
重結合含有のアルコ−ル、アセトン、メチルエチルケト
ン、メタノ−ル、エタノ−ル、プロピレングリコ−ルモ
ノメチルエ−テルなどの架橋抑制剤を添加することも可
能である。これらの組成物は、3成分を混合した時点に
おいて付加反応が起き、硬化が始まるが、硬化速度は反
応温度が高くなるに従い急激に大きくなる特徴を有す
る。故に組成物のゴム化までのポットライフを長くし、
かつ感光層上での硬化時間を短くする目的で、組成物の
硬化条件は、基板、感光層の特性が変わらない範囲の温
度条件で、かつ完全に硬化するまで高温に保持しておく
ことが、感光層との接着力の安定性の面で好ましい。
【0081】これらの組成物の他に、インキ受容性感熱
層との接着性を向上させる目的でシラン系化合物をシリ
コーンゴム層中に添加したり、シリコーンゴム層とイン
キ受容性感熱層あるいは、シリコーンゴム層と基板の間
にシラン系化合物層を設けることが、好ましい。
層との接着性を向上させる目的でシラン系化合物をシリ
コーンゴム層中に添加したり、シリコーンゴム層とイン
キ受容性感熱層あるいは、シリコーンゴム層と基板の間
にシラン系化合物層を設けることが、好ましい。
【0082】このような、シラン系化合物としては、公
知のシランカップリング剤の他、シリル基を有する化合
物であれば、いかなるものでも使用できるが、本発明に
おいては、アクリルシラン、メタアクリルシラン(以下
両者をあわせて(メタ)アクリルシランという)、ビニ
ルシラン及びアリルシラン等の不飽和基含有シランカッ
プリング剤やエポキシシラン、アミノシラン、メルカプ
トシラン、等の官能基含有シランカップリング剤が好ま
しく用いられる。
知のシランカップリング剤の他、シリル基を有する化合
物であれば、いかなるものでも使用できるが、本発明に
おいては、アクリルシラン、メタアクリルシラン(以下
両者をあわせて(メタ)アクリルシランという)、ビニ
ルシラン及びアリルシラン等の不飽和基含有シランカッ
プリング剤やエポキシシラン、アミノシラン、メルカプ
トシラン、等の官能基含有シランカップリング剤が好ま
しく用いられる。
【0083】これらの中でも、不飽和基含有シランカッ
プリング剤は感熱破壊層を光または熱キュアーした際
に、他のモノマーと共重合し、かつシリコーン層との界
面で接着力を発現するため、本発明における、感熱破壊
層の接着に有効に作用する。
プリング剤は感熱破壊層を光または熱キュアーした際
に、他のモノマーと共重合し、かつシリコーン層との界
面で接着力を発現するため、本発明における、感熱破壊
層の接着に有効に作用する。
【0084】(メタ)アクリルシランとしては、具体的
には、N―(3―(メタ)アクリロキシ―2―ヒドロキ
シプロピル)―3―アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、ビス((メタ)アクリロキシプロピル)―1,1,
3,3―テトラメチルジシロキサン、2―(メタ)アク
リロキシエチルジメチル(3―(トリメトキシシリル)
プロピル)アンモニウムクロライド、(メタ)アクリロ
キシプロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラ
ン、3―(メタ)アクリロキシプロピルジメチルクロロ
シラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルメチルジク
ロロシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルトリク
ロロシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルジメチ
ルエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピル
メチルジエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプ
ロピルトリエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシ
プロピルジメチルメトキシシラン、3―(メタ)アクリ
ロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3―(メタ)
アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3―(メ
タ)アクリロキシプロピルペンタメチルジシロキサン、
3―(メタ)アクリロキシプロピルトリス(メトキシエ
トキシ)シラン、3―(メタ)アクリロキシトリス(ト
リメチルシロキシ)シラン、2―(トリメチルシロキ
シ)エチル(メタ)アクリレート、トリメチルシリル
(メタ)アクリレート等が挙げられるが、好ましくは、
3―(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3―(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキ
シシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルメチルジ
エトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルト
リエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピル
ジメチルメトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン、3―(メタ)アクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、等が挙げられる。
には、N―(3―(メタ)アクリロキシ―2―ヒドロキ
シプロピル)―3―アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、ビス((メタ)アクリロキシプロピル)―1,1,
3,3―テトラメチルジシロキサン、2―(メタ)アク
リロキシエチルジメチル(3―(トリメトキシシリル)
プロピル)アンモニウムクロライド、(メタ)アクリロ
キシプロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラ
ン、3―(メタ)アクリロキシプロピルジメチルクロロ
シラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルメチルジク
ロロシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルトリク
ロロシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルジメチ
ルエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピル
メチルジエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプ
ロピルトリエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシ
プロピルジメチルメトキシシラン、3―(メタ)アクリ
ロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3―(メタ)
アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3―(メ
タ)アクリロキシプロピルペンタメチルジシロキサン、
3―(メタ)アクリロキシプロピルトリス(メトキシエ
トキシ)シラン、3―(メタ)アクリロキシトリス(ト
リメチルシロキシ)シラン、2―(トリメチルシロキ
シ)エチル(メタ)アクリレート、トリメチルシリル
(メタ)アクリレート等が挙げられるが、好ましくは、
3―(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3―(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキ
シシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルメチルジ
エトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピルト
リエトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプロピル
ジメチルメトキシシラン、3―(メタ)アクリロキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン、3―(メタ)アクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、等が挙げられる。
【0085】また、ビニルシラン、及びアリルシラン
は、特に下層のシリコーンゴム層が付加型の場合、ハイ
ドロジェンポリシロキサンと反応して、接着力を発揮す
る。
は、特に下層のシリコーンゴム層が付加型の場合、ハイ
ドロジェンポリシロキサンと反応して、接着力を発揮す
る。
【0086】ビニルシランとして具体的には、ビス(ジ
メチルアミノ)メチルビニルシラン、1―ブロモビニル
トリメチルシラン、クロロメチルジメチルビニルシラ
ン、3―クロロプロピルジメチルビニルシラン、1―ク
ロロビニルトリクロロシラン、N,N―ジメチルアミノ
ビニルジエトキシシラン、ジフェニルビニルクロロシラ
ン、ジフェニルビニルエトキシシラン、1,3―ジビニ
ル―1,3―ジメチル―1,3―ジクロロジシロキサ
ン、ジビニルジメチルシラン、1,3―ジビニル―1,
3―ジフェニル―1,3―ジメチルジシラザン、1,3
―ジビニル―1,3―ジフェニル―1,3―ジメチルジ
シロキサン、1,3―ジビニルテトラテトラエトキシジ
シロキサン、1,3―ジビニルテトラメチルジシラザ
ン、1,3―ジビニルテトラメチルジシロキサン、1,
4―ジビニル―1,1,4,4―テトラメチルジシリル
エチレン、フェニルジメチルビニルシラン、フェニルメ
チルビニルクロロシラン、フェニルメチルビニルシラ
ン、フェニルビニルクロロシラン、フェニルビニルジメ
トキシシラン、1,1,3,3―テトラビニルジメチル
ジシロキサン、テトラビニルシラン、1,3,5,7―
テトラビニルテトラメチルシクロテトラシロキサン、ト
リフェニルビニルシラン、トリビニルメチルシラン、
1,3,5―トリビニル―1,1,3,5,5―ペンタ
メチルトリシロキサン、ビニルジエチルメチルシラン、
ビニルジメチルクロロシラン、ビニルジメチルエトキシ
シラン、ビニルエチルジクロロシラン、ビニルメチルジ
アセトキシシラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニ
ルメチルジエトキシシラン、1―ビニルシラトラン、ビ
ニルトリアセトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリイソプロポキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリメチル
シラン、ビニルトリフェノキシシラン、ビニルトリス
(トリ―s―ブトキシシロキサニル)シラン、ビニルト
リス(t―ブチルパーオキシ)シラン、ビニルトリス
(2―メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリス(トリ
メチルシロキシ)シランが挙げられるが、好ましくは、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2―メトキ
シエトキシ)シラン、ビニルトリメトキシシラン、ジビ
ニルジエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシランで
ある。
メチルアミノ)メチルビニルシラン、1―ブロモビニル
トリメチルシラン、クロロメチルジメチルビニルシラ
ン、3―クロロプロピルジメチルビニルシラン、1―ク
ロロビニルトリクロロシラン、N,N―ジメチルアミノ
ビニルジエトキシシラン、ジフェニルビニルクロロシラ
ン、ジフェニルビニルエトキシシラン、1,3―ジビニ
ル―1,3―ジメチル―1,3―ジクロロジシロキサ
ン、ジビニルジメチルシラン、1,3―ジビニル―1,
3―ジフェニル―1,3―ジメチルジシラザン、1,3
―ジビニル―1,3―ジフェニル―1,3―ジメチルジ
シロキサン、1,3―ジビニルテトラテトラエトキシジ
シロキサン、1,3―ジビニルテトラメチルジシラザ
ン、1,3―ジビニルテトラメチルジシロキサン、1,
4―ジビニル―1,1,4,4―テトラメチルジシリル
エチレン、フェニルジメチルビニルシラン、フェニルメ
チルビニルクロロシラン、フェニルメチルビニルシラ
ン、フェニルビニルクロロシラン、フェニルビニルジメ
トキシシラン、1,1,3,3―テトラビニルジメチル
ジシロキサン、テトラビニルシラン、1,3,5,7―
テトラビニルテトラメチルシクロテトラシロキサン、ト
リフェニルビニルシラン、トリビニルメチルシラン、
1,3,5―トリビニル―1,1,3,5,5―ペンタ
メチルトリシロキサン、ビニルジエチルメチルシラン、
ビニルジメチルクロロシラン、ビニルジメチルエトキシ
シラン、ビニルエチルジクロロシラン、ビニルメチルジ
アセトキシシラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニ
ルメチルジエトキシシラン、1―ビニルシラトラン、ビ
ニルトリアセトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリイソプロポキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリメチル
シラン、ビニルトリフェノキシシラン、ビニルトリス
(トリ―s―ブトキシシロキサニル)シラン、ビニルト
リス(t―ブチルパーオキシ)シラン、ビニルトリス
(2―メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリス(トリ
メチルシロキシ)シランが挙げられるが、好ましくは、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2―メトキ
シエトキシ)シラン、ビニルトリメトキシシラン、ジビ
ニルジエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシランで
ある。
【0087】アリルシランとして具体的には、アリルジ
メチルクロロシラン、アリルジメチルシラン、アリルメ
チルジクロロシラン、アリルトリクロロシラン、アリル
トリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ジア
リルジエトキシシラン、ジアリルジメトキシシラン、ト
リアリルエトキシシラン、トリアリルメトキシシラン、
フェニルアリルジエトキシシラン、フェニルアリルジメ
トキシシラン、フェニルジアリルエトキシシラン、フェ
ニルジアリルメトキシシタン、アリルトリメチルシラ
ン、ジアリルジクロロシラン、ジアリルジメチルシラ
ン、ジフェニルジアリルシラン、フェニルアリルジクロ
ロシラン、テトラアリロキシシラン、O―トリメチルシ
リルアリルアルコール等が挙げられるが、好ましくはア
リルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、
ジアリルジエトキシシラン、ジアリルジメトキシシラン
である。
メチルクロロシラン、アリルジメチルシラン、アリルメ
チルジクロロシラン、アリルトリクロロシラン、アリル
トリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ジア
リルジエトキシシラン、ジアリルジメトキシシラン、ト
リアリルエトキシシラン、トリアリルメトキシシラン、
フェニルアリルジエトキシシラン、フェニルアリルジメ
トキシシラン、フェニルジアリルエトキシシラン、フェ
ニルジアリルメトキシシタン、アリルトリメチルシラ
ン、ジアリルジクロロシラン、ジアリルジメチルシラ
ン、ジフェニルジアリルシラン、フェニルアリルジクロ
ロシラン、テトラアリロキシシラン、O―トリメチルシ
リルアリルアルコール等が挙げられるが、好ましくはア
リルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、
ジアリルジエトキシシラン、ジアリルジメトキシシラン
である。
【0088】エポキシシランとしては、3―グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン、2―(3,4―エポキ
シシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランであり、
アミノシランとしては、N―2―(アミノエチル)―3
―アミノプロピルトリメトキシシラン、N―2―(アミ
ノエチル)―3―アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3―アミノプロピルトリエトキシシランであり、メ
ルカプトシランとしては、3―メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、3―メルカプトプロピルトリエトキシ
シラン等が挙げられる。
シプロピルトリメトキシシラン、2―(3,4―エポキ
シシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランであり、
アミノシランとしては、N―2―(アミノエチル)―3
―アミノプロピルトリメトキシシラン、N―2―(アミ
ノエチル)―3―アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3―アミノプロピルトリエトキシシランであり、メ
ルカプトシランとしては、3―メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、3―メルカプトプロピルトリエトキシ
シラン等が挙げられる。
【0089】このような、シラン系化合物の添加量は、
全感熱破壊層組成物に対して、0.01〜20重量%が
好ましく、より好ましくは0.05〜10重量%であ
る。
全感熱破壊層組成物に対して、0.01〜20重量%が
好ましく、より好ましくは0.05〜10重量%であ
る。
【0090】あるいは、シランカップリング剤を、適当
な溶剤に溶解して希薄溶液の状態で、シリコーンゴム層
上、あるいは基板上に塗布して、接着層として用いるこ
とも可能である。
な溶剤に溶解して希薄溶液の状態で、シリコーンゴム層
上、あるいは基板上に塗布して、接着層として用いるこ
とも可能である。
【0091】この場合、シランカップリング剤層の膜厚
は、シランカップリング剤の単分子膜が形成される程度
の膜厚があれば十分であり、具体的には1000オング
ストローム以下が好ましく、より好ましくは500オン
グストローム以下である。
は、シランカップリング剤の単分子膜が形成される程度
の膜厚があれば十分であり、具体的には1000オング
ストローム以下が好ましく、より好ましくは500オン
グストローム以下である。
【0092】膜厚が1000オングストロームよりも厚
い場合には、シリコーンゴム層との接着性が低下しやす
くなり、印刷版の耐刷性や溶剤耐性が低下する。
い場合には、シリコーンゴム層との接着性が低下しやす
くなり、印刷版の耐刷性や溶剤耐性が低下する。
【0093】これ以外にも、縮合型シリコ−ンゴム層の
組成物である水酸基含有オルガノポリシロキサン、加水
分解性官能基含有シラン(もしくはシロキサン)を添加
することも任意であり、またゴム強度を向上させる目的
で、シリカなどの公知の充填剤を添加させることも任意
である。
組成物である水酸基含有オルガノポリシロキサン、加水
分解性官能基含有シラン(もしくはシロキサン)を添加
することも任意であり、またゴム強度を向上させる目的
で、シリカなどの公知の充填剤を添加させることも任意
である。
【0094】これら、シリコーンゴム層の膜厚は0.5
〜50g/m2 が好ましく、さらに好ましくは0.5〜
10g/m2 である。膜厚が0.5g/m2 よりも小さ
い場合には印刷版のインキ反撥性が低下しやすく、50
g/m2 よりも大きい場合には、経済的見地から不利で
ある。
〜50g/m2 が好ましく、さらに好ましくは0.5〜
10g/m2 である。膜厚が0.5g/m2 よりも小さ
い場合には印刷版のインキ反撥性が低下しやすく、50
g/m2 よりも大きい場合には、経済的見地から不利で
ある。
【0095】以上説明したようにして構成された水なし
平版印刷版原版の表面を保護するなどの目的で、インキ
受容性感熱層の表面にプレ−ンまたは凹凸処理した薄い
保護フィルムをラミネ−トしたり、予めインキ受容性感
熱層が形成されたフィルムをシリコーンゴム層上にラミ
ネートすることも可能である。
平版印刷版原版の表面を保護するなどの目的で、インキ
受容性感熱層の表面にプレ−ンまたは凹凸処理した薄い
保護フィルムをラミネ−トしたり、予めインキ受容性感
熱層が形成されたフィルムをシリコーンゴム層上にラミ
ネートすることも可能である。
【0096】また、特開平5―323588号公報に記
載の現像溶媒に溶解するような、ポリマーの塗膜を形成
することも可能である。
載の現像溶媒に溶解するような、ポリマーの塗膜を形成
することも可能である。
【0097】特に、保護フィルムをラミネートした場合
には、保護フィルム上からレーザ露光を行い、その後保
護フィルムを剥離することによって印刷版上にパターン
を形成する、いわゆる剥離現像を行うことによって印刷
版を作成することも可能である。
には、保護フィルム上からレーザ露光を行い、その後保
護フィルムを剥離することによって印刷版上にパターン
を形成する、いわゆる剥離現像を行うことによって印刷
版を作成することも可能である。
【0098】次に、本発明における水なし平版印刷版原
版の製造方法について説明する。
版の製造方法について説明する。
【0099】まず、基板上にリバースロールコーター、
エアーナイフコーター、メーヤバーコーターなどの通常
のコーターあるいはホエラーのような回転塗布装置を用
い、必要に応じてプライマー層組成物を塗布し100〜
300℃で数分間硬化した後、シリコーンゴム組成物を
塗布し50〜150℃の温度で数分間熱処理してゴム硬
化させてシリコーンゴム層を形成する。
エアーナイフコーター、メーヤバーコーターなどの通常
のコーターあるいはホエラーのような回転塗布装置を用
い、必要に応じてプライマー層組成物を塗布し100〜
300℃で数分間硬化した後、シリコーンゴム組成物を
塗布し50〜150℃の温度で数分間熱処理してゴム硬
化させてシリコーンゴム層を形成する。
【0100】その上に、インキ受容性感熱層を蒸着また
はスパッタリングによって形成し、必要に応じて保護フ
ィルムをラミネートするかあるいは、保護層を形成す
る。
はスパッタリングによって形成し、必要に応じて保護フ
ィルムをラミネートするかあるいは、保護層を形成す
る。
【0101】この時、インキ受容性感熱層が予め形成さ
れたフィルムをシリコーンゴム層上にラミネートするこ
とも可能である。
れたフィルムをシリコーンゴム層上にラミネートするこ
とも可能である。
【0102】また、インキ受容性感熱層とシリコーンゴ
ム層との接着性を向上させる目的で、上述のインキ受容
性感熱層上に予めシランカップリング剤を塗布してお
き、これをシリコーンゴムが塗布された基板上にラミネ
ートすることも有効である。
ム層との接着性を向上させる目的で、上述のインキ受容
性感熱層上に予めシランカップリング剤を塗布してお
き、これをシリコーンゴムが塗布された基板上にラミネ
ートすることも有効である。
【0103】このようにして得られた直描型水なし平版
印刷版原版を、保護フィルムを剥離してからまたは、保
護フィルム上からレーザ光で画像状に露光する。
印刷版原版を、保護フィルムを剥離してからまたは、保
護フィルム上からレーザ光で画像状に露光する。
【0104】露光には通常レーザ光が使用されるが、こ
の時の光源としては、発振波長が300nm〜1500
nmの範囲にあるArイオンレーザ、Krイオンレー
ザ、He―Neレーザ、He―Cdレーザ、ルビーレー
ザ、ガラスレーザ、半導体レーザ、YAGレーザ、チタ
ンサファイアレーザ、色素レーザ、窒素レーザ、金属蒸
気レーザ等の種々のレーザが使用できる。なかでも、半
導体レーザは近年の技術的進歩により、小型化し、経済
的にも他のレーザ光源よりも有利であるので、好まし
い。
の時の光源としては、発振波長が300nm〜1500
nmの範囲にあるArイオンレーザ、Krイオンレー
ザ、He―Neレーザ、He―Cdレーザ、ルビーレー
ザ、ガラスレーザ、半導体レーザ、YAGレーザ、チタ
ンサファイアレーザ、色素レーザ、窒素レーザ、金属蒸
気レーザ等の種々のレーザが使用できる。なかでも、半
導体レーザは近年の技術的進歩により、小型化し、経済
的にも他のレーザ光源よりも有利であるので、好まし
い。
【0105】上記の方法で露光された、直描型水なし平
版印刷版は必要に応じて、剥離現像、または通常の溶剤
現像処理される。
版印刷版は必要に応じて、剥離現像、または通常の溶剤
現像処理される。
【0106】本発明で用いられる現像液としては、例え
ば水や、水に下記の極性溶媒を添加したものや、脂肪族
炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、「アイソパーE,
G,H」(ESSO製イソパラフィン系炭化水素の商品
名)、ガソリン、灯油など)、芳香族炭化水素類(トル
エン、キシレンなど)、ハロゲン化炭化水素類(トリク
レンなど)などの少なくとも1種類以上の混合溶媒に下
記の極性溶媒を少なくとも1種類添加したものが好まし
く用いられる。
ば水や、水に下記の極性溶媒を添加したものや、脂肪族
炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、「アイソパーE,
G,H」(ESSO製イソパラフィン系炭化水素の商品
名)、ガソリン、灯油など)、芳香族炭化水素類(トル
エン、キシレンなど)、ハロゲン化炭化水素類(トリク
レンなど)などの少なくとも1種類以上の混合溶媒に下
記の極性溶媒を少なくとも1種類添加したものが好まし
く用いられる。
【0107】アルコール類(メタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングルコール、ジプ
ロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、1,3―ブチレングリコール、
2,3―ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、
2―エチル―1,3―ヘキサンジオールなど) エーテル類(エチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ―2
―エチルヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、テトラエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリ
プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなど) ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、ジアセトンアルコールなど) エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳
酸エチル、乳酸ブチル、エチレングリコールモノメチル
エーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテートなど) カルボン酸(2―エチル酪酸、カプロン酸、カプリル
酸、2―エチルヘキサン酸、カプリン酸、オレイン酸、
ラウリル酸など) また、上記の現像液組成には、公知の界面活性剤を添加
することも自由に行われる。また、さらにアルカリ剤、
例えば炭酸ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、ジグリコールアミン、モノグリコールア
ミン、トリエタノールアミン、ケイ酸ナトリウム、ケイ
酸カリウム、水酸化カリウム、ホウ酸ナトリウムなどを
添加することもできる。
プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングルコール、ジプ
ロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、1,3―ブチレングリコール、
2,3―ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、
2―エチル―1,3―ヘキサンジオールなど) エーテル類(エチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ―2
―エチルヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、テトラエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリ
プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなど) ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、ジアセトンアルコールなど) エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳
酸エチル、乳酸ブチル、エチレングリコールモノメチル
エーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテートなど) カルボン酸(2―エチル酪酸、カプロン酸、カプリル
酸、2―エチルヘキサン酸、カプリン酸、オレイン酸、
ラウリル酸など) また、上記の現像液組成には、公知の界面活性剤を添加
することも自由に行われる。また、さらにアルカリ剤、
例えば炭酸ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、ジグリコールアミン、モノグリコールア
ミン、トリエタノールアミン、ケイ酸ナトリウム、ケイ
酸カリウム、水酸化カリウム、ホウ酸ナトリウムなどを
添加することもできる。
【0108】現像する際には、これらの現像液を、不織
布、脱脂綿、布、スポンジ等に含浸させて、版面を拭き
取ることによって、現像することができる。
布、脱脂綿、布、スポンジ等に含浸させて、版面を拭き
取ることによって、現像することができる。
【0109】また、現像には特開昭63―163357
に記載されているような自動現像機を用い、上記の現像
液で版面を前処理した後に水道水などでシャワーしなが
ら回転ブラシで版面を擦ることによって、好適に現像す
ることができる。
に記載されているような自動現像機を用い、上記の現像
液で版面を前処理した後に水道水などでシャワーしなが
ら回転ブラシで版面を擦ることによって、好適に現像す
ることができる。
【0110】上記の現像液に代えて、温水や水蒸気を版
面に噴射することによっても現像が可能である。
面に噴射することによっても現像が可能である。
【0111】
【実施例】以下実施例によって本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0112】実施例1〜6 厚さ0.24mmの脱脂したアルミ板上に下記の組成よ
りなるプライマー液を塗布し、230℃、2分間乾燥
し、4g/m2 のプライマ−層を設けた。
りなるプライマー液を塗布し、230℃、2分間乾燥
し、4g/m2 のプライマ−層を設けた。
【0113】 (a)カンコ−ト90T−25−3094(関西ペイント(株)製、エポキシフ ェノ−ル樹脂) 15重量部 (b)ビクトリアピュアブルーBOHナフタレンスルフォン酸 0.1重量部 (c)ジメチルホルムアミド 85重量部 次に、このプライマー層上に、下記の組成のシリコーン
ゴム溶液を塗布し、120℃、2分間乾燥し、厚さ5g
/m2 のシリコ−ンゴム層を設けた。
ゴム溶液を塗布し、120℃、2分間乾燥し、厚さ5g
/m2 のシリコ−ンゴム層を設けた。
【0114】 (a)ポリジメチルシロキサン(分子量約25,000、末端水酸基) 100重量部 (b)エチルトリアセトキシシラン 12重量部 (c)ジブチル錫ジアセテート 0.1重量部 (d)3―アミノプロピルトリエトキシシラン 0.2重量部 (e)“アイソパ−G”(エクソン化学(株)製) 1200重量部 次いで、このシリコーン層上に次の組成を有するシラン
カップリング剤溶液を塗布し、120℃ 2分間 露点
30℃の条件でキュアーして、厚さ0.01g/m2 の
シランカップリング剤層を設けた。
カップリング剤溶液を塗布し、120℃ 2分間 露点
30℃の条件でキュアーして、厚さ0.01g/m2 の
シランカップリング剤層を設けた。
【0115】 (a)3―アミノプロピルトリメトキシシラン 0.001重量部 (b)トルエン 100重量部 次に、厚さ80μmのポリプロピレンフィルム“トレフ
ァン”(東レ(株)製)上に、次の組成を有するインキ
受容性感熱層組成物を真空蒸着によって形成し、インキ
受容性感熱層を設けた。
ァン”(東レ(株)製)上に、次の組成を有するインキ
受容性感熱層組成物を真空蒸着によって形成し、インキ
受容性感熱層を設けた。
【0116】(a)金属(表1) このフィルムと、シランカップリング剤まで塗布された
基板の、それぞれの塗布面が接するように、カレンダー
ローラーを用いてラミネートし、直描型水なし平版印刷
版原版を得た。
基板の、それぞれの塗布面が接するように、カレンダー
ローラーを用いてラミネートし、直描型水なし平版印刷
版原版を得た。
【0117】その後、この印刷版原版の“トレファン”
を剥離して金属層をシリコーン層上に転写し、X―Yテ
ーブルに装着した半導体レーザ(SLD―304XT、
出力1W、波長809nm、ソニー(株)製)を用い
て、ビーム直径20μm、露光時間10μsでパルス露
光を行った。この時、レーザ出力はLDパルス変調駆動
装置で任意に変化させ、版面上でのレーザパワーを測定
した。
を剥離して金属層をシリコーン層上に転写し、X―Yテ
ーブルに装着した半導体レーザ(SLD―304XT、
出力1W、波長809nm、ソニー(株)製)を用い
て、ビーム直径20μm、露光時間10μsでパルス露
光を行った。この時、レーザ出力はLDパルス変調駆動
装置で任意に変化させ、版面上でのレーザパワーを測定
した。
【0118】この印刷版の画像再現性を50倍のルーペ
で評価し、ドットが形成される最小レーザパワーを決定
し、その結果から印刷版の感度を測定した。
で評価し、ドットが形成される最小レーザパワーを決定
し、その結果から印刷版の感度を測定した。
【0119】また、得られた印刷版について、オフセッ
ト印刷機(小森スプリント4色機)に取り付け、大日本
インキ化学工業(株)製“ドライオカラー”墨、藍、
紅、黄インキを用いて、上質紙に印刷を行い、印刷物に
汚れが見られる時の、版面の温度を地汚れ温度として評
価した。
ト印刷機(小森スプリント4色機)に取り付け、大日本
インキ化学工業(株)製“ドライオカラー”墨、藍、
紅、黄インキを用いて、上質紙に印刷を行い、印刷物に
汚れが見られる時の、版面の温度を地汚れ温度として評
価した。
【0120】実施例7 実施例1において、プライマ層とシリコーンゴム層の間
に次の組成を有するシランカップリング剤層溶液を塗布
し、120℃で2分間、露点30℃の条件でキュアーし
て、厚さ0.01g/m2 のシランカップリング剤層を
設けた以外は全て同一にして、直描型水なし平版印刷版
原版を作製し、同様に評価した。
に次の組成を有するシランカップリング剤層溶液を塗布
し、120℃で2分間、露点30℃の条件でキュアーし
て、厚さ0.01g/m2 のシランカップリング剤層を
設けた以外は全て同一にして、直描型水なし平版印刷版
原版を作製し、同様に評価した。
【0121】 (a)3―メルカプトプロピルトリメトキシシラン 0.001重量部 (b)トルエン 100重量部 比較例1,2 実施例1及び2において、同一組成で基板上にプライマ
ー層、インキ受容性感熱層、シランカップリング剤層、
シリコーンゴム層をこの順に積層し、あとは全て同様に
して評価した。ただし、シリコーンゴム層の膜厚のみ、
2g/m2 とした。
ー層、インキ受容性感熱層、シランカップリング剤層、
シリコーンゴム層をこの順に積層し、あとは全て同様に
して評価した。ただし、シリコーンゴム層の膜厚のみ、
2g/m2 とした。
【0122】表1において、本発明の印刷版は比較例の
ものよりも、地汚れ性、及び感度が向上していることが
判る。
ものよりも、地汚れ性、及び感度が向上していることが
判る。
【0123】
【表1】
【0124】
【発明の効果】本発明の直描型水なし平版印刷版は、従
来の直描型水なし平版印刷版よりも、地汚れ性および感
度が向上した。
来の直描型水なし平版印刷版よりも、地汚れ性および感
度が向上した。
Claims (13)
- 【請求項1】基板、該基板上に設けたシリコーンゴム
層、および該シリコーンゴム層上に設けた、インキ受容
性感熱層からなる直描型水なし平版印刷版原版におい
て、インキ受容性感熱層が金属の薄膜であることを特徴
とする直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項2】請求項1において、インキ受容性感熱層が
融点930(K)以下の金属の薄膜であることを特徴と
する直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項3】請求項1において金属がテルル、スズ、ア
ンチモン、ガリウム、マグネシウム、ポロニウム、セレ
ン、タリウム、亜鉛、ビスマスのいずれかであることを
特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項4】請求項1において金属が、テルル、スズ、
アンチモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛のうちのいずれ
か2種類の組み合わせからなる、アロイであることを特
徴とする直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項5】請求項1において金属が、テルル、スズ、
アンチモン、ガリウム、ビスマス、亜鉛のうちのいずれ
か3種類の組み合わせからなる、アロイであることを特
徴とする直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項6】請求項1においてインキ受容性感熱層の膜
厚が、50〜10000オングストロームであることを
特徴とする直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項7】請求項1においてインキ受容性感熱層の光
学濃度が0.6〜2.5であることを特徴とする直描型
水なし平版印刷版原版。 - 【請求項8】請求項1においてシリコーンゴム層とイン
キ受容性感熱層の間に、シランカップリング剤層を設け
たことを特徴とする、直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項9】請求項1において基板とシリコーンゴム層
の間に、シランカップリング剤層を設けたことを特徴と
する、直描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項10】請求項1においてシリコーンゴム層が、
シランカップリング剤を含有することを特徴とする、直
描型水なし平版印刷版原版。 - 【請求項11】片側にシリコーンゴム層表面を有する基
板と、片側にインキ受容性感熱層を有するフィルムを、
シリコーンゴム層面側とインキ受容性感熱層面側が接す
るようにラミネートすることを特徴とする、直描型水な
し平版印刷版原版の製造方法。 - 【請求項12】請求項11においてフィルムの、インキ
受容性感熱層上に、予めシランカップリング剤が塗布さ
れていることを特徴とする、直描型水なし平版印刷版原
版の製造方法。 - 【請求項13】請求項1〜10のいずれかに記載の直描
型水なし平版印刷版原版を、選択的に露光、現像してな
る、水なし平版印刷版。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289764A JPH09131976A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 直描型水なし平版印刷版原版 |
| KR1019970704668A KR100459623B1 (ko) | 1995-11-08 | 1996-11-08 | 직묘형무수평판인쇄판원판 |
| PCT/JP1996/003296 WO1997017208A1 (fr) | 1995-11-08 | 1996-11-08 | Plaque planographique originale, sans eau, pour dessin direct |
| EP96937548A EP0802067B1 (en) | 1995-11-08 | 1996-11-08 | Direct drawing type waterless planographic original form plate |
| AU75071/96A AU7507196A (en) | 1995-11-08 | 1996-11-08 | Direct drawing type waterless planographic original form plate |
| CA002209831A CA2209831C (en) | 1995-11-08 | 1996-11-08 | Directly imageable raw plate for waterless planographic printing plate |
| CN96192409A CN1093801C (zh) | 1995-11-08 | 1996-11-08 | 直接成像型无水平版印刷版原版 |
| DE69620867T DE69620867T2 (de) | 1995-11-08 | 1996-11-08 | Trockenflachdruckplatte für direktbilderzeugung |
| US08/875,547 US6096476A (en) | 1995-08-11 | 1996-11-08 | Direct drawing type waterless planographic original form plate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289764A JPH09131976A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 直描型水なし平版印刷版原版 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131976A true JPH09131976A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17747459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7289764A Pending JPH09131976A (ja) | 1995-08-11 | 1995-11-08 | 直描型水なし平版印刷版原版 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131976A (ja) |
| DE (1) | DE69620867T2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10124571B2 (en) | 2011-05-17 | 2018-11-13 | Presstek, Llc. | Ablation-type lithographic printing members having improved exposure sensitivity and related methods |
| EP3568301A1 (en) * | 2017-01-11 | 2019-11-20 | Presstek LLC | Ablation-type lithographic printing members having improved exposure sensitivity and related methods |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP7289764A patent/JPH09131976A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-08 DE DE69620867T patent/DE69620867T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69620867T2 (de) | 2002-11-28 |
| DE69620867D1 (de) | 2002-05-29 |
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