JPH09138253A - 電位センサ用検出回路 - Google Patents

電位センサ用検出回路

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JPH09138253A
JPH09138253A JP29560995A JP29560995A JPH09138253A JP H09138253 A JPH09138253 A JP H09138253A JP 29560995 A JP29560995 A JP 29560995A JP 29560995 A JP29560995 A JP 29560995A JP H09138253 A JPH09138253 A JP H09138253A
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voltage
potential
signal
circuit
reverse polarity
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JP29560995A
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English (en)
Inventor
Kazuto Hori
堀  和人
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】センサプローブの汚染を防止または除去するこ
とができる電位センサ用検出回路を提供する。 【解決手段】電位センサ用検出回路50には、外部信号
入力端子TEXが備えられている。外部信号入力端子TEX
からの信号は、切換え器80を介して高圧増幅回路55
に入力される。高圧増幅回路55は、被測定物と等しい
電位の高圧信号を出力する機能の他、被測定物の電位と
は逆極性の電圧を発生する機能を有する。そこで、外部
信号信号入力端子TEXに、高圧増幅回路55から被測定
物の電位とは逆極性の電位を発生させることができる信
号が、制御回路70から与えられる。切換え器80は、
入力端子TEX側に切り換えられる。これにより、センサ
プローブ40に、被測定物の電位とは逆極性の電圧がラ
イン60を介して印加される。その結果、センサプロー
ブ40に付着したトナー等の塵が飛散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、電子写
真プロセスに従って画像を形成する画像形成装置におい
て用いられ、感光体の表面電位を測定する場合などに用
いられる電位センサに適用される電位センサ用検出回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスに従って原稿の複写像
を形成する複写機は、たとえば、ドラム状の感光体を備
えている。感光体の表面はメインチャージャによって一
様に帯電された後に原稿からの反射光によって露光さ
れ、これによって、原稿の反転像に対応した静電潜像が
感光体の表面に形成される。この静電潜像は、現像装置
によってトナー像に現像された後に、複写用紙に転写さ
れる。複写用紙に転写されたトナー粒子は、定着装置に
よる加熱および加圧処理を受けて、複写用紙に定着され
る。
【0003】画像の形成を安定に行うためには、感光体
の表面電位を適切に制御する必要がある。そのため、上
記のような複写機には、感光体に関連して、表面電位セ
ンサが配置されている。表面電位センサには、アナログ
出力方式のものや高圧フィードバック方式のものなど種
々の回路方式のものがある。検出精度および出力の安定
性の点では、高圧フィードバック方式のものが最も優れ
た特性を持つ。
【0004】図8は、高圧フィードバック方式の表面電
位センサの一般的な構成を示すブロック図である。被測
定物である感光体に近接して配置されるセンサプローブ
1は、音叉2とインピーダンス変換回路3とをシールド
ケース5に収容して構成されている。このセンサプロー
ブ1は、たとえば、現像装置の近傍に配置される。音叉
2は、被測定物に対向して配置される検出電極を振動さ
せることにより、被測定物と検出電極との間の静電容量
を変化させるためのものである。この静電容量の変化に
相当する信号は、インピーダンス変換回路3を介して、
フィルタ増幅回路6に与えられる。これにより、音叉2
の振動周波数に対応した信号成分が取り出される。
【0005】フィルタ増幅回路6の出力信号は、増幅回
路7で増幅された後に、検波回路8で検波される。検波
回路8は、音叉2を駆動するための駆動回路9と接続さ
れており、音叉2の振動周波数の信号成分を同期検波す
る。検波回路8の出力は、整流回路10で直流電圧に変
換された後、高圧増幅回路11に入力される。高圧増幅
回路11は、発振回路12からの発振信号を利用して、
整流回路10の出力信号に対応した高圧信号を生成す
る。これにより、高圧増幅回路11は、感光体の電位と
等しい高圧信号を作成する。この高圧信号は、分圧回路
13によって適当な電圧にレベル変換された後に、検出
信号としてマイクロコンピュータなどに入力されて活用
される。
【0006】一方、高圧増幅回路11が出力する高圧信
号は、高圧増幅回路11よりもプローブ1側の回路の基
準電圧であるフロート電位として用いられる。さらに、
このフロート電位は、センサプローブ1のシールドケー
ス5にフィードバックされている。つまり、シールドケ
ース5は、感光体と同じ電位となる。このフロート電位
のフィードバックにより、検出信号が安定化され、精度
の高い電位検出が可能になる。より具体的には、アナロ
グ出力方式のものに比較して、リニアリティ、距離特性
および環境特性が格段に優れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の構成
では、センサプローブ1のシールドケース5は、感光体
と同電位であるため、現像装置から浮遊してきたトナー
粒子がプローブ1の各部に付着しやすい。特に、検出電
極にトナー汚れが生じると、トナー汚れの進行に伴って
検出精度が悪化していくという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、センサプローブの汚染を防止または除去す
ることができる構成を備えた電位センサ用検出回路を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、電位センサのセンサプロー
ブの出力に相当する信号を入力として、被測定物の電位
に等しい高圧信号を出力し、この高圧信号をセンサプロ
ーブにフィードバックする高圧回路と、被測定物の電位
と逆極性の電圧を発生する逆極性電圧発生手段と、上記
高圧回路が出力する高圧信号と、上記逆極性電圧発生手
段が発生する電圧とのうちのいずれか一方を選択して上
記センサプローブにフィードバックするフィードバック
選択手段とを含むことを特徴とする電位センサ用検出回
路である。
【0010】上記の構成によれば、逆極性電圧発生手段
が発生する逆極性の電圧と、高圧回路が発生する高圧信
号とのうちのいずれか一方を、フィードバック選択手段
によって選択し、選択された電圧または信号をセンサプ
ローブに与えることができる。これにより、被測定物が
吸着する可能性のある塵などによるセンサプローブの汚
染を防止できるから、精度の高い電位検出を期すること
ができる。
【0011】たとえば、この電位センサ用検出回路にセ
ンサプローブを接続して構成されるべき電位センサが、
感光体にトナーを付着させて画像を形成する装置の上記
感光体の電位の検出に適用される場合に、感光体の電位
とは逆極性の電圧をセンサプローブに印加することがで
きる。その結果、センサプローブにトナーが付着したと
しても、このトナーをセンサプローブから飛散させるこ
とができる。これにより、センサプローブの汚染を防止
または除去することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、上記高圧回路は、
被測定物の電位と逆極性の電圧を発生することができ、
上記逆極性電圧発生手段を兼ねるものであり、上記電位
センサ用検出回路は、上記高圧回路から上記逆極性の電
圧を発生させるための逆極性用信号が入力される逆極性
用信号入力端子をさらに含み、上記フィードバック選択
手段は、センサプローブの出力に相当する信号および上
記逆極性用信号入力端子から入力される逆極性用信号の
うちのいずれか一方を上記高圧回路に入力する選択入力
手段を含むものであることを特徴とする請求項1記載の
電位センサ用検出回路である。
【0013】この構成では、高圧回路は、被測定物の電
位とは逆極性の電圧を発生することができるものであ
り、それゆえ、逆極性電圧発生手段の役割を兼ねること
ができる。そこで、高圧回路が逆極性の電圧を発生する
ような逆極性用信号を入力するための逆極性用信号入力
端子を設け、センサプローブの出力に相当する信号と逆
極性用信号入力端子からの信号とのうちのいずれか一方
を、選択入力手段によって選択して、高圧回路に入力す
る。これにより、センサプローブには、被測定物の電位
に等しい高圧信号または逆極性電圧のいずれかが、フィ
ードバックされることになる。
【0014】請求項3記載の発明は、上記逆極性用信号
入力端子に、上記高圧回路が上記逆極性の電圧を発生す
るように予め設定された逆極性用信号を入力する手段を
さらに含むことを特徴とする請求項2記載の電位センサ
用検出回路である。この構成により、高圧回路から被測
定物の電位とは逆極性の電圧を発生させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の
一実施形態が適用される複写機の内部構成を示す断面図
である。この複写機は電子写真プロセスに従って原稿D
の複写像を複写用紙上に形成するアナログ複写機であ
る。複写すべき原稿は、透明板で構成された原稿台20
上に下向きに載置される。原稿台20の下方には、走査
光学系21が備えられている。
【0016】走査光学系21は、原稿台20に沿って変
位し、原稿Dを照明しつつ走査する線状の光源22を備
えている。原稿Dからの反射光は、反射板23,24,
25,26によって、ドラム状の感光体30の表面に導
かれる。反射板25と反射板26との間には、原稿Dの
光学像を感光体30に結像させるためのレンズ27と、
原稿Dからの反射光の光量を検出するための光量センサ
28とが備えられている。
【0017】感光体30は、走査光学系21による原稿
Dの走査と同期して、図中時計まわり方向に定速で回転
される。原稿Dからの反射光により露光される以前の感
光体30の表面は、メインチャージャ31によって一様
に帯電される。したがって、原稿Dからの反射光によっ
て露光された後の感光体31の表面には、原稿像に対応
した静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置
32によってトナー像に現像される。感光体31の表面
に形成されたトナー像は、転写チャージャ33の働きに
よって、複写用紙Pに転写される。トナー像が転写され
た後の感光体30の表面は、クリーニング装置34によ
って清掃され、次回の複写に備えられる。
【0018】複写用紙Pは、給紙カセット35から取り
出され、転写チャージャ33に向けて搬送される。トナ
ー像が転写された複写用紙Pは、分離チャージャ36の
働きによって感光体30から剥離され、さらに、定着装
置37に導かれる。定着装置37は、複写用紙Pを加熱
および加圧して、用紙上のトナー粒子を定着させる。こ
れにより、原稿Dの複写が達成される。
【0019】現像装置32は、感光体30にトナーを付
着させるための現像スリーブ32aを備えている。この
現像スリーブ32aには、高圧発生回路を内蔵した現像
バイアス発生回路38から、現像バイアス電圧が与えら
れる。現像バイアス電圧を変更することによって、トナ
ーの付着量を制御できるから、トナー像濃度を調整する
ことができる。
【0020】感光体30に近接した位置であって、原稿
Dからの反射光による露光位置EPと現像装置32との
間には、感光体30の表面電位を検出するための表面電
位センサプローブ40が配置されている。センサプロー
ブ40の出力信号は、電位センサ用検出回路50に入力
されている。電位センサ用検出回路50は、センサプロ
ーブ40の出力に相当する検出信号を作成して、マイク
ロコンピュータを含む制御回路70に入力する。
【0021】制御回路70は、複写機の各部を制御する
ものであり、特にトナー像濃度の制御のために、光源2
2の光量を制御したり、メインチャージャ31を制御し
て感光体30の表面電位を制御したり、現像バイアス発
生回路38を制御したりする。39は、感光体30の表
面のトナー像濃度を検出するための濃度センサである。
【0022】図3は、センサプローブ40の構成を説明
するための図解図である。センサプローブ40は、被測
定物である感光体30に近接して配置されるシールドケ
ース41を含んでいる。シールドケース41内には、一
対の発振子42によって発振させられる音叉48が収容
されている。音叉48には、検出電極43が固定されて
いる。この検出電極43は、シールドケース41に形成
された穴47に臨んで配置されており、感光体30に対
向している。
【0023】検出電極43は、インピーダンス変換回路
44に接続されている。インピーダンス変換回路44
は、検出電極43に直列に接続された検出用抵抗45
と、この検出用抵抗45が発生する電圧が入力される電
界効果トランジスタ46とを含む。音叉48の振動によ
り、検出電極43と感光体30との間の距離が変動する
と、両者間の静電容量が変化する。この静電容量の変化
に相当する電流が検出用抵抗45に流れるから、この電
流に相当する電圧がトランジスタ46に入力される。そ
の結果、トランジスタ46は、上記静電容量の変化に相
当する信号を出力することになる。この信号を処理する
ことによって、感光体30の電位を測定することができ
る。
【0024】図1は、センサプローブ40に接続された
電位センサ用検出回路50の構成を説明するためのブロ
ック図である。インピーダンス変換回路44の出力信号
は、AC(交流)アンプ51で増幅された後、同期検波
回路52によって検波される。同期検波回路52には、
音叉48を発振させるための発振子42を一定周波数で
駆動する音叉駆動回路53からの信号が与えられてい
る。これにより、同期検波回路52は、ACアンプ51
の出力信号のうち、音叉48の発振周波数の信号を抽出
する。
【0025】同期検波回路52の出力信号は整流回路5
4によって直流電圧信号に変換される。整流回路54の
出力信号は、フォトカプラPCおよび切換え器80を介
して、高圧増幅回路55に入力される。高圧増幅回路5
5は、発振回路56からの信号を得て、フォトカプラP
Cからの信号を増幅し、感光体30(被測定物)の電位
に等しい高電圧を生成する。この高電圧信号は、分圧・
バッファ回路57によって適当なレベルにレベル変換さ
れた後、検出信号として、出力端子TOUT から制御回路
70に入力される。
【0026】高圧増幅回路55が発生する高圧信号は、
電源回路59を介して、ライン60から、フロート電位
として、センサプローブ40にフィードバックされてい
る。より具体的には、図3に示されているように、セン
サプローブ40のシールドケース41にフロート電位が
与えられている。フロート電位は、フォトカプラPCか
らセンサプローブ40側の各回路51,52,53,5
4の基準電圧として用いられている。これらの回路5
1,52,53,54は、フロート電位および電源回路
59が作成する電圧により動作する。電源回路59は、
フロート電位を基準としたプラス電圧およびマイナス電
圧を発生する。プラス電圧は、たとえば、フロート電位
よりも15Vだけ高い電圧であり、マイナス電圧は、た
とえば、フロート電位よりも15Vだけ低い電圧であ
る。一方、フォトカプラPCから出力側の各回路55,
56,57は、接地電位(GND)を基準電圧とした回
路構成になっている。
【0027】本実施形態において用いられている高圧増
幅回路55は、被測定物である感光体30の電位に等し
い高圧信号を発生する機能の他に、感光体30の電位と
逆極性の電圧を発生する逆極性電圧発生手段としての機
能をも有している。高圧増幅回路30と、分圧・バッフ
ァ回路57との間に接続されているダイオードD1は、
分圧・バッファ回路58に上記逆極性の電圧が印加され
ることを防止する。
【0028】切換え器80は、たとえばリレーまたはア
ナログスイッチで構成されており、フォトカプラPCの
出力信号と、逆極性用信号入力端子としての外部信号入
力端子TEXから与えられるアナログ信号とのうちのいず
れか一方を高圧増幅回路55を与える選択入力手段とし
て機能する。いずれの信号を出力するかは、切換え信号
入力端子TS から入力される切換え信号によって定ま
る。
【0029】外部信号入力端子TEXには、制御回路70
から逆極性用アナログ信号が入力される。逆極性用アナ
ログ入力信号とは、高圧増幅回路55に入力したとき
に、感光体30の表面電位とは逆極性の電圧が発生され
るようなアナログ信号である。一方、切換え信号入力端
子TS には、制御回路70から切換え信号が入力され
る。
【0030】制御回路70は、CPU71、CPU71
の動作プログラムなどを記憶したROM72、およびC
PU71のワークエリアなどとして用いられるRAM7
3が備えられている。本実施形態においては、CPU7
1がROM72に記憶された所定のプログラムに従って
動作することにより、センサプローブ40に付着したト
ナーを除去するための処理が行われる。
【0031】図4は、高圧増幅回路55の入出力特性を
示す特性図である。すなわち、高圧増幅回路55は、
0.5ボルトないし4ボルトのアナログ入力信号に対し
て、−200ボルトないし1200ボルトの範囲で直線
的に変化する高圧信号を出力する。上記の逆極性用アナ
ログ入力信号は、たとえば、0.5ボルトの電圧信号で
ある。
【0032】センサプローブ40には、通常、感光体3
0と等しい電位であるフロート電位がフィードバックさ
れている。そのため、センサプローブ30の各部には、
現像装置32から浮遊して来るトナー粒子が極めて付着
しやすい。とりわけ、検出電極43は、穴47に対向し
ているから、トナー粒子が付着しやすく、これにより、
検出精度の劣化が生じるおそれがある。
【0033】そこで、本実施形態においては、たとえば
電源投入時に上記の逆極性用アナログ入力信号を高圧増
幅回路55に入力することにより、センサプローブ40
に感光体30の電位とは逆極性の電圧を印加して、付着
したトナーを飛散させるようにしている。図5は、セン
サプローブ40に感光体30の電位とは逆極性の電圧を
印加して、センサプローブ40の各部に付着したトナー
粒子を除去するための処理を示すフローチャートであ
る。この処理は、CPU71がROM72に記憶された
プログラムに従って動作することにより、制御回路70
によって実行される。
【0034】複写機への電源投入に伴い(ステップS
1)、制御回路70は切換え器80を外部信号入力端子
TEX側に切り換えるための切換え信号を、出力端子DO
UTから出力する(ステップS2)。これに引き続き、
制御回路70は、逆極性用アナログ信号(たとえば、−
0.5ボルト)を、ディジタル/アナログ(D/A)出
力端子から、電位センサ用検出回路50の外部信号入力
端子TEXに与える(ステップS3)。これにより高圧増
幅回路55が感光体30の電位とは逆極性の電圧(たと
えば−200V)を出力すると、この逆極性電圧が、ラ
イン60を介してセンサプローブ40の各部に印加され
る。
【0035】その結果、センサプローブ40の各部に付
着していたトナー粒子が飛散することになる。すなわ
ち、感光体30が正の電位に帯電させられているとすれ
ば、トナーを感光体30に付着させるためには、トナー
は負に帯電していなければならない。したがって、セン
サプローブ40の各部に負の電圧が印加されれば、同じ
く負に帯電しているトナー粒子が飛散することになる。
【0036】その後、一定時間(たとえば5秒)が経過
すると(ステップS4)、制御回路70は、出力端子D
OUTに、切換え器80をフォトカプラPC側に切り換
えるための切換え信号を出力して(ステップS5)、ト
ナー除去処理を終了する。以上のように本実施形態によ
れば、電位センサ用検出回路50には、外部信号入力端
子TEXが備えられており、切換え器80を切り換えるこ
とによって、端子TEXからの逆極性用信号をフォトカプ
ラPCからの信号の代わりに高圧増幅回路55に入力す
ることができる。そのため、逆極性用信号を高圧増幅回
路55に入力することによって、センサプローブ40の
各部に感光体30の電位とは逆極性の電圧を印加して、
センサプローブ40に付着したトナーを飛散させること
ができる。その結果、センサプローブ40にほとんどト
ナーが付着していない状態で、感光体30の表面電位を
測定することができるようになるから、電位の検出を精
度良く行うことができる。
【0037】しかも、電位センサ用検出回路50の入力
端子TEXから逆極性用信号を入力し、これを選択的に高
圧増幅回路55に与える構成であるので、コストも低く
抑えることができる。図6は、本発明の第2実施形態に
係る電位センサ用検出回路50Aの構成を示すブロック
図である。この電位センサ用検出回路50Aは、上記の
電位センサ用検出回路50に代えて用いることができる
ものである。なお、図6において、上記の図1に示され
た各部に対応する部分には同一の参照符号を付して示
す。
【0038】本実施形態の検出回路50Aには、外部信
号入力端子TEXが備えられておらず、したがって、高圧
増幅回路55Aへの入力信号を切り換えるための切換え
器80もまた備えられていない。さらに、高圧増幅回路
55Aは、感光体30の電位と同極性の電圧のみを発生
することができるもので、たとえば、0ボルトから4ボ
ルトの間で変化する入力信号に対して、0ボルトから1
200ボルトの間で変化する高圧信号を発生する。
【0039】本実施形態の検出回路50Aでは、フロー
ト電位をセンサプローブ40などにフィードバックする
ためのライン65に、フィードバック電圧切換え器85
が介挿されている。このフィードバック電圧切換え器8
5には、感光体30の電位とは逆極性の電圧(たとえば
−200ボルトの定電圧)を発生する逆極性電圧源87
が接続されている。フィードバック電圧切換え器85
は、高圧増幅回路55Aが発生するフロート電位と、逆
極性電圧源87からの電圧とのうちの、いずれか一方を
選択して出力する。いずれの電圧を出力するかは、制御
回路70の出力端子DOUT から端子TS を介して検出回
路50Aに入力される切換え信号によって決定される。
【0040】電源投入直後の一定時間(たとえば5秒)
には、制御回路70は、フィードバック電圧切換え器8
5を、逆極性電圧源87側に切り換えるための切換え信
号を出力する。これにより、センサプローブ40の各部
には、逆極性電圧源87からの電圧が印加されるので、
付着しているトナーが飛散する。その後、制御回路70
は、フィードバック電圧切換え器85を、高圧増幅回路
55A側に切り換えるための切換え信号を出力する。
【0041】このようにして本実施形態によっても、上
記の第1実施形態の場合と同様な効果が得られる。さら
に、高圧増幅回路55Aとして、一方の極性の高圧信号
のみの発生が可能な回路を適用できるという利点があ
る。図7は、本発明の第3の実施形態に係る電位センサ
用検出回路50Bの構成を示すブロック図である。この
電位センサ用検出回路50Bは、上記の電位センサ用検
出回路50に代えて用いることができるものである。な
お、図7において、上記の図1に示された各部に対応す
る部分には同一の参照符号を付して示す。
【0042】本実施形態の検出回路50Bでは、高圧増
幅回路55Bは、感光体30の電位と同極性の電圧のみ
を発生することができるもので、たとえば、0ボルトか
ら4ボルトの間で変化する入力信号に対して、0ボルト
から1200ボルトの間で変化する高圧信号を発生す
る。そして、フロート電位をセンサプローブ40などに
フィードバックするためのライン65に、感光体30の
電位とは逆極性の電圧(たとえば−200ボルトの定電
圧)を発生する逆極性電圧源90が接続されている。こ
の逆曲線電圧源90は、制御回路70によってオン/オ
フ制御される。
【0043】電源投入直後には、制御回路70は、切換
え器80を外部信号入力端子TEX側に切換えるための切
換え信号を出力する。そして、さらに、制御回路70
は、外部信号入力端子TEXに、高圧増幅回路55Bの出
力電圧が0ボルトになるようなアナログ信号を入力す
る。そのうえで、制御回路70は、一定時間(たとえば
5秒)に渡り、逆極性電圧源90をオンする。これによ
り、センサプローブ40の各部には感光体30の電位と
は逆極性の電圧が印加され、このセンサプローブ40に
付着しているトナーが除去される。
【0044】その後、制御回路70は、逆極性電圧源9
0をオフし、切換え器80をフォトカプラPC側に切り
換えるための切換え信号を出力する。これにより、電位
センサ用検出回路50Bは、通常の検出動作を行うこと
になる。このようにして、本実施形態においても、上記
の第1実施形態と同様な効果が得られる。
【0045】本発明の実施形態の説明は以上のとおりで
あるが、本発明は上記の実施形態に限定されるものでは
ない。たとえば、上記の実施形態では、複写機内の感光
体の表面電位が検出される場合を例にとったが、本発明
の電位センサ用検出回路は、たとえば、プリント配線基
板の電位分布を検出する場合など、他の任意の用途に適
用できることはいうまでもない。この場合に、被測定物
が吸着する可能性のある塵などによるセンサプローブの
汚染を防止できるから、電位検出精度を高めることがで
きる。
【0046】その他、特許請求の範囲に記載された技術
的事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被測定物
の電位とは逆極性の電圧をセンサプローブに与えること
ができる。これにより、被測定物が吸着する可能性のあ
る塵などによるセンサプローブの汚染を防止できるか
ら、精度の高い電位検出を期することができる。より具
体的には、たとえば、この電位センサ用検出回路にセン
サプローブを接続して構成されるべき電位センサが、感
光体にトナーを付着させて画像を形成する装置の上記感
光体の電位の検出に適用される場合に、センサプローブ
にトナーが付着したとしても、このトナーをセンサプロ
ーブから飛散させることができる。これにより、センサ
プローブの汚染を防止または除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電位センサ用検出回
路の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】表面電位センサが適用された複写機の内部構成
を示す図解図である。
【図3】表面電位センサのセンサプローブの構成を説明
するための図解図である。
【図4】高圧増幅回路の入出力特性を示す特性図であ
る。
【図5】トナー除去処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る電位センサ用検
出回路の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る電位センサ用検
出回路の構成を示すブロック図である。
【図8】高圧フィードバック方式の従来の表面電位セン
サ用検出回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
30 感光体 32 現像装置 40 センサプローブ 50 電位センサ用検出回路 55 高圧増幅回路 70 制御回路 71 CPU 72 ROM 73 RAM 80 切換え器 TEX 外部信号入力端子 TS 切換え信号入力端子 TOUT 出力端子 50A 電位センサ用検出回路 55A 高圧増幅回路 85 切換え器 87 逆極性電圧源 50B 電位センサ用検出回路 55B 高圧増幅回路 90 逆極性電圧源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電位センサのセンサプローブの出力に相当
    する信号を入力として、被測定物の電位に等しい高圧信
    号を出力し、この高圧信号をセンサプローブにフィード
    バックする高圧回路と、 被測定物の電位と逆極性の電圧を発生する逆極性電圧発
    生手段と、 上記高圧回路が出力する高圧信号と、上記逆極性電圧発
    生手段が発生する電圧とのうちのいずれか一方を選択し
    て上記センサプローブにフィードバックするフィードバ
    ック選択手段とを含むことを特徴とする電位センサ用検
    出回路。
  2. 【請求項2】上記高圧回路は、被測定物の電位と逆極性
    の電圧を発生することができ、上記逆極性電圧発生手段
    を兼ねるものであり、 上記電位センサ用検出回路は、上記高圧回路から上記逆
    極性の電圧を発生させるための逆極性用信号が入力され
    る逆極性用信号入力端子をさらに含み、 上記フィードバック選択手段は、センサプローブの出力
    に相当する信号および上記逆極性用信号入力端子から入
    力される逆極性用信号のうちのいずれか一方を上記高圧
    回路に入力する選択入力手段を含むものであることを特
    徴とする請求項1記載の電位センサ用検出回路。
  3. 【請求項3】上記逆極性用信号入力端子に、上記高圧回
    路が上記逆極性の電圧を発生するように予め設定された
    逆極性用信号を入力する手段をさらに含むことを特徴と
    する請求項2記載の電位センサ用検出回路。
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