JPH09141503A - バイトホルダーおよびそれを用いた切削方法 - Google Patents
バイトホルダーおよびそれを用いた切削方法Info
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- JPH09141503A JPH09141503A JP8171516A JP17151696A JPH09141503A JP H09141503 A JPH09141503 A JP H09141503A JP 8171516 A JP8171516 A JP 8171516A JP 17151696 A JP17151696 A JP 17151696A JP H09141503 A JPH09141503 A JP H09141503A
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- B23B27/22—Cutting tools with chip-breaking equipment
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バイトホルダーに切粉が巻きつくのを効果的
に防止する。 【解決手段】 バイトホルダーのシャンク部10のう
ち、切削刃チップ13に隣接する部位の上方側に、シャ
ンク部10の面から突出する突起部15を形成し、切削
刃チップ13の切削作用により発生する切粉が突起部1
5の垂直面15bに衝突してはね返えるようにする。ま
た、シャンク部10のうち、切削刃チップ13に隣接す
る部位の下方側に、シャンク部10の面から突出するも
う1つの突起部16を形成し、この突起部16には、切
削刃チップ13に向かって、切削刃チップ13に接近す
る方向に傾斜する傾斜面16bを形成して、この傾斜面
16bに沿って切粉がずれ落ちるようにした。
に防止する。 【解決手段】 バイトホルダーのシャンク部10のう
ち、切削刃チップ13に隣接する部位の上方側に、シャ
ンク部10の面から突出する突起部15を形成し、切削
刃チップ13の切削作用により発生する切粉が突起部1
5の垂直面15bに衝突してはね返えるようにする。ま
た、シャンク部10のうち、切削刃チップ13に隣接す
る部位の下方側に、シャンク部10の面から突出するも
う1つの突起部16を形成し、この突起部16には、切
削刃チップ13に向かって、切削刃チップ13に接近す
る方向に傾斜する傾斜面16bを形成して、この傾斜面
16bに沿って切粉がずれ落ちるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切粉の巻きつき防
止を図ったバイトホルダーおよびそれを用いた切削方法
に関するもので、旋盤等の工作機械に用いられるもので
ある。
止を図ったバイトホルダーおよびそれを用いた切削方法
に関するもので、旋盤等の工作機械に用いられるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なバイトホルダーは、図
9、10に示すような構成であって、ホルダー本体10
の先端部12に切削刃チップ13を締めつけねじ14等
の手段で固定している。ホルダー本体10のシャンク部
11は断面矩形状の形状であって、その先端部12は切
削刃チップ13を固定するために断面形状を大きくして
いるので、ホルダー本体10の先端部12と、その後方
側のシャンク部11との間に段付部12aが形成される
ことになる。
9、10に示すような構成であって、ホルダー本体10
の先端部12に切削刃チップ13を締めつけねじ14等
の手段で固定している。ホルダー本体10のシャンク部
11は断面矩形状の形状であって、その先端部12は切
削刃チップ13を固定するために断面形状を大きくして
いるので、ホルダー本体10の先端部12と、その後方
側のシャンク部11との間に段付部12aが形成される
ことになる。
【0003】ホルダー本体10のシャンク部11は、刃
物台ブロック17の取付穴17a内に挿通されて、刃物
台ブロック17に保持固定される。ここで、ホルダー本
体10は、隣接する他の刃物台ブロックと被加工物(ワ
ーク)との干渉を避けるために、刃物台ブロック17の
端面から所定長さの突き出し量Lを持つようにして、刃
物台ブロック17に固定されている。
物台ブロック17の取付穴17a内に挿通されて、刃物
台ブロック17に保持固定される。ここで、ホルダー本
体10は、隣接する他の刃物台ブロックと被加工物(ワ
ーク)との干渉を避けるために、刃物台ブロック17の
端面から所定長さの突き出し量Lを持つようにして、刃
物台ブロック17に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、刃物台ブロック17の端面と、ホルダー本体1
0の先端部12との間に、この先端部12より断面形状
の小さいシャンク部11が存在し、先端部12との間に
段付部12aが形成されているので、図11のように、
このシャンク部11の部分に切粉Aが一旦巻きつくと、
この切粉Aがずれ落ちようとしても、その動きを段付部
12が妨げるので、シャンク部11の部分に切粉Aが巻
きついたままとなることが多い。
術では、刃物台ブロック17の端面と、ホルダー本体1
0の先端部12との間に、この先端部12より断面形状
の小さいシャンク部11が存在し、先端部12との間に
段付部12aが形成されているので、図11のように、
このシャンク部11の部分に切粉Aが一旦巻きつくと、
この切粉Aがずれ落ちようとしても、その動きを段付部
12が妨げるので、シャンク部11の部分に切粉Aが巻
きついたままとなることが多い。
【0005】この切粉Aの巻きつきにより、切削刃チッ
プ13の円滑な切削作用が妨げられ、切削加工の生産性
の低下や被加工物(ワーク)の品質(寸法や外観)を悪
化させる等の問題を生じる。本発明は上記点に鑑みてな
されたもので、切粉の巻きつきを効果的に抑制できるバ
イトホルダーおよびそれを用いた切削方法を提供するこ
とを目的とする。
プ13の円滑な切削作用が妨げられ、切削加工の生産性
の低下や被加工物(ワーク)の品質(寸法や外観)を悪
化させる等の問題を生じる。本発明は上記点に鑑みてな
されたもので、切粉の巻きつきを効果的に抑制できるバ
イトホルダーおよびそれを用いた切削方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】また、本発明は、切削中におけるバイトホ
ルダーの振動を良好に抑制できるようにすることを他の
目的とする。さらに、本発明は、刃物台ブロックの端面
からの突き出し量を簡単に規定できるようにすることを
他の目的とする。
ルダーの振動を良好に抑制できるようにすることを他の
目的とする。さらに、本発明は、刃物台ブロックの端面
からの突き出し量を簡単に規定できるようにすることを
他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。すなわち、請
求項1記載の発明では、バイトホルダーのホルダー本体
(10)のうち、切削刃チップ(13)に隣接する部位
に、ホルダー本体(10)の面から突出する突起部(1
5)を備え、切削刃チップ(13)の切削作用により発
生する切粉(A)が前記突起部(15)に衝突してはね
返えるようにしたことを特徴としている。
するため、以下の技術的手段を採用する。すなわち、請
求項1記載の発明では、バイトホルダーのホルダー本体
(10)のうち、切削刃チップ(13)に隣接する部位
に、ホルダー本体(10)の面から突出する突起部(1
5)を備え、切削刃チップ(13)の切削作用により発
生する切粉(A)が前記突起部(15)に衝突してはね
返えるようにしたことを特徴としている。
【0008】このように、切粉(A)を突起部(15)
に衝突させてはね返すことができるため、切粉の巻きつ
きを効果的に抑制でき、切削加工の生産性を向上できる
とともに、被加工物(ワーク)の品質(寸法や外観)を
向上できる。また、請求項2記載の発明では、バイトホ
ルダーのホルダー本体(10)のうち、切削刃チップ
(13)に隣接する部位に、ホルダー本体(10)の面
から突出する突起部(16)を備え、この突起部(1
6)には、切削刃チップ(13)に向かって、切削刃チ
ップ(13)に接近する方向に傾斜する傾斜面(16
b)が形成されていることを特徴としている。
に衝突させてはね返すことができるため、切粉の巻きつ
きを効果的に抑制でき、切削加工の生産性を向上できる
とともに、被加工物(ワーク)の品質(寸法や外観)を
向上できる。また、請求項2記載の発明では、バイトホ
ルダーのホルダー本体(10)のうち、切削刃チップ
(13)に隣接する部位に、ホルダー本体(10)の面
から突出する突起部(16)を備え、この突起部(1
6)には、切削刃チップ(13)に向かって、切削刃チ
ップ(13)に接近する方向に傾斜する傾斜面(16
b)が形成されていることを特徴としている。
【0009】従って、切粉(A)がホルダー本体(1
0)に巻きつこうとした際に、傾斜面(16b)の傾斜
に沿って、切粉(A)をホルダー本体(10)の先端側
(切削刃チップ側)へ容易にずれ落とすことができ、切
粉(A)がホルダー本体(10)に巻きついたままとな
るのを効果的に防止できる。また、請求項3、6記載の
発明では、請求項1または2に記載のバイトホルダーに
おいて、突起部(15、16)が刃物台ブロック(1
7)の端面に密着した状態で、ホルダー本体(10)を
刃物台ブロック(17)に固定するようにしているか
ら、突起部(15、16)と刃物台ブロック(17)と
の間に切粉(A)が入り込むのを防止できる。
0)に巻きつこうとした際に、傾斜面(16b)の傾斜
に沿って、切粉(A)をホルダー本体(10)の先端側
(切削刃チップ側)へ容易にずれ落とすことができ、切
粉(A)がホルダー本体(10)に巻きついたままとな
るのを効果的に防止できる。また、請求項3、6記載の
発明では、請求項1または2に記載のバイトホルダーに
おいて、突起部(15、16)が刃物台ブロック(1
7)の端面に密着した状態で、ホルダー本体(10)を
刃物台ブロック(17)に固定するようにしているか
ら、突起部(15、16)と刃物台ブロック(17)と
の間に切粉(A)が入り込むのを防止できる。
【0010】しかも、上記密着部分により、ホルダー本
体(10)の刃物台ブロック(17)に対する支持面積
を増大できるので、ホルダー本体(10)先端の切削刃
チップ(13)が切削中に振動したり、撓んだりするす
ることを効果的に低減でき、切削刃チップ(13)の欠
損を著しく低減できる。請求項4記載の発明では、請求
項1に記載のバイトホルダーにおいて、前記突起部(1
5)に、切削刃チップ(13)に向かって、切削刃チッ
プ(13)に接近する方向に傾斜する傾斜面(15c)
を形成しているから、ホルダー本体(10)に巻きつこ
うとする切粉(A)を、上記傾斜面(15c)の傾斜に
沿って、ホルダー本体(10)の先端側(切削刃チップ
側)へ容易にずれ落とすことができる。
体(10)の刃物台ブロック(17)に対する支持面積
を増大できるので、ホルダー本体(10)先端の切削刃
チップ(13)が切削中に振動したり、撓んだりするす
ることを効果的に低減でき、切削刃チップ(13)の欠
損を著しく低減できる。請求項4記載の発明では、請求
項1に記載のバイトホルダーにおいて、前記突起部(1
5)に、切削刃チップ(13)に向かって、切削刃チッ
プ(13)に接近する方向に傾斜する傾斜面(15c)
を形成しているから、ホルダー本体(10)に巻きつこ
うとする切粉(A)を、上記傾斜面(15c)の傾斜に
沿って、ホルダー本体(10)の先端側(切削刃チップ
側)へ容易にずれ落とすことができる。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項1または
4に記載のバイトホルダーにおいて、前記突起部(1
5)の他に、前記ホルダー本体(10)の面から突出す
るもう1つの突起部(16)を備え、この突起部(1
6)には、切削刃チップ(13)に向かって、切削刃チ
ップ(13)に接近する方向に傾斜する傾斜面(16
b)を形成しているから、上述した請求項1および2に
記載の発明の作用効果を合わせ奏することができる。
4に記載のバイトホルダーにおいて、前記突起部(1
5)の他に、前記ホルダー本体(10)の面から突出す
るもう1つの突起部(16)を備え、この突起部(1
6)には、切削刃チップ(13)に向かって、切削刃チ
ップ(13)に接近する方向に傾斜する傾斜面(16
b)を形成しているから、上述した請求項1および2に
記載の発明の作用効果を合わせ奏することができる。
【0012】請求項8記載の発明では、突起部(15)
に、前記ホルダー本体(10)の軸方向と直角方向に延
びて、切粉(A)が衝突する垂直面(15b)を形成
し、この垂直面(15b)が形成されている突起部(1
5)の高さ(H)を、前記ホルダー本体(10)の高さ
(h)の1/2以上としているから、突起部(15)に
よる切粉(A)のはね返えし作用をより一層有効に発揮
できる。
に、前記ホルダー本体(10)の軸方向と直角方向に延
びて、切粉(A)が衝突する垂直面(15b)を形成
し、この垂直面(15b)が形成されている突起部(1
5)の高さ(H)を、前記ホルダー本体(10)の高さ
(h)の1/2以上としているから、突起部(15)に
よる切粉(A)のはね返えし作用をより一層有効に発揮
できる。
【0013】請求項9記載の発明では、切削刃チップ
(13)の表面に向けて、切削刃チップ(13)の冷却
媒体を噴出する冷却媒体供給通路(18)をホルダー本
体(10)内を貫通して形成しているから、この通路
(18)からの冷却媒体の噴出により切削刃チップ(1
3)を冷却するのみならず、切粉(A)の巻きつき防止
の作用を得ることができる。
(13)の表面に向けて、切削刃チップ(13)の冷却
媒体を噴出する冷却媒体供給通路(18)をホルダー本
体(10)内を貫通して形成しているから、この通路
(18)からの冷却媒体の噴出により切削刃チップ(1
3)を冷却するのみならず、切粉(A)の巻きつき防止
の作用を得ることができる。
【0014】請求項10記載の発明では、突起部(1
5、16)を、切削加工によりホルダー本体(10)に
一体形成しているから、突起部(15、16)付きのバ
イトホルダーを簡単に、低コストで製作できる。また、
請求項11記載の発明では、請求項1、2、3、9の技
術的手段を組み合わせているから、これら請求項による
作用効果を合わせ奏することができる。
5、16)を、切削加工によりホルダー本体(10)に
一体形成しているから、突起部(15、16)付きのバ
イトホルダーを簡単に、低コストで製作できる。また、
請求項11記載の発明では、請求項1、2、3、9の技
術的手段を組み合わせているから、これら請求項による
作用効果を合わせ奏することができる。
【0015】さらに、請求項12〜14記載の発明は、
それぞれ、請求項1、2、11記載のバイトホルダーを
用いた切削方法に係るものであって、請求項1、2、1
1記載のものと同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態
記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
それぞれ、請求項1、2、11記載のバイトホルダーを
用いた切削方法に係るものであって、請求項1、2、1
1記載のものと同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態
記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。 (第1実施形態)図1、2は第1実施形態のバイトホル
ダーを示すもので、ホルダー本体10は鉄系金属からな
るもので、そのシャンク部11は断面矩形状に形成され
ており、シャンク部11の先端部12に超硬合金等から
なる切削刃チップ13が脱着可能に固定されている。具
体的には、切削刃チップ13に設けられた締め付け用偏
心アーム部材(図示せず)に対して、締め付けねじ14
により図1右方向への締め付け力を与えて、切削刃チッ
プ13を先端部12に固定するようになっている。
基づいて説明する。 (第1実施形態)図1、2は第1実施形態のバイトホル
ダーを示すもので、ホルダー本体10は鉄系金属からな
るもので、そのシャンク部11は断面矩形状に形成され
ており、シャンク部11の先端部12に超硬合金等から
なる切削刃チップ13が脱着可能に固定されている。具
体的には、切削刃チップ13に設けられた締め付け用偏
心アーム部材(図示せず)に対して、締め付けねじ14
により図1右方向への締め付け力を与えて、切削刃チッ
プ13を先端部12に固定するようになっている。
【0017】ここで、切削刃チップ13は一般にスロー
アウェイチップと称されているものであり、その平面形
状は図1に示すような菱形に限らず、四角形、三角形等
の種々なものを使用できる。ホルダー本体10のうち、
切削刃チップ13に隣接する部位に、ホルダー本体10
のシャンク部11の上面および下面から突出する突起部
15、16が設けられており、この突起部15、16は
切削加工によりホルダー本体10のシャンク部11に一
体形成されている。
アウェイチップと称されているものであり、その平面形
状は図1に示すような菱形に限らず、四角形、三角形等
の種々なものを使用できる。ホルダー本体10のうち、
切削刃チップ13に隣接する部位に、ホルダー本体10
のシャンク部11の上面および下面から突出する突起部
15、16が設けられており、この突起部15、16は
切削加工によりホルダー本体10のシャンク部11に一
体形成されている。
【0018】ここで、ホルダー本体10の上面側の突起
部15は、本例では、シャンク部軸方向(図2左右方
向)に対して垂直に延びる垂直面15a、15bを軸方
向の前後に持つ形状にしてある。これに対し、ホルダー
本体10の下面側の突起部16は、本例では、シャンク
部軸方向に対して垂直に延びる垂直面16aを軸方向の
後方側のみに形成している。そして、この突起部16に
おいては、垂直面16aの頂部(下端部)から軸方向前
方に向かって、切削刃チップ13に接近する方向に、所
定の傾斜角度θ1 にて傾斜する傾斜面16bが形成され
ている。
部15は、本例では、シャンク部軸方向(図2左右方
向)に対して垂直に延びる垂直面15a、15bを軸方
向の前後に持つ形状にしてある。これに対し、ホルダー
本体10の下面側の突起部16は、本例では、シャンク
部軸方向に対して垂直に延びる垂直面16aを軸方向の
後方側のみに形成している。そして、この突起部16に
おいては、垂直面16aの頂部(下端部)から軸方向前
方に向かって、切削刃チップ13に接近する方向に、所
定の傾斜角度θ1 にて傾斜する傾斜面16bが形成され
ている。
【0019】そして、この傾斜面16bの切削刃チップ
13側の部位には、所定の傾斜角度θ2 にて傾斜する傾
斜面16cが形成されている。ここで、傾斜角度θ1 、
θ2の関係は、θ2 <θ1 に設定されている。一方、切
削刃チップ13の冷却を行うために、切削刃チップ13
の表面に向けて、切削刃チップ13の冷却媒体(冷却
水、空気)を噴出する冷却媒体供給通路18がホルダー
本体10内を貫通して形成されている。
13側の部位には、所定の傾斜角度θ2 にて傾斜する傾
斜面16cが形成されている。ここで、傾斜角度θ1 、
θ2の関係は、θ2 <θ1 に設定されている。一方、切
削刃チップ13の冷却を行うために、切削刃チップ13
の表面に向けて、切削刃チップ13の冷却媒体(冷却
水、空気)を噴出する冷却媒体供給通路18がホルダー
本体10内を貫通して形成されている。
【0020】この通路18は、シャンク部11を軸方向
に延びる通路穴18aと、この通路穴18aの先端部に
おいて直角方向(上下方向)に延びる通路穴18bと、
この通路穴18bの上端において切削刃チップ13の表
面に向って延びて、垂直面15bの根元部で外部に開口
している通路穴18cとから構成されている。通路穴1
8bの上端部は、止め栓18dにて密封されている。冷
却媒体の供給源(図示せず)は、通路穴18aの右端部
に接続され、冷却媒体は通路穴18aから18bを経て
18cから切削刃チップ13の表面に向けて噴出するよ
うになっている。
に延びる通路穴18aと、この通路穴18aの先端部に
おいて直角方向(上下方向)に延びる通路穴18bと、
この通路穴18bの上端において切削刃チップ13の表
面に向って延びて、垂直面15bの根元部で外部に開口
している通路穴18cとから構成されている。通路穴1
8bの上端部は、止め栓18dにて密封されている。冷
却媒体の供給源(図示せず)は、通路穴18aの右端部
に接続され、冷却媒体は通路穴18aから18bを経て
18cから切削刃チップ13の表面に向けて噴出するよ
うになっている。
【0021】さらに、図3〜図5は、ホルダー本体10
を刃物台ブロック17に取付固定している状態を示して
おり、前記両突起部15、16の垂直面15a、16a
は軸方向の同一位置に形成されて、刃物台ブロック17
の端面に密着するようになっている。ここで、ホルダー
本体10のシャンク部11は、刃物台ブロック17の取
付穴17a内に挿通され、両突起部15、16の垂直面
15a、15bが刃物台ブロック17の端面に密着した
状態にて、図示しないねじ等の固定手段により刃物台ブ
ロック17に脱着可能に固定されている。
を刃物台ブロック17に取付固定している状態を示して
おり、前記両突起部15、16の垂直面15a、16a
は軸方向の同一位置に形成されて、刃物台ブロック17
の端面に密着するようになっている。ここで、ホルダー
本体10のシャンク部11は、刃物台ブロック17の取
付穴17a内に挿通され、両突起部15、16の垂直面
15a、15bが刃物台ブロック17の端面に密着した
状態にて、図示しないねじ等の固定手段により刃物台ブ
ロック17に脱着可能に固定されている。
【0022】このように、両突起部15、16の垂直面
15a、16aを刃物台ブロック17の端面に密着させ
る構成であるため、この垂直面15a、16aを密着さ
せるという、極めて簡単な操作にて、刃物台ブロック1
7の端面からの切削刃チップ13の突き出し量Lを正確
に設定できる。この突き出し量Lは、隣接する刃物台ブ
ロック17と被加工物(ワーク)との干渉を回避する等
の観点から設定される所定量(例えば、45mm程度)
となっている。
15a、16aを刃物台ブロック17の端面に密着させ
る構成であるため、この垂直面15a、16aを密着さ
せるという、極めて簡単な操作にて、刃物台ブロック1
7の端面からの切削刃チップ13の突き出し量Lを正確
に設定できる。この突き出し量Lは、隣接する刃物台ブ
ロック17と被加工物(ワーク)との干渉を回避する等
の観点から設定される所定量(例えば、45mm程度)
となっている。
【0023】なお、突起部15の軸方向長さL1 は、切
削刃チップ13と干渉しない範囲で、突き出し量Lの1
/2程度の大きさに設定することが通路穴18b、18
cの加工性等から好ましい。次に、上記構成において第
1実施形態の作用を説明すると、図3に示すように、切
削刃チップ13の切削作用により被加工物(ワーク)か
ら発生した切粉Aがホルダー本体10の軸方向の後方に
向かうと、切粉Aが突起部15の垂直面15bに衝突し
てはね返る。これにより、切粉Aがバイトホルダーに巻
きつくのを効果的に抑制できる。
削刃チップ13と干渉しない範囲で、突き出し量Lの1
/2程度の大きさに設定することが通路穴18b、18
cの加工性等から好ましい。次に、上記構成において第
1実施形態の作用を説明すると、図3に示すように、切
削刃チップ13の切削作用により被加工物(ワーク)か
ら発生した切粉Aがホルダー本体10の軸方向の後方に
向かうと、切粉Aが突起部15の垂直面15bに衝突し
てはね返る。これにより、切粉Aがバイトホルダーに巻
きつくのを効果的に抑制できる。
【0024】本発明者の試作検討によれば、突起部15
の垂直面15a、15bの高さHは、切粉Aをはね返す
ためには、シャンク部11の高さhの1/2以上(すな
わち、H≧0.5h)とすることが好ましいことがわか
った。また、切粉Aが図4の破線Bのように、切削刃チ
ップ13の後方の部位に万一巻きついたとしても、下面
側の突起部16に、垂直面16aの頂部から軸方向前方
に向かって、切削刃チップ13に接近する方向に傾斜す
る傾斜面16bが形成されているため、この傾斜面16
bの傾斜角度θ1 に沿って、切粉Aを矢印Cのごとく容
易にずれ落とすことができる。
の垂直面15a、15bの高さHは、切粉Aをはね返す
ためには、シャンク部11の高さhの1/2以上(すな
わち、H≧0.5h)とすることが好ましいことがわか
った。また、切粉Aが図4の破線Bのように、切削刃チ
ップ13の後方の部位に万一巻きついたとしても、下面
側の突起部16に、垂直面16aの頂部から軸方向前方
に向かって、切削刃チップ13に接近する方向に傾斜す
る傾斜面16bが形成されているため、この傾斜面16
bの傾斜角度θ1 に沿って、切粉Aを矢印Cのごとく容
易にずれ落とすことができる。
【0025】この場合、傾斜面16bの先端側に、傾斜
角度θ1 より小さい傾斜角度θ2 を持った傾斜面16c
が設けてあるので、切粉Aがずれ落ちるのを一層容易に
することができる。本発明者の試作検討によれば、傾斜
面16bの傾斜角度θ1 は、60°以下とし、傾斜面1
6cの傾斜角度θ2 は、55°以下とすることが、切粉
Aをずれ落とすために好ましいことがわかった。
角度θ1 より小さい傾斜角度θ2 を持った傾斜面16c
が設けてあるので、切粉Aがずれ落ちるのを一層容易に
することができる。本発明者の試作検討によれば、傾斜
面16bの傾斜角度θ1 は、60°以下とし、傾斜面1
6cの傾斜角度θ2 は、55°以下とすることが、切粉
Aをずれ落とすために好ましいことがわかった。
【0026】また、ホルダー本体10のシャンク部11
を、刃物台ブロック17の取付穴17a内に挿通すると
ともに、両突起部15、16の垂直面15a、16aを
刃物台ブロック17の端面に密着した状態にて、ホルダ
ー本体10を刃物台ブロック17に固定しているから、
図7に示す従来構造に比して、本実施形態によれば、両
突起部15、16の垂直面15a、16aによる密着支
持部分が追加されることになり、その結果、刃物台ブロ
ック17から突き出している部分(長さLの部分)の上
下方向の支持長さを大幅に増加することができる。
を、刃物台ブロック17の取付穴17a内に挿通すると
ともに、両突起部15、16の垂直面15a、16aを
刃物台ブロック17の端面に密着した状態にて、ホルダ
ー本体10を刃物台ブロック17に固定しているから、
図7に示す従来構造に比して、本実施形態によれば、両
突起部15、16の垂直面15a、16aによる密着支
持部分が追加されることになり、その結果、刃物台ブロ
ック17から突き出している部分(長さLの部分)の上
下方向の支持長さを大幅に増加することができる。
【0027】これにより、ホルダー本体10の先端部1
2に保持された切削刃チップ13が切削時に上下方向に
振動するのを著しく低減できるため、この上下方向の振
動(撓み)による切削刃チップ13の欠損等の不具合の
発生を大幅に低減できる。また、垂直面15a、16a
が刃物台ブロック17の端面に密着しているので、両突
起部15、16と刃物台ブロック17との間に切粉Aが
入り込むこともない。
2に保持された切削刃チップ13が切削時に上下方向に
振動するのを著しく低減できるため、この上下方向の振
動(撓み)による切削刃チップ13の欠損等の不具合の
発生を大幅に低減できる。また、垂直面15a、16a
が刃物台ブロック17の端面に密着しているので、両突
起部15、16と刃物台ブロック17との間に切粉Aが
入り込むこともない。
【0028】一方、切削中に、図5のDに示すように、
冷却媒体供給通路18の通路穴18cから冷却水、空気
等の冷却媒体を切削刃チップ13に向けて噴出すること
により、この冷却媒体により切削刃チップ13およびワ
ークを良好に冷却できる。また、冷却水を用いるとき
は、冷却水中に潤滑剤を混入しておくことにより、切削
刃チップ13とワークとの間の潤滑を行うことができ
る。
冷却媒体供給通路18の通路穴18cから冷却水、空気
等の冷却媒体を切削刃チップ13に向けて噴出すること
により、この冷却媒体により切削刃チップ13およびワ
ークを良好に冷却できる。また、冷却水を用いるとき
は、冷却水中に潤滑剤を混入しておくことにより、切削
刃チップ13とワークとの間の潤滑を行うことができ
る。
【0029】また、冷却媒体が図5のDに示すように切
削刃チップ13に向かって噴出することにより、切粉A
の巻きつきも抑制できる。図6は本発明によるバイトホ
ルダーの種々な使用状態における切粉Aの発生状況を示
すもので、図6(a)はワーク(被加工物)19を正方
向に回転させる(主軸を正方向回転させる)とともに、
切削刃チップ13を上側に配置した場合である。図6
(b)はワーク(被加工物)19を正方向に回転させる
とともに、切削刃チップ13を下側に配置した場合であ
る。図6(c)はワーク(被加工物)19を逆方向に回
転させる(主軸を逆方向回転させる)とともに、切削刃
チップ13を上側に配置した場合である。図6(d)は
ワーク(被加工物)19を逆方向に回転させるととも
に、切削刃チップ13を下側に配置した場合である。
削刃チップ13に向かって噴出することにより、切粉A
の巻きつきも抑制できる。図6は本発明によるバイトホ
ルダーの種々な使用状態における切粉Aの発生状況を示
すもので、図6(a)はワーク(被加工物)19を正方
向に回転させる(主軸を正方向回転させる)とともに、
切削刃チップ13を上側に配置した場合である。図6
(b)はワーク(被加工物)19を正方向に回転させる
とともに、切削刃チップ13を下側に配置した場合であ
る。図6(c)はワーク(被加工物)19を逆方向に回
転させる(主軸を逆方向回転させる)とともに、切削刃
チップ13を上側に配置した場合である。図6(d)は
ワーク(被加工物)19を逆方向に回転させるととも
に、切削刃チップ13を下側に配置した場合である。
【0030】図6(a)〜(d)に示す使用形態のいず
れにおいても、切粉Aの巻きつきを効果的に抑制でき
る。図7は本発明によるバイトホルダーの旋盤への具体
的適用例を示すもので、図7(a)は旋盤のチャック本
体20に、パイプ状ワーク(被加工物)19の内周面に
挿入される内爪21を備え、この内爪21をワーク19
の半径方向外方へ押圧する力をチャック本体20から加
えることによりワーク19をチャック本体20に回転可
能に取り付ける。すなわち、本例では、チャック本体2
0と内爪21とにより被加工物保持部材を構成してい
る。
れにおいても、切粉Aの巻きつきを効果的に抑制でき
る。図7は本発明によるバイトホルダーの旋盤への具体
的適用例を示すもので、図7(a)は旋盤のチャック本
体20に、パイプ状ワーク(被加工物)19の内周面に
挿入される内爪21を備え、この内爪21をワーク19
の半径方向外方へ押圧する力をチャック本体20から加
えることによりワーク19をチャック本体20に回転可
能に取り付ける。すなわち、本例では、チャック本体2
0と内爪21とにより被加工物保持部材を構成してい
る。
【0031】また、バイトホルダーのホルダー本体10
は刃物台ブロック17に取り付けられ固定されている。
このように、ホルダー本体10の刃物台ブロック17へ
の取り付けとワーク(被加工物)19のチャック本体2
0への取り付けをした後に、ワーク19をチャック本体
20により矢印方向に回転するとともに、バイトホルダ
ーのホルダー本体10を図示切削方向に移動させること
により、切削刃チップ13をパイプ状ワーク19の外周
面に接触させて、ワーク外周面の切削加工を行う。
は刃物台ブロック17に取り付けられ固定されている。
このように、ホルダー本体10の刃物台ブロック17へ
の取り付けとワーク(被加工物)19のチャック本体2
0への取り付けをした後に、ワーク19をチャック本体
20により矢印方向に回転するとともに、バイトホルダ
ーのホルダー本体10を図示切削方向に移動させること
により、切削刃チップ13をパイプ状ワーク19の外周
面に接触させて、ワーク外周面の切削加工を行う。
【0032】図7(b)は旋盤のチャック本体20に備
えた外爪22に、ワーク19の半径方向内方へ押圧する
力を加えることによりワーク19をチャック本体20に
回転可能に取り付けるようにした例である。 (第2実施形態)図8は第2実施形態を示すもので、本
例では、上方側の突起部15の上面に、も、軸方向前方
に向かって、切削刃チップ13に接近する方向に傾斜す
る傾斜面15cを形成している。この傾斜面15cの形
成により、切粉Aの落下をより一層容易にすることがで
きる。この傾斜面15cの傾斜角度θ3 は、傾斜面16
bの傾斜角度θ1 と同程度でよい。 (他の実施形態)なお、突起部15、16を、ホルダー
本体10の先端部12において、上方側および下方側に
形成したが、ホルダー本体10の先端部12の側面に突
起部15、16を形成することもできる。
えた外爪22に、ワーク19の半径方向内方へ押圧する
力を加えることによりワーク19をチャック本体20に
回転可能に取り付けるようにした例である。 (第2実施形態)図8は第2実施形態を示すもので、本
例では、上方側の突起部15の上面に、も、軸方向前方
に向かって、切削刃チップ13に接近する方向に傾斜す
る傾斜面15cを形成している。この傾斜面15cの形
成により、切粉Aの落下をより一層容易にすることがで
きる。この傾斜面15cの傾斜角度θ3 は、傾斜面16
bの傾斜角度θ1 と同程度でよい。 (他の実施形態)なお、突起部15、16を、ホルダー
本体10の先端部12において、上方側および下方側に
形成したが、ホルダー本体10の先端部12の側面に突
起部15、16を形成することもできる。
【0033】また、本発明によるバイトホルダーの適用
例としては、上述の旋盤以外にも種々の切削機械への適
用が可能であり、例えば、マシニングセンタを含むフラ
イス盤において、バイトホルダーを回転させてワーク1
9への切削加工を行う用途に、本発明によるバイトホル
ダーを適用することが可能である。その場合、本発明に
よるバイトホルダーをワーク19に対向する正面フライ
スとして使用したり、ワーク19の穴加工を行うボーリ
ングヘッドとして使用することが可能である。
例としては、上述の旋盤以外にも種々の切削機械への適
用が可能であり、例えば、マシニングセンタを含むフラ
イス盤において、バイトホルダーを回転させてワーク1
9への切削加工を行う用途に、本発明によるバイトホル
ダーを適用することが可能である。その場合、本発明に
よるバイトホルダーをワーク19に対向する正面フライ
スとして使用したり、ワーク19の穴加工を行うボーリ
ングヘッドとして使用することが可能である。
【図1】本発明の第1実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】第1実施形態の作用を説明する正面図で、刃物
台ブロックを断面図示している。
台ブロックを断面図示している。
【図4】図3と同様の、第1実施形態の作用を説明する
正面図である。
正面図である。
【図5】図3、4と同様の、第1実施形態の作用を説明
する正面図である。
する正面図である。
【図6】第1実施形態の具体的使用状態における切粉A
の発生状況を示す説明図である。
の発生状況を示す説明図である。
【図7】本発明の第1実施形態によるバイトホルダーの
取り付け例を示す平面図である。
取り付け例を示す平面図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示す正面図である。
【図9】従来のバイトホルダーを示す平面図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】従来のバイトホルダーにおける切粉Aの巻き
つき状況を示す説明図である。
つき状況を示す説明図である。
10…ホルダー本体、11…シャンク部、12…先端
部、13…切削刃チップ、15、16…突起部、15
a、15b、16a…垂直面、15c、16b、16c
…傾斜面、17…刃物台ブロック、18…冷却媒体供給
通路。
部、13…切削刃チップ、15、16…突起部、15
a、15b、16a…垂直面、15c、16b、16c
…傾斜面、17…刃物台ブロック、18…冷却媒体供給
通路。
Claims (14)
- 【請求項1】 切削刃チップ(13)をホルダー本体
(10)の先端部(12)に保持するバイトホルダーで
あって、 前記ホルダー本体(10)のうち、前記切削刃チップ
(13)に隣接する部位に、前記ホルダー本体(10)
の面から突出する突起部(15)が備えられており、 前記切削刃チップ(13)の切削作用により発生する切
粉(A)が前記突起部(15)に衝突してはね返えるよ
うにしたことを特徴とするバイトホルダー。 - 【請求項2】 切削刃チップ(13)をホルダー本体
(10)の先端部(12)に保持するバイトホルダーで
あって、 前記ホルダー本体(10)のうち、前記切削刃チップ
(13)に隣接する部位に、前記ホルダー本体(10)
の面から突出する突起部(16)が備えられており、 この突起部(16)には、前記切削刃チップ(13)に
向かって、前記切削刃チップ(13)に接近する方向に
傾斜する傾斜面(16b)が形成されていることを特徴
とするバイトホルダー。 - 【請求項3】 前記突起部(15、16)が刃物台ブロ
ック(17)の端面に密着した状態で、前記ホルダー本
体(10)を前記刃物台ブロック(17)に固定するよ
うにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のバ
イトホルダー。 - 【請求項4】 前記突起部(15)に、前記切削刃チッ
プ(13)に向かって、前記切削刃チップ(13)に接
近する方向に傾斜する傾斜面(15c)が形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のバイトホルダー。 - 【請求項5】 前記突起部(15)の他に、前記ホルダ
ー本体(10)の別の面から突出するもう1つの突起部
(16)が備えられており、 この突起部(16)には、前記切削刃チップ(13)に
向かって、前記切削刃チップ(13)に接近する方向に
傾斜する傾斜面(16b)が形成されていることを特徴
とする請求項1または4に記載のバイトホルダー。 - 【請求項6】 前記突起部(15、16)に、前記ホル
ダー本体(10)の軸方向と直角方向に延びて、刃物台
ブロック(17)の端面に密着する垂直面(15a、1
6a)が形成されていることを特徴とする請求項3に記
載のバイトホルダー。 - 【請求項7】 前記突起部(15)に、前記ホルダー本
体(10)の軸方向と直角方向に延びて、切粉(A)が
衝突する垂直面(15b)が形成されていることを特徴
とする請求項1、3、4、5、6のいずれか1つに記載
のバイトホルダー。 - 【請求項8】 前記切粉(A)が衝突する垂直面(15
b)が形成されている前記突起部(15)の高さ(H)
を、前記ホルダー本体(10)の高さ(h)の1/2以
上としたことを特徴とする請求項7に記載のバイトホル
ダー。 - 【請求項9】 前記切削刃チップ(13)の表面に向け
て、前記切削刃チップ(13)の冷却媒体を噴出する冷
却媒体供給通路(18)が前記ホルダー本体(10)内
を貫通して形成されていることを特徴とする請求項1な
いし8のいずれか1つに記載のバイトホルダー。 - 【請求項10】 前記突起部(15、16)は、切削加
工により前記ホルダー本体(10)に一体形成されてい
ることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに
記載のバイトホルダー。 - 【請求項11】 切削刃チップ(13)をホルダー本体
(10)の先端部(12)に保持するバイトホルダーで
あって、 前記ホルダー本体(10)のうち、前記切削刃チップ
(13)に隣接する部位に、前記ホルダー本体(10)
の一面から突出する突起部(15)が備えられており、 前記切削刃チップ(13)の切削作用により発生する切
粉(A)が前記突起部(15)に衝突してはね返えるよ
うにし、 また、前記ホルダー本体(10)のうち、前記切削刃チ
ップ(13)に隣接する部位に、前記ホルダー本体(1
0)の他の面から突出する突起部(16)が備えられて
おり、 この突起部(16)には、前記切削刃チップ(13)に
向かって、前記切削刃チップ(13)に接近する方向に
傾斜する傾斜面(16b)が形成されており、 前記両突起部(15、16)が刃物台ブロック(17)
の端面に密着した状態で、前記ホルダー本体(10)を
前記刃物台ブロック(17)に固定するようにし、 さらに、前記切削刃チップ(13)の表面に向けて、前
記切削刃チップ(13)の冷却媒体を噴出する冷却媒体
供給通路(18)が前記ホルダー本体(10)内を貫通
して形成されていることを特徴とするバイトホルダー。 - 【請求項12】 請求項1に記載のバイトホルダーを用
いて、被加工物(19)を切削加工する切削方法であっ
て、 前記ホルダー本体(10)を切削機械の刃物台ブロック
(17)に取り付けるとともに、前記被加工物(19)
を前記切削刃チップ(13)に隣接するようにして、切
削機械の被加工物保持部材(20、21、22)に取り
付ける工程と、 前記ホルダー本体(10)および前記被加工物(19)
の少なくとも一方を回転させながら、前記切削刃チップ
(13)を前記被加工物(19)に接触させて、前記被
加工物(19)を切削する工程とを備え、 この切削工程において、前記切削刃チップ(13)の切
削作用により発生する切粉(A)が前記突起部(15)
に衝突してはね返えるようにしたことを特徴とする切削
方法。 - 【請求項13】 請求項2に記載のバイトホルダーを用
いて、被加工物(19)を切削加工する切削方法であっ
て、 前記ホルダー本体(10)を切削機械の刃物台ブロック
(17)に取り付けるとともに、前記被加工物(19)
を前記切削刃チップ(13)に隣接するようにして、切
削機械の被加工物保持部材(20、21、22)に取り
付ける工程と、 前記ホルダー本体(10)および前記被加工物(19)
の少なくとも一方を回転させながら、前記切削刃チップ
(13)を前記被加工物(19)に接触させて、前記被
加工物(19)を切削する工程とを備え、 この切削工程において、前記切削刃チップ(13)の切
削作用により発生する切粉(A)が前記突起部(16)
の傾斜面(16b)の傾斜角度(θ1)に沿ってずれ落
ちるようにしたことを特徴とする切削方法。 - 【請求項14】 請求項11に記載のバイトホルダーを
用いて、被加工物(19)を切削加工する切削方法であ
って、 前記ホルダー本体(10)を切削機械の刃物台ブロック
(17)に取り付けるとともに、前記被加工物(19)
を前記切削刃チップ(13)に隣接するようにして、切
削機械の被加工物保持部材(20、21、22)に取り
付ける工程と、 前記ホルダー本体(10)および前記被加工物(19)
の少なくとも一方を回転させながら、前記切削刃チップ
(13)を前記被加工物(19)に接触させて、前記被
加工物(19)を切削する工程とを備え、 この切削工程において、 前記切削刃チップ(13)の切削作用により発生する切
粉(A)が前記突起部(15)に衝突してはね返えるよ
うにするとともに、前記切粉(A)が前記突起部(1
6)の傾斜面(16b)の傾斜角度(θ1)に沿ってず
れ落ちるようにし、 かつ、前記冷却媒体供給通路(18)から前記切削刃チ
ップ(13)の表面に向けて冷却媒体を噴出することを
特徴とする切削方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8171516A JP3063627B2 (ja) | 1995-09-18 | 1996-07-01 | バイトホルダーおよびそれを用いた切削方法 |
| KR1019960040368A KR100254637B1 (ko) | 1995-09-18 | 1996-09-17 | 툴 홀더 및 상기 툴 홀더를 이용한 절삭 방법 |
| MX9604122A MX9604122A (es) | 1995-09-18 | 1996-09-17 | Portaherramienta y proceso de corte que usa el portaherramienta. |
| US08/715,621 US5829331A (en) | 1995-09-18 | 1996-09-18 | Tool holder and cutting process using the tool holder |
| CN96122738A CN1066654C (zh) | 1995-09-18 | 1996-09-18 | 刀杆及用这种刀杆的切削方法 |
| DE19638177A DE19638177B4 (de) | 1995-09-18 | 1996-09-18 | Werkzeughalter |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23856195 | 1995-09-18 | ||
| JP7-238561 | 1995-09-18 | ||
| JP8171516A JP3063627B2 (ja) | 1995-09-18 | 1996-07-01 | バイトホルダーおよびそれを用いた切削方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141503A true JPH09141503A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3063627B2 JP3063627B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=26494217
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|---|---|
| US (1) | US5829331A (ja) |
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| KR (1) | KR100254637B1 (ja) |
| CN (1) | CN1066654C (ja) |
| DE (1) | DE19638177B4 (ja) |
| MX (1) | MX9604122A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001087906A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-04-03 | Sandvik Ab | 切削工具 |
| CN103753330A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-04-30 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 带有斜面的定位块 |
| JP2019025603A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社タンガロイ | 工具ボデー及び切削工具 |
| JPWO2019069924A1 (ja) * | 2017-10-06 | 2020-10-22 | 京セラ株式会社 | 切削工具及び切削加工物の製造方法 |
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