JPH09148850A - 複合型広帯域増幅器 - Google Patents
複合型広帯域増幅器Info
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- JPH09148850A JPH09148850A JP7323863A JP32386395A JPH09148850A JP H09148850 A JPH09148850 A JP H09148850A JP 7323863 A JP7323863 A JP 7323863A JP 32386395 A JP32386395 A JP 32386395A JP H09148850 A JPH09148850 A JP H09148850A
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Abstract
器、及び電流増幅器でなる複合型広帯域増幅器の動作上
限周波数は、従来差動増幅器の帯域幅によって制限され
ていた。この発明は差動増幅器の帯域幅による制約を受
けないようにした広帯域増幅器の提供を目的とする。 【解決手段】 差動増幅器、電圧増幅器、電流増幅器を
それぞれ個別部品で構成し、無信号時のゼロ電位に対し
て正側と負側へ対称的に対をなして2系統配設され、か
つ差動増幅器の電圧利得が1となる周波数より高い周波
数の入力信号は、同差動増幅器をバイパスして電圧増幅
器へ加わるようにしたハイパスフィルタが設けられてい
る。
Description
較的高い周波数の交流信号まで対応可能な複合型の広帯
域増幅器に関するものである。
力とする増幅器については、一般に装置自体の雑音電圧
が低いこと、オフセット電圧やその温度ドリフトが小さ
いこと、大きい同相除去比(CMRR)を有することな
どが必要とされている。また、比較的高周波の信号を入
力とする装置については、速いスルーレートと大きなG
B積(利得×帯域幅)を有することが望まれている。
を1つの増幅器で満足させることは困難なので、一般に
は直流と比較的低周波の交流信号領域において高精度の
動作を行なう増幅器と、それより高い周波数領域で高速
動作が可能な増幅器とを組み合わせて装置を構成するよ
うにしている。
例えばIC素子を用いた直流高精度増幅器(以下、「高
精度増幅器」という。)A1と、同様にそれぞれIC素
子を用いた高速の差動増幅器A2、電圧増幅器A3、及
び電流増幅器A4が設けられており、電流増幅器A4は
図示しない後段のユニットを駆動するようになってい
る。ここでR1、R2は入力抵抗、R3は帰還抵抗、C
1は結合コンデンサ、Viは入力信号、Voは出力信号
である。
下、「入力電圧」という。)Viが直流及び比較的低周
波の交流信号である場合は、A2ないしA4の各増幅器
はそれぞれ前段増幅器からの出力信号を受けて縦続的に
動作する。すなわち、入力電圧Viが抵抗R1とR2を
経て高精度増幅器A1に加わると、その反転出力は例え
ば差動増幅器A2の+入力端子に加えられる。また、入
力電圧Viは抵抗R1を経て同差動増幅器A2の−入力
端子に加えられる。差動増幅器A2はこれらの信号を受
け、その差の電圧信号を電圧増幅器A3へ出力する。電
圧増幅器A3はこの信号電圧を増幅して電流増幅器A4
に加え、同電流増幅器A4は入力する電圧信号を電流信
号に変換、増幅して出力するようになっている。
増幅器A1の利得が周波数に逆比例して低下し、それに
伴って出力電圧が低下する。また、コンデンサC1のリ
アクタンスも周波数が高くなるとそれに逆比例して小さ
くなるから、ある周波数を超えると高精度増幅器A1の
−入力端子と差動増幅器A2の+入力端子は直通状態に
なる。したがって、装置への入力電圧Viは一方では抵
抗R1を通って差動増幅器A2の−入力端子へ加わり、
他方では抵抗R1とR2を通った入力電圧Viが利得の
低下した高精度増幅器A1をコンデンサC1によりバイ
パスして差動増幅器A2の+入力端子へ加わるようにな
る。
精度増幅器A1が装置の動作に寄与しなくなり、差動増
幅器A2、電圧増幅器A3、電流増幅器A4の継続動作
となる。解決課題を明らかにするため、入力電圧の周波
数と高精度増幅器A1及び差動増幅器A2の動作につい
てさらに説明する。
の箇所を転記した同図(B)において、例えば信号源か
ら装置へ一定レベルの正の電圧+Viが加わったものと
する。ここで、高精度増幅器A1は正常に動作してお
り、その−入力端子が+入力端子にイマジナリショート
でアース電位になっているとすると、信号源から抵抗R
1とR2を通って高精度増幅器A1の−入力端子方向へ I=Vi/(R1+R2) なる一定の直流電流Iが流れる。
は−入力端子が直接的に+入力端子へ接続されているわ
けではないので、電流IはコンデンサC1へ流れ込んで
同コンデンサを充電する。この充電電圧を+Vcとす
る。ここでコンデンサC1の静電容量をC1、上記電流
Iにより同コンデンサに流入する電荷をQとすると、こ
の電荷にてコンデンサに充電される電圧Vcは Vc=Q/C1 となる。高精度増幅器A1はその出力端子から上記充電
電圧の極性を反転した直流電圧−Vcを発してコンデン
サC1に流入する充電電荷と等量の電荷を同コンデンサ
から吸い込み、−入力端子側の電圧上昇を抑えてアース
電位に保持する。
2を通ってコンデンサC1に流れた電流Iは、見かけ上
同コンデンサを経て高精度増幅器A1の出力端子からそ
の内部に流れ込むことになる。この場合,高精度増幅器
A1は上記のように通常の反転増幅器として動作し、そ
の利得をG1とすると G1=Vc/Vi となる。上記極性反転電圧−Vcは差動増幅器A1の+
入力端子に加えられる。また、入力電圧Viを抵抗R1
とR2により分圧したときのR2両端間の電圧をVR2
とすると、この分圧電圧は差動増幅器A2の−入力端子
に加えられる。ここで差動増幅器A1の利得をG2とす
ると、同差動増幅器はこれら2つの端子に入力した信号
電圧の差の電圧をG2倍し、出力電圧V2として電圧増
幅器A3に送出する。すなわち、 V2={−Vc−(+VR2)}G2 となる。このように入力信号が直流の場合は、差動増幅
器A2は高精度増幅器A1に対して縦続的に動作する。
−Viであった場合は、高精度増幅器A1からその反転
直流電圧+Vcを発し、上記と逆方向の電流を吐き出し
てコンデンサへ電荷を流入させる。これにより−入力端
子側の電圧低下が抑えられてアース電位が保持される。
この場合、差動増幅器A2の出力V2は V2={Vc−(−VR2)}G2 となる。
の箇所を転記した図6(A)において、高精度増幅器A
1は正常に動作しており、その−入力端子は+入力端子
とイマジナリショートでアース電位になっているものと
する。いま、信号源から周波数fの交流入力電圧±Vi
が装置に加わり、電流Iが図示の点線のように流れたと
すると、 ±I=±Vi/(R1+R2) =±Vi/R である。ただし、 R=R1+R2 とする。
ると、上記電流が流れることによってコンデンサに発生
する電圧Vcは ±Vc=±I・Xc である。高精度増幅器A1はこのコンデンサに発生した
電圧±Vcと逆極性の電圧(−,+)Vcを出力して入
力側へ帰還し、その−入力端子をアース電位に保持す
る。ここで入力電圧Viの角周波数をωとすると、上記
コンデンサのリアクタンスXcは、 Xc=1/ωC1 =1/2πfC1 ただし、ω=2πfであるから、リアクタンスの大小は
周波数fの高低に逆比例して変化する。いま、コンデン
サのリアクタンスXcが入力抵抗Rの値と等しくなる周
波数をfcとすると、 R=Xc =1/2πfcC1 より fc=1/2πC1R となる。周波数fに対するリアクタンスXcの値の変化
を同図6(B)に示す。ここで、入力電圧Viが交流の
場合における高精度増幅器A1の利得をG1とすると、 G1=Xc/R であるから、信号周波数がfcのときはXc=Rとな
り、その利得G1は同図6(C)に示すように1すなわ
ち0dBである。また、周波数がfcの1/10のとき
は利得G1が10倍(20dB)となり、周波数がfc
の10倍のときはG1が1/10(−20dB)とな
る。
得すなわち開ループ利得G1は、図7にその一例を示す
ように例えば直流領域では100dBという大きい値で
あるが、交流領域ではある周波数から利得が周波数に逆
比例して低下する特性になっている。この利得低下が始
まる周波数をf1とすると、f1の値は素子の種類によ
って異なるが、一般には1桁台ないし2桁台の周波数に
なっている。
号が入ると、利得G1は周波数がf1のときの1/10
(−20dB)に低下し、周波数が100倍高い信号が
入ると利得G1が1/100(−40dB)に低下す
る。つまり、周波数に対する利得低下の割合は−20d
B/decになっている。
の関係も素子の種類によって異なるが、その一例を同図
7に示す。図示の例では直流領域における開ループ利得
G2は80dB、同利得G2が交流領域で低下し始める
周波数はf2となっている。これを高精度増幅器A1の
特性と比較すると、一般には直流領域における開ループ
利得については、 G1>G2 で、開ループ利得が交流領域で低下し始める周波数は、 f1<f2 となっている。
入力端子間ではイマジナリショートが成立し、同高精度
増幅器A1に対して差動増幅器A2が縦続動作をしてい
るとすると、直流から交流領域の周波数f1までにおけ
る両増幅器の開ループ総合利得G1+G2は、図7の一
点鎖線で示すように180dBとなる。
幅器A1の利得G1が1、すなわち0dBである周波数
fcを例えば図7の周波数f1とほぼ一致するようにR
とC1の値を設定すると、図6(C)のfcより低い周
波数帯域における+利得は、図7においては直流領域か
ら延びている開ループ利得G1の100dBという一定
値に抑えられる。
域における−20dB/decの利得低下特性は、図7
においてはそれに開ループ利得G1の−20dB/de
cが加わる。よって周波数がf1より高い帯域における
高精度増幅器A1の開ループ利得G1は、破線で示すよ
うに−40dB/decの割合で低下する。したがっ
て、周波数がf1からf2までの帯域における開ループ
総合利得G1+G2も−40dB/decの低下特性と
なる。
が−40dB/decの割合で低下し、利得1すなわち
0dBラインに達したときの周波数を例えばf3とする
と、周波数f2を超えて周波数f3までの帯域における
高精度増幅器A1と差動増幅器A2の開ループ総合利得
は、差動増幅器A2の−20dB/decが加わるため
−60dB/decの低下特性となる。
の入力電圧Viとその極性反転出力電圧−Vcの大きさ
(絶対値)との関係は、 Vc=Vi であり、f3より低い周波数帯域ではG1>1であるか
ら、 Vc>Vi となる。
以下の低い帯域では、コンデンサC1を介してこの反転
出力電圧−Vcを入力側へ負帰還することにより、その
−入力端子を+入力端子へイマジナリショート(アー
ス)とすることができる。この反転出力電圧−Vcは次
段の差動増幅器A2の+入力端子に加えられる。
3より高い帯域では高精度増幅器A1の利得G1が1よ
り小さくなるので、 Vc<Vi となる。ちなみに、図8に示すように入力電圧Viのレ
ベルを基準化して一定値の1にすると、Viの周波数が
f3より高い帯域における反転出力電圧Vcの大きさ
(絶対値)は破線のようになる。
波数がf3の1.4倍の場合は出力電圧Vcの大きさが
0.5となり、Viの周波数がf3の2倍になるとVc
の大きさは約0.25となる。また、Viの周波数がf
3の3倍の場合はVcの大きさが約0.1となり、更に
Viの周波数が高くなるとVcの大きさは限りなくゼロ
に近づく。
より高い帯域においては、高精度増幅器A1がコンデン
サC1を介してその反転出力−Vcを入力側へ負帰還し
ても帰還電圧が小さいので−入力端子をイマジナリアー
スにすることができない。そのため−入力端子には入力
電圧と帰還電圧の差の電圧Vi−Vcが発生し、低イン
ピーダンスになったコンデンサC1を通過して差動増幅
器A2の+入力端子へ加わるようになる。
高精度増幅器A1が装置の増幅動作に寄与しなくなるた
め高精度増幅器と差動増幅器の縦続動作はなくなり、入
力電圧Viに対して差動増幅器A2が先頭の動作ユニッ
トとなる。ここで、入力電圧Viの周波数がf3より数
倍高かった場合は、高精度増幅器A1の帰還電圧−Vc
が入力電圧Viに比べて極めて小さくなるので、差動増
幅器A2の+入力端子に加わる差電圧Vi−Vcは、図
8から実質的にViとみなすことができる。
差動増幅器A2との開ループ総合利得G1+G2は、周
波数がf3より高くなると−60dB/decの低下特
性から外れて差動増幅器A2の開ループ特性G2に漸近
する。いま、例えばf3より数倍高い周波数をf4とす
ると、上記−60dB/decの低下特性から外れた開
ループ総合利得G1+G2は、周波数f4において差動
増幅器A2の開ループ利得G2と一致し、f4より高い
周波数帯域における開ループ総合利得はG2そのものと
なる。
に示すように電圧増幅器A3と電流増幅器A4が設けら
れ、入力電圧の周波数が例えばf3以上の帯域ではこれ
ら3つの増幅器が縦続的に動作するようになっている。
この場合、電流増幅器A4の出力側から装置の入力側へ
例えば帰還抵抗R3が接続されているので、装置全体の
閉ループ利得をGとすると、 G=R3/R1 となる。
Bに設定したとして図7に破線で示すと、先頭ユニット
である差動増幅器A2の開ループ利得G2が−20dB
/decの割合で低下する直線と上記10dBラインと
の交点における周波数f5がこの装置の帯域幅となる。
と、直流信号に対する高精度応答と高周波信号に対する
高速応答が可能となる。しかしその上限周波数は差動増
幅器A2の帯域幅によって制限され、それ以上に帯域を
延ばすことは難しい。そのため、後段の電圧増幅器や電
流増幅器の速度、帯域幅に余裕があってもそれらを生か
しきれないという難点がある。
もので、その目的は、入力信号の周波数が差動増幅器の
帯域幅上限周波数より高い場合は、その信号が差動増幅
器をバイパスして電圧増幅器へ加わるようにした複合型
の広帯域増幅器を提供することにある。
おいては、その課題解決手段として例えば差動増幅器の
入力側と電圧増幅器の入力側との間にハイパスフィルタ
を設け、差動増幅器の高周波帯における利得低下特性を
勘案してハイパスフィルタのカットオフ周波数を定める
ようにするしている。
示す。図中、高精度増幅器A1は従来装置と同様のIC
素子が用いられ、高精度増幅器A1を含む信号入力部も
従来装置と同様の構成になっている。高精度増幅器A1
の後段には例えば個別部品で構成された2つの差動増幅
器A2aとA2bが設けられており、従来装置における
IC差動増幅器の+入力端子に対応する本装置の入力端
子についてはその共通配線に(+)印を付し、従来の−
入力端子に対応する本装置の入力端子についてはその共
通配線に(−)印を付してある。
子には、例えば入力電圧Viの分圧電圧VR2が加えら
れ、(+)印を付した共通配線側の入力端子には高精度
増幅器A1から上記Viと極性が反対の帰還電圧−Vc
が加えられるようになっている。これにより差動増幅器
A2aとA2bは入力電圧に対して並列的に動作し、そ
の出力はそれぞれ電圧増幅器A3aとA3bの各一方の
端子に加えられる。
品で構成され、各他方の入力端子と上記差動増幅器の入
力側における(−)印を付した共通配線との間には、例
えばコンデンサC2と抵抗R8及びコンデンサC3と抵
抗R10からなる2つのハイパスフィルタFLa,FL
bがそれぞれ設けられ、両フィルタのカットオフ周波数
は等しい値に設定されている。
増幅器A2a,A2bからの出力を受けて並列的に動作
し、その出力は個別部品で構成された電流増幅器A4a
とA4bにそれぞれ加えられる。電流増幅器A4a,A
4bも並列的に動作し、電圧増幅器から加わる電圧を電
流に変換して出力する。
が図2に示されている。同図2において、差動増幅器A
2aは例えば特性がそろったNPN形トランジスタQ1
とQ2の差動対で構成され、無信号時すなわち両トラン
ジスタのベースがゼロ電位のときにはエミッタ側の共通
抵抗R4に一定のアイドリング電流が流れている。した
がってそのエミッタ電圧は一定になっている。
コレクタ電流に比べると極めて小さいので無視すると、
無信号時におけるトランジスタQ1のコレクタ電流とエ
ミッタ電流は相等しく、同様にトランジスタQ2のコレ
クタ電流とエミッタ電流も等しくなり、それぞれ共通抵
抗R4を流れる一定電流の1/2の大きさとなる。な
お、この場合、トランジスタQ2の負荷抵抗R5には正
の一定電圧降下が発生している。
性がそろったPNP形トランジスタQ3とQ4の差動対
で構成され、エミッタ側の共通抵抗R6は上記R4と等
しい抵抗値にされている。無信号時にはR4に流れる電
流と大きさが等しい一定のアイドリング電流がR6に流
れ、両トランジスタのエミッタ電圧は一定になってい
る。
流を無視すると、無信号時におけるトランジスタQ3の
エミッタ電流とコレクタ電流は相等しく、同様にトラン
ジスタQ4のエミッタ電流とコレクタ電流も等しくな
り、それぞれ共通抵抗R6に流れる一定電流の1/2の
大きさとなる。なお、トランジスタQ4の負荷抵抗R7
は上記トランジスタQ2の負荷抵抗R5と抵抗値が等し
くされているので、抵抗R7には抵抗R5の電圧降下と
絶対値が等しい負の一定電圧降下が発生する。
に少ない数の個別部品で構成され、正の電源+Vccと
負の電源−Vccの間へそのゼロ電位に対して対称的に
配設されている。したがって多数のトランジスタなどの
集積回路でなる従来のIC差動増幅器に比べると、利得
は低いがひずみが少なく、かつ高速で広帯域である。こ
こで、例えば正の入力電圧Viが装置に加わると高精度
増幅器A1からは負の反転出力−Vcが送出され、
(+)印の共通配線を介してトランジスタQ1とQ3の
ベースに加えられる。
圧が下がるためベースとエミッタ間の電圧が小さくな
り、ベース電流が減ってコレクタ電流が減少する。ま
た、トランジスタQで3はベース電圧が下がるとベース
とエミッタ間の電圧が大きくなり、ベース電流が増えて
コレクタ電流が増加する。
が等しい一定電流が流れるようになっているから、トラ
ンジスタQ1のコレクタ電流が減少すると対をなすトラ
ンジタQ2ではその分だけコレクタ電流が増加する。こ
のことはトランジスタQ2のベースに上記電圧−Vcの
極性を反転した正の電圧Vcが加わり、そのベース・エ
ミッタ間電圧が大きくなったことと等価である。
増加すると対をなすトランジスタQ4ではその分だけコ
レクタ電流が減少する。このことはトランジスタQ4の
ベースに上記電圧−Vcの極性を反転した正の電圧Vc
が加わり、そのベース、エミッタ間電圧が小さくなった
ことと等価である。
流減少とトランジスタQ3のコレクタ電流増加は、トラ
ンジスタQ2のコレクタ電流増加とトランジスタQ4の
コレクタ電流減少に対応するから、(+)印の共通配線
を介してトランジスタQ1とQ3のベース側に加わった
負の電圧−Vcは、(−)印の共通配線を介して正の電
圧VcがトランジスタQ2とQ4のベース側に加わった
ことに置き換えることができる。
ス側には入力電圧Viの分圧電圧VR2が(−)印の共
通配線を介して加わるが、同ベースに加わる上記正の電
圧Vcより小さいのでトランジスタQ2とQ4に流れる
コレクタ電流は電圧Vcによって支配される。なお、誘
導などにより同相の外乱雑音+Vnが(+)印の共通配
線と(−)印の共通配線からそれぞれトランジスタQ
1,Q3のベースとQ2,Q4のベースに加わると、Q
1とQ3のベースに加わった外乱雑音+VnはQ2とQ
4のベースへその極性が反転した−Vnが加わったこと
と作用上等価である。しかしQ2とQ4のベースには+
Vnの外乱雑音が加わっており、互いに打ち消し合うの
でその影響は極めて小さくなる。
形トランジスタQ5とNPN形トランジスタQ6がダイ
オードD1ないしD4を介してコンプリメンタルに接続
され、トランジスタQ5のエミッタは上記第1の差動増
幅器A2aのトランジスタQ2のコレクタ側に接続され
ている。また、トランジスタQ6のエミッタは上記第2
の差動増幅器A2bのトランジスタQ4のコレクタ側に
接続されている。上記トランジスタQ5とQ6へベース
電圧を供給するため、例えば+Vcc電源と−Vcc電
源間の電圧を分圧する3つの抵抗R8,R9,R10が
設けられており、抵抗R8とR10は等しい抵抗値にさ
れている。
6にベース電圧が供給されると、+Vcc電源から抵抗
R5、トランジスタQ5、ダイオードD1ないしD4、
トランジスタQ6、抵抗R7を経て−Vcc電源へ一定
のアイドリング電流が流れ、上記各抵抗とダイオードに
それぞれ電圧降下が発生する。
圧とコレクタ電圧は正の値となり、トランジスタQ6の
エミッタ電圧とコレクタ電圧はそれぞれトランジスタQ
5のエミッタ電圧及びコレクタ電圧と絶対値が等しい負
の値となる。上記2つのトランジスタQ5とQ6のコレ
クタ電圧は、例えば次段に設けられた電流増幅器A4
a,A4bの前置ドライバトランジスタQ7とQ8にベ
ース電圧として供給されるようになっている。
給されると、+Vcc電源からトランジスタQ7と共通
エミッタ抵抗R11及びトランジスタQ8を通って−V
cc電源へ一定のアイドリング電流が流れ、トランジス
タQ7のエミッタには正の電圧が発生する。また、トラ
ンジスタQ8のエミッタには上記トランジスタQ7のエ
ミッタ電圧と絶対値が等しい負の電圧が発生する。
電圧は、例えば電流増幅トランジスタQ9とQ10へそ
れぞれベース電圧として供給されるようになっている。
これにより、+Vcc電源からトランジスタQ9と抵抗
値の等しい2つのエミッタ抵抗R12,R13,及びト
ランジスタQ10を通って−Vcc電源へ一定のアイド
リング電流が流れる。
流しておくと、信号が入力した場合は各段の対をなすト
ランジスタがアイドリング電流による電位から動作を開
始するので、入力信号に対して不感時間が無くなり高速
である。また、各段の出力が負のレベルから正のレベル
へ変化し、あるいは正のレベルから負のレベルへ変化す
る際のゼロクロスひずみなど振幅ひずみが発生しないの
で直線性もよい。
おいては、トランジスタQ5とQ6のベースが例えば静
電容量値の等しいコンデンサC2とC3を介してそれぞ
れ(−)印の共通配線に接続され、このコンデンサC2
と分圧抵抗R8及びコンデンサC3と分圧抵抗R10に
よりカットオフ周波数が等しい2つのハイパスフィルタ
FLa,FLbが形成されている。
箇所を抜粋して図3に示し、その入力電圧(分圧電圧)
VR2に対するフィルタの出力電圧VR2´のレベルを
同図3(B)に示す。このハイパスフィルタのカットオ
フ周波数をfcとすると、 fc=1/2πC2R8 =1/2πC3R10 となる。
ットオフ周波数fcより低い帯域ではフィルタの出力電
圧VR2´が分圧電圧VR2より小さく、その大きさは
周波数により−20dB/decの割合で傾斜する特性
線のいずれかの点上にある。したがって分圧電圧VR2
はトランジスタQ2とQ4のベースに加わり、そのフィ
ルタ出力VR2´はトランジスタQ5とQ6のベースに
加わるが、同トランジスタQ5,Q6に対しては実質的
に影響を与えないとみなすことができる。よって電圧増
幅器A3a,A3bは差動増幅器A2a,A2bからの
出力をトランジスタQ5とQ6のエミッタ側に受けて同
差動増幅器に対し縦続的に動作し、電流増幅器A4aと
A4bは電圧増幅器A3aとA3bに追随して動作す
る。
のカットオフ周波数fcより高い帯域では、分圧電圧V
R2とフィルタの出力電圧VR2´の大きさは等しくな
り、分圧電圧VR2は差動増幅器A2a,A2bと電圧
増幅器A3a,A3bの両方に加わる。
圧利得が1(0dB)以上であれば、シランジスタQ5
とQ6におていは直接ベースに加わる分圧電圧VR2よ
りも差動増幅器からエミッタ側に加わる電圧が大きいか
ら、その動作はエミッタ側の入力電圧によって支配され
る。したがって上記と同様に電圧増幅器A3a,A3b
は差動増幅器A2a,A2bに対して縦続的に動作し、
電流増幅器A4a,A4bは電圧増幅器A3a,A3b
に追随して動作する。
の電圧利得が1より小さくなると、トランジスタQ5と
Q6においては直接ベースに加わる電圧VR2に対して
差動増幅器からエミッタ側に加わる電圧が小さくなり、
その動作はベース側の入力電圧VR2によって支配され
る。すなわち、この場合は入力電圧ViがコンデンサC
1を介して(+)印の共通配線から差動増幅器に加わ
り、分圧電圧VR2が(−)印の共通配線から差動増幅
器と電圧増幅器に加わるが、差動増幅器は装置の増幅動
作に寄与しないから見掛け上は分圧電圧VR2が差動増
幅器をバイパスして電圧増幅器に加わったことと同様に
なる。したがって先頭の動作ユニットは電圧増幅器A3
a,A3bとなり、電流増幅器A4a,A4bが電圧増
幅器に追随して動作する。
利得は直流から交流領域のある周波数まで一定の値を有
し、その周波数を超えると素子自体の分布容量などによ
り一般に−20dB/decの割合で低下し始め、更に
周波数が高くなるとその低下はやがて利得1すなわち0
dBに達する。この利得0dBにおける周波数はGB積
あるいはトランジション周波数(fT)などと称され、
高周波用トランジスタでは一般に汎用IC増幅器のそれ
より高く、例えば数10MHzないし数100MHzと
いう値になっている。
係を図4に示す。同図を併せて参照すると、高精度増幅
器A1は従来装置と同じIC素子を使用するので、その
開ループ利得G1は図7の特性をそのまま図示してあ
る。ここで、この実際の開ループ利得G1が0dBとな
る周波数をf2とすると、上記ハイパスフィルタFL
a,FLbのカットオフ周波数fcは例えばこのf2と
ほぼ等しい周波数に設定されている。
または周波数がf2以下の低周波交流電圧とすると、高
精度増幅器A1の出力電圧−Vcは(+)印の共通配線
を介して差動増幅器A2a,A2bのトランジスタQ1
とQ3のベースに加わり、入力電圧Viの分圧電圧V
R2は(−)印の共通配線を開して上記差動増幅器のト
ランジスタQ2とQ4のベースに加わる。
圧−Vcの絶対値は入力電圧Viの分圧電圧VR2より
大きいから、トランジスタQ2のコレクタには−Vcの
反転電圧Vcに対応する電流がアイドリング電流に加わ
って+Vcc電源から流入し、抵抗R5には電流増加に
よる電圧変化が生じる。また、トランジスタQ4におい
ては上記−Vcの反転電圧Vcに対応する電流だけアイ
ドリング電流から減少した電流がそのコレクタから−V
cc電源へ流出し、抵抗R7には電流減少による電圧変
化が生じる。
化と上記トランジスタQ2における反転電圧Vc(絶対
値)との比、すなわち 抵抗R5の電圧変化/Vc を差動増幅器A2aの電圧利得とする。同様に、抵抗R
7に発生する電圧変化と上記トランジスタQ4における
反転電圧Vc(絶対値)との比、すなわち 抵抗R7の電圧変化/Vc を差動増幅器A2bの電圧利得とすると、2つの電圧利
得は等しい値になる。いま、差動増幅器A2aとA2b
の全体利得をG2とし、この利得G2が例えば直流から
交流領域の周波数f3までは30dB一定で、f3より
高い周波数帯域ではG2が−20dB/decの割合で
低下し、周波数f5においてG2が0dBすなわち利得
1となる例を同図4に示す。
ランジスタQ2,Q4に流れる電流が変化して抵抗R5
とR7に電圧変化が生じると、電圧増幅器A3aとA3
bにおいてはトランジスタQ5からダイオードD1ない
しD4を経てトランジスタQ6に流れる電流にも変化が
生じる。ここで、入力電圧Viの周波数が上記ハイパス
フィルタFLa,FLbのカットオフ周波数fcより低
い場合は、トランジスタQ5とQ6はベース接地形の動
作をするとみなすことができる。
圧利得は、それぞれエミッタ側の入力電圧変化に対する
コレクタ側の出力電圧変化の比とすると、トランジスタ
Q5の入力電圧変化は Q5の入力インピーダンス×エミッタ電流変化分 であり、そのコレクタ側の出力電圧変化は ダイオードD1とD2のオン抵抗×コレクタ電流変化分 となる。この場合、トランジスタQ5のベース電流は極
めて小さいから無視して エミッタ電流変化分=コレクタ電流変化分 とすると、トランジスタQ5の電圧利得は ダイオードD1とD2のオン抵抗/Q5の入力インピー
ダンス となる。
Q5と同様であるから、その電圧利得は、 ダイオードD3とD4のオン抵抗/Q6の入力インピー
ダンス とおくことができる。よって電圧増幅器A3aとA3b
の全体利得をG3とすると、 G3=D1とD2のオン抵抗/Q5の入力インピーダン
ス+D3とD4のオン抵抗/Q6のインピーダンス となる。
抵抗は等しく、トランジスタQ5とQ6の入力インピー
ダンスも相等しいとすると、全体利得G3はG3=4×
ダイオードのオン抵抗/Q5(Q6)の入力インピーダ
ンスとなる。ここで、ベース接地形トランジスタの入力
インピーダンスは一般に低く数10Ω程度であり、ダイ
オードのオン抵抗はアイドリング電流の大きさにもよる
が、電流の立上がり近傍の小電流では数100Ωないし
その数倍程度である。
利得G3が例えば直流から交流領域の周波数f4までは
40dB一定で、f4より高い帯域ではG3が−20d
B/decの割合で低下し、周波数f7においてG3が
0dBすなわち利得1となる例を上記図4に示す。な
お、電流増幅器A4a,A4bは電圧増幅器A3a,A
3bに対して縦続的に動作するが、回路がコレクタ接地
形で電圧利得が1(0dB)であるため図示は省略して
ある。
直流から交流領域の周波数f1までは高精度増幅器A1
に対して差動増幅器A2a,A2bと電圧増幅器A3
a,A3bが縦続的に動作し、その開ループ総合利得G
1+G2+G3は一点鎖線で示すように例えば170d
B一定である。ここで、f1は従来装置と同様にIC素
子でなる高精度増幅器A1の利得G1が低下し始める周
波数である。
上記3つのユニットは縦続的に動作するが、高精度増幅
器A1の開ループ利得G1は−40dB/decの割合
で低下し、周波数f2においては利得が1(0dB)に
達する。したがって開ループ総合利得G1+G2+G3
も同じ割合で低下し、周波数f2における総合利得はG
2+G3でその値は例えば70dBとなる。
Lbのカットオフ周波数fcを例えば高精度増幅器A1
の開ループ利得G1が0dBとなる周波数f2とほぼ等
しい周波数に設定すると、入力電圧Viの周波数がf2
より高い帯域では、(−)印の共通配線を介して差動増
幅器A2a,A2bのトランジスタQ2とQ4のベース
に加わった分圧電圧VR2が電圧増幅器A3a,A3b
のトランジスタQ5とQ6のベースにも加わるようにな
る。ただし、周波数がf2より高い帯域では高精度増幅
器A1の利得が1より小さくなるので、その−入力端子
が+入力端子とイマジナリショートにはならない。よっ
て入力電圧Viは抵抗R1とR2で分圧されないから、
分圧電圧VR2は入力電圧Viと同じ大きさになるとみ
なすことができる。
ランジスタQ5とQ6においては、ベース側に加わる分
圧電圧VR2に対してエミッタ側にはそれよりG2倍
(例えば30dB)高い差動出力電圧が差動増幅器A2
aとA2bから加えられる。よってトランジスタQ5と
Q6の動作はこのエミッタ側入力電圧に支配され、周波
数がf2より高い帯域では差動増幅器A2a,A2bが
先頭の動作ユニットとなり、電圧増幅器A3aとA3b
が差動増幅器へ継続的に動作する。
囲は、周波数f2から差動増幅器の利得G2が0dBに
達する周波数f5までの帯域となる。この範囲における
両増幅器の開ループ総合利得G2+G3は、一点鎖線で
示すように周波数f2から差動増幅器の利得G2が低下
し始める周波数f3までは例えば70dB一定であり、
f3を超え電圧増幅器の利得G3が低下し始める周波数
f4までの帯域では総合利得が−20dB/decの割
合で低下する。
電圧増幅器の利得G3が−20dB/decの低下特性
を有しているので、差動増幅器と電圧増幅器の開ループ
総合利得G2+G3は−40dB/decの割合で低下
する。更に、周波数がf5を超える帯域では差動増幅器
の利得G2が1以下となって信号の増幅に寄与しないか
ら、入力電圧に対して電圧増幅器が先頭の動作ユニット
となり、電流増幅器が電圧増幅器に追随して動作する。
この場合開ループの総合電圧利得は電圧増幅器の利得そ
のものとなり、G3に沿い−20dB/decの割合で
低下する。
5より高い帯域においては、電圧増幅器A3a,A3b
のトランジスタQ5とQ6はエミッタ接地形の動作とな
るが、その利得G3についてはベース接地形の場合と同
程度の値が得られる。電流増幅器A4a,A4bは上記
したように個別部品で構成され、かつその電流は数10
Ω以下の低インピーダンスにされているので、電流利得
×帯域幅の値を電圧増幅器A3a,A3bのGB積と同
程度にすることは十分可能である。
ば前記図7の従来例と同様に10dBとして図4に破線
で示すと、電圧増幅器A3a,A3bの開ループ利得G
3が−20dB/decの割合で低下する直線と上記1
0dBラインとの交点における周波数f6がこの装置の
帯域幅となる。この例においては帯域幅の上限周波が従
来例より1桁以上高くなっていることがわかる。
は高精度増幅器に対して縦続的に動作する差動増幅器、
電圧増幅器、及び電流増幅器等をそれぞれ個別部品で構
成し、無信号時のゼロ電位に対して正側と負側へ対称的
に対をなして2系統配設し、広帯域化と低ひずみ化を図
るとともに、上記個別部品で構成した3つのユニットの
うち、比較的低速である差動増幅器の電圧利得が1とな
る周波数より高い周波数の入力信号は、ハイパスフィル
タにより差動増幅器をバイパスして電圧増幅に加わり、
同電圧増幅器と電流増幅器が縦続的に動作するようにな
っている。したがってこの発明によると、装置が動作可
能とする周波数範囲の上限値は電圧増幅器の帯域幅まで
拡大することができ、かつ振幅ひずみが少ないので直線
性もよい。
線図。
よび同ハイパスフィルタの特性説明図。
図。
びその動作説明図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】 2つの入力端子を有する直流高精度増幅
器の一方の端子を接地して他方の端子に入力信号を加
え、同直流高精度増幅器の出力端子からコンデンサを含
む帰還回路を経て上記他方の端子へ負帰還電圧を送出す
るとともに、この帰還電圧と上記入力信号とを差動増幅
器に加え、その差の出力電圧を電圧増幅器により増幅し
たのち電流増幅器にて電流に変換し負荷駆動用の出力を
得る複合型の広帯域増幅器において、上記直流高精度増
幅器から送出される帰還電圧をそれぞれ各一方の入力端
子に受けるとともに、上記入力信号を各他方の入力端子
に受けてその差の電圧を増幅する第1及び第2の差動増
幅器と、上記第1の差動増幅器の出力を一方の入力端子
に受けるとともに上記入力信号を第1のハイパスフィル
タを介して他方の入力端子に受け、かつ、上記第2の差
動増幅器の出力を別の一方の入力端子に受けるとともに
上記入力信号を第2のハイパスフィルタを介して別の他
方の入力端子に受け、上記ハイパスフィルタのカットオ
フ周波数に対する入力信号周波数の高低により上記差動
増幅器の出力もしくは上記ハイパスフィルタを通過した
入力信号をそれぞれ増幅する第1及び第2の電圧増幅器
と、上記第1及び第2の電圧増幅器の出力をそれぞれ受
けて電流に変換し出力する第1及び第2の電流増幅器と
を備えていることを特徴とする複合型広帯域増幅器。 - 【請求項2】 上記第1の差動増幅器は2つのNPN形
トランジスタを対となし、両トランジスタのエミッタは
共通抵抗を介して負の電源電圧路に接続されるとともに
一方のトランジスタのコレクタは正の電源電圧路に接続
され、そのベース側は上記帰還電圧の受入れ端子として
上記直流高精度増幅器の出力端子側に接続され、他方の
トランジスタはそのコレクタが差電圧発生用の負荷抵抗
を介して上記正の電源電圧路へ接続されるとともに、同
トランジスタのベース側は上記入力信号の受入れ端子と
して上記直流高精度増幅器の他方の入力端子側に接続さ
れてなり、無信号時には上記2つのトランジスタにほぼ
等しい一定のコレクタ電流がアイドリング電流として流
されることを特徴とする請求項1に記載の複合型広帯域
増幅器。 - 【請求項3】 上記第2の差動増幅器は2つのPNP形
トランジスタを対となし、両トランジスタのエミッタは
共通抵抗を介して上記正の電源電圧路に接続されるとと
もに一方のトランジスタのコレクタは上記負の電源電圧
路に接続され、そのベース側は上記帰還電圧の受入れ端
子として上記直流高精度増幅器の出力端子側に接続さ
れ、他方のトランジスタはそのコレクタが差電圧発生用
の負荷抵抗を介して上記負の電源電圧路へ接続されると
もとに、同トランジスタのベース側は上記入力信号の受
入れ端子として上記直流高精度増幅器の他方の入力端子
に接続されてなり、無信号時には上記2つのトランジス
タにほぼ等しい一定のコレクタ電流がアイドリング電流
として流されることを特徴とする請求項1に記載の複合
型広帯域増幅器。 - 【請求項4】 上記第1の電圧増幅器はPNP形トラン
ジスタと複数のダイオードとを含み、同トランジスタの
エミッタは上記第1の差動増幅器の他方のトランジスタ
のコレクタ側に接続されて同コレクタ電圧と同電位とさ
れ、上記PNP形トランジスタのコレクタ側には上記複
数のダイオードが順方向に直列的に接続されるととも
に、同トランジスタのベースには正のベース電圧が加え
られ、上記第2の電圧増幅器はNPN形トランジスタと
複数のダイオードとを含み、同トランジスタのエミッタ
は上記第2の差動増幅器の他方のトランジスタのコレク
タ側に接続されて同コレクタ電圧と同電位とされ、上記
NPN形トランジスタのコレクタ側には上記複数のダイ
オードが上記第1の電圧増幅器のダイオードと直列でか
つ順方向に接続されるとともに、同NPN形トランジス
タのベースには上記第1の電圧増幅器のPNP形トラン
ジスタに与えられたベース電圧と絶対値が等しい負の電
圧が与えられ、無信号時には上記第1の電圧増幅器のト
ランジスタから上記直列接続されたダイオード群を通っ
て第2の電圧増幅器のトランジスタへ一定のコレクタ電
流がアイドリング電流として流されることを特徴とする
請求項1に記載の複合型広帯域増幅器。 - 【請求項5】 上記正の電源電圧路と負の電源電圧路と
の間には両電路間の電圧を3分割する第1,第2の抵抗
及び上記第1の抵抗と抵抗値が等しい第3の抵抗の3つ
が直列に接続され、第1と第2の抵抗の共通接続箇所は
上記第1の電圧増幅器を構成するトランジスタのベース
に接続されて同トランジスタへ正のベース電圧を供給す
るとともに、上記共通接続箇所がコンデンサを介して上
記直流高精度増幅器の他方の入力端子に接続され、同コ
ンデンサと上記第1の抵抗とで入力信号に対する第1の
ハイパスフィルタが形成されていることを特徴とする請
求項1に記載の複合型広帯域増幅器。 - 【請求項6】 上記正の電源電圧路と負の電源電圧路間
の電圧を3分割する3つの抵抗中の第2と第3の抵抗の
共通接続箇所は、上記第2の電圧増幅器を構成するトラ
ンジスタのベースに接続されて同トランジスタへ負のベ
ース電圧を供給するとともに、上記共通接続箇所が上記
第1のハイパスフィルタを構成するコンデンサと等しい
静電容量のコンデンサを介して上記直流高精度増幅器の
他方の入力端子に接続され、同コンデンサと上記第3の
抵抗とで入力信号に対する第2のハイパスフィルタが形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の複合型
広帯域増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32386395A JP3595398B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 複合型広帯域増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32386395A JP3595398B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 複合型広帯域増幅器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09148850A true JPH09148850A (ja) | 1997-06-06 |
| JP3595398B2 JP3595398B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=18159436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32386395A Expired - Fee Related JP3595398B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 複合型広帯域増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3595398B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6304206B1 (en) | 1997-09-04 | 2001-10-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Voltage comparator, operational amplifier and analog-to-digital conversion circuit employing the same |
| JP2005260287A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Fujitsu Ltd | 増幅器 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP32386395A patent/JP3595398B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6304206B1 (en) | 1997-09-04 | 2001-10-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Voltage comparator, operational amplifier and analog-to-digital conversion circuit employing the same |
| JP2005260287A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Fujitsu Ltd | 増幅器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3595398B2 (ja) | 2004-12-02 |
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