JPH09156213A - 感圧記録用顕色性シート - Google Patents
感圧記録用顕色性シートInfo
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- JPH09156213A JPH09156213A JP7314053A JP31405395A JPH09156213A JP H09156213 A JPH09156213 A JP H09156213A JP 7314053 A JP7314053 A JP 7314053A JP 31405395 A JP31405395 A JP 31405395A JP H09156213 A JPH09156213 A JP H09156213A
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- Japan
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- pressure
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】感圧記録体の発色画像の安定性、特に耐水安定
性の向上した、かつ、経時的な黄変のない、また環境面
からも望まれている非フェノール性の高分子顕色剤を用
いた感圧記録用顕色性シートを提供すること。 【解決手段】2種以上のモノマーユニットからなり、そ
のモノマーユニットの一種が下記一般式(I): 【化1】 (ただし、Xは酸素原子又は、硫黄原子を表す。)で表
されるスルホニルウレア基又は、スルホニルチオウレア
基を含むモノマーユニットである高分子共重合体を感圧
記録用顕色性シートの顕色剤として用いる。
性の向上した、かつ、経時的な黄変のない、また環境面
からも望まれている非フェノール性の高分子顕色剤を用
いた感圧記録用顕色性シートを提供すること。 【解決手段】2種以上のモノマーユニットからなり、そ
のモノマーユニットの一種が下記一般式(I): 【化1】 (ただし、Xは酸素原子又は、硫黄原子を表す。)で表
されるスルホニルウレア基又は、スルホニルチオウレア
基を含むモノマーユニットである高分子共重合体を感圧
記録用顕色性シートの顕色剤として用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子供与性発色剤と
電子受容性顕色剤との発色反応を利用した感圧複写紙に
関し、特に新規な電子受容性顕色剤とそれを適用した感
圧記録用顕色性シートに関する。
電子受容性顕色剤との発色反応を利用した感圧複写紙に
関し、特に新規な電子受容性顕色剤とそれを適用した感
圧記録用顕色性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】感圧複写紙(いわゆるノーカーボン紙)
は、クリスタルバイオレットラクトン、ベンゾイルロイ
コメチレンブルー等の電子供与性発色剤と活性白土等
(以下、顕色剤という)の発色反応性を利用したもので
あり、例えば米国特許4480052号、同443692号、特公昭6
0-23922号などに記載されている。感圧複写紙において
は、相分離法、界面重合法及びin-situ 法等の方法で作
られた発色剤含有マイクロカプセル(発色剤を高沸点溶
媒に溶解した溶液をカプセル化したもの)を基紙の裏面
に塗布した発色剤シート(以下上用紙と称する)、顕色
剤を基紙の表面に塗布してなる顕色剤シートとを各々の
塗布面を対向させ上用紙の表面を筆記、タイプライター
等により加圧印字するとマイクロカプセルが破壊され、
染料溶液が顕色剤シートに転写して発色反応が起こり、
発色像を得ることができる。更に多数枚複写を望む場合
は、基紙の表面に前記の顕色剤を塗布し、そして裏面に
マイクロカプセルを各々塗布した中用紙(顕色剤シート
の一形態と考えられる)を上用紙と顕色剤シートとの間
に必要な枚数だけ挿入することにより多数枚の複写を得
ることができる。又、上記のマイクロカプセルと顕色剤
を、積層又は混合層として基紙の同一面上に形成したい
わゆる自己発色紙も感圧複写紙の一形態として良く知ら
れている。
は、クリスタルバイオレットラクトン、ベンゾイルロイ
コメチレンブルー等の電子供与性発色剤と活性白土等
(以下、顕色剤という)の発色反応性を利用したもので
あり、例えば米国特許4480052号、同443692号、特公昭6
0-23922号などに記載されている。感圧複写紙において
は、相分離法、界面重合法及びin-situ 法等の方法で作
られた発色剤含有マイクロカプセル(発色剤を高沸点溶
媒に溶解した溶液をカプセル化したもの)を基紙の裏面
に塗布した発色剤シート(以下上用紙と称する)、顕色
剤を基紙の表面に塗布してなる顕色剤シートとを各々の
塗布面を対向させ上用紙の表面を筆記、タイプライター
等により加圧印字するとマイクロカプセルが破壊され、
染料溶液が顕色剤シートに転写して発色反応が起こり、
発色像を得ることができる。更に多数枚複写を望む場合
は、基紙の表面に前記の顕色剤を塗布し、そして裏面に
マイクロカプセルを各々塗布した中用紙(顕色剤シート
の一形態と考えられる)を上用紙と顕色剤シートとの間
に必要な枚数だけ挿入することにより多数枚の複写を得
ることができる。又、上記のマイクロカプセルと顕色剤
を、積層又は混合層として基紙の同一面上に形成したい
わゆる自己発色紙も感圧複写紙の一形態として良く知ら
れている。
【0003】上記感圧複写紙に適用される顕色剤として
は酸性白土、活性白土等の無機系顕色剤(特公昭41-237
3号、同41-7622号)、ノボラック型フェノール樹脂(特
公昭41-20144号)、サリチル酸誘導体の多価金属塩(特
公昭49-10856号、同51-25174号、同52-1327号)などが
開示され、また広く実用化された。しかし、たとえば無
機の顕色剤は、初期の発色速度が早いが、その表面は、
経時的に黄変しやすいという欠点を有しており、フェノ
ールノボラック樹脂は、安定した画像を形成できるが、
やはり経時的な変色、さらに、フェノール樹脂を用いる
ことが環境安全面よりやや懸念された。サリチル酸およ
びその誘導体の多価金属塩、特に亜鉛塩は発色濃度の高
さにおいて特に優れているが、発色画像が水分に触れる
と消色傾向がある、即ち耐水安定性にやや劣るという欠
点を有する。
は酸性白土、活性白土等の無機系顕色剤(特公昭41-237
3号、同41-7622号)、ノボラック型フェノール樹脂(特
公昭41-20144号)、サリチル酸誘導体の多価金属塩(特
公昭49-10856号、同51-25174号、同52-1327号)などが
開示され、また広く実用化された。しかし、たとえば無
機の顕色剤は、初期の発色速度が早いが、その表面は、
経時的に黄変しやすいという欠点を有しており、フェノ
ールノボラック樹脂は、安定した画像を形成できるが、
やはり経時的な変色、さらに、フェノール樹脂を用いる
ことが環境安全面よりやや懸念された。サリチル酸およ
びその誘導体の多価金属塩、特に亜鉛塩は発色濃度の高
さにおいて特に優れているが、発色画像が水分に触れる
と消色傾向がある、即ち耐水安定性にやや劣るという欠
点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、発色
画像の安定性、特に耐水安定性の向上した、かつ、経時
的な黄変性のない、また環境面からも望まれている非フ
ェノール性の高分子共重合体顕色剤を用いた顕色性シー
トを提供することである。
画像の安定性、特に耐水安定性の向上した、かつ、経時
的な黄変性のない、また環境面からも望まれている非フ
ェノール性の高分子共重合体顕色剤を用いた顕色性シー
トを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために種々検討を重ねた結果、感圧記録用
顕色性シートに用いられる顕色剤として、2種以上のモ
ノマーユニットからなる高分子共重合体で、その高分子
共重合体を構成するモノマーユニットの一種が、下記一
般式(I):
題を解決するために種々検討を重ねた結果、感圧記録用
顕色性シートに用いられる顕色剤として、2種以上のモ
ノマーユニットからなる高分子共重合体で、その高分子
共重合体を構成するモノマーユニットの一種が、下記一
般式(I):
【化5】 (ただし、Xは酸素原子又は硫黄原子を表す)で表され
るスルホニルウレア基またはスルホニルチオウレア基を
含むモノマーユニットであるものを用いることにより前
記の課題を解決できることを知得した。
るスルホニルウレア基またはスルホニルチオウレア基を
含むモノマーユニットであるものを用いることにより前
記の課題を解決できることを知得した。
【0006】さらに、前記モノマーユニットが下記一般
式(II)または(III):
式(II)または(III):
【化6】 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、アルコキシル基、アリール基から選ばれた一員を表
しベンゼン環に2つ以上置換していてもよく、R 2は水
素原子、低級アルキル基から選ばれた一員を表し、Yは
2価の基を表す)から選ばれたものであるとき、得られ
る高分子共重合体が顕色剤として好ましい性質を有して
いること、
基、アルコキシル基、アリール基から選ばれた一員を表
しベンゼン環に2つ以上置換していてもよく、R 2は水
素原子、低級アルキル基から選ばれた一員を表し、Yは
2価の基を表す)から選ばれたものであるとき、得られ
る高分子共重合体が顕色剤として好ましい性質を有して
いること、
【0007】さらに前記モノマーユニットが下記一般式
(II)または(III):
(II)または(III):
【化7】 (前記式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基、アルコキシル基、アリール基から選ばれた一員
を表し、ベンゼン環に2つ以上置換していてもよく、R
2は水素原子、低級アルキル基から選ばれた一員を表
し、Yは2価の基を表す)から選ばれたものであり、
キル基、アルコキシル基、アリール基から選ばれた一員
を表し、ベンゼン環に2つ以上置換していてもよく、R
2は水素原子、低級アルキル基から選ばれた一員を表
し、Yは2価の基を表す)から選ばれたものであり、
【0008】かつ、前記高分子共重合体を構成する他の
モノマーユニットが、下記一般式(IV):
モノマーユニットが、下記一般式(IV):
【化8】 (ただし、R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
ル基、アルコキシル基、アリール基、アラルキル基から
選ばれた一員を表しベンゼン環に2つ以上置換していて
もよい)から選ばれたものであり、
ル基、アルコキシル基、アリール基、アラルキル基から
選ばれた一員を表しベンゼン環に2つ以上置換していて
もよい)から選ばれたものであり、
【0009】さらに、前記高分子共重合体の数平均分子
量が1000以上100万以下であること
量が1000以上100万以下であること
【0010】さらに、前記高分子共重合体を構成する2
種以上のモノマーユニットのうち前記スルホニルウレア
基又はスルホニルチオウレア基を含むモノマーユニット
が上記高分子化合物を構成する全モノマーユニットの1
モル%以上20モル%以下であることを特徴として得ら
れる高分子共重合体が顕色剤として特に好ましい特性を
有していることを知得し本発明を完成するに至った。
種以上のモノマーユニットのうち前記スルホニルウレア
基又はスルホニルチオウレア基を含むモノマーユニット
が上記高分子化合物を構成する全モノマーユニットの1
モル%以上20モル%以下であることを特徴として得ら
れる高分子共重合体が顕色剤として特に好ましい特性を
有していることを知得し本発明を完成するに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】前記一般式中のR1の具体的な例
としては、水素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、
メトキシ基、エトキシ基などをあげることができ、R2
基の具体的な例としては、水素原子、メチル基、エチル
基をあげることができる。又、Yの具体的な例として
は、エステル結合(−COO−)、アミド結合(−CO
ONH−)、エーテル結合(−O−)をあげることがで
きる。
としては、水素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、
メトキシ基、エトキシ基などをあげることができ、R2
基の具体的な例としては、水素原子、メチル基、エチル
基をあげることができる。又、Yの具体的な例として
は、エステル結合(−COO−)、アミド結合(−CO
ONH−)、エーテル結合(−O−)をあげることがで
きる。
【0012】前記一般式(I)で表されるスルホニルウ
レア基またはスルホニルチオウレア基を含むモノマーユ
ニットの具体的な例としては、4−(p−トルエンスル
ホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリレー
ト、4−(p−クロロベンゼンスルホニルアミノカルボ
ニルアミノ)フェニルメタクリレート、4−(ベンゼン
スルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリ
レート、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(2
−ビニルフェニル)ウレア、N−(p−クロロベンゼン
スルホニル)−N’−(2−ビニルフェニル)ウレア、
N−4−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルア
ミノ)フェニルメタクリロイルアミド、N−(p−クロ
ロベンゼンスルホニル)−N’−(4−イソプロペニル
フェニル)ウレア、N−4−(o−トルエンスルホニル
アミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミ
ド、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビ
ニルフェニル)チオウレア、N−2−(p−クロロベン
ゼンスルホニルアミノチオカルボニルアミノ)フェニル
メタクリロイルアミド、4−(p−メトキシベンゼンス
ルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリレ
ート、4−(p−フェニルベンゼンスルホニルアミノカ
ルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミド、N−
(p−メトキシベンゼンスルホニル)−N’−(4−ビ
ニルフェニル)ウレアなどの化合物をあげることができ
る。
レア基またはスルホニルチオウレア基を含むモノマーユ
ニットの具体的な例としては、4−(p−トルエンスル
ホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリレー
ト、4−(p−クロロベンゼンスルホニルアミノカルボ
ニルアミノ)フェニルメタクリレート、4−(ベンゼン
スルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリ
レート、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(2
−ビニルフェニル)ウレア、N−(p−クロロベンゼン
スルホニル)−N’−(2−ビニルフェニル)ウレア、
N−4−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルア
ミノ)フェニルメタクリロイルアミド、N−(p−クロ
ロベンゼンスルホニル)−N’−(4−イソプロペニル
フェニル)ウレア、N−4−(o−トルエンスルホニル
アミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミ
ド、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビ
ニルフェニル)チオウレア、N−2−(p−クロロベン
ゼンスルホニルアミノチオカルボニルアミノ)フェニル
メタクリロイルアミド、4−(p−メトキシベンゼンス
ルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリレ
ート、4−(p−フェニルベンゼンスルホニルアミノカ
ルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミド、N−
(p−メトキシベンゼンスルホニル)−N’−(4−ビ
ニルフェニル)ウレアなどの化合物をあげることができ
る。
【0013】また、これらの化合物と共重合される前記
一般式(IV)で表されるモノマーユニットの具体的例と
しては、スチレン、p−メチルスチレン、o−メチルス
チレン、m−メチルスチレン、p−クロロスチレン、p
−メトキシスチレン、p−ベンジルスチレン、p−フェ
ニルスチレンなどの化合物をあげることができる。
一般式(IV)で表されるモノマーユニットの具体的例と
しては、スチレン、p−メチルスチレン、o−メチルス
チレン、m−メチルスチレン、p−クロロスチレン、p
−メトキシスチレン、p−ベンジルスチレン、p−フェ
ニルスチレンなどの化合物をあげることができる。
【0014】これらのモノマーユニットを重合する手段
は、イオン重合、ラジカル重合等従来公知の重合方法で
良く、また、重合条件も、溶液重合法、塊状重合法、エ
マルジョン重合法等の従来公知の重合環境下で良いが、
特に好ましいのは、溶液条件下でのラジカル重合法によ
る共重合体の合成である。これらの重合法によって合成
される、本発明に係わる顕色性高分子共重合体の分子量
については、特段の制限はないが、数平均分子量が10
00以上100万以下であることが、好ましい。分子量
が1000以下では高分子化合物の特徴は出現せず、ワ
ックス状になり取り扱いに問題を生じることがあり、ま
た、100万を越えると、染料を溶かしている高沸点溶
媒に対する溶解性が低下し、発色の速度が低下すること
がある。
は、イオン重合、ラジカル重合等従来公知の重合方法で
良く、また、重合条件も、溶液重合法、塊状重合法、エ
マルジョン重合法等の従来公知の重合環境下で良いが、
特に好ましいのは、溶液条件下でのラジカル重合法によ
る共重合体の合成である。これらの重合法によって合成
される、本発明に係わる顕色性高分子共重合体の分子量
については、特段の制限はないが、数平均分子量が10
00以上100万以下であることが、好ましい。分子量
が1000以下では高分子化合物の特徴は出現せず、ワ
ックス状になり取り扱いに問題を生じることがあり、ま
た、100万を越えると、染料を溶かしている高沸点溶
媒に対する溶解性が低下し、発色の速度が低下すること
がある。
【0015】前記高分子共重合体を構成する全モノマー
ユニットにおける、前記一般式(I)で表されるスルホ
ニルウレア基またはスルホニルチオウレア基を含むモノ
マーユニットと前記一般式(IV)で表されるモノマーユ
ニットの比率についても格段の制限はないが、前者が、
全体の1モル%以上20モル%以下である(従って、後
者は80モル%を越え、99モル%未満)ことが好まし
い。染料を発色させる能力に関しては、前者の一般式
(I)で表されるスルホニルウレア基またはスルホニル
チオウレア基を含むモノマーユニットが多いほうが有利
であるが、前述したマイクロカプセル中に封入されてい
る染料を溶かしている高沸点溶媒に対する顕色性共重合
高分子化合物の溶解性は、一般式(IV)で表されるモノ
マーユニットが多いほうが高い。実際の発色反応では、
この相反する二つの因子が強く発色性に影響を与えるこ
とから、結果として一般式(I)で表されるスルホニル
ウレア基またはスルホニルチオウレア基を含むモノマー
ユニットが、全体の1モル%以上20モル%以下である
時に特に顕色能力が高くなるものと考えられる。
ユニットにおける、前記一般式(I)で表されるスルホ
ニルウレア基またはスルホニルチオウレア基を含むモノ
マーユニットと前記一般式(IV)で表されるモノマーユ
ニットの比率についても格段の制限はないが、前者が、
全体の1モル%以上20モル%以下である(従って、後
者は80モル%を越え、99モル%未満)ことが好まし
い。染料を発色させる能力に関しては、前者の一般式
(I)で表されるスルホニルウレア基またはスルホニル
チオウレア基を含むモノマーユニットが多いほうが有利
であるが、前述したマイクロカプセル中に封入されてい
る染料を溶かしている高沸点溶媒に対する顕色性共重合
高分子化合物の溶解性は、一般式(IV)で表されるモノ
マーユニットが多いほうが高い。実際の発色反応では、
この相反する二つの因子が強く発色性に影響を与えるこ
とから、結果として一般式(I)で表されるスルホニル
ウレア基またはスルホニルチオウレア基を含むモノマー
ユニットが、全体の1モル%以上20モル%以下である
時に特に顕色能力が高くなるものと考えられる。
【0016】本発明の顕色性シートは、顕色剤として、
前記の一般式(I)で表されるスルホニルウレア基また
はスルホニルチオウレア基を含むモノマーユニットを構
成成分とする顕色性高分子共重合体を含むものである。
顕色性シートは、さらに従来公知の顕色剤を含んでいて
差しつかえない。それらは例えば、活性白土等で代表さ
れる無機顕色剤、フェノールノボラック樹脂で代表され
るフェノール性顕色剤、置換サリチル酸の亜鉛塩で代表
されるサリチル酸系顕色剤などであり、具体的には、活
性白土、アタパルジャイト、ゼオライト、ベントナイ
ト、p−フェニルフェノールノボラック樹脂、3,5−ジ
(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛塩などを示す。
特に、発色性に優れるが、画像の耐水性にやや難のある
置換サリチル酸の亜鉛塩と併用すると効果が高い。
前記の一般式(I)で表されるスルホニルウレア基また
はスルホニルチオウレア基を含むモノマーユニットを構
成成分とする顕色性高分子共重合体を含むものである。
顕色性シートは、さらに従来公知の顕色剤を含んでいて
差しつかえない。それらは例えば、活性白土等で代表さ
れる無機顕色剤、フェノールノボラック樹脂で代表され
るフェノール性顕色剤、置換サリチル酸の亜鉛塩で代表
されるサリチル酸系顕色剤などであり、具体的には、活
性白土、アタパルジャイト、ゼオライト、ベントナイ
ト、p−フェニルフェノールノボラック樹脂、3,5−ジ
(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛塩などを示す。
特に、発色性に優れるが、画像の耐水性にやや難のある
置換サリチル酸の亜鉛塩と併用すると効果が高い。
【0017】本発明の顕色性シートとともに用いるマイ
クロカプセルを塗布した上用紙については、発色剤を高
沸点溶剤に溶解し、それを高分子化合物の被膜でカプセ
ル化したマイクロカプセルを塗工して製造する。発色剤
としては、従来公知のロイコ染料、例えば、トリアリー
ルメタン系化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジ
ン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリアゼン
系化合物、スピロピラン系化合物、ロイコオーラミン系
化合物を使用することができる。具体的には例えば、ク
リスタルバイオレットラクトン、3−(p−ジメチルア
ミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−
3−イル)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチル
インドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド
等のトリアリルメタン系;4,4’−ビス(ジメチルア
ミノベンズヒドリルベンジルエーテル)、N−ハロフェ
ニル−ロイコオ−ラミン、N−2,4,5−トリクロロ
フェニル−ロイコオーラミン等のジフェニルメタン系;
ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイ
ルロイコメチレンブルー等のチアジン系;3−メチル−
スピロ−ジナフトピラン、3−フェニル−スピロ−ジナ
フトピラン、3−プロピル−スピロ−ジベンゾピラン等
のスピロ系;ローダミン−B−アニリノラクタム、ロー
ダミン(o−クロロアニリノ)ラクタム等のラクタム
系;3−ジメチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチルアミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルア
ミノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオ
ラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)
−6−メチル−7−フェニルアミノフラン、3−ピペリ
ジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオ
ラン等のフルオラン系;N−n−ブチル−3−[ビス
[4−(N−メチルアニリノ)フェニル]メチル]カル
バゾール等のカルバゾリルメタン系などである。
クロカプセルを塗布した上用紙については、発色剤を高
沸点溶剤に溶解し、それを高分子化合物の被膜でカプセ
ル化したマイクロカプセルを塗工して製造する。発色剤
としては、従来公知のロイコ染料、例えば、トリアリー
ルメタン系化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジ
ン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリアゼン
系化合物、スピロピラン系化合物、ロイコオーラミン系
化合物を使用することができる。具体的には例えば、ク
リスタルバイオレットラクトン、3−(p−ジメチルア
ミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−
3−イル)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチル
インドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド
等のトリアリルメタン系;4,4’−ビス(ジメチルア
ミノベンズヒドリルベンジルエーテル)、N−ハロフェ
ニル−ロイコオ−ラミン、N−2,4,5−トリクロロ
フェニル−ロイコオーラミン等のジフェニルメタン系;
ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイ
ルロイコメチレンブルー等のチアジン系;3−メチル−
スピロ−ジナフトピラン、3−フェニル−スピロ−ジナ
フトピラン、3−プロピル−スピロ−ジベンゾピラン等
のスピロ系;ローダミン−B−アニリノラクタム、ロー
ダミン(o−クロロアニリノ)ラクタム等のラクタム
系;3−ジメチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチルアミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルア
ミノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオ
ラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)
−6−メチル−7−フェニルアミノフラン、3−ピペリ
ジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオ
ラン等のフルオラン系;N−n−ブチル−3−[ビス
[4−(N−メチルアニリノ)フェニル]メチル]カル
バゾール等のカルバゾリルメタン系などである。
【0018】また、これら染料を溶解する高沸点溶剤と
しては例えば綿実油、水素化ターフェニル、水素化ター
フェニル誘導体、アルキルビフェニル、アルキルナフタ
レン、ジアリールアルカン、パラフィン、ナフテン油、
フタル酸エステルを用いることができる。マイクロカプ
セル化については、in-situ 法、界面重合法、相分離法
(コアセルべーション法)などの方法によって行われ、
カプセル壁剤としては例えば、ポリウレタン樹脂やポリ
ウレア樹脂壁膜カプセルなどがあげられるが、これらは
多価イソシアネートと水、多価イソシアネートとポリオ
ール、イソチオシアネートと水、イソチオシアネートと
ポリオール、多価イソシアネートとポリアミン、イソチ
オシアネートとポリアミン等から製造される。このよう
にして調製されたマイクロカプセルは、従来公知の方法
によりポリビニルアルコール類、澱粉類、カルボキシメ
チルセルロース、ラテックス類等の接着剤、パルプ粉
末、生澱粉粉末等のスチルト剤等各種の材料が適宜配合
されてカプセル塗液として調製され、上用紙や中用紙、
自己発色型感圧記録体などの製造に使用される。
しては例えば綿実油、水素化ターフェニル、水素化ター
フェニル誘導体、アルキルビフェニル、アルキルナフタ
レン、ジアリールアルカン、パラフィン、ナフテン油、
フタル酸エステルを用いることができる。マイクロカプ
セル化については、in-situ 法、界面重合法、相分離法
(コアセルべーション法)などの方法によって行われ、
カプセル壁剤としては例えば、ポリウレタン樹脂やポリ
ウレア樹脂壁膜カプセルなどがあげられるが、これらは
多価イソシアネートと水、多価イソシアネートとポリオ
ール、イソチオシアネートと水、イソチオシアネートと
ポリオール、多価イソシアネートとポリアミン、イソチ
オシアネートとポリアミン等から製造される。このよう
にして調製されたマイクロカプセルは、従来公知の方法
によりポリビニルアルコール類、澱粉類、カルボキシメ
チルセルロース、ラテックス類等の接着剤、パルプ粉
末、生澱粉粉末等のスチルト剤等各種の材料が適宜配合
されてカプセル塗液として調製され、上用紙や中用紙、
自己発色型感圧記録体などの製造に使用される。
【0019】塗液の塗布方法については特に限定され
ず、例えばエアーナイフコーター、ロールコーター、ブ
レードコーター、ロッドコーター、カーテンコーター、
リップコーター等の適当な塗布装置を備えたオンマシン
やオフマシンコーターで、乾燥重量が2〜10g/m2
程度となるように紙、合成紙、フィルム等の支持体に塗
布される。
ず、例えばエアーナイフコーター、ロールコーター、ブ
レードコーター、ロッドコーター、カーテンコーター、
リップコーター等の適当な塗布装置を備えたオンマシン
やオフマシンコーターで、乾燥重量が2〜10g/m2
程度となるように紙、合成紙、フィルム等の支持体に塗
布される。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例を記載するが、もちろ
んこれらに限定されるものではない。なお、例中の部お
よび%は特に断わらない限り、それぞれ重量部及び重量
%を示す。顕色性共重合体の合成実施例1および顕色性評価1 (合成実施例1)N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−(4−ビニルフェニル)ウレア−スチレン共重合
体の合成 a)N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビ
ニルフェニル)ウレアの合成 滴下ロート、温度計を付けた三ツ口フラスコに11.9
gのp−アミノスチレンを入れ、アセトニトリルを加え
て溶解した。この溶液をマグネティックスターラーで激
しく攪拌しながら滴下ロートより29.1gのp−トル
エンスルホニルイソシアナートをゆっくり滴下した。滴
下後、10分間室温で攪拌後、この混合溶液を50℃で
3時間攪拌した。反応終了後、溶媒を留去(溶媒を留去
する温度は、40℃以下とする。)し、白色固体を得
た。得られた白色固体を少量のアセトニトリルで洗浄
し、15.3gの目的生成物である白色固体を得た(収
率73%)。
んこれらに限定されるものではない。なお、例中の部お
よび%は特に断わらない限り、それぞれ重量部及び重量
%を示す。顕色性共重合体の合成実施例1および顕色性評価1 (合成実施例1)N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−(4−ビニルフェニル)ウレア−スチレン共重合
体の合成 a)N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビ
ニルフェニル)ウレアの合成 滴下ロート、温度計を付けた三ツ口フラスコに11.9
gのp−アミノスチレンを入れ、アセトニトリルを加え
て溶解した。この溶液をマグネティックスターラーで激
しく攪拌しながら滴下ロートより29.1gのp−トル
エンスルホニルイソシアナートをゆっくり滴下した。滴
下後、10分間室温で攪拌後、この混合溶液を50℃で
3時間攪拌した。反応終了後、溶媒を留去(溶媒を留去
する温度は、40℃以下とする。)し、白色固体を得
た。得られた白色固体を少量のアセトニトリルで洗浄
し、15.3gの目的生成物である白色固体を得た(収
率73%)。
【0021】この化合物の熱物性は、165℃で発熱ピ
ークを示す。またNMR測定により得られた化合物が目
的物であることを確認した。NMR測定(重DMSO
中)の結果は、以下の通り。δ(ppm)=2.22
(s、3H)、5.17(d、1H)、5.71(d、
1H)、6.72(q、1H)、7.43(d、4
H)、7.45(d、2H)、7.86(d、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、8.45
ppm(s、1H)、9.63ppm(s、1H)に現
われる。
ークを示す。またNMR測定により得られた化合物が目
的物であることを確認した。NMR測定(重DMSO
中)の結果は、以下の通り。δ(ppm)=2.22
(s、3H)、5.17(d、1H)、5.71(d、
1H)、6.72(q、1H)、7.43(d、4
H)、7.45(d、2H)、7.86(d、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、8.45
ppm(s、1H)、9.63ppm(s、1H)に現
われる。
【0022】b)N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−(4−ビニルフェニル)ウレア−スチレン共重合
体の合成 温度計を付けた三ツ口フラスコに12.2gのスチレン
と1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’
−(4−ビニルフェニル)ウレアと0.24gのアゾビ
スイソブチロニトリル(AIBN)を入れ20mlのト
ルエンを加え、室温で窒素置換しながらマグネティック
スターラーで10分程攪拌した。その後、窒素雰囲気
下、80℃で15時間重合を行なった。重合終了後、黄
色の膨潤した固体となる。重合物を15mlのクロロホ
ルムに溶解し、その溶液を150mlのメタノールに注
ぐと、白色沈澱物が析出した。この溶液を濾過し12.
0gの白色固体を得た。(収率83%)
N’−(4−ビニルフェニル)ウレア−スチレン共重合
体の合成 温度計を付けた三ツ口フラスコに12.2gのスチレン
と1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’
−(4−ビニルフェニル)ウレアと0.24gのアゾビ
スイソブチロニトリル(AIBN)を入れ20mlのト
ルエンを加え、室温で窒素置換しながらマグネティック
スターラーで10分程攪拌した。その後、窒素雰囲気
下、80℃で15時間重合を行なった。重合終了後、黄
色の膨潤した固体となる。重合物を15mlのクロロホ
ルムに溶解し、その溶液を150mlのメタノールに注
ぐと、白色沈澱物が析出した。この溶液を濾過し12.
0gの白色固体を得た。(収率83%)
【0023】この化合物のガラス転移点(Tg)は、9
9℃であり、NMR測定、IR測定により得られた化合
物が目的物であることを確認した。また、GPC測定に
より数平均分子量(Mn)は1.28×104であっ
た。NMR測定(重CDCL3中)の結果は、以下の通
り。 δ(ppm)=1.50、1.87、2.40、6.6
8、7.16 IR測定(キャスト膜法)の結果は、以下の通り。 1680cm-1(C=O) スチレンとN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアの組成比は、1H−NM
Rで検量線を作成し、各々のメチレンの積分比により組
成比の推定値を求めた。その結果、スチレン単位93m
ol%、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4
−ビニルフェニル)ウレア単位7mol%となった。
9℃であり、NMR測定、IR測定により得られた化合
物が目的物であることを確認した。また、GPC測定に
より数平均分子量(Mn)は1.28×104であっ
た。NMR測定(重CDCL3中)の結果は、以下の通
り。 δ(ppm)=1.50、1.87、2.40、6.6
8、7.16 IR測定(キャスト膜法)の結果は、以下の通り。 1680cm-1(C=O) スチレンとN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアの組成比は、1H−NM
Rで検量線を作成し、各々のメチレンの積分比により組
成比の推定値を求めた。その結果、スチレン単位93m
ol%、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4
−ビニルフェニル)ウレア単位7mol%となった。
【0024】(顕色性評価1)上記により合成したN−
(pートルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレアとスチレンとの共重合体をスライドガラス
上に乗せ、クリスタルバイオレットラクトン(CVL)
のアルキルナフタレンオイル(商品名;KMCオイル、
クレハ化学社製)溶液(5重量%)を1滴滴下し、その
発色性を目視で観察した。その評価結果を表1に示す。
(pートルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレアとスチレンとの共重合体をスライドガラス
上に乗せ、クリスタルバイオレットラクトン(CVL)
のアルキルナフタレンオイル(商品名;KMCオイル、
クレハ化学社製)溶液(5重量%)を1滴滴下し、その
発色性を目視で観察した。その評価結果を表1に示す。
【0025】顕色性共重合体の合成実施例2および顕色
性評価2 (合成実施例2)N−4−(p−トルエンスルホニルア
ミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミド
−スチレン共重合体の合成 a)N−4−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニ
ルアミノ)フェニルメタクリロイルアミドの合成 滴下ロート、温度計を付けた三ツ口フラスコに6.9g
のp−ニトロアニリンをテトラメチルフラン(THF)
に溶解し、4.4gのピリジンを加え、マグネティック
スターラーで激しく攪拌した。攪拌しながら5.5gの
メタクリロイルクロライドをゆっくり滴下、そのまま2
時間室温で攪拌し、反応溶液を冷水に注ぐと白色結晶が
析出した。これを濾過し乾燥させ、10.9gのp−ニ
トロベンゼンメタクリルアミドを白色結晶として得た。
この得られた10.9gのp−ニトロベンゼンメタクリ
ルアミドを酢酸エチル−tertブタノール(重量比
9:1)の混合溶媒に溶解し、58.9gの塩化スズ2
水和をゆっくり加えた。この混合溶液を60℃で1時間
攪拌し、その後0.98gの水素化ほう素ナトリウムを
滴下し、60℃で2時間攪拌した。反応液を室温に戻し
溶媒留去後、冷水1L注ぎ5%炭酸水素ナトリウムでp
H7〜8に調製し、酢酸エチルで抽出した。抽出溶液を
塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥後溶媒留去すると
8.28gのp−メタクリルアミノアニリンの白色固体
を得た(収率88%)。
性評価2 (合成実施例2)N−4−(p−トルエンスルホニルア
ミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミド
−スチレン共重合体の合成 a)N−4−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニ
ルアミノ)フェニルメタクリロイルアミドの合成 滴下ロート、温度計を付けた三ツ口フラスコに6.9g
のp−ニトロアニリンをテトラメチルフラン(THF)
に溶解し、4.4gのピリジンを加え、マグネティック
スターラーで激しく攪拌した。攪拌しながら5.5gの
メタクリロイルクロライドをゆっくり滴下、そのまま2
時間室温で攪拌し、反応溶液を冷水に注ぐと白色結晶が
析出した。これを濾過し乾燥させ、10.9gのp−ニ
トロベンゼンメタクリルアミドを白色結晶として得た。
この得られた10.9gのp−ニトロベンゼンメタクリ
ルアミドを酢酸エチル−tertブタノール(重量比
9:1)の混合溶媒に溶解し、58.9gの塩化スズ2
水和をゆっくり加えた。この混合溶液を60℃で1時間
攪拌し、その後0.98gの水素化ほう素ナトリウムを
滴下し、60℃で2時間攪拌した。反応液を室温に戻し
溶媒留去後、冷水1L注ぎ5%炭酸水素ナトリウムでp
H7〜8に調製し、酢酸エチルで抽出した。抽出溶液を
塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥後溶媒留去すると
8.28gのp−メタクリルアミノアニリンの白色固体
を得た(収率88%)。
【0026】この8.0gのp−メタクリルアミノアニ
リンをアセトニトリルに溶解して9.75gのp−トル
エンスルホニルイソシアナートをゆっくり滴下し、室温
で1時間攪拌した。その後還流で1時間攪拌し反応液を
室温に戻すと白色結晶が析出した。この溶液を濾過する
と14.3gの白色結晶を得た(収率85%)。
リンをアセトニトリルに溶解して9.75gのp−トル
エンスルホニルイソシアナートをゆっくり滴下し、室温
で1時間攪拌した。その後還流で1時間攪拌し反応液を
室温に戻すと白色結晶が析出した。この溶液を濾過する
と14.3gの白色結晶を得た(収率85%)。
【0027】この化合物の融点は、212.3℃であ
り、NMR測定により得られた化合物が目的物であるこ
とを確認した。NMR測定(重DMSO中)の結果は、
以下の通り。 δ(ppm)=2.08(s、3H)、2.38(s、
3H)、5.45(s、1H)、5.75(s、1
H)、7.23(d、2H)、7.41(d、2H)、
7.55(d、2H)、7.85(d、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、δ(pp
m)=8.75、9.70、10.62に現われた。
り、NMR測定により得られた化合物が目的物であるこ
とを確認した。NMR測定(重DMSO中)の結果は、
以下の通り。 δ(ppm)=2.08(s、3H)、2.38(s、
3H)、5.45(s、1H)、5.75(s、1
H)、7.23(d、2H)、7.41(d、2H)、
7.55(d、2H)、7.85(d、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、δ(pp
m)=8.75、9.70、10.62に現われた。
【0028】b)N−4−(p−トルエンスルホニルア
ミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミド
−スチレン共重合体の合成 合成実施例1−b)と同様の操作を行なった。但し、
1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアの代わりにN−4−(p
−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニ
ルメタクリロイルアミドを用いた。又、溶媒をトルエン
の代わりにアセトニトリルを用いた。その結果、7.2
gの白色固体を得た。この化合物のガラス転移点は95
℃であり、NMR測定、IR測定により得られた化合物
が目的物であることを確認した。また、分子量測定は、
GPCによりMn=4.03×104であった。
ミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイルアミド
−スチレン共重合体の合成 合成実施例1−b)と同様の操作を行なった。但し、
1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアの代わりにN−4−(p
−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニ
ルメタクリロイルアミドを用いた。又、溶媒をトルエン
の代わりにアセトニトリルを用いた。その結果、7.2
gの白色固体を得た。この化合物のガラス転移点は95
℃であり、NMR測定、IR測定により得られた化合物
が目的物であることを確認した。また、分子量測定は、
GPCによりMn=4.03×104であった。
【0029】スチレンとN−4−(p−トルエンスルホ
ニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイル
アミドの組成比の推定値は、1H−NMRでの検量線に
より各々のメチレンの積分比から求めた。その結果、ス
チレン単位96mol%、N−4−(p−トルエンスル
ホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイ
ルアミド単位4mol%となった。
ニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイル
アミドの組成比の推定値は、1H−NMRでの検量線に
より各々のメチレンの積分比から求めた。その結果、ス
チレン単位96mol%、N−4−(p−トルエンスル
ホニルアミノカルボニルアミノ)フェニルメタクリロイ
ルアミド単位4mol%となった。
【0030】(顕色性評価2)顕色性評価1と同様の操
作を行なった。その評価結果を表1に示した。顕色性共重合体の合成実施例3および顕色性評価3 (合成実施例3)4−(p−トルエンスルホニルアミノ
カルボニルアミノ)フェニルメタクリレート−スチレン
共重合体の合成 a)4−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルア
ミノ)フェニルメタクリレートの合成 合成実施例2と同様の操作を行なった。但し、6.9g
のp−ニトロアニリンの代わりに6.95gのp−ニト
ロフェノールを用い、ピリジンは3.95g、メタクリ
ロイルクロライドは7.85g用いた。この結果、8.
75gのp−ニトロフェニルメタクリレートの白色結晶
を得た。この白色結晶に45.3gの塩化スズ2水和、
0.81gの水素化ほう素ナトリウムを用い反応すると
8.75gのp−アミノフェニルメタクリレートの白色
結晶を得た。この白色結晶に6.60gのp−トルエン
スルホニルイソシアナートを用い反応すると、10.6
gの目的物の白色結晶を得た(収率89%)。
作を行なった。その評価結果を表1に示した。顕色性共重合体の合成実施例3および顕色性評価3 (合成実施例3)4−(p−トルエンスルホニルアミノ
カルボニルアミノ)フェニルメタクリレート−スチレン
共重合体の合成 a)4−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルア
ミノ)フェニルメタクリレートの合成 合成実施例2と同様の操作を行なった。但し、6.9g
のp−ニトロアニリンの代わりに6.95gのp−ニト
ロフェノールを用い、ピリジンは3.95g、メタクリ
ロイルクロライドは7.85g用いた。この結果、8.
75gのp−ニトロフェニルメタクリレートの白色結晶
を得た。この白色結晶に45.3gの塩化スズ2水和、
0.81gの水素化ほう素ナトリウムを用い反応すると
8.75gのp−アミノフェニルメタクリレートの白色
結晶を得た。この白色結晶に6.60gのp−トルエン
スルホニルイソシアナートを用い反応すると、10.6
gの目的物の白色結晶を得た(収率89%)。
【0031】この化合物の融点は、190.0℃であ
り、NMR測定により得られた化合物が目的物であるこ
とを同定した。NMR測定(重DMSO中)の結果は、
以下の通り。 δ(ppm)=2.05(s、3H)、2.45(s、
3H)、5.82(t、1H)、6.30(s、1
H)、7.12(d、2H)、7.45(d、2H)、
7.50(d、2H)、7.98(d、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、δ(pp
m)=8.45、9.67に現われた。
り、NMR測定により得られた化合物が目的物であるこ
とを同定した。NMR測定(重DMSO中)の結果は、
以下の通り。 δ(ppm)=2.05(s、3H)、2.45(s、
3H)、5.82(t、1H)、6.30(s、1
H)、7.12(d、2H)、7.45(d、2H)、
7.50(d、2H)、7.98(d、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、δ(pp
m)=8.45、9.67に現われた。
【0032】b)4−(p−トルエンスルホニルアミノ
カルボニルアミノ)フェニルメタクリレート−スチレン
共重合体の合成 合成実施例1−bと同様の操作を行なった。但し、1.
92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4
−ビニルフェニル)ウレアの代わりに2.15gの4−
(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フ
ェニルメタクリレートを用いた。又、溶媒をトルエンの
代わりにアセトニトリルを用いた。その結果、7.02
gの白色固体を得た。
カルボニルアミノ)フェニルメタクリレート−スチレン
共重合体の合成 合成実施例1−bと同様の操作を行なった。但し、1.
92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−(4
−ビニルフェニル)ウレアの代わりに2.15gの4−
(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フ
ェニルメタクリレートを用いた。又、溶媒をトルエンの
代わりにアセトニトリルを用いた。その結果、7.02
gの白色固体を得た。
【0033】この化合物のガラス転移点は、103℃で
あり、NMR測定、IR測定により得られた化合物が目
的物であることを確認した。また分子量は、GPC測定
によりMn=3.28×104であった。スチレンと4
−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)
フェニルメタクリレートの組成比の推定値は、1H−N
MRでの検量線により、各々のメチレンの積分比から求
めた。その結果、スチレン単位94mol%、4−(p
−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニ
ルメタクリレート単位6mol%となった。
あり、NMR測定、IR測定により得られた化合物が目
的物であることを確認した。また分子量は、GPC測定
によりMn=3.28×104であった。スチレンと4
−(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)
フェニルメタクリレートの組成比の推定値は、1H−N
MRでの検量線により、各々のメチレンの積分比から求
めた。その結果、スチレン単位94mol%、4−(p
−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニ
ルメタクリレート単位6mol%となった。
【0034】(顕色性評価3)顕色性評価1と同様な操
作を行なった。その評価結果を表1に示す。顕色性共重合体の合成実施例4および顕色性評価4 (合成実施例4)N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−(2−イソプロペニルフェニル)ウレア−スチレ
ンの共重合体の合成 a)N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(2−イ
ソプロペニルフェニル)ウレアの合成 滴下ロート、温度計を付けた三ツ口フラスコに6.65
gの2−イソプロペニルアニリンをアセトニトリルに溶
解し、11.2gのp−トルエンスルホニルイソシアナ
ートをゆっくり滴下し、室温で1時間攪拌すると白色結
晶が析出した。この溶液を濾過し、21.3gの白色結
晶を得た。(収率84%)
作を行なった。その評価結果を表1に示す。顕色性共重合体の合成実施例4および顕色性評価4 (合成実施例4)N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−(2−イソプロペニルフェニル)ウレア−スチレ
ンの共重合体の合成 a)N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(2−イ
ソプロペニルフェニル)ウレアの合成 滴下ロート、温度計を付けた三ツ口フラスコに6.65
gの2−イソプロペニルアニリンをアセトニトリルに溶
解し、11.2gのp−トルエンスルホニルイソシアナ
ートをゆっくり滴下し、室温で1時間攪拌すると白色結
晶が析出した。この溶液を濾過し、21.3gの白色結
晶を得た。(収率84%)
【0035】この化合物の融点は、161.0℃であ
り、また208.0℃に発熱ピークが現われた。NMR
測定の結果、目的物であることを確認した。NMR測定
(重DMSO中)の結果は、以下の通り。 δ(ppm)=2.05(t、3H)、2.45(s、
3H)、4.98(d、1H)、5.42(t、1
H)、7.18(m、4H)、7.45(d、2H)、
7.95(t、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、δ(pp
m)=8.25(s、1H)、9.97(s、1H)に
現われた。
り、また208.0℃に発熱ピークが現われた。NMR
測定の結果、目的物であることを確認した。NMR測定
(重DMSO中)の結果は、以下の通り。 δ(ppm)=2.05(t、3H)、2.45(s、
3H)、4.98(d、1H)、5.42(t、1
H)、7.18(m、4H)、7.45(d、2H)、
7.95(t、2H) その他、NHに起因すると思われるピークが、δ(pp
m)=8.25(s、1H)、9.97(s、1H)に
現われた。
【0036】b)N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−(2−イソプロペニルフェニル)ウレア−スチレ
ンの共重合体の合成 合成実施例1−b)と同様の操作で行なった。但し、
1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアの代わりに3.75gの
N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプ
ロペニルフェニル)ウレアを用い、無溶媒で重合を行な
った。
N’−(2−イソプロペニルフェニル)ウレア−スチレ
ンの共重合体の合成 合成実施例1−b)と同様の操作で行なった。但し、
1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアの代わりに3.75gの
N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプ
ロペニルフェニル)ウレアを用い、無溶媒で重合を行な
った。
【0037】その結果、6.09gの白色固体を得た。
この化合物は、NMR測定、IR測定により目的物であ
ることを確認した。また分子量は、GPC測定によりM
n=4.54×104であった。スチレンとN−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプロペニルフ
ェニル)ウレアの組成比の推定値は、1H−NMRでの
検量線により、各々のメチレンの積分比から推定値を求
めた。その結果、スチレン単位95mol%、N−(p
−トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプロペニル
フェニル)ウレア単位5mol%となった。
この化合物は、NMR測定、IR測定により目的物であ
ることを確認した。また分子量は、GPC測定によりM
n=4.54×104であった。スチレンとN−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプロペニルフ
ェニル)ウレアの組成比の推定値は、1H−NMRでの
検量線により、各々のメチレンの積分比から推定値を求
めた。その結果、スチレン単位95mol%、N−(p
−トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプロペニル
フェニル)ウレア単位5mol%となった。
【0038】(顕色性評価4)顕色性評価1と同様な操
作で行なった。 その評価結果を表1に示す。比較例 合成実施例1−b)と同様の操作で行なった。但し、
1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアは用いず、スチレンのみ
用い、無溶媒で重合を行なった。その結果、11.6g
の白色固体を得た。この化合物は、NMR測定、IR測
定により目的物であることを確認した。また、分子量
は、GPC測定によりMn=5.09×104であっ
た。
作で行なった。 その評価結果を表1に示す。比較例 合成実施例1−b)と同様の操作で行なった。但し、
1.92gのN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
(4−ビニルフェニル)ウレアは用いず、スチレンのみ
用い、無溶媒で重合を行なった。その結果、11.6g
の白色固体を得た。この化合物は、NMR測定、IR測
定により目的物であることを確認した。また、分子量
は、GPC測定によりMn=5.09×104であっ
た。
【0039】(顕色性比較評価)顕色性評価1と同様な
操作で行なった。その評価結果を表1に示す。
操作で行なった。その評価結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】顕色性シート製造および評価実施例1 〔顕色剤塗布液の調製〕N−(p−トルエンスルホニ
ル)−N’−(4−ビニルフェニル)ウレア−スチレン
共重合体の25重量%分散液50部と3,5−ジ(α−
メチルベンジル)サリチル酸亜鉛塩の25重量%分散液
50部をボールミルにより微粒化処理し、炭酸カルシウ
ム700部、カオリン100部、酸化亜鉛50部、カル
ボキシ変性スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス8
0部を加えて顕色剤塗液を調製した。
ル)−N’−(4−ビニルフェニル)ウレア−スチレン
共重合体の25重量%分散液50部と3,5−ジ(α−
メチルベンジル)サリチル酸亜鉛塩の25重量%分散液
50部をボールミルにより微粒化処理し、炭酸カルシウ
ム700部、カオリン100部、酸化亜鉛50部、カル
ボキシ変性スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス8
0部を加えて顕色剤塗液を調製した。
【0042】〔顕色性シートの製造〕上記顕色剤塗液を
40g/m2の原紙のの片面に乾燥重量が5g/m2とな
るように塗布し乾燥し、キャレンダー処理して感圧用複
写紙用顕色性シートを作成した。 〔マイクロカプセル分散液の調製〕加熱装置を備えた撹
拌混合容器中に、ポリビニルアルコール(商品名:PV
A−117,クラレ社製)の3%水溶液150部を加
え、カプセル製造用水性媒体とした。別に、アルキルナ
フタレン(商品名:KMCオイル,クレハ化学社製)1
00部に塩基性染料としてクリスタルバイオレットラク
トン5部を溶解し、更にポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート(商品名:ミリオネートMR400,日本ポ
リウレタン工業社製)5部とビュウレット結合を有する
ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体(商品名:N
−3200,住友バイエル社製)2部を溶解して得た溶
液をカプセル芯物質として、上記カプセル調製用水性媒
体中に、T.K.ホモミキサーを用いて毎分10000
回転で1分間分散した。この乳化分散液にジエチレント
リアミン1部を加え、室温下で30分間撹拌した後、系
の温度を70℃まで昇温して撹拌を続けながら3時間反
応させ、次いで室温まで温度を下げて平均粒子径が5.
7μmで、平均膜厚が0.17μmのポリウレア樹脂/
ポリウレタン樹脂壁膜よりなるマイクロカプセルを調製
した。
40g/m2の原紙のの片面に乾燥重量が5g/m2とな
るように塗布し乾燥し、キャレンダー処理して感圧用複
写紙用顕色性シートを作成した。 〔マイクロカプセル分散液の調製〕加熱装置を備えた撹
拌混合容器中に、ポリビニルアルコール(商品名:PV
A−117,クラレ社製)の3%水溶液150部を加
え、カプセル製造用水性媒体とした。別に、アルキルナ
フタレン(商品名:KMCオイル,クレハ化学社製)1
00部に塩基性染料としてクリスタルバイオレットラク
トン5部を溶解し、更にポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート(商品名:ミリオネートMR400,日本ポ
リウレタン工業社製)5部とビュウレット結合を有する
ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体(商品名:N
−3200,住友バイエル社製)2部を溶解して得た溶
液をカプセル芯物質として、上記カプセル調製用水性媒
体中に、T.K.ホモミキサーを用いて毎分10000
回転で1分間分散した。この乳化分散液にジエチレント
リアミン1部を加え、室温下で30分間撹拌した後、系
の温度を70℃まで昇温して撹拌を続けながら3時間反
応させ、次いで室温まで温度を下げて平均粒子径が5.
7μmで、平均膜厚が0.17μmのポリウレア樹脂/
ポリウレタン樹脂壁膜よりなるマイクロカプセルを調製
した。
【0043】〔マイクロカプセル塗布液の調製〕かくし
て得られたマイクロカプセル分散液100重量部(固形
分)に対して、小麦澱粉粉末70部、酸化澱粉水溶液2
0部(固形分)を加え、マイクロカプセル塗布液を調製
した。 〔上用紙の製造〕上記マイクロカプセル塗液を40g/
m2の上質紙に乾燥重量が5g/m2となるようにエアー
ナイフコーターで塗布乾燥し、感圧記録用上用紙を得
た。
て得られたマイクロカプセル分散液100重量部(固形
分)に対して、小麦澱粉粉末70部、酸化澱粉水溶液2
0部(固形分)を加え、マイクロカプセル塗布液を調製
した。 〔上用紙の製造〕上記マイクロカプセル塗液を40g/
m2の上質紙に乾燥重量が5g/m2となるようにエアー
ナイフコーターで塗布乾燥し、感圧記録用上用紙を得
た。
【0044】〔顕色性シートの性能評価〕感圧記録用顕
色性シートを用いて各種性能比較テストを行い、その結
果を表2に記載した。 a)印字濃度 作成した感圧記録用上用紙と顕色性シートをカプセル塗
布面と顕色剤塗布面が対向するように重ね合わせてドッ
トプリンターで印字した後、発色濃度をマクベス濃度計
(マクベス社製、RD−914型)にてビジュアルフィ
ルターを用いて測定した。
色性シートを用いて各種性能比較テストを行い、その結
果を表2に記載した。 a)印字濃度 作成した感圧記録用上用紙と顕色性シートをカプセル塗
布面と顕色剤塗布面が対向するように重ね合わせてドッ
トプリンターで印字した後、発色濃度をマクベス濃度計
(マクベス社製、RD−914型)にてビジュアルフィ
ルターを用いて測定した。
【0045】b)耐水性試験 印字した顕色剤シートを水中に24時間放置した後、発
色濃度を再度マクベス濃度計で測定した。 c)耐可塑剤性試験 塩ビラップをサンプルの上下3重ずつに巻いて16時
間、40℃で放置した後、発色濃度を再度マクベス濃度
計で測定した。各種試験の結果を表2に示す。
色濃度を再度マクベス濃度計で測定した。 c)耐可塑剤性試験 塩ビラップをサンプルの上下3重ずつに巻いて16時
間、40℃で放置した後、発色濃度を再度マクベス濃度
計で測定した。各種試験の結果を表2に示す。
【0046】顕色性シート製造および評価実施例2 前記顕色性シート製造および評価実施例1と同様の操作
を行った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−
(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレア−スチレン共重合体のかわりに、N−4−
(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フ
ェニルメタクリロイルアミド−スチレン共重合体を用
い、また3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸
亜鉛塩の代わりに活性白土を用いた。試験の評価結果を
表2に示す。
を行った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−
(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレア−スチレン共重合体のかわりに、N−4−
(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フ
ェニルメタクリロイルアミド−スチレン共重合体を用
い、また3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸
亜鉛塩の代わりに活性白土を用いた。試験の評価結果を
表2に示す。
【0047】顕色性シート製造および評価実施例3 前記顕色性シート製造および評価実施例1と同様の操作
を行った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−
(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレア−スチレン共重合体のかわりに4−(p−
トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニル
メタクリレート−スチレン共重合体を用いた。試験の評
価結果を表2に示す。
を行った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−
(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレア−スチレン共重合体のかわりに4−(p−
トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フェニル
メタクリレート−スチレン共重合体を用いた。試験の評
価結果を表2に示す。
【0048】顕色性シート製造および評価実施例4 前記顕色性シート製造および評価実施例1と同様の操作
を行った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−
(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレア−スチレン共重合体のかわりにN−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプロペニルフ
ェニル)ウレア−スチレン共重合体を用い、また3,5
−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛塩の代わり
に、活性白土を用いた。試験の評価結果を表2に示す。
を行った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−
(p−トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェ
ニル)ウレア−スチレン共重合体のかわりにN−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(2−イソプロペニルフ
ェニル)ウレア−スチレン共重合体を用い、また3,5
−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛塩の代わり
に、活性白土を用いた。試験の評価結果を表2に示す。
【0049】比較例1 顕色性シート製造および評価実施例1と同様の操作を行
った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェニル)
ウレア−スチレン共重合体及び3,5−ジ(α−メチル
ベンジル)サリチル酸亜鉛塩の代わりに、活性白土単体
を用いた。試験の評価結果を表2に示す。
った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェニル)
ウレア−スチレン共重合体及び3,5−ジ(α−メチル
ベンジル)サリチル酸亜鉛塩の代わりに、活性白土単体
を用いた。試験の評価結果を表2に示す。
【0050】比較例2 顕色性シート製造および評価実施例1と同様の操作を行
った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェニル)
ウレア−スチレン共重合体の代わりに、3.5−ジ−
(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛単体を用いた。
試験の評価結果を表2に示す。
った。ただし、顕色性シートの製造に際し、N−(p−
トルエンスルホニル)−N’−(4−ビニルフェニル)
ウレア−スチレン共重合体の代わりに、3.5−ジ−
(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛単体を用いた。
試験の評価結果を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】
【発明の効果】表1、表2の結果から明らかなように本
発明の顕色剤は顕色能力を有し、発色画像の安定性に優
れ、特に耐水安定性を向上させることができる。
発明の顕色剤は顕色能力を有し、発色画像の安定性に優
れ、特に耐水安定性を向上させることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】2種以上のモノマーユニットからなり、そ
のモノマーユニットの一種が、下記一般式(I): 【化1】 (ただし、Xは酸素原子又は硫黄原子を表す)で表され
るスルホニルウレア基またはスルホニルチオウレア基を
含むモノマーユニットである高分子共重合体を顕色剤と
する感圧記録用顕色性シート。 - 【請求項2】前記スルホニルウレア基またはスルホニル
チオウレア基を含むモノマーユニットが下記一般式(I
I)または(III): 【化2】 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、アルコキシル基、アリール基から選ばれた一員を表
しベンゼン環に2つ以上置換していてもよく、R 2は水
素原子、低級アルキル基から選ばれた一員を表し、Yは
2価の基を表す)から選ばれたものであることを特徴と
する請求項1記載の感圧記録用顕色性シート。 - 【請求項3】前記スルホニルウレア基またはスルホニル
チオウレア基を含むモノマーユニットが下記一般式(I
I)または(III): 【化3】 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、アルコキシル基、アリール基から選ばれた一員を表
しベンゼン環に2つ以上置換していてもよく、R 2は水
素原子、低級アルキル基から選ばれた一員を表し、Yは
2価の基を表す)から選ばれ、かつ、前記高分子共重合
体を構成する他のモノマーユニットが、下記一般式(I
V): 【化4】 (ただし、R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
ル基、アルコキシル基、アリール基、アラルキル基から
選ばれた一員を表しベンゼン環に2つ以上置換していて
もよい)から選ばれたものであることを特徴とする請求
項1記載の感圧記録用顕色性シート。 - 【請求項4】前記高分子共重合体の数平均分子量が10
00以上100万以下であることを特徴とする請求項1
記載の感圧記録用顕色性シート。 - 【請求項5】前記高分子共重合体を構成する2種以上の
モノマーユニットのうち、前記スルホニルウレア基また
はスルホニルチオウレア基を含むモノマーユニットが上
記高分子化合物を構成する全モノマーユニットの1モル
%以上20モル%以下であることを特徴とする請求項1
記載の感圧記録用顕色性シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7314053A JPH09156213A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 感圧記録用顕色性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7314053A JPH09156213A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 感圧記録用顕色性シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09156213A true JPH09156213A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18048661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7314053A Pending JPH09156213A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 感圧記録用顕色性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09156213A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001029097A1 (fr) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Resine a limitation de charge, composition de resine pour toner electrophotographique et toner electrophotographique |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP7314053A patent/JPH09156213A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001029097A1 (fr) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Resine a limitation de charge, composition de resine pour toner electrophotographique et toner electrophotographique |
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