JPH09157950A - 太細芯鞘中空アクリル複合繊維及びその製造方法 - Google Patents
太細芯鞘中空アクリル複合繊維及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH09157950A JPH09157950A JP31337295A JP31337295A JPH09157950A JP H09157950 A JPH09157950 A JP H09157950A JP 31337295 A JP31337295 A JP 31337295A JP 31337295 A JP31337295 A JP 31337295A JP H09157950 A JPH09157950 A JP H09157950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- sheath
- acrylonitrile
- core
- glass transition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title claims abstract description 33
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims abstract description 31
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 9
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract description 48
- NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N Acrylonitrile Chemical compound C=CC#N NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 21
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims abstract description 20
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 claims abstract description 19
- 229920002239 polyacrylonitrile Polymers 0.000 claims abstract description 14
- 239000000306 component Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000008358 core component Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 7
- FXHOOIRPVKKKFG-UHFFFAOYSA-N N,N-Dimethylacetamide Chemical compound CN(C)C(C)=O FXHOOIRPVKKKFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 4
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- ZMXDDKWLCZADIW-UHFFFAOYSA-N N,N-Dimethylformamide Chemical compound CN(C)C=O ZMXDDKWLCZADIW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 3
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 description 3
- YEJRWHAVMIAJKC-UHFFFAOYSA-N 4-Butyrolactone Chemical compound O=C1CCCO1 YEJRWHAVMIAJKC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- IAZDPXIOMUYVGZ-UHFFFAOYSA-N Dimethylsulphoxide Chemical compound CS(C)=O IAZDPXIOMUYVGZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- CERQOIWHTDAKMF-UHFFFAOYSA-N Methacrylic acid Chemical class CC(=C)C(O)=O CERQOIWHTDAKMF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BAPJBEWLBFYGME-UHFFFAOYSA-N Methyl acrylate Chemical compound COC(=O)C=C BAPJBEWLBFYGME-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015271 coagulation Effects 0.000 description 2
- 238000005345 coagulation Methods 0.000 description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 2
- -1 dimethylaminoethyl Chemical group 0.000 description 2
- 238000002166 wet spinning Methods 0.000 description 2
- BXALRZFQYDYTGH-UHFFFAOYSA-N 1-oxoprop-2-ene-1-sulfonic acid Chemical compound OS(=O)(=O)C(=O)C=C BXALRZFQYDYTGH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VMSBGXAJJLPWKV-UHFFFAOYSA-N 2-ethenylbenzenesulfonic acid Chemical compound OS(=O)(=O)C1=CC=CC=C1C=C VMSBGXAJJLPWKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- KGIGUEBEKRSTEW-UHFFFAOYSA-N 2-vinylpyridine Chemical class C=CC1=CC=CC=N1 KGIGUEBEKRSTEW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-M Acrylate Chemical compound [O-]C(=O)C=C NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 229920002972 Acrylic fiber Polymers 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N Methyl methacrylate Chemical compound COC(=O)C(C)=C VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004695 Polyether sulfone Substances 0.000 description 1
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
- 150000003926 acrylamides Chemical class 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007334 copolymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000000578 dry spinning Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007720 emulsion polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N ether Substances CCOCC RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007380 fibre production Methods 0.000 description 1
- 238000010528 free radical solution polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000000178 monomer Substances 0.000 description 1
- 230000004660 morphological change Effects 0.000 description 1
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 1
- 229920002492 poly(sulfone) Polymers 0.000 description 1
- 229920006393 polyether sulfone Polymers 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 238000010557 suspension polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特殊な形態の太細芯鞘中空アクリル複合繊維
及びその簡易な製造方法を提供する。 【解決手段】 鞘部がアクリロニトリル系重合体Aから
なり芯部がアクリロニトリル系重合体Aよりもガラス転
移温度の高い重合体Bからなる太繊度部と、鞘部がアク
リロニトリル系重合体Aからなり芯部が中空となってい
る細繊度部とが繊維軸方向に沿って交互に存在する太細
芯鞘中空アクリル複合繊維であり、アクリロニトリル系
重合体Aの溶液を鞘成分とし、アクリロニトリル系重合
体Aよりもガラス転移温度の高い重合体Bの溶液を芯成
分として、芯鞘複合紡糸ノズルを用いて複合紡糸し、ア
クリロニトリル系重合体Aのガラス転移温度よりも高く
重合体Bのガラス転移温度よりも低い温度で延伸するこ
とにより得られる。
及びその簡易な製造方法を提供する。 【解決手段】 鞘部がアクリロニトリル系重合体Aから
なり芯部がアクリロニトリル系重合体Aよりもガラス転
移温度の高い重合体Bからなる太繊度部と、鞘部がアク
リロニトリル系重合体Aからなり芯部が中空となってい
る細繊度部とが繊維軸方向に沿って交互に存在する太細
芯鞘中空アクリル複合繊維であり、アクリロニトリル系
重合体Aの溶液を鞘成分とし、アクリロニトリル系重合
体Aよりもガラス転移温度の高い重合体Bの溶液を芯成
分として、芯鞘複合紡糸ノズルを用いて複合紡糸し、ア
クリロニトリル系重合体Aのガラス転移温度よりも高く
重合体Bのガラス転移温度よりも低い温度で延伸するこ
とにより得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太細芯鞘中空アク
リル複合繊維及びその簡易な製造方法に関する。
リル複合繊維及びその簡易な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維軸方向に沿って繊度斑を有する太細
繊維は、独特な風合い及び染色斑を呈し、ファッション
素材として広く用いられており、その製造方法としては
以下の方法が知られている。 紡糸原液の吐出量を周期的に変動させる方法(実公昭
45−25848号公報)紡糸ノズルに一定周期の上
下振動を与えながら紡糸原液を一端空間に吐出し、未凝
固体にドラフト変化を起こす方法(特公昭59−477
24号公報)。 紡糸原液の特性に関係するメルトフラクチャー現象を
利用する方法(特公昭44−155573号公報)。 紡糸原液濃度の異なる複数の紡糸原液を紡糸口金の前
で合流させ、紡糸原液に濃度の不均一な層を形成し、湿
式あるいは乾式紡糸する方法(特公昭45−33363
号公報)。 延伸性の異なるアクリロニトリル系重合体を繊維軸方
向に旗竿型に複合する方法(特公昭48−42258号
公報)。 アクリロニトリル系重合体を繊維状に形成し、特定条
件で1次延伸、2次延伸した後、2次延伸温度以上で緊
張下に熱固定して、繊度の異なる部分を周期的に形成す
る方法(特開平01−20316号公報)。
繊維は、独特な風合い及び染色斑を呈し、ファッション
素材として広く用いられており、その製造方法としては
以下の方法が知られている。 紡糸原液の吐出量を周期的に変動させる方法(実公昭
45−25848号公報)紡糸ノズルに一定周期の上
下振動を与えながら紡糸原液を一端空間に吐出し、未凝
固体にドラフト変化を起こす方法(特公昭59−477
24号公報)。 紡糸原液の特性に関係するメルトフラクチャー現象を
利用する方法(特公昭44−155573号公報)。 紡糸原液濃度の異なる複数の紡糸原液を紡糸口金の前
で合流させ、紡糸原液に濃度の不均一な層を形成し、湿
式あるいは乾式紡糸する方法(特公昭45−33363
号公報)。 延伸性の異なるアクリロニトリル系重合体を繊維軸方
向に旗竿型に複合する方法(特公昭48−42258号
公報)。 アクリロニトリル系重合体を繊維状に形成し、特定条
件で1次延伸、2次延伸した後、2次延伸温度以上で緊
張下に熱固定して、繊度の異なる部分を周期的に形成す
る方法(特開平01−20316号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法は、いずれも複雑な製造装置や製造工程を要す
る点で工業上問題があり、また得られる太細繊維も形態
変化に乏しいのものであった。本発明はかかる従来の問
題点を解消し、特殊な形態の太細芯鞘中空アクリル複合
繊維及びその簡易な製造方法の提供を課題とする。
来の方法は、いずれも複雑な製造装置や製造工程を要す
る点で工業上問題があり、また得られる太細繊維も形態
変化に乏しいのものであった。本発明はかかる従来の問
題点を解消し、特殊な形態の太細芯鞘中空アクリル複合
繊維及びその簡易な製造方法の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、鞘部がアクリ
ロニトリル系重合体Aからなり芯部がアクリロニトリル
系重合体Aよりもガラス転移温度の高い重合体Bからな
る太繊度部と、鞘部がアクリロニトリル系重合体Aから
なり芯部が中空となっている細繊度部とが繊維軸方向に
沿って交互に存在することを特徴とする太細芯鞘中空ア
クリル複合繊維、及びアクリロニトリル系重合体Aの溶
液を鞘成分とし、アクリロニトリル系重合体Aよりもガ
ラス転移温度の高い重合体Bの溶液を芯成分として、芯
鞘複合紡糸ノズルを用いて複合紡糸し、アクリロニトリ
ル系重合体Aのガラス転移温度よりも高く重合体Bのガ
ラス転移温度よりも低い温度で延伸することを特徴とす
る太細芯鞘中空アクリル複合繊維の製造方法によって、
上記課題を解決するものである。
ロニトリル系重合体Aからなり芯部がアクリロニトリル
系重合体Aよりもガラス転移温度の高い重合体Bからな
る太繊度部と、鞘部がアクリロニトリル系重合体Aから
なり芯部が中空となっている細繊度部とが繊維軸方向に
沿って交互に存在することを特徴とする太細芯鞘中空ア
クリル複合繊維、及びアクリロニトリル系重合体Aの溶
液を鞘成分とし、アクリロニトリル系重合体Aよりもガ
ラス転移温度の高い重合体Bの溶液を芯成分として、芯
鞘複合紡糸ノズルを用いて複合紡糸し、アクリロニトリ
ル系重合体Aのガラス転移温度よりも高く重合体Bのガ
ラス転移温度よりも低い温度で延伸することを特徴とす
る太細芯鞘中空アクリル複合繊維の製造方法によって、
上記課題を解決するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の太細芯鞘中空アクリル複
合繊維は、アクリロニトリル系重合体Aと該重合体Aよ
りもガラス転移温度の高い重合体Bからなる。アクリロ
ニトリル系重合体Aはアクリロニトリルを50wt%以
上含有する共重合体である。アクリロニトリルと共重合
可能な単量体としては、アクリル酸メチル、メタアクリ
ル酸メチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、酢酸ビ
ニル、スチレン、アクリルアミド類等が挙げられる。
合繊維は、アクリロニトリル系重合体Aと該重合体Aよ
りもガラス転移温度の高い重合体Bからなる。アクリロ
ニトリル系重合体Aはアクリロニトリルを50wt%以
上含有する共重合体である。アクリロニトリルと共重合
可能な単量体としては、アクリル酸メチル、メタアクリ
ル酸メチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、酢酸ビ
ニル、スチレン、アクリルアミド類等が挙げられる。
【0006】また、染色性改良のために(メタ)アクリ
ル酸、(メタ)アクリルスルホン酸、ビニルベンゼンス
ルホン酸とそれらの塩類、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ビニルピリジン類等を共重合させる
ことも可能である。
ル酸、(メタ)アクリルスルホン酸、ビニルベンゼンス
ルホン酸とそれらの塩類、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ビニルピリジン類等を共重合させる
ことも可能である。
【0007】用いるアクリロニトリル系共重合体は、通
常の懸濁重合、溶液重合、乳化重合等いかなる方法によ
って製造されてもよい。
常の懸濁重合、溶液重合、乳化重合等いかなる方法によ
って製造されてもよい。
【0008】重合体Bはアクリロニトリル系重合体Aよ
りも高いガラス転移温度を有すれば何でもよく、例え
ば、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリア
リルエーテルスルフォン、ポリイミド等が挙げられる
が、アクリル繊維の製糸は通常溶液紡糸が用いられるの
で、重合体Bは溶剤可溶であるのが好ましく、特にポリ
イミドのようにアクリロニトリル系重合体Aと共通の溶
媒に溶解する重合体が好ましい。溶剤可溶ポリイミドと
しては、下式の繰り返し単位を有するチバガイギ社製マ
トリミド5218等が挙げられる。
りも高いガラス転移温度を有すれば何でもよく、例え
ば、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリア
リルエーテルスルフォン、ポリイミド等が挙げられる
が、アクリル繊維の製糸は通常溶液紡糸が用いられるの
で、重合体Bは溶剤可溶であるのが好ましく、特にポリ
イミドのようにアクリロニトリル系重合体Aと共通の溶
媒に溶解する重合体が好ましい。溶剤可溶ポリイミドと
しては、下式の繰り返し単位を有するチバガイギ社製マ
トリミド5218等が挙げられる。
【0009】
【化1】
【0010】本発明の太細芯鞘中空アクリル複合繊維の
鞘部は、繊維軸方向に沿って連続したアクリロニトリル
系重合体Aからなり、芯部は繊維軸方向に沿って交互に
存在するロッド状重合体B部(中実部)と中空部とから
なっていて、ロッド状重合体Bの存在する部分が太繊度
部となり、中空部の存在する部分が細繊度部となってい
る。芯部を構成する中実部の長さLは10〜1000μ
m、中空部の長さL′は10〜1000μmである。長
さL及びL′は必ずしも同じ値ではなく、延伸倍率など
の製糸条件により異なる。
鞘部は、繊維軸方向に沿って連続したアクリロニトリル
系重合体Aからなり、芯部は繊維軸方向に沿って交互に
存在するロッド状重合体B部(中実部)と中空部とから
なっていて、ロッド状重合体Bの存在する部分が太繊度
部となり、中空部の存在する部分が細繊度部となってい
る。芯部を構成する中実部の長さLは10〜1000μ
m、中空部の長さL′は10〜1000μmである。長
さL及びL′は必ずしも同じ値ではなく、延伸倍率など
の製糸条件により異なる。
【0011】本発明の太細芯鞘中空アクリル複合繊維の
繊維断面積最大値Amax と繊維断面積最小値Amin の比
Amax/Aminは2.0以上であり、Amax及びAminの出
現する周期は10〜1000μmである。
繊維断面積最大値Amax と繊維断面積最小値Amin の比
Amax/Aminは2.0以上であり、Amax及びAminの出
現する周期は10〜1000μmである。
【0012】本発明の太細芯鞘中空アクリル複合繊維
は、アクリロニトリル系重合体Aの溶液を鞘成分とし、
アクリロニトリル系重合体Aよりもガラス転移温度の高
い重合体Bの溶液を芯成分として、芯鞘複合紡糸ノズル
を用いて複合紡糸し、アクリロニトリル系重合体Aのガ
ラス転移温度よりも高く重合体Bのガラス転移温度より
も低い温度で延伸することにより得られる。
は、アクリロニトリル系重合体Aの溶液を鞘成分とし、
アクリロニトリル系重合体Aよりもガラス転移温度の高
い重合体Bの溶液を芯成分として、芯鞘複合紡糸ノズル
を用いて複合紡糸し、アクリロニトリル系重合体Aのガ
ラス転移温度よりも高く重合体Bのガラス転移温度より
も低い温度で延伸することにより得られる。
【0013】アクリロニトリル系重合体A及び重合体B
の紡糸溶剤としては、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラク
トン等の有機溶剤を用いることができる。アクリロニト
リル系重合体A15〜40wt%含有の重合体溶液を鞘
成分とし、重合体B15〜40wt%含有の重合体溶液
を芯成分とする。
の紡糸溶剤としては、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラク
トン等の有機溶剤を用いることができる。アクリロニト
リル系重合体A15〜40wt%含有の重合体溶液を鞘
成分とし、重合体B15〜40wt%含有の重合体溶液
を芯成分とする。
【0014】複合紡糸ノズルは、繊維断面が芯鞘構造を
形成するものであれば何でもよく、芯鞘構造、海島構
造、2成分以上の多層構造等のノズルが例示される。ま
た円形断面以外の異形断面ノズルであっても差し支えな
い。
形成するものであれば何でもよく、芯鞘構造、海島構
造、2成分以上の多層構造等のノズルが例示される。ま
た円形断面以外の異形断面ノズルであっても差し支えな
い。
【0015】芯鞘成分の複合比は重合体A/重合体B=
99/1〜10/90(wt%)である。
99/1〜10/90(wt%)である。
【0016】複合紡糸後に、アクリロニトリル系重合体
Aのガラス転移温度よりも高く重合体Bのガラス転移温
度よりも低い温度で延伸すると、鞘部の重合体Aのみが
延伸細化され、芯部の重合体Bは延伸破断するので、繊
維軸方向に沿ってロッド状重合体Bが残存する太繊度部
と重合体Bが無くなって中空となった細繊度部が、繊維
軸方向に沿って交互に形成される。
Aのガラス転移温度よりも高く重合体Bのガラス転移温
度よりも低い温度で延伸すると、鞘部の重合体Aのみが
延伸細化され、芯部の重合体Bは延伸破断するので、繊
維軸方向に沿ってロッド状重合体Bが残存する太繊度部
と重合体Bが無くなって中空となった細繊度部が、繊維
軸方向に沿って交互に形成される。
【0017】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
する。
する。
【0018】〔実施例1〕アクリロニトリル95wt
%、酢酸ビニル5wt%を含有するアクリロニトリル系
重合体をジメチルアセトアミドに溶解して、固形分濃度
25wt%の鞘成分を調整した。一方、ポリイミド(チ
バガイギ社製マトリミド5218)をジメチルアセトア
ミドに溶解して固形分濃度25wt%の芯成分を調整し
た。芯鞘両成分を60℃に加熱して、孔数30、孔径3
00ミクロンの芯鞘複合紡糸ノズルを用いて、芯/鞘=
1/7の複合比で湿式紡糸した。凝固浴はジメチルアセ
トアミド30%水溶液で、50℃に設定した。凝固浴よ
り引き出した未延伸糸は沸水中で3倍延伸後、190℃
の乾熱ローラーで1.33倍延伸した。得られた太細芯
鞘中空アクリル複合繊維の平均繊度及び繊維形状等を表
1に示した。
%、酢酸ビニル5wt%を含有するアクリロニトリル系
重合体をジメチルアセトアミドに溶解して、固形分濃度
25wt%の鞘成分を調整した。一方、ポリイミド(チ
バガイギ社製マトリミド5218)をジメチルアセトア
ミドに溶解して固形分濃度25wt%の芯成分を調整し
た。芯鞘両成分を60℃に加熱して、孔数30、孔径3
00ミクロンの芯鞘複合紡糸ノズルを用いて、芯/鞘=
1/7の複合比で湿式紡糸した。凝固浴はジメチルアセ
トアミド30%水溶液で、50℃に設定した。凝固浴よ
り引き出した未延伸糸は沸水中で3倍延伸後、190℃
の乾熱ローラーで1.33倍延伸した。得られた太細芯
鞘中空アクリル複合繊維の平均繊度及び繊維形状等を表
1に示した。
【0019】〔実施例2〕芯鞘複合比を、芯/鞘=1/
10に変更した他は実施例1と同様に実施した。得られ
た太細芯鞘中空アクリル複合繊維の平均繊度及び繊維形
状等を表1に示した。
10に変更した他は実施例1と同様に実施した。得られ
た太細芯鞘中空アクリル複合繊維の平均繊度及び繊維形
状等を表1に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明の太細芯鞘中空アクリル複合繊維
は、従来にない特殊な形態をしており、しかも本発明の
製造方法によれば、かかる特殊な形態を有する太細芯鞘
アクリル複合繊維を複雑な装置や工程を要することな
く、通常のアクリル繊維の製造条件で容易に得ることが
できる。
は、従来にない特殊な形態をしており、しかも本発明の
製造方法によれば、かかる特殊な形態を有する太細芯鞘
アクリル複合繊維を複雑な装置や工程を要することな
く、通常のアクリル繊維の製造条件で容易に得ることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田上 茂 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 鞘部がアクリロニトリル系重合体Aから
なり芯部がアクリロニトリル系重合体Aよりもガラス転
移温度の高い重合体Bからなる太繊度部と、鞘部がアク
リロニトリル系重合体Aからなり芯部が中空となってい
る細繊度部とが繊維軸方向に沿って交互に存在すること
を特徴とする太細芯鞘中空アクリル複合繊維。 - 【請求項2】 アクリロニトリル系重合体Aの溶液を鞘
成分とし、アクリロニトリル系重合体Aよりもガラス転
移温度の高い重合体Bの溶液を芯成分として、芯鞘複合
紡糸ノズルを用いて複合紡糸し、アクリロニトリル系重
合体Aのガラス転移温度よりも高く重合体Bのガラス転
移温度よりも低い温度で延伸することを特徴とする太細
芯鞘中空アクリル複合繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31337295A JPH09157950A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 太細芯鞘中空アクリル複合繊維及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31337295A JPH09157950A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 太細芯鞘中空アクリル複合繊維及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09157950A true JPH09157950A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18040477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31337295A Pending JPH09157950A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 太細芯鞘中空アクリル複合繊維及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09157950A (ja) |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31337295A patent/JPH09157950A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3933712B2 (ja) | 炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維、その製造方法、及びその前駆体繊維から得られる炭素繊維 | |
| JPH09157950A (ja) | 太細芯鞘中空アクリル複合繊維及びその製造方法 | |
| JP3808643B2 (ja) | アクリロニトリル系繊維束及びその製造方法 | |
| US4455347A (en) | Acrylic fibers having irregular-form section and process for producing the same | |
| JPH09157951A (ja) | 太細芯鞘アクリル複合繊維及びその製造方法 | |
| JP4480858B2 (ja) | 軽量複合アクリル繊維及びその製造方法 | |
| JPH0473209A (ja) | 異形断面アクリル系合成繊維とその製造方法 | |
| JPH02169711A (ja) | 偏平乾式アクリル繊維及びその製造方法 | |
| JPH05148709A (ja) | アクリル系異形断面繊維及びその製造方法 | |
| JP3278228B2 (ja) | 扁平アクリル繊維及びその製造方法 | |
| JPH0673607A (ja) | 鞘芯型アクリル系合成繊維及びその製造法 | |
| JPS6065108A (ja) | アクリロニトリル系フィラメント糸の製造法 | |
| JPH10158928A (ja) | 分割性アクリル系合成繊維及びその製造方法 | |
| JPH03227405A (ja) | アクリル繊維の製造法 | |
| JPH08325833A (ja) | アクリル系極細繊維およびその製造方法 | |
| JPH08337926A (ja) | ランダム異形芯鞘複合アクリル系繊維 | |
| JPH08337917A (ja) | 異形断面芯鞘型複合繊維の製造方法 | |
| JPH03206114A (ja) | 超極細アクリル繊維 | |
| JPH08325835A (ja) | アクリル系極細繊維およびその製造方法 | |
| JPH0995822A (ja) | 易割繊性アクリル複合繊維の製造方法 | |
| JPH0782609A (ja) | 中空アクリル繊維の製造方法 | |
| JP2006045720A (ja) | 中空アクリル繊維およびその製造法 | |
| JPH07229018A (ja) | 易分割性アクリル繊維 | |
| JP2004044026A (ja) | アクリロニトリル系フィラメントとその製造方法 | |
| JPH11217740A (ja) | アクリル異繊度異断面混繊糸及びその製造方法並びにそれに用いる紡糸口金 |