JPH09176450A - フェノール樹脂組成物及び成形材料 - Google Patents

フェノール樹脂組成物及び成形材料

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JPH09176450A
JPH09176450A JP34014495A JP34014495A JPH09176450A JP H09176450 A JPH09176450 A JP H09176450A JP 34014495 A JP34014495 A JP 34014495A JP 34014495 A JP34014495 A JP 34014495A JP H09176450 A JPH09176450 A JP H09176450A
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JP
Japan
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phenol resin
molding material
parts
weight
resin composition
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JP34014495A
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English (en)
Inventor
Motoharu Yasuma
基晴 安間
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明のフェノール樹脂組成物及び成形材料
は、寸法安定性、耐熱性、電気特性、耐摺動摩耗特性に
優れたフェノール樹脂組成物及び成形材料であり、これ
らの特性が要求される電気部品、機構部品に好適であ
る。 【解決手段】 フェノール樹脂100重量部に対して、
ポリテトラフルオロエチレンを2〜18重量部好ましく
は5〜14重量部分散混合させてなることを特徴とする
フェノール樹脂組成物及びこのフェノール樹脂組成物を
樹脂成分として有機充填材及び、又は無機充填材を配合
してなることを特徴とするフェノール樹脂成形材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱硬化性樹脂である
フェノール樹脂に熱可塑性樹脂であるポリテトラフルオ
ロエチレンを分散混合してなる樹脂組成物を樹脂成分と
した耐摺動摩耗特性に優れたフェノール樹脂成形材料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェノール樹脂は熱硬化性樹脂の中でも
耐熱性、強度、成形性等種々の点において優れており、
成形材料、積層板などさまざまな用途に使用されてい
る。その中でフェノール樹脂成形材料は電気部品、機構
部品等において広く使用されており近年さらに需要は増
大している。かかる部品には寸法安定性、耐熱性、電気
絶縁性等の特性が要求されると共に、長期的信頼性を考
慮し耐摺動摩耗特性が要求されつつある。一般的にフェ
ノール樹脂成形材料は、高強度を得るためにガラス繊維
を配合するが、このガラス繊維は耐摩耗特性を低下させ
るという欠点がある。またガラス繊維を配合しないフェ
ノール樹脂成形材料はガラス繊維強化フェノール樹脂成
形材料に比べ耐摩耗特性は良好であるが、長期的にみた
場合成形品の摩耗粉による金属接点不良、摩耗による動
作不良等の問題が種々発生している。これらの点を改良
するために、種々の充填材配合による検討がなされてい
るが、寸法安定性、耐熱性、電気特性等が低下するとい
った問題が生じており、各特性を維持し耐摺動摩耗特性
に優れたフェノール樹脂成形材料は未だ得られていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、寸法安定
性、耐熱性、電気特性に優れ、電気部品、機構部品等の
中でも摺動部品に適した耐摺動摩耗特性に優れたフェノ
ール樹脂成形材料を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェノール樹
脂100重量部に対して、ポリテトラフルオロエチレン
を2〜18重量部好ましくは5〜14重量部分散混合さ
せてなることを特徴とするフェノール樹脂組成物であっ
て、このフェノール樹脂組成物を樹脂成分として有機充
填材及び、又は無機充填材を配合してなることを特徴と
するフェノール樹脂成形材料に関するものである。
【0005】本発明のフェノール樹脂組成物及び成形材
料は、フェノール樹脂主成分としてレゾール型フェノー
ル樹脂、ノボラック型フェノール樹脂、又はレゾール型
ノボラック型を併用して使用し、レゾール型フェノール
樹脂は電気部品、特に耐金属腐食性等が要求される用途
に好適に用いられる。ノボラック型フェノール樹脂を主
成分とした場合、硬化剤として通常ヘキサメチレンテト
ラミンを使用するが、硬化時にアンモニアガスなど腐食
性のガスを発生させるため、電気部品用途としては避け
られるべきであり、その他の機構部品等に使用される。
【0006】レゾール型フェノール樹脂は、ジメチレン
エーテル型レゾール樹脂あるいはメチロール型レゾール
樹脂など特に限定されないが、加熱溶融時の粘度及び熱
安定性の点でジメチレンエーテル型レゾール樹脂が好ま
しく、硬化性とのバランスを考慮した場合、ジメチレン
エーテル型レゾール樹脂とメチロール型レゾール樹脂の
併用が好ましい。また、アンモニアなど金属腐食成分の
発生量ができるだけ少ない方が好ましく、イオン性物質
は少ないほうが良い。レゾール型フェノール樹脂の数平
均分子量は500〜1000のものが好ましく、特に好
ましい範囲は650〜850である。500未満では低
融点で常温で固結しやすいため取扱いが容易ではなく、
1000を超えると流動性が低下し、成形材料製造時の
流動性コントロール等が困難になり好ましくない。
【0007】またノボラック型フェノール樹脂は数平均
分子量600〜1200のものが好ましく、特に好まし
い範囲は700〜1000である。600未満では成形
材料とした場合硬化性が劣り、1200を超えると流動
性が低下し、成形材料製造時の流動性コントロール等が
困難になり好ましくない。
【0008】本発明で使用されるポリテトラフルオロエ
チレンは耐摺動摩耗特性を向上させるために配合され、
通常市販されているもので良い。フェノール樹脂との分
散混合割合はフェノール樹脂100重量部に対して、ポ
リテトラフルオロエチレンを2〜18重量部、好ましく
は5〜14重量部である。2重量部未満では満足できる
耐摺動摩耗特性が得られず、18重量部を超えて添加し
た場合には成形材料を成形品とした場合の諸特性の低下
が見られると共に、耐摺動摩耗特性においてもそれ以上
の効果は得られない。
【0009】フェノール樹脂にポリテトラフルオロエチ
レンを混合分散させる方法としては、フェノール樹脂生
産時にポリテトラフルオロエチレン粉末を添加する方法
と、成形材料化直前にフェノール樹脂とポリテトラフル
オロエチレン粉末とを混合する方法があるが、少量添加
でより優れた耐摺動摩耗特性を得るためには前者が好ま
しい。フェノール樹脂生産時にポリテトラフルオロエチ
レン粉末を添加する時期としては、レゾール型、ノボラ
ック型フェノール樹脂ともに反応終了直前の5〜15分
程度の混合分散が望ましい。反応途中での添加ではフェ
ノール樹脂生成課程の障害となり好ましくない。さらに
5分未満の混合分散では分散不良が認められ好ましくな
く、15分を超えた分散についてはそれ以上の分散は認
められない。
【0010】充填材として使用される有機充填材は粉砕
布、木粉、パルプ等であり、添加量はフェノール樹脂組
成物100重量部に対して0〜150重量部、また無機
充填材はガラス繊維、タルク、クレー等であって、添加
量はフェノール樹脂組成物100重量部に対して0〜1
50重量部でよい。これら充填材の合計量としてはフェ
ノール樹脂100重量部に対して50〜150重量部、
好ましくは60〜140重量部である。50重量部未満
では成形材料とした場合の諸特性の低下及び硬化性が劣
るといった問題が生じ、150重量部を超えて配合した
場合には、成形材料の流動性不良といった問題が生じる
ため好ましくない。
【0011】成形材料化にあたっては、通常の成形材料
の場合と同様に、上記フェノール樹脂組成物及び充填材
の他に、硬化助剤である消石灰、顔料、離型剤等を配合
し均一に混合後、加圧ニーダー、2軸押出し、加熱ロー
ル等で混練し粉砕後、成形材料を得ることができる。
【0012】本発明のフェノール樹脂成形材料は寸法安
定性、耐熱性、電気絶縁性等に優れ、且つ耐摺動摩耗特
性に優れているため、電気部品、機構部品等における摺
動部品に好適に使用される。
【0013】
【実施例】表1に示す配合にてフェノール樹脂成形材料
を製造した。各成形材料について成形品の特性を測定
し、表1の下欄に示した
【0012】
【表1】
【0013】[摩耗試験条件] 住ベ式摩耗:荷重3kgf、回転数60rpm、試験時
間24時間、成形品同士の摩耗試験。 鈴木式摩耗:荷重10kgf、周速100mm/s、試
験時間1時間、成形品と金属との摩耗試験。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例及び比較例から明らかなよ
うに、本発明のフェノール樹脂組成物及び成形材料は、
寸法安定性、耐熱性、電気特性、耐摺動摩耗特性に優れ
たフェノール樹脂組成物及び成形材料であり、これらの
特性が要求される電気部品、機構部品に好適である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール樹脂100重量部に対して、
    ポリテトラフルオロエチレンを2〜18重量部配合して
    なることを特徴とするフェノール樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフェノール樹脂組成物を
    樹脂成分として有機充填材及び、又は無機充填材を配合
    してなるフェノール樹脂成形材料。
JP34014495A 1995-12-27 1995-12-27 フェノール樹脂組成物及び成形材料 Pending JPH09176450A (ja)

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