JPH09180595A - ケース入り開閉器 - Google Patents

ケース入り開閉器

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JPH09180595A
JPH09180595A JP33507295A JP33507295A JPH09180595A JP H09180595 A JPH09180595 A JP H09180595A JP 33507295 A JP33507295 A JP 33507295A JP 33507295 A JP33507295 A JP 33507295A JP H09180595 A JPH09180595 A JP H09180595A
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case
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lid
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Shuji Inagaki
周二 稲垣
Takahiro Ogiwara
隆宏 荻原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を減少して、コストの低減を図ること
が可能なケース入り開閉器を提供すること。 【解決手段】内部機器の破片の飛散を防止する飛散防止
部材と、アレスタ31を支持する取付部材とを一つの取
付金具18により兼用した。これにより、部材点数を減
少でき、延いては開閉器の軽量化及び組付作業を簡略化
できるのでコストの低減を図ることができる。また、取
付金具18の飛散防止片20にバリア係合溝24を形成
し、この溝24に絶縁バリアを係合させて絶縁バリアを
ケース11内に保持した。これにより、絶縁バリアを固
定保持する部材が必要なくなり、さらにコストの低減を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース入り開閉器
に係り、詳しくは放圧蓋により開口部が閉塞されたケー
ス内に各種内部機器を収容し、ケース内が高圧となった
際には、前記蓋側が変形してケースと放圧蓋との間に形
成された隙間からケース内の圧力を放圧するようにした
ケース入り開閉器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
ケース入り開閉器としてアレスタ(耐雷素子)や電圧検
出用コンデンサ等の各種内部機器を備えたものが一般化
されている。これらの各種内部機器は専用の取付金具を
介してケース内に取付固定される。また、開閉器のケー
スの上部に形成された開口部には放圧蓋が着脱可能に装
着され、内部短絡等によりケース内部が高圧となった際
には、蓋側が変形し、ケースと蓋との間に隙間が形成さ
れ、この隙間から爆発時のガス等が放出される。そし
て、ケース内で爆発が発生した際には、前記アレスタ等
の内部機器の破片がケースと蓋との間の隙間からガスと
共に飛散するおそれがあることから、ケースの開口部内
縁には、破片の飛散を防止する飛散防止金具が取付固定
されている。また、各相間及び相間方向における両内壁
付近には、各相間及びケースとの間の絶縁をはかるため
の絶縁バリヤが取付金具を介してケース内壁面に取付固
定されている。
【0003】しかしながら、上記従来のケース入り開閉
器においては、ケース内にアレスタ等の各種内部機器が
多いことから、組立作業が煩雑となり、延いてはコスト
が高くなる原因となっていた。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は部品点数を減少して、コ
ストの低減を図ることが可能なケース入り開閉器を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、放圧蓋により開口部が
閉塞されたケース内に各種内部機器を収容し、ケース内
が高圧となった際には、前記蓋側が変形してケースと放
圧蓋との間に形成された隙間からケース内の圧力を放圧
するようにしたケース入り開閉器において、前記内部機
器をケース内壁面に固定する取付部材と、前記放圧時に
ケース内から内部機器の破片が外部へ飛散するのを防止
する飛散防止部材とを一つの兼用部材により構成したこ
とをその要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明では、前記兼用部材
にはプレート状の絶縁バリアと係合する係合溝が形成さ
れていることをその要旨とする。請求項3に記載の発明
では、前記係合溝の両側面には、互い違いに突出する挟
持突出部が形成され、両挟持突出部の溝幅方向における
先端間隔はほぼ絶縁バリアの厚さと同じであることをそ
の要旨とする。
【0007】従って、請求項1に記載の発明において
は、1つの兼用部材によりアレスタをケースの内壁面に
取付固定できるとともに、放圧時に内部機器の破片の飛
散を防止できる。
【0008】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加え、兼用部材の係合溝に絶縁
バリアを係合させるだけでケース内に絶縁バリアを保持
できる。
【0009】請求項3に記載の発明においては、請求項
2に記載の発明の作用に加え、絶縁バリアは係合溝の両
側面に形成された両挟持突出部の先端間に挟持されるよ
うにしてケース内で保持される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をケース入り気中開
閉器に具体化した一実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0011】図1に示すように、気中開閉器を構成する
ケース11は上部に開口部11bを有する平面長方形状
の箱形に形成されている。図1及び図2に示すように、
ケース11の前後両側壁には固定電極(図示せず)を支
持するブッシング13が貫通固定されている。可動接触
刃12を支持する開閉軸14は、その軸線が左右方向を
向くようにケース11に回転可能に支持されている。ケ
ース11の各外壁面上部には、連結片11aがそれぞれ
2ヵ所ずつ形成されている。また、ケース11の前記開
口部11bは放圧蓋15により閉塞されている。ケース
11と蓋15とは連結片11a及びプレート15aを介
してボルト16とナット17とにより強固に連結されて
いる。
【0012】ケース11の前後両内壁面の上部には兼用
部材及び取付部材としての取付金具18が取付固定され
ている。図3に示すように、取付金具18は、プレスに
より所定形状に打ち抜き及び折り曲げ加工された厚さ約
2mmの金属板から形成されている。この取付金具18
は断面「へ」字状に形成され、その一方の片が内部機器
としてのアレスタ31及び電圧検出用コンデンサ27を
固定するための支持片19、他方の片が飛散防止片20
となっている。支持片19には所定間隔を設けて2ヵ所
に大径孔21及び同大径孔21の近辺の上下に開口され
た第1のボルト挿通孔22、そして、長手方向に所定間
隔を設けて3ヵ所に開口された第2のボルト挿通孔23
が形成されている。また、支持片19と飛散防止片20
とには、折曲部Kを境界として長手方向にそれぞれ複数
の放圧用孔36が形成されている。
【0013】図3及び図4に示すように、取付金具18
には前後方向に延びるバリア係合溝24が4位置に形成
されている。本実施の形態では、バリア係合溝24の溝
幅Xは約4mmである。この溝幅X(4mm)が厚さ2
mmの金属板をプレスにより打ち抜くことができる限界
幅である。すなわち、溝幅Xが4mm未満となると、き
れいにプレスで打ち抜くことができない。バリア係合溝
24の内側面には挟持突出部としての突起片25が互い
違いに形成されている。前記バリア係合溝24の溝幅方
向における両突起片25の先端間隔Yは約2mmであ
る。
【0014】図5及び図6に示すように、前記下側の第
1のボルト挿通孔22にはボルト26が挿通され、同ボ
ルト26は電圧検出用コンデンサ27の一方のフランジ
部28aを、ナット29との協働により支持片19に締
付固定する。また、各第2のボルト挿通孔23にはボル
ト30が挿通され、同ボルト30はアレスタ31に螺合
し、アレスタ31を支持片19に固定している。
【0015】また、上側の第1のボルト挿通孔22及び
電圧検出用コンデンサ27の他方のフランジ部28bに
はケース11の内壁面から突出するケースボルト32が
挿通され、同ボルト32はナット33との協働により支
持片19に電圧検出用コンデンサ27の他方のフランジ
部28bを固定するとともに、取付金具18をケース1
1の内壁面に取付固定する。図2及び図6に示すよう
に、取付金具18がケース11に取り付けられた状態で
は、飛散防止片20がほぼ水平に保持され、その上面が
ケース11の上端面と面一となる。また、図1,図4,
図6に示すように、前後の取付金具18のバリア係合溝
24には絶縁バリア34が係合支持される。
【0016】絶縁バリア34はポリエステルガラスマッ
トから形成され、その厚さは前記バリア係合溝24の突
起片25の間隔Yとほぼ同じ2mmである。すなわち、
この絶縁バリア34は前記バリア係合溝24の突起片2
5の間に挟持された状態で、前後の取付金具18に係合
支持される。そして、各相の絶縁バリア34間には、絶
縁バリア34と同じ材質からなる上部対地間バリア35
が、前後のアレスタ31に載置された状態で配置されて
いる。
【0017】上記のように構成された開閉器によれば、
内部短絡等の事故によりケース11内が高圧となった際
には蓋15が変形し、ケース11の上部と蓋15との間
に放圧用の隙間が形成される。このとき、ケース11内
で破壊されたアレスタ31等の内部機器の破片は、取付
金具18の飛散防止片20に干渉するため、ケース11
外部への内部機器の破片の飛散が止される。また、事故
時に発生したケース11内のガスは、支持片19及び飛
散防止片20に形成された放圧用孔36からケース11
と蓋15との間の隙間よりスムーズに外部に放出され
る。
【0018】本実施の形態では、上記のようにケース入
り開閉器を構成したことにより、次のような効果を得る
ことができる。 (1)アレスタ31等の内部機器の破片の飛散を防止す
る飛散防止部材と、アレスタ31及び電圧検出用コンデ
ンサ27等の内部機器を支持する取付部材とを一つの取
付金具18により兼用した。これにより、部材点数を減
少でき、延いては開閉器の軽量化及び組付作業を簡略化
できるのでコストの低減を図ることができる。
【0019】(2)取付金具18の飛散防止片20にバ
リア係合溝24を形成し、この溝24に絶縁バリア34
を係合させて絶縁バリア34をケース11内に保持し
た。これにより、絶縁バリア34を固定保持するための
専用部材が必要なくなり、さらにコストの低減を図るこ
とができる。
【0020】(3)バリア係合溝34の両側面に互い違
いに突出する突起片25を形成し、その突起片25の先
端間で絶縁バリア34を挟持するようにケース11内に
保持した。これにより、安価なプレスによる打ち抜き加
工でバリア係合溝34を形成することができ、延いては
製造コストの低減を図ることができる。
【0021】すなわち、前記係合溝34の幅はプレスに
より打ち抜きができる限界の4mmである。ところが、
単に4mm幅の直線状の溝に絶縁バリア34を係合させ
たとしても、絶縁バリア34は溝内でガタついてしま
う。この場合、絶縁バリア34が損傷するおそれがあ
る。しかし、本実施の形態では、バリア係合溝24は幅
4mmで形成されているが、先端間隔が絶縁バリア34
の厚さとほぼ同じ寸法で離間する2つの突起片25の先
端間で絶縁バリア34を挟持するように構成した。これ
により、本実施の形態では、プレスによりバリア係合溝
24を打ち抜き形成することができるとともに、絶縁バ
リア34をバリア係合溝24に対してガタつくのを防止
することができる。
【0022】なお、本発明は次のように実施することも
できる。 (1)兼用部材としての取付金具18にバリア係合溝2
4及び放圧用孔36を形成せずに具体化してもよい。
【0023】(2)バリア係合溝24に突起片25を形
成せずに具体化したり、突起片25の数を適宜変更して
具体化してもよい。 (3)飛散防止部材と他の内部機器の取付部材を兼用し
て具体化してもよい。
【0024】(4)上記実施の形態では、ケース入り気
中開閉器において具体化したが、ケース入りの開閉器で
あればガス開閉器で具体化してもよい。 次に、以上の各実施例によって把握される請求項以外の
技術的思想について、その効果とともに以下に記載す
る。
【0025】(1)前記請求項1〜請求項3のいずれか
に記載の開閉器において、前記兼用金具には複数の放圧
用孔が形成されている開閉器。この構成によれば、請求
項1〜請求項3のいずれかに記載の開閉器の効果に加
え、内部短絡時等においてケース内に発生するガスを、
より効率良く外部に放出することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、1つの
兼用部材により内部機器をケースの内壁面に取付固定で
きるとともに、放圧時に内部機器の破片がケース外へ飛
散するのを防止できることから、部品点数を減少でき
る。その結果、開閉器の軽量化及びコストの低減を図る
ことができる。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、兼用部材の係合溝に絶縁バ
リアを係合させるだけでケース内に絶縁バリアを保持で
きることから、さらに、開閉器の軽量化及びコストの低
減を図ることができる。
【0028】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加え、バリア係合溝の両側面に挟
持突出部を形成したことにより、バリア係合溝の溝幅が
大きくても絶縁バリアをガタつかせることなくケース内
に保持できる。また、溝幅を大きくできることから、安
価なプレスによる打ち抜き加工も可能となり、延いては
製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施の形態における開閉
器の斜視図。
【図2】開閉器の部分側断面図。
【図3】取付金具の斜視図。
【図4】バリア係合溝の形状を示す取付金具の部分正面
図。
【図5】取付金具周辺の開閉器の分解斜視図。
【図6】開閉器の部分拡大側断面図。
【符号の説明】
11…ケース、11b…開口部、15…放圧蓋、18…
兼用部材としての取付金具、24…バリア係合溝、25
…挟持突出部としての突起片、27…内部機器としての
電圧検出用コンデンサ、31…内部機器としてのアレス
タ、34…内部機器としての絶縁バリア。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放圧蓋により開口部が閉塞されたケース
    内に各種内部機器を収容し、ケース内が高圧となった際
    には、前記蓋側が変形してケースと放圧蓋との間に形成
    された隙間からケース内の圧力を放圧するようにしたケ
    ース入り開閉器において、 前記内部機器をケース内壁面に固定する取付部材と、前
    記放圧時にケース内から内部機器の破片が外部へ飛散す
    るのを防止する飛散防止部材とを一つの兼用部材により
    構成したことを特徴とするケース入り開閉器。
  2. 【請求項2】 前記兼用部材にはプレート状の絶縁バリ
    アと係合する係合溝が形成されている請求項1に記載の
    ケース入り開閉器。
  3. 【請求項3】 前記係合溝の両側面には、互い違いに突
    出する挟持突出部が形成され、両挟持突出部の溝幅方向
    における先端間隔はほぼ絶縁バリアの厚さと同じである
    請求項2に記載のケース入り開閉器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09293433A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Toko Denki Kk 開閉器

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JPH09293433A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Toko Denki Kk 開閉器

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