JPH0918249A - オフセット電圧の自動補正装置 - Google Patents
オフセット電圧の自動補正装置Info
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- JPH0918249A JPH0918249A JP7164051A JP16405195A JPH0918249A JP H0918249 A JPH0918249 A JP H0918249A JP 7164051 A JP7164051 A JP 7164051A JP 16405195 A JP16405195 A JP 16405195A JP H0918249 A JPH0918249 A JP H0918249A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 22
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
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- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 個人差なく自動的にオフセット電圧を相殺し
て出力誤差を最小に抑える。 【構成】 初段増幅器3に磁気ヘッド2からの磁気ヘッ
ド信号が入力していない状態で、初段増幅器3のオペア
ンプにオフセット電圧が存在すると、そのときの出力
は、比較器5において0に近い値の補正用基準電圧V
s’と比較され、オフセット電圧の存在に応じた出力が
なされる。制御手段8は、比較器5の信号に基づいて電
圧発生手段7が発生するバイアス電圧ΔVの可変量を制
御し、このバイアス電圧ΔVを初段増幅器3に供給して
オフセット電圧を自動的に相殺する。バイアス電圧ΔV
は、比較器5よりオフセット電圧無しを示す出力がなさ
れるまで所定の分解能で可変制御される。これにより、
オペアンプに存在するオフセット電圧は、個人差なく自
動的に相殺され、比較器の出力誤差を最小に抑えること
ができる。
て出力誤差を最小に抑える。 【構成】 初段増幅器3に磁気ヘッド2からの磁気ヘッ
ド信号が入力していない状態で、初段増幅器3のオペア
ンプにオフセット電圧が存在すると、そのときの出力
は、比較器5において0に近い値の補正用基準電圧V
s’と比較され、オフセット電圧の存在に応じた出力が
なされる。制御手段8は、比較器5の信号に基づいて電
圧発生手段7が発生するバイアス電圧ΔVの可変量を制
御し、このバイアス電圧ΔVを初段増幅器3に供給して
オフセット電圧を自動的に相殺する。バイアス電圧ΔV
は、比較器5よりオフセット電圧無しを示す出力がなさ
れるまで所定の分解能で可変制御される。これにより、
オペアンプに存在するオフセット電圧は、個人差なく自
動的に相殺され、比較器の出力誤差を最小に抑えること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流増幅器を構成する
オペアンプ自身が持つオフセット電圧の自動補正装置に
関するものである。
オペアンプ自身が持つオフセット電圧の自動補正装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】オペアンプを使用した高利得な直流増幅
器では、オペアンプ自身が持つオフセット電圧の影響に
より、その出力値に誤差が生じる。このため、増幅器が
複数段で構成される場合には、最も変動の大きい増幅器
のオペアンプのオフセット電圧を零に補正してオフセッ
ト電圧による影響が出ないように調整を行なう必要があ
った。
器では、オペアンプ自身が持つオフセット電圧の影響に
より、その出力値に誤差が生じる。このため、増幅器が
複数段で構成される場合には、最も変動の大きい増幅器
のオペアンプのオフセット電圧を零に補正してオフセッ
ト電圧による影響が出ないように調整を行なう必要があ
った。
【0003】図6はこの種の高利得な直流増幅器を用い
たカードリーダの磁気ヘッド信号増幅回路の一構成例を
示している。この磁気ヘッド信号増幅回路は、初段増幅
器23、半波増幅器24、比較器25の順に直列接続さ
れて構成されている。初段増幅器23を構成するオペア
ンプ23aの反転入力端子と非反転入力端子との間に
は、2値の信号により磁気記録された磁気カードの磁気
情報を検出するための磁気ヘッド22に巻回された検出
コイル21が接続されている。
たカードリーダの磁気ヘッド信号増幅回路の一構成例を
示している。この磁気ヘッド信号増幅回路は、初段増幅
器23、半波増幅器24、比較器25の順に直列接続さ
れて構成されている。初段増幅器23を構成するオペア
ンプ23aの反転入力端子と非反転入力端子との間に
は、2値の信号により磁気記録された磁気カードの磁気
情報を検出するための磁気ヘッド22に巻回された検出
コイル21が接続されている。
【0004】そして、磁気カードの磁気記録領域の表面
磁束が磁気ヘッド22の磁路に分流し、その磁束の変化
率に対応して検出コイル21に誘起される電圧が磁気情
報を示す磁気ヘッド信号として初段増幅器23に入力さ
れる。
磁束が磁気ヘッド22の磁路に分流し、その磁束の変化
率に対応して検出コイル21に誘起される電圧が磁気情
報を示す磁気ヘッド信号として初段増幅器23に入力さ
れる。
【0005】半波増幅器24は、非反転入力端子が入力
抵抗R21を介して初段増幅器23の出力端子に接続さ
れた正側半波増幅器24Aを構成するオペアンプ24a
と、反転入力端子が入力抵抗R22を介して初段増幅器
23の出力端子に接続された負側半波増幅器24Bを構
成するオペアンプ24bとを備えている。
抵抗R21を介して初段増幅器23の出力端子に接続さ
れた正側半波増幅器24Aを構成するオペアンプ24a
と、反転入力端子が入力抵抗R22を介して初段増幅器
23の出力端子に接続された負側半波増幅器24Bを構
成するオペアンプ24bとを備えている。
【0006】オペアンプ24aの反転入力端子は入力抵
抗R23を介して、オペアンプ24bの非反転入力端子
は入力抵抗R24を介して各々接地されている。オペア
ンプ24aの反転入力端子と出力端子との間には、出力
端子側に向かう方向を順方向とするダイオードD21と
帰還抵抗R25とが並列接続されている。同様に、オペ
アンプ24bの反転入力端子と出力端子との間にも、出
力端子側に向かう方向を順方向とするダイオードD22
と帰還抵抗R26とが並列接続されている。
抗R23を介して、オペアンプ24bの非反転入力端子
は入力抵抗R24を介して各々接地されている。オペア
ンプ24aの反転入力端子と出力端子との間には、出力
端子側に向かう方向を順方向とするダイオードD21と
帰還抵抗R25とが並列接続されている。同様に、オペ
アンプ24bの反転入力端子と出力端子との間にも、出
力端子側に向かう方向を順方向とするダイオードD22
と帰還抵抗R26とが並列接続されている。
【0007】この半波増幅器24では、初段増幅器23
で増幅された磁気ヘッド信号を正負それぞれの電圧に分
解し、正の電圧を正側半波増幅器24Aにより所定の利
得で増幅し、負の電圧を負側半波増幅器24Bにより整
流して所定の利得(正側半波増幅器24Aと同等の利
得)で増幅している。
で増幅された磁気ヘッド信号を正負それぞれの電圧に分
解し、正の電圧を正側半波増幅器24Aにより所定の利
得で増幅し、負の電圧を負側半波増幅器24Bにより整
流して所定の利得(正側半波増幅器24Aと同等の利
得)で増幅している。
【0008】比較器25は、正側半波増幅器24Aの後
段に接続される正側比較器25Aと、負側半波増幅器2
4Bの後段に接続される負側比較器25Bとを備えてい
る。正側比較器25Aを構成するオペアンプ25a及び
負側比較器25Bを構成するオペアンプ25bの反転入
力端子には、それぞれ固定の基準電圧(スライス電圧)
Vsが入力している。
段に接続される正側比較器25Aと、負側半波増幅器2
4Bの後段に接続される負側比較器25Bとを備えてい
る。正側比較器25Aを構成するオペアンプ25a及び
負側比較器25Bを構成するオペアンプ25bの反転入
力端子には、それぞれ固定の基準電圧(スライス電圧)
Vsが入力している。
【0009】この比較器25では、正側半波増幅器24
Aからの電圧を正側比較器25Aにより基準電圧Vsで
スライスして出力し、負側半波増幅器24Bからの電圧
を負側比較器25Bにより基準電圧Vsでスライスして
出力している。
Aからの電圧を正側比較器25Aにより基準電圧Vsで
スライスして出力し、負側半波増幅器24Bからの電圧
を負側比較器25Bにより基準電圧Vsでスライスして
出力している。
【0010】そして、上記増幅回路では、磁気ヘッド2
2の検出コイル21を介して入力される磁気ヘッド信号
を初段増幅器23で増幅し、さらに後段の半波増幅器2
4で正負の電圧に分けて増幅し、それぞれの電圧を比較
器25により基準電圧Vsでスライスし、これによって
得られる信号を復号して磁気情報の再生を行なってい
る。
2の検出コイル21を介して入力される磁気ヘッド信号
を初段増幅器23で増幅し、さらに後段の半波増幅器2
4で正負の電圧に分けて増幅し、それぞれの電圧を比較
器25により基準電圧Vsでスライスし、これによって
得られる信号を復号して磁気情報の再生を行なってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記増幅回
路によって磁気情報を正確に復号するためには、図7
(a)に示すように、半波増幅器24により正負に分解
して増幅された出力電圧値が同程度になり、正側比較器
25A及び負側比較器25Bからは同一間隔の電圧が出
力されることが望ましい。なお、図7(a)は、「11
11」の4ビットの磁気情報に対応した信号の出力波形
の例を示している。
路によって磁気情報を正確に復号するためには、図7
(a)に示すように、半波増幅器24により正負に分解
して増幅された出力電圧値が同程度になり、正側比較器
25A及び負側比較器25Bからは同一間隔の電圧が出
力されることが望ましい。なお、図7(a)は、「11
11」の4ビットの磁気情報に対応した信号の出力波形
の例を示している。
【0012】しかしながら、上記増幅回路における初段
増幅器23及び半波増幅器24には、前述したように、
オペアンプ自身が持つオフセット電圧が存在する。この
オフセット電圧は、オペアンプの入力換算値によって決
まり、利得が大きい程、その出力値に与える影響も大き
い。
増幅器23及び半波増幅器24には、前述したように、
オペアンプ自身が持つオフセット電圧が存在する。この
オフセット電圧は、オペアンプの入力換算値によって決
まり、利得が大きい程、その出力値に与える影響も大き
い。
【0013】したがって、特に、半波増幅器24に比べ
て大きな利得で磁気ヘッド信号を増幅する初段増幅器2
3のオフセット電圧の影響により、初段増幅器23の出
力電圧値における正の電圧と負の電圧の中心値が一致せ
ず負側に変化する(図7(b)の出力A)。これによ
り、半波増幅器24では、正側半波増幅器24Aの出力
電圧値と負側半波増幅器24Bの出力電圧値との間にレ
ベル差が生じて出力電圧値のバランスが崩れる(図7
(b)の出力B,C)。その際、負側半波増幅器24B
の出力電圧値は、オフセット電圧が存在しない場合に比
べてレベルが低くなるため、外部雑音が重畳して波形が
安定しなくなる。
て大きな利得で磁気ヘッド信号を増幅する初段増幅器2
3のオフセット電圧の影響により、初段増幅器23の出
力電圧値における正の電圧と負の電圧の中心値が一致せ
ず負側に変化する(図7(b)の出力A)。これによ
り、半波増幅器24では、正側半波増幅器24Aの出力
電圧値と負側半波増幅器24Bの出力電圧値との間にレ
ベル差が生じて出力電圧値のバランスが崩れる(図7
(b)の出力B,C)。その際、負側半波増幅器24B
の出力電圧値は、オフセット電圧が存在しない場合に比
べてレベルが低くなるため、外部雑音が重畳して波形が
安定しなくなる。
【0014】この結果、正側比較器25Aの出力電圧値
と負側比較器25Bの出力電圧値が同一間隔の信号とし
て得ることができず、(図7(b)の出力D,E)、磁
気カードの磁気情報を正確に復号することができなかっ
た。
と負側比較器25Bの出力電圧値が同一間隔の信号とし
て得ることができず、(図7(b)の出力D,E)、磁
気カードの磁気情報を正確に復号することができなかっ
た。
【0015】そこで、従来、この種の増幅回路では、オ
フセット電圧の影響が最も大きく現れる初段増幅器23
のオペアンプ23aのオフセット調整用端子に可変抵抗
器29を接続し、正負の出力値の中心値が一致してオフ
セット電圧による影響が出ないように、半波増幅器24
の出力を観測しながら可変抵抗器29を調整してオフセ
ット電圧の零補正を行なっていた。
フセット電圧の影響が最も大きく現れる初段増幅器23
のオペアンプ23aのオフセット調整用端子に可変抵抗
器29を接続し、正負の出力値の中心値が一致してオフ
セット電圧による影響が出ないように、半波増幅器24
の出力を観測しながら可変抵抗器29を調整してオフセ
ット電圧の零補正を行なっていた。
【0016】しかしながら、上述した可変抵抗器29の
補正作業は、半波増幅器24の出力波形を観測しながら
人手によって行なわれるため、手間を必要とし面倒なだ
けでなく、調整値に個人差が生じていた。又、上記可変
抵抗器29を用いたオフセット電圧の調整は、製品出荷
時のみ行なわれるので、例えば電源投入時など、実際に
装置を起動させる直前に再調整することができなかっ
た。
補正作業は、半波増幅器24の出力波形を観測しながら
人手によって行なわれるため、手間を必要とし面倒なだ
けでなく、調整値に個人差が生じていた。又、上記可変
抵抗器29を用いたオフセット電圧の調整は、製品出荷
時のみ行なわれるので、例えば電源投入時など、実際に
装置を起動させる直前に再調整することができなかっ
た。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、個人差なく自動的にオフセット電圧を相殺
して出力誤差を最小に抑えることができ、実際に装置の
動作を開始する直前でも補正が可能なオフセット電圧の
自動補正装置を提供することを目的としている。
のであって、個人差なく自動的にオフセット電圧を相殺
して出力誤差を最小に抑えることができ、実際に装置の
動作を開始する直前でも補正が可能なオフセット電圧の
自動補正装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による請求項1のオフセット電圧の自動補正
装置は、入力信号を所定の利得で増幅するオペアンプを
有する直流増幅器3,4と、前記オペアンプが持つオフ
セット電圧を検出するための0に近い値に設定された補
正用基準電圧+Vs’,−Vs’を発生する基準電圧発
生手段6と、前記直流増幅器の出力を、前記補正用基準
電圧と比較して前記オフセット電圧の有無に応じた信号
を出力する比較器5と、前記直流増幅器に供給される前
記オペアンプのオフセット電圧を相殺するためのバイア
ス電圧ΔVを発生するバイアス電圧発生手段7と、該バ
イアス電圧発生手段が発生するバイアス電圧の可変量
を、前記比較器の信号に基づいて制御する制御手段8と
を具備することを特徴としている。
め、本発明による請求項1のオフセット電圧の自動補正
装置は、入力信号を所定の利得で増幅するオペアンプを
有する直流増幅器3,4と、前記オペアンプが持つオフ
セット電圧を検出するための0に近い値に設定された補
正用基準電圧+Vs’,−Vs’を発生する基準電圧発
生手段6と、前記直流増幅器の出力を、前記補正用基準
電圧と比較して前記オフセット電圧の有無に応じた信号
を出力する比較器5と、前記直流増幅器に供給される前
記オペアンプのオフセット電圧を相殺するためのバイア
ス電圧ΔVを発生するバイアス電圧発生手段7と、該バ
イアス電圧発生手段が発生するバイアス電圧の可変量
を、前記比較器の信号に基づいて制御する制御手段8と
を具備することを特徴としている。
【0019】請求項1のオフセット電圧の自動補正装置
において、前記制御手段8は、前記比較器5の出力に基
づいてオフセット電圧の有無を判別する判別手段8b
と、該判別手段がオフセット電圧有りと判別したとき
に、該判別手段がオフセット電圧無しと判別するまでの
間、前記バイアス電圧発生手段7が発生するバイアス電
圧ΔVを所定の分解能で可変制御する電圧制御手段8d
とを備えて構成してもよい。
において、前記制御手段8は、前記比較器5の出力に基
づいてオフセット電圧の有無を判別する判別手段8b
と、該判別手段がオフセット電圧有りと判別したとき
に、該判別手段がオフセット電圧無しと判別するまでの
間、前記バイアス電圧発生手段7が発生するバイアス電
圧ΔVを所定の分解能で可変制御する電圧制御手段8d
とを備えて構成してもよい。
【0020】請求項1のオフセット電圧の自動補正装置
において、前記制御手段8は、電源の投入を検出してそ
の旨の信号を出力する電源投入検出手段8aを備えた構
成とし、前記基準電圧発生手段6が、該電源投入検出手
段の信号によって前記補正用基準電圧+Vs’,−V
s’を発生するようにしてもよい。
において、前記制御手段8は、電源の投入を検出してそ
の旨の信号を出力する電源投入検出手段8aを備えた構
成とし、前記基準電圧発生手段6が、該電源投入検出手
段の信号によって前記補正用基準電圧+Vs’,−V
s’を発生するようにしてもよい。
【0021】又、前記基準電圧発生手段6は、前記オフ
セット電圧が相殺されて前記判別手段8bがオフセット
電圧無しと判別したときに、前記直流増幅器3,4で増
幅された前記入力信号と比較するための基準電圧+V
s,−Vsを発生するようにしてもよい。
セット電圧が相殺されて前記判別手段8bがオフセット
電圧無しと判別したときに、前記直流増幅器3,4で増
幅された前記入力信号と比較するための基準電圧+V
s,−Vsを発生するようにしてもよい。
【0022】
【作用】直流増幅器3(4)に入力信号が入力していな
い状態で、直流増幅器3(4)のオペアンプにオフセッ
ト電圧が存在すると、そのときの出力は、比較器5にお
いて基準電圧発生手段6の0に近い値に設定された補正
用基準電圧+Vs’(−Vs’)と比較され、オフセッ
ト電圧の存在を示す出力がなされる。制御手段8は、比
較器5からのオフセット電圧の存在を示す信号に基づい
てバイアス電圧発生手段7が発生するバイアス電圧ΔV
の可変量を制御する。この可変制御されるバイアス電圧
ΔVを直流増幅器3の出力が0になるまで直流増幅器3
(4)に供給することにより、オフセット電圧を自動的
に相殺する。
い状態で、直流増幅器3(4)のオペアンプにオフセッ
ト電圧が存在すると、そのときの出力は、比較器5にお
いて基準電圧発生手段6の0に近い値に設定された補正
用基準電圧+Vs’(−Vs’)と比較され、オフセッ
ト電圧の存在を示す出力がなされる。制御手段8は、比
較器5からのオフセット電圧の存在を示す信号に基づい
てバイアス電圧発生手段7が発生するバイアス電圧ΔV
の可変量を制御する。この可変制御されるバイアス電圧
ΔVを直流増幅器3の出力が0になるまで直流増幅器3
(4)に供給することにより、オフセット電圧を自動的
に相殺する。
【0023】その際、制御手段8における判別手段8b
が比較器5の出力に基づいてオフセット電圧の有無を判
別する。そして、制御手段8における電圧制御手段8d
は、判別手段8bがオフセット電圧有りと判別したとき
に、判別手段8bがオフセット電圧無しと判別するまで
の間、バイアス電圧ΔVを所定の分解能で可変制御す
る。その後、判別手段8bがオフセット電圧無しと判別
すると、基準電圧発生手段6は、直流増幅器3(4)で
増幅された入力信号と比較するための基準電圧+Vs,
−Vsを発生して比較器5に入力する。この状態で、直
流増幅器3(4)に入力信号が入力されると、その信号
は所定の利得で信号増幅された後、比較器5において基
準電圧+Vs,−Vsと比較され、その差に応じた電圧
が出力される。
が比較器5の出力に基づいてオフセット電圧の有無を判
別する。そして、制御手段8における電圧制御手段8d
は、判別手段8bがオフセット電圧有りと判別したとき
に、判別手段8bがオフセット電圧無しと判別するまで
の間、バイアス電圧ΔVを所定の分解能で可変制御す
る。その後、判別手段8bがオフセット電圧無しと判別
すると、基準電圧発生手段6は、直流増幅器3(4)で
増幅された入力信号と比較するための基準電圧+Vs,
−Vsを発生して比較器5に入力する。この状態で、直
流増幅器3(4)に入力信号が入力されると、その信号
は所定の利得で信号増幅された後、比較器5において基
準電圧+Vs,−Vsと比較され、その差に応じた電圧
が出力される。
【0024】このようにして、オペアンプに存在するオ
フセット電圧は、個人差なく自動的に相殺され、比較器
5の出力誤差が最小に抑えられる。又、補正用基準電圧
+Vs’,−Vs’は、電源投入検出手段8aの信号に
よって比較器5に入力され、本装置の動作を開始する直
前でのオフセット電圧の補正が可能となり、出力信号に
対する信頼性が向上する。
フセット電圧は、個人差なく自動的に相殺され、比較器
5の出力誤差が最小に抑えられる。又、補正用基準電圧
+Vs’,−Vs’は、電源投入検出手段8aの信号に
よって比較器5に入力され、本装置の動作を開始する直
前でのオフセット電圧の補正が可能となり、出力信号に
対する信頼性が向上する。
【0025】
(第1実施例)図1は本発明によるオフセット電圧の自
動補正装置の第1実施例を示す図、図2は同装置におけ
るD/A変換回路の一構成例を示す図、図3は同装置に
おける基準電圧発生回路の一構成例を示す図、図4は同
装置における制御手段の機能ブロック図である。
動補正装置の第1実施例を示す図、図2は同装置におけ
るD/A変換回路の一構成例を示す図、図3は同装置に
おける基準電圧発生回路の一構成例を示す図、図4は同
装置における制御手段の機能ブロック図である。
【0026】第1実施例によるオフセット電圧の自動補
正装置は、例えばカードリーダの磁気ヘッド信号増幅回
路として用いられ、検出コイル1が巻回された磁気ヘッ
ド2、初段増幅器3、半波増幅器4、比較器5、基準電
圧発生回路6、D/A変換回路7、制御手段(CPU)
8を備えて構成されており、例えば電源投入時に、直流
増幅器をなす初段増幅器3、半波増幅器4のうち、特に
利得の大きい初段増幅器3のオペアンプが持つオフセッ
ト電圧を相殺するように出力の自動補正を行なってい
る。
正装置は、例えばカードリーダの磁気ヘッド信号増幅回
路として用いられ、検出コイル1が巻回された磁気ヘッ
ド2、初段増幅器3、半波増幅器4、比較器5、基準電
圧発生回路6、D/A変換回路7、制御手段(CPU)
8を備えて構成されており、例えば電源投入時に、直流
増幅器をなす初段増幅器3、半波増幅器4のうち、特に
利得の大きい初段増幅器3のオペアンプが持つオフセッ
ト電圧を相殺するように出力の自動補正を行なってい
る。
【0027】検出コイル1が巻回された磁気ヘッド2
は、例えば不図示のカード搬送路上を走行する磁気カー
ドの磁気情報が磁気記録された磁気領域(磁気ストライ
プ)に密着して配設されている。この磁気ヘッド2で
は、磁気カードの磁気領域内の磁気情報を磁気カードの
走行に伴って検出コイル1に誘起される電圧として検出
し、この検出された電圧を磁気ヘッド信号として初段増
幅器3に出力している。
は、例えば不図示のカード搬送路上を走行する磁気カー
ドの磁気情報が磁気記録された磁気領域(磁気ストライ
プ)に密着して配設されている。この磁気ヘッド2で
は、磁気カードの磁気領域内の磁気情報を磁気カードの
走行に伴って検出コイル1に誘起される電圧として検出
し、この検出された電圧を磁気ヘッド信号として初段増
幅器3に出力している。
【0028】初段増幅器3は、オペアンプ3aの反転入
力端子と非反転入力端子との間に磁気ヘッド2の検出コ
イル1が接続されており、検出コイル1より入力される
磁気ヘッド信号を所定の利得(例えば50〜60倍)で
増幅して半波増幅器4に出力している。
力端子と非反転入力端子との間に磁気ヘッド2の検出コ
イル1が接続されており、検出コイル1より入力される
磁気ヘッド信号を所定の利得(例えば50〜60倍)で
増幅して半波増幅器4に出力している。
【0029】半波増幅器4は、並列接続された2つのオ
ペアンプ4a,4bを備えている。正側半波増幅器4A
を構成する一方のオペアンプ4aの非反転入力端子と、
負側半波増幅器4Bを構成する他方のオペアンプ4bの
反転入力端子とは、各々入力抵抗R1,R2を介して接
続されており、その接続点P1が初段増幅器3の出力端
子に接続されている。
ペアンプ4a,4bを備えている。正側半波増幅器4A
を構成する一方のオペアンプ4aの非反転入力端子と、
負側半波増幅器4Bを構成する他方のオペアンプ4bの
反転入力端子とは、各々入力抵抗R1,R2を介して接
続されており、その接続点P1が初段増幅器3の出力端
子に接続されている。
【0030】一方のオペアンプ4aの反転入力端子と他
方のオペアンプ4bの非反転入力端子とは、各々入力抵
抗R3,R4を介して接続されており、その接続点P2
がD/A変換回路7の出力端子に接続されている。一方
のオペアンプ4aの反転入力端子と出力端子との間に
は、出力端子側に向かう方向を順方向としてダイオード
D1が帰還抵抗R5とともに並列接続されている。同様
に、他方のオペアンプ4bの反転入力端子と出力端子と
の間にも、出力端子側に向かう方向を順方向としてダイ
オードD2が帰還抵抗R6とともに並列接続されてい
る。
方のオペアンプ4bの非反転入力端子とは、各々入力抵
抗R3,R4を介して接続されており、その接続点P2
がD/A変換回路7の出力端子に接続されている。一方
のオペアンプ4aの反転入力端子と出力端子との間に
は、出力端子側に向かう方向を順方向としてダイオード
D1が帰還抵抗R5とともに並列接続されている。同様
に、他方のオペアンプ4bの反転入力端子と出力端子と
の間にも、出力端子側に向かう方向を順方向としてダイ
オードD2が帰還抵抗R6とともに並列接続されてい
る。
【0031】この半波増幅器4では、初段増幅器3で増
幅された磁気ヘッド信号を正負それぞれの電圧に分解
し、正の電圧を正側半波増幅器4Aにより所定の利得
(初段増幅器3よりも小さく、例えば1〜2倍)で増幅
している。同様に、負の電圧を負側半波増幅器4Bによ
り整流して正側半波増幅器4Aと同じ利得で増幅してお
り、これら分解増幅された電圧を後段の比較器5に出力
している。
幅された磁気ヘッド信号を正負それぞれの電圧に分解
し、正の電圧を正側半波増幅器4Aにより所定の利得
(初段増幅器3よりも小さく、例えば1〜2倍)で増幅
している。同様に、負の電圧を負側半波増幅器4Bによ
り整流して正側半波増幅器4Aと同じ利得で増幅してお
り、これら分解増幅された電圧を後段の比較器5に出力
している。
【0032】比較器5は、正側半波増幅器4Aに接続さ
れるオペアンプ5aと、負側半波増幅器4Bに接続され
るオペアンプ5bとを備えている。双方のオペアンプ5
a,5bの反転入力端子は、基準電圧発生回路6に共通
接続されている。一方のオペアンプ5aは、非反転入力
端子が正側半波増幅器4Aの出力端子に直列接続されて
正側比較器5Aを構成している。他方のオペアンプ5b
は、非反転入力端子が負側半波増幅器4Bの出力端子に
直列接続されて負側比較器5Bを構成している。
れるオペアンプ5aと、負側半波増幅器4Bに接続され
るオペアンプ5bとを備えている。双方のオペアンプ5
a,5bの反転入力端子は、基準電圧発生回路6に共通
接続されている。一方のオペアンプ5aは、非反転入力
端子が正側半波増幅器4Aの出力端子に直列接続されて
正側比較器5Aを構成している。他方のオペアンプ5b
は、非反転入力端子が負側半波増幅器4Bの出力端子に
直列接続されて負側比較器5Bを構成している。
【0033】この比較器5では、正側比較器5Aが正側
半波増幅器4Aで半波増幅された電圧を基準電圧発生回
路6からの基準電圧でスライスして出力している。同様
に、負側比較器5Bが負側半波増幅器4Bで半波増幅さ
れた電圧を基準電圧発生回路6からの基準電圧でスライ
スして出力している。
半波増幅器4Aで半波増幅された電圧を基準電圧発生回
路6からの基準電圧でスライスして出力している。同様
に、負側比較器5Bが負側半波増幅器4Bで半波増幅さ
れた電圧を基準電圧発生回路6からの基準電圧でスライ
スして出力している。
【0034】基準電圧発生回路6は、磁気ヘッド信号の
検出時に比較器5に入力される基準電圧Vsと、オフセ
ット電圧の補正時に比較器5に入力される補正用基準電
圧Vs’との2種類の基準電圧を発生するもので、制御
手段8からの信号により、基準電圧Vs又は補正用基準
電圧Vs’のいずれかの基準電圧を比較器5に出力して
いる。
検出時に比較器5に入力される基準電圧Vsと、オフセ
ット電圧の補正時に比較器5に入力される補正用基準電
圧Vs’との2種類の基準電圧を発生するもので、制御
手段8からの信号により、基準電圧Vs又は補正用基準
電圧Vs’のいずれかの基準電圧を比較器5に出力して
いる。
【0035】基準電圧発生回路6は、具体的には、図2
に示すように、エミッタ接地されたNPN形トランジス
タT1、PNP形トランジスタT2、分圧抵抗RA、オ
ペアンプOP1の接続によって構成されている。トラン
ジスタT1は、入力をなすベースが入力抵抗R7を介し
て制御手段8に接続され、コレクタが抵抗R8を介して
トランジスタT2のベースに接続されている。
に示すように、エミッタ接地されたNPN形トランジス
タT1、PNP形トランジスタT2、分圧抵抗RA、オ
ペアンプOP1の接続によって構成されている。トラン
ジスタT1は、入力をなすベースが入力抵抗R7を介し
て制御手段8に接続され、コレクタが抵抗R8を介して
トランジスタT2のベースに接続されている。
【0036】トランジスタT2は、電源Vccに接続され
たエミッタとベースとの間に帰還抵抗R9が接続され、
コレクタが抵抗R10(例えば4.7kΩ)を介してオ
ペアンプOP1の非反転入力端子に接続されている。2
つの抵抗R11(例えば470kΩ),R12(例えば
4.7kΩ)の直列接続からなる分圧抵抗RAは、一端
が電源Vccに接続され、他端が接地されており、抵抗R
11,R12間の接続点P3が抵抗R10とオペアンプ
OP1の非反転入力端子との間に接続されている。
たエミッタとベースとの間に帰還抵抗R9が接続され、
コレクタが抵抗R10(例えば4.7kΩ)を介してオ
ペアンプOP1の非反転入力端子に接続されている。2
つの抵抗R11(例えば470kΩ),R12(例えば
4.7kΩ)の直列接続からなる分圧抵抗RAは、一端
が電源Vccに接続され、他端が接地されており、抵抗R
11,R12間の接続点P3が抵抗R10とオペアンプ
OP1の非反転入力端子との間に接続されている。
【0037】この基準電圧発生回路6では、後述する制
御手段8の切換制御手段8bよりトランジスタT1のベ
ースに「H(ハイレベル)」の切換信号S3が入力され
ると、Vcc/2が基準電圧Vsとして正側比較器5A及
び負側比較器5Bの各反転入力端子に入力される。これ
に対し、トランジスタT1のベースに「L(ローレベ
ル)」の切換信号S3が入力されると、Vcc/100が
補正用基準電圧Vs’として正側比較器5A及び負側比
較器5Bの各反転入力端子に入力される。なお、補正用
基準電圧Vs’は、0に近い電圧値であり、例えば比較
器5の入力電圧値の1/10以下で、外部雑音で誤動作
しない程度の値(20mV)以上に設定されている。
御手段8の切換制御手段8bよりトランジスタT1のベ
ースに「H(ハイレベル)」の切換信号S3が入力され
ると、Vcc/2が基準電圧Vsとして正側比較器5A及
び負側比較器5Bの各反転入力端子に入力される。これ
に対し、トランジスタT1のベースに「L(ローレベ
ル)」の切換信号S3が入力されると、Vcc/100が
補正用基準電圧Vs’として正側比較器5A及び負側比
較器5Bの各反転入力端子に入力される。なお、補正用
基準電圧Vs’は、0に近い電圧値であり、例えば比較
器5の入力電圧値の1/10以下で、外部雑音で誤動作
しない程度の値(20mV)以上に設定されている。
【0038】D/A変換回路7は、オフセット電圧補正
時に、正側半波増幅器4A及び負側半波増幅器4Bより
出力される電圧値が0Vとなり、正側比較器5A及び負
側比較器5Bより「L」の電圧が出力されてオフセット
電圧が相殺されるように、制御手段8からの信号によっ
て徐々に可変される微小のバイアス電圧ΔVを、正側半
波増幅器4Aの反転入力端子及び負側半波増幅器4Bの
非反転入力端子に入力している。
時に、正側半波増幅器4A及び負側半波増幅器4Bより
出力される電圧値が0Vとなり、正側比較器5A及び負
側比較器5Bより「L」の電圧が出力されてオフセット
電圧が相殺されるように、制御手段8からの信号によっ
て徐々に可変される微小のバイアス電圧ΔVを、正側半
波増幅器4Aの反転入力端子及び負側半波増幅器4Bの
非反転入力端子に入力している。
【0039】D/A変換回路7は、具体的には、図3に
示すように、3段のNPN形のトランジスタT3,T
4,T5で構成されている。3ビット入力をなす各トラ
ンジスタT3,T4,T5のベースは、各々入力抵抗R
13,R14,R15を介して入力端子が制御手段8に
接続されている。各トランジスタT3,T4,T5のエ
ミッタは、電源−Vccに共通接続されている。各トラン
ジスタT3,T4,T5のコレクタは、各々抵抗R1
6,R17,R18を介して共通接続されており、その
共通接続された末端の出力が半波増幅器4に接続されて
いる。上位ビットをなすトランジスタT3の抵抗R16
と中位ビットをなすトランジスタT4の抵抗R17との
接続点P4は、抵抗R19を介して電源Vccに接続され
ている。
示すように、3段のNPN形のトランジスタT3,T
4,T5で構成されている。3ビット入力をなす各トラ
ンジスタT3,T4,T5のベースは、各々入力抵抗R
13,R14,R15を介して入力端子が制御手段8に
接続されている。各トランジスタT3,T4,T5のエ
ミッタは、電源−Vccに共通接続されている。各トラン
ジスタT3,T4,T5のコレクタは、各々抵抗R1
6,R17,R18を介して共通接続されており、その
共通接続された末端の出力が半波増幅器4に接続されて
いる。上位ビットをなすトランジスタT3の抵抗R16
と中位ビットをなすトランジスタT4の抵抗R17との
接続点P4は、抵抗R19を介して電源Vccに接続され
ている。
【0040】なお、図示の例では、D/A変換回路7が
3段のNPN形のトランジスタT3,T4,T5で構成
されているが、3段に限らず何段のトランジスタで構成
してもよく、トランジスタの段数を増加させれば、入力
のビット数が増し、予めバイアス電圧ΔVの可変範囲が
決まっている状態で分解能を向上させることができる。
3段のNPN形のトランジスタT3,T4,T5で構成
されているが、3段に限らず何段のトランジスタで構成
してもよく、トランジスタの段数を増加させれば、入力
のビット数が増し、予めバイアス電圧ΔVの可変範囲が
決まっている状態で分解能を向上させることができる。
【0041】このD/A変換回路7では、上位ビットを
なすトランジスタT3より順番に制御手段8より各トラ
ンジスタT3,T4,T5のベースに対して入力される
信号が、「H」、「H」、「H」→「H」、「H」、
「L」…「L」、「L」、「H」→「L」、「L」、
「L」と1ビット毎に信号のレベルを可変して制御され
ることにより、正側半波増幅器4Aの反転入力端子及び
負側半波増幅器4Bの非反転入力端子に対し、分解能V
A の所定電圧幅で徐々に可変制御される微小のバイアス
電圧ΔVを入力している。
なすトランジスタT3より順番に制御手段8より各トラ
ンジスタT3,T4,T5のベースに対して入力される
信号が、「H」、「H」、「H」→「H」、「H」、
「L」…「L」、「L」、「H」→「L」、「L」、
「L」と1ビット毎に信号のレベルを可変して制御され
ることにより、正側半波増幅器4Aの反転入力端子及び
負側半波増幅器4Bの非反転入力端子に対し、分解能V
A の所定電圧幅で徐々に可変制御される微小のバイアス
電圧ΔVを入力している。
【0042】バイアス電圧ΔVの分解能VA は、半波増
幅器4の利得をαとしたとき、VS’/αに設定されて
いる。バイアス電圧ΔVは、例えばVs’=0.1、α
=2とした場合、下記の表1に示すように、各トランジ
スタT3,T4,T5のベースに対する入力を「H」、
「H」、「H」から順に1ビット毎制御することによ
り、−0.2V〜0.15Vの範囲で0.05V毎に可
変制御される。
幅器4の利得をαとしたとき、VS’/αに設定されて
いる。バイアス電圧ΔVは、例えばVs’=0.1、α
=2とした場合、下記の表1に示すように、各トランジ
スタT3,T4,T5のベースに対する入力を「H」、
「H」、「H」から順に1ビット毎制御することによ
り、−0.2V〜0.15Vの範囲で0.05V毎に可
変制御される。
【0043】
【表1】
【0044】制御手段8は、ROM、RAM、タイマ、
PWM回路を有するワンチップCPUで構成されてお
り、正側比較器5A及び負側比較器5Bの出力端子がポ
ート入力に接続され、基準電圧発生回路6及びD/A変
換回路7がポート出力にそれぞれ接続されている。
PWM回路を有するワンチップCPUで構成されてお
り、正側比較器5A及び負側比較器5Bの出力端子がポ
ート入力に接続され、基準電圧発生回路6及びD/A変
換回路7がポート出力にそれぞれ接続されている。
【0045】制御手段8は、図4に示すように、電源投
入検出手段8a、オフセット電圧判別手段8b、切換制
御手段8c、入力電圧制御手段8dを備えて構成されて
いる。電源投入検出手段8aは、本装置を起動させたと
きの電源の投入を検出するもので、電源投入の検出の旨
を示す電源投入信号S1を切換制御手段8cに出力して
いる。
入検出手段8a、オフセット電圧判別手段8b、切換制
御手段8c、入力電圧制御手段8dを備えて構成されて
いる。電源投入検出手段8aは、本装置を起動させたと
きの電源の投入を検出するもので、電源投入の検出の旨
を示す電源投入信号S1を切換制御手段8cに出力して
いる。
【0046】オフセット電圧判別手段8bは、オフセッ
ト電圧補正時に、正側比較器5A及び負側比較器5Bの
出力に基づいてオフセット電圧が相殺されたか否かを判
別している。実施例では、正側比較器5A及び負側比較
器5Bの出力がともに「L」のとき、オフセット電圧が
相殺されたものと判別しており、その旨の判別信号S2
を切換制御手段8c及び入力電圧制御手段8dに出力し
ている。又、オフセット電圧が存在すると判別したとき
(正側比較器5Aの出力が「H」で、負側比較器5Bの
出力が「L」のとき)、入力電圧制御手段8dの入力を
制御するための制御信号S3を出力している。
ト電圧補正時に、正側比較器5A及び負側比較器5Bの
出力に基づいてオフセット電圧が相殺されたか否かを判
別している。実施例では、正側比較器5A及び負側比較
器5Bの出力がともに「L」のとき、オフセット電圧が
相殺されたものと判別しており、その旨の判別信号S2
を切換制御手段8c及び入力電圧制御手段8dに出力し
ている。又、オフセット電圧が存在すると判別したとき
(正側比較器5Aの出力が「H」で、負側比較器5Bの
出力が「L」のとき)、入力電圧制御手段8dの入力を
制御するための制御信号S3を出力している。
【0047】切換制御手段8cは、通常、基準電圧発生
回路6が基準電圧Vsを出力するように、基準電圧発生
回路6におけるトランジスタT1のベースに対して
「H」の切換信号S4を出力している。切換制御手段8
cは、電源投入検出手段8aから電源投入信号S1が入
力されたときに、基準電圧発生回路6におけるトランジ
スタT1のベースに対して「L」の切換信号S4を出力
している。又、オフセット電圧判別手段8bからオフセ
ット電圧が相殺された旨の判別信号S2が入力されたと
きに、基準電圧発生回路6におけるトランジスタT1の
ベースに対して「H」の切換信号S4を出力している。
回路6が基準電圧Vsを出力するように、基準電圧発生
回路6におけるトランジスタT1のベースに対して
「H」の切換信号S4を出力している。切換制御手段8
cは、電源投入検出手段8aから電源投入信号S1が入
力されたときに、基準電圧発生回路6におけるトランジ
スタT1のベースに対して「L」の切換信号S4を出力
している。又、オフセット電圧判別手段8bからオフセ
ット電圧が相殺された旨の判別信号S2が入力されたと
きに、基準電圧発生回路6におけるトランジスタT1の
ベースに対して「H」の切換信号S4を出力している。
【0048】入力電圧制御手段8dは、オフセット電圧
判別手段8bからオフセット電圧が相殺された旨の判別
信号S2が入力されるまでの間、オフセット電圧判別手
段8bからの制御信号S3により、例えば「H」、
「H」、「H」→「H」、「H」、「L」…「L」、
「L」、「H」→「L」、「L」、「L」のように1ビ
ットずつD/A変換回路7の各トランジスタT3,T
4,T5に入力される信号を可変して出力している。入
力電圧制御手段8dは、オフセット電圧判別手段8bか
らオフセット電圧が相殺された旨の判別信号S2が入力
されたときに、そのときD/A変換回路7の各トランジ
スタT3,T4,T5に入力される信号にロックしてい
る。
判別手段8bからオフセット電圧が相殺された旨の判別
信号S2が入力されるまでの間、オフセット電圧判別手
段8bからの制御信号S3により、例えば「H」、
「H」、「H」→「H」、「H」、「L」…「L」、
「L」、「H」→「L」、「L」、「L」のように1ビ
ットずつD/A変換回路7の各トランジスタT3,T
4,T5に入力される信号を可変して出力している。入
力電圧制御手段8dは、オフセット電圧判別手段8bか
らオフセット電圧が相殺された旨の判別信号S2が入力
されたときに、そのときD/A変換回路7の各トランジ
スタT3,T4,T5に入力される信号にロックしてい
る。
【0049】ところで、磁気ヘッド2に磁気媒体(例え
ば磁気カード)を作用させない状態、すなわち、磁気媒
体が磁気ヘッド2上を走行しなければ、磁気ヘッド2の
検出コイル1からは磁気ヘッド信号が出力されず、初段
増幅器3の入力は零となる。このとき、初段増幅器3及
び半波増幅器4が理想的な状態、すなわち、オフセット
電圧が発生しなければ、半波増幅器4の出力は零になる
はずである。
ば磁気カード)を作用させない状態、すなわち、磁気媒
体が磁気ヘッド2上を走行しなければ、磁気ヘッド2の
検出コイル1からは磁気ヘッド信号が出力されず、初段
増幅器3の入力は零となる。このとき、初段増幅器3及
び半波増幅器4が理想的な状態、すなわち、オフセット
電圧が発生しなければ、半波増幅器4の出力は零になる
はずである。
【0050】ところが、実際には初段増幅器3及び半波
増幅器4にオフセット電圧が存在するため、半波増幅器
4の出力は必ずしも零とはならない。そこで、以下に説
明するオフセット電圧の自動補正が行なわれる。なお、
初段増幅器3及び半波増幅器4はVcc=±10Vの電源
で動作し、比較器5は0〜+10Vで動作するものとし
ている。
増幅器4にオフセット電圧が存在するため、半波増幅器
4の出力は必ずしも零とはならない。そこで、以下に説
明するオフセット電圧の自動補正が行なわれる。なお、
初段増幅器3及び半波増幅器4はVcc=±10Vの電源
で動作し、比較器5は0〜+10Vで動作するものとし
ている。
【0051】まず、本装置を起動するべく電源が投入さ
れると、電源投入検出手段8aがこの電源の投入を検出
して電源投入信号S1を切換制御手段8cに出力する。
このとき、磁気媒体は、磁気ヘッド2上を走行せず、磁
気ヘッド2に作用していない。なお、磁気ヘッド2上に
磁気媒体が存在する場合には、その磁気媒体が外部に一
旦排出されるようになっている。
れると、電源投入検出手段8aがこの電源の投入を検出
して電源投入信号S1を切換制御手段8cに出力する。
このとき、磁気媒体は、磁気ヘッド2上を走行せず、磁
気ヘッド2に作用していない。なお、磁気ヘッド2上に
磁気媒体が存在する場合には、その磁気媒体が外部に一
旦排出されるようになっている。
【0052】切換制御手段8cは、電源投入信号S1が
入力されると、基準電圧発生回路6に「L」の切換信号
S4を出力する。これにより、基準電圧発生回路6は、
0.1V(=Vcc/100)の補正用基準電圧Vs’を
正側比較器5A及び負側比較器5Bの各反転入力端子に
入力する。
入力されると、基準電圧発生回路6に「L」の切換信号
S4を出力する。これにより、基準電圧発生回路6は、
0.1V(=Vcc/100)の補正用基準電圧Vs’を
正側比較器5A及び負側比較器5Bの各反転入力端子に
入力する。
【0053】ここで、仮に初段増幅器3に0.1Vのオ
フセット電圧が存在すると、半波増幅器4の利得αを2
倍とした場合、負側半波増幅器4Bの出力は0Vのまま
だが、正側半波増幅器4Aの出力は0Vから0.2Vに
増幅される。そして、補正用基準電圧Vs’が0.1V
なので、正側比較器5Aからは「H」の電圧が、又、負
側比較器5Bからは「L」の電圧が出力され、これらの
電圧はオフセット電圧判別手段8bに入力される。
フセット電圧が存在すると、半波増幅器4の利得αを2
倍とした場合、負側半波増幅器4Bの出力は0Vのまま
だが、正側半波増幅器4Aの出力は0Vから0.2Vに
増幅される。そして、補正用基準電圧Vs’が0.1V
なので、正側比較器5Aからは「H」の電圧が、又、負
側比較器5Bからは「L」の電圧が出力され、これらの
電圧はオフセット電圧判別手段8bに入力される。
【0054】オフセット電圧判別手段8bは、正側比較
器5Aより「H」の電圧が、負側比較器5Bより「L」
の電圧が入力されると、オフセット電圧が存在すると判
別し、入力電圧制御手段8dに制御信号S3を出力す
る。
器5Aより「H」の電圧が、負側比較器5Bより「L」
の電圧が入力されると、オフセット電圧が存在すると判
別し、入力電圧制御手段8dに制御信号S3を出力す
る。
【0055】入力電圧制御手段8dは、制御信号S3が
入力されると、D/A変換回路7の各トランジスタT
3,T4,T5に入力される信号を例えば「H」、
「H」、「H」とし、−0.20V(=Vs’/α)の
バイアス電圧ΔVを正側半波増幅器4Aの反転入力端子
及び負側半波増幅器4Bの非反転入力端子に入力する。
入力されると、D/A変換回路7の各トランジスタT
3,T4,T5に入力される信号を例えば「H」、
「H」、「H」とし、−0.20V(=Vs’/α)の
バイアス電圧ΔVを正側半波増幅器4Aの反転入力端子
及び負側半波増幅器4Bの非反転入力端子に入力する。
【0056】以下、入力電圧制御手段8dは、各トラン
ジスタT3,T4,T5に入力される信号を1ビットず
つ可変し、Vs’/α=0.05Vの分解能で半波増幅
器4に入力されるバイアス電圧ΔVを可変制御する。こ
のバイアス電圧ΔVの可変制御は、正側半波増幅器4A
及び負側半波増幅器4Bの出力電圧が0Vとなって正側
比較器5A及び負側比較器5Bより「L」の電圧が出力
され、オフセット電圧判別手段8bよりオフセット電圧
が相殺された旨の判別信号S2が入力されるまで行なわ
れる。
ジスタT3,T4,T5に入力される信号を1ビットず
つ可変し、Vs’/α=0.05Vの分解能で半波増幅
器4に入力されるバイアス電圧ΔVを可変制御する。こ
のバイアス電圧ΔVの可変制御は、正側半波増幅器4A
及び負側半波増幅器4Bの出力電圧が0Vとなって正側
比較器5A及び負側比較器5Bより「L」の電圧が出力
され、オフセット電圧判別手段8bよりオフセット電圧
が相殺された旨の判別信号S2が入力されるまで行なわ
れる。
【0057】すなわち、オフセット電圧が0.1Vで、
半波増幅器4の利得αが2倍なので、各トランジスタT
3,T4,T5に入力される信号は、正側半波増幅器4
A及び負側半波増幅器4Bの出力電圧が0Vとなる0.
1Vのバイアス電圧ΔVを出力するまで可変制御される
(表1の「L」、「L」、「H」)。そして、入力電圧
制御手段8dは、オフセット電圧判別手段8bより判別
信号S2が入力されると、そのとき半波増幅器4に入力
しているバイアス電圧ΔV=0.1Vにロックする。こ
れにより、初段増幅器3によるオフセット電圧が相殺さ
れてオフセット電圧の自動補正が終了する。
半波増幅器4の利得αが2倍なので、各トランジスタT
3,T4,T5に入力される信号は、正側半波増幅器4
A及び負側半波増幅器4Bの出力電圧が0Vとなる0.
1Vのバイアス電圧ΔVを出力するまで可変制御される
(表1の「L」、「L」、「H」)。そして、入力電圧
制御手段8dは、オフセット電圧判別手段8bより判別
信号S2が入力されると、そのとき半波増幅器4に入力
しているバイアス電圧ΔV=0.1Vにロックする。こ
れにより、初段増幅器3によるオフセット電圧が相殺さ
れてオフセット電圧の自動補正が終了する。
【0058】切換制御手段8cは、オフセット電圧判別
手段8bから判別信号S2が入力されると、基準電圧発
生回路6に「H」の切換信号S4を出力する。これによ
り、基準電圧発生回路6は、基準電圧Vsを正側比較器
5A及び負側比較器5Bの各反転入力端子に入力する。
この状態で、磁気ヘッド2による検出動作が可能とな
る。
手段8bから判別信号S2が入力されると、基準電圧発
生回路6に「H」の切換信号S4を出力する。これによ
り、基準電圧発生回路6は、基準電圧Vsを正側比較器
5A及び負側比較器5Bの各反転入力端子に入力する。
この状態で、磁気ヘッド2による検出動作が可能とな
る。
【0059】磁気ヘッド2による検出時には、オフセッ
ト電圧補正時にロックされたバイアス電圧ΔVが正側半
波増幅器4Aの反転入力端子及び負側半波増幅器4Bの
非反転入力端子に入力される。そして、磁気ヘッド2上
を磁気媒体が走行すると、まず、磁気ヘッド2の検出コ
イル1を介して入力される磁気ヘッド信号が初段増幅器
3で増幅される(図7(a)の出力A)。この増幅され
た信号は、後段の半波増幅器4で正負の電圧に分けられ
て増幅される(図7(a)の出力B,C)。それぞれの
電圧は、比較器5により基準電圧Vs(=Vcc/2=5
V)でスライスされ、これによって得られる信号(図7
(a)の出力D,E)を復号することにより磁気情報が
再生される。
ト電圧補正時にロックされたバイアス電圧ΔVが正側半
波増幅器4Aの反転入力端子及び負側半波増幅器4Bの
非反転入力端子に入力される。そして、磁気ヘッド2上
を磁気媒体が走行すると、まず、磁気ヘッド2の検出コ
イル1を介して入力される磁気ヘッド信号が初段増幅器
3で増幅される(図7(a)の出力A)。この増幅され
た信号は、後段の半波増幅器4で正負の電圧に分けられ
て増幅される(図7(a)の出力B,C)。それぞれの
電圧は、比較器5により基準電圧Vs(=Vcc/2=5
V)でスライスされ、これによって得られる信号(図7
(a)の出力D,E)を復号することにより磁気情報が
再生される。
【0060】したがって、上述した実施例によれば、0
に近い電圧値に設定された補正用基準電圧Vs’を正側
比較器5A及び負側比較器5Bの反転入力端子に入力
し、正側半波増幅器4A及び負側半波増幅器4Bの出力
が0Vとなり、オフセット電圧が相殺されて正側比較器
5A及び負側比較器5Bから「L」の電圧が出力される
ように、正側半波増幅器4Aの反転入力端子及び負側半
波増幅器4Bの非反転入力端子に入力されるバイアス電
圧ΔVを自動的に制御する構成なので、従来のように、
半波増幅器の出力波形を観測しながら可変抵抗器を調整
するといった手間のかかる作業が不要で、個人差なく自
動的にオフセット電圧を相殺することができる。
に近い電圧値に設定された補正用基準電圧Vs’を正側
比較器5A及び負側比較器5Bの反転入力端子に入力
し、正側半波増幅器4A及び負側半波増幅器4Bの出力
が0Vとなり、オフセット電圧が相殺されて正側比較器
5A及び負側比較器5Bから「L」の電圧が出力される
ように、正側半波増幅器4Aの反転入力端子及び負側半
波増幅器4Bの非反転入力端子に入力されるバイアス電
圧ΔVを自動的に制御する構成なので、従来のように、
半波増幅器の出力波形を観測しながら可変抵抗器を調整
するといった手間のかかる作業が不要で、個人差なく自
動的にオフセット電圧を相殺することができる。
【0061】この結果、図7(a)のD,Eに示すよう
に、正側比較器5Aの出力電圧値と負側比較器5Bの出
力電圧値とが同一間隔の信号として得ることができ、出
力誤差が最小に抑えられる。
に、正側比較器5Aの出力電圧値と負側比較器5Bの出
力電圧値とが同一間隔の信号として得ることができ、出
力誤差が最小に抑えられる。
【0062】しかも、上記オフセット電圧の補正は、電
源投入検出手段8aによる電源投入信号のタイミングで
行なわれるので、本装置の動作を開始する直前での補正
が可能となり、出力信号に対する信頼性が向上する。
源投入検出手段8aによる電源投入信号のタイミングで
行なわれるので、本装置の動作を開始する直前での補正
が可能となり、出力信号に対する信頼性が向上する。
【0063】(第2実施例)次に、図5は本発明による
オフセット電圧の自動補正装置の第2実施例を示す図で
ある。なお、第1実施例と同一の構成要素には同一番号
を付し、詳細な説明については省略する。
オフセット電圧の自動補正装置の第2実施例を示す図で
ある。なお、第1実施例と同一の構成要素には同一番号
を付し、詳細な説明については省略する。
【0064】第2実施例のオフセット電圧の自動補正装
置は、第1実施例における半波増幅器4が除去され、初
段増幅器3の後段に比較器5が接続されたものである。
初段増幅器3は、例えば±10Vの電源Vccで動作す
る。オフセット調整用端子3bには、抵抗Ra,Rbが
直列接続されている。これら抵抗Ra,Rb間には、D
/A変換回路7の出力端子が接続されており、制御手段
8によって可変制御される微小のバイアス電圧ΔVが入
力している。初段増幅器3の出力端子は、正側比較器5
Aを構成するオペアンプ5aの非反転入力端子、負側比
較器5Bを構成するオペアンプ5bの反転入力端子にそ
れぞれ接続されている。
置は、第1実施例における半波増幅器4が除去され、初
段増幅器3の後段に比較器5が接続されたものである。
初段増幅器3は、例えば±10Vの電源Vccで動作す
る。オフセット調整用端子3bには、抵抗Ra,Rbが
直列接続されている。これら抵抗Ra,Rb間には、D
/A変換回路7の出力端子が接続されており、制御手段
8によって可変制御される微小のバイアス電圧ΔVが入
力している。初段増幅器3の出力端子は、正側比較器5
Aを構成するオペアンプ5aの非反転入力端子、負側比
較器5Bを構成するオペアンプ5bの反転入力端子にそ
れぞれ接続されている。
【0065】比較器5は、初段増幅器3と同様に、±1
0Vの電源Vccで動作する。オペアンプ5aの反転入力
端子及びオペアンプ5bの非反転入力端子は、基準電圧
発生回路6に接続されている。基準電圧発生回路6は、
正側基準電圧発生回路6Aと負側基準電圧発生回路6B
を備えている。
0Vの電源Vccで動作する。オペアンプ5aの反転入力
端子及びオペアンプ5bの非反転入力端子は、基準電圧
発生回路6に接続されている。基準電圧発生回路6は、
正側基準電圧発生回路6Aと負側基準電圧発生回路6B
を備えている。
【0066】正側基準電圧発生回路6Aは、+Vs(=
Vcc/2=0.5V)の基準電圧と、+Vs’(=Vcc
/100=0.1V)の補正用基準電圧を発生してい
る。この正側基準電圧発生回路6Aでは、オペアンプ5
aの反転入力端子に対し、磁気ヘッド信号の検出時に基
準電圧+Vsを入力し、オフセット電圧の補正時に補正
用基準電圧+Vs’を入力している。
Vcc/2=0.5V)の基準電圧と、+Vs’(=Vcc
/100=0.1V)の補正用基準電圧を発生してい
る。この正側基準電圧発生回路6Aでは、オペアンプ5
aの反転入力端子に対し、磁気ヘッド信号の検出時に基
準電圧+Vsを入力し、オフセット電圧の補正時に補正
用基準電圧+Vs’を入力している。
【0067】負側基準電圧発生回路6Bは、正側基準電
圧発生回路6Aとは逆極性の−Vs(=−Vcc/2=−
0.5V)の基準電圧と、−Vs’(=−Vcc/100
=−0.1V)の補正用基準電圧を発生している。この
負側基準電圧発生回路6Bでは、オペアンプ5bの非反
転入力端子に対し、磁気ヘッド信号の検出時に基準電圧
−Vsを入力し、オフセット電圧の補正時に補正用基準
電圧−Vs’を入力している。
圧発生回路6Aとは逆極性の−Vs(=−Vcc/2=−
0.5V)の基準電圧と、−Vs’(=−Vcc/100
=−0.1V)の補正用基準電圧を発生している。この
負側基準電圧発生回路6Bでは、オペアンプ5bの非反
転入力端子に対し、磁気ヘッド信号の検出時に基準電圧
−Vsを入力し、オフセット電圧の補正時に補正用基準
電圧−Vs’を入力している。
【0068】そして、上記のように構成された自動補正
装置では、第1実施例と同様に、磁気ヘッド2に磁気媒
体(例えば磁気カード)を作用させない状態で、電源が
投入されると、正側基準電圧発生回路6Aが0.1V
(=Vcc/100)の補正用基準電圧+Vs’を正側比
較器5Aの反転入力端子に入力し、負側基準電圧発生回
路6Bが−0.1Vの補正用基準電圧−Vs’を負側比
較器5Bの非反転入力端子に入力する。
装置では、第1実施例と同様に、磁気ヘッド2に磁気媒
体(例えば磁気カード)を作用させない状態で、電源が
投入されると、正側基準電圧発生回路6Aが0.1V
(=Vcc/100)の補正用基準電圧+Vs’を正側比
較器5Aの反転入力端子に入力し、負側基準電圧発生回
路6Bが−0.1Vの補正用基準電圧−Vs’を負側比
較器5Bの非反転入力端子に入力する。
【0069】ここで、初段増幅器3にオフセット電圧が
存在する場合には、正側比較器5Aより「H」の電圧
が、負側比較器5Bより「L」の電圧がオフセット電圧
判別手段に入力される。
存在する場合には、正側比較器5Aより「H」の電圧
が、負側比較器5Bより「L」の電圧がオフセット電圧
判別手段に入力される。
【0070】そして、入力電圧制御手段8dは、オフセ
ット電圧判別手段よりオフセット電圧が存在する旨の制
御信号S3が入力されると、オフセット調整用端子3b
に接続された抵抗Ra,Rb間に供給されるバイアス電
圧ΔVをVs’/α’(α’は初段増幅器3の利得)の
分解能で可変制御する。抵抗Ra,Rb間にバイアス電
圧ΔVが供給されると、このバイアス電圧ΔVはオペア
ンプ3a内のアンバランスを相殺するように作用する。
そして、このバイアス電圧ΔVの可変制御は、初段増幅
器3の出力電圧が0Vとなって正側比較器5A及び負側
比較器5Bより「L」の電圧が出力され、オフセット電
圧判別手段8bよりオフセット電圧が相殺された旨の判
別信号S2が入力されるまで行なわれる。
ット電圧判別手段よりオフセット電圧が存在する旨の制
御信号S3が入力されると、オフセット調整用端子3b
に接続された抵抗Ra,Rb間に供給されるバイアス電
圧ΔVをVs’/α’(α’は初段増幅器3の利得)の
分解能で可変制御する。抵抗Ra,Rb間にバイアス電
圧ΔVが供給されると、このバイアス電圧ΔVはオペア
ンプ3a内のアンバランスを相殺するように作用する。
そして、このバイアス電圧ΔVの可変制御は、初段増幅
器3の出力電圧が0Vとなって正側比較器5A及び負側
比較器5Bより「L」の電圧が出力され、オフセット電
圧判別手段8bよりオフセット電圧が相殺された旨の判
別信号S2が入力されるまで行なわれる。
【0071】なお、第2実施例では、初段増幅器3の利
得α’が半波増幅器4の利得αに比べて大きく、その分
だけバイアス電圧ΔVの分解能が細かくなるので、第1
実施例に比べてD/A変換回路7の入力ビット数を増加
することにより、バイアス電圧ΔVの可変範囲を拡大し
ている。
得α’が半波増幅器4の利得αに比べて大きく、その分
だけバイアス電圧ΔVの分解能が細かくなるので、第1
実施例に比べてD/A変換回路7の入力ビット数を増加
することにより、バイアス電圧ΔVの可変範囲を拡大し
ている。
【0072】ところで、上述した実施例では、カードリ
ーダの磁気ヘッド信号増幅回路に適用した場合を例にと
って説明したが、入力信号を所定の利得で増幅するオペ
アンプと、増幅された信号を基準電圧と比較する比較器
とを備えた構成であれば、例えば硬貨選別回路、金属検
出機、ロードセルを用いた計量機等にも応用することが
できる。
ーダの磁気ヘッド信号増幅回路に適用した場合を例にと
って説明したが、入力信号を所定の利得で増幅するオペ
アンプと、増幅された信号を基準電圧と比較する比較器
とを備えた構成であれば、例えば硬貨選別回路、金属検
出機、ロードセルを用いた計量機等にも応用することが
できる。
【0073】又、上記実施例におけるオペアンプの駆動
電源は、動作説明の都合により±10V(第1実施例に
おける比較器は0〜10V)の場合を例にとって説明し
たが、これに限ることはない。
電源は、動作説明の都合により±10V(第1実施例に
おける比較器は0〜10V)の場合を例にとって説明し
たが、これに限ることはない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオフセッ
ト電圧の自動補正装置によれば、従来のような半波増幅
器の出力波形を観測しながら可変抵抗器を調整するとい
った手間のかかる作業が不要となり、個人差なく自動的
にオフセット電圧を相殺して出力誤差を最小に抑えるこ
とができる。特に、請求項3のオフセット電圧の自動補
正装置によれば、電源投入検出手段8aによる電源投入
信号のタイミングでオフセット電圧が補正されるので、
本装置の動作を開始する直前での補正が可能となり、出
力信号に対する信頼性が向上する。
ト電圧の自動補正装置によれば、従来のような半波増幅
器の出力波形を観測しながら可変抵抗器を調整するとい
った手間のかかる作業が不要となり、個人差なく自動的
にオフセット電圧を相殺して出力誤差を最小に抑えるこ
とができる。特に、請求項3のオフセット電圧の自動補
正装置によれば、電源投入検出手段8aによる電源投入
信号のタイミングでオフセット電圧が補正されるので、
本装置の動作を開始する直前での補正が可能となり、出
力信号に対する信頼性が向上する。
【図1】本発明によるオフセット電圧の自動補正装置の
第1実施例を示す図
第1実施例を示す図
【図2】同装置におけるD/A変換回路の一構成例を示
す図
す図
【図3】同装置における基準電圧出力回路の一構成例を
示す図
示す図
【図4】同装置における制御手段の機能ブロック図
【図5】本発明によるオフセット電圧の自動補正装置の
第2実施例を示す図
第2実施例を示す図
【図6】従来の直流増幅器を用いた磁気ヘッド信号増幅
回路の一構成例を示す図
回路の一構成例を示す図
【図7】(a)オフセット電圧が補正されている状態を
示す波形図 (b)オフセット電圧が補正されていない状態を示す波
形図
示す波形図 (b)オフセット電圧が補正されていない状態を示す波
形図
3…初段増幅器(直流増幅器)、4…半波増幅器(直流
増幅器)、5…比較器、6…基準電圧発生回路(基準電
圧発生手段)、7…D/A変換回路(バイアス電圧発生
手段)、8…制御手段、8a…電源投入検出手段、8b
…オフセット電圧判別手段、8c…切換制御手段、8d
…入力電圧制御手段、+Vs,−Vs…基準電圧、+V
s’,−Vs’…補正用基準電圧、ΔV…バイアス電
圧。
増幅器)、5…比較器、6…基準電圧発生回路(基準電
圧発生手段)、7…D/A変換回路(バイアス電圧発生
手段)、8…制御手段、8a…電源投入検出手段、8b
…オフセット電圧判別手段、8c…切換制御手段、8d
…入力電圧制御手段、+Vs,−Vs…基準電圧、+V
s’,−Vs’…補正用基準電圧、ΔV…バイアス電
圧。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図5】
【図7】
Claims (4)
- 【請求項1】 入力信号を所定の利得で増幅するオペア
ンプを有する直流増幅器(3,4)と、 前記オペアンプが持つオフセット電圧を検出するための
0に近い値に設定された補正用基準電圧(+Vs’,−
Vs’)を発生する基準電圧発生手段(6)と、 前記直流増幅器の出力を、前記補正用基準電圧と比較し
て前記オフセット電圧の有無に応じた信号を出力する比
較器(5)と、 前記直流増幅器に供給される前記オペアンプのオフセッ
ト電圧を相殺するためのバイアス電圧(ΔV)を発生す
るバイアス電圧発生手段(7)と、 該バイアス電圧発生手段が発生するバイアス電圧の可変
量を、前記比較器の信号に基づいて制御する制御手段
(8)とを具備することを特徴とするオフセット電圧の
自動補正装置。 - 【請求項2】 前記制御手段(8)は、前記比較器
(5)の出力に基づいてオフセット電圧の有無を判別す
る判別手段(8b)と、 該判別手段がオフセット電圧有りと判別したときに、該
判別手段がオフセット電圧無しと判別するまでの間、前
記バイアス電圧発生手段(7)が発生するバイアス電圧
(ΔV)を所定の分解能で可変制御する電圧制御手段
(8d)とを備えた請求項1記載のオフセット電圧の自
動補正装置。 - 【請求項3】 前記制御手段(8)は、電源の投入を検
出してその旨の信号を出力する電源投入検出手段(8
a)を備えており、 前記基準電圧発生手段(6)は、該電源投入検出手段の
信号によって前記補正用基準電圧(+Vs’,−V
s’)を発生する請求項1記載のオフセット電圧の自動
補正装置。 - 【請求項4】 前記基準電圧発生手段(6)は、前記オ
フセット電圧が相殺されて前記判別手段(8b)がオフ
セット電圧無しと判別したときに、前記直流増幅器
(3,4)で増幅された前記入力信号と比較するための
基準電圧(+Vs,−Vs)を発生する請求項2記載の
オフセット電圧の自動補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164051A JPH0918249A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | オフセット電圧の自動補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164051A JPH0918249A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | オフセット電圧の自動補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0918249A true JPH0918249A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15785868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7164051A Pending JPH0918249A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | オフセット電圧の自動補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0918249A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007243994A (ja) * | 2007-06-11 | 2007-09-20 | Toshiba Corp | オフセット補償回路 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP7164051A patent/JPH0918249A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007243994A (ja) * | 2007-06-11 | 2007-09-20 | Toshiba Corp | オフセット補償回路 |
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