JPH09184931A - ファイバ光学プレート - Google Patents
ファイバ光学プレートInfo
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- JPH09184931A JPH09184931A JP8000875A JP87596A JPH09184931A JP H09184931 A JPH09184931 A JP H09184931A JP 8000875 A JP8000875 A JP 8000875A JP 87596 A JP87596 A JP 87596A JP H09184931 A JPH09184931 A JP H09184931A
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不要な背景光や照明光の影響により、検出像
のS/N特性が不十分であった。 【解決手段】 ファイバを束ねたスラントFOP10
に、ファイバの外周に光吸収体を設けたテーパードFO
P20を接合して構成する。検出面11のスラント角β
0 を、空気中から入射した光がコアとクラッドとの境界
面において全反射を生じない角度に設定している。さら
に、テーパードFOP20に最小角度で入射する背景光
の入射角度をθmin 、スラントFOP10のクラッドの
屈折率をn1とすると、テーパードFOP20の実効開
口数N.A.eff を、 MAX-N.A.eff =n1 ・sinθmin
で得られる最大実効開口数 MAX-N.A.effよりも小さな
値に設定している。
のS/N特性が不十分であった。 【解決手段】 ファイバを束ねたスラントFOP10
に、ファイバの外周に光吸収体を設けたテーパードFO
P20を接合して構成する。検出面11のスラント角β
0 を、空気中から入射した光がコアとクラッドとの境界
面において全反射を生じない角度に設定している。さら
に、テーパードFOP20に最小角度で入射する背景光
の入射角度をθmin 、スラントFOP10のクラッドの
屈折率をn1とすると、テーパードFOP20の実効開
口数N.A.eff を、 MAX-N.A.eff =n1 ・sinθmin
で得られる最大実効開口数 MAX-N.A.effよりも小さな
値に設定している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ファイバ
を束ねて一体化した光学プレートを、一連に接続して構
成するファイバ光学プレートに関する。
を束ねて一体化した光学プレートを、一連に接続して構
成するファイバ光学プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなファイバ光学プレート(以
下、「FOP」と記す)は、指紋検出器の検出部などに
用いられており、その構成の一例を図7に示す。このタ
イプでは、光源82、84、86、88からの照明光
を、スラントされたテーパードFOP70の肩の部位か
ら検出面74に向けて入射している。検出面74に指を
接触させると、接触/非接触の違いにより指紋が検出さ
れ、そのイメージ像がテーパードFOP70で伝送・縮
小され、端面80より出射され、CCD78で検出され
る(U.S.P 4932776)。
下、「FOP」と記す)は、指紋検出器の検出部などに
用いられており、その構成の一例を図7に示す。このタ
イプでは、光源82、84、86、88からの照明光
を、スラントされたテーパードFOP70の肩の部位か
ら検出面74に向けて入射している。検出面74に指を
接触させると、接触/非接触の違いにより指紋が検出さ
れ、そのイメージ像がテーパードFOP70で伝送・縮
小され、端面80より出射され、CCD78で検出され
る(U.S.P 4932776)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式で検
出されるイメージ像は、S/Nの悪いものであった。そ
の理由としては、4方向から入射している照明光のう
ち、指紋検出に寄与している光は一部であり、残りの光
は検出面74やテーパードFOP70の側面75から外
部へ抜けてしまうか、或は端面80よりノイズとして出
射される。そのため、検出面74で得られたイメージ像
は、このノイズの影響を受けてS/Nの悪い像となって
いた。
出されるイメージ像は、S/Nの悪いものであった。そ
の理由としては、4方向から入射している照明光のう
ち、指紋検出に寄与している光は一部であり、残りの光
は検出面74やテーパードFOP70の側面75から外
部へ抜けてしまうか、或は端面80よりノイズとして出
射される。そのため、検出面74で得られたイメージ像
は、このノイズの影響を受けてS/Nの悪い像となって
いた。
【0004】ここで、S/Nが悪くなる原因を図8を基
に詳細に説明する。なお、図中、a、b、c、dは、図
示の方向に入射する光線を示している。また、コア71
の屈折率は1.62、クラッド72の屈折率は1.48
であり、スラント角は30°〜40°である。
に詳細に説明する。なお、図中、a、b、c、dは、図
示の方向に入射する光線を示している。また、コア71
の屈折率は1.62、クラッド72の屈折率は1.48
であり、スラント角は30°〜40°である。
【0005】光源82、84、86、88からの照明光
は、FOP70内を検出面74に向って伝播されるが、
この際、FOP70内部で屈折・反射を繰り返して進む
ため、検出面74には全ての方向より入射すると考えら
れるため、いわば拡散光に近い光として検出面74に入
射する。
は、FOP70内を検出面74に向って伝播されるが、
この際、FOP70内部で屈折・反射を繰り返して進む
ため、検出面74には全ての方向より入射すると考えら
れるため、いわば拡散光に近い光として検出面74に入
射する。
【0006】また、検出面74に入射した照明光のう
ち、検出面74のスラント角をαとすると、検出面74
に角度θ1 〜θ2 の範囲で入射した照明光のみが検出面
74で反射した後、光ファイバ内で全反射を繰り返して
伝播し、端面80から信号光として出力される(線a−
a’、b−b’)。
ち、検出面74のスラント角をαとすると、検出面74
に角度θ1 〜θ2 の範囲で入射した照明光のみが検出面
74で反射した後、光ファイバ内で全反射を繰り返して
伝播し、端面80から信号光として出力される(線a−
a’、b−b’)。
【0007】(角)aOM=θ1 より小さな角度で検出
面74に入射した照明光は、検出面74から外部へ出射
される。(角)bOM=θ2 より大きな角度で入射した
光(例えば光線c)は、検出面74で反射された後、コ
ア71−クラッド72内を屈折を繰り返しながら伝播さ
れ、端面80からノイズとして出射するか、或はFOP
70の側面75から外部へ出射する。また、(角)MO
N内に入射した光は、検出面74より外部へ出射され、
臨界角より大きい角度で入射した場合には側面75から
外部へ出射される。
面74に入射した照明光は、検出面74から外部へ出射
される。(角)bOM=θ2 より大きな角度で入射した
光(例えば光線c)は、検出面74で反射された後、コ
ア71−クラッド72内を屈折を繰り返しながら伝播さ
れ、端面80からノイズとして出射するか、或はFOP
70の側面75から外部へ出射する。また、(角)MO
N内に入射した光は、検出面74より外部へ出射され、
臨界角より大きい角度で入射した場合には側面75から
外部へ出射される。
【0008】参考のため、スラント角α=40°のと
き、図8におけるθ1 、θ2 、θ3 の値を求めると以下
のようになる。 1.62・sinθ3 =1.48・sin90° → θ3 =66.0゜ 1.62・sinθ1 =1・sin90° → θ1 =38.1° θ2 =90°−{α−(90°−θ3 } → θ2 =74.0° 一方、指紋の検出の際には、この検出面74に指先を押
圧する。指の表面には山・谷の凹凸模様となる指紋があ
り、この指紋の凹部に対応する検出面74では、指先を
押圧させる前の状態と何等変化はなく、この部位に角度
θ1 〜θ2 の範囲で入射した照明光の反射光は、光ファ
イバ内を全反射して端面80側へ伝送される。一方、指
紋の凸部は検出面74と密着した状態となり、指紋の凸
部に対応する検出面74に到達した照明光は、この部位
で吸収或は散乱され、光ファイバ内には戻らない。この
ため、検出面74に照射された照明光のうち、指紋の凸
部での反射光は検出されず、これが明暗パターンとして
の指紋の像となって端面80で検出される。
き、図8におけるθ1 、θ2 、θ3 の値を求めると以下
のようになる。 1.62・sinθ3 =1.48・sin90° → θ3 =66.0゜ 1.62・sinθ1 =1・sin90° → θ1 =38.1° θ2 =90°−{α−(90°−θ3 } → θ2 =74.0° 一方、指紋の検出の際には、この検出面74に指先を押
圧する。指の表面には山・谷の凹凸模様となる指紋があ
り、この指紋の凹部に対応する検出面74では、指先を
押圧させる前の状態と何等変化はなく、この部位に角度
θ1 〜θ2 の範囲で入射した照明光の反射光は、光ファ
イバ内を全反射して端面80側へ伝送される。一方、指
紋の凸部は検出面74と密着した状態となり、指紋の凸
部に対応する検出面74に到達した照明光は、この部位
で吸収或は散乱され、光ファイバ内には戻らない。この
ため、検出面74に照射された照明光のうち、指紋の凸
部での反射光は検出されず、これが明暗パターンとして
の指紋の像となって端面80で検出される。
【0009】端面80からは、このようにして指紋の像
が検出されるが、前述したように、指紋の検出には、照
明光のごく一部しか寄与しておらず、また、この端面8
0には、検出面74で反射された照明光の一部が、コア
71−クラッド72内を屈折を繰り返して伝播され、端
面80にノイズとして到達する。その結果、CCDなど
の撮像素子により指紋の像として検出される信号は、S
/Nの悪いものとなっていた。
が検出されるが、前述したように、指紋の検出には、照
明光のごく一部しか寄与しておらず、また、この端面8
0には、検出面74で反射された照明光の一部が、コア
71−クラッド72内を屈折を繰り返して伝播され、端
面80にノイズとして到達する。その結果、CCDなど
の撮像素子により指紋の像として検出される信号は、S
/Nの悪いものとなっていた。
【0010】さらに、図9を基に、検出面74から入射
する背景光についても検討する。図中、e、f、g、h
は図示した方向に入射する光線を示し、線e−e’、f
ーf’などは、各光線の進行経路を示す。
する背景光についても検討する。図中、e、f、g、h
は図示した方向に入射する光線を示し、線e−e’、f
ーf’などは、各光線の進行経路を示す。
【0011】まず、検出面74に沿った光線eは、光フ
ァイバ内を全反射しながら端面80方向に進行する(線
e−e’)。また、光線fは光ファイバ内へ入射し、全
反射を起こす最小の入射角度(臨界角θc)でコア71
から入射し、クラッド72との境界面で全反射しながら
伝播する。光線gは、光線fに比べてFOP70内への
入射角度が小さく、光ファイバ内では全反射せず、コア
71/クラッド72間を屈折を繰り返しながら端面80
側へ進行する。光線hは、光線gと同じであるが、側面
75側へ向かって進行する。
ァイバ内を全反射しながら端面80方向に進行する(線
e−e’)。また、光線fは光ファイバ内へ入射し、全
反射を起こす最小の入射角度(臨界角θc)でコア71
から入射し、クラッド72との境界面で全反射しながら
伝播する。光線gは、光線fに比べてFOP70内への
入射角度が小さく、光ファイバ内では全反射せず、コア
71/クラッド72間を屈折を繰り返しながら端面80
側へ進行する。光線hは、光線gと同じであるが、側面
75側へ向かって進行する。
【0012】このようにノイズとして入射する背景光を
分類すると、(角)eOf内から入射する光と、(角)
fOh内から入射する光の2種類に大別できる。(角)
eOfから入射する背景光は、光ファイバ内を全反射し
ながら端面80側へ進行し、(角)fOh内から入射す
る背景光は、FOP内のコア71/クラッド72間を屈
折を繰り返しながら端面80及び側面75方向へ進行す
る。
分類すると、(角)eOf内から入射する光と、(角)
fOh内から入射する光の2種類に大別できる。(角)
eOfから入射する背景光は、光ファイバ内を全反射し
ながら端面80側へ進行し、(角)fOh内から入射す
る背景光は、FOP内のコア71/クラッド72間を屈
折を繰り返しながら端面80及び側面75方向へ進行す
る。
【0013】これら2種類の背景光のうち、端面80へ
到達する光は全てノイズとして出力されるため、この結
果、検出される信号のS/Nを悪化させることになる。
到達する光は全てノイズとして出力されるため、この結
果、検出される信号のS/Nを悪化させることになる。
【0014】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、照明光に起因するノイ
ズ及び背景光に起因するノイズの双方のノイズを除去す
ることにより、S/Nを一層向上させることができるフ
ァイバ光学プレートを提供することにある。
されたものであり、その目的は、照明光に起因するノイ
ズ及び背景光に起因するノイズの双方のノイズを除去す
ることにより、S/Nを一層向上させることができるフ
ァイバ光学プレートを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1にかか
るファイバ光学プレートは、コアとクラッドからなる光
ファイバを束ねて一体化した光学プレート同士を接合し
て構成するファイバ光学プレートであって、第1光学プ
レートと第2光学プレートとを接合して構成する。
るファイバ光学プレートは、コアとクラッドからなる光
ファイバを束ねて一体化した光学プレート同士を接合し
て構成するファイバ光学プレートであって、第1光学プ
レートと第2光学プレートとを接合して構成する。
【0016】第1光学プレートは、光ファイバの光軸に
対して傾斜する主入力端面を有しており、光ファイバの
光軸に対するこの主入力端面の傾斜角度を、空気中から
当該ファイバ内に入射した光がコアとクラッドとの境界
面において全反射を生じない角度に設定する。第1光学
プレートの主入力端面の傾斜角度をこのような角度に設
定することで、空気中を伝播し主入力端面から入射する
光は、コア−クラッドの境界面で全反射はせず、ファイ
バ内を伝送されることはない。
対して傾斜する主入力端面を有しており、光ファイバの
光軸に対するこの主入力端面の傾斜角度を、空気中から
当該ファイバ内に入射した光がコアとクラッドとの境界
面において全反射を生じない角度に設定する。第1光学
プレートの主入力端面の傾斜角度をこのような角度に設
定することで、空気中を伝播し主入力端面から入射する
光は、コア−クラッドの境界面で全反射はせず、ファイ
バ内を伝送されることはない。
【0017】第2光学プレートは、第1光学プレートに
接合された入力端面を有すると共に、束ねられた個々の
光ファイバの外周を覆う光吸収体を有する。そして、第
1光学プレートの主入力端面から入射する背景光のうち
で、第2光学プレートの入力端面に対し最小角度で入射
する背景光の入射角度をθmin 、第1光学プレートにお
けるクラッドの屈折率をn1 とすると、この第2光学プ
レートの実効開口数N.A.eff を、 MAX-N.A.eff =n1
・sinθmin として得られる最大実効開口数 MAX-
N.A.effよりも小さな値に設定して構成する。
接合された入力端面を有すると共に、束ねられた個々の
光ファイバの外周を覆う光吸収体を有する。そして、第
1光学プレートの主入力端面から入射する背景光のうち
で、第2光学プレートの入力端面に対し最小角度で入射
する背景光の入射角度をθmin 、第1光学プレートにお
けるクラッドの屈折率をn1 とすると、この第2光学プ
レートの実効開口数N.A.eff を、 MAX-N.A.eff =n1
・sinθmin として得られる最大実効開口数 MAX-
N.A.effよりも小さな値に設定して構成する。
【0018】第1光学プレートの主入力端面から入射す
る背景光のうち、第2光学プレート内に最小の入射角度
θmin で入射する背景光は、第1光学プレートの主入力
端面のコアから入射しその出力端面のクラッドから第2
光学プレート内に入射する光となる(実施態様を参
照)。
る背景光のうち、第2光学プレート内に最小の入射角度
θmin で入射する背景光は、第1光学プレートの主入力
端面のコアから入射しその出力端面のクラッドから第2
光学プレート内に入射する光となる(実施態様を参
照)。
【0019】最小入射角度θmin で第2クラッドの入力
端面に入射した背景光が、そのコア−クラッドの境界面
で全反射を生じ得る最大の実効開口数は、n1 ・sin
θmi n となり、この値が MAX-N.A.effである。従って、
第2光学プレートの実効開口数N.A.eff を MAX-N.A.eff
よりも小さい値に設定することで、第2光学プレートに
入射した全ての背景光は、全反射を生じることなく、屈
折を繰り返して進行し、その屈折光は光吸収体に吸収さ
る。このため、第2光学プレートに入射した全ての背景
光は、伝播する過程で減衰し消滅することとなる。
端面に入射した背景光が、そのコア−クラッドの境界面
で全反射を生じ得る最大の実効開口数は、n1 ・sin
θmi n となり、この値が MAX-N.A.effである。従って、
第2光学プレートの実効開口数N.A.eff を MAX-N.A.eff
よりも小さい値に設定することで、第2光学プレートに
入射した全ての背景光は、全反射を生じることなく、屈
折を繰り返して進行し、その屈折光は光吸収体に吸収さ
る。このため、第2光学プレートに入射した全ての背景
光は、伝播する過程で減衰し消滅することとなる。
【0020】また、請求項2にかかるファイバ光学プレ
ートでは、さらに、第2光学プレートの入力側の径を
L、出力側の径をS(ただし、L≧S)、及び、この第
2光学プレートにおけるコア、クラッドの屈折率をn
2 、n3 とすると、S/Lの値を、 MAX-S/L= MAX
-N.A.eff/(n2 2 −n3 2 )0.5 として得られる M
AX- S/Lの値よりも小さな値に設定して構成する。
ートでは、さらに、第2光学プレートの入力側の径を
L、出力側の径をS(ただし、L≧S)、及び、この第
2光学プレートにおけるコア、クラッドの屈折率をn
2 、n3 とすると、S/Lの値を、 MAX-S/L= MAX
-N.A.eff/(n2 2 −n3 2 )0.5 として得られる M
AX- S/Lの値よりも小さな値に設定して構成する。
【0021】第2光学プレートの最大実効開口数は、コ
ア材とクラッド材の屈折率に基づく値「(n2 2 −n3
2 )0.5 」と、第2光学プレートの縮小率「S/L」と
の積として求まる。この関係式を変形すれば上式が得ら
れる。換言すれば、MAX-N.A.eff に対応する第2光学プ
レートの最大の縮小率MAX-S/Lが求まる。この値を基
に、第2光学プレートは、請求項1で規定した MAX-N.
A.effとなる最大の縮小率よりも小さな値のS/Lにす
ることで、背景光を除去することができる。
ア材とクラッド材の屈折率に基づく値「(n2 2 −n3
2 )0.5 」と、第2光学プレートの縮小率「S/L」と
の積として求まる。この関係式を変形すれば上式が得ら
れる。換言すれば、MAX-N.A.eff に対応する第2光学プ
レートの最大の縮小率MAX-S/Lが求まる。この値を基
に、第2光学プレートは、請求項1で規定した MAX-N.
A.effとなる最大の縮小率よりも小さな値のS/Lにす
ることで、背景光を除去することができる。
【0022】なお、前述した光吸収体は、この部位に入
射した光を効果的に除去する目的で形成され、例えば、
Ni2 O3 、Co2 O3 、Cr2 O3 、CuO、Fe2
O3などの酸化物着色剤を多く含んだガラスよりなって
いる。
射した光を効果的に除去する目的で形成され、例えば、
Ni2 O3 、Co2 O3 、Cr2 O3 、CuO、Fe2
O3などの酸化物着色剤を多く含んだガラスよりなって
いる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
【0024】図1、2にファイバ光学プレート(以下、
「FOP」と記す)101の外観を示す。このFOP1
01は、スラントFOP10及びテーパードFOP20
の2つの光学プレートを接合しており、テーパードFO
P20の出力端面22には、CCD60を固定すると共
に、スラントFOP10の検出面11下方には、照明用
の光源61を配し、この光源61によって検出面11を
下方より照明する。このように配置することで、全体と
して指紋検出器を構成している。
「FOP」と記す)101の外観を示す。このFOP1
01は、スラントFOP10及びテーパードFOP20
の2つの光学プレートを接合しており、テーパードFO
P20の出力端面22には、CCD60を固定すると共
に、スラントFOP10の検出面11下方には、照明用
の光源61を配し、この光源61によって検出面11を
下方より照明する。このように配置することで、全体と
して指紋検出器を構成している。
【0025】なお、各FOP内の光ファイバの方向は、
便宜上、各FOP側面に実線で示している。また、説明
の便宜上、以下に説明する各FOPは、全て同一の光フ
ァイバを束ねて形成したものとし、各FOPのコア部の
屈折率をn0 、クラッド部の屈折率をn1 とする。
便宜上、各FOP側面に実線で示している。また、説明
の便宜上、以下に説明する各FOPは、全て同一の光フ
ァイバを束ねて形成したものとし、各FOPのコア部の
屈折率をn0 、クラッド部の屈折率をn1 とする。
【0026】スラントFOP10は、コア1とクラッド
2よりなる光ファイバを多数束ねて一体化しており、指
先を押し付ける部位となる検出面11は、光ファイバの
光軸に対して角度(スラント角)β0 でカッティングさ
れており、出力端面12はこの光ファイバの光軸に対し
て垂直にカッティングされている。なお、この検出面1
1の傾斜角度β0 については、後に詳述する。
2よりなる光ファイバを多数束ねて一体化しており、指
先を押し付ける部位となる検出面11は、光ファイバの
光軸に対して角度(スラント角)β0 でカッティングさ
れており、出力端面12はこの光ファイバの光軸に対し
て垂直にカッティングされている。なお、この検出面1
1の傾斜角度β0 については、後に詳述する。
【0027】テーパードFOP20も、コア1とクラッ
ド2よりなる光ファイバを多数束ねて一体化している
が、さらに個々のクラッド2の外周を覆うように光吸収
体3を形成している(図6参照)。この光吸収体は、例
えば、Ni2 O3 、Co2 O3、Cr2 O3 、CuO、
Fe2 O3 などの酸化物着色剤を多く含んだガラスより
なっており、この部位に入射した光を吸収し除去する機
能を有している。
ド2よりなる光ファイバを多数束ねて一体化している
が、さらに個々のクラッド2の外周を覆うように光吸収
体3を形成している(図6参照)。この光吸収体は、例
えば、Ni2 O3 、Co2 O3、Cr2 O3 、CuO、
Fe2 O3 などの酸化物着色剤を多く含んだガラスより
なっており、この部位に入射した光を吸収し除去する機
能を有している。
【0028】このようなファイバ光学プレート101を
備えて構成する指紋検出器の機能を概略的に説明する。
この指紋検出器は、検出面11に対し、指紋を検出すべ
き指先を押し付け、この状態で光源61によって検出面
11に照明光を照射する。すると、指紋の凹凸によって
検出面11に密着部と非密着部ができ、これが指紋を表
す明暗パターンとなり、この像が各FOP内を伝播して
伝送される。そして、テーパードFOP20内を伝送さ
れる過程で、この指紋パターンの像が縮小され、CCD
60に入射する。このように、この指紋パターンの像が
CCD60を介して電気信号として検出される。
備えて構成する指紋検出器の機能を概略的に説明する。
この指紋検出器は、検出面11に対し、指紋を検出すべ
き指先を押し付け、この状態で光源61によって検出面
11に照明光を照射する。すると、指紋の凹凸によって
検出面11に密着部と非密着部ができ、これが指紋を表
す明暗パターンとなり、この像が各FOP内を伝播して
伝送される。そして、テーパードFOP20内を伝送さ
れる過程で、この指紋パターンの像が縮小され、CCD
60に入射する。このように、この指紋パターンの像が
CCD60を介して電気信号として検出される。
【0029】この実施形態で例示したファイバ光学プレ
ート101では、検出面11から入射する不要な背景光
等を伝播過程で完全に除去すべく、スラントFOP10
における検出面11のスラント角β0 を所定の角度に設
定すると共に、テーパードFOP20の入射側における
実効開口数N.A.eff を所定の値に設定している。
ート101では、検出面11から入射する不要な背景光
等を伝播過程で完全に除去すべく、スラントFOP10
における検出面11のスラント角β0 を所定の角度に設
定すると共に、テーパードFOP20の入射側における
実効開口数N.A.eff を所定の値に設定している。
【0030】以下、これらの値について詳述する。
【0031】まず、スラントFOP10の検出面11か
ら入射する背景光には、スラントFOP10を構成する
各光ファイバ内を伝送される光(以下、背景光(I)と
いう)と、コア−クラッド−コア・・或はクラッド−コ
ア−クラッド・・のように屈折を繰り返しながら進行す
る光(以下、背景光(II)という)との、2種類があ
る。これら2種類の背景光が、テーパードFOP20の
受光角内でテーパードFOP20に入射した場合には、
この光が出力端面22から出射される。この結果、検出
されるべき指紋パターン像に対するノイズとなって、S
/Nを悪化させていた。
ら入射する背景光には、スラントFOP10を構成する
各光ファイバ内を伝送される光(以下、背景光(I)と
いう)と、コア−クラッド−コア・・或はクラッド−コ
ア−クラッド・・のように屈折を繰り返しながら進行す
る光(以下、背景光(II)という)との、2種類があ
る。これら2種類の背景光が、テーパードFOP20の
受光角内でテーパードFOP20に入射した場合には、
この光が出力端面22から出射される。この結果、検出
されるべき指紋パターン像に対するノイズとなって、S
/Nを悪化させていた。
【0032】そこで、上記の背景光(I)を除去すべ
く、スラントFOP10のスラント角β0 を次式より規
定している(図3)。
く、スラントFOP10のスラント角β0 を次式より規
定している(図3)。
【0033】 n0 ・sinδ=n1 ・sin90° (全反射の条件) …(1) n0 ・sinγ=n・sin90° (受光角0°の条件) …(2) α+(90°+γ)+(90°−δ)=180° …(3) β=δ−γ …(4) ここで、nは空気の屈折率を示す。δは臨界角であり、
コア−クラッドの境界面に対し、この角度よりも小さい
入射角度で光が入射した場合には、この境界面で全反射
は生じない。スラント角βは、(4)式で求まり、この
値は臨界角δよりも小である。したがって、空気中から
検出面11を介してスラントFOP10内に入射した
光、すなわち背景光は、FOP内を屈折を繰り返して進
行する。このように、図示したスラント角β0 は、上記
(4)式で求めた角度β以下の角度に設定しており、こ
れにより、背景光(I)を除去している。
コア−クラッドの境界面に対し、この角度よりも小さい
入射角度で光が入射した場合には、この境界面で全反射
は生じない。スラント角βは、(4)式で求まり、この
値は臨界角δよりも小である。したがって、空気中から
検出面11を介してスラントFOP10内に入射した
光、すなわち背景光は、FOP内を屈折を繰り返して進
行する。このように、図示したスラント角β0 は、上記
(4)式で求めた角度β以下の角度に設定しており、こ
れにより、背景光(I)を除去している。
【0034】また、上記した背景光(II)のノイズを
除去すべく、テーパードFOP20の入射側の実効開口
数 N.A.effを以下のように規定している。この種の背景
光は、図3における光線jのように、ファイバ内を屈折
を繰り返しながら進行していく。そこで、この背景光を
除去するため、テーパードFOP20の受光角を、テー
パードFOP20内に入射する背景光の最小入射角度よ
りも小さくなるように設定している。
除去すべく、テーパードFOP20の入射側の実効開口
数 N.A.effを以下のように規定している。この種の背景
光は、図3における光線jのように、ファイバ内を屈折
を繰り返しながら進行していく。そこで、この背景光を
除去するため、テーパードFOP20の受光角を、テー
パードFOP20内に入射する背景光の最小入射角度よ
りも小さくなるように設定している。
【0035】図4に示すように、スラントFOP10の
コア1の屈折率n0 は1.560、クラッド2の屈折率
n1 は1.520である。また、スラント角βは、前出
した(1)〜(4)式より、β=37.13°と求まる
が、実際の加工精度を考慮して、β0 =36°と若干小
さな値に設定する。検出面11より入射する背景光のう
ちで、テーパードFOP20に入射する入射角度が小さ
いのは、図4にk、lとして示す斜面に沿った光線であ
る。光線kがクラッド2に、光線lがコア1に入射した
場合の軌跡を、それぞれ線k−k’、線l−l’として
示す。最小の出射角度でスラントFOP10から出射さ
れる背景光は、線l−l’にあり、これは検出面11の
コア1より入射し、出力端面12のクラッド2から出射
する場合である。図示したように、このときの角度は
5.58°であり、この角度がテーパードFOP20の
入力端面に入射する最小の入射角度θmin となる。従っ
て、テーパードFOP20内に最小入射角度θmin で入
射する背景光を、テーパードFOP20内で除去できれ
ば、テーパードFOP20内に入射する全ての背景光を
除去することができる。
コア1の屈折率n0 は1.560、クラッド2の屈折率
n1 は1.520である。また、スラント角βは、前出
した(1)〜(4)式より、β=37.13°と求まる
が、実際の加工精度を考慮して、β0 =36°と若干小
さな値に設定する。検出面11より入射する背景光のう
ちで、テーパードFOP20に入射する入射角度が小さ
いのは、図4にk、lとして示す斜面に沿った光線であ
る。光線kがクラッド2に、光線lがコア1に入射した
場合の軌跡を、それぞれ線k−k’、線l−l’として
示す。最小の出射角度でスラントFOP10から出射さ
れる背景光は、線l−l’にあり、これは検出面11の
コア1より入射し、出力端面12のクラッド2から出射
する場合である。図示したように、このときの角度は
5.58°であり、この角度がテーパードFOP20の
入力端面に入射する最小の入射角度θmin となる。従っ
て、テーパードFOP20内に最小入射角度θmin で入
射する背景光を、テーパードFOP20内で除去できれ
ば、テーパードFOP20内に入射する全ての背景光を
除去することができる。
【0036】そこで、テーパードFOP20の入力端面
に角度5.58°で入射する背景光が、境界面において
全反射を生じ得る最大の実効開口数 MAX-N.A.effは、以
下に示す(5)で求まるため、テーパードFOP20の
入力側の実効開口数N.A.effを、この値よりも小さな値
に設定すればよい。
に角度5.58°で入射する背景光が、境界面において
全反射を生じ得る最大の実効開口数 MAX-N.A.effは、以
下に示す(5)で求まるため、テーパードFOP20の
入力側の実効開口数N.A.effを、この値よりも小さな値
に設定すればよい。
【0037】 MAX-N.A.eff =1.520・sin5.58°≒0.148 …(5) なお、上式中、1.520は、スラントFOP10にお
けるクラッドの屈折率である。
けるクラッドの屈折率である。
【0038】この値は、スラントFOP10のスラント
角β0 が小さな値となるに従って大きくなる。例えば、
β0 =30°とすると、 MAX-N.A.eff =1.520・sin20.68≒0.5
37 となる。
角β0 が小さな値となるに従って大きくなる。例えば、
β0 =30°とすると、 MAX-N.A.eff =1.520・sin20.68≒0.5
37 となる。
【0039】ここで、テーパードFOP20の実効開口
数 N.A.effは、次のように求めることができる。テーパ
ードFOP20における入力端の外径Lと出力端の外径
Sとの比(ファイバサイズの比)をL:S(ただし、L
≧S)とすると、テーパードFOP20の入力端側の実
効開口数 N.A.effは、次式で表される。
数 N.A.effは、次のように求めることができる。テーパ
ードFOP20における入力端の外径Lと出力端の外径
Sとの比(ファイバサイズの比)をL:S(ただし、L
≧S)とすると、テーパードFOP20の入力端側の実
効開口数 N.A.effは、次式で表される。
【0040】 N.A.eff =S/L・(n0 2 −n1 2 )0.5 ここで、n0 、n1 は、それぞれコア1、クラッド2の
屈折率である。この式からも判るように、入力端の実効
開口数は、S/Lの値によって変化する。この場合、コ
ア1の屈折率n0 =1.560、クラッド2の屈折率n
1 =1.520であり、実効開口数N.A.eff の値を、上
記(5)式で求めた0.148となるためには、テーパ
ードFOP20の外径比S/Lは次式のようになる。
屈折率である。この式からも判るように、入力端の実効
開口数は、S/Lの値によって変化する。この場合、コ
ア1の屈折率n0 =1.560、クラッド2の屈折率n
1 =1.520であり、実効開口数N.A.eff の値を、上
記(5)式で求めた0.148となるためには、テーパ
ードFOP20の外径比S/Lは次式のようになる。
【0041】 0.148=S/L・(1.560 2 −1.520 2 )0.5 ∴ S/L≒0.422 従って、上記した背景光(II)を除去するには、テー
パードFOP20の外径比S/Lの値を、0.422以
下の値に設定すればよい。
パードFOP20の外径比S/Lの値を、0.422以
下の値に設定すればよい。
【0042】何れにしても、スラントFOP10に対し
てカップリングするテーパードFOP20の実効開口数
は、0.148以下であり、これはコア材とクラッド材
の屈折率より求められる開口数とテーパードFOP20
の縮小率との積として求めらる。このような値に設定す
ることで、テーパードFOP20内に入射した背景光の
光線は、コア1とクラッド2との境界面において全反射
を生じることなく、クラッド2側へ屈折して入射する。
クラッド2へ入射した光線は、クラッド2/コア1を屈
折を繰り返して進行し、その間に光吸収体3に吸収され
るため、伝播過程で次第に減衰し消滅する。
てカップリングするテーパードFOP20の実効開口数
は、0.148以下であり、これはコア材とクラッド材
の屈折率より求められる開口数とテーパードFOP20
の縮小率との積として求めらる。このような値に設定す
ることで、テーパードFOP20内に入射した背景光の
光線は、コア1とクラッド2との境界面において全反射
を生じることなく、クラッド2側へ屈折して入射する。
クラッド2へ入射した光線は、クラッド2/コア1を屈
折を繰り返して進行し、その間に光吸収体3に吸収され
るため、伝播過程で次第に減衰し消滅する。
【0043】以上説明した機能により、前述した背景光
(I)及び(II)を除去することができる。
(I)及び(II)を除去することができる。
【0044】ここで、他の実施形態を図5に示す。この
ファイバ光学プレート102は、光吸収体を備えていな
いスラントFOP30とテーパードFOP50との間
に、光吸収体を備えた平板FOP40を接合して構成し
ている。このように構成することで、FOP101と同
様の機能を有するFOPを構成できる。この場合、スラ
ントFOP30が前述したスラントFOP10に対応し
ており、そのスラント角も前述したβ0 に規定してい
る。また、平板FOP40の入力側の実効開口数 N.A.e
ffを、0.148以下の値に設定しており、この平板F
OP40において背景光が除去される。このため、前述
したファイバ光学プレート101と違い、テーパードF
OP50の実効開口数を自由に選択することができる。
ファイバ光学プレート102は、光吸収体を備えていな
いスラントFOP30とテーパードFOP50との間
に、光吸収体を備えた平板FOP40を接合して構成し
ている。このように構成することで、FOP101と同
様の機能を有するFOPを構成できる。この場合、スラ
ントFOP30が前述したスラントFOP10に対応し
ており、そのスラント角も前述したβ0 に規定してい
る。また、平板FOP40の入力側の実効開口数 N.A.e
ffを、0.148以下の値に設定しており、この平板F
OP40において背景光が除去される。このため、前述
したファイバ光学プレート101と違い、テーパードF
OP50の実効開口数を自由に選択することができる。
【0045】以上説明した2つの実施形態にかかるファ
イバ光学プレート101、102において、光源61か
ら照射された照明光によるノイズの除去は、スラントF
OP10、30に対してカップリングされるテーパード
FOP20或は平板FOP40の実効開口数が、スラン
トFOP10、30の出力側の実効開口数と同じ値か、
或はそれ以下の値であり、しかも光吸収体3を備えたタ
イプのFOPであれば可能である。この機能を以下に詳
述する。
イバ光学プレート101、102において、光源61か
ら照射された照明光によるノイズの除去は、スラントF
OP10、30に対してカップリングされるテーパード
FOP20或は平板FOP40の実効開口数が、スラン
トFOP10、30の出力側の実効開口数と同じ値か、
或はそれ以下の値であり、しかも光吸収体3を備えたタ
イプのFOPであれば可能である。この機能を以下に詳
述する。
【0046】スラントFOP10、30の出力側の実効
開口数 N.A.eff1 と、背景光(II)を除去し得るテー
パードFOP20(平板FOP40)の実効開口数 N.
A.eff2 を比較する(図6参照)。
開口数 N.A.eff1 と、背景光(II)を除去し得るテー
パードFOP20(平板FOP40)の実効開口数 N.
A.eff2 を比較する(図6参照)。
【0047】 N.A.eff 1 =(n0 2 −n1 2 )0.5 (n0 >n1 ) =n0 ・sin(90°−θc ) (θc:臨界角) =n0 ・cosθc …(6) N.A.eff 2 =n1 ・sin(90°−θ1 ) =n1 ・cosθ1 …(7) 次に、N.A.eff 1 及び N.A.eff2 は、ともに正の値であ
り、2乗して両値の差をとると、以下のようになる。
り、2乗して両値の差をとると、以下のようになる。
【0048】 (N.A.eff 1)2−(N.A.eff2)2 =n0 2・cos2 θc−n1 2・cos 2 θ1 =n0 2・cos2 θc−n1 2・(1−sin2θ1) =n0 2・cos2 θc−n1 2+n1 2・sin2θ1 =n0 2・cos2 θc−n1 2 +n0 2・sin2(θc−Δθ) (θc−Δθ:背景光の入射角) =n0 2{cos2θc+sin2(θc−Δθ)}−n1 2 ここで、Δθ→0に近づけると、上式は ≒n0 2 −n1 2 となる。従って、N.A.eff 2 の値に比べて、N.A.eff 1
の値が大であることが判る。この結果より、背景光(I
I)を除去し得る実効開口数は、スラントFOP10、
30の出力側の実効開口数よりも小さな値であることが
判り、これより、光源61からの照明光によるノイズも
同時に除去できることが判る。
の値が大であることが判る。この結果より、背景光(I
I)を除去し得る実効開口数は、スラントFOP10、
30の出力側の実効開口数よりも小さな値であることが
判り、これより、光源61からの照明光によるノイズも
同時に除去できることが判る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項にかかる
ファイバ光学プレートによれば、第1光学プレートのス
ラント角を前述した角度に設定すると共に、第2光学プ
レートとして、束ねられた個々の光ファイバを光吸収体
で覆ったタイプの光学プレートを採用し、さらに、第2
光学プレートの実効開口数N.A.eff の値を前述した値に
設定する構成を採用した。これにより、ノイズとして検
出される不要な背景光や照明光を除去することが可能と
なり、これらファイバ光学プレートで検出される像のS
/N特性を大幅に向上させることが可能となる。
ファイバ光学プレートによれば、第1光学プレートのス
ラント角を前述した角度に設定すると共に、第2光学プ
レートとして、束ねられた個々の光ファイバを光吸収体
で覆ったタイプの光学プレートを採用し、さらに、第2
光学プレートの実効開口数N.A.eff の値を前述した値に
設定する構成を採用した。これにより、ノイズとして検
出される不要な背景光や照明光を除去することが可能と
なり、これらファイバ光学プレートで検出される像のS
/N特性を大幅に向上させることが可能となる。
【図1】本実施形態にかかるファイバ光学プレートを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1のファイバ光学プレートの側面図である。
【図3】スラントFOPの検出面付近を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図4】スラントFOPの検出面付近を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図5】他の実施形態にかかるファイバ光学プレートを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】スラントFOPとテーパード(平板)FOPの
接合部を拡大して示す断面図である。
接合部を拡大して示す断面図である。
【図7】(a)、(b)は、従来のファイバ光学プレー
トを備えた指紋検出器を示す側面図である。
トを備えた指紋検出器を示す側面図である。
【図8】図7のファイバ光学プレートにおける検出面付
近を拡大して示す断面図である。
近を拡大して示す断面図である。
【図9】図7のファイバ光学プレートにおける検出面付
近を拡大して示す断面図である。
近を拡大して示す断面図である。
10…スラントFOP(第1光学プレート)、20…テ
ーパードFOP(第2光学プレート)、30…スラント
FOP、40…平板FOP、50…テーパードFOP。
ーパードFOP(第2光学プレート)、30…スラント
FOP、40…平板FOP、50…テーパードFOP。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 和明 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】コアとクラッドからなる光ファイバを束ね
て一体化した光学プレート同士を接合して構成するファ
イバ光学プレートであって、 前記光ファイバの光軸に対して傾斜する主入力端面を有
しており、前記光ファイバの光軸に対するこの主入力端
面の傾斜角度を、空気中から当該ファイバ内に入射した
光がコアとクラッドとの境界面において全反射を生じな
い角度に設定した第1光学プレートと、 前記第1光学プレートに接合された入力端面を有すると
共に、束ねられた個々の前記光ファイバの外周を覆う光
吸収体を有する第2光学プレートとを備え、 前記第1光学プレートの主入力端面から入射する背景光
のうちで、前記第2光学プレートの入力端面に対し最小
角度で入射する背景光の入射角度をθmin 、前記第1光
学プレートにおけるクラッドの屈折率をn1 とすると、
この第2光学プレートの実効開口数N.A.eff を、 MAX-N.A.eff =n1 ・sinθmin として得られる最大実効開口数 MAX-N.A.effよりも小さ
な値に設定したことを特徴とするファイバ光学プレー
ト。 - 【請求項2】前記第2光学プレートの入力側の径をL、
出力側の径をS(ただし、L≧S)、及び、この第2光
学プレートにおけるコア、クラッドの屈折率をn2 、n
3 とすると、S/Lの値を、 MAX-S/L=MAX- N.A.eff/(n2 2 −n3 2 )0.5 として得られる MAX- S/Lの値よりも小さな値に設定
したことを特徴とする請求項1記載のファイバ光学プレ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8000875A JPH09184931A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | ファイバ光学プレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8000875A JPH09184931A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | ファイバ光学プレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09184931A true JPH09184931A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=11485854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8000875A Pending JPH09184931A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | ファイバ光学プレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09184931A (ja) |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP8000875A patent/JPH09184931A/ja active Pending
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