JPH09186485A - 無線通信用の部屋 - Google Patents
無線通信用の部屋Info
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- JPH09186485A JPH09186485A JP8000662A JP66296A JPH09186485A JP H09186485 A JPH09186485 A JP H09186485A JP 8000662 A JP8000662 A JP 8000662A JP 66296 A JP66296 A JP 66296A JP H09186485 A JPH09186485 A JP H09186485A
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Abstract
波数帯で多数の無線通信システムを利用することができ
るようにする。 【解決手段】 電磁波を広い周波数帯で弱く吸収する薄
型の電磁波低反射材1を設置する。電磁波低反射材1で
無線通信システムから発信される電磁波を吸収して反射
しにくくし、電磁波が相互干渉を起こしたり遅延分散特
性の悪化を起こしたりして無線通信システムの混信、誤
作動や盗聴等の問題が発生しないようにすることができ
る。また部屋の外に無線通信システムの電磁波が漏れな
いようにすることができ、部屋の外の同一の周波数帯で
使用されている他の無線通信システムに悪影響を与えな
いようにすることができる。さらに薄型の電磁波低反射
材1を用いることによって、部屋内が狭くならないよう
にすることができる。
Description
AN(構内情報通信網)等の無線通信システムが使用さ
れる無線通信用の部屋に関するものである。
部屋内での無線電話や無線LAN等の無線通信システム
の使用が拡大しつつある。この無線通信システムのう
ち、個人用簡易無線電話システム(PHS)や中速無線
LANには1.9GHz帯及び2.45GHz帯の準マ
イクロ波帯域が、また高速無線LANには19GHz帯
の準ミリ波帯域及び60GHz帯のミリ波帯域がそれぞ
れ割り当てられて実用化されようとしている。また諸外
国においては、900MHz帯や5.7GHz帯も無線
LAN等の無線通信システムに利用されようとしてい
る。
一の部屋内で広い周波数帯を用いた無線通信システムの
需要が拡大していくと、壁面、天井面、床面及び什器や
事務機器の表面で各無線通信システムの電磁波が反射さ
れ、電磁波が相互干渉を起こしたり遅延分散特性の悪化
を起こしたりして無線通信システムの混信、誤作動や盗
聴等の問題が発生し、通信環境の悪化を招くという問題
があった。
は、ある部屋で発信された無線通信システムの電磁波
が、同一の周波数帯の電磁波を用いた他の部屋の無線通
信システムに影響を与えることがあり、同一の周波数帯
で多数の無線通信システムを利用することができないと
いう問題があった。本発明は上記の点に鑑みてなされた
ものであり、通信環境が悪化しないようにすることがで
き、また同一の周波数帯で多数の無線通信システムを利
用することができる無線通信用の部屋を提供することを
目的とするものである。
の発明は、部屋内に電磁波を広い周波数帯で弱く吸収す
る薄型の電磁波低反射材1を設置して成ることを特徴と
するものであり、電磁波低反射材1で無線通信システム
から発信される電磁波を吸収して反射しにくくし、電磁
波が相互干渉を起こしたり遅延分散特性の悪化を起こし
たりして無線通信システムの混信による信号品質の低
下、誤作動や盗聴等の問題が発生しないようにすること
ができ、また部屋外に無線通信システムの電磁波が漏れ
ないようにすることができ、部屋外の同一の周波数帯で
使用されている他の無線通信システムに悪影響を与えな
いようにすることができ、さらに薄型の電磁波低反射材
1を用いることによって、部屋の空間が狭くならないよ
うにすることができる。
求項1の構成に加えて、1〜60GHzの周波数帯にお
いて−2〜−15dBの電磁波吸収能を有する電磁波低
反射材1を用いて成ることを特徴とするものであり、無
線通信システムで使用される大部分の周波数帯の電磁波
を一様に弱く吸収することができる。また本発明の請求
項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加えて、
複数の電磁波吸収層を有する電磁波低反射材1を用いて
成ることを特徴とするものであり、各層で異なる周波数
帯の電磁波をそれぞれ吸収することができ、各層の組み
合わせにより無線通信システムで使用される大部分の周
波数帯の電磁波を一様に吸収することができる。
求項1乃至3のいずれかの構成に加えて、上記電磁波吸
収層として、導電性のある第一層と、金属酸化物磁性体
の粉末或いは金属磁性体の粉末と結合剤から構成される
第二層と、金属酸化物磁性体の粉末或いは金属磁性体の
粉末と結合剤から構成される第三層とを有する電磁波低
反射材を用いて成ることを特徴とするものであり、これ
ら電磁波吸収層の組み合わせにより初めて1〜60GH
zの周波数帯で反射減衰率が−2〜−15dBの電磁波
吸収能を有する電磁波低反射材を得ることができると共
に各電磁波吸収層の特徴が生かせて薄膜で高吸収な電磁
波低反射材を得ることができる。
求項1乃至4のいずれかの構成に加えて、難燃性を有す
る電磁波低反射材1を用いて成ることを特徴とするもの
であり、部屋内の壁面、天井、床にこの電磁波低反射材
1を用いることによって、部屋内の電磁波吸収能ととも
に部屋内の防火性能を向上させることができる。また本
発明の請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいず
れかの構成に加えて、磁性を有する電磁波低反射材1を
用いて成ることを特徴とするものであり、電磁波低反射
材1を金属面に磁着させて任意の場所に取り付けること
ができる。
求項1乃至6のいずれかの構成に加えて、天井と床、或
いは向かい合う側壁面と側壁面等の面の組み合わせのう
ち、いずれか少なくとも一面に、好ましくは向かい合わ
ない二面に、更に好ましくは向かい合わない三面に電磁
波低反射材1を設けて成ることを特徴とするものであ
り、電磁波は直進して部屋の構成面で反射するので、向
かい合う面では少なくともいずれか一面に設置しておけ
ば、電磁波低反射材1を設けていない一方の面で反射し
た電磁波を電磁波低反射材1を設けた他方の面で吸収す
ることができる。また最初に電磁波低反射材を設置した
面と向かい合わない面に電磁波低反射材1を設置するこ
とで、電磁波低反射材1に関連する反射面が四面とな
り、部屋全体での電磁波の吸収効率を向かい合い面の両
方に電磁波低反射材1を配置するよりも良好にすること
ができる。さらに電磁波低反射材1の装着面を増やす場
合には、残された電磁波低反射材1の設置されていない
向かい合う面のいずれかに電磁波低反射材1を設置する
ことで、部屋全体の電磁波の吸収効率を向上させること
ができる。もちろん部屋内の全面に電磁波低反射材1を
設けることには問題はないが、限られた材料で電磁波の
吸収効率を向上させるには、上記のような態様が好まし
い。
求項1乃至7のいずれかの構成に加えて、電磁波低反射
材1により間仕切り、ブラインド、ドア9等の内装材2
を形成して成ることを特徴とするものであり、電磁波低
反射材1を内装材として任意の場所に設置することがで
きる。また本発明の請求項9に記載の発明は、請求項1
乃至8のいずれかの構成に加えて、電磁シールドされて
いない部屋であることを特徴とするものであり、電磁シ
ールドされていない部屋に電磁波低反射材1を設けるこ
とによって、外部から部屋内に進入する電磁波や、外部
から部屋内に進入する電磁波が部屋内に設置された金属
什器、金属家具等の強力な電磁波反射面で反射された電
磁波を電磁波低反射材1で吸収することができ、部屋の
電磁波環境の悪化を防止することができる。
請求項1乃至8のいずれかの構成に加えて、電磁シール
ドされた部屋であることを特徴とするものであり、外部
からの電磁波の進入を防止したり部屋内で発生させた電
磁波を外部に漏洩させたりしないようにする目的で電磁
波シールドされた部屋に電磁波低反射材1を設けること
によって、部屋内で発生する電磁波を電磁波低反射材1
で吸収することができ、シールドされた部屋内の電磁空
間の電界強度分布が大きく乱れたり、電界強度が異常に
高くなったり、電磁波が減衰しなかったりして、電磁波
の相互干渉や遅延分散特性を大きく悪化させないように
することができる。
する。電磁波低反射材1は広い周波数帯の電磁波を弱く
吸収するものであって、好ましくは無線通信システムの
使用頻度が高い1〜60GHzの周波数帯で反射減衰率
(反射減衰量と称する場合もある)が−2dB〜−15
dB、より好ましくは反射減衰率が−3dB〜−12d
Bの電磁波吸収能を有するものである。
波低反射材1は広い周波数範囲で、高い反射減衰率を得
ることが必要である。しかし電波暗室に使用されるフェ
ライトタイル等を用いて電磁波低反射材1を形成する
と、非常に分厚い構造で重いものとなり、この電磁波低
反射材1を部屋の建材として使用した場合には、設置作
業性が悪くなったり、建具としての全体の取り廻し性が
悪くなったり、設置後の構造補強が必要となったり、設
備費が高くなったりするという問題が発生し、実際の使
用には適さなくなってしまう。
繰り返すので、電磁波低反射材の反射減衰率が小さくと
も、その電磁波環境改善効果は大きく無線通信での問題
を生じない水準が容易に得られることに着目して、厚み
が厚くならないように電磁波低反射材1の反射減衰率
(量)を−2dB〜−15dBに設定した。電磁波低反
射材1の反射減衰率が−2dB未満では電磁波の吸収性
が不十分となって無線通信環境の改善効果が小さく、ま
た電磁波低反射材1の反射減衰率が−15dBを超える
と、電磁波低反射材1が分厚く重くなってしまう。また
電磁波低反射材1の反射減衰率を−3〜−12dBに設
定すると、電磁波低反射材1の電磁波の吸収性能と設置
の際の作業性、装着性のバランスがとれて取り扱い易く
て問題がなく、その設計も容易である。
るので、容易に部屋内の構成材、内装材としての使用や
内装材に組み込んでの使用や、部屋内に設置する仕切り
材や事務用什器の部材としての使用も可能であり、いず
れの場合も部屋内の空間が狭くならないようにすること
ができる。また1〜60GHzの周波数帯以外で電磁波
を吸収する電磁波低反射材1は、無線通信システムの電
磁波の吸収することができず、実用的でない。本発明に
おいて薄型とは、厚みが2〜55mmのものをいう。
複層型のもののいずれのものも使用することができる。
単層型とは電磁波吸収層が単独層であるものをいい、複
層型とは、例えば図2に示すような第1層40と第2層
41と第3層42からなるものや、図3に示すように第
1層40と第2層41と第3層42と第4層43からな
るものなどを挙げることができ、電磁波吸収層が少なく
とも二層以上であるものをいう。単層型の具体例は特願
平7−183915号において示されており、また複層
型の具体例は特願平6−158398号、特願平7−9
5407号、特願平7−170711号、特願平7−2
22557号に示されている。
と複合させ、例えば、ハードフェライト層と組み合わせ
ることにより、簡単に金属面に装着できるようにした電
磁波低反射材としては、特願平7−183915号に示
されている。また両面に電磁波吸収層を有する電磁波低
反射材1については、特願平7−222561号に示さ
れている。
反射材1としては、導電性材料からなる第1層の上にイ
ンピーダンス整合させた磁性体粉末と結合剤からなる吸
収層を第2層とする構造を有するものを用いることがで
きる。上記導電性材料は、導電性によるシールド能とし
て、20dB以上、好ましくは、30dB以上をもたら
す材料であれば特に限定されず、例えば、銅、アルミニ
ウム、鋼、鉄、ニッケル、ステンレス、真鍮等の金属の
板、或いはこれらの金属がメッキされた金属板や金網や
金属布、或いは鉄板の上にアルミニウム、亜鉛、鋼等が
熱又は電気によりメッキされたメッキ鋼板等を挙げるこ
とができる。このような導電性材料は、プレコート鋼板
のように層間密着性を向上させるための表面処理又はプ
ライマー処理を施したものであってもよい。
ラスチック材料等の非導電性材料の上に上記導電性材料
として使用される金属と結合剤とを含む導電性塗膜を設
けたもの、或いはプラスチック材料等の非導電性材料の
上に鋼、Ni等の無電解メッキ層を形成したもの、或い
はプラスチック材料等の非導電性材料の上にアルミニウ
ム等の蒸着層を形成した金属化材料等であってもよい。
好ましい。50μm未満であると、第1層としての機械
的強度が低下し、3mmを超えると、第1層の重量が重
くなって実用的ではない。電磁波吸収能を有する第2層
に用いられる磁性体は、金属酸化物磁性体粉末や金属磁
性体粉末の中から選ばれる。上記金属酸化物磁性体微粉
末としては特に限定されず、例えば、Mn−Znフェラ
イト、Ni−Znフェライト、Mn−Mg−Znフエラ
イト、Liフェライト、Mn−Cu−Znフェライト、
Baフェライト、Srフェライト等を挙げることができ
る。なかでも、Mn−Znフェライト、Ni−Znフェ
ライト、Mn−Mg−Znフェライト等が好ましい。好
ましいのは、粒径1〜30μm、特に好ましいのは10
〜20μmのMn−Znフェライトである。
体としては特に限定されず、例えば、磁性金属単体材
料、磁性金属合金等を挙げることができる。また上記磁
性金属単体材料としても特に限定されず、例えば、F
e、Ni、Co等を挙げることができる。さらに上記磁
性金属合金としても特に限定されず、例えば、珪素鋼と
かセンダストやスーパーセンダスト又はパーマロイやア
モルファス金属、或いはSi、Al、Co、Ni、V、
Sn、Zn、Pb、Mn、Mo、Ag等の群から選ばれ
る少なくとも1種の金属元素を含んでなる鉄磁性合金等
を挙げることができる。
として上記の他にも高純度のFe粉末を使用することが
できる。カルボニル鉄粉末又はアトマイズ法で製造され
た鉄を80重量%以上含有する磁性合金及びその合金粉
末も好適に使用される。これらの金属酸化物磁性体微粉
末や金属磁性体微粉末は必要に応じてシランカップリン
グ剤、チタン系カップリング剤等により表面処理されて
用いられる。
限定されず、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の
有機高分子材料、或いはセメント系、ケイカル系、石膏
系等の無機窯業材料等を挙げることができる。上記有機
高分子材料としては熱可塑性樹脂が好ましいが、この熱
可塑性樹脂としては特に限定されず、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブテ
ン、ポリスチレン、ポリブタジエン、結晶性ポリブタジ
エン、スチレンブタジエン等の非極性樹脂、或いはポリ
塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ
化ビニリデン、ポリテトラクロロエチレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、変性エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共
重合体樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、スチレンーアク
リロニトリル共重合体樹脂(SAN樹脂)、アクリロニ
トリルーブタジエンースチレン共重合体樹脂(ABS樹
脂)、アクリレート−スチレン−アクリロニトリル共重
合体樹脂(ASA樹脂)、塩素化ポリエチレン−アクリ
ロニトリル−スチレン共重合体樹脂(ACS樹脂)、ポ
リアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、シ
リコーン樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂、シリコー
ン変性ポリエステル樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリ
スルホン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹
脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリオキシベンゾ
イル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フォスフ
ァゼン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエ
ーテルイミド樹脂等の樹脂、或いはこれらの変性樹脂等
を挙げることができる。これらは単独で使用してもよ
く、2種以上を併用してもよい。
上が好ましい。30未満であると、難燃性及び不燃性が
低下する。より好ましくは、40以上である。酸素指数
は、JIS K 7201のプラスチック耐炎性試験法
で測定することができる。有機高分子材料のうち、高い
酸素指数を有している樹脂としては、例えば、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、
ポリフッ化ビニル、ポリテトラクロロエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合体樹脂、塩
素化ポリエチレン樹脂、変性塩素化ポリエチレン樹脂、
塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル−スチレン共重
合体樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン変性アクリル樹
脂、シリコーン変性ポリエステル樹脂、フォスファゼン
樹脂等を挙げることができる。なかでも、ポリ塩化ビニ
ル、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合
体樹脂、塩素化ポリエチレン、変性塩素化ポリエチレ
ン、シリコーン樹脂が好ましい。
定されず、例えば、硫酸カルシウム、けい酸カルシウ
ム、水ガラス、ポルトランドセメント、アルミナセメン
ト、アルミナシリケート、酸化カルシウム、粘土等を挙
げることができる。なかでも、硫酸カルシウム、けい酸
カルシウム、ポルトランドセメント、アルミナセメント
が好ましい。
の濡れ性、樹脂の混練加工時の粘度、温度、フィルムの
物性、耐化学性、耐熱性、耐水性、金属やプラスチック
との接着性等を考慮して適宜選択することができる。ま
た上記金属酸化物磁性体微粉末と上記結合剤とを配合す
る際、層形成、塗工性、電磁波吸収能等を改良するため
に、必要に応じて、可塑剤、粘度調節剤、表面活性剤、
難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱安定剤、酸化防止剤等を添
加してもよい。
合、結合剤が有機高分子系である場合は、磁性体の体積
分率が5〜70%volでその厚さが2〜25mmの範
囲が好ましい。また結合剤が無機高分子や無機材料の場
合は、磁性体の体積分率が5〜60%volでその厚さ
が5〜50mmの範囲が好ましい。さらに具体的には、
MnO、ZnO、およびFe2 O3 をモル比で29〜3
5:13〜16:52〜56の割合で含み、1〜30μ
mの広い粒径分布を有する平均粒径10〜20μmのM
n−Znフェライト粉末を有機高分子(ポリ塩化ビニル
や塩素化ポリエチレン)や無機高分子や無機材料(セメ
ントや珪酸カルシウム)などの結合剤中に均一に分散し
て、フェライト粉末の体積分率が17〜27%volで
厚さが11〜13mmのインピーダンス整合層を形成
し、このインピーダンス整合層を銅、アルミニウム、
鋼、鉄、ニッケル、ステンレス、真鍮などの金属板、金
網、金属布等で形成される導電性材料の片面に積層して
単層型の電磁波低反射材1を形成することができる。
O、およびFe2 O3 をモル比で29〜35:13〜1
6:52〜56の割合で含み、1〜30μmの広い粒径
分布を有する平均粒径10〜20μmのMn−Znフェ
ライト粉末を有機高分子(ポリ塩化ビニルや塩素化ポリ
エチレン)や無機高分子や無機材料(セメントや珪酸カ
ルシウム)などの結合剤中に均一に分散して、フェライ
ト粉末の体積分率が30〜41%volで厚さが6.7
〜7.9mmのインピーダンス整合層を形成し、このイ
ンピーダンス整合層を銅、アルミニウム、鋼、鉄、ニッ
ケル、ステンレス、真鍮などの金属板、金網、金属布等
で形成される導電性材料の片面に積層して単層型の電磁
波低反射材1を形成することができる。
から構成される第1層とその上に順次電磁波吸収層、或
いはその他の層が形成されている。第1層の上に順次形
成される電磁波吸収層としては、(1)金属酸化物磁性
体の粉末と結合剤から構成される第2層と、さらに金属
磁性体の粉末と結合剤から構成される第3層からなるも
の、具体的には特願平6−158398号、特願平7−
170711号において示されているもの、(2)金属
磁性体の粉末と結合剤から構成される第2層と、さらに
金属磁性体の粉末と結合剤から構成される第3層からな
るもの、具体的には特願平7−222557号において
示されているもの、(3)金属磁性体の粉末と結合剤か
ら構成される第2層と、さらに金属酸化物磁性体の粉末
と結合剤から構成される第3層からなるもの、具体的に
は特願平7−222557号において示されているもの
を挙げることができる。
を構成する電磁波吸収層、或いは磁性損失層ともいえる
が、その電磁波吸収層は波状構造を有しており、上記
(1)(2)(3)のような構成からなる電磁波吸収層
も用いられる。この具体例は特願平7−95407号に
示されている。電磁波低反射材1を形成後、導電性材料
から構成される第1層に設けた電磁波吸収層とは反対の
面にハードフェライトと結合剤からなる層を形成させて
金属面に対して装着が容易である低反射材も用いられ
る。具体的には特願平7−196037号において示さ
れている。
磁波吸収層の上にさらに難燃性材料を形成させてなる難
燃性低反射材も用いられる。具体的には特願平7−20
1422号において示されている。複層型の電磁波低反
射材1の第1層は導電性材料から構成されており、上記
単層型の第1層を形成する際に用いた導電性材料と同様
のものを用いることができる。
物磁性体/金属磁性体の組み合わせで形成される電磁波
低反射材1について詳述する。第2層の金属酸化物磁性
体粉末は、上記単層型で用いた金属酸化物と同様のもの
を用いることができる。またこの金属酸化物磁性体粉末
の平均粒径は1〜50μmが好ましい。金属酸化物磁性
体粉末の平均粒径が1μm未満であると、金属酸化物磁
性体粉末の電磁波吸収能が不十分であり、また金属酸化
物磁性体粉末の製造性が低下する。金属酸化物磁性体粉
末の平均粒径が50μmを超えると、金属酸化物磁性体
粉末の電磁波吸収能が不十分であり、また金属酸化物磁
性体粉末の製造設備に磨耗が生じる等の問題がある。よ
り好ましくは金属酸化物磁性体粉末の平均粒径は5〜2
0μmである。これら金属酸化物磁性体粉末は、製造性
及び物性向上のために必要に応じて、シランカップリン
グ剤、チタン系カップリング剤等により表面処理されて
いてもよい。
2層中、75〜95重量%がよい。金属酸化物磁性体粉
末の配合量が75重量%未満であると、電磁波吸収能の
低下や難燃性の低下が生じ易く、また金属酸化物磁性体
粉末の配合量が95重量%を超えると電磁波吸収能は良
好となるが、第2層の剛性や耐久性が劣り、重量も重く
なるので、電磁波低反射材として実用性が低くなるもの
であり、より好ましくは85〜92重量%である。
単層型の電磁波低反射材1の製造に用いた有機高分子材
料や無機窯業系材料を用いることができる。また第2層
の形成は、上記単層型の第2層の成形にも応用すること
ができる方法で成形する。結合剤として有機高分子材料
を用いる場合には、三本ロール、バンバリーミキサー、
加圧ニーダー、ブスコニーダー等で磁性体粉末と結合剤
や添加剤を混練してから押出成形、加圧成形、カレンダ
リング成形等の通常の方法を採用することができ、さら
に、上記混練物に適当な希釈剤を加えて塗料化し厚膜塗
装をする方法などにより層を形成することができる。無
機窯業系材料を用いる場合には、抄造法、モールド法、
押し出し成形法等により層形成することができる。また
上記第2層の厚さは、準マイクロ波帯域から準ミリ波帯
域において、75%を上回る電磁波吸収率を示す実用的
な低反射シートを得るためには、1.8〜3.6mmが
好ましい。1.8mm未満であると、準マイクロ波帯域
の吸収能が低下し、3.6mmを超えると、材料が高価
になるばかりでなく、重量も重くなるので、実用上好ま
しくない。より好ましくは、2.2〜3.2mmであ
る。
剤からなる。金属磁性体微粉末を構成する金属磁性体と
しては特に限定されず、単層型で用いた材料を使用する
ことができ、例えば、磁性金属単体材料、磁性金属合金
等を挙げることができる。上記磁性金属単体材料として
は特に限定されず、例えば、Fe、Ni、Co等を挙げ
ることができる。上記磁性金属合金としては特に限定さ
れず、例えば、珪素鋼、或いはセンダスト、又はスーパ
ーセンダスト、或いはパーマロイ、又はアモルファス金
属、或いはSi、Al、Co、Ni、V、Sn、Zn、
Pb、Mn、Mo、Ag等の群から選ばれる少なくとも
1種の金属元素を含んでなる鉄磁性合金等を挙げること
ができる。
%のFe粉末も使用できる。Feの純度が85重量%未
満であると、電磁波吸収能が低く、98重量%を超える
と、可燃性が高くなる。好ましくは、カルボニル鉄粉末
又はアトマイズ法で製造された鉄を80重量%以上含有
する磁性合金粉末である。難燃性及び不燃性を考慮する
と、高純度のFe粉末は好ましくない。
シランカップリング剤、チタン系カップリング剤等によ
り表面処理されていてもよい。また上記金属磁性体微粉
末の粒径は、結合剤と均一に混合可能であれば特に限定
されないが、平均粒径1〜30μmが好ましい。1μm
未満であると、難燃性が低下し、30μmを超えると、
充分な電磁波吸収能を示さない。より好ましくは、2〜
20μmである。
90重量%が好ましい。70重量%未満であると、電磁
波吸収能の低下や難燃性の低下が生じ、90重量%を超
えると、電磁波吸収能は良好となるが、剛性、耐久性等
が劣り、重量も重くなるので、電磁波吸収材料として実
用性が低くなる。より好ましくは、75〜90重量%で
ある。
限定されず、第2層を形成する際に使用する結合剤と同
種のものを使用することができる。また、層形成も第2
層と同様にして行うことができる。上記金属磁性体微粉
末と上記結合剤とを配合する際、層形成、塗工性、電磁
波吸収能等を改良するために、必要に応じて、可塑剤、
粘度調節剤、表面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱
安定剤、酸化防止剤等を添加してもよい。また上記第3
層の厚さは、準マイクロ波帯域から準ミリ波帯域におい
て、75%を上回る電磁波吸収率を示す実用的な低反射
シートを得るためには、0.2〜1.1mmが好まし
い。0.2mm未満であっても、1.1mmを超えて
も、準ミリ波帯域及びミリ波帯域を吸収する能力が低下
する。より好ましくは、0.3〜0.8mmである。ま
た、軽量で薄い電磁波低反射材1を提供するためには、
第2層と第3層との合計の厚さを4mm以下とすること
が好ましい。
合剤の選択や難燃化剤の選択により設計でき、金属酸化
物磁性体微粉末や金属磁性体微粉末と結合剤や他の添加
物を配合してフィルム又はシート化した状態での性能と
して要求される。上記第2層及び上記第3層は、フィル
ム自体又はシート自体が酸素指数で30以上が好まし
い。30未満であると、燃焼性が高く、第4層と組み合
わせた場合においても充分な難燃性を示さない。より好
ましくは、35以上である。
属磁性体/金属磁性体の組み合わせで形成される電磁波
低反射材1について詳述する。第1層は上記(1)第2
層/第3層=金属酸化物磁性体/金属磁性体の組み合わ
せで形成される複層型の電磁波低反射材1と同様の材料
で同様の方法によって形成される。第2層及び第3層
は、上記(1)の第3層と同様の材料で同様の方法で形
成することができる。
属磁性体/金属酸化物磁性体の組み合わせで形成される
電磁波低反射材1について詳述する。第1層は上記
(1)第2層/第3層=金属酸化物磁性体/金属磁性体
の組み合わせで形成される複層型の電磁波低反射材1と
同様の材料で同様の方法によって形成される。第2層は
上記(1)の第3層と同様な材料で同様の方法によって
形成することができる。また第3層は上記(1)の第2
層と同様な材料で同様の方法によって形成することがで
きる。
ら、金属磁性体粉末及び結合剤からなる第2層と、金属
磁性体粉末又は金属酸化物磁性体粉末、及び結合剤から
なる第3層の関係は、以下に示す組み合わせが好まし
い。第2層としてCo−Fe−Si−B系アモルファス
合金が用いられるときは、第3層としてカルボニル鉄粉
末を選択し、第2層としてFe−Ni系アモルファス合
金粉末が用いられるときは、第3層としてMn−Zn系
フェライト、珪素鋼粉末又はカルボニル鉄粉末を選択す
る。また第2層としてセンダスト合金粉末が用いられる
ときには、第3層としてMn−Zn系フェライト又はカ
ルボニル鉄粉末を選択する。
ルファス合金、第3層としてカルボニル鉄粉末を選択し
て組み合わせた場合には、膜厚は、第2層:第3層=
1.6mm:1.0mm〜3.3mm:1.0mmであ
り、第2層としてFe−Ni系アモルファス合金粉末、
第3層としてMn−Zn系フェライトを選択して組み合
わせた場合には、膜厚は、第2層:第3層=0.9m
m:1.6mm〜1.4mm:1.1mmであり、第2
層としてFe−Ni系アモルファス合金粉末、第3層と
してカルボニル鉄粉末を選択して組み合わせた場合に
は、膜厚は、第2層:第3層=1.5mm:0.9mm
〜3.8mm:1.0mmであり、第2層としてセンダ
スト合金粉末、第3層としてカルボニル鉄粉末を選択し
て組み合わせた場合には、膜厚は、第2層:第3層=
1.8mm:0.8mm〜4.5mm:0.9mmであ
る。
低反射材1としては、(4)導電性材料からなる第1層
に、金属酸化物磁性体と結合剤からなる第2層、第2層
で用いたものとは異なる金属酸化物と結合剤からなる第
3層、さらに金属磁性体と結合剤からなる第4層からな
るもの、さらには(5)導電性材料からなる第1層に、
金属磁性体と結合剤からなる第2層、金属酸化物と結合
剤からなる第3層、さらに金属磁性体と結合剤からなる
第4層からなるもの等が好ましい。
は、上記単層型や複層型の電磁波低反射材1の形成にお
いて用いられた同様のものであり、また(4)(5)の
電磁波低反射材1は上記単層型や複層型の電磁波低反射
材1と同様にして形成することができる。具体的には、
(4)の場合は、第2層はMn−Znフェライトと塩素
化ポリエチレンから、第3層はMn−Mg−Znフェラ
イトと塩素化ポリエチレンから、第4層はカルボニル鉄
と塩素化ポリエチレンからなる構造のものが上げられ
る。また(5)の場合は、第2層はセンダスト合金粉末
と塩素化ポリエチレンから、第3層はMn−Mg−Zn
フェライトと塩素化ポリエチレンから、第4層はカルボ
ニル鉄と塩素化ポリエチレンからなる構造のものが上げ
られる。
せは、電磁波低反射材1全体の厚さや電磁波吸収能のバ
ランス化、最適化する方法として好ましく用いられる。
本発明の電磁波低反射材1は、表面を保護するために、
また美装性を付与するために、必要に応じて、単層型で
は第2層の上に、複層型では電磁波吸収層の最上層を設
けてもよい。電磁波吸収層が二つの層となる複層型につ
いて説明すれば、第3層の上に第4層を設けてもよい。
表面保護としては、半永久的保護と一次的保護とがあ
る。半永久的保護のためには、耐候性及び機械的強度に
優れており、電磁波に対して透過性のある高分子、例え
ば、ポリカーボネート、アクリル樹脂等を第4層として
設け、一次的保護のためには、化粧フィルム、可剥性フ
ィルム、可剥性塗料等を第4層として設ける。美装性を
付与するためには、プリント模様等の2次元パターン、
凹凸模様等の3次元パターン等を有するフィルム等を第
4層として設ける。さらに防火性及び消音性を付与する
ためには、無機系ボード等の難燃性内装材を第4層とし
て形成し、複合材料としてもよい。
ダーのうち少なくとも1種からなる防火ボード又は防火
シートであることが好ましい。上記無機バインダーとし
ては特に限定されず、例えば、硫酸カルシウム、けい酸
カルシウム、水ガラス、ポルトランドセメント、アルミ
ナセメント、アルミナシリケート、酸化カルシウム、粘
土等を挙げることができる。上記有機バインダーとして
は特に限定されず、例えば、塩化ビニル樹脂、シリコー
ン樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂等を挙げることができ
る。
しては特に限定されず、例えば、石綿スレート板、石綿
セメントパーライト板、石膏ボード、ロックウールシー
リング板、軽カル板、セメント板、石綿セメントけい酸
カルシウム板、石綿セメントサイディング、木毛セメン
ト板、パルプセメント板、木片セメント板、内装用プラ
スチック化粧板類、化粧硬質繊維板、軟質繊維板、中質
繊維振、硬質繊維板、パーティクルボード、化粧パーテ
ィクルボード、化粧石膏ボード、シージング石膏ボー
ド、強化石膏ボード等を挙げることができる。上記防火
ボードは、無機系の難燃化剤を含有していてもよい。
厚さは、難燃性と電磁波吸収性の観点から、3〜25m
mが好ましい。3mm未満であると、難燃性や電磁波吸
収性に対する効果が小さく、25mmを超えると、取り
付けや輸送でのボードの折れや割れを生じるおそれがあ
る。より好ましくは、9〜25mmである。上記有機バ
インダーからなる防火ボード又は防火シートは、上記有
機バインダーと可塑剤、無機フイラー、ガラス繊維、難
燃化剤等を組み合わせて形成される。上記有機バインダ
ーからなる防火ボード又は防火シートとしては特に限定
されず、例えば、難燃合板、FRP板等を挙げることが
できる。
は防火シートの厚さは、50μm〜5mmが好ましい。
50μm未満であると、難燃性や電磁波吸収性に対する
効果が小さく、5mmを超えると、取り付け作業性や重
量又は反りの点で問題を生ずる。上記難燃材料は、防火
壁装材料であってもよい。上記防火壁装材料としては特
に限定されず、例えば、壁装材料として認定されている
紙壁紙、織物壁紙、ビニル壁紙、化学繊維壁紙、無機質
壁紙、特定壁紙等を挙げることができる。これらを形成
する材料としては特に限定されず、例えば、第2層の結
合剤として使用する塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、
塩素化ポリエチレン樹脂等の有機高分子材料、紙、セル
ロース紙等と可塑剤、無機フイラー、ガラス繊維、難燃
化剤等との組み合わせによるもの、又は第2層の結合剤
として使用する無機窯業材料と無機フイラー、ガラス繊
維、難燃化剤等との組み合わせによるもの等を挙げるこ
とができる。
mmが好ましい。50μm未満であると、難燃性や電磁
波吸収性に対する効果が小さく、2mmを超えると、難
燃化が難しくなるし、取り付け作業性が低下する。上記
防火壁装材料は、上記(2)(3)の複層型の電磁波低
反射材1を例に取れば、第3層にそのまま積層して使用
するだけではなく、難燃性材料として無機バインダー及
び有機バインダーのうち少なくとも1種からなる防火ボ
ード又は防火シートを使用した第4層に、更に重ねて第
5層として使用してもよい。上記防火壁装材料を第5層
として使用する場合、第4層と組み合わせることで、T
EモードやTMモードにおいて電磁波吸収能を向上させ
ることができる。特に第4層が無機バインダーからなる
防火ボードであると、より効果的である。
構成する結合剤のうち少なくとも1つが、無機窯業材料
であることが好ましい。上記結合剤として無機窯業材料
を用いると、得られる電磁波低反射材1の難燃性を高め
ることができる。また第2層を形成する結合剤及び第3
層を構成する結合剤のうち少なくとも1つが、有機高分
子材料であることが好ましい。上記結合剤として有機高
分子材料を用いると、得られる電磁波低反射材1の難燃
性を高めることができる。上記有機高分子材料として、
酸素指数30以上のものを用いると、さらに難燃性を高
めることができる。また第2層及び第3層のうち少なく
とも1つには、難燃性及び不燃性を付与するために、更
に難燃化剤を添加することができる。上記難燃化剤とし
ては特に限定されず、例えば、(1)酸化燃焼の連鎖反
応を停止させるアミン類、フェノール類、塩素化合物、
臭素化合物、或いは(2)空気を遮断し酸素と可燃ガス
の接触を防ぐりん化合物、ほう素化合物、或いは(3)
可燃ガスを希釈して発熱量を低下させる水、二酸化炭
莱、アンモニア等の不活性ガス発生剤、或いは(4)可
燃物の温度を低下させて分解着火を防止する水酸化物、
水和物、シリカ、アルミナ等を挙げることができる。更
に具体的には、上記難燃化剤としては、例えば、へキサ
ブロモベンゼン、デカブロモベンジルフェニルエーテ
ル、デカブロモベンジルフェニルオキサイド、テトラブ
ロモビスフェノール、テトラブロモ無水フタル酸、テト
ラブロモビスフェノールA、トリクレジルホスフェー
ト、トリフェニルホスフェート、トリアリルホスフェー
ト、トリクロロエチルホスフェート、含ハロゲン縮合り
ん酸エステル、塩化パラフィン、パークロロペンタシク
ロデカン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、ほう酸亜鉛、臭
化アンモニウム、りん酸チタン等を挙げることができ
る。
3層中、0.01〜15重量%が好ましい。0.01重
量%未満であると、得られる電磁波低反射材1の難燃性
が充分でなく、15重量%を超えると、結合剤量が減っ
てシートの物性が低下してしまい、結合剤量を補うと、
磁性体が減って電磁波吸収能が低下する。またこの難燃
化は、上述のように(a)第4層を構成する難燃性材料
により、(b)第2層を構成する結合剤及び第3層を構
成する結合剤のうち少なくとも1つを、酸素指数30以
上のポリマーにすることにより、(c)第2層を構成す
る金属酸化物磁性体微粉末及び第3層を構成する金属磁
性体微粉末の種類、粒子径、粒子径分布及び添加量によ
り、又は、(d)第2層及び第3層のうち少なくとも1
つに添加される難燃化剤等により行われるが、オフィス
等の壁、天井、床等に設置する際、第4層が表層となる
ので、(a)第4層を構成する難燃性材料の選択は特に
重要である。
例えば、次のような方法で製造することができる。まず
金属酸化物磁性体微粉末及び結合剤からなる混合物を混
練し、熱プレスで圧延した後、熱ロールでシート状に成
形する。次に得られたシートに第1層の導電性材料から
なる板等を密着させて第1層と第2層の積層体を得る。
ついで、金属磁性体微粉末及び結合剤からなる混合物を
第2層の上にシート化して被覆することにより第3層を
形成する。更にその上に防火ボード等を重ねることによ
り、本発明の電磁波低反射材1を得る。尚、この電磁波
低反射材1は、第2層、第3層及び第4層をこの順で第
1層の上に積層することが必要であり、順序を変える
と、電磁波吸収能が不十分となる。
フェライト及び結合剤から構成される第1層と、導電性
材料から構成される第2層と、金属酸化物磁性体微粉末
及び結合剤から構成される第3層と、金属磁性体微粉末
及び結合剤から構成される第4層とを具備し、第1層を
外部磁力により磁化させてマグネットシートとして形成
した磁性を有するものを例示することができる。
鉄や、マグネシウム、マンガン、亜鉛等の酸化物をもち
いることができる。また上記結合剤や金属酸化物磁性体
微粉末や金属磁性体微粉末は既述のものを使用すること
ができる。また上記第4層の外側に美装性や強度の向上
のために高分子フィルム等で形成される第5層を設ける
ようにしてもよい。
することができる場所やもの、例えば鉄板等の金属体で
形成される壁や床や天井やドア、及び収納庫などの事務
機器や什器に取り付けて使用することができる。上記電
磁波低反射材1により衝立、パーティション、間仕切
り、ドア等の内装材を形成することができる。図4
(a)乃至(e)には電磁波低反射材1のパーティショ
ンが例示してある。これらパーテイションの基本的な構
造は、導電性材料から構成される第1層と、金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤から構成される第2層と、金属
磁性体微粉末及び結合剤から構成される第3層とを具備
して形成されるものである。
層40の両表面に第2層41をそれぞれ設け、各第2層
41の表面に第3層42をそれぞれ設けて形成されるも
のであり、第1層40を共通させて最も薄く形成するこ
とができるものである。図4(b)に示すパーティショ
ンは、第1層40をほとんど隙間なく対向させて二枚の
電磁波低反射材1を配置して形成されるものであり、二
枚の電磁波低反射材1を用いて電磁波の吸収性を高くし
たものである。図4(c)に示すパーティションは、第
1層40を隙間を開けて対向させて二枚の電磁波低反射
材1を配置して形成されるものであり、第1層40間の
空気層45によって断熱効果を有するものである。図4
(d)に示すパーティションは、第1層40を隙間を開
けて対向させて二枚の電磁波低反射材1を配置し、第1
層40間に中間層46を設けて形成されるものである。
中間層46として無機ボードを用いると、無機ボードに
よって断熱性、防音性、遮音性、防振性を有するもので
ある。また中間層46を樹脂層とし、樹脂層をビスコエ
ラスティックな樹脂で形成すると、特に制振性に著しい
効果を有し、また樹脂層を発泡性のウレタンフォームや
耐熱性の高いイソシアヌレート環を含んだ発泡ウレタン
のような発泡性樹脂で形成すると、断熱性が優れたもの
のとなる。また中間層46をガラス繊維などの無機繊維
や合成樹脂等で形成される有機繊維を用いて形成する
と、断熱性や遮音性を向上させることができる。また中
間層46を木材やコルクボード等の有機ボードで形成す
ることもできる。図4(e)に示すパーティションは、
第1層40を隙間を開けて対向させて二枚の電磁波低反
射材1を配置し、第1層40にそれぞれ中間層46を設
けると共に中間層46間に空気層45を設けて複合型に
形成されるものである。
ように中間層46を挟んだ構造や図4(e)のように複
合型の構造を持つものが、性能の点から好ましい。また
上記パーティションは、剛性のある第1層40を有効に
生かしてパネル(電磁波低反射材1)全体をフレームで
囲んで形成したり、或いはパネルの剛性を生かして箱状
構造体に形成したり、或いはパネル端を支柱で支えたり
挟んだりして形成することができ、施工される所に適し
た工法で設置される。尚、ここではパーティションにつ
いて説明したが、衝立や間仕切りドアも上記パーティシ
ョンと同様にして形成することができる。
成することができる。このブラインドは電磁波低反射材
1を矩形状に切断してスリット片を形成し、このスリッ
ト片を多数枚連結して形成されるものである。このブラ
インドは窓等のガラス面の前に設置されるものである。
次に部屋内への電磁波低反射材1の設置について説明す
る。
材として部屋内の壁面3に取り付けることができる。壁
材としての電磁波低反射材1は、防火対策から難燃性を
有するものであることが好ましい。また難燃性と磁性を
有する電磁波低反射材1でカーテンウォールを形成し
て、鋼板の壁に磁力で取り付けるようにしてもよい。上
記電磁波低反射材1は、壁面3の全体或いは部分的に用
いることができるが、対向する壁面3のどちらか一方
を、好ましくは対向する壁面3の両方に取り付けるよう
にする。また電磁波の遅延分散の悪化を防止するため
に、図5に示すように部屋内で最も長い間隔で対向する
ように形成された側壁面23a、23bの両方に電磁波
低反射材1を設けるのがよい。また電磁波シールド措置
を施した窓のガラス30で反射する電磁波を吸収するた
めに為にガラス30に対向する側壁面22bに電磁波低
反射材1を設けるのがよい。
井板として部屋内の天井4の全面に或いはアンテナ設置
部分に取り付けることができる。天井材としての電磁波
低反射材1は、防火対策から難燃性を有するものである
ことが好ましい。また天井板としての電磁波低反射材1
は、表面に化粧用のフィルムを張りつけてデッキプレー
トに取り付けることもできる。
内の床5の全面に或いは部分的に取り付けることができ
る。床材としての電磁波低反射材1は、塩化ビニル樹脂
等で形成されるタイル(P−タイル)と一体化して使用
することができる。また電磁波低反射材1をデッキプレ
ート6の上に敷きつめて床を形成するようにしてもよ
い。尚、床には種々の機器や事務機を設置するので、床
よりも天井に電磁波低反射材1を取り付ける方が、部屋
内の電磁波吸収能を大きくすることができる。
立や間仕切りが設置されるが、そのうちの全部或いはア
ンテナ設置部分等の一部を上記電磁波低反射材1のパー
ティションや衝立で形成することができる。このとき向
かい合うパーティションや衝立や間仕切りのどちらか一
方を、好ましくは向かい合うパーティションや衝立や間
仕切りの両方を電磁波低反射材1で形成することができ
る。また電磁波の遅延分散の悪化を防止するために、最
も長い間隔で設置された向かい合うパーティションや衝
立や間仕切りを電磁波低反射材1で形成することができ
る。また壁面と対向するように設置されたパーティショ
ンや衝立や間仕切りを電磁波低反射材1で形成すること
ができる。また部屋外につながる出入口等の開口部の前
に設置されるパーティション10や衝立や間仕切りを電
磁波低反射材1で形成することができる。また電磁波低
反射材1でドア9を形成してもよい。
器52の表面(前面や側面)に電磁波低反射材1を取り
付けることができる。この場合、磁性を有する電磁波低
反射材1を用いると、収納庫50等の金属で形成される
平面部分に磁力で電磁波低反射材1を取り付けることが
できる。さらに電磁波の遅延分散の悪化を防止するため
に、最も長い間隔で設置された向かい合う什器51や事
務機器52を電磁波低反射材1で形成することができ
る。また収納庫の扉を電磁波低反射材1で形成してもよ
い。
して、部屋内の任意の場所或いはアンテナ設置場所に取
り付けることができる。このように本発明では、壁面
3、天井面4、床面5及び什器51や事務機器52に電
磁波低反射材1を設けたので、電磁波低反射材1で無線
通信システムから発信される電磁波を吸収して反射しに
くくし、電磁波が相互干渉を起こしたり遅延分散特性の
悪化を起こしたりして無線通信システムの混信、誤作動
や盗聴等の問題が発生しないようにすることができる。
また部屋外に無線通信システムの電磁波が漏れないよう
にすることができ、部屋外の同一の周波数帯で使用され
ている他の無線通信システムに悪影響を与えないように
することができる。
の電磁波シールドされる部屋内、或いは電磁波シールド
されていない部屋内のいずれにも適用することができ
る。
4でMnO、ZnOとFe2 O3 とを含む平均粒径15
μmのフェライト微粒子を90重量部と、エチレン−酢
酸ビニル共重合体EVA(SUMITATE RB−1
1、住友化学工業社製)10重量部とを110℃に設定
したテストロールで混練し、混練体を更に110℃の熱
プレスで圧延した後、140℃の熱ロールで2.5mm
の厚さのシートに成形した。得られたシートをアルミホ
イルに密着させて第1層と第2層との積層体を得た。
鉄(HLグレード、BASF社製)85重量部と、上記
と同様のエチレン−酢酸ビニル共重合体EVA15重量
部とを上記と同様にして第2層の上を被覆するようにし
てシート化し、厚さ0.5mmの第3層を形成した。さ
らに厚さ11mmの石膏ボードを第3層の上に重ねて積
層して第4層を形成し、図3に示すような第1層40と
第2層41と第3層42と第4層43から構成される電
磁波低反射材1−Aを得た。
18μmのセンダスト合金粉末(三菱マテリアル社製)
75重量部と、塩素化ポリエチレン(昭和電工社製、エ
ラスレン303A)25重量部とを110℃に設定した
テストロールで混練し、混練体を更に110℃の熱プレ
スで圧延した後、140℃の熱ロールで2.9mmの厚
さのシートに成形した。得られたシートを厚さ0.8m
mの鋼板に密着させて第1層と第2層との積層体を得
た。
鉄(HLグレード、BASF社製)85重量部と、塩素
化ポリエチレン(昭和電工社製、エラスレン303A)
15重量部と、三酸化アンチモン5重量部とを上記と同
様にして第2層の上を被覆するようにしてシート化し、
厚さ0.8mmの第3層を形成した。さらに厚さ150
μmの塩化ビニル系化粧フィルム(日本ペイント社製、
アーテリット)を第3層の上に貼りつけて第4層を形成
し、図3に示すような第1層40と第2層41と第3層
42と第4層43から構成される電磁波低反射材1−B
を得た。尚、この電磁波低反射材1−Bの周囲にはプラ
スチック材で形成されるフレームを取り付けた。
2:14:5でMnO、ZnOとFe2 O3 とを含む平
均粒径15μmの多分散粒径Mn−Znフェライト微粒
子と、塩素化ポリエチレン(昭和電工社製、エラスレン
303A)を用いて、そのフェライトの体積分率が38
%volとなるように、110℃に設定したテストロー
ルで混練し、混練体を更に110℃の熱プレスで圧延し
た後、140℃の熱ロールで7.2の厚さのシートに成
形した。得られたシートをアルミ蒸着を施した厚さ50
μmのPETフィルムと接着層を介して一体化して単層
型の電磁波低反射材1−Cを得た。
上記のようにして作成された電磁波低反射材1−A、1
−B、1−Cの垂直入射での電磁波反射減衰量(率)を
測定した。電磁波が電磁波低反射材1−A、1−B、1
−Cの表面に垂直入射した場合の反射減衰量を測定する
ために、電磁波低反射材1−A、1−B、1−CをTE
M入射測定ができるように加工し、7mm空洞同軸管に
入れて、ネットワークアナライザーによって周波数1.
9GHz、2.45GHz、19GHzで反射減衰量を
測定した。結果を表1に示す。
記のようにして作成された電磁波低反射材1−A、1−
B、1−Cの電磁波の45°斜入射での電磁波反射減衰
量(率)を近傍電磁界アンテナ測定装置(アイコム社
製、NFAMS)を用いて周波数1.9GHz、2.4
5GHz、19GHzでTEモードとTMモードで測定
した。結果を表2に示す。
定)発振器としてガンダイオードを用い、上記のように
して作成された電磁波低反射材1−A、1−Cに対し
て、積層面に対してTEM入射するように導波管中に電
磁波低反射材1−A、1−Cを設置し、ミキサーを介し
てスペクトラムアナライザーによって60GHzで反射
減衰量を測定したところ、電磁波低反射材1−Aでは1
0.5dB、電磁波低反射材1−Cでは6.5dBであ
った。
奥行き6m、高さ3mでエクスパンドメタル、デッキプ
レート、カーテンウォール、導電性材料や電磁波遮蔽ガ
ラス30で電磁波シールドされた部屋において、床面2
0を除く天井21と、一方の対向する側壁面22a、2
2bと、他方の対向する側壁面23a、23bの五面に
上記電磁波低反射材1−Aを設置した。
屋で電磁波シールドされていない部屋において、床面2
0を除く天井21と、一方の対向する側壁面22a、2
2bを除く他の対向する側壁面23a、23bに上記電
磁波低反射材1−Aを設置した。 (実施例3)実施例1と同様のシールドされた部屋にお
いて、側壁面23aに上記電磁波低反射材1−Aを設置
した。
れた部屋において、側壁面23aと側壁面22aに上記
電磁波低反射材1−Bを設置した。 (実施例5)実施例1と同様のシールドされた部屋にお
いて、側壁面23aと側壁面22aと天井21に上記電
磁波低反射材1−Cを設置した。
た部屋において、電磁波低反射材1を全く設置しなかっ
た。 (実験1)実施例1において、短手方向の端部のA点と
B点に2.45GHzの中速無線LANシステムを組み
込んだパーソナルコンピュータを設置してA点とB点で
通信をおこなった。その結果、100kbyteのデー
タファイルを3秒で送信することができた。
端部のA点とB点に1.9GHzのPHS(パーソナル
ハンディホーン)を設置してトランシーバーモードでA
点とB点で通話をおこなった。その結果、音声が途切れ
ることなく通話できた。 (実験3)実施例3において、短手方向の端部のA点と
B点に1.9GHzのPHS(パーソナルハンディホー
ン)を設置してトランシーバーモードでA点とB点で通
話をおこなった。その結果、音声が途切れることなく通
話できた。
端部のA点とB点に2.45GHzの中速無線LANシ
ステムを組み込んだパーソナルコンピュータを設置して
A点とB点で通信をおこなった。その結果、100kb
yteのデータファイルを3秒で送信することができ
た。
端部のA点とB点に2.45GHzの中速無線LANシ
ステムを組み込んだパーソナルコンピュータを設置して
A点とB点で通信をおこなった。その結果、100kb
yteのデータファイルを3秒で送信することができ
た。
部のA点とB点に2.45GHzの中速無線LANシス
テムを組み込んだパーソナルコンピュータを設置してA
点とB点で通信をおこなった。その結果、100kby
teのデータファイルを送信しようとしたが、30秒た
っても通信は完了せず、スループット速度が極端に低下
していた。
部のA点とB点に1.9GHzのPHS(パーソナルハ
ンディホーン)を設置してトランシーバーモードでA点
とB点で通話をおこなった。その結果、音声が途切れが
ちであり明瞭な通話ができなかった。
発明は、部屋内に電磁波を広い周波数帯で弱く吸収する
薄型の電磁波低反射材を設置するので、電磁波低反射材
で無線通信システムから発信される電磁波を吸収して反
射しにくくし、電磁波が相互干渉を起こしたり遅延分散
特性の悪化を起こしたりして無線通信システムの混信、
誤作動や盗聴等の問題が発生しないようにすることがで
き、通信環境が悪化しないようにすることができるもの
である。また部屋外に無線通信システムの電磁波が漏れ
ないようにすることができ、部屋外の同一の周波数帯で
使用されている他の無線通信システムに悪影響を与えな
いようにすることができ、同一の周波数帯で多数の無線
通信システムを利用することができるものである。
〜60GHzの周波数帯において−2〜−15dBの電
磁波吸収能を有する電磁波低反射材を用いるので、無線
通信システムで使用される大部分の周波数帯の電磁波を
一様に弱く吸収することができるものである。また本発
明の請求項3に記載の発明は、複数の電磁波吸収層を有
する電磁波低反射材を用いるので、各層で別の周波数帯
の電磁波を吸収することができる電磁波低反射材を用い
ることによって、無線通信システムで使用される大部分
の周波数帯の電磁波を一様に吸収することができるもの
である。
記電磁波吸収層として、導電性のある第一層と、金属酸
化物磁性体の粉末或いは金属磁性体の粉末と結合剤から
構成される第二層と、金属酸化物磁性体の粉末或いは金
属磁性体の粉末と結合剤から構成される第三層とを有す
る電磁波低反射材を用いて成ることを特徴とするもので
あり、これら電磁波吸収層の組み合わせにより初めて1
〜60GHzの周波数帯で反射減衰率が−2〜−15d
Bの電磁波吸収能を有する電磁波低反射材を得ることが
できると共に各電磁波吸収層の特徴が生かせて薄膜で高
吸収な電磁波低反射材を得ることができるものである。
燃性を有する電磁波低反射材を用いて成ることを特徴と
するものであり、部屋内の壁面、天井、床にこの電磁波
低反射材を用いることによって、部屋内の電磁波吸収能
とともに部屋内の防火性能を向上させることができるも
のである。また本発明の請求項6に記載の発明は、磁性
を有する電磁波低反射材を用いて成ることを特徴とする
ものであり、電磁波低反射材1を金属面に磁着させて任
意の場所に取り付けることができるものである。
井と床、或いは向かい合う側壁面と側壁面等の面の組み
合わせのうち、いずれか少なくとも一面に、好ましくは
向かい合わない二面に、更に好ましくは向かい合わない
三面に電磁波低反射材を設けて成ることを特徴とするも
のであり、電磁波は直進して部屋の構成面で反射するの
で、向かい合う面では少なくともいずれか一面に設置し
ておけば、電磁波低反射材を設けていない一方の面で反
射した電磁波を電磁波低反射材を設けた他方の面で吸収
することができるものである。また最初に電磁波低反射
材を設置した面と向かい合わない面に電磁波低反射材を
設置することで、電磁波低反射材に関連する反射面が四
面となり、部屋全体での電磁波の吸収効率を向かい合い
面の両方に電磁波低反射材を配置するよりも良好にする
ことができるものである。さらに電磁波低反射材の装着
面を増やす場合には、残された電磁波低反射材の設置さ
れていない向かい合う面のいずれかに電磁波低反射材を
設置することで、部屋全体の電磁波の吸収効率を向上さ
せることができるものである。
磁波低反射材により間仕切り、ブラインド、ドア等の内
装材を形成して成ることを特徴とするものであり、電磁
波低反射材を内装材として任意の場所に設置することが
できるものである。また本発明の請求項9に記載の発明
は、電磁シールドされていない部屋であることを特徴と
するものであり、電磁シールドされていない部屋に電磁
波低反射材を設けることによって、外部から部屋内に進
入する電磁波や、外部から部屋内に進入する電磁波が部
屋内に設置された金属什器、金属家具等の強力な電磁波
反射面で反射された電磁波を電磁波低反射材で吸収する
ことができ、部屋の電磁波環境の悪化を防止することが
できるものである。
電磁シールドされた部屋であることを特徴とするもので
あり、外部からの電磁波の進入を防止したり部屋内で発
生させた電磁波を外部に漏洩させたりしないようにする
目的で電磁波シールドされた部屋に電磁波低反射材を設
けることによって、部屋内で発生する電磁波を電磁波低
反射材で吸収することができ、シールドされた部屋内の
電磁空間の電界強度分布が大きく乱れたり、電界強度が
異常に高くなったり、電磁波が減衰しなかったりして、
電磁波の相互干渉や遅延分散特性を大きく悪化させない
ようにすることができるものである。
る。
ある。
図である。
(b)は他のパーティションを示す断面図、(c)は他
のパーティションを示す断面図、(d)は他のパーティ
ションを示す断面図、(e)は他のパーティションを示
す断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 電磁波を広い周波数帯で弱く吸収する薄
型の電磁波低反射材を設置して成ることを特徴とする無
線通信用の部屋。 - 【請求項2】 1〜60GHzの周波数帯において反射
減衰率が−2〜−15dBの電磁波吸収能を有する電磁
波低反射材を用いて成ることを特徴とする請求項1に記
載の無線通信用の部屋。 - 【請求項3】 複数の電磁波吸収層を有する電磁波低反
射材を用いて成ることを特徴とする請求項1又は2に記
載の無線通信用の部屋。 - 【請求項4】 上記電磁波吸収層として、導電性のある
第一層と、金属酸化物磁性体の粉末或いは金属磁性体の
粉末と結合剤から構成される第二層と、金属酸化物磁性
体の粉末或いは金属磁性体の粉末と結合剤から構成され
る第三層とを有する電磁波低反射材を用いて成ることを
特徴とする請求項3に記載の無線通信用の部屋。 - 【請求項5】 難燃性を有する電磁波低反射材を用いて
成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
の無線通信用の部屋。 - 【請求項6】 強磁性を有する電磁波低反射材を用いて
成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
の無線通信用の部屋。 - 【請求項7】 天井と床、或いは向かい合う側壁面と側
壁面等の面の組み合わせのうち、いずれか少なくとも一
面に、好ましくは向かい合わない二面に、更に好ましく
は向かい合わない三面に電磁波低反射材を設けて成るこ
とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の無線
通信用の部屋。 - 【請求項8】 電磁波低反射材により間仕切り、ブライ
ンド、ドア等の内装材を形成して成ることを特徴とする
請求項1乃至7のいずれかに記載の無線通信用の部屋。 - 【請求項9】 電磁シールドされていない部屋であるこ
とを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の無線
通信用の部屋。 - 【請求項10】 電磁シールドされた部屋であることを
特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の無線通信
用の部屋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP66296A JP3597930B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 無線通信用の部屋 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP66296A JP3597930B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 無線通信用の部屋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09186485A true JPH09186485A (ja) | 1997-07-15 |
| JP3597930B2 JP3597930B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=11479945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP66296A Expired - Fee Related JP3597930B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 無線通信用の部屋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3597930B2 (ja) |
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- 1996-01-08 JP JP66296A patent/JP3597930B2/ja not_active Expired - Fee Related
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