JPH0923087A - オフィス用低反射シート及びその製造方法 - Google Patents
オフィス用低反射シート及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0923087A JPH0923087A JP7196037A JP19603795A JPH0923087A JP H0923087 A JPH0923087 A JP H0923087A JP 7196037 A JP7196037 A JP 7196037A JP 19603795 A JP19603795 A JP 19603795A JP H0923087 A JPH0923087 A JP H0923087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- binder
- reflection sheet
- low reflection
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの電磁
波を吸収し、かつ、薄型で金属面に対して装着が容易で
ある広帯域電磁波吸収材料を用いたオフィス用低反射シ
ート及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 ハードフェライト及び結合剤からなる第
1層と、導電性材料からなる第2層と、金属酸化物磁性
体微粉末及び結合剤からなる第3層と、金属磁性体微粉
末及び結合剤からなる第4層とを有するオフィス用低反
射シート。
波を吸収し、かつ、薄型で金属面に対して装着が容易で
ある広帯域電磁波吸収材料を用いたオフィス用低反射シ
ート及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 ハードフェライト及び結合剤からなる第
1層と、導電性材料からなる第2層と、金属酸化物磁性
体微粉末及び結合剤からなる第3層と、金属磁性体微粉
末及び結合剤からなる第4層とを有するオフィス用低反
射シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス用低反射
シート及びその製造方法に関する。
シート及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会に向けての技術革新は着
実に進んでいる。情報・通信技術は飛躍的な進歩を遂げ
ており、マルチメディアに代表される個人的情報機器、
そのシステムと同様、通信インフラの整備が次の大きな
市場として期待されている。
実に進んでいる。情報・通信技術は飛躍的な進歩を遂げ
ており、マルチメディアに代表される個人的情報機器、
そのシステムと同様、通信インフラの整備が次の大きな
市場として期待されている。
【0003】通信システムに利用される周波数帯域とし
ては、1.9GHz帯及び2.45GHz帯の準マイク
ロ波帯域、19GHz帯の準ミリ波帯域及び60GHz
帯のミリ波帯域での通信が実用化されようとしている。
更に、諸外国においては、900MHz帯や5.7GH
z帯も無線LAN用として実用に供されている。準マイ
クロ波帯域は、個人用簡易無線電話システム(PHS)
と中速無線LANの室内無線機器に、そして準ミリ波帯
域及びミリ波帯域は、高速無線LANの室内無線機器に
あてられている。それぞれの周波数帯域での需要が拡大
するにつれて、電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混
信、誤作動や盗聴等の問題が心配される。
ては、1.9GHz帯及び2.45GHz帯の準マイク
ロ波帯域、19GHz帯の準ミリ波帯域及び60GHz
帯のミリ波帯域での通信が実用化されようとしている。
更に、諸外国においては、900MHz帯や5.7GH
z帯も無線LAN用として実用に供されている。準マイ
クロ波帯域は、個人用簡易無線電話システム(PHS)
と中速無線LANの室内無線機器に、そして準ミリ波帯
域及びミリ波帯域は、高速無線LANの室内無線機器に
あてられている。それぞれの周波数帯域での需要が拡大
するにつれて、電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混
信、誤作動や盗聴等の問題が心配される。
【0004】電波環境を向上させるために、従来から電
磁波吸収材料からなる電磁波吸収体が使用されている。
電磁波吸収材料としては、一般にフェライトと樹脂との
複合体が知られており、加工する際に、目的とする周波
数に応じて、複合体の磁気特性及び誘電特性とともに、
厚さを精密にコントロールすることによって大きな吸収
を達成している。しかし、このような電磁波吸収体で
は、準マイクロ波帯域、準ミリ波帯域、ミリ波帯域のよ
うに大きく離れた周波数帯域を同等に吸収することはで
きず、上述のような準マイクロ波帯域と準ミリ波帯域の
使用の拡張に伴い、関連業界から準マイクロ波帯域及び
ミリ波帯域を同等に吸収する電磁波吸収材料の開発が求
められている。また、このような電磁波吸収体を設計す
るためには、吸収しようとする電磁波の周波数ごとにフ
ェライトの製造条件を検討し、フェライトを製作する必
要があり、任意の整合周波数特性を実現することは困難
であった。
磁波吸収材料からなる電磁波吸収体が使用されている。
電磁波吸収材料としては、一般にフェライトと樹脂との
複合体が知られており、加工する際に、目的とする周波
数に応じて、複合体の磁気特性及び誘電特性とともに、
厚さを精密にコントロールすることによって大きな吸収
を達成している。しかし、このような電磁波吸収体で
は、準マイクロ波帯域、準ミリ波帯域、ミリ波帯域のよ
うに大きく離れた周波数帯域を同等に吸収することはで
きず、上述のような準マイクロ波帯域と準ミリ波帯域の
使用の拡張に伴い、関連業界から準マイクロ波帯域及び
ミリ波帯域を同等に吸収する電磁波吸収材料の開発が求
められている。また、このような電磁波吸収体を設計す
るためには、吸収しようとする電磁波の周波数ごとにフ
ェライトの製造条件を検討し、フェライトを製作する必
要があり、任意の整合周波数特性を実現することは困難
であった。
【0005】特開平3−36795号公報には、下層の
ハードフェライト層の磁力強度により焼結フェライトの
スピン配向を制御して複素透磁率を変化させて広帯域で
の吸収を可能にした電波吸収材料が開示されている。し
かし、磁力により複素透磁率を変化させて広帯域での電
磁波の吸収を可能にするには、フェライトの厚さを制御
した整合が必要であるし、強力で重い磁石が必要であ
る。また、この電磁波吸収材料の広帯域での吸収能を保
持させる効果は実際には大きくない。
ハードフェライト層の磁力強度により焼結フェライトの
スピン配向を制御して複素透磁率を変化させて広帯域で
の吸収を可能にした電波吸収材料が開示されている。し
かし、磁力により複素透磁率を変化させて広帯域での電
磁波の吸収を可能にするには、フェライトの厚さを制御
した整合が必要であるし、強力で重い磁石が必要であ
る。また、この電磁波吸収材料の広帯域での吸収能を保
持させる効果は実際には大きくない。
【0006】そこで、広帯域で使用可能である電磁波吸
収材料として、導電性材料からなる第1層と、その上に
順次積層された金属酸化物磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第2層と、金属磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第3層とを有する複層型の電磁波吸収材料が
提案されている。
収材料として、導電性材料からなる第1層と、その上に
順次積層された金属酸化物磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第2層と、金属磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第3層とを有する複層型の電磁波吸収材料が
提案されている。
【0007】この構造を持つ電磁波吸収材料によって1
〜60GHzの広帯域で、安定した低反射吸収能を有す
る電磁波吸収が可能となった。この第2層は金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなっており、特開平3−3
6795号公報で開示されている焼結フェライト板とは
異なり、一般に吸収は小さいが整合に対する自由度は高
い特徴を有している。インテリジェントオフィスの壁、
天井及び床を、このような低反射材で囲むと、準マイク
ロ波帯域、準ミリ波帯域及びミリ波帯域までの電波を使
用した通信システムがオフィス内で行われても、前述し
た電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混信、誤作動等の
問題は生じないと考えられる。
〜60GHzの広帯域で、安定した低反射吸収能を有す
る電磁波吸収が可能となった。この第2層は金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなっており、特開平3−3
6795号公報で開示されている焼結フェライト板とは
異なり、一般に吸収は小さいが整合に対する自由度は高
い特徴を有している。インテリジェントオフィスの壁、
天井及び床を、このような低反射材で囲むと、準マイク
ロ波帯域、準ミリ波帯域及びミリ波帯域までの電波を使
用した通信システムがオフィス内で行われても、前述し
た電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混信、誤作動等の
問題は生じないと考えられる。
【0008】しかしながら、オフィス内には、金属製什
器の書庫、収納庫等のボックス状の備品、扉、パーティ
ション、衝立、間仕切り、ホワイトボード等の平板を有
する備品、机、収納ワゴン、収納箱、ロッカー等のスチ
ール鋼製家具等が設置されており、これらの金属面が電
磁波の反射板となるので、実際には、電磁波の相互干
渉、遅延分散に伴う混信、誤作動等が生じる。また、金
属製什器や金属部品がオフィス内に持ち込まれた場合に
も、同様の問題が生じる。そこで、上述した電磁波吸収
材料を電磁波反射金属面の必要な箇所に必要量だけ簡単
に装着でき、また、電波障害となる金属面を容易に見い
だすために種々の金属面に装脱着を行うことができ、更
に、美装性もあり、その上に、マグネットやマグネット
シートのような磁力を用いてなる文房具や事務具が装着
できる電磁波吸収体が望まれている。
器の書庫、収納庫等のボックス状の備品、扉、パーティ
ション、衝立、間仕切り、ホワイトボード等の平板を有
する備品、机、収納ワゴン、収納箱、ロッカー等のスチ
ール鋼製家具等が設置されており、これらの金属面が電
磁波の反射板となるので、実際には、電磁波の相互干
渉、遅延分散に伴う混信、誤作動等が生じる。また、金
属製什器や金属部品がオフィス内に持ち込まれた場合に
も、同様の問題が生じる。そこで、上述した電磁波吸収
材料を電磁波反射金属面の必要な箇所に必要量だけ簡単
に装着でき、また、電波障害となる金属面を容易に見い
だすために種々の金属面に装脱着を行うことができ、更
に、美装性もあり、その上に、マグネットやマグネット
シートのような磁力を用いてなる文房具や事務具が装着
できる電磁波吸収体が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの電磁波を吸
収し、かつ、薄型で金属面に対して装着が容易である広
帯域電磁波吸収材料を用いたオフィス用低反射シート及
びその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
み、準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの電磁波を吸
収し、かつ、薄型で金属面に対して装着が容易である広
帯域電磁波吸収材料を用いたオフィス用低反射シート及
びその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、オフィ
ス用低反射シートが、ハードフェライト及び結合剤から
なる第1層と、導電性材料からなる第2層と、金属酸化
物磁性体微粉末及び結合剤からなる第3層と、金属磁性
体微粉末及び結合剤からなる第4層とを有するところに
存する。また、本発明の要旨は、オフィス用低反射シー
トの製造方法において、ハードフェライト及び結合剤か
らなる第1層を外部磁力により磁化させてマグネットシ
ートとした後、導電性材料からなる第2層、金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなる第3層、並びに、金属
磁性体微粉末及び結合剤からなる第4層を順次積層する
ところにも存する。更に、本発明の要旨は、上記オフィ
ス用低反射シートに、更に美装性及び/又は機械的強度
を付与するための高分子フィルムからなる第5層を設け
てなるところにも存する。以下に本発明を詳述する。
ス用低反射シートが、ハードフェライト及び結合剤から
なる第1層と、導電性材料からなる第2層と、金属酸化
物磁性体微粉末及び結合剤からなる第3層と、金属磁性
体微粉末及び結合剤からなる第4層とを有するところに
存する。また、本発明の要旨は、オフィス用低反射シー
トの製造方法において、ハードフェライト及び結合剤か
らなる第1層を外部磁力により磁化させてマグネットシ
ートとした後、導電性材料からなる第2層、金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなる第3層、並びに、金属
磁性体微粉末及び結合剤からなる第4層を順次積層する
ところにも存する。更に、本発明の要旨は、上記オフィ
ス用低反射シートに、更に美装性及び/又は機械的強度
を付与するための高分子フィルムからなる第5層を設け
てなるところにも存する。以下に本発明を詳述する。
【0011】本発明のオフィス用低反射シートの第1層
は、ハードフェライト及び結合剤からなる。上記ハード
フェライトとしては特に限定されず、例えば、金属系永
久磁石材料のAl−Ni−Co磁石;Sm−Co系、N
d−Fe−B系等の希土類磁石;BaO・6Fe
2 O3 、SrO・6Fe2 O3 等のマグネットプランバ
イト型フェライト;Ba・Fe18O27のW型フェライ
ト;γ−Fe2 O3 、Co−γ−Fe2 O3 、Fe4 O
4 等のスピネル型磁石等を挙げることができる。好まし
くは、マグネットプランバイト型フェライトである。
は、ハードフェライト及び結合剤からなる。上記ハード
フェライトとしては特に限定されず、例えば、金属系永
久磁石材料のAl−Ni−Co磁石;Sm−Co系、N
d−Fe−B系等の希土類磁石;BaO・6Fe
2 O3 、SrO・6Fe2 O3 等のマグネットプランバ
イト型フェライト;Ba・Fe18O27のW型フェライ
ト;γ−Fe2 O3 、Co−γ−Fe2 O3 、Fe4 O
4 等のスピネル型磁石等を挙げることができる。好まし
くは、マグネットプランバイト型フェライトである。
【0012】上記結合剤としては熱硬化性樹脂、熱可塑
性樹脂のいずれも使用することができるが、好ましく
は、熱可塑性樹脂である。上記熱可塑性樹脂としては特
に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリメチルペンテン、ポリブテン、ポリスチレン、
ポリブタジエン、結晶性ポリブタジエン、スチレンブタ
ジエン等の非極性樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニリデン、
ポリテトラクロロエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合体樹脂、塩
素化ポリエチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル共
重合体樹脂(SAN樹脂)、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、アクリレ
ート−スチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂(AS
A樹脂)、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル−ス
チレン共重合体樹脂(ACS樹脂)、ポリアセタール樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリアクリレー
ト樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミ
ドイミド樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリオ
キシベンゾイル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹
脂、ポリエーテルイミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキ
シ樹脂等の樹脂;これらの変性樹脂等を挙げることがで
きる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用
してもよい。
性樹脂のいずれも使用することができるが、好ましく
は、熱可塑性樹脂である。上記熱可塑性樹脂としては特
に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリメチルペンテン、ポリブテン、ポリスチレン、
ポリブタジエン、結晶性ポリブタジエン、スチレンブタ
ジエン等の非極性樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニリデン、
ポリテトラクロロエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合体樹脂、塩
素化ポリエチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル共
重合体樹脂(SAN樹脂)、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、アクリレ
ート−スチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂(AS
A樹脂)、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル−ス
チレン共重合体樹脂(ACS樹脂)、ポリアセタール樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリアクリレー
ト樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミ
ドイミド樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリオ
キシベンゾイル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹
脂、ポリエーテルイミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキ
シ樹脂等の樹脂;これらの変性樹脂等を挙げることがで
きる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用
してもよい。
【0013】上記結合剤としては、ハードフェライト粉
末との濡れ性、樹脂の混練加工時の粘度、温度、フィル
ムの物性、耐化学性、耐熱性、耐水性、金属やプラスチ
ックとの接着性等を考慮して適宜選択することができ
る。なかでも、エチレン−酢酸ビニル共重合体、変性エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−
塩化ビニルグラフト共重合体樹脂、塩素化ポリエチレン
樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹
脂、アミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、これ
らの変性樹脂が好ましい。
末との濡れ性、樹脂の混練加工時の粘度、温度、フィル
ムの物性、耐化学性、耐熱性、耐水性、金属やプラスチ
ックとの接着性等を考慮して適宜選択することができ
る。なかでも、エチレン−酢酸ビニル共重合体、変性エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−
塩化ビニルグラフト共重合体樹脂、塩素化ポリエチレン
樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹
脂、アミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、これ
らの変性樹脂が好ましい。
【0014】上記第1層において、上記ハードフェライ
トと上記結合剤との重量比は、(ハードフェライト)/
(結合剤)=70/30〜93/7が好ましい。ハード
フェライトの含有量が、70重量%未満であると、金属
面に対する接着力が弱く、93重量%を超えると、均一
なシートを得ることができない。
トと上記結合剤との重量比は、(ハードフェライト)/
(結合剤)=70/30〜93/7が好ましい。ハード
フェライトの含有量が、70重量%未満であると、金属
面に対する接着力が弱く、93重量%を超えると、均一
なシートを得ることができない。
【0015】上記ハードフェライトと上記結合剤とを配
合する際、必要により、ハードフェライトの濡れ性や流
動性を改良するために、界面活性剤、湿潤剤、粘度低下
剤等を添加してもよく、製造時の安定性のために、熱安
定剤、酸化防止剤を添加してもよい。
合する際、必要により、ハードフェライトの濡れ性や流
動性を改良するために、界面活性剤、湿潤剤、粘度低下
剤等を添加してもよく、製造時の安定性のために、熱安
定剤、酸化防止剤を添加してもよい。
【0016】本発明において、ハードフェライト及び結
合剤からなる第1層は、例えば、以下のような方法で製
造することができる。ロール、バンバリーミキサー、加
圧ニーダー等で結合剤と、必要により、表面処理された
ハードフェライト粉末、その他の添加剤とを混練し、更
に加圧プレス、カレンダーロール、押し出し機等により
シート化する。
合剤からなる第1層は、例えば、以下のような方法で製
造することができる。ロール、バンバリーミキサー、加
圧ニーダー等で結合剤と、必要により、表面処理された
ハードフェライト粉末、その他の添加剤とを混練し、更
に加圧プレス、カレンダーロール、押し出し機等により
シート化する。
【0017】上記第1層の厚さは、0.2〜5mmが好
ましい。0.2mm未満であると、保磁力が弱く、5m
mを超えると、フラットなシートを得ることが困難であ
る。上記第1層の金属面に対する接着力は、横方向に引
っ張ったときの接着力が3g/cm2 以上が好ましい。
3g/cm2 未満であると、垂直面に装着した場合の接
着力が弱くなる。
ましい。0.2mm未満であると、保磁力が弱く、5m
mを超えると、フラットなシートを得ることが困難であ
る。上記第1層の金属面に対する接着力は、横方向に引
っ張ったときの接着力が3g/cm2 以上が好ましい。
3g/cm2 未満であると、垂直面に装着した場合の接
着力が弱くなる。
【0018】本発明の低反射シートの第2層は、導電性
材料からなる。導電性材料は、導電性によるシールド能
として、20dB以上、好ましくは、30dB以上をも
たらす材料であれば特に限定されない。上記導電性材料
は、支持体としての役割を兼ねることができる。上記導
電性材料としては特に限定されず、例えば、銅、アルミ
ニウム、鋼、鉄、ニッケル、ステンレス、しんちゅう等
の金属の板;これらの金属がメッキされた金属板;金
網;金属布等を挙げることができる。このような金属材
料は、層間密着性を向上させるための表面処理又はプラ
イマー処理を施したプレコート鋼板のようなものでもよ
い。
材料からなる。導電性材料は、導電性によるシールド能
として、20dB以上、好ましくは、30dB以上をも
たらす材料であれば特に限定されない。上記導電性材料
は、支持体としての役割を兼ねることができる。上記導
電性材料としては特に限定されず、例えば、銅、アルミ
ニウム、鋼、鉄、ニッケル、ステンレス、しんちゅう等
の金属の板;これらの金属がメッキされた金属板;金
網;金属布等を挙げることができる。このような金属材
料は、層間密着性を向上させるための表面処理又はプラ
イマー処理を施したプレコート鋼板のようなものでもよ
い。
【0019】上記第2層としては、上記導電性材料と結
合剤とを含む導電性塗膜、上記導電性材料の液相又は気
相メッキ層等を用いることもできる。例えば、プラスチ
ック材料等の非導電性材料の上に上記金属の導電性塗膜
を設けたもの、銅やNiの無電解メッキ層を形成したも
の、アルミニウム等の蒸着層を形成した金属化材料等も
用いることができる。
合剤とを含む導電性塗膜、上記導電性材料の液相又は気
相メッキ層等を用いることもできる。例えば、プラスチ
ック材料等の非導電性材料の上に上記金属の導電性塗膜
を設けたもの、銅やNiの無電解メッキ層を形成したも
の、アルミニウム等の蒸着層を形成した金属化材料等も
用いることができる。
【0020】上記第2層の厚さは、50μm〜3mmが
好ましい。5μm未満では、例えば、アルミ箔のような
箔を使用できるが、第2層としての機械的強度が低下
し、3mmを超えると、第2層の重量が重くなって装着
安定性が悪くなるうえ、第1層と第3層を磁力によって
接着する場合には、磁力強度が低下して全体の装着性が
低下する。
好ましい。5μm未満では、例えば、アルミ箔のような
箔を使用できるが、第2層としての機械的強度が低下
し、3mmを超えると、第2層の重量が重くなって装着
安定性が悪くなるうえ、第1層と第3層を磁力によって
接着する場合には、磁力強度が低下して全体の装着性が
低下する。
【0021】本発明の低反射シートの第3層は、金属酸
化物磁性体微粉末及び結合剤からなる。本明細書におい
て「金属酸化物磁性体」とは、金属の酸化物(例えば、
鉄酸化物等)を主成分とする磁性体であって、後述の金
属磁性体と区別した用語として用いる。上記金属酸化物
磁性体としては特に限定されず、例えば、Mn−Znフ
ェライト、Ni−Znフェライト、Mn−Mg−Znフ
ェライト、Liフェライト、Mn−Cu−Znフェライ
ト、Baフェライト、Srフェライト等を挙げることが
できる。なかでも、Mn−Znフェライト、Ni−Zn
フェライト、Mn−Mg−Znフェライト等が好まし
い。上記金属酸化物磁性体の平均粒径は、1〜50μm
が好ましい。より好ましくは、5〜20μmである。上
記金属酸化物磁性体は、必要に応じて、シランカップリ
ング剤、チタン系カップリング剤等により表面処理され
ていてもよい。
化物磁性体微粉末及び結合剤からなる。本明細書におい
て「金属酸化物磁性体」とは、金属の酸化物(例えば、
鉄酸化物等)を主成分とする磁性体であって、後述の金
属磁性体と区別した用語として用いる。上記金属酸化物
磁性体としては特に限定されず、例えば、Mn−Znフ
ェライト、Ni−Znフェライト、Mn−Mg−Znフ
ェライト、Liフェライト、Mn−Cu−Znフェライ
ト、Baフェライト、Srフェライト等を挙げることが
できる。なかでも、Mn−Znフェライト、Ni−Zn
フェライト、Mn−Mg−Znフェライト等が好まし
い。上記金属酸化物磁性体の平均粒径は、1〜50μm
が好ましい。より好ましくは、5〜20μmである。上
記金属酸化物磁性体は、必要に応じて、シランカップリ
ング剤、チタン系カップリング剤等により表面処理され
ていてもよい。
【0022】上記金属酸化物磁性体の配合量は85〜9
2重量%が好ましい。85重量%未満であると、電磁波
吸収能が低下し、92重量%を超えると、電磁波吸収能
は良好となるが、剛性、重量、耐久性等が劣るので、電
磁波吸収材料として実用性が低くなる。より好ましく
は、90重量%である。
2重量%が好ましい。85重量%未満であると、電磁波
吸収能が低下し、92重量%を超えると、電磁波吸収能
は良好となるが、剛性、重量、耐久性等が劣るので、電
磁波吸収材料として実用性が低くなる。より好ましく
は、90重量%である。
【0023】上記結合剤としては特に限定されず、例え
ば、エポキシ樹脂、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニルブロック共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン
−アクリル酸エステルブロック共重合体、塩素化ポリエ
チレン、アクリル樹脂、フッ素含有重合体、ポリアミ
ド、ポリエステル、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹
脂、合成ゴム、フォスファジエン樹脂、1,2−ナイロ
ン等の熱可塑性及び熱硬化性の有機高分子材料;硫酸カ
ルシウム、けい酸カルシウム、水ガラス、ホルトランド
セメント、アルミナセメント、アルキルシリケート、酸
化カルシウム、粘土等の無機窯業材料等を挙げることが
できる。なかでも、エポキシ樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−酢酸ビニルブロック共重合体、
エチレン−アクリル酸エステルブロック共重合体、1,
2−ナイロン等が好ましい。
ば、エポキシ樹脂、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニルブロック共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン
−アクリル酸エステルブロック共重合体、塩素化ポリエ
チレン、アクリル樹脂、フッ素含有重合体、ポリアミ
ド、ポリエステル、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹
脂、合成ゴム、フォスファジエン樹脂、1,2−ナイロ
ン等の熱可塑性及び熱硬化性の有機高分子材料;硫酸カ
ルシウム、けい酸カルシウム、水ガラス、ホルトランド
セメント、アルミナセメント、アルキルシリケート、酸
化カルシウム、粘土等の無機窯業材料等を挙げることが
できる。なかでも、エポキシ樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−酢酸ビニルブロック共重合体、
エチレン−アクリル酸エステルブロック共重合体、1,
2−ナイロン等が好ましい。
【0024】上記金属酸化物磁性体と上記結合剤とを配
合する際、層形成を容易にするために、更には、電磁波
吸収能、施工性等を改良するために、可塑剤、粘度低下
剤、表面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱安定剤、
酸化防止剤等を添加してもよい。得られる低反射シート
を建材として使用する場合には、難燃化剤を加えるとよ
い。
合する際、層形成を容易にするために、更には、電磁波
吸収能、施工性等を改良するために、可塑剤、粘度低下
剤、表面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱安定剤、
酸化防止剤等を添加してもよい。得られる低反射シート
を建材として使用する場合には、難燃化剤を加えるとよ
い。
【0025】第3層の形成において、上記結合剤として
有機高分子材料を用いる場合、押し出し成形、加圧成形
等の通常使用されている方法、適当量の希釈剤を加えて
塗料化し、厚膜塗装をする方法等により層形成すること
ができる。無機窯業材料を用いる場合には、抄造法、モ
ールド法、押し出し成形法等により層形成することがで
きる。
有機高分子材料を用いる場合、押し出し成形、加圧成形
等の通常使用されている方法、適当量の希釈剤を加えて
塗料化し、厚膜塗装をする方法等により層形成すること
ができる。無機窯業材料を用いる場合には、抄造法、モ
ールド法、押し出し成形法等により層形成することがで
きる。
【0026】準マイクロ波帯域及び準ミリ波帯域で、そ
れぞれ75%を上回る電磁波吸収率を示す実用的な低反
射シートを得るためには、上記第3層の厚さは、1.8
〜3.6mmが好ましい。1.8mm未満であると、準
マイクロ波帯域の吸収能が低下し、3.6mmを超える
と、材料代が高価になるばかりでなく、重量も重くなる
ので、実用上好ましくない。より好ましくは、2.2〜
3.2mmである。上記第3層は、第1層のハードフェ
ライトの磁力によって、容易に密着性を与える。従っ
て、第2層の厚さが50μm〜1mmであれば、接着剤
を用いなくても、面接着によって良好な接着性を得るこ
とができる。
れぞれ75%を上回る電磁波吸収率を示す実用的な低反
射シートを得るためには、上記第3層の厚さは、1.8
〜3.6mmが好ましい。1.8mm未満であると、準
マイクロ波帯域の吸収能が低下し、3.6mmを超える
と、材料代が高価になるばかりでなく、重量も重くなる
ので、実用上好ましくない。より好ましくは、2.2〜
3.2mmである。上記第3層は、第1層のハードフェ
ライトの磁力によって、容易に密着性を与える。従っ
て、第2層の厚さが50μm〜1mmであれば、接着剤
を用いなくても、面接着によって良好な接着性を得るこ
とができる。
【0027】本発明の低反射シートの第4層は、金属磁
性体微粉末及び結合剤からなる。上記金属磁性体として
は特に限定されず、例えば、Fe、Ni、Co等の磁性
金属単体;珪素鋼;センダスト;スーパーセンダスト;
パーマロイ;アモルファス金属;Si、Al、Co、N
i、V、Sn、Zn、Pb、Mn、Mo、Agからなる
群より選択される少なくとも1種を含んでなる鉄磁性合
金等の磁性金属合金等を挙げることができる。上記のほ
か、高純度のFe粉末も使用でき、カルボニル鉄粉末又
はアトマイズ法で製造された鉄を80重量%以上含有す
る磁性合金粉末が好適に使用される。上記金属磁性体微
粉末は、必要に応じて、シランカップリング剤、チタン
系カップリング剤等により表面処理されていてもよい。
性体微粉末及び結合剤からなる。上記金属磁性体として
は特に限定されず、例えば、Fe、Ni、Co等の磁性
金属単体;珪素鋼;センダスト;スーパーセンダスト;
パーマロイ;アモルファス金属;Si、Al、Co、N
i、V、Sn、Zn、Pb、Mn、Mo、Agからなる
群より選択される少なくとも1種を含んでなる鉄磁性合
金等の磁性金属合金等を挙げることができる。上記のほ
か、高純度のFe粉末も使用でき、カルボニル鉄粉末又
はアトマイズ法で製造された鉄を80重量%以上含有す
る磁性合金粉末が好適に使用される。上記金属磁性体微
粉末は、必要に応じて、シランカップリング剤、チタン
系カップリング剤等により表面処理されていてもよい。
【0028】上記金属磁性体微粉末の粒径は、結合材料
と均一に混合可能であれば特に限定されないが、平均粒
径1〜30μmが好ましい。より好ましくは、2〜20
μmである。上記金属磁性体の配合量は、80〜90重
量%が好ましい。80重量%未満であると、電磁波吸収
能が低下し、90重量%を超えると、電磁波吸収能は良
好となるが、剛性、重量、耐久性等が劣るため、電磁波
吸収材料として実用性が低くなる。
と均一に混合可能であれば特に限定されないが、平均粒
径1〜30μmが好ましい。より好ましくは、2〜20
μmである。上記金属磁性体の配合量は、80〜90重
量%が好ましい。80重量%未満であると、電磁波吸収
能が低下し、90重量%を超えると、電磁波吸収能は良
好となるが、剛性、重量、耐久性等が劣るため、電磁波
吸収材料として実用性が低くなる。
【0029】上記結合剤としては特に限定されず、第3
層を形成する際に使用する結合剤と同様のものを使用す
ることができる。また、層形成も第3層と同様にして行
うことができる。上記金属磁性体と上記結合剤とを配合
する際、層形成を容易にするために、更には、電磁波吸
収能、施工性等を改良するために、可塑剤、粘度低下
剤、表面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱安定剤、
酸化防止剤等を添加してもよい。得られる低反射シート
を建材として使用する場合には、難燃化剤を加えるとよ
い。
層を形成する際に使用する結合剤と同様のものを使用す
ることができる。また、層形成も第3層と同様にして行
うことができる。上記金属磁性体と上記結合剤とを配合
する際、層形成を容易にするために、更には、電磁波吸
収能、施工性等を改良するために、可塑剤、粘度低下
剤、表面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱安定剤、
酸化防止剤等を添加してもよい。得られる低反射シート
を建材として使用する場合には、難燃化剤を加えるとよ
い。
【0030】準マイクロ波帯域及び準ミリ波帯域で、そ
れぞれ75%を上回る電磁波吸収率を示す実用的な低反
射シートを得るためには、上記第4層の厚さは、0.2
〜1.1mmが好ましい。0.2mm未満であっても、
1.1mmを超えても、準ミリ波帯域を吸収する能力が
低下する。より好ましくは、0.3〜0.8mmであ
る。軽量で薄い電磁波吸収材料を提供するためには、第
3層と第4層との合計の厚さを4mm以下とすることが
好ましい。
れぞれ75%を上回る電磁波吸収率を示す実用的な低反
射シートを得るためには、上記第4層の厚さは、0.2
〜1.1mmが好ましい。0.2mm未満であっても、
1.1mmを超えても、準ミリ波帯域を吸収する能力が
低下する。より好ましくは、0.3〜0.8mmであ
る。軽量で薄い電磁波吸収材料を提供するためには、第
3層と第4層との合計の厚さを4mm以下とすることが
好ましい。
【0031】本発明のオフィス用低反射シートは、例え
ば、以下のような方法で製造することができる。ハード
フェライト及び結合剤からなる混合物をシート化して第
1層を得る。その上に、導電性材料からなる板等を重ね
て第2層とする。更にその上に、金属酸化物磁性体及び
結合剤からなる混合物を塗布し、第3層を形成する。つ
いで、金属磁性体及び結合剤からなる混合物を塗布し、
第4層を形成することにより、本発明のオフィス用低反
射シートを得る。本発明において、オフィス用低反射シ
ートを金属面に接着させるため、例えば、上記第1層を
シート化する際に、一般に行われているように外部磁場
により磁化させてマグネットシートとすることができ
る。
ば、以下のような方法で製造することができる。ハード
フェライト及び結合剤からなる混合物をシート化して第
1層を得る。その上に、導電性材料からなる板等を重ね
て第2層とする。更にその上に、金属酸化物磁性体及び
結合剤からなる混合物を塗布し、第3層を形成する。つ
いで、金属磁性体及び結合剤からなる混合物を塗布し、
第4層を形成することにより、本発明のオフィス用低反
射シートを得る。本発明において、オフィス用低反射シ
ートを金属面に接着させるため、例えば、上記第1層を
シート化する際に、一般に行われているように外部磁場
により磁化させてマグネットシートとすることができ
る。
【0032】本発明のオフィス用低反射シートの製造工
程において、接着面である第1層のみを磁化させた後、
第2層、第3層、第4層を積層することにより、得られ
るオフィス用低反射シートは、金属面に接着するのに必
要な磁力を保持することができる。また、積層後に磁化
させると、第1層だけではなく、第2層以降も磁化され
てしまい、電磁波吸収能が低下するので、積層する前
に、第1層を磁化させる必要がある。
程において、接着面である第1層のみを磁化させた後、
第2層、第3層、第4層を積層することにより、得られ
るオフィス用低反射シートは、金属面に接着するのに必
要な磁力を保持することができる。また、積層後に磁化
させると、第1層だけではなく、第2層以降も磁化され
てしまい、電磁波吸収能が低下するので、積層する前
に、第1層を磁化させる必要がある。
【0033】本発明のオフィス用低反射シートにおい
て、第2層、第3層及び第4層はこの順で第1層の上に
積層することが必要である。この順序を変えると、電磁
波吸収能が不充分となる。
て、第2層、第3層及び第4層はこの順で第1層の上に
積層することが必要である。この順序を変えると、電磁
波吸収能が不充分となる。
【0034】本発明において、オフィス用低反射シート
には、美装性及び/又は機械的強度を付与するために、
第4層の上に更に第5層を設けることができる。美装性
を付与するためには、プリント模様等の2次元パター
ン、凹凸模様等の3次元パターン等を有するフィルム等
を第5層として設けることができる。機械的強度を付与
するための表面保護としては、半永久的保護と一次的保
護とがある。半永久的保護のためには、耐候性、機械的
強度に優れており、電磁波に対して透過性である高分
子、例えば、ポリカーボネート、アクリル樹脂等を第5
層として設け、一次的保護のためには、化粧フィルム;
可剥性フィルム;紙壁紙;織物壁紙;ビニル壁紙;化学
繊維壁紙;無機質壁紙;可剥性塗料;繊維からなる布、
クロス、コルクボード等を第5層として設けることがで
きる。
には、美装性及び/又は機械的強度を付与するために、
第4層の上に更に第5層を設けることができる。美装性
を付与するためには、プリント模様等の2次元パター
ン、凹凸模様等の3次元パターン等を有するフィルム等
を第5層として設けることができる。機械的強度を付与
するための表面保護としては、半永久的保護と一次的保
護とがある。半永久的保護のためには、耐候性、機械的
強度に優れており、電磁波に対して透過性である高分
子、例えば、ポリカーボネート、アクリル樹脂等を第5
層として設け、一次的保護のためには、化粧フィルム;
可剥性フィルム;紙壁紙;織物壁紙;ビニル壁紙;化学
繊維壁紙;無機質壁紙;可剥性塗料;繊維からなる布、
クロス、コルクボード等を第5層として設けることがで
きる。
【0035】本発明のオフィス用低反射シートは、電磁
波吸収能のほかに、断熱、防音、防火、防錆及び防水等
の機能を有していてもよい。
波吸収能のほかに、断熱、防音、防火、防錆及び防水等
の機能を有していてもよい。
【0036】本発明のオフィス用低反射シートは、電磁
波反射金属面の必要な箇所に簡単に装着、取りはずしが
できるので、オフィス内の金属製什器の書庫、収納庫等
のボックス状の備品、扉、パーティション、衝立、間仕
切り、ホワイトボード等の平板を有する備品、机、収納
ワゴン、収納箱、ロッカー等のスチール鋼製家具等の電
磁波反射金属面に好適に使用することができる。また、
本発明のオフィス用低反射シートは、種々の金属面に装
脱着を行うことで、電波障害となる金属面を見いだし
て、電磁波反射面を容易に無力化することができる。更
に、第3層及び第4層の厚さを調節することにより、特
定の周波数を選択的に吸収する吸収体を製造することが
でき、通信インフラの整備に有用である。
波反射金属面の必要な箇所に簡単に装着、取りはずしが
できるので、オフィス内の金属製什器の書庫、収納庫等
のボックス状の備品、扉、パーティション、衝立、間仕
切り、ホワイトボード等の平板を有する備品、机、収納
ワゴン、収納箱、ロッカー等のスチール鋼製家具等の電
磁波反射金属面に好適に使用することができる。また、
本発明のオフィス用低反射シートは、種々の金属面に装
脱着を行うことで、電波障害となる金属面を見いだし
て、電磁波反射面を容易に無力化することができる。更
に、第3層及び第4層の厚さを調節することにより、特
定の周波数を選択的に吸収する吸収体を製造することが
でき、通信インフラの整備に有用である。
【0037】分布定数回路の考えによると、吸収体の最
表面の界インピーダンスが空間の特性インピーダンスに
近いほど吸収量が増す。吸収体の最表面の界インピーダ
ンスは、吸収体を構成する層の電磁気特性及び厚さ、更
には、電磁波の周波数によって決定される。本発明は、
準マイクロ波帯と準ミリ波帯のように非常に遠く離れた
2つの周波数帯域に対して、界インピーダンスを空間の
特性インピーダンスに近づける技術である。
表面の界インピーダンスが空間の特性インピーダンスに
近いほど吸収量が増す。吸収体の最表面の界インピーダ
ンスは、吸収体を構成する層の電磁気特性及び厚さ、更
には、電磁波の周波数によって決定される。本発明は、
準マイクロ波帯と準ミリ波帯のように非常に遠く離れた
2つの周波数帯域に対して、界インピーダンスを空間の
特性インピーダンスに近づける技術である。
【0038】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0039】実施例1 表面をシランカップリング剤で処理したフェライト(B
aO・6Fe2 O3 )粉末90重量%と塩素化ポリエチ
レン樹脂(エラスレン303A、昭和電工社製)10重
量%とを加圧式ニーダーで混練し、ダイより押し出し
て、外部磁場により磁化させることで厚さ2mmで水平
での接着力が3g/cm2 の第1層を得た。かかる第1
層の上に厚さ1mmの第2層となる銅板を重ね、更にそ
の上に、モル比32:14:54でMnOとZnOとF
e2 O3 とを含む平均粒径15μmのフェライト微粒子
を、2液硬化型のエポキシ樹脂(主剤:「エピクロン8
30」、大日本インキ化学工業社製、硬化剤:「エポメ
ート LX−2S」、油化シェルエポキシ社製)にフェ
ライト微粒子が固形分で90重量%含まれるように分散
した。得られた混合物を厚さ2.5mmで被覆すること
により第3層を形成した。
aO・6Fe2 O3 )粉末90重量%と塩素化ポリエチ
レン樹脂(エラスレン303A、昭和電工社製)10重
量%とを加圧式ニーダーで混練し、ダイより押し出し
て、外部磁場により磁化させることで厚さ2mmで水平
での接着力が3g/cm2 の第1層を得た。かかる第1
層の上に厚さ1mmの第2層となる銅板を重ね、更にそ
の上に、モル比32:14:54でMnOとZnOとF
e2 O3 とを含む平均粒径15μmのフェライト微粒子
を、2液硬化型のエポキシ樹脂(主剤:「エピクロン8
30」、大日本インキ化学工業社製、硬化剤:「エポメ
ート LX−2S」、油化シェルエポキシ社製)にフェ
ライト微粒子が固形分で90重量%含まれるように分散
した。得られた混合物を厚さ2.5mmで被覆すること
により第3層を形成した。
【0040】ついで、平均粒径3.5μmのカルボニル
鉄(HLグレード、BASF社製)を、上記2液硬化型
のエポキシ樹脂に固形分で85重量%となる量で分散し
た。第3層の上に、得られた混合物を厚さ0.5mmと
なるように被覆することにより第4層を形成し、オフィ
ス用低反射シートを得た。本実施例において微粒子の平
均粒径は、マイクロトラックを用いて測定した。
鉄(HLグレード、BASF社製)を、上記2液硬化型
のエポキシ樹脂に固形分で85重量%となる量で分散し
た。第3層の上に、得られた混合物を厚さ0.5mmと
なるように被覆することにより第4層を形成し、オフィ
ス用低反射シートを得た。本実施例において微粒子の平
均粒径は、マイクロトラックを用いて測定した。
【0041】得られた低反射シートを厚さ0.4mmの
塗装された冷延鋼板からなる収納庫の表面に取り付け
て、横方向より引っ張ってシートが充分に接着している
ことを確認した。垂直入射での反射減衰量の測定 得られたシートの垂直入射での反射減衰量を測定するた
めに、TEM入射するように加工し、7mm空洞同軸管
に入れて、ネットワークアナライザーによって反射減衰
量を測定した。その結果を表1に示した。斜入射での反射減衰量の測定 電磁波に対する低反射材としての性能をみるために、電
磁波の45°斜入射での特性を近傍電磁界アンテナ測定
装置(NFAMS、アイコム社製)を用いて周波数を
1.9GHz、2.45GHz、19GHzで、TEモ
ードとTMモードでその減衰量を測定した。その結果良
好な低反射材としての機能を有していることを確認し
た。その結果を表2に示した。
塗装された冷延鋼板からなる収納庫の表面に取り付け
て、横方向より引っ張ってシートが充分に接着している
ことを確認した。垂直入射での反射減衰量の測定 得られたシートの垂直入射での反射減衰量を測定するた
めに、TEM入射するように加工し、7mm空洞同軸管
に入れて、ネットワークアナライザーによって反射減衰
量を測定した。その結果を表1に示した。斜入射での反射減衰量の測定 電磁波に対する低反射材としての性能をみるために、電
磁波の45°斜入射での特性を近傍電磁界アンテナ測定
装置(NFAMS、アイコム社製)を用いて周波数を
1.9GHz、2.45GHz、19GHzで、TEモ
ードとTMモードでその減衰量を測定した。その結果良
好な低反射材としての機能を有していることを確認し
た。その結果を表2に示した。
【0042】実施例2 第1層のフェライトをストロンチウムフェライト(Sr
O・6H2 O)を用いたこと以外は、実施例1と同様に
して接着力が4g/cm2 の第1層を得た。かかる第1
層の上に厚さが1mmのアルミ板を重ね、更にその上に
モル比32:14:54でMnOとZnOとFe2 O3
とを含む平均粒径8μmのフェライト微粒子を90重量
部と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオン社製)
10重量部、可塑剤のDOP3重量部、更に適量の熱安
定剤とを150℃に設置したテストロールで溶融混練
し、混練体を更に110℃の熱プレスで圧延した後、1
40℃の熱ロールで2.5mmのシートに成形した。つ
いで、このシートを第2層の上に重ねて、熱で更に積層
することで積層体を得た。更に、平均粒径3.5μmの
カルボニル鉄(HLグレード、BASF社製)85重量
部と塩素化ポリエチレン(エラスレン303A、昭和電
工社製)15重量部とを用いて同様にして第3層の上に
0.5mmの厚さにシート化して被覆して第4層とし
た。この上に美装性を出すために150μmの塩化ビニ
ル系化粧フィルム(アーテリット、日本ペイント社製)
を貼りつけてオフィス用低反射シートを得た。得られた
オフィス用低反射シートを冷延塗装鋼板からできた間仕
切りに取り付けて、下方向に引っ張ったところ、充分に
接着しており、3.5g/cm2 の力がシートに加わっ
たときに下に動いた。更に、このシートの上に書類を固
定するためにマグネットバーを使用して紙を挟み込んで
装着したが、落下することもなく充分な磁石製品に対す
る接着性を有していた。得られたオフィス用低反射シー
トの垂直入射及び斜入射での反射減衰量を実施例1と同
様に測定した。その結果を表1及び表2に示した。
O・6H2 O)を用いたこと以外は、実施例1と同様に
して接着力が4g/cm2 の第1層を得た。かかる第1
層の上に厚さが1mmのアルミ板を重ね、更にその上に
モル比32:14:54でMnOとZnOとFe2 O3
とを含む平均粒径8μmのフェライト微粒子を90重量
部と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオン社製)
10重量部、可塑剤のDOP3重量部、更に適量の熱安
定剤とを150℃に設置したテストロールで溶融混練
し、混練体を更に110℃の熱プレスで圧延した後、1
40℃の熱ロールで2.5mmのシートに成形した。つ
いで、このシートを第2層の上に重ねて、熱で更に積層
することで積層体を得た。更に、平均粒径3.5μmの
カルボニル鉄(HLグレード、BASF社製)85重量
部と塩素化ポリエチレン(エラスレン303A、昭和電
工社製)15重量部とを用いて同様にして第3層の上に
0.5mmの厚さにシート化して被覆して第4層とし
た。この上に美装性を出すために150μmの塩化ビニ
ル系化粧フィルム(アーテリット、日本ペイント社製)
を貼りつけてオフィス用低反射シートを得た。得られた
オフィス用低反射シートを冷延塗装鋼板からできた間仕
切りに取り付けて、下方向に引っ張ったところ、充分に
接着しており、3.5g/cm2 の力がシートに加わっ
たときに下に動いた。更に、このシートの上に書類を固
定するためにマグネットバーを使用して紙を挟み込んで
装着したが、落下することもなく充分な磁石製品に対す
る接着性を有していた。得られたオフィス用低反射シー
トの垂直入射及び斜入射での反射減衰量を実施例1と同
様に測定した。その結果を表1及び表2に示した。
【0043】実施例3 第1層のフェライトとしてNd−Fe−B合金粉末を用
いたこと以外は、実施例1と同様にして接着力が8g/
cm2 の第1層を得た。かかる第1層の上に、第2層と
なる厚さが1mmの鉄板を重ね、更にその上にモル比
5:12:14:69でMnOとMgOとZnOとFe
2 O3 とを含む平均粒径10μmのフェライト微粒子を
88重量部と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオ
ン社製)10重量部と可塑剤のDOP3重量部、熱安定
剤5重量部を150℃に設定したテストロールで溶融混
練し、混練体を更に110℃の熱プレスで圧延した後、
140℃の熱ロールで2.5mmのシートに成形した。
更に、平均粒径10μmの珪素鋼粉(Fe:Si=9
4:6)85重量部と塩素化ポリエチレン(エラスレン
303A、昭和電工社製)15重量部を用いて同様にし
て混練し、第3層の上に0.5mmの厚さにシート化し
て被覆して第4層とした。この第4層の上に更に150
μmの塩化ビニル系化粧フィルム(アーテリット、日本
ペイント社製)を貼りつけてオフィス用低反射シートを
得た。得られたオフィス用低反射シートを、鋼製家具の
上に貼りつけて接着性を試験したが、6.5g/cm2
の力がシートに加わったときに下に動いたが、充分な接
着性を有していた。得られたオフィス用低反射シートの
垂直入射及び斜入射での反射減衰量を実施例1と同様に
測定した。その結果を表1及び表2に示した。
いたこと以外は、実施例1と同様にして接着力が8g/
cm2 の第1層を得た。かかる第1層の上に、第2層と
なる厚さが1mmの鉄板を重ね、更にその上にモル比
5:12:14:69でMnOとMgOとZnOとFe
2 O3 とを含む平均粒径10μmのフェライト微粒子を
88重量部と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオ
ン社製)10重量部と可塑剤のDOP3重量部、熱安定
剤5重量部を150℃に設定したテストロールで溶融混
練し、混練体を更に110℃の熱プレスで圧延した後、
140℃の熱ロールで2.5mmのシートに成形した。
更に、平均粒径10μmの珪素鋼粉(Fe:Si=9
4:6)85重量部と塩素化ポリエチレン(エラスレン
303A、昭和電工社製)15重量部を用いて同様にし
て混練し、第3層の上に0.5mmの厚さにシート化し
て被覆して第4層とした。この第4層の上に更に150
μmの塩化ビニル系化粧フィルム(アーテリット、日本
ペイント社製)を貼りつけてオフィス用低反射シートを
得た。得られたオフィス用低反射シートを、鋼製家具の
上に貼りつけて接着性を試験したが、6.5g/cm2
の力がシートに加わったときに下に動いたが、充分な接
着性を有していた。得られたオフィス用低反射シートの
垂直入射及び斜入射での反射減衰量を実施例1と同様に
測定した。その結果を表1及び表2に示した。
【0044】実施例4 第1層として実施例1で用いたバリウムフェライトから
なるマグネットシートを用い、第2層としては0.27
mmの銅メッキ鋼板を用いた。第2層の銅メッキ面に、
モル比32:14:54でMnOとZnOとFe2 O3
とを含む平均粒径8μmのフェライト微粒子を93重量
部と塩素化ポリエチレン(エラスレン303A、昭和電
工社製)7重量部を用いて加圧式ニーダーで混練し、押
出機でシート化して2.5mmの厚さとして、第2層の
上に熱圧着させて第3層とした。更に、平均粒径10μ
mの珪素鋼粉(Fe:Si=94:6)85重量部とシ
リコーン樹脂(SH9551、東レ・ダウコーニングシ
リコーン社製)15重量部と三酸化アンチモン5重量部
を用いて混練し、常温で0.5mmの厚さにシート化
し、第4層とした。この上に平織りのクロス布を貼り合
わせて第5層とし、オフィス用低反射シートを得た。得
られたオフィス用低反射シートの垂直入射及び斜入射で
の反射減衰量を実施例1と同様に測定した。その結果を
表1及び表2に示した。
なるマグネットシートを用い、第2層としては0.27
mmの銅メッキ鋼板を用いた。第2層の銅メッキ面に、
モル比32:14:54でMnOとZnOとFe2 O3
とを含む平均粒径8μmのフェライト微粒子を93重量
部と塩素化ポリエチレン(エラスレン303A、昭和電
工社製)7重量部を用いて加圧式ニーダーで混練し、押
出機でシート化して2.5mmの厚さとして、第2層の
上に熱圧着させて第3層とした。更に、平均粒径10μ
mの珪素鋼粉(Fe:Si=94:6)85重量部とシ
リコーン樹脂(SH9551、東レ・ダウコーニングシ
リコーン社製)15重量部と三酸化アンチモン5重量部
を用いて混練し、常温で0.5mmの厚さにシート化
し、第4層とした。この上に平織りのクロス布を貼り合
わせて第5層とし、オフィス用低反射シートを得た。得
られたオフィス用低反射シートの垂直入射及び斜入射で
の反射減衰量を実施例1と同様に測定した。その結果を
表1及び表2に示した。
【0045】実施例5 第1層として実施例2で用いたストロンチウムフェライ
トからなるマグネットシートを用い、第2層としては4
007メッシュのステンレス製金網を用いた。第2層の
上に、モル比5:12:14:69でMnOとMgOと
ZnOとFe2O3 とを含む平均粒径5μmのフェライ
ト微粒子を90重量部と塩素化ポリエチレン(エラスレ
ン303A、昭和電工社製)10重量部を用いて加圧式
ニーダーで混練し、押出機でシート化して2.5mmの
厚さとして、第2層の上に熱圧着させて第3層とした。
更に、平均粒径18μmのセンダスト合金粉末(三菱マ
テリアル社製)75重量部と塩素化ポリエチレン(エラ
スレン303A、昭和電工社製)25重量部を用いて同
様にして混練し、第3層の上に0.5mmの厚さにシー
ト化して被覆して第4層とした。この上に5mmのコル
クボードを貼り合わせて第5層とし、オフィス用低反射
シートを得た。得られたオフィス用低反射シートの垂直
入射及び斜入射での反射減衰量を実施例1と同様に測定
した。その結果を表1及び表2に示した。
トからなるマグネットシートを用い、第2層としては4
007メッシュのステンレス製金網を用いた。第2層の
上に、モル比5:12:14:69でMnOとMgOと
ZnOとFe2O3 とを含む平均粒径5μmのフェライ
ト微粒子を90重量部と塩素化ポリエチレン(エラスレ
ン303A、昭和電工社製)10重量部を用いて加圧式
ニーダーで混練し、押出機でシート化して2.5mmの
厚さとして、第2層の上に熱圧着させて第3層とした。
更に、平均粒径18μmのセンダスト合金粉末(三菱マ
テリアル社製)75重量部と塩素化ポリエチレン(エラ
スレン303A、昭和電工社製)25重量部を用いて同
様にして混練し、第3層の上に0.5mmの厚さにシー
ト化して被覆して第4層とした。この上に5mmのコル
クボードを貼り合わせて第5層とし、オフィス用低反射
シートを得た。得られたオフィス用低反射シートの垂直
入射及び斜入射での反射減衰量を実施例1と同様に測定
した。その結果を表1及び表2に示した。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明のオフィス用低反射シート及びそ
の製造方法は上述のとおりであるので、準マイクロ波帯
域からミリ波帯域までの電磁波を吸収し、かつ、薄型で
金属面に対して装着が容易であるオフィス用低反射シー
トを得ることができ、オフィス内の金属製什器の書庫、
収納庫等のボックス状の備品、扉、パーティション、衝
立、間仕切り、ホワイトボード等の平板を有する備品、
机、収納ワゴン、収納箱、ロッカー等のスチール鋼製家
具等の電磁波反射金属面に好適に使用することができ
る。
の製造方法は上述のとおりであるので、準マイクロ波帯
域からミリ波帯域までの電磁波を吸収し、かつ、薄型で
金属面に対して装着が容易であるオフィス用低反射シー
トを得ることができ、オフィス内の金属製什器の書庫、
収納庫等のボックス状の備品、扉、パーティション、衝
立、間仕切り、ホワイトボード等の平板を有する備品、
机、収納ワゴン、収納箱、ロッカー等のスチール鋼製家
具等の電磁波反射金属面に好適に使用することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 光之 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ハードフェライト及び結合剤からなる第
1層と、導電性材料からなる第2層と、金属酸化物磁性
体微粉末及び結合剤からなる第3層と、金属磁性体微粉
末及び結合剤からなる第4層とを有することを特徴とす
るオフィス用低反射シート。 - 【請求項2】 ハードフェライト及び結合剤からなる第
1層を外部磁力により磁化させてマグネットシートとし
た後、導電性材料からなる第2層、金属酸化物磁性体微
粉末及び結合剤からなる第3層、並びに、金属磁性体微
粉末及び結合剤からなる第4層を順次積層することを特
徴とするオフィス用低反射シートの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のオフィス用低反射シート
に、更に美装性及び/又は機械的強度を付与するための
高分子フィルムからなる第5層を設けてなることを特徴
とするオフィス用低反射シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7196037A JPH0923087A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | オフィス用低反射シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7196037A JPH0923087A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | オフィス用低反射シート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923087A true JPH0923087A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16351155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7196037A Pending JPH0923087A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | オフィス用低反射シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0923087A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09186485A (ja) * | 1996-01-08 | 1997-07-15 | Nippon Paint Co Ltd | 無線通信用の部屋 |
| JPH1117382A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-22 | Shimizu Corp | 電波区画ビル |
| JPH11112229A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-23 | Tokin Corp | 複合磁性体,その製造方法,及びそれを用いた電磁干渉抑制体 |
| JP2002151882A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 電波吸収パネル |
| JP2002353014A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-06 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 電波吸収体 |
| JP2005146689A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-09 | Taisei Corp | 床の電磁シールド材及び床の電磁シールド機構 |
| JP2005268368A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Dowa Mining Co Ltd | 電波吸収体用Li−Zn系フェライト粉末および電波吸収体 |
| WO2010035874A1 (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-01 | 日油株式会社 | アンテナ用磁性複合体及びそれを用いたアンテナ素子 |
| JP2014228337A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 株式会社村田製作所 | 電波反射箱 |
| JP2018122480A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 住友ベークライト株式会社 | 化粧材 |
| WO2022176757A1 (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-25 | デンカ株式会社 | ポリ塩化ビニル樹脂組成物ならびに粘着テープまたは粘着シート |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP7196037A patent/JPH0923087A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09186485A (ja) * | 1996-01-08 | 1997-07-15 | Nippon Paint Co Ltd | 無線通信用の部屋 |
| JPH1117382A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-22 | Shimizu Corp | 電波区画ビル |
| JPH11112229A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-23 | Tokin Corp | 複合磁性体,その製造方法,及びそれを用いた電磁干渉抑制体 |
| JP2002151882A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 電波吸収パネル |
| KR100766836B1 (ko) * | 2000-11-09 | 2007-10-17 | 미츠비시 덴센 고교 가부시키가이샤 | 전파 흡수 패널 |
| JP2002353014A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-06 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 電波吸収体 |
| JP2005146689A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-09 | Taisei Corp | 床の電磁シールド材及び床の電磁シールド機構 |
| JP2005268368A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Dowa Mining Co Ltd | 電波吸収体用Li−Zn系フェライト粉末および電波吸収体 |
| WO2010035874A1 (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-01 | 日油株式会社 | アンテナ用磁性複合体及びそれを用いたアンテナ素子 |
| JP2014228337A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 株式会社村田製作所 | 電波反射箱 |
| JP2018122480A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 住友ベークライト株式会社 | 化粧材 |
| WO2022176757A1 (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-25 | デンカ株式会社 | ポリ塩化ビニル樹脂組成物ならびに粘着テープまたは粘着シート |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5770304A (en) | Wide bandwidth electromagnetic wave absorbing material | |
| US6214454B1 (en) | Electromagnetic wave absorbing material | |
| KR100835658B1 (ko) | 전자파 흡수체 및 그 시공방법 | |
| JPH0923087A (ja) | オフィス用低反射シート及びその製造方法 | |
| KR20070106438A (ko) | 시트형 전자기 차단 구조체를 포함한 물품 | |
| JP4108677B2 (ja) | 電磁波吸収体 | |
| JP4528334B2 (ja) | 電磁波吸収体 | |
| JPH0883994A (ja) | 広帯域電磁波吸収材料 | |
| JP2873541B2 (ja) | 高周波通信機のアンテナ基板材料成形用樹脂組成物 | |
| JPH05206676A (ja) | 電波吸収体 | |
| JPH10290094A (ja) | 電磁波吸収材及びその製造方法 | |
| JPH0951190A (ja) | 広帯域電磁波吸収材 | |
| JPS6312198A (ja) | 電波吸収電磁シ−ルド材料 | |
| JP2009155554A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP2000269680A (ja) | 電磁波吸収ボード | |
| JP3597930B2 (ja) | 無線通信用の部屋 | |
| JPH1065384A (ja) | オフィス用低反射シート及びその製造方法 | |
| JP2000244167A (ja) | 電磁波障害防止材 | |
| WO2022144638A1 (en) | Electromagnetic absorbing composites | |
| JPH08288684A (ja) | 電磁波吸収体 | |
| JPH0974297A (ja) | 電波吸収体 | |
| JPH0936587A (ja) | 難燃性低反射材 | |
| JPH0951191A (ja) | オフィス用低反射パネル | |
| JP2784275B2 (ja) | 電波吸収体 | |
| JP2005019846A (ja) | ノイズ抑制シート |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050415 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050913 |