JPH09187376A - 連続穀類処理装置 - Google Patents
連続穀類処理装置Info
- Publication number
- JPH09187376A JPH09187376A JP406996A JP406996A JPH09187376A JP H09187376 A JPH09187376 A JP H09187376A JP 406996 A JP406996 A JP 406996A JP 406996 A JP406996 A JP 406996A JP H09187376 A JPH09187376 A JP H09187376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steaming
- steam
- stage
- grain
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多様な蒸煮穀類に対する要求に十分対応で
き、衛生的で、作業効率の良い、省力化を実現した連続
蒸煮穀類処理装置を提供すること。 【解決手段】 第一段蒸し部Aで予め水中に浸漬された
穀類をメッシュベルト10で搬送しながら、パイプ11
から噴出する高温少湿の蒸気で蒸煮処理して、穀粒表面
の遊離水を取り、第二段蒸し部Bでパイプ12から噴出
する低温多湿の蒸気で蒸煮しながら、搬送穀類層の上部
より水分を噴射して加水しながら搬送穀類層を撹拌して
加水状態と蒸煮状態を平均化する作用を一回以上繰り返
す。第三段蒸し部Cではパイプ11から噴出する高温少
湿の蒸気か、パイプ11から噴出する蒸気を加熱して、
該加熱蒸気により蒸煮して穀粒表面の遊離水を再び取っ
て仕上げ穀類の蒸煮を最良の状態に高める。
き、衛生的で、作業効率の良い、省力化を実現した連続
蒸煮穀類処理装置を提供すること。 【解決手段】 第一段蒸し部Aで予め水中に浸漬された
穀類をメッシュベルト10で搬送しながら、パイプ11
から噴出する高温少湿の蒸気で蒸煮処理して、穀粒表面
の遊離水を取り、第二段蒸し部Bでパイプ12から噴出
する低温多湿の蒸気で蒸煮しながら、搬送穀類層の上部
より水分を噴射して加水しながら搬送穀類層を撹拌して
加水状態と蒸煮状態を平均化する作用を一回以上繰り返
す。第三段蒸し部Cではパイプ11から噴出する高温少
湿の蒸気か、パイプ11から噴出する蒸気を加熱して、
該加熱蒸気により蒸煮して穀粒表面の遊離水を再び取っ
て仕上げ穀類の蒸煮を最良の状態に高める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は米等の穀類を蒸煮を
利用して連続処理する連続穀類処理装置に関するもので
ある。
利用して連続処理する連続穀類処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からコンベア上に搬送される穀類層
を蒸気および熱水の組み合わせで順次処理する横型の連
続穀類蒸煮装置が知られている。前記従来の横型の連続
穀類蒸煮装置は装置外穀の内部に、更に蒸煮穀類通過用
の室を設けたいわゆる二層構造になっており、単に低温
の湿度の高い蒸気のみで穀類を蒸し、また装置の洗浄も
本作業(穀類の蒸煮作業)が終了した後に行い、その洗
浄作業も装置外装の扉を開いて行う方式を採っている。
また、蒸煮処理も予備浸漬された穀類を最初から蒸気で
蒸し処理を行うことで、昇温せしめる蒸煮加工の行程を
経ている。
を蒸気および熱水の組み合わせで順次処理する横型の連
続穀類蒸煮装置が知られている。前記従来の横型の連続
穀類蒸煮装置は装置外穀の内部に、更に蒸煮穀類通過用
の室を設けたいわゆる二層構造になっており、単に低温
の湿度の高い蒸気のみで穀類を蒸し、また装置の洗浄も
本作業(穀類の蒸煮作業)が終了した後に行い、その洗
浄作業も装置外装の扉を開いて行う方式を採っている。
また、蒸煮処理も予備浸漬された穀類を最初から蒸気で
蒸し処理を行うことで、昇温せしめる蒸煮加工の行程を
経ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の横型蒸
煮穀類処理装置を用いて穀類を蒸煮処理する場合に、用
いる蒸気は低温多湿のものであった。白飯を製造する場
合には低温多湿蒸気を用いても満足のいく蒸米が得られ
るが、最近のレトルト食品、具混合米、外来米、などに
対しては、必ずしも万全とは言えず、上記従来技術の横
型蒸煮穀類処理装置は多様な蒸煮穀類に対する要求に十
分対応することはできない。
煮穀類処理装置を用いて穀類を蒸煮処理する場合に、用
いる蒸気は低温多湿のものであった。白飯を製造する場
合には低温多湿蒸気を用いても満足のいく蒸米が得られ
るが、最近のレトルト食品、具混合米、外来米、などに
対しては、必ずしも万全とは言えず、上記従来技術の横
型蒸煮穀類処理装置は多様な蒸煮穀類に対する要求に十
分対応することはできない。
【0004】また、上記従来技術の横型蒸煮穀類処理装
置は装置外穀の内部に、更に蒸米などの蒸煮穀類通過用
の室を設けたいわゆる二層構造であるため、装置が大型
化し、設備費、スペースを確保することなどの点で不利
である。
置は装置外穀の内部に、更に蒸米などの蒸煮穀類通過用
の室を設けたいわゆる二層構造であるため、装置が大型
化し、設備費、スペースを確保することなどの点で不利
である。
【0005】さらに、従来技術の横型蒸煮穀類処理装置
は装置内の点検、あるいは蒸煮処理後の洗浄等に対する
配慮がなされていなかったので、これらの作業が容易と
は言えなかった。
は装置内の点検、あるいは蒸煮処理後の洗浄等に対する
配慮がなされていなかったので、これらの作業が容易と
は言えなかった。
【0006】そこで、本発明の課題は多様な蒸煮穀類に
対する要求に十分対応できる連続穀類処理装置を提供す
ることである。また、本発明の課題は蒸煮穀類の品質を
高めた、衛生的で、作業効率の良い、省力化を実現する
ことができる連続穀類処理装置を提供することを課題と
するものである。
対する要求に十分対応できる連続穀類処理装置を提供す
ることである。また、本発明の課題は蒸煮穀類の品質を
高めた、衛生的で、作業効率の良い、省力化を実現する
ことができる連続穀類処理装置を提供することを課題と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成によって達成される。すなわち、予め水中に浸漬さ
れた穀類を搬送ベルトで搬送しながら、高温少湿の蒸気
で蒸煮処理して、前記予備浸漬による穀粒表面の遊離水
を取るための第一段蒸し部と、低温多湿の蒸気で蒸煮し
ながら、搬送穀類層の上部より水分を噴射して加水しな
がら搬送穀類層を撹拌して加水状態と蒸煮状態を平均化
する作用を一回以上繰り返す、第一段蒸し部の後段に設
けられる第二段蒸し部と、高温少湿の蒸気または過熱し
た低温多湿蒸気での蒸しにより穀粒表面の遊離水を再び
取って、穀類の仕上げ蒸煮を最良の状態に高めるため
の、第二段蒸し部の後段に設けられる第三段蒸し部とか
らなる連続穀類処理装置である。
構成によって達成される。すなわち、予め水中に浸漬さ
れた穀類を搬送ベルトで搬送しながら、高温少湿の蒸気
で蒸煮処理して、前記予備浸漬による穀粒表面の遊離水
を取るための第一段蒸し部と、低温多湿の蒸気で蒸煮し
ながら、搬送穀類層の上部より水分を噴射して加水しな
がら搬送穀類層を撹拌して加水状態と蒸煮状態を平均化
する作用を一回以上繰り返す、第一段蒸し部の後段に設
けられる第二段蒸し部と、高温少湿の蒸気または過熱し
た低温多湿蒸気での蒸しにより穀粒表面の遊離水を再び
取って、穀類の仕上げ蒸煮を最良の状態に高めるため
の、第二段蒸し部の後段に設けられる第三段蒸し部とか
らなる連続穀類処理装置である。
【0008】また、本発明の連続穀類処理装置におい
て、次のような構成を設けることができる。例えば、各
段の蒸し部には、蒸煮穀類の品質、蒸煮穀類の製品の種
類に応じて、低温多湿の蒸気と高温少湿の蒸気の少なく
ともいずれかの蒸気供給量を調整することができる二種
類の蒸気供給手段を設けておき、二種類の蒸気供給手段
のいずれを使うかまたは使用の切り替え、供給蒸気量な
どを調整することで白飯のみならず、レトルト食品、パ
ック食品、具混合米、外来米などの多様な食品に適切に
対応できるようにすることができる。
て、次のような構成を設けることができる。例えば、各
段の蒸し部には、蒸煮穀類の品質、蒸煮穀類の製品の種
類に応じて、低温多湿の蒸気と高温少湿の蒸気の少なく
ともいずれかの蒸気供給量を調整することができる二種
類の蒸気供給手段を設けておき、二種類の蒸気供給手段
のいずれを使うかまたは使用の切り替え、供給蒸気量な
どを調整することで白飯のみならず、レトルト食品、パ
ック食品、具混合米、外来米などの多様な食品に適切に
対応できるようにすることができる。
【0009】また、第二段蒸し部には、搬送穀類層の上
部より水分を噴射する加水ノズルと該加水ノズルの後段
に設けられた搬送穀類層のほぐし機の組み合わせを少な
くとも一以上設け、さらに、第一段蒸し部から穀類層を
搬送してくる搬送ベルトと第三段蒸し部に穀類層を搬送
する搬送ベルトとの間に設けられた落差を利用して、さ
らに穀類層の反転、撹拌を行い、蒸煮穀類層の加水状
態、蒸煮状態を穀類層の上下方向で均一になるようにす
る。
部より水分を噴射する加水ノズルと該加水ノズルの後段
に設けられた搬送穀類層のほぐし機の組み合わせを少な
くとも一以上設け、さらに、第一段蒸し部から穀類層を
搬送してくる搬送ベルトと第三段蒸し部に穀類層を搬送
する搬送ベルトとの間に設けられた落差を利用して、さ
らに穀類層の反転、撹拌を行い、蒸煮穀類層の加水状
態、蒸煮状態を穀類層の上下方向で均一になるようにす
る。
【0010】また、第一段蒸し部の前段には水中に予備
浸漬された穀粒の表面の遊離水分を除去するために風を
吹き付ける装置を設ける。この風吹付装置から熱風また
は温風を噴出させて、穀粒の表面の遊離水分を除去し、
同時に穀類を加熱して以後の蒸煮処理が短期間に行える
ようにする。
浸漬された穀粒の表面の遊離水分を除去するために風を
吹き付ける装置を設ける。この風吹付装置から熱風また
は温風を噴出させて、穀粒の表面の遊離水分を除去し、
同時に穀類を加熱して以後の蒸煮処理が短期間に行える
ようにする。
【0011】各段の蒸し部には穀類層の搬送方向に区分
された複数の蒸煮室を設けることもできる。これによ
り、蒸煮用の蒸気の質を低温の湿度の高い蒸気と高温の
湿度の低い蒸気を同一蒸気室内に別個に供給することに
より、蒸煮の必要に応じて、蒸気供給の使い分け、蒸気
の質の組み合わせを適宜変えることができる。
された複数の蒸煮室を設けることもできる。これによ
り、蒸煮用の蒸気の質を低温の湿度の高い蒸気と高温の
湿度の低い蒸気を同一蒸気室内に別個に供給することに
より、蒸煮の必要に応じて、蒸気供給の使い分け、蒸気
の質の組み合わせを適宜変えることができる。
【0012】また、各段の蒸し部の底部は水平方向より
傾斜した勾配面を有し、該底部は蝶番式に開閉可能な構
成とすることで、搬送ベルトの清掃、点検、整備を容易
に行うことができる。また、前記蒸し部の底部勾配面の
最下部にはドレイン排出管を設けることができる。各段
の蒸し部は、断熱構造の側壁と天井部を設けた一層構造
とすることで断熱が図れると共にスペースをとらない小
型化した連続穀類処理装置となる。
傾斜した勾配面を有し、該底部は蝶番式に開閉可能な構
成とすることで、搬送ベルトの清掃、点検、整備を容易
に行うことができる。また、前記蒸し部の底部勾配面の
最下部にはドレイン排出管を設けることができる。各段
の蒸し部は、断熱構造の側壁と天井部を設けた一層構造
とすることで断熱が図れると共にスペースをとらない小
型化した連続穀類処理装置となる。
【0013】また、各段の蒸し部の天井部は上下方向に
移動可能な吊り下げ式とすることで容易に天井部を上下
でき、従来の装置のように外装の側面部分の扉を開いて
内部蒸煮室内部を洗浄、点検などの作業をおこなってい
たのに比べ、行動できるスペースが広がる。また、各段
の蒸し部の天井部を上下移動可能にして搬送穀類層に対
する蒸煮室内の空間を調整可能とすることで、穀類層が
通過中の蒸煮室の容積を、穀類層の容積との比で一定の
範囲内に制限し、蒸煮穀類の仕上がりの不均衡、不安定
の原因である蒸煮室内の上下方向の温湿度差を極力無く
すことができる。
移動可能な吊り下げ式とすることで容易に天井部を上下
でき、従来の装置のように外装の側面部分の扉を開いて
内部蒸煮室内部を洗浄、点検などの作業をおこなってい
たのに比べ、行動できるスペースが広がる。また、各段
の蒸し部の天井部を上下移動可能にして搬送穀類層に対
する蒸煮室内の空間を調整可能とすることで、穀類層が
通過中の蒸煮室の容積を、穀類層の容積との比で一定の
範囲内に制限し、蒸煮穀類の仕上がりの不均衡、不安定
の原因である蒸煮室内の上下方向の温湿度差を極力無く
すことができる。
【0014】また、搬送ベルトの穀類非搬送部分には、
搬送ベルト洗浄用に搬送ベルトの搬送方向に順次、高温
水噴射装置、超音波洗浄装置、高圧空気噴射装置および
温風吹付装置を設けることができる。また、搬送ベルト
の搬送方向に対して、超音波洗浄装置と高圧空気噴射装
置の間にも高温水噴射装置を設けても良い。
搬送ベルト洗浄用に搬送ベルトの搬送方向に順次、高温
水噴射装置、超音波洗浄装置、高圧空気噴射装置および
温風吹付装置を設けることができる。また、搬送ベルト
の搬送方向に対して、超音波洗浄装置と高圧空気噴射装
置の間にも高温水噴射装置を設けても良い。
【0015】前記洗浄装置により、最初に高圧の温水を
ノズルなどを用いて搬送ベルトの裏面より噴射して搬送
ベルトの網目の中や表面側に付着している残留穀類を外
側に飛ばすかまたは軟化させ、次いで超音波洗浄装置で
搬送ベルトと付着物の遊離を促し、殺菌処理も行われ
る。次に再び高圧の温水が噴射され、遊離され易くなっ
た残留穀類を吹き飛ばし、清掃する。さらに次行程にお
いて高圧のエアーにより空気を吹き付けて搬送ベルトに
付着している水滴を除去する。次いで水滴を落とした搬
送ベルトに温風を吹き付け、乾燥させると共に予熱して
本番の蒸煮に備える。
ノズルなどを用いて搬送ベルトの裏面より噴射して搬送
ベルトの網目の中や表面側に付着している残留穀類を外
側に飛ばすかまたは軟化させ、次いで超音波洗浄装置で
搬送ベルトと付着物の遊離を促し、殺菌処理も行われ
る。次に再び高圧の温水が噴射され、遊離され易くなっ
た残留穀類を吹き飛ばし、清掃する。さらに次行程にお
いて高圧のエアーにより空気を吹き付けて搬送ベルトに
付着している水滴を除去する。次いで水滴を落とした搬
送ベルトに温風を吹き付け、乾燥させると共に予熱して
本番の蒸煮に備える。
【0016】このように、本発明の洗浄装置は装置を稼
働したままで、搬送ベルトの洗浄と保温が行えることに
も特徴があり、穀類の蒸煮時間の効率を増すことがで
き、また蒸煮終了後の機器の洗浄時間と労力の軽減をな
し得ることができる。
働したままで、搬送ベルトの洗浄と保温が行えることに
も特徴があり、穀類の蒸煮時間の効率を増すことがで
き、また蒸煮終了後の機器の洗浄時間と労力の軽減をな
し得ることができる。
【0017】このように、本発明により、蒸煮穀類製品
の品質の向上、衛生面での向上が達成でき、作業効率の
増大、省力化を実現でき、また構造を簡単にすることに
より余分な熱量を節減でき、省エネルギーにつながり、
設備費コストおよび設置スペースの低減を図れる。
の品質の向上、衛生面での向上が達成でき、作業効率の
増大、省力化を実現でき、また構造を簡単にすることに
より余分な熱量を節減でき、省エネルギーにつながり、
設備費コストおよび設置スペースの低減を図れる。
【0018】また、本発明は製品の多様化による製造方
法の変化も蒸気の質の組み合わせによって対応すること
が可能で、経済的効果も期待できる。
法の変化も蒸気の質の組み合わせによって対応すること
が可能で、経済的効果も期待できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面と共に説明する。図1は本発明の一実施例の穀類蒸煮
装置の断面概略図である。この穀類蒸煮装置は第一段蒸
し部Aと第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cとからなる穀
類蒸煮装置本体と該穀類蒸煮装置本体の第一段蒸し部A
への穀類の投入口に接続される投入穀類の熱風処理部D
とからなる。
面と共に説明する。図1は本発明の一実施例の穀類蒸煮
装置の断面概略図である。この穀類蒸煮装置は第一段蒸
し部Aと第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cとからなる穀
類蒸煮装置本体と該穀類蒸煮装置本体の第一段蒸し部A
への穀類の投入口に接続される投入穀類の熱風処理部D
とからなる。
【0020】第一段蒸し部Aでは、主にストレートな蒸
気(高温少湿蒸気)で予備浸漬された穀類表面の遊離水
を取り除き、第二段蒸し部Bでは、主にストレートな蒸
気(高温少湿蒸気)を一旦水中に入れて再蒸発させた飽
和蒸気(低温多湿蒸気)で蒸した浸漬穀類をアルファー
化させる。また、第三段蒸し部Cでは、主に第二段蒸し
部Bで用いる飽和蒸気に更に熱を加えた過熱蒸気または
ストレートな蒸気(高温少湿蒸気)で第二段蒸し部Bで
の蒸し処理によって生じた遊離水を除去する。
気(高温少湿蒸気)で予備浸漬された穀類表面の遊離水
を取り除き、第二段蒸し部Bでは、主にストレートな蒸
気(高温少湿蒸気)を一旦水中に入れて再蒸発させた飽
和蒸気(低温多湿蒸気)で蒸した浸漬穀類をアルファー
化させる。また、第三段蒸し部Cでは、主に第二段蒸し
部Bで用いる飽和蒸気に更に熱を加えた過熱蒸気または
ストレートな蒸気(高温少湿蒸気)で第二段蒸し部Bで
の蒸し処理によって生じた遊離水を除去する。
【0021】このように、大まかに穀類蒸煮処理部を第
一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cとに区
分するが、第一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bの境界は第
二段蒸し部Bにおいて穀類の蒸煮処理を本格化させるた
めに加水と撹拌を始める位置とし、飽和蒸気による蒸し
処理が終わる位置を第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cの
境界とする。
一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cとに区
分するが、第一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bの境界は第
二段蒸し部Bにおいて穀類の蒸煮処理を本格化させるた
めに加水と撹拌を始める位置とし、飽和蒸気による蒸し
処理が終わる位置を第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cの
境界とする。
【0022】本発明で得られる蒸煮穀類は穀類を、例え
ば、炊飯米(そのまま食べるご飯)にまで仕上げること
を目的としているものではなく、炊飯まで到達してない
途中の段階まで蒸煮処理を行うものであるので、炊飯米
製造用の蒸煮装置と異なり、熱水浸漬処理行程を持たな
い。
ば、炊飯米(そのまま食べるご飯)にまで仕上げること
を目的としているものではなく、炊飯まで到達してない
途中の段階まで蒸煮処理を行うものであるので、炊飯米
製造用の蒸煮装置と異なり、熱水浸漬処理行程を持たな
い。
【0023】熱風処理部Dには予備浸漬された穀類を穀
類蒸煮装置本体に投入するためのベルトコンベア1が設
けられ、該ベルトコンベア1の反転部の下方には熱風吐
出ノズル2を設ける。そして、ベルトコンベア1から穀
類蒸煮装置本体の第一段蒸し部Aに接続した穀類投入用
ホッパー4に予備浸漬穀類が投入されるが、これら、ベ
ルトコンベア1の反転部(先端部)と前記ホッパー4の
上方を覆い、熱風吐出ノズル2から吹き出される熱風が
外部に漏れないようにするためのカバー3を設ける。ベ
ルトコンベア1の先端部とホッパー4との間に落差を設
けているが、この落差部分を落下する予備浸漬穀類に熱
風が当てられても、カバー3により穀類および熱風が外
部に飛散することを防ぐことができる。
類蒸煮装置本体に投入するためのベルトコンベア1が設
けられ、該ベルトコンベア1の反転部の下方には熱風吐
出ノズル2を設ける。そして、ベルトコンベア1から穀
類蒸煮装置本体の第一段蒸し部Aに接続した穀類投入用
ホッパー4に予備浸漬穀類が投入されるが、これら、ベ
ルトコンベア1の反転部(先端部)と前記ホッパー4の
上方を覆い、熱風吐出ノズル2から吹き出される熱風が
外部に漏れないようにするためのカバー3を設ける。ベ
ルトコンベア1の先端部とホッパー4との間に落差を設
けているが、この落差部分を落下する予備浸漬穀類に熱
風が当てられても、カバー3により穀類および熱風が外
部に飛散することを防ぐことができる。
【0024】従来の、この種の連続式蒸煮処理装置は予
備浸漬後の穀類の蒸煮を最初から蒸気によって行ってい
るため、まず、穀類の品温を上げるために蒸気が用いら
れ、その後本来の蒸煮処理が行われる。そのため蒸煮処
理行程の処理時間が長くなり、処理空間も大きく採らざ
るを得ない。
備浸漬後の穀類の蒸煮を最初から蒸気によって行ってい
るため、まず、穀類の品温を上げるために蒸気が用いら
れ、その後本来の蒸煮処理が行われる。そのため蒸煮処
理行程の処理時間が長くなり、処理空間も大きく採らざ
るを得ない。
【0025】これに対して、本発明の穀類蒸煮装置に
は、予備浸漬された穀類をベルトコンベア1により穀類
蒸煮装置本体のホッパー4に投入する際に、例えばベル
トコンベア1の先端部の穀粒落下部分に向けて該コンベ
ア1の下面に沿って落下幅全域にわたる熱風吐出ノズル
2を備えた熱風処理部Dを設けられているので、ホッパ
ー4に向けて落下中の穀類に熱風を吹き付けることがで
き、穀類の品温を上げることができる。
は、予備浸漬された穀類をベルトコンベア1により穀類
蒸煮装置本体のホッパー4に投入する際に、例えばベル
トコンベア1の先端部の穀粒落下部分に向けて該コンベ
ア1の下面に沿って落下幅全域にわたる熱風吐出ノズル
2を備えた熱風処理部Dを設けられているので、ホッパ
ー4に向けて落下中の穀類に熱風を吹き付けることがで
き、穀類の品温を上げることができる。
【0026】穀類の昇温の効率を上げるために、ホッパ
ー4の投入口全面とベルトコンベア1の先端部から、コ
ンベア1の進行方向と反対の方向へ向けた、ある程度の
長さのカバー3を設けるようにする。また、投入ホッパ
ー4の下部で原料穀類を横方向に搬送するためのメッシ
ュベルト10を受ける筐体6(後述の蒸気室7に隣接す
るもの)にも図示しない熱風吐出装置から熱風を送り込
み、搬送開始部の蒸煮直前の原料穀類とその上部に位置
するホッパー4内の原料穀類にも熱風を吹き付け品温を
上げるようにする。
ー4の投入口全面とベルトコンベア1の先端部から、コ
ンベア1の進行方向と反対の方向へ向けた、ある程度の
長さのカバー3を設けるようにする。また、投入ホッパ
ー4の下部で原料穀類を横方向に搬送するためのメッシ
ュベルト10を受ける筐体6(後述の蒸気室7に隣接す
るもの)にも図示しない熱風吐出装置から熱風を送り込
み、搬送開始部の蒸煮直前の原料穀類とその上部に位置
するホッパー4内の原料穀類にも熱風を吹き付け品温を
上げるようにする。
【0027】蒸煮行程に入る直前の予備浸漬済の穀類に
熱風により加温して熱量を持たせ、穀粒表面の遊離水を
除き、蒸煮行程に入ってから穀類が熱による変化を起こ
すまでのいわば穀類予熱の行程を短縮できる。このよう
な穀類予熱行程の時間帯の割合を小さくすることで、蒸
気室7の長さを短くすることができ、それは設置スペー
ス作業時間帯の短縮につながる。
熱風により加温して熱量を持たせ、穀粒表面の遊離水を
除き、蒸煮行程に入ってから穀類が熱による変化を起こ
すまでのいわば穀類予熱の行程を短縮できる。このよう
な穀類予熱行程の時間帯の割合を小さくすることで、蒸
気室7の長さを短くすることができ、それは設置スペー
ス作業時間帯の短縮につながる。
【0028】また、上記熱風に代えて、温風を用いるこ
ともできる。第一段蒸し部Aには前記ホッパー4から投
入された予備浸漬穀類が搬送されるメッシュベルト10
が設けられている。そして、予備浸漬穀類層が搬送され
るメッシュベルト10の下部には蒸気室7が複数体配設
され、それぞれに蒸気供給パイプ11、12が配列され
ている。該パイプ11、12は上下の2段に分けられて
上段のパイプ11には低温多湿の蒸気が供給され、下段
のパイプ12には高温少湿の蒸気が供給されるようにな
っている。
ともできる。第一段蒸し部Aには前記ホッパー4から投
入された予備浸漬穀類が搬送されるメッシュベルト10
が設けられている。そして、予備浸漬穀類層が搬送され
るメッシュベルト10の下部には蒸気室7が複数体配設
され、それぞれに蒸気供給パイプ11、12が配列され
ている。該パイプ11、12は上下の2段に分けられて
上段のパイプ11には低温多湿の蒸気が供給され、下段
のパイプ12には高温少湿の蒸気が供給されるようにな
っている。
【0029】図3に第一段蒸し部Aの平面図と図4にそ
の側面図に示すように、上下2段の各パイプ11、12
は、その長手方向が穀類層の搬送方向と並行に配列され
ており、それぞれの長手方向の両端部で互いに接続し、
蒸気本管に連結している。したがって、低温多湿蒸気供
給用の蒸気本管14と高温少湿蒸気供給用の蒸気本管1
5から供給される蒸気はそれぞれパイプ11、12の各
列の長手方向の両端部から供給される。各パイプ11、
12の長手方向の部分には図6の断面図に示すように下
向きの一対のノズル16、16が2方向に向くように、
多数設けられている。また、図3に示すように上下2段
の各パイプ11、12の長手方向の部分が上下方向に重
ならないようにこれらのパイプ11、12を配置する。
の側面図に示すように、上下2段の各パイプ11、12
は、その長手方向が穀類層の搬送方向と並行に配列され
ており、それぞれの長手方向の両端部で互いに接続し、
蒸気本管に連結している。したがって、低温多湿蒸気供
給用の蒸気本管14と高温少湿蒸気供給用の蒸気本管1
5から供給される蒸気はそれぞれパイプ11、12の各
列の長手方向の両端部から供給される。各パイプ11、
12の長手方向の部分には図6の断面図に示すように下
向きの一対のノズル16、16が2方向に向くように、
多数設けられている。また、図3に示すように上下2段
の各パイプ11、12の長手方向の部分が上下方向に重
ならないようにこれらのパイプ11、12を配置する。
【0030】ここで、蒸気の供給を第一段蒸し部Aの全
域に亙り全てのノズル16から均等に蒸気を噴出させる
ためには、バイプ11、12の長手方向中央部の径を両
端部の径より小さくすること、あるいは蒸気本管14、
15に遠い方のパイプ径を近い方の径より小さくするこ
となどで対応させる。また、ノズル16の開口径を調整
することでも第一段蒸し部Aの全域に亙り全てのノズル
16から均等に蒸気を噴出させることができる。
域に亙り全てのノズル16から均等に蒸気を噴出させる
ためには、バイプ11、12の長手方向中央部の径を両
端部の径より小さくすること、あるいは蒸気本管14、
15に遠い方のパイプ径を近い方の径より小さくするこ
となどで対応させる。また、ノズル16の開口径を調整
することでも第一段蒸し部Aの全域に亙り全てのノズル
16から均等に蒸気を噴出させることができる。
【0031】また、第一段蒸し部Aはパイプ11、12
の長手方向に複数の蒸気室に区分けされている。パイプ
11、12の長手方向は各蒸気室7を構成する仕切り壁
18(図3参照)を貫通して配置されている。
の長手方向に複数の蒸気室に区分けされている。パイプ
11、12の長手方向は各蒸気室7を構成する仕切り壁
18(図3参照)を貫通して配置されている。
【0032】上記した第一段蒸し部Aの構成を例にとれ
ば、蒸煮用の蒸気の質を低温の湿度の高い蒸気と高温の
湿度の低い蒸気を同一蒸気室7内に別個に供給すること
により、蒸煮の必要に応じて、 従来の低温蒸気のみで良い場合、 低温蒸気を抑え高温蒸気を混入して温度を高め、湿度
をある程度下げた蒸気で蒸煮する場合、 高温で湿度の低い蒸気のみを使用する場合、また 大量の蒸気を必要とする場合 にパイプ11、12の使い分けをすることができる。
ば、蒸煮用の蒸気の質を低温の湿度の高い蒸気と高温の
湿度の低い蒸気を同一蒸気室7内に別個に供給すること
により、蒸煮の必要に応じて、 従来の低温蒸気のみで良い場合、 低温蒸気を抑え高温蒸気を混入して温度を高め、湿度
をある程度下げた蒸気で蒸煮する場合、 高温で湿度の低い蒸気のみを使用する場合、また 大量の蒸気を必要とする場合 にパイプ11、12の使い分けをすることができる。
【0033】すなわち、前記の場合は上段のパイプ1
1のみを用い、の場合は上段のパイプ11からの噴出
蒸気量を少なくし、下段のパイプ12からの高温少湿の
蒸気量を多めにする。の場合は下段のパイプ12のみ
を用い、の場合は上段と下段のパイプ11、12を全
開もしくはこれに近い状態で用いる。
1のみを用い、の場合は上段のパイプ11からの噴出
蒸気量を少なくし、下段のパイプ12からの高温少湿の
蒸気量を多めにする。の場合は下段のパイプ12のみ
を用い、の場合は上段と下段のパイプ11、12を全
開もしくはこれに近い状態で用いる。
【0034】これらの各パイプ11、12からの噴出蒸
気量は蒸気本管14、15の図示しない流量調節弁の開
閉度で調整する。こうして、多様な目的に応じた適切な
蒸気量とその温度と湿度を穀類層に与えることができ
る。
気量は蒸気本管14、15の図示しない流量調節弁の開
閉度で調整する。こうして、多様な目的に応じた適切な
蒸気量とその温度と湿度を穀類層に与えることができ
る。
【0035】図3では、第一段蒸し部Aの各蒸気室7に
はパイプ11、12と直交する方向に蒸気室7の断面全
体にわたり横仕切板18を複数枚(図では8枚)、各蒸
気室7の役割に応じた間隔で取り付ける。このように横
仕切板18により蒸気室7を第一段蒸し部A内に複数設
けることにより、各蒸気室7の上面において蒸気が片寄
らない。また、メッシュベルト10(図1参照)による
穀類層の搬送開始時点と搬送終了時点にて原料穀類の載
っていないメッシュベルト10の面より蒸気が集合して
逃げないよう、そして穀類蒸煮装置での穀類の蒸煮行程
中における蒸煮の重点部分にあっては、パイプ11、1
2の蒸気噴射小孔の位置をその部分に多く集め、仕切板
18の間隔も狭くして確実に圧力を保持した蒸気がメッ
シュベルト10を通過し、原料穀類層に当たるようにす
る。
はパイプ11、12と直交する方向に蒸気室7の断面全
体にわたり横仕切板18を複数枚(図では8枚)、各蒸
気室7の役割に応じた間隔で取り付ける。このように横
仕切板18により蒸気室7を第一段蒸し部A内に複数設
けることにより、各蒸気室7の上面において蒸気が片寄
らない。また、メッシュベルト10(図1参照)による
穀類層の搬送開始時点と搬送終了時点にて原料穀類の載
っていないメッシュベルト10の面より蒸気が集合して
逃げないよう、そして穀類蒸煮装置での穀類の蒸煮行程
中における蒸煮の重点部分にあっては、パイプ11、1
2の蒸気噴射小孔の位置をその部分に多く集め、仕切板
18の間隔も狭くして確実に圧力を保持した蒸気がメッ
シュベルト10を通過し、原料穀類層に当たるようにす
る。
【0036】また、仕切板18と仕切板18の間隔を任
意に設定することで穀類層の蒸煮重点区間とそうでない
区間とを区分して設定することもできる。第一段蒸し部
Aの最前部と第三段蒸し部Cの最後部には蒸気排気用の
ファン19(図1参照)が設けられている。
意に設定することで穀類層の蒸煮重点区間とそうでない
区間とを区分して設定することもできる。第一段蒸し部
Aの最前部と第三段蒸し部Cの最後部には蒸気排気用の
ファン19(図1参照)が設けられている。
【0037】図1において第一段蒸し部Aと第二段蒸し
部Bの前段部とにわたり、無端ベルト状のメッシュベル
ト10がローラ21間に張られ、また第二段蒸し部Bの
後段部と第三段蒸し部Cの間にも無端ベルト状のメッシ
ュベルト23がローラ24間に張られ、メッシュベルト
10の高さはメッシュベルト23の高さより高く設定
し、両ベルト10、23間に落差を設けている。そのた
めメッシュベルト10から搬送される穀類層はメッシュ
ベルト23上に落下する際に撹拌、反転されるので、最
終製品の品質を均一にすることができる。
部Bの前段部とにわたり、無端ベルト状のメッシュベル
ト10がローラ21間に張られ、また第二段蒸し部Bの
後段部と第三段蒸し部Cの間にも無端ベルト状のメッシ
ュベルト23がローラ24間に張られ、メッシュベルト
10の高さはメッシュベルト23の高さより高く設定
し、両ベルト10、23間に落差を設けている。そのた
めメッシュベルト10から搬送される穀類層はメッシュ
ベルト23上に落下する際に撹拌、反転されるので、最
終製品の品質を均一にすることができる。
【0038】また、第二段蒸し部Bの前段部分と中段部
分と後段部分にはそれぞれ穀類層をほぐすためのクラッ
シャ25が設けられ、これらクラッシャ25の前に蒸煮
穀類を加水するための加水ノズル26が設けられてい
る。クラッシャ25の送り速度はメッシュベルト10、
23の送り速度より多少速めにすることが穀類層をほぐ
すためには必要である。また、メッシュベルト10、2
3およびクラッシャ25の送り速度を可変できる機構も
設ける。
分と後段部分にはそれぞれ穀類層をほぐすためのクラッ
シャ25が設けられ、これらクラッシャ25の前に蒸煮
穀類を加水するための加水ノズル26が設けられてい
る。クラッシャ25の送り速度はメッシュベルト10、
23の送り速度より多少速めにすることが穀類層をほぐ
すためには必要である。また、メッシュベルト10、2
3およびクラッシャ25の送り速度を可変できる機構も
設ける。
【0039】さらに、図5に示すように、各蒸気室7の
底部28は水平面に対して勾配を設けることで、ドレン
が蒸気室7の底部28の片側に集まるようにして排水管
31よりドレインを排出できるようにする。そして、ま
た、蒸気室底部28は蝶番29などを用いて開閉可能な
構成として、蒸気室内部側壁30、底部28を洗浄でき
得る程度の開放角度で底部28が止まるようにする。こ
のことによってメッシュベルト10、23の目の間より
の落下残留物の清掃も確実に行うことができ、また蒸気
室7の使用中は底部28の周辺部と蒸気室側壁30との
間をパッキン(図示せず)を挟んで掛金32により締付
けることで、蒸気室7を密閉状態とすることができる。
底部28は水平面に対して勾配を設けることで、ドレン
が蒸気室7の底部28の片側に集まるようにして排水管
31よりドレインを排出できるようにする。そして、ま
た、蒸気室底部28は蝶番29などを用いて開閉可能な
構成として、蒸気室内部側壁30、底部28を洗浄でき
得る程度の開放角度で底部28が止まるようにする。こ
のことによってメッシュベルト10、23の目の間より
の落下残留物の清掃も確実に行うことができ、また蒸気
室7の使用中は底部28の周辺部と蒸気室側壁30との
間をパッキン(図示せず)を挟んで掛金32により締付
けることで、蒸気室7を密閉状態とすることができる。
【0040】また、第一段蒸し部Aには図2に示すよう
に断熱材(図示せず)を内部に入れた筺体構造で形成さ
れた側壁33と上蓋34を有する蒸煮穀類通過部分(蒸
煮室)35が蒸気室7の上部に隣接して設けられてい
る。
に断熱材(図示せず)を内部に入れた筺体構造で形成さ
れた側壁33と上蓋34を有する蒸煮穀類通過部分(蒸
煮室)35が蒸気室7の上部に隣接して設けられてい
る。
【0041】上蓋34は一括自動巻き上げ方式としてい
る。蒸煮穀類通過部分(蒸煮室)35の天井を構成する
上蓋34は、筺体側壁33に沿って設けられた柱36a
の頂上部で水平方向に桟36bを渡して門型として支柱
36(図1には蒸し部A〜Cの前段と後段にそれぞれ3
ケ所設けた例を示している。)を設ける。
る。蒸煮穀類通過部分(蒸煮室)35の天井を構成する
上蓋34は、筺体側壁33に沿って設けられた柱36a
の頂上部で水平方向に桟36bを渡して門型として支柱
36(図1には蒸し部A〜Cの前段と後段にそれぞれ3
ケ所設けた例を示している。)を設ける。
【0042】蒸し部前段または後段の長手方向両端にま
で伸びている軸37を支柱36の横渡し桟36bの中心
部に回転可能なように通し、3本の支柱36部分にある
軸37には滑車38(図2参照)をそれぞれ設け、該滑
車38には柱36aの頂上部近傍の横渡し桟36bに対
称的に設けられた一対のローラ40を介して上蓋34を
吊り上げるためのロープ41が接続している。また、3
本の支柱36の内の中央部分の支柱36にモータなどの
駆動機42(図1)を設け、前記軸37を駆動機42に
より回転させることにより滑車38を回転させること
で、上蓋34を吊り上げることができる。このように、
駆動機42を上蓋34を吊り上げる方向に運転すれば滑
車38の回転によってロープ41は巻かれ、各支柱36
の滑車38が一斉作動することにより、上蓋34は水平
状態を維持しつつ全体に上方に持ち上がる。
で伸びている軸37を支柱36の横渡し桟36bの中心
部に回転可能なように通し、3本の支柱36部分にある
軸37には滑車38(図2参照)をそれぞれ設け、該滑
車38には柱36aの頂上部近傍の横渡し桟36bに対
称的に設けられた一対のローラ40を介して上蓋34を
吊り上げるためのロープ41が接続している。また、3
本の支柱36の内の中央部分の支柱36にモータなどの
駆動機42(図1)を設け、前記軸37を駆動機42に
より回転させることにより滑車38を回転させること
で、上蓋34を吊り上げることができる。このように、
駆動機42を上蓋34を吊り上げる方向に運転すれば滑
車38の回転によってロープ41は巻かれ、各支柱36
の滑車38が一斉作動することにより、上蓋34は水平
状態を維持しつつ全体に上方に持ち上がる。
【0043】上蓋34を上方に上げたまま、蒸煮室35
を開放状態のままにしておくためには、支柱36にピン
(図示せず)などを差し込み、上蓋34を支柱36に固
定すれば良く、また、元の位置(蒸煮室35の側壁33
に支持させる位置)に上蓋34を戻す場合には前記ピン
などを抜いて駆動機42を逆の方向に運転する。穀類の
蒸煮中は蒸煮室35の側壁33の外面と上蓋(天井部)
34の側面とを掛金などで引っ張り、固定するなどの方
法を採れば、蒸煮室35は密閉状態が保たれる。
を開放状態のままにしておくためには、支柱36にピン
(図示せず)などを差し込み、上蓋34を支柱36に固
定すれば良く、また、元の位置(蒸煮室35の側壁33
に支持させる位置)に上蓋34を戻す場合には前記ピン
などを抜いて駆動機42を逆の方向に運転する。穀類の
蒸煮中は蒸煮室35の側壁33の外面と上蓋(天井部)
34の側面とを掛金などで引っ張り、固定するなどの方
法を採れば、蒸煮室35は密閉状態が保たれる。
【0044】従来のこの種の横型穀類蒸煮装置では、外
装の側面部分の扉を開いて内部に配置されている蒸煮室
の洗浄、点検修理などの作業を行っていたが、行動でき
るスペースが限られていたので、作業性が悪かった。し
かし、本発明の装置によると、蒸煮室35の上蓋(天井
部)34を一括巻上げ方式にすることにより、蒸煮作業
終了後の蒸煮室35内の点検、清掃、修理をより容易に
広範囲に亙って行うことができるようになる。
装の側面部分の扉を開いて内部に配置されている蒸煮室
の洗浄、点検修理などの作業を行っていたが、行動でき
るスペースが限られていたので、作業性が悪かった。し
かし、本発明の装置によると、蒸煮室35の上蓋(天井
部)34を一括巻上げ方式にすることにより、蒸煮作業
終了後の蒸煮室35内の点検、清掃、修理をより容易に
広範囲に亙って行うことができるようになる。
【0045】また、従来の横型穀類蒸煮装置は装置外殻
の内部に、さらに蒸煮穀類通過用の蒸煮室を設けた、い
わゆる二層構造になっており、穀類の蒸煮手段としては
通常用いられていない装置外殻があるため、全体に横型
穀類蒸煮装置は大型になる。しかし、本発明の横型穀類
蒸煮装置は空気断熱の役目もしていた従来装置の外殻を
無くして蒸煮室35を一層構造とし、外部放熱を防ぐた
め側壁33および上蓋(天井部)34を断熱材を用いた
断熱筐体構造としたことにも特徴があり、一層構造であ
るので、設備費も低く抑えることができ、外殻構成が二
層式である従来例のものに比較して、小さくできるので
放熱面積も少なくなる。また、側壁33および上蓋(天
井部)34の外面にも断熱加工を施すことで、放熱量を
抑制することができる。また蒸煮室35の構造が簡単な
ため蒸煮室内のみならず、その他の部位の洗浄、点検、
修理も容易に行える。
の内部に、さらに蒸煮穀類通過用の蒸煮室を設けた、い
わゆる二層構造になっており、穀類の蒸煮手段としては
通常用いられていない装置外殻があるため、全体に横型
穀類蒸煮装置は大型になる。しかし、本発明の横型穀類
蒸煮装置は空気断熱の役目もしていた従来装置の外殻を
無くして蒸煮室35を一層構造とし、外部放熱を防ぐた
め側壁33および上蓋(天井部)34を断熱材を用いた
断熱筐体構造としたことにも特徴があり、一層構造であ
るので、設備費も低く抑えることができ、外殻構成が二
層式である従来例のものに比較して、小さくできるので
放熱面積も少なくなる。また、側壁33および上蓋(天
井部)34の外面にも断熱加工を施すことで、放熱量を
抑制することができる。また蒸煮室35の構造が簡単な
ため蒸煮室内のみならず、その他の部位の洗浄、点検、
修理も容易に行える。
【0046】また、本発明の穀類蒸煮装置では蒸煮穀類
の仕上がりの不均衡、不安定の原因である蒸煮室35内
の上下方向の温度差を極力無くすため、穀類層が通過中
の蒸煮室35の容積を、穀類層の容積との比で一定の範
囲内に制限し、図7に示す蒸煮室縦断面を見た図におい
て蒸煮室35内を通過する穀類層の断面積Aと、その上
部の側面及び上蓋で囲われた空間部の断面積Bとの比B
/Aを一定の数値範囲内に限定することにより、下部の
蒸気室7より蒸煮穀類の間を通ってきた蒸気がその空間
内に滞留して蒸煮穀類の上面の温湿度の状態を維持し、
上下両面から、平均して安定した蒸煮をもたらすことが
できる。
の仕上がりの不均衡、不安定の原因である蒸煮室35内
の上下方向の温度差を極力無くすため、穀類層が通過中
の蒸煮室35の容積を、穀類層の容積との比で一定の範
囲内に制限し、図7に示す蒸煮室縦断面を見た図におい
て蒸煮室35内を通過する穀類層の断面積Aと、その上
部の側面及び上蓋で囲われた空間部の断面積Bとの比B
/Aを一定の数値範囲内に限定することにより、下部の
蒸気室7より蒸煮穀類の間を通ってきた蒸気がその空間
内に滞留して蒸煮穀類の上面の温湿度の状態を維持し、
上下両面から、平均して安定した蒸煮をもたらすことが
できる。
【0047】蒸煮行程中の蒸煮室35の広さは蒸煮物
(原料穀類)の通過量によって決定することとし、前記
比B/Aを3〜4にとることが望ましい。ただし、蒸煮
処理する穀類原料および蒸煮方法の種類によっては、前
記比B/Aの値は多少前後する数字にもなり得る。
(原料穀類)の通過量によって決定することとし、前記
比B/Aを3〜4にとることが望ましい。ただし、蒸煮
処理する穀類原料および蒸煮方法の種類によっては、前
記比B/Aの値は多少前後する数字にもなり得る。
【0048】これによって蒸し部A〜Cを通過中の原料
穀類は底面のメッシュベルト10、23の間を通ってき
た蒸気のみならず、原料穀類が通過後に蒸煮室35の上
部の室内にこもり、放熱を抑制される適当な広さの空間
によって未だ熱量を保持し、ある程度の圧力を保ってい
て、放熱を抑えられた蒸気によって上面からも、略底面
からの蒸気に準じた条件によって蒸煮され、より均一な
最適の蒸しを得ることができる。
穀類は底面のメッシュベルト10、23の間を通ってき
た蒸気のみならず、原料穀類が通過後に蒸煮室35の上
部の室内にこもり、放熱を抑制される適当な広さの空間
によって未だ熱量を保持し、ある程度の圧力を保ってい
て、放熱を抑えられた蒸気によって上面からも、略底面
からの蒸気に準じた条件によって蒸煮され、より均一な
最適の蒸しを得ることができる。
【0049】ところで、外来米のように、特に硬い米は
一回だけの一連の前記蒸し処理では蒸煮が完全にでき
ず、第三段蒸し部Cまでの処理行程を経た後に、再び最
初の第一段蒸し部Aから蒸煮処理を繰り返す二度蒸し処
理を行うことが行われている。また、パック食品など、
食べる直前に熱加工を再度行う必要がある場合は、アル
ファー化して、かつ適度の水分含有量の蒸し米としなけ
ればならない。そのため、飽和蒸気による蒸し処理を長
時間行う必要のある原料米については第二段蒸し部Bの
ブロックを比較的長くして蒸煮処理時間を多くする。ま
た、穀類表面に付着する遊離水の量をある程度以下に抑
える必要があるものについては、第三段蒸し部Cのブロ
ックを比較的を長くしてここでの処理時間を長くする必
要がある。
一回だけの一連の前記蒸し処理では蒸煮が完全にでき
ず、第三段蒸し部Cまでの処理行程を経た後に、再び最
初の第一段蒸し部Aから蒸煮処理を繰り返す二度蒸し処
理を行うことが行われている。また、パック食品など、
食べる直前に熱加工を再度行う必要がある場合は、アル
ファー化して、かつ適度の水分含有量の蒸し米としなけ
ればならない。そのため、飽和蒸気による蒸し処理を長
時間行う必要のある原料米については第二段蒸し部Bの
ブロックを比較的長くして蒸煮処理時間を多くする。ま
た、穀類表面に付着する遊離水の量をある程度以下に抑
える必要があるものについては、第三段蒸し部Cのブロ
ックを比較的を長くしてここでの処理時間を長くする必
要がある。
【0050】このように、本発明においては、原料穀類
の品質、目的の蒸煮穀類製品の種類などに応じて各蒸し
部A〜Cの穀類搬送方向の長さをそれぞれ変えた装置と
して提供することができる。また、製品の多様化による
製造方法の変化も、蒸気の質の組み合わせによって対応
することが可能である。
の品質、目的の蒸煮穀類製品の種類などに応じて各蒸し
部A〜Cの穀類搬送方向の長さをそれぞれ変えた装置と
して提供することができる。また、製品の多様化による
製造方法の変化も、蒸気の質の組み合わせによって対応
することが可能である。
【0051】次に、本発明の穀類蒸煮装置のメッシュベ
ルト10、23の洗浄装置について説明する。メッシュ
ベルト10、23の洗浄装置は蒸煮処理された穀類を各
メッシュベルト10、23から放出するメッシュベルト
10、23のリターン行程(穀類非搬送部分)に設けら
れている。
ルト10、23の洗浄装置について説明する。メッシュ
ベルト10、23の洗浄装置は蒸煮処理された穀類を各
メッシュベルト10、23から放出するメッシュベルト
10、23のリターン行程(穀類非搬送部分)に設けら
れている。
【0052】洗浄装置は図1に示すように超音波洗浄器
45を付設した洗浄水槽46と、その前行程と後行程に
高圧の温水を噴射する温水噴射装置47を備え、後段の
高圧温水噴射装置47の後行程において高圧のエアーの
噴射装置49を設置し、最後の行程に温風吹付装置50
を組み込んだ洗浄一連方式からなるものである。
45を付設した洗浄水槽46と、その前行程と後行程に
高圧の温水を噴射する温水噴射装置47を備え、後段の
高圧温水噴射装置47の後行程において高圧のエアーの
噴射装置49を設置し、最後の行程に温風吹付装置50
を組み込んだ洗浄一連方式からなるものである。
【0053】前記洗浄装置では、まず、最初に高圧の温
水を温水噴射装置47を用いてメッシュベルト10、2
3の裏面より噴射して、メッシュベルト10、23の網
目の中や表面側に付着している残留穀類を外側に飛ばす
かまたは軟化させる。メッシュベルト10、23が超音
波洗浄器45配置部へ移行するが、超音波洗浄器45は
貯水槽46内に配置されていて、貯水槽46内の貯水の
中をメッシュベルト10、23が通過している間に、超
音波洗浄器45の働きによってメッシュベルト10、2
3と付着物の遊離を促し、殺菌処理も行われる。
水を温水噴射装置47を用いてメッシュベルト10、2
3の裏面より噴射して、メッシュベルト10、23の網
目の中や表面側に付着している残留穀類を外側に飛ばす
かまたは軟化させる。メッシュベルト10、23が超音
波洗浄器45配置部へ移行するが、超音波洗浄器45は
貯水槽46内に配置されていて、貯水槽46内の貯水の
中をメッシュベルト10、23が通過している間に、超
音波洗浄器45の働きによってメッシュベルト10、2
3と付着物の遊離を促し、殺菌処理も行われる。
【0054】超音波洗浄器45部分を通過したメッシュ
ベルト10、23は貯水面から出た後、その裏面から再
び高圧の温水が温水噴射装置47から噴射され、遊離さ
れ易くなった残留穀類を吹き飛ばし、清掃する。その
後、次行程においてエアー噴射装置49から噴射される
高圧のエアーにより前行程同様にメッシュベルト10、
23裏面より加湿した熱風を吹き付けてメッシュベルト
10、23に付着している水滴を除去していく。
ベルト10、23は貯水面から出た後、その裏面から再
び高圧の温水が温水噴射装置47から噴射され、遊離さ
れ易くなった残留穀類を吹き飛ばし、清掃する。その
後、次行程においてエアー噴射装置49から噴射される
高圧のエアーにより前行程同様にメッシュベルト10、
23裏面より加湿した熱風を吹き付けてメッシュベルト
10、23に付着している水滴を除去していく。
【0055】次いで水滴を落としたメッシュベルト1
0、23に温風吹付装置50によって上部または下部よ
り温風を吹き付け、乾燥さすと共に予熱して本番の蒸煮
に備える。
0、23に温風吹付装置50によって上部または下部よ
り温風を吹き付け、乾燥さすと共に予熱して本番の蒸煮
に備える。
【0056】上記洗浄装置は穀類蒸煮装置を稼働したま
まで、メッシュベルト10、23の洗浄が行えることに
も特徴がある。しかも、この洗浄装置を用いれば、メッ
シュベルト10、23のリターン行程側で一切の洗浄作
業が行われるので、穀類の蒸煮処理側へは影響しない。
そのため、穀類の蒸煮中においても洗浄装置を稼働させ
ることができ、穀類の蒸煮が長時間に亙っても、メッシ
ュベルトの目詰まりを起こすことがなく、従って製品の
品質の向上、衛生の面での向上が図れる。加えてメッシ
ュベルト10、23は、その洗浄中に昇温されるので、
メッシュベルト10、23は保温された状態で、穀類の
蒸煮行程に移送される。そのため、穀類の蒸煮時間の効
率を増すことができ、また蒸煮終了後の機器の洗浄時間
と労力の軽減をなし得ることができる。
まで、メッシュベルト10、23の洗浄が行えることに
も特徴がある。しかも、この洗浄装置を用いれば、メッ
シュベルト10、23のリターン行程側で一切の洗浄作
業が行われるので、穀類の蒸煮処理側へは影響しない。
そのため、穀類の蒸煮中においても洗浄装置を稼働させ
ることができ、穀類の蒸煮が長時間に亙っても、メッシ
ュベルトの目詰まりを起こすことがなく、従って製品の
品質の向上、衛生の面での向上が図れる。加えてメッシ
ュベルト10、23は、その洗浄中に昇温されるので、
メッシュベルト10、23は保温された状態で、穀類の
蒸煮行程に移送される。そのため、穀類の蒸煮時間の効
率を増すことができ、また蒸煮終了後の機器の洗浄時間
と労力の軽減をなし得ることができる。
【0057】以上第一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bにわ
たる前段の蒸し部について主に説明したが、これと同様
な構成で第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cにわたる後段
の蒸し部が構成されている。
たる前段の蒸し部について主に説明したが、これと同様
な構成で第二段蒸し部Bと第三段蒸し部Cにわたる後段
の蒸し部が構成されている。
【0058】また、図1の穀類連続処理装置の第一段蒸
し部Aと第二段蒸し部Bには高温低湿の蒸気の供給系と
第三段蒸し部Cに過熱蒸気供給系を設けた場合の概略図
を図8〜図12に示す。図8〜図12において、図1〜
図6で説明した部材、装置と同一機能を奏するものは同
一番号を付し、その説明は省略する。
し部Aと第二段蒸し部Bには高温低湿の蒸気の供給系と
第三段蒸し部Cに過熱蒸気供給系を設けた場合の概略図
を図8〜図12に示す。図8〜図12において、図1〜
図6で説明した部材、装置と同一機能を奏するものは同
一番号を付し、その説明は省略する。
【0059】図8に第三段蒸し部Cの平面図と図9にそ
の側面図、図10に図9のC−C線矢視図に示すが、本
実施例では上下2段の各パイプ11、12の外に熱交換
パイプ52が設けられている。
の側面図、図10に図9のC−C線矢視図に示すが、本
実施例では上下2段の各パイプ11、12の外に熱交換
パイプ52が設けられている。
【0060】また、図12の蒸気供給系統図に示すよう
に第一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bにはボイラ53から
高温低湿の蒸気が供給されるが、第二段蒸し部Bと第三
段蒸し部Cにはボイラ53からスチームクリーナ54を
経て飽和蒸気となった低温多湿蒸気が供給される。この
とき図11(図8のD−D線矢視図)に示すように第三
蒸し部Cには供給パイプ12の下方に設けられたフィン
51付きの熱交換パイプ52を設ける。熱交換パイプ5
2内にはボイラ53から高温の蒸気が供給されているの
で、熱交換パイプ52の蒸気噴出ノズルから噴出する高
温低湿の蒸気が過熱される。こうして第三段蒸し部Cで
穀粒表面の遊離水が過熱蒸気で除去される。図11〜図
13に示すように熱交換パイプ52には蒸気入口55と
蒸気ドレイン56が設けられている。
に第一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bにはボイラ53から
高温低湿の蒸気が供給されるが、第二段蒸し部Bと第三
段蒸し部Cにはボイラ53からスチームクリーナ54を
経て飽和蒸気となった低温多湿蒸気が供給される。この
とき図11(図8のD−D線矢視図)に示すように第三
蒸し部Cには供給パイプ12の下方に設けられたフィン
51付きの熱交換パイプ52を設ける。熱交換パイプ5
2内にはボイラ53から高温の蒸気が供給されているの
で、熱交換パイプ52の蒸気噴出ノズルから噴出する高
温低湿の蒸気が過熱される。こうして第三段蒸し部Cで
穀粒表面の遊離水が過熱蒸気で除去される。図11〜図
13に示すように熱交換パイプ52には蒸気入口55と
蒸気ドレイン56が設けられている。
【0061】第一段蒸し部Aと第二段蒸し部Bにはボイ
ラ53から高温低湿の蒸気が供給されるが、第二段蒸し
部Bと第三段蒸し部Cにはボイラ53からスチームクリ
ーナ54を経て飽和蒸気となった低温多湿蒸気が供給さ
れる。このとき、第三蒸し部Cには供給パイプ11、1
2の下方に設けられたフィン付きの熱交換パイプ52を
設ける。熱交換パイプ52内にはボイラーから高温の蒸
気が供給されているので、熱交換パイプ52の蒸気噴出
ノズルから噴出する高温低湿の蒸気が過熱される。こう
して第三段蒸し部Cで穀粒表面の遊離水が過熱蒸気で除
去される。
ラ53から高温低湿の蒸気が供給されるが、第二段蒸し
部Bと第三段蒸し部Cにはボイラ53からスチームクリ
ーナ54を経て飽和蒸気となった低温多湿蒸気が供給さ
れる。このとき、第三蒸し部Cには供給パイプ11、1
2の下方に設けられたフィン付きの熱交換パイプ52を
設ける。熱交換パイプ52内にはボイラーから高温の蒸
気が供給されているので、熱交換パイプ52の蒸気噴出
ノズルから噴出する高温低湿の蒸気が過熱される。こう
して第三段蒸し部Cで穀粒表面の遊離水が過熱蒸気で除
去される。
【0062】このような蒸気過熱用の熱交換パイプ52
は必要な場合には第一段蒸し部Aまたは第二段蒸し部B
にも設けて良い。
は必要な場合には第一段蒸し部Aまたは第二段蒸し部B
にも設けて良い。
【図1】 本発明の一実施例の穀類連続処理装置の中心
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図2】 図1のA−A線(図1に入れて下さい)の蒸
煮室横断矢視図である。
煮室横断矢視図である。
【図3】 図1の穀類連続処理装置の蒸気室の平面図で
ある。
ある。
【図4】 図3のドレン口側(A−A線からの側面図で
ある。
ある。
【図5】 図3の高圧少湿蒸供給側(B−B線)からの
正面図である。
正面図である。
【図6】 蒸気供給パイプの蒸気噴出口部分の断面図で
ある。
ある。
【図7】 図1の穀類連続処理装置の蒸気室の空間断面
積と通過穀類層断面面積との比率を説明する図である。
積と通過穀類層断面面積との比率を説明する図である。
【図8】 図1の穀類連続処理装置のその他の実施例の
蒸気室の平面図である。
蒸気室の平面図である。
【図9】 図8のドレン口側(B−B線)からの側面図
である。
である。
【図10】 図8の高圧少湿蒸供給側(C−C線)から
の正面図である。
の正面図である。
【図11】 図8のD−D線矢視図である。
【図12】 図8に示す本発明のその他の実施例の蒸気
室内の蒸気供給パイプと該パイプへの蒸気の供給系を説
明するための概略図である。
室内の蒸気供給パイプと該パイプへの蒸気の供給系を説
明するための概略図である。
1 ベルトコンベア 2 熱風吐出ノズル 3 カバー 4 穀類投入用ホッ
パー 6 筐体 7 蒸気室 10、23 メッシュベルト 11、12 蒸気供
給パイプ 14、15 蒸気本管 16 ノズル 18 横仕切板 19 蒸気排気用の
ファン 21 ローラ 25 クラッシャ 26 加水ノズル 28 蒸気室底部 29 蝶番 32 掛金 33 蒸煮室側壁 34 蒸煮室上蓋 36 支柱 37 軸 38 滑車 40 ローラ 41 ロープ 42 駆動機 45 超音波洗浄器 46 貯水槽 47 温水噴射装置 49 エアー噴射装
置 50 温風吹付装置 52 熱交換パイプ 53 ボイラー 54 スチームクリ
ーナ A 第一段蒸し部 B 第二段蒸し部 C 第三段蒸し部 D 熱風処理部
パー 6 筐体 7 蒸気室 10、23 メッシュベルト 11、12 蒸気供
給パイプ 14、15 蒸気本管 16 ノズル 18 横仕切板 19 蒸気排気用の
ファン 21 ローラ 25 クラッシャ 26 加水ノズル 28 蒸気室底部 29 蝶番 32 掛金 33 蒸煮室側壁 34 蒸煮室上蓋 36 支柱 37 軸 38 滑車 40 ローラ 41 ロープ 42 駆動機 45 超音波洗浄器 46 貯水槽 47 温水噴射装置 49 エアー噴射装
置 50 温風吹付装置 52 熱交換パイプ 53 ボイラー 54 スチームクリ
ーナ A 第一段蒸し部 B 第二段蒸し部 C 第三段蒸し部 D 熱風処理部
Claims (9)
- 【請求項1】 予め水中に浸漬された穀類を搬送ベルト
で搬送しながら、高温少湿の蒸気で蒸煮処理して、前記
予備浸漬による穀粒表面の遊離水を取るための第一段蒸
し部と、 低温多湿の蒸気で蒸煮しながら、搬送穀類層の上部より
水分を噴射して加水しながら搬送穀類層を撹拌して加水
状態と蒸煮状態を平均化する作用を一回以上繰り返す、
第一段蒸し部の後段に設けられる第二段蒸し部と、 高温少湿の蒸気または過熱された低温多湿蒸気での蒸し
により穀粒表面の遊離水を再び取って、穀類の仕上げ蒸
煮を最良の状態に高めるための、第二段蒸し部の後段に
設けられる第三段蒸し部とからなることを特徴とする連
続穀類処理装置。 - 【請求項2】 各段の蒸し部には、蒸煮穀類の品質、蒸
煮穀類の製品の種類に応じて、低温多湿の蒸気と高温少
湿の蒸気の少なくともいずれかの供給量を調整すること
ができる前記二種類の蒸気の供給手段を設けたことを特
徴とする請求項1記載の連続穀類処理装置。 - 【請求項3】 第二段蒸し部には、搬送穀類層の上部よ
り水分を噴射する加水ノズルと該加水ノズルの後段に設
けられた搬送穀類層のほぐし機の組み合わせを少なくと
も一組以上設け、さらに、第一段蒸し部から穀類層を搬
送してくる搬送ベルトと第三段蒸し部に穀類層を搬送す
る搬送ベルトとの間に落差を設けたことを特徴する請求
項1または2記載の連続穀類処理装置。 - 【請求項4】 第一段蒸し部の前段には水中に予備浸漬
された穀粒の表面の遊離水分を除去するために風を吹き
付ける装置を設けたことを特徴とする請求項1ないし3
のいずれかに記載の連続穀類処理装置。 - 【請求項5】 各段の蒸し部には穀類層の搬送方向に区
分された複数の蒸煮室を設けることを特徴とする請求項
1ないし4のいずれかに記載の連続穀類処理装置。 - 【請求項6】 各段の蒸し部の底部は水平方向より傾斜
した勾配面を有し、該底部は蝶番式に開閉可能な構成で
あることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の連続穀類処理装置。 - 【請求項7】 各段の蒸し部は断熱構造の側壁と天井部
を設けた一層構造からなることを特徴とする請求項1な
いし6のいずれかに記載の連続穀類処理装置。 - 【請求項8】 各段の蒸し部の天井部は上下方向に移動
可能な吊り下げ方式とすることを特徴とする請求項1な
いし7のいずれかに記載の連続穀類処理装置。 - 【請求項9】 搬送ベルトの穀類非搬送部分には、搬送
ベルト洗浄用に搬送ベルトの搬送方向に順次、高温水噴
射装置、超音波洗浄装置、高圧空気噴射装置および温風
吹付装置を設けたことを特徴とする請求項1ないし8の
いずれかに記載の連続穀類処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP406996A JPH09187376A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 連続穀類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP406996A JPH09187376A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 連続穀類処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187376A true JPH09187376A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11574541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP406996A Pending JPH09187376A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 連続穀類処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09187376A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102293353A (zh) * | 2010-06-23 | 2011-12-28 | 藤原酿造机械株式会社 | 加压蒸煮装置及加压蒸煮装置的清洗方法 |
| JP2017007852A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 | 連続処理装置及び連続処理方法 |
| JP2017213166A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | シブヤマシナリー株式会社 | 加熱処理装置 |
| CN108236403A (zh) * | 2016-12-23 | 2018-07-03 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 料理机的制浆方法 |
| CN108236396A (zh) * | 2016-12-23 | 2018-07-03 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 料理机的制浆方法 |
| CN112980621A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-06-18 | 平南县科力酿酒机械制造有限公司 | 一种粮食自动连续蒸煮系统 |
| CN115669972A (zh) * | 2022-11-10 | 2023-02-03 | 四川东柳醪糟有限责任公司 | 蒸饭机 |
| CN118020973A (zh) * | 2024-03-22 | 2024-05-14 | 燕诚智能设备制造河北有限公司 | 一种立式蒸汽米饭炊焖机 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP406996A patent/JPH09187376A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102293353A (zh) * | 2010-06-23 | 2011-12-28 | 藤原酿造机械株式会社 | 加压蒸煮装置及加压蒸煮装置的清洗方法 |
| JP2012005586A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Fujiwara Techno-Art Co Ltd | 加圧蒸煮装置及び加圧蒸煮装置の洗浄方法 |
| JP2017007852A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 | 連続処理装置及び連続処理方法 |
| JP2017213166A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | シブヤマシナリー株式会社 | 加熱処理装置 |
| CN108236403A (zh) * | 2016-12-23 | 2018-07-03 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 料理机的制浆方法 |
| CN108236396A (zh) * | 2016-12-23 | 2018-07-03 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 料理机的制浆方法 |
| CN108236403B (zh) * | 2016-12-23 | 2024-01-16 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 料理机的制浆方法 |
| CN108236396B (zh) * | 2016-12-23 | 2024-01-16 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 料理机的制浆方法 |
| CN112980621A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-06-18 | 平南县科力酿酒机械制造有限公司 | 一种粮食自动连续蒸煮系统 |
| CN115669972A (zh) * | 2022-11-10 | 2023-02-03 | 四川东柳醪糟有限责任公司 | 蒸饭机 |
| CN115669972B (zh) * | 2022-11-10 | 2024-04-02 | 四川东柳醪糟有限责任公司 | 蒸饭机 |
| CN118020973A (zh) * | 2024-03-22 | 2024-05-14 | 燕诚智能设备制造河北有限公司 | 一种立式蒸汽米饭炊焖机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0720432B1 (en) | Method and apparatus for processing food products | |
| US6082251A (en) | Apparatus and method for cooking food products for consumption | |
| US5852882A (en) | Food drying apparatus | |
| CN105285774B (zh) | 贝壳类海产品处理生产线 | |
| US4139952A (en) | Apparatus and method for drying seed corn by burning cobs | |
| US5997930A (en) | Method for processing rice | |
| JPH04211338A (ja) | 澱粉を含む製品、特に米を熱水作用で処理するための方法と装置 | |
| JPH09187376A (ja) | 連続穀類処理装置 | |
| JPS6337616B2 (ja) | ||
| WO2000008986A1 (en) | Method and device for processing rice using continuous steaming device | |
| KR20050003601A (ko) | 감자탈피장치 | |
| US2074458A (en) | Apparatus for drying short alimentary paste | |
| US1443367A (en) | Apparatus for dehydrating fruit, vegetables, and other materials | |
| JP3007064B2 (ja) | 釜・蒸気使い分け炊飯方法と装置 | |
| JP2769171B2 (ja) | 穀類の連続蒸煮処理装置 | |
| JPH0377509A (ja) | 食品の熱処理方法および装置 | |
| US1540820A (en) | Conveying mechanism for can washers | |
| US20250024865A1 (en) | System and Method to Improve the Efficiency and Quality of Cooking Grains | |
| CN223208722U (zh) | 一种网带式巴氏杀菌机 | |
| CN222622130U (zh) | 一种并联双体振动烤池 | |
| JPWO2000008985A1 (ja) | 米の連続蒸煮処理方法および装置 | |
| JPH01309647A (ja) | 穀類の連続処理装置 | |
| JPH1033372A (ja) | 連続式炊飯装置 | |
| JPH0722167Y2 (ja) | 穀類の蒸煮装置 | |
| AU766209B2 (en) | Method and apparatus for processing food products |