JPH09189938A - 物性シャッタカメラ - Google Patents

物性シャッタカメラ

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JPH09189938A
JPH09189938A JP8019396A JP1939696A JPH09189938A JP H09189938 A JPH09189938 A JP H09189938A JP 8019396 A JP8019396 A JP 8019396A JP 1939696 A JP1939696 A JP 1939696A JP H09189938 A JPH09189938 A JP H09189938A
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JP
Japan
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polarizing plate
physical property
light
receiving element
linear polarizing
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JP8019396A
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English (en)
Inventor
Etsuo Tanaka
悦男 田中
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物性シャッタカメラで、偏光成分を多く含む
被写体を撮影する場合であっても、受光素子とフィルム
にそれぞれ応分な光が入射してフィルムに適正な露光を
与える合理的な測光を可能とする。 【解決手段】 第1の直線偏光板(4)と、第1の直線
偏光板とは、直交ニコルに置かれた第2の直線偏光板
(5)と、第1の直線偏光板(4)と第2の直線偏光板
(5)との間に挟まれた電気光学素子あるいは磁気光学
素子(6)とによって構成される物性シャッタと、被写
体輝度を測光する受光素子(22、72)と、受光素子
(22、72)よりも光路上で被写体側に配置され、被
写体像に対する偏光軸の向きが、物性シャッタの第1の
直線偏光板(4)の偏光軸の向きと同じ向きになるよう
に配置された第3の直線偏光板(20、70)とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物性シャッタカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の説明をする前に、本願明細書
で云うカメラの物性シャッタについて図6を用いて説明
する。
【0003】図6において、Aはあらゆる方向に振動面
を持つ自然光源であり、図6では被写体光を表してい
る。4は、第1の直線偏光板で、その偏光軸はY軸に対
して時計回りの方向ヘ45度の傾きを持っている。5
は、第1の直線偏光板とは直交ニコルに置かれた第2の
直線偏光板で、その偏光軸はY軸に対して反時計回りの
方向へ45度の傾きを持っている。つまり、第1の直線
偏光板4と第2の直線偏光板5のそれぞれの偏光軸は、
互いに90度の角度を成している。
【0004】6は、電気光学効果あるいは磁気光学効果
を有する物質であり、第1の直線偏光板4と第2の直線
偏光板5の間に挟まれて配置されている。電気光学効果
あるいは磁気光学効果は、これを有する物質に所定の電
場あるいは磁場を作用させると、入射して来た直線偏光
がその振動面を90度旋回させられて射出していく現象
である。電場あるいは磁場を作用させない時は、入射し
て来た直線偏光は、そのままの振動面を保ったまま射出
される。電気光学効果を有する物質としては、PLZ
T、ニオブ酸リチュームの結晶、タン夕ル酸リチュ―ム
の結晶、ニオブ酸カリウムとタン夕ル酸カリウムの混晶
等が知られている。磁気光学効果を有する物質として
は、重フリントガラス等が知られている。電気光学素子
あるいは磁気光学素子は、上記のような物質で作られて
いる。
【0005】ここで云うカメラの物性シャッタ9は、第
1の直線偏光板4と、第2の直線偏光板5と、これらに
挟まれて配置された電気光学効果あるいは磁気光学効果
を有する物質、すなわち電気光学素子あるいは磁気光学
素子6に依って構成されている。以下説明を簡単にする
ために、物質6は電気光学効果有する物質の一種あるP
LZTの場合について説明する。物質6がPLZTであ
るから、物性シャッタ9はPLZTシャッタである。P
LZT6には、櫛歯状の電極6aが設けられており、電
源13とスイッチ14につながっている、スイッチ14
が図6のようにONすると、電極6aには電圧が印加さ
れ、PLZT6には所定の電場が作用して、電気光学効
果が起きるようになっている。
【0006】Aはあらゆる方向に振動面を持つ自然光源
であり、Aを発した被写体光は第1の直線偏光板4を通
過することによって、Y軸に対して時計方向に45度傾
いた面内で振動する直線偏光となって、区間Bを伝播し
て行く。区間Bを伝播してきた直線偏光は、PLZT6
に入射する。ここで、スイッチ14が0Nしていれば、
PLZT6内で電気光学効果が起こって、入射して来た
直線偏光はその振動面を90度旋回させられて、PLZ
T6から区問Cヘ射出される。区間Cを伝播する光は、
Y軸に対して反時計方向に45度傾いた面内で振動する
直線偏光であり、第2の直線偏光板5ヘ入射する。第2
の直線偏光板5の偏光軸は、Y軸に対して反時計方向に
45度傾いているので、区問Cを伝播して来た直線偏光
は、その振動面を保ったまま区間Dへ射出される。区間
Dを伝播した直線偏光は、フィルム10ヘ至り、これに
露光を与える。物性シャッタ9は、開勢された事にな
る。
【0007】スイッチ14がOFFしている場合には、
PLZT6内で電気光学効果は起きない。Y軸に対して
時計方向に45度傾いた面内で振動する直線偏光となっ
て、区問Bを伝播して来た光は、そのままの振動面を保
ってPLZT6を透過し、区間Cヘ射出される。区間C
を伝播した直線偏光は、第2の直線偏光板5ヘ入射す
る。所が、区聞Cを伝播して来た直線偏光の振動面と、
第2の直線偏光板5の偏光軸は、90度の角度をなす。
そこで、直線偏光は第2の直線偏光板5で遮光されて、
フィルム10へは届かない。スイッチ14が0FFして
いる場合には、物性シャッタ9は、閉勢された事にな
る、
【0008】つまり、スイッチ14のONまたはOFF
により、物性シャッタ9は開勢または閉勢される、所
が、物性シャッタ9が開勢された時にフィルム10に届
く光は、第1の直線偏光板4を透過した直線偏光なの
で、被写体光が偏光を含む場合には、第1の直線偏光板
4の影響を受ける、他方以上のような、物性シャッタ9
をカメラに装備した場合、応答性の速い電気光学効果あ
るいは磁気光学効果を応用しているので、メカシャッタ
では不可能な速いシャッタスヒ―ドと、ストロボ撮影の
場合の速いシンクロスピードが得られると言う効果があ
る。
【0009】この種の技術には、本出願人による特願平
7−138762号が有る。図7を用いて概略を説明す
ると、以下のようになる。
【0010】101は、1眼レフカメラ本体である。1
02は、1眼レフカメラ本体101に取付られたレンズ
鏡筒である。103は、撮影レンズである。107は、
半透過性を有する主ミラーである。光軸Iを伝わってき
た撮影光は、撮影レンズ103を通過し、半透過性を有
する主ミラ―107で反射成分と透過成分とに分割され
る。透過成分は、サブミラ―108で反射されて測距部
111へ導かれる。測距部111では、被写体までの距
離を測距して、その信号をAF駆動部112ヘ送る。A
F駆動部112は、カップリング119を介して駆動力
をレンズ駆動部125へ伝達する。レンズ駆動部125
は、撮影レンズ103を光軸Iと平行な方向ヘ移動させ
て、被写体像をフィルム10ヘ結像させる。
【0011】半透過性を有する主ミラ―107で反射さ
れた成分は、焦点板兼コンデンサ―レンズ117を通っ
て、ペンタプリズム115で方向を変えられ、ファイン
ダ―接眼部120およぴ測光装置123ヘ達する。ここ
で、116は接眼レンズである。118は直線偏光板で
あり、主ミラ―107とサブミラー108が、破線の位
置に退避して、カメラが撮影状態になった時に、物性シ
ャッタ9を通り抜けて、フィルム10に結ばれる直線偏
光による撮影像が、ファインダー接眼部120で観察さ
れる像と同じ光線状態になるように設けられている、1
23は、測光装置であって、集光レンズ121と受光素
子122で構成されている。ペンタプリズム115を通
ってきた光は測光装置123ヘ入射して、被写体輝度が
測光できるようになっている。9は、前述の物性シャッ
タで、第1の直線偏光板4とこれと直交ニコルに配置さ
れた第2の直線偏光板5と、これら2つの直線偏光板に
挟まれた電気光学素子(あるいは磁気光学素子)6によ
り構成されている。13は電源であり、14はスイッチ
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図7で説明した装置に
あっては、半透過性を有する主ミラ―107で反射さ
れ、焦点板兼コンヂンサ―レンズ117を通って、ペン
タプリズム115で方向を変えられ、測光装置123へ
達する光は、直線偏光成分を少量含んだ部分偏光であ
る。他方、主ミラ―107とサブミラ―108が、破線
の位置に退避して、カメラが撮影状態になった時、物性
シャッタ9を通り抜けてフィルム10に結ばれる像は、
物性シャッタ9の第1の直線偏光板4を通り抜けて来た
直線偏光によるものである。
【0013】即ち、測光装置123で測光される光とフ
ィルム10面上の光の性質が、異なったものになると云
うものであった。例えば、被写体が空の雲や水面の反射
光などのように直線偏光を多く含んだ場合などは、測光
装置123には充分な光が入射するが、フィルム10に
は充分な光が届かないという問題点があった。換言する
ならば、図7の装置では、直線偏光を多く含んだ被写休
光の場合に、露出がアンダ―に成り易いと言う間題点が
あった。
【0014】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、物性シャッタカメラで、偏光成分を多く含む被
写体を撮影する場合であっても、受光素子とフィルムに
それぞれ応分な光が入射してフィルムに適正な露光を与
える合理的な測光を可能とすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の物性シャッタカメラは、第1の直線偏光板
(4)と、第1の直線偏光板とは、直交ニコルに置かれ
た第2の直線偏光板(5)と、第1の直線偏光板(4)
と第2の直線偏光板(5)との間に挟まれた電気光学素
子あるいは磁気光学素子(6)とによって構成される物
性シャッタと、被写体輝度を測光する受光素子(22、
72)と、受光素子(22、72)よりも光路上で被写
体側に配置され、被写体像に対する偏光軸の向きが、物
性シャッタの第1の直線偏光板(4)の偏光軸の向きと
同じ向きになるように配置された第3の直線偏光板(2
0、70)とを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例で、1眼レフ
カメラに適用したものである。1は、1眼レフカメラ本
体である。2は、1眼レフカメラ本体1に取付られたレ
ンズ鏡筒である。3は、撮影レンズである。7は、半透
過性を有する主ミラーである。光軸Iを伝わってきた撮
影光は、撮影レンズ3を通過し、半透過性を有する主ミ
ラ―7で反射成分と透過成分とに分割される。透過成分
は、サブミラー8で反射されて測距部11ヘ導かれる。
測距部11では、被写体までの距離を測距して、その信
号をAF駆動部12へ送る。AF駆動部12は、カップ
リング19を介して駆動力をレンズ駆動部25ヘ伝達す
る。レンズ駆動部25は、撮影レンズ3を光軸Iと平行
な方向ヘ移動させて、被写休像をフィルム10へ結像さ
せる。
【0018】半透過性を有する主ミラ―7で反射された
成分は、焦点板兼コンヂンサ―レンズ17を通って、ペ
ンタプリズム15で方向を変えられ、ファインダ―接眼
部24およぴ測光装置23ヘ達する。ここで、16は接
眼レンズである。18は、直線偏光板で、主ミラー7と
サブミラ―8が、破線の位置に退避して、カメラが撮影
状態になった時、物性シャッタ9を通り抜けてフィルム
10に結ばれる直線偏光による撮影像が、ファインダ―
接眼部24で観察される像と同じ光線状態になるように
設けられている。23は、測光装置であって、第3の直
線偏光板20と、集光レンズ21と、受光素子22とか
ら成り立っている。受光素子22ヘは第3の直線偏光板
20を通って集光レンズ21で集光された光が入射する
ように成っている。ペンタプリズム15を通ってきた光
は、測光装置23ヘ入射して、被写体輝度が測光できる
ようになっている。9は、前述の物性シャッタで、第1
の直線偏光板4とこれと直交ニコルに配置された第2の
直線偏光板と、これら2つの直線偏光板に挟まれて設け
られた電気光学素子(あるいは磁気光学素子)6により
構成されている。13は電源であり、14はスイッチで
ある。
【0019】第3の直線偏光板20について図2を用い
て説明する。図2(a)のようなF支字形の被写体を撮
影する揚合を考える。物性シャッタ9の第1直線偏光板
4上の被写体像は、フィルム10側から見て上下倒立左
右逆像となるので、図2(b)のようになる。第1の直
線偏光板4の偏光軸とy軸の成す角度は、y軸に対して
時計回りに45度であるから、像と偏光軸の方向の関係
は、図2(b)のようになる。ここでy軸は画面短辺方
向と平行な方向である。第1の直線偏光板4の偏光軸に
平行な振動面を持つ光の成分のみが、フィルム10に到
達することになる。次に測光装置23の第3の直線偏光
板20上の像は、受光素子22側から見て図2(c)の
ようになる。y軸を画面の短辺と平行な方向とる。偏光
軸をy軸に対して時計回りに45度の方向になるように
している。受光素子22には、偏光軸に平行な振動面を
持つ光の成分が、入射して測光が行われる。
【0020】以上のように受光素子22にも、フィルム
10にも像に対して同じ傾きを持つ偏光軸を持った直線
偏光板を通過した光が入射して、適正露光を与えられる
測光が行える。従って、受光素子22にもフィルム10
にも同じ性質の光が入射するのである。
【0021】本第1の実施例によれぱ、測光装置23
を、第3の直線偏光板20と集光レンズ21と受光素子
22によって構成したので、物性シャッタを備えた1眼
レフカメラで偏光成分を多く含む被写体を撮影する場合
であっても、物性シャッタの影響を受けない正確な測光
ができると言う効果がある。
【0022】図3は第2の実施例で、本発明をレンズシ
ャッタカメラに使用した場合の正面図である。図4は、
図3のE―E線断面図である、
【0023】図3で、51はカメラ本体、52はレンズ
鏡筒、54は測距窓でその背後には測距部が設けられて
おり、被写体までの距離を測距するようになっている。
56はファインダ―窓で、57はストロボである。55
は測光窓で、その背後には被写体輝度を測光する本発明
の測光装置が設けられている。
【0024】図4で75はAF駆動部で、測距部からの
信号を受けて撮影レンズ53を光軸Iと平行な方向へ移
動させ、フィルム10上に被写体像を合焦させるように
なっている。9は前述の物性シャッタで、レンズ鏡筒5
2内に設けられてレンズシャッタを構成している。13
は物性シャッタ9の電源で、14はスイッチである。ス
イッチ14のOFFまたは0Nにより物性シャッタ9が
閉勢または開勢するようになっている。
【0025】73は本発明による測光装置で、第3の直
線偏光板70を通過した被写体光は、集光レンズ71で
集光され、受光素子72ヘ入射して、被写体輝度を測光
できるようになっている。測光装置73は、第3の直線
偏光板70と、集光レンズ71と、受光素子72によっ
て構成されている。ここで物性シャッタ9の第1の直線
偏光板4の偏光軸と、測光装置73の第3の直線偏光板
70の偏光軸の関係について図5を用いて説明する。
【0026】図5(a)のようなF文宇形の被写体を撮
影する場合を考える。カメラの上下方向をy軸とする。
物性シャッタ9の第1の直線偏光板4上の像は、ボケ像
であってもフィルム10側から見て図5(b)のように
なる。第1の直線偏光板4の偏光軸とy軸の成す角度
は、y軸に対して時計回りに45度である。第1の直線
偏光板4の偏光軸に平行な振動面を持っ光の成分のみ
が、フィルム10に到達することになる、次に測光装置
73の第3の直線偏光板70上の像は、受光素子72側
から見て図5(c)のようになる。偏光軸をy軸に対し
て時計回りに45度の方向になるようにしておく。する
と受光素子72には、偏光軸に平行な振動面を持つ光の
成分が、入射して測光が行われるようになる。受光素子
72とフィルム10には、同じ方向を向いた偏光軸を通
過した光が入射することになる。即ち、受光素子72と
フィルム10には同じ方向を向いた偏光軸を通過した光
が入射して、物性シャッタの影響を受けない正確な測光
が行える。
【0027】本第2の実施例によれば、測光装置73
を、第3の直線偏光板70と集光レンズ71と受光素子
72によって構成したので、物性シャッタを備えたレン
ズシャッタカメラで、偏光成分を多く含む被写体を撮影
する場合であっても、合理的な測光ができる、と言う効
果がある。
【0028】なお、上述した第1の実施例と第2の実施
例では、第3の直線偏光板を集光レンズの物体側に配置
したが、偏光軸の向きを考慮したうえで、集光レンズと
受光素子の間に配置しても良いことは言うまでもない。
【0029】上記のような構成においては、測光装置
(23、73)の受光素子(22、72)に届く光も、
物性シヤッタ(9)を通り抜けてフィルム(10)に達
する光と同様に、同じ方向を向いた偏光軸を通過した直
線偏光となる。従って測光装置(23、73)で、測光
される被写体輝度も、フィルム(10)に結像する像
も、同じ光線状態のものとなる。直線偏光成分を多く含
む撮影条件であっても、測光装置(23、73)で、測
光される被写体輝度もフィルム(10)に結像する像も
同じ光線状態のものとなる。
【0030】直線偏光成分を多く含む撮影条件で、物性
シャッタを持ったカメラを使用しても、従来装置のよう
に、測光装置(23、73)に充分な光が入射しても、
フィルム(10)には、充分な光が達しないと云う間題
は解決され、測光装置(23、73)とフィルム(1
0)には、それぞれ応分な光が到達して、適正露出にな
る測光が行えるようになる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の物性シャッタカ
メラによれば、被写体輝度を測光する受光素子(22、
72)よりも光路上で被写体側に配置され、被写体像に
対する偏光軸の向きが、物性シャッタの第1の直線偏光
板(4)の偏光軸の向きと同じ向きになるように配置さ
れた第3の直線偏光板(20、70)を有する。これに
より、物性シャッタカメラで偏光成分を多く含む被写体
を撮影する場合であっても、受光素子とフィルムにそれ
ぞれ応分な光が入射して、フィルムに適正な露光を与え
る合理的な測光ができる。また、物性シャッタの特徴を
生かした1/16000秒以上の超高速シャッタを使用
する場合でも、フィルムに適正な露光を与える合理的な
測光が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物性シャッタカメラの第1実施例
を示す断面図である。
【図2】本発明による物性シャッタカメラの第1実施例
を示す概念図である。
【図3】本発明による物性シャッタカメラの第2実施例
を示す正面図である。
【図4】本発明による物性シャッタカメラの第2実施例
を示す断面図である。
【図5】本発明による物性シャッタカメラの第2実施例
を示す概念図である。
【図6】従来の物性シャッタの一例を示す斜視図であ
る。
【図7】本出願人が既に提案している物性シャッタカメ
ラの例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 3 撮影レンズ 4 直線偏光板 5 直線偏光板 6 PLZT(電気光学素子または磁気光学素子) 6a 電極 7 主ミラー 8 サブミラー 9 物性シャッタ 10 フィルム 11 測距部 12 AF駆動部 13 電源 14 スイッチ 15 ペンタプリズム 17 レンズ 19 カップリング 20 直線偏光板 21 集光レンズ 22 受光素子 23 測光装置 24 接眼部 25 レンズ駆動部 51 カメラ本体 52 レンズ鏡筒 53 撮影レンズ 70 直線偏光板 71 集光レンズ 72 受光素子 73 測光装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の直線偏光板と、前記第1の直線偏光
    板とは、直交ニコルに置かれた第2の直線偏光板と、前
    記第1の直線偏光板と前記第2の直線偏光板との間に挟
    まれた電気光学素子あるいは磁気光学素子とによって構
    成される物性シャッタと、 被写体輝度を測光する受光素子と、 前記受光素子よりも光路上で被写体側に配置され、被写
    体像に対する偏光軸の向きが、前記物性シャッタの前記
    第1の直線偏光板の偏光軸の向きと同じ向きになるよう
    に配置された第3の直線偏光板とを有する物性シャッタ
    カメラ。
  2. 【請求項2】前記第3の直線偏光板と前記受光素子を、
    1眼レフカメラのファインダー接眼部近傍に配置した事
    を特徴とする請求項1記載の物性シャッタカメラ。
  3. 【請求項3】前記第3の直線偏光板と前記受光素子を、
    レンズシャッタカメラのファインダー接眼部近傍に配置
    した事を特徴とする請求項1記載の物性シャッタカメ
    ラ。
JP8019396A 1996-01-10 1996-01-10 物性シャッタカメラ Pending JPH09189938A (ja)

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