JPH09193169A - 金型装置 - Google Patents
金型装置Info
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- JPH09193169A JPH09193169A JP8003988A JP398896A JPH09193169A JP H09193169 A JPH09193169 A JP H09193169A JP 8003988 A JP8003988 A JP 8003988A JP 398896 A JP398896 A JP 398896A JP H09193169 A JPH09193169 A JP H09193169A
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- JP
- Japan
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- mold
- resin
- gate
- runner
- molding material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 硬い樹脂の場合でも、サブランナーを長くす
ることなく、サブマリンゲート部分の樹脂が破断して金
型装置内に残ってしまうことを防ぐ。 【解決手段】 サブマリンゲート10を形成した可動型2
に、サブランナー8の一部を横切る凸部16を形成する。
この凸部16は、可動型2の本体部に対して着脱可能なピ
ン14により形成する。凸部16により、サブランナー8部
分の樹脂8aにはスリット16a ができる。このスリット16
a により、離型時、サブマリンゲート10部分の樹脂10a
を無理抜きするとき、サブランナー8部分の樹脂8aが円
滑に変形する。凸部16は、樹脂の流れに対し抵抗になる
が、凸部16を削ったり、ピン14自体を交換することによ
り、調整が容易にできる。
ることなく、サブマリンゲート部分の樹脂が破断して金
型装置内に残ってしまうことを防ぐ。 【解決手段】 サブマリンゲート10を形成した可動型2
に、サブランナー8の一部を横切る凸部16を形成する。
この凸部16は、可動型2の本体部に対して着脱可能なピ
ン14により形成する。凸部16により、サブランナー8部
分の樹脂8aにはスリット16a ができる。このスリット16
a により、離型時、サブマリンゲート10部分の樹脂10a
を無理抜きするとき、サブランナー8部分の樹脂8aが円
滑に変形する。凸部16は、樹脂の流れに対し抵抗になる
が、凸部16を削ったり、ピン14自体を交換することによ
り、調整が容易にできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂の射出成形な
どに用いられる金型装置に係わり、特に、サブマリンゲ
ートを有する金型装置に関する。
どに用いられる金型装置に係わり、特に、サブマリンゲ
ートを有する金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば樹脂の射出成形において、従来よ
り、成形された製品とゲート部分の樹脂とを型開時ある
いは離型時に自動的に切断するためのサブマリンゲート
が知られている。サブマリンゲートは、例えば、固定型
および可動型間に形成される成形材料通路であるランナ
ーの先端部から可動型内を貫通してキャビティに通じる
もので、固定型および可動型の開閉方向に対してアンダ
ーカットをなしている。そのため、固定型と可動型との
型開後、この可動型から製品およびランナー部分の樹脂
をそれぞれ突き出すとき、製品とゲート部分の樹脂とが
切断されることになる。その際、ゲート部分の樹脂も可
動型から抜けなければならないが、アンダーカットであ
るから、ゲート部分の樹脂ないしランナー部分の樹脂は
変形しなければならない。
り、成形された製品とゲート部分の樹脂とを型開時ある
いは離型時に自動的に切断するためのサブマリンゲート
が知られている。サブマリンゲートは、例えば、固定型
および可動型間に形成される成形材料通路であるランナ
ーの先端部から可動型内を貫通してキャビティに通じる
もので、固定型および可動型の開閉方向に対してアンダ
ーカットをなしている。そのため、固定型と可動型との
型開後、この可動型から製品およびランナー部分の樹脂
をそれぞれ突き出すとき、製品とゲート部分の樹脂とが
切断されることになる。その際、ゲート部分の樹脂も可
動型から抜けなければならないが、アンダーカットであ
るから、ゲート部分の樹脂ないしランナー部分の樹脂は
変形しなければならない。
【0003】この変形が円滑になされないと、ゲート部
分の樹脂がランナー部分の樹脂から折れて切れ、金型装
置内に残ってしまうことになる。また、ゲート部分の樹
脂が破断しないまでも、金型装置のゲート付近に負担が
かかり、このゲート付近が磨耗しやすくなる。例えばA
BS樹脂などの軟らかい樹脂ならば容易に変形するので
問題はないが、ポリカーボネートあるいはガラス繊維を
混入した樹脂などの硬い樹脂は変形しにくいので、ゲー
ト部分の樹脂が破断するおそれがある。この破断を防止
するための構成はいろいろと考えられる。まず、ランナ
ーとサブマリンゲートとの間の内角部に丸みを付けるこ
とがあるが、硬い樹脂では限界がある。また、変形しや
すくするために、サブマリンゲートへのランナーの直線
部を長くすることが考えられるが、ランナー部分の樹脂
は製品ではないので、無駄な樹脂を余計使うことになる
し、金型装置の大型化を招くおそれもある。さらに、ラ
ンナー全体を薄くすることも考えられるが、そうする
と、金型製作や管理において、充填の過不足に対する調
整などが難しくなる。
分の樹脂がランナー部分の樹脂から折れて切れ、金型装
置内に残ってしまうことになる。また、ゲート部分の樹
脂が破断しないまでも、金型装置のゲート付近に負担が
かかり、このゲート付近が磨耗しやすくなる。例えばA
BS樹脂などの軟らかい樹脂ならば容易に変形するので
問題はないが、ポリカーボネートあるいはガラス繊維を
混入した樹脂などの硬い樹脂は変形しにくいので、ゲー
ト部分の樹脂が破断するおそれがある。この破断を防止
するための構成はいろいろと考えられる。まず、ランナ
ーとサブマリンゲートとの間の内角部に丸みを付けるこ
とがあるが、硬い樹脂では限界がある。また、変形しや
すくするために、サブマリンゲートへのランナーの直線
部を長くすることが考えられるが、ランナー部分の樹脂
は製品ではないので、無駄な樹脂を余計使うことになる
し、金型装置の大型化を招くおそれもある。さらに、ラ
ンナー全体を薄くすることも考えられるが、そうする
と、金型製作や管理において、充填の過不足に対する調
整などが難しくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、サブマ
リンゲートを有する従来の金型装置では、硬い成形材料
の場合、ゲート部分の成形材料が破断して金型装置内に
残りやすい問題があった。これに対する対策として、成
形材料通路であるランナーを長くするのでは、成形材料
の無駄が多くなり、また、ランナー全体を薄くするので
は、調整が難しくなる問題が生じる。
リンゲートを有する従来の金型装置では、硬い成形材料
の場合、ゲート部分の成形材料が破断して金型装置内に
残りやすい問題があった。これに対する対策として、成
形材料通路であるランナーを長くするのでは、成形材料
の無駄が多くなり、また、ランナー全体を薄くするので
は、調整が難しくなる問題が生じる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、成形材料の無駄や金型製作や管理におけ
る調整の困難などの不都合を招くことなく、サブマリン
ゲート部分の成形材料が破断することを防止できる金型
装置を提供することを目的とする。
とするもので、成形材料の無駄や金型製作や管理におけ
る調整の困難などの不都合を招くことなく、サブマリン
ゲート部分の成形材料が破断することを防止できる金型
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の金型装
置は、前記目的を達成するために、互いに開閉し型閉時
に相互間に製品形状のキャビティを形成する複数の型体
と、型閉したこれら型体間に形成される成形材料通路
と、この成形材料通路の先端部から斜めに曲り1つの型
体の内部を貫通して前記キャビティに通じるサブマリン
ゲートとを備え、前記1つの型体に、前記成形材料通路
の一部を横切る凸部を形成したものである。
置は、前記目的を達成するために、互いに開閉し型閉時
に相互間に製品形状のキャビティを形成する複数の型体
と、型閉したこれら型体間に形成される成形材料通路
と、この成形材料通路の先端部から斜めに曲り1つの型
体の内部を貫通して前記キャビティに通じるサブマリン
ゲートとを備え、前記1つの型体に、前記成形材料通路
の一部を横切る凸部を形成したものである。
【0007】そして、成形にあたっては、型閉した状態
で、成形材料が成形材料通路からサブマリンゲートを通
ってキャビティ内に充填される。このキャビティ内に充
填された成形材料が固化した後、型開されて、成形され
た製品が取り出されるが、その際、ゲートがサブマリン
ゲートであるために、ゲート部分の成形材料が製品から
自動的に切断される。このとき、成形材料通路部分の成
形材料およびゲート部分の成形材料は、サブマリンゲー
トを有する型体側へ引かれる方向に変形するが、この型
体にある凸部により成形材料通路部分の成形材料にはス
リットが形成されているので、このスリットにおいて曲
がることにより、成形材料通路部分の成形材料は円滑に
変形する。なお、前記凸部は、成形材料の流れに対して
抵抗になるが、金型製作や管理においては、凸部のみを
削ることにより、成形材料の流れを適宜調整できる。
で、成形材料が成形材料通路からサブマリンゲートを通
ってキャビティ内に充填される。このキャビティ内に充
填された成形材料が固化した後、型開されて、成形され
た製品が取り出されるが、その際、ゲートがサブマリン
ゲートであるために、ゲート部分の成形材料が製品から
自動的に切断される。このとき、成形材料通路部分の成
形材料およびゲート部分の成形材料は、サブマリンゲー
トを有する型体側へ引かれる方向に変形するが、この型
体にある凸部により成形材料通路部分の成形材料にはス
リットが形成されているので、このスリットにおいて曲
がることにより、成形材料通路部分の成形材料は円滑に
変形する。なお、前記凸部は、成形材料の流れに対して
抵抗になるが、金型製作や管理においては、凸部のみを
削ることにより、成形材料の流れを適宜調整できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明の金型
装置において、前記凸部は、前記1つの型体の本体部に
対して着脱可能なピンにより形成したものである。そし
て、この構成により、金型製作や管理において、凸部に
よる成形材料の流れに対する抵抗を増したい場合は、ピ
ンの交換により対応できる。また、成形が度重なって凸
部が磨耗してしまったような場合も、ピンの交換により
対応できる。
装置において、前記凸部は、前記1つの型体の本体部に
対して着脱可能なピンにより形成したものである。そし
て、この構成により、金型製作や管理において、凸部に
よる成形材料の流れに対する抵抗を増したい場合は、ピ
ンの交換により対応できる。また、成形が度重なって凸
部が磨耗してしまったような場合も、ピンの交換により
対応できる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の金型装置の一実施例
について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施
例の金型装置は、熱可塑性樹脂を成形材料とする射出成
形に用いられるものである。また、本金型装置は、4個
取りであるが、もちろん取り数はそれに限らない。図面
において、1は型体である固定型、2は別の型体である
可動型で、これら固定型1および可動型2は、互いに図
示上下方向(以下、型開閉方向という)に移動して開閉
し、型閉時に製品形状の4つのキャビティ3を相互間に
形成するものである。
について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施
例の金型装置は、熱可塑性樹脂を成形材料とする射出成
形に用いられるものである。また、本金型装置は、4個
取りであるが、もちろん取り数はそれに限らない。図面
において、1は型体である固定型、2は別の型体である
可動型で、これら固定型1および可動型2は、互いに図
示上下方向(以下、型開閉方向という)に移動して開閉
し、型閉時に製品形状の4つのキャビティ3を相互間に
形成するものである。
【0010】つぎに、射出成形機のノズルから各キャビ
ティ3に至る成形材料通路の構成を説明する。固定型1
内には、射出成形機のノズルが接続されるスプルー4が
型開閉方向に沿って形成されている。また、型閉した固
定型1と可動型2との間には、前記スプルー4の先端部
から2分岐した1次ランナー5と、これら1次ランナー
5の先端部からそれぞれ2分岐した2次ランナー6と、
各2次ランナー6の先端部からそれぞれ分岐した第1の
サブランナー7および第2のサブランナー8とが形成さ
れる。そして、ほぼ直線状のこれらサブランナー7,8
の先端部から斜めに曲った第1のゲート9および第2の
ゲート10が各キャビティ3の側面(型開閉方向に沿う
面)に通じる。このように1つのキャビティ3に対して
それぞれ2つのゲート9,10を設けているのは、製品形
状の関係であって、ウェルドラインの発生などの成形不
良を防ぐためである。両ゲート9,10のうち、スプルー
4からより遠い第1のゲート9が主たるゲートであり、
第2のゲート10は補助的なものである。そして、前記両
ゲート9,10はいずれもサブマリンゲートになってい
る。そのうち第1のゲート9は、固定型1の内部を貫通
するものであり、この固定型1の型開閉方向に対して30
〜45°程度のアンダーカットをなしている。一方、第2
のゲート10は、可動型2の内部を貫通するものであり、
この可動型2の型開閉方向に対して30〜45°程度のアン
ダーカットをなしている。
ティ3に至る成形材料通路の構成を説明する。固定型1
内には、射出成形機のノズルが接続されるスプルー4が
型開閉方向に沿って形成されている。また、型閉した固
定型1と可動型2との間には、前記スプルー4の先端部
から2分岐した1次ランナー5と、これら1次ランナー
5の先端部からそれぞれ2分岐した2次ランナー6と、
各2次ランナー6の先端部からそれぞれ分岐した第1の
サブランナー7および第2のサブランナー8とが形成さ
れる。そして、ほぼ直線状のこれらサブランナー7,8
の先端部から斜めに曲った第1のゲート9および第2の
ゲート10が各キャビティ3の側面(型開閉方向に沿う
面)に通じる。このように1つのキャビティ3に対して
それぞれ2つのゲート9,10を設けているのは、製品形
状の関係であって、ウェルドラインの発生などの成形不
良を防ぐためである。両ゲート9,10のうち、スプルー
4からより遠い第1のゲート9が主たるゲートであり、
第2のゲート10は補助的なものである。そして、前記両
ゲート9,10はいずれもサブマリンゲートになってい
る。そのうち第1のゲート9は、固定型1の内部を貫通
するものであり、この固定型1の型開閉方向に対して30
〜45°程度のアンダーカットをなしている。一方、第2
のゲート10は、可動型2の内部を貫通するものであり、
この可動型2の型開閉方向に対して30〜45°程度のアン
ダーカットをなしている。
【0011】前記可動型2は、キャビティ3やランナー
5,6,7,8を形成する型板11の裏側に第1の受け板
12が固定されており、この第1の受け板12の裏側に第2
の受け板13が固定されている。これら型板11、受け板1
2,13は、ボルトなどにより固定されていて分解可能に
なっている。14は邪魔ピンで、この邪魔ピン14は、前記
型板11を型開閉方向に貫通しており、一端部に形成され
た鍔部15が型板11と第1の受け板12とにより挟まれて固
定されているが、可動型2の本体部をなす型板11、受け
板12,13を分解することにより着脱可能になっている。
そして、邪魔ピン14の先端部は、前記第2のサブランナ
ー8内の中間部へ突出する凸部16になっている。この凸
部16は、偏平な形状になっていて、第2のサブランナー
8の一部を横切っているとともに、先細り形状になって
いる。
5,6,7,8を形成する型板11の裏側に第1の受け板
12が固定されており、この第1の受け板12の裏側に第2
の受け板13が固定されている。これら型板11、受け板1
2,13は、ボルトなどにより固定されていて分解可能に
なっている。14は邪魔ピンで、この邪魔ピン14は、前記
型板11を型開閉方向に貫通しており、一端部に形成され
た鍔部15が型板11と第1の受け板12とにより挟まれて固
定されているが、可動型2の本体部をなす型板11、受け
板12,13を分解することにより着脱可能になっている。
そして、邪魔ピン14の先端部は、前記第2のサブランナ
ー8内の中間部へ突出する凸部16になっている。この凸
部16は、偏平な形状になっていて、第2のサブランナー
8の一部を横切っているとともに、先細り形状になって
いる。
【0012】また、前記可動型2には、その本体部に対
して型開閉方向に移動する突き出しピン17,18,19が組
み込まれている。これら突き出しピン17,18,19は、キ
ャビティ3に臨む位置、スプルー4に臨む位置およびラ
ンナー5,6,7に臨む複数の位置にそれぞれ設けられ
ている。なお、可動型2には、突き出しピン19が臨む位
置において、スプルー4およびランナー5,6,7に対
してスプルーロック20およびランナーロック21,22,23
が形成されている。
して型開閉方向に移動する突き出しピン17,18,19が組
み込まれている。これら突き出しピン17,18,19は、キ
ャビティ3に臨む位置、スプルー4に臨む位置およびラ
ンナー5,6,7に臨む複数の位置にそれぞれ設けられ
ている。なお、可動型2には、突き出しピン19が臨む位
置において、スプルー4およびランナー5,6,7に対
してスプルーロック20およびランナーロック21,22,23
が形成されている。
【0013】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。成形にあたっては、図1(a)および図2
(a)に示すように、固定型1と可動型2とを型閉した
状態で、射出成形機のノズルからスプルー4へ溶融した
樹脂を射出する。この樹脂は、スプルー4から1次ラン
ナー5、2次ランナー6、第1のサブランナー7および
第2のサブランナー8を順次通って、第1のゲート9お
よび第2のゲート10からキャビティ3内に流入する。そ
して、これらキャビティ3内に充填された樹脂が冷えて
固化した後、固定型1と可動型2とを型開して、キャビ
ティ3内の樹脂すなわち成形された製品3aとスプルー4
およびランナー5,6,7,8部分の樹脂とを取り出
す。型開時、製品3aは、離型抵抗の相違から、まず固定
型1から離れて可動型2に止まる。また、スプルー4お
よびランナー5,6,7,8部分の樹脂も、スプルーロ
ック20およびランナーロック21,22,23によって可動型
2に止まる。ついで、突き出しピン17,18,19による突
き出しによって、製品3aとスプルー4およびランナー
5,6,7,8部分の樹脂とが可動型2から離れる。
説明する。成形にあたっては、図1(a)および図2
(a)に示すように、固定型1と可動型2とを型閉した
状態で、射出成形機のノズルからスプルー4へ溶融した
樹脂を射出する。この樹脂は、スプルー4から1次ラン
ナー5、2次ランナー6、第1のサブランナー7および
第2のサブランナー8を順次通って、第1のゲート9お
よび第2のゲート10からキャビティ3内に流入する。そ
して、これらキャビティ3内に充填された樹脂が冷えて
固化した後、固定型1と可動型2とを型開して、キャビ
ティ3内の樹脂すなわち成形された製品3aとスプルー4
およびランナー5,6,7,8部分の樹脂とを取り出
す。型開時、製品3aは、離型抵抗の相違から、まず固定
型1から離れて可動型2に止まる。また、スプルー4お
よびランナー5,6,7,8部分の樹脂も、スプルーロ
ック20およびランナーロック21,22,23によって可動型
2に止まる。ついで、突き出しピン17,18,19による突
き出しによって、製品3aとスプルー4およびランナー
5,6,7,8部分の樹脂とが可動型2から離れる。
【0014】このような型開および離型に際して、第1
のゲート9および第2のゲート10がサブマリンゲートで
あるために、ゲート9,10部分の樹脂9a,10a が製品3a
から自動的に切断される。図2(b)に示すように、第
1のゲート9部分の樹脂9aは、型開に伴って、第1のサ
ブランナー7内の樹脂7aとともに製品3aから離れる方向
へ変形しつつ第1のゲート9から無理抜きされ、製品3a
から切断される。なお、主たるゲートである第1のゲー
ト9は、もとより太いものなので、無理抜きに際して破
断するようなことはない。
のゲート9および第2のゲート10がサブマリンゲートで
あるために、ゲート9,10部分の樹脂9a,10a が製品3a
から自動的に切断される。図2(b)に示すように、第
1のゲート9部分の樹脂9aは、型開に伴って、第1のサ
ブランナー7内の樹脂7aとともに製品3aから離れる方向
へ変形しつつ第1のゲート9から無理抜きされ、製品3a
から切断される。なお、主たるゲートである第1のゲー
ト9は、もとより太いものなので、無理抜きに際して破
断するようなことはない。
【0015】一方、図1(b)に示すように、第2のゲ
ート10部分の樹脂10a は、型開開始からしばらく経っ
て、突き出しピン17,18,19により製品3aとスプルー4
およびランナー5,6,7,8部分の樹脂とが突き出さ
れるとき、第2のサブランナー8内の樹脂8aとともに製
品3aから離れる方向へ変形しつつ第2のゲート10から無
理抜きされ、製品3aから切断される。このとき、第2の
ゲート10部分の樹脂10aおよび第2のサブランナー8部
分の樹脂8aは、アンダーカットによる離型抵抗で可動型
2側へ引かれる方向に変形するが、この可動型2にある
凸部16により第2のサブランナー8部分の樹脂8aの中間
部の可動型2側にスリット16a が形成されているので、
このスリット16a において第2のサブランナー8部分の
樹脂8aが曲がることにより、この第2のサブランナー8
部分の樹脂8aは円滑に変形する。
ート10部分の樹脂10a は、型開開始からしばらく経っ
て、突き出しピン17,18,19により製品3aとスプルー4
およびランナー5,6,7,8部分の樹脂とが突き出さ
れるとき、第2のサブランナー8内の樹脂8aとともに製
品3aから離れる方向へ変形しつつ第2のゲート10から無
理抜きされ、製品3aから切断される。このとき、第2の
ゲート10部分の樹脂10aおよび第2のサブランナー8部
分の樹脂8aは、アンダーカットによる離型抵抗で可動型
2側へ引かれる方向に変形するが、この可動型2にある
凸部16により第2のサブランナー8部分の樹脂8aの中間
部の可動型2側にスリット16a が形成されているので、
このスリット16a において第2のサブランナー8部分の
樹脂8aが曲がることにより、この第2のサブランナー8
部分の樹脂8aは円滑に変形する。
【0016】したがって、第2のゲート10が細いもので
あっても、また、樹脂が例えばポリカーボネートやガラ
ス繊維を含むものなどの硬いものであったとしても、第
2のゲート10部分の樹脂10a が第2のサブランナー8内
の樹脂8aから破断して金型装置内に残ってしまうことは
ない。また、第2のゲート10部分の樹脂10a の破断を防
ぐために、第2のサブランナー8を長くする必要がない
ので、材料である樹脂の無駄な使用量を増やさずに済む
とともに、金型装置の大型化を防止できる。さらに、樹
脂10a が擦ることによる第2のゲート10の磨耗も低減で
きる。
あっても、また、樹脂が例えばポリカーボネートやガラ
ス繊維を含むものなどの硬いものであったとしても、第
2のゲート10部分の樹脂10a が第2のサブランナー8内
の樹脂8aから破断して金型装置内に残ってしまうことは
ない。また、第2のゲート10部分の樹脂10a の破断を防
ぐために、第2のサブランナー8を長くする必要がない
ので、材料である樹脂の無駄な使用量を増やさずに済む
とともに、金型装置の大型化を防止できる。さらに、樹
脂10a が擦ることによる第2のゲート10の磨耗も低減で
きる。
【0017】なお、第2のサブランナー8は、第1のサ
ブランナー7よりもスプルー4に近いので、単位量あた
りの樹脂7a,8aの強度は、第1のサブランナー7よりも
第2のサブランナー8の方が強くなる。したがって、凸
部16部分で第2のサブランナー8部分の樹脂8aが薄くな
っていても、ここでの破損は比較的生じにくい。ところ
で、前記凸部16は、第2のサブランナー8内における樹
脂の流れに対して抵抗となる。この抵抗が適切なもので
ないと、キャビティ3への樹脂の充填に過不足が生じ、
成形不良を招くことになる。しかし、第2のサブランナ
ー全体を薄くした場合とは異なり、凸部16の先端部を削
るだけで、樹脂の流れに対する抵抗を減らす調整は容易
にできる。また、樹脂の流れに対する抵抗を増す調整を
行う必要がある場合は、凸部16を形成する邪魔ピン14を
交換することにより対応できる。さらに、成形が度重な
って凸部16が磨耗してしまったような場合にも、邪魔ピ
ン14の交換により対応できる。こうして、金型製作や管
理を困難なものにせずに済む。
ブランナー7よりもスプルー4に近いので、単位量あた
りの樹脂7a,8aの強度は、第1のサブランナー7よりも
第2のサブランナー8の方が強くなる。したがって、凸
部16部分で第2のサブランナー8部分の樹脂8aが薄くな
っていても、ここでの破損は比較的生じにくい。ところ
で、前記凸部16は、第2のサブランナー8内における樹
脂の流れに対して抵抗となる。この抵抗が適切なもので
ないと、キャビティ3への樹脂の充填に過不足が生じ、
成形不良を招くことになる。しかし、第2のサブランナ
ー全体を薄くした場合とは異なり、凸部16の先端部を削
るだけで、樹脂の流れに対する抵抗を減らす調整は容易
にできる。また、樹脂の流れに対する抵抗を増す調整を
行う必要がある場合は、凸部16を形成する邪魔ピン14を
交換することにより対応できる。さらに、成形が度重な
って凸部16が磨耗してしまったような場合にも、邪魔ピ
ン14の交換により対応できる。こうして、金型製作や管
理を困難なものにせずに済む。
【0018】また、前述のように凸部16が樹脂の流れに
対する抵抗になることにより、ガラス繊維を含むような
樹脂でも、第2のゲート10の磨耗が少なくなる。このゲ
ート10は、製品3aに直接影響する部分なので、磨耗が進
行したら、例えばゲート10を形成しているゲート入子を
交換したりしなければならないが、凸部16により第2の
ゲート10にかかる負担が少なくなるので、金型寿命が延
び、ゲート入子の交換サイクルを長くできる。
対する抵抗になることにより、ガラス繊維を含むような
樹脂でも、第2のゲート10の磨耗が少なくなる。このゲ
ート10は、製品3aに直接影響する部分なので、磨耗が進
行したら、例えばゲート10を形成しているゲート入子を
交換したりしなければならないが、凸部16により第2の
ゲート10にかかる負担が少なくなるので、金型寿命が延
び、ゲート入子の交換サイクルを長くできる。
【0019】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例の金型装置は、1つのキャビティ3に対して
ゲート9,10が2つあるものになっていたが、1つのキ
ャビティに対してゲートが1つのみのもの、あるいは3
つ以上のものでも、本発明を適用できる。また、前記実
施例では、サブランナー8内に凸部16を設けるゲート10
は、可動型2側にあるものとなっていたが、本発明は、
もちろん必要に応じて固定型側にあるサブマリンゲート
に対しても適用できる。この場合、凸部は固定型側に設
けることになる。さらに、前記実施例では、熱可塑性樹
脂の射出成形用の金型装置を例に採って説明したが、本
発明は、他の成形材料、成形方法用の金型装置にも適用
できる。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例の金型装置は、1つのキャビティ3に対して
ゲート9,10が2つあるものになっていたが、1つのキ
ャビティに対してゲートが1つのみのもの、あるいは3
つ以上のものでも、本発明を適用できる。また、前記実
施例では、サブランナー8内に凸部16を設けるゲート10
は、可動型2側にあるものとなっていたが、本発明は、
もちろん必要に応じて固定型側にあるサブマリンゲート
に対しても適用できる。この場合、凸部は固定型側に設
けることになる。さらに、前記実施例では、熱可塑性樹
脂の射出成形用の金型装置を例に採って説明したが、本
発明は、他の成形材料、成形方法用の金型装置にも適用
できる。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、型体間に形成
される成形材料通路と、この成形材料通路の先端部から
斜めに曲り1つの型体の内部を貫通してキャビティに通
じるサブマリンゲートとを備えた金型装置において、前
記1つの型体に、前記成形材料通路の一部を横切る凸部
を形成したので、ゲート切断に際し成形材料通路の成形
材料が円滑に変形でき、ゲート部分の成形材料が破断し
て金型装置内に残ってしまうことを防止できる。そし
て、成形材料通路を長くする必要がないので、成形材料
の無駄を招くことがない。また、成形材料通路における
成形材料の流れの調整は、凸部を削ることにより対応で
き、容易にできる。
される成形材料通路と、この成形材料通路の先端部から
斜めに曲り1つの型体の内部を貫通してキャビティに通
じるサブマリンゲートとを備えた金型装置において、前
記1つの型体に、前記成形材料通路の一部を横切る凸部
を形成したので、ゲート切断に際し成形材料通路の成形
材料が円滑に変形でき、ゲート部分の成形材料が破断し
て金型装置内に残ってしまうことを防止できる。そし
て、成形材料通路を長くする必要がないので、成形材料
の無駄を招くことがない。また、成形材料通路における
成形材料の流れの調整は、凸部を削ることにより対応で
き、容易にできる。
【0021】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、前記凸部は、前記1つの型体の本体部
に対して着脱可能なピンにより形成したので、成形材料
通路における成形材料の流れの調整は、ピンのみの交換
によっても可能になり、金型製作や管理における調整を
いっそう容易なものとできる。
の効果に加えて、前記凸部は、前記1つの型体の本体部
に対して着脱可能なピンにより形成したので、成形材料
通路における成形材料の流れの調整は、ピンのみの交換
によっても可能になり、金型製作や管理における調整を
いっそう容易なものとできる。
【図1】本発明の金型装置の一実施例を示すもので、第
2のゲート付近の断面図である。
2のゲート付近の断面図である。
【図2】同上第1のゲート付近の断面図である。
【図3】同上スプルー、ランナーおよびゲートの斜視図
である。
である。
1 固定型(型体) 2 可動型(型体) 3 キャビティ 8 第2のサブランナー(成形材料通路) 10 第2のゲート(サブマリンゲート) 11 型板(本体部) 12 第1の受け板(本体部) 14 邪魔ピン(ピン) 16 凸部
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに開閉し型閉時に相互間に製品形状
のキャビティを形成する複数の型体と、型閉したこれら
型体間に形成される成形材料通路と、この成形材料通路
の先端部から斜めに曲り1つの型体の内部を貫通して前
記キャビティに通じるサブマリンゲートとを備え、前記
1つの型体に、前記成形材料通路の一部を横切る凸部を
形成したことを特徴とする金型装置。 - 【請求項2】 前記凸部は、前記1つの型体の本体部に
対して着脱可能なピンにより形成したことを特徴とする
請求項1記載の金型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003988A JPH09193169A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003988A JPH09193169A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 金型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09193169A true JPH09193169A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11572412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8003988A Withdrawn JPH09193169A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09193169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009285851A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Calsonic Kansei Corp | 射出成形装置 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8003988A patent/JPH09193169A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009285851A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Calsonic Kansei Corp | 射出成形装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |