JPH09196100A - サスペンション装置 - Google Patents
サスペンション装置Info
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- JPH09196100A JPH09196100A JP297996A JP297996A JPH09196100A JP H09196100 A JPH09196100 A JP H09196100A JP 297996 A JP297996 A JP 297996A JP 297996 A JP297996 A JP 297996A JP H09196100 A JPH09196100 A JP H09196100A
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- piston
- pressure
- actuator
- hydraulic chamber
- inner piston
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 姿勢制御の路面入力時に乗り心地を向上させ
ると共に、ショックの少ない乗り心地を得る。 【解決手段】 車輪側のナックル94と車体91の間の
相対的な姿勢変化を吸収する複動型のアクチュエータ3
1のインナーピストン33を中空状に形成すると共に、
中空部71にフリーピストン76を移動自在に配し、イ
ンナーピストン33のピストン73にオリフィス77を
形成して中空部71にN2 ガス78を充填し、所定範囲
圧以上の油圧力が作用するまではオリフィス77を通し
て圧油をフリーピストン76に作用させてインナーピス
トン33の作動を規制し、急激な油圧の変動が生じた場
合に、過度の油圧の立ち上がりによる過減衰及びキャビ
テーションの発生による減衰力の発生遅れをなくし、姿
勢制御の路面入力時に乗り心地を向上させると共に、シ
ョックの少ない乗り心地を得る。
ると共に、ショックの少ない乗り心地を得る。 【解決手段】 車輪側のナックル94と車体91の間の
相対的な姿勢変化を吸収する複動型のアクチュエータ3
1のインナーピストン33を中空状に形成すると共に、
中空部71にフリーピストン76を移動自在に配し、イ
ンナーピストン33のピストン73にオリフィス77を
形成して中空部71にN2 ガス78を充填し、所定範囲
圧以上の油圧力が作用するまではオリフィス77を通し
て圧油をフリーピストン76に作用させてインナーピス
トン33の作動を規制し、急激な油圧の変動が生じた場
合に、過度の油圧の立ち上がりによる過減衰及びキャビ
テーションの発生による減衰力の発生遅れをなくし、姿
勢制御の路面入力時に乗り心地を向上させると共に、シ
ョックの少ない乗り心地を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車体を支え
るためのサスペンション装置に関し、乗り心地を損なう
ことなく車輪側と車体側の間の相対的な姿勢変化の吸収
を行うようにしたものである。
るためのサスペンション装置に関し、乗り心地を損なう
ことなく車輪側と車体側の間の相対的な姿勢変化の吸収
を行うようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体を支えるための懸架装置
(サスペンション)として、車体側と車輪側とにわたっ
てアクチュエータを介装し、車体の姿勢変化に応じてこ
のアクチュエータを作動させることにより積極的に制振
を行うようにしたサスペンションが知られている。従来
のサスペンションを図10に基づいて説明する。図10
には従来のサスペンションにおけるアクチュエータの油
圧回路状態を示してある。
(サスペンション)として、車体側と車輪側とにわたっ
てアクチュエータを介装し、車体の姿勢変化に応じてこ
のアクチュエータを作動させることにより積極的に制振
を行うようにしたサスペンションが知られている。従来
のサスペンションを図10に基づいて説明する。図10
には従来のサスペンションにおけるアクチュエータの油
圧回路状態を示してある。
【0003】図示しない車体側には複動型のアクチュエ
ータ1のアウターピストン2が取り付けられ、アウター
ピストン2にはインナーピストン3が相対的に摺動自在
に支持されている。アウターピストン2は可動部4に相
対的に摺動自在に支持され、可動部4にはインナーピス
トン3の下端が取り付けられている。可動部4は図示し
ない車輪側に取り付けられている。
ータ1のアウターピストン2が取り付けられ、アウター
ピストン2にはインナーピストン3が相対的に摺動自在
に支持されている。アウターピストン2は可動部4に相
対的に摺動自在に支持され、可動部4にはインナーピス
トン3の下端が取り付けられている。可動部4は図示し
ない車輪側に取り付けられている。
【0004】アクチュエータ1の第1油圧室5、即ち、
アウターピストン2の油圧室に圧油が供給されると共に
第2油圧室6、即ち、インナーピストン3の油圧室から
圧油が排出されると、インナーピストン3を介して可動
部4が図中上方に移動し、逆に、第2油圧室6に圧油が
供給されると共に第1油圧室5から圧油が排出されると
インナーピストン3を介して可動部4が図中下方に移動
する。また、アクチュエータ1のアウターピストン2と
可動部4との間には圧縮コイルばね7が設けられ、圧縮
コイルばね7によって可動部4が図中下方に付勢されて
図示しない車体の1G荷重を支えている。
アウターピストン2の油圧室に圧油が供給されると共に
第2油圧室6、即ち、インナーピストン3の油圧室から
圧油が排出されると、インナーピストン3を介して可動
部4が図中上方に移動し、逆に、第2油圧室6に圧油が
供給されると共に第1油圧室5から圧油が排出されると
インナーピストン3を介して可動部4が図中下方に移動
する。また、アクチュエータ1のアウターピストン2と
可動部4との間には圧縮コイルばね7が設けられ、圧縮
コイルばね7によって可動部4が図中下方に付勢されて
図示しない車体の1G荷重を支えている。
【0005】一方、図示しないエンジンにはパワーステ
アリング用の油圧ポンプ8が連結され、油圧ポンプ8の
駆動によって生じた圧油の一部はプライオリティバルブ
9を介してアクチュエータ1に送られるようになってい
る。プライオリティバルブ9とアクチュエータ1との間
には切替弁10が設けられ、切替弁10のオン・オフに
よりリザーバタンク11への戻り路12とアクチュエー
タ1側につながるライン路13とに圧油の流路が切替え
られる。即ち、切替弁10をオフ状態にした場合(図示
の状態)、プライオリティバルブ9からの圧油は戻り路
12に送られてリザーバタンク11に戻される。また、
切替弁10をオン状態にした場合、プライオリティバル
ブ9からの圧油はライン路13に送られる。
アリング用の油圧ポンプ8が連結され、油圧ポンプ8の
駆動によって生じた圧油の一部はプライオリティバルブ
9を介してアクチュエータ1に送られるようになってい
る。プライオリティバルブ9とアクチュエータ1との間
には切替弁10が設けられ、切替弁10のオン・オフに
よりリザーバタンク11への戻り路12とアクチュエー
タ1側につながるライン路13とに圧油の流路が切替え
られる。即ち、切替弁10をオフ状態にした場合(図示
の状態)、プライオリティバルブ9からの圧油は戻り路
12に送られてリザーバタンク11に戻される。また、
切替弁10をオン状態にした場合、プライオリティバル
ブ9からの圧油はライン路13に送られる。
【0006】ライン路13には電磁圧力制御弁14が設
けられ、ライン路13は電磁圧力制御弁14を介してア
クチュエータ1の第1油圧室5及び第2油圧室6につな
がっている。電磁圧力制御弁14は電流に比例した推力
がソレノイドで発生し、スプールが出力圧力と釣り合う
位置で止まる構造になっている。このため、指令信号に
応じた圧力を発生させることができ、任意の圧力で第1
油圧室5もしくは第2油圧室6に圧油を送ったり、第1
油圧室5及び第2油圧室6間で圧油を流通させることが
できる。
けられ、ライン路13は電磁圧力制御弁14を介してア
クチュエータ1の第1油圧室5及び第2油圧室6につな
がっている。電磁圧力制御弁14は電流に比例した推力
がソレノイドで発生し、スプールが出力圧力と釣り合う
位置で止まる構造になっている。このため、指令信号に
応じた圧力を発生させることができ、任意の圧力で第1
油圧室5もしくは第2油圧室6に圧油を送ったり、第1
油圧室5及び第2油圧室6間で圧油を流通させることが
できる。
【0007】電磁圧力制御弁14の排出ポートは流路1
5によって戻り路12につながり、電磁圧力制御弁14
の後流側におけるそれぞれのライン路13から分岐して
第2戻り路16が設けられている。各第2戻り路16は
流路15と合流し、第2戻り路16は戻り路12につな
がった状態になっている。各第2戻り路16には流路1
5側からのみ(戻り路12側からのみ)油の流通が許容
される逆止弁17がそれぞれ設けられ、第1油圧室5も
しくは第2油圧室6内の圧力が相対的に低くなった際に
圧力差に応じて戻り路12側からの油がライン路13に
流入するようになっている。
5によって戻り路12につながり、電磁圧力制御弁14
の後流側におけるそれぞれのライン路13から分岐して
第2戻り路16が設けられている。各第2戻り路16は
流路15と合流し、第2戻り路16は戻り路12につな
がった状態になっている。各第2戻り路16には流路1
5側からのみ(戻り路12側からのみ)油の流通が許容
される逆止弁17がそれぞれ設けられ、第1油圧室5も
しくは第2油圧室6内の圧力が相対的に低くなった際に
圧力差に応じて戻り路12側からの油がライン路13に
流入するようになっている。
【0008】リザーバタンク11には封入蓋18が設け
られ、リザーバタンク11内の油はは封入蓋18によっ
て密閉されている。封入蓋18には加圧装置19が設け
られており、リザーバタンク11内及びリザーバタンク
11につながる流路内は所定の圧力で加圧されている。
尚、図中の符号で、20は図示しないパワーステアリン
グ装置からの戻り配管、21はアクチュエータ1の摺動
部の油の戻り配管である。封入蓋18と各配管は、加圧
装置19による加圧力に対して充分な取付き力で固定さ
れている。
られ、リザーバタンク11内の油はは封入蓋18によっ
て密閉されている。封入蓋18には加圧装置19が設け
られており、リザーバタンク11内及びリザーバタンク
11につながる流路内は所定の圧力で加圧されている。
尚、図中の符号で、20は図示しないパワーステアリン
グ装置からの戻り配管、21はアクチュエータ1の摺動
部の油の戻り配管である。封入蓋18と各配管は、加圧
装置19による加圧力に対して充分な取付き力で固定さ
れている。
【0009】上述した従来のサスペンション装置では、
通常走行時には切替弁10がオフ状態になって油圧ポン
プ8からの圧油は戻り路12を通ってリザーバタンク1
1に戻される。この状態で、路面の凹凸等によって車輪
側から入力があると、アクチュエータ1の可動部4がア
ウターピストン2に対して上下動し、電磁圧力制御弁1
4を介して第1油圧室5と第2油圧室6との間で油が流
通する。この時、電磁圧力制御弁14の設定圧力によっ
て圧縮される側の油圧室から排出される油の流通抵抗が
調整されて、車輪側からの入力がアクチュエータ1によ
って減衰されるようになっている。予め定められた姿勢
制御の条件(制動時や旋回時)が整った場合、切替弁1
0がオン状態になってアクチュエータ1による姿勢制御
が実行される。即ち、油圧ポンプ8からの圧油が電磁圧
力制御弁14に送られ、例えば、第1油圧室5に所定の
圧油が流入すると共に第2油圧室6から圧油が排出さ
れ、可動部4をアウターピストン2に対して積極的に上
昇させて車体の傾きを抑えるようにする。
通常走行時には切替弁10がオフ状態になって油圧ポン
プ8からの圧油は戻り路12を通ってリザーバタンク1
1に戻される。この状態で、路面の凹凸等によって車輪
側から入力があると、アクチュエータ1の可動部4がア
ウターピストン2に対して上下動し、電磁圧力制御弁1
4を介して第1油圧室5と第2油圧室6との間で油が流
通する。この時、電磁圧力制御弁14の設定圧力によっ
て圧縮される側の油圧室から排出される油の流通抵抗が
調整されて、車輪側からの入力がアクチュエータ1によ
って減衰されるようになっている。予め定められた姿勢
制御の条件(制動時や旋回時)が整った場合、切替弁1
0がオン状態になってアクチュエータ1による姿勢制御
が実行される。即ち、油圧ポンプ8からの圧油が電磁圧
力制御弁14に送られ、例えば、第1油圧室5に所定の
圧油が流入すると共に第2油圧室6から圧油が排出さ
れ、可動部4をアウターピストン2に対して積極的に上
昇させて車体の傾きを抑えるようにする。
【0010】上述したサスペンション装置では、切替弁
10がオフ状態になっている時には電磁圧力制御弁14
の設定圧力によって車輪側からの入力がアクチュエータ
1によって減衰されるようになっている。このため、路
面の凹凸等による車輪側からの連続した入力は、可動部
4の連続した往復動となり、一方の油圧室から出た油が
電磁圧力制御弁14を通って他方の油圧室に入る流れが
繰り返される。可動部4の連続した往復動が早くなる
と、流入側の圧力が低下して負圧になる虞があるが、圧
力が低下した場合には逆止弁17からリザーバタンク1
1側の油が第2戻り路16に流入するようになってい
る。リザーバタンク11内は加圧装置19によって加圧
されているため、可動部4が連続して往復動しても逆止
弁17からの油の流入が確実に行われ、流入側が負圧に
なって配管内に気泡が生じることがない。
10がオフ状態になっている時には電磁圧力制御弁14
の設定圧力によって車輪側からの入力がアクチュエータ
1によって減衰されるようになっている。このため、路
面の凹凸等による車輪側からの連続した入力は、可動部
4の連続した往復動となり、一方の油圧室から出た油が
電磁圧力制御弁14を通って他方の油圧室に入る流れが
繰り返される。可動部4の連続した往復動が早くなる
と、流入側の圧力が低下して負圧になる虞があるが、圧
力が低下した場合には逆止弁17からリザーバタンク1
1側の油が第2戻り路16に流入するようになってい
る。リザーバタンク11内は加圧装置19によって加圧
されているため、可動部4が連続して往復動しても逆止
弁17からの油の流入が確実に行われ、流入側が負圧に
なって配管内に気泡が生じることがない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のサスペンション
装置では、路面の凹凸等によって生じる車輪側と車体側
の相対的な姿勢変化による入力がアクチュエータ1によ
って減衰されるようになっている。しかし、急激な姿勢
変化が生じた場合、例えば、大きな段差を乗り上げた場
合、第2油圧室6に急激な圧縮力が生じてインナーピス
トン3の速度が高くなり過ぎて過減衰になり、乗り心地
が悪化する虞があった。また、逆に大きな段差を乗り越
した場合、第2油圧室6に急激な伸び力が生じて第2油
圧室6が負圧になり、キャビテーションが発生する虞が
あった。
装置では、路面の凹凸等によって生じる車輪側と車体側
の相対的な姿勢変化による入力がアクチュエータ1によ
って減衰されるようになっている。しかし、急激な姿勢
変化が生じた場合、例えば、大きな段差を乗り上げた場
合、第2油圧室6に急激な圧縮力が生じてインナーピス
トン3の速度が高くなり過ぎて過減衰になり、乗り心地
が悪化する虞があった。また、逆に大きな段差を乗り越
した場合、第2油圧室6に急激な伸び力が生じて第2油
圧室6が負圧になり、キャビテーションが発生する虞が
あった。
【0012】図11には、アクチュエータ1の発生力と
インナーピストン3のピストン速度との関係を電磁圧力
制御弁14の指令電圧に応じて示してある。図の下側に
示したように、第2油圧室6に圧側の力が生じると、指
令電圧に係わらずピストン速度が高くなり過ぎ、過減衰
になってしまう(図中矢印A部分)。図の上側に示した
ように、第2油圧室6に伸び側の力が生じると、指令電
圧に係わらずキャビテーションによってピストン速度の
高速域で減衰力が低下してしまう(図中矢印B部分)。
インナーピストン3のピストン速度との関係を電磁圧力
制御弁14の指令電圧に応じて示してある。図の下側に
示したように、第2油圧室6に圧側の力が生じると、指
令電圧に係わらずピストン速度が高くなり過ぎ、過減衰
になってしまう(図中矢印A部分)。図の上側に示した
ように、第2油圧室6に伸び側の力が生じると、指令電
圧に係わらずキャビテーションによってピストン速度の
高速域で減衰力が低下してしまう(図中矢印B部分)。
【0013】過減衰やピストン速度の高速域での減衰力
の低下を防止するために、アクチュエータ1の外部にガ
スばねを設け、急激な圧縮力及び伸び力が発生した場合
にガスばねによって急激な発生力を補償することも考え
られる(例えば、特開平2−303919号参照)。し
かし、ガスばねをアクチュエータの外部に設けるように
した場合、ガスばねを新たに設置する必要があり、スペ
ース的に不利なものになってしまう。
の低下を防止するために、アクチュエータ1の外部にガ
スばねを設け、急激な圧縮力及び伸び力が発生した場合
にガスばねによって急激な発生力を補償することも考え
られる(例えば、特開平2−303919号参照)。し
かし、ガスばねをアクチュエータの外部に設けるように
した場合、ガスばねを新たに設置する必要があり、スペ
ース的に不利なものになってしまう。
【0014】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、車輪側と車体側の間で急激な相対的な姿勢変化が生
じても、過度な油圧の立ち上がりによる過減衰及び減衰
力の発生遅れが生じることがないサスペンション装置を
提供することを目的とする。
で、車輪側と車体側の間で急激な相対的な姿勢変化が生
じても、過度な油圧の立ち上がりによる過減衰及び減衰
力の発生遅れが生じることがないサスペンション装置を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、車両の各車輪と車体側との間に介装
されインナーピストン及びアウターピストンを有し車輪
と車体の間の相対的な姿勢変化を吸収する複動型のアク
チュエータと、該アクチュエータに圧油を供給する油圧
供給装置と、該油圧供給装置と前記アクチュエータとの
間に設けられ該アクチュエータの油圧力を制御する制御
弁と、前記アクチュエータのインナーピストンに組み込
まれ該インナーピストンに所定範囲圧以上の油圧力が作
用するまでは該インナーピストンの作動を規制する規制
手段とを備えたことを特徴とするものである。そして、
インナーピストンに所定範囲圧以上の油圧力が作用する
までは規制手段によってインナーピストンの作動を規制
し、過度な油圧の立ち上がりによる過減衰及び減衰力の
発生遅れを防ぐ。
の本発明の構成は、車両の各車輪と車体側との間に介装
されインナーピストン及びアウターピストンを有し車輪
と車体の間の相対的な姿勢変化を吸収する複動型のアク
チュエータと、該アクチュエータに圧油を供給する油圧
供給装置と、該油圧供給装置と前記アクチュエータとの
間に設けられ該アクチュエータの油圧力を制御する制御
弁と、前記アクチュエータのインナーピストンに組み込
まれ該インナーピストンに所定範囲圧以上の油圧力が作
用するまでは該インナーピストンの作動を規制する規制
手段とを備えたことを特徴とするものである。そして、
インナーピストンに所定範囲圧以上の油圧力が作用する
までは規制手段によってインナーピストンの作動を規制
し、過度な油圧の立ち上がりによる過減衰及び減衰力の
発生遅れを防ぐ。
【0016】また、前記規制手段は、前記インナーピス
トンを中空状に形成すると共に中空部にフリーピストン
を移動自在に配し、前記インナーピストンの油圧室と前
記フリーピストンとの間における前記インナーピストン
にオリフィスを形成し、前記フリーピストンを挟んで前
記オリフィスの反対側の前記中空部に高圧ガスを充填し
たことを特徴とする。そして、インナーピストンに圧側
の所定範囲圧以上の油圧力が作用するまでは、オリフィ
スを介してフリーピストンが圧側に作用してインナーピ
ストンの作動が規制される。また、インナーピストンに
伸び側の所定範囲圧以上の負側の油圧力が作用するまで
は、オリフィスを介してフリーピストンが伸び側に作用
して油圧室が負圧状態になることを防ぐ。
トンを中空状に形成すると共に中空部にフリーピストン
を移動自在に配し、前記インナーピストンの油圧室と前
記フリーピストンとの間における前記インナーピストン
にオリフィスを形成し、前記フリーピストンを挟んで前
記オリフィスの反対側の前記中空部に高圧ガスを充填し
たことを特徴とする。そして、インナーピストンに圧側
の所定範囲圧以上の油圧力が作用するまでは、オリフィ
スを介してフリーピストンが圧側に作用してインナーピ
ストンの作動が規制される。また、インナーピストンに
伸び側の所定範囲圧以上の負側の油圧力が作用するまで
は、オリフィスを介してフリーピストンが伸び側に作用
して油圧室が負圧状態になることを防ぐ。
【0017】また、前記規制手段は、前記インナーピス
トンのピストン軸に可動ピストンを移動自在に設けると
共に、該可動ピストンを前記インナーピストンの油圧室
側に付勢するばねを備えたことを特徴とする。そして、
インナーピストンに圧側の所定範囲圧以上の油圧力が作
用するまでは、ばねの付勢力に抗して可動ピストンが圧
側に作用してインナーピストンの作動が規制される。ま
た、インナーピストンに伸び側の所定範囲圧以上の負側
の油圧力が作用するまでは、ばねの付勢力によって可動
ピストンがが伸び側に作用して油圧室が負圧状態になる
ことを防ぐ。
トンのピストン軸に可動ピストンを移動自在に設けると
共に、該可動ピストンを前記インナーピストンの油圧室
側に付勢するばねを備えたことを特徴とする。そして、
インナーピストンに圧側の所定範囲圧以上の油圧力が作
用するまでは、ばねの付勢力に抗して可動ピストンが圧
側に作用してインナーピストンの作動が規制される。ま
た、インナーピストンに伸び側の所定範囲圧以上の負側
の油圧力が作用するまでは、ばねの付勢力によって可動
ピストンがが伸び側に作用して油圧室が負圧状態になる
ことを防ぐ。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係る車
両のサスペンション装置におけるアクチュエータの油圧
回路状態、図2にはアクチュエータの構造説明、図3に
は図2中の要部拡大状態、図4、図5にはインナーピス
トンの要部拡大状態、図6にはアクチュエータの発生力
とピストン速度との関係を示してある。
形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係る車
両のサスペンション装置におけるアクチュエータの油圧
回路状態、図2にはアクチュエータの構造説明、図3に
は図2中の要部拡大状態、図4、図5にはインナーピス
トンの要部拡大状態、図6にはアクチュエータの発生力
とピストン速度との関係を示してある。
【0019】図1、図2に基づいてサスペンション装置
におけるアクチュエータの構造を説明する。車体91側
にはストラットインシュレータ92を介して復動型のア
クチュエータ31のアウターピストン32が取り付けら
れ、アウターピストン32にはインナーピストン33が
相対的に摺動自在に支持されている。アウタピストン3
2は可動部34に相対的に摺動自在に支持され、可動部
34にはベース93を介してインナーピストン33の下
端が取り付けられている。可動部34にはナックル94
が設けられ、可動部34はナックル94により図示しな
い車輪側に取り付けられている。ベース93にはインナ
ーピストン33内に高圧の窒素ガスを封入するための
(詳細は後述)ガス封入口95が設けられている。
におけるアクチュエータの構造を説明する。車体91側
にはストラットインシュレータ92を介して復動型のア
クチュエータ31のアウターピストン32が取り付けら
れ、アウターピストン32にはインナーピストン33が
相対的に摺動自在に支持されている。アウタピストン3
2は可動部34に相対的に摺動自在に支持され、可動部
34にはベース93を介してインナーピストン33の下
端が取り付けられている。可動部34にはナックル94
が設けられ、可動部34はナックル94により図示しな
い車輪側に取り付けられている。ベース93にはインナ
ーピストン33内に高圧の窒素ガスを封入するための
(詳細は後述)ガス封入口95が設けられている。
【0020】アクチュエータ31の第1油圧室35、即
ち、アウターピストン32の油圧室に第1接続ポート9
6から圧油が供給されると共に、第2油圧室36、即
ち、インナーピストン33の油圧室から第2接続ポート
97を介して圧油が排出されると、インナーピストン3
3を介して可動部34が図中上方に移動し、逆に、第2
油圧室36に第2接続ポート97から圧油が供給される
と共に、第1油圧室35から第1接続ポート96を介し
て圧油が排出されると、インナーピストン33を介して
可動部34が図中下方に移動する。尚、図2中の符号で
98は第1油圧室35のエア抜きバルブ、99は第2油
圧室36のエア抜きバルブ、100 はドレン配管である。
ち、アウターピストン32の油圧室に第1接続ポート9
6から圧油が供給されると共に、第2油圧室36、即
ち、インナーピストン33の油圧室から第2接続ポート
97を介して圧油が排出されると、インナーピストン3
3を介して可動部34が図中上方に移動し、逆に、第2
油圧室36に第2接続ポート97から圧油が供給される
と共に、第1油圧室35から第1接続ポート96を介し
て圧油が排出されると、インナーピストン33を介して
可動部34が図中下方に移動する。尚、図2中の符号で
98は第1油圧室35のエア抜きバルブ、99は第2油
圧室36のエア抜きバルブ、100 はドレン配管である。
【0021】また、アクチュエータ31のストラットイ
ンシュレータ92にはスプリングシートアッパー101 が
設けられ、可動部34にはスプリングシートロア102 が
設けられ、スプリングシートアッパー101 とスプリング
シートロア102 とにわたり圧縮コイルばね37が装着さ
れている。つまり、アウターピストン32と可動部34
との間に圧縮コイルばね37が設けられ、圧縮コイルば
ね37によって可動部34が図中下方に付勢されて車体
91の1G荷重を支えている。
ンシュレータ92にはスプリングシートアッパー101 が
設けられ、可動部34にはスプリングシートロア102 が
設けられ、スプリングシートアッパー101 とスプリング
シートロア102 とにわたり圧縮コイルばね37が装着さ
れている。つまり、アウターピストン32と可動部34
との間に圧縮コイルばね37が設けられ、圧縮コイルば
ね37によって可動部34が図中下方に付勢されて車体
91の1G荷重を支えている。
【0022】一方、図1に示したように、図示しないエ
ンジンにはパワーステアリング用の油圧ポンプ38が連
結され、油圧ポンプ38の駆動によって生じた圧油の一
部(0.3MPa程度)はプライオリティバルブ39を介して
アクチュエータ31に送られるようになっている。プラ
イオリティバルブ39とアクチュエータ31との間には
切替弁40が設けられ、切替弁40のオン・オフにより
リザーバタンク41への戻り路42とアクチュエータ3
1側につながるライン路43とに圧油の流路が切替えら
れる。即ち、切替弁40をオフ状態にした場合(図示の
状態)、プライオリティバルブ39からの圧油は戻り路
42に送られてリザーバタンク41に戻される。また、
切替弁40をオン状態にした場合、プライオリティバル
ブ39からの圧油はライン路43に送られる。
ンジンにはパワーステアリング用の油圧ポンプ38が連
結され、油圧ポンプ38の駆動によって生じた圧油の一
部(0.3MPa程度)はプライオリティバルブ39を介して
アクチュエータ31に送られるようになっている。プラ
イオリティバルブ39とアクチュエータ31との間には
切替弁40が設けられ、切替弁40のオン・オフにより
リザーバタンク41への戻り路42とアクチュエータ3
1側につながるライン路43とに圧油の流路が切替えら
れる。即ち、切替弁40をオフ状態にした場合(図示の
状態)、プライオリティバルブ39からの圧油は戻り路
42に送られてリザーバタンク41に戻される。また、
切替弁40をオン状態にした場合、プライオリティバル
ブ39からの圧油はライン路43に送られる。
【0023】ライン路43には制御弁としての電磁圧力
制御弁44が設けられており、ライン路43は電磁圧力
制御弁44を介してアクチュエータ31の第1油圧室3
5の第1接続ポート96(図2参照)及び第2油圧室3
6の第2接続ポート97(図2参照)につながってい
る。電磁圧力制御弁44は電流に比例した推力がソレノ
イドで発生し、スプールが出力圧力と釣り合う位置で止
まる構造になっている。このため、指令信号に応じた圧
力を発生させることができ、任意の圧力で第1油圧室3
5もしくは第2油圧室36に圧油を送ったり、第1油圧
室35及び第2油圧室36間で圧油を流通させることが
できる。つまり、電磁圧力制御弁44によりアクチュエ
ータ31の第1油圧室35及び第2油圧室36内の油圧
力が制御されるようになっている。
制御弁44が設けられており、ライン路43は電磁圧力
制御弁44を介してアクチュエータ31の第1油圧室3
5の第1接続ポート96(図2参照)及び第2油圧室3
6の第2接続ポート97(図2参照)につながってい
る。電磁圧力制御弁44は電流に比例した推力がソレノ
イドで発生し、スプールが出力圧力と釣り合う位置で止
まる構造になっている。このため、指令信号に応じた圧
力を発生させることができ、任意の圧力で第1油圧室3
5もしくは第2油圧室36に圧油を送ったり、第1油圧
室35及び第2油圧室36間で圧油を流通させることが
できる。つまり、電磁圧力制御弁44によりアクチュエ
ータ31の第1油圧室35及び第2油圧室36内の油圧
力が制御されるようになっている。
【0024】電磁圧力制御弁44の排出ポートは流路4
5によって戻り路42につながり、電磁圧力制御弁44
の後流側におけるそれぞれのライン路43から分岐して
第2戻り路46が設けられている。各第2戻り路46は
流路45と合流し、第2戻り路46は流路45を介して
戻り路42につながった状態になっている。各第2戻り
路46には流路45側からのみ(戻り路42側からの
み)油の流通が許容される逆止弁47がそれぞれ設けら
れ、第1油圧室35もしくは第2油圧室36内の圧力が
相対的に低くなった際に圧力差に応じて戻り路42側か
らの油がライン路43に流入するようになっている。
尚、図中の符号で、50は図示しないパワーステアリン
グ装置からの戻り配管、51はアクチュエータ1の摺動
部の油の戻り配管である。
5によって戻り路42につながり、電磁圧力制御弁44
の後流側におけるそれぞれのライン路43から分岐して
第2戻り路46が設けられている。各第2戻り路46は
流路45と合流し、第2戻り路46は流路45を介して
戻り路42につながった状態になっている。各第2戻り
路46には流路45側からのみ(戻り路42側からの
み)油の流通が許容される逆止弁47がそれぞれ設けら
れ、第1油圧室35もしくは第2油圧室36内の圧力が
相対的に低くなった際に圧力差に応じて戻り路42側か
らの油がライン路43に流入するようになっている。
尚、図中の符号で、50は図示しないパワーステアリン
グ装置からの戻り配管、51はアクチュエータ1の摺動
部の油の戻り配管である。
【0025】一方、流路45にはアキュムレータ61が
設けられ、アキュムレータ61によって逆止弁47から
下流側における第2戻り路46及び流路45内の油圧が
蓄圧されている。つまり、逆止弁47よりも戻り路42
との合流部における第2戻り路46にアキュムレータ6
1が設けられた状態になっている。また、戻り路42に
は背圧弁62が設けられ、背圧弁62によって、流路4
5側(第2戻り路46側)からの油圧力が所定値以上に
なった場合のみ流路45側からリザーバタンク41側へ
の油の流通が許容されるようになっている。つまり、切
替弁40がオフになって圧油が戻り路42側に送られた
際、所定の圧力以上になって背圧弁62が開かれるまで
は圧油によって戻り路42及びアキュムレータ61が加
圧された状態になっている。尚、上記実施例ではアキュ
ムレータ61を設けた場合を説明したが、必ずしもアキ
ュムレータ61は設けなくてもよい。
設けられ、アキュムレータ61によって逆止弁47から
下流側における第2戻り路46及び流路45内の油圧が
蓄圧されている。つまり、逆止弁47よりも戻り路42
との合流部における第2戻り路46にアキュムレータ6
1が設けられた状態になっている。また、戻り路42に
は背圧弁62が設けられ、背圧弁62によって、流路4
5側(第2戻り路46側)からの油圧力が所定値以上に
なった場合のみ流路45側からリザーバタンク41側へ
の油の流通が許容されるようになっている。つまり、切
替弁40がオフになって圧油が戻り路42側に送られた
際、所定の圧力以上になって背圧弁62が開かれるまで
は圧油によって戻り路42及びアキュムレータ61が加
圧された状態になっている。尚、上記実施例ではアキュ
ムレータ61を設けた場合を説明したが、必ずしもアキ
ュムレータ61は設けなくてもよい。
【0026】上述した従来のサスペンション装置では、
通常走行時には切替弁40がオフ状態になって油圧ポン
プ38からの圧油は戻り路42を通ってリザーバタンク
41に戻される。この状態で、路面の凹凸等によって車
輪側から入力があると、アクチュエータ31の可動部4
がアウターピストン32に対して上下動し、電磁圧力制
御弁44を介して第1油圧室35と第2油圧室36との
間で油が流通する。この時、電磁圧力制御弁44の設定
圧力によって圧縮される側の油圧室から排出される油の
流通抵抗が調整されて、車輪側からの入力がアクチュエ
ータ31によって減衰されるようになっている。
通常走行時には切替弁40がオフ状態になって油圧ポン
プ38からの圧油は戻り路42を通ってリザーバタンク
41に戻される。この状態で、路面の凹凸等によって車
輪側から入力があると、アクチュエータ31の可動部4
がアウターピストン32に対して上下動し、電磁圧力制
御弁44を介して第1油圧室35と第2油圧室36との
間で油が流通する。この時、電磁圧力制御弁44の設定
圧力によって圧縮される側の油圧室から排出される油の
流通抵抗が調整されて、車輪側からの入力がアクチュエ
ータ31によって減衰されるようになっている。
【0027】車両の走行中に予め定められた姿勢制御の
条件が整った場合、即ち、直進走行時に上下Gセンサの
検出値が所定値を越えたり、ハンドル角と車速とによっ
て演算される計算横gが所定値を越えた状態になってロ
ーリングやピッチングを抑える制御を行う場合、切替弁
40がオン状態になってアクチュエータ31による姿勢
制御が実行される。つまり、油圧ポンプ38からの圧油
が電磁圧力制御弁44に送られ、例えば、第1油圧室3
5に所定の圧油が流入すると共に第2油圧室36から圧
油が排出され、可動部34をアウターピストン32に対
して積極的に上昇させて車体に上下Gや横gが発生しな
い状態にアクチュエータ31を作動させる。
条件が整った場合、即ち、直進走行時に上下Gセンサの
検出値が所定値を越えたり、ハンドル角と車速とによっ
て演算される計算横gが所定値を越えた状態になってロ
ーリングやピッチングを抑える制御を行う場合、切替弁
40がオン状態になってアクチュエータ31による姿勢
制御が実行される。つまり、油圧ポンプ38からの圧油
が電磁圧力制御弁44に送られ、例えば、第1油圧室3
5に所定の圧油が流入すると共に第2油圧室36から圧
油が排出され、可動部34をアウターピストン32に対
して積極的に上昇させて車体に上下Gや横gが発生しな
い状態にアクチュエータ31を作動させる。
【0028】通常走行の場合には、切替弁40がオフ状
態になって油圧ポンプ38からの圧油は戻り路42に送
られる。戻り路42には背圧弁62が設けられているの
で、戻り路42に送られた圧油はそのままリザーバタン
ク41に送られることなく背圧弁62が開くまでは戻り
路42及びアキュムレータ61を加圧する。この状態の
時に、路面の凹凸等によって車輪側から入力があると、
アクチュエータ31の可動部34が本体32に対して上
下動し、電磁圧力制御弁44を介して第1油圧室35と
第2油圧室36との間で油が流通する。この際、電磁圧
力制御弁44の設定圧力により圧縮される側の油圧室か
ら排出される油の流通抵抗が調整され、車輪側からの入
力がアクチュエータ31によって減衰される。
態になって油圧ポンプ38からの圧油は戻り路42に送
られる。戻り路42には背圧弁62が設けられているの
で、戻り路42に送られた圧油はそのままリザーバタン
ク41に送られることなく背圧弁62が開くまでは戻り
路42及びアキュムレータ61を加圧する。この状態の
時に、路面の凹凸等によって車輪側から入力があると、
アクチュエータ31の可動部34が本体32に対して上
下動し、電磁圧力制御弁44を介して第1油圧室35と
第2油圧室36との間で油が流通する。この際、電磁圧
力制御弁44の設定圧力により圧縮される側の油圧室か
ら排出される油の流通抵抗が調整され、車輪側からの入
力がアクチュエータ31によって減衰される。
【0029】このように、切替弁40がオフ状態になっ
ている時には電磁圧力制御弁44の設定圧力によって車
輪側からの入力がアクチュエータ31によって減衰され
るようになっている。この場合、路面の凹凸等による車
輪側からの連続した入力は、可動部34の連続した往復
動となり、一方の油圧室から出た油が電磁圧力制御弁4
4を通って他方の油圧室に入る流れが繰り返される。可
動部34の連続した往復動が早くなると、流入側のライ
ン路33内の圧力が一時的に低下する状態になるが、圧
力が低下した場合には逆止弁47から流路45側の油が
第2戻り路46を通ってライン路43に流入するように
なっている。背圧弁62が設けられていることにより、
流路45が加圧されていると共にアキュムレータ61に
圧油が蓄圧されているので、可動部34がかなり早く連
続して往復動しても逆止弁47からの油の流入が確実に
行われ、流入側のライン路43が負圧になって配管内に
気泡が生じることがない。
ている時には電磁圧力制御弁44の設定圧力によって車
輪側からの入力がアクチュエータ31によって減衰され
るようになっている。この場合、路面の凹凸等による車
輪側からの連続した入力は、可動部34の連続した往復
動となり、一方の油圧室から出た油が電磁圧力制御弁4
4を通って他方の油圧室に入る流れが繰り返される。可
動部34の連続した往復動が早くなると、流入側のライ
ン路33内の圧力が一時的に低下する状態になるが、圧
力が低下した場合には逆止弁47から流路45側の油が
第2戻り路46を通ってライン路43に流入するように
なっている。背圧弁62が設けられていることにより、
流路45が加圧されていると共にアキュムレータ61に
圧油が蓄圧されているので、可動部34がかなり早く連
続して往復動しても逆止弁47からの油の流入が確実に
行われ、流入側のライン路43が負圧になって配管内に
気泡が生じることがない。
【0030】ところで、インナーピストン33には規制
手段が組み込まれ、第2油圧室36に所定範囲以上の油
圧力が作用するまではインナーピストン33の動作が規
制されている。規制手段によってインナーピストン33
の動作が規制されることにより、過度な油圧の立ち上が
りによる過減衰及び減衰力の発生遅れが防止されてい
る。図2乃至図6に基づいて規制手段を説明する。
手段が組み込まれ、第2油圧室36に所定範囲以上の油
圧力が作用するまではインナーピストン33の動作が規
制されている。規制手段によってインナーピストン33
の動作が規制されることにより、過度な油圧の立ち上が
りによる過減衰及び減衰力の発生遅れが防止されてい
る。図2乃至図6に基づいて規制手段を説明する。
【0031】図2乃至図5に示すように、インナーピス
トン33には中空状の中空部71が形成され、中空部7
1の上端にはスリーブ72が固定されている。スリーブ
72の外周にはアウターピストン32に摺接するピスト
ン73が嵌合し、ピストン73はナット74によってス
リーブ72に固定されている。中空部71はスリーブ7
2によって上端が塞がれた状態になっており、中空部7
1の上端にはディスタンスリング75を介してフリーピ
ストン76が摺動自在に設けられている。スリーブ72
の中心部には第2油圧室36に連通するオリフィス77
が形成されており、オリフィス77によって第2油圧室
36とフリーピストン76の上面が連通している。フリ
ーピストン76を挟んでスリーブ72の反対側(オリフ
ィス77の反対側)の中空部71には高圧の窒素ガス
(N2 ガス)78がガス封入口95から充填され、N2
ガス78によってフリーピストン76はディスタンスリ
ング75側に付勢されている。
トン33には中空状の中空部71が形成され、中空部7
1の上端にはスリーブ72が固定されている。スリーブ
72の外周にはアウターピストン32に摺接するピスト
ン73が嵌合し、ピストン73はナット74によってス
リーブ72に固定されている。中空部71はスリーブ7
2によって上端が塞がれた状態になっており、中空部7
1の上端にはディスタンスリング75を介してフリーピ
ストン76が摺動自在に設けられている。スリーブ72
の中心部には第2油圧室36に連通するオリフィス77
が形成されており、オリフィス77によって第2油圧室
36とフリーピストン76の上面が連通している。フリ
ーピストン76を挟んでスリーブ72の反対側(オリフ
ィス77の反対側)の中空部71には高圧の窒素ガス
(N2 ガス)78がガス封入口95から充填され、N2
ガス78によってフリーピストン76はディスタンスリ
ング75側に付勢されている。
【0032】アクチュエータ31による姿勢制御が実行
されている際に、大きな路面入力、例えば、大きな段差
に乗り上げた場合、可動部34がアウターピストン32
に対して上昇して第2油圧室36内が急激に圧縮され
る。この場合、先ず第2油圧室36内の圧油がオリフィ
ス77を通ってフリーピストン76に働きフリーピスト
ン76を下方に押し下げる。この間、ピストン73は移
動が規制された状態になっている(図5参照)。第2油
圧室36内が更に圧縮されて所定範囲以上の圧力が作用
した後に、第2油圧室36の圧油がピストン73に作用
する。このため、急激な圧力の増大を防いでインナーピ
ストン33の高速域での油圧の過度の立ち上がりをなく
すことができる(図6中矢印C部参照)。
されている際に、大きな路面入力、例えば、大きな段差
に乗り上げた場合、可動部34がアウターピストン32
に対して上昇して第2油圧室36内が急激に圧縮され
る。この場合、先ず第2油圧室36内の圧油がオリフィ
ス77を通ってフリーピストン76に働きフリーピスト
ン76を下方に押し下げる。この間、ピストン73は移
動が規制された状態になっている(図5参照)。第2油
圧室36内が更に圧縮されて所定範囲以上の圧力が作用
した後に、第2油圧室36の圧油がピストン73に作用
する。このため、急激な圧力の増大を防いでインナーピ
ストン33の高速域での油圧の過度の立ち上がりをなく
すことができる(図6中矢印C部参照)。
【0033】尚、ディスタンスリング75の内径を種々
変更することにより、フリーピストン76の作動開始時
の油圧の受圧面積と作動開始後の油圧の受圧面積を任意
に設定することが可能である。
変更することにより、フリーピストン76の作動開始時
の油圧の受圧面積と作動開始後の油圧の受圧面積を任意
に設定することが可能である。
【0034】この状態から、例えば、大きな段差を乗り
越した場合、第2油圧室36内が急激に伸びに転じる。
この場合、第2油圧室36の内部の圧力が急激に減少す
ることになるが、N2 ガス78の付勢力によってフリー
ピストン76が上方に付勢されて第2油圧室36内に強
制的に圧油を供給する。このため、第2油圧室36内に
キャビテーションが発生することがなく、指令電圧に応
じてピストン速度の高速域であっても安定した減衰力を
得ることができる(図6中矢印D部参照)。
越した場合、第2油圧室36内が急激に伸びに転じる。
この場合、第2油圧室36の内部の圧力が急激に減少す
ることになるが、N2 ガス78の付勢力によってフリー
ピストン76が上方に付勢されて第2油圧室36内に強
制的に圧油を供給する。このため、第2油圧室36内に
キャビテーションが発生することがなく、指令電圧に応
じてピストン速度の高速域であっても安定した減衰力を
得ることができる(図6中矢印D部参照)。
【0035】従って、姿勢制御時の大きな路面入力によ
る過度の油圧の立ち上がりを防止することができ、乗り
心地を向上させることができる。この時、N2 ガス78
のガス封入圧を姿勢制御時の最高圧力の約80%に設定す
ることで、限界付近のロールにしなやかさを与えること
ができる。また、アクチュエータ31が高速(例えば0.
7m/sec以上)で伸び側に転じた際に、キャビテーション
の発生を抑制して減衰力の発生遅れを防止することがで
き、ショックの少ない乗り心地が得られる。しかも、ア
クチュエータ31の外部にガスばね等を設ける必要がな
いので、スペース的に不利になることがない。
る過度の油圧の立ち上がりを防止することができ、乗り
心地を向上させることができる。この時、N2 ガス78
のガス封入圧を姿勢制御時の最高圧力の約80%に設定す
ることで、限界付近のロールにしなやかさを与えること
ができる。また、アクチュエータ31が高速(例えば0.
7m/sec以上)で伸び側に転じた際に、キャビテーション
の発生を抑制して減衰力の発生遅れを防止することがで
き、ショックの少ない乗り心地が得られる。しかも、ア
クチュエータ31の外部にガスばね等を設ける必要がな
いので、スペース的に不利になることがない。
【0036】次に図7乃至図9に基づいて他の実施形態
に係る規制手段を説明する。図7には他の実施態様に係
る規制手段を備えたアクチュエータの要部拡大状態、図
8、図9にはインナーピストンの要部拡大状態を示して
ある。
に係る規制手段を説明する。図7には他の実施態様に係
る規制手段を備えたアクチュエータの要部拡大状態、図
8、図9にはインナーピストンの要部拡大状態を示して
ある。
【0037】図に示すように、インナーピストン33の
上部には細径状のピストン軸81が形成され、ピストン
軸81には可動ピストン82が移動自在に支持されてい
る。可動ピストン82の外周はアウターピストン32に
摺接し、可動ピストン82はアウターピストン32の内
径よりも径が小さいナット83によって上方への移動が
規制されている。ピストン軸81の下端にはフランジ8
4が固定され、フランジ84と可動ピストン82とに亘
ってばねとしての圧縮ばね85が設けられている。可動
ピストン82は圧縮ばね85によりナット83側(第2
油圧室36側)に付勢されている。尚、図中の符号で8
6は可動ピストン82の上部に設けられた緩衝部材であ
る。
上部には細径状のピストン軸81が形成され、ピストン
軸81には可動ピストン82が移動自在に支持されてい
る。可動ピストン82の外周はアウターピストン32に
摺接し、可動ピストン82はアウターピストン32の内
径よりも径が小さいナット83によって上方への移動が
規制されている。ピストン軸81の下端にはフランジ8
4が固定され、フランジ84と可動ピストン82とに亘
ってばねとしての圧縮ばね85が設けられている。可動
ピストン82は圧縮ばね85によりナット83側(第2
油圧室36側)に付勢されている。尚、図中の符号で8
6は可動ピストン82の上部に設けられた緩衝部材であ
る。
【0038】アクチュエータ31による姿勢制御が実行
されている際に、大きな路面入力により可動部34がア
ウターピストン32に対して上昇して第2油圧室36内
が急激に圧縮された場合、第2油圧室36内の圧油がピ
ストン82に働き、圧縮ばね85の付勢力に抗してピス
トン軸81に対してピストン82だけを下方に押し下げ
る。この間、ピストン軸81は移動が規制された状態に
なっている(図9参照)。第2油圧室36内が更に圧縮
されて所定範囲以上の圧力が作用すると、第2油圧室3
6の圧油がピストン82をピストン軸81と共に更に押
し下げる。このため、急激な圧力の増大を防いでインナ
ーピストン33の高速域での油圧の過度の立ち上がりを
なくすことができる(図6中矢印C部参照)。
されている際に、大きな路面入力により可動部34がア
ウターピストン32に対して上昇して第2油圧室36内
が急激に圧縮された場合、第2油圧室36内の圧油がピ
ストン82に働き、圧縮ばね85の付勢力に抗してピス
トン軸81に対してピストン82だけを下方に押し下げ
る。この間、ピストン軸81は移動が規制された状態に
なっている(図9参照)。第2油圧室36内が更に圧縮
されて所定範囲以上の圧力が作用すると、第2油圧室3
6の圧油がピストン82をピストン軸81と共に更に押
し下げる。このため、急激な圧力の増大を防いでインナ
ーピストン33の高速域での油圧の過度の立ち上がりを
なくすことができる(図6中矢印C部参照)。
【0039】この状態から、第2油圧室36内が急激に
伸びに転じた場合、第2油圧室36の内部の圧力が急激
に減少することになるが、圧縮ばね85の付勢力によっ
てピストン82が上方に付勢されて第2油圧室36内に
強制的に圧油を供給する。このため、第2油圧室36内
にキャビテーションが発生することがなく、指令電圧に
応じてピストン速度の高速域であっても安定した減衰力
を得ることができる(図6中矢印D部参照)。
伸びに転じた場合、第2油圧室36の内部の圧力が急激
に減少することになるが、圧縮ばね85の付勢力によっ
てピストン82が上方に付勢されて第2油圧室36内に
強制的に圧油を供給する。このため、第2油圧室36内
にキャビテーションが発生することがなく、指令電圧に
応じてピストン速度の高速域であっても安定した減衰力
を得ることができる(図6中矢印D部参照)。
【0040】従って、前述同様に、姿勢制御時の大きな
路面入力による過度の油圧の立ち上がりを防止すること
ができ、乗り心地を向上させることができると共に、ア
クチュエータ31が高速で伸び側に転じた際に、キャビ
テーションの発生を抑制して減衰力の発生遅れを防止
し、ショックの少ない乗り心地が得られる。
路面入力による過度の油圧の立ち上がりを防止すること
ができ、乗り心地を向上させることができると共に、ア
クチュエータ31が高速で伸び側に転じた際に、キャビ
テーションの発生を抑制して減衰力の発生遅れを防止
し、ショックの少ない乗り心地が得られる。
【0041】尚、上記実施形態例では、パワーステアリ
ング用の油圧ポンプ38によって作動されるアクチュエ
ータ31を備えたサスペンション装置に適用した例を説
明したが、専用の油圧ポンプによって作動されるアクチ
ュエータであってもよい。
ング用の油圧ポンプ38によって作動されるアクチュエ
ータ31を備えたサスペンション装置に適用した例を説
明したが、専用の油圧ポンプによって作動されるアクチ
ュエータであってもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明のサスペンション装置は、車輪と
車体の間の相対的な姿勢変化を吸収する複動型のアクチ
ュエータのインナーピストンに、所定範囲圧以上の油圧
力が作用するまではインナーピストンの作動を規制する
規制手段を備えたので、急激な油圧の変動が生じた場合
に、過度の油圧の立ち上がりによる過減衰及びキャビテ
ーションの発生による減衰力の発生遅れが生じることが
ない。この結果、姿勢制御の路面入力時に乗り心地を向
上させることができると共に、ショックの少ない乗り心
地が得られる。
車体の間の相対的な姿勢変化を吸収する複動型のアクチ
ュエータのインナーピストンに、所定範囲圧以上の油圧
力が作用するまではインナーピストンの作動を規制する
規制手段を備えたので、急激な油圧の変動が生じた場合
に、過度の油圧の立ち上がりによる過減衰及びキャビテ
ーションの発生による減衰力の発生遅れが生じることが
ない。この結果、姿勢制御の路面入力時に乗り心地を向
上させることができると共に、ショックの少ない乗り心
地が得られる。
【0043】また、インナーピストンを中空状に形成す
ると共に中空部にフリーピストンを移動自在に配し、イ
ンナーピストンにオリフィスを形成して中空部に高圧ガ
スを充填することにより規制手段を構成したので、高圧
ガスの封入圧を任意に設定することで、減衰特性の設定
を任意に選択することができる。また、インナーピスト
ンのピストン軸に可動ピストンを移動自在に設けると共
に、ばねによって油圧室側に可動ピストンを付勢するよ
うにして規制手段を構成したので、構成の簡素化とメン
テナンス性の向上を図ることができる。
ると共に中空部にフリーピストンを移動自在に配し、イ
ンナーピストンにオリフィスを形成して中空部に高圧ガ
スを充填することにより規制手段を構成したので、高圧
ガスの封入圧を任意に設定することで、減衰特性の設定
を任意に選択することができる。また、インナーピスト
ンのピストン軸に可動ピストンを移動自在に設けると共
に、ばねによって油圧室側に可動ピストンを付勢するよ
うにして規制手段を構成したので、構成の簡素化とメン
テナンス性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る車両のサスペンショ
ン装置におけるアクチュエータの油圧回路構成図。
ン装置におけるアクチュエータの油圧回路構成図。
【図2】アクチュエータの構造説明図。
【図3】図2中の要部拡大図。
【図4】インナーピストンの要部拡大図。
【図5】インナーピストンの要部拡大図。
【図6】アクチュエータの発生力とピストン速度との関
係を表すグラフ。
係を表すグラフ。
【図7】本発明の他の実施態様に係る規制手段を備えた
アクチュエータの要部拡大図。
アクチュエータの要部拡大図。
【図8】インナーピストンの要部拡大図。
【図9】インナーピストンの要部拡大図。
【図10】従来のサスペンション装置におけるアクチュ
エータの油圧回路構成図。
エータの油圧回路構成図。
【図11】アクチュエータの発生力とピストン速度との
関係を表すグラフ。
関係を表すグラフ。
31 アクチュエータ 32 本体 33 ピストンロッド 34 可動部 35 第1油圧室 36 第2油圧室 37 圧縮コイルばね 38 油圧ポンプ 40 切替弁 44 電磁圧力制御弁 71 中空部 72 スリーブ 73 ピストン 74 ナット 75 ディスタンスリング 76 フリーピストン 77 オリフィス 78 窒素ガス(N2 ガス) 81 軸部 82 可動ピストン 83 ナット 84 フランジ 85 圧縮ばね 86 緩衝部材 91 車体 92 ストラットインシュレータ 93 ベース 94 ナックル 95 ガス封入口 96 第1接続ポート 97 第2接続ポート 98,99 エア抜きバルブ 100 ドレン配管 101 スプリングシートアッパー 102 スプリングシートロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 達也 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の各車輪と車体側との間に介装され
インナーピストン及びアウターピストンを有し車輪と車
体の間の相対的な姿勢変化を吸収する複動型のアクチュ
エータと、該アクチュエータに圧油を供給する油圧供給
装置と、該油圧供給装置と前記アクチュエータとの間に
設けられ該アクチュエータの油圧力を制御する制御弁
と、前記アクチュエータのインナーピストンに組み込ま
れ該インナーピストンに所定範囲圧以上の油圧力が作用
するまでは該インナーピストンの作動を規制する規制手
段とを備えたことを特徴とするサスペンション装置。 - 【請求項2】 前記規制手段は、前記インナーピストン
を中空状に形成すると共に中空部にフリーピストンを移
動自在に配し、前記インナーピストンの油圧室と前記フ
リーピストンとの間における前記インナーピストンにオ
リフィスを形成し、前記フリーピストンを挟んで前記オ
リフィスの反対側の前記中空部に高圧ガスを充填したこ
とを特徴とする請求項1に記載のサスペンション装置。 - 【請求項3】 前記規制手段は、前記インナーピストン
のピストン軸に可動ピストンを移動自在に設けると共
に、該可動ピストンを前記インナーピストンの油圧室側
に付勢するばねを備えたことを特徴とする請求項1に記
載のサスペンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP297996A JPH09196100A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | サスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP297996A JPH09196100A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | サスペンション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196100A true JPH09196100A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11544500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP297996A Withdrawn JPH09196100A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | サスペンション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196100A (ja) |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP297996A patent/JPH09196100A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |