JPH09200437A - 両面原稿読取装置 - Google Patents

両面原稿読取装置

Info

Publication number
JPH09200437A
JPH09200437A JP8023040A JP2304096A JPH09200437A JP H09200437 A JPH09200437 A JP H09200437A JP 8023040 A JP8023040 A JP 8023040A JP 2304096 A JP2304096 A JP 2304096A JP H09200437 A JPH09200437 A JP H09200437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
line
encoded
document
encoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8023040A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Tsukioka
康訓 月岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8023040A priority Critical patent/JPH09200437A/ja
Publication of JPH09200437A publication Critical patent/JPH09200437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大型化することなく1つの符号化器で
両面原稿の各面の画データを符号化してそれら各面毎の
符号化画データを得ることができる両面原稿読取装置を
提供すること。 【解決手段】 両面原稿の各面をそれぞれ読み取る第1
及び第2読取手段からのラインデータを符号化手段で交
互に符号化し、その符号化ラインデータを第1読取手段
側符号化ラインデータと第2読取手段側符号化ラインデ
ータとに分離して、それぞれの符号化ラインデータを第
1及び第2の符号化画データ蓄積手段にそれぞれ順次蓄
積することにより前記両面原稿の一方の面の符号化画デ
ータと他方の面の符号化画データとをそれぞれ得ること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の両面を読み
取って各面毎の画データを得る両面原稿読取装置に関
し、特に、相対的に副走査される原稿の両面のうちの一
方の面を第1読取手段によりライン単位で読み取って得
た画データと、前記原稿の他方の面を第2読取手段によ
りライン単位で読み取って得た画データとをそれぞれ符
号化して前記各面毎の符号化画データを得る両面原稿読
取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−124680号広報に見られ
るような、副走査される原稿の両面を同時的に読み取る
従来の装置では、原稿の両面を画面毎に読み取るため
に、画面毎の読取部を備える必要がある。その各面毎の
読取部からは、原稿の各面を読み取って得た画データが
それぞれ出力される。
【0003】一般に、原稿読取装置の読取部が出力する
画データの情報量は膨大であり、そのまま処理するとす
ると、その画データを記憶するためのメモリや、その画
データを伝送するための伝送容量を多量に確保しなけれ
ばならない。そのため、通常は、読取部が出力する画デ
ータの情報量を圧縮するために符号化して、ページ単位
の符号化画データに変換し、その符号化画データをペー
ジ単位でメモリに蓄積したり伝送したりすることによ
り、メモリや伝送容量の節約を計っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の両面原稿を読み取る装置では、両面原稿の各面毎の
読取部が原稿の長さ(副走査範囲)以内の差をもって配
置された場合は、それらの読取部が、両面原稿のそれぞ
れの面を同時に読み取っている期間が存在するために、
各読取部から出力される画データを同時に符号化処理し
なければならない期間が存在する。
【0005】そのため、各面毎の読取部からの画データ
をそれぞれ符号化するためには2つの符号化器が必要で
コストが嵩む問題があった。
【0006】一方、上記従来の両面原稿を読み取る装置
において、両面原稿の各面毎の読取部が原稿の長さ以上
の差をもって配置された場合は、1枚の両面原稿のそれ
ぞれの面を同時に読み取っている期間が存在しないため
に各読取部から出力される画データを同時に符号化処理
する必要はなくなるが、その分各読取部に原稿を読み取
らせるために必要な、原稿の副走査のための搬送経路が
長くなるため、装置が大型化することになり、やはりコ
ストが嵩んでしまう問題があった。
【0007】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、装置を大型化することなく1つの符号化器で両面
原稿の各面の画データを符号化してそれら各面毎の符号
化画データを得ることができる両面原稿読取装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の両面原稿読取装置は、相対的に副走
査される原稿の両面のうちの一方の面を第1読取手段に
よりライン単位で読み取って得た画データと、前記原稿
の他方の面を第2読取手段によりライン単位で読み取っ
て得た画データとをそれぞれ符号化して前記各面毎の符
号化画データを得る両面原稿読取装置において、前記第
1及び第2読取手段は、それぞれの副走査方向の読取位
置が前記原稿を挟んで互いにほぼ一致する配置で設けら
れる一方、前記第1及び第2読取手段からそれぞれ順次
出力される前記原稿の副走査範囲分のラインデータを交
互に切り換えて選択出力するライン選択手段と、そのラ
イン選択手段から出力されるラインデータを順次符号化
して符号化ラインデータを出力する符号化手段と、その
符号化手段から出力される符号化ラインデータを、前記
第1読取手段で読み取れられて符号化された第1読取手
段側符号化ラインデータと、前記第2読取手段で読み取
れられて符号化された第2読取手段側符号化ラインデー
タとに分離する符号化ライン分離手段と、その符号化ラ
イン分離手段によりそれぞれ分離された第1及び第2読
取手段側符号化ラインデータをそれぞれ順次蓄積して前
記原稿の一方の面の符号化画データと他方の面の符号化
画データとをそれぞれ得る第1及び第2の符号化画デー
タ蓄積手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の両面原稿読取装置は、相対
的に副走査される原稿の両面のうちの一方の面を第1読
取手段によりライン単位で読み取って得た画データと、
前記原稿の他方の面を第2読取手段によりライン単位で
読み取って得た画データとをそれぞれ符号化して前記各
面毎の符号化画データを得る両面原稿読取装置におい
て、前記第1及び第2読取手段は、それぞれの副走査方
向の読取位置が前記原稿を挟んで互いに異なる配置で設
けられると共にそれぞれの読取位置の副走査方向のずれ
に応じて前記原稿の副走査範囲を含みその原稿の副走査
範囲よりも広い共通の副走査範囲分のラインデータを出
力する一方、前記第1及び第2読取手段からそれぞれ順
次出力されるラインデータを交互に切り換えて選択出力
するライン選択手段と、そのライン選択手段からの出力
される前記共通の副走査範囲分のラインデータのうちの
前記第1及び第2読取手段の配置位置のずれに応じた先
頭の所定ライン数のライン分のラインデータについては
符号化ラインデータを出力せず、その所定ライン数以後
の前記原稿の副走査範囲に含まれるラインデータのみを
順次符号化して符号化ラインデータを出力する符号化手
段と、その符号化手段から出力される符号化ラインデー
タを、前記第1読取手段で読み取られて符号化された第
1読取手段側符号化ラインデータと、前記第2読取手段
で読み取られて符号化された第2読取手段側符号化ライ
ンデータとに分離する符号化ライン分離手段と、その符
号化ライン分離手段によりそれぞれ分離された第1及び
第2読取手段側符号化ラインデータをそれぞれ順次蓄積
して前記原稿の一方の面の符号化画データと他方の面の
符号化画データとをそれぞれ得る第1及び第2の符号化
画データ蓄積手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の両面原稿読取装置は、請求
項2記載の両面原稿読取装置において、前記所定ライン
数を設定する先頭無効ライン数設定手段を備えたことを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る両面原稿読取装置を
構成の一部として含むG3ファクシミリ装置を示してい
る。
【0013】同図において、スキャナ部3は、両面原稿
を読み取るためのものであり、原稿の表裏両面のそれぞ
れの面をライン単位で読み取るための密着センサ1a及
び1bと、それらの密着センサがそれぞれ読み取ったア
ナログライン信号を2値化してラインデータを出力する
表面読取部2a及び裏面読取部2bと、原稿を密着セン
サ1a及び1bに対して相対的に副走査する、図示しな
い原稿搬送手段とから構成されている。
【0014】符号化復号化部4は、表面読取部2a及び
裏面読取部2bからのラインデータを、MH、MR、M
MR方式等の符号化方式で1ラインずつ符号化して符号
化ラインデータを出力する一方、受信画データを復号化
するものである。画像メモリ5は、符号化復号化部4で
ライン単位で符号化された符号化ラインデータを順次格
納したり、受信画データを蓄積することによりページ単
位の符号化画データを蓄積するものである。
【0015】プロッタ6は、符号化復号化部4で復号さ
れた、画像メモリ5に蓄積されたページ単位の符号化画
データを記録出力するものである。つまり、画像メモリ
5に蓄積された符号化画データが受信画データであれ
ば、ファクシミリ装置としての記録出力動作をし、画像
メモリ5に蓄積された符号化画データがスキャナ部3か
らのものであれば、複写機としての記録出力動作をす
る。
【0016】CPU7は、装置各部を制御するものであ
る。ROM8は、CPU7の動作手順や各種データが予
め記憶されているものである。RAM9は、CPU7の
作業領域として一時的なデータが格納される一方、スキ
ャナ部3と、符号化復号部4との間に介在して、それら
の処理速度の変動を緩衝するためのラインバッファ群
(これについては後述する)が確保されているものであ
る。
【0017】モデム10は、送受信信号を変換復調を行
うものであり、網制御部11は、所定の手順によりファ
クシミリ装置を回線に接続するためのものである。操作
表示部12は、ユーザからの各種入力を受け入れると共
に、ユーザに対して装置の動作状況やメッセージを表示
するためのものである。
【0018】図2は、図1に示したファクシミリ装置を
本発明に係る両面原稿読取装置として見た場合の模式的
構成を示している。
【0019】同図において、表面読取部2a及び裏面読
取部2bは、それぞれ、それらに対して相対的に副走査
される1枚の両面原稿の表面及び裏面のラインデータを
並行して出力している。
【0020】それら並行して出力されるラインデータ
は、CPU7により表裏交互に読み出されて、読み出さ
れた順にRAM9に確保されたラインバッファ群9aに
格納される。この動作は、模式的にいうならば、図2に
示すように、表面読取部2a及び裏面読取部2bからそ
れぞれ出力されるラインデータをCPU7がスイッチS
W1を交互に切り換えることにより選択出力してライン
バッファ群9aに入力するものともいえる。
【0021】ラインバッファ群9aは、ラインバッファ
0からラインバッファ9までの10本のラインバッファ
から構成されている。CPU7が表面読取部2aまたは
裏面読取部2bから読み出したラインデータを何番目の
ラインバッファに格納するかは、書き込みポインタPw
の値によって決まる。書き込みポインタPwは、ライン
データが、現時点の書き込みポインタPwの示すライン
バッファに書き込まれる毎にCPU7によってカウント
アップされる10進カウンタであり、0、1、2、…、
8、9とカウントアップされると、次のカウントでは、
桁上がりが無視されて再び0に戻って同様のカウントア
ップが繰り返されるものである。
【0022】ラインバッファ群9aに格納されたライン
データは、CPU7により、書き込まれた順に読み出さ
れて符号化復号化部4に入力される。その際、どのライ
ンバッファから読み出すかは、読み出しポインタPrの
値によって決まる。読み出しポインタPrは、書き込み
ポインタPwと同様に、ラインデータが、現時点の読み
出しポインタPrの示すラインバッファから読み出され
る毎にCPU7によってカウントアップされる10進カ
ウンタであり、0、1、2、…、8、9とカウントアッ
プされると、次のカウントでは、桁上がりが無視されて
再び0に戻って同様のカウントアップが繰り返されるも
のである。
【0023】このように、ラインバッファ群9aを介す
ることにより、表面読取部2a及び裏面読取部2bと、
符号化復号化部4との処理速度の変動が緩衝されつつ、
符号化復号化部4に交互に入力される表面側ラインデー
タ及び裏面側ラインデータは、符号化復号化部4により
符号化されて符号化ラインデータとして出力される。
【0024】符号化復号化部4から出力される符号化ラ
インデータは、表面読取部2aで読み取られた表面側ラ
インデータを符号化した表面側符号化ラインデータと、
裏面読取部2bで読み取られた裏面側ラインデータを符
号化した裏面側符号化ラインデータとが混在したもので
あるが、その混在する符号化ラインデータは、CPU7
により表面側符号化ラインデータと、裏面側符号化ライ
ンデータとにより分離され、表面側符号化ラインデータ
は、表面画データ蓄積メモリ5aに、裏面側符号化ライ
ンデータは、裏面画データ蓄積メモリ5bに順次格納さ
れる。この動作は、模式的にいうならば、図2に示すよ
うに、符号化復号化部4から出力される符号化ラインデ
ータをCPU7がスイッチSW2を切り換えることによ
り、表面側符号化ラインデータと、裏面側符号化ライン
データとに分離して表面画データ蓄積メモリ5a及び裏
面画データ蓄積メモリ5bにそれぞれ入力するものとも
いえる。
【0025】このように、符号化復号化部4から順次出
力される符号化ラインデータを、表面側符号化ラインデ
ータと、裏面側符号化ラインデータとにより分離して、
それぞれの符号化ラインデータをそれぞれ表面画データ
蓄積メモリ5aと、裏面画データ蓄積メモリ5bとに分
けて順次蓄積するとことにより、表面画データ蓄積メモ
リ5aには、原稿の表面のページの符号化画データが、
裏面画データ蓄積メモリ5bには、原稿の裏面のページ
の符号化画データがそれぞれ得られることになる。
【0026】それら表面画データ蓄積メモリ5aと、裏
面画データ蓄積メモリ5bとにそれぞれ得られた両面原
稿の各ページ毎の符号化画データに対しては、前述した
ように、相手ファクシミリ装置に送信したり、プロッタ
6により記録出力したりする等の後段処理がなされる。
【0027】以上簡単に説明した図2に示す構成によ
り、両面原稿の表面及び裏面に対応して表面読取部2a
及び裏面読取部2bからそれぞれ出力される表面側ライ
ンデータと、裏面側ラインデータとは、1つの符号化器
である符号化復号化部4により符号化された後に表面側
符号化ラインデータ及び裏面側符号化ラインデータとに
分離されて、それぞれ両面原稿の表面及び裏面ページ毎
の符号化画データにまとめられるため、従来のように、
両面原稿の各面毎の読取部が、原稿の副走査範囲内に配
置された場合でも、それぞれの読取部に対応して2つの
符号化器を設ける必要がなくなる。したがって、装置の
大型化なしに符号化器を1つにすることができる。
【0028】次に、図2に示した本発明に係る両面原稿
読取装置における具体的な符号化処理手順について説明
する。
【0029】その処理手順としては、表面読取部2a
と、裏面読取部2bとの原稿の副走査方向の相対的な読
取位置によって2通りの手順がある。すなわち、表面読
取部2aと裏面読取部2bとの原稿の副走査方向の相対
的な読取位置が一致する場合と一致しない場合である。
なお、表面読取部2a及び裏面読取部2bの副走査方向
の相対的な読取位置とは、それらの各読取部が読み取っ
ている主走査ラインの副走査方向の位置の差であり、具
体的には、各読取部に対応する密着センサ1a及び1b
がそれぞれ備える、主走査ライン方向に一列に配置され
た光電変換素子の副走査方向の互いの距離である。な
お、本実施の形態のように、原稿を読み取るためのイメ
ージセンサが密着センサの場合は光電変換素子の位置が
そのまま読取位置となるが、それ以外のイメージセンサ
(CCD)ついては、そのイメージセンサに入力される
主走査ライン画像の原稿搬送経路における副走査方向の
位置として一般化して考えることができる。
【0030】図3は、表面読取部2aと裏面読取部2b
との原稿の副走査方向の相対的な読取位置が一致する場
合の、密着センサ1a及び1bの配置を示している。同
図において、密着センサ1a及び1bは、それぞれの副
走査方向の読取位置1a及び1bが原稿を挟んで互いに
ほぼ一致する配置で設けられている。なお、密着センサ
1a及び1bの手前に設けられたセンサS2及びそのセ
ンサS2よりも更に手前に設けられたセンサS1はスキ
ャナ部3の構成に含まれるものであり、同図に示される
移動方向に読み取るべき原稿が移動する際に、原稿の先
端及び後端を光学的に検出する既知の原稿端検出センサ
である。センサS1は、密着センサ1a及び1bよりも
ずっと手前に設けられ、原稿の先端を検出するとで、読
み取るべき原稿が接近していることを検出するものであ
り、スキャナ部3は、センサS1が原稿の接近を検出す
ると原稿読取のための準備をする。センサS2は、密着
センサ1a及び1bの近傍に設けられ、密着センサ1a
及び1bが原稿の先端から正確に読み取りを開始できる
ようにするための基準を与えるものである。
【0031】図4は、表面読取部2aと裏面読取部2b
との原稿の副走査方向の相対的な読取位置が互いに異な
る場合の、密着センサ1a及び1bの配置を示してい
る。同図において、密着センサ1a及び1bは、それぞ
れの副走査方向の読取位置1a及び1bが原稿を挟んで
互いに異なる配置で設けられている。なお、密着センサ
1a及び1bの手前に設けられたセンサS2及びそのセ
ンサS2よりも更に手前に設けられたセンサS1はスキ
ャナ部3の構成に含まれるものであり、同図に示される
移動方向に読み取るべき原稿が移動する際に、原稿の先
端及び後端を光学的に検出する既知の原稿端検出センサ
である。センサS1は、密着センサ1a及び1bよりも
ずっと手前に設けられ、原稿の先端を検出するとで、読
み取るべき原稿が接近していることを検出するものであ
り、スキャナ部3は、センサS1が原稿の接近を検出す
ると原稿読取のための準備をする。センサS2は、密着
センサ1a及び1bの近傍に設けられ、密着センサ1a
及び1bが原稿の先端から正確に読み取りを開始できる
ようにするための基準を与えるものである。
【0032】さて、まず、図2に示した本発明に係る両
面原稿読取装置において、図3に示すように表面読取部
2aと裏面読取部2bとの原稿の副走査方向の相対的な
読取位置が一致する場合の具体的な符号化処理手順につ
いて、図5及び図6を参照して説明する。なお、CPU
7は、ラインバッファ群9aを介することにより、以下
説明する符号化処理手順と並行して、スキャナ部3を制
御することによる原稿読取処理を行っているが、その原
稿読取処理については、以下の符号化処理手順の説明に
おいて、随時説明する。
【0033】それらの図において、CPU7は、初期化
処理101において、各種フラグの初期化や符号化復号
化部4の初期化を行う。そして、スキャナ部3によって
これから読み取られようとする両面原稿の副走査範囲
(原稿を副走査方向に読み取るのに要する主走査ライン
数)を示す総ライン数Lmaxに、通常の原稿ではあり
得ないような大きな値である、仮の値FFFFHを代入
し(処理102)、符号化処理済みライン数を示すライ
ン数カウンタClに0を代入し(理103)、前述の読
み出しポインタPrに0を代入し(処理104)、表面
フラグFhに1を代入し(処理105)、表面及び裏面
画データ蓄積メモリ5a及び5bのそれぞれの格納アド
レスをそれぞれの初期値に設定する(処理106)。
【0034】そして、次に、ラインバッファにデータが
あるかを調べる(判断107)。ラインバッファにデー
タがあるということは、原稿読取処理によりスキャナ部
3の表面読取部2a及び裏面読取部2bからのラインデ
ータがラインバッファに入力されており、かつ、まだ符
号化処理していないラインデータがあるかということで
あるから、未処理のラインバッファ数をカウントし、そ
のカウント値が0がどうかを調べることにより判断でき
る。
【0035】ラインバッファにデータがない間は、ライ
ンバッファにデータがある状態になるまで待機する(判
断107のNoループ)。ラインバッファにデータがあ
る状態になりうるのは、原稿の副走査を順次行っている
原稿読取処理において、センサS2が原稿の先端を検出
してから、予めわかっているセンサS2の位置から密着
センサ1a及び1bの読取位置1a及び1b(これらの
位置は一致している)まで原稿の先端が変位するのに要
する副走査幅(主走査ライン数に換算できる)だけ原稿
を副走査したときに表面読取部2a及び裏面読取部2b
で同時に原稿の読取を開始した後である。
【0036】このようにしてラインバッファにデータが
ある状態になった場合(判断107のYes)は、次に
総ライン数LMAXが、原稿読取処理から通知されてい
るかを調べる(判断108)。この総ライン数LMAX
は、原稿読取処理においてセンサS2が原稿の先端を検
出してから原稿の後端を検出するまでの副走査幅(原稿
の副走査範囲)を主走査ライン数に換算した値である。
センサS2は、密着センサ1a及び1bよりも手前にあ
るため、総ライン数LMAXは、この符号化処理を終了
するまでに必ず原稿読取処理から通知されるものであ
る。
【0037】総ライン数LMAXが、原稿読取処理から
通知されている場合(判断108のYes)は、符号化
処理における総ライン数Lmaxに通知されたLMAX
を代入して(これにより、以後、符号化処理は、読み取
っている原稿の副走査範囲を知ったことになる)、判断
110に移る。通知されていない場合(判断108のN
o)は、ないもしないで判断110に移る。
【0038】CPU7は、判断110では、表面フラグ
Fhが1であるかを調べ、1(表面)であれば、処理1
11から処理114までの表面符号化処理を順次実行し
て処理120に移り、0(裏面)であれば、処理115
から処理119までの裏面符号化処理を順次実行して処
理120に移る。
【0039】先ず、表面符号化処理では、読み出しポイ
ンタPrの示すラインバッファからラインデータを読み
出して符号化復号化部4に入力することにより1ライン
符号化(本実施の形態では、MH方式であるとする)し
(処理111)、その符号化された符号化ラインデータ
を表面画データ蓄積メモリ5aの格納アドレスに格納し
(処理112)、処理112で新たに格納された符号化
ラインデータの最後のデータのアドレスの次のアドレス
を新たな格納アドレスとして更新する(処理113)。
そして、表面フラグFhに0を代入する(処理11
4)。なお、符号化処理では、読み出しポインタPrの
示すラインバッファからラインデータを読み出している
が、原稿読取処理では、書き込みポインタPwの示すラ
インバッファに表面読取部2aからのラインデータと、
裏面読取部2bからのラインデータが交互に入力されて
いる。また、その入力順は、表面読取部2aからのライ
ンデータが先で裏面読取部2bからのラインデータが後
である。したがって、ラインバッファから読み出される
ラインデータも、表面読取部2aからのものが先で裏面
読取部からのものが後になる。
【0040】さて、一方、裏面符号化処理では、読み出
しポインタPrの示すラインバッファからラインデータ
を読み出して符号化復号化部4に入力することにより1
ライン符号化し(処理115)、その符号化された符号
化ラインデータを裏面画データ蓄積メモリ5bの格納ア
ドレスに格納し(処理116)、処理116で新たに格
納された符号化ラインデータの最後のデータのアドレス
の次のアドレスを新たな格納アドレスとして更新する
(処理117)。そして、表面フラグFhに1を代入し
(処理118)、ライン数カウンタClを1だけカウン
トアップする(処理119)。
【0041】以上の表面符号化処理または裏面符号化処
理がなされた後に読み出しポインタPrを1だけカウン
トアップした(処理120)た後、ライン数カウンタC
lの値が総ライン数Lmaxに達したかを調べる(判断
121)。達していれば(判断121のYes)、符号
化すべき原稿の副走査範囲のすべてについて符号化が完
了したことになるため、表面及び裏面画データ蓄積メモ
リのそれぞれの格納アドレスにRTCコードを格納する
(処理123)。達していなければ(判断121のN
o)、まだ、符号化すべき原稿の副走査範囲のすべてに
ついては符号化が完了していないことになるため判断1
07に戻り、符号化処理を繰り返す。
【0042】以上の符号化手順により、原稿の副走査範
囲分の表裏両面の各ラインデータが、表面側ラインデー
タから開始されて、表面側ラインデータ、裏面側ライン
データの順に交互に符号化され、それら符号化された表
面側符号化ラインデータ及び裏面側符号化ラインデータ
がそれぞれ表面及び裏面画データ蓄積メモリ5a及び5
bにそれぞれ順次格納されて、最終的には表面及び裏面
ページ毎の符号化画データが、表面及び裏面画データ蓄
積メモリ5a及び5bに蓄積された状態で得られる。
【0043】図7に、以上の符号化手順により処理され
る、原稿の副走査範囲分の表裏両面の各ラインデータの
処理順序を示す。なお、以上の符号化手順では、表面側
ラインデータを先に処理し、裏面データを次に処理する
ようにしたが、表か裏かは、単に両面原稿の各面を区別
する記号的な意味しか持たないため、逆の順序で処理す
ることがてきるのはいうまでもない。
【0044】次に、図2に示した本発明に係る両面原稿
読取装置において、図4に示すように表面読取部2aと
裏面読取部2bとの原稿の副走査方向の相対的な読取位
置が異なる場合の具体的な符号化処理手順について、図
8及び図9を参照して説明する。なお、CPU7は、ラ
インバッファ群9aを介することにより、以下説明する
符号化処理手順と並行して、スキャナ部3を制御するこ
とによる原稿読取処理を行っているが、その原稿読取処
理については、以下の符号化処理手順の説明において、
随時説明する。
【0045】それらの図において、CPU7は、初期化
処理201において、各種フラグの初期化や符号化復号
化部4の初期化を行う。そして、スキャナ部3によって
これから読み取られようとする両面原稿の副走査範囲
(原稿を副走査方向に読み取るのに要する主走査ライン
数)を示す総ライン数Lmaxに、通常の原稿ではあり
得ないような大きな値である、仮の値FFFFHを代入
し(処理202)、表面ライン数カウンタClhに値L
aを代入し(処理203)、裏面ライン数カウンタCl
uに値Lbを代入する(処理理204)。なお、値La
及びLbは、図4に示すように、原稿端検出センサS2
から密着センサ1a及び1bの副走査方向の読取位置1
a及び1bまでの距離を、その距離だけ副走査するのに
要する主走査ライン数に換算したものであり、予め知る
ことが値である。
【0046】そして、表面加算フラグFkhに0を代入
し(処理205)、裏面加算フラグFkuに0を代入し
(処理206)、前述の読み出しポインタPrに0を代
入し(処理207)、表面フラグFhに1を代入し(処
理208)、表面及び裏面画データ蓄積メモリ5a及び
5bのそれぞれの格納アドレスをそれぞれの初期値に設
定する(処理209)。
【0047】そして、次に、ラインバッファにデータが
あるかを調べる(判断210)。ラインバッファにデー
タがあるということは、原稿読取処理によりスキャナ部
3の表面読取部2a及び裏面読取部2bからのラインデ
ータがラインバッファに入力されており、かつ、まだ符
号化処理していないラインデータがあるかということで
あるから、未処理のラインバッファ数をカウントし、そ
のカウント値が0がどうかを調べることにより判断でき
る。
【0048】ラインバッファにデータがない間は、ライ
ンバッファにデータがある状態になるまで待機する(判
断210のNoループ)。ラインバッファにデータがあ
る状態になりうるのは、原稿の副走査を順次行っている
原稿読取処理において、センサS2が原稿の先端を検出
したときに表面読取部2a及び裏面読取部2bで同時に
原稿の読取を開始した後である。
【0049】このようにしてラインバッファにデータが
ある状態になった場合(判断210のYes)は、次に
総ライン数LMAXが、原稿読取処理から通知されてい
るかを調べる(判断211)。この総ライン数LMAX
は、原稿読取処理においてセンサS2が原稿の先端を検
出してから原稿の後端を検出するまでの副走査幅(原稿
の副走査範囲)を主走査ライン数に換算した値である。
センサS2は、密着センサ1a及び1bよりも手前にあ
るため、総ライン数LMAXは、この符号化処理を終了
するまでに必ず原稿読取処理から通知されるものであ
る。
【0050】総ライン数LMAXが、原稿読取処理から
通知されている場合(判断211のYes)は、符号化
処理における総ライン数Lmaxに通知されたLMAX
を代入して(これにより、以後、符号化処理は、読み取
っている原稿の副走査範囲を知ったことになる)、判断
213に移る。通知されていない場合(判断211のN
o)は、ないもしないで判断213に移る。
【0051】CPU7は、判断213では、表面フラグ
Fhが1であるかを調べ、1(表面)であれば、判断2
14以降の表面符号化処理を順次実行して処理232に
移り、0(裏面)であれば、判断223以降の裏面符号
化処理を順次実行して処理232に移る。
【0052】先ず、表面符号化処理では、表面ライン数
カウンタClhが0であるかを調べ(判断214)、0
でなければ(判断214のNo)、更に表面加算フラグ
Fkhが1かを調べ(判断215)、1であれば(判断
215のYes)、判断235に移り、1でなければ
(判断215のNo)、表面ライン数カウンタClhを
1だけカウントダウンして(処理222)、処理232
に移る。
【0053】表面ライン数カウンタClhが0であれば
(判断214のYes)、表面加算フラグFkhに1を
代入して(処理216)から、表面ライン数カウンタC
lhが総ライン数Lmaxに達しているかを調べ(判断
235)、既に達している場合(判断235のYes)
は、処理232に移り、まだ達していない場合(判断2
35のNo)は、読み出しポインタPrの示すラインバ
ッファからラインデータを読み出して符号化復号化部4
に入力することにより1ライン符号化(本実施の形態で
は、MH方式であるとする)し(処理217)、その符
号化された符号化ラインデータを表面画データ蓄積メモ
リ5aの格納アドレスに格納し(処理218)、処理2
18で新たに格納された符号化ラインデータの最後のデ
ータのアドレスの次のアドレスを新たな格納アドレスと
して更新する(処理219)。そして、表面フラグFh
に0を代入し(処理220)、表面ライン数カウンタC
lhを1だけカウントアップし(処理221)し、処理
232に移る。なお、符号化処理では、読み出しポイン
タPrの示すラインバッファからラインデータを読み出
しているが、原稿読取処理では、書き込みポインタPw
の示すラインバッファに表面読取部2aからのラインデ
ータと、裏面読取部2bからのラインデータが交互に入
力されている。また、その入力順は、表面読取部2aか
らのラインデータが先で裏面読取部2bからのラインデ
ータが後である。したがって、ラインバッファから読み
出されるラインデータも、表面読取部2aからのものが
先で裏面読取部からのものが後になる。
【0054】さて、一方、裏面符号化処理では、裏面ラ
イン数カウンタCluが0であるかを調べ(判断22
3)、0でなければ(判断223のNo)、更に裏面加
算フラグFkuが1かを調べ(判断224)、1であれ
ば(判断224のYes)、判断236に移り、1でな
ければ(判断224のNo)、裏面ライン数カウンタC
luを1だけカウントダウンして(処理231)、処理
232に移る。
【0055】裏面ライン数カウンタCluが0であれば
(判断223のYes)、裏面加算フラグFkuに1を
代入して(処理225)から、裏面ライン数カウンタC
luが総ライン数Lmaxに達しているかを調べ(判断
236)、既に達している場合(判断236のYes)
は、処理232に移り、まだ達していない場合(判断2
36のNo)は、読み出しポインタPrの示すラインバ
ッファからラインデータを読み出して符号化復号化部4
に入力することにより1ライン符号化し(処理22
6)、その符号化された符号化ラインデータを裏面画デ
ータ蓄積メモリ5bの格納アドレスに格納し(処理22
7)、処理227で新たに格納された符号化ラインデー
タの最後のデータのアドレスの次のアドレスを新たな格
納アドレスとして更新する(処理228)。そして、表
面フラグFhに1を代入し(処理229)、裏面ライン
数カウンタCluを1だけカウントアップし(処理23
0)し、処理232に移る。
【0056】以上の表面符号化処理または裏面符号化処
理がなされた後に読み出しポインタPrが1だけカウン
トアップされ(処理232)た後、表面ライン数カウン
タClh及び裏面ライン数カウンタCluの値のいずれ
もが総ライン数Lmaxに達したかを調べる(判断23
3)。達していれば(判断233のYes)、符号化す
べき原稿の表裏両面のそれぞれの副走査範囲のすべてに
ついて符号化が完了したことになるため、表面及び裏面
画データ蓄積メモリのそれぞれの格納アドレスにRTC
コードを格納する(処理234)。達していなければ
(判断233のNo)、まだ、符号化すべき原稿の表裏
両面のそれぞれの副走査範囲の、双方またはいずれか一
方の符号化が完了していないことになるため判断210
に戻り、符号化処理を繰り返す。
【0057】以上の符号化手順により、原稿端検出セン
サS2が、読み取るべき原稿の先端を検出すると同時に
表面読取部2a及び裏面読取部2bによる読取が開始さ
れる。そして、原稿の表面側については、読取が開始さ
れてからの主走査ライン数La分の主走査ラインについ
ては、それらのラインデータは、原稿の表面側の副走査
範囲に属さない無効なラインデータであるとして符号化
せずに廃棄し、主走査ライン数La分の主走査ラインを
読み取った後の、原稿の表面側の副走査範囲に属する総
ライン数LMAX分のラインデータが順次符号化され
て、原稿の表面側の符号化画データが得られる。
【0058】一方、原稿の裏面側については読取が開始
されてからの主走査ライン数Lb分の主走査ラインにつ
いては、それらのラインデータは、原稿の裏面側の副走
査範囲に属さない無効なラインデータであるとして符号
化せずに廃棄し、主走査ライン数Lb分の主走査ライン
を読み取った後の、原稿の裏面側の副走査範囲に属する
総ライン数LMAX分のラインデータが順次符号化され
て、原稿の裏面側の符号化画データが得られる。
【0059】また、原稿の表面側及び裏面側の副走査範
囲にそれぞれ属する総ライン数LMAX分のラインデー
タが共に全て符号化されるまでは、原稿の一方の面の側
の副走査範囲に属する総ライン数LMAX分のラインデ
ータの符号化が完了した後も、その一方の面の側では、
原稿の副走査範囲に続く無効な主走査ラインを読取り続
け、符号化処理において読み取ったラインデータの有効
無効を判断して有効なラインデータのみを符号化するよ
うにしているため、原稿読取処理における表面側及び裏
面側の読取処理の対称性が維持できる。
【0060】図10に、以上の符号化手順により処理さ
れる、原稿の副走査範囲を含み、その原稿の副走査範囲
よりも広い共通の副走査範囲を表面読取部2a及び裏面
読取部2bで読み取って得られた表裏両面の各ラインデ
ータの処理順序を示す。
【0061】同図において、表面側のラインデータにつ
いては、先頭からLa−1番目までの主走査ライン分の
ラインデータは、無効なダミーデータであり、La番目
からLMAX+La番目までのラインデータは、原稿の
副走査範囲に属する有効なラインデータであり、LMA
X+La+1番目からLMAX+Lbまでは、原稿の裏
面側の副走査範囲をすべて読み取るために読み取られた
ダミーデータである。
【0062】裏面側のラインデータについては、先頭か
らLb−1番目までの主走査ライン分のラインデータ
は、無効なダミーデータであり、Lb番目からLMAX
+Lb番目までのラインデータは、原稿の副走査範囲に
属する有効なラインデータである。なお、Lb>Laで
あるため、原稿の裏面側の副走査範囲をすべて読み取れ
ば、その時点では、原稿の表面側の副走査範囲の読取り
は、既に完了しているため、裏面側については、副走査
範囲の読取完了後における、原稿の表面側の副走査範囲
の読取りに合わせたダミーデータの読み取りは特に必要
ない。
【0063】以上のように、部品配置の都合上密着セン
サ1a及び1bの読取位置を原稿を挟んで互いに一致す
る位置に配置できない場合でも、1つの符号化器で両面
原稿の各面毎の読取部からのラインデータを符号化し
て、各面毎の符号化画データを得ることができるため、
部品配置の自由度を高めることができる。
【0064】なお、図8に示す手順では、表面ライン数
カウンタClhの初期値としてのLa及び、裏面ライン
数カウンタCluの初期値としてのLbを、既知の値と
して固定的なものとしたが、それらの値La及びLb
は、図4に示したように、原稿端検出センサS2と、密
着センサ1a及び1bとのそれぞれの距離に対応するた
め、装置毎に原稿端検出センサS2と、密着センサ1a
及び1bとのそれぞれの距離にばらつきがあると(装置
組立時における装置毎の部品取り付け位置のばらつきに
よりそのようなばらつきは生じやすい)、値La及びL
bを固定してしまうとすれば、それらの値La及びLb
が、原稿端検出センサS2と、密着センサ1a及び1b
とのそれぞれの距離に対応しなくなり、原稿の先端や後
端の一部を読取り損なう場合がある。
【0065】一方、装置毎の原稿端検出センサS2と、
密着センサ1a及び1bとのそれぞれの距離のばらつき
を小さく抑えようとすれば、その分、高精度な部品の組
み付け作業が必要となり、装置コストの増大を招く。
【0066】そのような問題を解決するためには、値L
a及びLbを固定的なものとするのではなく、装置毎に
可変できるようにすればよい。つまり、例えば、値La
及びLbの格納領域を書き換え可能なメモリであるRA
M9上に確保し、それらの格納領域を示す格納アドレス
をユーザにより操作表示部12から入力させると共に、
その格納アドレスの示す格納領域に格納すべき値を入力
させ、更に値La及びLbの書き換え許可コマンドを入
力させることにより、値La及びLbを書き換えできる
ようにすればよい。
【0067】そうすることで、ユーザは、値La及びL
bを書き換えながら図8及び図9に示した符号化手順を
実行して、スキャナ部3で読み取った両面原稿の画デー
タを符号化し、その符号化された画データをプロッタ6
に記録出力して、読み取った両面原稿と、読み取った画
データを記録出力したものとを比較し、原稿の先端や後
端が切れることなく読み取られているかを確認すること
で、装置毎の部品の組み付け状態に適合する値La及び
Lbを、各装置毎に設定することが可能となるため、高
精度な部品の組み付け作業が不要となり、装置コストを
低減することができる。
【0068】なお、以上説明した本発明の実施の形態に
係る両面原稿読取装置の符号化符号化部4におけるライ
ンデータの符号化においては、符号化対象ラインのみで
符号化が可能なMH方式で符号化したが、それら限ら
ず、MRやMMR符号化方式での符号化も可能である。
だだし、その場合、符号化対象ラインのみならず、その
符号化対象ラインの直前のラインを参照する必要があ
る。つまり、符号化復号化部4は、ラインバッファのう
ちの現時点の読み出しポインタPrの示す値のラインバ
ッファに格納されたラインデータを、MRやMMR符号
化方式で符号化する場合には、その読み出しポインタP
rの示す値の2つ前のラインバッファに格納されたライ
ンデータを参照して符号化する必要がある。なぜなら、
1つ前のラインバッファに格納されたラインデータは、
現時点の読み出しポインタPrの示す値のラインバッフ
ァに格納されたラインデータとは別の面のラインデータ
であるためである。
【0069】また、以上説明した本発明の実施の形態に
おいては、本発明をファクシミリ装置に適用した場合に
ついて説明したが、本発明は、それに限らず、複写機や
スキャナ等のその他の原稿読取装置に対しても同様に適
用でき得るものである。
【0070】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、それぞれ
の副走査方向の読取位置が前記原稿を挟んで互いにほぼ
一致する配置で設けられた前記第1及び第2読取手段か
らそれぞれ順次出力される前記原稿の副走査範囲分のラ
インデータは、ライン選択手段により交互に切り換えら
れて選択出力されて符号化手段に入力され、順次符号化
されて符号化ラインデータとして出力される。そして、
その符号化手段から出力される符号化ラインデータは、
符号化ライン分離手段により、前記第1読取手段で読み
取れられて符号化された第1読取手段側符号化ラインデ
ータと、前記第2読取手段で読み取れられて符号化され
た第2読取手段側符号化ラインデータとに分離されて、
それら分離された第1及び第2読取手段側符号化ライン
データが、それぞれ第1及び第2の符号化画データ蓄積
手段に順次蓄積されることにより、前記原稿の一方の面
の符号化画データと他方の面の符号化画データとが、そ
れぞれ得られる。したがって、片面原稿を読み取る場合
と同じ幅の副走査量で、両面原稿を読み取ることができ
るため、装置が大型化することもなく、1つの符号化器
で両面原稿の各面の画データを符号化してそれら各面毎
の符号化画データを得ることができるため、低コストな
両面原稿読取装置を実現することができる。
【0071】請求項2に係る発明によれば、それぞれの
副走査方向の読取位置が前記原稿を挟んで互いに異なる
配置で設けられた前記第1及び第2読取手段からは、そ
れぞれの読取位置の副走査方向のずれに応じて前記原稿
の副走査範囲を含みその原稿の副走査範囲よりも広い共
通の副走査範囲分のラインデータが出力され、それらの
ラインデータは、ライン選択手段により交互に切り換え
て選択出力されて符号化手段に入力される。その符号化
手段は、入力される前記共通の副走査範囲分のラインデ
ータのうちの前記第1及び第2読取手段の読取位置の副
走査方向のずれに応じた先頭の所定ライン数のライン分
のラインデータについては符号化ラインデータを出力せ
ず、その所定ライン数以後の前記原稿の副走査範囲に含
まれるラインデータのみを順次符号化して符号化ライン
データとして出力する。そして、その符号化手段から出
力される符号化ラインデータは、符号化ライン分離手段
により、前記第1読取手段で読み取れられて符号化され
た第1読取手段側符号化ラインデータと、前記第2読取
手段で読み取れられて符号化された第2読取手段側符号
化ラインデータとに分離されて、それら分離された第1
及び第2読取手段側符号化ラインデータが、それぞれ第
1及び第2の符号化画データ蓄積手段に順次蓄積される
ことにより、前記原稿の一方の面の符号化画データと他
方の面の符号化画データとが、それぞれ得られる。した
がって、部品配置の都合上第1及び第2の読取手段の配
置位置が、副走査方向にずれていても、そのずれに応じ
た先頭の所定ライン数のライン分のラインデータについ
ては符号化しないで廃棄し、原稿の副走査範囲に属する
ラインデータのみを符号化することで、請求項1記載の
両面原稿読取装置と同様に1つの符号化器で両面原稿の
各面の画データを符号化してそれら各面毎の符号化画デ
ータを得ることができるため、部品配置の自由度を高め
つつ、請求項1記載の両面原稿読取装置と同様の効果を
得ることができる。
【0072】請求項3に係る発明によれば、先頭無効ラ
イン数設定手段により、前記第1及び第2読取手段の副
走査方向の読取位置の実際のずれに応じて設定されるべ
き、先頭の何ライン分のラインデータを符号化しないで
廃棄するかを示す所定ライン数を任意に設定することが
できるため、組み付け位置の装置毎のバラツキにより第
1及び第2読取手段の副走査方向の読取位置のずれ量が
装置毎にばらついても、そのずれ量のバラツキを前記所
定ライン数の設定変更により容易に補正することができ
る。つまり、原稿の先端または後端を読み取り損なわな
いようにするために読取位置のずれ量を各装置について
ばらつきなく絶対的な高精度に保つ必要がないため、装
置の組立てコストを請求項2の両面原稿読取装置と比較
して低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る両面原稿読取装置の
模式的なブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る両面原稿読取装置の
原稿端検出センサと両面原稿の各面毎の密着センサとの
互いの位置関係を示す模式的な図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る両面原稿読取装置の
原稿端検出センサと両面原稿の各面毎の密着センサとの
互いの位置関係を示す別の模式的な図である。
【図5】両面原稿の各面毎の密着センサが図3に示す配
置の場合における本発明に係る両面原稿読取装置の符号
化処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図5と共に両面原稿の各面毎の密着センサが図
3に示す配置の場合における本発明に係る両面原稿読取
装置の符号化処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図5及び図6に示す符号化処理手順で処理され
るラインデータの処理順序を示す図である。
【図8】両面原稿の各面毎の密着センサが図4に示す配
置の場合における本発明に係る両面原稿読取装置の符号
化処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図8と共に両面原稿の各面毎の密着センサが図
4に示す配置の場合における本発明に係る両面原稿読取
装置の符号化処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図8及び図9に示す符号化処理手順で処理さ
れるラインデータの処理順序を示す図である。
【符号の説明】
1a、1b 密着センサ 2a 表面読取部 2b 裏面読取部 3 スキャナ部 4 符号化復号化部 5 画像メモリ 5a 表面画データ蓄積メモリ 5b 裏面画データ蓄積メモリ 6 プロッタ 7 CPU 8 ROM 9 RAM 9a ラインバッファ群 10 モデム 11 網制御部 12 操作表示部 13 システムバス S1、S2 原稿端検出センサ SW1、SW2 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に副走査される原稿の両面のうち
    の一方の面を第1読取手段によりライン単位で読み取っ
    て得た画データと、前記原稿の他方の面を第2読取手段
    によりライン単位で読み取って得た画データとをそれぞ
    れ符号化して前記各面毎の符号化画データを得る両面原
    稿読取装置において、 前記第1及び第2読取手段は、それぞれの副走査方向の
    読取位置が前記原稿を挟んで互いにほぼ一致する配置で
    設けられる一方、前記第1及び第2読取手段からそれぞ
    れ順次出力される前記原稿の副走査範囲分のラインデー
    タを交互に切り換えて選択出力するライン選択手段と、
    そのライン選択手段から出力されるラインデータを順次
    符号化して符号化ラインデータを出力する符号化手段
    と、その符号化手段から出力される符号化ラインデータ
    を、前記第1読取手段で読み取れられて符号化された第
    1読取手段側符号化ラインデータと、前記第2読取手段
    で読み取れられて符号化された第2読取手段側符号化ラ
    インデータとに分離する符号化ライン分離手段と、その
    符号化ライン分離手段によりそれぞれ分離された第1及
    び第2読取手段側符号化ラインデータをそれぞれ順次蓄
    積して前記原稿の一方の面の符号化画データと他方の面
    の符号化画データとをそれぞれ得る第1及び第2の符号
    化画データ蓄積手段とを備えたことを特徴とする両面原
    稿読取装置。
  2. 【請求項2】 相対的に副走査される原稿の両面のうち
    の一方の面を第1読取手段によりライン単位で読み取っ
    て得た画データと、前記原稿の他方の面を第2読取手段
    によりライン単位で読み取って得た画データとをそれぞ
    れ符号化して前記各面毎の符号化画データを得る両面原
    稿読取装置において、 前記第1及び第2読取手段は、それぞれの副走査方向の
    読取位置が前記原稿を挟んで互いに異なる配置で設けら
    れると共にそれぞれの読取位置の副走査方向ののずれに
    応じて前記原稿の副走査範囲を含みその原稿の副走査範
    囲よりも広い共通の副走査範囲分のラインデータを出力
    する一方、前記第1及び第2読取手段からそれぞれ順次
    出力されるラインデータを交互に切り換えて選択出力す
    るライン選択手段と、そのライン選択手段からの出力さ
    れる前記共通の副走査範囲分のラインデータのうちの前
    記第1及び第2読取手段の配置位置のずれに応じた先頭
    の所定ライン数のライン分のラインデータについては符
    号化ラインデータを出力せず、その所定ライン数以後の
    前記原稿の副走査範囲に含まれるラインデータのみを順
    次符号化して符号化ラインデータを出力する符号化手段
    と、その符号化手段から出力される符号化ラインデータ
    を、前記第1読取手段で読み取られて符号化された第1
    読取手段側符号化ラインデータと、前記第2読取手段で
    読み取られて符号化された第2読取手段側符号化ライン
    データとに分離する符号化ライン分離手段と、その符号
    化ライン分離手段によりそれぞれ分離された第1及び第
    2読取手段側符号化ラインデータをそれぞれ順次蓄積し
    て前記原稿の一方の面の符号化画データと他方の面の符
    号化画データとをそれぞれ得る第1及び第2の符号化画
    データ蓄積手段とを備えたことを特徴とする両面原稿読
    取装置。
  3. 【請求項3】 前記所定ライン数を設定する先頭無効ラ
    イン数設定手段を備えたことを特徴とする請求項2記載
    の両面原稿読取装置。
JP8023040A 1996-01-17 1996-01-17 両面原稿読取装置 Pending JPH09200437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023040A JPH09200437A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 両面原稿読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023040A JPH09200437A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 両面原稿読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09200437A true JPH09200437A (ja) 1997-07-31

Family

ID=12099356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8023040A Pending JPH09200437A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 両面原稿読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09200437A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005164959A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Murata Mach Ltd 原稿読取装置
US7123385B2 (en) 2000-01-31 2006-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus
JP2011171923A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
US8605337B2 (en) 2009-09-30 2013-12-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanning device
US8693067B2 (en) 2011-02-25 2014-04-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123385B2 (en) 2000-01-31 2006-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus
JP2005164959A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Murata Mach Ltd 原稿読取装置
US8605337B2 (en) 2009-09-30 2013-12-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanning device
JP2011171923A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
US8693067B2 (en) 2011-02-25 2014-04-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4805135A (en) Image communication apparatus having a function for dividing and outputting an image
US4631596A (en) Image communications apparatus for long-size copy image
US5359677A (en) Image reader and facsimile machine using such image reader
US4953230A (en) Document image processing system
US4706127A (en) Image processing apparatus
US4301479A (en) Signal processing system of facsimile
US6178015B1 (en) Apparatus and method for increasing the scan accuracy and quality of the flatbed scanner by using close loop control
GB2159364A (en) Image signal processing method
KR19990008795A (ko) 셔틀 방식의 독취 장치에서 독취된 이미지를 이진화하기 위한 이미지 처리 장치 및 방법
JPH09200437A (ja) 両面原稿読取装置
JPH0828820B2 (ja) 画像データ符号化回路
US6191871B1 (en) Image-reading method and apparatus
JPS634993B2 (ja)
JPH09298631A (ja) ファクシミリ装置
JP2501623Y2 (ja) ファクシミリ装置
JPS6338911B2 (ja)
JPH0721347A (ja) 画像読み取り方法
JP3253771B2 (ja) 画像読取装置
JPH0497652A (ja) ファクシミリにおける長尺原稿分割方式
JP2519892B2 (ja) フアクシミリ中継同報方式
JPH09107459A (ja) ファクシミリ装置、及びファクシミリ伝送方法
JPH04270481A (ja) ファクシミリocr装置による帳票識別方法
JPH05219316A (ja) 原稿読取方法およびこれを用いたファクシミリ装置
JPH06164949A (ja) ファクシミリ装置
JPH0670099A (ja) 画像読取り方式