JPH09201826A - 樹脂製成形型とその製造装置 - Google Patents
樹脂製成形型とその製造装置Info
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
していた樹脂部の裏層部の研磨作業及び樹脂部と支持板
との接着作業を省略して、極めて容易に短時間で製作で
きるとともに、安価で、歪みの小さい品質精度の高い樹
脂製成形型とその製造装置を提供する。 【解決手段】 建築用外壁材の成形型であって、建築用
外壁材の外壁面側成形用の合成樹脂素材からなる表層部
2a、中間層部であるガラスマット2b及び裏層部2c
からなる積層構造の樹脂部2と、樹脂部2の裏層部2c
成形時に樹脂部2の裏面に一体で固着された支持板3と
からなる樹脂製成形型1とする。樹脂製成形型1の表面
形状を決定する成形面部材13を有する下型12と前記
樹脂製成形型1の裏面に一体化される支持板3が着脱可
能に装着されている上型11との間に合成樹脂を充填し
て所定形状の樹脂製成形型1を製造する製造装置とす
る。
Description
の製造装置に関するものであり、特に、樹脂部の最後部
に位置する裏層部が硬化する前に該裏層部に支持板を一
体装着した樹脂製成形型とその製造装置に関するもので
ある。
金属製の成形型、樹脂製の成形型等がある。石膏製の成
形型は、熱に強いため、金属のように融点の高い物質か
らなる製品の成形に用いられている。金属製の成形型
は、NC機械による加工が必要になるため、かなりの手
間と時間がかかるが、精度が高く耐久性があるので、高
精度で大量生産を要する製品に向いている。樹脂製の成
形型は、耐久性は金属製の成形型程ではないが、ある程
度あり、加工が容易で、材料費も安価である。そのた
め、販売台数の比較的少ない特殊な自動車のバンパーや
内装材をはじめ、注文住宅等の客先の希望に応じた建築
用外壁材成形型等の成形に適している。
する樹脂部と、該樹脂部を支持する支持板とで構成され
ている。そして、樹脂部を支持板に装着するためには、
予め樹脂部の裏層部を研磨して厚みを揃え、一定の平滑
な平面をだす必要がある。その後、接着剤で樹脂部の裏
面と支持板を密着固定している。
ついて説明する。図9乃至図11は従来の樹脂製成形型
の製作工程を示す断面図である。
工程により製作される樹脂製成形型21は、樹脂部22
と支持板23とで構成されており、樹脂部22は表層部
22aと中間層部22bと裏層部22cとの三層構造と
なっている。また、図9及び図10の(a)に示すよう
に、樹脂製成形型21の樹脂部22を成形するための製
造型31は、樹脂部22の表面形状を決定する成形面3
1aを有している。
模様等を施した成形面31aを有する製造型31に、樹
脂部22のうち表層部22aとなる合成樹脂を積層す
る。なお、この表層部22a用の樹脂は手積み作業によ
って製造型31に積層する。そして、図9の(b)に示
すように、図9の(a)で積層した表層部22aの上に
中間層部22bとなるガラス繊維及び樹脂を積層する。
この中間層部22bにはガラス繊維と樹脂を使用する。
なお、中間層部22bも手積み作業によって積層する。
さらに、図9の(c)に示すように、図9の(b)で積
層した中間層部22bの上に裏層部22cとなる樹脂を
積層する。なお、この裏層部22c用の樹脂は手積み作
業及び流込みによって積層する。
硬化が終了するのを待った後、図10の(a)に示すよ
うに、樹脂部22を製造型31から脱型する。そして、
図10の(b)に示すように、樹脂部22の外周に突出
しているバリ22dを取除く。なお、このバリ22dの
除去はサンダー等で行なう。周囲のバリ22dを除去し
た樹脂部22は、図10の(c)に示すように、裏層部
22cの表面を研削し、樹脂部22全体の厚みを揃える
とともに、裏層部22cの表面を平滑な平面にする。こ
のような作業工程を経て、樹脂部22は完成する。
板23に接着剤23aを塗布し、樹脂部22を支持板2
3に接着する。樹脂部22と支持板23との接着作業終
了後には、図11の(b)に示すように、周囲に突出し
た余剰接着剤23bを除去する。こうして、図11の
(c)に示すような、樹脂製成形型21が完成する。
に、従来の樹脂製成形型21では、樹脂部22を支持板
23に装着するために、予め樹脂部22の裏層部22c
を研磨して厚みを揃え、平滑な平面にする必要があり、
この作業には大変な労力と時間を要していた。
部22cと支持板23を接着によって、密着固定するた
めに、裏層部22cの研磨面はかなりの平面精度が要求
されていた。うまく接着したつもりでも、裏層部22c
が支持板23から剥がれることがあった。
は、揮発性の溶剤等により軟化したものを空気中にさら
すことで、溶剤だけ気化させて、硬化させるものである
から、空気に直接触れる部分と内部とでは硬化速度が異
なっていた。このため、樹脂硬化中に、樹脂部22が歪
むことを免れず、大型の樹脂製成形型21を製造する場
合には問題になっていた。例えば、建築用外壁材を製作
する場合には、比較的大きな樹脂製成形型21が要求さ
れ、歪みの小さな樹脂製成形型21ができるまで、何度
も繰返し製作しなければならなかった。
おいて大変な労力を要していた樹脂部の裏層部の研磨作
業及び樹脂部と支持板との接着作業を省略して、極めて
容易に短時間で製作できるとともに、安価で、歪みの小
さい品質精度の高い樹脂製成形型とその製造装置の提供
を課題とするものである。
樹脂製成形型は、建築用外壁材の成形型であって、前記
建築用外壁材の外壁面側成形用の合成樹脂素材からなる
積層構造の樹脂部と、前記樹脂部の裏層部成形時に前記
樹脂部の裏面に一体で固着された支持板とからなるもの
である。ここで、支持板には、通常コスト面と変形しに
くいことから鋼板を使用するが、変形しにくいものであ
れば鋼板に限定されるものではなく、例えばファインセ
ラミック等のようなものでもよい。
型によれば、従来のような樹脂部を支持板に装着する前
に、樹脂部の裏層部の研磨をする必要がないとともに、
樹脂部と支持板との接着作業をする必要がなく、裏層部
硬化中に樹脂部が歪むこともない。また、裏層部硬化後
は支持板が容易に剥がれることもない。
請求項1の支持板が、前記樹脂部の裏層部用の樹脂が侵
入可能な複数の孔を有するものである。
型によれば、樹脂部の裏層部の樹脂が支持板の複数の孔
に侵入し、そのアンカー効果で裏層部硬化後は樹脂部と
支持板とがより密着状態で固着されるので、支持板が一
層剥がれにくい。
請求項1または請求項2の支持板の樹脂部側にエキスパ
ンドメタルが配設されているものである。ここで、エキ
スパンドメタルは、支持板に予め点付溶接等により取付
けられている。
型によれば、支持板の樹脂部側に配設されたエキスパン
ドメタル中に樹脂が侵入し、裏層部は支持板とより強固
に接合する。
請求項1乃至請求項3のいずれかの支持板に、予め樹脂
部側にガラス繊維からなるガラスマットが固着されてい
るものである。ここで、ガラスマットは、ガラス繊維で
形成した所定形状を呈するものでも、あるいは市販のガ
ラスマットを切断したものでもよい。
型によれば、支持板にガラスマットが固着されているた
め、樹脂部2の裏層部硬化後は支持板がより一層剥がれ
にくい。
造装置は、上型と下型との間に合成樹脂を充填して所定
形状の樹脂製成形型を製造する樹脂製成形型の製造装置
において、前記上型または下型に前記樹脂製成形型の表
面形状を決定する成形面部が着脱可能に装着されている
ものである。
型の製造装置は、成形対象製品の形状を変更する度に、
該製品を成形する樹脂製成形型の樹脂部の形状を決定す
る成形面部のみの交換ができ、成形面部以外の部分を廃
棄処分することなく何度でも再使用でき、産業廃棄物の
減少にもつながる。
造装置は、樹脂製成形型の表面形状を決定する成形面部
を有する下型と前記樹脂製成形型の裏面に一体化される
支持板が着脱可能に装着されている上型との間に合成樹
脂を充填して所定形状の樹脂製成形型を製造する樹脂製
成形型の製造装置において、前記上型の重心線上で且つ
両側部に位置する支持棒を中心に、前記上型を回転可能
としたものである。
型の製造装置によれば、樹脂製成形型を成形する上型の
向きを作業に応じて適宜変更したり、移動したりするの
が容易にできる。
説明をする。図1乃至図3は本発明の一実施形態である
樹脂製成形型の製作工程を示す断面図、図4は本発明の
一実施形態である樹脂製成形型を製造する上型を示す分
解斜視図、図5は本発明の一実施形態である樹脂製成形
型を製造する下型を示す分解斜視図である。
樹脂製成形型1は、製品を成形する部分である合成樹脂
素材からなる樹脂部2と、この樹脂部2を支持する鋼板
からなる支持板3とで構成されている。そして、樹脂部
2は、表層部2aと、中間層の補強材としてガラス繊維
で形成したガラスマット2bと、裏層部2cとの三層構
造になっている。この樹脂製成形型1は、建築用外壁材
の成形型として使用される。
は、製造型10が使用され、この製造型10は上型11
と下型12とで構成されている。ここで、製造型10の
詳細について説明する。図4は上型11を示す分解斜視
図であり、樹脂製成形型1の支持板3を上型11に装着
する様子を示している。また、図5は下型12を示す分
解斜視図であり、樹脂製成形型1の樹脂部2の形状を決
定する成形面部材13を下型基体14に装着する様子を
示している。
は、樹脂製成形型1の支持板3を装着するための支持板
取付部11aが支持板3の厚さ分だけ凹状に形成されて
いる。支持板3には、支持板3を上型11に取付けるた
めのボルト孔3aが複数穿設されているとともに、樹脂
部2の裏層部2cの樹脂が侵入する孔3bが複数穿設さ
れている。なお、支持板3の孔3bは、必ずしも専用に
設けることなく、ボルト孔3aを余分に穿設し、このボ
ルト孔3aが兼ねるようにしてもよい。また、支持板3
の中央部には、樹脂部2の裏層部2cを成形用の樹脂を
注入するための樹脂注入口3cが穿設されている。上型
11の支持板取付部11aにも、支持板3のボルト孔3
a及び樹脂注入口3cに対応する位置に、ボルト孔11
f及び樹脂注入口11bが各々穿設されている。上型1
1の支持板取付部11aには、支持板3がボルト11f
及びボルト孔3aを介してボルト11eによって取付け
られるが、上型11の支持板取付部11aに支持板3を
取付けた状態では、上型11の支持板3の表面と、上型
11の支持板取付部11a以外の面とは面一になる。な
お、支持板3の樹脂部2側には、エキスパンドメタルを
予め点付溶接により取付けておいてもよい。
型1の樹脂部2の裏層部2c用の樹脂を樹脂注入口11
bから注入する際に注入を促進するための減圧吸引口1
1c、及び下型12との締付けを強固にするための型締
用減圧吸引口11dが穿設されている。減圧吸引口11
cは、上型11と下型12とを組合わせたときに、下型
12の下型基体14の周囲に形成された減圧吸引溝14
aに連通するように穿設されており、型締用減圧吸引口
11dは、上型11と下型12を合わせて型締めする場
合に、下型12との密着度を上げるために真空引きがで
きる位置に穿設されている。
支持台15によって支持できるように支持棒11gが配
設されており、支持台15の受部15aに上型11の両
端の支持棒11gが支持され、必要に応じて上型11が
支持棒11gを支点にして回転できるようになってい
る。
脂製成形型1の樹脂部2の表層部2aを形成するための
成形面部材13と、下型基体14とで構成されており、
下型基体14の中央部には成形面部材13を装着するた
めの成形面受部14cが形成されている。したがって、
この下型12では、成形面部材13を適宜交換すること
ができる。成形面部材13の表面には、樹脂製成形型1
の樹脂部2の表面の形状を決定する模様等が施されてい
る。また、下型基体14の周囲には、樹脂部2の裏層部
2c成形時に樹脂の注入を促進するように、裏層部2c
に連通する減圧吸引溝14aが形成されており、この減
圧吸引溝14aは上型11と下型12とを組合わせたと
きに上型11の減圧吸引口11cにも連通する。減圧吸
引溝14aの周囲には、上型11と下型12との密着度
を増大させるためにシール部材14bが平行に環状に介
装され、このシール部材14b間に位置する溝部は、上
型11と下型12との型締めをする際に、上型11の型
締用減圧吸引口11dによって真空引きがされる。そし
て、下型基体14の側面には、下型12をクレーン等で
移動させる場合の引掛部となるアイボルト等からなる吊
部材14dが配設されている。
で、樹脂製成形型1を成形する手順を図1乃至図3に基
づいて説明する。
1の支持板取付部11aに、支持板3を取付ける。支持
板3は、上型11の上方よりボルト孔11fを貫通して
突出するボルト11eによって、支持板3のボルト孔3
aにねじ込んで固定される。また、この支持板3の樹脂
部2側にあたる面には、ガラス繊維で形成したガラスマ
ット2bをボルト11e等により、支持板3のボルト孔
3aにねじ込んで固着しておく。
体14の成形面受部14cに成形面部材13が取付けら
れた下型12には、樹脂部2の表層部2aを成形するた
めの樹脂が積層される。
部2aの上に、ガラス繊維等からなるガラスマット2b
が固着された支持板3を組付けた上型11を下型12の
上に重ねて、締付具16等により型締めを行なう。この
とき、型締用減圧吸引口11dから真空引きをし、上型
11と下型12との密着度を増大させる。
型11に設けられた樹脂注入口11b及び支持板3に設
けられた樹脂注入口3cを通じて、樹脂部2の裏層部2
cとなる空間に、裏層部2c用の樹脂を注入する。この
とき、裏層部2cとなる空間内の空気は、下型12の周
囲に形成された減圧吸引溝14a及び上型11に設けら
れた減圧吸引口11cを通じて真空引きされる。こうし
て、裏層部2cとなる空間には樹脂が行き渡り、樹脂部
2の裏層部2cが形成される。この樹脂は、表層部2a
及びガラスマット2bにも浸透する。また、裏層部2c
用に充填された樹脂は、支持板3に複数穿設されている
孔3bにも侵入する。なお、裏層部2c用の樹脂中に
は、グラスファイバー等の熱膨張率の小さいガラス繊維
が予め混入されており、結果的に、グラスファイバー等
が樹脂中に入ることになる。このガラス繊維の含有量を
適宜調整することにより、樹脂部2の熱膨張率を支持板
3の熱膨張率に極力合わせることができ、支持板3と樹
脂部2との熱膨張率の相違による反りを防止し、支持板
3と樹脂部2とを強固に密着させることができる。
に示すように、上型11を開き、樹脂製成形型1を脱型
する。なお、このままでは、図3の(b)に示すよう
に、上型11の樹脂注入口11b付近の樹脂が注入され
た部分や裏層部2cの周囲等に不必要な樹脂がはみ出し
ているので、これらのはみ出した不必要な樹脂を取除
く。こうして、図3の(c)に示すような樹脂製成形型
1が完成する。
形型の製造装置の全体構成を示す斜視図である。図6に
示すように、上型11の樹脂注入口11bには注入装置
17によって樹脂が注入される。このとき、減圧装置1
8によって、下型12の周囲に形成された減圧吸引溝1
4a及び上型11に設けられた減圧吸引口11cを通じ
て真空引きされるが、減圧吸引溝14aからは空気とと
もに余剰となった樹脂も同時に吸引されるので、減圧吸
引溝14aに連通する減圧装置18の途中には、余剰の
樹脂を貯留するための樹脂トラップ19が介装されてい
る。
は、建築用外壁材の成形型であって、建築用外壁材の外
壁面側成形用の合成樹脂素材からなる表層部2a、中間
層部であるガラスマット2b及び裏層部2cからなる積
層構造の樹脂部2と、樹脂部2の裏層部2c成形時に樹
脂部2の裏面に一体で固着された支持板3とからなるも
のである。
のように樹脂部2が硬化した後に支持板3を接着する必
要がないので、樹脂部2の裏層部2cを研磨する必要が
なく、作業工程を省くことができる。また、裏層部2c
が硬化する前に支持板3を装着するため、裏層部2cと
支持板3は強固に密着し、裏層部2cの剥がれにくさ
は、裏層部2cの研磨面の仕上がり具合とは無関係にな
る。この結果、極めて容易に短時間で製作できるととも
に、安価で、歪みの小さい品質精度の高い樹脂製成形型
1となる。
支持板3に樹脂部2の裏層部2c用の樹脂が侵入可能な
複数の孔3bが穿設されているので、この孔3bに侵入
した樹脂によるアンカー効果により、裏層部2cは支持
板3に強固に接合するので、支持板3はより一層剥がれ
にくく、信頼性が向上する。なお、孔3bに代えて、ボ
ルト孔3aを使用した場合には、アンカー効果は更に高
まる。さらに、支持板3の樹脂部2側にエキスパンドメ
タルを予め点付溶接により取付けておけば、このエキス
パンドメタル中に樹脂が侵入し、裏層部2cは支持板3
とより強固に接合するので、支持板3は確実に剥がれに
くい。エキスパンドメタル以外にも、樹脂が侵入し易い
網状の部材であっても構わない。
繊維で形成した所定形状を呈するガラスマット2bが予
め固着されているので、裏層部2c硬化後も支持板3は
より一層剥がれにくい。なお、上記説明では、支持板3
に予めガラスマット2bを固着しておいたが、ガラスマ
ット2bは樹脂部2の表層部2aの上に載置してもよ
い。しかしながら、樹脂部2と支持板3との密着性を増
すには、予めガラスマット2bを支持板3に固着してお
くのが好ましい。
造装置の製造型10である下型12には、樹脂製成形型
1の表面形状を決定する成形面部材13が着脱可能に装
着されているので、この成形面部材13のみの交換がで
きる。したがって、成形対象製品の形状を変更する度
に、該製品を成形する樹脂製成形型1の樹脂部2の形状
を決定する成形面部材13以外の部分である下型基体1
4や上型11は、そのまま何度でも再使用できるので、
極めて経済的であり、安価な製品製作に貢献できるとと
もに、産業廃棄物の減少にもつながり、地球環境保護上
も有効である。当然のことながら、下型基体14と成形
面部材13とを一体で成形した下型12としてもよい
が、本実施形態のように、下型基体14に成形面部材1
3を着脱可能な構成にした方が、経済的であることはい
うまでもない。
に成形面部材13を装着する製造型10について説明し
たが、下型12と上型11とを逆にした製造型10の場
合には、成形面部材13は上型11に装着されるので、
この場合にも、当然応用できる。
は、上型11の重心線上で且つ両側部に位置する支持棒
11gを中心に、上型11が回転可能になっている。本
実施形態においては、上型11を反対向きにして上型1
1の支持板取付部11aに支持板3を取付け、下型12
の上に上型11を載せる際に、上型11を反転させて、
クレーン等によって吊上げて下型12の上に載せる。し
たがって、上型11の向きを作業に応じて適宜変更した
り、移動したりするのが容易にできるので、非常に作業
効率がよい。
型1を製造できるが、樹脂製成形型1を大量に製造する
には、図7及び図8の製造装置を使用するのが好まし
い。図7は本発明の他の実施形態である樹脂製成形型の
製造装置の全体構成を示す斜視図、図8は本発明の他の
実施形態である樹脂製成形型の製造装置の成形ラインを
示す正面図である。
のチューブを介して、製造型10に大量の樹脂を短時間
に注入することにより、樹脂製成形型1を短時間で製造
することができる。加えて、図7及び図8に示すよう
に、製造型10の下型12を台車20に載せ、レール2
0a上を移動させ上型11の支持台15の位置に順次搬
送し、支持台15の位置で上型11を下型12に載せ締
付具16で締付けて製造型10をセットし、注入装置1
7から製造型10に樹脂を注入する。そして、製造型1
0に注入した樹脂が硬化した段階で、上型11を外し、
台車20をずらして、樹脂製成形型1を取外すようにす
れば、次々と樹脂製成形型1を連続して製造することが
でき、大量生産が可能になる。
部13aと、樹脂部13aの周囲の額縁フレーム13b
とに分割し、この樹脂部13a及び額縁フレーム13b
からなる成形面部材13を下型基体14で支持するよう
にしてもよい。この場合にも、型デザインを変更しても
下型基体14を共通して使用することができるので、経
済的である。
型としての樹脂製成形型1及びその製造装置について説
明したが、建築用外壁材以外の成形型にも当然応用する
ことができる。
成形型は、従来のような樹脂部を支持板に装着する前
に、樹脂部の裏層部の研磨をする必要がないとともに、
樹脂部と支持板との接着作業をする必要がないので、極
めて容易に短時間で製作できるとともに、裏層部硬化中
に樹脂部が歪むこともなく、裏層部硬化後は支持板が容
易に剥がれることもないので、安価で、歪みの小さい品
質精度の高い樹脂製成形型となる。
の裏層部の樹脂が支持板の複数の孔に侵入し、そのアン
カー効果で裏層部硬化後は樹脂部と支持板とが、より密
着状態で固着され、支持板が一層剥がれにくいので、信
頼性が向上する。また、支持板の樹脂部側にエキスパン
ドメタルを予め点付溶接により取付けておけば、このエ
キスパンドメタル中に樹脂が侵入し、裏層部は支持板と
より強固に接合するので、支持板は確実に剥がれにく
い。
の樹脂部側に配設されたエキスパンドメタル中に樹脂が
侵入し、裏層部は支持板とより強固に接合するので、支
持板は確実に剥がれないので、極めて信頼性が向上す
る。
にガラスマットが固着されており、樹脂部の裏層部硬化
後は支持板がより一層剥がれにくいので、一段と信頼性
が向上する。
は、上型または下型に成形面部が着脱可能に装着されて
おり、成形対象製品の形状を変更する度に成形面部のみ
の交換ができ、成形面部以外の部分を廃棄処分すること
なく何度でも再使用できるので、極めて経済的であり、
安価な製品製作に貢献できるとともに、産業廃棄物の減
少にもつながり、地球環境保護上も有効である。
は、上型を回転可能としたことにより、樹脂製成形型を
成形する上型の向きを作業に応じて適宜変更したり、移
動したりするのが容易にできるので、非常に作業効率が
よい。
工程を示す断面図である。
に続く製作工程を示す断面図である。
に続く製作工程を示す断面図である。
する上型を示す分解斜視図である。
する下型を示す分解斜視図である。
装置の全体構成を示す斜視図である。
造装置の全体構成を示す斜視図である。
造装置の成形ラインを示す正面図である。
ある。
示す断面図である。
を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 建築用外壁材の成形型であって、前記建
築用外壁材の外壁面側成形用の合成樹脂素材からなる積
層構造の樹脂部と、前記樹脂部の裏層部成形時に前記樹
脂部の裏面に一体で固着された支持板とからなることを
特徴とする樹脂製成形型。 - 【請求項2】 前記支持板は、前記樹脂部の裏層部用の
樹脂が侵入可能な複数の孔を有することを特徴とする請
求項1に記載の樹脂製成形型。 - 【請求項3】 前記支持板は、前記樹脂部側にエキスパ
ンドメタルが配設されていることを特徴とする請求項1
または請求項2のいずれかに記載の樹脂製成形型。 - 【請求項4】 前記支持板は、予め樹脂部側にガラス繊
維からなるガラスマットが固着されていることを特徴と
する請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の樹脂
製成形型。 - 【請求項5】 上型と下型との間に合成樹脂を充填して
所定形状の樹脂製成形型を製造する樹脂製成形型の製造
装置において、前記上型または下型に前記樹脂製成形型
の表面形状を決定する成形面部が着脱可能に装着されて
いることを特徴とする樹脂製成形型の製造装置。 - 【請求項6】 樹脂製成形型の表面形状を決定する成形
面部を有する下型と前記樹脂製成形型の裏面に一体化さ
れる支持板が着脱可能に装着されている上型との間に合
成樹脂を充填して所定形状の樹脂製成形型を製造する樹
脂製成形型の製造装置において、前記上型の重心線上で
且つ両側部に位置する支持棒を中心に、前記上型を回転
可能としたことを特徴とする樹脂製成形型の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03306496A JP3308799B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 樹脂製成形型とその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03306496A JP3308799B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 樹脂製成形型とその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201826A true JPH09201826A (ja) | 1997-08-05 |
| JP3308799B2 JP3308799B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=12376316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03306496A Expired - Fee Related JP3308799B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 樹脂製成形型とその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3308799B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001269990A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-02 | Teijin Ltd | クッション材成形金型の製造方法 |
| JP2002254434A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体パッケージの封止樹脂体成形金型 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP03306496A patent/JP3308799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001269990A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-02 | Teijin Ltd | クッション材成形金型の製造方法 |
| JP2002254434A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体パッケージの封止樹脂体成形金型 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3308799B2 (ja) | 2002-07-29 |
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