JPH09201984A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH09201984A
JPH09201984A JP3144796A JP3144796A JPH09201984A JP H09201984 A JPH09201984 A JP H09201984A JP 3144796 A JP3144796 A JP 3144796A JP 3144796 A JP3144796 A JP 3144796A JP H09201984 A JPH09201984 A JP H09201984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
head
time
print
maintenance operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3144796A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamane
俊幸 山根
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ヘッド毎にメンテナンス動作を行う時間
を管理してインクの無駄な消費をなくす。 【解決手段】 ステップ131でブラック用ヘッド22
の経過時間をカウントするタイマTaが予備吐出時間
B.F.に達した場合にはステップ132でブラック用
ヘッド22の予備吐出を行い、ステップ133でタイマ
Taをリセットする。これらステップをステップ134
ないし142に示すように他の色のヘッド23ないし2
5についても実行することにより、ヘッドに応じた時間
で予備吐出を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷媒体にイン
クを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インクを被印刷媒体に吐出して印
刷を行うインクジェットプリンタ(以下、プリンタと略
称する)では、インクの吐出状態を良好なものに維持す
るために、フラッシング、パージングなどのメンテナン
ス動作が行われている。フラッシングとは、インクジェ
ットヘッド(以下、ヘッドと略称する)のノズルの渇き
を防止するために、ヘッドを定期的にインク吸収体の設
けられた位置へ移動させて、そのインク吸収体に総ての
ヘッドの全ノズルからインクを吐出させる動作であり、
パージングとは、ノズル内の気泡を除去するために、ヘ
ッドを定期的に吸引機構の設けられた位置へ移動させ
て、その吸引機構により、総てのヘッドの全ノズルから
気泡を含んだインクを吸引して廃棄させる動作である。
また、その他に、印刷を一定時間以上使用しない場合に
ノズルに蓋をするキャッピングや、ノズルの吐出面を払
拭するワイピングなどのメンテナンス動作がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インクによ
って、乾燥速度、粘性率などの性質が異なる。特に、複
数色のインクを吐出してカラー印刷を行うカラープリン
タでは、インクによって使用量も異なる。したがって、
上記従来のもののように、フラッシング、または、パー
ジングを行う場合に、全ヘッドの全ノズルに対してイン
クを吐出させ、または、インクを吸引させると、本来、
メンテナンスの必要のないヘッドのインクまでをも廃棄
することとなる。つまり、上記従来のものでは、インク
を無駄に消費するという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、ヘッド毎にメンテナンス動作を行う時間を管理し
て、インクの無駄な消費を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、それぞれ異な
るインクをインク室に設けられたノズルから被印刷媒体
へ吐出して印刷を行う印刷ヘッドが複数設けられてお
り、前記各印刷ヘッドのインクの吐出状態を良好なもの
にするメンテナンス手段を備えたインクジェットプリン
タにおいて、前記メンテナンス手段は、前記各印刷ヘッ
ド毎に設定された所定の時間に基づいて前記各印刷ヘッ
ド毎に所定のメンテナンス動作を実行させて各印刷ヘッ
ドのインクの吐出状態を良好なものとするという技術的
手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のインクジェットプリンタにおいて、前記所定のメン
テナンス動作は、前記印刷ヘッドのノズルから所定量の
インクを吐出させるものであるという技術的手段を採用
する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載のインクジェットプリンタにおいて、前記所定のメン
テナンス動作は、前記印刷ヘッドのインク室内のインク
を所定量吸引するものであるという技術的手段を採用す
る。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタに
おいて、前記所定の時間は、前記各印刷ヘッドから吐出
されるインクの性質に基づいて設定されるという技術的
手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し4のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタに
おいて、前記メンテナンス手段には、前回のメンテナン
ス動作の実行された時間から現在の時間までの経過時間
が、前記所定の時間に達した場合に前記メンテナンス動
作を実行させるメンテナンス動作実行手段が備えられて
いるという技術的手段を採用する。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し5のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタに
おいて、前記各印刷ヘッドは、それぞれ異なる色のイン
クを吐出するものであるという技術的手段を採用する。
【0011】
【作用】請求項1ないし6に記載の発明では、上記メン
テナンス手段は、上記各印刷ヘッド毎に設定された所定
の時間に基づいて上記各印刷ヘッド毎に所定のメンテナ
ンス動作を実行させて各印刷ヘッドのインクの吐出状態
を良好なものとすることができるため、各印刷ヘッド毎
にメンテナンス管理を行うことができる。たとえば、後
述する発明の実施の形態において述べるように、インク
の色毎にメンテナンスを行う周期を管理することによ
り、インクの無駄な消費を解消することができる。
【0012】請求項2に記載の発明では、上記所定のメ
ンテナンス動作は、上記印刷ヘッドのノズルから所定量
のインクを吐出させるものであるため、上記各印刷ヘッ
ド毎にノズルからのインクの無駄な吐出を防止すること
ができる。
【0013】請求項3に記載の発明では、上記所定のメ
ンテナンス動作は、上記印刷ヘッドのインク室内のイン
クを所定量吸引するものであるため、上記各印刷ヘッド
毎にノズルからのインクの無駄な吸引を防止することが
できる。
【0014】請求項4に記載の発明では、上記所定の時
間は、上記各印刷ヘッドから吐出されるインクの性質に
基づいて設定されることができるため、インクの性質に
応じたメンテナンスの周期を設定することにより、イン
クの性質に応じてインクの無駄な消費を防止することが
できる。
【0015】請求項5に記載の発明では、上記メンテナ
ンス手段には、前回のメンテナンス動作の実行された時
間から現在の時間までの経過時間が、上記所定の時間に
達した場合に上記メンテナンス動作を実行させるメンテ
ナンス動作実行手段が備えられているため、メンテナン
ス動作を行うべき時間になった場合に、確実にメンテナ
ンス動作を実行させることができる。つまり、メンテナ
ンス動作を行う時間以外の時間には、不必要なメンテナ
ンス動作が実行されないため、インクの無駄な消費を防
止することができる。
【0016】請求項6に記載の発明では、上記各印刷ヘ
ッドは、それぞれ異なる色のインクを吐出するものであ
るため、インクの色別にメンテナンスを行う周期を管理
することができる。つまり、インクの色別にインクの無
駄な消費を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図を参照して説明する。図1は、本発明のプリンタの
主要構造を示す説明図であり、図2は、その制御系を示
すブロック図である。
【0018】図1に示すように、プリンタ10には、被
印刷媒体である印刷用紙が装填されるプラテン12が備
えられており、このプラテン12は、LFモータ(紙送
りモータ)58に接続された紙送り機構62より回転さ
れる(図2参照)。プラテン12に対向する位置には、
ヘッド(印刷ヘッド)20が設けられており、このヘッ
ド20は、キャリッジ21に搭載されている。このキャ
リッジ21の前方下部には、プリンタ10の幅方向に取
付けられたガイド軸14が挿通されており、後方下部
は、レール16上に摺動可能に支持されている。さら
に、キャリッジ21は、CRモータ(キャリッジ移動用
モータ)18に掛けられた無端ベルト30が連結されて
いる。つまり、ヘッド20は、CRモータ18の回転に
より、ガイド軸14およびレール16上をプラテン12
に対向して往復動する。なお、LFモータ58にはステ
ップモータが、CRモータ18にはPWM制御により回
転速度が制御されるDCモータが用いられる。
【0019】ヘッド20には、ブラックのインクを吐出
するブラック用ヘッド22と、イエローのインクを吐出
するイエロー用ヘッド23と、シアンのインクを吐出す
るシアン用ヘッド24と、マゼンタのインクを吐出する
マゼンタ用ヘッド25とが備えられている。各ヘッドに
は、インクが収容されるとともに、ノズルの形成された
インク室(図示省略)が設けられており、各ヘッドは、
そのインク室に取付けられた圧電素子に電圧を印加して
インク室の容積を変化させることにより、インク室内の
インクを加圧して、そのインクをノズルから印刷用紙に
向けて吐出させて印字を行う。なお、各ヘッドには、着
脱自在のインクカートリッジが設けられている。
【0020】ガイド軸14に沿ったその下方には、1イ
ンチの中に90個のスリットが印されたリニア型のタイ
ミングスリット(図示省略)が設けられており、キャリ
ッジ21の前面下部には、上記タイミングスリットに印
されたスリットの間隔を読み取ってキャリッジ21の位
置に対応したパルス信号を出力するセンサ素子(図示省
略)が設けられている。これら、タイミングスリットお
よびセンサ素子により、リニアエンコーダ55が構成さ
れる(図2参照)。
【0021】ヘッド20の移動方向左端には、印刷領域
より外れた位置でヘッドがフラッシングを行ったときに
ノズルから吐出されたインクを吸収するインク吸収体3
2が設けられており、ヘッド20の移動方向右側には、
パージングを行うヘッドに蓋をする吸引キャップ34が
設けられている。この吸引キャップ34には、パージン
グ機構35が接続されている。このパージング機構35
には、吸引キャップ34に接続されたポンプ38が備え
られており、このポンプ38は、切替え機構61(図2
参照)を介してLFモータ58により駆動される。
【0022】吸引キャップ34の右側には、各ヘッドが
一定時間以上使用されない場合に各ヘッドに蓋をするキ
ャップ36が設けられており、このキャップ36は、ヘ
ッド20が印刷領域より外れて更に右側のキャッピング
ポジションまで移動されたとき、これに連動してヘッド
20のノズル面を相対する方向へ移動されてキャッピン
グが行われる。
【0023】次に、上記プリンタの制御系の主要構成に
ついて図2を参照して説明する。プリンタ10には、後
述する各種演算処理を行うCPU50が備えられてい
る。このCPU50には、ホストコンピュータ51から
出力される印刷データなどの信号を受信するためのイン
ターフェース52、ヘッド22ないし25それぞれに設
定されたフラッシングを行う時間およびパージングを行
う時間、上記演算処理に用いるプログラムなどの記憶さ
れたROM53およびRAM54がそれぞれ接続されて
いる。また、CPU50には、フラッシングおよびパー
ジングを行う時間を各ヘッド毎にカウントするタイマ6
7が接続されている。なお、タイマ67は、CPU50
に内蔵された型式のものであっても良い。
【0024】上記CPU50は、ホストコンピュータ5
1からインターフェース52を介して受信された印刷デ
ータをRAM54の所定の領域に格納するとともに、予
め上記ROM53に記憶している印刷プログラムにした
がって、LFモータ58、CRモータ18およびヘッド
20を駆動するための各種制御信号を出力する。そし
て、上記制御信号のうち、LFモータ58を駆動するた
めのLFモータ駆動制御信号は、LF駆動回路57に入
力され、このLF駆動回路57から出力されるLFモー
タ駆動信号に従ってLFモータ58が駆動される。つま
り、このLFモータ58の駆動により、印刷用紙の縦方
向への紙送りが行われる。
【0025】また、上記制御信号のうち、CRモータ1
8を駆動するためのCRモータ駆動制御信号は、CR駆
動回路59に入力され、このCR駆動回路59から出力
されるCRモータ駆動信号に従ってCRモータ18が駆
動される。このCRモータ18の駆動により、キャリッ
ジ21が往復動され、このキャリッジ21の位置は、エ
ンコーダ55によって検出される。そして、そのエンコ
ーダ55から出力されたパルス信号は、ゲートアレイ5
6に入力され、後述するように、パルス信号のエッジの
検出、印刷タイミングパルスの生成などが行われる。
【0026】また、CPU50から出力される制御信号
のうち、印刷データを基に作成されたヘッド20を駆動
するためのヘッド駆動制御信号は、ヘッド駆動回路60
に入力され、このヘッド駆動回路60から出力されるヘ
ッド駆動信号に従ってヘッド20が駆動される。つま
り、ヘッド20に上記ヘッド駆動信号が入力されると、
各ヘッドの各エレメントを構成する圧電素子に電圧が印
加され、その圧電素子が設けられたキャビティの振動板
が変位し、キャビティ内のインクが加圧されてノズルか
ら吐出される。
【0027】さらに、CPU50は、LFモータ58の
駆動信号たるパルス信号をカウントして、LFモータ5
8および紙送り機構62により実行される、印刷用紙の
送り量のカウント、パージング機構35を駆動するカム
の回転量のカウントなどを行う。また、パージング機構
35には、キャリッジ21が原点に復帰していることを
検出するHP(ホームポジション)センサ63が、紙送
り機構62には、印刷用紙の挿入を検出するPE(ペー
パーエンプティ)センサ64がそれぞれ設けられてい
る。
【0028】ここで、ゲートアレイ56について図3を
参照して説明する。図3は、上記図2に示した制御系の
中のゲートアレイ56を説明するブロック図である。図
3に示すように、ゲートアレイ56は、エンコーダ55
のセンサ素子から発生したエンコーダ信号のエッジ(立
ち上がり)を検出するとともに、その検出タイミングで
基準パルスを発生するエッジ検出回路65と、このエッ
ジ検出回路65から出力された基準パルスに基づいて、
そのパルス周期(エンコーダ信号のエッジ間隔)から割
出した速度データや、ヘッド20を駆動するための印刷
タイミングパルスを発生する印刷タイミング発生回路6
6とから構成されている。
【0029】そして、CPU50は、印刷タイミング発
生回路66から出力された速度データ(エンコーダ信号
の各エッジ間の時間間隔値)を入力してキャリッジの速
度制御に必要なPWM信号(CRモータ18の駆動信号
のパルス幅)の演算を行う。また、CPU50は、エッ
ジ検出回路41から出力された位置制御用パルス(基準
パルス)を入力してキャリッジの現在位置の演算を行
う。さらに、CPU50は、印字方向が逆転した場合に
印字位置を一致させるためのディレイカウント値や印字
スタート信号の許可などを行うデータをゲートアレイ5
6内のレジスタに書き込むなどの制御動作を行う。
【0030】次に、CPU50によるフラッシングおよ
びパージング処理を時間(周期)の管理に基づいて実行
するための制御について、図4ないし図7を参照して説
明する。図4および図5は、上記処理のための主な制御
内容を示すメインフローチャートである。図6は、フラ
ッシングを行う処理(以下、予備吐出処理という)、図
7は、パージングを行う処理(以下、吸引処理という)
をそれぞれ示すフローチャートである。
【0031】まず、図4に示すようにステップ100に
おいて、各ヘッドのフラッシングおよびパージングを行
う周期をカウントするタイマの初期設定が行われる。こ
こで、ROM53に予め記憶されている、ブラック用ヘ
ッド22、イエロー用ヘッド23、マゼンタ用ヘッド2
4、シアン用ヘッド25のフラッシングを行う時間(周
期)をそれぞれB.F.、Y.F.、M.F.、C.
F.とし、それらの経過時間をカウントするタイマをそ
れぞれTa、Tb、Tc、Tdとする。また、各ヘッド
22ないし25のパージングを行う時間(周期)をそれ
ぞれB.P.、Y.P.、M.P.、C.P.とし、そ
れらの経過時間をカウントするタイマをそれぞれTe、
Tf、Tg、Thとする。これらタイマTaないしTh
は、タイマ67内にそれぞれ独立してタイマ動作を行う
ように設けられている。
【0032】なお、各ヘッドのフラッシングおよびパー
ジングを行う時間(周期)は、各色のインク毎に異なる
乾燥速度、粘性率などの性質に応じて最も最適な値が設
定されるものであり、たとえば、ブラック、イエロー、
マゼンタ、シアンの各インクにとって最も最適なフラッ
シング時間(周期)が、それぞれ10秒、15秒、20
秒、20秒であるとすると、B.F.として「10
秒」、Y.F.として「15秒」、M.F.として「2
0秒」、C.F.として「20秒」の各値が設定され、
また、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各イン
クにとって最も最適なパージング時間(周期)が、それ
ぞれ10日、15日、20日、15日であるとすると、
B.P.として「10日」、Y.P.として「15
日」、M.P.として「20日」、C.P.として「1
5日」の各値が設定される。勿論、これらの各値は、使
用するインクの性質に応じて適宜変更され、あるいはそ
の使用環境に応じて適宜修正されるべきものであり、こ
れらの値に何等特定されるものではない。
【0033】次に、予備吐出(フラッシング)を時間の
管理に基づいて行う制御について説明する。まず、4つ
のヘッド22ないし25の総てのヘッドの予備吐出が実
行されるとともに、タイマ67によって上記経過時間T
aないしThのカウントが開始される(ステップ11
0)。続いて、ホストコンピュータ51から印刷指令が
出力されたと判定されると(ステップ120)、図6に
示す予備吐出処理が実行される。図6のステップ131
に示すように、ブラック用ヘッド22のフラッシング周
期をカウントしているタイマTaが、予め設定された時
間B.F.に達したか否かの判定が行われており、達し
たと判定された場合には、ヘッド20がインク吸収体3
2に対向するフラッシングポジションに移動された後、
ブラック用ヘッド22へ予備吐出命令が出されて予備吐
出が行われ(ステップ132)、タイマTaがリセット
される(ステップ133)。
【0034】一方、ステップ131において、ブラック
用ヘッド22の予備吐出を行う時間に達していないと判
定された場合には、ステップ134へ移行して、次のイ
エロー用ヘッド23の予備吐出を行うタイマTbが、予
め設定された時間Y.F.に達したか否かの判定が行わ
れ、達したと判定された場合には、ヘッド20がフラッ
シングポジションに移動された後、イエロー用ヘッド2
3へ予備吐出命令が出されて予備吐出が行われ(ステッ
プ135)、タイマTbがリセットされる(ステップ1
36)。
【0035】また、ステップ134において、イエロー
用ヘッド23の予備吐出を行う時間に達していないと判
定された場合には、ステップ137へ移行して、次のマ
ゼンタ用ヘッド24のフラッシングを行うタイマTc
が、予め設定された時間M.F.に達したか否かの判定
が行われ、達したと判定された場合には、ヘッド20が
フラッシングポジションに移動された後、マゼンタ用ヘ
ッド24へ予備吐出命令が出されて予備吐出が行われ
(ステップ138)、タイマTcがリセットされる(ス
テップ139)。
【0036】一方、ステップ137において、マゼンタ
用ヘッド24の予備吐出を行う時間に達していないと判
定された場合には、ステップ140へ移行して、次のシ
アン用ヘッド25の予備吐出を行うタイマTdが、予め
設定された時間C.F.に達したか否かの判定が行わ
れ、達したと判定された場合には、ヘッド20がフラッ
シングポジションに移動された後、シアン用ヘッド25
へ予備吐出命令が出されて予備吐出が行われる(ステッ
プ141)。続いて、タイマTdがリセットされ(ステ
ップ142)、予備吐出処理130を終了する。このよ
うに、各ヘッド毎に予備吐出を行う時間の管理を行うこ
とができるため、インクが無駄に吐出されるのを防止す
ることができる。
【0037】そして、図4に示すステップ150へ戻
り、ホストコンピュータ51から出力される印刷データ
に基づいて印刷が実行される。このようにして、上記予
備吐出処理(ステップ130)および印刷(ステップ1
50)は、次のステップ160において、印刷終了と判
定されるまで繰り返され、印刷が終了すると、キャッピ
ングが実行される(ステップ170)。そして、ステッ
プ120へ戻り、次の印刷指令がない場合には、ステッ
プ180へ移行してヘッド交換が行われたか否かの判定
がされる。
【0038】ここで、ヘッド交換が、行われていない場
合には、図5に示すステップ210へ移行し、いずれか
のヘッドのインクカートリッジが交換されたか否かが判
定される。いずれのカートリッジも交換されていない場
合には、ステップ240の吸引処理へ移行し、図7に示
す吸引処理が実行される。
【0039】次に、吸引(パージング)を時間の管理に
基づいて行う制御について説明する。まず、図7のステ
ップ241に示すように、ブラック用ヘッド22のパー
ジング周期をカウントしているタイマTeが、予め設定
された時間B.P.に達したか否かの判定が行われてお
り、達したと判定された場合には、ブラック用ヘッド2
2の吸引に必要な一連の制御命令が出されて吸引が行わ
れ(ステップ242)、タイマTeがリセットされる
(ステップ243)。
【0040】一方、ステップ241において、ブラック
用ヘッド22の吸引を行う時間に達していないと判定さ
れた場合には、ステップ244へ移行して、次のイエロ
ー用ヘッド23のパージング周期をカウントしているタ
イマTfが、予め設定された時間Y.P.に達したか否
かの判定が行われ、達したと判定された場合には、イエ
ロー用ヘッド23の吸引に必要な一連の制御命令が出さ
れて吸引が行われ(ステップ245)、タイマTfがリ
セットされる(ステップ246)。
【0041】また、ステップ244において、イエロー
用ヘッド23の吸引を行う時間に達していないと判定さ
れた場合には、ステップ247へ移行して、次のマゼン
タ用ヘッド24のパージング周期をカウントしているタ
イマTgが、予め設定された時間M.P.に達したか否
かの判定が行われ、達したと判定された場合には、マゼ
ンタ用ヘッド24の吸引に必要な一連の制御命令が出さ
れて吸引が行われ(ステップ248)、タイマTgがリ
セットされる(ステップ249)。
【0042】一方、ステップ247において、マゼンタ
用ヘッド24の吸引を行う時間に達していないと判定さ
れた場合には、ステップ250へ移行して、次のシアン
用ヘッド25のパージング周期をカウントしているタイ
マThが、予め設定された時間C.P.に達したか否か
の判定が行われ、達したと判定された場合には、シアン
用ヘッド25の吸引に必要な一連の制御命令が出されて
吸引が行われる(ステップ251)。続いて、タイマT
hがリセットされ(ステップ252)、吸引処理240
を終了する。
【0043】なお、図4に示したステップ180におい
て、ヘッド交換が行われたと判定された場合には、上記
4つのヘッド22ないし25の総ての吸引が行われ(ス
テップ190)、各ヘッドの吸引を行う時間を管理する
タイマTeないしThがリセットされる(ステップ20
0)。つまり、ヘッドは、交換した当初の未使用状態に
おいては、インクカートリッジ内のインクがヘッドのノ
ズル面まで供給されていないため、吸引処理を行ってイ
ンクカートリッジ内のインクをヘッドのノズル面まで吸
引し、インクを吐出可能な状態にする。
【0044】また、図5に示したステップ210におい
て、いずれかのヘッドのインクカートリッジが交換され
たと判定された場合には、その交換されたカートリッジ
のヘッドの吸引が行われ(ステップ220)、そのヘッ
ドの吸引を行う時間を管理するタイマがリセットされる
(ステップ230)。つまり、インクカートリッジの交
換時にヘッド内に空気が入り込んで気泡を発生する場合
が多いため、吸引処理を行って気泡を除去し、インクの
良好な吐出状態にする。
【0045】ところで、図4および図5に示すメインフ
ローにおいて、ホストコンピュータ51から印刷指令が
ない間は、ステップ120,180,210,240の
処理を繰り返して、タイマTeないしThのいずれかが
タイマオーバとなったとき、あるいは、ヘッドが交換さ
れるか、インクカートリッジが交換されたときに、所定
のヘッドの吸引処理が実行される。そして、ホストコン
ピュータ51からの印刷指令が、少なくともフラッシン
グを管理するための最大時間(本実施形態では「20
秒」)以上にわたって途切れると、その直前の印刷実行
中にリセットされたタイマTaないしTdは、いずれも
印刷待機中においてタイマオーバとなる。このため、次
の印刷指令があったときには、ステップ120で「印刷
指令あり」と判定された直後のステップ130におい
て、総てのヘッドの予備吐出処理が実行され、その後
に、ステップ150に移行して印刷が実行されることに
なる。
【0046】以上のように、本発明の実施形態のプリン
タによれば、各ヘッド別に、フラッシングおよび吸引を
行う時間を管理することができるため、上記従来のよう
に、一律にインクを吐出または吸引して廃棄しているも
のに比べて、インクの無駄な消費をなくすことができ
る。
【0047】なお、上記発明の実施形態では、インクの
色別にフラッシングおよびパージングを行う時間を管理
する場合について説明したが、たとえば、同一色であっ
ても異なる性質をもった複数のインクを併用するプリン
タにおいて、各インクの乾燥時間、粘性率などの性質に
応じて個別に管理する時間を設定することもできる。ま
た、上記発明の実施形態において、ステップ131ない
し142、およびステップ241ないし252が、本発
明に係るメンテナンス動作実行手段に相当する。
【0048】
【発明の効果】以上記述したように本発明によれば、ヘ
ッド毎にメンテナンスを行う時間を管理することができ
るため、インクの無駄な消費を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプリンタの主要構造を示
す説明図である。
【図2】図1に示すプリンタの制御系を示すブロック図
である。
【図3】図2に示した制御系の中のゲートアレイ40を
説明するブロック図である。
【図4】CPUにより実行される主な制御内容を示すメ
インフローチャートである。
【図5】図4のメインフローチャートの続きである。
【図6】予備吐出処理を示すフローチャートである。
【図7】吸引処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ 20 ヘッド(印刷ヘッド) 32 インク吸収体 34 吸引キャップ 35 パージング機構 36 キャップ 38 ポンプ 50 CPU(メンテナンス動作実行手段) 67 タイマ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なるインクをインク室に設け
    られたノズルから被印刷媒体へ吐出して印刷を行う印刷
    ヘッドが複数設けられており、前記各印刷ヘッドのイン
    クの吐出状態を良好なものにするメンテナンス手段を備
    えたインクジェットプリンタにおいて、 前記メンテナンス手段は、前記各印刷ヘッド毎に設定さ
    れた所定の時間に基づいて前記各印刷ヘッド毎に所定の
    メンテナンス動作を実行させて各印刷ヘッドのインクの
    吐出状態を良好なものとすることを特徴とするインクジ
    ェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記所定のメンテナンス動作は、前記印
    刷ヘッドのノズルから所定量のインクを吐出させるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    トプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記所定のメンテナンス動作は、前記印
    刷ヘッドのインク室内のインクを所定量吸引するもので
    あることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記所定の時間は、前記各印刷ヘッドか
    ら吐出されるインクの性質に基づいて設定されることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のイ
    ンクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記メンテナンス手段には、前回のメン
    テナンス動作の実行された時間から現在の時間までの経
    過時間が、前記所定の時間に達した場合に前記メンテナ
    ンス動作を実行させるメンテナンス動作実行手段が備え
    られていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1つに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記各印刷ヘッドは、それぞれ異なる色
    のインクを吐出するものであることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれか1つに記載のインクジェットプリ
    ンタ。
JP3144796A 1996-01-24 1996-01-24 インクジェットプリンタ Pending JPH09201984A (ja)

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